2023年12月20日 11:10
認知症の父の介護と育児の両立に疲弊する日々…父のみとりを経て前向きになれた理由は【体験談】
認知症の父に対する理解と、子どもへの愛情を分けることは、私たちにとっての生きる力でした。
最後の別れ
父の最期が訪れた日は、私たちにとって忘れられない瞬間でした。病室には静けさが広がり、ただ時が過ぎるのを待つばかりでした。父は静かに息を引き取り、その瞬間、部屋には穏やかな平穏が広がったのです。
私たちは手を取り合い、感謝の気持ちと深い悲しみに包まれました。父が苦しむことなく、家族の中で安らかに旅立てたことに、心からの感謝を捧げました。長い介護の道のりが終わり、父は苦しみから解放されました。
その後、家族で父の遺体を整え、最後のお別れの準備をしました。
心から感じる悲しみがありながらも、父への愛情と尊敬の気持ちが満ちていました。父の最期をみとることができたことは、家族全員にとって大きな誇りでした。
葬儀の日、親戚や友人、父の友人たちが集まり、父の人生を称える言葉や思い出を分かち合いました。私たちは共に涙を流し、笑顔を見せながら、父の人生を祝福したのです。父が私たちに残してくれた思い出や教訓を胸に、私たちは前向きに生きる決意を固めました。
まとめ
介護と育児のダブルケアは大変な道のりでしたが、家族の絆とサポートが私たちを支えました。