2024年2月11日 05:10
「ご祝儀袋の中身が入っていない…?」空っぽのご祝儀を巡って猛省することになった話【体験談】
しかし、叔母は「そんなことはない!入れたはずだ」と言います。入れ忘れに気付いてくれたらと期待したのですが、否定されてしまうと、これ以上追及することができません。私は「こちらでもう一度確認してみる」と返事をして、通話を終えました。
義父が立腹!
さらに大変だったのは、叔母へ電話した後です。夜になって、義実家から電話がかかってきました。義父からです。どうやら叔母から義父へ、ご祝儀の入れ忘れについて私が連絡したことが伝わったようでした。
義父はとても立腹していました。
「せっかく結婚式に参加してくれた来賓に、ご祝儀が入ってなかったなんて失礼な連絡をするものじゃない! 仮に何かの間違いでお金が入っていなかったとしても、そのまま受け取って黙っておくものだ!」
義父の言葉を電話口で聞きながら、私は血の気が引きました。たしかに、お金が入っていなかったから「入れ忘れただろう」なんて、言われる相手の気持ちを考えると、大変恥ずかしいことです。
私は大慌てで叔母に電話をかけ直し、「こちらでご祝儀袋の中身が見つかりました。大変な失礼をして申し訳ありません」とお詫びしました。
実際にはご祝儀袋の中身は見当たらないままなのですが、わずか数万円のために、今後長く付き合うことになる親戚に不快な思いをさせてしまったと後悔しました。