2024年4月15日 21:10
「固定電話の使い方がわからない!?」40代の友人が若手の人材育成で悩んだことは…【体験談】
半面、難なく電話対応ができる新人職員もいるそうで、友人は新人同士が比較されてモチベーションを下げてしまわないよう配慮することにも苦心していました。
電話が怖い新人保育士
電話が苦手な新人職員に理由を聞くと、まず固定電話の使い方自体を知らなかったくらいなので、話し方に自信が持てず、保護者を怒らせるなどの失敗が怖いと言っていたそうです。また、電話に慣れている先輩職員は急な質問や雑談があっても柔軟に対応しているため、同じようにできないといけないと思い込んでいたそうです。
携帯電話が普及する以前、固定電話は私たち昭和生まれ世代にとっては身近な連絡ツールでした。電話機自体の使い方はもちろん、「もしもし」などのあいさつや、学校や親の勤め先からの電話で敬語を使った話し方などを、子どものころから聞いて覚えていて、社会人になっても電話の応対ができて当たり前でした。
一方、新人職員にとって身近な連絡手段はスマートフォンで、メッセージアプリなど文字での交流が主流です。電話で話すとしても、普段話すのはアプリでつながっている見知ったラクな相手。固定電話が家にあっても、人によっては親から防犯のために使わないように言われて育つため、固定電話が使えなくても当たり前なのだとか。