くらし情報『アルツハイマー型認知症の父が全身麻酔の手術を受けることに!気力を失っていく父を見守る娘のつらさ【体験談】』

2024年4月2日 10:10

アルツハイマー型認知症の父が全身麻酔の手術を受けることに!気力を失っていく父を見守る娘のつらさ【体験談】

今にして思うと、そのころから父の様子が少しずつ変わっていたのです。体が思うように動かない上に痛みもあるためか、徐々に気力が低下し、表情が乏しくなり外へ出ようとしなくなりました。

喜んで通っていたデイサービスに行くことも拒むようにもなり、要介護認定を受けて以来担当してくださっているケアマネジャーさんも抑うつ状態であることを心配し、少しでも前向きになってもらいたいと利用するサービスの変更などの対応を考えてくださいました。

2013年8月、このままでは本当に動けなくなってしまうと手術を前提に検査入院をしました。その結果、脊柱管が細く狭くなる狭窄(きょうさく)は4カ所あり、全身麻酔での手術をおこなうことになりました。病院側からは、認知症がある場合、手術直後に注意や理解、記憶などの機能が急性に低下するせん妄状態となり一時的ではあるものの認知症の状態が悪化する可能性が高いこと、また手術をしたからといって必ず痛みがなくなるとは限らないとのことについて説明がありました。

手術後の経過

2014年3月に手術を受けました。手術後は、傷の痛みとせん妄による興奮状態で大声を出す、看護師さんに暴言を吐くなどの様子が見られヒヤヒヤしました。

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