2022年7月20日 03:40
子宮がんは実は2種類!「年に1回検診を受けているから安心」の落とし穴【医師監修】
年に1回、自治体や勤め先の保健事業で受けられる「子宮がん検診」。子宮がんとはどんなものなのか、よくわからず受けている人が多いのではないでしょうか。実は子宮がんは2種類あり、そのうち一つは50代以降に患者が急増する特徴があるそうです。そこで、産婦人科医の駒形依子先生に40代~50代女性が知っておきたい子宮がんについて聞きました。
教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。
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子宮がんにはどんな種類がある?
できる場所によって「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分かれます
子宮がんは、できる場所と原因によって2種類あると言います。
「子宮の奥には、妊娠すると胎児が宿る体部があります。この体部にできるのが子宮体がんです。