2022年12月17日 11:10
「もう会社に行けない」夫が転職して半年でうつ病に。約2年の療養期間を経て再スタート【体験談 】
と思っていたのですが、後にその考えは甘かったと思い知ります。
「もう会社に行けない」と夫が感じたのは、いつも通りに通勤していたある日のことでした。電車内で突然具合が悪くなり、目の前が真っ白になったのだそう。
すぐに途中下車し、救急車で病院へ搬送されました。医師の診断は睡眠不足でしたが、その日から「また具合が悪くなるかもしれない、もう会社に行けない」 と夫は会社を休むことを選びました。
仕事を休み続けることへの葛藤
夫は自身の体調や精神状態に不安を感じ、自ら心療内科を受診。その結果、うつ病と診断されました。
このころの夫は、不眠や食欲減退以外にも、好きなスポーツ観戦にも興味が持てなくなり、私には言いませんでしたが「死にたい」と思うこともあったそうです。
医師に「症状は重いほうなので、仕事はすぐにでも休んだほうがいい」と言われました。
体調が良くなれば会社に復帰することもできましたが、夫は「急に休んで迷惑をかけているからこのまま辞めたい」と、退職を希望。救急搬送された日以降は出勤することはなく、傷病手当の手続きをおこなうと同時に退職の手続きも進めました。
それからしばらくは月2回、心療内科への通院をすることになりました。