2023年2月23日 09:10
放っておくと突然死!? 心不全や脳梗塞を招く可能性もあるという「不整脈」って一体何?
(新田先生)
放っておくとどうなる?
重大な病気につながる可能性が!
もし不整脈を放置するとどうなるのでしょうか?
「不整脈の中に、心房細動というものがあります。これは、心房がしっかりと収縮をせず、けいれんするようにこまかく震えることで脈が不規則になってしまう状態です。
この心房細動を放置すると、血栓ができてしまい、結果として心不全や脳梗塞につながってしまうということがあります。
有名なところでは、野球監督の長嶋茂雄さんが心房細動からの脳梗塞になってしまったということがありました」(新田先生)
やはり不整脈を放置することは危険なのですね。
「不整脈を放置すると、とにかく生活の質が下がります。
特に強い動悸やめまい、全身の倦怠感を感じたときには病院を受診したほうが良いでしょう。
不整脈は薬やペースメーカー、外科手術によって治療することはできますが、予防する手立てはありません。
ですが、検脈などで自己管理をすることで不整脈に気付くきっかけを作ることはできます。
今はスマホや腕に付けるスマートバンドなど健康管理できるものがたくさんあるので、まずはそこを試してみるのが良いのではないでしょうか」