2020年10月21日 05:16
心のもやもやを日記に書きスッキリ!うつ対策のメカニズムとは【体験談】
あのころは1日に何ページもいろいろな悩みや自分の考えをノートに書き連ねていました。このノートに書くとなぜか物事が良い方向にいくことが多いと感じていた私は、こっそりと「願いが叶う魔法のノート」と呼んでいたのです。
もう何をするのもおっくうでしたが、不思議と日記を書きたい気持ちは膨らんで、専用のノートを買いに行きました。1行、1ページ、2ページ……最初はうまく心を表現できませんでしたが、すぐにどんどん書けるようになりました。
納得いかないことは1ページ丸ごと殴り書きをしてみたり、お酒を飲んでさらに自由に書いてみたり。悲しいことを書いたあとは心のつかえが取れて、自然と少しポジティブな言葉が出てくるのです。私は誰にも見せないノートの上で、ひたすら自由に自問自答を続けました。普段は家族のいない日中に書いていたのですが、不思議なほどの安心感と解放感に、時には夜中に起き出して書くほどに日記は日課になっていきました。
医師に日記のことを打ち明けると…
日記上で考えを整理した結果、私は自らメンタルクリニックに足を運びました。専門医にかかって服薬し、早く良い状態の自分に戻るのが理にかなっていると思ったのです。