2023年7月9日 11:10
「おしりを見てくれ」夫からのまさかのお願いに困惑! その裏には驚きの理由があって
私は「痔の塗り薬は歩けないほどの人が使うものじゃないと思うよ。タクシーを呼んであげるから、とりあえず近所の病院へ行こう」と夫を諭し、一緒に病院へ向かうことに。タクシーに乗り、ひとまず近所にある肛門も見てくれる総合病院へ向かいました。
専門の病院を紹介されて…
私たちが向かった近所の総合病院のホームページには、「肛門の日帰り手術にも対応しています」と書かれています。夫は「手術は痛くて嫌だけれど、日帰りならまだ耐えられるかも……」と、祈るような気持ちで診察を受けたそうです。
しかし、その病院の医師から「あなたは痔ろう(あな痔)であり、手術をしたほうが良い状態です。うちでは対応できないので紹介状を書きますね」と専門病院での入院手術を勧められました。
痔ろうは皮膚の表面だけが痔になっているのではなく、肛門の内部にも影響がある病気なのだそう。
私は痔といえばいぼ痔や切れ痔しか知らなかったため、そのような痔もあるのかと驚きました。
症状について丁寧に説明してもらったおかげで、夫は手術の必要性を理解し、仕事の予定を調整して手術を受けることに決めました。
結局、自宅から2時間離れた病院で2週間入院して手術を受けた夫は、術後2年たった今では痛みのない生活を送っています。