2023年9月5日 22:10
「目の前に虫?糸くず?」明るい所や白いものを見ると浮遊物が。これって病気?受診する?【医師解説】
目薬や飲み薬も効果がありません」。
気にならなくなるケースが多い
「一度できた硝子体の濁りが完全に消えることがありませんが、視野の中心からずれることも多いです。また、明るい場所や青空などを見るときは出るもののそれ以外は気にならなくなる、慣れていく、ということも多いです」。
慣れるためにできることは?
1.浮遊物を見ないようにする
「明るい場所でたくさん浮遊物が見える場合は、ピントを合わせないようにするのも方法です。また、全般に言えますが気にし過ぎるとストレスになります。受け入れて慣れていくこともストレス回避には有効です」
2.サングラスやブルーライトカットグラスをかける
「明るい場所では、どうしても浮遊物が見えやすくなります。目に入る光を減らすことで見える浮遊物を減らしてみても良いでしょう」。
3.しっかり休息を取る
「目を使い過ぎたり、体が疲れていると目の調節機能が落ちて浮遊物が見えやすくなることもあります。
しっかり休息を取って目の健康を保つことも大切です」。
まとめ
痛みやかゆみなどがないためについ放置しがちな飛蚊症ですが、一度検査をすると安心です。紫外線が強い季節は特に気になるかもしれませんが、日傘やサングラスといった紫外線対策が飛蚊症対策にも。