2023年10月13日 10:10
歩くたび膝が痛むように。ただの関節痛だと思ったら思わぬ診断が!【体験談】
なるべく運動をしないようにとアドバイスされ、湿布と痛み止めをもらいました。とりあえず、医者に言われたとおり、歩くことを控えて湿布を貼っていたら、膝の痛みが徐々に改善されたためそのまま放置していました。
整形外科で股関節の被りが浅いと診断
その後、膝の痛みが再発してしまいました。再発のきっかけは、友人に誘われて中山道の宿場町を歩いて巡る3泊4日のツアーに参加したことでした。歴史的な建物に気を取られて、山道を歩いて巡ることを深く考えずに参加したせいで、現地に到着して歩き始めてから大後悔。
中山道のアップダウンがある道のりを毎日歩き続けたせいで、膝だけでなく股関節の痛みがピークに。舗装された道路でも歩くときは、常に山登りのストックが手放せなくなり、後半は足を引きずりながら何とか完歩。
その後は、床座(ゆかざ:床に座ること)で右膝を曲げて座ることができなくなり、右足は常に伸ばして座る状態に。
さらに、膝がジンジン痛くて眠れなくなることも。足を引きずって歩くことが多くなり、同僚にすすめられた地域で評判の整形外科を受診しました。
問診のほかにエックス線検査を受けた診断は、生まれつき股関節の被りが浅いため、骨盤が体重を関節の適切な部位で十分に支えきれなく、歩行バランスが崩れて膝に負担がかかるということでした。