世界中で注目の「リジェネラティブ農業」を目指す農家から石巻市の自社工場で製造した100%有機質肥料に問い合わせ倍増
有機質肥料の開発・製造・販売を行う大成農材株式会社(代表:杉浦 朗、本社:広島県広島市)では、石巻市にある自社工場で生産している「バイオノ有機s」の問い合わせがこの5年で約2倍に増加しています。リジェネラティブ農業が注目され、有機質肥料に関心が高まったことが影響していると考えられます。
バイオノ有機s
【有機栽培にこだわる農家が注目する100%有機原料の「バイオノ有機s」】
当社では平成元年より100%有機原料を使った肥料の販売を開始し、現在は漁港が多くある石巻市の自社工場で、水産加工残滓である魚のエキスと米ぬかの油粕を使用した「バイオノ有機s」をメイン商品として製造しています。リジェネラティブ農業の注目度が上がるにつれこの商品に関しての問い合わせが急増しており、平成28年には年間56件だった問い合わせが令和3年は1年間で104件とほぼ倍になっています。
問い合わせ内容も使い方や価格だけでなく、有機JASに対応している資材かどうか、原料の調達先など詳細に踏み込んだ内容が増え、問い合わせに伴い出荷数も伸び続けています。
【世界が注目するリジェネラティブ農業へ転換の必要性】
SDGsの17の目標のうち、15番目は「陸の豊かさを守ろう」