阪急東宝グループの創始者小林一三 生誕150年記念展覧会 第2弾「はっけん!小林一三と宝塚」開催中
公益財団法人 阪急文化財団が運営する逸翁美術館では、阪急東宝グループ(現 阪急阪神東宝グループ)の創始者として知られる実業家・小林一三の生誕150年を記念した展覧会を2023年度4回にわたって開催していますが、その第1弾である「阪急昭和モダン図鑑」展を4月15日(土)~6月18日(日)に開催し、大変ご好評いただきました。
第2弾となる「はっけん!小林一三と宝塚」展では、小林一三が手がけた沿線開発のシンボル「宝塚」にスポットライトをあて、7月1日(土)~9月3日(日)の期間で開催しています。1911(明治44)年開業の温泉施設を皮切りに、現在の宝塚大劇場周辺には映画館、遊園地、動物園、植物園、図書館、球場、プール、レストランなどが次々と開設されました。1960(昭和35)年には、これらを総合して「宝塚ファミリーランド」と命名され、長きにわたり多くの人びとに親しまれました。いつの時代も宝塚の中核だった宝塚歌劇は来年110周年を迎えます。
本展は「文学青年小林一三」「宝塚歌劇の歴史」「レトロなファミリーランド」の3部構成で1910~1950年代の宝塚を振り返り、当時のポスター、写真、映像、小林一三の自筆原稿や宝塚にゆかりのある遺愛品を公開。