くらし情報『英語学習のモチベーションが下がる原因に関する神奈川大学の菊地恵太教授へのインタビュー記事を公開』

2024年2月22日 11:00

英語学習のモチベーションが下がる原因に関する神奈川大学の菊地恵太教授へのインタビュー記事を公開

いろいろなことに対して幸福感が増えて、幸福感を得られるものの中に英語学習が入っていればいいわけなんです。ですから、『学習意欲が減退しないようにする』ということよりも、『学習者のポジティブ感情をどう増やすか』ということを考えています」とのこと。授業の実践例もご紹介いただきました。
(※)自律性は、自分の学習に関することは自分で決めたいという欲求。有能感は、学習で求められる目標を達成できることへの欲求。関係性は、自分の学習に対する環境に関わる人(教師やクラスメートなど)と良い関係でいたいという欲求(Ryan & Deci, 2000)。

取材後記:英語学習そのものではなく「幸福感」にアプローチ
日本では、英語を学ぶ最大のモチベーションが高校や大学の入学試験になっている人が多いでしょう。そのため、比較的英語力が高い学生が集まる大学や学部であっても、入学後にモチベーションが下がり、英語学習のやる気が下がっていく学生がいるようです。
菊地教授の研究成果やお話からは、日本の大学生たちの本音が垣間見え、いかに日本で英語学習のモチベーションを維持することが難しいか、いかに教師が生徒のモチベーションをコントロールすることが難しいかがわかります。

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