くらし情報『日中教育促進協会理事于雷のインタビュー記事を「人民日報海外版日本月刊」にて公開』

2024年2月22日 17:15

日中教育促進協会理事于雷のインタビュー記事を「人民日報海外版日本月刊」にて公開

留学の目的は、学問の研鑽だけでなく、文化体験を深めたり、チャレンジ精神を培うことである。氏は、グローバル化が進む今日、個人の成長にとって、異文化理解と適応力が特に重要であることを深く理解している。そして、留学によって、多様な考え方や視点に触れることができ、その経験が視野を大きく広げ、問題解決能力を高めると考えている。

■留学の目的は絶えず変化
「留学熱が年々低下している」という議論に対して、于雷氏は改革開放以降40年にわたる中国人留学生の特性と留学目的の変遷を社会学の観点から分析した。「海外に留学する中国人留学生の総数は減少傾向にありますが、留学の目的はより明確になっています」と彼が指摘している。
中国の総合的国力の上昇に伴い、中国人留学生の留学目的は、世界を理解し、世界に仲間入りすることから、世界を発見し、新たな世界を創造することへと進化している。
留学の意義は「外の世界を知る」ことから「自分の国を知る・自分を高める」ことに変化した。つまり、育った環境から脱却し、客観的、立体的、総合的観点から中国と異文化と比較分析し、自身に合った進路を見出すことである。

現在、年齢に関係なく、数年間の職業経験の後で人生経験を深め、知識と能力を高めるために再度学び始める留学生が増えている。

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