くらし情報『蚊媒介感染症拡散の無い街づくりを目指す!極細分別グレーチング及び分別集水マット改良版を発売』

2024年5月9日 09:30

蚊媒介感染症拡散の無い街づくりを目指す!極細分別グレーチング及び分別集水マット改良版を発売

しかし、感染症の予防環境については重要な課題が残っています。ヒトスジシマカの成虫数の推移を時系列で見ると、2014年の代々木公園からデング熱が拡散した際には、23区部のヒトスジシマカの個体数が、少ない時期に拡散が起きました。現在の推移から考えると、予防効果は無く、感染症が持ち込まれれば、いつでも拡散が可能な状態が続いていると推測されます。特に2016年に、ブラジルから世界的に広がったジカウイルスは、ヒトスジシマカを介して感染するため、今後も注意が必要です。外国人が多く訪れる東京の特に23区部は、多摩部の3倍以上のヒトスジシマカが生息しているため、感染リスクが常に高いです。
また、ジカウイルスの潜伏期間は2日から12日ほどあり、症状が現れない人も多いとされ、感染意識が低いまま感染が広がるリスクもあります。さらに性交感染も確認されており、妊婦が感染すると、胎児に障害が残る、小頭症児が多発することも報告されています。そのため、人が集まる場所にある蚊の繁殖ポイントである雨水桝は、蚊が住めないような状態にすることが重要です。
感染が確認された場合には、観光産業や日本の経済に再び大きな影響を与えかねないため、予防対策を万全に行うことが必要です。

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