交際相手に浮気された経験のある人は、もう恋なんてしない……と思ってしまうかもしれません。ですが、世の中には浮気しない男性だってたくさんいますし、そんな人と付き合えれば、楽しい恋愛ができるはず!そこで、“絶対に浮気しない誠実男子”について調査しました。女性たちの経験談をもとにその特徴をご紹介します。文・塚田牧夫努力家「彼は真面目で、コツコツと努力できる人。それは仕事でもプライベートでも一緒です。目標を掲げて、それを達成しようと日々頑張っています。“努力は嘘をつかない”とよく言っているのですが、彼の姿を見ていると納得感があります。そんな人が浮気するとは思えません」マヒロ(仮名)/28歳努力の積み重ねが、いかに大事かを知っている人。そういう人は、ひとつの過ちによって、積み重ねてきたものが簡単に崩れることも分かっています。なので、浮気なども絶対にしないのでしょう。傷付けられた経験がある「彼は昔、結婚を考えた女性がいました。4年付き合ったそうですが、最後は浮気されて別れたらしいです。そのとき、酷く傷付いたみたいで……。“あんな思いは誰にもさせたくない”と言っていました。こんな人が浮気をしたらおかしいでしょう」マユコ(仮名)/30歳浮気され、傷付けられた経験のある人は、その悲しみを知っています。よって、誰にもそんな経験をさせたくないと思うのでしょう。そういう人は、身近にいる人をとても大事にする傾向がありますね。友だちが多い「彼は男女ともに友達が多いです。一緒にいて楽しいだけでなく、誠実だからだと思います。最初は女性の友だちが多いのが気になったけど、飲み会のたびに私のことをみんなに紹介してくれて。実際に会ってみると良い人が多いので、もう心配はしていません」マイ(仮名)/27歳誠実だからこそ、人が集まるのでしょう。一緒にいて楽しいぐらいでは、人は残りません。信頼される人だからこそ、性別関係なく友だちが増えてしまうもの。それは仕方のないことなのでしょう。生活が規則正しい「彼は毎日規則正しい生活をしています。朝6時に起きてジョギングをしてから出勤。仕事から帰って食事をして用事を済ませ、夜11時には寝ています。お酒も飲みに行かないので、毎日この繰り返し。そうしないと気分が悪くなるんだとか。浮気する気はないと思います」メグ(仮名)/27歳規則正しい生活が乱れるのが嫌な男性もいます。こんな男性なら、彼女以外の女性が入り込む余地はないでしょう。“絶対に浮気しない誠実男子の特徴”をご紹介しました。こういった特徴があれば、ひとまず安心。とはいえ、相手が誠実なら、同じように誠実さを求めてくる場合もあります。そのときに、窮屈さを感じるかもしれませんが、浮気をしないカップルとは、お互いが誠実でないと上手くいかないものなのでしょう。©Morsa Images/gettyimages©filadendron/gettyimages©ciricvelibor/gettyimages
2020年03月24日パートナーから惜しみない愛情をそそがれると、この上ない幸せを感じますよね。「私のこと好きなのかな」と不安に思う日々より、愛されていると実感できる日々がいいと誰しも思うはずです。しかし、中には「彼氏に愛されすぎてしんどい」と感じる女性もいるようです。今回は、そんな女性たちのエピソードを見てみましょう。文・東城ゆず嫉妬深すぎて一緒に出歩けない「いつもお家デートがメインなので、彼氏に“たまには外でデートしようよ”と言ったんです。でも、彼氏は“××ちゃんを独り占めしたいから”と断ってきました。“男がみんな××ちゃんをみている気がする”という理由なんだとか。呆れましたね」(Wさん・35歳女性)嫉妬は、いわば愛のバロメーターなのかもしれません。しかし、度を超えてくると行動が制限されるので、これは困りものですね。ふたり専用のアプリが多すぎる「彼氏は何かとふたりの秘密を作りたいようで、カップル専用の通話アプリやカレンダーアプリなど、カップル専用のアプリばかり使おうとします。どのアプリをどう活用していいか分からず放置した結果、“××の~~みた?”などと、私の知らない話題を彼ひとりで進めてしまう事態に。ちょっと熱心すぎませんかね……」(Kさん・32歳女性)彼氏と「思い出を共有したい」と考える女性は多いでしょうが、あまりに彼氏が熱心だとついていくのも大変です。長文の手紙をくれる「男性にしては珍しいタイプなのかもしれませんが、彼氏は記念日になると私に手紙をくれます。1か月単位で送ってくれるのですが、それがA4の紙にびっしり3枚ほどのボリューム。読むのも大変なので、勘弁してほしいです」(Hさん・23歳女性)手紙に何が書いてあるのか気になるところですが、もらったからには読まないといけないのもキツいもの。年1回程度でもいいかもしれませんね……。スケジュールを全て共有「私の彼氏はかなりの過保護。“××ちゃんが事件に巻き込まれたらすぐ助けに行きたいから”という理由で、私がどこにいるのか、分単位のスケジュールを伝えなくてはいけません。束縛されているみたいで、正直嫌なのですが、彼自身は本当に心配してくれているので、なかなか言えずにいます」(Iさん・27歳女性)スケジュールを共有するのは、カップルならよくあること。しかし、それが分単位となると、もはやそれは束縛です。彼の好意を否定するようで心苦しいでしょうが、きっぱりと伝えるべきです。しつこいスキンシップ「デート中、目が合うたびにキスをされます。話していても“可愛い”とキスの嵐です。キスのたびに行動を止められるので、ちょっと迷惑なんです。私がそっぽを向いても、スキンシップを全然止めてくれないので、いい加減にして欲しい……と言いたくなります」(Nさん・34歳女性)傍から見ると単なるイチャイチャカップルに見えますが、実は問題だらけだったとは……。まずはふたりで腹を割って話す必要がありそうですね。SNSをくまなくチェック「私のSNSを彼に教えたところ、その日からくまなくチェックされているので、正直しんどいです。少しでも内容と一致しないと、“どういうこと?”と詰め寄ってくるんです。SNSのコメント欄もしっかり偵察しているようで、“その人、この前の投稿にもコメントしてたよね”と把握していたので、ちょっと引いちゃいました」(Mさん・29歳女性)インターネットに公表している時点で、誰にみられてもおかしくないのがSNSなのでしょうが、あまりに粘着されているのも怖いですよね。以上、男性が一途すぎて困ったエピソードをご紹介しました。たとえ愛し合っているふたりの関係でも、ほどほどの距離感で留めておくのがいいのかもしれません。© Kamil Macniak/shutterstock© Dmytro Zinkevych/shutterstock© Prostock-studio/shutterstock
2020年03月08日交際において一番心配なことといえば、パートナーの浮気。絶対して欲しくないですよね。でも口すっぱく注意すると、それはそれで印象が悪くなりそう……。そこで今回は、“浮気防止のためにできること”というテーマで、男女に聞いた話をもとにご紹介します。文・塚田牧夫同じ趣味を持つ「うちの近くにトランポリンの施設ができたんです。彼女と行ったら、思いのほか楽しくて……。毎週のように彼女と通うようになりました。そのおかげで一緒に過ごす時間が長くなったということもあり、浮気をするような時間はないですね。元からする気もないですが!」ミノル(仮名)/27歳同じ趣味を持てば、一緒に行動する時間が自然と増えます。でも、彼にとってはそれも窮屈ではないでしょう。2人でいることが楽しく感じられ、ほかの女性には目が向きにくくなります。遅くなったら迎えに「彼がお酒好きでよく飲みに行きます。終電ギリギリまでだったり、たまに逃してしまったり。なので、遅くなるときは車で迎えに行ってあげています。面倒臭いと思うこともあるけど、浮気されるよりマシですよね」サクラ(仮名)/30歳この場合は車があるから迎えに行けるわけですが、ない場合でも、近くの駅まで迎えに行くことはできます。そうすることで、心配していることが伝わり、男性もちゃんと帰ろうと意識するようになります。共有アプリで「最近CMで見た、予定共有アプリを使っています。その名の通り、お互いの予定をアプリに書き込んで、共有するというものです。当然、どこで誰と何をしているかまで全て筒抜け。今のところ浮気はできないですね」ヒロヒト(仮名)/26歳カップルで予定共有アプリまで利用するのは、束縛だと感じて抵抗を覚える人もいるかもしれません。しかし、使ってみると意外と役立つものです。毛嫌いせずに、利用してみては?日ごろから褒める「友だちから、“褒めることで彼の浮気を防止できる”と聞き、実践しています。特に、真面目で誠実という彼の性格を褒めています。すると、彼も自分から誠実な行動を取るようになりました。彼を縛っている感じもなく、私自身の抵抗感もないので、関係は良好です」サラ(仮名)/29歳相手に何か期待をかけると、相手はそれに応えようと努力します。これは、心理学では「ピグマリオン効果」と呼ばれています。誠実だと褒められた彼は、進んで誠実な彼氏になろうとするわけです。そもそも褒められて悪い気はしないですからね。カップルの関係向上にもつながるでしょう。“彼の浮気防止のためにできること”をご紹介しました。効果あるかな……と思うようなものも、積み重ねていくと意外と有効だったりします。とはいえ、今回ご紹介した方法は全て日頃からの継続が必要。すぐに効果が表れるものではありません。根気よく続けていきましょう!© sivilla/shutterstock© sivilla/shutterstock© Rido/shutterstock© Dean Drobot/shutterstock
2020年03月06日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情471】街を歩いてるとき、後ろからナンパされたことってありません?一瞬の驚きの後、ふと「女なら誰でもいいの?」「後ろから声をかけて、顔が好みじゃなかったらどうするつもりなんだろう?」なんて思ったりすることもあるのではないでしょうか!?■声をかける前に顔をちゃんと見ている後ろから声をかけてくる男性って本当に何なんだろう?気になったので、若い頃はちょっとチャラくて、ナンパもしてたという知人4人(仮にABCDとします)に聞いてみました。「何で後ろからナンパするの?“数撃ちゃ当たる”と思ってテキトーに声をかけるの?」するとABCの3人は違うと返答。Dだけは「酔ってるときは手当たり次第のこともあったな。酔うと楽しいし、気持ちも大きくなってるから、シルエットが好みだったら声かけてた」とのこと。“違う”と答えたABCのうちの1人、Cは「横断歩道で信号を待ってるとき、かわいい子がいるなーと思って。で、信号が青に変わって歩き始めてから声をかけたりしてた。先に顔は見るよ。後ろ姿だけで声かけるのは怖いって」。ABも「声をかける前に一応、横からとか、なんとなく顔は見てる」と。そう、多くの場合、特にシラフのときは事前に顔を見てるっぽいんです。あなたが気づいてないだけで、声かけの前にどこかで顔を見られてるのでしょう。筆者も以前、駅の改札を出た瞬間、後ろから「すみません」と声をかけられたことがあったのですが、その男性いわく同じ電車だったそう。それを聞いた瞬間、かなり引きましたね。だって、スマホをいじってボーッとしてる姿を見られてたんだ……と思ったら、なんか気持ち悪いし恥ずかしくて。■振り返った女性が好みじゃない場合先ほどの知人の話に戻りますね。「どんな基準で声をかけてたの?」「振り返って想像してた顔と違ってたらどうするの?」というのも聞いてみました。酔った勢いで手当たり次第ナンパしてたDは「スタイルがよかったらかな。で、チャラい系の格好をしてる子。今からクラブでも行くの?って感じの子に声かけてたかも。スタイルがよくても、ビシッとスーツを着た“デキる女”風の子はスルー。話しかけても絶対無視されるじゃん」。信号待ちのときに顔を見てから声をかけたというCは「顔が好みなら声かけてたね。あと、目が行くのはスレンダーな子か、胸が大きい子か、足がきれいな子。声をかけてから、ちゃんと顔を見たら微妙だったとしても、その子がお茶か飲みに行くのをOKしてくれたら、誘った手前『やっぱ、いいわ』とは言えないよ。その場は一期一会として楽しむな」。顔を見てからナンパする派のABは「基準は顔かなー」。Bはこれに続けて「細めで、表参道とかにいそうな清楚でおしゃれなファッションの子。もし近くで見て顔が微妙だったら…『すみません。人違い!』って逃げるかも」と言ってました。彼は以前、クラブで声をかけた子と一緒に地上に出たら、思ってた顔と違っててガッカリしたことがあるそうです。「でも『寿司食べに行こう』って誘っちゃったから、すぐにはバイバイできなくて。電話がかかってきたフリをして『ごめん、先輩に呼ばれて。行かないと殺されるから』とか言ってタクシーに乗った」とか。ひどいバックレ方……。■ナンパをかわす際は恨まれないようにナンパ男もいろいろです。よほどのイケメンだったら、誘いに乗る女性もいるかもしれませんが、簡単について行く人はそういないのでは?けど「そもそも声をかけてくる人ってチャラくて無理」とか「酔って絡んでくるって、普通に考えて嫌がらせでしょ」と思っても、ナンパ男をかわすときは気をつけたほうがいいですよ。筆者は数年前、帰宅途中に駅の真ん前で男性に「おねーさーん!駅ってどこですかー?」とヘラヘラしながら声をかけられたことがあります。無視してそのまま歩いたら、ふと背後に殺気を感じ、なんだろう?と振り向くと、さっきの男性が真顔でついて来てて……。「帰る方向が同じなのかな?」とも考えたのですが、なんか表情が怖かったので「恨まれたかも」と思い、近くのコンビニで10分ほど時間をつぶしました。最初の5分くらいはその人、コンビニの前でタバコを吸ってたんです。しばらくすると待ちくたびれたのか、見えなくなったのですが、怖いから友達に電話して「家に着くまで切らないで」とお願いし、話しながら帰宅しました。■OK、拒否る、どちらの場合も要注意ナンパする男性って本当、何なんですかね。自分のことをイケてるとでも思ってるんでしょうか?もしくはその逆で、自分から行かないと女性と仲良くなれないと気づいてるのか……?まぁ、たまーにナンパがきっかけで付き合った、結婚したって話も聞くけど、相手がちゃんとした人か見極めるのは難しいですよね。たとえ好みのタイプでも、出会った日はお茶だけ飲んで帰る、次に会うときは友達と一緒に行く、などしたほうがいいのかも。お酒を飲んだ勢いでお持ち帰り!とか危険すぎます。そして前述の通り、恨まれることもあるので、かわす場合もくれぐれも気をつけてくださいね。
2020年01月24日一見真面目そうに見える、印象のいい男性のことを好きになることもあるでしょう。ただ、付き合った途端に豹変するタイプもいます。今回は、“付き合ってから遊び始める男の特徴”について、女性の意見をもとにご紹介。どうぞご注意を!文・塚田牧夫たまに大胆な行動を取る「元カレの話です。普段は大人しくて、声が小さく、自分に自信がない感じの人でした。でも、たまに大胆な行動を取るんです。例えば、食事に行って料理がイマイチだと、わざわざ店員を呼んでそれを伝えたり。こちらがドキッとするようなことをする人でした。だから、浮気をされたときも、ある意味納得してしまいました」マナ(仮名)/27歳大人しそうに見える彼も、本当は違った一面を持っているのかもしれません……。お酒は飲めるけど弱い「彼は、一応お酒は飲めるのですが、すぐにべろべろに酔っぱらってしまいます。ただ、飲み会に行っても終電までには帰ってきていたので、制限はしていませんでした。でも、あるとき気付いたんです。彼のSNSの友だちの数が、ちょっとずつ増えていることに。それも女性ばかり……。どうやら飲み会で知り合った人のようですが、彼は覚えてないと言うんです。そのうち、お酒の勢いで危険な関係になってしまうのではないかと思い、最近はよく目を光らせています」ルミ(仮名)/28歳男女が知り合う可能性が高い、お酒の席。全く飲まないのであれば問題はないでしょうが、お酒が弱いのに飲んでいる場合は要注意。間違いが起きないとは言い切れないでしょう……。無口で暗め「以前付き合っていた彼はとにかく無口な人で、その真面目な感じに惹かれて付き合いました。多分他の女性にはモテないだろうと思い、浮気の心配もしませんでした。ところが、付き合い始めてしばらくたったころ。彼の職場に、彼のファンらしい女の子がいると判明しました。しかし、気が付いたころにはもう遅すぎたようで、彼はその女の子と関係を持ってしまっていました」カナ(仮名)/28歳無口な人は、感情を言葉にするのが苦手という場合も多いです。ただ、そんなちょっと暗めの雰囲気に惹かれてしまう女性も一定数いるようです。くれぐれもご注意を。飽きっぽい「私の昔からの知り合いの男に、女性をとっかえひっかえしている遊び人がいます。彼は、誰かを一度好きになると真面目なんですが、すぐに乗り換えてしまいます……。そういえば、彼は昔からゲーム好きだったのですが、ちょっとプレイしただけですぐ飽きていました。そういう性格が、恋愛にも影響しているのかなと思いました」ミホ(仮名)/30歳まったくひどい話ですが、恋愛でも「飽きたから捨てよう」と考える人がいるのも事実。彼が極度に飽きっぽい性格なら要注意です。“付き合ってから遊び始める男の特徴”をご紹介しました。付き合えたからといって、まだ安心してはいけません。男性には実に様々なタイプがいるので、彼の本性を知るまでは、注意して交際すべきでしょうね。©JohnnyGreig/gettyimages©d3sign/shutterstock©RUNSTUDIO/gettyimages
2019年12月14日「彼氏の見た目好きになれない」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際半年になる29歳の恋人がいる、26歳のトピ主さん。彼は優しく、大切にもしてくれる「とても素敵な人」だそうですが、「見た目が全くタイプではない」のだとか。友人や母親からの評価も気になっており、「胸を張って、自慢の彼氏だと言えるようになりたい」がどうしたらいいか……と読者に問いかけています。「尊重できない彼」といて、お互い幸せになれる?彼は交際後7キロも痩せたり、ファッションや髪型を変えたりとかなり努力してくれているそうですが、「身長が低く、顔もソース顔で、おでこもM字にハゲてきている」とのこと。トピ主さんは「一緒に話していて楽しい」「好きだと感じるときもある」ものの、「見た目が気になってしまって、冷たく当たってしまう」「街中を歩くのが少し恥ずかしいな」と感じてしまうこともあるそうです。カップルや夫婦の中にも、「相手の容姿がタイプでない」という人は沢山いますが、「そんなことが気にならないくらい相手のことが好き」だと感じている人もいれば、あるいは心の中で整理が付いていて「容姿は〇〇だけど、でも相手のここが最高に素敵」だと肯定的に話す人もいます。「彼の魅力は、私がわかっているからいい」「自分の相手は彼以外は考えられない」という結論をちゃんと持っているのですね。しかしトピ主さんの投稿には、「優しくて大切にしてくれる、でもタイプではない」と否定的に終わっている文章がいくつも見られます。まずは綺麗事を抜きにして、「これは生理的な感覚(好み)だから仕方ない」と開き直ってみませんか。罪悪感に苛まれたところで、彼の容姿に納得がいっていないのは事実。「私も人のことをどうこう言える容姿でないのは重々承知している」とのことですが、どこかで「自分と彼は釣り合わない」という気持ちもあるのかもしれませんね。その上で考えてみてほしいのは、「尊重できない気持ちを抱えたまま彼と結婚して、彼も私も幸せになれるのだろうか」という点。彼の容姿について、トピ主さんの心の中で折り合いをつけなければ、このまま付き合っていても永遠に曇りのない幸せは感じられないかもしれません。一度「タイプの男性」と関わってみるのも一案荒療治ですが、一度トピ主さんのタイプだという「身長が高く、塩顔」な男性と仲良くなってみるのも手だと思います。恋人がいる立場なので深入りはしないとしても、そういう男性と少し恋愛的に関わってみることで、何かしら見えてくることがあるはずです。もしかしたら容姿がタイプで、しかも優しくて大切にしてくれる男性がいるかもしれないし、容姿がタイプでも、トピ主さんが喜ぶような優しさや幸せをくれない相手もいるかもしれない。あるいはタイプだからと舞い上がりすぎて、対等な立場が築けず自分がつらい思いをするかもしれない……等々、いろいろな可能性があるでしょう。いずれにせよ、容姿のよさがどれほど交際に大事なものなのか、そういう男性と自分はうまく関係を築けるのか、一度体験してみなければ迷いは消えないようにも思います。そうすることで、今の彼の良さや二人でいられる幸せに改めて気づけたり、心の整理を付けられたりする可能性はあるでしょう。「他の男性と関わるのは、彼に悪い」と思うかもしれませんが、今のように陰で彼の容姿を悪く言い続けるよりは良いのでは。どうしても気になるなら、彼に正直に「気持ちに迷いがある」と言って少し距離を置いてから、別の男性を見てみるのも一案です。「周りの目」に対する重要度は、年齢とともに下がりやすい投稿には、学生時代の友人たちの評判や、自分の母親に「あんまりイケテないね~」と言われたことも引っかかっている……という記述も。他人からの目を過剰に気にするのは、思春期〜20歳代の人に特に多い傾向です。ですが年齢を重ねると、徐々に「いかに周りから見た目のいいパートナーがいるか」よりも、「自分たちがいかに幸せに暮らしているか」のほうが重要になりやすいのも事実です。加えて、結婚などをすると親や友人とは自然に距離ができることもあり、周りの評判は今ほど気にならなくなってくる可能性もあるでしょう。とはいえ、他人の目を気にするかは個人差も大きく、“周りの目”を最重視して結婚相手を選ぶ人がいないわけではありません。「自分の人生には何が一番、必要なのか」を今一度じっくりと考えてみましょう。「パートナーの評判は、私の生きる張り合いになる!」というくらいこだわりがあるならば、あるいは「優しさより、評判がいいパートナーがいるほうが私は幸せだ」と思うならば、許容できる容姿の男性を選んだほうがトピ主さんは幸せを感じられるかもしれません。まさか彼に整形してもらうわけにはいかないでしょうし、「現状」を選ぶならば自分側の捉え方や考え方を変えるしかない。どうしても納得できないならば、別の選択肢(別れて別の男性を選ぶ)に進むしかない――。究極的には、この2軸で考えてみるのもおすすめです。迷いが晴れる結論が出るといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年11月18日街中や職場で、明らかに「不潔だ……」と思わざるを得ないような人に出会うことはありますが、中には、パッと見だけでは判断できない部分もあります。そこで今回は、“女性が不潔だと感じる男性の特徴”について聞いてみました。いったいどんなところで判断してるのでしょうか。文・塚田牧夫髪が不自然にしっとり「私が住んでいる部屋の隣に住んでいる人なんですが、たまにエレベーターで一緒になるんです。ただ、いつも髪がしっとりしているんですが、どうもテカテカしていて、洗ってないんじゃないかなっていう感じがします。思わず息を止めてしまいますね」キヨカ(仮名)/27歳整髪料などを使っている感じではなく、しばらくお風呂に入っていないような脂っぽさなのでしょうね。メガネの手垢に「職場の上司なんですが、いつもメガネが汚れています。離れていると分からないんだけど、近付くと、手垢がベットリ。そんな曇ったメガネをかけて、よく前が見えるな……といつも思います。ついつい拭いてあげたくなりますね」マフミ(仮名)/26歳身に付けているものにも、その人の清潔感が出てしまいます。特にメガネは、その人の印象を左右する大事なアイテム。みなさんも、不潔な印象を与えてしまわないよう注意しましょう。いつも同じハンカチを「彼とデートしていて、公園の水道で手を洗ったときでした。彼がサッとハンカチを出してくれて、紳士的だなって思いました。何度かデートしてて、そういうシーンが何回かあったんです。そこで気が付きました。彼のハンカチ、いつも同じものなんです。もしかして洗ってないんじゃ……と思ったら、使いたくなくなりました」キリ(仮名)/27歳ハンカチを持っていると、清潔な印象がありますが、いつも同じものだと、話が変わってきます。洗濯していれば問題ないのでしょうが……。見るたびに違う女と「よく集まる男女のグループがあります。そのなかの男友だちが、よく彼女を連れてくるんですが、それがいつも違う人なんです。ちゃんと付き合ってるのかと、疑ってしまいます。彼女がいるから聞けないけど。どうしても、不潔な感じがしてしまう……」ナオミ(仮名)/29歳物理的な不潔さというよりは、精神的に不潔な印象を受けてしまうのでしょう。パートナーをとっかえひっかえし、ひとりの女性を大事にできないのであれば問題アリですね。“女性が不潔だと感じる男性の特徴”をご紹介しました。パッと見の印象と、よく観察した後の印象が異なる人は意外と多いもの。みなさんも、自分の感覚をすぐに正しいと思わず、少し観察してから判断するようにしましょう。©David Sacks/gettyimages©Photo by Rafa Elias/gettyimages©Hero Images/gettyimages
2019年10月24日誰にだって他人に言えない過去のひとつやふたつはあるもの。できれば記憶から消したいくらい、自分でもドン引きする恋愛の黒歴史がありますよね。そこで今回は彼氏には絶対言えない「シングル期間にやらかしたこと」についてご紹介します。文・和元カレにつきまとって…「20代前半の頃、3年弱付き合った彼氏から突然フラれたんです。私はまだ彼が好きだったので、SNSも全部見張って、しつこくLINEしていました。彼の家に行って『私は別れたくない!』と泣きわめいたことも……。振り返ってみると、あんな男のどこが良かったんだろうと思うし、自分のありえない行動にも引く。絶対今の彼には知られたくないです」(27歳/一般事務)ひとりの男性にゾッコンになっていると、周りが見えなくなるんですよね……。でも当時は「自分は悪くない!」「私はまだ別れたくない!」という気持ちが強く、アドバイスをくれる女友達にさえキツく当たってしまうことも。こんな黒歴史が彼氏にバレたら、ちょっと警戒されそうですよね。SNSで知り合った男性とワンナイト「失恋の傷が癒えず、とりあえずSNSを駆使して不特定多数の男性とデート。その流れでワンナイトすることが度々ありました。今は彼氏ができて落ち着いたけれど、自分でもよくそんなことをしていたなと……。完全に自分を持て余していましたよね」(29歳/経理)彼氏のいない寂しさや焦りからか、多数の男性と情事を楽しむこともあるようです。もし彼氏にバレたなら「そんな子だと思わなかった」と、別れを切り出される可能性すらあります。この手の黒歴史は、墓場まで持っていきましょうね。アイドルにどっぷりハマっていた「今は普通に恋愛していますが、数年前までアイドルグループにどっぷりハマっていました。毎日推しメンのことしか考えられず、普通の男性にはまるっきり興味がありませんでした。当時集めたうちわや生写真は、絶対にバレない場所にしまい込んでいます」(31歳/販売)アイドルにどっぷりハマっていたとなると、それを知った彼はビックリしてしまうかも。いくら「今はあなたに恋してる」と言っても、「でもイケメンがいいんでしょ?」とひねくれる男性もいますからね。誤解を生まないためにも、あえて言う必要はなさそうです。もし黒歴史を話してしまったために、彼と別れることになったら後悔しますよね。だからこそ、終わったことを正直に話す必要はナシ!過去は自分の心の中にしまって、今を大切にしましょうね。©Lynn Koenig/gettyimages©Frederic Cirou/gettyimages©Flashpop/gettyimages
2019年10月14日彼に浮気なんてされたら、怒るに決まっています。しかし、戻って来てくれたなら許してしまう……という気持ちもあるかもしれませんが、そんな気すら吹き飛ばすような酷い仕打ちを受けた女性もいるようです。今回はそんな、“罪が重いと感じる男の浮気パターン”について、女性たちに話を聞きました。文・塚田牧夫彼女の激務中に浮気相手を家に連れ込む「繁忙期で仕事が忙しく、1週間ほど帰宅時間が終電続きの日がありました。その間でも、彼とは毎日連絡を取っていたんですが、飲み会ということで1日だけ連絡が取れない日が。仕事が落ち着いて彼の部屋に行くと、何か雰囲気が違う。私たちの写真が片付けられているのを見て、やったな……と思いましたね。追及したところ、やっぱり女を連れ込んでいたので速攻別れました」アヤ(仮名)/27歳一生懸命働いているときはもちろん、仕事でなくても忙しいときに浮気をされると、怒りが倍増するのでしょう。「別れた」と嘘をついて「彼がよく誰かとLINEをしてたんですね。『女の人だよね?』と軽く触れると、『職場の後輩に相談を受けている』と。怪しいとは思いつつ、しばらく様子を見ていると、ついにLINEを覗くチャンスが訪れました。結果はクロ。しかも、さかのぼると、私と別れていることになっている。すぐに別れ話をしました」マユ(仮名)/28歳彼女がいると知りながらの浮気であれば相手の女性にも非はありますが、知らないとなると悪いのはすべて男側。彼女がいないと嘘をついてまで、浮気をするなんて確信犯だったのでしょう。どっちも好きで選べない「あるとき、彼の浮気が発覚。でも、私は、戻って来てくれるなら……と1度は許すつもりでした。ところが、彼が『どっちも好きで選べない』と言うんです。完全なる2股。こっちとしても、簡単に引き下がるわけにはいかずに半年ぐらいズルズル続きましたが、疲れ果てて終わりました」カナ(仮名)/25歳女性としては、天秤にかけられているようなもの。自分勝手に女性同士を競わせるような発言をする男性と一緒にいても、苦労するのは女性側。別れて正解です。彼女の友人と「彼が、別の女性と連絡を取っているのは気付いていましたが、どんな人かはわかりませんでした。彼に突き止めると、なんと私の友人! 以前、彼に紹介したことがある子でした。すぐに友人に連絡すると、正直に話してくれ、『ずっと苦しかった。だけど言えなかった』と謝罪の言葉が。しかし、やはり許すことはできずに、彼とは別れ、友人とも絶縁状態になってしまいました」アスカ(仮名)/29歳友情関係とは、かけがえのないもの。ときには、恋人よりも大事な存在になることだってあります。そんな宝物を失わせたわけですから、彼のしたことは罪深いでしょうね。“罪が重いと感じる男の浮気パターン”をご紹介しました。浮気をされると、なんでこんな男と付き合ってしまったのか……と後悔する女性は多いでしょう。しかし、過去に引きずられず、新しい出会いを作ることできっと浮気男のことは忘れられるはずですよ。©lightwavemedia/shutterstock©little star/shutterstock©fizkes/shutterstock©Antonio Guillem/shutterstock
2019年10月03日「嫌な括りで仲間にされました。」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。先日、職場で47~49歳くらいの女性が同僚としていた会話に、突然「40過ぎると出会いがないし!ね?」などと巻き込まれた……という41歳・独身のトピ主さん。よく知らない人にそう言われて嫌な気持ちがした上、「40歳過ぎると、同じ括りにされるんだなと傷ついた」と心境をつづり、「いい年して独身だと、このような扱いをされるのは、仕方ないのでしょうか」と意見を求めています。「軽々しく触れられたくない話題」だったのは、同じかも?「同じ40代とはいえ、年上の方に悪い括りで、一緒にされたくない」と感じた、とトピ主さん。自分には交際経験も告白された経験もあるし、それが結婚につながっていないことに落ち込む瞬間はあるものの、今も男性に誘われる機会がある。「年齢的にも、恋愛状況的にも、私はあなたと違うのに!」と感じたようですね。さらに、のちの投稿には「自分の一番気にしていることだから、傷ついた」という一文もあり、軽々しく他人に言及されたくはないテーマだったことも読み取れます。客観的に見るならば、その年上の女性(Aさんとします)も、逃げ場がない状況だったのだろうとは感じました。Aさんは周囲に仕事の愚痴を言ったために、「じゃあ婚活して辞めちゃえばいい」と言われてしまった。自分の愚痴がきっかけとはいえ、Aさんも触れられたくない結婚の話題を不意に持ち出されて戸惑い、とっさに近くにいた(他の同僚よりは年齢が近そうな)トピ主さんに助けを求めたのだろうと推測します。女性の「その先」の人生を考えてみようのちの投稿には「子供を持てるリミットなどについて、一番悩んでいた時期なので、過剰に反応してしまった」という一文もありますが、40歳代はそうした身体の変化をどう受け止めていくか、というテーマも出てくる年代。「1歳の違いがとても大きい」とトピ主さんが考えるのは当然だろうと思います。子どもを産む体から卒業することへの不安があって、だからこそ、年上のAさんの発言に強い抵抗を感じてしまったのかもしれません。さて、ここで考えてみたいのが、“その先”の人生についてです。トピ主さんは「子どもを産む体を卒業してからの人生」や「性的恋愛との関わりが薄くなってからの人生」は無価値だと思いますか? 出産をせず“その先”へ行った女性の人生は、寂しくて退屈なものだと思いますか? 世の中をよく見渡してみると、そうではないケースもあることに気づけるはず。未婚でも子どもがいなくても、自分なりに楽しみや生きがいを持ってほがらかに生きている女性の先輩たちの姿は、意外と見つけることができるように思いますが、いかがでしょうか。人生100年時代、“その先”に進んでからの年数も、人生の半分近くを占めます。あからさまに恋愛や性の対象として見られる機会は減ったとしても、「ひとりの女性として素敵だ」「人として、一緒にいて楽しい」と思ってくれるパートナーや友人、仲間を持つことは、その先でも十分に可能です。しかし、そんなふうに前向きに捉えにくいのはなぜなのか――。ひとつの要因として、世の中の一部に「子どもを産んでこそ一人前、女性として価値がある」などと公言するような人や風潮がいまだにあり、それに知らず知らず影響を受けている……ということは挙げられると思います。そしてそれこそが、今回トピ主さんが本当に反発すべきものの正体ではないか、という気がするのです。“世間”から解放されると、新たな魅力が出てくることもそういった風潮が、今すぐ完全になくなることはないかもしれません。でも今は異を唱えている人も沢山いますし、公言はせずとも、心の中でそれらを無視して生きてみることは可能です。何歳だろうと、子どもを産んでいようといなかろうと、結婚していようといなかろうと、私の人生の価値は私が決める。私の大切な毎日に、無遠慮に踏み込ませない――。そう本気で思えていると、“自分が大切だと思える人生を作ること”のほうに夢中になるので、年齢や結婚歴で判断してくるような人がいても、「へえ、そういう人もやっぱりまだまだいるんだね」などと大抵は聞き流せるようになると思います。Aさんのような人に対しても、「あなたも私も大変ね。でも、お互い頑張って自分の人生やりましょ」くらいの感覚で接することができるかもしれません。それに、大々的にクローズアップはされる機会は少ないですが、世の中には年齢を経るごとに、より素敵になっていく人もいます。若い頃のように、世間ウケや異性ウケを“過剰に”気にしなくて済むようになったことで引き出される率直な魅力や、本当の意味で「私は私」を貫ける、しなやかな強さが備わってくるからではないかと私は思います。そうした人たちは総じて、『人に優しく、自分にはもっと優しく』という、軽やかで自由なスタンス。怒るべきときは怒りますが、何よりも自分が気分よくいられる瞬間や毎日を大切にする――。この先まだまだ長い人生を自分なりに幸せに生きるためにも、ぜひそんな強さを身につけていきませんか? 年齢も結婚歴も関係なく、いつだって気の合う人との交流や好きなものを楽しみながら、私は自分の人生を生きていい。今回の件は、そんな「大いなる自分への許可」と「この先もほがらかに生きる決意」につなげていくキッカケにするのが、一番、有意義な乗り越え方ではないかなと思いました。気持ちをスッキリさせるための何らかのヒントになれば幸いです。応援しています。(外山ゆひら)
2019年09月16日隠れダメ男は、案外近くにいるものです。いつも優しい彼がとんでもない行動を取っても、日頃の彼を思い出して許してしまう人も多いのではないでしょうか。でも、本当にそれでいいのでしょうか?彼をそのまま放置していると大変なことになるかもしれません。そこで今回は、“女が彼の行動に目を疑った瞬間”として女性に話を聞いてきたので、ご紹介しましょう。文・東城ゆずレストランでパンを袋に「最近のレストランは、パンが食べ放題のところも増えてますよね。パンが好きな私は、彼とのデートでそんなレストランに連れていってもらいました。私がトイレから席へ戻ろうとした時、彼は机の下でガサゴソと怪しい動きをしていました。離れた場所から見ていると、なんと家から持ってきたビニール袋に、パンを詰め込んでいたのです。すかさず彼を止めましたが“食べ放題なんだから、家で食べても一緒でしょ”と言っていました。呆れた私は彼を置いて帰りました」(Iさん・38歳女性/弁護士)人目を気にせず、びっくりするくらいモラルのかけらもない行動をとる彼。彼女が呆れてしまう理由が、よく分かりますね。平然と食べ物を捨てる「平気でご飯を捨てるような人は許せないです。彼が遅い時間に帰ってくるので、私が合鍵を使って彼の家に入り、夕飯を作ってあげました。帰ってきた彼は、私が作ったご飯に“ありがとう”と言い、嬉しそうな様子でした。しかし、メインの焼き魚だけが残っていました。すると突然“俺、魚食べられないからさ、コレ捨てるね”と、ゴミ箱に焼き魚を投げ捨てたのです……!それを作った私に謝りもしませんでした。彼の突然の行動に、私はしばらく彼と話すことができませんでした」(Nさん・29歳女性/調理師)彼女が作ってくれた料理を、迷いもなくゴミ箱に捨てる彼。彼女がどのように感じるのか分からないのでしょうか……。列に割り込みする「このあいだの大型連休を使って、彼と遊園地に行った時のことです。クレープを食べたいと私が言ったので、彼がクレープ屋さんの列に並んでくれたのですが……。なんと、クレープ屋さんの長蛇の列に、何食わぬ顔をして割り込んでいったのです。大人なんだから、ちゃんと並ぼうよ……」(Uさん・27歳女性/保育士)確かにクレープを買うためだけに長い時間待つのは大変なことですが、あまりにもズルい行動であると言わざるを得ません。キッチンに置かれた大金「彼の家のキッチンに札束が無造作に置かれていたので、“これ何?”と、彼に話しかけました。すると“え?今月の俺の生活費”とにっこり笑う彼。これはあまりにも危険すぎると思い、“どうしてATMに行かないの?”と聞きました。すると、彼は“面倒なんだもん”と笑いました。そんな小さなことを面倒に思うなんて……と、少し冷めてしまいました」(Sさん・29歳女性/インストラクター)必ずしも全てのことに常識的であれとは言いません。しかし、この場合は、ATMに行く面倒さと、生活費を全て失うリスクを比べられない彼に問題がありそうですね。カビが大量発生「私の彼は洗濯や掃除をするのが苦手。前々から私に“俺の家の掃除を手伝って欲しい”と言っていました。彼と付き合ってから4ヶ月が経った頃、彼のお部屋に遊びにいった時のことです。玄関に入ると、そこには足の踏み場がないくらいの書類の山……。なんとかリビングにたどり着くと、あたり一面に食べ終えたカップラーメンの容器が、汁も捨てずに放置してありました。着用済の洋服類もあちこちに散乱していました。“どこから掃除手伝ってくれる?”と彼がいうので、とりあえず散乱した洋服を洗濯機に入れようとし、彼のシャツを拾うと、白いカビがびっしり……。これは限界だと思い、黙って彼の家を飛び出してしまいました。もうデートもしたくないです」(Wさん・31歳女性/経理)生活が成り立たない男性とは、恋愛関係になりたくない女性は多いものです。同棲する際のトラブルのもとにもなりかねませんので、きちんとチェックしておきましょう。自意識過剰「街ゆく女性が嬉しそうに話していると、決まって“俺がかっこいいからかな?”と言う男友達がいます。正直それほどイケメンというわけでもないので、彼なりのジョークかと思い、聞き流していたんです。そんな彼が婚活パーティーに参加した日の夜。涙声の彼から“みんな僕みたいな素敵な男じゃなくて、ブサイクな男のところに行くんだよ”と、愚痴の電話がかかってきました。彼は本物のナルシストでした。その場は彼に合わせて慰めてあげましたが、それ以降あまり付き合わないようになりました」(Mさん・29歳女性/SE)以上、 “女が男の行動に目を疑った瞬間”をご紹介しました。笑って許せる程度の欠点であればいいのですが、彼との共同生活に支障が出てしまうほどの欠点は、早めに見つけておくに越したことはありません。彼の日々の行動をよく観察して、その瞬間を見逃さないようにしましょう。©Wavebreakmedia/gettyimages©g-stockstudio/gettyimages
2019年08月26日仕事などを理由に、しばらく恋愛から遠ざかってしまった結果、久しぶりのデートで空回りしてしまう男性もいます。そんな男性を可愛いと思えるなら、進展も望めそうですが……。今回はそんな、“恋愛ご無沙汰男子の余計な気遣いLINE”というテーマで、女性たちに話を聞きました。文・塚田牧夫「ラストオーダーは30分前なので」「合コンで知り合った男性がいて、5年くらい彼女がいないと言うんです。後日、その人から食事に誘われました。“何を食べたいですか?”とか“場所はどの辺がいいですか?”とかLINEが来て、いろいろ配慮してくれていました。店が決まると、“閉店は23時です”という情報まで。さらに、“ラストオーダーは30分前なので”と。たいていのお店がそうでしょう。細かすぎるところに、なんか冷めてしまった」アスカ(仮名)/27歳それ必要かな……というような細かい情報を提供されても、返信に困りますよね。最初はあまり型にハマらず、余裕を持って始めたいところでしょう。「ドタキャンしても構いません」「ある男性とデートの約束をしたとき。その人は、“デートなんて久しぶり”と少しはしゃいでいるようでした。前日に、“明日はよろしくお願いします”と丁寧なLINEが来たんです。“暑くなるようなので水分をしっかり摂りましょう”という注意喚起まで。さらに、“体調が悪いようならドタキャンしても構いません”と来ました。そこまで言われると、どうしても行かなければいけないような気がして、気が重くなりました」キミカ(仮名)/30歳あまり気を遣われ過ぎると、逆にプレッシャーに感じてしまうかもしれません。息苦しさを感じさせないような言葉選びが望まれますね。「太らないから大丈夫」「私は3年ぐらい彼氏がいなかったので、見かねた友だちが男性を紹介してくれました。その人も、しばらく彼女がいないようでした。2人で会うことになり、彼のお勧めするしゃぶしゃぶ屋さんに連れて行ってもらえることに。そこは様々なブランド豚が取り揃えてあるとのことでした。すると彼は最後に、“カロリー控えめで、太らないから大丈夫”とLINEしてきました。そのひと言は要りませんよね……」マホ(仮名)/28歳女性ならば、カロリーは気にするところかもしれませんが、男性からわざわざ言われたくはないでしょう。完全なる余計なお世話ですね。“恋愛ご無沙汰男子の余計な気遣いLINE”をご紹介しました。恋愛から遠ざかると、どうしてもこういった余計なことを言ってしまいがち。果たして、それを受け入れられるのかどうか。進展が望める相手かどうかは、かなり早い段階で分かるかもしれません。©Jamie Grill/gettyimages©AntonioGuillem/gettyimages©Jamie Grill/gettyimages
2019年08月22日いつの時代も、恋愛で傷つく女性は多いもの。女性と男性の考え方が違ったとしても、個人の感情で済まされないような問題も男女間には存在します。今回は、女性を傷つける男性の特徴をご紹介します。文・東城ゆず言葉遣いが乱暴「元彼との最初のデートを今でも覚えています。店員さんに乱暴な言葉遣いをしていました。“こんな汚いお皿で料理を出すな”といった感じです。そのときは、初デートで私に気を遣ってくれたのかと思っていたのですが、月日がたつにつれて、そういった暴言の矛先が私に向きはじめました。全ての男性がそうとは思わないけど、第三者への態度は、将来の自分への態度だと思った方がいいと私は思います」(Hさん・35歳女性/SE)彼女を傷つける男性は、彼女以外の人間への対応にも問題があることが多いでしょう。夜のデートに持ち込みたがる「数年前、仲間内に女泣かせな男がいました。その男は“夜景が綺麗なところがある”とか“おしゃれなバーに行かない?”と、女性を夜のデートに誘い出します。そのまま女性を酔わせて、ホテルに誘い出すんです。翌朝女性が目覚めると、すでに彼は部屋におらず、連絡も取れないようです」(Uさん・28歳女性/事務)あからさまなお誘いでも、言葉巧みに女性を誘い出す男性もいます。まずは、体の関係になりにくいお昼のデートで様子を見ておきましょう。過去の女性と比較する「最近付き合った彼氏は、私より前に付き合った女性を、いちいち引き合いに出してきます。“前の彼女の方が、スタイルがよかった”“気品があった”といった具合です。正直すごく悲しくなりますね。元恋人と比べられて、いい気分になる女性なんていないはず。近いうちに別れようと思ってます」(Nさん・23歳女性/秘書)他の女性を引き合いに出す男性もいます。過去の女性関係を明かされて、嫌な思いをしない女性は少ないでしょう。約束を守らない「元カレは、とにかく時間にルーズな人でした。デートの時間を前日に確認していても、3時間遅刻されたこともあります。私はそれでも彼のことが好きだったので辛抱強く待っていましたが、待たされたあげくドタキャンされたときは、さすがに別れを決意しました。男性とお付き合いするときは、彼が最低限のルールを守れる人かどうか確認するべきですね」(Wさん・34歳女性/看護師)最低限のルールすらきちんと守らない男性もいます。彼の感覚が一般的な常識とかけ離れていないか、きちんと確認してから深い関係になるべきでしょう。八つ当たりが激しい「私と同棲している彼氏は、喧嘩すると物に当たります。冷蔵庫やドアの開け閉めも乱暴になります。物を投げることもあるので、自制心がない人なんだと思います。“もうちょっと大人な男性と付き合えばよかったな”と後悔しています」(Iさん・28歳女性/事務)女性にも言えることですが、怒ったときに周囲のものに八つ当たりする人は意外と多いものです。とても容認できることではないので、やめてもらうように説得しましょう。「その怒りをちゃんと言葉で表現してほしい」と訴えかけることで、男性も納得してくれるはずです。たとえ愛する男性であっても、違和感を覚えたら素直に彼にぶつけることをオススメします。違和感をもったままでいると、次第に2人の間にズレが生じてしまいます。しっかりと男性の意見にも耳を傾けつつ、自分の意見を男性に伝えるようにしましょう。©wavebreakmedia/shutterstock©Hybrid Images/gettyimages©Westend61/gettyimages©Westend61/gettyimages©South_agency/gettyimages
2019年08月06日浮気をされたら、すぐに別れますか? 浮気といっても、酷いものもあれば軽いものもあり、彼を信じたい気持ちもあります。場合によっては、見逃すという選択肢もあるかもしれません。そこで、“女が許した浮気男の誠意ある行動”について経験した女性たちに話を聞きました。男性の参考にもなるはず!文・塚田牧夫1:女性のいない職場へ「彼が、同じ職場の女性と浮気していることがわかりました。私は許すつもりはなく、別れるつもりでした。同じ職場にそんな相手がいるなんて気持ち悪いし。すると、彼があっさり会社を辞めたんです。すぐ仕事を探し始めました。誠意を見せたいのか、女性のいない職場を検索していました。結局、友人に紹介してもらった建築関係の仕事に就きました。今は毎日現場に通っています。とりあえず、その誠意は受け止めました」アスカ(仮名)/27歳彼はわざわざ転職してまで、彼女と別れたくなかったんですね。確かに誠意は伝わりますね。2:片道1時間を毎日往復「彼の浮気が発覚。すぐ連絡取るのをやめました。一切無視。するとある日、仕事から帰ると、彼が私の家の前で待っていたんです。とりあえず部屋に入れて話をしました。私は当然別れるつもりでしたが、彼はもう少し決断は待って欲しいと。それからというもの、彼が片道1時間かけて車で私の家まで通うようになりました。私が夜に予定のある日は、朝に来たりもしていました。10分だけ会って、帰っていくようなときもありました。さすがに申し訳ないような気になってきて、関係をもとに戻しました」エミコ(仮名)/31歳片道1時間ということは、往復で2時間。それを毎日していたら、自分が遊ぶ時間なんてなくなってしまうし、きっと疲れるでしょう。それでも別れたくないというなら、彼も本気ということですね。3:車とベッドを売却「あるとき、彼の車のダッシュボードに、コンドームを発見。問い詰めた結果、浮気を認めました。そんな車には乗りたくないでしょう。すると彼が、車を手放すと言ったんです。かなり気に入っている車だったようなので、いいのかな……と思ったけど、まだまだそれでは腹の虫がおさまりませんでした。ベッドも変えて欲しいと言うと、それも売却することに。売るんじゃなくて捨てろよ……とも思ったけど、とりあえずはそれで許しました」ミナコ(仮名)/32歳大切にしていた車を手放すということは、男性にとってとても辛いことです。そこまでして、信頼を取り戻したいというなら、少しは信じてあげてもいいでしょう。捨てるのではなく売ったのも、堅実性の表れと捉えることもできそうです。4:滝行で身を清める「去年の暮のことです。彼の部屋でプレゼントの箱のようなものを見付けました。問い詰めると、女からもらったクリスマスプレゼントだと。でも、それ以上のことはなく、浮気ではないと言うんです。こっちは信じられないですよ。だから、“そんな汚いカラダに抱かれたくない”と訴えました。すると彼は、“身を清めてくる”と言うんです。年が明けてすぐ、彼は滝行に行きました。その動画が送られてきたので見てみると、白装束に身を包んだ彼が、2~3分滝に打たれている姿が映っていました。極寒のなか頑張ってくれたということで、今回は見逃すことにしました」ミホ(仮名)/29歳知り合いの女性からプレゼントを貰ったということは、彼はモテるのかも知れませんね。モテない男より、モテる男のほうが付き合う価値があるかもしれません。ただ、モテ男の場合は、再犯の可能性も消えません。気をつけて。“女が許した浮気男の誠意ある行動”をご紹介しました。男性も、本当に後悔している場合は、困難を顧みず、誠意ある行動に出るようです。この一件を乗り越えて、さらに絆が深まっていくといいんですけどね。© Pressmaster /shutterstock© StockLite /shutterstock© イシ / PIXTA(ピクスタ)
2019年07月07日「私は不満を溜め込む性格です」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「普段から彼氏への不満を溜め込んでしまう」というトピ主さん。溜め込んで消化するならいいものの、「結局は爆発して彼氏にぶつけてしまい喧嘩になる」ことが多く、彼に「察して、は無理」だとも言われてしまったとか。恋人とのコミュニケーションの取り方についてのアドバイスを求めています。「思っていること」をその場で伝えられない理由溜め込んで爆発してしまう頻度は減らせても治せない、というトピ主さん。その場で思ったことを言えないのは、「時間が経てば消化できるかも」「伝えずにいれば丸く収まるのでは」と思ってしまうのが理由で、「そもそも、なんと言えばいいのかわからない」場合もあるそうです。「どうしたら彼に思っている事を、その都度伝えて、険悪にならずに済むでしょうか?」とのことですが、険悪になることを怖がらない、というのはひとつの解決策です。恋人とだって、たまには険悪になる日があってもいいし、万が一険悪になったら仲直りをすればいい。思っていることを言ったところで大して険悪にならないかもしれない。そんな風に思えれば、その場で気持ちを伝えることは、今よりも少し簡単に感じられるのではないでしょうか。そもそも、「険悪になるのが怖い」と感じるのは何故なのか。大きく分けて、以下のいずれかの理由が推測できます。(A)好きな相手に嫌われたくない、嫌われたらどうしよう、といった不安や恐れが強い(B)他人との“摩擦”にストレスが強い。ネガティブな内容でコミュニケーションを取るのが、ひどく億劫(面倒)に感じる一概には言えませんが、トピ主さんが恋人や親、友達など近しい相手にだけ“溜め込んでしまいがち”ならば(A)、誰に対しても同様の傾向があるならば(B)の可能性が高いでしょう。(A)の場合、嫌われたくない不安が強いあまりに、結果的に嫌われるような行動にしてしまう……といった悪循環も起こしがちです。トピ主さんの彼も、「後から爆発される方が嫌だ」と主張していますよね。一方、(B)はNOやマイナスの意思表示が苦手な人に多い理由です。些細なことで向き合うのがしんどいから、その場では「言わないでおく」を選択するものの、次第に不満が蓄積し、「コミュニケーションの面倒さ」よりも「相手への不満」が上回ったときに爆発してしまう、というわけです。まずは、“後悔しすぎない自分”になることを目指そう(A)と(B)、どちらにしても、「好きな相手にちょっとしたNOやマイナスを伝えるのは、そこまで“大したこと”ではない」と理解することが助けになるでしょう。まずは“後悔しない訓練”をしてみるのもおすすめです。険悪さを恐れる人は、人と関わるたびに「もっとああすればよかった」「ああしなきゃよかった」と悶々と考え、後悔の念を抱きやすい傾向があります。そのため、無意識に「本音を出して誰かに嫌われたり、がっかりされたりすること」を避けるような振る舞いをしがちになります。しかしどんなにうまく立ち振る舞っても、常に100%、他人に喜ばれる言動はできません。人間関係には諦めも必要。世の中には合う人も合わない人もいますし、価値観もその日の気分も皆違うので、いつどこでも誰とでも、完璧なコミュニケーションをするのは不可能です。たまに嫌な部分を見たり見られたりしても仲良くし続けられる相手としか、友情も恋愛も続かない。そう理解できると、接し方に変化が起きてくると思います。「自分で自分をいじめない」と固く決意しておいて、後悔の念が湧いてきたら、「もう自分をいじめないと決めたよね?」「あのときの私は、ああしたかったんだからいいんだよ」と何度も心の中でつぶやいてみる。“過去の自分”を責めようとする“頭の中の自分”にストップをかけていきましょう。必要以上に後悔しない癖をつけると、爽やかな関係が作れるむやみに後悔しない癖が身に付くと、人間関係は非常に爽やかなものになります。気遣いや配慮はするけれど、私は私、合わない相手とまで無理しなくていい、という余裕を感じさせるからですね。これは恋愛でも同じ。相手に嫌われまいと自分を押し殺したり、些細なことでくよくよしすぎたり、それを過度に謝ったりするのは、ともすれば相手に「捨てないで」としがみついているような印象を与えてしまうことも。これが続くと、次第に重苦しい、息苦しい雰囲気が漂い始め、関係が悪化しやすいです。「彼が言ってもいいと言うんだから、些細なことでも話してみよう」「ちっちゃい不満を言える許可をもらった!」などと少し楽観的に思えるといいですね。あるいは、「大きな爆発が起こる前に、ボヤのうちから火消しを頼んでみるかな!」なんてユニークに捉えてみるのもひとつ。適切な言葉が出てこないときは、「うまく言えないんだけど、今ちょっと嫌な気持ちになったんだ」と感情が動いた事実だけでも伝えてみるのがおすすめです。応援しています。(外山ゆひら)
2019年04月22日「婚活って女性同士のダメ出しが厳しいです…」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。数年前から婚活をしているトピ主さんですが、既婚女性の多い職場に勤めており、「同僚や先輩からの上から目線のアドバイスにウンザリ」しているそうです。ダメ出しをされたり、アクセサリーから食べ物のことまで細かくアドバイスをされたりで気が滅入ることもしばしば。「女性同士の恋話ってもっと楽しいイメージでしたが、結婚すると価値観や物の考え方が固定化してしまうのでしょうか?」と問いかけています。大人になると、「恋バナ」が楽しくなくなる理由職場の既婚女性との恋バナが楽しくない理由は、現在進行形で見えている景色が違うから……ということに尽きるでしょう。以前、数人で未婚女性の恋愛相談を聞いた際、既婚女性が「そんな頃もあったな〜とか思っちゃう!」と陽気に発言し、その場では笑っていた未婚女性が、後から「あの言葉に少し傷ついた」と教えてくれたことがありました。今まさに真剣に恋愛に取り組んでいる彼女からすれば、恋愛のフェーズで悩んでいる自分が愚かに感じられ、傷ついたのだろうと思います。だからと言って、「私は真剣に話してるんだから!」なんて本音をぶつければ、既婚女性たちは聞き役に徹するしかなくなり、会話も弾まなくなってしまうでしょう。要するに、相手に嫌な思いをさせようという意図がなくても、”今見えている景色”が違うだけで、うまく話が噛み合わないこともある……ということです。学生時代の恋バナが楽しかったのは、お互いに同じような立場・状況だったから、という理由も少なからずあると考えられます。恋愛はナイーブな部分を含む話題ですし、自分と同じように婚活に励んでいる友達か、ごく親しい友人か、あるいはカウンセラーなど第三者である相手を選んだほうが、快く楽しく話せると思います。「今の関心事」以外に目が向かなくなりがちなのは、誰でも同じ既婚女性からのアドバイスについて、「一昔前のテクニックみたいのが多くて正直役に立ちません」とトピ主さん。ですが、それはある程度、仕方のないことではないでしょうか。彼女たちはもう“恋愛テクニック”が不要な生活をしており、だから新しい情報も更新されない。それで何ひとつ、困ってもいないわけです。「恋愛」のフェーズを過ぎた人が、「家庭生活」「住宅」「子育て」「教育」「介護」などに関心が移っていくのは自然なことです。人は過去を忘れていく生き物ですし、目の前の関心事以外にエネルギーを割く余裕がない人もいます。そういう意味では、トピ主さんも今婚活のことで精一杯だからこそ誰かに気持ちを聞いてほしくなり、つい職場でも話してしまうのかもしれませんね。女性の多い職場で、マウンティング合戦を避けるには?無論、女性同士のコミュニケーションにおいて、恋愛や結婚の話題を一切しないのが難しいことも理解しています。多様な人が集う職場では、「皆が分かる無難な話題」として恋愛や家庭の話題が選ばれるケースも少なくありません。あれこれ言われたくなければ、自分の話題を極力出さないのもひとつのテクニックです。話したい気持ちをぐっと堪え、こちらから話題を提供しないようにしていれば、そのうち別の話題に移行していくことでしょう。嫌な発言をされた際、毅然と怒るのもひとつですが、波風を立てるのが嫌ならば、あえて「そんなふうに言われると傷つきます……」なんてしょんぼりしてみせるのも一案。そうすれば、追撃はしてこないと思います。職場でのサバイバルスキルは色々あるので、ぜひご自身に合った方法を考えてみてくださいね。また投稿内には、「男性社員から私だけチヤホヤされることが多い」「その分、ダメ出しが厳しくなってる気がする」「既婚の方はもう旦那さんがいてモテる必要もないと思う」といった記述も。実際に”嫉妬”も含まれているのかもしれませんし、上から目線の言動をされれば「私のほうが女として勝っている」と反発したくなる気持ちもよくわかりますが、マウンティングにマウンティングで返せば、マウンティング合戦が激化するだけ。結婚していようといまいと、異性に優しくされて「嬉しい」と感じる気持ちがなくなるわけではないことも、心得ておきましょう。さまざまな立場の人がいる職場でのコミュニケーションは本当に難しいと思いますが、TPOに応じて“本音を出す加減”をコントロールするのも大人の知恵のひとつ。できるだけ気持ちをすり減らさず、「自分が気分よくいるためにはどうすれば賢明か」を考え、ぜひ実行していってみてくださいね。そうしていたほうが、きっと現在進行中のお相手とうまくいく確率も上がると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年02月11日可愛い女性に対して、男性は「付き合いたい」という感情を抱きます。しかし「結婚したい」とまでは思いません。家庭的か否かは、男性が結婚相手にふさわしいかどうか見極めるひとつの要素となります。そこで男性たちに、“この子家庭的だなと思う行動”というテーマで話を聞いてみました。さり気なくアピールするにはどうしたらいいのでしょうか?文・塚田牧夫お弁当箱や小物が可愛い「同じ職場に、お昼にいつも手作りのお弁当を持ってきている女子社員がいます。それだけでも十分家庭的だな……って思うんですけどね。お弁当の周りに、ソースやケチャップとか調味料を並べるんだけど、そういった弁当箱や小物も可愛いのを使ってるんですよ。いい奥さんになりそうだなって思いますよね」トモハル(仮名)/30歳家庭的という印象を与えるのに、料理ができるのはかなり有利にはたらきます。ただ、もう少しアピールするのなら、お弁当箱や小物などにもこだわるといいかも。男性は意外と細かいところもチェックしています。子どもに「何歳?」と聞く「彼女とお昼にランチをして、近くの公園でくつろいでいました。すると、傍で小さい子が遊び始めたんです。彼女はその姿を微笑ましく見つめ、“何歳?”と尋ねました。そういえば、子どもが好きだって言ってたのを思い出した。すると、子どもがそんな雰囲気に気付いたのか、すぐに懐いてきて一緒に遊び始めたんです。俺はその間、トイレに行くことにしました。タバコを吸って戻ってきたら、彼女は砂場にいました。服がかなり汚れている。それでも笑っている彼女の姿は、もうお母さんでしたね」カイジ(仮名)/29歳子ども好きというのも、家庭的な印象を与えるポイントとなります。ここまでしなくても、子どもに年齢を聞くぐらいで、十分に子ども好きはアピールできると思います。エアコンのつけっぱなしに厳しい「彼女と2泊3日の旅行に出かけた日。彼女の最寄り駅で待ち合せて、そこからタクシーで空港に行くことにしていました。でも、タクシーのなかで、部屋のエアコンをつけっ放しにしてたことに気が付いた。2日ぐらいいいいか……って思ったんだけど、彼女が“もったいない”と。それで、時間もないのでタクシーでうちを経由して、エアコンを切ってから向かいました。しっかりしてるな……って思ったけど、よく考えたらタクシー代とそんなに変わらなかったかもしれない」ヤスオ(仮名)/34歳金銭感覚がしっかりしているのも、家庭的と思われる要素のひとつ。節約にこだわる姿を見ても、男性はセコいとは思いません。むしろ高評価です。“男がこの子家庭的だなと思う行動”をご紹介しました。特に、結婚を考える年齢の男性にとっては、家庭的な女性は魅力的に映ります。さりげないアピールをバシバシして、幸せを掴みとりましょう!(C) Atsushi Hirao / shutterstock(C) Liderina / shutterstock(C) AboutLife / shutterstock
2019年01月05日長続きするカップルの秘訣って何なのでしょう。それは、彼が将来のことをちゃんと考えている、という安心感かもしれません。今回は「彼が結婚を意識している」と気づいた瞬間を、結婚経験のある女性たちに聞いてみました。文・塚田牧夫「昼の仕事するよ」「私の彼はバーテンダーで、3年くらい付き合ってたんですけど、なかなか結婚までは考えられませんでした。私の父親が大手企業の役員で、真面目な人しか受け付けない感じだったんですよね。だから紹介できなくて、隠れて付き合っていました。もちろんバーテンダーだって立派な職業で、彼は夢をもってやっていたんですけど、彼自信、“やっぱり夜の仕事じゃダメだろ…”って言っていました。ある日のこと、彼は長かった髪を切り、ショートカットのビシッとしたスタイルに。一瞬、トム・クルーズにでも影響されたのかなと思ったのですが、そうじゃなかった。“俺、昼の仕事するよ”と言い出したんです。なんで?とは聞かなかった。私のためだとわかったし、それがとても申し訳なかったから」(ユカリ/25歳)「ずっと赤味噌でいいから」「同棲して半年くらいですかね。お味噌汁をつくるとき、彼は実家がそうらしく白味噌が好きだったんですけど、私は絶対に赤味噌派。ここは絶対に譲れないんです。しかし、彼に買い物を頼むと、絶対に白味噌を買ってくるんですよ! 仕方ないのでそれで作りますけどね。でもあるとき、彼は赤味噌を買ってきたんです。彼が。“これからずっと赤味噌でいいから”って。そのとき感じました。“私はこの人と結婚するんだ”って」(ミホ/30歳)「60万円は高すぎ」「あるとき、彼が自分の給与明細を見ながら“高すぎじゃね? 高すぎじゃね?とずっとひとりで言っていました。私にも軽く聞こえるように言っていたようです。“60万はねーよ。高いよ”と、ブツブツ。なにを言っているのかと思ったんですけど、よく考えてみると、ちょうど彼の給料3ヶ月分なんですよ! 結婚指輪の話だと気がつきました。彼には、いまどきそんなに無理しなくていいと、ほんのり伝えました。前の彼だったら300万円ですけどね。恋愛はお金じゃないと思います。結婚してから苦労しますけどね」(レナ/29歳)「彼が結婚を意識している」と女性が気づいたエピソードを3つ紹介しました。いかがでしたか? 男性のサインはとてもわかりやすいですが、当事者となると意外と気付きにくいかも。彼のサインを見逃さないようにしましょうね。(C) wavebreakmedia / shutterstock(C) shalaku / shutterstock(C) wavebreakmedia / shutterstock
2018年11月02日年下男子に好かれる女と嫌われる女には、どんな違いがあるのでしょうか?年上女性と付き合った経験のある男性たちに、話を聞いてみましょう。文・塚田牧夫「年上の女子っぽさ」「やっぱ、恋愛対象として見るなら、結構な上でも女子っぽさがある人がいいですね。女っぽさじゃなくて、女子っぽさね。かわいらしい感じの。自分が年上だと意識しすぎて、この女子っぽさを無理に出さないように頑張っているタイプの女性は、苦手です」(チハヤ/26歳)「若者に合わせないで」「昔、10個上のお姉さまとデートしたとき、僕に合わせてカラオケで若いアイドルの曲を無理して歌っている姿を見て萎えた。そういうの求めてない。もっとブリグリとかSPEEDとか、よくわからないけど、世代に合った歌を選曲してほしかった。もっといえば、石川さゆりとか、さらに上の世代かもしれないけど、お姉さんっぽい曲をどちらかといえば歌ってほしかったな」(リョウスケ/30歳)「知性を感じるかどうか」「年相応のマナーや知性はやはり欲しいですよね。若い子にも言えるけど、若いからいいやって部分はあるじゃないですか?一緒に食事していて話す内容が、恋愛・グルメ・仕事なんかでもいいですけど、そこから経済、金融、税金や政治の話まで発展したとき、ポカンとしているような年上女性は嫌ですね。逆に、ちゃんとそういうニュースも知っていて、自分の意見をしっかり持っているような年上女性にはキュンときます。なんか手が届かないような感じがいいです。でも、向こうもこっちのことをそう思っていたりして。年齢差があるから。そこがいいじゃないですか! 恋が燃え上がるパターンですよね? お互いに手が届かない存在と思っているなんて。これができるのは、相手が年上女性だからこそなんですよ!」(ダイキ/27歳)年下男子に好かれる女と嫌われる女の違いを、年上女性と交際経験のある男性の意見をもとにご紹介しました。年下男子好きのあなたはぜひ参考にしてみてくださいね。(C) Nick Starichenko / shutterstock(C) wavebreakmedia / shutterstock(C) Minerva Studio / shutterstock
2018年09月04日女の子が映った写真がアップされた彼氏のSNS投稿や、仲よさそうに女友達と話す彼をみて、正直ヤキモチ焼いちゃうというあなた。そんな乙女心について本音をリサーチしてみました!文・harako【アンアン総研リサーチ】vol. 185やっぱりかまって欲しい女ゴコロ♡カップルの特権だもん♪好きな人や彼氏にヤキモチを焼きやすいですか?という質問を投げかけたところ、なんと73%の女性がYESとの回答。個人的には女性より男性の方が、見えないところでのヤキモチが大きいのでは?と予想していましたが、女性も内に秘めるモヤモヤを感じたことがあるという意見が大多数!ヤキモチを焼いたときに、どんな行動をとりますか?という質問にはこんな回答が返ってきました。1.ちょっとふてくされてみる(43%)2.はっきり相手に言う(22%)3.遠回しに振り向かせる工夫をする(13%)4.あんまり気にしない(11%)5.ヤキモチ焼いても言わずに我慢(7%)6. その他(4%)上記のことからわかるのは、「溜め込まずに彼に不満を表すこと」をしている女性が多数ということ。「LINEをすぐに既読にしないで、女性磨きをする」(33歳・営業職)「黒いブラックドレスを着て髪の毛をかけあげて、女子会にいく」(31歳・教師,教育関連)彼との距離を置いて女度アップの予定を入れてしまうという意見もありました。態度で示せば、彼もわかってくれるみたい俺も悪かったよ。ヤキモチを焼いたことを素直に伝えてみると、彼からの反応は……?「何拗ねてるの?と理由を聞いてきてかまってくれる」(26歳・その他)「ヤキモチ焼くタイプだと思っていなかったようで喜んでくれた」(22歳・学生)「女友達を紹介してくれるなど、私が心配しないようにしてくれた」(26歳・その他)なんとも微笑ましいカップル愛を感じる回答が返ってきました。男性側も態度で示してもらうことで、女性がどんな時に不満に感じるのかをキャッチしている様子。ヤキモチを焼くことは、お互いのやめて欲しいところや気になるポイントを理解するうえで必要なことと言えそうです♡ヤキモチ焼いちゃう気持ちを大切に好きだから感じる気持ち。今度は逆に相手から自分にヤキモチを焼かれたら、どう思う?という質問には、57%の女性が「ちょっと嬉しいと感じる」とのこと。私もこれには非常に賛成で、なかなか普段から言いづらいことでも、ちょっとふてくされた態度を男性がとるとかわいいなと感じるんですよね。大人になってからヤキモチを焼くって、めんどくさい女!?と思い込みがちですが、自分がされて嬉しいように、男性もまんざらでもないのかもしれません♡※ 2016年11月29日制作(C) Nina Buday / Shutterstock
2018年07月09日「婚活中の友人に囲まれて四面楚歌」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。既婚のトピ主さん。周りの40歳代の友人たちは皆独身で美人揃いで、性格も悪く“なかった”そうです。しかし婚活を始めてからとげとげしくなり、最近は会うたびに「トピ主さんを責めるような言動」をしてくるそうです。トピ主さんは対処に悩み、風当たりを弱める妙案はないでしょうか、と問いかけています。悩み相談でストレスを溜めないための方法は?婚活のアドバイスを求められ、答えると必ず言い負かされる。「話を聞いて欲しいだけ」と言うので一生懸命聞いたら、主体性がないと怒られる。トピ主さんの子育てや旦那さんのことを根掘り葉掘り聞いてきた挙句、「甘い甘い」と酷評される――。婚活がストレスなのだろうとは思うものの、友人関係までおしまいになりそうで言えない、とのこと。彼女たちのストレスのサンドバックになってあげているようですね。なるべく逃げているものの、「逃げきれなかった場合のお説教?が倍返しとなって返ってくる」といった記述もあり、"四面楚歌"と言いたくなるほどのつらさが伝わってきます。妙案となるかはわかりませんが、悩み相談でストレスを溜めないための方法を3つ提案します。(1) 一度はっきり意思表示する彼女たちはおそらく、トピ主さんがそこまで困っていることに気づいていないのではないでしょうか。であれば、「私はもう答えられないから、別の人に相談して」「ごめんね、でももうそういう話は聞きたくない」と一度はっきり伝えてみるのが、一番の対処法だと思います。それで彼女たちもハッと気づくことがあるかもしれませんし、その程度で壊れてしまう友情なら、それまでと割り切ってしまうのもひとつ。しばらく疎遠になっても、婚活が終われば「当時は余裕を失っていて、私も嫌な態度だったな」と彼女たち自身が気づき、自然にまた仲良くできる日が来るかもしれません。無理して関わって嫌いになるくらいなら、嫌いになる手前で線を引く。それもある意味では優しさですし、大人の付き合い方ですよね。そもそも対等な友人関係において、「相談に乗ってお説教される」なんておかしな話。曖昧に交わしても気づかない相手には、一度バシッと言ってみるのが有効だと思います。(2) 「共感」と「応援」だけを伝えてあげるとはいえ、そうできない性格の方がいるのも承知しています。職場等のつながりで、表面的には仲良くしないと支障が出る……といった場合も、なかなか難しいですよね。はっきり言えない場合は、「共感と応援だけをしてあげよう」と決めて応対するのも一案です。例えば、相手が「いい人が見つからない、つらい」と言うなら、「つらかったね」と返す。「初対面のときは、それなりに楽しかったのにな」と言うなら、「そっか、そのときは楽しかったんだね」と返す。ポイントは、感情の形容詞を拾って繰り返すこと。それだけでも、人は自分の気持ちを受け止めてくれた、共感してもらえたと感じやすいです。その上で、こちらの意見を求められたときは、「〇〇ちゃんはどうしたいと思ってる?」と返す。これはあなたの問題であって私の問題ではないよ、ということをさりげなくにおわせた上で、「〇〇ちゃんが決めることを、私は応援するよ」と味方であることはしっかり伝える。トピ主さん夫婦の話を聞かれても、「うちは参考にならないよ」「うちはそれなりにやってるからいいの」と拒み、話す意思がないことを暗に伝えていきましょう。(3) 毎回ではなく、時々じっくり聞いてあげる「時々じっくり聞いてあげる」のもおすすめです。一喜一憂の展開に毎回付き合うのはやめるけれども、「1〜3か月に1回は聞いてあげよう」などと決め、時々しっかり時間を取ってあげる方法です。いいニュースがあれば、そのときに目一杯、喜んであげてください。そうしていれば、「応援している気持ち」は十分に伝えられると思います。それ以外のタイミングで婚活や恋愛の話題を振られたら、「今ちょっと時間がないから、今度聞くね!」などと言って、“今は”聞かない、聞けないという意思を見せていきましょう。相談も“主体性”を持って対処していこう(1)〜(3)いずれにも共通するのは、”自分主体”で相談に乗る姿勢です。「40代で婚活中の方はどうされたら気分いいですか?」という問いかけもありますが、そのように相手主体で考えていれば、振り回されるばかり。「話は聞いてあげたいけど、私はこういうスタンスで接する!」と決めておきましょう。悩みを聞く側がひどく悩まされるなんて、本末転倒。お友達に優しくしたい気持ちはよくわかりますが、「優しさは自分があげられる分だけでいい」と言い聞かせ、トピ主さんの負担にならない範囲内で対応してみてくださいね。風当たりが弱まることを祈っています。(外山ゆひら)
2018年06月11日男と女とでは、恋愛に対する考え方、捉え方などまるで違います。特に、エッチに関しては相容れないものがあるのです。よく「女性はエッチした相手を好きになる」と言いますが、確かにそのようなケースは多い。そんな女性に対して、男性はどんな意見を持っているのでしょうか?文・塚田牧夫矛盾してる!「好きな子ができたんです。その子は“誠実な男性が好き”と言っていました。自分で言うのもなんだけど、俺は結構誠実なほうなので、合うのかな……と内心思ってました。誠実ゆえに、デートしても手を出さなかったし、キスすらしなかった。そういうのは、付き合ってからしたいと思ってたんですよね。そして、しばらくして告白したんだけど……。“触れてこないから、そういう気はないのかと思ってた”とか言うんですよ……。好きになって、付き合ってからするものじゃないの? エッチが先なの? それって誠実なの? 矛盾してる!」ケンシロウ(仮名)/31歳誠実な男性は、恋愛も順を追っていきたい。それは大切に思っているからこその行動。でも、女性としては多少の肉体的な接触は欲しい。それによって、好意も生まれる場合もある。男としては、そこを矛盾と感じてしまうんでしょう。同感!「僕は、女性の感覚に少し近いかも。だって、全部知ってから付き合いたいじゃないですか? エッチもしないで“好き”なんて言うのは、所詮うわべでしょう。裸になって交わって、すべて知ってからこその“好き”でしょう。エッチすることで、相手の本音や本性も分かるし、それによってより愛も深まる。自分の前ですべてをさらけ出してくれたら、そりゃ愛おしく感じますよ。僕は女性の意見に同感です!」ユタカ(仮名)/27歳女性と同じ感覚を持つ男性も少なくはありません。エッチして、愛おしく感じるようになるというのも分かります。でも、そう考えると、こっちのほうがシンプルで男性的な感覚に思えてくるから不思議ですね。なら、やったもん勝ち!「女友だちに誘われて、ホームパーティーなるものに参加したんです。タワマンに住む、美女を囲む会。二十人くらいが集まってました。参加者の半分くらい男だったけど、そのほとんどがその女性狙い。でも、他の男に負ける気がしなかったんです。ガンガンアプローチして、二人で会ったときちょっと強引にホテルに連れ込みました。どんな女性だって、女は女。肌を合わせたら情が湧く。なら、やったもん勝ち!」トオル(仮名)/29歳自分のことを好きになってもらうために行動するのではなく、エッチを目標にして達成すれば、好きという感情もついてくる……という考え方なんでしょう。男性側に一切愛がなく、性欲のみのパターンもあるので、そこは注意したいところです。“エッチした相手を好きになる女子に対する男の本音”をご紹介しました。警戒したいのは、“エッチすると冷めるタイプの男”に好意を抱いてしまったときです。そんな相手とエッチしてしまったら、女性側は好きになる一方でも、男は冷めていくばかり。まったく噛み合いません。そう考えると、先にエッチしてしまうのは「得策ではない」と言えるかもしれません。(C) puhhha / Shutterstock(C) 4 PM production / Shutterstock(C) 4 PM production / Shutterstock
2018年05月28日「所謂『いい人』を好きになれない」と悩む女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、これまで「ちょっと悪いというか癖のある」男性とばかり恋愛をしてきたとのこと。一方で、「『あの人すごくいい人だよね!』と言われるような人を好きになれた経験がない」そうです。現在、交際を申し込まれている男性がいるそうですが、まさに「いい人」タイプで、非の打ち所はないものの、異性としての魅力を感じられない。自分のこの恋愛傾向は治るのでしょうか、と問いかけています。自分が“いい人”を演じていることに、理由があるのかも?その男性は見た目もよく、驚くような高収入なのに、傲慢さや嫌味も全くない。しかし、トピ主さんは一緒にいると「学校の授業のようで」「ちょっと息苦しく感じられてしまう」と心境をつづっています。その理由の一端と思われる記述があります。「自分もいい人でありたいと思いますし、まあまあいい人だと思います」「他人が見ればきっと90点くらいのいい人を演じている」という部分です。自分自身が“いい人”を演じているからこそ、同じタイプの男性に”異性としての魅力”を感じにくいのだろうと推測します。恋愛相手は、通常、自分が最も心を開ける(開きたい)相手。いい人を演じてしまうトピ主さんにとっては、「ちょっと悪いというか癖のある」男性といるほうが居心地の良さを感じるのだろうと思います。なぜなら、そうした相手といるときは、「いい人であらねば」という重荷を気兼ねなく下ろせるから。そういう男性は自由で頼もしく、かっこよくも見えるのかもしれません。逆に、いい人タイプの男性と一緒にいると、「自分もいい人を演じ続けなくてはならない」という無意識のプレッシャーで息苦しく感じてしまう――。女性は特に、小さい頃から「いい子」にしていると褒められることが多いため、いい子を演じてしまう癖を知らずに身につけているケースが少なくありません。だからこそ、いい子ぶらずに堂々と生きているように見える男性に対して、開放感や魅力を感じやすい。本能的な異性の好みもあるでしょうが、そうした心理面の影響も少なからずあるのではと思います。自分も「いい人」をやめてみるか、恋愛傾向を素直に受け入れるかでは、それを踏まえた上で、トピ主さんは今後どうしていけばいいのか。2つのスタンスを提案します。A)「いい人を演じてしまう癖」をやめてみる今回投稿をされたのは、「今交際を申し込んでくれている男性のことを好きになれたらいいのに」という思いもあるからなのでしょう。であれば、まずは自分から“いい人”を演じる癖をやめてみるのもひとつです。一朝一夕には難しいと思いますが、「こういう生き方は疲れるから、もうやめよう!」と何度も意識的に心がけることで、少しずつ変わっていけるケースもあります。常に聖人君子であろうとせず、90点を取ろうとせず、時にはダメな自分も周りに見せていく。嫌な言動をしてしまっても、「これも私の一部分」と自分を許してあげる。そうした日々の心がけが少しずつ、トピ主さん自身の考えや恋愛観にも変化をもたらしてくれるかもしれません。B)自分の恋愛傾向を受け入れ、うまくやっていく術を探る一方で、今の恋愛傾向を貫く道もあります。「私は癖のある人が好きなんだ!」と開き直り、そういう相手とうまくやっていく術を探る。トピ主さんは離婚経験があるとのこと、「癖がある男性だったからうまくいかなかった」「次こそはいい人を選びたい」という気持ちがあるのかもしれませんが、世の中の“癖のある男性たちの結婚”がすべてうまくいっていないわけではないですよね。ひとくくりにせず、「単にその相手とうまくいかなかっただけだ」と考えてみましょう。もしかしたら、癖のあるところに惹かれたのに、結婚して家族となるにつれ、「自分と同じように、いい人として振舞ってほしい」と相手を矯正したくなる場面が増え、衝突してしまったのかもしれません。もしそうであれば、「自分と反対のタイプだから惹かれた」という事実をしっかり自覚し、距離感をうまく調整することで、次の相手とはうまくやっていけるかもしれません。癖のある男性との恋愛に疲れ、卒業したいと思っているならば、Aの努力をしながら、いい人に見える男性の“意外な一面”を根気強く探してみるのも一案です。一方で、「やっぱり恋愛感情で惹かれる男性と一緒にいたい!」と思うなら、迷わずBを選べばいい。恋愛や結婚に何を求めるかにもよりますが、どんな相手を、そしてどんな人生を選びたいかは、トピ主さんが自由に決めていいことです。ものすごく心惹かれる相手に出会ってしまえば悩む余地もなくなるかもしれませんが、まずは今ある選択肢からじっくり考えて、「私はこうしよう」という答えを導き出していくといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年04月30日こんにちは、恋愛プランナーのTETUYAです。突然ですが浮気の定義って何ですか?と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?「手を繋いだら」「キスしたら」「気持ちがうつったら」など定義は人それぞれ。今回このアンサーはどうでも良くて、この質問を投げかける男の本音について書いてみたいと思います。■1.男には3パターン存在する男が女に「浮気の定義は?」と聞くときには、ある本音が3パターン存在するんです。「浮気」という不純な言葉と「定義」という知的な言葉。この相反する言葉の組合せが、あたかも男の浮気を正当化しようとする部分がちらっと見えるかのようです。この3つのパターンとは、「時間稼ぎ」「許容範囲」「自由度」というワードがヒントです。皆さん想像つきますか?■2.時間稼ぎもしもあなたが、つき合っている彼でもそうでない彼でも「過去に浮気したことある?」とお酒を飲んでいる席で聞いたとしましょう。その時に、「浮気したことないよ」じゃなく「浮気の定義って何?」と聞き返してきたとしたら、高い確率で彼は浮気をしたことのある確信犯と思ってもいいでしょう。あなたからのキラーパスに一瞬、何を言ったら正解かを考えたいから「浮気の定義は?」という質問返しで少しだけの時間稼ぎをしているわけです。その質問返しへのあなたの返答を聞いた上で、それに応じた無難な回答をするはず。こういう即座の切り返しができる男は遊び人のモテ男に多いです。■3.許容範囲設定としては、まだおつき合いしてない関係です。今度は彼発信で、あなたに「浮気の定義って何?」とあなたに聞いてきたら、それはあなたが軽い女?そうでない真面目な女?のどちらかを推し量っています。もう少し具体的に説明すると、例えばその質問に対しての答えが「キスまではOK。キスって挨拶代わりでしょ。」なんて言ったら、男からすると「軽い女」と認定され、もしかするとその日に体のアプローチをしかけてくることもあります。もしくは、本命としてはないな、と離れていくこともあり得るでしょう。だから、こんな時は相手を見て「彼に内緒でご飯に行ったら」くらいのアンサーをしとくのが無難でしょう。■4.自由度設定としては、彼はあなたと本気でつき合いたいと思っている場合です。この時、「浮気の定義って何?」と聞かれたら、それはつきあったときの自分の自由度を確認してます。あなたが「女の子とご飯に2人で行ったら浮気確定」なんて答えたら、男としては「なるほど、付き合ったとしたらこのレベルでNGになるわけね」と考えます。もし「私以外の女の子とLINEしたら浮気」なんて言われたら、「めちゃくちゃ束縛されそう・・・」と、正直ビビる、というところでしょうね(笑)。■おわりに「浮気の定義を聞く男」、こんな感じで2人の関係性でその本音も変わってくることが、みなさんもわかったんじゃないですか。だからアドバイスしたいのは、自分の気持ちひとつで答えを出すんじゃなく、一歩上手にたって、相手の男を今後どうなりたいか?でかしこく答えるべきです。どうでもいい男に質問されたら、「通りがかりの女の子をじっと見ただけでも浮気」なんて厳し目に言うのもアリですね(苦笑)。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月20日「デートの会計時に厚かましい態度を取れない」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「男性との食事の際にしっかり支払いをすることが多い」という33歳のトピ主さん。しかし、“奢られ上手”な友人の話を思い出してはモヤモヤしたり、割り勘で偉そうにしてくる男性にむなしくなったり、デートがいまいち楽しめないそうです。かわいく美しく甘える方法や賢い振舞い、あるいはそんなことを考えずに楽しく付き合っていく方法を教えてほしい……と綴っています。「相手を見定めるためだけ」のデートだから、楽しくない!?恋愛より結婚をしたい思いがあり、「モタモタしている場合ではないのに、ケチさが見える男性だと少し躊躇してしまう」と悩める心境を綴っているトピ主さん。好意を持った男性との食事でも、割り勘だとモヤモヤしてしまう……とのことですが、好意やデートが楽しかったという気持ちが、お金のことに負けるのは、その程度の気持ちしか感じられない相手だったから、とも考えられます。仲がいい友達ならば、割り勘でも損した気持ちにはなりにくいはず。まだよく知らない相手で、しかも恋愛対象として「見定める」ようと思って臨むからこそ、奢ってもらえないと、女性としての価値を認められていないような、時間を損したような気持ちになるのでは、と推測しました。「知人や友人として仲良くなり、徐々に好意を持ち合ってからデート」という形であれば、こうした問題は起こりにくいと思いますが、「相手をまだよく知らないけれど、とりあえずデート」という流れも、大人になれば少なからずあると思います。モヤモヤしないためには、「相手の人間性や将来性を見極めよう」という意識はできるだけ捨て、「ただ楽しい時間を過ごすために会うんだ」という意識でデートをしてみるのが有効だと思います。“奢られ上手”になる秘訣も、そんなところに潜んでいるかもしれません。「奢られること」は愛情表現なの? 他人と比べてしまう理由こと恋愛となると、「奢ってくれるかどうか」を意識してしまう、という女性は少なくないですよね。そこには以下のいずれか、または複数の理由が関係していると考えられます。1)奢られると、女性として大切に思われている気がするから2)男性に奢られる女性のほうが、価値があると思うから3)他の女性たちと比べて、「待遇の不平等」を感じるから4)男性のほうがたくさん飲み食いするので、割り勘だと不平等だから5)男性のほうが給料が高いので払うべきと思うから6)気前のいい男性が好みだから「極端な友人のケースと比較しての被害者意識」という記述を見る限り、トピ主さんには(3)の「あの子だけ恵まれていてズルい!」といった心理はひとつあるようですね。他人を羨む気持ちを持つのは人の常ですが、羨み始めたらキリがないのもまた事実。世の中には、友人よりもっと“奢られ上手”な女性もいるでしょうし、裕福で、お金のことなど全く意識せずにいられる人もいます。他人を羨む心理は、「現状に満足できないとき」に多く生まれます。トピ主さんの場合、もしかしたら「急いで結婚相手を探さなければ」「だけど、うまくいかない」という焦りやストレスが、そうした感情に繋がっているようにもお見受けしました。奢ること=男性の本気や誠意、とは限らない。心ある関係を築くには気になったのが、「割り勘にしたのにペタペタ肌を触られたり偉そうにされたりすると、非常に虚しい気持ちになってしまい、お付き合いを進めるのも憂鬱に感じてしまう」という記述です。これは(1)の“割り勘だと女性として大切にされているように感じられないから”というのが理由なのでしょう。しかしながら、心ある人物かどうか、男性がこちらに本気かどうかはお金の支払いだけでは判断できないもの。「時間をかけて関係を築こうとしてくれるかどうか」「しっかり人として向き合ってくれるかどうか」などの観点も持っておくのがオススメです。“心ある人間関係”を築くには、ある程度の時間が必要ですし、多面的に人を見ていく姿勢も必要です。割り勘にされたことが多少引っかかっても、「この人はそういう人なのだな」と相手の一部分として受け止め、人としての付き合いは続けていれば、その人が持つ別の魅力が分かってきて、お金のことが気にならなくなってくる……なんてこともあるでしょう。「絶対に奢ってくれる男性がいい!」と思うならば、いっそ開き直ってそこを重視していくのもひとつです。他人の評価軸ではなく、「自分が納得いく結婚」ができるのが一番の幸せですよね。自分がどんな相手や結婚生活を望んでいるのか、漠然としているならば今一度、具体的に再考してみましょう。その上で、「世間の事情や友達がどうであれ、私は私らしい相手と、私らしい結婚をすればいい」といった強い心持ちを持っていれば、必要以上に“モヤモヤ”せずにお相手探しを進めていけるはず。自分の価値観や感覚を信じて、自分にとっての“最高の相手”を探していきましょう。応援しています。(外山ゆひら)
2017年10月09日「女友だちと一緒に寝たけど何もなかった」。そんな会話をたまに耳にします。それを聞いて、「ホントかよ~」と疑う人もいれば、「友だちなら当然」と思う人もいる。ここは意見が分かれるところでしょう。それぞれの、友だちとしての位置づけにも違いがあるのかも……?そこで今回は、仲の良い女友達と何もせず一晩をともにできるかを、男性に聞いてみました!文・塚田牧夫できる派:「友だちを失いたくない」「友だちだから、夜を一緒に過ごすこともある。でも、僕は絶対に手は出さないですね。だって、友だちを失うことになるから。しかも、失うのはきっとその子だけじゃない。周りにいる何人かも、きっと友だちとしては付き合えなくなるでしょう。そんなのは嫌だな。あまりに失うものが大きすぎる」フミヨシ(仮名)/28歳できる派:「何かするならちゃんと付き合ってから」「友だちって、男だろうが女だろうが、すごく大事な存在。そんな大事な人を、軽くは扱えないですよ。もちろん、相手のことは嫌いじゃないだろうし、むしろ好きでしょう。だから友だちなわけだし。でも、もし何かするんだったら、正式に付き合ってからにしますね。それが友だちに対する礼儀ってもんじゃないですか?」キヨタカ(仮名)/27歳できない派:「手を出さないと失礼」「もし一緒に寝るとしたら、俺は一応、手は出しますね。だって、もしかしたら相手もそういうつもりで来てるかもしれないでしょう? だとしたら、何もしないのは失礼。だから、とりあえず手は出す。嫌だったら、断ってくれればいいだけのこと。そんな強引にやったりはしませんよ? 友だちなんだから」タイシ(仮名)/29歳できない派:「ヤッても関係が変わるわけじゃない」「みんな深く考えすぎなんじゃないですかね? 一回エッチしたぐらいで、友だち関係が壊れたりしますか?人間誰だって性欲はある。それは男も女も同じでしょう。それを満たし合うだけの話。それぐらいで壊れる関係だったら、もともと長くは続かないんじゃないですかね。友だちっていっても、たかが知れた関係なのでは……?」シュン(仮名)/30歳仲の良い女友達と何もせず一晩をともにできるか、男性に聞いた結果をご紹介しました。それぞれの価値観、倫理観というものがモロに出る質問でした。どっちが正解とは言いづらい。まず、その人にとって“友だち”というものが何なのか。そういった位置づけも関係してくるよう。とりあえず言えるのは、良い友だちを持ってくださいということですね。(C) Lolostock / Shutterstock(C) LisovyFamily / Shutterstock(C) KIRAYONAK YULIYA / Shutterstock(C) Dima Voinalovich / Shutterstock
2017年10月01日「結婚と子供が幸せって発想、押し付けないで」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、10人以上とデート経験はあるものの、交際経験はゼロだという30歳代の女性。周囲の既婚者や子供がいる人たちが、「求めてもないアドバイス」や「あたかも自分たちの方がレベルが上だというような話」をしてくることに不快感を覚えており、その対処法について尋ねています。どうしたらストレスを溜めなくて済む?(1)一度だけ、きっぱり意思表示をしてみる「したい事をして気の合う人とその場限りの楽しい時間を過ごし、気楽に生活しています」「何の不自由も孤独感もなく幸せで、こっちのスタイルの方が向いていると思う」というトピ主さん。不快なアドバイスをしてくる人に対し、「お付き合いを選択しない私に、そんなアドバイスは意味がわかりません」と怒りを示しています。そうであれば、一度だけでいいので、その気持ちをはっきり伝えてみるのもひとつ。言い方は和らげるにしろ、「申し訳ないけど、そういうアドバイスは私には必要ない、聞きたくないんだ」という意思を伝えれば、次回以降は言ってこなくなる確率が高くなると思います。他人の発言をコントロールすることは不可能。それでも、相手の言いたいことが自分の聞きたくないことであった場合、その事実を伝えて、不快な時間を減らす努力はできます。ビシっと言うのは抵抗があるかもしれませんが、後から長くしんどい気持ちを溜め込むくらいなら、思いきって言ってしまったほうが結果的にストレスを減らせ、関係を良好に保てることもあるでしょう。(2)「別の話題」を積極的に投げていく多様な生き方が増えてきた今の時代にしても、「恋愛や結婚などは、多くの人に共通して話せそうなテーマだから、つい話題にしてしまう」という人は意外に多いのではと思います。仕事の話は業界や環境が違えばわからないことも多いですし、趣味の話も、そうそうぴったりと合う人はいない。トピ主さんの周囲の方も、適当な話題を見つけられないために、つい恋愛や結婚のことを話題にしてしまうのかもしれません。でも、もしそうであれば、「別の話題」があれば済むことです。聞きたくないアドバイスをされた時は、「そういう考え方もあるんだね〜」とさっと受け流し、「ところで、○○のことなんだけど」とこちらから別の話題を提供していく。恋愛や結婚の話題に興味がない、ということを“態度で”伝えていきましょう。(3)「話題が見つからない相手」とは距離をとる「別の話題ができない」「話題を探すのも苦痛」というような相手ならば、いっそできる限りの距離をとって接するのも一案です。相手が上司など気を遣う相手であっても、「プライベートのことなのだから、ストレスを抱えてまで真面目に聞く必要はない!」と心の耳栓はふさいでおきましょう。結婚や子育てで、人は「レベルアップ」するの?「お付き合いする、結婚する、子供を育てるっていうのは、人間としての精神レベルか何かのステップアップになるのですか?」と投げかけつつ、不快感を示しているトピ主さん。そういうときは、「この人は、結婚や子育てを体験しての“自分の感想”を言っているのだな〜」と自分と切り離して受け取るのがベストです。「へぇ、そうなんだね」を口癖にしてみましょう。結婚や子育てによって、自分が成長した、人としてレベルアップした……と感じる人は、確かに少なくないようです。でも、成長やレベルアップの機会が世の中にそれだけしかないわけではありませんし、同じ経験をしても、学び取るものは千差万別。何を言われても、「私は自分の人生経験のなかで成長していこう」と思っておけばいい。「結婚や子育てをしなければ成長できない」なんて意見を押し付けてくる人がいたら、反論してもよし、無視しても聞き流してもよし、自分とは理解しあえない相手だと諦観(ていかん)してしまってもいいと思います。「今の私はこう」という柔らかなスタンスでもいい「私は人と親密な関係性が築けず、恋愛とか結婚とか向かないっぽいですよね?」と問いかけているトピ主さん。「向かない」と決めてしまった方が迷いが減って楽な側面はあるかもしれませんが、「これから先ずっとそうなのだ」と決めつけて自分を縛る必要もないのですね。「今の私には、とりあえず恋愛や結婚が必要ない」くらいの柔軟なスタンスでいるのもひとつです。それを誰かに主張する必要もありません。でも、心の中では「今はこうだけど、そのうち誰かと生きてみたいという気持ちが芽生えてくるかもしれないしね」くらいの気持ちでいれば、立場や価値観が違う人に対しても、必要以上に鎧(よろい)を着なくて済み、自分がラクにいられることでしょう。強い意見を押し付けてくる人には、同じくらい強い態度ではね返すのもひとつですし、「のれんに腕押し」なんて諺(ことわざ)にもあるように、こちら側が取り合わない姿勢でいれば、相手も張り合いがなくなり、そのうち意見の主張をやめてくるでしょう。自分の生き方にしっかり自信を持っているトピ主さんですから、きっと上手に対処していけると思います。負けずにいきましょう!(外山ゆひら)
2017年08月28日「男性の『忙しい・疲れた』発言が理解できない」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。28歳のトピ主さんは、理系の大学院生。これまで交際してきた男性たちが皆、「忙しい」「働き詰めで疲れた」などと言ってくることに不快感を示しています。他の女性も同じように感じるのか、それともこれは自分の偏った感じ方なのか……と問いかけています。好きな女性に「すごい」と思われたい、褒めてほしい心理?男性の「疲れた・忙しい」発言について、「努力や実力の誇示」「上に立とうとする優越感を認めさせたい競争意識」「弱音を見せている・甘えている様には見えず、むしろ張り合ってるのかと受け取ってしまう」とトピ主さん。過去の恋人たちは、「今日はこんなことを全力でやったんだ(ふん、凄いだろ)、でも君がいるから幸せだ」などと言ってきていたそうで、敵対心と好感を同時に口にできる心理も訳がわからない、とのこと。一般的な男性心理で考えるならば、これらは好きな女性に「すごいね」と賞賛して欲しい気持ちの表れでしょう。トピ主さんのことを自分と同列の競争相手としては見ているのではなく、あくまで「女性」として見ている。男性の序列のなかで「凄いだろ」という部分を褒めてほしかったのだろうと推測します。元彼たちは皆、仕事熱心で魅力的で、尊敬もできる男性だったとか。尊敬の気持ちがあるのであれば、普段から「仕事熱心だね、尊敬しているよ」と伝えておき、誇示される前に「大変なのに愚痴らないあなたが好き、かっこいい」などと先手を打っておくのも一案です。そうすれば、男性はトピ主さんの前で、できるだけ愚痴らない“かっこいい姿”であろうとする瞬間が増えるかと思います。男性心理を理解したところで、「不満」は消えないかも…ただ、そうした心理を理解したところで、根本的な不満は消えないかもしれません。トピ主さんは、「『私だって頑張っているのに』と内心思いながらも、そうだね、大変だね、と聞き続ける」ことによって、「負けを認めるようでプライドが傷つき、ストレスが溜まっている」とのこと。そうするうちに疲れてしまい、何度も破局に至っているそうですね。まずは、言いたくないときにまで、無理して「大変だね」と言ってあげてしまう癖をやめてみましょう。「そっか」「そうなんだ」とただ聞き流す。自分のストレスが貯まらない方法を最優先することです。よっぽど聞きたくないときは、正直に「今はそういう言葉を聞きたい気分じゃないの」「私そういう言葉、実は苦手なんだ」と伝えてみるのもひとつです。恋人間に思いやりは必要ですが、いつも相手を持ち上げてあげなくてはダメになってしまうような関係なら、どうあれ長続きしません。一緒にいて疲れてしまう相手はパートナーとしてふさわしくない、と割り切る気持ちも持っておきましょう。「そういう男性が多い環境」だとしたら、どう関わっていく?投稿内の記述を見る限り、トピ主さんの心には「私の頑張りも認めてほしい」「仕事面で周囲に負けたくない」という気持ちがあることが読み取れます。いっそ我慢せず、自分もどんどん自慢や愚痴を言ってみる……というのも打開策になると思いますが、トピ主さんには「不満を言うのは甘え」「こつこつと前向きに努力していくのが理想の姿」だという美学がある。自分が我慢しているからこそ、簡単に愚痴ったり自慢をしたりする男性に苛立つのかもしれませんね。また、トピ主さんが属する研究室は「男性優位」の社会のため敏感になってしまう……という記述も見られます。確かに今の時代は、男性が作り上げた社会に女性が馴染んでいる最中なので、男性側の理屈に合わせなければならないしんどさを感じる場所はまだまだあるのだろうと推測します。そんなときには、以下のような対処を考えてみるのも一案です。・「仕事では仕方ないけど、プライベートでは深く関わらないでいよう」と、距離を置く・「プライベートでは、ストレスを感じずに一緒にいられる男性といたい」と、視野を広げて探してみる・「自分にプラスになる道を考えよう」と割り切り、“そういう社会”でうまくやっていくための処世術を磨いていく20代は、特に「自分のことで精一杯」な時期だから…20代というのは多くの人にとって、最も“自分で精一杯”で、気持ちに余裕のない時期です。不確定な未来のために、がむしゃらに頑張っているからこそ他人の動向が気になるし、結果に裏付けられた自信もまだ少ないからこそ、むやみに努力や実力の誇示もしたくなる――。トピ主さんたちのケースも、「お互いに気持ちの余裕がない時期であること」が根本的な原因のような気もします。30代くらいになってくると、仕事面で少し余裕が出てきたり、うまく立ち回っていく術を身につけられたりして、多少気持ちが楽になれることもあります。社会というのはなかなか思い通りにならない場所ですが、“自分の心を軽くする術”を探し出せた人ほど、快適に過ごしやすくなります。急がず諦めず、男性との関係をストレス少なく乗りこなしていく術を模索していけるといいですね。(外山ゆひら)
2017年08月07日「結婚より良い恋愛(お互いに思いあい、わくわくする)がしたい」という投稿が、30歳女性から掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「考え方を変えなきゃ生涯独身かも」などとは思うものの、気持ちが動かない男性との結婚は決めることができず、ご両親からもそうした姿勢を批判されているのだとか。今回は「結婚よりも恋愛がしたい」という気持ちについて考えてみましょう。■常識や体裁より、自分の思い描く人生を叶えてみよう30歳だけど、結婚より恋愛がしたい。とっても素直で、気持ちのいい投稿だなと感じました。そう自覚しているならば、大いに恋愛をすればいいと思いますが、日本の社会は「大の大人が恋愛を楽しむこと」になんとなく不寛容な空気もありますよね。「大人になったら結婚して落ち着くべき」といった風潮は、いまだ根強くあるようにも思います。しかしながら、100人中の100人がその風潮を気にして生きているわけではありません。30歳、40歳を過ぎても、あるいは50歳、60歳でも恋愛をしている男女はいます。そもそも人を好きになるのは自然な感情。マナーをわきまえ、自分なりに生活を成り立たせているならば、“恋愛をする大人”を批判する正当な理由は誰も持っていないはず。時代の空気も、少しずつですが多様な価値観を許容する方向に進んでいます。ただ、トピ主さん自身が世間体や体裁を気にするのであれば、30歳の今、周囲の言うとおり、結婚を目指して動いたほうが精神的には楽になるかもしれません。「自分の願望を叶えたい気持ち」や「自由に生きたい気持ち」がどのくらい強いのか、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。■親の意見はどう受け止めるべき? 「心配」を軽減させるためには悩みを相談すると、ご両親は「馬鹿なことは言うな。結婚とは甘いものじゃない!」などと言うそうですね。多くのご両親は「心配」の気持ちから、子どもの人生に意見をします。それをどの程度取り入れるかは、人それぞれ。「自分の生き方を、親に賛成してほしい」と思うのは当然ですが、それに縛られすぎると、思うように生きられず、長く苦しい思いをする人もいます。親の言うとおりにしたところで不満の多い人生を送ることになれば、結局は“幸せではない姿”を親に見せることになってしまい、本末転倒でもあります。「心配はありがたいしうれしいけれど、私は私の人生をちゃんとやっていくから大丈夫だよ」なんて言えるといいですよね。ご両親には「自分の幸せや将来のことは考えているよ」ということを繰り返し伝えつつ、自分の今の気持ちや生き方も、しっかり大切にしていくのが最善ではないでしょうか。精神的にも経済的にも自立し、楽しそうに日々を送っているトピ主さんの姿を見れば、ご両親の“心配”の気持ちは多少なりとも軽減させられると思います。■いい恋愛の先には結婚もあるかも どんどん「行動」を始めていこうもしかしたら、結婚と恋愛を完全に“別物”として考えているために、悩みが膨らんでしまうのかもしれません。「いい恋愛関係が築ければ、自然とその先に結婚も見えてくる」と考え、「時間がかかっても、私は恋愛結婚がしたい」と心に決めてみるのも一つです。そうとなれば、叶えるための“行動”にエネルギーを注いでいきましょう。「独身の良い人はなかなかもう出会えないのかな」とのことですが、仕事や友人のつながり以外でも、異性と出会える場所はたくさんあります。ワクワクする恋愛がしたいとのこと、ご自身もワクワクするような日々を過ごすことが出会いへの近道だと思います。今ある生活圏から1歩でも2歩でもいいので外に出て、新しい居場所や人との交流を求めていきましょう。恋愛や結婚は相手のあることですし、ただ考えているだけではなかなか現実化しない側面もあります。候補となる存在が出てきたほうが、具体的な方策や未来像も考えやすいです。「出会いがない、でも特に何もしない、もういい歳だし、結婚はしたくないけど親も納得させたいし……」といった悩みのループにはまり込んで時間を無為に過ごすよりは、自分の望む未来に向けて、少しずつでいいので“行動”に移していきましょう。「考えてから行動する」ではなく、「行動しながら考える」習慣をつけてみるのもおすすめです。いい恋愛ができるといいですね。応援しています!(外山ゆひら)
2017年06月05日他県に住む既婚の友人と会うたびに、「今の彼と結婚するのかしないのか?」聞かれて面倒だ−−という投稿が発言小町に寄せられました。トピ主さんは40歳女性。悩んだ末、体調不良を理由に断ったそうですが、今回は「独身者と既婚者の友人付き合い」について考えてみましょう。■ 過去には感謝しながら、今、心地よいと感じる関係を求めていこう独身者と既婚者の付き合い方は、多くの女性が悩むところ。もともと女性はプライベートな話をする「お互いの近況報告」をしあうことで深く繋っていくことが多いですよね。しかし、お互いの現状が“リアル”にわからなくなると、“現在進行形の関心事”が違うために段々と話が合わなくなっていくことも。相手の恋愛や子育てのことについて繊細な共感や気遣いをするのが難しく、ピリピリした空気になってしまったりすることもあるようです。 趣味やキャリアの悩みなど他に共通の話題があったり、お互いのことを本当に思い合える仲で、「あなたはそうなのね」と尊重しあえたりしていれば問題はないのですが、そうした深い友情関係はそうそう持てるものでもありませんよね。「気持ちよく話ができなくなったな」と感じたら、無理をしないことをおすすめします。「相手も自分もどちらも悪くない、でもこの関係は一旦、“旬”を過ぎたのだな」と穏やかに捉えてみる。これまで仲良くしあえたことには感謝しつつ、時間とともに物事が変わっていくのは自然なことと考える。そんなスタンスです。 その上で、“新しい関係”にも目を向け、今の自分が心地よいと思える人たちとの交流に時間やお金を使っていくようにすると、気持ちよく過ごせる時間は今よりも増えると思います。それに、人間関係の“旬”はまたやってくることもあります。四季が巡るのと同じく、人生にはさまざまな変化があり、お互いに、「そういえば彼女どうしてるかな」なんて思いを寄せる日が来ることも。縁を切るというよりは、「またいつか仲良くできるかもしれないしね」と考え、“ふんわりと距離を置く”形を取っておくと、お互いに嫌な感情のしこりも残りにくいでしょう。■ コミュニケーション術で解決できることも友人たちに意見されることにストレスを感じているようですが、他人の言動をコントロールすることはなかなか難しいもの。そうであれば、こちら側が“心を乱されないようにするためのコミュニケーション術”を体得してしまうのも一案です。 異なる価値観の人に意見されたときは、「そういう考えもあるんだね」と返し、一意見として賛成も反論もしないでおく。話す前に「ただ聞いてほしいだけなんだけど、いいかな?」と前置きしてみたり、「私も時間を割いているけど、相手も私に時間を使ってくれているのだな」といった感謝の気持ちも忘れないようにしてみたりするのも一つです。人間関係の悩みは、ちょっとしたコミュニケーションで丸く収められることも意外に少なくないので、そうした解決方法も考えてみるのもおすすめです。■ 「人と関わりあう楽しさ」も忘れずに投稿には「どうして人は、他人が気になるんだろ?」といった疑問もつづられています。「気になるというよりは、話のネタがないから適当に聞いているだけ」といった場合もあるでしょうが、人が他人の動向を必要以上に気にするのは、自分の生き方や選択に自信がないときや、物事がうまくいっていない時期に顕著ではあります。答えたくなければ、「あなたは最近どうなの?」と聞いてあげるのもひとつです。それに、「他人が気になる」というのは決してネガティブなことばかりではありません。お互いに興味や関心を持ち合うことで、人間関係は成立するもの。異なる視点や自分以外の世界の情報などが得られなくなると、視野の狭い人間にもなってしまいがちです。 人との関わりには色々と面倒な面もあるのは事実ですが、それでも「関わる楽しさや意味」を感じるからこそ、人は関わりあうのではないでしょうか。お互いの人生に興味を持ちあいながらも、程よい距離から「あなたが一番幸せだと思う生き方をしてね」と応援しあえる、そんな友情関係がひとつでも得られれば最高ですよね。面倒なことは自分なりに乗りこなしていく方法を見出しつつ、できるだけ“人との関わり”のポジティブな局面のほうを意識的に見つめていけたら、人生はきっと彩り豊かなものになると思います。(外山ゆひら)
2017年05月22日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚