夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。まずは「就活」に勤しみ、その後「婚活」も闘い抜いた女性たちの次なる闘いは「妊活」…。社会に、世間に、次から次へと「○○活動」を押し付けられているような気がして、息がつまるような思いをしている女性も少なくないのではないでしょうか。ある行動が「○活」と呼び名を持つようになると、それは「みんながしていること」と認識されるようになります。するとメディアによる情報提供が増え、個人間で体験や意見を交換し合う場も一気に増加。SNS全盛時代の今、その傾向は強まる一方です。スマホひとつあれば24時間、いつでもどこでも、あらゆる情報が流入してくる時代。もちろん、情報というものは、うまく活用できればとても有益なものです。けれど、世間に氾濫する情報に流され、溺れ、SNSにあふれる「体験談」と自分の現状を比較して苦しむ…そんな女性が増えている気がしてなりません。特に「妊活」中の女性は、そんな情報社会の犠牲者にならないよう、ご自分の身を守ってほしいと思います。今回は、そんな思いをこめて、麻子さんのケースをご紹介しましょう。■妊活のはてに…「なにもかも、どうでもいい」「妊活系モンスター 専業ベビ待ち」代表:麻子(仮名)36歳の場合「あぁ、またソファで寝ちゃった…」午後3時。リビングのソファで目覚めた麻子は、ぼんやりつぶやいた。おかしな姿勢で長時間寝ていたせいで、体のあちこちが痛い。そうでなくても、最近の麻子は全身が絶不調だ。いつもだるくて気分が悪く、体が重くて仕方がない。眠い目を開けると、目に入って来たのは散らかり放題の部屋。床にはビールや酎ハイの空き缶と、いかにも体に悪そうなおつまみの空袋が転がっている。ダイニングチェアには、洗ったままの洗濯物…いや、あのトレーナーはまだ洗濯してなかったっけ。ゴミ箱もいっぱいで、今にも中身があふれそうだ。でももう、なにもかもどうでもいい、と麻子は思った。眼前のカオスをこれ以上見ていたくなくて、目をつむる。そして、窮屈な姿勢のまま、彼女は再び眠りについた。■学業、就職、結婚…「努力さえすれば夢はかなう」麻子はこれまで、ずっと優等生だった。大人にやりなさいと言われたことには疑問を抱くこともなく、いつでも素直に従う子ども。おとなしく真面目で勉強もできたから、親や教師の覚えもめでたいタイプだ。そして、そこそこのレベルの公立大学に進学する。料理自慢の母に似て、趣味は料理とお菓子作り。周囲からはいつも「いいお嫁さんになりそう」と言われていた。そして麻子本人も、「私は特別、興味のある仕事なんてないけれど、家事は苦にならないタイプ。子どもが大好きだし、早く結婚して幸せな家庭を築きたい」と思っていた。ところが大学入学後、ほどなくして出会ったあるアクセサリーブランドが、麻子の人生を大きく変えた。若い女性を対象としたそのブランドのアイテムは、どれも繊細でかわいらしい。お値段的にも、アルバイトを頑張れば学生でも手が届く価格だ。麻子は家庭教師のアルバイトに励むかたわら、暇さえあればこのアクセサリーショップに通いつめ、バイト代がたまるたびに1つずつお気に入りを増やしていった。大学3年生になる頃には、ショップの店員全員と顔見知りになるほどだった。そんなある日、麻子は、このショップが販売員を募集していることを耳にする。大好きなアイテムに囲まれて働くことができたら、どんなに幸せだろう。麻子は、早速ショップの責任者に懇願したが、「うちでは学生のアルバイトは採用していない」という回答。それでも麻子はあきらめられなかった。自分がどれほどこのブランドに夢中か、どれほどブランドのコンセプトを熟知しているか、もしも採用してもらえたら、どれほど骨身を惜しまずに働くかを熱弁した。すでに麻子と何度も顔を合わせており、麻子のブランドへの熱烈な愛着を理解していたこの責任者は、麻子の希望を本社にかけ合ってくれた。「この子はうちの商品のことは、もう社員並みに熟知している」という責任者の推薦のおかげで、麻子は例外として学生ながらアルバイト採用されることになる。採用時に誓った通り、麻子は本当によく働いた。大好きなブランドのショップで働くのが、楽しくて仕方なかった。彼女の熱心な働きぶりは本社にもたびたび伝わり、麻子は大学卒業後、正社員としてこのブランドで働けることになった。麻子にはさらに大きな夢が芽生える。今は販売部にいるけれど、いつかはデザイン部で働きたい。そんな思いを胸に、24歳の麻子は新たな目標に向かって走り出した。忙しく働きながら、アクセサリーのデザインの勉強を始めたのだ。そして27歳の時に、ついにデザイン部へ異動。すべてが思い通りに運び、麻子は有頂天になってしまう。「私の人生、なにもかもうまくいっている。努力してるから当然よ。頑張ればなんだってできるの。努力さえ惜しまなければ、どんなことだって達成できるんだから」麻子は充実感でいっぱいだった。デザイン部でも人一倍努力し、成果を認められた麻子。「いいお嫁さん」という以前のゴールを忘れたわけではなかったが、仕事に没頭して気づけば29歳。しかし、人生が充実している時には、忙しく過ごしていても良縁が転がりこむものだ。麻子に人一倍目をかけていたデザイン部の先輩が、夫の大学時代の後輩を紹介してくれたのだ。麻子より2歳年上の俊は、小さな雑貨輸入会社勤務。こだわりを持つ大人を対象とした文具の輸入を担当しており、自分の仕事や扱う商品に誇りを持って生き生きと働いていた。仕事に情熱を傾ける2人は、あっという間に意気投合。精力的に仕事を楽しみつつ、料理上手で家事もテキパキこなす麻子に、俊がプロポーズするまでに時間はかからなかった。やさしく思いやりにあふれ、自分のことも自分の仕事も尊重してくれる俊からのプロポーズに、麻子は「はい!」と即答した。30歳の秋だった。■「妊娠しない…」結婚3年目の不安仕事と結婚生活の両立もうまくいった。ブランドの新作発表前になると、麻子はオフィスに泊まりこみ徹夜で働くこともあったが、俊は麻子を応援してくれた。学生時代から一人暮らしをしていた俊は、家事も自分でこなせる。多忙な麻子が家事に手が回らない時にも、2人が衝突するようなことは皆無だった。そして、互いに仕事が落ち着いている時期には、一緒に旅行へ出かけ、おしゃれなショップやカフェを回ったりして、楽しい時間を過ごした。ところが、結婚3年目。麻子はある不安を抱き始めた。夫婦生活は普通にある。そして子どもが欲しい麻子は、避妊をしていない。それなのに、3年たっても妊娠しない。危機感を抱いた麻子は、ネットで「タイミング法」や「妊娠しやすい体の作り方」について調べ、実践し始めた。「妊活」と銘打ったサイトが、山のように見つかる。「私はこうして妊娠した」といった成功者のアドバイスを、あれこれ試す日々。けれど1年続けても、効果はあらわれなかった。病院嫌いの麻子だったが、さすがに専門のクリニックにかけこんだ。さまざまな検査の結果、ホルモンのバランスが原因で、麻子は妊娠しづらい体質であることが判明。目の前が真っ暗になった。結婚して、子どもを生んで、温かい家庭を築く。それはもう、ずっと昔から当たり前に実現されるべき幸せの形として、いつも麻子の心の中にあった。全力で情熱を傾けられる仕事に出会って、優先順位が2番目になっていただけのこと。忘れたわけでも、あきらめたわけでもない。けれど、私ももうすぐ34歳。「第1子は35歳までに」と、みんなが言っている。仕事は相変わらず最高に面白いけれど、そろそろ「妊活」にも時間を割くべきではないのか。そうしなければ、きっと後悔する…。そう考えた麻子は、ホルモン治療を受け始めることにした。夫の俊は「子どもは好きだけれど、授からなければそれでも構わない」という考え方だが、麻子の願いを知っていたため、「2人で治療を頑張っていこう」と言ってくれた。翌週から、麻子のホルモン療法が始まった。■不妊治療「仕事と子ども、どっちをとる?」副作用に関する説明は受けていた。受けてはいたのだが…。いざ治療が始まると、麻子は想像以上の苦痛にさいなまれることになった。頭痛と吐き気に悩まされ、体が重くて仕方がない。そんな体調不良のせいなのか、それとも精神面への副作用なのかわからないが、気分もひたすら重く、鬱々としてしまう。そんな状態なので、なかなか仕事に集中できない。ただでさえクリニック通いで、以前より職場に迷惑をかけているのに…。麻子は肉体的にも精神的にも追いつめられ、ギリギリと歯を食いしばりながら毎日仕事に通っていた。そんなある日。新作発表前の怒涛(どとう)のスケジュールについて行けなくなった麻子は、とうとうオフィスで倒れてしまう。連絡を受けて、あわててかけつけた俊の車の助手席で目を覚ました麻子は、消え入りそうな声で「ごめんなさい」とつぶやいた。涙が流れて止まらない。普段ならすぐにやさしい言葉をかけてくれるであろう俊が、この日はいつになく強張った顔のまま、麻子のほうを見ずに黙って運転を続ける。そして重苦しい沈黙の後、思い切ったように俊は口を開いた。「麻子にとって仕事がどれだけ大切か、俺も分かってるつもりだよ。でも、最近の麻子はあまりにしんどそうで、俺、見てられなくて…。こんなこと、本当は言いたくないけど…」「待って」苦しそうに、慎重に言葉を選びながら話す夫を麻子がさえぎる。「分かってるの、私も。仕事も子どもも、本当は両方あきらめたくないのよ。でも、両方同時には手に入らないんだとしたら、タイムリミットが迫ってる妊活のほうを優先しないといけないのよね…」麻子の顔は、涙でグチャグチャになっていた。俊は人気のない場所に車をとめると、麻子にハンカチを渡し、彼女の手を握った。「麻子、ずっと忙しかっただろ。いくら楽しんで働いていたとはいえ、やっぱり激務は体にこたえたと思うし、ストレスもあったと思う。一緒に見た妊活サイトにも『ストレスは大敵』とか、『リラックスできるライフスタイルになった途端、妊娠』とかって話が載ってただろ。麻子もあっさり、そんなことになるかもよ。それに麻子、『時間に余裕があれば、もっと気合いを入れて料理したいのに』っていつもボヤいてたじゃないか。そういうことを、のんびり楽しんだらいいんじゃないかな。俺も豪華な料理が食べられるようになるの、楽しみだなぁ」努めておどけたようにそう言う俊のやさしさに、麻子は泣き笑いの顔で応えた。こんなにやさしい人が夫で、本当によかった。今まで仕事を全力で頑張ってきた分、これからは妊活を全力で頑張ろう。大丈夫。きっとうまくいく。これまでずっとそうやって、なにもかもうまくいってきたんだから…。夫の手を握り返しながら、麻子はそう心に誓った。そして、その翌日には、会社に退職届を提出する。■結果が出ない妊活「好きだった仕事まで辞めたのに…」その3カ月後に退職して、麻子は生まれて初めて専業主婦になった。それまで朝から晩までオフィスで働いてきたため、最初の1週間は戸惑いがあまりにも大きく、なにもできないまま終わってしまった。が、翌週からは気を取り直して、妊活成功のためのスケジュールを練り始めた。ネットで妊活情報をリサーチしていてしょっちゅう見かけた「温活」スタジオや、ヨガ教室。「これまでは時間がなくて無理だったけど、これからは行けるのよね」妊活に効果的なメニューも毎日用意するのは難しかったけれど、これからはレシピを検索する時間も、買い物に行く時間も、料理する時間もいくらでも取れる。「あ、お野菜はできるだけ、農薬が使われていないものを選ぶべきなんだった。有機野菜のお取り寄せサービスも、契約しちゃおうかな」こうしてあっという間に、長い長い「妊活To Doリスト」が出来上がった。これを一つ一つきちんとこなしていけば、必ず妊娠というゴールにたどり着けるはず。ただの大学生だった私が大好きなブランドの正社員になって、デザイン部にまでたどり着けたように…。麻子は再び、自分の中にやる気とエネルギーが満ちあふれるのを感じた。ところが、やる気が大きければ大きいほど、費やした労力や金額が大きければ大きいほど、それが報われなかった時の絶望感も大きい。なんの成果も得られないまま、妊活に専念する生活が半年も過ぎると、麻子は仕事を辞めたことを激しく後悔するようになった。あんなに大好きだった仕事をあきらめて…今の私は毎日毎日、温活のために退屈で死にそうになりながらよもぎ蒸しに通って、授かりヨガに通って。大好きなお酒もコーヒーもダメ、お料理だって塩分ひかえめじゃなくちゃダメ、苦手な発酵食品も食べなくちゃいけない。仕事を辞めればストレスがなくなって妊娠しやすくなるなんて、大ウソよ。ネットの「妊活成功体験談」なんて、信じるんじゃなかった。働いていた頃よりこの妊活生活のほうが、私にとってはよっぽどストレスだわ。ストレスと欲求不満と後悔で、麻子は頭がおかしくなりそうだった。それでも必ず赤ちゃんを授かれるというのなら我慢できる。でも、そんな保証はどこにもないのだ。仕事の繁忙期はキツかったが、いつでも終わりが見えていた。けれども妊活はいつ終わるのか、いつ終えることができるのか、誰にも分からない…。でも大事な、大好きな仕事をあきらめてまで妊活を選んだのだ。なにがなんでも、絶対に成功させなければならない。いや、絶対に成功させてみせる。「これまでずっと、そうやって欲しいものを手に入れてきたんだから。もっと頑張らなくちゃ。頑張れば、必ず道は開けるんだから」麻子はそう思い、より強力なホルモン療法を希望した。医師には「あなたは副作用が強く出るタイプだから、あせらないほうがいい」と言われたが、麻子は譲らなかった。治療の副作用が以前にも増してひどくなってからも、麻子は日々熱心に妊活に励んだ。毎日何時間もネットサーフィンを続け、「コレで妊娠!」といった情報を見つけては、サプリメントであれエクササイズであれ、なんでもとり入れた。それでも妊娠できないまま1年が過ぎると、麻子は精神的にひどく追いつめられていった。日々の努力もむなしく無情にも生理が来てしまうたびに、麻子は荒れるようになる。普段「健康的なライフスタイル」「健康的な食生活」を徹底している反動で、まるで体を傷めつけるかのような暴挙に出るようになったのだ。生理が来たその日にはお酒を浴びるように飲み、塩辛いおつまみや油分でギトギトのファストフードを、気分が悪くなるまで胃につめこむ。よもぎ蒸しもエクササイズも当然すっぽかして、ひたすら飲み食いしながらテレビの前でボンヤリ…。翌日は、強烈な二日酔いと自己嫌悪に襲われて、無気力感でいっぱいになり、なにもできずに1日が終わる。そしてこの「なにもできない日」の日数が、毎月次第に増えていく。気づけば生理が来てから1週間は病的な無気力感に襲われて、妊活もまったく再開できないような状態になっていた。そして「魔の1週間」が終わっても、体や心は常に重い。麻子の頭にはもう、妊活以外のことはなにひとつ思い浮かばなくなっていた。妊活をしている時以外は、空気が抜けた風船のように、常にソファに寝そべっているような状態。基本的な家事も手につかず、洗濯物、洗い物、ゴミがどんどんたまっていく。この頃になると、麻子は自分の感情をコントロールすることができなくなっていた。毎日欠かさずチェックしている妊活ブログで妊娠の報告を目にして、手にしていたマウスを壁に投げつけて壊してしまったことがある。麻子の現状を知らない友人からメールで妊娠を知らされた時には、ベッドに潜りこんで金切り声を上げて怒り狂い、メールにはとうとう返信せずじまいになってしまった。献身的に麻子を支えてきた夫の俊も、急激に変わっていく妻をもてあますようになっていった。俊は基本的に残業や出張が少なく、また多くの夫が苦手とする「排卵日セックス」にもいつも協力的だったはずなのに…。■ついに夫から「排卵日セックス」拒否「今日は絶対に早く帰ってきてね」と麻子が念を押していたある日、俊から電話が入る。「麻子、本当にごめん! イタリアから来た新しい仕入先のお偉いさんのフライトが、急にキャンセルになっちゃって。彼、日本は初めてだし、日本語も全然分からないし、俺がアテンドしないといけないんだ。本当に申し訳ないけど、今夜は…」俊が言い終わる前に、麻子はものすごいけんまくで怒鳴り始めた。「冗談じゃないわ! こっちは年にたったの12回しかチャンスがないのよ! そのたった12回のために、私が毎日どれだけつらい思いをしてるか、俊は全然分かってない。そんな外国人なんかほっといて、とっとと帰って来なさいよ!」その時「イタリア人のお偉いさん」は、俊の隣にいたらしい。低い声で短く「悪いけど」と一言告げて、俊は電話を切ってしまった。麻子は背中を震わせ、しゃくりあげながら泣いた。事の重大さを、夫はまったく分かっていない。チャンスは月に1度だけ。そして私は、刻一刻と年を取っている。妊娠できる可能性は、どんどん低くなっていく。だから少しでも早く結果を出すべく、私は最大限の努力をしているのだ。それなのに夫はなぜ、私の全身全霊をかけた努力を無にするようなことができるのか…。気づけばクッションカバーが破れ、写真立ては倒れ、コップも床で粉々になって、リビングは惨憺(さんたん)たる状態。麻子はソファに倒れこみ、涙でぬれた顔のまま目をつむる。毎日毎日、つらいだけ。楽しいことなんて、なにひとつない。妊活のための運動、妊活のための料理…私はまるで、妊活のためだけに生きながらえているゾンビみたい。それでも…それでも努力が実るその日まで、なんとか、どうにか、頑張り続けなければ…。麻子はスマホを手に取り、毎日何度となくチェックしている『ベビ待ちコミュニティ』のページを開いた。そして無表情のまま、深夜まで妊活情報を探し続けた。スマホはもはや、地獄の入り口に化していた。順風満帆な仕事を楽しみ、幸せな結婚も果たした麻子さん。真面目な努力家で家庭的な奥さんです。そんな麻子さんが、突如、妊活モンスターに変身。妊活というのは重大なテーマだけに、事がうまく運ばないと、それまで「いい奥さん」だった妻まで一気にモンスターワイフと化してしまう恐れがあります。あなたも麻子さんのように、妊活モンスターの泥沼に引きずり込まれないように。次回の後編をチェックして、注意点を確認してください。
2018年10月13日アラサーになると、急激に増える結婚式の招待状。「私の番はいつになるんだろう? 」なんて思いながらも、なかなか運命の人にめぐりあえずに嘆いている女子も多いはず。友だちの紹介や合コンなどで思うような結果がでないと次の選択肢として浮かぶものは、婚活パーティ! ただし、傾向と対策を何も知らず行くのは無謀というもの。そこで、婚活パーティで気をつけたい心がけをご紹介します!文・志村昌美【アンアン総研リサーチ】vol. 168事前に準備万端で参戦すべし!いつも「出会いがない」とため息をついているばかりでは、いい縁を引き寄せられません! ときには自分から出向いて、積極的に出会いを求めることも重要。そんなとき真っ先に思いつくものといえば、婚活パーティへ参加。だけど、興味があってもなかなか勇気がないという女子も多いですよね?そこで、20~30代の女子が集まるanan総研メンバー200人のアンケートをもとに、まずイマドキの婚活パーティ事情から順番に探っていきましょう!Q. 婚活パーティーに参加したことはありますか?anan総研調べ約3割の女子たちが「参加経験あり」ということ。今後はもっと増えていくのではないかと思われます。ちなみに、「友だちに誘われたので」という参加理由が一番多く78%。友だちと一緒だと安心できるし、合コン感覚で楽しめそう。ちなみに「1人で参加」という方は22%という結果に。続いて一番気になるのは、お金に関して。Q. 婚活パーティの参加費はいくらでしたか?アンケートでは「無料だった」という答えが多く見られましたが、だいたい1000~3000円くらいの会費を払ったというのが一般的のよう。これくらいの金額なら、ちょっと興味がある人でも気軽に参加できそうなので、自分の条件に合うものを探してみるのがよさそうですね。では、「心の準備も整って、あとは参加するのみ!」となったあなたに、ご紹介するのは、婚活パーティ上手になる方法3つです。その1:男性が結婚したい女性像を理解しておく!「来ている女子は20代前半!! アラサーが打ち勝つには、お化粧や洋服はいつもよりぐっと控えめに行くといいと思います。また、お見合いパーティの男性アンケートではほとんどの人の好きなタイプは『明るい』『優しい』とかではなく、『穏やか』『癒し』系でした」(31歳・事務職)婚活パーティといえば、まずは第一印象がすべて。気合いを入れ過ぎて、派手な格好をしたり、ブランド品を持っていったりすると、お金がかかりそうな女という印象を与えてしまうことも……。結婚相手としては、男性陣が引いてしまうこともあるようなので、やる気は内にだけ秘めて、外見はいつもより控えめで清楚系をイメージするのがよさそうです。自分が男だったら結婚したいと思う女性を思い浮かべてみて、そこに自分を近づけてみるのというのもいいかもしれませんね。その2:結婚したいという意識をきちんと持つ!「あまりこだわらなくて本気で結婚したくて参加してる人」(26歳・デザイン,クリエイティブ)「とにかく『結婚する!!!!!』という強い意志を持った女性」(28歳・事務職)「婚活パーティで成功する女子とは?」という問いに関しては、このような答えが並びました。パーティーに参加している人たちは、「結婚相手を探す!」という強い目的意識を持っている女子が集まっているので、何も考えずに参加すれば、彼女たちに負けてしまうのも当然というもの。せっかくお金と時間を使うのであれば、それなりの成果を出して帰れるように、事前に男性陣に聞いておきたい質問を決めておいたり、結婚相手に求めるものやここだけは譲れないことなどを考えたりしてから挑むようにしましょう!その3:同性の友だちも作る!「婚活パーティで仲良くなった女性に呼ばれた合コンで彼氏が出来た」(27歳・その他)「友達が婚活パーティで男性ではなく同性の女性と仲良くなりコンパなどに繋げていた」(30歳・事務職)婚活パーティは男性とだけ知り合う場所ではありません! 同じ目標を持った友だちができれば、情報交換やお互いに合コンを企画したりできるので、新たな出会いを広げるきっかけになります。もし、「今日はいい出会いがないな」と思ったら、男性には見切りをつけて、参加者の女性と友達になるように心がけてみては?参加しないことには何も始まらない!anan総研メンバーのなかには、実際に婚活パーティで結婚相手と出会ったという人もいるくらい、これから “出会いのスタンダード” になる可能性大。とはいえ、婚活パーティにもピンからキリまであり、最初はどうしていいかわからない人も多いと思います。まずは婚活パーティー経験者の友だちと一緒に行ってみたり、同じように興味のある友だちと参加してみたりするのが安心かもしれませんね。一度様子がわかれば、そのあとはひとりでも参加することができると思うので、“運命の人への道” の第一歩を思い切って踏み出してみましょう!以上、【アンアン総研リサーチ】vol. 168 でした。※2016年10月3日作成
2018年10月09日「愚痴・結果の出なかった婚活」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは40歳女性。20代後半から婚活パーティーの類に参加し続けてきたものの、成果はなし。早々に家を買い、趣味や旅行をして楽しそうに暮らしている先輩や、相談所で結婚を決めた後輩などと比べては、「私ももっと努力すればよかった」と後悔しているそうです。「何も手元に確かなものがなくて、毎日、明日が来るのが不安」「(結婚が)無理だとわかっていたら、こんな無駄なことに年月をつぎ込まず済んだのか」と悩める心境をつづり、結婚を諦めるためのアドバイスを求めています。夢に向けて頑張って、迎えたターニングポイント数年前に親御さんが急逝されたことも含め、「大きな喪失感を抱え、独身のまま40歳を迎えることになるとは驚き」だとご自身の現状を語っているトピ主さん。未婚で生きていく場合の生活設計をしていなかったこと、婚活パーティー以外の方法を試さなかったこと、婚活に費やしてきた10年以上の時間やお金を、もっと確かなものに使えばよかったこと……等々を後悔されているようです。自己分析されているように、トピ主さんが本当に“恋愛や結婚に不向きな人”かどうかはわかりませんが、ともあれ40歳になった今、「誰かと結婚する」という人生設計1本に賭けて歩むことをやめたいと思ったわけですよね。人生における方向転換の時期が来たという“事実”のみを、まずはシンプルに受け止めてみましょう。「憧れの仕事に就きたい」「特定の分野で活躍したい」といった目標の場合もそうですが、人生ではひとつの夢に賭けて頑張る時期もあるものです。それが叶わなくとも、夢への努力を「やりきった」と思えたとき、「別の道をいこう」と自然に決める瞬間が来る。周りがどう言おうとも、その時期は本人にしか決められませんし、とことん頑張ったからこそ次の人生を選べるようになる、という側面もあります。トピ主さんにも、そうした決断の時期が来たということなのかもしれませんね。結果は伴わずとも、「理想の相手との結婚」という夢を叶えるべく10年以上頑張ってきたご自身の努力は、ぜひ「よく頑張ったね」と認めてあげてください。その上で、「後悔は無用!」と心がけて。有用なネタやアドバイスに昇華させるくらいしか使い道がありませんし、気分を落ち込ませ、表情を曇らせるばかりなら、過去は過去と割り切って忘れることに努めたほうが、はるかにトピ主さんのためになるでしょう。“ここから先の未来”だけに目を向けていきましょう。人が「生活」だけでなく、「恋愛や結婚」を求める理由その後の投稿には、貯金に関する記述も。貯金できる余裕のある収入や仕事を持っていることだって、十分に誇るべきことではないでしょうか。生活を自分で維持できていることも、背筋を伸ばす力に変えていきましょう。恋愛や結婚に関しては、「今更男性にときめいたりワクワクすることもない」けれども、一方で「まだ夢のようなことを妄想して切なくなる」「幸せになりたいのに足りないものばかり数えてしまう」瞬間もあるとのこと。希望を持ち続けるより、諦めていたほうが今のトピ主さんにとっては幸せで、楽に生きられる……というならば、それもひとつの道です。手放してしまえば、時間もお金も自分の“確かなもの”に使うことができる。平穏な心の状態をキープでき、新しい趣味や興味を持てることもあるかもしれません。しかし、それならなぜ多くの人は恋愛や結婚を求めるのか。思うに、それらが人生や心に大いなる“彩り”を与えてくれるものだからではないでしょうか。先日、小泉今日子さんが映画の舞台挨拶で、「(人生では)何もないより、間違えても何かあったほうがいいと思う」と語っていたのも印象的でした。積極的に婚活はせずとも、「恋愛や結婚を求めるのは無意味」とまでは決めつけないでおくのも一案。「彩りを感じられる出来事に出会えたら」という願いは持ちつつ、自分の生活をきちんと遂行していくのも、ひとつの生き方だと思います。恋愛・結婚は諦めたとしても、人生は諦めないで一般的に考えれば、何十年かある残りの人生。そこにどんな楽しい出来事を迎えたいのか。どんな幸せな時間を望むのか。それは人それぞれ違います。トピ主さんは、どんなことをしている時間が一番幸せですか? その答えを見つけ、大切にしていくと、人生の見え方は随分違ってくると思います。「40歳という年齢はいろんなことを諦め、手離す時期ではないか」「些細なことで未婚の歯痒さを感じながら歯を食いしばる」といった記述もありますが、今の年齢や状況の自分に合った楽しみや幸せな時間を持つことも、ぜひ考えてみてください。仮に恋愛や結婚を諦めたとしても、「自分の人生をいいものにしようとすること」は、絶対に諦めないでほしいなと願います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年09月10日こんにちは、トイアンナです。私はこれまでに3回、婚活をやってきました。最初は23歳のとき。大学を出たら激務になることがわかっていたため、卒業前に彼氏を見つけようと必死でした。あわてて婚活パーティへ参加したものの、右も左も分からず玉砕。次は27歳、当時の彼氏と別れていた期間で結婚相談所へ登録。ガチの婚活を経験し、ゴールインしました。そして今年の私、31歳。バツイチという大きなハンデを抱えての再戦です。とはいえ3回目ともなれば婚活の全体像も把握していますし「何から始めればいいかわかんない」なんて事態にも陥るまい!と婚活をナメてかかっていたのは否定しません。そして大苦戦しました。■出会いの数が増えるたび、傷つくねアラサーの婚活で何よりもつらかったのは、自分との葛藤でした。出会いを繰り返すたび、「この人と結婚するくらいならおひとり様がいい」と思わされる男性に出会いました。「こういう言動をされると傷つくからやめて」と伝えると「君の理解がいたらないのは仕方ないが、君に反論する資格はない」と斜め45°上から返答が降ってくるモラハラ男性。初回デートで超好感触かと思いきや、ブロックされるLINE。「この世には三島由紀夫を理解できない人間が多いだろう?僕はそういう世界が嫌で、消えたいと思いながら現世に踏みとどまってるんだ」と文学青年をらせん階段でねじったようなメンタルの男性。こんな案件に出会った日にはもう、すごい。休日を無駄にしてしまったという後悔がすごい。体力がゴリゴリと削られていく音が聞こえます。そして脳内に響くのは、次の声です。「でもさ、こういう相手にしか出会えない自分がその程度ってことじゃないの?」ああああ~~!婚活ウツとはこれか~~!春先の私は、ベッドでのたうち回っていました。■出会いって、最初はランダムなんですよでも、違うんです。出会いって最初はランダムなんです。すごく素敵な人もいれば、とんでもないゴミもいます。振り返れば素敵な男性もいました。ワークライフバランスや、子育てのビジョンが合わないからお断りさせていただいた男性には、私なんかにはとてもとても・・・・・・もっといい人と出会ってください!と、ひれ伏すような方もいらしたのです。けれど疲れているときほど「とんでもないゴミ」の方が目につくんです。そして自分を責めてしまう。違うんです、最初のうちは、出会いってランダムなんですよ。ゴミを踏むときもあれば、殿上人にも会えるのです。それに気づいたのは、ゴミと殿上を行ったり来たりして、最後に居心地のいい相手を見つけてからでした。■ゴミを踏んでも楽しめる要素を準備しよう私は月に8人の男性と出会っていました。来年夏までに婚約したかったので、それくらいスケジュールを詰めるしかなかったのです。そうなると確率上、ゴミのようにマッチングし得ない相手にも出会います。そのとき、「聞いてよ!ほんとひどくて!」とグチらせてくれる友人や知人がいました。こうしてネットでコラムを書いている以上、私が具体的すぎる愚痴をバラまいてしまえば相手への名誉棄損になりかねません。だからこそ、現実の婚活友達は強い味方でした。さらに、婚活の場所は主に私から指定していました。もともとグルメで、行きたい店リストがずらりと並んでいました。たとえ出会いの質が悪くとも、ご飯が美味しければ十分ではありませんか。オシャレすぎて近づけなかったT.Y.Harbor()やCICADA()に初入店を果たせたのも、婚活のおかげです。おかげで婚活をしていたこの8か月、たいそうデブりましたが幸せです。と、グルメへ視野を向けたところ婚活が楽しくなっていきました。「私が悪いのか」「どうすればいいんだ」ではなくて「次はどこへ行こう」と思えるような婚活へ。婚活をしているみなさんも、自分の行きたい場所を男性へ提案すれば、その日に得るものがあるんじゃないでしょうか。あなたの出会いが自分を責める苦行から、行くのが楽しみなものへと変わりますように・・・・・・。(トイアンナ/ライター)
2018年09月07日いざ婚活を始めてみても、順風満帆にはいかない場合も… 。結果が出ない日々にぐったりしていませんか。婚活を、「向いてなかった」で終わらせないためにも、アドバイスを基に婚活迷路から抜け出そう!努力してるのに成果ナシ。“婚活疲れ”の原因は?アンケートによると、自分と合う相手と出会えないことに疲れを感じている人が約8割も。「頑張っても結果は出ない、でも“妥協できない”という気持ちゆえ、疲れてしまうのでは」(婚活コンサルタント・澤口珠子さん)以下、澤口さんが考える“婚活疲れ”の4つの原因を分析。あなたの疲れもあてはまるかも…。【条件・見た目に左右され、思考で判断しがち】「婚活は、“いいな”と感じる直感ではなく、ルックスや年収などの条件で相手を判断しがち。それは自分の感情に蓋をするのと同義。当然ストレスを感じます」【“婚活で人生が決まる”と強く思いすぎている】「婚活がうまくいかなければ一生結婚できない、つまり私の人生は失敗…という思考回路に陥ってしまう人も多々。そのプレッシャーに負けて疲れてしまいます」【結婚に焦り、減点方式で相手を見てしまう】「“結婚で人生が決まる”先入観に通じますが、“次に付き合う人と結婚する”と決めるのもNG。相手の欠点を見るようになってしまい、自分もネガティブ思考に」【結婚してからのビジョンが見えていない】「そもそも、結婚後自分がどんな人生を送りたいかが定まっていない人は、婚活はうまくいきません。専業主婦希望か、働きたいのか。未来像が定まっていなければ、結局男性に振り回されることに…」婚活疲労回復格言疲れ果てた、でも諦めたくない…。そんなあなたに贈る、4つの格言。これを心に、再び立ち上がろう!【婚活は自分磨き】「婚活を通じ多くの異性と出会います。その一つ一つがあなたを磨き、成長させてくれます。なぜなら人は人でしか磨かれないもの。確実にあなたは魅力的になっているはず」【視野を広く持つべし】「物事がうまくいかない場合、視野の狭さが原因のことも。同期の独身が自分一人でも、それは会社という限られた世界の話。日本全国で見れば、独身の男女はいくらでもいます」【婚活を楽しむ方法を模索せよ】「あなたは何をしているときが楽しいですか?料理?ならば異国料理サークル的なマッチングパーティに参加してみては。趣味と婚活を同時に楽しむ方法を模索してみて」【迷ったときは、“人として尊敬できるか”】「結婚相手は、年収やルックスといった、“将来変わるかもしれない条件”ではなく、尊敬できるか否かで選ぶべき。尊敬できる相手であれば、一緒に困難を乗り越えられるはず」澤口珠子さん婚活コンサルタント。スフィアロココス代表取締役社長。ネット婚活評論家。『はじめての「ネット婚活」』(幻冬舎)など、婚活に関する著書多数。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・黒猫まな子(by anan編集部)
2018年09月04日「婚活ってなんだか怖い…」「費用がかさみそう」。そんな不安を払拭すべく、ネット婚活、婚活パーティ、結婚相談所の“3大婚活”について調査!イマドキの婚活事情って?ネット婚活思い立ったらすぐ始められる気軽さが魅力のネット婚活。昔は利用者が限られていたけれど、近頃はかなり一般的になってきたよう。「スマホの普及もあり、日本でも欧米のようにネット婚活が浸透してきました。2年ほど前からマッチングアプリの種類も増え、友達探しや真剣な出会いなど、目的別の使い分けが可能に」(株式会社ネットマーケティング“Omiai” PR 能登円香さん)真面目な交際を狙うなら、アプリ自体の信頼性や利用者層のチェックも重要に。では、ネット婚活が向いているのはどんな人?「手が空いた時にチェックできるから、合コンに行く時間がない多忙な方にオススメ。周囲を気にせずアプローチできるので、飲み会などでは友人に気兼ねしがちな人も積極的に行動してみてほしいですね」Q. マッチング率を上げるコツは?A. 「男性は比較的積極的なため女性は“いいね!”を受け取りやすいですが、やはり自分から動くとマッチング率が一気にUP」Q. サクラがいるんじゃないの?A. 「出会い系サイトはメールの送受信で課金が発生しましたが、婚活アプリは月額の定額制。サクラを入れるメリットもなく、存在しません」Q. 業者や不審人物がいる可能性は?A. 「当社では不正な投稿や画像がないか24時間有人で監視していますが、現実社会同様ゼロではないです。ご自身で注意していただく必要も」婚活パーティ“婚活パーティ”と聞くと堅苦しい印象があるけれど、最近は企画も多彩で楽しげなイベントがたくさん。「初心者の方は、料理や旅行をしながら出会いを探す“ながら婚活”がおすすめ。恋愛以外の理由があると、参加しやすくなるはず」(株式会社IBJ“PARTY☆PARTY” 広報 椎名麻里さん)大人数が苦手なら個室対面で複数の男性に会えるもの、会話が得意なら立食系…と自分に合う形式を選ぶことで成功率もアップ。また、婚活のプロであるスタッフのサポートも。「写真やプロフィールだけではその人の魅力が伝わらないことも。アプリだと会うまでに至らないという人は、直接会うところから始まるパーティに参加するのがオススメ。安全で楽しい時間を過ごしていただけるようにスタッフが会場でサポートするので、気軽にご参加ください」Q. パーティではどんな人がモテる?A. 「愛嬌のある女性は成功率が高め。時間が短いので、会話の内容より笑顔が重要。笑顔で接すると相手も楽しかったという印象に」Q. ぼっち参加でも大丈夫ですか?A. 「一人参加の方がほとんどなのでご安心を。お話しされてない方はスタッフがお声がけし、気になる男性に話しかけるお手伝いもします」Q. 男性の参加が少ないのでは?A. 「男性は直前に予定を決める傾向があり、直前に申し込む方が多いよう。人数に達しないパーティは中止するので、サクラの投入はありません」結婚相談所結婚相談所は費用こそかかるけれど、それに見合うだけの確実な安全性と手厚いサポート力がウリ。「経験豊富なプロが出会いから成婚までお手伝いします。交際開始後は3〜6か月で結婚の意思を明確にするシステムなので、曖昧な関係になる心配もありません。スピードとしては速いけれど、それだけ結婚への気持ちが強い方が集まる場ということ。自立していて希望条件が明確な女性も数多く入会していますが、より結婚に近く、条件に合う方と効率的に出会える場所として相談所を選択されているようです」(マリッジクラブ ウィッシュ コンサルタント部門 井出清範さん)ただし、人任せではなく自らも積極的に動くことが展開を早めるコツ。「アドバイスに耳を傾けつつ、主体的に。カウンセラーと二人三脚で進める方は早く結果が出ています」Q. どんな男性が在籍しているの?A. 「バリバリ働いて、お仕事が軌道に乗ったタイミングで入会される方が多いように見受けられます。誠実な男性ばかりですよ」Q. 女性の平均在籍期間は?A. 「当社の場合、7割近くの方が1年以内にご成婚されます。お見合い成立後は3か月以内に交際までに進む方が7割以上いらっしゃいます」Q. お断りする時に気まずそう…。A. 「交際意思の有無や交際終了の希望は、相談所がお互いに確認して先方にお伝えします。本人同士でお話しすることはないのでご安心を」※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・えるたま取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2018年09月03日結婚願望はあるのに、婚活には消極的…。そんな女性たちの姿に活を入れるのは、婚活アドバイザーの水野真由美さん。「健康問題や親の介護など、婚活したくてもできない時が来ることも。だからこそ、思い立ったら即行動!今の生活に出会いがないなら、一歩外へ出て掴みに行きましょう。広い世界の中から選べると思うとワクワクしませんか?」その際に重要になるのは、自分自身を徹底的に知ること。「相手に合わせ、我慢することばかり考えずに、どんな結婚生活を送りたいかを見極めると、適切な婚活方法や相手が見えてきます。スイッチが入ると不思議と流れも変わるもの。婚活以外の場でも出会いが増えた方も多いです」ここでは、全国の25~44歳の未婚女性たちに行った“結婚&婚活”についてのアンケート結果を発表!恋人はいないが結婚したい…64.3%※恋人のいない未婚女性305人に調査6割以上の女性が結婚を希望。「仕事や趣味など人生の選択肢が増えても、スタンダードな生き方を望む人がほとんど。誰かと一緒にいたいと思うのは自然なことです」婚活経験者…36.2%※未婚女性525人に調査婚活したことがある女性は4割以下。かなり少ない印象だけど…?「“婚活”という言葉がシステマティックな印象なのでこの数値になっていますが、合コンも婚活です。実際はもう少し高いのでは」Q. どんな方法で婚活をしましたか?(複数回答)A. 婚活イベント、パーティ…64.5%、友人、知人に紹介してもらう…48.4%、マッチングアプリ…47.3%、結婚相談所、紹介所…21.5%、お見合い…4.3%※婚活経験のある未婚女性93人に調査しがらみが生じる友人の紹介より、街コンやアプリのほうが気楽だと感じる人も多いよう。「いずれにしろダラダラ続けるのはダメ。まずは1年集中し、自分なりの答えを出して」婚活に不安を抱いている…51.9%※婚活未経験の未婚女性335人に調査安全性や費用を理由にためらう人が約半数。「実際それほどリスクがあるわけではないので、怖がらずに挑戦を。始めるのが遅くなるほど、結果を出すまでの加速が必要に」水野真由美さん婚活アドバイザー。ラブライフバランス研究所代表。その人の本質を導き出し、婚活に活かすカウンセリングを2000人以上に実施。お見合い支援や講演活動も行う。今回一緒に調査を行ったのは…LINEリサーチコミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が展開する、スマートフォンリサーチサービス。リアルな声の収集に定評あり。※全国の25歳~44歳の未婚女性、既婚女性、未婚男性 各525人に、2018年7月14日~16日に調査。※『anan』2018年9月5日号より。取材、文・真島絵麻里©Halfpoint(by anan編集部)
2018年09月03日あえて入籍しない、事実婚という選択。事実婚を選んだご夫婦に実際のところを聞きました!事実婚の魅力は? 名義変更などの手続きが不要。 夫婦の絆が契約でなく信頼関係で成り立つ。 二人だけの結婚スタイルを築いていく楽しみがある。「事実婚は解消する際、別居して住民票を別にするだけと、とてもカジュアル。離婚にまつわる手間が少ないのはメリットですが、その分継続するための努力をお互いがすることが大切」と野田さん。バツイチ同士の再婚ということもあり、「できればもう別れたくない」という共通の見解があるので、いくつかルールを設けているそう。「たとえば、『要望をはっきり伝えるのは気がひけるけど、察してほしい』は禁止。言った責任と言わなかった責任は、同等に扱うようにしています。しっかり話し合い、お互いが納得して行動できるよう心がけるようにしています」(水谷さん)また、二人の場合、生活費は基本的にワリカン。家事もしっかり分担している。「炊事は彼、掃除と洗濯は私。“良妻賢母”や“一家の大黒柱”みたいな固定観念に縛られず、自分たちに向いている役割分担をすればいいというのが私たちの考え方。結婚のために自分を変えるのでなく、結婚の形を自分たちに合わせればいい、という意識を共有しやすいのが事実婚だと思います」(水谷さん)不便なことは?「うちは子どももいますが、事実婚だからといって特に不便を感じることはないです」と野田さん。ちなみに、長男は父親である野田さんの姓。事実婚で夫婦の戸籍が別のまま出産すると、子どもは自動的に母親の姓になり、その後に野田さんの姓にしようとすると家庭裁判所の許可が必要になる。父親の姓にする場合、一番簡単な方法は、出産前に法律婚し「野田」の戸籍で出産、その後に水谷さんだけ戸籍を抜くというもの。この方法だと役所だけで簡単に手続きができる。「不便があるとすれば、配偶者に相続権がないことくらい。遺言によって相続することはできますが、相続税が法律婚よりも多く課されます。私たちの場合は、相続は子どもだけと約束しているので、遺言は作っていません」(水谷さん)ちなみに、葬儀など死後処理にかかるお金は、お互いに掛け捨ての共済に加入していて、受取人に設定しているそう。事実婚って、実はこんなこともできる! 手術の同意書にサインができる。 浮気したら慰謝料が請求できる。 解消時に財産分与の請求ができる。手術などに関しては、実質的に家族であることがわかれば、同意書にサインができる。水谷さんと野田さんも、事実婚後に手術をしたことがあるけれど、何も問題はなかったそう。また、子どもに影響が及ぶようなことも特にない。「周りの目もまったく気になりません。私と息子の名字は違いますが、ママ友たちにも事実婚です、と自分から言わなければわからない。私が事実婚してから『実はうちも』と言われたことが数回あります」(水谷さん)ちなみに、法律婚同様、事実婚でも相手の浮気による慰謝料請求の権利は認められている。財産分与に関しても、法律婚と同じく結婚期間中に夫婦で作った財産に関しては請求できる。「私たちは家などの共有財産を持たないようにしています。これは一生一緒にいる前提で家庭設計をするのはやめよう、という考えからです」(野田さん)どんな人に向いている? 名字を変えたくない。 夫婦ともに、ずっと続けたい仕事がある。 結婚に対してロマンティックなイメージを抱いていない。「私は事実婚して本当に良かったと思っていますが、必ずしもどんな人にもおすすめできるというわけではありません」と水谷さん。名字が変わらないことは、フリーランスで働く水谷さんのような人には特に好都合だけど、親など家族の理解を得るのが大変な場合も多い。「私の親も保守的な考え方なので、最初は『なぜ入籍しないのか』と言われましたが、何度か話し合ううちに、理解してくれました」(水谷さん)また事実婚は、お互い関係を維持する努力が不可欠。「フリーランスに限らず、自分のやりたい仕事があって、結婚をしようと思ったら、家事の分担など少なからず違和感を抱くことがあるはず。型にこだわらず、二人に合った結婚生活を模索し、継続していく努力をしようとする人には、事実婚がいいのでは、と思います。私たちが楽しくやっていることで、事実婚もいいかも、と思ってもらえたら嬉しいですね」(水谷さん)野田真外さん映像ディレクター。グラナーテ代表。監督をつとめたDVD『東京静脈』『東京静脈R 』『大阪静脈』『名古屋静脈』(すべてグラナーテ)などが発売中。水谷さるころさん漫画家。著書に『結婚さえできればいいと思っていたけど』(幻冬舎)、『目指せ!夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』(新潮社)など。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・徳永明子取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月02日“結婚・恋愛どうしよう問題”を考えるべく、全国の25~44歳の未婚女性にアンケート調査を実施。恋愛や婚活にまつわるリアルな声とは…?【恋愛】恋愛に関しては、過半数の人が「恋がしたい!」と前向き。「一人で生きていくのは気楽でいいけど、嬉しいことがあった時に報告できる相手がいないのは、やっぱり寂しいもの。63%の人が求めているのは、そういうことを言いたくなる相手であり、つまりそれが恋人なのでしょう。欲しいと思うのは必然です」(漫画家・山田玲司さん)とはいえ、「恋人が欲しい人が8割に満たない結果は、とても今どき」と家族社会学者・永田夏来さん。「恋人がいないと恥ずかしいという意識が昔はありましたが、今はそれがなくなってきているのでしょう。恋愛のプライオリティが下がり、趣味などと並列する選択肢の一つの位置づけに」(永田さん)63%の人が恋したい!Q. 恋人が欲しい、恋愛がしたいと思いますか?A. YES…63.0%、NO…10.2%、どちらともいえない…26.8%※恋人のいない未婚女性305人に調査「『YES』と答えている人はこの割合いるものの、興味があるというだけで、実際に恋愛をするか、しないかは別」(永田さん)。「日本人は、男女ともに恋愛が受け身。恋がしたいと思っても、お互いにそうなので、始まりづらい傾向もあります」(少子化ジャーナリスト・白河桃子さん)Q. 恋人が欲しいと思わない理由は?(複数回答)A. 付き合いたいと思う人がいないから…49.6%、面倒だから…45.1%、出会いがないから…41.6%、趣味に時間とお金を使いたいから…30.1%、仕事が忙しくて時間がないから…20.4%、恋愛に興味がないから…12.4%※恋人が欲しくない未婚女性113人に調査「『出会いがない』は、恐らく出会いたい人と出会っていないということで、『付き合いたいと思う人がいない』と実質同じ。とはいえ理想が高いのではなく、今の女性が重視しているのは、価値観など“自分と合う”こと。よほどピンとくる人でないと、付き合う必要はないのでしょう」(永田さん)【婚活】“婚活”という言葉が登場して、10年あまり。「それ以前は、女性が結婚相手を積極的に探しにいくなんて、あまりしてはいけないような風潮がありましたが、婚活という言葉によって、公に相手を探せる女性が増えました。とはいえ、婚活は就活と同じ類のもの。不安や悩みがあるのは当然でしょう」(白河さん)一番の悩みが「自分に合う人と出会えない」であることは、「初対面で『この人ダサいな』とか『カッコ悪い』と思ってしまい、その先を見ることを放棄しているのかも。“ベストな結婚相手を見極めよう”という気負いが、相手の本質を見抜く女性の直観力を鈍らせているのでは」(山田さん)婚活をするとなると、不安と期待が半々。揺れる気持ちが見え隠れ。Q. 婚活に対して不安はありますか?A. YES…51.9%、NO…48.1%※未婚女性525人に調査不安に思っている人はいるけど、そこまで多くはない印象。「今の人は、フリーで仕事をしたり、SNSを使うのが当然なので、知らない人と出会ってコミュニケーションをとるのに、さほど抵抗はないのかも。若い人ほど不安は少ないのでは」(永田さん)Q. 婚活をしていて、どんな悩みがありますか?(複数回答)A. 自分に合う人に出会えない…78.3%、初対面の人との、会話やメッセージのやりとりに疲れた…66.9%、交際やデートまでなかなか発展しない…33.8%、外見や年齢などで判断されることが多く自信をなくした…25.5%、お金が続かない(登録料、参加費、交際費など)…19.1%、相手との間で、婚活の本気度に差があった…17.2%※婚活経験のある未婚女性190人に調査いざ婚活の世界に飛び込むと、悩みはさまざま。「とくに上位は、大いにありがち。たくさんの人に会っているのにピンとこない、するとまた次を探さなければいけない…という繰り返しでは、疲れるだけで自信を失う事態にも。時期や予算を決めて、ダメなら一回休むことも大切です」(永田さん)山田玲司さん漫画家。『Bバージン』(小学館)など恋愛漫画とともに、女性向けサイト「AM」での恋愛相談コラムが人気に。『CICADA』(小学館)4巻が発売中。永田夏来さん家族社会学者。現代の日本における結婚観や家族観を調査研究している。新しい結婚や家族の形を綴った『生涯未婚時代』(イースト新書)が好評。白河桃子さん少子化ジャーナリスト。相模女子大学客員教授。近著は共著『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版)。「婚活」ブームの火付け役としても知られる。今回一緒に調査を行ったのは…LINEリサーチコミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が展開する、スマートフォンリサーチサービス。リアルな声の収集に定評あり。※全国の25歳~44歳の未婚女性、既婚女性、未婚男性 各525人に、2018年7月14日~16日に調査。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・深川 優取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年09月01日現代の20代~40代の女性の結婚・恋愛観を徹底リサーチ!全国の25~44歳の未婚女性にアンケート調査を実施しました。その結果とは…?恋人のいない女性の半数以上が、次に付き合うと結婚したい。Q. 次に付き合う人と結婚したいと思いますか?A. YES…54.7%、NO…2.6%、どちらともいえない…42.7%※恋人のいない未婚女性305人に調査「かつては恋人にときめきを求める傾向がありましたが、ある調査によると、最近は“安らぎ”が伸びている。自由恋愛を楽しむより、結婚を考えられる相手のほうがいいのでしょう。それだけ人生にきちんと向き合っているのだと思います」(家族社会学者・永田夏来さん)婚活をしている人は約36%、その約8割の人が疲れを感じている。Q. 婚活をしている、または、したことがありますか?A. YES…36.2%、NO…63.8%※未婚女性525人に調査Q. 婚活をしていて疲れを感じたことはありますか?A. すごく疲れている…18.9%、疲れている…34.7%、やや疲れている…28.9%、疲れていない…17.5%※婚活経験のある未婚女性190人に調査恋人がいない女性の50%以上が次に付き合う人と結婚したいと言っている割に、実際に婚活をしている人は意外と少数。「婚活の場に来る男性に、期待が持てないのでは。それより、偶然の出会いを求めている気がします」(漫画家・山田玲司さん)。一方、婚活疲れに関しては、「婚活パーティやアプリでいろんな人と交流して、審査し合って…そりゃあ疲れます。でも、やらないと出会いがない人が多いのも事実」(永田さん)。その一方で、結婚したほうが幸せとは限らない…?という気持ちも。Q. 結婚したほうが幸せだと思いますか?A. 絶対そうだと思う…7.0%、ある程度そう思う…38.5%、どちらともいえない…36.2%、あまりそう思わない…12.4%、全くそう思わない…5.9%※未婚女性525人に調査「昔は“結婚=幸せ”という価値観がありましたが、実際はそうとは限りません。結婚して幸せになるには努力も必要です。この数字は、女性がそれに気づき、結婚に対して冷静になれている表れでは」(少子化ジャーナリスト・白河桃子さん)。「結婚したいけど、不安もある。リアルな胸の内です」(永田さん)結婚したくない理由は、「めんどくさい」「自由がなくなる」Q. 結婚したくない理由は何ですか?A. めんどくさい。交際の破局ですら面倒。婚姻関係となるとより面倒になると思うから。いろいろと我慢を強いられる生活をしたくない。今の生活を変えたくない。自由がなくなるのがイヤ。縛られたくない。※結婚したくないと答えた未婚女性92人に調査「政府のアンケートでも、多くの男女が、『結婚は何かを犠牲にすることだ』といった趣旨の回答をしています。親の世代ではそれが当たり前でしたが、今の人には難しい。『そこまでしてするもの?』と思っても不思議ではありません」(白河さん)永田夏来さん家族社会学者。現代の日本における結婚観や家族観を調査研究している。新しい結婚や家族の形を綴った『生涯未婚時代』(イースト新書)が好評。山田玲司さん漫画家。『Bバージン』(小学館)など恋愛漫画とともに、女性向けサイト「AM」での恋愛相談コラムが人気に。『CICADA』(小学館)4巻が発売中。白河桃子さん少子化ジャーナリスト。相模女子大学客員教授。近著は共著『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版)。「婚活」ブームの火付け役としても知られる。今回一緒に調査を行ったのは…LINEリサーチコミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が展開する、スマートフォンリサーチサービス。リアルな声の収集に定評あり。※全国の25歳~44歳の未婚女性、既婚女性、未婚男性 各525人に、2018年7月14日~16日に調査。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・深川 優取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年09月01日ゆくゆくは結婚したいと思っても、20代のうちは、「とりあえず彼氏欲しいな」「結婚を真剣に考える前に、遊びたいかな」という気持ちかもしれません。まだ婚活より「彼氏作り」「恋活」といったところでしょう。でも、結婚したい気持ちがあるなら、早めの行動が勝利への近道なんです。■20代は売り手市場!婚活市場で「若さ」は強力な武器日常の出会いでは、まず外見や性格の印象から好き/嫌いが生じますが、婚活の出会いは外見と性格を見るのと同時に「条件」でふるいにかけられます。女性の多くが生活面から男性に「収入」を求めるように、男性の多くは子供を望む目的から女性の「若さ」を重視します。婚活市場では「30代の美人」より「普通の20代」が選ばれます。シビアですが、これが現実です。「結婚は30歳になってからでいい」そう思っているあなたも、婚活は20代のうちから始めておくのが得策です。よほどモテて選ぶのが大変という女性でもない限り、いざ30歳になってから相手を探そうとしても、20代と同じようにはいきません。日常の出会いも徐々に減り、婚活市場でも20代とは扱いが異なります。プラスアルファーな大人のモテ要素を持った30代になる自信がなければ、若さで勝負できる20代のうちから婚活したほうが確実です。■出産を望むなら、今から結婚を考えたほうがいい単純に逆算しても、30歳までに出産したければ29歳までに結婚しなければ間に合わないし、入籍だけでなく結婚式も挙げるつもりなら、28歳の段階で婚約していなければなりません。婚活で出会った場合、交際からプロポーズまで数ヵ月というケースも多いとはいえ、お互いがよほど運命的に「この人しかいない!」と思っていなければ、1~2年の交際期間も必要になってくるでしょう。上記の理屈だと、26歳の段階で出会えば間に合いますが、婚活をはじめてすぐにいい人と出会えるとも限らないので、余裕を見れば24~25歳から始めるのがベストということになります。しかも、結婚してすぐに妊娠するかは未知数です。上記の通りスムーズに進める保証もありません。つまり、どれほど余裕をもってスタートしても、決して早すぎるということはないのです。■出会いが婚活でも結婚までのプロセスは同じ婚活パーティー、マッチングアプリ、結婚相談所と婚活にもさまざまな方法があります。まだ焦って結婚を考えなくていい20代のうちならば、そのどれから始めても、無制限に出会いがあるはず。友達と一緒に婚活パーティーに参加してもいいし、誰にも知られたくなければ、こっそりマッチングアプリに登録してみるところから始めてみるのもいいでしょう。仕事以外の場で、世代の異なる男性や異なる業界の男性、ハイスペックな男性と知り合う機会はごくわずか。現状、職場や趣味の場に好きな男性がいないのであれば、ポジティブな気持ちで婚活に出会いを求めてみてはいかがでしょうか。婚活は、スタートラインの「出会い方」が違うだけ。出会ってからお付き合いし結婚するまでのプロセスは、普通の恋愛と何ら変わりありません。「いい人に出会えるのか」という不安な気持ちは、相手の男性も同じ。少しずつコミュニケーションを図り、もっと話してみたいならデートすればいいし、気分が乗らないならお断りすればいいのです。日常生活では出会えないようなハイスペックな男性とデートできたり、うんと年上のお兄様に大人のデートをエスコートしてもらえたり、いろんな男性と知り合いこれまで知らなかった世界を見せてもらえるのは貴重な経験。きっとあなたの世界も広がります。どんなタイプの男性が合うか、どんな結婚生活を送りたいのか、実際に婚活をしてみることで、あなたの中にある結婚のイメージもハッキリしてくるでしょう。■まとめ実際に婚活を始める女性の多くは、日常生活で出会うことが少なくなった30代以上。必要に迫られてからスタートする30代女性よりも、焦っていない20代女性は、若さだけでなく男性から好感をもたれやすいのです。大学受験や就職活動の時もそうであったように、早い段階から準備してきた人ほど、第一志望に合格する確率は高くなるもの。しかし結婚には具体的な期限はありません。はじめてみて「やっぱりまだ先でいいや」と思ったら、いつやめてもいいのです。「いつか結婚したい」と思うのであれば、市場を知るためにも、まずは体験してみましょう! (島田佳奈/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月26日婚活を頑張っているのになかなか良いご縁に恵まれず、半ば諦めかけている女性も少なくないはず。では、結婚までたどりつく人と、時間をかけても成就できない人には、どのような違いがあるのでしょうか?今回は、運命の相手をゲットできた人の行動や特徴をリサーチしてみました。■最初からすべてをオープンにしない◎マニアックな趣味はひとまず隠す「筋金入りのアイドルオタなのですが、それだと引かれるかなと思って、婚活中はとにかく隠してました。その甲斐あってかいいお相手に巡り会い、交際を開始してから『実は…』と告白」(29歳/看護師)◎男性より高い収入は隠す「公認会計士をしていて、同世代の男性より高収入な場合が多いんです。最初は仕事や年収のことも正直に話してたけど、それだと男性が寄って来ないんですよね。そう気づいてからは年収は隠して、仕事も『会計事務所で働いてます』程度にしたら、無事彼氏ができました」(34歳/公認会計士)手っ取り早く結婚相手を見つけたいからと、最初からなんでも包み隠さず話す婚活女子は、出会いから次のステップに進みにくいことも。男性をだますわけではありませんが、自分にとって不利だと思う情報は、ある程度仲良くなってからカミングアウトするのもアリ。■婚活におけるこだわりがあまりない◎手段にこだわらない「最初は結婚相談所や街コンで相手探しをしてたのですが、これじゃ時間がかかると思ってマッチングアプリにも登録してみたんです。そうしたら意外と早く気の合う男性に出会え、今は婚約中で同棲してます」(36歳/事務)◎相手の年齢にこだわらない「結婚するなら3歳差までと思ってたけど、なかなかいい人が見つからなくて。なのでストライクゾーンを広げたところ、6歳下の相手をゲット。付き合ったら年齢差もあまり気になりませんでした」(35歳/パティシエ)自然な出会いにこだわっていると、婚活が長引くこともある様子。方法は人それぞれですが、しばらく続けても結果が出ないようなら、別の手段を試してみるのもアリでしょう。年齢や男性のタイプなどの条件を、少し下げるだけでも出会える確率は変わるはず。■惰性で婚活を続けていない◎常にアンテナを張る「婚活中は、多少ガツガツしてると思われても気にしませんでした。むしろ、積極的に動かなきゃ相手は見つからないんです。どこに出会いが転がってるかわからないから、身だしなみにも常に気を配りました。その結果、今の旦那をゲット」(32歳/保険営業)◎「いつまで」と期限を決める「だらだら結婚相手を探しても時間のムダだと思い実践したのが、期限を決める方法。1年間と決めて動き、その期間で出会った男性の中で一番いいと思う人と結婚しました」(30歳/介護職)なかなかゴールできない婚活女子の中には、周りに合わせてなんとなく続けている人も。「近所のコンビニくらいすっぴんで大丈夫」と思っているズボラさんは、少し考え方を変えてみては。また、「もっといい人がいそう」という想いから、いつまで経っても相手探しが終わらない女性もいるでしょう。確実に結婚したいなら、期限を決めるのは有効なようです。■婚活は短期勝負でガツガツと何も対策を考えずにマイペースな婚活女子を続けていると、ゴールが遠ざかってしまう可能性大。確実に結婚相手を見つけたいのなら、失敗も次に活かしつつ、短期決戦だと思って活動してみるといいかもしれません。
2018年08月22日マッチングアプリに登録したり婚活パーティーに参加したりして、出会いはそれなりにあっても、なかなか次の段階に進まない…という方も多いでしょう。出会いを結婚につなげるためにはポイントを押さえることが大事なようです。今回はシーン別に、関係を進展させるコツをご紹介。併せて失敗談もお送りします。ぜひ参考にしてくださいね。■第一印象が大事!出会い編「内面を見てくれる人と出会いたい」その気持ちはわかりますが、やっぱりある程度、外見もきちんとしておかなければ、なかなかいい出会いには恵まれません。婚活パーティーや飲み会では、まず第一印象で相手に「いいな」と感じてもらうことが大切。ここでは、男性陣に初対面で「話してみたい」と思う女性の特徴を教えてもらいました。◎服装が清楚「ワンピースとかブラウスにスカートとか、清潔感のある服装の人は目を引くし、話してみたいなと思います」(28歳/医療機器メーカー勤務)◎会話をするときは笑顔で「話しているとき、目を見てニコニコしてくれる人はかわいいなって思う」(29歳/企画営業)◎話し上手より聞き上手「最初からマシンガントークをしてくる人よりも、こちらの話を真剣に聞いてくれる子のほうが印象がいい」(31歳/商品開発)【アラサー女子の失敗談~出会い編】「最初からありのままの自分を見せないと後がしんどくなる、とラフなデニムで婚活パーティーに出向いたら、ひとり浮いてました。もちろん、声なんかかかりません…」(26歳/会社受付)「友人の紹介で知り合った男性と初デート。緊張から沈黙しないように、と絶えず話してたら『あまりおしゃべりな人はちょっと…』とフラれた」(30歳/医療関係)■継続できるか否かのカギ!連絡編いいなと思った相手と連絡先を交換できたら、次は連絡の取り方。会えない時間に好印象を持ってもらうことも大切です。LINEのやり取りで好印象を与えて彼氏をゲットした女性に「相手に会いたいと思わせるメール・LINE術」を聞いてみました。◎まずは待ちの姿勢で「こちらから頻繁に連絡するのはNG。メールやLINEは相手から来るのを待つべし!」(27歳/会社員)◎いたわりと感謝の言葉はマスト「『忙しい中、ご連絡ありがとうございます。うれしいです。体調に気をつけてお仕事頑張ってくださいね』みたいな相手を思いやる文章を送る。これ、男の人から好印象みたい」(30歳/広告代理店勤務)【アラサー女子の失敗談~連絡編】「時間を見つけてはLINEしていたら、『そんなにしょっちゅう連絡が来るとしんどい』と言われ、音信不通に…」(27歳/美容関係)「婚活アプリで出会ったAさんとBさん。2人の男性と同時進行で連絡を取っていたら、間違えてAさん宛てのLINEをBさんに送ってしまって。実はBさんのほうが本命だったので『すみません、友人と間違えて』と言い訳したけど、時すでに遅しでした…」(30歳/会社員)■より親密になるために!デート編最後にお届けするのはデートのお作法。婚活が実を結んだ女性陣に、成功の秘訣を教えてもらいました。◎全てを相手任せにしない「『何が食べたい?』と聞かれたとき、『なんでもいい』はNG。相手は困ってしまいます。『おすすめはありますか?』『気になってたイタリアンのお店があるんです』『○○さんがおいしい!って思ったお店に連れてってもらえますか?』などと、きちんと行き先を提案して」(30歳/法律事務所勤務)「食事をご馳走してもらった後、『じゃあ、次私出しますのでお茶しませんか?』などと提案したら喜ばれました」(26歳/会社員)デート中に相手がどんな男性か見極める方法も併せて聞いてみました。◎相手のスペックをさりげなくチェック「婚活アプリとかだと、年収が提示してあるけど本当かどうかわからない…。そんな時は勤め先を聞いちゃいます。ただし直接会社名を聞くとガツガツして見えそうなので、業種や最寄りの駅を聞いて、会社名の話題まで自然にもっていきます」(30歳/営業事務)「店員さんへの応対はしっかりと確認します。横柄な態度を取る男性は、付き合っても結局いいことがないので」(27歳/IT関係)【アラサー女子の失敗談~デート編】「『共働き希望?』『子どもは何人欲しい?』など、結婚後の生活の話ばかりしてしまい、『本当に焦ってるんだね』とドン引かれちゃいました」(29歳/歯科衛生士)「おごってもらって当然と思っていた私。デート中、1円も払わなかった上、調子にのって『もうすぐ誕生日なんです』とアピールしたら、次のお誘いは来ませんでした」(26歳/会社受付)■成功に近道はナシ!しっかりとポイントを押さえて慎重に行動する…。これが結婚につながる婚活の、最短にして最善の方法と言えるでしょう。相手の気持ちを考えて、自分の魅力を最大限にアピールできれば、きっとゴールが見えてきますよ。
2018年08月14日ハウコレ女子の皆さんもそろそろ結婚式への出席が増えるお年頃ではないでしょうか?お祝儀は高いし、義理だけで参加しなくてはいけないこともあったりで素直に行きたい!と思えることばかりでないと思いますが、出席してみればいい人に巡り会うことができるかも・・・。今回は披露宴や二次会で彼をゲットしたという20代女子の体験談をもとに、出会える理由を探ってきました!■・見た目がいつもの3割増だから「結婚式ってがっつりおしゃれしてるからいつもの3割増しじゃん。だから自信が湧いてきて、普段じゃ絶対無理だけど、この前の友達の披露宴では気になる人に自分から連絡先を聞くことができたんだ。そっからLINEする仲になって会うようになって、この前付き合ったよ」(24歳/銀行)普段は自分からグイグイいく自信がない女子も可愛いドレスとアレンジヘアに身を包めば積極的に!出会いのきっかけは相手からか自分からかの2択。自分から声をかけることができれば、何もしないときの倍は出会う確率が上がるということです。しかも見た目がいつもの3割増となればさらに男子を落とす確率はぐっと上がるはず。せっかくおしゃれしたのですから、気になる人がいたら是非アプローチを。■・幸せな新郎新婦を見て、結婚願望が高まるから「隣のテーブルに座ってた彼が高砂見ながら『俺も結婚してぇなー』って言ってるのが聞こえて2次会でアプローチしたらあっさり付き合えた。新郎新婦のラブラブ度を見て恋人欲しい願望がお互いにマックスになってたからとんとん拍子だったよ」(25歳/商社)幸せの絶頂の新郎新婦は本当にキラキラ輝いて見えますもんね。ゲストは皆、「自分も結婚したいなぁ」と強いあこがれを持つはず。だからいつもよりも出会いに対してウェルカムな人が増えるのです。披露宴でお酒が入るとこのケースのようにそんな結婚願望をポロっと口にする男性も出てくるはず。事前にその情報をキャッチできれば、なおさら成功率はあがるでしょう。■・共通の知り合いがいるという親近感&安心感(後日、新郎新婦に紹介をたのめるから)「2次会でかっこいいと思ってた人が私に名刺を渡してきた。街コンとか婚活パーティーとかだとタイプでも来られると『怪しい』って警戒してなかなか連絡する気になれないけど、新郎新婦から情報聞いたらいい人みたいだったからこっちも積極的に連絡することができた。最近付き合いはじめたよ」(28歳/公務員)そうなんです!どんなにタイプだと思っても、出会いの場が全くの初対面同士の街コンとか婚活パーティーだと飛びつくに飛びつけないんですよね。どんな人がきてるか分からないから信用できないし、共通点もないからなかなか盛り上がらないし・・・。その点、披露宴は安全性抜群。席次表を見れば勤め先や出身校がわかるし、人間性や彼女の有無なども新郎新婦に聞けば大体わかります。同じ披露宴に参加したということですでに共通点もありますし、緊張するならはじめは新郎新婦2人も交えて4人で会うことだって可能。ラブラブな夫婦が後押ししてくれるので、うまくいくことが多いのでしょう。■・写真撮影などでこちらから話しかけても不自然じゃないから「恋愛経験の少ない私は自分から話すなんて無理なくせに話しかけられれれば『チャラい・・・』と思って引いちゃってたんだよね。でも、披露宴で新郎新婦と写真撮るときに『撮りましょうか?』って声かけてきてくれた彼とは普通に会話することができて、二次会でも顔を合わせたときにちょこちょこ話してるうちに自然と連絡先の交換までいけたんだ。何度か会ううちに好きになって告白したらOKもらったよ」(23歳/受付)女子は受け身でいたい、とはいえ、あっちからこられると『チャラい・・・』と警戒してしまう、そんな女子って結構多いんですよね。彼女たちの口癖は「自然に出会いたい」。その自然な感じを叶えるのが新郎新婦との写真撮影のシーン。出席者が高砂に次々に集まるので、会場スタッフの方もてんてこ舞い。そんな時に「お写真撮りましょうか?」と言われれば親切だなと好感を持つことができるし、自然と会話も生まれます。一旦、言葉を交わせば警戒心も薄れ、その後二次会などで話すときはスムーズになるはず。距離を縮めて連絡先を交換へ。一対一が不安ならグループ同士で仲良くなることもできるので、その場だけの関係で終わらず、のちに繋いでカップルになるパターンはあるあるなんです。■おわりに普段は心からおめでたいと思って祝福できる結婚式も自分のコンディションによってはつらい時もありますよね。独り身がつづき寂しい思いをしているとき、失恋直後でやさぐれているときなどに幸せの絶頂の新郎新婦を見るのは眩しすぎて目をそむけたくなってしまうかも。そのうえ、お祝儀で3万円・・・となると欠席しようかなと心が揺れてしまうと思います。けれども、幸せって周りにも伝染するものなんです。出席すればあなたにも幸運が訪れるかも。未来の彼に出会えるかも・・・!と前向きな気持ちに切り替えて参加してみてはいかがでしょう。とはいえもちろん、参加している以上は新郎新婦の門出を祝うのが第一の目的!ふたりや他の参列者に失礼のないよう、マナーとエチケットを守って、プラスで出会いも手に入れてくださいね!(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年07月29日あなたは「婚活って大変……」と思ったことはありませんか?確かに、どれだけ頑張っても、結局上手くいかないケースも多いですよね。でも、とてもシンプルな“選択理論”というルールを意識するだけで、婚活の成功率を格段にアップさせることができるんです。そのルールを一言で言うと、“自分の思考と行動は好きなように選択できる”というもの。さぁ、あなたはどんな婚活、どんな自分であることを選択していますか?実際に結婚に成功した、夫婦円満協会代表の古山が、“婚活成功のルール”をお伝えします!文・古山直美ルール1 過去の出来事にサヨナラもっと若ければ……、あのとき別の選択をしていれば……。そのように過去の出来事を悔やんで、クヨクヨしていませんか? 私自身も、過去の離婚経験や夜のお仕事経験を引っ張り出し「自分はもう結婚する価値はない」と思い込んでいました。でも、その過去、これからの自分に関係ありますか?選択理論では「過去の出来事は、未来を良くすることになんの役にも立たない」と考えます。過去に何があったか知らないけれど、未来を作るのは今の自分だけ。何が起こるか分からない未来と、過去はぜんぜん関係ないんです!この考えにのっとって、私も33歳から離婚や夜のお仕事経験への負い目みたいなものを一切捨てたところ……あら不思議! 全部受け止めてくれる男性と出会い、半年お付き合いをした後結婚しました。今となっては、過去の亡霊に悩まされることは一切なくなりました。逆に過去のいろんな出来事、経験に感謝できるようになっています。ルール2 毎日自分をご機嫌にする生きていれば、毎日何かしら嫌なことやイライラすることはありますよね。私も、かつては毎日が戦闘でした(笑)何か気に入らないことを見つけてはイライラし、あの人が悪い!天気が悪い!世の中が悪い!といった具合に何にでも当たり散らしていました。ところが、選択理論では「怒りも自分が選んでいる」と考えます。怒るも怒らないも本人の選択なんです!「えー? 待って待って。私が怒るのは××のせいでしょ?」最初はそう思っていました。でも、よく考えたら、何でも他人や環境のせいにして生きていると、恋愛も結婚もうまくいかないんですよね。完璧な人なんてこの世にいないのにそれに腹を立て、わざわざ不幸な生き方を選んでいるのは自分自身だと気が付いたのです。イライラしても怒らず、毎日ご機嫌に生きると決めた後は、どんなに嫌なことがあっても、気持ちの良い自分でいられるようになりました。良縁は人が運んでくると言います。いつもご機嫌な人の周りには、良い縁が集まるものなんです。反対にいつもイライラしていると、同じようにイライラした人が周りに集まってくるでしょう。ルール3 結婚に役立つ行動を選ぶ本当に叶えたい願いは他にあるのに、まるで関係ないことに時間やお金を使っている人いますよね。選択理論では、目標がはっきりしていれば、私たちは欲しいものを手に入れるために“正しいと思われる行動”を選ぶことができると言われています。ただ、明確な目標を持っていたとしても、選択するすべての行動が正しいとは限らず、間違った行動を正しいと思い込んでしてしまっている可能性もあるのです。南に行きたいと思いながらも、気づかずに北に向かっていたら、いつまでも南にはたどり着けませんよね。このように、何が正しい行動なのかを知らないと、私たちは目標達成できないんですね。つまり、情報収集して軌道修正することもとっても大切!私が実践したことは単純明快。たくさん男性がいる場所に出かけて友人をたくさん作り、仲良くなってデートするという行動を繰り返したのです。最初から1人に絞る必要はありません。だって、その人が本当に結婚したい男性かどうか分からないからです。この人だ!と思える人が見つかるまでは、色んな男性とデートしてOKなのです。選択理論はシンプルです。「結婚するために何をすれば良いか?」「今やっていることは正しいか?」「ほかにもっと良い方法はないか?」これを自分に問い続けるだけなのです。過去は関係ない、自分をご機嫌にする、結婚に役立つことをやる。この3つが、私の人生を変えてくれました。幸せになりたい、結婚したい、その未来に向かってハンドルをきる。効果的な行動をとる。もし途中で道が間違っていると気づいたら、道を変えたらいいのです。どうせやるなら、婚活も楽しくやっていきましょう! 人生は楽しんだもん勝ちですからね。(C) Ljupco Smokovski / Shutterstock(C) Butsaya / Shutterstock(C) Impact Photography / Shutterstock
2018年07月26日婚活疲れを起こしている人が多いといわれていますが、そもそも婚活疲れとはどんなものなのか、わからないということもありますよね。また婚活疲れの原因と対策も気になるところです。そこで、婚活疲れ対策として「チーム婚活×スマート婚活プログラム」を打ち出した、婚活支援サービス『パートナーエージェント』に、婚活疲れのリアルな現状や原因、解消法などを教えていただきました。文・椎原茜婚活疲れとは?――最近、「婚活疲れ」という言葉をよく耳にしますが、どのような状態のことをいうのですか?パートナーエージェント担当者(以下、PA担当者) 婚活疲れとは、「理想の相手に会えない」「出会えるまでに、いろいろな人に会う必要がある」「うまくいかないときに何が原因かわからない」などの状態が続くことにより、負のスパイラルに入ってしまい、活動そのものに対してネガティブな気持ちになってしまう状態のことです。婚活疲れを引き起こしている原因は?――婚活疲れは、社会的な時代の変化にも要因があるのですか?成功までの具体的な方法がわからないPA担当者 2018年1月刊行の広辞苑第7版にも「婚活」が収録され、SNS婚活の普及もあり、婚活はより身近でメジャーな言葉となりました。しかし婚活は孤独な活動ですし、まだまだ方法論が確立されていません。婚活の機会は以前より増えているのにも関わらず、婚活疲れといった言葉が普及し、実際、婚活疲れとお見受けする方が増えている現状があるのは、手段はあっても成功する具体的な方法を知らない人が多いことが考えられます。社会変化により理想の相手が見つけにくいPA担当者 女性が社会で活躍できる時代になり、結婚は女性の唯一の選択肢ではなくなっています。また「結婚して家族を養っていかなければならない」などの昔の考え方が残っている男性も意外と多く、男性の自信のなさから結婚に踏み切れず婚期を逃してしまうケースもあります。このような社会変化により「結婚しない」という選択肢があるなかで、結婚する場合、よりよい相手を求めながらも「本当の理想の相手」を見つけられずにいるように思います。婚活疲れにはこうした深刻な背景もあり、その原因は、「がんばっているからこそ、結果が出ないことに疲れてしまう」ことにあるとのこと。――なぜ「がんばっているからこそ、結果が出ない」のでしょうか? その原因を教えてください。的確なアドバイスをもらえる相談相手がいないPA担当者 多くの人は身近に相談相手がおらず、的確なアドバイスも得られず、正しい婚活方法がわからないまま動いています。困ったとき、ひとりで悩んでしまうことで、自分自身を否定してしまうこともあるため疲れてしまうのでしょう。ちょうど就活と同じで、失敗ばかり続くと「自分そのものがダメなんだ」と思ってしまう傾向が出てくるのです。目標が明確でないため、ゴールを見失ってしまうPA担当者 婚活をスタートした頃は「とにかくたくさんの人と会ってみよう!」と意気込んで動いてはみたものの、何のために出会おうとしていたのか、どんな人を求めていたのかというゴールを明確にして目標設定をしていないと、いつしか「人に会うこと」が目的になってしまい、そもそもの目的を見失ってしまいます。お見合いパーティーなどに参加する回数ばかりが増えれば、精神的にも体力的にも疲弊してしまいます。婚活疲れ解消のポイントは?――では、どうすればこれらの婚活疲れを解消できるのでしょうか?PA担当者 婚活疲れの要因として考えられる、大きな二つの点を解決することが大切です。【問題1】 的確なアドバイスをもらえる相談相手がいない婚活をしていても、周りにうまくいっている女友だちがいない。いつもダメ報告をし合い、なぐさめ合うばかり。また既婚者に相談しても、なかなか納得いく回答がもらえない。【解決策】PA担当者 本来ならば、婚活が成功した知人・友人の方などにいつでも相談できる、ひとりで悩まない環境を作ることがベストではありますが、そのような方々が周囲にいらっしゃらないとなると、婚活のプロに相談するのがまずひとつの手かと思います。ご自身の活動を客観的に評価してもらい、精神面でも支えてもらいましょう。【問題2】目標が明確でないため、ゴールを見失ってしまうたくさんの人に会えば、自分の理想の人に会えると思っていた。また、なかなか理想の人に会えないから理想を下げたのに、それでも出会えない…。【解決策】PA担当者 婚活は結婚するための活動ですが、目的は結婚ではなく、結婚後にあると捉えるとよいです。婚活をスタートする際に、どのような方と、どのような生活を送りたいかなど、具体的に婚活設計をするのをおすすめします。例えば、A子さんは、年収800万以上、穏やかな性格の男性が理想条件だとします。無事結婚できても、子どもが生まれたら、仕事ばかりで育児に非協力的、ここぞというときに頼れない夫だったらどうでしょうか。A子さんは結婚を後悔することになるでしょう。ですから、「結婚後の生活」を考えるのが大事なんです。この場合は、「家事に対して抵抗がなく、子ども好き」というような条件が出てくると思います。具体的な現実を考えることで、実現できる人を柔軟に探せるのではないでしょうか。今の時代の婚活は、相談できる的確な相手と環境をしっかりと確保しておくとともに、明確な目標設定が成功への第一歩のようです。これが何より婚活疲れに陥らないポイントといえそうです。Information『婚活支援サービス パートナーエージェント』「想像を超える出会いを。」をブランドコンセプトとし、イメージキャラクターに「ドロンジョ」と「ブラック・ジャック」を起用。成婚率は業界No.1(※)※株式会社ネオマーケテイング2017年7月調べ©fizkes/Gettyimages©CarmenMurillo/Gettyimages©martin-dm/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages
2018年07月24日6月と言えば、ジューンブライドの季節。なんとなく「結婚っていいな」と思う機会が増え、自然と婚活に力が入る女性も多いのでは?そこで今回は、婚活のお守りになるようなリップをご紹介。本格的に活動を始める前の準備としてゲットするのもいいかもしれません。■刻印などのサービスがあるリップが◎まず、自分自身のテンションを上げるには、名前や刻印を入れられるサービスがあるリップがおすすめです。最近は多くのブランドがこのサービスを始めていて、ネットでもオーダーできるみたいですよ!その中でもおすすめなのは!?■婚活リップNo.1はエスティローダー名前入れの先駆けともいえるエスティローダー。不動の人気No.1ですね!名前やイニシャル、それに期間限定で、猫、ハート、桜などのモチーフが入るのも見逃せません。こまめに公式サイトをチェックしたいブランドのひとつと言えるでしょう。婚活カラーNo.1は「ピュア カラークリスタルシアーリップ」の「#01クリスタルベビークリーム」。ピュアな唇を作れるモテピンクです。とりあえず、1本目はこちらの色がおすすめ。このシリーズはカラーが豊富なので、2本目からは独自の勝負リップを選ぶのもよさそうです。■YSLのプロポーズリップで花嫁に!?エスティローダーが「婚活リップNo.1」なのに対して、イヴ・サンローランは「プロポーズリップ」と呼ばれているのをご存じですか?もちろん名前やメッセージ、記念日などを刻印できます。とてもゴージャスなルックスのリップなので、ポーチに入れておくだけでテンションが上がりますよ。「ルージュヴォリュプテシャイン」の「#15コライユインテュイティブ」を指名買いしてくださいね。唇から幸せがやって来そうなモテカラーです!■ロマンチックが好きな人はかわいくて乙女っぽいアイテムが好みのあなたには、ジル・スチュアートがおすすめ。女子力をアピールできそうなリップにも名前を入れられます(名入れができる店舗は公式HPでチェック!)。「リップブロッサム」は、どれもモテカラーの呼び声が高いのですが、中でも「15番viola mist」が人気。ぜひ店頭でチェックしてみて。■気合を入れたいなら、ディオールディオールはリップ以外にも、名前入れができるアイテムがいろいろあります。香水やグロスなどもOK。中でも注目は、唇をふっくらさせるグロス、「リップマキシマイザー」。特に「#001ピンク」が人気のようですが、季節ごとに限定色も出るのでチェックを。こちらは女子同士でプレゼントするのも流行っているとのこと。「みんなで幸せになろう!」なんて気合が入りそうですよね。■プチプラにも優れモノが!なんだかお高い婚活リップばっかり……と思ったあなた!プチプラにもいいアイテムはありますよ。例えば、オペラのリップティント。限定品もあるし期間限定で名入れもできます(公式HPでチェックを)。人気は「05番コーラルピンク」。なんとYSLの15番に色味が似ていて、注目が集まっているんです。カジュアルな装いの時になじむ軽い感触でおすすめ!■終わりにどうしてもジューンブライドを意識してしまうこの季節、せっかくなので、お守り用のリップをゲットしてみては。リップの後押しで、案外サクッとステキな人と出会えたりするかもしれませんよ。
2018年06月20日こんにちは。沙木貴咲です。彼氏がほしいと思っても、ドラマのような運命的な出会いは、なかなか現実には起きにくいもの。ならば!と合コンやマッチングアプリ、婚活パーティーといった、恋活・婚活を始めるのは、今どき当たり前でしょう。ただ、彼氏探しは実際のところ・・・・・・あまり楽しくないものなのです。恋活・婚活の実態と、ウキウキしない彼氏探しを楽しく続ける方法を深掘りします!■■恋活・婚活は・・・・・・作業です婚活疲れという単語は今や、一部の女性だけが知るレアワードではありません。実際に、多くの女性が実感しているはずです。では、なぜ疲れてしまうのかというと、彼氏を探す活動は「ただの作業」にすぎないから。本来、恋愛とはウキウキと楽しい気分になれるものですから、それと恋活・婚活のギャップがありすぎるんです。例えば合コンなら、飲み会の要素もあるので、参加男性に目ぼしい相手がいなければ、「彼氏探しモード」を切って、飲みに走るというのもアリ。けれど、マッチングアプリや婚活パーティーはひたすら“作業”なので、自分が採用面接官をしているような気になります。かくいう筆者も現在婚活中で、マッチングアプリを使用していますが、男性を検索するのも「いいね!」を送るのも、メッセージをやり取りするのも・・・・・・正直楽しくありません。「この中の誰かに恋の可能性があるんだ」と、自分に強く言い聞かせて婚活を続けています。■■まるで採用面接だからこそ、恋の楽しさを追求する恋活・婚活の仕組みは、採用面接と同じです。お互いの希望を述べ合い、それが当てはまるかどうかでマッチングは成立します。ただ、採用面接と違うのは、「相手を愛せるかどうか」。自分の希望条件をすべて満たしていて、相性診断をしても合うとわかっているのに、顔が好きじゃないからムリ・・・・・・が起こるのが恋活・婚活なんです。逆に言うと、腕を組んでデートしたい、キスしてみたいと心がときめくなら、条件を完璧に満たしていない相手でもいいのかもしれません。淡々と採用面接のような作業を進める中で、ちょっとでもドキドキできる要素を見つけていくことが、恋活・婚活に疲れない秘訣だといえます。「恋っていいよね。ドキドキするって楽しいよね」逆にこの感覚を無視したり、見失ったりしてしまうと、彼氏探しはウンザリするものになってしまわけです。■■候補数は「多い」より「少ない」方がいい婚活や恋活はよく不動産探しに例えられますが、「もっといい人がいるのでは?」と期待すれば、なかなかマッチングは難しいでしょう。覚悟と決断がやっぱり大事です。彼氏候補を吟味することは大事ですが、候補数はあまり多くない方が良いといえます。100人単位の婚活パーティーに参加するよりは、10人ずつのパーティーに参加した方が良いですし、期間を決めずに延々と合コンを繰り返すよりは、「半年で彼氏を作る」と期限を決めて、その中で出会った男性の中から選ぶのが良いでしょう。それじゃ、後悔するんじゃない?・・・・・・と、心配するでしょうか。いいえ、しないんですよ。彼氏と決めてお付き合いが始まれば、一緒に過ごした分だけ愛着が湧きます。そのため、イケメンやハイスペック男性が後から現れたとしても、「いい人だな。でも、私には彼がいるし」とスルーしてしまうんです。大事なのは、どれだけ条件に合う人を選ぶかではなく、自分が疲れてしまう前に決めることでしょう。■■さいごに恋活・婚活では、条件面で理想的な彼氏候補を見つけても、「顔が好みじゃない」「生理的にムリ」と恋愛対象にならないことが多々あります。また、「条件を満たしているかどうか」だけに執着すると、付き合ってから後悔するのは必至。やっぱり男性として好きになれないと、不幸せになってしまいます。作業になりがちな恋活・婚活だからこそ、「恋って楽しい。ドキドキしたい」という感覚を大切にしてください。迷ったら、自分の恋レーダーを頼りにすると良いですよ。(沙木貴咲/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年06月11日「婚活中の友人に囲まれて四面楚歌」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。既婚のトピ主さん。周りの40歳代の友人たちは皆独身で美人揃いで、性格も悪く“なかった”そうです。しかし婚活を始めてからとげとげしくなり、最近は会うたびに「トピ主さんを責めるような言動」をしてくるそうです。トピ主さんは対処に悩み、風当たりを弱める妙案はないでしょうか、と問いかけています。悩み相談でストレスを溜めないための方法は?婚活のアドバイスを求められ、答えると必ず言い負かされる。「話を聞いて欲しいだけ」と言うので一生懸命聞いたら、主体性がないと怒られる。トピ主さんの子育てや旦那さんのことを根掘り葉掘り聞いてきた挙句、「甘い甘い」と酷評される――。婚活がストレスなのだろうとは思うものの、友人関係までおしまいになりそうで言えない、とのこと。彼女たちのストレスのサンドバックになってあげているようですね。なるべく逃げているものの、「逃げきれなかった場合のお説教?が倍返しとなって返ってくる」といった記述もあり、"四面楚歌"と言いたくなるほどのつらさが伝わってきます。妙案となるかはわかりませんが、悩み相談でストレスを溜めないための方法を3つ提案します。(1) 一度はっきり意思表示する彼女たちはおそらく、トピ主さんがそこまで困っていることに気づいていないのではないでしょうか。であれば、「私はもう答えられないから、別の人に相談して」「ごめんね、でももうそういう話は聞きたくない」と一度はっきり伝えてみるのが、一番の対処法だと思います。それで彼女たちもハッと気づくことがあるかもしれませんし、その程度で壊れてしまう友情なら、それまでと割り切ってしまうのもひとつ。しばらく疎遠になっても、婚活が終われば「当時は余裕を失っていて、私も嫌な態度だったな」と彼女たち自身が気づき、自然にまた仲良くできる日が来るかもしれません。無理して関わって嫌いになるくらいなら、嫌いになる手前で線を引く。それもある意味では優しさですし、大人の付き合い方ですよね。そもそも対等な友人関係において、「相談に乗ってお説教される」なんておかしな話。曖昧に交わしても気づかない相手には、一度バシッと言ってみるのが有効だと思います。(2) 「共感」と「応援」だけを伝えてあげるとはいえ、そうできない性格の方がいるのも承知しています。職場等のつながりで、表面的には仲良くしないと支障が出る……といった場合も、なかなか難しいですよね。はっきり言えない場合は、「共感と応援だけをしてあげよう」と決めて応対するのも一案です。例えば、相手が「いい人が見つからない、つらい」と言うなら、「つらかったね」と返す。「初対面のときは、それなりに楽しかったのにな」と言うなら、「そっか、そのときは楽しかったんだね」と返す。ポイントは、感情の形容詞を拾って繰り返すこと。それだけでも、人は自分の気持ちを受け止めてくれた、共感してもらえたと感じやすいです。その上で、こちらの意見を求められたときは、「〇〇ちゃんはどうしたいと思ってる?」と返す。これはあなたの問題であって私の問題ではないよ、ということをさりげなくにおわせた上で、「〇〇ちゃんが決めることを、私は応援するよ」と味方であることはしっかり伝える。トピ主さん夫婦の話を聞かれても、「うちは参考にならないよ」「うちはそれなりにやってるからいいの」と拒み、話す意思がないことを暗に伝えていきましょう。(3) 毎回ではなく、時々じっくり聞いてあげる「時々じっくり聞いてあげる」のもおすすめです。一喜一憂の展開に毎回付き合うのはやめるけれども、「1〜3か月に1回は聞いてあげよう」などと決め、時々しっかり時間を取ってあげる方法です。いいニュースがあれば、そのときに目一杯、喜んであげてください。そうしていれば、「応援している気持ち」は十分に伝えられると思います。それ以外のタイミングで婚活や恋愛の話題を振られたら、「今ちょっと時間がないから、今度聞くね!」などと言って、“今は”聞かない、聞けないという意思を見せていきましょう。相談も“主体性”を持って対処していこう(1)〜(3)いずれにも共通するのは、”自分主体”で相談に乗る姿勢です。「40代で婚活中の方はどうされたら気分いいですか?」という問いかけもありますが、そのように相手主体で考えていれば、振り回されるばかり。「話は聞いてあげたいけど、私はこういうスタンスで接する!」と決めておきましょう。悩みを聞く側がひどく悩まされるなんて、本末転倒。お友達に優しくしたい気持ちはよくわかりますが、「優しさは自分があげられる分だけでいい」と言い聞かせ、トピ主さんの負担にならない範囲内で対応してみてくださいね。風当たりが弱まることを祈っています。(外山ゆひら)
2018年06月11日毎日毎日、会社と自宅を行ったり来たりするだけの日々。仕事は忙しいし、ちょっと「いいな♡」と思った人には既に彼女がいるし、素敵な出会いなんてありゃしない!・・・・・・なんて自暴自棄になっていませんか?そんなあなたに、運命を切り開くためにできること、お伝えします!■◆待ってるだけで出会いがやってくる?大・大・大前提として、ただなんとな~く日々を過ごしているだけでは、出会いが向こうからやってくるなんてことはありません。道を歩けばイケメンとぶつかる。それは、ドラマの中だけの話。「そんなことわかってる!でも・・・・・・」ドラマみたいなミラクルじゃなくたっていい。普通に誰かと出会って、普通に恋をして、普通に結ばれて、幸せになりたい!もし、あなたの願いがそうなら、出会いを求めて自らアクションを起こしていくしかありません。待っているだけで幸福が向こうからやってきてくれるほど、人生は甘くないのです。■◆幸せへの第一歩!まずやるべきことは?とはいえ、「出会いを求めてがっつくのって、なんかみっともないしダサい・・・・・・」そんなふうに思っていませんか?いえいえ、そんなことはありません。むしろ「出会いなーい」「どこかにいい人、いないかなぁ?」なんて愚痴ばかりを並べて、そのくせ何の行動にも移さない人の方がよほどみっともないし、ダサいです。何かを得たければ、まずは行動あるのみ!です。では、具体的にどんなステップを踏んだら良いでしょうか。■○合コンや街コン、婚活パーティーなどへの参加餅は餅屋。出会いは出会いを提供するイベントです。ということで、ありきたりではありますが、友達に声をかけて合コンをセッティングしてもらったり、街コンや婚活パーティーへ積極的に参加しましょう。一度の参加で当たりを引こうと思わずに、複数回チャレンジすることが大事です。こういったイベントを敬遠してしまう人もいますが、ひと昔前のいわゆる「お見合いパーティー」に比べて、格段に参加しやすくなっています。それに、イベント自体も楽しめる内容に変わってきています。ガチで婚活!というものから、比較的ライトな恋人、お友達を探す感覚でカジュアルに参加できるものまで幅広くありますので、自分のスタイルに合ったイベントを探してみましょう。特に街コンの場合は参加人数が多く、同性ペアで参加するものが多いです。出会い系のイベントデビューには、おすすめできますよ。■○条件を絞りすぎない「何度も出会い系イベントに足を運んでも、なかなか良い人に出会えない。なんで?」という場合、相手に対して理想が高すぎないかを再確認した方が良いでしょう。たとえば年収は○万円以上、職業は安定の公務員、義両親との同居は絶対に回避したいから長男はNG・・・・・・などですね。もちろん、誰しもが絶対に譲れない条件を持っているでしょう。出会いのために、すべてを妥協すべきだとは思いません。しかしだからといって、あれもこれもと条件を足していって選択肢を狭めては、出会えるものも出会えませんよね。そもそもそんな優良物件は、とっくに買い手がついているものです。マストな条件はせいぜい一つまで、あとはすべてベターで。そういった考え方をすることで、結果的に良い出会いに恵まれる可能性はグンと高まります。■◆意識を変え、行動を起こす。それが出会いを運んでくる「出会いがない」といくら嘆いても、空から素敵な出会いは降ってきません。それならどうするか?出会いを求めて、自分からアクションを起こすほかありません。「ガツガツしているみたいで恥ずかしい」という気持ちは、この際きれいサッパリ捨てましょう。欲しいものがあるのに、行動せずに愚痴ばかり言っている方が、よほど恥ずかしいことだからです。まずは意識を変え、そして行動につなげる。そこから着実に、素敵な出会いへの道がつながっていくはずです!(七尾なお/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年06月06日「婚活・40歳女性どうしたらいいのか…」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。あと1か月半で40歳になるというトピ主さん。長年婚活をやってきたものの、ここ3年は出会いすらない状況。周りには相談所で結婚した人もいるものの、「自然な形で出会いたいので覚悟を決められずにいる」とのこと。「40歳過ぎたら婚活ってどうしたらいいんでしょうか」と悩める心境をつづっています。「40歳代以上でも結婚に前向きな人」とは、何が違う?40歳代で婚活や結婚をしている人の話ならば、昨今さまざまな記事やブログ等で目にします。「40歳代でも結婚したい(する!)」と前向きに取り組んでいる人やその方法を探すのも、そう難しくはありません。以前に比べれば、結婚のタイミングは比較的“本人次第”になってきているようにも思います。もちろん、若い頃に比べれば簡単ではない部分はあるかもしれません。でもだからといって、ネガティブな気持ちにばかり焦点を当てていれば、世の中はより暗いものに見えてしまうでしょう。状況はどうあれ、自らの結婚願望に対して前向きに取り組んでいる40歳代以上の人は、意識的にしろ無意識にしろ、明るい光の方向を向いている人なのかもしれません。もちろん「結婚しなくてもいい、別の形で自分なりに幸せに生きる」と決めて踏み出すのも、ひとつの”明るい生き方”です。しかし、トピ主さんには強い結婚願望がある様子。諦めたくない思いがあるならば、意識的にでも明るい方向を見るようにして、希望に対して努力をしていくのがベストではないでしょうか。「40歳代で結婚した人もいる。私もそうなりたい!」。そんな決意をしても、誰もトピ主さんを批判する権利はありません。まずは「諦めない」と決意してみましょう。「自分で自分を認めることができている状態」を目指そう割と美人ではあるものの、取り柄もなく家事も苦手。仕事も正社員の経験はない。体力も低下しており、体調や気持ちが落ち込み気味だというトピ主さん。「褒められるべきものを持っていないから、自分の人生を誇りに思えない」という心境が伝わってきますが、実はこの関係はイコールではありません。正社員でなくても、家事が苦手でも、体力がなくても、自分の人生を愛し、誇りに思えている人はいます。異性や他人と円満に生きていくためには、実は細かな条件よりも、「自分で自分を許容できているか」ということが重要になってきます。それは、大人としての精神的自立ということでもあります。100%でなくとも、「私の人生もそれなりに悪くない」程度に思えていれば、表情も発言も健やかになり、結果的に異性との良縁も生まれやすくなるでしょう。どうしても今の自分に自信が持てないなら、今から努力をしてみるのもオススメです。下手でも家事をする習慣をつけてみるのもひとつですし、正社員の職を探したり、副業を模索したりすることもできる。気持ちに元気がないなら、夢中になって楽しめることを探してみるのもいいでしょう。ネガティブな気持ちにさせられるような人や情報から離れることも大事です。できるだけ、前向きな気持ちになれる人や情報のほうに積極的に触れていきましょう。「生きにくい世の中」という記述もありますが、世の中のせいにしても何も変化は起きないし、落ち込んでいても、誰かがトピ主さんの結婚を決めてくれるわけでもないですよね。「落ち込む日もあっていいけれど、ずっと落ち込んだままではいないようにしよう!」くらいの心がけは、ぜひ身につけていきましょう。若い子と同じ土俵で戦っても仕方ない!? 自然な形で出会うには?また投稿には、「最近はあからさまに若い子との対応に差をつけられるため、ガッカリすることも多い」という記述も。女性の魅力が若さにしかないと本気で思っているならば、若い子には当然、負けてしまうかもしれません。しかしながら、年齢を重ねて身についた寛容さや生きる知恵、様々な経験をしたからこその賢明さや強さがある……などと自分なりに今の自分に誇りに思えている部分があるならば、「すてきだな」と思われる機会は決してゼロではないと思います。世の中には、「尊敬できる点を持っている」「心地よくいられる術を身につけている」といったことに魅力を感じて、女性を選ぶ男性もいます。若さ“だけ”で女性を判断する男性なら、こっちだって用はないしね、くらいに捉えて、今の年齢の自分に見合う魅力を磨いていきましょう。最後に、出会い方について。投稿内容にあるように恋愛の過程が不要だとか、条件が気になるというならば、相談所のほうが正直、効率はいいと思いますが、あくまで自然な出会いにこだわるならば、“異性と知り合うための努力”だけは積み重ねるほかありません。どこでも積極的に出かけていき、出会えない日が続いても、足を運んだ自分のことを褒めながら、とにかく足を止めないことです。ずっと頑張るのが疲れるならば、緩急をつけて。まずは「39歳の残り1か月半、出会い活動に励むぞ!」と決めて、頑張ってみてもいいかもしれませんね。不安や葛藤は誰しもあると思いますが、歳を重ねていく自分を嫌っていても、いいことはひとつもないもの。年齢とはうまく付き合っていきましょう。応援しています!(外山ゆひら)
2018年06月04日まだまだ独身生活を楽しみたい!と思っていたら、友だちから次々に結婚報告が。焦って婚活に励むも、うまくいかない…なんて、その厳しさに直面した方も多いのでは?年齢を重ねていくと、婚活のハードルはどんどん高くなると言われていますが、ポイントさえ押さえておけば、出会いのチャンスはたくさんあります。アラサー・アラフォー女性へのリサーチから失敗談や年代別の注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。■失敗するのにはワケがある!まずアラサー・アラフォーの婚活が失敗に終わる原因を分析してみましょう。◎「自然な出会い」にこだわる女性から何かアクションを起こすのは、ガツガツしすぎているようで引かれるかも…なんて思っていませんか?待っているだけで理想の相手が見つかるのなら、とっくに結婚できているはず。王子様は待つのではなく、探しに行くべきなのです。◎若さが一番と思いこんでいる「男性は若い女性が好きなはず」と、リングに上がる前から敗北宣言をしてしまっていませんか?「どうせ私みたいなおばさんなんて…」と卑屈になるのはNG。年相応の魅力を兼ね備えている女性って、とっても輝いていますよ。◎すぐに白黒判定を付ける出会った男性に対して「これはアリ、これはナシ」とすぐに白黒つけないこと。「今はまだ交際とか考えられないけど、連絡をとるくらいならいいかな」「一度デートしてから判断しても遅くないかな」。そんなグレーゾーンの人を何人かキープしておけば、その中から恋の相手が見つかることも。第一印象が悪くても、だんだんと好感をも持つようになった…というのもよくある話です。■アラサーの婚活のポイントと注意点◎理想のハードルは低くする20代の頃から理想の男性像が変わっていない、という人は要注意。いつまでも自分の理想にこだわっていると、視野が狭くなってしまいます。定期的に男性に求めるポイントは見直して、妥協できるところはする、これが大切です。◎ちょっとダサ目がポイント婚活成功ファッションのポイントはちょっとダサ目なキレイめ清楚。同性が好きなスタイルと、異性ウケするファッションはまったく違います。男性好みの服装を心がけましょう。◎若づくりではなく若々しさを意識若い子がするようなファッションやメイクをするのは絶対ダメ!大切なのは若々しさ。スキンケアやヘアケアに手を抜かないで。「若づくり」ではなく「年相応」を目指しましょう。【アラサー婚活成功談】会社員のM恵さん(34歳)は、年齢制限を設けている婚活パーティーにいくつか参加してきました。そこで彼女が心がけたのが、連絡先を聞かれた人全員とLINEを交換すること。多いときはなんと8人とやり取り。全員としばらくLINEのやり取りをした後、いいなと思った男性を3人に絞ってそれぞれとデート。その中で一番相性がいいと感じたひとりとみごと、ゴールインしました。「キープと言ったら聞こえが悪いけど、縁のあった人とはとりあえずやり取りすることを心がけました。あまり相手を知らないうちに『これはダメ』と切ってしまうと、いくら出会いがあっても足りないですから」とのことです。■アラフォーの婚活のポイントと注意点◎年齢制限のあるパーティーに参加20代や30代前半の女性と同じフィールドで戦うと、どうしても不利になる部分も。アラフォー女性限定の婚活パーティーだって、探せばたくさんあるので、そこに狙いを絞って参加すること。これが成功のコツです。◎気軽さをアピール「私は気軽に交際したいの」ということをアピールしてみましょう。「アラフォーでシングルだと、結婚に焦ってそう…」男性はそう思うもの。あなたが重い女じゃない、ということがわかれば相手も安心してあなたを恋愛対象として見てくれるはず。◎減点ではなく加点方式でジャッジ男性の悪いところではなく、良いところを探すようにしましょう。そうすると、相手に興味を持てるようになり、ちょっとしたことにも敏感に反応できるはず。減点ではなく加点方式でジャッジ。これも大切なポイントです。◎アラフォー婚活成功談公務員のC子さん(42歳)は、結婚相談所に登録するも、おすすめされるのは50代ばかり。正直、落胆したけれど、会ってみないとわからない、と気を取り直し、やり取りをして好印象だった数人とデートしてみることに。すると、アラフィフの男性にも素敵な人が多いことが判明。今、一番フィーリングが合った、バツイチの男性と結婚を前提にお付き合いしているそう。「自分の理想とかけ離れているから、とすぐにシャットアウトするのではなく、どんな相手にでも興味を抱くことが大切なのかもしれませんね」とのことです。
2018年05月29日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情209】結婚願望はあるし、婚活だって何年もしているのに、なぜか結婚までいかない……という婚活難民になってしまった女性もいるでしょう。そこで今回は、結婚できない女性にありがちなことをご紹介します。理想が低くても条件が少なくても、以下に当てはまると結婚は難しいと思います。■選択肢が多すぎて選べない問題婚活しているのに結婚までたどり着かない原因のひとつに、選択肢の多さがあります。これ、モテる女性に多い悩みのような気がするんですよね。例えばAかBの2択なら、まだ簡単に選べるでしょ?けど、これが5択とか10択になると選ぶのに時間がかかるし、時間をかけている間にめぼしい人は去って行くしで悪循環。モテて選べる立場にあるってすごくうらやましい悩みなのですが、選択肢が多いせいでなかなか結婚に至らないことも。選択肢が多い場合は「あの人もいいなぁ。あ、この人もいいなぁ」とフラフラせずに絞ったほうがいいですね。■ものすごく受け身結婚願望があっても受け身では結婚は難しいもの。婚活パーティーや街コンに行っても男性に声をかけられるのを待っていたり、連絡先を交換したのに相手から連絡来るのをただじっと待っていたり……ではなかなか前に進みません。受け身でも恋愛が成立するのは20代のかわいい子か、アラサー、アラフォーの美魔女くらいじゃないですかね?とはいえ、ガツガツ、アプローチすると男性も引くので、ガツガツ感は封印しましょうね。■経済的に自立しすぎて一人で大丈夫仕事が楽しくて、一人で十分、生活できるほどの収入があったら、正直「結婚できたらいいなぁ」くらいの考えはあっても、「早く結婚しなきゃ!」と焦ることってないですよね?まぁ早く子どもが欲しい!とかになれば、年齢的なことで多少焦りもあるかもしれませんが、早く子どもを!と熱望してない場合は別に焦らないでしょ?むしろ彼氏がいても些細なケンカの際に「この人なんていなくても、自分一人で生きていけるし」と思って、簡単に別れを選んでしまう女性もいるのでは?自立しているのはいいことなのですが、そのせいで結婚願望がゆるふわになって結婚を決断できないこともあるんじゃないかと。■完璧主義で柔軟性に欠ける結婚って共同生活ですよね。なので柔軟性がないと難しいです。自分にも他人にも厳しい完璧主義な女性は柔軟性に欠け、相手の長所よりも短所に目が行きがち。そのためか、短所を見た場合、「まぁいいか♪」と楽観的な思想にはならず「この人との結婚は……」と、ジャッジが厳しくなり、結果、片っ端から切り捨てて行く、ということになりがち。結婚したいのならガチガチな考えはやめたほうがいいですよ。完璧な人間なんていませんから。「どうしてもダメなタイプに当てはまらなければいいや♪」くらいに構えたほうがラクかも。■終わりにどんなに婚活を頑張っても、結婚に至らないのなら、きっと何か原因があるはず。その場合、引き当てる男性が合わないとか悪いとかではなく、あなた自身に問題があるのかもしれません。うるさいな~って思わないで、一度、それは何だろう?って考えてみてくださいね。
2018年05月26日5月は婚活女子が五月病にかかりやすい時期。やる気マンマンだった自分はどこかに行ってしまい、虚しさと疲ればかりが溜まる……。婚活疲れに陥ってしまうんですね。婚活疲れはなぜ起きるのか、起こさないようにするにはどうすればいいのかを考えます!文・沙木貴咲婚活疲れが起きる理由恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。気合いを入れて婚活してきたけど、GWが過ぎて熱が冷めた……という人はいませんか? 5月はやる気が落ちやすく、結婚を望むうえでも『五月病』はあるでしょう。婚活疲れを起こした時、どうすればいいかを考えます!婚活は、実際にやってみるとわかりますが、かなり割り切った「作業」です。恋を探すはずなのにウキウキ感はほとんどなく、自分の人生を決めるための冷静な判断が求められます。・男性から選ばれなきゃ!と気を遣う・初対面の出会いばかりで緊張する・些細な決断をするにもプレッシャーがかかる具体的には、こんなことの繰り返しなんじゃないかと……。恋愛とは本来、とても楽しいもの。そして、「恋するぞ!」と決めて始めるものではないのかもしれません。そのため、無理やりに「恋しなくちゃ!結婚しなくちゃ!」という義務感が強くなると、テンションはダダ下がり。最初はやる気が高まりますが、時間が経つにつれて、「結婚って、こんなつまらない思いをして叶えるもの?」と疑問すら湧き上がるようになるんです。また、「いいな」と思える男性を見つけても、お断りされれば落ち込みますし、自信も薄れていくはず。かくいう筆者もまさに婚活中で、出会いを求める期間が長くなるほど、精神的にすり減っていくのがわかります。結婚したい気持ちより疲労を強く感じたら、「どうでもいい」と投げ出したくなるんです。婚活とはそもそも神経をすり減らすものだと踏まえて、短期間に終わらせることが大事なんですね。婚活疲れの解決策①:お休みする1.婚活をお休みする2.婚活方法を変える精神的に疲れてしまったら、解決策は大きくわけてこの2つになります。まだ20代でそれほど結婚に焦っていない場合は、いったんお休みして、やる気が出るまで待ったほうが良いかもしれません。精神的にまいった状態で人生のパートナーを決めるのは、かなりキケンなこと。結婚が決まっても、「なんでこの人を選んだんだろう?」と後悔しやすくなります。たくさんの出会いの中で、誰が良いのかがわからなくなったら、お休みのサインではないでしょうか。精神的な疲れを癒やすことが何より大事ですよ。婚活疲れの解決策②:婚活方法を変える合コンはやめて結婚相談所に入会するとか、マッチングアプリを使うだけでなく婚活パーティにも参加するなど、方法を変えることで婚活疲れが解消する場合もあります。婚活疲れの原因には、「出会えない」「付き合えない」という進展のなさ、自分のがんばりが報われない虚しさがあるので、フリーの状態を抜け出すことを一番に考えます。それには、出会いの幅を広げることが大切。いろいろな方法を試すなかで、自分に合った婚活が見えてくるはずです。また、年齢的に切羽詰まっている場合、婚活疲れを起こしたといっても休んでいられないでしょう。むしろ焦ってしまうのでは? そういう人はお休みするのではなく、婚活を違う角度から見て、それまでとは違ったアプローチをすると良いですよ。ちゃんと出会える方法を探すとはつまり、自分が心地良く婚活できる方法を探すことでもあるんです。婚活疲れを起こさないために婚活の目的は「結婚すること」ではありません。「自分が幸せになること」です。独身の時よりも人生が充実して、自分が輝けるかどうかを第一に考えましょう。そうすれば、夫候補としてどんなタイプを選ぶべきかが自然と見えてきます。「夫とはこうあるべき」という、一般的な条件に惑わされることもなくなるはず。たとえば、高収入の夫より、妻が仕事を続けることを認める夫のほうが大事だと気づけるかもしれません。夫選びは、自分の理想の家庭を実現できる人を探すことが大切。あなたがどういう家庭生活を思い描き、そこにしっくり当てはまる男性を選ぶのが幸せのカギなんです。婚活期間を決める期間を決めて婚活することも、婚活疲れを回避する方法のひとつ。「2年以内に成婚」などとゴールを決めれば、いつまでに出会ったらいいのかが逆算できるでしょう。もちろん、すべてが計画通りに進むとは限りません。予定通りにならなくても、そもそも計画が立っているなら、それを軸に再考すれば良いし、気持ちの落ち込みも少ないはず。自分の気持ちを大切にして、ムリをしないことが婚活を成功させるんです。結婚は「しなくちゃいけないもの」ではなく、自分の意志で「したい!」と思うもの。どんな婚活をするとしても、家庭を求める前向きさと、純粋な希望は手放さないでくださいね!©Cameravit/Gettyimages©Ivanko_Brnjakovic/Gettyimages©Jcomp/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages
2018年05月19日「結婚相手を見つけること」がゴールの婚活と違い、恋活の目的は「恋人を見つけること」。似ているようで、目指す姿はまったく違うみたいです。早くプロポーズされたい!と願う女性からすると、30代であえて結婚につながらない相手を探すなんて「家庭を持つのが嫌なの?」「焦りはないの?」と少し疑問を感じるかもしれませんね。そんなデリケートな質問を、恋活中の女子にぶつけてみました。■恋活に取り組む30代女性の意識まずは、この質問から。「結婚に対する焦りはないのですか?」「友人がよく『夫に女として見られなくなった』と嘆いています。私はいつまでもひとりの女性として見てほしい気持ちが強いので、恋人の関係が心地いいです」(34歳/商社)「昔は結婚したいと焦っていましたが、30歳になったとき『このまま恋に仕事に、好きなことをして過ごす人生も楽しいな』って思い始めました」(32歳/化粧品会社)「しばらく恋愛から遠ざかっていたので、まずは本当に好きな人に出会いたいんです。後から『もっと恋を楽しめばよかった』って後悔したくないし。お付き合いの延長に結婚があれば完璧です」(30歳/金融系)結婚願望がまったくない人、元は婚活女子だった人、恋愛リハビリ中の人など、さまざまな背景がある様子。仕事も軌道に乗り、ある程度の収入もあり、人生が充実している大人の女性だからこそ、恋愛も型にハマらず楽しめるんだな、という印象を受けました。■恋活って楽しい?つらいことはない?◎幅広い年代と付き合える「就職して数年は、年下が子どもっぽく見えて無理でした。30歳を過ぎてからは、年下の男性も立派な社会人。充分、恋愛対象になります」(33歳/広告系)◎結婚を焦っていないからこそ持てる余裕「20代の頃と違って、余計な駆け引きをしなくなりました。素の自分でぶつかって気が合う男性とだけお付き合いするから楽しいですよ。表面的な条件でなく、フィーリングで相手を選べます」(35歳/デザイン系)◎価値観を共有できる人が少ない「女子会をしても既婚者・子持ちが多いので、みんなに『結婚しないの?』と聞かれるのがつらいです。私は子どものいない人生を歩みたいし仕事に打ち込みたい。話してもどうせ共感してもらえないって思ってしまいます。昔の友人とはなんとなく話が合わなくて、だんだん疎遠になっていますね」(34歳/商社)◎意識のズレが生じることも「パーティーで出会った人とデートしたら、いきなり将来のビジョンを熱く語られました。向こうはお嫁さん候補を探していたみたいです」(30歳/金融系)アラサー世代は、結婚に対する考え方のズレが表面化しやすい年代でもありそうですね。また、出会いの場には、婚活目的の男性も多いもの。後から「嫁に来るつもりがないなんて、だまされた!」と少しこじれたケースもあるようなので、気をつけて…。■周囲の目は冷たい?30代の恋活女性について、周囲の人はどう感じているのでしょうか?年下と同年代、さらに親世代の方々にそれぞれお話を聞いてみました。◎20代女性の意見「常に異性の目を意識しているからか、キレイで若々しい人が多いですよね!ライバル視することもあります。人生経験も豊富だし、実はかなり強敵」(26歳/商社)◎30代女性の意見「結婚したらまた違う幸せがあるとは思うけど…恋愛もいろんな形があっていいのでは?うらやましく感じるときもあります」(33歳/主婦)◎50代女性の意見「今はよくても、老後、寂しくないのかな…と心配になります」(55歳/自営業)同性愛や夫婦別姓など多様性を認める声が高まっている時代だからか、肯定的な意見がたくさんありました。これが昭和だったら、まったく違う状況になりそうですね。■結婚に発展することってある?タレントの森泉さんも、結婚願望がないと公言していた30代女性のひとり。しかし、恋愛を楽しむ過程で妊娠し、あっさり結婚しましたよね。では、妊娠しない限り結婚に踏み切ることはない?とある“元”恋活女性に話を聞いてみました。「1年付き合った頃、急にプロポーズされました。多くの女性はここで喜ぶんだろうけど、当時の私は『意外と早かったな…もう少し待ってほしかったなぁ』というのが本音。けれど、この人を失いたくないという気持ちが勝ち、腹をくくりました」(36歳/医療関係)■恋愛の仕方に正解はないお付き合い=結婚と考えれば考えるほど、人によっては恋愛自体が楽しめなくなることもあるでしょう。今や、結婚して子どもを生むことだけが女の幸せ!という時代でもないようです。30代に入り、周りの人が結婚したからといって、そう焦る必要はないのかもしれませんね。
2018年05月13日「出会いが欲しい!でも、合コンや婚活パーティーに参加するのは気が進まない、出会いを求めておひとり様でクラブやバーへ繰り出す勇気もない…」今回は、そんな消極的な30代女性にオススメの出会いの場をご紹介します。実際に素敵なパートナーをゲットした人からのアドバイスもお届け。シングルはもう飽きた!というあなた、ぜひ参考にしてください。■同窓会は意外と出会える!出会いのチャンスが多いのが同窓会。学生時代の思い出話をしたり、お互いの近況報告をしたり、会話も盛り上がりやすいですよ。「今となっては時効だから…」と片思いしていた相手に告白するのもいいかも。当時の話で盛り上がっている最中に「あの頃、君のこと好きだったんだよ」なんて伝えても、重い空気にはなりません。◎職場や家が近い人が狙い目「Facebookがきっかけで、小学校の同級生数人と再会。思い出話に花が咲き、同窓会を開くことに。偶然その中のひとりと私の職場が近いことが判明しました。何度かランチに行くうちに相手から告白され、付き合うことになりました。職場や自宅が近い人だと、親近感も湧くし、親密になりやすい気がしますね」(32歳/化粧品会社勤務)■習い事を始めよう新しい習い事を始めてみませんか?きっと新たな世界と素敵な出会いをあなたにもたらしてくれるはず。特に、運動系のスクールなら男性の参加率も高いので、イイ人が見つかる可能性もアップ。一緒に汗を流しているうちに意気投合して恋に発展…なんて学生時代を彷彿とさせる爽やかな恋が始まるかも?すでに習い事に通っている、という方はレッスンの時間や曜日を変えてみるのもありです。生徒の層がガラリと変わって、「これは!」という人に出会える可能性が。◎ゴルフスクールがきっかけで「仕事の付き合いで必要だから…と気乗りせずに通い始めたゴルフのグループレッスン。その中のひとりの男性と『パターが苦手』という話で意気投合。年齢も近いし話してて楽しくて、素敵だな、と好感を持つようになりました。彼も同じように思っていてくれたらしく、打ちっぱなしデートのお誘いが!」(34歳/企画営業)■あなどれない!マッチングアプリ「マッチングアプリ?出会い系でしょ?」なんてあなどることなかれ。人気のサイトなら登録者数も多いので、自分の希望に沿った男性と出会える確率も高め。サイトに登録して条件を入力すれば、あなたの好みに合った相手を紹介してくれます。婚活パーティーや街コンは気乗りがしない、出会いは欲しいけど忙しくて家と職場の往復…というあなた、スキマ時間で恋人探しができるアプリを利用してみるのはいかがでしょう。◎アプリで理想の彼に出会えました「婚活パーティーやコンパはハードルが高いけど、職場は女性ばかり…という私にとって、マッチングアプリは救世主。30代の利用者が多いと評判のアプリに登録すると、さっそく数名からアプローチがありました。その中で一番好感を持てた人と何度かメッセージをやり取りしてデート。想像通りのいい人だったのでお付き合いすることに」(32歳/歯科衛生士)■新しいお店を開拓してみよう友人と食事に行くのはいつも同じレストラン、飲み会は毎回定番のお店…という方は、新しいお店を開拓してみましょう。特に「女子会にオススメ」と銘打ったイタリアンやエスニック料理の店に行くことが多いなら、全く違ったテイストの店に行ってみるべき。ちょっと高級な焼き鳥屋さんにおでん屋さん、サッカーや野球の試合が放映されているスポーツバーなどは男性客の割合が高いので、隣の男性グループと盛り上がって…なんてことがあるかも。◎おしゃれ立ち飲み屋で素敵な出会い「月に1回、職場の女子3人で食事会をしてます。ダイニングバーの女子会コースが定番だったんだけど、同僚の『立ち飲み屋に行ってみたい』という一言から、人気のおしゃれ立ち飲み屋に行ってみました。隣同士になった3人組のサラリーマンと偶然、同じ料理をオーダーしていたことをきっかけに話が盛り上がり、そのまま2次会に行くことに。今でもそのメンバーで定期的に飲み会をしていて、中のひとりと、今イイ感じなんです」(31歳/専門商社)■終わりにアラサー女子だって、実は出会いのチャンスはたくさんあります。少しだけ行動範囲を変えたり、新しいことにチャレンジしたりするだけで、世界はグンと広がるはず。大切なのはあきらめない気持ちです。みなさんも小さな一歩を踏み出してみませんか?
2018年04月23日社会人になってから、なかなか出会いのきっかけがない…とため息をついている方はいませんか?嘆いているだけじゃ始まらない!今回は、社会に出てから恋人ができた女性のエピソードを、ショートストーリー風にご紹介します。キュンキュンするラブストーリーの中に、出会いのヒントが隠されているかも。■エピソード1:社内恋愛エリナ(仮名/25歳/IT関係)◎出会いは内定者研修入社前研修のグループワークで同じチームになった彼。積極的に発言し、プロジェクト演習でもリーダーシップを発揮する姿が魅力的で、惹かれていきました。でも、「同期の中でも人気者の彼が、全然目立たない私なんか相手にするわけがない…」と最初からあきらめモード。◎思いはふくらんで入社後、ラッキーなことに彼と同じ部署に配属。「どう?何か手伝えることある?」「順調?」と気にかけてくれるように。彼の顔を見るたび、声を聞くたびに好きな気持ちが大きくなっていきました。◎自分なりのアピールで彼のことが大好きになってしまった私は自分なりのアピールを開始。一緒に残業したり、資料作成を手伝ったり…そうやって話す機会を増やしていきました。忘れもしない12月10日。いつも通り、2人で残業した帰り道、「一緒にいると落ち着くんだよね。付き合ってよ」と彼。クリスマスイブは、恋人同士として一緒に過ごしました。あきらめるんじゃなくて、できることをする私の小さな勇気に、神様がご褒美をくれたんだと思います。■エピソード2:サークル恋愛ヨウコ(仮名/29歳/専門商社)◎理想の彼が現れた!小さい頃から趣味で続けていたピアノ。今まではクラッシックばかりだったけど、ジャズやポップスも弾いてみたくなり、友人に誘われた音楽サークルに参加。そこに現れたのが今の彼。ギターを弾く姿がとても素敵でした。◎アーティストの話で盛り上がりある日、サークルで彼が好きなアーティストの話を熱く語ってたんです。すかさず「私もその人、気になってました!今度CDを聴いてみます」と伝えました。「ほんと?じゃあ、デビューアルバムと2枚目はマストで聴いて!」とキラキラした目で答えてくれた彼。あの目は今思い出してもキュンとします。以来、そのアーティストの話題で盛り上がることが増え、ついに「次のライブ、一緒に行こうよ」とお誘いが…!◎ライブ後の興奮に助けられライブはとっても盛り上がり、彼も私もテンションマックス。「あぁ~世界中の人に、愛してる!ってハグしたいくらい最高のライブだった!」と叫ぶ彼に、思わず「私はあなただけに、愛してるってハグしたい!」と告白しちゃいました。たぶん、ライブの高揚感がそうさせたのかな。一瞬「え?」とかたまった彼。「やっちゃった!」と思ってたら、ぎゅっとハグされて「最高のライブの後に、最高の女に告られて、俺って世界一幸せかも!」って。彼の好きなアーティストが恋のキューピッドになってくれました。■エピソード3:婚活パーティーアスカ(仮名/30歳/会社受付)◎友人の言葉に触発され「あのさ、待ってるだけで何かが始まるわけじゃないんだよ?もう若くないんだし、自分から積極的に動かなきゃ」。これは、会社には出会いがない、かといって、自分みたいなアラサーが婚活パーティーに行っても声なんかかるはずがない…と愚痴ってた私に対する友人の言葉。正直、すごくショックでした。◎勇気を出して婚活パーティーへ「待ち続けても、増えるのは出会いじゃなくてシワと白髪だけ!」友人の言葉が頭から離れず、ついに思い立って婚活パーティーに参加してみました。予想通り、参加者は若い子が多く、同年代くらいの女性は数えるほど…。心が折れそうになったけど、せっかく来たんだから、と話しかけてくる男性には笑顔で丁寧に接することを心がけました。「あまり大勢の人に声をかけられることもないから、ひとりひとりとじっくり話せてラッキー」と自分に言い聞かせながら。◎友人に感謝です婚活パーティーも終わり、案の定、収獲はゼロ。「こんなもんだよな」と会場を後にしようとしたら、ひとりの男性に声をかけられました。相手はパーティーのとき、話してて「素敵だな」と思ってた人。「誰にでも感じよく接している姿がいいな、と思いました。あの場では連絡先を聞く勇気が出なくて…」って。彼とはデートを重ね、アドバイスをくれた友人には、感謝を込めてランチをおごりました。■チャンスを引き寄せて今回の3つのエピソードに共通しているのは、みんな自分から行動していること。ほんの少しの勇気が、大きな幸せにつながることもあるようです。思い切って一歩を踏み出せたら、次にハッピーエンドを迎えるのは、きっとあなたですよ。
2018年04月18日「無理して婚活しなくてもいいのかな」と悩む女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。32歳のトピ主さんは「ひとりが苦にならず、仕事も趣味も充実しており、結婚願望もなければ恋愛にも興味がなく、人を恋愛感情で好きになった経験もない」といいます。親孝行のために3年前から婚活を始めたものの、誰に対しても気持ちが盛り上がらない。今度こそと思って交際を始めた現在の相手に対しても限界が来ているそうです。結婚に向かない自分でも、婚活を頑張った方がいいのか……とつらい心境をつづっています。時間をかけて、愛情を育てていく夫婦もいるトピ主さんの「結婚できるかどうか」の判断基準は、相手が重い病気になったときに看病したいと思えるかどうか。しかし、婚活で知り合い、1年近く交際した人たちにそうは思えなかった。最初の1か月ですらウキウキしない、会いたいと思えない、一緒に写真を撮りたくない、干渉されたくない、キスしたくない……など、交際相手にさえ好意や愛情が持てない悩みが綴られています。一方で、親の苦労を思いやり、年老いてきた親に恩返しがしたいと思って、自主的に婚活を始めたトピ主さん。親御さんへの愛情は、人一倍深いようですね。親子と夫婦は違いますが、家族に対して深い愛情を持てているのは、長い年数を共に過ごしてきたから、という点も多少は関係しているはず。たくさんの時間を一緒に過ごすうちに小さな愛情が積みあげられ、大きなものに育っていくこともある。結婚にもそのような側面があるとしたら、初めから120%の愛情を持てる相手を探せなくとも、「この人とならやっていけそうだ」と思える相手と、時間をかけて深い愛情を育てていく――という方法論もあります。無論、必ずそうなる保証はありませんが、実際にそうしたところからスタートし、時間をかけて深い愛情関係を築いている夫婦もいるという事実は、心に留めておくといいかもしれません。一番の親孝行は、「子どもが元気で幸せに暮らすこと」かも親孝行で始めた婚活。しかし結婚したところで、トピ主さんが不幸せだと感じてしまうならば、親御さんは喜ばないのでは? トピ主さんが心から結婚を望んでいて「結果が出なくてつらい」ということならば、親御さんは「つらくても頑張れ!」と応援するかもしれません。しかしトピ主さんは、そうではない。「気の進まない結婚をしたところで、その後で幸せに暮らせなければ、親も喜ばないはず」「私が元気で幸せに暮らすことが、一番の親孝行」かもしれない。親御さんと直接、話してみてもいいかもしれませんね。自分も将来不安だから婚活をしている、親だけが理由ではない……ということならば話は別ですが、トピ主さん自身に結婚したい気持ちが少しもないならば、何度婚活をしたところで、結局は最後に「NO」と言ってしまうことが続いてしまうようにも思います。すべてを決めつけず、「自分の生き方」を柔軟に考えてみよう婚活は効率的な場ではありますが、「はいどうぞ、この人たちの中から選んで恋愛をしてください!」と言われても、うまく心がついてこない……という方も少なからずいます。「頑張って婚活しましたが、わかったことは、自分が結婚に向かないということでした」とのことですが、今回わかったのは「婚活が不向きかもしれない」ということですよね。「結婚生活が不向きかどうか」は未経験だからわからない、と思っておいてもいいのでは?今のところ結婚願望がない自分を責めずに許容し、かといって、今後のことも決めつけないでおく。もし、トピ主さんの心の内に「看病したいと思えるほどの愛情を持てる相手に出会いたい」という気持ちが少しでもあるならば、婚活は辞めても、同性異性問わず、人としての付き合いを楽しむ機会を持っておくのは一案です。「一緒に人生を歩いたら楽しそうだなと思える相手には、出会うかもしれないしね!」くらいの柔軟なスタンスもおすすめです。結婚してもしなくても、自分の願う“幸せな人生”を叶えるのは簡単ではないもの。恋愛や結婚抜きでそれを叶えられているならば、そのことを自分なりに誇りに思いながら、人生を謳歌する道もあります。過去を振り返ればわかると思いますが、人生は結局、自分自身が大事だと思うことしか選べないもの。今回の経験を経て、やはり自分は恋愛や結婚を大事だと思えないと気づいたならば、「仕方がない、これが私の人生だ!(今のところはね)」と開き直ってみてもいいように思いました。親孝行の方法は、結婚や出産だけではありません。ご自身の望む人生をじっくり考えてみてくださいね。応援しています。(外山ゆいら)
2018年04月16日昨今婚活アプリの普及で、男女が出会う機会が増えました。それ自体は歓迎されるべきことでしょうが、付随してトラブルも増加しています。とくに多いのが、既婚者が独身と偽り紛れ込むケース。また、結婚相談所などでは、結婚する気がなく、遊び目的で利用する人もいるようです。真剣に婚活している人にとっては、迷惑でしかありません。『既婚』であることや、『遊び目的』だったことが判明した場合、騙した人間や、アプリ・結婚相談所運営者に損害賠償などを要求できないのでしょうか?エジソン法律事務所の大達一賢弁護士に見解を伺いました。 ■既婚者や遊び目的の婚活に賠償を迫ることができる?「近年、婚活市場の盛り上がりが激しさを増してきていることもあり、結婚相手紹介所や婚活サイトなどの紹介所等で知り合った相手とのトラブルもまた増えてきています。その中でも特に多いのが、紹介所等を通じて知り合った人が、既婚者や遊び人など『結婚するつもりはないのに、紹介所等に登録していた」というものですが、これは何らかの犯罪となり得るのでしょうか。また、犯罪にはならないとしても、その相手や紹介所等に対して損害賠償の請求などはできるのでしょうか。」(大達弁護士) ■犯罪になる?「まず、犯罪とは、そもそも刑法やその他の法令で刑罰を科することを明記して定められているものに限られますので(罪刑法定主義といいます)、法令で刑罰が科されることが明記されていない限りは、犯罪となりません。そのため『結婚するつもりはないにもかかわらず、紹介所等の登録者と交際した』というにとどまらず、『それによってその相手から金銭や何らかの物をだまし取り、あるいは何らかの物を購入させた』というようないわゆる結婚詐欺に当たる場合には詐欺罪(刑法246条1項)に当たり得ますが、それ以外の場合で犯罪となるケースは少ないように思われます。」(大達弁護士) ■損害賠償請求は可能?「一方、民事的な損害賠償については、可能な場合もあります。その紹介所等が婚活目的による利用に限定され、規約等によって婚活以外の目的による登録が禁止されているような場合には、規約の違反があることになります。同規約は、利用者が相互に守らなければいけないことが前提になっているものと思われるため、その規約に違反した結果として他の利用者に損害が生じ、その利用者が退会をして損害が生じたというような場合には、紹介所等はその損害を生じさせた行為について規約違反をした利用者に債務不履行(民法415条)に基づく損害賠償請求をすることができるでしょう。また、他の利用者自身の損害賠償請求としても、既婚者であるなどと嘘をついた行為に関し、不法行為(民法709条)上の違法性が推認でき、損害賠償請求をできる可能性が出てくるものと思われます」(大達弁護士) ■紹介所やアプリ運営会社の責任は?「また、損害を受けた利用者の紹介所等に対する請求はどうでしょうか。紹介所等は、利用者との間にサービス利用契約を締結しておりますが、契約上求められる義務として、利用者の性格や収入などの繊細な個人情報を多く扱う上、人生の大きな選択である結婚に関するサービスを提供していることを考えると、高度な注意義務を負っていると考えられます。そのため、紹介所等に対しては、その注意義務の一環として、規約違反がないか否かに関する注意義務を怠ったといえる場合には、サービス利用契約上の義務違反があるとして、紹介所等に対する損害賠償請求も認められる余地があるでしょう。いわゆる結婚相談所などの紹介所入会の際には、独身証明書の提出が求められることが通常です。そのことを考えると、少なくとも独身証明書の提出も求めていないような紹介所等に関しては、注意義務の違反があったものと言えそうです。近ごろは伝統的な紹介所等のみならず、マッチングアプリなどでの婚活も流行っているとか。数多くの人がいながらも運命の人に出会えない!と焦る声が自分も含めそこかしこで聞こえますが、果報は寝て待てとも言いますよね。筆者の現在のパートナーはもっぱら瓶ビールと焼き鳥くらいですが、焦ることなく、また現実を見つつ、いつか人間のパートナーを見つけたいものですね」(大達弁護士) 相手が既婚者だった場合や、遊び目的ということがはっきりしている場合は、損害賠償を請求できる余地はあるようです。結婚という人生をかけた活動ですから、遊ばれるのは嫌なもの。仮に自分がそのような目に遭ってしまった場合は、弁護士に相談してみるのも、いいかもしれません。婚活相手が既婚者や遊び目的だった…損害賠償請求は可能?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。婚活相手が既婚者や遊び目的だった…損害賠償請求は可能?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年04月11日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情179】季節は春!新年度がスタートしましたね。新しい場所で知り合った男性と交際が始まる……という妄想を妄想で終わらせないためにも、出会いを大事にしましょう。ということで今回は、出会いを恋愛につなげるうえで心得ておきたいことをお話しします。■いつ素敵な人に出会ってもいいようにせっかくのチャンスを台無しにしないためには、いつ素敵な人に出会っても大丈夫な状態にしておくことが大事!だって、魅力的な男性と知り合う機会に恵まれたのに、テキトーなメイクに毛玉のついた服、髪はプリン……では、きっと目が合っても興味を持ってもらえません。あなただって、そんな自分じゃ声をかける勇気が湧いてこないでしょ?仕事のある平日なら、みなさん、きっとそれなりの格好をしているけど、休日はテキトーな格好で外出しちゃう女性もいるはず。できれば、いつ素敵な男性に巡り合っても恥ずかしくない格好をしましょうよ。恋なんていつ始まるかわからないんですから。■じーっと待たない!少しは動く「素敵な男子いないかなー」と思いつつ、自宅にこもっていても、そんな相手は現れません。少しは自分から出会いを求めて動かないと!例えば、合コンや婚活パーティーに参加するでもいいし、もっとラフな感じがよければ、バーに軽く飲みに行くでもいいでしょう。なるべく異性と出会える場所に行ってください。また、みなさんの中には、新年度から新しい環境で何らかのスタートを切る女性もいるはず。人見知りの人も、そこで知り合った男性と少しでもいいから話してみませんか?別にその人と恋愛関係にならなくても、その人が素敵な男友達を紹介してくれる可能性だってあるんです。なるべくいろんな人と会話して輪を広げましょう。そのほうが、恋の可能性だって広がりますから。■自分でイベントを企画するのも手彼氏は欲しいけど、合コンや婚活パーティーに参加するのはちょっとなぁ……というのなら、自分で飲み会などのイベントを企画して、友達に男性陣を呼んでもらうのも手ですよ。自分が幹事なら、参加する男性陣の連絡先を全て把握するのも可能だったりしますからね。「今日の写真をLINEで共有しましょう」とLINEでグループを作って、気になる男性に個別で連絡するのもいいんじゃないでしょうか?脈なしっぽいならもう送らなければいいだけだし、うまくやり取りが続けば、「もっとお話ししたいな」と言ってみるのもありだと思います。■すぐに結果を出そうとしなくてもいい女性の中には男性といい感じになると、すぐに付き合うのか否か、結果を急いで男性に決断を迫る人もいますよね。でも、焦ると男性が怖がって逃げちゃう場合もありますよ……。恋愛に対してハングリーなのは素晴らしいのですが、もう少しゆったり構えたほうがうまくいきやすいんじゃないでしょうか?きっと、彼一人しか見てないから気持ちが焦ってしまうんです。きちんと交際が始まるまでは、バレないように他の男性とも並行してデートしてもいいと思うんですよね。そのほうが、意識が彼ばかりに集中しないから、変な焦燥感なんて出てこないですよ。■終わりに今年こそ素敵な恋愛を!と願っているなら、出会いを棒に振らないためにも、上述4つは大事にしたほうがいいでしょう。せっかく出会いの季節なのだから、そのチャンスを目いっぱい活かしてくださいね。
2018年04月05日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚