2021年10月21日 20:30
少しだけ意識して…意中の男性に「本命彼女になってほしい」と思わせる意外な方法
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、激務の日々を送るアニメーターの25歳女性。ある日、2次元の推しが現実世界に現れたかのような男性と出会い…。三松先生が、理想の相手と付き合える意外な方法を教えてくれます!
咲子(25歳)激務ゆえ、SDGs魂レス。でも、環境を考えるNPO男子に恋をしちまった
【レスなひとびと】vol. 135
「ふわーぁ、ねっむ」
徹夜で働き、朝帰り。やっと最寄り駅まで着いた咲子は大きく伸びをする。
アニメーターの仕事は激務だが、推しのキャラクターを描く喜びは何ものにも替えがたい。
そして激務ゆえ、環境のことなんて考える余裕がない。エコバッグは持たないし、ペットボトル飲料は買いまくる。
駅前には、何やら緑色のゼッケンをつけて、ゴミ拾いをする人たち。ご苦労さまです、と手を合わせて通り過ぎようとすると、「推し」がいた。いや、咲子の推しは2次元にしかいない。
でも、すぐ左でゴミを拾う男性は、推しにそっくりだった。