あっという間に20代が過ぎ、気づけばアラサー。30代で不意に感じる“結婚”への焦りと不安。その反面、結婚に対する期待も強いのではないでしょうか。
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だから20代の頃とは違って、30代になると“結婚を意識した恋愛”に目線が変わるもの。
行き当たりばったり直感で付き合う相手を決めるよりも、将来的に結婚できる相手かそうでないかを、まずは冷静に考えてしまいます。
ある程度の条件をクリアした相手じゃないと、なかなか恋愛に発展しにくくなります。
■アラサー女の恋愛観
そんな30代の独身女性が恋愛で意識するのは、結婚願望・価値観・安定・居心地の4つ。
いくら性格よくて理想の相手でも結婚願望がないなら話になりませんし、結婚にネガティブな男性とは真剣に付き合えないというのがアラサー女の本音。
「余計な遠回りはしたくない。付き合うなら結婚を視野に入れた恋愛を!」まずは、そこが大切。
次に考えるのは、価値観の問題。受け入れられる範囲の価値観か、変な癖やトラブル要素が隠れていないかも心配になるところ。
あまりにも価値観が合わない相手も恋愛対象外。気が合わないと結局ストレスで離婚しそうとリアルに将来を見据えたうえでの、条件と言えそうです。
さらに外せないのが安定感のレベル。付き合う男性に対して、平均的な安定感を求めるのもアラサー女の恋愛観。
安定を感じるポイントは、セレブじゃなくていい生活に困らない範囲の経済力、精神的な頼もしさ、大人としての経験値や自立心が重要になってくるようです。
経済的にも精神面でも「おいおい、しっかりしてくれよ」と不安になる相手とは、やっぱり結婚する気にはなれません。
そして最後は、なんといっても居心地の良さ。これから一緒に生活していくわけですから、できるなら“居心地のいい相手と結婚したい”と思うのは当たり前です。
いいことばかりじゃなくて、不調も訪れる結婚生活。良いも悪いも人生の苦楽をともにするなら、気の合うパートナーを選びたいといったところ。
■恋から婚活へシフト
ちなみに、30代の独身男性が恋愛で女性に求めるのは、家庭的・安心感・癒やし・常識的な言動とのこと。
つまり、家事や炊事ができて癒やしを与えてくれるような、安心できる存在。
大人としての経験値や自立心も持ち備えており、意味不明な発言や行動をしない彼女が理想だそうです。
まぁ、いつまでも女遊びしているようなチャラ男は別ですが。無論、そんな男をまともに相手しないのも、アラサー女の特徴です。
男性も女性も30代になると結婚を意識した恋愛観をもつようになるみたいで、恋というよりも“婚活”目線で恋愛する傾向が強くなります。
30代、結婚の二文字が頭をチラつきだすと、恋愛で意識するのは「この人と夫婦になっていいの?」という問題。
しかし、しっかりしている反面、なかなか決断できずに遠回りしてしまうのもアラサー男女の恋愛。結婚したい気持ちが強いと、なおさら奥手になってしまうパターンもあるので要注意。
もちろん慎重に考えるのは大切なことですが、とりあえず付き合って相性や人柄を確かめることも大事。