2017年11月18日 21:00|ウーマンエキサイト
連載記事:シリーズ・モンスターワイフ
産後のセックスレスからモンスター化する女性4パターン【シリーズ・モンスターワイフ 第5回】
3. 昭和的カマトト狐:
男性の気を引こうとウブを装う「カマトト」は、関係の初期段階においてのみ有効な手段。妻がベッドの上でまでカマトトでは、セックスはつまらなくなる一方です。
いつまでもセックスフルでハッピーな夫婦でいるためには、意識的にセックスを育てていく必要があるのです。それなのに、夫からちょっぴりエッチな提案が出るたびに「イヤだ!」「恥ずかしい!」と片っ端から拒絶していては、二人のセックスは育ちようがありません。
決まりきったパターンの退屈で義務的なセックスは、セックスレスへの第一歩です。
4. 冷凍マグロ・エロの邪鬼(じゃく):
女性が積極的にセックスについて考え、発言する機会が増えた現在。それでも「セックスは男性が頑張るもの」という固定観念に縛られた妻が意外に多いのは、非常に残念なことです。
こうした妻はベッドの上で固まったように、セックスをすべて夫任せにします。その態度は「なんで女の私が、何かしてあげなきゃいけないの?」と、ふてぶてしいまでに非協力的。
互いが「相手にも気持ち良くなってもらいたい」という優しい気持ちを持って自発的に協力し合うからこそ、セックスから癒しや幸福感が生まれるのです。
しかしこのモンスターは「女の私のほうから動くだなんて! 私はAV女優でも風俗嬢でもないのよ!」と、女性がセックスに積極的になることに嫌悪感を抱いてます。
また「エロの邪鬼」は、自分の性欲にフタをして、気持ちとは正反対の行動を取ってしまうモンスター。
その背後には閉鎖的なセックス観や、セックスに対する過度の禁忌感があります。
このモンスターも、夫婦間のセックスを幸せなものにすることを妨げてしまいます。
重要なコミュニケーションであるセックスを夫婦で楽しめるようになるためには、凍りついて固まった頭とカラダを溶かしていかなければなりません。
■セクシャル系モンスターについて
今日「セックスレス」という言葉は完全に私たちの社会に定着していますし、「友達夫婦」などという言葉もできて、夫婦間にセックスがなくても当たり前のような風潮が出来上がりつつあります。
良い時も悪い時も、長い時間を共にするのが夫婦。時には相手にイラついてしまい、それがケンカに発展してしまうことだってあります。
けれども長い時間と生活のあらゆることを共有する夫婦という間柄だからこそ、何もかもハッキリ白黒つけるのは不可能ですし、仮に白黒つけてしまったらそれはそれで、二人の関係はギスギスしたものになっていってしまいます。セックスはなくても仲良しという定義付けを振りかざしてはいけません。
そんな時にこそ、セックスやスキンシップは大きな効果を発揮するのです。
さっきまでは相手にイラついていたけれど、パートナーと優しく触れ合ったり抱き合ったら、自分がどうしてあんなに怒っていたのか、自分でもおかしくなってしまうことだってあるでしょう。
セックスは夫婦仲を良好に保つための重要なツールのひとつです。セックスレスに陥らないために、一刻も早くあなたの中のセクシャル系モンスターを退治しましょう。
最後にご紹介するモンスターは、「バイオレンス系モンスター」です。
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