2017年12月8日 15:34
【男から見た結婚のリアル】第10回 1000がサウザンド(thousand)と発音されなくなる日
誰もが知っているとおり、英語で1000のことをthousandと書きますが、これを、しばし迷って「象さん」と読んだ人がいて、聞いた瞬間おおいに笑ってしまいました。
tho(ぞ)u(う)san(さん)d(発音しないと決める)で、たしかに「ぞうさん」と読めなくもないし、最後の「d」はべつに発音しなくったっていいし…エルメスの頭のHだって発音しないわけだし。
英語の授業中の出来事で、先生に当てられた女性は、ホントの読み方は知らないけど、どうにかしなくちゃならなかったから、必死で読み方を考えたのち、象さんと読んだのでしょう。
まちがっていると薄々わかっていても、期せずして英文の途中に登場した「1000」を読まないと授業を止めてしまうことになるという強い責任感が、彼女の記憶のどこかから象さんを引っ張り出してきたのでしょう(象さんもビックリしたと思う。「今、このタイミングでおれ?」ってな具合に)。
夫婦のあいだにも「ホントのところは知らないけど、一応どうにかしなくちゃならないこと」があります。
たとえば彼女のお母さん、つまり義理のお母さんが、ぼくらの結婚式についてどう考えているのか?ということは、ぼくは知らない。