2019年1月5日 12:30
西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第九十五回目。
そろそろ2018年も終わりですね。そしてあと数ヵ月もすると平成という時代にも幕がおります。
私は昭和生まれですが、青春の全ては平成の中にありました。平成元年は中学受験のために一生懸命勉強していました。夜11時過ぎに帰宅することもしばしば。あの時、雨の日も雪の日も、いつも駅に迎えに来てくれた母のことを思うと、もっと「ありがとう」って伝えておくべきだったなあと思います…。あ、お母さんまだ死んでなかった。
そして平成二年、私のこの歪んだ性格が作り上げられる一番の要因となった女子校に入学します。
チーマーとかパー券とかブルセラとか、女子高生を誘惑する危険なものが東京の街にはたくさんありました。
私は当時、スーパー可愛い女子高生だったので、そういった危険分子が寄ってきやすかったように思います。もちろんちょっと悪い男の子と遊ぶこともあったし、クラブに行くこともあったけど、根が小心者なので先輩が怖くて辞められず、中高6年間は学内でも一番厳しいバトントワリング部に所属していました。
そうかといって部活に青春をかけていたのかと言えば、それはまったくなくて、バトンの関東大会にバトンを忘れて行くという前代未聞のことをやらかしたりしていました。