2019年2月23日 18:00
20代で結婚願望を吹っ切り、女優業に邁進。長澤まさみの快進撃は続行中。【夏目かをるの最強女になる!vol.42】
上映中の映画「マスカレード・ホテル」(鈴木雅之監督)では、潜入捜査する刑事(木村拓哉)を教育する優秀なホテルマン山岸尚美を長澤まさみは、堂々と演じています。
本作品は1月18日に公開され、24日までの7日間で観客動員数100万人、興行収入13億円を突破で、最終興収は50億円を見込めるという大ヒットでスタート。
31歳の長澤の笑顔がとても魅力的です。30代になってさらに煌めいていく彼女の根底にあるのは、20代の葛藤を見事に乗り切ったからなのです。
清純派から脱皮。映画「モテキ」でぶっちゃけ、大河「真田丸」で新境地
2004年、16歳の時に映画「世界の中心で、愛をさけぶ」でいきなり脚光を浴びてから、清純派の役が続きましたが、清純派は女性に好かれないため、20代に入ってから、長澤は模索してきました。深夜ドラマの「都市伝説の女」(テレビ朝日)や「高校入試」(フジテレビ)に出演するなど、コミカルから真面目な教師役まで幅広くこなしていたのです。
そんな長澤に一発逆転のチャンスが到来。映画「モテキ」(11年、監督・大根仁)で清純派をかなぐり捨てました。
「美脚や胸の谷間を惜しげもなく披露して、共演の男性に水を口移しする、ディープキスするなどセクシーシーンを連発。