2017年9月15日 17:00
片思いの恋は「彼との共通点」を見つけようとするほどうまくいかない
よく言われるように、恋心は、相手との共通点があれば燃えやすいものです。
たとえば都内で出会ったふたりの地元がおなじだったとか、おなじ業界で働いているとか、そういうわかりやすい共通点があれば、比較的最短ルートで仲良くなりやすい。
でも共通点だけが、ふたりの仲をとりもってくれるわけではありません。
■■「じぶんと相手は、ちがう存在である」という認識からはじまる
共通点って、ふつうはそうすぐには見つからないので、たとえば恋愛上手な女子は、交際初期に「彼の趣味に合わせる」と言います。
彼がサッカー好きであれば、「わたしもサッカー好きになる(で、ルールはイマイチよくわからないけど、とりあえず彼と一緒に観戦する)」という具合に、とりあえず表面的に「おなじ」ことをやる。
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人って、じぶんと相手のおなじところを無意識のうちに探すクセを持っているのだそうです。
たとえば日本とは気候も風土もちがう韓国の女性アイドルグループが好きな女子は、「流行っているから好き」とか「流行る前だから一応おさえておく」という人もいますが、ようするになんらかの共感を、韓国アイドルに抱いているといえます。
気候風土も、おそらく育ちもちがう、一見なんの共通点もなさそうな海外のアイドルに、なぜ共感するのか?といえば、アイドルとじぶんに「おなじもの」