理想の彼氏像とは、むずかしい言い方をすれば、あなたの心のなかの「止まっている点(定点)」です。たとえば「やさしい彼氏が理想」というのは、あなたの心のなかの止まっている点です。
彼は、あなたに対してやさしいときもあれば、たとえば仕事でテンパって冷たいときもある、つまり変化します。彼の変化を、あなたのなかの定点だけで測ると、「彼氏、冷たい、別れたい」としか思えないでしょう。話がむずかしいですか?
もっと簡単に言えば、学校の友だちって、だからいいんです。1年生から卒業までともに成長してきた仲間は、学校という「枠縛り」ゆえ強制的にであったにせよ、ともに成長したから、いつまでも仲がいいのです。
だから学校時代ダラダラして、なんら生産的なことをしなかった人は、「学校の思い出なんて、なにもない」としか言えないのです。恋愛もそれとまったくおなじです。
(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)
彼と夜遅くまで飲みすぎてしまった帰り道。電車でウトウトしていたら…彼「ちょっと起きて!」⇒人に嫌われてしまう行動