これはどうにも悲しい現実ですが、求められたとき、それをやんわりと断ろうとしてしまうと、途端に機嫌が悪くなってしまう男子がいます。そうなったのを見て、もしくは、そうなったらいやだから、彼が求めてきたときには応じるようにする。
こういうことをしてしまっている女性は少なくないのではないでしょうか。彼に嫌われたくない。愛されたいというその気持ち自体は悪いことではありませんし、理解もできます。
でも、それは間違った愛され方なのではないでしょうか。少なくとも、したくないけど、彼の顔色を見て、「私もしたいよ」というフリをして応じる。この瞬間にあなたは、ほんのちょっとだけ、でも、度重なるごとにだんだんと、自分自身を殺してしまっているのかもしれません。
■■男子は「心と体」をセットで愛する
そもそも、彼女にエッチを断られたときに発動する男子の不機嫌は、男子の「好き」の気持ちの構造に由来します。
とくに若い頃の男子は、彼女ができたとき、体を愛することと心を愛することを切り離しては考えられません。「好きだからしたいし、したいから好き」ということですが、厄介なことに「彼女も同じだろう」と思っているのです。