2018年3月7日 17:00
若い恋って「練習」だから失恋に落ち込みすぎないで大丈夫
オトナになって失恋したら「またかよ」と思うことがあります。「またあの時と同じ悲しみがやってきて、しかるべき時間が流れないと、心が痛みから解放されないのだな」と。でも若いと、なかなかそうは思えず、どうしても失恋が自分の人生のすべてみたいに思えてくることもあるでしょう。
こればかりは、ある程度はどうしようもないことです。いかにここに女子が納得しそうな甘美な「失恋対策ハウツー」を書いたところで、そんなものはなんの役にも立ちはしない。もちろんそれなりのハウツーは存在しますが、失恋がもたらす本質的な(生を根本から揺さぶるような)痛みからすれば、それはある意味では子供のママゴトのようなものにしかなりえない。ゆえにちょっとウソっぽくなる。
これが、失恋という厳しい現実がわたしたちに突きつける現実ではないかと思います。
がしかし、心が少しばかり楽になる考え方というものは、ちゃんとあります。
■■若い頃の恋は練習である
若い頃の恋は練習である。こういう考え方です。なんの練習かといえば、当然1つは恋の練習です。2つは生きることの練習です。若い頃の恋が練習だと言える理由は2つあります。
1つは、若い頃というのは、自分がどう生きるといいのか模索している時期だということです。