といったように相手に対する評価基準を下げることが容易になってしまうから。
基準が定まっていないと、人は相手のプラスの部分ばかり見るようになり、自分にとって不都合なこと、すなわちマイナスな部分からは目を背けてしまいます。恋愛は学校の成績のように相手が数値化されているわけではないですから、下を見てもキリがないのです。
■・上を見ても、キリはない
また、恋愛における相対評価では、下だけではなく、上を見てもキリがありません。
「この人は元カレより年収が高いから」というようにポンポン彼氏を乗り換えていても、恋愛における愛し愛される幸せを得ることは難しいですよね。
そして、上を見すぎて男性に対する評価基準が高くなりすぎてしまうと、普通の恋愛では満足できなくなるという危険性もあります。よく言われるのは、既婚男性や年齢差の大きい年上の男性と付き合うと、その経済力や大人の余裕が当たり前だと感じてしまい、同年代の男性では満足できなくなる・・・といった話です。
■・相手を点ではなく面で見る
相対評価は、短所や長所といった、相手の男性を「点」で見てしまうと起こってしまいがち。もちろん相手を深く知る上で点を見ることは大切ですが、まずは一人の人間として「面」