、すなわち総合的に見ることで相対評価の罠を回避することができるのです。
絶対評価において、まずは相手が自分の中で定めた評価基準を満たしているかどうかを考えます。多くの人に当てはまると思われるものを挙げるとすれば、「既婚者でない」といったところでしょうか。ここに、「年収〇〇円以上」ですとか、「身長は高め」といった条件を付け足していってみてください。
もちろん、この基準を下回っていたからといって相手を即座に切り捨てる必要はありません。「満たしていないけど、これから満たす見込みがある。またはほかの部分で補える」ならば、それでいいのです。
こうした評価の仕方は、相手を「面」で捉えているからこそできること。
絶対評価を行うにあたっての評価基準を定めておくことそのものが重要ですから、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか?
■・おわりに
「恋は盲目」という言葉があるように、人間は好きになった相手の悪いところから目を背けてしまうもの。学生のように若いうちはそれで学び得るものが多いかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて盲目的な恋に時間や労力を浪費するリスクも増えてきます。
周囲から「男見る目ないよね」