恋愛情報『「男心」も「女心」も必要ない!「恋愛上手」になるために本当に必要なこと』

「男心」も「女心」も必要ない!「恋愛上手」になるために本当に必要なこと

目次

・男性脳・女性脳のデマはどこから生まれた?
・男性脳・女性脳で考えることのリスク
・男女の差は「社会に求められる役割」によって起こる
・恋愛は「男女差」で考えず「個体差」で考えよう
「男心」も「女心」も必要ない!「恋愛上手」になるために本当に必要なこと


僕は仕事柄、恋愛に関するいろんな本を読むのですが、読んでいてあまり参考にならない本に共通して書いてある言葉があります。

それは「男性脳・女性脳」という言葉です。

具体的には「男性の脳はこういう構造になっていて、女性の脳はこういう風にできているから、男性には(女性には)こういう風にアプローチしよう」と書いてある文章を見つけた瞬間にその本を閉じます。

ハウコレ読者の皆様におかれましては、何とぞ「男性脳」という意味のない言葉に惑わされないようにしていただきたいのです。

■男性脳・女性脳のデマはどこから生まれた?

男女の脳の構造に違いがある。その情報の元になったのは、1982年に『サイエンス』誌に乗せられた論文です。

その論文には、男女それぞれの脳りょう(右脳と左脳をつなぐ線維の束)を測ったら、女性の方が太かった、と書かれていました。

脳りょうは「言語処理能力」に関係している部位なので、その論文を元に「女性の方がおしゃべりが好きで感情的」といった主張がなされるようになりました。


しかし、この元の論文は男性9人、女性5人のデータでしかなく、統計上の根拠に乏しいものだったのです。

しかし、イギリスのロザリンド・フランクリン医科学大学の研究で、6000件の脳のデータを解析した結果、「脳に男女の性差はない」

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