アウディ ジャパンは、「A4」シリーズの頂点に位置する高性能モデル「RS 4 アバント」をベースにした限定車「RS 4 アバント Nogaro selection」を、全国のアウディ正規ディーラーネットワークを通じて発売する。RSモデルは、アウディAGの100%子会社「quattro GmbH」が手がける高性能スポーツモデル。同社はドイツ・ネッカーズルムに本拠地を置き、「R8」やRSモデルの製造を行っている。3世代目となる現行の「RS 4 アバント」は、最高出力450PSを発揮する4.2リットルV8 FSIエンジンを搭載。トランスミッションには7速Sトロニックを組み合わせ、優れた動力性能と高次元のコンフォート性能、燃費性能を兼ね備えている。今回発売された「RS 4 アバント Nogaro selection」は、1994年に発売されたRSモデルの第1号車「アバント RS 2」の誕生20周年を記念して設定された限定車。車名の「Nogaro(ノガロ)」はフランス南西部にあるサーキットの名称で、当時、「アバント RS 2」がフランスのツーリングカー選手権に参戦し、このサーキットで勝利したことに由来する。エクステリアは、ボディカラーに「アバント RS 2」をほうふつとさせるノガロブルーを設定。カーボンデザインパッケージを装着し、シングルフレームグリルやラジエーターグリル、ウインドウフレームなどはハイグロスブラック仕上げに、ルーフレールはマットブラックとなっている。スポーツエグゾーストシステムなども装着している。インテリアは、シート座面や背面、ドアの内張りにブルーのアルカンターラを配したスポーティなデザイン。フラットボトムステアリングホイールはブルーのステッチ入りとなり、ブルーカーボンファイバーインレイやAudi exclusiveフロアマット、専用シフトレバーやドアシルプレートも採用されている。レッドブレーキキャリパーを装着し、スピードリミッターの設定は時速280kmにまで高められている。価格は1,472万円(税込)で、17台の限定販売となっている。
2014年11月20日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は11月10日、米Adaptevaが開発・生産する名刺サイズのスーパーコンピュータ(スパコン)ボード「Parallella board」の販売を開始すると発表した。同製品は、16個の演算コアで並列処理プログラミングが行える小型スパコンボードである。制御用SoCとしてデュアルコアARMとFPGAを内蔵したXilinxの「Zynq Z7000」、演算用アクセラレータとして「Epiphany III 16 core」を名刺サイズの基板に搭載する他、UbuntuなどのLinux OSを通じてプログラミングが行える。そして、物理シミュレーション、ビッグデータの解析、教育用プラットフォーム、組み込み機器の高速演算エンジンなど、幅広い用途で活用できるのに加え、複数のボードを連結拡張して、より高速な並列処理アプリケーションを実現することも可能となっている。また、同製品はクラウドファンディングサービスのKickstarterで、開発資金調達に成功したオープンソースプロジェクトである。かつて、気象予測や分子構造シミュレーションなど、潤沢な予算のもとでのみ使用されていたスパコンを、幅広い一般ユーザーに普及させるべくプロジェクトがスタート。世界中から高い注目を集め、現在では最も活発なプログラミングコミュニティの1つとして、数千人の技術者が開発に参加するまでに拡大しているという。なお、価格はサーバ版が1万3500円(税抜き)、デスクトップコンピュータ版が1万6600円(税抜き)、組み込み版が2万6700円(税抜き)。すでに販売を開始している。
2014年11月10日ドイツのアウディ社は、「RS 7 自動運転コンセプト」で無人での限界走行を実施したと発表した。ホッケンハイムのグランプリコースを数センチの誤差もない正確な走りで2分を少し超えるタイムを記録した。この走行テストはドイツツーリングカー選手権最終戦の前に実施された。同社は自動運転を最も重要な開発領域のひとつと位置づけ、今回のテストはエンジニアに危険走行時の自動回避機能開発への洞察を与えるものだったとしている。自動運転のシステムはGPSと3Dカメラを組み合わせたもので、3Dカメラは事前にプログラムされたデータと撮影した映像との間に違いがないかを比較するという。アウディAG研究開発担当取締役のウルリッヒ・ハッケンベルク氏は、「今回の最高のパフォーマンスは、我々アウディの自動運転おける開発力の高さを実証するものです」と述べている。アウディのドライバーアシスタントシステムは今後発売をされる上級モデルに、アウディサイドアシスト、アウディアクティブレーンアシスト、ストップ&ゴー機能付ACCといった形で搭載され、ユーザーが体験することができるという。
2014年10月24日アッヴィは8月21日、2014年7月に実施した「保育施設に通う乳幼児の健康とRSウイルス感染症」に関するオンライン調査の結果を公表し、併せてRSウイルス感染症の現状などを紹介するメディアセミナーを開催した。RSウイルス感染症は、従来は秋から冬にかけて患者数が増加し、翌年の春までが流行期とされてきた。しかし、検査技術の進化もあるが、2009年以降の調査では徐々に夏の時期でも患者数が増加傾向になってきており、かつ感染患者の報告数も増加傾向が続いているという(2011年10月より1歳未満の乳児に、迅速診断キットの検査に保険が適用されるようになったことも大きいという)。主に乳幼児が感染し、米国の研究データであるが、1歳未満で罹患するとインフルエンザよりも死亡率が高いほか、月齢が低いほど重症化しやすく、年齢が上がっていくほど、その症状は軽くなるという病気だが、その認知度は意外に低い。今回、同社では全国の保育園に子供を預けている母親515名、保育園に子供を預けていない母親515名を対象にアンケートを実施し、その感染症に対する意識などを調査したが、その結果、約7割の母親がどういった感染症であるかを知らないという結果であったという。今回のアンケートの監修を担当した峯小児科医院の峯眞人 院長は、「RSウイルスに限らず、感染症に子供が一番感染しやすい場所は実は小児科の外来。来院する多くの子供が何らかの感染症を発症しているためで、うかつに子供を連れてくると、罹らないで良い病気をもらってしまうことになる」とするほか、その次にかかりやすい場所が保育園であり、「感染症の怖いところは、感染源の子供に症状がなくても、その病気をほかの子供にうつす可能性がある。特に、保育園という環境は、年齢の低い一定数の子供たちが、ある程度のまとまった時間、かつ、まとまった期間で生活しており、感染が広がりやすい」と説明する。それであれば、幼稚園も年齢の低い子供たちが沢山いるから、保育園と同じくらい感染症にかかりやすい環境か、というと、「登園している子供たちの年齢が保育園よりも上で、しかも大抵の場合、午後になれば家に帰るのが幼稚園。一方で保育園は0歳から預けられ、長ければ親が会社と保育園との送り迎えの時間まで含めれば10-12時間預けられているという場合もある。集団で生活する時間が長ければ長いほど感染する可能性も高まる」とする。また、最近の感染トレンドとなりつつあるのが「大規模ショッピングセンターなどにある子供の遊技場」であり、決して忘れてはいけないのが家庭内における感染だとする。また峯氏は重症化するリスク因子も存在することも指摘。例えば在胎期間35週以下の早産時や、気管支肺異形成症(BPD)、先天性心疾患(CHD)、免疫不全、ダウン症などの染色体異常などが基礎疾患としてあてはまるが、それ以外にも、兄弟がいたり、喫煙者がいたり、RSウイルス流行期前半に生まれたり、母乳保育期間が短かったりするとリスクは高まるとする。「後はなぜか、男の子の方が、ありとあらゆる病気に罹りやすい」という。さまざまなウイルスや細菌ごとに感染経路もまちまちだが、RSウイルスは接触感染と飛沫感染で広まる。飛沫感染はくしゃみや唾などでわかりやすいが、接触感染はおもちゃなどに付着した病原体を、次の子供が触って、そのまま手をなめたりするなどで生じる。こうした状況に対して、「集団生活で病気に罹らないことは不可能、ということを親は理解しておく必要性がある。感染症に罹る、ということを前提に、どういったことに気を付けよう、という子供の健康を意識してあげることが必要」としており、「良く、しょっちゅう病気にかかるウチの子は変なのでしょうか?、動物を飼っているのが悪いのでしょうか?、などと聞いてくる親御さんもおられますが、集団生活の中に子供を置くという、そのものが原因になっているので、そうした特定要因を原因にしてはいけない」と、病気に対する考え方の方向性を示す。また、「RSウイルス感染症もそうだが、感染症の中にはワクチンや治療薬がいまだに開発中だったりで、存在しないものも多数ある。だからこそ、予防接種ができるものに関しては、適切に予防接種を受けてもらい、そのリスクを減らしてもらいたいと思っているし、せめてそうした病気だけでも流行規模を小さくするという意識をもってもらいたい」とするほか、そうしたワクチンや治療薬がない病気に対しても、「正しいうがいと手洗い、咳エチケット」ができれば、リスクを軽減することも可能だとする。しかし、この手洗い、うがいという行為、意外と正しい方法は分かっているつもりでできていないことが多いという。以下に、日本外来小児科学会が発行しているリーフレットに記載されている「じょうずな手洗い」の手順を参考に記しておく。はじめに石鹸を水道水で泡立て、10数える間に良く手をすり合わせる親指の付け根や手首、全部の指の先っぽと爪の周りは、洗い残ししやすいので、しっかりと洗う洗った後は、水道水で手の全体をすすいで、石鹸のぬるぬるをきれいに流しきる乾いたハンカチやタオルでしっかり水をふき取るちなみに同リーフレットでは、石鹸を使って洗うのが難しい場合でも、手に付着している細菌やウイルスを減らすために、せめて流水での手洗いだけでも実行してほしいというコメントも記載されているほか、ヨードデンプン反応を使った、石鹸を使わないで手を拭いた場合にどうなるかの実験の手引きなども記載されていることを紹介しておく。一方のうがいについても、実は2種類あり、それをうまく組み合わせる必要があるということも意外と知られていない。1つは口の中の食べかすや細菌、ウイルスを洗い流す「ブクブクうがい」。もう1つは、喉の奥に着いている細菌やウイルスなどを洗い流す「ガラガラうがい」。「小さい子供だと、ガラガラうがいはできない場合が多いので、せめてブクブクうがいをしてもらって、親はしっかりとうがいをしてください」と峯先生は語る。こうした基本的な対策しかないRSウイルス感染症だが、保育の現場で、そうした感染症をリアルタイムで把握し、流行が始まる兆しなどを読み取り、対応を行っていくことを目的とした取り組みとして、「保育園サーベイランス」というシステムが2010年に国立感染症研究所 感染症疫学センターにより開発され、学校や保育所などに利用を促す動きが進められている。「医療機関の定点観測による患者数の推移データは、1週間に一度、その医療機関からデータをもらい、集計して発表されているもの。だから、そのデータは実はリアルタイムではなく、1週遅れのデータであり、感染症では、その情報は役に立たない」と語るのは、全国保育園保健師看護師連絡会の並木由美江 会長。「保育園サーベイランス」は無料でどこの保育園でも利用が可能であり、2014年5月20日の時点で全国で6352園の保育園で活用されているという。並木氏は同システムについて、「県単位や市区町村、園の単位でさまざまな感染症の状況を判断することができ、自分たちの身近な状況を把握することができるシステム」と説明し、まだ使用していない保育園などでも活用してもらいたいとした。また、並木氏は、保育者の病気に対する教育なども行っており、病気になってしまった子供の親にどういった報告の仕方をすると良いのか、といったことや、感染症などの疑いがある子供のおむつ換えの際の注意事項などを学べる教材の開発なども行っているという。その一方で「保護者も、集団生活の場は、何らかの病気に感染する場所であるということを理解してもらう必要がある」とし、保育者、保護者共だってできることをやっていくしかないとコメント。「子供がいつもの違う症状に気づいても、保護者はそう簡単に休めないのが実情。子育てを職場や地域で話せるようなコミュニティを作って行く必要がある」と、社会全体で子供を真の意味で育てる必要性を強調した。なお、峯氏、並木氏それぞれに、家庭内ではどう感染症と向き合うべきか、と尋ねたところ、「衛生習慣を子供たちと一緒に生活の中で根付かせ、常に清潔な環境を保つように心がけ、流行期が来た時に、より丁寧にするといった心構えが必要」というコメントをいただいたほか、次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)やアルコールによる殺菌も効果があるため、「臭いの問題があるので、常に使う、というのは難しいと思いますが、子供が寝た後に、ドアノブなど、不特定多数の人間が接触する可能性が高い部分を消毒するなど、無理のない範囲で消毒するのが良いのではないか」とのことであった。また、熱があると、冷やして寝かしつける、というイメージがあるが、並木氏によると、「本人に動ける元気があるようであれば、室内で保冷剤を入れたバックなどを身につけさせつつ、遊ばせるなど、気持ちよく過ごせるようにしてあげても良い」とのことであった。
2014年08月28日毎年、12月頃に猛威をふるう「ノロウイルス」。下痢や嘔吐(おうと)を引き起こし、8人に1人が感染しているという推計もある恐怖のウイルスだ。予防方法はいくつかあるが、先ごろノロウイルス対策商品としてにわかに脚光を浴びた商品がある。その正体とは―。○ウイルス界のフェラーリノロウイルスは主に腸管で増殖し、腸管の粘膜上皮のポンプ機能を破壊することで腹痛、嘔吐(おうと)、水溶性の下痢などの症状を引き起こす。インフルエンザウイルスの3分の1ほどの大きさで、口から10~100個ほど入っただけで感染が成立するとされており、その感染スピードの速さから「ウイルス界のフェラーリ」とも呼ばれている。感染症に詳しい、東京医科大学の松本哲哉微生物学講座主任教授は「ノロウイルスの感染経路としては、食中毒よりもむしろ人から人へとうつるケースが多いことがわかっています。ただし周囲に感染者がおらず、どこで感染したかわからない場合もあります。また、インフルエンザと違って、ノロウイルスの場合はワクチンも治療薬もありません。以前、ノロウイルスに感染した人でも繰り返し感染を起こすので、毎年ノロウイルスへの備えをしておかないといけません」と話す。○救世主の名はラクトフェリン30秒以上の手洗い、食品や調理器具などの加熱といった対策手段がある中、注目されているのが「ラクトフェリン」という成分だ。ラクトフェリンはたんぱく質の一種で、母乳、特に初乳に多く含まれており、赤ちゃんを感染症から守る役目を果たしている。「ラクトフェリンはヒトの免疫力を高める作用と病原体を弱める作用の2つの側面を持っています。その相乗効果がノロウイルスの感染を防ぐと考えられています」。○棚から消えた「森永ラクトフェリンヨーグルト」そのラクトフェリンを配合した商品の中で今最もホットなのは、森永乳業が販売している「森永ラクトフェリンヨーグルト」だろう。今月9日にNHKの番組でノロウイルス対策としてラクトフェリンが紹介された途端、スーパーなどの小売店に消費者が殺到。一部店舗では売り切れ状態になったり、買い占めを防ぐための購入数制限が設けられたりするなどの現象が起こった。森永乳業によると、「今年ならではのノロウイルス対策法」として紹介されたことにより、放送直後(12月9~15日)の森永ラクトフェリンヨーグルトの売り上げは、前年同期間比で770%となっているという。森永乳業は、ラクトフェリンの有効性を科学的にも分析しており、今年9月に461人(平均年齢59.3歳)を対象にした調査結果を発表した。試験では100mgのラクトフェリン含有食品の摂取頻度ごとに6つのグループに分けて、ノロウイルス感染性胃腸炎と思われる症状(腹痛、吐きけ・嘔吐(おうと)、下痢)での医療機関の受診者割合や医師の診断結果などについて調査した。その結果、ノロウイルス感染性胃腸炎と思われる症状で医師の診断を受けた人の割合は、摂取頻度が「ほぼ毎日」の人は「週1回程度」の人に比べて7.1%も減少しており、有意な差が見られた。また、医師からノロウイルスの疑い、または検査でノロウイルス確定と診断された人の割合に関しても有意な差が見られた。摂取頻度が「週1回程度」の人に比べて、「週4~5回」の人で6.1%、「ほぼ毎日」の人で6.5%の減少が確認された。○チーズ200gかラクトフェリン強化商品か松本主任教授は、ラクトフェリンはノロウイルスだけでなく風邪やインフルエンザにも有効かもしれないと話す。「実際、冬の流行期に行われた調査で、ラクトフェリンを摂取していたグループは、ラクトフェリンを摂取していなかったグループと比べて、発熱や鼻水など感染症の症状の発症率が有意に低かったという結果が認められています」。ラクトフェリンは冬場に摂取しておいて損はない成分なのだ。ラクトフェリンは、生乳やナチュラルチーズなどからでも摂取可能だが、有効量の目安となる100mgを摂取しようとなると「チーズでは100gとか200gの単位で食べる必要があり、毎日食べるのは現実的ではないと思います」。基本的には、ラクトフェリンが重点的に配合されている製品を食べた方が継続もしやすいという。チーズ200gかラクトフェリン強化食品か―。どんな方法にせよ、きちんと毎日ラクトフェリンを摂取することが、寒い冬を健康に過ごすためのコツとなりそうだ。
2013年12月24日内閣広報室は13日、首相官邸ホームページに「インフルエンザ&ノロウイルス特集ページ」を新設した。同特集ページは、冬に流行のピークを迎えるノロウイルスとインフルエンザへの注意喚起を目的として、家庭や職場でできる予防対策や政府の取り組みなどをまとめたもの。「インフルエンザにかからないためには」「政府が取り組むインフルエンザ対策」「ノロウイルスによる感染を防ぐには」などを閲覧できる。「インフルエンザにかからないためには」では、感染経路を断つこと、予防接種を受けること、免疫力を高めることなどを推奨。「正しい手の洗い方」など、インフルエンザから身を守るために気をつけるポイントを紹介する。ノロウイルスについても、家庭でできる予防対策の3つのポイント、「手洗い」「人からの感染を防ぐ」「食品からの感染を防ぐ」について、具体的な方法を示すなど、感染の拡大防止を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日スズキは5日、小型乗用車「スイフト」の特別仕様車である「スイフト RS」の一部仕様を変更して発売した。価格は、2WD車(5MT / CVT)が139万1,250円、4WD車(CVT)が156万9,750円。スイフト RSは、欧州仕様のチューニングを施した足廻りと、エアロスタイルを採用した特別仕様車。今回の一部仕様変更では、高速走行時や長距離ドライブをサポートするクルーズコントロールシステム、手もとでシフト操作ができる7速マニュアルモード付パドルシフト(CVT車)、リヤディスクブレーキ(2WD車)を新たに採用している。さらに、オートライト付ディスチャージヘッドランプ(メーカーオプション設定)、リヤコンビネーションランプ、シート表皮(専用ファブリックシート表皮)のデザインを変更し、スポーティーな雰囲気を高めたとのこと。エンジンは1.2L DOHC吸排気VVT、変速機は2WD車が5MTもしくはCVT、4WD車がCTVを採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日アウディ ジャパンはこのほど、2ドアクーペ「RS5」をマイナーチェンジして発売した。「RS5」はアウディのスポーツモデル開発部門であるクワトロ ゲーエムベーハーが開発、生産を担当するプレミアムスポーツクーペ。エクステリアはヘッドライトとリヤライトのデザインを見直し、よりシャープで筋肉質なイメージを表現。ヘッドライト内部の構造も変更し、LEDポジショニングライトを装備したキセノンプラステクノロジーを採用した。フロントグリルやリアバンパーのデザインも変更している。また、前後重量配分の適正化を狙ってフロントヘビーを解消するため、アルミ製のフロントフェンダーが新たに採用された。インテリアは黒を基調としたデザインで、カーボンのデコラティブパネルを採用するなど、高級感を高めている。新デザインのボトムフラットタイプの3スポークスポーツステアリングを採用したほか、マルチファンクションのコントロールスイッチなど、ほぼすべてのスイッチ類を改良して操作性を向上した。また、14スピーカーのバング&オルフセンサウンドシステムを標準装備した。エンジンには変更はなく、最高出力450PSを発揮する4.2リットルのV8DOHCエンジンを引き続き搭載する。トランスミッションは7速Sトロニックで最新のクワトロシステムも装備する。価格は1,222万6,000円で、ハンドルは左右どちらでも選ぶことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日日興アセットマネジメント(以下、「日興アセット」)は25日、豪ドル建て公社債を主な投資対象とする、追加型投信『RS 豪ドル債券ファンド(愛称:為替リスク配慮型豪ドル債券ファンド)』を7月11日に設定し、運用を開始する予定であると発表した。同ファンドは、日興アセットが独自に算出するリスク指標を活用し、金融市場の変動リスクが大きくなると判断される局面で為替ヘッジを行なう、リスクセンサー機能を搭載した「リスクセンサー(RS)型ファンド」の第1弾。日興アセットによると、豪ドル建て公社債は、先進国でありながら相対的に金利水準が高い魅力的な投資対象。一方、豪ドルは資源の需給や価格変動などの影響を受け、米ドルやユーロなどの先進国通貨に比べて為替変動が大きくなる傾向にあり、「豪ドル債投資を検討している投資家を悩ませてきた」(日興アセット)。そこで日興アセットでは、金融市場の変動が大きくなると判断される局面で為替ヘッジを行なう、豪ドル債券ファンドを開発した。リスクセンサー機能とは、日興アセットが独自に算出するリスク指標から市場変動を読み取り、金融市場の変動が大きくなると判断される局面で、基準価額への影響を抑えることをめざすもの。リスク指標は、金融市場の価格変動や信用リスク、流動性、為替の変動性などの、市場リスクが高まる際に見られるシグナルをもとに、金融市場の変動が高まる局面を感知する。「RS 豪ドル債券ファンド」では、リスク指標がある一定水準を超えるなど、いくつかの条件を満たし、かつ市況動向や定性判断などを踏まえ金融市場の変動が大きくなると判断される場合に、為替ヘッジを行なう。同ファンドの債券部分の実質的な運用は、日興アセットマネジメントグループの一員である、オーストラリアに拠点を置くティンダル・インベストメント・マネジメント・リミテッド(以下、ティンダル)が担当する。ティンダルは、オーストラリアで25年近い運用実績を持ち、「数々の賞を受賞しているオーストラリア債券運用のスペシャリスト」(日興アセット)という。日興アセットでは、「日本の投資家の声に耳を傾け、そのニーズに応える新しい商品カテゴリーの創出、ならびに優れた運用パフォーマンスの提供に、引き続き努めていく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日