赤楚衛二が巨大病院と闘う主人公を演じる「Re:リベンジ欲望の果てに」の4話が、5月2日に放送。海斗と郁弥の理事長戦をめぐる攻防に、「ついに反撃」や「あっという間の1時間」などの声が上がっている。本作は、巨大病院で起きた権力闘争をきっかけに、人間の欲望が剥き出しになっていく様を描いたリベンジサスペンスドラマ。天堂記念病院の前理事長の息子で広報部で働く天堂海斗を赤楚衛二、天堂記念病院で働く優秀な外科医で理事の大友郁弥を錦戸亮、海斗の元恋人で現在は郁弥の婚約者である朝比奈陽月を芳根京子、海斗の後輩・木下紗耶を見上愛、海斗の祖父で会長の天堂皇一郎を笹野高史、陽月の妹・美咲を白山乃愛が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。海斗(赤楚衛二)を5か月間眠らせ、天堂記念病院の前理事長・智信(光石研)を殺害した首謀者が、海斗の伯母・市子(余貴美子)だと判明。しかし、情報が漏れており、病院の広報として働く海斗は対応に追われることに。海斗は郁弥(錦戸亮)が病院の内部情報をリークしたと疑い、後輩の木下紗耶(見上愛)に、証拠を掴むよう依頼する。一方、病院では緊急会議が開かれ、新たに理事長を選出することに。副院長の三輪光成(小木茂光)ですんなりと決まるかに思われたが、郁弥が手を挙げ、4日後に理事長選が開かれることになる。海斗に智信が進めていた心臓血管外科プロジェクトを取り戻そうと提案する三輪。郁弥を理事長にしたくない海斗は同意し、小児科部長で他の理事からの信頼も厚い小笠原哲也(古舘寛治)を説得しようと試みる。しかし海斗は、智信の友人でもある小笠原に、長年父と音信不通だったことを責められ――というのが4話の展開。プロジェクトのことを勉強し直し何度も小笠原にアプローチする海斗。そんな海斗の「理想も語れない病院で患者は未来を描けるのでしょうか」という言葉に智信を思い出した小笠原は、三輪を支持することに決める。小笠原の指示を取り付けた三輪は過半数を獲得するが、実は彼には秘密があった。本当は心臓血管外科プロジェクトを取り戻すつもりなどなく、自身の研究に関連する全く別のプロジェクトを始動させようとしていたのだ。郁弥によってその事実を暴露され、小笠原の支持も失った三輪は、理事長戦を諦めることに。海斗も手を失うが、会長の皇一郎(笹野高史)に「どうして人は権力を欲して上を目指すと思う?他人に邪魔されずに自分の意志を貫くことが出来るからだよ」と言われ、本来新理事長が行う予定だった一連の騒動への謝罪会見を予定を早めて自ら執り行う。そして自ら理事にしてほしいと会長に頼むのだった。郁弥と海斗による一連の攻防戦に「新章に入って海斗×大友先生の攻防が激しくなってきて見応えあり。ますます面白くなってきた」や「二転三転の展開にずっとワクワクドキドキして、あっという間の1時間」、「海斗がついに反撃ののろしをあげた?海斗と郁弥のバチバチで来週からますます楽しみ」の声が。また、3年前に妹の心臓移植手術を高額な費用がかかる外国でしていた陽月(芳根京子)に「美咲ちゃんは海外で心臓移植手術をしているのか。よほどの金持ちでもない限り親の遺産や陽月の収入だけでは無理だよね」や「陽月は海斗とマッチングアプリで出逢ったというけれど、本当に偶然なのかなと思い始めてきた。なんか妹の手術費用といい怪しい」、「3年前の美咲ちゃんの手術費用。陽月なんか、やっぱり隠してるよね」などの声が上がっている。【第5話あらすじ】海斗(赤楚衛二)は、郁弥(錦戸亮)が天堂記念病院の理事長になるのを阻止するべく、理事長選に名乗りを上げる。しかし、会長である天堂皇一郎(笹野高史)は理事長選を中止にし、一週間で融資を取り付けてきた者を新理事長にし、新病棟のプロジェクトも新理事長に一任すると告げる。支援者を集めて、事件に関する説明会が行われた。海斗が医療機器メーカーの専務に声をかけ冷たく断られる一方、郁弥は投資ファンドのCEOから好感触を得ていた。また、心臓に病気を抱える陽月の妹・朝比奈美咲(白山乃愛)の症状が悪化。手術する必要があるが、今の天堂記念病院の設備では対応が難しい上、婚約者である郁弥が心臓血管外科プロジェクトに反対していることに、陽月は複雑な感情を抱いていた。そんな中、海斗は外資系銀行の東京支店長・宇佐美義満(丸山智己)と約束を取り付けることに成功。出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)を連れて会食に臨むと、意気投合した宇佐美と紗耶は宇佐美の行きつけのバーへ。一方、海斗はいつもの居酒屋へ行くと、陽月がやって来て――。「Re:リベンジ欲望の果てに」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月03日7月期の新金曜ドラマは、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した早見和真の同名小説を原作とした「笑うマトリョーシカ」を放送。水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔が共演する。印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家。そんな彼を支える有能な秘書・鈴木。どちらも非の打ち所がなく、完璧に見える。「でも、この2人…何かがおかしい」。そんな2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者・道上は彼らの隠された過去を探っていく。清家が政治家へと昇っていく過程で、不審な死亡事故がいくつも起きていたことを知る。それらの事故は、清家に関係している何者かの仕業と思えたが、新たな事実や人物が次々と浮上。そしてそれは、突如事故死した道上の父ともつながっていく――。本作は、誰もが持つ欲や野望に迫ったヒューマン政治サスペンス。若き政治家と有能な秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死。そして、それを追う新聞記者の強い執念。一瞬たりとも見逃せない、“人間という迷宮”を描くスリリングなエンターテインメント作品だ。主演の水川さんが演じる新聞記者・道上香苗は、元は社会部の敏腕記者だったものの、あるスクープをきっかけに、文芸部に異動させられてしまう。そんなある日、清家一郎を取材、清家とその秘書の関係性に違和感を覚え、政治家・清家一郎をめぐる欲望の渦に巻き込まれていくことに。水川さんは「行動力があり、不器用なくらいまっすぐな女性です。好奇心が強く気になったことは突き止めずにはいられない性分。人として面白いなと思いました」と役どころを説明し、「さまざまな謎が絡み合う中で、道上は視聴者の皆さんと同じ視点で進んでいきます。一つ一つ謎を見極めながら、没頭していく道上の生々しさが見てくださる方にも伝わればいいなと思います」とコメント。また、玉山さん演じる政治家・清家の政務秘書官・鈴木俊哉は、高校時代からの付き合いで清家を長年支えているが、清家が出版した自叙伝には鈴木の名前が一切なく、それには誰にも知られていない鈴木の“ある過去”が関係しているという。そして、物語を司る清家一郎役は、櫻井さん。国民から抜群の人気を誇る未来の総理候補だが、裏では不審な死亡事故がいくつも起こっていて…。玉山さんは「櫻井さん演じる清家を総理にするためなら自分のものを全て捧げるような男です。その関係がはたしてピュアなものなのか。鈴木が清家を利用しているのか、それとも利用されているのか…よく分からないその複雑な関係性を、推測しながら楽しんでいただけたらと思います」とアピールし、櫻井さんは「これまで報道番組で政治家の方にインタビューしてきた自分が、今度はフィクションとして政治家を演じることになり、自分もそのような年齢になったのかと驚くと共にうれしくもありました。最近はニュースで政治家の方を見るたびに、“何かヒントはないか”という視点で、つい観察もしてしまいます」と役作りを語った。「笑うマトリョーシカ」は7月期、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月03日4月26日に逝去した桂由美さんの半生を描く「はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦」。高梨臨主演で2月に放送された本作がこの度、地上波での再放送、「TVer」での再配信が決定した。新たな人生の門出を祝う一大イベント・結婚式。“はれの日”を彩るウェディングドレスが当たり前になったのは、ほんの数十年前のこと。約60年前、結婚式でウェディングドレスを着る花嫁は3%。戦後、“婚礼=和装”が中心の時代で、ウェディングドレスを着る人どころか働く女性さえも珍しかった時代。実業家として、変革者として、“女性たちの選択肢を増やしたい”と、ウェディングドレスの普及に努めた桂由美。1964年。東京でオリンピックが開催された年、赤坂で日本初のウェディングドレス専門店をオープン。しかし、創業当初、苦難の連続が待ち受けていた。赤字続きで経営は苦しく、社員に給料を渡すのが精一杯で約10年間ほぼ無給だったという。それでも、「すべては花嫁の笑顔のために」花嫁が人生最良の日を、一番輝ける姿で迎えられるようにと尽力してきた。そんな逆境を跳ねのけるきっかけとなったのは、奇跡の1着“ユミライン”だった――。桂さんの多大な協力のもと実現した本作。戦後、婚礼=和装の時代にウェディングドレスをどう広めたのか。日本の結婚式の常識を変えた、激動と情熱の物語となっている。桂由美さん高梨さんが桂さんに扮し、夫役で小泉孝太郎、母役で鈴木保奈美が出演するほか、梅沢富美男、吉田美月喜、戸田恵子、石井正則らが参加している。「はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦」は5月7日(火)26時11分~読売テレビにて再放送(関西エリアローカル放送)、5月3日(金)0時~TVerにて再配信。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日チョン・ユミとイ・ソンギュンが夫婦役で共演する『スリープ』より本編映像と場面写真が解禁された。ユ・ジェソン監督が長編デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された本作は、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノも太鼓判を押す話題作。ある夜を境に、眠る度に夫が異常な行動を取り始め、恐怖に襲われる夫婦を描く。解禁された本編映像は、寝返りを打った妻スジン(チョン・ユミ)が、隣にいるはずの夫の姿がなくて目覚めるところからはじまる。電気を点けるとそこには、暗闇の一点を見つめる夫ヒョンスの姿が。そして、おもむろに「誰か入ってきた」と呟いて、また眠りについてしまった。寝ぼけているのかと、スジンが微笑したのも束の間、扉の向こうから大きな音が聞こえてくる。音の正体は何なのか?入ってきたのは誰なのか?緊迫したスジンの表情から、恐ろしくも想像が膨らむ映像となっている。また、併せて解禁された場面写真には、悪夢の始まりとなった夜の2人や、ゴミ収集箱の前で焦った様子のスジンの姿も捉えられている。『スリープ』は6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
2024年05月02日「PRODUCE101」や「&AUDITION-The Howling」など様々なオーディション番組を生んだ制作陣が手掛ける、2024年韓国最注目のグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「MAKEMATE1」(全10話)が、ABEMAにて5月15日(木)より日韓同時・国内独占無料放送されることが決定した。「MAKEMATE1」は、「夢の舞台を作るため(MAKE)友達(MATE)と一つ(ONE)になる時間」という意味が込められたグローバルボーイズグループデビュープロジェクト。様々な国から参加した35名の少年たちがアイドルになる夢を目指して成長していく過程を描く。数あるオーディション番組と大きく異なるのは、「MAKEMATE1」の参加者たちは事務所に所属している練習生たちではなく、事務所に所属していない普通の少年たち。まだ明らかになっていない彼らの限りない可能性とそれぞれの個性が、デビューいう1つの夢の中で重なり合い、どのように開花していくのかが見どころとなっている。そんな参加者たちの中には、「BOYS PLANET」で惜しくもデビューを逃したハン・ユソプ、「Nizi Project Season 2」のファイナルまで進出したミラク、「青春スター」に出演したタクマなど、過去にオーディション番組に参加した経験を持つ者もおり、放送開始前から大きな注目が集まっている。本番組のMCには、全世界を魅了するK-POPのアイコンである、デビュー13年目のEXO・XIUMIN(シウミン)が担当。参加者たちの成長を見届けつつ良き案内役を勤めるCMATE(審査委員)としては、ボーカルの神と呼ばれるLIM HAN BYULとSOLAR(MAMAMOO)、ラッパー兼マルチタレントのHANHAE、「SuperM」の「Tiger Inside」の振付師VATAなど各分野のトップたちが集合する。まだ未知の魅力を秘めた35名の参加者が揃い、K-POP界を率いる次世代ボーイズグループになるための熱い挑戦が幕を開ける。■『MAKEMATE1』参加者プロフィール(名前、国籍、生まれ年、MBTI)ノ・ギヒョン (NOH GI HYEON、韓国、2003、INFP/ENTP)ビン・ファン (BING FAN、中国、2007、ENFP)チャン・ヒョンジュン (JANG HYUN JUN、韓国、2003、ISFP)ミドリ(MIDORI、日本、2004、ENFP/ENTP)チョ・ジェヒョン (JO JAE HYEON、韓国、2008、INFP)チョン・ジュンピョ(JEON JUN PYO、韓国、2003、ISTP/ISFP)ユン・ジェヨン (YOON JAE YONG、韓国、2005、ENFJ)チョン・ジェヨン (JUNG JAE YOUNG、韓国、2005、ENFP)チェ・ミンジュン (CHOI MIN JUN、韓国、2005、ISFP)ソ・ユンドク (SEO YUN DEOK、韓国、2005、INTP)チョン・ヒョンジュン (JUNG HYUN JUN、韓国 、2009、ESFJ)ミラク (MIRAKU、日本、2008、ENTJ)キム・シオン (KIM SI ON、韓国、2008、ENFP)タクマ (TAKUMA、日本、2004、INFJ)ジア・ハオ (JIA HAO、中国、2002、INTJ)カイ (KAI、日本、2004、INFJ)チョ・ミンジェ (JO MIN JAE 、韓国、2004、INFJ)ハン・ユソプ (HAN YU SEOP、韓国、2004、ENTP/ESTP/INFP)チョン・ヒョヌク(JEONG HYEON UK、韓国、2004、ENFP)チェ・ハンギョル (CHOI HAN GYEOL、韓国、2008、ISTP)キム・ハクソン (KIM HAK SEONG、韓国、2004 、ISTP)06キム・スンホ (06KIM SEUNG HO、韓国、2006、ESTP)シン・ウォンチョン (SHIN WON CHEON、韓国、2008、ESFP)ソ・ジホ (SEO JI HO、韓国、2004、ISFP)ユン・ホヒョン (YOON HO HYEON、韓国、2004、INTP)アン・シン (AN XIN、中国、2006、ENTP)イ・ドハ (LEE DO HA、韓国、2004、ISTJ)チョ・スンヒョン (JO SEUNG HYEON、韓国、2004、INTJ)アキ(AKI 、タイ、2006、ENFP)キム・ソニョプ (KIM SUN YUB、韓国、2004、INTJ)チョン・シャオ・フー (CHEN SHIAU FU、中国、2007、INFP)キ・ヒョンジュン (KI HYEONG JUN、韓国、2008、INTP)イ・ジャンヒ (LEE JANG HEE、韓国、2006、ENFP)07キム・スンホ (07KIM SEUNG HO、韓国、2007、ENFP)リン (LIN、中国、2006、ENTP)なお、「ABEMA」では現在「BLACKPINK」のプロデューサー・TEDDYがプロデュースする、グローバルガールズグループ誕生プロジェクト「I-LAND2 : N/a」を毎週木曜日の20時50分から日韓同時・国内独占無料放送している。「MAKEMATE1」は5月15日(水)より毎週水曜日22時10分~ABEMA SPECIAL2チャンネル/K WORLDチャンネルにて日韓同時、無料放送(全10話)。※どちらのチャンネルも、完全字幕版の放送(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日鈴木亮平主演のNetflix映画『シティーハンター』の舞台裏映像が、「Netflix Japan」のSNSに公開された。本作は、「週刊少年ジャンプ」にて連載され、一大ブームを巻き起こした伝説のコミック「シティーハンター」の実写映画化。鈴木さんが冴羽獠を演じているほか、森田望智(槇村香役)、安藤政信(槇村秀幸役)、木村文乃(野上冴子役)らが出演している。今回公開されたのは、獠のアクションシーンが、舞台裏と比較して見られる映像。“下品なアラジン”がほぼ人力で撮影されたことや、撮影スタッフが機敏な動きを見せる、息の合った撮影であったことがうかがえる。SNSでは、視聴者からの「メイキングめちゃいい!」、「また観たくなるー」、「かっけえええええー!」、「舞台裏になってもカッコいいぃぃ」、「こんな風に撮ってるのか!」、「撮影スタッフと息が合っていてすご過ぎます!」、「現場の熱が伝わって惚れ惚れします」、「本当に階段滑ってたんだ(笑)」などといったコメントや、本編の感想も見られた。Netflix映画『シティーハンター』はNetflixにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年05月02日「大阪コミックコンベンション 2024」では、小島秀夫とマッツ・ミケルセンの対談が行われる。11名のセレブが来日し、いよいよ今週末に開催される「大阪コミコン 2024」。今回の対談は、5月5日(日・祝)のマッツのセレブ・ステージ内にて実施。対談相手となる小島さんは、「メタルギア」「ボクらの太陽」シリーズなど数々の名作を生み出したゲームクリエイター。小島秀夫大ヒットビデオゲーム「DEATH STRANDING」では、同イベントで来日予定のノーマン・リーダスが主演し、マッツはメインキャラクターを担当。プライベートでも親交のある2人の夢の対談が実現する。ほかにも、『あのコはだぁれ?』主演の渋谷凪咲が登壇するホラー映画好きに人気の「“怖(こわ)”コン」の実施も決定。「東京コミコン2023」で完売となった「COMIC CON LOTTERY」は発売中だ。「大阪コミックコンベンション 2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日生見愛瑠主演ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の公式Instagramにて、瀬戸康史と神尾楓珠の“もぐきゅんメイキング”が公開された。本作は、記憶をなくした生見さん演じる主人公・緒方まことが、手元に残された“男性用の指輪”を手掛かりに、“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。今回公開された映像は、第3話の意地の張り合いシーンより、瀬戸さん演じる“元カレ”西公太郎と、神尾さん演じる“唯一の男友達”朝日結生のどアップのもぐもぐ。口いっぱいに豪快に食す様子に「めっちゃ可愛い」、「お茶目すぎるし、口に付いているの愛おしいし、罪です」、「ずっと見てられる」、「こんなに近くでこのシーン見れるの最高」、「神動画」などと悶絶するファンが続出している。第5話 あらすじ(5月7日放送)母の日を前に、公太郎(瀬戸康史)が営むフラワーショップには色とりどりのカーネーションが並んでいた。それを見たまこと(生見愛瑠)は、わずかながらに思い出した幼い頃の記憶を話しながら、母親に会いに行くべきか悩んでいることを打ち明ける。悩んだ末まことは意を決して母親に会いに行くことに。実家へと向かう道中、なぜか朝日(神尾楓珠)の姿が。朝日を見た母・百合子(坂井真紀)が盛大な勘違いを始めてしまい…。「くるり~誰が私と恋をした?~」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日プラバース主演、プラシャーント・ニール監督作『SALAAR/サラール』が7月5日(金)より公開されることが決定。ポスタービジュアルと特報が解禁された。『K.G.F』シリーズのプラシャーント・ニール監督と、『バーフバリ』2部作のプラバースがタッグを組んだ本作は、テルグ語圏の映画としては『バーフバリ 王の凱旋』『RRR』に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、すでに第二弾も製作中の壮大なヒーローアクション叙事詩。インド全土が恐れる謎の都市国家“カンサール”の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描く。プラバース扮する主人公デーヴァの前に立ちはだかるのは、1000年以上続く都市国家カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団。しかしどれだけ多勢に無勢でも、どれだけ敵が強力でも、王位継承争いに巻き込まれた親友ヴァラダを助けるため、デーヴァはその神がかった強さで道を切り開く。超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めたデーヴァは、“バーフバリ”に勝るとも劣らぬインパクトを与える圧倒的なヒーロー像を提示する。そして現代が舞台でありながらも、劇中の都市国家カンサールは世紀末SF的なカオスの世界であり、個性の強すぎる有象無象がだまし合い、奪い合い、殺し合う仁義無用のバトルフィールドだ。この度、公開日決定と併せて特報も解禁。デーヴァの脅威の強さと緊迫のアクションシーンが映し出され、目が離せない映像となっている。ポスタービジュアルでは、「俺の名を呼べば、お前のために、俺は戦う。」というキャッチコピーとともに、プラバース扮する主人公デーヴァと親友ヴァラダが背中合わせで凶器を持ち、戦闘の中で何かを見据える姿が写しだされている。幾重にも陰謀が折り重なる壮絶な権力争いにも注目だ。『SALAAR/サラール』は7月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:SALAAR/サラール 2024年7月5日より全国にて公開
2024年05月02日5月3日(金・祝)明日放送の「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」より、60秒動画が公開された。内村光良、田中直樹、西田尚美ら「LIFE!」お馴染みメンバーに加え、中村倫也、生見愛瑠も参加する今回。公開された映像では、6年ぶりの出演となる中村さんの王子様や、人気シリーズコント「俺は継がない」に出演する生見さんの姿も見られ、SNSでは“楽しみ”と放送に期待を寄せるコメントが寄せられている。「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」は5月3日(金・祝)21時30分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日コミカルな役からシリアスな役まで様々な人物を演じてきたユ・ヘジンが、俳優キャリア27年目にして初めて挑むロマンティックコメディ『マイ・スイート・ハニー』に、アッと驚く大物スターが続々登場。カメオ出演キャストの場面写真とメイキングカットが解禁となった。韓国大ヒットメーカーのスタッフ&キャストが結集し、本国で大きな話題を呼んだ本作は、仕事中毒の製菓会社研究員チャ・チホ45歳が、何事にもポジティブな41歳のシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで、初めて恋を知る物語。そんな本作には、百想芸術大賞2024にノミネートのヨム・ヘラン、チョン・ウソン、イム・シワンといった錚々たる俳優たちがカメオ出演を果たしている。チホ(ユ・ヘジン)が通う薬局の薬剤師役で登場するのは、ヨム・ヘラン。韓国で社会現象を巻き起こしたポン・ジュノ監督のサスペンス映画『殺人の追憶』でスクリーンデビューを飾り、テレビドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」や映画『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』など話題作に続々出演。ヨム・ヘラン百想芸術大賞2024では「マスクガール」でテレビ部門の助演賞、『市民ドクヒ』(原題)で映画部門の助演賞と2部門でノミネートされ注目を集めている。本作ではユ・ヘジンとコミカルな掛け合いを見せる。また、イルヨン(キム・ヒソン)の元恋人のイ・ユック役をチョン・ウソンが務める。チョン・ウソンは、『私の頭の中の消しゴム』『無垢なる証人』『ハント』など数多くのヒット作で主演を務め、日本でも多くのファンを持つ。そんなチョン・ウソンがまさかのダメ夫役に…!?百想芸術大賞2024では『ソウルの春』で映画部門の最優秀演技賞にノミネートされている。チョン・ウソンさらに、テレビドラマ「ミセン-未生-」や映画『スマホを落としただけなのに』『非常宣言』など大作に多数出演、多彩なキャラクターに挑み続け、俳優として高く評価されているイム・シワンもカメオ出演。百想芸術大賞2024では、「少年時代」(原題)でテレビ部門:最優秀演技賞にノミネートされている。イム・シワンその恋人役は『グエムル-漢江の怪物-』『サムジンカンパニー1995』などのコ・アソンで、2人のラブの行方にも要注目。コ・アソン韓国屈指の人気実力派俳優陣が一体どのシーンで登場するのか、楽しみにしていて。『マイ・スイート・ハニー』は5月3日(金・祝)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マイ・スイート・ハニー 2024年5月3日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© MINDMARK Inc. & MOVIEROCK ALL RIGHT RESERVED
2024年05月02日アジアおよび太平洋諸島系の人々のコミュニティを支援する非営利団体「ゴールドハウス」が、2024年の「A100リスト」を発表した。同リストは、過去一年間に文化や社会で最も影響力のあったアジア太平洋地域のリーダーたち100人を選出する。今年の日本人受賞者は、『君たちはどう生きるか』の宮崎駿監督、『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督、マイクロソフトのCMO沼本健氏、「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の澤井杏奈&渡部蓮&山本真理、「SHOGUN 将軍」の真田広之&澤井杏奈&レイチェル近藤。ほかの著名人はキアヌ・リーヴス、「イカゲーム」のイ・ジョンジェ、BTSのジョングク、デヴ・パテルらがいる。A100リストには上記に挙げた「Honoree(受賞者)」部門のほかに、2回以上受賞した人物を称える「Hall of Fame(栄誉殿堂)」部門がある。こちらには「BLACKPINK」、「BTS」、オークワフィナ、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・モモア、ミシェル・ヨー、スティーヴン・ユァン、フィギュアスケーターのネイサン・チェン選手、大谷翔平選手らが選出された。大谷選手は一昨年、昨年と連続2年でリスト入りを果たしていた。ゴールドハウスは5月11日に開催するゴールド・ガラに受賞者たちを招いて祝福し、新たな取り組みについても発表するという。(賀来比呂美)
2024年05月02日サバイバルプログラムの名門CJ ENM・Mnetと、「BLACKPINK」や「2NE1」のヒット曲を誕生させたトッププロデューサー・TEDDYがプロデュースするグローバルガールズグループ誕生プロジェクト「I-LAND2 : N/a」が現在、ABEMAにて日韓同時放送中。日本人6名を含む24名の参加者がデビューを目指して奮闘しており、3話では最初の脱落者が発生することも予告されている。現在、グローバルな人気を得て活躍するK-POPグループには、こうしたサバイバルオーディション番組出身のグループが数多い。ゴールデンウイークにチェックしておきたい、イッキ見にもオススメの人気番組をピックアップした。「I-LAND」からENHYPEN(エンハイプン)が誕生2020年夏、7人組ボーイズグループ「ENHYPEN」を誕生させ、世界を熱狂させた次世代K-POPアーティスト誕生の過程を描く観察型リアリティー番組「I-LAND」。韓国をはじめ日本、台湾、ベトナムなど各国から集まった23人の志願者たちが、外部から遮断されたハイテクシステム搭載の巨大な建物で「トレーニングから生活、そしてステージ」全てを見せていく様子を全世界177か国の視聴者が見守った。志願者たちは「アイランド」で過ごす「アイランダー」と「グラウンド」で過ごす「グラウンダー」の2チームに分かれ、デビューをつかみ取るために数々のミッションにチャレンジ。日本人メンバーであるニキ(NI-KI)を含む、ジョンウォン(JUNGWON)、ヒスン(HEESEUNG)、ジェイ(JAY)、ジェイク(JAKE)、ソンフン(SUNGHOON)、ソヌ(SUNOO)の7名がデビューし、グローバルな人気を獲得している。また、「I-LAND」に参加していたケイ(K)、ニコラス(NICHOLAS)、ウィジュ(EJ)、タキ(TAKI)と「&AUDITION -The Howling-」にて追加選抜された5人により「&TEAM」が結成された。「I-LAND」はABEMAにて独占配信中(#1~#8まで無料で視聴可能)。「BOYS PLANET」からZEROBASEONE(ゼロベースワン/ゼベワン)が誕生「I-LAND」や「PRODUCE」シリーズなど人気オーディション番組を手掛け、韓国のエンタメを牽引してきたCJ ENMによるグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」。前身番組「Girls Planet 999 : 少女祭典」からは9人組ガールズグループ「Kep1er」が誕生している。韓国を中心にアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など世界84の国と地域から選出された参加者たちは、様々なミッションを乗り越え、K-POPボーイズグループとしてグローバルデビューを目指す。韓国人参加者のみで構成されるKグループ、それ以外の国からの参加者によるGグループに分かれ、デビューメンバーは世界中の視聴者によるオンライン投票によって決定。2023年4月、ソン・ハンビン、キム・ジウン、ジャン・ハオ、ソク・マシュー、キム・テレ、リッキー、キム・ギュビン、パク・ゴヌク、ハン・ユジンの多国籍メンバーからなる9名が「ZEROBASEONE」となった。「BOYS PLANET」はABEMAにて独占配信中(#1~#3まで無料で視聴可能)。「R U Next?」からILLIT(アイリット)が誕生HYBEレーベルの1つ「BELIFT LAB」が手掛ける、次世代グローバルガールズグループを決めるデビューサバイバル番組「R U Next?」(アーユーネクスト/アユネク)。デビューを夢見る22名の練習生たちはトレーニングを受けながら、アイドルになるための7つの必須条件が盛り込まれたサバイバル関門を1つずつ通過し、自身の潜在力とスター性を証明していく。最終的にユナ(YUNAH)、ミンジュ(MINJU)、モカ(MOKA/日本人)、ウォンヒ(WONHEE)、イロハ(IROHA/日本人)が「ILLIT」としてデビュー。1st Mini Album「SUPER REAL ME」のタイトル曲「Magnetic」は韓国国内だけでなく、米Billboard HOT100にデビュー曲でランクインする快挙を達成するなど社会現象級のヒットとなっている。「R U Next?」はABEMAにて独占配信中(#1~#8まで無料で視聴可能)。「Nizi Project Season2」からNEXZ(ネクスジ)が誕生「NHK紅白歌合戦」4年連続出場、「日本レコード大賞」3年連続受賞、韓国デビューなど話題を集める「NiziU」を輩出した、JYPとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」のSeason2。グローバル・ボーイズグループの創出を目指し、2022年に日本国内8都市、ロサンゼルス、ニューヨーク、韓国はソウルを含め全11か所で地域オーディションを開催し、1万人を超える応募者が参加。地域オーディションから日本合宿、韓国合宿のプロセスを経て、TOMOYA(トモヤ)、YU(ユウ)、HARU(ハル)、SO GEON(ソ ゴン)、SEITA(セイタ)、HYUI(ヒュイ)、YUKI(ユウキ)による「NEXZ」が誕生。グループ名は“Next Z(G)eneration”を意味している。「Nizi Project Season 2」<完全版>はHuluにてPart 1・Part 2全話配信中。<Edit Ver.>はYouTubeにてPart 1・Part 2全話配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日4月30日(現地時間)、ライアン・ゴズリング主演作『フォールガイ』のロサンゼルス・プレミアが開催された。ライアンは、4月13日に「サタデー・ナイト・ライブ」で3度目の司会を務めた際に、スケッチで扮した「ビーバス&バットヘッド」のビーバスの仮装をして登場。スケッチで相方バットヘッドを演じたマイキー・デイも同じ格好で応援に駆け付けた。ライアン・ゴズリング&マイキー・デイ Photo by Jon Kopaloff/Getty Imagesここ一年は、『バービー』のケン役のイメージが強かったライアンだが、ビーバスのコスプレはそのイメージを完全に消し去るほどインパクト大。ブロンドのリーゼント、「Death Rock」というロゴ入りのブルーTシャツ、グレーのハーフパンツに白の靴下と、アニメのビーバスを完コピした出で立ちだった。1:00:57~ライアン・ゴズリング&マイキー・デイ登場「ビーバス&バットヘッド」は、アニメーターのマイク・ジャッジがその後大ヒットとなる「キング・オブ・ザ・ヒル」を制作する前に手掛けたアニメシリーズ。ジャッジは主人公のティーンエイジャー、ビーバス&バットヘッドの声も担当した。2人の皮肉の効いた会話、毒舌ぶり、痛烈な社会批判がアメリカを中心に人気も批判も集めた大人向けのアニメだ。『劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA 』 (C) APOLLOライアンとマイキーはレッドカーペットにて、『フォールガイ』共演者のエミリー・ブラントのインタビューに乱入。エミリーから「ドレスコードについてのメモをちゃんと受け取った?」と聞かれると、ライアンは「いいや、ただ招待されただけ」とおどけてみせた。ファンはXで「これは『ビーバス&バットヘッド』の実写映画が制作されるという伏線?」「間違いない。映画制作の予定があるな」「プロモーション活動が早すぎる(笑)」と「ビーバス&バットヘッド」の実写映画化に期待を寄せている。「サタデー・ナイト・ライブ」で放送されたライアンたちの「ビーバス&バットヘッド」のスケッチはYouTubeでも配信中で、現在までに1300万回以上も再生されるほどの注目を集めている。(賀来比呂美)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年05月02日『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』のソン・ガンホ、初ドラマ主演作「サムシクおじさん」から日本語版ポスタービジュアルと新たな予告編が解禁となった。本作は、1960年代の激動の韓国を舞台に、謎の政治フィクサーであり、“サムシクおじさん”の愛称で呼ばれる男と、自国の運命をなんとか好転させようと奔走する野心あふれる理想主義的な青年キム・サンが、誰もが1日三食を食べられる豊かな国に変えるという野望を抱きながら、欲望渦巻く中で奮闘する様子を描いた骨太のヒューマン・エンターテインメント。解禁された日本語版ポスタービジュアルは、サムシクおじさん(ソン・ガンホ)が、パートナーシップを組むキム・サン(ピョン・ヨハン)に寄り添っている姿が映っている。しかし、「激動の時代、誰もが異なる夢を抱いていた」というキャッチフレーズを表すかのように、正面を向いて笑顔のサムシクおじさんとは違い、キム・サンも含めて登場人物たちは全員違う方向を向いており、それぞれの未来がすれ違っていくことを想起させるようなビジュアルとなった。また予告編では、「春夏秋冬、花は咲き、そして散る」と全てを見透かしているような意味深な言葉を投げかけるサムシクおじさんとキム・サンの静かな対話から始まる。「サムシク」「サムシクおじさん」「おじさんのおかげです」と周囲から絶大な信頼を得ているサムシクおじさんことパク・ドゥチル。一方で、みんなに「お前なら、韓国を変えられる」と背中を押されたキム・サンが「誰もが飢えることなく、三食食べられる国!それが韓国の進むべき道です!」と熱くスピーチする姿も。サムシクおじさんと様々な関係を結びながら、夢に向かってストーリーが錯綜していく様子が映し出されていく。「私たちには同じ夢がある」とキム・サンに語り掛けるサムシクだが、「サムシクは怪しい」「何を企んでいるのです?」「望みは?」など、ストーリーが進むにつれて明かされていくであろう疑惑も気になる本予告編。脇を固めるイ・ギュヒョンやソ・ヒョヌをはじめ、今回解禁となった予告編では「少女時代」のメンバーとしても活躍するティファニーことファン・ステファニー・ヤンの役どころも垣間見え、多彩な表情の豪華キャスト陣たちが姿を現している。「サムシクおじさん」は5月15日(水)よりディズニープラス スターにて独占配信(全16話/初週5話配信、以降毎週水曜日2話ずつ、最終週3話配信)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の2話が、5月1日に放送。晴原と優吾がバディを組む展開に、「最高」「活躍が楽しみ」の声が上がっている。同名漫画が原作の本作は、気象学の天才が冷静な分析で人々の命を救う物語。気象班のチーフで気象研究所の研究官・晴原柑九朗を山下智久、助手の雲田彩を出口夏希、晴原の婚約者で豪雨災害で他界した研究官の園部灯を本田翼、灯の父親で特命担当大臣の園部肇一を舘ひろし、晴原の上司・上野香澄を平岩紙、消防班チーフの佐竹尚人を音尾琢真、灯の従兄弟で消防班の班員・園部優吾を水上恒司、情報班チーフの山形広暉を岡部大、ドライバー兼料理人の丸山ひかるを仁村紗和、総務大臣の立花藍を真矢ミキが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。SDMの気象班チーフである晴原(山下智久)は、救助の際に吹雪に巻き込まれて崖から落ち、二重遭難してしまった消防班チーフ・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。消防班班員の優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退。そんな中、新たな救助要請が入り、新たな要救助者のもとへ向かう。吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は優吾を含む隊員数名を指揮車両に呼び戻し――というのが2話の展開。晴原は佐竹の滑落ポイントで風が弱まる時間を推測。しかし、「絶対はない気象予測の絶対を導く」と言っていたにも関わらず推測の域を出ない晴原の言葉に、優吾は「レスキューの使命は他でもない自分自身が生きて帰ること」とかつて佐竹に教えられた言葉で反発。そこで晴原は、自身も一緒に現場に行き気象を読み切ることに。その後、晴原と優吾の協力により、無事佐竹たちを救出。病室で優吾から「無謀な行動をする人間はレスキューにはいらない。いてはいけない」と厳しくも冷静な批判を受け取った佐竹は、一線を退くことに決め、「お前は私の誇りだ」と優吾の頭を撫でるのだった。実は子供の頃、佐竹に助けられた過去を持つ優吾。そんな優吾と佐竹の師弟関係が伝わるシーンにSNSでは、「命を救ってくれた恩人で尊敬すべき上司に引導を渡すのは辛かっただろうな。佐竹隊長と優吾の病室のシーンは泣いちゃった」や「園部優吾との頭なでなでシーンはウルッと来てしまった」、「佐竹隊長と優吾の関係性が素敵すぎて感動しました」などの声が。その後、晴原はSDMの消防班チーフに優吾を任命。優吾は自分の階級の低さを気にするが、晴原は「能力本意で人材を集める。それがSDMだ。俺は最高のチームを作る」と言い、自分を止める存在として優吾を評価していることを伝えるのだった。今回の一件で優吾の晴原への態度が軟化し、バディを組むことになったふたりに「晴原と優吾のバディ、2人の活躍が楽しみ」や「最後の5分もめちゃくちゃ良かった…晴原さんとのバディ感最高!」、「最後のグータッチ、灯が一緒にいた時のあのグータッチ。泣ける」などの声が上がっている。【第3話あらすじ】SDM気象班チーフの晴原(山下智久)は助手の雲田(出口夏希)、そして上司の上野(平岩紙)と共にSDM医療班候補者のプロフィールを見ていた。新たにSDM消防班チーフとなった優吾(水上恒司)も加わり、SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に対し相変わらず罵詈雑言の嵐。候補者の中には、かつて天才脳外科医と言われていたものの怪我でメスが握れなくなった汐見早霧(夏帆)の姿も。初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると言う早霧だったが、腰掛け気分の態度に晴原は「迷惑だ」と言葉を返す。そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生。晴原はSDM出動の指示を出すが、研修初日の出動に医療チームは困惑する。現場では火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。火災を食い止めるため、地元消防隊とも連携を図るSDMのメンバーたち。しかし、医療チームでは、医療班チーフの志賀浩一郎(神保悟志)が早霧に難癖をつけ治療ではなく雑用を命じていた。その中でも鋭い洞察力で要救助者の症状の原因を把握する早霧だったが、彼女には自身の怪我のきっかけとなった忘れられない過去の記憶があり――。「ブルーモーメント」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日河合優実主演、山中瑶子監督・脚本の『ナミビアの砂漠』よりカンヌ版予告とポスターが解禁となった。さらに追加キャストも発表された。第77回カンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品されることが決定している本作は、『あみこ』(2017)で注目を集めた山中瑶子監督の本格的な長編第一作。この度、本作に金子大地と寛一郎が出演することが分かった。金子さんが演じるのは、河合優実演じる主人公カナと徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター、ハヤシ。寛さんは、カナと同棲し、身の回りの世話をやく恋人・ホンダを演じる。そのほか、カナを取り巻く面々として、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23)の新谷ゆづみ、ドラマ「不適切にもほどがある!」などの中島歩、日韓両国で活躍する唐田えりか、『悪は存在しない』(24)の渋谷采郁らが出演する。金子さん、寛さんも、山中監督、河合さんとともに、カンヌ国際映画祭に出席する。解禁となったカンヌ版予告編では、疾走するカナ、弾けんばかりの笑顔、怒り、虚無といった、カナの爆発寸前のエネルギーをみずみずしく、そして魅力的に演じる河合さんの真骨頂ともいうべき姿が見て取れる。そしてカンヌ版ポスターは、謎のピンクの背景にカナの後ろ姿が映っている1枚。ここはどこなのか、彼女は笑っているのか、泣いているのか…。見る者の想像を掻き立てるビジュアルとなっている。<ハヤシ役 金子大地 コメント>いつかご一緒したかった山中監督、そして河合さんを始めとする素敵なキャスト、素晴らしいスタッフさんとこの作品が作れたこと、そしてその作品をカンヌで世界の方に観ていただけること、自分がどれだけ恵まれているかということをつくづく感じます。カンヌをきっかけに1人でも多くの方にこの作品を観ていただけるかと思うと興奮が醒めません。自分にとって大切なこの作品が多くの人に届きます様に。宜しくお願いします!<ホンダ役 寛一郎 コメント>生々しくシュールでシニカル、だけどチャーミング。監督、脚本、役者、スタッフの皆さんが素晴らしく。今までにあるようでなかった映画になっていると思います。そして嬉しいことに、この作品がカンヌ映画祭で上映されることが決まったとのこと。今日の日本の若者の恋愛観や物語の展開に、海外の皆さんがどう反応してくれるのか楽しみです。『ナミビアの砂漠』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナミビアの砂漠 2024年公開予定©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
2024年05月02日ABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送されたガールズグループオーディション番組「UNIVERSE TICKET」より誕生した8人組グローバルガールズグループ「UNIS(ユニス)」の公式ファンクラブイベントが4月29日(月・祝)にKFC Hall(東京)にて開催。約400人ものファンを前に、日本人メンバー・コトコは「何だか不思議な感じ、とても幸せで嬉しい」と気持ちを明かした。「UNIS」は、韓国三大地上波放送局の1つSBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて挑んだ初のガールズグループオーディション番組「UNIVERSE TICKET」から誕生し3月27日韓国にて正式デビュー。メンバーは日本人のナナ(16歳)、コトコ(16歳)をはじめ、エリシア(14歳)、パン・ユナ(14歳)、ゼリー(16歳)、ソウォン(13歳)、オ・ユナ(14歳)、ヒョンジュ(22歳)の8人で、デビュー日から2年6か月間の期間限定で活動する予定となっている。メンバーのナナが韓国で人気の音楽番組「THE SHOW」の日本人初MCに異例の抜擢をされるなど、デビュー前から非常に高い注目を集めている8人。3月27日にリリースされたデビューミニアルバム「WE UNIS(ウィユニス)」は、発売直後よりフィリピンとカタールのiTunesにてトップアルバム1位を記録し、9か国のiTunesトップアルバム、4か国のApple Musicトップアルバムチャートの上位圏にもランクイン。そして、アルバムのタイトル曲「SUPERWOMAN(スーパーウーマン)」は、マカオとフィリピンのiTunesトップソングの上位に食いこみ、アルバム収録曲全曲がフィリピンのiTunesトップソングチャートに名前を並べる快挙も成し遂げるなど、いま最も注目すべきグローバルアーティストとして話題を呼んでいる。そんな「UNIS」初の日本公式ファンクラブイベントには、およそ400人のファンが集結。登場を心待ちにするファンの前にメンバーが現れると、客席からは歓声が巻き起こった。本イベントのMCはNICE73が務め、事前にファンの方から募集した「メンバーの好きなところ」を見て、どのメンバーのことかを当てるクイズ企画を実施。パン・ユナとナナがダンスを、オ・ユナはラップなど各自の特技を見せ、ゼリー、コトコ、ヒョンジュは可愛らしいポーズや演技を、エリシアとソウォンは自慢の生歌を披露した。その後も、サイン会や撮影会が行われるなど、日本のファンと楽しいひと時を過ごしていた。今回の来日イベントについて、日本人メンバーのコトコは「韓国アイドルとしてデビューをして、こうして日本のファンの皆さんにお会いするのは何だか不思議な感じもしますが、とても幸せで嬉しいです!これからも日本のファンの方々と会える機会がたくさんあればいいなと思います」とコメント。そして、リーダーのヒョンジュは「いつも遠いところからたくさんの愛を送ってくださる日本のファンの皆さん!本当にありがとうございます。これからも日本のファンの皆さんに会える機会がたくさんできたら嬉しいです!これからもたくさんの応援をお願いします!」と日本のファンへメッセージを送っていた。「UNIVERSE TICKET」はABEMAにて独占配信中。※第1話から第4話は無料で視聴可能。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日ライアン・ゴズリング主演『フォールガイ』よりコメント入り予告が到着した。さらに本ポスタービジュアルも解禁された。本作は、『ブレット・トレイン』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督が、自身が設立した製作集団87ノース・プロダクションズを率いて贈る最新作。ツイてないスタントマンが危険な事件に巻き込まれるアクション大作だ。この度解禁されたのは、主人公・コルトを演じたライアン・ゴズリングから日本のファンに向けたスペシャルコメント付きの本予告。ライアンの、「ド派手なアクション、カーチェイスなど、スタントが盛りだくさん。さらにユーモア、ロマンスまですべてが詰まった超大作です」と自信たっぷりのコメントに期待が高まる。続く本予告は、スタントマンであるコルトがフロントガラスを突き破り、身体ごと外に放り出される危険なカースタントシーンから始まる。「ノイズが入ったからもう一回」と元カノで映画監督のジョディ(エミリー・ブラント)のリテイクに、満身創痍になりながらもOKと“サムズアップ”を見せるコルト。もう一度ジョディに振り向いてほしいコルトは果敢にスタントに挑むが、そんな中、製作真っ最中の映画の主演俳優トム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)の失踪が告げられる…。最新映像では、コルトからジョディへの想いを込めたような「ジャーニー」のナンバー「お気に召すまま(Any Way You Want It)」にのせ、失踪事件に巻き込まれたコルトが、火炎が舞う中ボートを大ジャンプさせたり、公道を爆走する車に命がけでしがみついたりなど、己のスタントスキルを駆使して数々の危険を切り抜ける大迫力でリアルなアクションシーンの一端が描かれる。併せて、本ポスタービジュアルも解禁。ハリウッドの撮影現場を舞台に、物語を盛り上げる個性豊かなキャストたちが大集合した、日本オリジナルのビジュアルとなっている。「見事に落ちた。ヤバい罠に。」のコピーとともに、車が吹っ飛ぶほどの豪快な大爆破をバックに、ポケットに手を突っ込み、かっこよくポーズをきめるコルトの姿が大きく映し出されている。そんなコルトの周りを、コルトの元カノで映画監督のジョディ、人気俳優のトム・ライダー、計算高いやり手のプロデューサーのゲイル、スタントコーディネーターのダン、トム・ライダーのアシスタントのアルマと、個性的なキャラクターたちがぐるりと取り囲む、迫力あるビジュアルとなっている。『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年05月02日日本に先駆けて公開された台湾をはじめ、アジアの国々でヒットを記録している日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』。5月3日(金・祝)の日本公開を前に、来日した台湾の人気俳優シュー・グァンハンと藤井道人監督に話を聞いた。国際的なプロジェクトへの参加は初めてだったというお二人。新たなチャレンジの裏にあった思いとは…?お互いの作品は観ていた?「すごい才能」「定義付けない」――グァンハンさんにうかがいます。藤井監督と今回一緒にお仕事をされる前に、監督の作品をご覧になったことはありましたか?シュー・グァンハン(以下、シュー):最初に観たのは『ヤクザと家族 The Family』でした。ヤクザの映画も撮れるしアクションも撮れる、おまけに美しいラブストーリーも撮れる、特別な監督だと思いました。『青春18×2 君へと続く道』を撮り終わってから、時間がなくて事前に観られなかった『余命10年』も観ました。何でもできるすごい才能を持った監督だと思います。藤井道人監督(以下、藤井):本当に?(笑)――実際に一緒にお仕事してみて、監督に対するイメージは変わりましたか?シュー:変わりました。よりよい方向に(笑)。プライベートでも監督のほうから声をかけてくださって友達のような、とても付き合いやすい監督だと思います。撮影現場では、演技指導をするとき、とても適切な方法で、僕らと意思疎通を図ってくださいます。俳優が想像を膨らませやすいように導き、自分が撮りたい形にもっていく。その能力に非常に長けた監督だと思います。本人が隣にいなければ、もっと褒めますよ(笑)。――藤井監督にも同じ質問をさせていただきます。一緒にお仕事をされる前に、グァンハンさんの作品をご覧になったことはありましたか?藤井:悩んだのですけど、見なかったです。俳優はたくさん人の目に触れて、勝手に定義される。僕が俳優だったら見て欲しくないなと思いました。俳優の演技を研究していこうとか、そういうことは自分の中ではやりたくなくて、フラットな状態で一緒に物を作りたかったんです。でも、たまたま見ちゃった作品はありました。Netflixでおもしろい台湾のドラマを見ていたら、「グァンハンが出てきた!」みたいな(笑)。撮影が終わってから、台湾で大ヒットした映画『僕と幽霊が家族になった件』を観て、彼はこっち(コメディ)もできるんだなと思いましたね。かわいかったです(笑)――あらかじめイメージを持たず、新鮮な気持ちで撮影に臨まれたのですね。藤井:僕は「決めつけない」「定義付けない」ということを大事にしているんです。ビジュアルのイメージや僕自身が求めているものはありますけど、ジミーの心の部分は、僕が持っているものより、グァンハンが持っているものを見せてほしいと思いました。監督「スタッフは、表現者たちが集まっているという認識」――グァンハンさんが演じるのは、36歳で情熱を傾けてきた仕事と人生の目標を失った主人公ジミー。18年前に日本からやってきたバックパッカーの女性アミとの初恋の記憶をたどり、日本の彼女の故郷を訪ねる旅に出ます。驚いたのは、18歳と36歳のジミーが全く別人に見えること。演出の面で、違いが出るように工夫されたことはありましたか?藤井:ありました。グァンハン自身の年齢は、大人になったジミーの方が近いので、18歳のジミーのシーンは、お互い共通認識を持つことが必要だと思っていました。18歳のシーンでは“恥ずかしいことも愛しい経験なんだよ”というメッセージが必要で、18歳のジミーがかっこよく見えたら、この映画は失敗だと思っていたんです。「いろんな失敗をしてジミーは大人になった」ということをちゃんと表現したかった。そういう思いをグァンハンに伝えました。――グァンハンさんの出演作は、いろいろ拝見しているのですが、今回のように大きな年齢差を行き来する作品(「時をかける愛」)や、ラブストーリーやコメディの主役、『ひとつの太陽』や「罪夢者 NOWHERE MAN」で演じたような個性的な脇役まで、いろんな顔を併せ持った振り幅の大きさに驚かされます。そんな持ち味をご自身ではどう思っていますか?シュー:意識することはないですが、できる限り、自分が思い描いているとおりの人物を演じられるよう努力しています。たとえば、この映画で36歳のジミーを演じたときは、僕の実年齢と近いので歩き方や話し方といった外見より、できる限り心理的な部分を考えて演じようとしました。18歳のジミーは、年齢的にまだ落ち着きがないし、とても活発。そこに可愛らしさみたいなものもあっていいと思って、そういうイメージで演じました。藤井:18歳のジミーの手の落ち着きのなさとか、なんだか背筋が定まっていない感じは、グァンハンがテストでやってくれることを、そのまま取り入れました。見ていてすごく楽しかったです。――撮影に入る前、必ず行う準備はありますか?シュー:特に意識してこれをやらなきゃと決めていることはないですが、だいたい1日から2日の時間を自分に与えて、自分自身を空っぽにするようにしています。――基本的には監督の話を聞いて一緒に作り上げていくようなイメージですか?シュー:今回の作品でも、監督は自分が欲しいものを明確に持っているので、僕はそのとおり一生懸命に演じるだけです。方向性に関して、監督が求めているものと僕がやっていることに違いが生じた時には意見を交換します。どの作品も、現場で話し合うといえば、だいたい同じような状況ですね。そういう時以外は冗談ばかり言っています(笑)。――藤井監督は今回の台湾の現場で学んだことを今後の仕事に取り入れたいとおっしゃっていましたね。その後の現場で実際に応用したり、実践したりしたことがあれば教えてください。藤井:台湾で学んだことをそのまま持って帰ってきたのは、12時間以上の撮影をしないということです。スタッフのことを、労働者ではなく、表現者たちが集まっているという認識のもとにケアしているという感じがすごくしました。日本には日本独特の文化もあるんですよね。日本では演出部がカチンコを打つけど、台湾では撮影部が打つ。台湾のやり方を丸ごと使うわけではなくて、たとえば演出部の手が足りていないときは撮影部に打ってもらうとか、「そういうパターンもあってもいいよね」というフレキシブルな考え方になりました。「みんながやりやすい現場って何なんだろう?」ということを、以前より考えるようにもなりましたね。――台湾のスタッフには、海外帰りの若い方が多いとうかがいました。そういう部分も、日本とは違いますか?藤井:違いますね。日本人は日本の現場で学んで、日本で作品を発表する人が多いですが、台湾のチームは、海外から戻ってきて仕事をしている人がすごく多かったです。映画に対する敬意のレベルが高いという点はすごく参考になりました。スタッフの年齢層も僕と同世代がメイン。それをプロデューサーたちが校長先生と教頭先生みたいな感じで見守っているという感じです。「日本映画」「台湾映画」ではないアジア映画としての作品――グァンハンさんは本作が初の国際プロジェクトへの参加でしたが、その後、韓国ドラマにも出演されましたね。中国語圏のマーケットは非常に大きく、今はNetflixなどで世界各国に台湾の作品が配信されています。仮に台湾の作品だけに出演していても、世界中の人に見てもらえるわけですが、それでもこういう国際プロジェクトに参加する面白さをどう感じていますか?シュー:今回、仕事という形で異なる文化を体験できて、とても嬉しかったです。日本も韓国も、それぞれ文化が全然違う。僕が一番好きな異文化体験はご飯を食べる時間なのですが、現地だからこそ味わえる楽しさがあります。僕は自分に挑戦し続けることが必要なタイプ。韓国での撮影は、詳しくは言いませんがまた別のチャレンジです。新しいことを学ぶことが好きなんですね。例えば、飯山線の電車内での撮影は、実際に走る電車の中で俳優がとった行動を記録するという方法でした。「こういう撮り方もあるのか」と、新しく学んだことがたくさんあります。――監督にうかがいます。日本のシーンやロケ地について「こういう場所を見せると喜んでもらえる」など、台湾の観客のことを意識しましたか?藤井:すごく意識しました。なぜかというと、今回この作品の企画書を見て、監督をお引き受けしようと決めた大きな理由が二つあるんです。その一つが、僕がジミーと同じ36歳だったということ。そして、もう一つが、企画書の1枚目にあった「雪の中を電車が走る」という言葉でした。台湾の人たちは雪が好きだということは知っていましたし、(プロデューサーの)チャン・チェンやロジャー・ファンの「コロナ禍で会いたかった人に会えない、行きたかった場所に行けなかった人たちが、もう一度“旅”というものを考え直す作品にしたい」という思いも知っていたので、「こういう景色を撮ってほしいんだろうな」という景色を取り入れたりはしましたね。――本作には、日本の人がイメージする台湾と、台湾の人がイメージする日本の風景が、うまく両方取り込まれていると感じました。バランスには気を遣ったのでしょうか?藤井:カメラマンと一緒に、それぞれ色味や場所の撮り方は工夫していますが、「この地域だからこう撮ろう」というより、「ジミーという人の生きている世界が同じアジアの中にある」ということを意識しました。多分みんな意識的に「日本映画」「台湾映画」と区別して映画を観てきたけれど、今回は「アジア映画を作る」という思いで作っているんです。僕らがボーダーを取り払って作ったことがこの映画の中で作用していたなら、うれしいですね。(text:Rie Nitta/photo:You Ishii)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年05月02日トニー・レオンと共演した『無名』が公開されるワン・イーボー主演最新作『熱烈』が9月6日(金)より公開決定、ティザーポスターが初解禁された。杭州を舞台に、ブレイキン全国大会でトップを目指すひたむきな青年が、チームの中で挫折しながらも、夢に向かって突き進む純度100%の青春映画。夢、希望、裏切り…、仲間との熱い友情でダンスバトルに挑む姿が爽やかな感動をもたらす作品となっている。「ブレイキン」は、パリオリンピックで正式種目として認定された最注目の競技。1970年代のニューヨーク、サウスブロンクスで縄張り争いから生まれたブレイクダンスが発祥とされ、やがて「暴力ではなく音楽で解決する」という提言で「踊るバトル」=「ブレイキン」という形式が誕生。いまや日本の競技人口は30万人ともいわれており、熱視線が向けられている。ブレイキンでトップを目指す主人公、陳爍(チェン・シュオ)を演じるのが、ワン・イーボー(王一博)。アイドルグループ「UNIQ」のメインダンサー、リードラッパーとして活躍。2019年放送のドラマ「陳情令」で主役を演じて大ブレイクした最注目俳優だ。2024年にはトニー・レオンとW主演した『無名』が5月3日公開、パイロットを演じたスカイ・アクション大作『ボーン・トゥ・フライ』が6月28日公開、そして本作『熱烈』と主演3作品が連続公開され、今年はまさに“ワン・イーボー・イヤー”となっている。『熱烈』は9月6日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月01日モリー・マニング・ウォーカー監督の長編デビュー作『HOW TO HAVE SEX』(原題、邦題ともに同じ)が7月19日(金)より全国にて公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。タラ(ミア・マッケンナ=ブルース)、スカイ(ララ・ピーク)、エム(エンヴァ・ルイス)の3人は、卒業旅行の締めくくりに、パーティーが盛んなギリシャ・クレタ島のリゾート地、マリアに降り立つ。自分だけがバージンで、居ても立ってもいられないタラ。初体験というミッションを果たすべく焦る彼女を尻目に、親友たちはお節介な混乱を招いてばかり。タラは、バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、一人酔っぱらい、彷徨っていた。そんな中、ホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くのだが…。監督を務めるのは、2023年サンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した映画『SCRAPPER/スクラッパー』や、エイサップ・ロッキー「Sundress」、レディオヘッド「Follow Me Around」等、数々の大物アーティストのミュージックビデオで撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカー。2020年カンヌ国際映画祭批評家週間で上映された初の短編監督作『アンスピーカブル(原題:Good Thanks, You?)』を経て、今作で長編デビューを飾るやいなやカンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ、世界の映画祭で19受賞・30ノミネートの快挙を果たした。ジェーン・カンピオン監督が「モリー・マニング・ウォーカーは映画界の新しい声」、名優ジョン・C・ライリーが「説得力があり、本物で、正直で、洞察力に富み、真実味がある」と大絶賛。ほかにも「VOGUE」誌や「タイム」誌、「ガーディアン」紙など複数の海外メディアが監督の手腕や主演のミア・マッケンナ=ブルースの演技を讃えるレビューをこぞって寄稿し、米批評サイト「ロッテントマト」では96%の高評価を記録している(2024年4月25日時点)。この度解禁された予告編では、主人公タラやティーンたちが離島で特別な夏休みを過ごす様子が描き出されており、お酒に酔い、日焼けした肌で夜通し踊るクラブミュージックが包み込む。前半、気の合う男の子との出会いで楽しいバケーションを過ごす様子のタラだが、「もっといい男狙いなよ」とバージンであることをからかう親友のプレッシャーや、クラブの過激なステージを目の当たりにしたことで、次第にハチャメチャなバケーションへと変貌していく様子が表現されている。ポスタービジュアルでは、プールサイドのタラがこちらを見据える印象的な表情が切り取られている。「何に出会いたいのか、わからないまま」というコピーも配置され、ティーンが出会いに何を望んでいるのか、絶対的な確信もないまま、夏の日々への期待を抱くさまが捉えられている。『HOW TO HAVE SEX』は7月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月01日アメリカで社会現象を巻き起こす大ヒットを記録した話題作『恋するプリテンダー』より本編映像が解禁された。本作は、弁護士を目指してロースクールに通うビー(シドニー・スウィーニー)と金融マンのベン(グレン・パウエル)が偶然の再会から恋人のフリをすることになるラブコメディ。この度解禁された本編映像では、ケンカばかりだった2人の距離が少しだけ近づく? シーンを捉えた本編映像。オーストラリアの観光名所「オペラハウス」の目の前のシドニー湾に落ちてしまった2人がヘリコプターで救助され、宙吊りで引き上げられる様子から始まる。ベンの様子がおかしいことを気に掛けたビーが声をかけると、ベンは自分が高所恐怖症であることを告白。お互いに素直になれない関係だったが、ここにきて珍しく弱みを見せてくれたベンに対してビーは、ふとしたことから知ったベンの“安心ソング”を歌ってあげることに。必死に呼吸を整えるベン。ビーはヘリコプターの音に負けないよう大声でアカペラで歌い始める。「俺の安心ソングだ、なぜ知ってる?」と訝しげなベンを無視して「歌って!」と促すビー。ビーの歌に合わせ目を瞑りながら恐る恐る歌い始めるベン。徐々に慣れてくると「心に秘めた言葉に浸り両手を広げて生きよう 今日が物語の始まり 続きを 書くのはこれから」というポジティブな歌詞に合わせ、ハーネスを掴んでいた手を離して大空に向かって伸ばす!「もう怖くない?」とビーが声をかけると、食い気味で「黙ってて」とツッコみを入れるベン。余裕はなかったようだが、なんとかビーのおかげで2人はピンチを乗り越えるのだった…。監督のウィル・グラッグは、こんなシーンの撮影は実現不可能と思っていたようで、「オペラハウスにヘリコプターを着陸させ、グレンに昼夜問わず何度も飛び降りてもらったり、シドニー湾の真ん中でシドニーとグレンを5夜連続でブイに浮かべたりさせました(笑)」と撮影の苦労を語っている。また、ベンの“安心ソング”は、ナターシャ・ベディングフィールによって2004年に発表され、全英1位を記録した名曲「Unwritten」なのだが、本作の世界的大ヒットを受けてアメリカでの映画公開から2か月でそれまでと比べて約10倍のストリーミング再生回数を記録するなど、リバイバルヒット中。ちなみに、シドニーとグレンのSpotifyのトップソングも「Unwritten」で、2人は1年間ノンストップで聴き続けていたそうで、いまでは彼らにとっても本当の“安心ソング”になっているという。このあと、2人の仲はどう進展していくのか?本編のその後の展開も気になる映像となっている。『恋するプリテンダー』は5月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:恋するプリテンダー 2024年5月10日より全国にて公開
2024年05月01日記憶障害を患い、記憶が1日でリセットされてしまう医師を杉咲花が演じる主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」が、4月15日から放送中(カンテレにて毎週月曜よる10時)。劇中でキーパーソンの医師・三瓶を演じているのが、映画好きの安心材料ともいえる若葉竜也だ。本稿では本作での若葉さんの魅力を紐解きつつ、そこに至るまでのフィルモグラフィをふり返っていきたい。民放ドラマに出演すること自体レア「アンメット ある脳外科医の日記」の三瓶はマイペースで風変わりな人物だが、手術の現場から離れていたミヤビ(杉咲花)の力を信じ、復帰させようと尽力する一面も。第1話のラストでは三瓶とミヤビが旧知の仲である(だがミヤビからはその記憶が失われている)ことが示唆され、第2話のラストでは「婚約関係にあった」との告白があり、視聴者を驚かせた。医療ドラマとしてのクオリティの高さに「徐々に明かされる過去」という“謎”が絡んだ本作で、若葉さんは作品全体を牽引する役目を担っている。公式サイト内のインタビューで若葉さんは「脚本について話し合うことに、一番時間を割いた」「2話のラストから3話冒頭のシーンは、プロデューサーと話し合ったうえで自分から一つ提案して、そこに向けて台本も調整した」と思い入れを語っており、ただ与えられたセリフを言うのではない、インタラクティブな関わり方をしていることがうかがえる。そもそも若葉さんが民放ドラマに出演するのは相当レアであり、直近の出演作は『愛にイナズマ』『市子』『ペナルティループ』と映画が中心。9月には第77回カンヌ国際映画祭へ正式出品された『ぼくのお日さま』の公開が控えている。「アンメット ある脳外科医の日記」第4話そんな若葉さんが久々に民放ドラマに出演を決めたのは、主演を務める杉咲さんからの“直電”だったという。ふたりはNHK連続テレビ小説「おちょやん」やWOWOWドラマ「杉咲花の撮休」、『市子』等共演も多く、信頼も厚い。実際、本作での2人の芝居の質感はいわゆるドラマ的な説明(状況・心情)に重きを置いたものとは一線を画している。ドラマでは異端な演技の“質感”が役柄とマッチ「アンメット ある脳外科医の日記」の若葉さんの演技は、ざっくり言えばリアリティベース。そこに「食べるものがちょっと変わっている」「他人に頓着しない」「自分の信念を突き通そうとする」といった人物の“クセ”を乗せている印象だ。「アンメット ある脳外科医の日記」第4話印象的なのが発語や抑揚に声量、速度といった「セリフの言い方」で、聞き取りやすくするために言葉を“立て”て明朗に言うことがない。表情の変化も抑えており、それでいて肝心なシーンでは目の芝居を組み合わせてしっかり“圧”を伝えてくる。物語の展開的に今後ますます三瓶の秘めた想いが描かれていきそうで、そこに「時折感情がこぼれてくる」仕様にデザインされた、若葉さんの芝居が絶妙にマッチしてくるに違いない。「アンメット ある脳外科医の日記」第4話要は、感情を視覚情報として伝えないぶん(お茶の間で放送されるテレビドラマでは、視聴者が片手間に観ても“わかる”ように演出や演技を説明的にする伝統的なアプローチ/傾向がある)、あふれ出る瞬間が人物を追いかけてきた視聴者の琴線に触れる効果を生み出しているのだ。例えば第1話の屋上でミヤビに鋭い言葉を投げかけるシーンや、手術中に説得するシーンに感情の発露を集約させることで爆発力を高めている。映画的なアプローチともいえるが、杉咲さんの柔らかな芝居との相乗効果も相まって、本作には「地上波ドラマとしては異端だが物語の提示方法としては最適解」な“気品”が漂っている。芝居のスタンスを固めず、執着しないが故の“味わい”若葉さんは大衆演劇の出身で、幼い頃から「演じる」を生業にしてきた。現在34歳だが、そのキャリアはベテランの域だ。ただ、彼の芝居を見ていると「固めない」部分に重きを置いているようにも見受けられる。『街の上で』に代表される盟友・今泉力哉監督とのタッグ作が好例で、『愛がなんだ』「有村架純の撮休」『窓辺にて』とそれぞれに人物像はバラバラだが、「日常にいそう」な生活感が漂っている。『街の上で』 ©『街の上で』フィルムパートナーズそういった意味で、若葉さんの芝居は観る者にもスッと入ってきやすい心地よさがある。そこにちょっと常人離れした“天才性”を注入したのが『AWAKE』で、超然としたプロ棋士を好演。「アンメット ある脳外科医の日記」の三瓶もこの系譜にあるといえるだろう。『AWAKE』 ©2019『AWAKE』フィルムパートナーズただ、では若葉竜也という俳優が自然派演技オンリーかと言われれば、それは違う。2016年公開の映画『葛城事件』では、屈折した果てに無差別殺人事件を起こす次男を怪演。石井裕也監督とのコラボレーション作でいうと『生きちゃった』では、気心の知れた仲野太賀と殴り合うような熱情のぶつけ合いを披露し、『愛にイナズマ』では凸凹家族に嫌気がさして聖職者を目指すも、感情が爆発してしまう次男をファニーに演じた。『神は見返りを求める』 ©2022「神は見返りを求める」製作委員会草彅剛、尾野真千子、中村倫也、MEGUMIらと共演した市井昌秀監督作『台風家族』では、お調子者の男を身体を張って演じている。吉田恵輔監督作『神は見返りを求める』では、嘘だらけの二枚舌で軽薄な会社員を絶妙なバランスで魅せきった。『ペナルティループ』 ©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS最新主演映画『ペナルティループ』では“何度でも復讐できるプログラム”に同意したことで壊れていく主人公のグラデーションを演じており、こうした難役をこなせてしまうのも、若葉さん自身がメソッド演技とは遠い部分に自らを置いているが故に思える。若葉竜也という俳優は、なかなかつかめない。それが故にとどまらず、固まらず、飽きさせない。「アンメット ある脳外科医の日記」の盛り上がりをよそに、彼は今日も淡々と誰かを演じている。そんな気がする。「アンメット ある脳外科医の日記」第4話あらすじ三瓶(若葉竜也)が検査した結果、ミヤビ(杉咲花)の脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見当たらず困惑する。しかし、ミヤビから相談を受けた大迫(井浦新)は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビのカルテをこの目で確認しようと大迫の元を訪ねるが、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと言われる。あきらめて帰ろうとする三瓶だが、院内で入院患者らしき7歳の少年に遭遇。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく…。(SYO)
2024年05月01日ニッポン放送のリスナーを招待した、Galaxy presents『不死身ラヴァーズ』ニッポン放送特別試写会が4月30日に行われ、監督の松居大悟、音楽・主題歌を担当した澤部渡(スカート)が登壇した。映画を鑑賞した澤部さんは「すごく変な映画だと思うんです。でも、その変さが強烈にキャッチーでポップ。その感じにグッとくるというか、変であることが誠実な気がして、最高でした」と感想を語った。原作は、映画が完成してから読んだそうで、「ポップさが(映画と原作と)同質なんですよね。原作の細かいシーンを劇中に持ってきたりしていて、それを見ていたので『なんて愛に溢れた映画なんだ!』と思いました」と絶賛した。そんな原作は、映画とは主人公の男女が逆となっているが、松居監督は「(男女逆にしたとしても)テーマというか、エッセンスは映画に“匂い”として残したいと思いました」とこだわりを明かす。また、主題歌を澤部さんにオファーした理由については「(この作品は)ポップに見えるけれど、ポップじゃない。独特な雰囲気が漂っているので、映画音楽家が映画に寄せて作るのがイメージできなくて。アーティストの方が主題歌として表現を並走してくれたら良いなと思いました。透き通るような片思いが繰り広げられるので、それを澤部さんの音楽・歌声でやっていただけたら良いなと思いました」とコメントした。そして主題歌「君はきっとずっと知らない」について松居監督は、「この映画の最後に流れるタイトルとしてとても良いと思った」と話し、実際に曲を聴いてみて「スカートの音楽を聴いていても、あんまり聴いたことのない音楽だった。驚きと共に、映画の最後に流れる曲として、未来に向かっていくようなイメージが湧いて、温かい気持ちになりました」と感想も述べていた。『不死身ラヴァーズ』は5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年05月01日第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、来たる第60回百想芸術大賞 映画部門4部門ノミネートを果たしている『ファラン』(原題/英題『HOPELESS』)が、『このろくでもない世界で』の邦題で7月26日(金)より公開決定。かつてない役どころに挑んだソン・ジュンギの場面写真が解禁された。本作はある寂れた町を舞台に、継父からの暴力と貧困に喘ぐ18歳の少年ヨンギュと、彼の絶望漂う瞳にかつての自分を重ねた裏社会の男チゴンの物語。傷だらけのふたつの魂が交錯したとき、悲劇がさらなる悲劇を生み、彼らの運命は思わぬ方向へ走り出す――。監督・脚本を手掛けたのは、社会の格差の闇を描き続ける韓国映画界の新たな才能、初長編作品となるキム・チャンフン。身体的痛みと心の叫びが渾然一体となった見事な脚本に惚れ込んだソン・ジュンギがチゴン役を熱望したことから、この企画が本格的に動き出したという。ソン・ジュンギは「これは韓国映画界に絶対に必要なプロジェクトだと信じていたので、参加する機会を頂けて感謝している」とその理由を語っている。チゴンの属する犯罪組織の門を叩くほかなかったヨンギュは、仕事という名の“盗み”を働き、徐々に憧れのチゴンに認められていく。このろくでもない世界で、響き合ったふたりにほんの一瞬でも陽が注ぐことはあるのか?ヨンギュ役に扮したのは映画初主演のホン・サビン、長編デビュー作のキム・チャンフン監督というフレッシュなメンバーのなか、「ヴィンチェンツォ」『ロ・ギワン』などで主演を務め、超話題のTVドラマ「涙の女王」にも“ヴィンチェンツォ役”としてカメオ出演するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのグローバルスターであるソン・ジュンギが果たした役割は大きい。「トキメキ☆成均館スキャンダル」「太陽の末裔」などで活躍してきた彼が、大きく作り上げた体躯になまなましい傷を全身に刻んだ犯罪組織のリーダーという、これまで目にしたことのない姿で登場。表情や声のトーンまで徹底的に変身させて、チゴンというキャラクターをときに大胆に、ときに繊細に演じ切った。その渾身の演技と若手チームとの協働がカンヌ国際映画祭&釜山国際映画祭の公式出品へ導き、第44回青龍映画賞では新人男優賞をホン・サビン、人気スター賞をソン・ジュンギが受賞。そして本年の百想芸術大賞映画部門にはソン・ジュンギの男性助演賞をはじめ、新人俳優賞にホン・サビンとキム・ヒョンソ、新人監督賞にキム・チャンフン監督がノミネートされる快挙となっている。解禁となって場面写真でも、暗い部屋で眼光鋭くこちらを見据えるソン・ジュンギ扮するチゴンの姿が…。その瞳に生気は感じられず、虚無感を纏っていることが伝わってくる。薄汚れた顔には傷の跡もあり、闇組織に身を置く人間の悲哀さえも見て取れ、この役に懸ける彼の並々ならぬ覚悟がうかがえるカットとなっている。『このろくでもない世界で』は7月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月01日台湾発のオリジナルBLドラマ「VBLシリーズ」4部作「Stay By My Side」「You Are Mine」「VIP Only」「AntiReset」の、各作品の主演俳優総勢8名が来日し一堂に会するイベント「VBLシリーズ ファンミーティング in TOKYO~東京でV8に会おう!~」が4月27日開催。昼の部、夜の部ともに、日本のファンのみならず海外からもファンが駆けつけた。最初に8人(V8)が一気に呼び込まれると、大きな歓声と共に「Stay By My Side」ヤン・イーシュエン、ホン・ウェイジョー、「You Are Mine」マオ・チーション、シャオ・ホン、「VIP Only」ホアン・チョンバン、チェン・シュエンユー、「AntiReset」ホアン・リーフォン、ウー・ピンチェンが舞台袖から登場、客席の周りを一周してファンに挨拶、ステージに登壇した。最初のひと言挨拶では、全員が日本語で名前を言って挨拶。まずは、何度目の来日なのか、日本で印象的なこと、覚えた日本語など、日本に関するトークが続く。次に、作品の見どころと役柄についてそれぞれが語ることに。「Stay By My Side」は、ウェイジョーが「これは学園で起きた物語で、最初はお互いに知らない関係ですが、付き合っていくうちに仲良くなっていく、というドラマ」と語り、イーシュエンが「最近知ったのですが、4作品の中で一番キスシーンが多い」と話すと会場から黄色い声が上がる。「Stay By My Side」ヤン・イーシュエン、ホン・ウェイジョー「You Are Mine」は、シャオ・ホンが「2人の主人公は全く違う世界を生きていて、一緒に過ごすようになる。非常に見どころはたくさんあります」と語った。チーションは「僕の役は猫のようで、彼はネズミのよう。当然ネズミは猫に追いかけられます。猫も油断する時があり、ネズミが逃げてしまった。それをどう捕まえるかという、そんな話です」と話すと、MCから「『トムとジェリー』のようなケミ」との指摘も。「You Are Mine」マオ・チーション、シャオ・ホン「VIP Only」は、「最初人間はみんな自信も勇気もない。ただある出来事がきっかけとなって、自信と勇気を持つようになり一歩踏み出す、そんな作品」とシュエンユーが語る。チョンバンは「ストーリー上の見どころだなと思う所はグルメです。おいしい料理がたくさん出ます」と話す。「AntiReset」は、「内気な教授の所にAIが来たんですが、長く過ごしていると感情が生まれて離れられなくなってしまう、という話です」とピンチェンがコメント。リーフォンは「人間とロボットのラブストーリー。最初教授は非常に冷たいのですが、AIに出会って少しずつ胸襟を開いて好きになる、そこが見どころ」と説明した。そして、役作りに関して「Stay By My Side」のイーシュエンは、「普段アクティブで賑やかなのに、役柄は落ち着いているタイプ。心の中からその落ち着いた面を引き出すのが、難しかった」と語る。ウェイジョーはバスケットボールのうまい設定だが「実はバスケが全然うまくなくて、イーシュエンさんに教えて貰いました」と笑わせた。「You Are Mine」のチーションは「半分自分に似ている。社長は偉そうな感じでポケットに手を入れて歩いたりしますが、片手を入れるか両手の方がいいか等、研究してお芝居をしていました」とコメント。同じくシャオ・ホンは「この役でラッキーだと思った。社会人として僕も役柄も新人なので、やる気があって情熱的、その気持ちはよく解ります。挫折した時はシンドイと思うのも同じです」。MCから「等身大の姿と似ているかな、天真爛漫で元気な役どころですね」と言われると「ある所は似ているけれど、そんな事はありません!」と答えた。「VIP Only」ホアン・チョンバン、チェン・シュエンユー「VIP Only」のチョンバンは「ドラマではヘアスタイル、顔が違います!演技について授業を受けたりもしていますが、正直どうやるのかプレッシャーがありました」と話すと、シュエンユーは「僕の役は可愛い役です。リアルな僕も可愛いです!」とファンを沸かせる。「AntiReset」のピンチェンは「役と自分にはとても開きがあります。僕はもっと情熱的でストレートな人間。教授のバックグラウンド等を考えて、少しずつ教授に近づける努力をしました」とコメント。8人の中で唯一人ではない役どころを演じたリーフォンは「最初はどうしようと思いました。映画を見たり人の話を聞いて、それぞれAIについて考え方が違う事に気付きました。そこでどれか一つを見本にするよりも、自分のやりたい事をやって行く方がうまく行くと思いました。だから現場ではアドリブが多く、物を急に倒したり、安定感を保つようにした」と、苦労を明かした。「AntiReset」ホアン・リーフォン、ウー・ピンチェン次に、各作品の俳優が自分たちのキスシーンをセレクトしスクリーンに映す「二人で選んだキスシーン」コーナー。「Stay By My Side」は、タオルで目を隠してキスするシーンをセレクト。「You Are Mine」は、社員旅行中のベッドでのキスシーン。「VIP Only」はリウ・リーがグー・ジンに言う「誕生日おめでとう」のキス。「AntiReset」ではホンジウがイーピンの髪、耳、唇等、意味を語りながら演じる詩的なキスシーンを選んだ。背後三面に大きく映し出された映像で、観客の歓声を聞きながら見る各シーンに、俳優たちは照れくさそうな様子や当時を思い出すなど、様々な反応でこのコーナーを楽しんでいた。そのほか、「歌のコーナー」や「デート映像を見ながらまったりトーク」のコーナー、「ガチで対決!演技再現コーナー」では本家の2人の演技の後に、違うカップルが同じシーンを演じることに。アドリブも入り会場は爆笑の連続。MCからは「本家を越えてくる勢い」と言われるほどで、大盛況のままコーナーは終了した。「VBLシリーズ ファンミーティング in TOKYO~東京でV8に会おう!~」は5月3日(金)18時~5月16日(木)23時59分までRakuten TVにて見逃し配信。独占インタビューを追加した「VBLシリーズファンミーティングin TOKYO〈日テレプラス版〉」は6月30日(日)15時~CS 日テレプラスにて放送予定。「VBLシリーズ」4部作リリース情報第1部「Stay By My Side」《Blu-ray/DVD情報》Blu-ray BOX&DVD-BOX 発売中Blu-ray:各13,200円(税込)/DVD:各11,000円(税込)《配信/放送情報》Rakuten TV、ビデオマーケット他、各社動画配信サービスにて配信中FODにて見放題先行独占配信中CS 日テレプラスにて5月20日(月)より放送第2部「You Are Mine」《Blu-ray/DVD情報》Blu-ray BOX&DVD-BOX 発売中Blu-ray:各13,200円(税込)/DVD:各11,000円(税込)《配信/放送情報》Rakuten TV、ビデオマーケット他、各社動画配信サービスにて配信中FODにて見放題先行独占配信中CS 日テレプラスにて5月29日(水)より放送第3部「VIP Only」《Blu-ray/DVD情報》Blu-ray BOX&DVD-BOX 発売中Blu-ray:各13,200円(税込)/DVD:各11,000円(税込)《配信/放送情報》Rakuten TV、ビデオマーケットにて配信中FODにて見放題先行独占配信中CS 日テレプラスにて6月放送予定第4部「AntiReset」《Blu-ray/DVD情報》6月28日(金)Blu-ray BOX&DVD-BOX 発売Blu-ray:各13,200円(税込)/DVD:各11,000円(税込)《配信/放送情報》Rakuten TV、ビデオマーケットにて配信中CS 日テレプラスにて6月放送予定(シネマカフェ編集部)
2024年05月01日コリーン・フーヴァーのベストセラー小説「It Ends with Us」が、ブレイク・ライヴリー主演で映画化された。共演は「ジェーン・ザ・ヴァージン」のラファエル役で注目を浴びたジャスティン・バルドーニで、本作のメガホンも取っている。ブレイク、ジャスティンと共に本作で製作総指揮を務めている原作者のフーヴァーが、自身の作品が予想を超えるクオリティで映画化されたと「People」誌に喜びを語った。フーヴァーが高く評価しているのはブレイクの演技だ。「人の心を引き付け、魅力的で感情的な演技」を見せていると分析。「彼女の信じられないほど素晴らしい才能は、言葉で言い表すことができません。ブレイクは私の期待をはるかに超えた形で(主人公の)リリー・ブルームに息を吹き込んでくれました」と絶賛している。特に感動したのはブレイクの「演じるキャラクターの内なる葛藤、外的な課題をかすかに、繊細に伝える才能」だといい、「深い感銘を受けました。これ以上はないというほど彼女の演技に感謝しています」と感謝の意を表した。「It Ends with Us」は、幼少時代のトラウマを克服するため、新たな人生を歩もうとするリリー・ブルームを描く。神経外科医のライル(ジャスティン)と出会い、恋に落ちたリリーは充実した生活を送っていると感じていたが、初恋の人アトラス(ブランドン・スクレナー)が突然姿を現したことにより、リリーとライルが築いてきたものが脅かされることに…。「It Ends with Us」は8月9日全米公開予定。本日ファーストルック画像が公開された。(賀来比呂美)
2024年05月01日今月初め、アメコミ「アベンジェリン」がマーゴット・ロビー、オリヴィア・ワイルド、『X-MEN』のプロデューサーのサイモン・キンバーグによって映画化されることが明らかになった。「Variety」誌によると話はさらに具体的に進み、ワーナー・ブラザースが本作の映画化権の契約間近であり、マーゴットが主演を視野に入れているという。今月初めの時点では、マーゴットは自身の製作会社「LuckyChap」を通じて製作を行い、オリヴィアは監督を務めると報じられていた。ファンから「マーゴットがアベンジェリン演じてくれないかな?」という期待の声が上がっていたが、その願いはまもなく叶えられるようだ。脚本は『哀れなるものたち』のトニー・マクナマラが担当する。「アベンジェリン」はアメコミ「デッドプール」の共同クリエイター、ロブ・ライフェルドが1995年に生み出したキャラクター。悪の勢力と闘う天使で、たびたび悪魔やモンスターと対峙するという。ライフェルドは映画化にあたってキンバーグから「映画化にぴったりな素材がある。どうか私を信じてほしい」と言われたといい、マーゴット&オリヴィアにも会ったという。「彼女たちはトニー・マクナマラに脚本を書いてほしいと願っていた。何回か打ち合わせを重ねてトニーが参加してくれることになったんだ。こんなにうれしいことってないよ。マーゴット、オリヴィア、サイモンの魔法によって素晴らしいクリエイターチームが集結した。他にはない映画体験を作り上げることに注力する」と意気込みを語った。ファンは、「マーゴットが出演する映画はすべて最高」「マーゴットが着るコスチュームが楽しみ」「早速原作コミックを読んでみよう」「公開初日に観に行く」とXに期待の声を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年05月01日東京ディズニーシーでは現在、6月30日(日)までの間、新しいスペシャルイベント「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」を開催中。多くのゲストを魅了している。これは“食で世界を巡る”をテーマに、シェフの独創性を活かした特別なコースやセット料理や、食べ歩きを楽しめるスナック、バリエーション豊かなドリンクなどを提供する食のイベントだ。第1弾の2024年度は、東京ディズニーシーの8つのテーマポートを題材に、世界の国々のメニューを提供するほか、6月6日(木)に新しくオープンする新エリア「ファンタジースプリングス」の世界をイメージしたメニューも提供する。対象メニューと引き換えることができるフード&ドリンクチケットとスーベニアランチボックスがセットになったシーズナルグルメチケットセットが登場するほか、アメリカンウォーターフロントでは「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」の提供メニューが一覧で分かるリーフレットも配布。同イベントを盛り上げるデコレーションなども施され、いつもとは違った東京ディズニーシーの風景も楽しめる。6月30日(日)までの間、美味しいフードやドリンクでパークを満喫して。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2024年05月01日