エリザベス・モス主演『Shirley シャーリイ』より本予告とポスタービジュアルが解禁された。サンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭、フロリダ映画批評家協会賞ほか世界中の映画祭で絶賛された本作は、ゴシック作家シャーリイ・ジャクスンの伝記をマーティン・スコセッシ製作総指揮で映画化した心理サスペンス。この度解禁された本予告は、「シャーリイ、執筆中の小説は?」「『あんたには関係ない』ってタイトルよ」と、思うように執筆活動が捗らないシャーリイの心中穏やかでない状況、そして世間とのシニカルな関係性を象徴するようなシーンから始まる。そんな中、大学教授である夫スタンリーの手はずにより、平凡な1人の女性・ローズがやってくる。初めは突然の来訪者を忌々しく思っていたシャーリイ。しかし、世間の多くが不気味がっている自身の短編小説「くじ」について、「引き込まれて鳥肌が立ったわ」と真っ直ぐな瞳で語るローズに次第に興味を抱き、2人の<奇妙な絆>が始まっていく…。「女学生失踪の話か 低俗だが書いてもいい」「狂気の淵に立つ夫人 これから何が起こるのか?」とスランプ中のシャーリイを煽るような態度で接するスタンリー。夫との溝が深まっていく一方、それに比例して親密さを増していくシャーリイとローズの関係はどういう結末を迎えるのか?創作するシャーリイの頭の中を垣間見るような美しく幻想的なカットも印象的だ。併せて解禁となったポスターは、鬱蒼とツタの生い茂る家の窓から外を見つめるシャーリイの姿を捉えたもの。その虚ろでありながら強い眼差しは、自分の頭に浮かんだ物語のビジョンを追いかけているのか、それともこれから家を訪れる無垢な生贄を見つめているのか…。遥か昔から棲み着いている幽霊のように窓辺に佇むシャーリイの姿、そして「魔女の毒であなたは目覚める」と添えられたコピーが見る者の想像を掻き立てる、不穏な予感に満ちたビジュアルとなっている。『Shirley シャーリイ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Shirley シャーリイ 2024年7月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 LAMF Shirley Inc. All Rights Reserved
2024年05月09日8月28日から9月7日に開催される第81回ヴェネチア国際映画祭で、イザベル・ユペールが審査員長を務めることが分かった。イザベルは同映画祭で1988年に『主婦マリーがしたこと』、1995年に『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』で2度、女優賞の受賞経験がある。同映画祭の芸術監督アルベルト・バルベラは、イザベルを「素晴らしい女優です。厳しく、好奇心が強く、寛大な心を持っています。イザベルは数々の偉大な映画監督たちのミューズですが、彼女は自分が理想的なストーリーの伝え手だと感じた若手、あまり知名度の高くない映画監督たちからのオファーを決して退けることはありませんでした」と称賛している。「彼女がこのポジションを受け入れてくれたことに、私たちはとても感謝しています」と喜んだ。イザベルは「ヴェネチア映画祭と私には長く美しい歴史があります。特権を与えられた観客になれるのは名誉なことです」とコメントしている。俳優として半世紀以上のキャリアを持ち、2017年には『エル ELLE』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたイザベル。ファンは「むしろ今までイザベルが審査員長を務めたことがなかったのが不思議!」「クイーン・イザベル!今年のヴェネチア国際映画祭は安心して彼女に任せられるね」と歓喜の声を上げている。(賀来比呂美)
2024年05月09日山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の3話が、5月8日に放送。晴原が早霧にかけた言葉に「響く」「愛のある言葉」の声が上がっている。山下智久が主演を務める本作は、気象学の天才が冷静な分析で人々の命を救う物語。SDMの気象班チーフ・晴原柑九朗を山下智久、助手の雲田彩を出口夏希、晴原の婚約者で豪雨災害で他界した研究官の園部灯を本田翼、灯の父親で特命担当大臣の園部肇一を舘ひろし、晴原の上司・上野香澄を平岩紙、灯の従兄弟で消防班チーフの園部優吾を水上恒司、医療班に所属する汐見早霧を夏帆、総務大臣の立花藍を真矢ミキが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。SDM気象班チーフの晴原(山下智久)は助手の雲田(出口夏希)、そして上司の上野(平岩紙)と共にSDM医療班候補者のプロフィールを見ていた。新たにSDM消防班チーフとなった優吾(水上恒司)も加わり、SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に対し相変わらず罵詈雑言の嵐。候補者の中には、かつて天才脳外科医と言われていたものの怪我でメスが握れなくなった汐見早霧(夏帆)の姿も。初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると言う早霧だが、腰掛けの態度に晴原は「迷惑だ」と言葉を返す。そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生。晴原は、早速SDM出動の指示を出す。現場では火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。火災を食い止めるため、地元消防隊とも連携を図るSDMのメンバーたち。しかし、医療チームでは、チーフの志賀浩一郎(神保悟志)が早霧に難癖をつけ雑用を命じていた。実は彼女には自身の怪我のきっかけとなった忘れられない過去の記憶があり――というのが3話の展開。半年前、早霧はオペで救った少女が自殺するのを止めようとして怪我を負い、思ったようにメスを握れなくなっていた。目の前の命を助けるため、真摯に患者と向き合ってきた早霧。そんな彼女の現場での判断力に注目した優吾は、彼女が現場で活躍できるよう晴原に依頼する。かつて自身の誤った気象予測で、婚約者を失い大きな絶望を経験した晴原。そんな彼が、早霧に「希望は捨てろ。希望は時に災いになる」「絶望も悪くない」「絶望し切った先に残ったのは、命の重さだった。目の前の命を救いたいという想いだった。絶望の先に、最後に君の心に残るのはなんだ」と言うシーンに、SNSでは「絶望を経験したハルカンだからこその言葉。すごくすごく響くし納得する」や「汐見先生の絶望の先に心に残るもの。。晴原先生の厳しいけれど愛のある言葉」、「これからの人生きっとこの言葉に救われる事がある」などの声が。早霧も加わった皆のチームワークで、無事火事を乗り切ったSDM。晴原に「老害」と呼ばれチームを去った志賀の代わりに、的確な診断で皆からの信頼を得た早霧が医療班のチーフになる。その後、特命担当大臣の園部(舘ひろし)から、灯(本田翼)に関する記事が出ると言われる晴原。実は過去に、その記事が世に出ないよう握りつぶした人物がいることがわかる。灯の死の謎が深まる展開に「謎が謎を呼ぶ今後の展開楽しみです」や「ますます灯の謎の行動が気になる…」、「どんなミステリーを秘めているんだろう」などの声が上がっている。【第4話あらすじ】5年前の関東南部豪雨において、晴原(山下智久)の今は亡き婚約者で、SDMの考案者である気象研究所研究官の園部灯(本田翼)の避難指示により多くの命が失われたという週刊誌の記事が出る。世間にSDMの存在意義を広めるため、SDM独自の防災活動を始める晴原たち。子供たちへの防災教育のため、半年前に台風の被災があった地域へ向かう。しかしそこは、雲田彩(出口夏希)の地元だった。彩の姉・雲田真紀(石井杏奈)が市役所の市民生活課担当者として現れるが、彼女は彩と共に3年前につむじ風によって被災し、その後車椅子生活を送っていた。そして、彩は自分だけ無事だったことで姉と気まずい関係にあった。子供たちの中には、半年前の台風によって祖父を亡くした経験を持つ10歳の少女・迫田実花と彼女を気遣う幼馴染の根岸航平の姿が。彩は実花の為に何かしてあげたいと、実花の持っていたボタンが取れ掛けのぬいぐるみを直してあげるも、実花はその行動が原因で被災当時の状況がフラッシュバックし過呼吸になってしまう。そんな中、晴原の解析により台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力でSDMが中継で注意喚起をすることになり――。「ブルーモーメント」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日テイラー・スウィフトの恋人で、NFLのカンザスシティ・チーフスのスター選手であるトラヴィス・ケルシーが、本格俳優デビューを果たすという。トラヴィスが出演するのは、「アメリカン・ホラー・ストーリー」のライアン・マーフィーが手掛ける新ホラードラマ「Grotesquerie(原題)」。共演者は『ファントム・スレッド』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたレスリー・マンヴィル、「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」でエミー賞助演女優賞を受賞したニーシー・ナッシュ、ライアンが製作総指揮の一人を務めた「アメリカン・クライム・ストーリー」でエミー賞主演男優賞を受賞したコートニー・B・ヴァンスなど、演技派ばかり。ニーシーは、インスタグラムのストーリーズに撮影現場でトラヴィスと楽しいひとときを過ごした複数の動画を投稿し、トラヴィスとの共演を報告した。その一つには、ライアンから「よくやった」とハグされ、ニーシーから「感想は?」と聞かれるトラヴィスの姿が。「だれも傷つけずに済んで安心したよ!」と答えるトラヴィスにニーシーが爆笑するというものだ。トラヴィスは2020年に「Moonbase8(原題)」にカメオ出演したり、昨年3月に「サタデー・ナイト・ライブ」でホストを務め、スケッチで演技を見せたことはあったが、俳優としての本格出演は本作が初めてとなる。(賀来比呂美)
2024年05月09日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、初の教師役に挑戦する新ドラマ「ビリオン×スクール(仮)」の放送が決定した。私立絵都学園で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組に新しい担任がやってくる。通称“ゼロ組”と呼ばれ、バカにされてきた底辺クラスに赴任してきたのは、どこかクセのある教師・加賀美零(山田さん)。学校の常識が全く通用しない、資産も行動力もケタ外れなこの教師の正体は、日本を代表する財閥系グループを継いだCEOで“億万長者=ビリオネア”だった――。本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、様々な問題に直面しながらも、生徒と共に成長していくオリジナルストーリーの学園コメディー。主演の山田さんが演じる「加賀美グループ」のCEOで億万長者の加賀美零は、その天才的な頭脳で革命的な開発をしてきた発明家でもあり、高精度なAI開発を研究中。“ある目的”のため、正体を隠して絵都学園に赴任することに。感覚も庶民とは大きくズレていて、秘書から「加賀美零であることはバレないように」ときつく言われているにも関わらず、度々CEO感や富豪感が出てしまうこともしばしば。教師としては全然ダメで、生徒や同僚教師たちとは軋轢を生む始末。「金田一少年の事件簿」「暗殺教室」シリーズなど、数々の作品で主要生徒役を演じてきた山田さんだが、今回「地獄先生ぬ~べ~」以来、約10年ぶりの学園ドラマに登場。学園ドラマへの出演は、本作で10作目にも及び、初となる教師役で新境地を開く。「ドラマへの出演が約1年ぶりになるので、率直にお芝居ができることが非常にうれしいなと思いました」と今回の出演を喜んだ山田さんは、「一言で表現すると非常に面白いなと思いました。エンターテインメントとしてすばらしい作品になるのではないかと思っています」と本作の印象を語る。今回の役柄については「変なやつです(笑)」と言い、「一般常識が通じない(笑)。普通の環境の中で育ってきていないので、加賀美にとっての普通が(世間から見たら)異次元なのに当たり前だろと思っている役なので、“何だこいつ!”って思って見てもらえたらなと思います」とコメントした。また本日は、山田さん31歳の誕生日ということで、ビジュアル撮影時にスタッフから誕生日をサプライズで祝われた際には、驚きつつも笑顔で「ありがとうございます!」と照れくさそうに返した。そして、「最高の誕生日になりました!こうやって自分の誕生日に皆さんにうれしい報告ができることを大変喜ばしく思います。31歳になって初めての作品がこのドラマになります。初の教師役ということで分からないことだらけになりますが、若い世代の子たちに大きな背中を見せられるように頑張りたいと思います」と本作に懸ける熱い思いを語った。なお、本作の演出は「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が務める。「ビリオン×スクール(仮)」は7月、毎週金曜日21時~フジテレビ系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」が、松山ケンイチ×染谷将太主演で初の実写映画化が決定。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』として、年の瀬に地球上最も有名な神様仏様がスクリーンへ降臨する。広い宇宙の数あるひとつ、燦然と輝く命の星、地球。世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし。アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する<神×仏×天使×悪魔>が入り乱れる予測不可能な“聖戦”へと繋がっていく――。<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描く、原作累計発行部数1,700万部を超える「聖☆おにいさん」。今回は、ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために中村さんが描いた原作エピソード、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化。長髪、髭、茨の冠がトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむイエスをコミカルに演じる松山さんは、「今回は部屋から出て色々やります!そして色々な魅力的なキャラクターが登場します!染谷君演じるブッダ(マジブッダ)と僕が演じるイエス(ジョニーデップ似)が下界でバカンスの筈が天上界の神々の思惑に巻き込まれ、壮大なプロジェクトが始動します。彼らが生きていた時代と現代では文明が全く違い、ジェネレーションギャップに臨機応変に対応していく様子は観客の皆さまを必ず笑顔にしていくでしょう!」と今作についてアピール。螺髪、白毫、長い耳たぶがトレードマーク、お金を気にするブッダ役の染谷さんは「スクリーンで繰り広げられる、ゆる~いイエスとブッダの会話。だと思ったら、それだけじゃないのです!映画化用に中村光先生が原作を書いて下さり大スケールでお届けする今作!(イエスとブッダのバカンス感は何も変わっておりません)そして、これは嘘でしょ?ってプロデューサーに言ってしまったほどの豪華キャスト!こんなに有り難さとご利益しかない映画は御座いません」とコメントしている。また、イエスとブッダが仲睦まじく顔を寄せ合っているスーパーティーザービジュアルと、特徴的なポージングを取るイエス&ブッダそれぞれの1ショットビジュアルも公開された。監督は、『銀魂』「今日から俺は!!」シリーズの福田雄一。「巨大ロボットが出てきたり、アクションシーンもあったりで、大人だけではなく、子どもも楽しめる作品になっていると思います。ぜひご家族で観に来ていただきたいです!」と呼びかけた。さらに今回、すでにクランクアップした松山さん、染谷さん、福田監督による特別座談会の映像も到着。作品とお互いへの愛を語っている。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日最新作「密漁海岸」の放送が控える「岸辺露伴は動かない」より、高橋一生演じる露伴の“ヘブンズ・ドアー”のシーンの撮影の様子がXに投稿された。伝説の幻のアワビと対峙することになる今回の最新作。露伴の特殊な力“ヘブンズ・ドアー”は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる。予告編にも登場したこのシーン。今回公開された写真では、多くのスタッフと共に撮影されていたことがうかがえる。コメント欄には「こんなたくさんの方々の力で成り立ってるんですね」、「かなり足場の悪い所での撮影…」、「思わず拡大して凝視してしまいました」、「すっごく雄大でかっこいい」などと放送を楽しみに待つ視聴者からコメントが寄せられている。ストーリー露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストラン。その店を訪れた露伴(高橋一生)と京香(飯豊まりえ)が出会ったのは、料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ・トラサルディ(Alfredo Chiarenza)だった。トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。実は、トニオには重い病気を抱えたフィアンセ・森嶋初音(蓮佛美沙子)がいて――。「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」は5月10日(金)22時~総合にて放送。※先行放送:BSP4K/5月5日(日)13時~(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日コロナ禍に掲載された新聞記事を基に描くヒューマンドラマ『あんのこと』の完成披露試写会が5月8日(水)、都内で行われ、主演の河合優実、共演する佐藤二朗と稲垣吾郎、脚本も手がけた入江悠監督(『SR サイタマノラッパー』『AI崩壊』)が出席した。母親から虐待の末に、売春を強いられ、ドラッグに溺れる少女・杏(河合さん)は、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅(佐藤さん)に補導されたことがきっかけで、少しずつ更生の道を歩み出していく。そこに、多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏は彼らの助けも借りながら、新たな仕事や住居を探し始めるが、突然のコロナ禍で、杏は再び救いようのない孤独と不安に直面せざるを得なくなる。壮絶な人生を歩む主人公を演じた河合さんは、「実在する方のお話しなので、とても強い気持ちで、大切に触れないといけないと思った。どこまでも真剣に、誠実に演じることに徹していました」と述懐。それだけに、役への思いは強く「私にとっては、これまでも、これからも特別な役。この作品を経験できたことは大きいですし、糧になって、支えになるだろうと思う」としみじみ語った。河合優実杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を演じた佐藤さんからは、河合さんとの共演シーンに隠された“ふたりだけが知る”エピソードが披露されたが、当の河合さんは「あまり言ってしまうと、お客様もそう見てしまうので…」と思わず苦笑い。すかさず、稲垣さんが「ゴメン、僕らが“不適切”だったよ!」と、河合さんが出演したドラマ「不適切にもほどがある!」を引き合いにフォローし、会場を笑いに包む場面もあった。その稲垣さんは、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を演じ、「撮影中は、杏ちゃんの心の叫びを皆さんに届けたいという思いで演じていた。誰しも絶望に落ちることがあるが、それを救ってあげられる、安心できる社会、声を聞いてあげられる世の中を作っていかなければいけないとつくづく思った」と真摯に語っていた。佐藤二朗劇中で描かれる“運命の出会い”にちなんだ質問には、佐藤さんが「運命の出会い?妻です」と即答。また、稲垣さんは、「30年近く一緒にやってきたメンバーですね」と回答し、「グループは解散しましたけど、いまは『新しい地図』として、草彅(剛)さん、香取(慎吾)さんと一緒にファンミーティングをやっていて、親子2代3代で来てくださるファンの方も。ありがたいですし、すごいこと」と感謝していた。稲垣吾郎『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年05月08日ダニエル・ラドクリフ主演『こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコビック物語~』が5月9日(木)よりU-NEXTにて最速独占レンタル配信されることが決定した。本作は、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞受賞など数々の映画賞にて総ノミネート55部門、うち15部門受賞の話題作。マイケル・ジャクソンの「今夜もビート・イット」を「今夜もイート・イット」としてパロディにするなど、世界的に人気が高いパロディ歌手ヤンコビックの半生を描いた伝記映画だが、多くのエピソードが創作・誇張され、脚本に参加したヤンコビックらしい遊び心が溢れた作品となっている。替え歌の数々はヤンコビックが実際に歌ってきたものであり、ラドクリフがヤンコビック役をコミカルに激演。さらにL=M・ミランダ、J・ブラックなど豪華キャストが集合し、ヤンコビック自身も出演している。『こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコビック物語~』は5月9日(木)よりU-NEXTにて最速独占レンタル配信。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日定評あるAppleオリジナルドキュメンタリーの最新作で、ハリウッドを揺るがした前代未聞の詐欺事件の裏に隠された衝撃の事実に迫る、Apple TV+「ハリウッド・コン・クイーン ~前代未聞の詐欺事件~」が5月8日(水)より独占配信開始。予告編が公開された。CEOから逃亡犯になったカルロス・ゴーン本人や、関係者の新たなインタビューも収録された「Wanted:カルロス・ゴーンの逃亡」。ジョン・レノン殺害当時の知られざるエピソードを医師や警察官らが語った「ジョン・レノン:審理なき殺人事件」ほか、ほかの配信サービスでは観られない、ドキュメンタリーシリーズを世界中へ公開しているApple TV+。独自の鋭い切り口と、Appleが掴んだ独占での密着・インタビューなどの貴重な映像で構成されるこれらの独占配信コンテンツは、これまでたびたび大きな話題を呼んできた。その最新作となる本作は、ハリウッドの有名プロデューサーらに成りすまし世界中の人々から金を騙し取った詐欺事件と、その犯人である通称“詐欺クイーン(コン・クイーン)”を追うドキュメンタリーシリーズ(全3話)。事件の捜査と取材内容を記録した、スコット・C・ジョンソンの著書「The Con Queen of Hollywood:The Hunt for an Evil Genius」を基に、被害者らのインタビューなどの貴重な映像を通して、さらに深く事件と犯人に迫る内容となっている。マーベル映画を手掛けた敏腕プロデューサーらの名を語った、その大胆な手口とは…?ハリウッドという華々しい世界での活躍と成功を夢見る人々を手玉に取り、大金を騙し取った驚愕の事件。世界中で相当な被害者数と被害額を出したものの、この事件の全貌はまだまだ謎に包まれていた…。しかし本作では、ついに被害者らによってその手口が明らかに。そして見えてくる、衝撃の事件の全貌とは?これまで明かされなかった事件の真相に迫る本作の、予告編映像が公開。映像では、本事件の犯人である、詐欺クイーンと思しき声で「一生刑務所にいろと?そんなの不公平だ。僕は最高に優しい犯罪者かもしれないのに」と、語りかけてくるところから始まる。その犯人は、ハリウッド映画を手掛ける有名製作会社やスタジオ、その敏腕プロデューサーとして有名な女性らに成りすまし、ハリウッドでの活躍と成功を夢見る俳優、カメラマン、メイクアップアーティストなど多くの人々から、巧みに金を騙し取った。元ソニー・ピクチャーズ会長であり、プロデューサーとして数々のマーベル映画を手掛けたことでも知られるエイミー・パスカルを始め、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長、起業家であり映画プロデューサーのウェンディ・デン・マードック、プロデューサーのデブ・スナイダーなど。ハリウッドでの成功を夢見る人であれば知らない人はいないほどに名の通ったプロデューサーらを語った犯人。被害者たちから騙し取った金の合計金額はいまだ不明だが、中には1人で1億円以上をだまし取られた被害者もおり、相当な被害額が予想される。事件の調査に乗り出したのは、エンターテインメント業界の情報を扱う週刊誌「ザ・ハリウッド・レポーター紙」のベテラン調査報道記者スコット・C・ジョンソンと、私立探偵のニコール・コツィアナス。真相究明に乗り出し、被害者らを取材していく2人。やがて、事件がただ金を騙し取るだけの詐欺事件に止まらず、彼らの想像を超えた“奇妙な物語”が隠されていたことを知る――。監督は、サーファーのギャレット・マクナマラが世界最大の波に挑む姿を追ったドキュメンタリー「100フィートの波」でエミー賞を受賞したクリス・スミス。製作はLibrary Films。ポップカルチャーに旋風を巻き起こした「タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!」「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」「バッド・ヴィーガン:サルマ・メルンガイリスの栄光と転落」「バーシティ・ブルース作戦:裏口入学スキャンダル」など、話題のドキュメンタリー作品を手掛けてきた製作チームが集結した。Apple TV+「ハリウッド・コン・クイーン ~前代未聞の詐欺事件~」はApple TV+にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日「私の解放日誌」イ・ミンギ、「ムービング」クァク・ソニョン、「イカゲーム」ホ・ソンテらが共演する韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」がディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて、5月13日(月)より毎週月曜日・火曜日に独占配信開始。予告編が解禁された。本作は、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。道路上の犯罪をリアルに描き、韓国で初めて交通犯罪に着目した期待の警察ドラマとなっている。ニュースに取り上げられ、世間とマスコミから注目される殺人事件よりもさらに多くの被害者を出している交通犯罪。その交通犯罪を取り締まる部署として存在するのが通称TCIと呼ばれる、交通犯罪捜査チーム。しかし、その地味な存在感からほかのチームからは無視され、まったく相手にされていなかった。そんなメンバーたちのもとに、超エリートで非の打ちどころのないルックスを持ちながら、社会性ゼロで運転もできない変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わったことで、彼らの運命は変わり始める。卓越した認識能力だけで、事故の正確な原因をシミュレーションできるヨンホは、チームを急速に軌道に乗せるが、過去に起きたある事件がヨンホの身に降りかかり、ヨンホは再びTCIを失墜させることになる――。交通犯罪捜査の資格を多数持ち、数学専攻出身者にふさわしく、鋭い分析力と推理力の持ち主の新任警部チャ・ヨンホを演じるのはイ・ミンギ。「私の解放日記」でヨム3兄妹の長男チャンヒ役で冴えないキャラクターをリアルに演じたが、本作では天才エリート役に挑戦。そして、「ムービング」でリュ・スンリョン演じるチャン・ジュウォンの妻を演じ存在感を発揮したクァク・ソニョンが優れた武術力と運転技術を持ち合わせるTCIのチームリーダー、ミン・ソヒに。また、交通犯罪捜査班の班長チョン・チェマン役には「カジノ」「イカゲーム」など名バイプレイヤーといえる存在感のホ・ソンテ。そのほか、防犯カメラ分析のスペシャリスト、ウ・ドンギ役にイ・ホチョルやTCIメンバーの末っ子オ・ヒョンギョン役にチェ・ムンヒを起用。実力派俳優陣が捜査チームのメンバーとして集結し、道路上で巻き起こる犯罪を痛快に解決していく。監督は人気を博した「復讐代行人~模範タクシー~」のパク・ジュヌが務める。この度解禁された日本語版ポスターには、「交通犯罪、一・網・打・尽」というキャッチコピーとともに、TCIの個性豊かなチームメンバー5人が一列に並び、逮捕状のような紙を突きつけながら交通犯罪者に立ち向かう姿が映されている。さらに予告は、TCIだと名乗るミン・ソヒに対し、別部署から「放送局か何か?」とまったく存在を認識されていないシーンから始まる。FBI、CIA、B★Sと横文字を並べ、「英語の略字にした方がかっこいいんだよ」と言うドンギだが、「B★Sはどこの国の警察なんだ?」とチェマンが冷静に突っ込みを入れるなどコメディ要素も垣間見える。しかし、彼ら1人1人は頭脳、運転技術、武術などの特技を活かしてどんな交通犯罪も検挙していく高い能力を持つ実力者でもある。TCIのメンバーらの抜群のチームワークと爽快感あふれる展開、派手なカーアクション、クスっと笑えるコミカルな俳優陣の演技にも注目だ。「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は5月13日(月)より毎週月曜日・火曜日1話ごとディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season5』が5月31日(金)からの劇場公開に先駆け、5月24日(金)~26日(日)デンマークで開催される「デンマーク日本映画祭」にてプレミア上映決定。合わせて、全6作のうち横浜流星主演『MIMI』のポスタービジュアル、友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語『駆け抜けたら、海。』の予告映像&ポスタービジュアルが解禁となった。プレミア上映が決まった日本デンマーク映画祭(JDFF)は、デンマークの映画監督ケネス・トゥルエルセンによって、日本映画・文化への関心を高め、日本とデンマークの映画協力のプラットフォームを作ることを目的に設立された。海外で初めて上映される、才能ある日本映画の紹介にも力を入れており、今後、「MIRRORLIAR FILMS」との協働による、両国の映画人財交流・育成をサポートしていく予定という。今回のSeason5に集まったのは個性豊かな全6作品。元理学療法士という特異な経歴で得た感覚と感性で劇映画・ドキュメンタリーを創作する榊原有佑監督作は、数々の映画やドラマに出演し、俳優として第一線で活躍し続ける横浜流星を主演に、プロジェクトのプロデューサーでもある阿部進之介、山田孝之、森永悠希らを共演に迎え、山下幸輝がカメオ出演する『MIMI』。俳優をはじめ、コメディアン、画家、ミュージシャンなど多彩な分野で活躍する竹中直人監督作は、演技力とコンビネーションが話題のお笑いコンビ「スクールゾーン」の橋本稜、俵山峻を主演に迎え、ちいさな喫茶店の一角で起こる壮大な群像劇を描いた『たてこもり』。『たてこもり』漫画家・大橋裕之監督作は、お笑い芸人として、作家として独自のクリエイティビティを表現する又吉直樹を主演に、山田さんや伊藤沙莉という豪華キャストを共演に迎え、ふと嗅いだ“におい”をめぐる物語『変哲の竜』。『変哲の竜』上記3本に加えて、一般公募の中から選出された、22歳のリトアニア人ピウス・マチュルスキス監督が競争社会で生きる若者の葛藤、そして垣間見える暴力性と残酷さを描き、2023年夕張国際映画祭短編部門にてグランプリを獲得した『NAIKU』。巖川虎太郎監督が、ちょっと変わった3人のとある1日を描き、池袋みらい国際映画祭にて特別審査員賞を受賞した『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』、下北沢映画祭にノミネーションされた十川雅司監督が友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語『駆け抜けたら、海。』というラインアップとなっている。この度解禁となった『MIMI』ポスタービジュアルは、列車で横浜さんと猫が見つめ合っているもの。“精神の迷宮の奥深くへ誘われる「架空」の世界”という意味深なコピーが興味を引くが、いま目に見えているものは現実なのか?架空の世界なのか?そもそも自分は誰なのか…。『MIMI』「俳優は鏡をも騙す」という意味の本プロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し「鏡の奥を探る」がテーマとなっている本作。現実と架空の狭間で揺さぶられる作品となっている。また、『駆け抜けたら、海。』からは予告映像も解禁。女子大生の綾瀬みつき(松原怜香)は、親友の星野うみ(嶺結)に片想いをしている。銭湯でお風呂上がりに恋バナをする2人だが、彼氏への愚痴を聞かされ、うみへの感情が溢れ出てしまうみつき。一歩踏み出したら壊れてしまいそうな危うさ、それでも想いを伝えたいというみつきの葛藤や衝動が伝わる本映像。あわせて、うみとの距離感に、みつきのドキドキがこちらまで伝わってくるようなポスタービジュアルも解禁。友情と恋愛のはざまを描いた、儚い恋物語に期待が高まる。『駆け抜けたら、海。』全ての予告編とビジュアルが解禁され、いよいよ公開を今月に控えた本作。劇場公開のほか、映像配信サービス「Lemino」内の『MIRRORLIAR FILMS』チャンネルや、JOYSOUNDの対象機種を導入の全国のカラオケルームで利用できるサービス「みるハコ」にて順次配信予定となっている。『MIRRORLIAR FILMS Season5』は5月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season1 2021年9月17日より全国にて公開©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
2024年05月08日エミー賞受賞の世界的大ヒットドラマ「ザ・ボーイズ」のシーズン4よりキービジュアルと日本語版予告が解禁された。圧倒的なパワーを誇る極悪スーパーヒーロー、ホームランダーと、その力に立ち向かう“ザ・ボーイズ”の戦いを描く本作。この度公開された予告編では、極悪非道のヒーロー軍団“セブン”の暴走する勢力に対抗し、ブッチャー率いる“ザ・ボーイズ”が奔走する。そしてついにブッチャーが見つけたのは、「能力者を殺すウイルス」。後半では、“セブン”メンバーや能力者らとの壮絶なバトルも映し出され、昨年秋に配信開始されたスーパーヒーローのための大学を舞台にしたスピンオフ「ジェン・ブイ」のキャラクターたちの姿も見える。※以下の映像には過激なシーンが含まれますので、ご注意ください。「この国は腐っている。だから救おう」と呼びかけるホームランダーに、この世界は支配されてしまうのか。またブッチャーに「お前のような人間が必要だ」と語る、今回シリーズ初登場となるジェフリー・ディーン・モーガンはどのような役どころなのかも気になるところ。さらに、人体を食い破る凶暴ニワトリや空飛ぶ殺人羊まで登場し、これまで以上にカオスな展開を予感させる。暴力は権力なのか。モンスターに立ち向かうには、“人間らしく”あるべきなのか…。正義と悪、暴力の間で揺れ動く主人公・ヒューイがたどり着く結末とは?予告編のラストは、ホームランダーの凶悪な高笑いと、ブッチャーの誇らしげな笑みで締めくくられ、本編への期待がますます高まる。併せて公開されたキービジュアルは、ブッチャー率いるザ・ボーイズが激しく戦いを繰り広げている様子と、極悪ヒーローのホームランダーが盾でバリケードを築く黒い軍団の前に不敵な笑みを浮かべて立っているという対照的な2種となっている。「ザ・ボーイズ」シーズン4は6月13日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日杏主演のヒューマン・ミステリー『かくしごと』の完成披露舞台挨拶が行われ、杏さん、中須翔真、佐津川愛美、安藤政信、奥田瑛二、そして関根光才監督が登壇。息子役・中須さんが「母の日」の花束をサプライズプレゼントした。先日実施された最速試写会後には、「涙が止まらなかった」「かりそめの親子の尊い姿が美しかった」「ラストが良すぎて余韻が凄い」といった声がSNSでいくつも寄せられた本作。今回の舞台挨拶では、主人公・里谷千紗子を演じた杏さんはさわやかなブルーグレーのドレスで登場。千紗子と疑似家族として過ごす記憶喪失の少年・犬養洋一/里谷拓未を演じた中須さんは「今日は雨の中来ていただきありがとうございます」と観客への気遣いを見せた。関根監督は「たくさんの方に集まっていただきうれしいなと思います。今日はしっとりとした天気ですが、この映画もしっとりとしているので、天気と合わせて馴染んでいただけるのではないかと思います」とあいさつした。杏、“息子”中須翔真に「こんなに無垢な存在が画面の中にいるんだ」虐待の痕がある少年を守るために母親だと嘘を吐く千紗子。強烈な母性が印象的な役どころだが、杏さんにオファーがきた際のことを尋ねると、「子供から大人になって、大人になっても年月を重ねた今だからこそできる役だと思いました。年月を重ねることで涙もろくなったり、悲しいニュースや子供が巻き込まれるような事件に対してどうしようもない怒りや悲しみを覚えるようになって、それを思い切り体現できるのがこの役だと思いました」と役柄への思いを吐露。杏中須さんは杏さん、奥田さんとの共演シーンが多かった現場について、「お二人とも優しくて、いろいろ教えてもらったりしました。杏さんは撮影以外のところでも、山奥の撮影でコンビニもスーパーもないときに、食べ物を差し入れしてくれたりしてすごく助かりました」と当時をふり返る。そして奥田さんについて「どんなシーンかは言えないんですが…、あるシーンで演技を教えてもらって、そういう面ですごくおせわになりました」と明かした。そんな中須さんについて、杏さんは「(撮影当時)2年前はもう一回り小さかったので、大きくなったなと思います。映画のなかだとこんなに無垢な存在が画面の中にいるんだと驚くと思うので、楽しみにしていただきたいと思います」とその魅力を語った。また、千紗子と確執がある認知症の父・里谷孝蔵を演じた奥田さんに役について聞くと、「それは申し上げられません。ネタバレになりますし」とコメント。「ただ、綺麗な格好の僕は今日しか見られません。今日のためにスリーピースを着てきましたから」と舞台上の俳優・奥田瑛二の姿とはかけ離れた姿であることをにおわせた。奥田瑛二千紗子の友人でシングルマザーでもある野々村久江は、千紗子の嘘を唯一知る人物。彼女を演じた佐津川さんに、もし自分が千紗子や久江の立場だったら共感できるか尋ねると、「シングルマザーということで、自分が子供を守らなければ、自分しかいないという気持ちがあって。母親になったことはないんですが、その感情はわかるなと、そこを最初に掴んで役に入りました。(この作品は)誰が悪いとかでもなく、それぞれの大切にすべきものを想って行動していくということが描かれていて、そこがすごく共感できたポイントでした」と応じた。佐津川愛美少年の父親・犬養安雄を演じたのは安藤さん。脚本を読んだとき、何度泣いたか数え切れなかったという。最も惹かれた部分を尋ねると、「年齢を重ねると視野も広がって、父親とか兄弟とか祖父とか、いろんな関係性がもっと見えていきますが、そのすべての経験や感情が台本の中に詰まっているような気がしました。今でも台本を読んでいるときの気持ちはこうやって喋っていると湧き出てきます」と打ち明ける。「脚本が素晴らしかったし、この主人公を自分で演じてみたいと思うくらい魅力的な主人公でした。衣装合わせの時に『自分が演じたいっす!』と言ったくらい。杏さんはすごくいい役を勝ち取ったなと思いました。本気でこれをやりたい、演じたいと思いました」と熱量高く語った。安藤政信本作が長編第2作目となった関根監督。なぜこの作品を選んだのかという質問に、「中高生のころ、祖父が認知症になってしまったんですが、原作の『嘘』を読んで、あのときこうしていれば、と思うことがたくさんありました」ときっかけを明かす。「児童虐待というテーマも、いまたくさんの悲惨な報道がされていて、目にするたびに驚きすぎてドキドキしてしまいます。父になってから、ほかの報道とは違う体の反応があると思っていて、じゃあ父としてこういった問題に対してなにができるかと考えたときに、仕事としてなにか伝えられたらと思いました。その二つが融合した作品だったので、ぜひやらせてくださいとお話しました」と原作の魅力を語った。関根光才監督杏「あなたはなにができますか、というところにグサッとくる」先日の最速試写会で号泣者が続出した本作。登壇者にもどのような感情を得たか質問を投げかけると、奥田さんは「確執のある親子がなぜねじれざるを得なかったかということと、修復の困難、そして一人の少年という授かりものが訪れることによる、トルネードのような力と静けさが全面的に出ていて、いろいろな方向で観ていただけると思います」と回答。安藤さんは、「素敵なシーンがたくさんあるけど、観る人の世界観をブチ壊したくないので何も言えないです」とキッパリ。「ただ、息子役の中須さんがすごいいい芝居をしてました。試写会でがっちり握手したくらいです」と中須さんの演技を称賛。佐津川さんは、「撮影しているときから、ロケーションひとつにしても撮り方にしても、映画を撮っているなと思う作品でした。仕事の関係で試写に行けずタブレットで観たんですが、その小さい画面でもすごい泣いてしまって、これを大きいスクリーンで観たらどれだけのパワーなんだろうと思いました。それだけのパワーと、グッとくるものがあります。私もスクリーンで観るのを楽しみにしています」と作品の力を語る。そして中須さんは「そうですね…」と熟考。奥田さんが「せっかくこれから観客の皆さんが玉手箱を開けられるから、あまり言いたくない。だから決して役者が口下手なわけではないんですよ!」と助け船を出すと、中須さんは「これが僕のかくしごとです!」と言い、会場からは感心したような拍手が送られた。中須翔真杏さんは「中須さんの演技もそうですし、観たあとに、自分がそれぞれの立場だったらどうするか考えます。人の倫理観は時代や国によってひっくり返りますし、必ずしも今の自分が正しいとは限らない。目の前にか弱き存在がいたとき、あなたはなにができますか、というところにグサッとくると思います」と本作の魅力を語った。また、この日は、もうすぐ「母の日」ということで、“息子”中須さんから“母”杏さんへサプライズプレゼント。カーネーションの花束を持って現れた中須さんの姿に、驚いた様子の杏さん。「僕のお母さんになってくれて、ありがとう」と感謝を伝えながら中須さんが花束を手渡すと、杏さんは満面の笑みでハグ。「このセリフは、映画を観るとWで泣けてきますね。あとでしっかりかみしめたいです…!ありがとうございます」と感激していた。『かくしごと』は6月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かくしごと 2024年6月7日よりTOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開©2024「かくしごと」製作委員会
2024年05月08日第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品される奥山大史監督作『ぼくのお日さま』のワールドプレミア上映となる公式上映が、現地時間5月19日14時に開際されることが決定。併せてカンヌ版ポスターも解禁された。デビュー作『僕はイエス様が嫌い』(19)で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した新鋭・奥山大史監督の最新作となる本作。田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤと、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川、コーチに憧れるスケート少女さくらの3人の視点で紡がれ、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描く。奥山監督が、撮影、脚本、編集も手掛けた。今年の第77回カンヌ国際映画祭は、是枝裕和監督がコンペティション部門の審査員として参加することでも話題になっており、また、オフィシャルセレクションへの選出は、今年は本作が日本作品で唯一となっている。そして、本作のワールドプレミアとなる公式上映は、カンヌ現地日程5月19日14時に開催されることも明らかに。本作は、「ある視点」部門の〈最優秀作品賞〉、〈審査員賞〉、〈監督賞〉などの賞の対象となり、これまで同部門では、黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で〈審査員賞〉を、2015年に『岸辺の旅』で〈監督賞〉を、2016年には深田晃司監督が『渕に立つ』で〈審査員賞〉を受賞しているが、同部門で〈最優秀作品賞〉を受賞すると日本史上初の快挙となる。この度解禁となった「カンヌ版ポスター」は、共同製作のフランスで作られたもの。一面、氷がはった湖の上で、スケート靴を履いたタクヤ(越山敬達)、さくら(中西希亜良)、そして荒川(池松壮亮)の3人が、同じ方向にある「お日さま」を見つめる表情が切り取られている。本作の英題「MY SUNSHINE」のタイトルが記され、柔らかで美しい空気感が3人を包み込むビジュアルになっている。第77回カンヌ国際映画祭は、フランス現地日程5月14日(火)~5月25日(土)まで開催され、「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日(金)に行われる。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年05月08日映画『マッドマックス:フュリオサ』に登場する、白塗りの武装集団ウォーボーイズのひと言声優を、タレントのMatt、お笑い芸人の「錦鯉」長谷川雅紀、「バイきんぐ」小峠英二の3人がそれぞれ務めることが発表された。白塗りスキンヘッド姿のウォーボーイズといえば、『マッドマックス』シリーズに登場し、鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーを崇拝、両腕を高く掲げながら指を交差させる“V8ポーズ”で世界中の映画ファンに知られるキャラクターたち。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』大ファンを公言する3人は並々ならぬ意気込みで、ひと言吹き替えに臨んだという。今回のたったひと言声優への挑戦についてMattさんは、「アフレコ自体初めての経験で、普段自分のことを“Matt、僕、自分”としか言ったことがなくて、初めて自分の口から“俺”って言ったのが新鮮でした」とコメント。「自分が言ったことがない言葉がたくさんあり、“俺”とか“いいかー!”とか、僕の中で解放された部分がありました」と、『マッドマックス』シリーズの世界観とはかけ離れた温厚な性格ながら、本作のテーマそのものMAD(“怒り”)を解放しながら熱演したことを明かした。そして、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀、「バイきんぐ」の小峠英二というスキンヘッド芸人の2人はそれぞれ、即席の“ウォーボーイズ風”白塗りメイクでアフレコ現場に意気揚々と登場。お互いライバルとして闘志を燃やしつつ、長谷川さん「(小峠は)普段から怒って歩いていますから。そこがちょっと、僕より上かも知れないですね。悔しいですけど。でも、好きなんでマッドマックスが。負けたくないです。ウォーボーイズは、俺のものだ!」と熱烈アピール。小峠さんは「スタイル的には僕のほうが合っているんじゃないですかね。でまぁ(長谷川さんは)根が優しいですからね。大分無理してると感じましたね」とお互い一歩も譲らない。また、長谷川さんは、「(前作を)観終わった一番の感想が“あっという間だったね!”でした。とにかくスピード感がたまらなくて。“面白い!面白い!”と言っていたので、本当にこのウォーボーイズのたったひと言声優が来たのが嬉しかったです」と喜びを語った。洋画吹き替え初挑戦となった長谷川さんだが、「バッチリでした。この格好だったからこそ湧き出てくるもの。“俺はウォーボーイズ”と言う気持ちで行けたので(白塗り)やって良かったです。ほとんど一発OKみたいなものでしたが、“君は、マッドマックスの申し子だ”という目をしていましたね、監督が。言ったわけではないですが」とその出来栄えには自信たっぷり。同じく白塗り姿で登場した小峠さんは「俺を見ろ!」というひと言の吹き替えとなったが、「“なんて日だ!”と同じくらいのパワーでやらせていただきました」と自身の決めセリフに通ずるシャウト系のセリフだったので自然と上手くできたと明かし、「まさか『マッドマックス』の本編に出れるなんて、“なんて日だ!”」と自身の名セリフとともに披露した。◆「アニャちゃんが凄く可愛い!」「ワクワクドキドキして欲しい!」「僕の好きなものが全部詰まっている!」最新作を熱烈PRまた、本作の宣伝部隊長となったMattさんは、「(主人公の)メイクが気になっているのでモノマネメイクでもしてみようかなと思っています。アニャちゃんが凄く可愛いなと思ったので、アイメイクとか、おでこの方もしっかり塗ってあるのが面白いですし、色々宣伝していきたいと思います」と、卓越した美的センスを持つMattさんだからこその宣伝方針をアピール。「映画を見た後にスッキリした気持ちになるのかな。見ている人も楽しんでもらえるといいなと思います」と新作への期待を寄せた。そして前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をファンの聖地としても知られる立川シネマシティで鑑賞したほどの作品ファンだという長谷川さんは、「やはりスピード感というのは期待したいと思います。(前作)『マッドマックス』の場合はそんなことを考えさせる暇がないくらいだった、という印象があります。それくらいワクワクドキドキして欲しいですね」と新作へコメント。同じく作品の大ファンの小峠さんは、「この唯一無二の感覚は素晴らしいですよね。ロックとかパンクとか曲を映像化しているような。疾走感とか。もう何も考えないじゃないですか。無茶苦茶じゃないですか。破滅的というか、破壊的と言うか。僕の好きなものが全部詰まっている気がします。嬉しいですね。観てみたいですね」と大絶賛し、作品に携われた喜びを語った。さらに、長谷川さん、小峠さんの白塗りスキンヘッド芸人2人を今後プロデュース予定のMattさんは、「少し肩幅が足りないのかな?でも顔とスキンヘッドの感じはいいですね。もう少し首とか、胸の辺りをちゃんとメイクしてあげたいですね。タトゥーみたいなのや、ただの白塗りじゃなくて、黒とか茶色でぼかした感じがあるともっとリアルな感じになりそうなので、やってあげたいです」と宣言していた。『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日(金)より全国にて公開(IMAX/4D/Dolby Cinema/ScreenX)。© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年05月08日森山未來が主人公の化け猫を演じるアニメーション映画『化け猫あんずちゃん』より、予告編とポスタービジュアルが到着。青木崇高、市川実和子ら追加キャストも明らかになった。化け猫のあんずちゃんと少女・かりんが出会い、逃走劇を繰り広げる今回の映像。主題歌は佐藤千亜妃の書き下ろし楽曲「またたび」に決定し、予告編で音源初解禁となった。また、かりんを捨てた父親・哲也を青木さん、かりんの母・柚季を市川さんが演じることが明らかに。ロトスコープ作品初参加の2人は、「あの撮影がアニメーションとどう繋がっているのか、想像すらできていない仕上がりが本当に楽しみで待ち遠しい」(青木さん)、「『あんずちゃん』の世界のような脱力感あふれる現場で、和やかに過ごしていた。アニメでも、その力の抜けたゆるい空気を楽しんで」(市川さん)とコメントしている。さらに、あんずちゃんの育ての親であるおしょーさんを鈴木慶一(ムーンライダーズ)、あんずと運命をかけた勝負を行う貧乏神を水澤紳吾、洞窟に集う妖怪の仲間・たぬきを澤部渡(スカート)が演じ、吉岡睦雄、宇野祥平ら名バイプレーヤーたちも集結。また、劇中の音楽は鈴木さんが担当している。本作のポスタービジュアルは、お寺でのひとときを過ごすあんずちゃんとかりんの1コマと思いきや、地獄も垣間見える。久野遥子監督がデザインし、アートディレクターのJulien De Manが手掛ける鮮やかな色彩と背景が織りなす、珠玉の1枚となっている。『化け猫あんずちゃん』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年05月08日ディズニーのCEOボブ・アイガーが決算説明会にて、今後のマーベル作品の公開ペースについて「映画は年に2本。最大でも3本、ドラマは2本にする」と発言。これはディズニー全体の「制作本数を減らし、品質にフォーカスする」という戦略の一環であり、「特にマーベル作品に当てはまる」と述べたという。「Variety」誌が報じた。アイガーは「2025年はマーベルの良作が2、3本あります。そしてさらなる『アベンジャーズ』を製作予定です。とても楽しみにしています」と語ったが、この発言とディズニーが発表している最新の公開カレンダーには相違がある。カレンダー上では、2025年は『Captain America: Brave New World(原題)』『Thunderbolts(原題)』『The Fantastic Four(原題)』『Blade(原題)』とマーベルの作品は4本公開予定だ。また、2026年も『アベンジャーズ』の新作を含む4本が公開予定とされている。アイガーの発言を受け、ファンは「間違いない。また『Blade』の公開が延期だよ」と、これまで何度も公開延期という憂き目に遭ってきた『Blade』が2025年の公開カレンダーから除外される可能性を予想。ほかには「アメコミが原作の映画が年間3本公開されるというのも多すぎない?」「最高の決断だ。“量より質”で勝負したほうがいい」「現実的な考え方だ」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年05月08日松居大悟監督が10年以上に渡り温め続けてきたラブストーリー『不死身ラヴァーズ』よりインタビュー映像が到着。さらに入場者プレゼントとしてオリジナルポストカードの配布が決定した。高木ユーナ著の同名漫画(講談社「別冊少年マガジン」所載)を構想10年をかけ映画化した本作。主人公・長谷部りのを本作が初の映画単独主演となる見上愛が演じ、りのの運命の相手役の甲野じゅんを、佐藤寛太が務める。この度解禁されたのは、青木柚と前田敦子のインタビュー映像。どちらも物語の展開を大きく揺るがす、重要なキャラクターを演じる2人だ。主人公・りのの恋愛を見守る親友・田中を演じたのは、そのリアルな佇まいの演技に定評がある実力派俳優・青木柚。松居監督が「この役は日本で青木柚しかできない」と語る程、絶大な信頼を置いている。クランクアップに撮影された映像では青木さんが、田中とりのの関係性について「認識とずれないように、微妙な感じを保つことを意識した」とコメント。また松居監督の印象について「松居監督は役者のすごく近くで芝居を見られる方。前回(映画『アイスと雨音』)ご一緒した時とそのスタンスが変わっていなくて安心しました。芝居を大事にしてくれる監督が素敵だと思った」と語っている。映画『くれなずめ』でヒロインを演じた前田敦子は、本作でりののバイト先の先輩・花森を演じている。物語の後半で、りのに“ある気づき”を与える重要なキャラクターだ。前田さんは花森役について「今回は情緒のないフラットな役柄でした。前回は怒鳴り散らす、男たちに唯一勝てる女性だったので」と笑う。本作については「本来の松居監督らしい温かさが出た作品」といい、台本を読んだ時点では、「どうなるか全くわからなかった」とふり返りつつ、「男女問わず人のことを大好きと思えるってすごくいい。改めて偽っていない本来の感情にかえってみようと思いました」と感想を述べている。松居監督も「前田さんのどーんとした存在感と優しさには圧倒的な信頼感があるので、りのにとって驚きのポイントでもあり、重要な気づきのポイントにもなると思ったので、前田さんがやっていただけると聞いて、この映画はもう大丈夫だと安心しました」と語っている。さらに5月10日(金)の公開を記念して、原作者・高木ユーナ先生直筆のオリジナルポストカードの入場者プレゼントが決定。原作版(右側)&映画版(左側)のりのとじゅんがイラストで描かれ、「L」「O」「V」「E」という文字をそれぞれ持ったキュートなデザインに仕上がっている。また、5月9日(木)には原作漫画「不死身ラヴァーズ」の完全新作(読切90ページ)が別冊少年マガジン(マガポケにも)掲載されることが決定している。そして、上映劇場にて劇場オリジナルドリンクとして「苺の純愛ピュアソーダ」の販売が決定。キャンペーンとして、パンフレットまたはオリジナルドリンク購入者へキャストのサイン入りポスターのプレゼントも実施中だ。『不死身ラヴァーズ』は5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年05月08日Amazonのドラマ『Blade Runner 2099(原題)』にミシェル・ヨーが主演することが決まった。「Variety」誌が報じた。同ドラマは1982年公開のオリジナル版『ブレードランナー』、その続編である2017年公開の『ブレードランナー 2049』のどちらもカバーした続編だという。ドラマの詳しい内容は明らかになっていないが、ミシェルが演じるのは、オルウェンという名前のキャラクターで、人生の終わりが近付いているレプリカント(人造人間)とのこと。ファンはこのニュースに「ミシェル・ヨーは生きる伝説だ」「ミシェルが出演するのは本当にうれしい。欲を言えば映画館で観たかった!」「映画と同じクオリティーで作られるのなら、ぜひ何シーズンも続いてほしい!」「予期せぬ人選。大歓迎!」とXで歓喜の声を上げている。2023年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のエブリン役で高い評価を受け、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(映画部門)、全米映画俳優組合賞主演女優賞など数々の主演女優賞を獲得したミシェル。出演オファーが絶え間なく舞い込んでおり、主演映画『Star Trek: Section 31(原題)』、『アバター』シリーズ、『Wicked(原題)』など多数の待機作が控えている。(賀来比呂美)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2024年05月08日Netflix映画『シティーハンター』より、鈴木亮平と森田望智の対談特別映像が公開された。クールでおバカでもっこりの冴羽獠を鈴木さん、ヒロイン・槇村香を森田さん、獠の相棒・槇村秀幸を安藤政信、刑事・野上冴子を木村文乃が演じる本作。配信後、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4/22-28)で初登場1位を記録、現在では、「日本の週間TOP10(映画)」で2週連続首位を記録(4/29‐5/5)。またフランス、韓国、香港、ブラジル含む世界50の国と地域でも週間TOP10入り、グローバル週間TOP10(非英語映画)では2位を獲得している。映像では、それぞれの推しポイントを語っていく中で、鈴木さんは「原作の良さをわかっているつもりだからこそ、『シティーハンター』の魅力を詰め込みたかったので、日本だからこそできるアニメや漫画の要素が入ったような世界観の中で、コメディもシリアスな面もどちらもこだわって作り上げました。その二面性が僕の一押しです」と自信を覗かせる。森田さんも「みんなが知っている、シティーハンターの香ちゃんになっていくまでを描いている話だから、アクションやコメディシーンがあることによっていい意味でライトに楽しめる作品」とコメント。獠の相棒であり、香の兄でもある槇村秀幸が、2人の目の前で殺される重要な場面の話については、鈴木さんは「この作品は2時間内に収めないといけないということもあって、原作通りだとどうしても時間がかかってしまう。こういう『シティーハンター』のはじまり方なら2人(獠と香)がより短い時間でも相棒に辿り着けるのではないかと考えた」と思いを語った。また、世界中で高く評価されているガンアクションシーンにおいて、鈴木さんでしかなし得ない銃の扱い方のこだわりも語りつつ、“100tハンマー”については、原作者の北条司が「(現実世界で)100トンのハンマーを持てるわけがないんだから、やるならちゃんと現実に落とし込んでほしいと言いましたね。作品世界の中にちゃんとリアリティをもたせてほしいというのが僕の希望なんです」と語っていた通り、映画の中でハンマーは自然に登場。鈴木さんが「森田さんはすごくハンマーの扱い方を練習してたなっていう印象があった」とふり返ると、すかさず「だって亮平さんがハンマーはすごく大事だってめちゃくちゃ言うから(笑)」と森田さんはプレッシャーを感じていたと明かした。そして、エンディングシーンにおけるハンマーのメイキングスチール、キャストたちのシリアスでお茶目な様子や、クランクアップのカットなどのスチールも到着した。Netflix映画『シティーハンター』はNetflixにて世界独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年05月08日ティム・バートン監督・製作総指揮のNetflixシリーズ「ウェンズデー」のシーズン2の制作が開始され、新たなキャストとしてクリストファー・ロイド、スティーヴ・ブシェミらの出演が明かされた。シーズン1は配信後わずか4週間で当時のNetflixの歴代人気シリーズ(英語)史上2番目となる累計視聴時間を記録し、華やかでダークなルックや、巧みなストーリー展開で日本でも大ブームとなった人気シリーズ。原作の「アダムス・ファミリー」は、“不幸・邪悪・不気味”が大好きなお化け一家が繰り広げるホラーコメディだが、本作では、一家の長女ウェンズデー(ジェナ・オルテガ)を主人公に迎え、ティーンになったウェンズデーが、のけ者たちが集まるネヴァーモア学園での奇妙な学生生活を送る中で、両親が過去に犯したとされる事件や奇妙な連続殺人ミステリーに巻き込まれていく様子が描かれる。本作の魅力は、ウェンズデーのダークな魅力や奇怪なミステリーに加えて、彼女に初めてできた友人との絆や“ウェンズデーらしい”初恋など、人間味あふれる姿も描かれていること。特にウェンズデーのルームメイトで人狼のイーニッド(エマ・マイヤーズ)との友情は大きな話題となった。この度、全世界待望のシーズン2の撮影がアイルランドで開始されたことが発表され、新キャストが解禁。シーズン2からの新たなレギュラーキャストには、『レザボア・ドッグス』(92)のMr.ピンク役、『ファーゴ』(96)、『ゴーストワールド』(01)など数々の名作に名を刻む名優スティーヴ・ブシェミが参加。さらに、ビリー・パイパー(「ドクター・フー」)、イーヴィー・テンプルトン(『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』)、オーウェン・ペインター(「ちょっとステキな物語」)、ノア・テイラー(「LAW & ORDER:組織犯罪特捜班」)らも加わることとなった。ほかにもゲスト出演者として、映画『アダムス・ファミリー』(91)でウェンズデーの叔父フェスター・アダムス役を演じていたクリストファー・ロイドがカムバック。シーズン1では、『アダムス・ファミリー』でウェンズデー役を演じていたクリスティーナ・リッチが出演するというファンには嬉しい仕掛けが施されていたが、ロイドが演じる役柄にも期待したい。さらに、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)『シックス・センス』(99)で天才子役として一世を風靡したハーレイ・ジョエル・オスメントや、子役から活躍し『ウェルカム・ドールハウス』(95)などに出演してきたヘザー・マタラッツォ、「スター・ウォーズ」シリーズでピーター・メイヒューに代わりチューバッカを演じているヨーナス・スオタモ、そしてジョアンナ・ラムレイ(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)、タンディ・ニュートン(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)、フランセス・オコナー(『A.I.』)も名を連ねている。Netflixシリーズ「ウェンズデー」シーズン1は独占配信中、シーズン2は近日独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年05月08日生見愛瑠が記憶喪失の主人公を演じる「くるり~誰が私と恋をした?~」の5話が5月7日放送。まことの帰省に同行した朝日…帰りの駅のホームで口にしたある言葉に「何かウラが絶対ある」など視聴者から疑念の声が続出している。本作は記憶を失い世界が“くるり”と変わったヒロインを生見さんが演じ、そんな主人公の前に自称“元カレ”、“唯一の男友達”、“運命の相手”という3人の男性が現れ、恋の四角関係が幕を開ける…というラブコメミステリーが展開中。元々飲料メーカー勤務・モンドビバレッジだったが記憶喪失になってから退職、今はリングショップ「gram」で指輪職人修行中の緒方まことを生見さんが演じるほか、まことの自称“元カレ”だが誕生日を覚えていなかったフラワーショップ店主の西 公太郎には瀬戸康史。モンドビバレッジ時代のまことの同期・朝日結生に神尾楓珠。“運命の相手”のふりをしてまことに近づく若手起業家・板垣律に宮世琉弥。まことの向かいの部屋の住人でカフェ店員の平野香絵に丸山礼といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。幼い頃の記憶が蘇ったまこと、それは母親らしき女性から「まことは本当はどっちが好きなの?」と問い詰められているものだった。いまだ母親に記憶喪失になったことを告げることができずにいたまことだったが、意を決して母親に会いに行くことに。電車に乗ろうとしたまことの前に朝日が現れ同行すると言い出す。実家では家族から彼氏と間違われ、その後まことは、自分が母親の望む自分を演じ続けた子どもだったことを思い出し涙する…そんなまことをハグする朝日だが、帰りの電車を待つ駅のホームで「これ以上、思い出さないで…」とつぶやく。「これ以上思い出さないで…とは 朝日の方が怪しいのか」「これ以上思い出さないで…why?why?」「彼は何かウラが絶対あるねえ。。。記憶を全部取り戻したら困る何かが」など朝日に“怪しさ”を感じた視聴者からのコメントが続々とタイムラインに上がる。その後、まことのスマホにYUKAなる人物からの「隼人とはあれからどうなった?」というメッセージが届くのだが、SNSでは「隼人の正体は律くんなんじゃないかと予想します!!」「律=隼人では?皆同じこと思ってる!!」などの声が寄せられる一方、「律との誕生日デートの回想で、まことちゃんに「律の行きたいところ行こ!」って言われてたから、隼人ではない」とする声や、「隼人と律は双子なのでは、、?」といった声も。ネットでは隼人の正体について早速考察が繰り広げられている。【第6話あらすじ】突然届いたYUKAという人物からの「隼人とはあれからどうなった?」というメッセージに、まことは困惑しながらも高校時代の友人の存在を喜ぶ。公太郎は隼人が気になっている様子で、香絵は隼人が指輪の彼ではないかと言い出す。後日、香絵の勤めるカフェで自称“親友”ことYUKAと会う約束をしたまこと。現れた上山由佳(田鍋梨々花)、感極まった様子でまことにハグをする…。「くるり~誰が私と恋をした?~」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2024年05月08日『ライオン・キング』の主人公・シンバの父であるムファサ王の冒険を描く『ライオン・キング:ムファサ』が12月20日(金)より、日米同時公開されることが決定。特報とポスターが解禁された。アニメーション版の劇場公開から30周年を迎える今年、新たな実写版として描かれるのは、野生の王国を統べるシンバ、その父ムファサ王の<始まりの物語>。『ライオン・キング』の宿命のライバル、ムファサ王と兄弟スカーの幼き日の出会い、そして、アフリカ大陸横断の旅…。約束の地を目指す彼らを待ちうける、驚くべき真実とは?映画、演劇、コンサートなど、全てを網羅した最強のエンターテインメントとして確立された『ライオン・キング』。2019年には実写化され全世界で公開、『美女と野獣』『アラジン』を超え。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドル(2,573億円1ドル155円換算)を記録した。この度解禁された特報映像は、『ライオン・キング』には欠かせない楽曲「サークル・オブ・ライフ」のあのメロディーと、真っ白な雪に覆われた壮大な山々の映像から始まる。王国に古くから住むヒヒのラフィキが、前作で野生の王国プライドランドの王となったシンバとその幼なじみナラの間に生まれた娘キアラに対して、シンバの父であり、偉大なる王ムファサの伝説を語り伝える形で進んでいく。ラフィキの手の内から舞い上がる幻想的な一つの光、どこまでも広がるサバンナ、そして岩に佇むまだ幼いムファサが映し出されると、「そのライオンは王の血筋ではなかったが、やがて世界を変えることになる」と立派に成長した彼の姿が映し出される。フラッシュバック形式で進むこの物語に登場するのは、両親を亡くしひとりぼっちのライオンだった頃の幼い頃のムファサ。「運命がお前を待っている」というラフィキの言葉通り、ムファサが王家の血統を受け継ぐ“タカ”(後のスカー)という思いやりに満ちたライオンに出会うまでに遡る。この偶然の出会いをきっかけに、運命を模索するはみ出し者たちのアフリカ大陸を横断する壮大な冒険が始まる。迫りくる敵から逃れ約束の地を目指す彼らを待ち受ける、驚くべき真実とは…。『ライオン・キング』ではお馴染みのキャラクターである鳥のザズーやミーアキャットのティモン&イボイノシシのプンバァの活躍も垣間見られる。仲睦まじく育ってきたムファサとタカはなぜ別の道を歩むことになってしまったのか、王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサ、スカー(タカ)、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか…。本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(16)でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。数々の名作を手掛けてきたバリー・ジェンキンスだけに、どんなドラマティックな物語になるのか、期待も高まる。そして、新たにキャラクターに命を吹き込む声優として、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(21)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役(後のスカー)に『シラノ』(21)のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが抜擢。そして、ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。先日大阪コミコンで来日していたマッツは「日本の皆様、こんにちはマッツ・ミケルセンです。もっとも愛されたディズニー映画の最新作『ライオン・キング:ムファサ』が12月に公開します。本作でムファサを追い詰める恐ろしいライオン、キロスの声を演じました。そして本日は嬉しいサプライズがございます。日本の皆様へ本作の最初の特報をお届けします。是非、お楽しみください。観てね(日本語で)!12月に皆様にお会いできる事を楽しみにしています!」とコメント。『ライオン・キング』に続き、プンバァをセス・ローゲン、シンバをドナルド・グローヴァー、ナラをグラミー賞受賞28回、世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表され、そしてその、シンバとナラの娘・キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じることも明らかにとなった。映画初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。また、音楽は、数々の受賞歴のあるソングライターであり、『モアナと伝説の海』(17)や実写版『リトル・マーメイド』(23)などに携わったリン=マニュエル・ミランダが本作の新曲を手掛ける。ミランダは、「『ライオン・キング』には、世界屈指の偉大なソングライターたちによる音楽をたずさえた驚異的な音楽のレガシーがあるので、今回その一員になれたことは私にとって恐れ多いと同時に誇りでもあります。ムファサの物語に命を吹き込むためバリー・ジェンキンスと共に仕事をするのはとても楽しい作業ですし、観客の人々がこの映画を映画館で体験できる日が待ち遠しくてたまりません。」と興奮気味にコメントを寄せている。『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日「Snow Man」の目黒蓮が主演を務める月9「海のはじまり」が、7月スタート。「silent」のチームが再び集結し、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品を放送する。月岡夏は、大学時代にふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、彼女から別れを切り出されてしまう。それから7年、新しい人生を歩んでいた夏だったが、水季が亡くなったことを知る。葬式へと向かった夏は、そこで海という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる――。フジテレビドラマ初主演となる目黒さんが演じる、都内の印刷会社で働く28歳の夏は、3歳のときに両親が離婚、母親に引き取られた過去を持つ。その後、母親の再婚で、血のつながっていない父親と、3歳下の弟がいる。高校卒業後、都内の大学に進学し、新入生歓迎会の場で水季と出会い、自然と距離が縮り付き合うように。「んー」が口癖の夏は、その曖昧な返事に対して「“うん”と“ううん”の間みたいな返事やめれる?」と冗談でツッコまれることも。特に大きな挫折を経験したこともなく生きてきた夏が、別れて以来、会うことがなかった水季の死をきっかけに、血のつながった娘の存在を知る。目黒さんは、『月の満ち欠け』「教場II」「トリリオンゲーム」などに出演し、特に「silent」はその繊細で丁寧な演技力が話題を呼び、「東京ドラマアウォード2023」で助演男優賞を受賞、「第31回 橋田賞」や「エランドール賞」で新人賞を獲得するなど、俳優としての評価を高める大きなきっかけとなる作品となった。今作では、脚本・生方美久×演出・風間太樹×プロデュース・村瀬健×音楽・得田真裕と、再び「silent」チームとタッグを組むことに。加えて、「いちばんすきな花」の高野舞とジョン・ウンヒも演出に参加する。「夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです」と出演を喜んだ目黒さんは、「やはり制作チームが僕のことを熟知していただいているということもあって、僕自身、自然と共感できる役柄だなと感じました。脚本を作る段階からたくさん話し合いもしました。ただ、やはり自分とは違う感性や言動ももちろんあるのでどれだけ、夏という1人の人間を新しく生み出せるか、楽しみですし、早く夏が来て欲しいです!」と意気込む。村瀬さんは「満を持して、目黒蓮さんを主演にお迎えいたします。目黒さんとは、『silent』でご一緒して以降、二人でたくさんの話をしてきました。目黒さんの芝居に対する真剣な思い、作品に対する誠実な思いを改めて感じ、見てくださる方の心に響くものにしたいという同じ思いを持っていることも改めて強く感じました」と語り、「自分が父であったことを知り、父になろうとする夏を目黒さんがどのように演じてくれるのか、楽しみでしかありません。目黒さんにしか演じられない夏が生まれることを確信しています」と話している。ひとつの大きなテーマとなるのが“親子の愛”。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡がれていく。なお、海役は、「厨房のありす」「いちばんすきな花」に出演した泉谷星奈がオーディションで選ばれた。「どうしてもやりたかった役なので、オーディションの前に、実際に海に行って、海ちゃんの気持ちを想像したりと頑張ったので、海ちゃん役が決まったことがすごくすっごくうれしく幸せです」とコメントしている。そして、くみ交わされているであろう言葉と、夏と海の間に流れている時間が、日常の1ページのようでもあり、この物語が表現しようとしている尊く特別な瞬間にも見えるキービジュアルも完成。「silent」でもビジュアルを担当した吉良進太郎が今回も手掛けている。「海のはじまり」は7月、毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日石原さとみ&亀梨和也共演「Destiny」の5話が5月7日放送。奏の父・英介が遺した記録に「完全に嵌められたじゃん」などSNSにも憤りの声が上がるなか、ラストで真樹が起こしたある行動に「衝撃展開すぎる!」などSNSは驚愕に包まれている。「Dr.コトー診療所」の吉田紀子が脚本を手がけ、石原さん3年ぶりの連続ドラマ復帰作となる本作は“20年の時をかけるサスペンス×ラブストーリー”。キャストは友人の死、そして検事だった父・英介の死の真相を突き止める決意をした西村奏に石原さん。奏の大学時代の恋人で英介を追い込んだ弁護士・野木浩一郎の息子でもある野木真樹に亀梨和也。大学時代、真樹のことが好きで彼を車に乗せたまま事故死した及川カオリに田中みな実。カオリに英介と浩一郎の関係を教えた森知美に宮澤エマ。知美の夫で弁護士となった梅田祐希に矢本悠馬。汚職事件を追及していたが浩一郎に追い込まれる側になった辻英介に佐々木蔵之介。英介とは元同僚でその後弁護士となった野木浩一郎に仲村トオル。婚約者である奏と真樹が一緒にいるところを目撃してしまった奥田貴志に安藤政信。横浜地方検察庁中央支部の支部長・大畑節子に高畑淳子といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。英介の死の真実を知るため20年前の環境エネルギー汚職事件について調べる奏は、節子から特捜部時代の英介の部下・新里龍一(杉本哲太)を紹介され、彼との会話からヒントを得て英介の遺品の中からボイスレコーダーを見つけ出す。ほかの誰にも聞かれないよう自宅に真樹を呼び出しレコーダーを再生する奏。そこには取り調べが難航するなか突然決定的な証拠となるメールを入手、出来過ぎた展開に英介は起訴に慎重な姿勢を見せるが、上からの圧力に押され起訴。すると公判では一転劣勢となり、浩一郎が英介にターゲットを絞って追い込みにかかる展開に。英介は自分が嵌められたと気づき、いつか真実を奏に知って欲しいというメッセージを遺し自ら命を絶つまでの流れが克明に記録されていた…。SNSでは「完全に嵌められたじゃん…」「うわぁ…上司もグルではめられたんだ」「初めから奏父のことを追い落とそうとしてる」などの声が溢れる。レコーダーの再生が終わった後、奏は真樹にもう会うのはやめようと告げ、真樹もそれを承諾するがその直後、真樹が倒れる。奏は貴志に連絡し真樹を病院に連れて行くが、奏が自宅で真樹と会っていたことを知った貴志は激怒。翌朝、帰宅した貴志に奏は英介のボイスレコーダーを渡し中身を聞くよう告げる。一方真樹は実家に浩一郎を訪ねるが、その夜、浩一郎の家が火事となり、真樹が放火したことを認める…という展開に。「えーーーー!衝撃展開すぎる!!!!!」「ええええええええ!!!!真樹が燃やしたの?!」など衝撃的な展開に驚く視聴者の声とともに「真樹はもう死ぬから放火して捕まってもいいやって思ってるのか、誰か庇ってるのか」「真樹が本当に放火したのかわからないよね」といった投稿も多数タイムラインを流れている。【第6話あらすじ】放火で浩一郎は意識不明の重体となり真樹が犯行を自白。放火事件の被疑者として警察で取り調べを受けていた。そして奏と真樹…大学時代に愛し合った2人が12年の時を経て、検事と放火事件の被疑者として対峙することになる。なぜ真樹は犯行に及んだのか、真樹と父・浩一郎、2人の間に何が起こったのか。12年の時を経て、初恋の2人は取調室で向き合う…。「Destiny」は毎週火曜21時からテレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2024年05月07日韓国で最も権威のあるエンタメ賞の1つ、第60回百想芸術大賞の授賞式が5月7日、俳優のパク・ボゴムとペ・スジ、コメディアンのシン・ドンヨプの司会で韓国ソウル・COEX Dホールにて開催。パク・チャヌク監督(『別れる決心』)がプレゼンターを務めた映画部門の最高賞にあたる大賞は、観客動員数1,300万人超えを記録した映画『ソウルの春』のキム・ソンス監督に。作品賞も『ソウルの春』が受賞し、TV部門大賞ほか脚本賞、男性新人俳優賞をディズニープラス配信で世界的ヒットとなった「ムービング」が受賞した。第60回の節目とあって過去の受賞者の映像がふんだんに使われ、大ベテラン俳優イ・スンジェの特別ステージなども披露された今回の授賞式。Netflixシリーズ「涙の女王」でTV部門の男性最優秀演技賞の候補となっていたキム・スヒョンと、バラエティ番組「ピョンピョン地球娯楽室」などで活躍し女性バラエティ賞にノミネートされていたK-POPアイドル「IVE」のアン・ユジンがPRIZM人気賞を獲得。TV部門の作品賞は、ナムグン・ミンとアン・ウンジンの共演で2023年MBC演技大賞8冠を受賞した「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」に贈られ、ナムグン・ミンが男性最優秀演技賞も受賞。「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」また、映画部門の女性新人俳優賞は『このろくでもない世界で』(原題:ファラン)に出演したR&BシンガーのBIBIことキム・ヒョンソに。『破墓』(原題)で同・男性新人俳優賞を受賞した空軍入隊中のイ・ドヒョンは軍服姿で登場し、交際中とされる「庭のある家」や「ザ・グローリー」のイム・ジヨンにも感謝を述べ、会場が沸くひと幕も。日本公開が待たれる『破墓』はキム・ゴウンが女性最優秀演技賞、チャン・ジェヒョンが監督賞を受賞した。8月23日公開の『ソウルの春』で男性最優秀演技賞に選ばれたファン・ジョンミンは、受賞後の壇上で声を詰まらせながら妻へ感謝のメッセージを贈っていた。主な受賞結果は以下の通り。映画部門大賞キム・ソンス監督『ソウルの春』作品賞『ソウルの春』『ソウルの春』監督賞チャン・ジェヒョン『破墓』脚本賞ユ・ジェソン『スリープ』『スリープ』最優秀演技賞(女性)キム・ゴウン『破墓』最優秀演技賞(男性)ファン・ジョンミン『ソウルの春』助演賞(女性)イ・サンヒ『ロ・ギワン』助演賞(男性)キム・ジョンス『密輸 1970』『密輸 1970』GUCCI IMPACT AWARD『あなたと私』(原題)新人演技賞(女性)キム・ヒョンソ『このろくでもない世界で』新人演技賞(男性)イ・ドヒョン『破墓』テレビ部門大賞「ムービング」「ムービング」作品賞「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」監督賞ハン・ドンウク「最悪の悪」「最悪の悪」脚本賞カン・プル「ムービング」最優秀演技賞(女性)イ・ハニ「夜に咲く花」(原題)最優秀演技賞(男性)ナムグン・ミン「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」助演賞(女性)ヨム・ヘラン「マスクガール」助演賞(男性)アン・ジェホン「マスクガール」新人演技賞(女性)ユナ「誘拐の日」新人演技賞(男性)イ・ジョンハ「ムービング」(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.密輸 1970 2024年7月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R&K. All Rights Reserved.ソウルの春 2024年8月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT & HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.
2024年05月07日連日超満員、カーテンコールでは毎公演スタンディングオベーションが巻き起こり、大盛況の中で千秋楽を迎えた舞台「ハザカイキ」の東京公演が、「Hulu」にて独占で擬似生配信決定。視聴チケットも販売中だ。映画化もされた「そして僕は途方に暮れる」や、『愛の渦』『何者』『娼年』など、手掛けた舞台が映画化する際は自ら監督を務め、映画監督としてのキャリアも積み上げている三浦大輔。本作は、約3年ぶりに手掛けた待望の新作舞台。東京・THEATER MILANO-Za、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演された本作では、芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、“時代の価値観の変容に踊らされる人々”を三浦さん独自の視点で濃密に描き出した。三浦さんと初タッグを組んだ主演の丸山隆平(SUPER EIGHT)が、週刊誌の芸能記者・菅原裕一を演じたほか、勝地涼、恒松祐里、風間杜夫、さとうほなみ、九条ジョー、米村亮太朗、横山由依、大空ゆうひらが出演。リアルで繊細な人物造形と人間関係、湿度と温度を感じさせる会話など、三浦さんの真髄はそのままに、よりシンプルに力強くエンターテインメントに昇華した本作。国民的人気タレントと人気アーティストの熱愛疑惑というスキャンダルを発端に展開される、現実世界でも目にするような「スキャンダルあるある」的な場面の応酬、メディアやSNSに飛び交う無責任な誹謗中傷の数々。目まぐるしく変化していく社会やルール、移ろう人間の心に振り回される現代で、本作で描かれていることが無縁と言い切れる人はいないはず。観客側の“野次馬性”と“他人事ではない”という感情を揺さぶる仕掛けが巧みに随所に仕掛けられ、舞台と客席が地続きになっていく趣向は、三浦作品の真骨頂。後半にあるこの手法の極め付けのような展開は必見だ。また、擬似生配信後には期間限定で見逃し配信も予定。「Hulu」で本作の視聴チケットを購入した人限定で観られる特典映像として、三浦さん、丸山さん、勝地さん、恒松さんによる見どころや稽古場エピソードが語られた囲み取材の配信も決定している。「ハザカイキ」ライブ配信は5月26日(日)19時開演。見逃し配信はライブ配信終了後、準備が整い次第~6月26日(水)23時59分まで。※ライブ配信時間は予告なく変更になる場合がございます※ライブ配信ご視聴の際は巻き戻しや一時停止はできません購入者限定特典映像『舞台「ハザカイキ」囲み取材』は5月26日(日)午後19時~6月26日(水)23時59分まで。(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日5月7日(火)、東京ディズニーシー8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」のメディアプレビューが開催され、新レストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」もお披露目された。「ファンタジースプリングス」内、ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界が広がるエリア「フローズンキングダム」には、同映画に登場するアレンデール城の中にある、約570席のカウンターサービスのレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」が新たにオープンする。「アレンデール・ロイヤルバンケット」ではアナとエルサが、城の門を開けてアレンデール王国の人々を祝宴に招待。ゲストはダイニングエリアとして開放されたお城の部屋で、食事を楽しめるようになっている。店内には、映画に登場するキャラクターたちに関する本やキャラクターたちをモデルにした美術品、また「生まれてはじめて」が歌われたシーンに登場する数々の絵画が飾られ、エルサの戴冠式のパーティーが開かれた大広間で食事をすることもできる。なお「ディズニー・モバイルオーダー」対象店舗であり、レストランのメニューは、ディズニー・モバイルオーダーで注文することができる。「フローズンキングダム」は、ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界が広がるエリア。雪や氷を操る魔法の力を隠し続けてきたエルサがその力をありのままに受け入れ、「真実の愛」で魔法を自由に操ることができるようになった、映画が幕を閉じた後の幸せな世界となっている。ゲストは、暖かさを取り戻し祝福ムードに包まれたアレンデール王国を訪れることができる。東京ディズニーシー8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」は、6月6日(木)グランドオープン。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第8話が5月3日に放送。白間美瑠は「NMB48」の元メンバーと同窓会を開き、夫の永田崇人を紹介。堀未央奈&百瀬拓実夫婦は、犬カフェデートや自宅デートでますます距離が縮まった。永田さんと白間さん夫婦は、朝食を作るシーンからスタート。白間さんは「NMB48」の元メンバーたちとの同窓会へ出かけることになり、永田さんは自宅で留守番をするため、玄関でいってらっしゃいのハグ。永田さんが「早く行きなよ」と口にするも50秒以上ハグし続けた。そして白間さんはレストランに向かい、吉田朱里、上西恵、加藤夕夏と再会。結婚の報告をすると、白間さんは「めっちゃ幸せ」とノロケが止まらない。一方で「こっちも甘えてばっかじゃあかんやん?」「旦那さんが喜ぶことってなんやろな?」と相談すると、吉田さんが「意外と普通なことが嬉しかったりするやん」「大好物作ってあげるとか」と提案した。さらに白間さんは、「今から来られる?」と永田さんに電話。急遽、同窓会に永田さんも加わり、一緒に食事をすることに。白間さんのアイドル時代の話題に移ると、吉田さんは「ふざけた人みたいな説明しちゃったけど、仕事ってなったときのスイッチの入り方は美瑠は一番すごいと思う」「コンサートの前に朝5時にレッスン場に入って一回通しでリハやったりしている」と影の努力を明かした。一方、念願の犬カフェを訪れた堀さんと百瀬さんは、「お散歩に連れていくワンちゃんを離れた場所から呼び、どちらの元に来るか勝負してください。負けた方はお散歩中、語尾に『ワン』をつけて愛嬌たっぷりに話してください」というミッションを実行。結果は堀さんのもとに犬が飛びつき、圧勝。その後、2人は、2匹の犬を引き連れ、散歩へ。百瀬さんは罰ゲームとして「そうだワンですなぁ」「『ワン』語尾につけるのムズイですワンだなぁ」などと言い、徐々にこの会話にしびれを切らした堀さんは、「じゃあ1周回ってお手して『ワン』って言ったらおしまいでいいよ」と提案。恥ずかしそうに犬になりきった夫を見た堀さんは、思わず「偉いね~!」とヨシヨシした。その後、自宅に戻った2人は、鍋を楽しむことに。堀さんはリビングで「じゃあ私は飲み物でも作ろうかな」とポツリ。すると、百瀬さんがすかさず「(キッチンへ)移動しますか?自分で移動しちゃダメですよ」とお姫様抱っこでキッチンへ連れて行く。また、百瀬さんが洗い物をしていると、今度は堀さんが百瀬さんにバックハグ。百瀬さんは驚き「どうしたの?」と問うと、堀さんは「ありがとう」と感謝を伝え、百瀬さんは「いいえ~!えー嬉しい!」「待って今ね、普通に照れてる」と恥ずかしそうな様子。しかし「でもずっとそうしてくれるなら、めっちゃゆっくり洗い物したい」「ずっと流しとくからずっとそうしといて」とすっかり虜になったようだ。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日