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●マルチな活動にやりがい「何か一つに絞ることは考えていない」近年、役者としても存在感が増している生見愛瑠。映画『マインクラフト/ザ・ムービー』(公開中)では実写映画の吹き替えに初挑戦した。生見にインタビューし、仕事に対する思いや大事なおうち時間について話を聞いた。世界中で絶大な人気を誇るゲーム『マインクラフト』(通称:マイクラ)を実写映画化。謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界“マイクラワールド”に転送されてしまった4人の仲間たちが、先住転送民のスティーブの力を借りて、四角いモンスターたちを倒しながら冒険を繰り広げる。生見は、スティーブたちと冒険に挑む、エマ・マイヤーズ演じるナタリー役の吹き替えを担当。演じていてナタリーの行動力と自身が重なったという。「ナタリーは弟思いで、弟のいる場所がわかったらすぐ行動するというシーンがあるのですが、私も思い立ったらすぐ行動するタイプなので、似ているなと感じました。昔から仕事もやりたいと思ったことはすぐマネージャーさんに伝えるようにしています」モデルの活動に加え、バラエティでも活躍し、近年は役者としても高い評価を得ている。「本当にありがたいです。モデルもバラエティも俳優の仕事も、自分がやりたいと思っていることを全部やらせていただいているので、毎日すごく充実しています。何か一つに絞ることは考えていなくて、これからもマルチに活動していきたいと考えています」2023年に役者の仕事が一気に増えた生見。昨年1月に話を聞いた際には、状況の変化に戸惑いがあり、焦りもあったと打ち明けていたが、「慣れてきました。あのときはパニックでしたが、作品や役との向き合い方もわかってきて、忙しさに関しても、逆に忙しい方がリズムが崩れないという感じになっています」としっかり順応できるようになったようだ。○GP帯連続ドラマ単独初主演で精神的にも体力的にも鍛えられた昨年4月期に放送されたTBS系火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』でGP帯連続ドラマ単独初主演を務めた経験が大きな転機になったと感じているそうで、精神的にも体力的にも鍛えられたと振り返る。「初めてGP帯の主演を務めさせていただき、プレッシャーもありました。目まぐるしい日々で、約半年間撮影をして、とにかく今日を乗り越えようという感じで毎日頑張っていて、どんなに大変なことでもやってやるぞ! と思えるようになりましたし、すごく体力がつきました」そして、大変な状況の方が燃えるタイプだと語る。「ポジティブな性格ですし、大変なことがないとつまらないと思ってしまうタイプで、試練大好き系です(笑)。ゲームと一緒なんです、ゲームも壁にぶつかって悔しいと思ったら深夜までやって突き詰めるタイプで、『マイクラ』も深夜までやってしまうことがあります。自分の好きなことは気が済むまでやるので、この仕事も好きだから頑張れます」普段はとても明るい印象の生見だが、『風間公親-教場0-』での犯人役をはじめ、シリアスな役どころを見事に演じ、演技力を称賛する声が多数。本作での演技についても、スティーブ役を務めた山寺宏一がイベントで絶賛していたが、生見自身は「自分はまだ全然できていると思っていません」と恐縮する。「毎回現場でいろんな方の生のお芝居を見させていただいて、どの現場でも成長させてもらっているなと思いますが、自分が出ている作品はまだ見られないです。恥ずかしくて。とにかくいただいた役と向き合って、皆さんの期待を超えなきゃと毎回思っています」また、「作品を重ねていくたびに、人としての引き出しというか、感情が増えていくのでとても面白いです」と役者業のやりがいを述べ、「人として深みが出そうだなと思っています」と期待。「どの現場も毎日刺激的で、特にクランクインの日はすごく楽しいです。文字で読んでいたものが、人と人で演じた時にバチッとハマると気持ちがいいですし、相手の素敵な演技に心が動かされることもあります」と語った。●私生活は変わらず「ずっと家に」 リプ返でファンと交流も仕事の状況は変化しているが、「私生活は全く変わらず、ずっと家にいます」とのこと。「本当のインドアなので全く外に出ずに、ずっと家でゲームかアニメ鑑賞か掃除をしています。1人の時間は大事ですね。毎日いろいろな仕事をしているので、楽しいですけど気が張りますし、家が一番ほっとするというか、ちょっとした空き時間でも帰りたくなります」また、オンオフをしっかり切り替えるために「台本は絶対に家では覚えないようにしています」と明かし、「家は休憩する場所だと思っているので台本は開かず、外で覚えています」と語る。SNS上でファンにメッセージを返す“リプ返”も自宅での楽しみの一つだという。「昔からSNSが大好きで、疲れたなと思ったときは、Xやインスタでよくリプ返しています。こんなに応援してくれている人がいるんだから頑張ろうという気持ちになれるのですごく楽しいです」そして、「皆さん毎日リプを送ってくれるんです。『おはよう』『おやすみ』『今何してる?』とか。そういうのもとてもうれしくて」とSNS上でのファンとの交流を楽しんでいる生見。「リプ返は中学3年生ぐらいからずっとやってきて、ファンの子とつながる大事なツールになっていますし、ファンの子もそう思ってくれていると思います。私のファンの子で最近リプないなという人がいたら、自分から見に行って『いいね』を押すこともあります」と話していた。■生見愛瑠2002年3月6日生まれ、愛知県出身。2012年にモデルデビュー。現在は『CanCam』専属モデル。“めるる”の愛称で親しまれ、『ヒルナンデス!』をはじめ、数々のテレビ番組に出演。2021年に『おしゃれの答えがわからない』で女優デビューにしてドラマ初主演。その後、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21)、『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(22)、『日曜の夜ぐらいは…』(23)、『風間公親-教場0-』(23)、『セクシー田中さん』(23)などに出演し、『くるり~誰が私と恋をした?~』(24)でGP帯連続ドラマ単独初主演。また、映画『モエカレはオレンジ色』(22)でヒロインを務め、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
2025年05月10日●同じアイドルとして互いに共感「元気で明るいところも似ている」2022年10月にTravis Japanとして全世界配信デビューを果たし、俳優やタレントとしても活躍している松田元太。映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(公開中)では主人公・らいおんくんの声を演じ、アニメ声優として初主演を飾った。このたび松田とらいおんくんの対談が実現。お互いの共通点やアイドルとして大切にしていることなどを聞いた。1978年の発売開始より長らく愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」がフル3DCGアニメーションとして映画化。おかしと人間が仲良く暮らすスイーツランドを舞台に、歌って踊るスーパーアイドルのたべっ子どうぶつたちが、世界征服を狙う最凶わたあめ軍団に立ち向かう。――松田さんは演じたらいおんくんと似ているなと感じる部分はありますか?松田:アイドルという部分では同じ職業ですし、ステージに立ったときのスイッチの入り具合は似ていると思います。らいおんくんはリーダーで、僕はリーダーではないですが、グループの一員としてファンのみんなの前に立つ気持ちはすごくわかりましたし、その裏側とか、ちょっとした言い合いとか、仲間との絆みたいなものは共感できる部分がたくさんあり、テンション感もすごく似ているなと思いました。――性格面はいかがですか?松田:性格はだいぶ違う気がしています。らいおんくんはリーダーになろうと頑張っていて、突っ走ってたくましい姿を見せたいんだろうけど空回ってしまっている感じもらいおんくんの良さというか、かわいらしいなと。自分はグイグイいくのが苦手で、誰かの後ろでいいやという感じなので、そこは違うなと思いました。――らいおんくんは松田さんと似ていると思いますか?らいおんくん:同じスーパーアイドルというところでは、人を笑顔にしたり、人を楽しませたりするのは僕も好きで、エンターテイナーというところは似ていると思います。また、元気で明るいところも僕と似ているなと思いました。○なるべく素でいるように「背伸びしすぎず、今の松田元太を届ける」――松田さんがアイドルとして大切にしている心構えを、らいおんくんに教えてあげてください。松田:着飾らないとか、なるべく素でいるようにしています。その方が楽しいですし、背伸びしすぎず、今の松田元太を届ける。今というこの時間にちゃんとフォーカスを向けて活動しています。――いつ頃から着飾らないというのを意識するように?松田:すごく最近かもしれません。今開催しているツアーが始まったぐらいです。今年になってから、飾りすぎない方がいいなと。もちろんステージに立ったときはちょっとアイドルモードになりますが、無理にオンにもしてないし、無理にオフにもしてないし。衣装を着たらちょっと気分も上がるし、メイクをしたらビシッとしたくなるしという感覚で、その環境を楽しみたいなと思っています。――何かきっかけがあったのでしょうか。松田:いろんなお仕事をさせていただく中で、自分の気持ちに素直になればいいなと。一個一個楽しんで活動していこうというのを軸に持つようになってから、すごく楽しめるようになり、見ている方にも普通に自分が楽しんでいる姿を見てもらえたらいいなと思っています。――らいおんくんは松田さんのお話を聞いていかがですか?らいおんくん:非常に励みになります。僕も着飾らず素で楽しんでいる姿を届けられたらと思います。●布が多い衣装を着ているアイドルに嫉妬していた時期も――松田さんは、らいおんくんたちを見て自分たちに取り入れようと思ったことはありますか?松田:演出に関して、翼とかいろいろ勉強になりました。あと、飛べるメンバーがいてほしいなと思ったので、オーディション「TJプロ」ができたらいいなと(笑)――らいおんくんが空を自由に飛び回ることができるぺがさすちゃんに嫉妬する場面がありますが、松田さんも活動していく中で嫉妬することはありますか?松田:今はないかもしれませんが、以前はキラキラした衣装や布が多い衣装を着ているアイドルを見て、「いいな。こっちはノースリーブだな」という気持ちがありました(笑)――最後に松田さんに質問です。アイドル、俳優、声優、タレントなど幅広く活躍されていますが、今後の抱負をお聞かせください。松田:まだまだ知らないお仕事もあると思うので、新しいことにトライして、いろんなことを吸収していけたら。そして、今までさせていただいたお仕事を活かせる活動をどんどんしたいなと思っています。■松田元太1999年4月19日生まれ、埼玉県出身。2022年3月にTravis Japanの一員として歌やダンスの武者修行のため渡米し、同年10月に全世界配信デビュー。俳優やタレントとしても活躍。近年の主な出演作に『東京タワー』(24/テレビ朝日)、『ビリオン×スクール』(24/フジテレビ)など。ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(24)で声優に初挑戦。現在、主演を務めるフジテレビ系ドラマ『人事の人見』が放送中。■らいおんくんスイーツランド出身。喜怒哀楽はげしめな、たべっ子どうぶつ不動の(?)のクセ強リーダー。たべっ子どうぶつを引っ張っていく気持ちが強いあまり、たまに他メンバーから勘違いされてしまう事もあるが、その素顔は誰よりも優しく、そして笑顔を大事にする百獣のお菓子リーダー王。(C)ギンビス (C)劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会
2025年05月10日●『ドンケツ』で漢気ヤクザ・相場桃次郎役「勇気のいることだった」1995年に芸能活動をスタートさせ、今年30周年の節目を迎えた歌手・俳優の今井翼。現在配信中のDMM TVオリジナルドラマ『ドンケツ』では、東京下町出身の漢気ヤクザ・相場桃次郎を演じている。今井にインタビューし、本作出演について話を聞くとともに、仕事に対する思いや自身の変化について語ってもらった。たーし氏による同名の極道漫画を原作とするこのドラマは、敵対組織の事務所にロケットランチャーをぶちこんで以来、「ロケマサ(ロケットランチャーのマサ)」の異名で恐れられているヤクザ・沢田政寿(伊藤英明)の物語。今井が演じた相場桃次郎は、かつて所属した白鷺一家を麻生と小田切によって壊滅まで追い込まれ、仇討ちのためロケマサの舎弟となる男気ヤクザだ。今井は「日常とは真逆の世界を描いているので、自分とは切り離して完全に役に沿って演じましたが、悔しい思いや信念などは誰もが抱えているものだと思うので、そういうものを自分自身の中に落とし込んで演じました」と撮影を振り返る。そして、「今まで演じたことがない役でしたし、そうそうたる役者さんたちの中で桃次郎を演じるということは勇気のいることでしたが、監督が迷いなく推し進めてくださったり、伊藤英明さんの存在だったり、いろんな人に支えられて演じ切ることができました」と述べ、「どの作品でもクランクインはすごく緊張するのですが、伊藤さんがほぐしてくださったり、セリフの分量が多いシーンで柔軟に対応してくださったり、座長としていろんなことに気を回してくださって、すごく頼りになる先輩です」と主演の伊藤に感謝した。○年齢を重ねて柔軟に「若い頃はこだわりが強すぎて…」1995年4月23日に芸能界入りし、今年30周年の節目を迎えた今井。「ありがたいことに芸能生活30周年。この仕事が自分にすごく向いているのかというのは未だにわかりませんが、13歳の頃から続けてこられた30年というものがあるので、それを誇りに持って、年齢の変化とともに皆さんにいろんな表現を楽しんでいただけるようになれたらいいなと思います」そして、ファンやスタッフへの感謝の思いを口にする。「どんなお仕事でも続けることがすごく大事だと思っていますが、この世界は1人では成り立たないもので、支えがあるから続けられているので、感謝の気持ちをこれからも変わらず持って活動していきたいと思います」また、「年齢とともに柔軟性が出てきていると思います」と自身の変化を語る。「若い頃はこだわりが強すぎて、自分を譲らないというか、求められることよりも自分が求めるものに重きを置いていて。でも今は、人が何を求めているかということを考えるようになりました。いただくお仕事によって表現の仕方も変化しますし、年齢やキャリアとともに幅を広げていくことが今後の楽しみにつながっていくのかなと思います」音楽活動においても俳優業においても、求められていることを意識するように。「ライブにしても、お客さんが何を求めているのかということを、若い頃よりも捉えて表現しようと思えるようになったのかなと。お芝居に関しても今だから気づくことがたくさんあって、いろんな監督や共演者の方と出会って、幅を広げていただけているということに、よりありがたみを感じています」●病気と向き合いながらの10年「予定調和にいかないから面白いのかなと」病気と向き合いながらの約10年。「自分が選びたくて選んだことではないので」と葛藤を抱きつつ、「自分の弱さを知るということは、強くなる原動力にもなると思っていて、予定調和にいかないから面白いのかなと思います」と、自分の状況をしっかりと受け止めて前を向いて歩んでいる。そして、「この先の景色は見えないものですし、想定できるものでもない」とした上で、自分の幅を広げていきたいと抱負を語る。「何か一つに偏るということではなく、自分のライフワークであるライブ活動も充実させていきたいし、お芝居に関しても、自分の表現の幅を広げていけたらいいなと思っています。一色ではなく、何色にでも変化できることを楽しめたらいいのかなと。作品であったり、人であったり、さまざまな出会いが自分を成長させてくれると思うので、出会いを楽しんでいきたいです」○30周年記念ライブへの思い「皆さんを楽しませて特別な時間にできたら」5月10日・11日には神奈川・KT Zepp Yokohamaで30周年記念ライブ「ALA[s]30」を開催する。「30年ということで、ファンが求めているであろうナンバーをなるべくセレクトして並べたつもりです。30年応援してくださっているファンもいれば、何かをきっかけに応援してくださっているファンもいると思いますが、皆さんを楽しませて特別な時間にできたら」と意気込む。続けて、ライフワークだという音楽活動について「歌や踊りに対する情熱はずっと変わりません。ファンと歩んできた30年があるので、これからも応援してくださっている方たちと一緒に楽しい時間を過ごしていきたいです」と思いを語った今井。最後にファンに向けて「僕は器用なタイプではないですが、やるからには中途半端な気持ちではなく、自分なりに使命感を持って活動していきたいと思っています。アーティスト、タレントというところでは、今井翼というイメージを皆さんそれぞれにお持ちだと思いますが、役者という部分では、作品ごとに違いを出していきたいと思っているので、いろいろな面を楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。■今井翼1981年10月17日生まれ、神奈川県出身。1995年より芸能活動を始め、俳優、アーティスト、タレントとしてマルチに活動。近年の主な出演作は、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(2020)、日本テレビ『おじさんはカワイイものがお好き。』(2020)、主演映画『TELL ME ~hideと見た景色~』(2022)など。2024年に横浜と大阪でソロライブを開催。今年5月10日・11日には神奈川・KT Zepp Yokohamaで30周年記念ライブ「ALA[s]30」を開催。■DMM TVオリジナルドラマ「ドンケツ」出演:伊藤英明/安田顕 金子ノブアキ 今井翼 青柳翔 久保田悠来 葉山奨之 早乙女太一 浅香航大/高橋克典 三宅健/眞島秀和 永島敏行 柳葉敏郎(特別出演) 寺島進DMM TV独占配信中(YouTubeにて1話無料公開中/全6話/毎週金曜最新話配信)(C)DMM TV
2025年05月10日モデル・女優のKoki,が主演を務める映画『女神降臨 After プロポーズ編』(公開中)の特別映像「秘密の男子会 in韓国」が、公開された。同作はyaongyi(ヤオンイ)氏による同名漫画の実写化作。主人公の麗奈(Koki,)は、地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、やがて不登校になってしまう。しかし、メイクとの運命の出会いで誰もが振り向く女神へと大変身を遂げた。罪レベルな美しさと、転校先での煌めく学校生活。過去の自分と決別して完璧な人生を再スタートと意気込む麗奈だったが、思いがけないアクシデントから同じクラスの男子・俊にすっぴんの秘密を見抜かれ、そこから予想だにしない波乱の展開が巻き起こっていく。○渡邊圭祐、転機になったドラマ作品「打ちのめされた」今回公開されたのは、渡邊圭祐と綱啓永がキャリアや人生観について語り合うスペシャル映像。日本テレビ『ZIP!』とのコラボ番組で韓国を訪れた渡邊と綱は、ソウルを流れる漢江(ハンガン)を眺めながらラーメンを食べる“漢江ラーメン”が現地で話題を集めていることから、コンビニで買った袋麺を調理して漢江が見える公園でラーメンを食べながら、お互いのキャリアや人生観などを二人で語り合うことに。最初のトークテーマは「俳優を目指したきっかけ」。綱は母親の知人が応募した「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が芸能界入りのきっかけだったと明かす。渡邊は、大学卒業後の進路に迷いながら地元でモデル活動をしていたが一度は挫折。そんな中で参加した地元の劇団のワークショップが転機となり、演じることの面白さに目覚めたという。戦隊シリーズでデビューという共通点もある2人。実は出演契約書のサイン日は綱の方が3カ月早かったという裏話も明かされると、後輩・先輩の立場が逆転してしまった渡邊が「なんかすみません……(笑)」と頭を下げる微笑ましいやりとりも見せた。また、「転機となった仕事」について話が及ぶと、綱は「ずっと仕事がなかったから、1個やってまた決まって、『あぶねっ! 繋がった~』みたいなことが続いていて。それがなくなったのは『君の花になる』。あれで仕事の感じは変わった」と振り返る。一方の渡邊はTBS『恋はつづくよどこまでも』を挙げ、「そこで打ちのめされた。自分のお芝居を切り伏せられて、『もう無理だ……』という感覚が現場で何回もあった」と刺激を受けたと話した。さらに、「目指す人」について聞かれると、綱は「役者じゃない部分でいいなら父親。憧れと尊敬を持っている」と話す。渡邊から「何がかっこいいと思える?」と質問されると、「とにかく愛が深い。小さい頃は嫌いだったんですけど、あるときからそういうのがなくなって、大人になって親の気持ちがわかったときに大好きになりました」と父への思いを口にした。「目指す人はいない」と話す渡邊だったが、「会ってかっけ~となったのは舘ひろしさん。挨拶すると必ず立ち上がってくれる。それで『舘です』と言って、握りこぶしを合わせたんだけど、そのままバスローブ姿で森に消えていった(笑)」と驚きのエピソードで笑いを誘っていた。(C)映画「女神降臨」製作委員会【編集部MEMO】『女神降臨』原作は2018年から「LINEマンガ」で連載され、46カ月連続で読者数ランキング1位を獲得(LINEマンガ 毎日無料タブ/2018年10月~2022年7月)、さらに2021年間ランキング(女性編)第1位に輝いた、韓国発の大ヒットWEBマンガで、フルカラー&縦型スクロールというWebtoonの特性を生かした美麗なキャラクター描写や、魅力的なメイクのTIPS、そして思わず感情移入してしまう主人公の喜怒哀楽溢れる顔芸など、美とエンタメが共鳴する傑作マンガとして日本中のZ世代の心を掴んだ。さらに世界10カ国語でも同時配信され、累計view数は驚異の64億回を記録(全世界累計view数(2024年3月時点)している。
2025年05月09日俳優の綱啓永が、6日にあなぶきアリーナ香川で行われた「セトラスホールディングス presents TGC 香川 2025」の映画『女神降臨 Afterプロポーズ編』スペシャルステージに出演した。同作はyaongyi(ヤオンイ)氏による同名漫画の実写化作。主人公の麗奈(Koki,)は、地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、やがて不登校になってしまう。しかし、メイクとの運命の出会いで誰もが振り向く女神へと大変身を遂げた。罪レベルな美しさと、転校先での煌めく学校生活。過去の自分と決別して完璧な人生を再スタートと意気込む麗奈だったが、思いがけないアクシデントから同じクラスの男子・俊にすっぴんの秘密を見抜かれ、そこから予想だにしない波乱の展開が巻き起こっていく。○綱啓永、映画『女神降臨』主題歌アーティスト・Kucciとコラボステージ「TGC 香川」では、五十嵐悠を演じた綱と、映画主題歌を務めるKucciが初のコラボステージを披露。トップステージから綱が登場すると、『女神降臨』のイメージソング「運命だよな」を歌唱する。「運命だよな」はKucciが作曲を担当、綱が初めての作詞に挑戦している。綱の歌唱が終わるとメインステージにはKucciの姿が。綱のバトンタッチとともに映画主題歌「ときめき」を披露。Kucciのデビュー曲でもある「ときめき」は、映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』のために書き下ろした楽曲であり、シャボン玉の演出で華々しくステージを飾った。Kucciにとって、デビュー以来初めて人前で歌う機会でだったが、初ライブ歌唱とは思えないほどの圧巻のパフォーマンスを展開。初ステージの感想を聞かれると、「こんな大きいステージで歌えて光栄ですし、とても楽しかったです!」と喜びの表情を見せた。また、映画について綱は「メイクで人生を切り拓いた主人公の恋と夢の9年間を描いた、背中を押され力をくれる僕の代表作といえる作品。役だけど曲を持つのはとても誇らしいことで、Kucciさんが作ってくれた曲をこれからも宝物にしていきたい、そして作品をぜひ見てください!」とアピール。さらに綱が映画タイトルにちなみ、讃岐弁で「俺ほんまにお前と付き合いたいけん」と告白のセリフを告げる一幕もあり、会場が盛り上がるなか、最後には、劇中歌となる「特別なんて」を2人でデュエット歌唱。綱のまっすぐな歌声とKucciの鮮やかなハーモニーに会場は感動に包まれた。パフォーマンス後のインタビューで、綱は「(「運命だよな」は)Kucciさんが作曲し、僕が初めての作詞に挑戦した思い入れが強すぎる1曲で、改めて初めてお客さんの前で歌うことができて、香川の皆さんがあんなに盛り上がってくれて嬉しかった。またどこかで皆さんの前で披露したい」と答え、Kucciは「まさかあんな素敵なステージで、香川の皆さんの温かい雰囲気で、思い入れが詰まった曲を届けられて嬉しかった。」と語った。(C)映画「女神降臨」製作委員会(C)SETOLAS Holdings presents TGC KAGAWA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION【編集部MEMO】『女神降臨』原作は2018年から「LINEマンガ」で連載され、46カ月連続で読者数ランキング1位を獲得(LINEマンガ 毎日無料タブ/2018年10月~2022年7月)、さらに2021年間ランキング(女性編)第1位に輝いた、韓国発の大ヒットWEBマンガで、フルカラー&縦型スクロールというWebtoonの特性を生かした美麗なキャラクター描写や、魅力的なメイクのTIPS、そして思わず感情移入してしまう主人公の喜怒哀楽溢れる顔芸など、美とエンタメが共鳴する傑作マンガとして日本中のZ世代の心を掴んだ。さらに世界10カ国語でも同時配信され、累計view数は驚異の64億回を記録(全世界累計view数(2024年3月時点)している。
2025年05月09日栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則(※崎はたつさき)が4日、ABEMAのスポーツ番組『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00〜)に出演。ドジャース・佐々木朗希の投球について解説した。○佐々木朗希の球速の変化に注目5月4日のブレーブス戦でMLB初勝利をあげた佐々木。7度目の先発登板で自己最多となる98球を投げ抜き、5回4奪三振3失点で初勝利を手にした。番組では、佐々木の球速の変化に注目。自己最速165キロを記録し、日本球界では“速球派”として名を轟かせながらも、MLBで初勝利を挙げたこの日の最速は155.6キロ。この変化について、川崎は「スピンをかけずにスピードを落とすことで、1年間しっかりやっていこうとしているように感じる。プレーオフに入ったらギアを上げるかもしれないけど……」と自身の印象を明かした。そして、「このピッチングでも十分相手に脅威を与えているんです。フォークと真っすぐの軌道がすごく似ていて、バッターが苦労している。今は非常に良い状態ですね」と太鼓判を押していた。【編集部MEMO】『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00〜)は、“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組。メジャーリーグやサッカー日本代表選手がプレーする世界最高峰のヨーロッパサッカーなどの「絶対見逃せない戦い」や「いま覚えてほしい注目の選手」などを紹介する。
2025年05月09日初の自叙伝『慟哭の冠』(KADOKAWA)が重版4刷と反響を呼んでいるお笑いコンビ・とろサーモン・久保田かずのぶにインタビュー。芸人としてのブレない信念について話を聞いた。○「自分を曲げることなくギリギリのラインを攻めていけたら」大阪時代、賞レースで結果を出すもなかなか仕事が増えず、東京進出後も苦しい生活が続き、その間に妻が家を出てどん底を味わったという久保田。『M-1グランプリ』優勝をずっと目標に掲げ、ラストイヤーの2017年に優勝を果たした。とろサーモン結成から23年。同書では本人が書き溜め続けてきた思いをつづっている。久保田といえば、毒舌を交えた切れ味抜群の本音トークが持ち味。コンプライアンスが厳しくなっている中でも、自分自身の表現にこだわっている。「コンプライアンスに対して、すみません参りましたってなるつもりはないです。これからも自分の言葉で表現します。その上で、発言をカットするかどうかはディレクターやスタッフが判断することなので」ブレない信念は「自分の言葉で正直にしゃべる」ということだ。「『テレビ的に…』とか思い始めたら終わり。ただ、僕は今までカットされたフレーズ、死んでいった言葉たちが、たぶん僕は他の芸人の何百倍あって、この言い方だったら大丈夫だろうなというセルフコンプラは身についていると思うので、自分を曲げることなくギリギリのラインを攻めていけたらと思います」○松本人志から「お前らしくなくなるのが一番違う」とアドバイス優勝の翌年、2018年の『M-1』後には、生配信での発言で炎上する事態に。そのことについても同書でつづっているが、松本人志から「お前らしくなくなるのが一番違う」とアドバイスをもらったことで、「変わらず自分らしくいよう」と改めて覚悟が固まったという。「松本さんは僕らが優勝したときに別のコンビに票を入れていたので、見てもらえてないのかなと思っていたんですけど、ちゃんと見てくれていたんだと。あの言葉は大きかったですね。ありがたいです」そして、「僕は行儀よく好感度が高い人間ではないので、みんなに愛されるタレントにはなれませんが、自分の発言の何かが、誰かの人生の劇薬になったらいいなと思っています」と語っていた。■久保田かずのぶ1979年9月29日生まれ、宮崎県出身。宮崎日大高校の同級生だった村田秀亮と2002年にお笑いコンビ・とろサーモンを結成。2006年に第27回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞、2008年に第38回NHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞。『M-1グランプリ』では9度の準決勝敗退を経て、ラストイヤーの2017年に初めて決勝に進出し、優勝を果たした。
2025年05月09日●『マイクラ』で実写吹き替え初挑戦「殻を破って限界を突破」映画『マインクラフト/ザ・ムービー』(公開中)で実写映画の吹き替えに初挑戦したモデルで俳優の生見愛瑠にインタビュー。本作での新たな挑戦がどのような経験になったのか、また、自身の声について話を聞いた。世界中で絶大な人気を誇るゲーム『マインクラフト』(通称:マイクラ)を実写映画化。謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界“マイクラワールド”に転送されてしまった4人の仲間たちが、先住転送民のスティーブの力を借りて、四角いモンスターたちを倒しながら冒険に繰り広げる。生見は、スティーブたちと冒険に挑む、エマ・マイヤーズ演じるナタリー役の吹き替えを担当。「実写吹き替えは初めてで、しかも『マイクラ』という大人気ゲームの作品だったので、プレッシャーはすごくありましたが、挑戦してみたいという前向きな気持ちになりました」とオファーを受けたときの心境を明かす。「私は普段クリエイティブモードでひたすら自分の好きな家を作っているんですけど、そんなゲームの世界に入れるなんてすごくうれしかったです。どうやって映画化するんだろうと不思議でしたが、(完成した作品を見て)めちゃくちゃ面白くて見入ってしまいました」ナタリーについては「弟思いの長女で、行動力のあるすごく強い女性」と捉え、「その強さを表現するというのを頑張りました」とアフレコを振り返る。特に戦うシーンに苦戦したそうで、「ナタリーは戦うシーンがとても多いのですが、私は戦ったことがないので、戦うときの声のバリエーションもわからなくて。現場で音響監督さんとやりとりして、『もうちょっと芯のある感じで』などアドバイスをいただきながら作りました」と明かす。そして、本作に参加したことで、「殻を破って自分の限界を突破することができました」と新たな境地にたどり着くことができたと語る。「声だけですべてを表現しないといけなくて、さらにずっと戦っているので声が枯れていくんですが、それもいい味が出るというか、戦っている必死さがリアルに伝わる気がして。自分ってこんな声が出せるんだと思いましたし、限界ってないんだなと思いました」声での限界突破は、通常の演技にもプラスに。「どの作品でも毎回限界を突破していますが、声だけでの突破は今回が初めてで、発声についていろいろな発見がありました。野太い声の出し方を学び、声の幅が広がったと思うので、今後の作品にも間違いなく生きると思います」●「もっと高くてかわいい声だったらいいな」と思っていたまた、自身の声について「低めの声だな」と改めて感じたそうで、「低い声がコンプレックスでした」と打ち明ける。「かわいいアニメのキャラクターの声に憧れていたので、もっと高くてかわいい声だったらいいなと思っていました。ナタリーは強い女性で、芯の強さを出すために自分が思っているより低い声で演じたので、この役は低い声でよかったなと思いましたが、普段は高い声に悩むことが多く、明るい声や若い声が出すのが苦手です」落ち着いた声も生見のリアリティのある演技につながっているように感じるが、自身も作品を重ねていく中で低い声に少し自信が持てたという。「役によっていろんな声を出しますが、声を褒めていただくことがけっこう多くて。CMなどでも声で気づくと言っていただけることがあるのでうれしいなと。今はもうコンプレックスだとは思っていません」作品ごとに自分の限界を突破して成長を続けている生見。ファンに向けて「今、いろんなことに挑戦しているので、これからも楽しみにしていただけたらと思います」とメッセージを送り、本作についても「ゲームをやったことがないという方でも楽しめますし、家族愛も友情もあって、笑って泣けるめちゃくちゃ満足度の高い映画になっているので、大切な人と観に行ってほしいです」と魅力をアピールした。■生見愛瑠2002年3月6日生まれ、愛知県出身。2012年にモデルデビュー。現在は『CanCam』専属モデル。“めるる”の愛称で親しまれ、『ヒルナンデス!』をはじめ、数々のテレビ番組に出演。2021年に『おしゃれの答えがわからない』で女優デビューにしてドラマ初主演。その後、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21)、『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(22)、『日曜の夜ぐらいは…』(23)、『風間公親-教場0-』(23)、『セクシー田中さん』(23)などに出演し、『くるり~誰が私と恋をした?~』(24)でGP帯連続ドラマ単独初主演。また、映画『モエカレはオレンジ色』(22)でヒロインを務め、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
2025年05月09日●「困難の先には明るいことしかない」と思えるようになった理由初の自叙伝『慟哭の冠』(KADOKAWA)が重版4刷と反響を呼んでいるお笑いコンビ・とろサーモン・久保田かずのぶにインタビュー。これまでの芸人人生を振り返って、自身の原動力や『M-1』優勝、お笑いへの思いなどを語ってもらった。大阪時代、賞レースで結果を出すもなかなか仕事が増えず、東京進出後も苦しい生活が続き、その間に妻が家を出てどん底を味わったという久保田。『M-1グランプリ』優勝をずっと目標に掲げ、ラストイヤーの2017年に優勝を果たした。とろサーモン結成から23年。同書では本人が書き溜め続けてきた思いをつづっている。自叙伝執筆のきっかけは、笑い飯・哲夫の言葉だった。「哲夫さんから昔、『お前は語彙力や文章能力が高いから本を書いてみたら?』と言われたのがずっと引っかかっていて、書こうかなと思って書きました。2017年に書き始めて8年かけたので思い入れはありますね。途中、何回もやめようかなと思いましたが、自分で自分のケツを叩いて書き上げました」『慟哭の冠』というタイトルに込めた思いも聞いた。「泣き叫ぶぐらい苦しくなったり頭がおかしくなったりすることがいっぱいありますが、それをすべて回収できるぐらい、きれいな花が一輪でも咲くような人生をみんな待っていると思うので。苦しいことがあっても、いつか花を咲かせられるような人生になりますようにという思いを込めました」同書の執筆で自分の人生を振り返ったときに、「結局、困難の先には明るいことしかない」と改めて感じたという。「みんな悩みや嫌なことを抱えながら生きている。僕も生きることに怯えていた時期がありましたが、結局みんな乗り越えていて、乗り越えられない問題しか起こらないと思ったら怯えなくなりました。だから僕は逃げません」また、これまでも自分のつらい経験を笑いに昇華し、エネルギーに変えてきたと語る。「困難の先に明るい未来が待っていると思えるのは、『M-1』で優勝できたというのもありますが、優勝するまでの15年間、つらいだけだったらとっくにやめています。でも、つらいことをネタにして話したらお客さんは楽しそうに笑っている。俺が苦しんで傷つけば傷つくほどみんな爆笑していて、僕はそれをエネルギーにしてきました」続けて、葬式を引き合いに出し、「つらかろうが楽しかろうが、人はみんな楽しみたいんです」と自身の考えを述べる。「葬式でみんな集まってお寿司を食べるとき、亡くなった人のバカ話をするでしょ? 『昔コイツあんなことあってさ』って思い出話をしてみんな笑顔になる。だから、瞬間的につらいと思うことも、どこかで人のエネルギーになるし、それを自分のエネルギーに変えた方が生きていて楽しい。そういうことを伝えていけたら」つらい出来事もエネルギーにして生きている久保田だが、「もうダメだ」と心が折れそうになった瞬間もあったと明かす。「歌舞伎町に住んでいたときに、もう死んでもいいやと思ったことがありました。仕事もなく、酒ばかり飲んでいて。でも、細い路地裏で生活している人を見て、僕以上に大変な状況の人がいるんだと思ったら、死ぬことはないなと思ったんです。だから、この本を読んでくれる人も、自分の悩みは僕の話に比べたら小さいと思ってもらえたらいいなと思います」●すべてを捧げた『M-1』 優勝できなかったら芸人をやめる覚悟だったまた、「感謝すること」も日々大事にしているという。「デビューした頃からずっと、家の寝室の天井に『感謝』という文字を書いて貼っています。僕は恨みもエネルギーにしていますが、誰かを恨んだことでいいネタができたら、それはその人のおかげなので、結局その人に感謝するんです」「お笑いが好き」という変わらない思いも原動力になっていると言い、「お笑いが好きだし、お笑いしかできないと思っているし、そこから逃げてしまったら全部なくなるような気がします」と語る。そもそもお笑いの道に進んだのは、相方・村田秀亮に誘われたからだった。「もともとは洋服の学校に行こうと思っていたんですけど、相方がお笑いやると言って、僕のことを『めちゃくちゃおもろい』と褒めて誘ってきて。それがきっかけです。人生なんて勘違いですよ。褒められたらやってみようかなと思うじゃないですか。実際にやってみてやりがいも感じましたし、褒められたことが少ないから、自分にはこれが向いているんだと思って突き進んできました」お笑いしかないという久保田だが、『M-1』で優勝できなかったら芸人をやめる覚悟だったという。「例えば、キャバクラに落としたい女がいて、15年で落としてみろとなったとき、15年目に全財産を突っ込んで振り返ってくれなかったら生きていけないでしょ。『M-1』の女神を振り返らすためにどれだけ失ったものが多いか。感情も時間も全部捧げてきたので、それでダメだったらやめるしかないなと」そして、「『M-1』は慟哭です。泣き叫ぶものですよ」とずっと苦しめられてきたと吐露するも、優勝で得られたものはとてつもなく大きかったようだ。「僕のろくでもない生き方をみんな笑って、『コイツ何してんねん!』と面白がってくれる。それだけだったら、ただのクズ芸人のエピソードですが、優勝したことで全部がひっくり返って、実はクズじゃないんだと。苦労した人のおもしろ話だったと思わせられたことがうれしかったです。『M-1』優勝でその証明ができました」さらに、『M-1』優勝後の変化をRPG(ロールプレイングゲーム)に例えて表現する。「優勝するまではブリーフのパンツで木の棒を持った初期設定の装備でうろちょろ歩いていただけだったのが、優勝したことによって黄金の甲冑が着られるようになったみたいな。みんな声をかけてくれるし、景色も変わるし、仕事も増えました」今後については、『M-1』優勝のような具体的な目標はないそうで、「なるべく今日を楽しく、幸福度指数の高い生き方をしたいとは思っていますが、番組MCをしたいとか具体的なものはないです。目標は決めずに、そのときの自分の思いを大事にしていきたいです」と語っていた。■久保田かずのぶ1979年9月29日生まれ、宮崎県出身。宮崎日大高校の同級生だった村田秀亮と2002年にお笑いコンビ・とろサーモンを結成。2006年に第27回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞、2008年に第38回NHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞。『M-1グランプリ』では9度の準決勝敗退を経て、ラストイヤーの2017年に初めて決勝に進出し、優勝を果たした。
2025年05月09日俳優の綾野剛が主演を務める映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』(6月27日公開)の新たな映像と場面写真が8日、公開された。○柴咲コウ演じる保護者「絶対に許すことができません」同作は、第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみ氏のルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を原作に三池崇史監督が映画化。主人公の小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は、児童・氷室拓翔(三浦綺羅)への体罰を理由に母親・氷室律子(柴咲コウ)から告発され、“史上最悪の殺人教師”としてマスコミの標的になったことで日常が崩壊していく。氷室律子(柴咲コウ)の息子・拓翔(三浦綺羅)が、「先生に体罰を受けた」と打ち明けるところから始まる今回の映像。名前を呼ばれた「薮下先生」のカットに映る男の表情とたたずまいは、ただ事ではない雰囲気が漂う。しかし、その後に再登場する小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は、怯えた表情のまま「やってません」と全面否定。それにもかかわらず、続くシーンでの言動はどこか常軌を逸している。一方、氷室律子は「絶対に許すことができません」と強く言い切り、冷徹ともとれる鋭い視線の奥には、奇妙な空気も感じさせる。そのほかにも、登場人物たちのただならぬ存在感が目を引く。週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)は氷室夫妻に「私に任せてください」と堂々と口にし、教頭・都築(大倉孝二)は「認めてましたよね?」と薮下に詰め寄る。律子の夫・拓馬(迫田孝也)は「出ていけ、暴力教師!」と怒りを爆発。そんな中でも、薮下の妻・希美(木村文乃)は「あなたの味方だから」と語りかけ、揺るがぬ愛情と覚悟を感じさせる。校長・段田重春(光石研)が「とにかくまずは謝罪すべきだ」と慎重に言葉を選ぶ様子からは、事なかれ主義を印象付け、律子側の弁護士・大和(北村一輝)は「被告が体罰をしたと?」と余裕の表情で問いただす。そして、薮下の弁護士・湯上谷(小林薫)は「裁判は戦争ですよ」と静かに語りながらも、経験に裏打ちされた鋭さをにじませる。登場人物それぞれが緊迫した空気をまとい、実力派キャストの演技によって物語の重厚さが際立つ映像となっている。(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会【編集部MEMO】映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』のキャスト発表に際し、週刊春報の記者・鳴海三千彦を演じた亀梨和也は、「今回、再び三池組に参加することができ、とても嬉しかったです。それと同時に綾野剛くんと久しぶりに共演させていただき、非常に刺激的な現場になりました。台本を読ませていただき、人と人との関わりの難しさ、そして繋がりの素晴らしさについて深く考えさせられました。今回演じさせていただいた役は、物語の流れを大きくする重要な存在です。初めて演じる職業。僕自身も様々な思考が交差する難しい役どころでしたが、集中して取り組みました。ぜひ劇場に足を運んでいただき、なにかを感じ取って繋がって帰っていただけら嬉しく思います。」とコメントを寄せていた。
2025年05月08日韓国の4人組ガールズグループ・KISS OF LIFEが4月30日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催した「2025 KISS OF LIFE 1ST WORLD TOUR [KISS ROAD] IN JAPAN」が、5月16日(10:00~)からPontaパス会員向けにアーカイブ配信とドキュメンタリー映像を公開することが決定した。2023年のデビューから間もなく注目を集め、「Sticky」の大ヒットにより一気に飛躍したKISS OF LIFE。「2025 KISS OF LIFE 1ST WORLD TOUR [KISS ROAD] IN ASIA」と銘打ったワールドツアーの一環として、4月30日に神奈川・KT Zepp Yokohama、5月2日に大阪・なんばHatchで単独公演を行った。4月30日公演のアーカイブ配信は、同日の生配信と同じ内容。加えて、公演の裏側に密着したドキュメンタリー映像も、5月16日(10:00~)から8月15日(~9:59)まで見ることができる。
2025年05月08日映画『女神降臨 After プロポーズ編』(公開中)の初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、Koki,、渡邊圭祐、綱啓永、菅井友香、宮世琉弥、堀夏喜(FANTASTICS)、筒井真理子、星野和成監督が登壇した。映画『女神降臨』は、yaongyi氏による同名漫画を、映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(14)など数々の話題作を手掛けてきた星野和成監督が実写化。本編全223話の長期連載された原作をベースに、映画では日本オリジナルの要素を加えて、メイクで人生を切り開いた麗奈(Koki,)が高校生から大人になるまでの“恋”と“夢”を追いかける「9年間の物語」を壮大なスケールで描く。○綱啓永、サプライズ登場の宮世琉弥とハイタッチ「待ってました!」イベントには、急遽スケジュールの都合がついた宮世がサプライズで登場。「来ちゃいました!」とお茶目に話すと、綱が「待ってました!」と喜びを表し、ハイタッチを交わしていた。劇中でバンドシーンを演じた渡邊・綱・宮世の3人。宮世は「すごい楽しかったです! 学校で1日で撮影して、撮影の日に初めて3人であわせてやったので、うまくいったのでよかったです!」と振り返る。「会った瞬間から3人のバンドの空気感ありましたよね」と綱が話すと、渡邊も「ドラムスティックでカウントが始まった時に、『来たな』と思いました」とチームワークに手応えを感じていたことを明かした。Koki,も「3人のシーンがとても好きなシーンで、3人のそれぞれのカッコ良さが違うのにまとまりがあって、こうやって3人がお話をしているのを見ると、余計意味深くてグッとくるシーンだったなと思います」と絶賛していた。(C)映画「女神降臨」製作委員会
2025年05月08日高畑充希が主演を務めるミュージカル『ウェイトレス』が、5月28日と29日にエンターテイメントサイト・au Live Streaming(旧:uP!!!)で生配信されることが決定した。○高畑充希が“悩めるウェイトレス”を好演本作は、アメリカ南部の田舎町を舞台に、とびきりのパイを作る才能を持ちながら、夫のモラハラに悩むウェイトレス・ジェナが、仲間の支えや医師との出会いを通して、自分の人生を切り開いていく姿を描く。妊娠・出産・離婚・自立など、現代女性のリアルな課題に寄り添うストーリーで、多くの共感を呼んでいる。同作で2021年に第46回菊田一夫演劇賞を受賞した主演の高畑。再演にあたって、「ずっとずっと、この再演を待ち望んでいました! 初演はちょうどコロナ禍で、制限もあり、作品を届ける側としてもどかしい思いも沢山しました。やっと大きく息が吸えるような、晴れやかな気持ちです。皆さんと劇場で声を出して盛り上がれる日が、楽しみだ!!!」と意気込み、今作でも、前向きに生きようとするジェナの心の機微を繊細に演じている。共演には森崎ウィン、ソニン、LiLiCoのほか、水田航生や田中要次、山西惇らが名を連ね、おばたのお兄さんと西村ヒロチョがWキャストを務める。なお、生配信の対象は福岡・博多座での5月28日17時公演と5月29日12時の大千穐楽公演。Pontaパス会員であれば、チケットを500円引きの5,000円で購入できる。それぞれ販売期間は、5月28日17時公演が6月4日20時まで、5月29日12時公演が6月5日20時まで、視聴期間は5月28日17時公演が2025年5月28日17時から6月4日23時59分まで、5月29日12時公演が5月29日12時から6月5日23時59分まで。【編集部MEMO】同作で第46回菊田一夫演劇賞を受賞した高畑充希は、2021年5月に都内で行われた授賞式に出席し、「この度は素敵な賞をいただけて本当に嬉しく思っております。『ウェイトレス』という作品は私自身、3、4年ほど前にニューヨークで初めて拝見して、なんてポップで、楽曲の素晴らしい素敵なミュージカルなんだろうと夢中になり、そのあとお代わり観劇しに行った程大好きな作品です。いつか日本でやるときは自分も少しでも参加出来たらいいなと思っていたので参加できたうえに素敵な賞をいただけてご褒美だなと思っております。このコロナ禍で稽古や本番がスムーズにいかないことも多かったのですが、このような状況でも海外スタッフが来てくださったり、演出家のアレックスもリモートで時差がある中、夜中の3時から稽古をつけてくれて作品愛を感じながら稽古に取り組めていたと思います。本番が始まってからも、この状況でも舞台を見ようと劇場に来てくれるお客さまの熱意を舞台上から感じていて、今までは自分自身が楽しい気持ちが私のエンジンでしたが、エンタメで元気になりたい、演劇を観てその先を思い出で楽しく過ごしたいと思ってくださる方にそれだけポジティブなものを受け渡し出来たらいいなと思い、これまでと違う感覚で舞台に立っていた気がします。東京公演も地方公演もギリギリで全公演走り抜けられることができて、カンパニーも驚いていたのですが、運と力を持ったカンパニーに関われて、すごくいいスタッフに恵まれて、いい作品に出られてよかったなと思いました。早く何も気兼ねなく楽しく劇場でみんなで楽しめる日が来たらいいなと思います。この賞を励みに、私も色々な場所で活動していますがミュージカルに近づけていけたらいいなと思います」と喜びのコメントを寄せていた。
2025年05月08日元KAT-TUNでシンガーソングライターの赤西仁が8日、自身のX(Twitter)を通じ、女優・広瀬アリスとの交際報道に言及した。○「とても失礼だと思います」と吐露8日発売の週刊誌『女性セブン』は、赤西仁と広瀬アリスが交際関係にあると報道。記事では、ツーショット写真を載せ、「交際の事実を双方の事務所に問い合わせたが、期日までに返答はなかった」と補足していた。これを受け、赤西は「事実確認を問い合わせたが期日までに返答がなかったって書いてあるけど、そもそもこっちにきてない」と主張。「それだとどこからどこまでが本当か分からなくなっちゃうのよ」と指摘し、「とても失礼だと思います」と吐露した。また、記事ではスーパーで買い物をした2人がトイレットペーパーなどの生活用品を買い込んだと報じていたが、赤西は「トイレットペーパー」「買ってないと思うんだよ。。。」と否定している。
2025年05月08日嵐の相葉雅紀が8日、都内で行われた「アキタフーズ きよら グルメ仕立て 新CM発表会」にエプロン姿で登場した。5月10日から放送される高品質・高付加価値の卵「きよら グルメ仕立て」の新CMに、料理が得意な相葉が出演。歴代CM出演者が苦戦をしてきた卵の布団かけに挑戦した。今作では寝冷えネコのきよニャに加え、新キャラクターとして妹のベビきよも登場。相葉がケチャップライスでできた2匹に卵の布団を優しくかけてあげる。CMでのフライパンさばきを司会者が称賛すると、相葉は「いえいえ全然です」と謙遜しつつ、「番組でやる機会も多いですし、家でも卵を使った料理をたくさん作るので、慣れてないということはなかったです」と話した。普段どんな料理を作っているのか聞かれると、「だし巻きはほぼ毎日のように作ります」と回答。「だし巻きは途中はけっこうどうでもよくて、最後だけつじつまが合えばきれいになる」と、だし巻き作りのポイントを語った。発表会では、“卵の布団かけ”を生披露。さらに、目玉焼きにも挑戦し、料理の腕前を披露していた。
2025年05月08日嵐の相葉雅紀が8日、都内で行われた「アキタフーズ きよら グルメ仕立て 新CM発表会」に出席した。5月10日から放送される高品質・高付加価値の卵「きよら グルメ仕立て」の新CMに、料理が得意な相葉が出演。歴代CM出演者が苦戦をしてきた卵の布団かけに挑戦した。今作では寝冷えネコのきよニャに加え、新キャラクターとして妹のベビきよも登場。相葉がケチャップライスでできた2匹に卵の布団を優しくかけてあげる。CMでのフライパンさばきを司会者が称賛すると、相葉は「いえいえ全然です」と謙遜しつつ、「番組でやる機会も多いですし、家でも卵を使った料理をたくさん作るので、慣れてないということはなかったです」と話した。そして、「きよら グルメ仕立て」のCM出演に、「小雪さんとかYOSHIKIさんとか、名だたる方たちがやってこられたCMだったので、自分がまさかやらせてもらえるとは思ってなかったです」と述べ、「プレッシャーもありましたけど、きよニャに卵をかける、僕もあれできるんだって。できるかなって不安もあったんですけど」とオファーを受けたときの心境を明かした。また、ベビきよも加わったため、「もっと難易度が高かったです。小さかったので、布団をかけるのが難しかったです」と苦労したと言うも、「かわいいですね」とベビきよに癒やされているようだった。発表会では、“卵の布団かけ”を生披露。コツについて「卵が揺れてくれないとうまくかからないので、揺れ具合を熱を与えて調整するという」と説明した。さらに、時短で作れる映え卵料理にも挑戦し、得意の調理の腕前を披露していた。
2025年05月08日『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞®国際長編映画賞およびカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した濱口竜介監督の最新作、映画『急に具合が悪くなる』(2026年公開予定)の製作が決定。主演はヴィルジニー・エフィラ、岡本多緒が務める。カンヌ国際映画祭脚本賞、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』、ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞した『悪は存在しない』など、次々と話題作を発表し、国際的に評価の高い日本を代表する映画監督、濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』。本作は、フランス、日本、ドイツ、ベルギーによる国際共同制作プロジェクトで、原作は、がんの転移と共に生きる哲学者・宮野真生子氏と、臨床現場を調査してきた人類学者・磯野真穂氏が交わした20通の往復書簡『急に具合が悪くなる』(晶文社刊)に基づいている。主演を務めるのは、国際的な実力派女優のふたり。フランス映画界で最高峰とされるセザール賞主演女優賞に輝き、『ベネデッタ』などで知られるヴィルジニー・エフィラ。もう1人は、トップモデルTAOとして世界を舞台に活躍後、ハリウッド作品『ウルヴァリン:SAMURAI』をはじめ国内外の作品で俳優として実績を積み、近年は映画監督としても活動する岡本多緒。2人が織りなすのは、2人の女性の心の交流とそれぞれの立場で世界と対峙する様を描く物語だ。舞台は、フランス・パリ郊外の介護施設「自由の庭」。施設長のマリー=ルー・フォンテーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)は、入居者に対する人間らしいケアを理想とする一方で、人手不足やスタッフの理解不足に苦悩していた。そんな彼女が出会ったのは、がんを患いながらも演劇を創作する日本の演出家、森崎真理(岡本多緒)。真理の描く世界に勇気づけられたマリー=ルーは、自身の名前と響きが似ている偶然も手伝い、真理との交流を深めていく。しかし、真理の病状が「急に具合が悪くなる」ことで進行するとともに、2人の関係はより劇的に変化。互いの魂を通わせるほどに深く結びついていく──。■濱口竜介監督 コメント宮野真生子さん、磯野真穂さんの著作『急に具合が悪くなる』の映画化をここに発表できることを、とても嬉しく思います。原作者のお二人にも、この場を借りて、心よりの御礼をお伝えしたく思います。今はパリで撮影の準備をしております。約4年前にオフィス・シロウズの松田広子プロデューサーからこの本を映画原作として提案されてから、ずいぶん長い時間を経ました。お二人の往復書簡から成るこの本を初めて読んだときの感覚は「心を強く動かされた」という言葉では足りません。往復書簡という形式、しかも二人の学者の全キャリアと魂を賭けたような議論に対していったいどう取り組んだらよいかは、まったく見当はつきませんでしたが「映画にしたい」という火が心に灯ったような感覚がありました。その灯火に導かれて、随分と遠くまで来てしまったように思います。映画『急に具合が悪くなる』はフランスの介護施設のディレクター・マリー=ルーと、がんを患う日本の劇演出家・真理の間にとある偶然から生じた、出会いと交流を描く物語になります。どうしてこうなったのか、短くは決して説明できないというのが正直なところです。ここまでの曲がりくねった歩みを要約することは不可能に思えます。なので、自分を導いてくれた原作の一節を書きつけることにします。「関係性を作り上げるとは、握手をして立ち止まることでも、受け止めることでもなく、運動の中でラインを描き続けながら、共に世界を通り抜け、その動きの中で、互いにとって心地よい言葉や身振りを見つけ出し、それを踏み跡として、次の一歩を踏み出してゆく。そういう知覚の伴った運動なのではないでしょうか。」マリー=ルーをヴィルジニー・エフィラさんが、真理を岡本多緒さんが演じることになります。お仕事を以前から存じてはいたものの、まさかこうしてご一緒できる機会があるとは思っていなかったお二人なので、とても興奮しています。今夏、最高のキャスト・スタッフと撮影する映画『急に具合が悪くなる』が、原作の引いたラインを更に延ばしていくものとなるよう、自分にできることは何でもやるつもりでいます。どうぞ、ご期待ください。【編集部MEMO】濱口竜介は、1978年12月16日生まれ。神奈川県出身。東京大学在学中に自主製作映画を撮り始め、大学卒業後に助監督やADとして活躍。東京藝術大学大学院の修士課程に入学し、修了作品として監督した『PASSION』で注目を集める。2018年に初の商業映画『寝ても覚めても』が第71回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門の正式出品。2021年3月の第71回ベルリン国際映画祭で『偶然と想像』が銀熊賞、同年7月の第74回カンヌ国際映画祭で『ドライブ・マイ・カー』が日本映画史上初めてとなる脚本賞を受賞した。
2025年05月08日主演に岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市を迎えた井上剛監督の最新作、映画『アフター・ザ・クエイク』が、10月3日より全国公開されることが決定した。作家・村上春樹による短編集『神の子どもたちはみな踊る』に収められた4つの短編をベースに、連続テレビ小説『あまちゃん』など話題作を手がけた井上剛監督が実写映画化した本作。原作の世界観にオリジナルの設定を交えつつ、1995年の阪神・淡路大震災を起点に、それ以降のそれぞれの時代と場所で孤独を抱えながら生きる4人の人物の人生が交錯し、現代へと繋がる様を描く喪失と回復の物語だ。2024年4月にNHKで放送されたドラマ『地震のあとで』と物語の根幹を共有している。映画化にあたり、4人の登場人物を結びつける新たなシーンが加えられ、劇場公開ならではの編集が施されており、ドラマ版とは異なる視覚的な体験を提供する。物語の中心となるのは、異なる時代を生きる個性的な4人の人物とその背景だ。1995年、突然妻に別れを告げられた直後に、同僚からの依頼で謎めいた"箱"を遠く離れた釧路へ運ぶことになった男・小村を、岡田将生が演じる。続く2011年には、浜辺で焚き火をする見知らぬ男との交流を通して自らを見つめ直す家出少女・順子役に鳴海唯。さらに2020年、熱心な信仰を持つ母親のもとで"神の子ども"として育てられたものの、父親らしき男との出会いをきっかけにその存在に疑問を抱き始める青年・善也を渡辺大知が演じている。そして、2025年を舞台とするのは、佐藤浩市演じる地味な元銀行員・片桐。彼の前に突然、巨大な蛙の姿をした「かえるくん」(声:のん)が現れ、「30年前に二人でみみずくんから東京を救った」「再び助けてほしい」と告げるという、村上ワールドならではの不可思議な展開が描かれる。戸惑いながらも、片桐は再び「みみずくん」を倒すための戦いに挑む。主演の4名を取り巻く共演者は、橋本愛、唐田えりか、吹越満、黒崎煌代、堤真一、黒川想矢、井川遥、渋川清彦、津田寛治、錦戸亮など、幅広い世代のキャストが脇を固める。■佐藤浩市 コメントこのうつつな世界観に浸って彷徨うことに喜びを感じてくれる方が数多く生まれることを、期待せざるを得ない自分がいます。正解はありません、何年か後に観れば器も中身も違うかもしれません。■井上剛監督 コメント先日放送されたドラマ『地震のあとで』(NHK)とはまた趣の異なる、ひとつづきの映画『アフター・ザ・クエイク』を作りました。1995年に起きた阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件の(揺れのあと)を描いた村上春樹さんの原作からおよそ30年。天変地異と災厄、不穏な暴力などの揺れは今も続き、何かのafterは次の何かのbeforeでもあると知った30年でした。その連鎖のなかにいる人間の姿を“映画の時間の中に残したい”と考えたのがはじまりです。ドラマ版にはない“新たに撮った場⾯がこの映画の語り部”のような役割を担います。時代も⼈も場所もバラバラなはずのエピソードが、観ていくうちに円環のように繋がり共振していく…。映画ならではの体感をお届けできたら。 そしてこの国の地⾯の上に生きる人たちが少なからず持つ震えや祈りのようなものをに共感しうる映画であったら嬉しいです。【編集部MEMO】村上春樹は、1949年1月12日生まれ。京都府出身。1979年に群像新人文学賞を受賞した『風の歌を聴け』で作家としてデビュー。1987年に発表した『ノルウェイの森』がベストセーラーとなり、国民的作家に。以降も次々と話題作を発表。代表作は前途以外に1982年『羊をめぐる冒険』、2002年『海辺のカフカ』、2009年『1Q84』、2023年『街とその不確かな壁』などがある。翻訳家としても活躍。スコット・フィッツジェラルドを皮切りに、レイモンド・カーヴァー、サリンジャーなどの作品を翻訳した。
2025年05月08日嵐の相葉雅紀が8日、都内で行われた「アキタフーズ きよら グルメ仕立て 新CM発表会」に出席。嵐が来年春頃に活動を終了すると発表して以降、初の公の場となった。活動休止中の嵐は今月6日、ファンクラブ会員サイト「FAMILY CLUB」において動画配信を行い、2026年春頃にコンサートツアーを開催し、同ツアー終了をもって活動を終了することを発表したばかり。その発表後、メンバーが公の場に登場するのは、相葉が初めて。冒頭、司会者から「先日大きな発表がありましたね」と振られると、相葉は「自分事で申し訳ないんですが、本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。先日、嵐として大きな決断をさせていただきました。活動終了までの時間、これまで支えてくださったファンの皆様に感謝の思いを伝える時間にしたいと思っております。よろしくお願いします」と思いを語り、「すみません自分事で」と恐縮していた。相葉は、5月10日から放送される高品質・高付加価値の卵「きよら グルメ仕立て」の新CMに出演。イベントでは、CMで披露している“たまごお布団掛け”を再現し、また、時短で作れる映え卵料理に挑戦し、得意の調理の腕前を生披露した。
2025年05月08日ラッパー・LANAの「it’s okay」が、6月2日(~23:59)までPontaパス会員限定で無料ダウンロードできる。昨年にリリースされた同曲は、全ての若者の晩夏を彩るメロウポップ。ギターとLANAの歌声によるシンプルなハーモニーが印象的で、YouTubeでは800万再生を超えている。LANAは、神奈川県湘南生まれ。一度聴いたら忘れられないハスキーボイスを武器に2022年より本格的にリリースを開始。ラップシーンを超えてJPOPチャートにも定着した「TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE)」や、「it’s okay」「No.5」といったヒット曲を収めたアルバム『20』も話題になった。
2025年05月08日お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1が、4月23日にYouTube・ニコニコチャンネル+で配信された番組『リンダカラー∞りなぴっぴのカリスマコレクション』#7にゲスト出演。お笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹との不思議な関係性を明かした。同番組は、大喜利などで話題を集めるりなぴっぴが、カリスマになるべく様々なことに挑戦していく番組。#7「【ゲスト:ぱーてぃーちゃん すがちゃん最高No.1】りなぴっぴとの現役学生向けスピーチ対決で名言連発!?まさかの結果に『珍しっ!!』」では、すがちゃん最高No.1が登場した。番組内で「4月になって新しく始めたいこと」についてトークが進むと、趣味がないというすがちゃんは、「カードゲームが好きだから、それを趣味にしようと思って。宮下草薙の宮下さんが『遊戯王』がすごく詳しいから、一緒にカードショップについて来てもらいたいというのを今年の目標にしていた」と切り出す。しかし、宮下を誘う上で芸人ならではの“問題”があるそうで、「普通は4月スタートなんですが、ワタナベはデビューが春と秋に2回あって俺は秋の10月デビュー。(太田プロダクションの)宮下草薙は同じ2014年なんですけど、4月デビューなので、細かくいうと俺は後輩になる」と関係性を明かした。「他の4月デビューも同期ということにしているので、(宮下)本人に『同期でいいですか?』と聞いたら、『ダメだ!』と言われて(笑)」と吐露したすがちゃん。「連絡するときに敬語なのか、ため口でいいのか……」と悩みを口にしつつ、「あれがガチだったかノリだったかわからなくて一歩も動けていない(笑)」と笑いを誘っていた。【編集部MEMO】『リンダカラー∞りなぴっぴのカリスマコレクション』は、ニコニコチャンネル+で配信されているWEB番組。謎に包まれた美女芸人・りなぴっぴが“カリスマ”になるまでに密着し、Denのような“カリスマ”になるべく様々なことに挑戦していく。番組は誰でも視聴できる無料パートと会員限定の有料パートに分かれており、会員登録をすると、会員限定の特別番組も視聴することができる。
2025年05月07日ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が5日、ABEMA独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』に出演。注目してほしい選手を明かした。○注目してほしい選手は?ABEMA MLB公式Xへ視聴者から寄せられた「注目してほしい選手は誰?」との質問に、ロバーツ監督はフレディ・フリーマンとトミー・エドマンの名前を挙げ、「フリーマンは打席や投球の度に毎回戦っています。まさに一球入魂。トミー・エドマンはプレーが大好き。ホームランも打てるし、盗塁もできる。なんでもこなせます。今年のオールスターに出場するでしょうね」と見どころを語った。また、「もし野球の仕事をしていなかったら何の仕事をしてる?」という質問に対しては、「何らかのリーダーシップにかかわる仕事、コーチングのようなことですかね」と回答。そして、「不動産が好きですが、物件を売りたいかどうかは分からない。野球の監督ができて感謝しています」と笑みをこぼしていた。【編集部MEMO】「ABEMA」では、日本時間平日(※1)に行われるMLB公式戦のうち、ドジャース戦全試合(※2)、カブス、パドレス、レッドソックス、オリオールズ、エンゼルス、タイガース、メッツなどを中心とした厳選485試合(※3)を生中継している。(※1)日本時間の祝日を含む月曜日から金曜日、(※2)平日開催のドジャース戦全106試合の中継を予定、(※3)中継予定は変更の可能性あり[速報] #大谷翔平 スリーベースヒット!!/第5打席 センターへ高く上がった打球は惜しくもフェンス直撃!!その間に快足を飛ばし3塁へ!!\#MLB 2025#ドジャース × #マーリンズ#アベマ で生中継#GWもどこでもアベマでMLB#平日は毎日アベマでMLB #SPOTVNOW— ABEMA MLB (@MLBABEMA) April 30, 2025
2025年05月07日ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が5日、ABEMA独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』に出演。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希との接し方について語った。○日本人3選手とのコミュニケーション方法番組では、新生活開始から1カ月経ち、職場でのコミュニケーションに悩む人へ、ロバーツ監督流のコミュニケーション術を伝授してもらうことに。ロバーツ監督は大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人3選手へそれぞれコミュニケーション方法が異なることを明かした上で、「翔平にやる気を起こさせる必要なんてない。やりたいようにさせている。『調子はどう?』とは聞くが、彼は自分に厳しいから大丈夫」「由伸は快適に過ごせているか尋ねるだけ。引き続き素晴らしい結果が出るように励ます。彼はいま自信を持っていて、それが重要なんです」と説明。続けて、「朗希はうまくやれているかを確認する。彼にとっては初めての年ですし、自信をつけてほしい。朗希と接するときはとても慎重。私は彼を守ろうとしています」と言及し、さらに佐々木が3月30日(日本時間)のタイガース戦で2回途中で降板した際に、ロバーツ監督が気にかけていた印象的な場面について深掘りすると、「彼の自信が揺らいだと思ったんです。だから、励まして彼を支えないといけないと思った」と回顧する。そして、「誰でも成功するには苦労するから、『完璧じゃなくていい』と伝えました。制球力を高めてもっとストライクを入れてほしかったり、もっと変化球を使えるようになってほしかったり、直球を信じられるようになってほしかったりすることも言ったが、最後に『私もコーチもチームメイトも、みんな信じている』と伝えました」と打ち明けていた。【編集部MEMO】「ABEMA」では、日本時間平日(※1)に行われるMLB公式戦のうち、ドジャース戦全試合(※2)、カブス、パドレス、レッドソックス、オリオールズ、エンゼルス、タイガース、メッツなどを中心とした厳選485試合(※3)を生中継している。(※1)日本時間の祝日を含む月曜日から金曜日、(※2)平日開催のドジャース戦全106試合の中継を予定、(※3)中継予定は変更の可能性あり[速報] #大谷翔平 スリーベースヒット!!/第5打席 センターへ高く上がった打球は惜しくもフェンス直撃!!その間に快足を飛ばし3塁へ!!\#MLB 2025#ドジャース × #マーリンズ#アベマ で生中継#GWもどこでもアベマでMLB#平日は毎日アベマでMLB #SPOTVNOW— ABEMA MLB (@MLBABEMA) April 30, 2025
2025年05月07日ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が5日、ABEMA独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』に出演。大谷翔平が“子どもの憧れNo.1”に選ばれたことについて、自身の感想を語った。○大谷翔平が“子どもの憧れNo.1”に番組の配信日が「こどもの日」であることにちなみ、ロバーツ監督に「こいのぼり」をプレゼントすると、「素晴らしいね!」とニッコリ。続いて、日本にルーツを持つロバーツ監督に「子どもの頃の日本での思い出」について尋ねると、「おじいさんの軽トラで仕事についていったこと。あとは日本のいとこと野球をした思い出もある。芝なんてなくて、全部土のグラウンドだった。ボールも軟球で柔らかくて、アメリカの野球とは違った」と振り返った。また、日本の子どもたちに「憧れの人は?」と聞いた調査で、お父さん、お母さんを抑えて1位に輝いたのが大谷翔平だったという結果を聞いたロバーツ監督は「ワオ!」と驚きながらも、「翔平はとても素晴らしい人。世界で最も偉大な選手なのに、とても謙虚。努力家だし、みんなに対しても本当に親切。彼はとても良いロールモデルだから、ランキングの上位なのはいいことですね」と語り、ランクインを喜んだ。さらに、ロバーツ監督は日本の子どもたちへ「やっていて楽しいこと、夢中になれることを頑張ってください。君たちの成功と喜びを心から祈っています」とエールも送っていた。【編集部MEMO】「ABEMA」では、日本時間平日(※1)に行われるMLB公式戦のうち、ドジャース戦全試合(※2)、カブス、パドレス、レッドソックス、オリオールズ、エンゼルス、タイガース、メッツなどを中心とした厳選485試合(※3)を生中継している。(※1)日本時間の祝日を含む月曜日から金曜日、(※2)平日開催のドジャース戦全106試合の中継を予定、(※3)中継予定は変更の可能性あり[速報] #大谷翔平 スリーベースヒット!!/第5打席 センターへ高く上がった打球は惜しくもフェンス直撃!!その間に快足を飛ばし3塁へ!!\#MLB 2025#ドジャース × #マーリンズ#アベマ で生中継#GWもどこでもアベマでMLB#平日は毎日アベマでMLB #SPOTVNOW— ABEMA MLB (@MLBABEMA) April 30, 2025
2025年05月07日中四国地方の女子硬式野球リーグ「ルビー・リーグ」に加盟する瀬戸内ブルーシャインズの選手が3日より、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のライバーとして配信を開始している。○球団公認で選手個人がライバーとして活動「17LIVE」では、“野球って17(いいな)”というスローガンを掲げ、ライブ配信を通じてより多くの野球に関連したコミュニティを形成し、野球というスポーツの普及促進に貢献したいという思いのもと、「チーム天城 × 17LIVE〜野球の未来へ架け橋を〜」プロジェクトをきっかけに、独立リーグに所属する現役プロ野球選手によるライブ配信など、多様なプロジェクトに取り組んでいる。そして今回、“野球って17”のスローガンのもとで実施している数々のプロジェクトを通じた同社の野球界に対する思いに、瀬戸内ブルーシャインズが賛同。ライブ配信を通じて野球界や地域活性化の発展に尽力するため、球団所属選手がライバーとして活動することが決定した。瀬戸内ブルーシャインズの選手によるライブ配信では、球団公認で選手個人がライバーとして活動するため、通常現地でしか見られないトレーニング風景や選手のオフの姿を視聴することができるとともに、選手とリスナーがコメントを通じて双方向のコミュニケーションを楽しむことができる雑談配信など、さまざまな配信を選手たちが自由に行っていく。
2025年05月07日9月19日公開の映画『宝島』の完成報告会見がこのほど、都内で行われ、主演の妻夫木聡をはじめ、広瀬すず、窪田正孝、大友啓史監督が登場した。戦後沖縄を舞台に、歴史の陰に埋もれた真実を描く真藤順丈による小説『宝島』。第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞するなど3冠に輝いた本作が、東映とソニー・ピクチャーズの共同配給によって実写映画化された。監督は様々なジャンルや題材を通して常に新たな挑戦を続ける大友啓史。主演には妻夫木聡を迎え、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結し、誰も見たことがないアメリカ統治下の沖縄を舞台に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を圧倒的熱量と壮大なスケールで描く。戦後の沖縄を舞台に、日本復帰までを描いた本作をまだ客観的に観れていないという妻夫木は「この作品が持つ圧倒的な生命力を感じましたね。シンプルに観終わった後、生きていかなければと心の底から思いました。"死"は終わりだと思っていましたが、"死"があるからこその"生"があると。受け継がれるモノを僕たちは持っていて、それに支えられて生きているからこそ精一杯生きなくてはいけないという思いが湧き上がりました」と、"生"に対する欲求が強くなったという。妻夫木は、戦後の沖縄でアメリカに支配される現実に悩みながらも刑事への道に進むグスク役を演じている。「コザが舞台になっていますが、以前『涙そうそう』をやらせていただいた時もコザが舞台だったので縁があるお話だと思いました。『涙そうそう』で出会った人たちと今でも仲良くしてます。この映画に導かれたんじゃないかと運命的なものを感じて、今も続く問題が沖縄にはいっぱいあるし、それを芝居に変えて表現しなくてはいけないという使命感も感じました」と力を込めた。幼なじみのヤマコ役を演じた広瀬は「いい意味ですごく疲れました。監督には『色んなモノを食らいすぎて疲れました』と言ってしまったんですが、血が騒ぐシーンが多くて、濃厚だったなと思い返す瞬間がたくさんありましたね」と振り返り、ヤクザの道に進むレイ役の窪田は「みんな全力で生きていて、死という概念が今と違う感覚だったと思います。死と隣合わせにあるからこそ全力で生きた青年たち、沖縄のみんなが全力で生きるという思いというものが客観的に時間を越えて見た時に、生きている魂を感じたのが大きかったですね」と感想を述べた。本作で感情を爆発させたシーンに挑んだ広瀬。「監督はテイクを重ねて、色んな角度からたくさん撮るイメージだったんですが、何日か分けて撮る撮影も段取りを見たら監督が1発で今から全部撮ろうみたいな感じですごくテンションを上げてくださって。やり切ったという感じもありましたね」と充実した表情を。広瀬らの演技について大友監督は「5日用意されたシーンを2日で撮っちゃいました。最高です」とべた褒めだった。この日は主演の妻夫木が本作の宣伝アンバサダーに就任。「映画を撮っている時からこの映画を是非しっかりと皆さんの前で立ってしっかりと宣伝したいなと思っていました。僕にとって(『宝島』は)映画を超える存在になっているんですよね」と宣伝活動に意欲を見せ、「観てもらって良かったで終わりになってほしくないんです。映画で世界が変わる訳ではないんですが、この作品はそれを覆す生命力があるんじゃないかなって、映画ってまだまだどこか底力があるんじゃないかと。僕は本当にクサイんですが、映画の力をどこか信じていて、今回はキャンペーンという形で全国の方にこの映画を直に持って行きたいと本当に思っています。必ず生きていかなくちゃいけないと思える作品になっているし、僕たちは前に進むしかないんだけど、その原動力には確実になります」と熱く語っていた。映画『宝島』は、9月19日より全国公開。
2025年05月07日活動休止中のアイドルグループ・嵐が6日、ファンクラブ会員サイト「FAMILY CLUB」において動画配信を実施。2026年春頃にコンサートツアーを開催し、同ツアー終了をもって活動を終了することを発表した。○■嵐コメント全文皆様お久しぶりです。嵐です。この度、私たちからお伝えしたいことがあります。活動休止してから、およそ4年半が経ちました。私たちは休止前最後の1年、コロナの影響で皆さんの前でパフォーマンスをすることは叶いませんでした。これまで支えて下さったファンの皆さんに直接感謝の思いを伝えるために、私たちは、再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます。また、株式会社嵐を設立したこともあり、新たなスタッフの方と新しい形を組み立てる可能性を模索した時期もありましたが、これまで20年以上にわたりお世話になってきた多くのスタッフのみなさんと共にその景色を作り上げていきたいと考えています。そして、このツアーをもちまして、嵐としての活動を終了いたします。およそ1年半ほど前から、折を見て5人で集まりまして、“もう一度嵐として活動する”ことについて話し合いを重ねてまいりました。しかしながら、私たちを取り巻く環境は変化し、それぞれの環境も以前とは形を変える中で、なかなかその答えにたどり着くことは簡単ではありませんでした。時間をかけて、何度も話し合いを重ね、みんなで出した結論は、もう一度集まって、嵐としてのコンサートを行い、コロナによって叶えられなかった、ファンの皆さんに“直接感謝を伝える”“直接パフォーマンスを見てもらう”ということをもって、5人での活動を終了するということでした。活動を再開したその先に、また再び休止に入るということは考えられませんでした。コンサートは、今この動画をご覧になっている、現在ファンクラブ会員の方に優先的に申し込んでいただけるように、ファンクラブの新規入会は一時的に申し込みを停止いたします。また来年のツアー開催に向けて実現すべく、様々な人のお力をお借りしながら準備に入っていますが、現段階でその全てをお伝えできる状況にはありません。決まり次第随時、ファンの皆さまへは最初に、自分たちから、自分たちの言葉でお伝えしていきたいと思っています。そして、嵐の活動終了に伴い、ファンクラブも2026年5月いっぱいで活動は終了いたします。ですが、それまでの一年、ファンクラブ会員のみなさまへ向けて出来る限り多くのコンテンツをお届けしますので、観て楽しんでいただければと思います。また、今ファンクラブに入っていない方も次の配信から楽しんでいただけるように、新規入会受付の再開準備をしています。次の嵐ファンクラブ内のコンテンツ配信は来月中旬を予定しています。重ねてにはなりますが、これから5人でまた集まり、これまで応援し続けて下さったファンの皆さんに感謝の思いを込めて、喜んでいただけるようなコンテンツをお届けできたらと考えています。ぜひ楽しみにしていてください。嵐相葉雅紀松本潤二宮和也大野智櫻井翔
2025年05月06日アイドルグループ・日向坂46のバラエティ番組『もっと!日向坂になりましょう』(毎週月曜配信予定)の第28回が、きょう5日から映像配信サービス・Leminoで独占配信される。○石塚瑶季・正源司陽子・平岡海月・渡辺莉奈がアート企画に挑む『もっと!日向坂になりましょう』は、これまでさまざまなジャンルの基礎を学んできた四期生が、芸能界で輝くプロフェッショナルを目指す成長バラエティ番組。メンバーの隠れた才能を発掘すべく、“見届け人”を務める先輩メンバーのもと、演技やリアクション、コメディなどに挑む。きょう配信の第28回は、「もっとぶっとんだセンスの持ち主を発掘しよう!」の第2弾。四期生の石塚瑶季、正源司陽子、平岡海月、渡辺莉奈の4人が、アート企画に挑み、ぶっとびセンスを磨く。講師は、アーティストとしても注目されるお笑いコンビ・野生爆弾のくっきー!、見届け人は、二期生・金村美玖が務める。第10回で行われた第1弾では、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、山下葉留花が、くっきー!も驚がくのぶっとびセンスを発揮。渡辺が、「前回は同期のぶっとびが集まってるんですよ」とこぼすと、石塚も、「この4人は常識人なんです!」と困惑気味。もっとも苦手な企画に呼ばれてしまった4人だが、くっきー!から“ぶっとび~!”の評価は得られるのか。はじめに、「ぶっとび4コマ漫画劇場」と題し、4コマ漫画に挑戦した四期生。漫画の概念が崩壊している正源司の作品に、くっきー!は、「ちょっと待ってくれる? 不思議なことが起こってる……」と苦笑いを浮かべる。また、渡辺の作品では、「うわ、怖っ! 何これ?」とドン引きし、メンバーたちからも、「どういうこと……?」と恐怖の悲鳴が上がる。さらに、前回大好評だった「もっとぶっとんだ絵描き歌を作りましょう!」にも挑戦。それぞれオリジナルの絵描き歌に挑んだが、独特のリズム感で歌った平岡、トリッキーなミスをした正源司、その場で急きょ作り上げた渡辺に、くっきー!は、「ヤバっ!」と言いながらも高評価を下す。そして最後に挑んだ石塚の絵描き歌では、一同大爆笑。メンバーの笑いが止まらなかった石塚の大失態とは?なお、番外編では、4人で協力しながら「ぶっとびライブペイント」に挑む。
2025年05月05日●メンバーの個性が出ているWEST.主演映画の撮影裏話7人組アイドルグループ・WEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望 ※濱田崇裕の濱は異体字が正式表記)が、『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』(5月2日公開)でメンバー全員そろって劇映画初主演を務めた。アクションあり、笑いあり、人情ありの本作でそれぞれが個性豊かなキャラクターを生き生きと演じ、観る者をたっぷりと楽しませてくれる。熱血漢の陽一郎を演じた重岡は、「メンバーの個性が出ている」とにっこり。「自慢のメンバー」と愛情を傾けながら、WEST.の今後の展望までを語った。本作は、昨年末に上演された舞台「WEST. 10th Anniversary 大阪松竹座公演」の千穐楽で製作が発表されたWEST.の新作映画。さびれたシャッター商店街を取り壊すよう指令を受けた建設会社の社員たちがライバル社と火花を散らす中、商店会の住人たちも入り乱れて予想外の展開へと突き進むアクションコメディだ。メンバー7人が揃って劇映画に主演するのは、今回が初めてのこと。本作の企画が舞い込み、重岡は「よっしゃー、やるぞ! と燃えましたね。全員で力を合わせて頑張ろうと思いました」と意気込み、「メンバーが演じるそれぞれのキャラクターをイメージしながら、『これはメンバーの個性が出そうだな』と楽しく脚本を読ませていただきました。面白いものができるなと思いました」とワクワクしたと振り返る。メガホンを取ったのは、『劇場版おっさんずラブLOVE or DEAD』や『Gメン』などで知られる瑠東東一郎監督。瑠東監督は、WEST.にとって特別な繋がりのある存在だという。重岡は「瑠東さんの初映像作品である『DRAMADA-J いつかの友情部、夏。』というドラマに、僕と流星、神山、小瀧も出演していて。ハイヒールモモコさんのバラエティ番組で、僕がレギュラーをやらせていただいていた番組のディレクターさんでもあったりして、ホンマに昔から知っている方なんです」と出会いは15年以上前だと明かし、「だからこそ今回、瑠東さんが撮ってくれると聞いてめっちゃうれしかったです。瑠東さんにも『おっさんずラブ』など代表作ができた上で、今こうやってまた歩みを重ねられた。僕からすると10代、20代、30代と世代をまたいで出会えたわけですから、お互いに頑張ってきてよかったね! という感慨があります」としみじみ。その瑠東監督は、「WEST.のメンバーは撮影合間で話す内容も、高校の部室ですらないんです。中学の部室なんです。ホンマしょーもないネタで5時間くらい笑っているんです。つまり最高なんです」とWEST.との再会について語っている。重岡は「瑠東さんも中学生!」と楽しそうに笑いながら、「ホンマに瑠東さんは最高ですよ。『WEST.ってこうなんです』と僕らでも言語化できないようなものまでキャッチしてくれて、それを思い切り押し出すような映画を作ってくれました」と瑠東監督だからこそ捉えられた表情が満載の映画になったと感謝を込める。重岡は、商店街で育ち、商店街を愛する熱血漢の陽一郎を演じた。グループのメンバーが演じる商店街を取り壊すミッションを受けて潜入してきた“裏社員”たちや、幼馴染らとにぎやかなやり取りを繰り広げる。気心の知れた面々との芝居に、重岡は「それぞれにこんなにいい一面があったんだと思って、笑ってしまうこともあった」と新たな面を発見することもあった様子。「照史がバンバン、アドリブを入れてくるので、現場でも笑いが起きていました。みんなサプライズでいろいろなことをやっていて、『このセリフ、こんな言い方すんねや!』『こんないい一面があるんや!』と面白くなってしまうような瞬間ばかりでした。素で笑ってしまっているところもいっぱいある」と目尻を下げる。●本気で楽しんでいるから生まれる7人揃った時のパワー2024年に行われたドームツアーでは3都市8公演で計38万人を動員するなど、幅広い世代から人気を集めるWEST.。本作の完成披露は彼らのデビュー日4月23日に行われた。デビュー12年目に突入した重岡は「自慢のグループであるWEST.のいいところを全部映像化してくれて、誰でも楽しめるエンタメとして作り上げてくれた」と笑いと勢い、温かさが詰まった映画はグループの集大成とも言うべき作品になったと喜びを噛み締める。グループの歴史において仲間のよさを感じた瞬間について聞いてみると、「しょっちゅうありますね。まだまだおもろいことばかり」と切り出した重岡は、「完成披露でも仲間のよさを感じた」と告白し、「めっちゃ楽しかった。濱ちゃんが、最高におもろかった!」と声を大にする。続けて「野生の魅力、知性、技術、経験などいろいろなものが混ざってきていて、濱ちゃんマジで最高です。この男は今後、芸能界のビッグ3になるんちゃいますか。今のうちにもっと注目しておいたほうがいいです! コイツの面白さからは、周りも目が離せないと思います。簡単に言うと、変人です」と熱弁し、「歌も上手いし、表現力もすごい。音楽、お芝居、普段の喋りも最高。三刀流ですよ。最近は濱田崇裕という人間のできることをフルに使い出しているので、すごいことになっています」と賛辞が止まらない。12年目の抱負は、「この7人でいたら面白い、楽しいという気持ちを守れたらなんでもいいと思っています」と語った重岡。7人が揃った時のパワーは、「本気で楽しんでいること」から生まれるものだと分析する。「本気で頑張っている高校球児やオリンピックの選手を見ていると、泣けてきたりしますよね。それと一緒で、本気で楽しそうにしているヤツを見ていると楽しくなってくる。そんなメンバーです」と愛着を寄せつつ、「応援してくれる人たちと一緒にこの輪が広がっていったらいいなと思いますが、まずは自分たちが面白い、楽しいと思うものを守っていければなるようになるのかなと。むしろ人生はなるようにしかならないので、みんなで頑張って面白いことをやっていけたらなと思っています」とくしゃっとした笑顔で、未来を見つめていた。■重岡大毅1992年8月26日生まれ、兵庫県出身。2014年4月23日、1stシングル「ええじゃないか」でCDデビュー。個人では俳優としても活躍し、2008年にドラマで俳優デビュー、2014年には「SHARK~2nd Season~」 (NTV) で連続ドラマ初主演を果たす。『禁じられた遊び』(23)、『ある閉ざされた雪の山荘で』(24)、『35年目のラブレター』(25)など、映画でも存在感を発揮している。ヘアメイク:井上ゆかスタイリスト:内田あゆみ(creative GUILD)(C)2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会
2025年05月02日浜辺美波と目黒蓮が、2026年2月公開予定の映画『ほどなく、お別れです』でダブル主演を務めることになった。小学館文庫小説賞の大賞受賞作であり、長月天音のデビュー作でもある小説『ほどなく、お別れです』シリーズの実写映画化が決定。原作は、作者自身の死別経験に基づき執筆されたもの。就職に失敗したヒロインが葬儀社で見習いとなり、厳格な先輩プランナーと共に"最高の葬儀"を目指す感動の物語となっている。新人葬祭プランナー・清水美空役は、映画『ゴジラ-1.0』や連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか)でヒロインを務めた浜辺美波。日々成長していく役柄を演じる浜辺は、「死と向き合うことに不安もあったが、自身の感情を大切に演じた」と語り、「お別れは悲しいが前向きで温かく、周りの人を大切にしたいと感じる作品」とコメントしている。美空を指導する先輩プランナー・漆原礼二役は、Snow Manのメンバーで、『silent』(フジテレビ系)や映画『わたしの幸せな結婚』などで俳優としても活躍する目黒蓮。劇中では漆原の過去にも焦点を。目黒は「お別れは悲しいが希望もある。また会えるかもしれないという考えは素敵」と述べ、「別れを現実的に感じさせ、観後に自身の人生や人との接し方が変わるような作品」と語っている。監督は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの三木孝浩。脚本は『ひよっこ』などを手掛けた岡田惠和監修のもと、本田隆朗が担当する。■浜辺美波 コメント私は、"死"というものに演技でしかしっかりと向き合ったことがなく、最初にオファーをいただいた際は演じられるか少し不安でしたが、三木監督には事前に『ご遺族や故人様に向き合ったときの気持ちを大事にしてほしい』というお手紙をいただいたため、あえて意識はせず、自分の感情を大切に演じました。監督とはデビュー当時から映画やMVなどで何作もご一緒させていただいておりますが、とても心が温かい方で、監督の優しさに包まれてこの作品はできているのだなと思いました。また、目黒さんとは初共演でしたが、現場にいらっしゃる姿が紳士で、佇まいから誠実さが伝わってくる方でした。上司と部下という役柄もあり、あまり会話をする機会はありませんでしたが、現場でずっと見守って下さり安心感がありました。口数は少ないけれど心は温かくて漆原さんにぴったり。今回、ご一緒できて良かったです。"お別れ"というのはどうしても避けられない、身近で、一番悲しいものだと思いますが、同時に、前向きで温かいものでもあると思います。周りの人を大切にしたいと感じる作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。■目黒蓮 コメント事前に原作を拝読しましたが、"お別れ"をテーマに描かれているため悲しいなと思う一方で、希望がもてる部分もあり、「お別れはしたけれど、この先、いつかまた会えるかもしれない」という考えはとても素敵だなと思いました。三木監督とは初めてご一緒させていただきましたが、とても穏やかな方で、現場では監督の空気感に支えられていたなと思います。集中したいときも、言葉で意思疎通をするというより、監督がつくってくれる雰囲気の中でのびのびと演じさせてもらえました。同じく初共演の浜辺さんは、監督としっかりコミュニケーションをとり丁寧に役を作っていく方だなという印象で、とても共感できましたし、浜辺さんのおかげで、漆原と美空の関係性がしっかりつくれたのではないかと思います。今作は、お葬式を通じて、非日常に感じてしまいがちな大切な人との別れを最も現実的なものに感じさせてくれる作品です。日々過ごしているこの時間でさえも、大切でもう帰ってこない時間。映画の「ここに注目してください」というより、観終わったあとに、自分自身の先の人生に注目してもらえたらと思います。きっと、人に対する接し方など、何かが変わると思います。【編集部MEMO】浜辺美波は、2000年8月29日生まれ。24歳。石川県出身。2011年に開催された「第7回東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞して芸能界入り。同年公開の映画『アリと恋文』で主演を務めて女優デビューを果たす。以降は映画『君の膵臓をたべたい』(2017年公開)、映画『ゴジラ-1.0』(2023年公開)、NHK連続テレビ小説『らんまん』(2023年)など次々と話題作に出演。次期大河ドラマ『豊臣兄弟!』(2026年)の出演も決定している。目黒蓮は、1997年2月16日生まれ。28歳。東京都出身。中学2年生だった2010年10月にジャニーズ事務所に入所。ジャPAニーズ HI!に所属する。2016年から宇宙Six(2019年8月に脱退)、2019年1月からSnow Manのメンバーとなり、国民的アイドルに。グループの活動と並行しながら、俳優としても活躍中。2020年公開の映画『月の満ち欠け』では「第46回日本アカデミー賞」で優秀助演男優賞と新人俳優賞、第96回キネマ旬報ベスト・テンで新人男優賞を受賞している。
2025年05月01日