レトロ&モダンな明治時代の町家素材の旨味が主役のおばんざい味付けの極意は「素材の旨味×醤油×酒」レトロ&モダンな明治時代の町家1階はカウンター席とテーブル席、奥には京町家らしく坪庭もあるアンティークのステンドグラスがかわいい2階窓辺の席出窓のような出格子のほか、改装時に復刻した一文字瓦、新たに付けたガス灯など、京町家の魅力が満載の【松富や壽(まつとみやことぶき)】。築111年目を迎える京町家を改装したこの店では、1階の窓辺に料理が10数種スタンバイ。飴色になった出格子と煮物や炊き物、おからなどのおばんざいが、ほっこりとした気分にさせてくれます。しかし、このおばんざい、ちょっとしたしかけがあるのです。2階から見たおばんざいコーナー。時がゆったり流れる素材の旨味が主役のおばんざい動物性の出汁をつかっていないにもかかわらず、芳醇な旨味があふれ出す例えば、京都産小大豆もやしを国産生姜とごま油で和えた歯応えも抜群の『京もやし和えもん』(写真皿右上)や、富山県産大豆と小笠原の天然にがりを使用した手作りの『国産大豆のおから煮』(写真皿右上から時計回りに2番目)など、ヘルシーな料理がならびます。なかには植物性の飼料を食べて育ち、長期間無投薬で飼育された健康な但馬鶏を揚げ物にした『但馬味どりの竜田揚げ』(写真皿中央)もあり、自然食とはいえしっかりおなかが満腹になります。ほか、国産野菜の旨味をたっぷりふくんだ『おつゆふの炊いたん』もおすすめです。味付けの極意は「素材の旨味×醤油×酒」食べ始めた一口めから「旨味の効いたこの味付けは何ですか?」と思わず聞いてしまいそうになるおばんざい。その正体は素材の旨味なのだそう。普段知っている出汁たっぷりのおばんざいとは一線を画すこの味わい。秘密を聞いてみると……特栽コンニャク旨煮や京もやしの和えもんなど、煮物を中心に、和えものやおひたしが並ぶこの店の煮炊きものは、動物性の出汁を使わず、できるだけ水を少なくした蒸し調理の、無水料理に近い調理法で、素材の持ち味を高め、そこから出た旨味たっぷりの水分に、厳選した醤油や酒で味付けをするというスタイルです。昆布や魚介の出汁をつかって味付けする定番の調理ではなく、素材から出た旨味に、醤油と酒、甘味は粗糖で味付けし、それを素材の中へ再び戻すといえばよいでしょうか。味噌汁ひとつとっても麦の甘い風味が広がり、炊き物には野菜の滋味がにじみ出す、旨味のなかに透明感のある味わいなのです。さっぱりした味わいといりこの風味が濃厚な、『安芸いりこの酢煮』特にオススメしたいのは、こちらの2品。まずは、『安芸いりこの酢煮』。いりこ出汁は取らずに、薄口醤油とお酒、有機純米酢で戻しながらふっくら炊き上げたもの。広島県産の無添加いりこの旨味が凝縮しています。もはや、出汁の塊?!大根の出汁がたっぷりな『有機切干大根の炊いたん』ふたつめはこちら、『有機切干大根の炊いたん』。長崎県産の、有機無農薬、天日干しした大根を使用し、戻し汁に薄口醤油とお酒でじっくり味付けています。切干大根のおいしさがさらに増し、何度も食べたくなります。サラダコーナーの野菜は減農薬のミディートマト。JGAP(食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証)取得農園のものです。ほか、味噌汁には国産大豆、国産裸麦、自家製有機無農薬米、国産天然塩などすべてにこだわった味噌をつかっていて、ごはんは玄米をたっぷりと用意。減農薬の中玉トマトなど野菜もフレッシュ肉や卵もありますが、動物性の出汁をつかっていない野菜のおばんざいを選べば、ベジタリアン食も叶うとあってヘルシー志向の外国人観光客にも人気があります。たまにはヘルシーに自然食。レトロな空間で、滋味あふれるおばんざいをおなか一杯味わってみませんか?【松富や壽(まつとみやことぶき)】電話:075-221-6699住所:京都市中京区竹屋町通西洞院西入東竹屋町422アクセス:地下鉄「丸太町」駅から徒歩8分営業時間:11:30~14:30(L.O.13:50)、土曜・日曜・祝日は~15:30(L.O.14:30)定休日:火曜ブッフェ代金(60分制限):平日:大人1人1,080円、小学生540円、幼児360円土曜・日曜・祝日:大人1人1,490円、小学生750円、幼児500円。※土日祝は品数もアップ。
2018年05月12日東京の真ん中で農を叫ぶ若手生産者をサポートし、未来を支える「いい農業」をめざして東京の真ん中で農を叫ぶ東京・表参道駅から青山通りを渋谷方面にのんびり10分。国連大学前の敷地に毎週末、カラフルなテントを屋根にして立つ市がファーマーズマーケット@UNUです。農家さんと会話しながら買いものができる野菜直売店を中心に、スパイスマーケットやお茶のショップ、パンやマフィンを売るべーカリーから搾りたての油が買えるスタンド等がずらりと軒を並べ、グルメフードを売るキッチンカーがにぎやかに周りを囲みます。店とキッチンカーを合わせると通常の週末でも100近く、イベント時には1500160もの店が並ぶというこのマーケット、ご近所住人はもちろん遠方からの常連客も多く訪れ、外国人観光客の姿もちらほら、料理人が出勤前に立ち寄る姿も珍しくありません。大都会東京のど真ん中にありながら、採れたて野菜のエネルギーや土のにおいにつつまれた、産地とダイレクトにつながる空間は、ニューヨークやロンドンのマーケットにも通じます。青山の街にぽっかりと空いたのどかな空の下、心地よい風が吹くマーケット。売り手も買い手も楽しそう。「海外のファーマーズマーケットに似てますか?笑でもそういえば、ファーマーズマーケットって『外国のどんな大都市にだってあるのに東京にはない。おかしいよね』という弊社代表・黒崎の問題意識が事業の始まりだったんです」マーケットを企画運営するメディアサーフコミュニケーションズのスタッフ、若菜公太さんは言います。「2008年9月のことでした。最初は本当に小さなマーケットからはじまったんですよ。近くの別の場所でスタートし、ここに移ってきた当初も出店数は20ほど。お客さんも少なくて、毎日手配りでビラを撒いていたくらいです。それから10年、おかげさまで、今では多くの生産者さんたちとお客さまに来ていただけるマーケットになりました。単発のイベント感覚ではなく、やっと日常の一部ととらえていただけるようになったと思います」一日の来場者は通常の週末で15000人ほど、イベント時はさらに多くの人が訪れます。買い手にとってはおいしい食材、安心な食べ物を生産者から直接買える場所として、作り手にとっては意識の高い買い手が集まるマーケット、食べ手の声を聞ける場所として、確かな地歩を築いてきました。バナナピーマン、レッドオーレ、フェアリーテール、プッチーニ...一般的な種類はもちろん、珍しい野菜を買えるのもファーマーズマーケットのお楽しみ。若手生産者をサポートし、未来を支えるマーケットへの出店希望は全国から引きも切らず、野菜の収穫期ともなると出店枠は争奪戦になるのだそう。新規の出店希望に対しては生産方針や未来を切りひらく意思などを聞き、主催者と参加者として共感できるかどうかをお互いじっくり確認してから、その時に枠が空いていれば参加してもらう方針、と同スタッフの竹田潤平さんは説明します。「農家さんに関しては有機や自然農法の生産者だけ、などと特に線引きはしていないんですよ。でも、必然的に多くはなりますね。そしてなかでも、今は特に若手生産者に重点的に入っていただいています。彼らの多くはまだスタートアップの段階で販路が少ない。情報も足りない。農家として経営が軌道に乗るまでは本当に大変で、『思い』はあるのに仕事として続かないことも多い。だからなるだけ彼らを支え、育てていきたいんです」左/緑色の生胡椒を発見。右の容器に入っているのは熟成させたもの。右/さまざまなスパイスやナッツを揃えるスパイススタンド。量り売りで買えるのもうれしい。ファーマーズマーケットで生産物がある程度売れるようになれば生活が安定し、農家としての次の一歩を考えられる余裕が生まれるでしょう。料理人に紹介して味を気に入ってもらえれば、定期的に取引が発生する可能性もあります。現在はニューカマーの若手生産者の店を一区画にまとめ、マーケットの開催中もスタッフがアドバイスしやすい位置に配置しているそうです。さらに昨年には、マーケットで残念ながら売れ残ってしまった野菜をまとめ、近隣の契約レストランに配送・販売する”re-think delivery”(リシンク・デリバリー)というプログラムも始まりました。多角的に農家をサポートするシステムを、着実にととのえていることが伝わります。左から、メディアサーフコミュニケーションズの田中佑資さん、若菜公太さん、竹田潤平さん拝原宏高さん、酒井かえでさん、田中亘さん「いい農業」をめざしてこれまで10年間にわたり、東京の消費者の食と農への向き合い方を見つめてきたファーマーズマーケット@UNU。この先の未来に目指すべき「いい農業」はと問うと、竹田さんは次の3つの「基本」を挙げてくれました。①安心できる野菜や果物をつくること②農家として、きちんと生活できる経済性を担保すること③水質汚染回避や生態系維持など、地球環境や社会問題を考えて取り組むこと基本と言ってもじつのところ、これら全部を考えられている農家さんはまだまだ少ないそうです。より真面目に農業に取り組むほど、忙しさもあってなかなか考える余裕がない。だからこそ、マーケットとしてサポートできるところはしていきたいと言います。グルメフードを売るキッチンカーもたくさん。青空の下で食べる窯焼きピザ&クラフトビールは最高。「ファーマーズマーケットは作り手、つまり農家にとっては販路の拡大場所であり学びの場です。そして使い手、つまり都市のお客さまにとっては『いい農業』『いい農産物』に対して興味を持つ入口。農業の未来のためには都市と農、両方の裾野を広げることが重要で、ファーマーズマーケット@UNUはそのためのプラットフォームになっていきたいですね」都市は農を求め、農は都市を求めている。農業の未来は明るく、可能性を秘めている。(メディアサーフコミュニケーションズのHPより)お知らせ農業の未来と農的生活の可能性を追求するためメディアサーフコミュニケーションズが石川県に運営する、古民家を改装したファームハウス「TAKIGAHARA FARM」。カフェに加えて宿泊施設もオープンしました!
2018年05月11日日本人観光客からも絶大な人気を誇る韓国のワタリガニ料理韓国ではカニというとワタリガニの需要が非常に高い西海岸沿いの漁港が主産地で、醤油漬けと鍋料理が定番メスが卵を抱える春から初夏にかけてがいちばんの旬韓国の西海岸でワタリガニワタリガニを醤油漬けにした『カンジャンケジャン』ワタリガニを生のまま醤油漬けにした料理を、韓国では『カンジャンケジャン』と呼びます。この料理を食べるときに上品であってはなりません。多くの店では甲羅をはがして、身はぶつ切りで出てきますので、まずは足の部分を手に持って、つけ根のあたりにガブッとかじりつくのが正しい作法です。噛むというより、歯を使って身を押し出す感じ。口の中へと流れ込んだ身は、それはもう身悶えするほどに甘くってトロトロで。韓国料理の中でも熱狂的なファンの多い料理です。鮮度のよい内子は甲羅の中でオレンジ色が映える専門店では必ず春にとれたメスのワタリガニのみを使用します。この時期のメスは内子(未成熟卵)を抱えており、この濃厚なコクと甘味を味わってこその料理です。甲羅の中はスプーンですくって食べますが、スミからスミまでこそげるようにして食べるのがコツ。カニミソと絡めながら余すことなく味わってください。途中からはごはんを入れて混ぜて食べるのも定番。両者の愛称は抜群で、韓国では『カンジャンケジャン』のことを、「パプトドゥク(ごはん泥棒)」とも呼ぶぐらいです。地元での評価も抜群に高い群山の【ユソンガーデン】『カンジャンケジャン』の専門店は全国各地にありますが、より大きな感動を求めるなら、主産地である西海岸沿いの港町に繰り出すことをおすすめします。鮮度はもちろん、サイズが大きく、内子のたっぷり入ったワタリガニに出合えます。中でもおすすめしたいのが全羅北道(チョルラブクト)の群山(クンサン)という町にある【ユソンガーデン】。ワタリガニの品質はもちろん、竹塩(竹筒に詰めて焼成を繰り返した特別な塩)、各種野菜、韓方材を加えた漬け込み用の薬味醤油が格別です。ワタリガニの専門店にパリッと焼いた海苔は欠かせない『カンジャンケジャン』(2人前W5万2,000、W100は約10円)を注文すると一緒に出てくるのがこちらの海苔。群山は海苔の養殖も盛んな地域であり、これで釜炊きのごはんを包んで食べるだけでも幸せですが、先ほどのパプトドゥク。甲羅の中でカニミソや内子と混ぜたごはんを海苔で包めば、これほど至福という表現が似合う味もそうありません。ワタリガニを鍋料理で味わう『コッケタン』も必食の品人数に余裕があるなら、鍋仕立てにした『コッケタン』(2人前W5万4000)も一緒にシェアしてみてください。使用するワタリガニは『カンジャンケジャン』と同じく内子を持ったメス。テンジャンと呼ばれる韓国味噌をベースに、ニンニク、ショウガ、粉唐辛子などを加えてピリ辛に仕立てます。ワタリガニ以外のダシは一切使わず、シンプルに水から煮込むのが肝要とか。それでもうっとりするほどのうま味、甘味を楽しめます。江華島の外浦里にはワタリガニ料理の専門店が集まるそしてもうひとつ。韓国の西海岸でワタリガニを食べるなら、仁川(インチョン)の江華島(カンファド)という島もたいへん有名です。この江華島沖こそがワタリガニの名漁場であり、ここから西海岸の各港へと水揚げされます。島の外浦里(ウェポリ)という地域にはワタリガニの専門店が集まっていて、鮮度抜群の『カンジャンケジャン』や『コッケタン』を味わえます。ワタリガニの鍋料理を看板料理とする【忠南瑞山チプ】外浦里の中でも古株として知られるのが、こちらの【忠南瑞山チプ】(チュンナムソサンチプ)。店名の由来となった忠清南道(チュンチョンナムド)の瑞山(ソサン)という地域もまた、西海岸沿いにあってワタリガニで有名な港町です。地元名産の高麗人参を加えた『カンジャンケジャン』この店の『カンジャンケジャン』(1人前W2万5,000)は、薬味醤油に高麗人参やナツメといった韓方材を加えているのが特徴。江華島は高麗人参の名産地であり、島の玄関口である市外バスターミナル近くには、「高麗人参センター」という専門の卸売市場もあります。韓方材の使用は薬効への期待もあるのでしょうが、むしろ薬味醤油に加わる独特の風味が面白い部分。ほんのりとした大地の香りが、ワタリガニの甘味とマッチします。カボチャを加えて味噌仕立てにした『コッケタン』鍋料理の『コッケタン』(小2人前W5万~)は、店名に掲げた瑞山式の調理法で作ります。ワタリガニと一緒にカボチャを入れるのが特徴で、味噌仕立てのスープにカボチャの甘味を加わることで、なんとも深みのある味に仕上げています。江華島では5月にとれたメスのワタリガニを最上とするもちろんこちらも内子を持ったメスを使用。熱を加えることでホクホクとした食感へと変わり、トロトロとはまた異なる濃厚さを楽しむことができます。お店の方曰く「いちばん卵がみっちり詰まっているのは5月」とのこと。シーズンとしては4~6月までがとれる時期ではありますが、そのド真ん中を目指してくるのがもっともおすすめとのことでした。春から初夏にかけての韓国を訪れる際は、ぜひ思い出してください。【ユソンガーデン( 1 )】電話:+82-63-453-6670住所:全羅北道群山市聖山面チョルセ路6-1住所:| p 1t ̠ȸ\ 6-1【忠南瑞山チプ(ͩ)】電話:+82-32-933-8403住所:仁川市江華郡内可面中央路1200住所:x̜ Tp t Y\ 1200
2018年05月10日ワンフロアで道内各地のスイーツを楽しめる!酪農王国・北海道の牛乳を使用したソフトクリームを食べ比べ冷えた身体を癒す、あったかメニューもオススメですビッセ限定のお土産も要チェック!ワンフロアで道内各地のスイーツを楽しめる!店内からは大通公園が眺められ、暖かくなるとテラス席も登場します大通公園と札幌駅前通りの交差点にひときわ目立つ、ガラス張りのビルがあります。その地下2階~地上4階が、「大通ビッセ」というグルメやショッピングが楽しめる商業施設になっており、その1階にあるのが北海道内で人気の6店舗のスイーツ&ベーカリーショップが入るフロア【ビッセスイーツ】です。ここは地元民もよく利用するスポットで、モーニングからランチ、カフェタイムからディナーまで、時間帯に合わせて幅広く利用ができます。広いカフェスペースを備える【KINOTOYA CAFE】では、「ビッセきのとやフェスタ」という、スイーツのほか、ドリンクや食事系メニューも楽しめるビュッフェ(予約制)も毎日開催しており、日々賑わいをみせています。スイーツ好きな札幌市民なら一度は訪れたことのある場所と言っても、過言ではないほどです。酪農王国・北海道の牛乳を使用したソフトクリームを食べ比べ手前の大きなソフトクリームは【KINOTOYA】の『極上牛乳ソフト』388円(税込)。とにかくボリューミー、そして濃厚!食べ応えNo.1です「だて牛乳」を使用した【Bocca】のソフトクリーム。ミニサイズ(250円・税込)といっても、ワッフルコーンの底までたっぷり入っています。ビッセスイーツに入っている4店舗がソフトクリーム、1店舗はジェラートを販売しているのですが、どれも見事に味わいが違います。どの店舗も北海道産の牛乳を使用しているのですが、まず牧場・地域によって牛乳の味が全く違うのです。その美味しい牛乳を使用し、各店舗のこだわりで仕上げたソフトクリームを、ぜひとも食べ比べしてほしいのです!それぞれの味わいに酔いしれて、大通にいながらも北海道グルメツアーをしているかのような気分になることは間違いなし!これほどの種類のソフトクリームを食べ比べが出来るのは、他にはあまりないはずです。ちなみに【町村農場】と【Bocca】にはミニサイズもあるので、食べ比べをしたい人はもちろん、「少しだけ食べたい」という方にもピッタリです。どのお店も絶品ですが、食べ比べにオススメのソフトクリームを3店舗ご紹介いたします。【町村農場】人気のドーナッツをソフトクリームと合わせて『チョコレートドーナツ』190円(税別)に、+190円(税別)でソフトクリームをトッピング農場産の素材をたっぷり使用したスイーツが人気の江別【町村農場】。こちらでいただけるのは、町村農場のさわやかな牛乳そのものの味わいを楽しめるソフトクリームです。定番のミルクのほかに、抹茶やイチゴなど月替わりのフレーバーもあります。ソフトクリーム単体でも美味しいですが、ここのお店ならではの食べ方も。農場産のミルクと小麦をたっぷり使用した【町村農場】自慢のふわもちのドーナッツ。こちらに+190円(税別)でソフトクリームのトッピングができるのです!ドーナツに乗せて一緒に食べることで、ソフトクリームの風味をより楽しむことができます。【函館洋菓子 スナッフルス】すっきりフレッシュなソフトクリームは食後の〆に最適今回紹介したソフトクリームの中でもっともすっきりとした味わい。『ソフトクリーム』324円(税込)チーズオムレットで有名な【函館洋菓子 スナッフルス】。こちらは北海道の七飯町・大沼国定公園山川牧場の生乳を使用したさっぱりとした風味のソフトクリーム。新鮮な牛乳のおいしさはそのままで、食べた瞬間からひんやりスッキリとした味わいです。これから迎える暑い夏にピッタリです。【Paume(ポーム)】ブーランジェリーでジェラート専門店の味を堪能『フレッシュミルク』のジェラート シングル380円/ダブル、トリプル450円(ともに税込)。このほかにも季節に応じて様々なフレーバーが並びます「やさしいパンを、手のひらに」がコンセプト、札幌で展開するブーランジェリー【Paume(ポーム)】。こちらには札幌のジェラート専門店【円山ジェラート】のメニューを取り揃えています。ソフトクリームとの食べ比べをより楽しむなら、看板商品である美瑛町の牛乳を使用した『フレッシュミルク』のジェラートを。肥沃な大地でストレスなく育った牛の、まさにフレッシュな牛乳のそのものの美味しさを楽しめるのでぜひ!このように、様々な味わいのソフトクリームを味わうことができます。個人的な感想ですが、濃厚度合いは【KINOTOYA】>【Bocca】>【町村農場】>【スナッフルス】の順番。夏にはさっぱり目、冬には濃厚なソフトクリームがオススメです。食事メニューも充実!お得なスープセットもソフトクリームやケーキなど、スイーツメニューが充実しているのはお分かりになっていただけたかと思いますが、【ビッセ】にはお腹をしっかりと満たしてくれる、そして北海道を味わうことができる食事メニューを提供しているお店もあります。【Paume】のパンは地元のパン好きにも大人気ジェラートでもご紹介した【Paume(ポーム)】は、北海道産の小麦やバター、卵&天然酵母を使用してつくるブーランジェリー。こちらでは300円以上のサンドイッチを購入すると、スープが無料で付いてくるのです!このスープが身体の中からじんわりと温めてくれます。サービスとは思えないほどの食べ応えで、胃袋も満足できるはず。【Bocca】の季節のスープはバゲット付で350円。人気の燻煙黄金豚ソーセージ350円とセットだと100円引きに(すべて税込)【Paume】のサンドイッチは300円(税込)から。イートインの場合はスープが無料になるのが嬉しいさらにそのお隣にある【Bocca】のスープもオススメ。3階にある姉妹店の人気ステーキ店【43゜STAKE HOUSE】で仕込んでいるので、味はお墨付き。自社牧場の黄金豚の肉を使用した自慢のソーセージとともに楽しめます。(ソーセージと一緒に飲みたいビールも、もちろんあります!)ビッセ限定のお土産も要チェック!「全道各地の美味しいスイーツを、お土産にしたい!」GWはそんな方も多いはず。もちろん、各店舗テイクアウト商品やお土産用スイーツが用意されています。1906年に札幌で創業した【月寒あんぱん】では、ビッセスイーツ限定の『出来立て玉ドーナツ』を販売中。また【Bocca】では杏仁豆腐好きが選んだ杏仁で昨年全国一位を獲得した『杏仁豆腐』も。この他にも江別・町村農場の作りたて、天然酵母のドーナツや、函館【函館洋菓子 スナッフルス】の『チーズオムレット』なども人気です。また各店とも、地方発送にも対応してます。広大な北海道の土地で生まれた美味しい牛乳で作るソフトクリームやスイーツを、アクセス抜群の札幌中心部で気軽に味わうことが出来るスポット。立ち寄らない理由はないと言っても過言ではありません!ぜひ、大通ビッセに遊びに来てはいかがでしょうか?<耳より情報>1階店舗の座席が満席の際は、2階にある【TOKUMITSU COFFEE Cafe & Beans】も大通公園を眼下に眺められるのでオススメです。また、【函館洋菓子 スナッフルス】のケーキを持ち込むと、コーヒーが50円引きで購入することができます。大通ビッセ住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目7北洋大通センターアクセス:地下鉄「大通」駅直結・地下歩行空間直結※ビッセスイーツの営業時間は10:00~20:00※KINOTOYA CAFEのみ、8:00~21:00
2018年04月30日【Buvette】朝昼夜と表情を変える“ガストロテック”【Värmen】兄弟が生み出す日本ワインとシーフードの店【一角】オシャレだけど肩肘張らない“昭和の居酒屋”【Buvette】(1F)日本初上陸! NYで人気のガストロテックが、パリに続き日比谷に出店朝、昼、夜で違う顔を持つ店内。訪れる人々の雰囲気も、カウンターに並ぶ料理も、時間帯によって変わっていきますNYで女性オーナーシェフが営む人気の“ガストロテック”【Buvette(ブヴェット)】。パリに続く世界3号店として、東京ミッドタウン日比谷にオープンしました。”ガストロテック”とは、1日を通して飲んだり食べたりできる日常使いの食の空間を表す【Buvette】による造語。朝早くから夜遅くまで営業しているので、出勤前の朝食やランチ、仕事終わりの1杯など、あなたの好きなスタイルで楽しめます。一人で訪れるならぜひカウンターへ。目の前で次々と料理が仕上げられていく様子を眺めながら、のんびりと過ごすことができます仕事終わりや休日のランチ会など、友人と食事をするならテラス席がオススメ。外の風を感じながら、優雅な時間を過ごせますオススメのランチメニュー左から時計回りに、『アスパラガス』1,200円、『ニース風サラダ』1,600円、『クロックマダム』1,800円(すべて税抜)オススメのディナーメニュー左から時計回りに『キャロットラペ』1,200円、『コック オ ヴァン(鶏の赤ワイン煮)』1,800円、『チキンレバームース』1,000円(すべて税抜)朝は店で焼かれるパンや焼き菓子、色とりどりのジュースなどが並び、昼や夜はベーシックなフランス料理を【Buvette】流にアレンジした料理が揃います。小皿にこんもりと盛られた印象的なビジュアルの料理は、どれもシンプルに素材を生かした優しい味わいで、ワインにもぴったり。朝、昼、夜、それぞれに、気軽で楽しい食事の時間を演出してくれます。【Buvette(ブヴェット)】電話:03-6273-3193住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1F営業時間:[平日] 8:00~23:30(L.O.22:30)[土日祝]9:00~23:30(L.O.22:30)定休日:東京ミッドタウン日比谷に準じる【Värmen】(2F)弟が手掛けるワインと兄のシーフード料理を、スタンディングやレストランで堪能キッチンの目の前にあるシェフズカウンターはデートに最適。奥のレストランスペースは大人の女子会にもオススメです新潟「カーブドッチワイナリー」のワインが揃う【Värmen(バーマン)】。このお店の料理をプロデュースするのが、「カーブドッチワイナリー」の醸造家 掛川史人さんの兄であり、代官山【アタ】のオーナーシェフである掛川哲司さん。「兄弟だからか、私の料理は自然と弟のワインに合うんですよね」という哲司さんの言葉通り、ここでは最高のペアリングが体感できます。スタンディングスペースではタパスやピンチョスをキャッシュオンで。ID決済も可能です。テラス席もあり、昼下がりのお酒やアペロにもグラスワインとともに手軽に楽しめるタパスもこだわりのラインナップ。スペインの人気店のレシピで焼いたチーズケーキも絶品オススメのディナーメニュー『アオイリ 全部のせ』 2,400円(税抜)。たっぷりの魚介とフレッシュ野菜を、ふわふわクリーミーな自家製アイオリソースをつけて堪能『イワシのコンフィとトレビス』1,700円(税抜)。イワシをくずしてトマトと合わせ、ソース感覚でトレビス(レッドレタス)を味わって弟の掛川史人さんが醸造を担当する新潟「カーブドッチワイナリー」のワイン。運が良ければレアものに出会えることも【Värmen】の料理は魚介類がメイン。「カーブドッチワイナリー」のワインと相性の良い、スペインや南仏を意識したメニューが揃っています。スタンディングスペースではキャッシュオンデリバリーのタパスやピンチョス、シェフズカウンターやレストランスペースではダイナミックなアラカルトメニューを提供。ゆったりと食事を楽しむのもよし、気軽に立ち寄って軽く飲むのもよし、シーンに合わせて選べる嬉しいお店です。【Värmen(バーマン)】電話:03-6205-7723住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷2F営業時間:11:00023:00定休日:東京ミッドタウン日比谷に準じる【一角】(3F)最先端スポットに出現した、オシャレでどこか懐かしい“昭和の居酒屋”人気レストランのオーナーがプロデュースする“昭和の居酒屋”。店内のあちこちや料理にオシャレなポイントが隠れていますワイワイと女子会を楽しみたいなら、海外の屋台のようなテーブル席をチョイスして。敷地内に出現するポップアップショップも要チェックカウンターには紙に書かれたメニューがずらりと並び、思わず気分も上がります。ふらりと立ち寄って軽く1杯飲むのにも最適東京ミッドタウン日比谷 3Fに誕生した「HIBIYA CENTRAL MARKET」は、書店や理容院などが集まった、まるで小さな街のような複合型店舗。その中にお店を構えるのが、開放的でどこかオシャレな、居心地抜群の“昭和の居酒屋” 【一角(いっかく)】です。ひとつ上の4Fにある「TOHOシネマズ」で映画を観る前にちょいと1杯、なんて使い方もオススメ。オススメメニュー名物『鶏のから揚げ』700円。カリカリ、ジュワ!の大きなから揚げ。17時019時限定の『ハイカラセット』(から揚げ1個+ハイボール)100円(ともに税抜)もくるみ蕎麦 820円(税抜)。ほんのり香ばしいくるみダレで頂く蕎麦。締めに軽く食べられるよう、麺の細さや長さにもこだわった一品左から『バルサミコハイボール』650円、『いちごの漬け込みハイボール』(春限定)650円、『ホッピー』600円(すべて税抜)「肩の力を抜いて、ワイワイガヤガヤ楽しいでほしい」。そんな思いが込められた【一角】のイチオシは、から揚げとハイボール。そのほかハムカツやポテトサラダなどおなじみの居酒屋メニューに揚げパンや蕎麦など、幅広い料理が揃っています。ハイボールやサワー、焼酎などお酒の種類も多く、友達と色々飲み比べてみるのも楽しいかも。【一角】電話:03-6205-8996住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3F HIBIYA CENTRAL MARKET内営業時間:11:00023:00定休日:東京ミッドタウン日比谷に準じる以上、東京ミッドタウン日比谷の中でも時間やスタイルを選ばず自由に楽しめる3つのレストランをご紹介しました。きっとあなたのお気に入りになるお店が見つかるはず。このGWはぜひ、お友達や恋人と東京ミッドタウン日比谷へ足を運んでみて!東京ミッドタウン日比谷電話:03-5157-1251住所:東京都千代田区有楽町1-1-2アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線 日比谷駅直結東京メトロ有楽町線 有楽町駅 徒歩4分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線 銀座駅 徒歩5分JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 徒歩5分営業時間:ショップ 11:00021:00レストラン 11:00023:00※一部、店舗により異なる定休日:1月1日 ※一部、店舗により異なる
2018年04月28日パリから上陸。日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチ皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トーキョー)パリから日本へ、日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチパリで人気の日本人シェフの店『TOYO』が日本に初出店。『TOYO』とは店主中山豊光シェフのファーストネーム。中山シェフは、今はなき神戸の伝説的名店『ジャン・ムーラン』で修行後、1994年に渡仏。本場でフランス料理を作りながら、日本人としての感性をフランス料理に生かすことを考えるようになったという。その後パリのセレブリティが集う日本料理店で食材の扱い、器など日本人ならではのおいしさの活かし方、もてなしの心遣いを学び、日本料理の奥深さを会得した。当時働いていた『伊勢』の常連客だった世界的デザイナー・高田賢三氏から専属料理人のオファーを受けて、賢三氏の邸宅で7年働くことになる。その後、2009年に独立。目の前で料理し、客の表情、会話を通して好み、食べるスピードなどにも心を配ることができるカウンターフレンチ、『Restaurant TOYO』を開いたのだ。パリで日本人としての感性も磨き、西洋と東洋の融合と調和を体現する中山シェフ。その世界を日本でも体験できるのがこちらの店。まさに満を持しての凱旋で注目を集めている。入り口正面には、賢三氏が描いた中山豊光シェフの絵がかかる「日本は新鮮で質の高い魚介が入手できるので、パリとはまた違う、日本ならではの料理も創り出すことができる」と話す大森シェフ。前菜に使うのは活〆の魚のみ。同じく東京ミッドタウン日比谷に2号店を構えた『鮨なんば』の大将と親交を深め、魚の見極めや扱いなどさらに勉強中という。「料理がおいしいということはは当たり前。その先の楽しさ、感動を味わっていただくために目の前のお客様一人ひとりに心を配り『また来たい』と思っていただける店にしたい」と奢らない謙虚な語り口も印象的だ。日本人として『侘び・寂』の精神を茶道を通して学んでいるという大森雄哉シェフ。細やかな心配りが素材にもゲストにも行き渡る東京店を任されるているのは大森雄哉シェフ。ハウステンボスの名匠・上柿元勝氏の元で料理人としてのスタートを切った人物だ。伝統のフレンチをベースに、食材ありきでその香りや旨みに焦点を当てるミニマリズムで、中山シェフと通じる感性の持ち主。2010年からパリで中山シェフの元で腕を磨いてきた。前菜の1皿目は、活〆にした旬の魚。この日はマナガツオとヒラメ。塩、粒マスタード、太白ごま油が添えられている。合わせたワインは、「イスラエル、エラ・ヴァン・ヴィンヤード」の『エル ホワイト』。ソーヴィニヨンブランとマスカット種を使い、すっきり感と豊かさをきれいに調和させたモダンな作り大森シェフの料理の味わい、楽しみを広げてくれるのがソムリエの成澤亨太氏。「パリの『TOYO』はブルゴーニュワインが中心だが、日本では、グラスで提供するペアリングでは今の東京のモード感も表現したい。イスラエル、国産など多くのワインや日本酒も提供するなど、世界を視野にしたセレクトでペアリングの精度も高めています」と話す。パリで生まれた西洋と東洋の食文化の融合に、東京の感性が加わり、世界へ発信する『Restaurant TOYO Tokyo』。国境を超えた、まさにレストランの最先端のスタイルを体験することができる。ランチのメインで供されるカレーは、中山シェフのスペシャリテの一つ(セレクトメニューの1品)。甲殻類や魚介で出汁をとるブイヤベースを使ってカレー仕立てにし、旬の野菜、魚のフライをトッピング【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6273-3340営業時間:ランチ11:30013:30L.O./ディナー17:30021:30L.O定休日:無休ランチコース¥5,0000(税別)/ディナーコース¥15,0000(税・サービス料別)【SALONE TOKYO】(サローネ トウキョウ)皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン「タレッジョチーズのカペレッティ 牛頬肉の煮込み添え」。タレッジョチーズを詰めたカペレッティにルバーブとイチゴのジャムをかけた牛頬肉の煮込みが添えられ、口の中で塩味、旨味、甘味のルーティンを楽しむことができる。※メニューは2ヶ月に1回変わる2007年に横浜にオープンした『SALONE 2007』を筆頭に、ラグジュアリーなカウンターイタリアン『IL TEATRINO DA SALONE』(イル テアトリーノ ダ サローネ)』、シチリア料理に特化した『L’ottocento(ロットチェント)』など他にはない個性ある店舗を展開しているサローネグループ。イタリアの郷土料理を再構築し、独自の解釈で時代のおいしさを表現する料理や温かなサービス、自然派ワインとのペアリングなど群を抜くアイデア、センスで、業界でも一目置かれる存在になっている。その最新店としてオープンしたのがここ、『SALONE TOKYO』だ。東京ミッドタウン日比谷のレストラン街の中でも、最もロケーションの良い皇居側のコーナーに位置し、ホテルのダイニングのような高級感あるインテリア。ゴールドを基調にしたテーブルセッティングも美しい。昼と夜の表情の違いも楽しみなところビル内でも最も好立地を占有し、皇居の緑の借景も美しいクラシカルで優美なインテリア。大切な人と心に残る食事をという記念日レストランにもふさわしい特別な雰囲気を感じさせてくれる。とはいえ、緊張感を強いることのないやわらかなサービス、そして鮮やかなピンクとホワイトの封筒に入れたメニューをテーブルセッティングに加えた遊び心もサローネグループならではだ。駿河湾産赤海老のタルタルとフォアグラのテリーヌ」。白バルサミコの生クリーム、レモンの皮のコンフィチュール、へーゼルナッツとメインの食材との点と点の相性、全体の調和に感心させられる料理は、サローネグループの中でも経験値の高い2人、永島義国氏と高見博史氏によるダブルシェフ体制。「これまでのサローネは、少量多皿構成、しかも食感、味覚などの要素が多いイメージでしたが、ここでは、皿数をやや減らし、新たな時代感や可能性を追求していきたい」と両氏。複雑すぎないけれど、口の中で広がる豊かな味わいは、食材の組み合わせや調理法など細部に渡って熟慮されているからこそ。また、デザートは永島シェフ自らがワゴンでできたてティラミスを提供するという今までにないサービスも画期的だ。「ティラミスのおいしさの肝はマスカルポーネクリームにあり」と話す永島義国シェフ。できたてのおいしさを味わってもらうためにと、ゲストの目の前、ワゴンによるサービスで提供ポレンタの粉で焼いたビスコッティ、キャラメルジェラート、松の実、レーズンの上に、目の前で練り上げた滑らかなクリームをたっぷりのせ、白いエスプレッソパウダーをトッピングする“白いティラミス”厳選の自然派ワインを一皿ごとに合わせるペアリングサービスでも評価の高いサローネグループ。横浜、青山、大阪の支配人を歴任し、現在はグループ統括マネージャーとして活躍する西嶋大明氏も「さらに一歩進んだサービスも展開していきたい」と意欲的。「同じ銘柄、ヴィンテージでもタイミングやペアリングで違う味わいを体験できます。その一期一会を提供できるよう務めたい」と、例えば、抜栓してからの味わいの変化も楽しめるよう、予約の段階でワインの相談も受けるという。イタリアを代表する自然派ワインの名品を中心に、幅広い客層に対応できる品揃え。グラスワインも15種以上を用意している。「ワインリストから選ぶよりも、予約の電話の時でも、当日でも会話の中でお好みを探し当てていきます」と支配人の西嶋氏。料理もワインもサービスも時代に先駆けた展開を見せてくれてきたサローネグループ。その旗艦店として、洗練のスタイルを世界へ発信しようとする気概に溢れる新たな試みが楽しみだ。【SALONE TOYO】(サローネ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6257-3017営業時間:ランチ12:000L.O.13:00/ディナー18:000L.O.20:00定休日:日曜、第1・3月曜ランチコース4皿¥6,000、5皿¥7,500/ディナーコース7皿¥15,0000(すべて税・サービス料別)【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを12メートルのカウンターがダイナミック。いまどき珍しいクラシカルな雰囲気に息を飲む『STAR BAR』といえば、バーがひしめく銀座の中でも名店中の名店。オーナーの岸久氏は、厚生労働省から2008年にバーテンダーとして初めて現代の名工と認められた超絶技巧の持ち主。イギリスの権威ある飲料専門誌『Drinks International』のWorld Best Bar50 にランクインをするなど、世界的にも注目されている。その旗艦店としてオープンしたのが、ここ。12メートルの1枚板のカウンターと壁一面のバックバーが圧巻。歴史ある日比谷のノスタリジックなイメージを託したクラシカル、かつオーセンティックな世界が広がっている。観劇と映画館の街、日比谷にあり、首都圏最大級の映画館を併設するこのビルにその余韻に浸ることができる上質のバーがあるのは嬉しい限り。もちろん、レストラン街で食事を楽しんだ後に立ち寄れば、完璧な1日の締め括りとなるのは間違いない。日比谷を任されているベテランバーテンダー・山口久仁彦氏。岸氏と同世代、30年来の仲というバックバーには希少なボトルの数々も並ぶが、カクテルの名手として知られる岸氏の店だけに、ここならではの1杯を楽しみたいもの。まず、おすすめは、オープンするにあたって考案された新作にして、日比谷限定の『パークライフ』。日比谷公園を舞台にした吉田修一氏の芥川賞受賞作品の題名にちなんでいるだけでなく、芥川賞の朗報を受けたのが銀座の『STAR BAR』だったという逸話もあるまさに運命のカクテルだ。このほか、自家製のジンジャーシロップとウォッカを使ったモスコミュール、グラスにぴったりはまる角柱氷で最後まで炭酸の効いた喉越しを楽しめるジントニックやハイボールなど岸氏がさらなる美味を追求して生み出したシグニチャーカクテルの数々をぜひ。自家製のジンジャーシロップ、ジンジャーウォッカをソーダで割った『STAR BAR』スタイルのモスコミュール。燕三条の職人が手作りした銅製のマグップで日比谷店のオープンを記念して作られたシグニチャーカクテル、『パークライフ』。淡い緑色、爽やかな味わいはまさに日比谷公園の木々のイメージ【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6206-1560営業時間:火曜0金曜 17:00024:30L.O./土曜・日曜・祝日16:00024:30L.O.定休日:月曜チャージ¥1,0000/カクテル¥1,5000東京ミッドタウン日比谷電話:03-5157-1251住所:東京都千代田区有楽町1-1-2アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線 日比谷駅直結東京メトロ有楽町線 有楽町駅 徒歩4分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線 銀座駅 徒歩5分JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 徒歩5分営業時間:ショップ 11:00021:00レストラン 11:00023:00※一部、店舗により異なる定休日:1月1日※一部、店舗により異なる
2018年04月27日大阪からは2店、東京では4店の個性派カレー店が参加昨年、大阪スパイスカレーの人気店【旧ヤム邸】が東京進出、大手メーカーが大阪スパイスカレーをレトルト化し全国販売するなど、大阪カレーはグルメ界の大きなムーブメントとして注目を集め始めています。大阪では、毎月のように音楽とカレーを融合させたイベントが開催されており、その中でも人気のイベント「wanna eat CURRY」がこの度、東京初開催となりました。主催の女子二人組オーバーオールズに加え、世界のカレーを食べ歩き、雑誌、TVなどのカレー特集でも活躍するカレー細胞氏が今回のイベントを共同主催。両者の呼びかけにより、マニアも唸る大阪・東京の個性派カレー店が六本木に集結!大阪・四ツ橋【バガワーン・カレー】大阪から出店するのは、大阪アメリカ村で土日限定営業の【バガワーン・カレー】。店主がスリランカと南アフリカを旅して学んだスパイスハーブの技法を駆使し、世界のどこにもない完全オリジナルのカレーを提供。大阪・肥後橋【はらいそSparkle】大阪スパイスカレーの個性店【はらいそSparkle】は、様々な料理の要素を取り込み、和出汁の旨味が炸裂するお酒にも合うチャンキーカリーを提供。東京には存在しない独自の味わいを堪能できます。東京・経堂【ガラムマサラ】東京から参加するのは、第一回「Japanese Curry Awards2014」受賞、東京カレーの大御所にしてカレー発明家、経堂【ガラムマサラ】。スパイスの達人であるオーナーのハサン氏が生み出す、まだ見ぬカレーを食べたい人はチェック。東京・喜多見【beet eat】「Japanese Curry Awards2017」でメインアワードを受賞した【beet eat】は、女性シェフが自ら仕留めた獣の肉を自らカレーにするという唯一無二のジビエ×インドカレー。東京・高円寺【妄想インドカレー ネグラ】インドに絶対行かず、妄想の中のインドカレーを具現化し提供する奇特なお店【妄想インドカレー ネグラ】は、音楽とカレーで妄想世界に翔ぶ、今回のイベントには欠かせない存在。東京・新宿【エピタフカレー】新宿ゴールデン街で注目を集める【エピタフカレー】は、「間借りカレー」の代表店。新宿ゴールデン街のBARのランチタイムを間借りし、プログレと南インドをテーマに営業。2018年3月大阪で行われた「wanna eat CURRY」には東京から初参戦。出演アーティストも個性派揃い!!出演アーティストは、文化人や芸能人にファンが多い国際的怪電波ユニット「ザ・ぷー」、数多くのアーティストのプロデュースや、TV、映画、舞台への楽曲提供で活動中の「RAM RIDER」(DJ SET)、音楽と料理をお届けするフリージャズ・ポップス・バンド「cooking songs」など個性派揃い。オープニングアクトとして今注目のハンドパン奏者「久保田リョウヘイ」も登場します。さらに、スパイスを閉じ込めたアクセサリー【ANOMA accessory】、世界中のカカオ農園に直接足を運び、カカオ豆から板チョコができるまでの全工程を管理するチョコレート専門店【Minimal -Bean to Bar Chocolate-】のショップ出店も。大阪と東京の超個性派カレー店が六本木で激突するこのイベント。参加ミュージシャンもかなりの曲者揃い。記念すべき、東京初上陸の大阪式カレーイベントで、未だかつてない熱気を体験しよう。「GO! CURRY! GONE! -wanna eat CURRY in Tokyo-」開催日時:2018年5月5日(土・祝) 16:00021:00会場:六本木スーパーデラックス住所:東京都港区西麻布3-1-25料金:前売 3,800円(2カレー付、1ドリンク別)、当日 4,200円(2カレー付、1ドリンク別)、追加カレーチケット1カレー 400円 / 2カレー 700円 / 3カレー 1,000円(税込)
2018年04月26日青山【フロリレージュ】浅草【HOMMAGE】白金台【TIRPSE】木場【アタゴール】麻布十番【クチーナ ヒラタ】青山/フレンチ【フロリレージュ】日本の風土を意識した新感覚の味わい青山・外苑前にある人気のフレンチレストラン。2018年「アジアのベストレストラン50」で第3位に輝いた名店です。友禅で染めた木の壁や廃材を利用した床、黒を基調としたシックな空間は、従来のフレンチのイメージをくつがえす独自の世界を表現。特別な記念日を演出してくれます。料理は、日本の風土を感じさせる国産食材を使ってフランス料理を表現。山菜に緑茶、すっぽんなど和の食材を川手シェフならではのフレンチに仕上げています。料理を美しく引き立てる食器も、30年かけて乾燥させた桐の皿に漆を施した器や、ヤシの実を鉄で染めたパン皿など独創的な世界観に合ったものを使用しています。フロリレージュ(Florilege)【エリア】青山/信濃町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】外苑前駅 徒歩6分この店をオススメするシェフ【SALONE2007】細田健太郎シェフ「料理のおいしさはもちろん、サービスにもビックリしました。ひと皿ごとにグラスワインを合わせるペアリングコースをいただいたのですが、思いがけず一杯だけ日本酒が出てきました。嬉しいサプライズのあるお店です。」浅草/フレンチ【HOMMAGE】各国料理からアイデアを取り入れたオリジナルフレンチ一ツ星を獲得し、浅草を牽引するフレンチとして不動の地位を築きあげたお店。観光地の喧騒から離れた、閑静な住宅地の中にあります。星付きのレストランらしい落ち着いたお店ながら、肩を貼らずに楽しめるのがこちらの醍醐味。大切な人との記念日にも、ゆったりと過ごせます。独特の感性が息づくフレンチは、各国料理からアイデアを取り入れています。インドのサモサを取り入れたり、時にサムゲタン風に仕立てたりと、ここでしか味わえないフレンチが楽しめます。ワインはフランス産にこだわり、ブルゴーニュなど約200種を用意。シェフのアイデア光る料理に寄り添うようなワインが厳選されています。HOMMAGE【エリア】浅草【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】浅草駅 徒歩12分この店をオススメするシェフ【L’oiseau par Matsunaga】松永和之シェフ「荒井シェフは、つねに新しい事を察知して取り入れていらっしゃる方です。技術であったり、見せ方であったり。訪れるたびに、まったく違う体験をさせてもらう感覚で楽しめます。人形焼のようなデザートを出すなど、浅草の風土を感じさせるアプローチも新鮮。それでいて、シェフ自らサービスしたり、積極的に話かけてくれる、アットホームな雰囲気がいいですよね。ゆっくり寛ぐつもりで訪れるのがオススメだと思います。」白金台/フレンチ【TIRPSE】フレンチの“粋”を表現した創作メニュー白金台にある、小粋なモダンフレンチ。内観は余計な装飾を省き、シンプルにまとめられたシックな雰囲気です。照明にもこだわっており、奥に座った女性がもっともきれいに映えるよう計算された設えは好評です。料理は基本を大切にしながらも、日々新しい要素を取り入れているのだそう。様々な国や地域の郷土料理を研究し、それぞれの良さを取り込んだ新感覚のメニューが魅力です。ワインも充実しており、フランス産ワインは現地の醸造家から直接仕入れるものも含めて、約250種類ものラインナップ。入り口に足を踏み入れると現れる、ワインとグラスのコレクションにも驚かされます。TIRPSE【エリア】広尾/白金【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】白金台駅 徒歩12分この店をオススメするシェフ【レストラン セララバアド】橋本宏一シェフ「若い人たちの勢いを感じるレストランです。“北欧の実力店で経験を積んだシェフ”だということが気になりうかがったところ、すごく良かったです。前菜の、リンゴのパウダーがかかった『ポンム・スフレ』は、しっかりした技術がないと難しい料理なのですが、これがとてもおいしかったです。プレゼンテーションなどのセンスはもちろん、古典的とさえ言える基本がしっかりしていることにも驚きました。パティシエの方も素晴らしいデセールをつくりますね。」木場/フレンチ【アタゴール】季節ごとに様々な味覚が堪能できるフレンチ木場にある、オリエント急行のシェフを務めたオーナーによるフレンチレストラン。駅舎を模した建物に停車する、オリエント急行の車両が目印です。エントランスからプラットホームを抜けるとダイニングが現れ、オリエント急行スタイルでメニューを提供してくれます。日本に居ながら異国での旅行気分を味わえる、特別な日の演出にもぴったりなお店です。記念日や誕生日には、オリジナルデザートプレートをご用意。ナイフで果物を様々な花の形に加工する「カービング」と言われるタイの伝統芸を駆使したデザートは、特別な日を華やかに演出します。料理の種類は豊富で、白神山地の雪ウサギや房総産のマガモといった季節のジビエ料理や、各国のテイストを加えた独創的な料理が楽しめます。アタゴール【エリア】木場【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】木場駅 徒歩3分この店をオススメするシェフ【寿修】先崎真朗シェフ「結婚記念日などに訪れている大切な店です。クラシカルな正統派フレンチで、とくにヤマウズラやトナカイなどの、ジビエのおいしさにいつも驚かされます。」麻布十番/イタリアン【クチーナ ヒラタ】季節感のある人気のアラカルトメニュー麻布十番駅から徒歩3分、ビル3階にある隠れ家的イタリアン。お店に入ると、上質で落ち着いたおもてなしの空間が広がります。木のぬくもりを感じる店内は、ゆったりと配置された客席や、大きな窓から差し込む光がやわらかな雰囲気を演出。日常の慌ただしさを忘れて、大切な方との食事をゆっくり満喫できます。食材には、築地から仕入れた新鮮な魚介類、新潟や奈良などの農家から取り寄せた新鮮野菜などを使用。毎月変わるアラカルトメニューは、季節ごとに様々な味が楽しめます。ワインはイタリア産にこだわり、常時200種類以上を用意。イタリアの珍しいお酒「グラッパ」や、芳醇な香りのワインなど、料理に合わせて選べます。クチーナヒラタ【エリア】麻布十番【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩3分この店をオススメするシェフ【オステリア イノウエ】井上広二シェフ「記念日や、家族や友人との会食時に利用しています。パスタはもちろん、どの料理もおいしく、特にマダムが勧めてくれるワインや料理は絶品です。おしゃれな雰囲気でゆったり過ごせるお店なので、特別な日やデートなどにオススメです。」シェフおすすめの、特別な日を演出してくれる“記念日レストラン”5店舗はいかがでしたか? 誕生日や記念日のデートで訪れれば、素敵な思い出になることでしょう。
2018年04月24日メインダイニングがリニューアルオープン【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】2017年12月よりショーン・キーナン氏が総料理長に就任した【アンダーズ 東京】。そのメインダイニングが、より刺激的で新たな発見のある食体験を提供するレストラン【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】として2018年4月16日(月)よりリニューアルオープンします。【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】は肩肘を張らず、和やかに食事とお酒を楽しめるダイニング。メインとなるグリル料理のほか、世代を超え愛され続けている人気の料理を、驚きと感動のある新しいプレゼンテーションで楽しめます。雪国の熟成技術「スノーエイジング」で旨味が凝縮された“肉料理”『スノーエイジング 北海道産シャトーブリアン』F1 400g(2名用)18,000円(税・サ別)注目は、「スノーエイジング」された肉や野菜をつかった新感覚のグリル料理。この「スノーエイジング」とは、雪国の伝統的な貯蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で食材を熟成させたもの。これは日本古来の熟成技術で、野菜は甘みが増し、肉は良質な熟成肉に変わります。日本の伝統的な食文化と、新しい感覚のアイデアを融合した、ここでしか味わえない新感覚のグリル料理が楽しめます。『スノーエイジング 北海道産サーロイン F1』 220g9,500円(税・サ別)全ての肉は、豊かな日本の恵みを受けた国産のものを使用。グリルは360度全方向から均一に火を通すことができる高温のグリルオーブンを使うことで、お肉の旨味を閉じ込め、よりジューシーに焼き上げられています。『ニース風サラダ 鮪の赤身のシアード インゲン ポテトのコンフィ ブラックオリーブ ウズラの卵ホワイトアンチョビ ヘーゼルナッツドレッシング 胡麻チュイール』2,400円(税・サ別)そのほか、ニース風サラダやスモークサーモンなどの人気メニューも、「テーブルに運ばれてきたときに思わず声を上げてしまうような、驚きのある一皿を届けたい」というキーナン氏の思いがつまった、感動のプレゼンテーションで魅せてくれます。『サーモンマリネの自家製スモーク キャビア アスパラガス ホースラディッシュクリーム ケッパーベリー』2,600円(税・サ別)いかがでしたか? お料理のおいしさのみならず、見た目の美しさも揃った【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】。東京の素晴らしい眺望を楽しみつつ、特別なひと時をお過ごしください。『ボンブアラスカ マンゴー ストロベリークーリー』1,400円(税・サ別)【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】リニューアルオープン:2018年4月16日(月)電話:03-6830-7739(レストラン予約)住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ51階アクセス:銀座線「虎ノ門」駅1番出口から徒歩約5分営業時間:ダイニングエリア[朝食]6:30~11:00[ランチ]11:30~15:30[ディナー]18:00~22:30[週末ブランチ]11:30~13:00、13:30~15:30ラウンジエリア:10:30~23:30[アフタヌーンティー]14:00~17:00([土日祝]13:00~15:00、15:30~17:30)定休日:無休
2018年04月17日日本初のできたてモッツァレラチーズ食べ放題海を満喫! テラスでのシーサイドバーベキューもあり世界初の真っ黒チーズ⁉ オリジナルメニューが目白押し「MARINE & WALK YOKOHAMA」のシンボルオブジェ木目調のナチュラルな空間はとってもおしゃれ横浜の赤レンガ倉庫にほど近い「MARINE & WALK YOKOHAMA」内に、大阪で人気のチーズ専門店【グッドスプーン】がOPENしました。今流行りのインスタ映えだけにとどまらない、チーズにこだわったお店です。チーズはレストラン内の「グッドスプーンチーズラボ」で手づくりし、そのチーズに合うようオリジナルのクラフトビールを開発するなど、とにかくすごいこだわりよう。チーズに対する情熱がひしひしと感じられ、チーズ好きにはたまりません。日本初! 自家製フレッシュチーズ5種類が食べ放題チーズフォンデュも食べ放題!ほのかに香るレモンミントとグレープフルーツの2種類の水を常備限りなく生乳に近い牛乳でつくる5種類の自家製フレッシュチーズは、島根の工場から毎朝届けられます。 11:00、13:00、15:00の三部制のランチビュッフェ(1,850円)では、店内の工房でつくる出来立ての自家製フレッシュチーズ5種類が食べ放題! チーズ以外にも、キッシュやサラダ、ケークサレ、チーズマッシュポテト、チーズテリーヌ、さらにはチーズを使ったパンやバゲットが楽しめます。ここぞとばかりにチーズを満喫しましょう!モッツァレラチーズづくりを披露するシーンも海を満喫! テラスでのシーサイドバーベキューもあり飲み放題付きの『シーサイドテラスBBQコース』 5,500円(税別)では、チーズ料理とBBQ料理を満喫できる目の前の海が一望できますみなとみらい店では、海辺の立地を生かしたグランピング感覚で楽しめるシーサイドバーベキュー「グランべキュー」が楽しめます。最大40席のテラスで、大人数での宴会や、女子会にはもってこい!都会の喧騒から離れ、海の潮風にあたりながら優雅な時を過ごせそう。外の風が気持ちいいテラス席世界初の真っ黒チーズ⁉ オリジナルメニューが目白押し中からは白いチーズがとろり『数量限定ブラックブッラータチーズ』1,580円(税別)“チーズの王様”と呼ばれる2種類のチーズでつくった「ブッラータチーズ」は、店内にある工房で毎日手づくりしています。まっしろの真逆をゆく、世界初の真っ黒なチーズ「ブラック・ブッラータチーズ」が名物。意外や意外、中からは白いチーズが溢れ出します。トロッとしていて、味はとても濃厚。関東ではここでしか味わえません!『丸ごとブッラータチーズのボロネーゼ』1,880円(税別)チーズ料理はもちろん、お肉やパスタといったメニューも魅力的なものばかり。どのメニューにも共通してビールがよく合います。しかも【グッドスプーン】では、IPAやブラックビールなどバラエティに富んだクラフトビールが揃います。栄養たっぷりのホエーを使った特製のチーズカクテルや、オリジナルクラフトビールと一緒にチーズを満喫しましょう!手際よくチーズづくりを行う姿もたまに見れますとても柔らかで、ソースとの相性もばっちりいかがでしたか? 【グッドスプーン】でしか食べられない自家製チーズ、そしてそのチーズが食べ放題という魅力的すぎるランチビュッフェ。海を見ながら、デートやお友達と一緒にチーズを食べに出掛けてみてはいかがでしょうか?【good spoon(グッドスプーン)みなとみらい店】電話:045-319-6659住所:神奈川県横浜市中区新港1-3-1 MARINE & WALK YOKOHAMAアクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約9分営業時間:【月~日・祝】11:00 ~ 22:00 (L.O.)定休日:不定休
2018年04月16日『くさやアヒージョ』など“クサかっこいい”メニューを提案VIPルームで焼く“くさやの真髄”存続の危機?! くさやの魅力を知ってもらいたい“クサかっこいい”メニューを提案する【AIGAE KUSAYA BAR】/池袋店内はブラックとブラウンを基調にしたおしゃれな雰囲気お店があるのは池袋駅の東口、繁華街の中の細い路地内の雑居ビル。エレベーターで4階に上がり目の前のドアを開けると、そこは「くさや」のイメージとはあまり結びつかない(?)、おしゃれなBAR空間。ダークトーンで統一されたシックな店内、カウンター奥にずらりと並ぶアルコール類……と、都会の喧騒の中でも落ち着いてお酒と食事を楽しめそうな雰囲気です。豊富に用意された島焼酎は、伊豆諸島のものが約30種類お店を「くさやバー」という形態にしたのは、くさやがお酒と相性が良い点に注目したから。“クサかっこいい”をキーワードに、くさやをより身近に味わってもらえるよう、工夫を凝らしたメニューを提供しています。アルコール類は、ウイスキーやワインはもちろん、島焼酎は伊豆諸島のものが多く揃います。そもそも「くさや」とは?くさやの味を確かめる前に、ここでひとつお勉強。くさやは、内臓を取った新鮮なムロアジやトビウオを古くから伝わる“くさや液”と呼ばれる発酵液に漬け、塩抜きや乾燥をさせて作られます。味の決め手はこのくさや液。これに漬けることによってアミノ酸をたっぷりと含んだ、濃厚かつ複雑な味を身に宿すのです。“クサかっこいい”くさやを実食料理のバリエーションは、くさやに馴染みの薄い人でも食べやすいものから、少しクセのある上級者向けメニューまで豊富なラインナップ。まずはキャッチーな見た目の『くさやアヒージョ』からご紹介します。まずは初心者向けの『くさやアヒージョ』から底にくさやが敷かれた『くさやアヒージョ』980円(税抜)材料はにんにく、海老、ブロッコリー、しめじ、パプリカ……と、一見普通のアヒージョのようですが、底には焼いて身をほぐしたくさやが敷きつめられています。熱々のオイルとにんにくのせいか、くさやの香りはおさえられており、あまり気になりません。味は「少し塩味が強めのアンチョビ」といったイメージで、お酒との相性は抜群です。“クサおしゃれ”な『くさやのクリームチーズディップ』『くさやと燻りがっこのクリームチーズディップ海苔』780円(税抜)くさやとクリームチーズ、細かく刻まれた燻りがっこを冷やして固めた『くさやと燻りがっこのクリームチーズディップ海苔』。燻りがっこのコリコリした食感が楽しく、冷やされているせいか、くさやの香りはほとんど気になりません。クリームチーズのやさしい甘さと、適度な塩気をまとった、魚の旨みを凝縮したような味が楽しめます。メニューの中でもアヒージョと、このクリームチーズディップが人気だそうで、初めて食べた人にも「想像していたほどクサくなくておいしい!」と好評なのだとか。ビジュアルも「“クサおしゃれ”な感じです」と店長の丸山さん。くさやビギナーは、まずはこのあたりからその深淵をのぞいてみるといいかもしれません。ボリューム満点!こってり濃厚な『くさやピザ』皆でシェアして楽しめる『くさやピザ』1,780円(税抜)分厚いピザ生地の上に、くさやと野菜を牛乳で煮込んだものを乗せ、さらにアシタバとチーズをトッピングした『くさやピザ』。仕上げにマヨネーズをかけ、オーブンで焼き上げたら、さらに島海苔と糸唐辛子をたっぷりとふりかけて完成です。牛乳に漬けこむことでくさやの塩気がやわらぎ、食べやすさも申し分なし。チーズとマヨネーズ、そしてくさやのコクのある風味が楽しめます。“完全密封”の個室、専用VIPルームで焼く『熟成生くさや』専用“VIPルーム”は、においとともに音も遮断されるのでカップルにもオススメユニークなのが“焼きメニュー”に限り、店内に設けられた専用の「くさやVIPルーム」でゲストが自ら焼くということ。料理によっては調理過程で強烈な匂いが出てしまうという課題がありますが、このVIPルームがそれを解決しています。更には店の入り口付近にファブリーズが置かれているので、服についたにおいが気になる方も安心です。まずは焼く前の状態で運ばれてくる『熟成生くさや』1,280円(税抜)この「くさやVIPルーム」で焼く『熟成生くさや』は、旨味を凝縮させるため、通常は24時間のところ倍の48時間もくさや液に漬け込んでいます。乾燥させずにそのままの形で瞬間密封しているので、身がパンパンで、箸で崩して食べられるほどふっくらとやわらかいくさやに仕上がっています。焼き方は簡単で、中央に設置されたロースターの上にくさやを乗せて、スイッチを回して待つだけ。手渡されたストップウォッチでカウントダウンします。丸山さんによると「焼き加減はお好みですが、ややレアに焼き上がる10分がオススメです」とのこと。くさやはセルフで焼く。ロースターは同時に両面を焼くことができるので、外はパリッと、中は身がふっくらと仕上がる焼き始めると、密閉された個室にくさやの強烈な香りが漂います。しかし、きれいに焼き上がった『熟成生くさや』は、箸でほぐせるほどにやわらかく、その強烈な香りの奥に熟成された旨味が感じられます。ややレアに仕上がる分数の、10分間焼いた『熟成生くさや』。表面はパリッと、厚い身はふっくらやわらかく、ジューシー「生くさやを食べたことがある方は少ないと思います」と丸山さん。食欲を刺激する香ばしいにおいと、魚の旨味がぎゅぎゅっと凝縮されたくさやの真髄が十分に堪能できる、まさに“くさやの中のくさや”といった趣です。塩味はやや強めで、ご飯のお供にももちろん、お酒が進むこと必至!島焼酎も合いますが、テキーラなど強めのお酒と合わせてみるのも面白いでしょう。ちなみにここのテキーラのグラスの縁には、ライムの代わりにくさやが添えられており、異彩を放ちまくりのビジュアル。くさやの真髄を堪能したあとは、くさや入りのお茶漬けで締めるのがオススメです。くさやがガッツリささった斬新すぎる『テキーラ』600円(税抜)〆にぴったりの『くさや焼おにぎり茶漬け』780円(税抜)存続の危機?!くさやの魅力を知ってもらいたい【AIGAE KUSAYA BAR】がオープンしたのは2017年の12月。きっかけは、八丈島でくさや工場を営む【藍ヶ江水産】のオーナー・加藤幸さんの「存続の危機に瀕するくさやの魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい」という想いでした。30年前に約30社あったという製造業者は、独特なにおいのするくさや自体のイメージの悪化や、後継者問題、消費者の高齢化などの影響で現在は半数の15社にまで減少。また、くさやの命ともいえる“くさや液”は一朝一夕には作れないため、新規参入が難しく、業界的には厳しい状況だといいます。店長の丸山聖矢さん。「“食べてみたらおいしい”という反応が多くうれしいです」ただ、お店にはくさや初心者の若者も多く訪れるといい、「くさやをもっと多くの人に知ってもらいたい」という想いは着実に実を結びつつあるのかもしれません。「新しい “KUSAYA” を嗅ぎに、味わいに、来てほしいです。臭いものの蓋を取って、“クサかっこいい”感じでお待ちしております」と店長の丸山さん。ぜひ一度、この“クサかっこよさ”を体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。AIGAE KUSAYA BAR電話:03-6912-6636住所:東京都豊島区南池袋2-16-1 長岡ビル4Fアクセス:池袋駅から徒歩6分営業時間:15:00~翌3:00(L.O.翌2:30)定休日:無休
2018年04月15日チキンを使った2つのスープで、想いを伝える「心を込める、それがいちばん大切です」。聞きなれない譚家菜料理について伺うと、リュウ・グォヂゥー氏はゆっくりとそう話し始めました。譚家菜の調理法は元より、山東料理、そして後に赴いた四川料理のエッセンスまでを取り入れ進化をしてきた氏の料理。貝と合わせた清湯「まずは味わってください」と2つのスープが食膳に差し出されました。濃湯(ノンタン)と清湯(チンタン)。どちらもチキンをベースにしたスープでありながらアプローチの違いで全く別物の料理が登場。濃湯は鶏の脂肪がクリーミーになるまで煮込み、清湯は脂を取っては澄まし取っては澄ましを繰り返しクリアな一滴を生み出します。濃湯を使った蟹と魚の浮袋のチキンスープ煮は、鶏から出る旨みが浮袋に染み渡る力強い味わい、対して貝と合わせた清湯はじんわりと儚い滋味が口中に広がるから不思議です。「見えないもの、事こそ、料理ではもっとも大切なのかもしれません」と氏。取材中も言葉少なですが、その分、言わんとしていることは十二分に伝わってくる、これぞ巨匠の料理への姿勢なのです。手間ひまかけた譚家菜には、優雅な空間が似合う高級ホテル・ウィンマカオ内にあり豪華絢爛な空間が広がるミシュランガイド香港・マカオにおいて2つ星に輝いた【ゴールデンフラワー】。店は高級リゾートホテル「ウィン・マカオ」の1Fに位置し、店内では、金色に輝く菊のモチーフや優れた造形のランタンが出迎えてくれます。目を見張るような花のモザイクや気品溢れる優美な陶器など、真に贅沢な雰囲気を醸し出し、最高級と言われる譚家菜を味わうのに理想的な空間が用意されているのです。フォーブストラベルガイドでも栄えある5ツ星に輝いた名門ホテルです。【ゴールデンフラワー】のメニューには、吉浜アワビの煮物、蟹と魚肝のチキンスープ煮、高級デザートなど、心ゆくまで譚家菜を味わえるリュウ・グォヂゥー氏のもてなしが待っているのです。リュウ・グォヂゥー氏 プロフィール北京出身で、北京ホテルで長年勤務。譚家菜の後継者として、エリザベス女王や各国首脳などの国賓をもてなしてきた。【GoldenFlower】電話:+853 8986 3663住所:Rua Cidade de Sintra, NAPE, Macau営業:11:30014:30(土曜・日曜のみ)、18:00022:30休日:月曜
2018年04月10日いつ訪れても美酒と美味で迎えてくれるフレンチの名店カジノでちょっと勝ったし、美味なるワインで贅沢をしたいな。そんな時に多くの美食家が訪れる名店が、ミシュランガイド香港・マカオで2ツ星に輝くフレンチの王道【ザ・テイスティングルーム】です。店名の名に違わず、壁一面を埋めるワインセラーより、その日の料理に合わせたソムリエ厳選のワインとのマリアージュで至福のときを楽しめます。贅沢に空間を使った優雅な室内で絶品の味をさらに、かわいい蝶をあしらった皿に、花のように盛り付けられる美しい料理の数々。それこそが長くフランスや香港で活躍し、ここマカオでもシェフ・ファブリス ヴュリン(Fabrice Vulin)氏が守り続けるフランス料理の世界観なのです。新陳代謝の激しいマカオという街にあって、フレンチの伝統を守り続ける同店。流れに左右されること無く、フランス料理のエスプリを貫くシェフの姿勢こそが、唯一無二。変わり続ける街で、常に味わえる王道の安心感、このような一軒こそマカオ滞在で押さえておきたい美食店なのかもしれません。単純に見える料理に忍ばせる仕事こそがアーティスティック「提供したいのは100%フランス料理。ここに来たらアジアではなく、フランスの風を感じて欲しいんだ。気持ちはフランス料理のアンバサダーかな。だけどね、ウニやピジョン(鳩)は、日本のものを使っている。フランスからだと、どうしても輸送に時間がかかるからね」。郷に入っては郷に従えではないが、フランス料理の姿勢は貫きながらも時に柔軟に、時に旬を大切に、料理に季節を落とし込むのがファブリス ヴュリン氏流。単純に見える料理に忍ばせた手間を惜しまない仕事もまた氏の真骨頂です。『Green Asparagus by Gerome Galis Baby Lobster Bisque Coat, Blinis』旬のアスパラガスは、その日の朝に仕込んだもののみを使用し香りを引き立たせ、脇を固めるザリガニは調理寸前まで活きていたものに軽く火入れをします。一見、味の手数は少なく見えるが、芯の部分に魚のエキスを潜ませたり、アスパラの根元はビスクソースで包んでみたりと、ひと皿で幾重にも重層的に味わいが押し寄せてくるのですFabrice Vulin Profileフランス南部のEzeにある【LeChâteaude laChèvred’Or】や【Restaurant Hotel du Parc des Eaux-Vives】でシェフとして活躍。その後フォーシーズンズホテル香港の【レストランカプリス】のエグゼクティブシェフを経て、現在にいたる。【The Tasting Room】☎+853 8868 6681住所:Level 3, Nüwa, City of Dreams,Estrada do Istmo, Cotai営業時間:12:00014:30、18:00022:30休日:無休
2018年04月07日素材の滋味を引き出す。日本料理に通じる料理哲学鯛は素材の良さを引き出すため塩とレモンで15分ほどマリネするのみ。鰈のソテーは骨から取った出汁をソースにし、骨や頭まで素材を余すところなく使い切る。和食にも似た、余計な味を省いた料理で好評を博するのが、アルティラホテルのレストラン棟10Fに位置する【オーロラ】。『Roast Wild Turbot』「大切にしているのは旬と鮮度」とシェフのヘルダー アマラル氏は言います。そのこだわりには例えばこんなエピソードが。火曜日と木曜日にヨーロッパや日本などより空輸する鮮魚は、クオリティが自身の眼鏡に達していなければ、容赦なく送り返してしまうというのです。だからこそ可能になる引き算の料理。素材の旨みを引き出すため余計な調味料は極力控える味わいは、ひと口味わえば分かる。淡い味わいながらも食材が持つ滋味を存分に引き出す料理を楽しませてくれるのです。シェフの目指す頂きはまだ先、今後がますます楽しみな一軒生まれ育ったポルトガルはもちろん、イタリアや南フランスなど、地中海を取り囲むヨーロッパの各地で腕を磨いてきたという、ヘルダー アマラル氏。ここマカオでも、彼の地の味を大切に和食のように繊細な地中海料理を提供しています。「今目指しているのはミシュランの星かな。世界中から僕の料理を目当てにマカオに来てもらえるようになりたいね」と笑うシェフ。陽光降り注ぐ明るい店内現在でもミシュランの注目店に選出され、毎夜、中国大陸や世界各国よりゲストは引きも切らず訪れる人気店なのですが、目指す目標はさらに上。見た目も味わいもシンプルが特徴なのですが、ソースや盛り付けにドットを多用する美的感覚、研ぎ澄まされた感性はまさにワールドクラス。ミシュランの星は、夢ではなく目標と言うのもうなずける今後も注目し続けたい一軒です。Helder Amaral Profileポルトガル生まれ。2012年にマカオに来るまでに、フランス南部や、イタリアなどヨーロッパ各地で料理を学ぶ。【The Tasting Room】を経て、現職に就任。【Aurora】☎+853 2886 8868住所:Altira Macau, 10th Floor,Avenida de Kwong Tung, Macau営業時間:12:00014:00、18:00022:30定休日:無休
2018年04月04日“ニッケイ”料理にマカオの要素をプラス日系2世の若きシェフ、ミツハル・ツムラ氏がシェフを務める【MAIDO(まいど)】は、『世界のベストレストラン50』にも選出されるほどの人気店であり、今やその知名度は世界レベル。わざわざペルーの首都・リマにまでこの店を目的に、各国グルマンが南アメリカを目指すほどの過熱ぶりなのです。しかしアジアを拠点に活動するグルマン諸君に朗報です。なんと2018年2月、マカオの「MGM COTAI」にミツハル・ツムラ氏が監修を務める2号店【雅吉Aji】がオープンしたというのです。商業スペース内にあり天井高く開放的さらに【MAIDO】をベースにしながらも、マカオという土地を意識したメニュー構成で、本店を知っているファンもこの店に注目していると言います。和+ペルー+マカオ、その化学反応は、もはや未知なる味覚体験。食べて味わい、驚き、気がつけば笑顔に、注目の料理の全貌はいかに!予想だにしない組み合わせで食の新体験をレッド・チリを利かせたニッケイスタイルのバーガーはカツオの代わりに広東料理でおなじみの魚・ガルーパを使い提供してみたり、ペルーの郷土料理・タマル(ペルー風ちまき)は、ラーメンスープを煮詰めて味付けしてみたり、デザートでは豆腐を使ったチーズケーキまで、日本人であればどこか懐かしい感覚を呼び覚ますマカオ版ニッケイ料理。『SANGUCHITO(NIKKEI STYLE BAO SANDWICH)』『CATACAOS-RICE TAMALE』味わう度に予想だにしない味わいが顔を出し、それを皆で予想し、答え合わせしながら食べ進めるのが実に楽しいお店なのです。さらにはカクテルペアリングもおすすめ。こちらのお店、実はそれぞれの料理に合わせたオリジナルカクテルが用意されており、ワインペアリングならぬカクテルペアリングも好評。コースの場合はアルコールの調整までしてくれるので、酔い過ぎの心配もなし。食べて飲んで、マカオ版“ニッケイ”料理を存分に味わっていただきたい。ミツハル・ツムラ シェフ プロフィールアメリカの大学で料理を学び、大阪の日本料理店で腕を磨いてきた日系ペルー人。南米ペルーの首都・リマの高級料理店【MAIDO】のオーナーであり、2018年2月にはアジア初進出店となる日系フュージョン料理店【雅吉Aji】をオープンさせた。【雅吉Aji】☎+853 8806 2308住所:MGM COTAI ,Avenida da Nave Desportiva,Cotai, Macau営業:11:00015:00、18:00023:00休日:月曜日
2018年04月01日個室があり、大人数が入れて、飲み放題付きプランがある都内のお店を厳選しました!品川【レストラン チェリー ウィズ スカイバー】新宿【ラ・ベットラ・ペルトゥッティ新宿本店】東京八重洲【稲田屋はなれ 八重洲店】六本木【麻布箪笥町 天涼庵】恵比寿【ビストロ ダルブル】品川/【レストランチェリー ウィズスカイバー】品川駅高輪口徒歩3分、ホテル最上階という絶好のロケーションにあるお店。24名まで入れる個室があることにくわえ、団体向けのソファ席も用意されているので、ゆっくりと過ごすことができます。湾岸の高層ビル群、白金の森など三方に絶景を望むフロアは、開放感にあふれ、広々としています。歓送迎会には、飲み放題2時間と旬食材の前菜やメインディッシュなど全8品がついた6,000円のプランがおすすめ。更にプラス1,000円でシャンパンを含む飲み放題3時間の用意もあります。新宿/【ラ・ベットラ・ペルトゥッティ】新宿駅西口から徒歩10分のところにある 、銀座の名店【ラ・ベットラ・ダ・オチアイ】の流れをひくイタリア料理店。本場イタリアさながらの雰囲気の個室は、8名、10名、20名席と幅広い用途に対応しています。店内は、落ち着いた雰囲気にポップなテーブルクロスや椅子が映えるおしゃれな空間です。料理は季節の食材を使用したメニューを提供。9品の料理からなる5,000円の飲み放題付きコースをはじめ、乾杯ドリンクやメッセージプレートがセットの「アニバーサリーコース」などの用意もあります。東京・丸の内/【稲田屋はなれ 八重洲店】東京駅から徒歩6分ほどのところにある日本料理店。席はどの部屋も個室になっており、2名から18名まで幅広く対応。テーブルや掘りごたつ式などタイプも様々に、どのお部屋も明るくゆったりしているので、大人数でもくつろぐことができます。飲み放題付きコースは6,800円~(4,800円~のコース+2,000円の飲み放題)などの用意があり、個室での贅沢な時間をお手頃価格で過ごせると評判。歓送迎会のプランにぴったりです。六本木/【麻布箪笥町 天涼庵】六本木駅から徒歩8分、六本木グランドプラザ2Fにある和食ダイニング。席は8名までの個室や、14名の半個室などの用意があります。店内はブラウンを基調とした、スタイリッシュな空間。美しいシャンデリアに照らされながら、上質なひとときを楽しめます。飲み放題付きコースは7,500円~(5,000円~のコース+2,500円の飲み放題)などを用意。全国各地から選りすぐられた食材をつかった料理や、旬の食材にこだわった天ぷらや熊本産あか牛などが楽しめます。恵比寿/【ビストロダルブル】恵比寿駅から徒歩5分ほどのところにある一軒家フレンチ。10名の半個室や、20名ほどで2階を貸切でき、50名以上で店全体を貸切ることができます。木を基調とした温かみのある店内は、安らぎを与えてくれます。飲み放題付きのコースは5,500円。乾杯に一杯、スパークリングワインをサービスしてくれるほか、前日までの予約でデザート盛り合わせも付いてきます。以上、個室があり、大人数が入れて、飲み放題付きプランのあるお店をご紹介しました。素敵な歓送迎会プランの参考にしてみてくださいね。
2018年03月28日花見に季節にぴったりなレシピ三品海老の甘みが存分に楽しめる『芝海老飯』うまみと栄養がたっぷりつまった『蛤飯』この時期にぴったり、見た目も綺麗な『山吹飯』『芝海老飯』(二人前)「名飯部類」より柔らかくて甘みのある芝海老と、香り高い有明海苔を使った、春らしい彩りのご飯です。■材料(二合分)・芝海老…30匹・米…2合・三つ葉…1束・塩…小さじ1・酒…大さじ2・醤油…小さじ1・焼き海苔…適量■作り方1)芝海老は洗って頭と殻を剥き、爪楊枝を刺して背わたを抜き取る。2)芝海老の身は酒に浸けておき、頭と殻は500mlのお湯でアクを取りながら茹でて老出汁を取り、網で漉して冷ます。3)炊飯器に洗米と2を入れる。出汁が足りないようなら酒を足し、塩と醤油を加えて炊く。炊き上がったら2cm幅に切った三つ葉を加えてざっくりと混ぜ、焼き海苔を揉みほぐして散らす。江戸時代、芝浦で大量に獲れたため、その名がついた「芝海老」は、殻も柔らかいため、通常の調理法以外にも、当時は殻ごと煎り焼きにしたり、素揚げや天麩羅蕎麦のタネに使われたり、鮨ネタと酢飯の間に挟むおぼろに使われたりと、様々な調理法で食されていました。現在、この芝海老もトッピングの海苔も、産地として有名なのは、九州の有明海です。特に佐賀県太良町で獲れる、芝海老と海苔の漁獲量は全国1位で、佐賀県産品を使った朝ごはん推進プロジェクト、「あさご藩」のおかずの一品としても取り上げられています。『蛤飯』(二人前) 「素人包丁」より蛤をたっぷり使い、独活を散らした、粋で贅沢なご飯です。■材料(二人前)・蛤…12個程度・独活…6cm幅・温かい御飯…2杯分・水…3カップ(600ml)・酒…大さじ2・塩…少々・醤油…少々・胡椒…少々■作り方1)独活は皮を剥き、3cm×5mm程度の短冊に切り、水にさらす。2)鍋に水と酒と砂出しした蛤を入れて沸騰させ、蛤の口が開いたら身を取り外す。煮汁は塩と醤油で味を調えておく。3)茶碗に温かいご飯を盛り、蛤の身と独活を乗せて黒胡椒を振り、温めた煮汁をかける。「その手は桑名の焼き蛤」という地口で有名な、三重県・桑名宿の大蛤が全国的に知られるようになったのは、江戸時代からです。街道が整備され、人々が気軽にお伊勢参りか0できるようになったおかげて0、ご当地グルメが誕生したというわけです。江戸湾でも蛤は豊富に獲れましたが、桑名では6cm以上ある大蛤が獲れたため、焼いても食べ応えがありました。焼き方も洒落ていて、当時の浮世絵に、松ぼっくりや乾燥させた松の葉をかぶせて焼いている図が残っています。弥次さん喜多さんの珍道中でおなじみの『東海道中膝栗毛』にも、「桑名に着きたる悦びのあまり、名物の焼蛤に酒くみかはして……(中略)……箱にした囲炉裏のようなものの中へ蛤を並べ、松かさをつかみ込み、扇ぎたてて焼く」とあり、焼き上がった蛤は、大皿に入れて提供していました。この焼き方を再現した焼き蛤をいただいたことがありますが、松の良い香りが貝に移り、なんとも乙な逸品でした。また桑名では、「焼き蛤」に次いで名物だったのか0「蛤の時雨煮」で、旅人は現地で「焼き蛤」を味わい、土産に「時雨煮」を購入するのがお決まりだったようです。『山吹飯』(二人前) 「名飯部類」よりゆで卵の黄身を裏ごしし、山吹の花に見立てた色鮮やかなご飯です。■材料(二人前)・卵…3個・三つ葉の茎…1束分・温かい御飯…2杯分・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1.5・塩…少々■作り方1)卵を固ゆでにし、黄身だけを茶こしやザルなどで裏ごしする。三つ葉は小口切りにする。2)温かいご飯に1の黄身をかけ、三つ葉を散らし、醤油と塩で味を整えた、熱い鰹出汁をかけていただく。前述した蛤のように、環境破壊により、江戸時代は安価だったものが、現代では高価になってしまった食材は多々あります。逆に、江戸時代は高価だったものが、現代は安価になった代表格が、卵です。江戸末期に書かれた『守貞謾稿』によれば、かけそば一杯が十六文の時代に、ゆで卵は一個二十文で売られていた、という記述があります。仮に、一文を25円として換算すれば、ゆで卵一個が500円もしたということになります。それだけに、当時は病人のお見舞いや贈答品、もしくは女性を口説く際のプレゼントとしても買い求められていました。
2018年03月26日お花見スポットから近く、飲み放題プランの用意があり、大人数が入れるお店を厳選!六本木毛利公園【オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店】日比谷公園【完全個室居酒屋 和粋 有楽町店】新宿御苑【もち豚しゃぶしゃぶ新宿武蔵】隅田公園【ブラカリイタリア料理店】上野恩賜公園【こだわりもん一家上野店】~六本木毛利公園付近の店~【オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店】モッツァレラとワインで過ごす贅沢なひと時六本木・毛利庭園のすぐ近くにあるお洒落な雰囲気のモッツァレラバー。スペースは立食で100名、着席で40名まで利用可能です。オープンキッチンのカウンターをはじめ、ゆったりとくつろげる店奥にあるダイニングやテラス席、個室も完備。店内はレンガと木をベースにつくられた落ち着いた空間です。イタリアから週3回空輸されてくるお店自慢のモッツァレラをはじめ、チーズの弾力と生地のサクッとした軽い歯触りがたまらない『Pizza タルトゥーフォ』など、ワインとともに楽しめる料理を多数ラインナップ。ソムリエ厳選のイタリアワインは、赤ワインが約30種、白ワインが約20種用意されています。飲み放題つきコースは、4,850円~(3,300円~のコース+1,550円~の飲み放題)の用意があります。~日比谷公園付近の店~【完全個室居酒屋 和粋 有楽町店】築地直送の鮮魚と地酒がゆったり味わえる完全個室の店日比谷公園近くにある、完全個室の居酒屋。大小様々な個室が用意されているので、2名から最大150名まで対応しています。お店の雰囲気は、有楽町駅近くにありながらも街中の喧騒を忘れされてくれる、静けさが心地良い空間です。築地で仕入れた鮮度抜群の魚介類を使い料理長が腕によりをかけてつくる和食は、厳選された地酒との相性も良く、格別です。また、お酒はビールや焼酎、日本酒など80種類以上取り揃えており、料理に合わせて楽しめます。飲み放題つきコースは、3,980円~の用意があります。~新宿御苑付近の店~【もち豚しゃぶしゃぶ新宿武蔵】オリジナル出汁とキャベツで食べるしゃぶしゃぶは美味新宿御苑近くにあるしゃぶしゃぶのお店。店内には大人数でもゆったりと過ごせる、16名用の座敷の個室が3部屋用意されています。広い座敷は掘りごたつ式なので、仲間内でのんびり過ごすことができます。お酒は、日本酒や焼酎を中心に取り揃えられており、しゃぶしゃぶなど料理に合わせた銘柄が楽しめます。また、特製出汁でつくった『もち豚しゃぶしゃぶ』はイチオシ。お肉と一緒に千切りキャベツをすべて鍋に入れ、キャベツを包んで頂きます。そのまま出汁で、ゴマダレやポン酢で、様々な食べ方で堪能できます。飲み放題つきコースは、6,190円~(4,640円のコース+1,550円の飲み放題)の用意があります。~隅田公園付近の店~【ブラカリイタリア料理店】隅田公園から少し歩いたところにあるイタリア料理店。立食で最大50名、着席は34名まで対応した店内には、黄色を基調にした明るい空間が広がります。本格イタリアンや美味しいドリンクとともに賑やかな時間を満喫できます。こちらでは内容の異なる2種類の飲み放題が用意されており、好みに合わせて選べるのがうれしいところ。ソフトドリンクも含まれているのでお酒を飲まない方も一緒に楽しめます。ステーキやチキンなど、多くのお肉が1枚のプレートに盛り付けらた『本日のグリルミスト』はぜひ食べてほしい一品です。飲み放題つきコースは、6,500円~(4,500円~のコース+2,000円~の飲み放題)の用意があります。~上野恩賜公園付近の店~【こだわりもん一家 上野店】上野恩賜公園近くにある和食居酒屋。和を基調とした店内には個室が複数あり、最大60名まで人数に応じて使える個室が完備されています。木の温もりが心地良く、どの席もゆったりとくつろげます。築地にある鮮魚店と料理長が毎日やりとりをし、確かな質と鮮度の良い魚介が直接届けられます。どの料理も食材を活かしたシンプルな調理が基本で、季節ごとに魚の種類が変わるのも楽しみの一つです。日本酒も季節ごとに銘柄を変えており、いつ訪れても新鮮で飽きがこないのも魅力。自家製で漬け込んだお店オリジナルの『レモンサワー』も人気です。飲み放題つきコースは、4,000円~の用意があります。
2018年03月18日気温差が激しいこの季節、日中の陽射しの暖かさに油断していると、朝、起きた時に喉が炎症を起こしていることがあります。栄養価の高い旬の食材を意識して摂取し、ウイルスを寄せ付けない身体を作りましょう。朝夕の残寒に備えるレシピ三品芹が持つ、独特の苦味と香りが癖になる『芹焼飯』赤貝の漬けをご飯に乗せた『赤貝飯』故・池波正太郎先生の大好物。鴨の煎焼を乗せた『鴨肉の卵がけ飯』『芹焼飯』(二人前)芹が持つ、独特の苦味と香りが癖になるご飯です。■材料(二人前)・芹…6株程度・温かい御飯…2杯分・醤油…小さじ1・胡麻油…小さじ2・削り鰹…適量■作り方1)芹は洗って7cm程度の長さに切る。2)フライパンに胡麻油を引き、1をサッと炒めて醤油を回し入れ、削り鰹をまぶした御飯に乗せる。日本各地て0自生する芹は、『古事記』や『神大記』にも登場する、数少ない日本原産野菜の一種です。様々な調理法がある中で、古くから好まれたのが「せりやき」という料理です。野営などの際、地面を掘って石を並べ、その上で火を焚き、石が熱くなったところに芹を乗せて莚(むしろ)などで覆い、芹がしんなりしたところで醤(ひしお)や柚酢(ゆす0す)をかけて食したようです。『芹焼飯』は、削り鰹をまぶしたご飯に「せりやき」を乗せただけのシンプルな料理ですが、野趣溢れる芹の風味が、鮮烈に春の訪れを感じさせてくれます。『赤貝飯』(二人前)赤貝の漬けをご飯に乗せました。■材料(二人前)・赤貝…2個・温かい御飯…2杯分・きくらげ…適量・醤油…小さじ2・刻み海苔…適量・小葱…適量・わさび…少々■作り方1)赤貝は殻から外し、内臓を取り去る。身とヒモを塩でもみ洗いし、細切りにして、醤油を絡めておく。2)きくらげは(乾物なら水で戻しておく)さっと茹でて水に晒し、千切りにして1と混ぜる。小葱は小口切りにする。3)温かい御飯に刻み海苔をまぶし、2を乗せてわさびを乗せ、小葱をまぶす。太古から食べられてきた赤貝は、江戸湾で大量に獲れていた、安価な食材でした。特に江戸前の赤貝は人気があり、江戸で誕生した握り鮨のネタに欠かせませんでした。ちなみに、他に定番の鮨ネタは、玉子焼き、車海老、海老そぼろ、白魚、鮪の漬け、こはだ、煮穴子で、江戸後期の1カンの値段は8文(200円程度)。現在のおよそ4倍もの大きさがありました。冷蔵庫のない時代ですから、鮨ネタは全て仕事がしてあり、現在のように生の魚介をそのまま切って食べる、ということはほとんどありませんでした。食あたり防止のため、ネタに火を入れるか、漬けにするか、酢で〆るかで、赤貝は一度酢洗いしてから調理されていました。『鴨肉の卵がけ飯』(二人前)故・池波正太郎先生の大好物。鴨の煎焼を乗せた卵かけご飯です。■材料(二人前)・鴨(合鴨でも可)…200g・温かい御飯…2杯分・塩…少々・酒…大さじ2・醤油…大さじ2・みりん…大さじ2・卵…2個・醤油…少々・葱…適量・薬味(七味、粉山椒など)…少々■作り方1)鴨は5mm幅にスライスする。2)1を元のブロックの形に重ねて箸で固定し、フライパンに皮面を当てて、弱火でじっくりと焼く。脂が滲んできたらフライパン全体になじませ、鴨肉をバラして並べる。中火にして両面を軽く焼いたら、酒、みりん、醤油を加えて、汁気がなくなるまで煎りつける。3)卵を溶いて、塩と醤油で味を付ける。葱は刻んでおく。4)茶碗に温かい 御飯を盛り、2を乗せて3をかけ、お好みの薬味を添える。江戸の町では、基本的に肉食が禁じられていましたが、鳥肉は食べても良いとされていました。中でも鴨は、塩引鮭と並ぶ人気のお歳暮で、高級食材でもあったので、特に大事な人に贈られました。また「鴨鍋を食べると一年風邪をひかない」と言われるほど、スタミナ食として定着していたようです。寛永20年(1643年)に刊行された『料理物語』という料理専門書に、当時食べられていた鳥の名が書かれているのですが、「鶴・白鳥・雁・鴨・雉子・鸞 (は0ん)・鷺(さき0)・鶉(うす0ら)・雲雀(ひは0り)・鳩・鴫(しき0)・水鶏・桃花鳥(つく0み)・雀・鶏」と、豊富なラインナップに驚かされます。
2018年03月05日贅沢な個室で女子会をするなら次の5店舗。お洒落なフレンチ鉄板から自分だけのスペシャルコースが堪能できるお店など必見です。【ahill ginza】【オーガニックイタリアンワインバル LaSana銀座】【銀座海老専門店マダムシュリンプ】【Sept/Sette(セットセッテ)】【Salt grill&tapas bar】贅沢な雰囲気でダイナミックなフレンチが楽しめる【ahill ginza】銀座並木通りに面した全9Fのファッションビル、銀座ベルビア館にあるフレンチ料理店。べルベットのような質感の、高級感のあるとっておきの場所をコンセプトとした上質な空間が広がります。6名まで対応できる個室は天井も高く、シャンデリアが印象的。いつもよりも贅沢な雰囲気での女子会におすすめです。こちらではフレンチを鉄板焼きというダイナミックな調理法で味わえます。ダイナミックさの中にも繊細な技が光る料理は、まさに五感で味わうという言葉がふさわしく、いずれも絶品です。おすすめは『ahill特製ハンバーグステーキ赤ワインソース』。日本全国から厳選したA5ランクの黒毛和牛に、ブランド豚、フォアグラを混ぜ込んだ贅沢なハンバーグは非常にジューシーな味わいです。完全個室を完備したイタリアンバル【オーガニックイタリアンワインバルLaSana銀座】契約農家の有機野菜を中心に、肉や魚にもこだわったイタリアンバル。駅から5分圏内にあるお店は、ランプが揺らめくラグジュアリーな空間です。5~6名まで対応した完全個室を2部屋完備しており、ゆったりとくつろげるソファーもあり、贅沢な空間で周りを気にせず楽しめます。食材は産地にこだわった有機野菜が中心。全国各地の契約農家から届く新鮮な旬野菜がたっぷり食べられるヘルシーなコースもあります。おすすめは『オマールエビ風味の濃厚トマトチーズフォンデュ~旬彩の温野菜~』。彩りや盛り付けが鮮やかなのはもちろん、ビタミン、ミネラルが豊富で女性にうれしい美肌効果が期待できるかも。ワイン×海老を味わいつくす【銀座海老専門店マダムシュリンプ】世界中の海老料理を網羅する隠れ家風レストラン。エントランスで靴を脱いで入る店内は、“友人の家に招待されて、リラックスして海老料理を楽しむ”がコンセプト。お洒落なだけではなく、ゆったりと楽しい時間を過ごせます。15種類以上におよぶ世界中から仕入れた海老を、多彩な料理で堪能できるのは専門店ならでは。高級な「伊勢海老」や「天使の海老」、珍しい「ぶどう海老」など、種類に合わせて最適な調理方法を選び、味を引き出しています。また、海老料理に合うワインも取り揃えられているのも女子にはうれしいポイント。国やジャンルを問わず、また季節に応じて素材の旨さを引き出した満足のメニューに出会えます。自分たちだけのスペシャルコースを堪能、大人の隠れ家【Sept/Sette】銀座7丁目の地下にある大人の隠れ家。店内はブルゴーニュのワインカーヴをイメージした重厚な雰囲気が漂い、非日常的な空間ならではの贅沢なひとときを過ごすことができます。ワインセラーには約400種類ものブルゴーニュ産・ボルドー産のワインを保管。1965年~1995年までの幅広い年代のワインを選べるのもうれしいところ。こちらのコース料理は、ワゴンに並んだその日のおすすめから、ゲストが選んだ食材を料理人が調理するスタイル。季節や仕入れ状況によって変わるさまざまな食材を、自分たちだけのオリジナルの組み合わせや調理法で楽しめるので、女子会メンバーのさまざまな要求に応えてくれること間違いありません。オーストラリアの最新トレンドを取り入れたグリル&タパス料理店【Salt grill&tapas bar】GINZA SIX6階にあるダイニングバー。大きなテーブルを配した個室は、窓から銀座の風景を見渡すことができ、とても開放的。周囲を気にせず優雅な時間を過ごせます。ダイニングでは、オーストラリア産の希少な牛肉を堪能。バーカウンターやラウンジなど、お好みの席でタパスをシェアするなど、お洒落で自由なスタイルで女子会を楽しめます。おすすめは、オーストラリアビーフの旨みを凝縮した『南オーストラリア産パスチャーフェッドビーフ ピナクル リブアイ250g』。脂と赤身のバランスが絶妙で、日本ではここでしか味わうことができない逸品です。いかがでしたか。どのお店もオシャレでおいしい料理が食べられるお店ばかり。いつもと違う贅沢な女子会にどうぞ。
2018年02月19日いつもより贅沢な女子会を楽しむなら次の5店舗。フレンチや炭火焼き、デザートなど充実の内容です。汐留【グランブリエ東京】六本木【Grill&Wine LAPO】田園調布【田園調布倶楽部】広尾【Trattoria Mari e Monti】恵比寿【ラブレー】地上200mのパノラマビューで贅沢女子会【グランブリエ東京】新橋駅・汐留駅直結の「カレッタ汐留」47階にあるレストラン。地上47階から見る夜景は非常に美しく、ディナータイムにはフロア全体がきらめく光の海に包まれます。一歩足を踏み入れれば、特別な雰囲気に心を躍らせ、料理が運ばれるときにテンションは最高潮に達するでしょう。和の造詣が深い大村シェフによるフレンチは、わさびや八丁味噌など和食の調味料や旬の食材を使った料理を提供しまします。見た目は鮮やかで、味わい深く、ゲストを楽しませてくれることでしょう。ワゴンサービスで提供されるパティシエ特製スイーツは、バリエーション豊富で色鮮やか。お気に入りのスイーツを選んで楽しい女子会を締めくってみてはいかがでしょうか。少量多皿のワゴンサービスで、食べたいものが全て揃う!【Grill&Wine LAPO】2017年秋、六本木交差点の近くにオープンしたワインバル。オシャレでカジュアルな雰囲気だから、気軽に立ち寄れて、おいしいものを満喫できる本場のバルそのものです。女子会には半個室風の一画がおすすめ。壁側がベンチシートになっていて、ゆったりとくつろげます。人気の席なので、ご予約はお早めに。系列店にワインショップがある強みから、高品質ワインを低価格で提供。ヨーロッパやニューワールドなど、約100種もの個性的な味が揃います。ぜひ女子会のスタートは、少量多皿ワゴンサービスのオシャレなおつまみで華やかに。豪快でジューシーな炭火焼きやサーモンとイチヂクのピンチョなど、見た目も楽しく女子トークが弾みます。女性限定・手づくりデザート付のイタリアンコースに注目【田園調布倶楽部】田園調布の住宅街にある洋館風のレストラン。店内は、2階が開放感溢れる吹き抜けに。天井から下がる美しいシャンデリアが優雅な気分を引き立てます。料理は巧みなシェフの技によって、新鮮な食材の旨味を存分に引き出した逸品ばかり。とくに魚介類はその日に獲れた新鮮なもののみを使い、素材に合わせた調理法で仕上げています。「女性限定! 食前酒&ワゴンデザート付 プリフィックスコース」は、コースのラストにワゴンデザートをご用意。シェフ特製のデザートは、食べ放題で選び放題なのが嬉しいですね。当日調達した素材をワゴンから選んでお好みに仕上げる【Trattoria Mari e Monti】海の幸と山の幸をふんだんに使った料理が自慢のイタリアン。楽しく過ごせる、気取らない雰囲気なので、気の置けない女子会にぴったりです。イタリア人オーナーによる接客も魅力のひとつ。イタリアの空気を体験できる店内は、女子が気取らずに食事と会話を楽しむのに最適です。ワインはイタリアのさまざまな年代や地域のものが揃っています。季節ごとに順次入れ替えているので、常に最高のラインナップが楽しめるのが嬉しいところ。こちらではワゴンに乗せた新鮮な食材を見ながら、どのような料理にするかヒアリングしながら決めます。難しく考えなくてもオーナーから食材ごとのおすすめの調理法を聞くことができるので安心ですよ。コースを締めくくる輝かしいお菓子のワゴンサービスは必食【ラブレー】恵比寿・代官山という人気エリアで30年続く老舗のフランス料理店。明るく開放的な店内は、ゆったりと落ち着いた空間が広がります。こちらではテラス席もご用意。見事な花々が咲き誇り、その美しさに訪れる人々がおもわず笑顔になるそうで、女子会に最適なお店です。魚介や野菜、フルーツなどの旬の食材を、毎日オーナーとシェフが直接買い付けます。また名古屋コーチンや米沢豚など、日本各地のすぐれた食材を積極的に取り入れているのも魅力です。注目は、コース料理の最後を締めくくるデザートワゴン。10種類もある輝かしいお菓子はまるで宝石箱のようで、女子会を盛り上げること間違いなしです! お好みのデザートで贅沢な女子会が楽しめます。いかがでしたか。どのお店も雰囲気、料理とも非常に魅力的。お洒落なワゴンサービスで女子会を盛り上げてみませんか。
2018年02月13日今食べたい“肉”はここにある東京・代官山【falò】兵庫・元町【bb9】東京・初台【アニス】東京・中目黒【Steak Dining Vitis】東京・代官山【falò】炉端焼きスタイルで楽しむ新感覚のイタリアンで、店名は”焚き火"という意味をもつイタリア語から。店内中央に大きな炉をもつ調理場とそれを囲むカウンターを配しており、店名の通り、カウンターに座るゲストは、まるで焚き火に当たっているかのような気分で食事がいただけます。メインとなる塊肉は牛、鴨、鶏と揃いますが、なかでも特筆すべきは豚肉の『ポルケッタ』。イタリア独自のスパイスなどで下味を付けた豚肉をオーブンでローストする伝統料理ですが、【falo】では仕上げに炭焼きを加えることで、表面にカリッとした食感と香ばしさをプラス。プリミティブな感覚に訴えかける肉感は、人間の隠れている本能を呼び覚ましてくれます。このお店をオススメする料理人【il Pregio】岩坪 滋氏新鮮な感覚のイタリアンとして東京の大人たちを魅了し続ける岩坪 滋氏。「ジャンルを問わず、食べる喜びがあるものが好きなのですが、こちらは”バチバチ”っていう火の音が五感に訴えかけてくるような、原始的な喜びのあるお店ですね」。il Pregio【エリア】初台/代々木上原【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】代々木上原駅 徒歩5分兵庫・元町【bb9】神戸元町の静かな一角に佇む【bb9】は、加熱調理すべてが薪で行われるという薪焼き料理を専門としたスペイン料理店。この店で腕を振るうのが、バスク地方の薪焼きスタイルの名店【エチェバリ】で1年間修業をしたという坂井 剛シェフです。その【エチェバリ】のシェフも認める坂井シェフの卓越した薪による火入れの技で、野菜や魚介、肉の味を最高の状態までもっていき、さらにはバターやアイスクリームという食材にまで、薪の香りを閉じ込めていきます。そうして出される料理は、一品ずつが驚きの連続。「焼く」というシンプルな調理法が秘めた可能性を、きちんと料理で体現しています。このお店をオススメする料理人【たて森】建守 護 氏県外からも多くの客が訪れる名店【たて森】の料理人、建守 護 氏。「薪焼きによる火の通し具合が絶妙で、メインの肉のポテンシャルを引き出す技術が秀逸です。バーベキューは“火を食べる”イメージですが、こちらの料理はすべて“繊細な薪を食べている”感じがします」。東京・初台【アニス】パリで“肉の魔術師”の異名をもつアラン・パッサール氏に師事し、腕を磨いた清水シェフ。彼が【アニス】で披露するのは、ジビエを含む多様な種類の肉を、低温で数時間かけて仕上げる肉料理。鉄板を中心に火の入れ方の引き出しも多く、肉ごとの個性を存分に発揮させていきます。このお店をオススメする料理人【フロリレージュ】川手 寛康 氏自身の店【フロリレージュ】にて、独創的なフレンチを提供する、川手 寛康 氏。「清水シェフの肉の扱いには、刺激を受けます。鉄板焼きや藁包みなど、さまざまな火入れから繰り出される独創性に満ちた料理。非常に興味深いと感じています」。フロリレージュ(Florilege)【エリア】青山/信濃町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】外苑前駅 徒歩6分東京・中目黒【Steak Dining Vitis】厳選した黒毛和牛を、特製煉瓦づくりの炉窯、そして紀州備長炭“馬目上小丸”を使い焼き上げる『炉窯焼きステーキ』がこの店の主役。800度にまで達する備長炭で表面を一気に焼き、余熱で火入れをするため、しっとりジューシーな食感に。このお店をオススメする料理人【カルネヤサノマンズ】高山 いさ巳 氏肉のスペシャリスト。神楽坂【カルネヤ】、西麻布【カルネヤサノマンズ】を展開する高山 いさ巳 氏。「ただジューシーなだけじゃなく、炉窯で焼くことでお肉の繊維まで水分が行き渡るんです。その年に食べたなかで、お肉が一番美味しく感じられました」。カルネヤ【エリア】飯田橋/神楽坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】牛込柳町駅 徒歩3分シェフがオススメするお店関連記事
2018年01月30日牛肉、鶏肉、羊肉など色々あるお肉の中で、特に豚肉は、料理のとき最も手軽に使える食材のひとつだと思います。豚肉を選ぶときは、薄いピンク色のものよりも、赤い色がしっかり出ているもののほうが、よく太った健康な豚でおいしいらしいですよ!用意するもの(1人前)白菜…250g(1/8個)豚バラ肉…約150g(6枚)A水…コップ約半分A和風だしの素…少々A醤油…大さじ1/2合計約620kcal『白菜と豚バラ肉の重ね蒸し』のつくり方1.白菜と豚バラ肉を準備する白菜は、包丁で一口大のそぎ切りに。豚肉も食べやすく一口大に切り、耐熱ボウルに白菜と豚肉を交互に重ねていきます。2.レンジで加熱する重ねる途中で、何回か豚肉に塩、こしょうで味付けをします。一番上に白菜がくるようにして、ラップをしたらレンジ(500W)で5分温めます。※600Wのレンジを使う場合、×0.8の時間が目安3.味付けをして、もう一度加熱一度取り出して、Aを上からかけてさらに3分加熱します。器に盛り付けて、万能ネギを振ります。ネギはなくてもOKですよ。できあがり今回の一番のポイントは、そぎ切りにするところでしょうか。スーパーで1/8にカットされた白菜を買ってきたら、1枚ずつはがしてサッと水で洗った後、包丁をナナメに入れて切ってくださいね。こうすると豚肉から出る旨みがよく染み込みます。和風だしがないときは、白菜とバラ肉を重ねてレンジで加熱して、ゴマだれやポン酢を付けて食べてもいいと思います。夜食どころか立派なおかずになりますよ。ポイントをまとめると…白菜と豚肉を一口大に切る。白菜はそぎ切り塩コショウをしながら白菜と豚肉を交互に重ねる一番上を白菜にし、ラップして5分加熱水、和風だしの素、醤油をかけたらさらに3分加熱器に盛り付け、万能ネギを振って完成!次回は、アサリの濃厚な旨みとにんにくの香りが凝縮された『エビとアサリのアクアパッツァ』です。お楽しみに♪甲斐まり恵の最新情報はInstagramでチェック↓この記事を作った人甲斐まり恵女優。熊本県生まれ。双子座。株式会社バイタルネットのCMに出演中、ナレーションも担当。また、『仮面ライダーオーズ/OOO』もニコニコ動画にて配信中。2017年11月30日には、ジャズピアニスト・竹中真氏とともに、熊本で阿蘇神社復旧支援チャリティーデュオコンサートを開催。
2018年01月29日年末年始に負担をかけた身体をいたわり、引き締めつつも、寒さに負けない身体を作りましょう。免疫力をアップさせ、風邪予防にもつながる柚子、酒粕、牡蠣を使った江戸ご飯三品をお勧めいたします。鈍った身体をリフレッシュさせるレシピ三品栄養素が豊富な牡蠣で寒い冬を凌ごう『牡蠣飯』たっぷりの柚子で健康な身体を維持『柚飯(ゆうめし)』江戸の知恵、酒粕料理でポカポカに『粕粥』『牡蠣飯』(二人前)(「名飯部類」より)柚子の香りが牡蠣を引き立てる出汁がけご飯です。■材料(二人前)・牡蠣(生食用)…6010個・温かいご飯…2杯分・出汁…3カッフ0・塩…少々・醤油…小さし01・大根おろし...適量・柚子皮下ろし…1/2個分■作り方1)牡蠣は沸騰したお湯て0さっと茹でておく。大根おろしは軽く絞り、柚子皮おろしと混ぜておく。2)温めた出汁で牡蠣を30秒ほど茹でて引き上げ、塩と醤油で出汁の味を整える。3)ご飯に牡蠣を乗せて出汁をかけ、大根+柚子皮おろしを乗せていただく。牡蠣は、一旦岩場などに着床すると、一生そこから離れないまま成長します。従って筋肉が退化し、身のほとんどが内蔵なため、食物の中で最高含有量を誇る亜鉛を始め、18種類のアミノ酸、数種類のビタミンとミネラル、製菓メーカーのグリコの語源ともなったグリコーゲン、タウリンを含む、完全栄養食品です。その半面、水質の影響を受けやすい貝でもあり、中毒性があるので、生食には注意が必要です。江戸時代は産地でもない限り、明治に入るまで、牡蠣を生で食べる習慣はありませんでした。牡蠣の養殖は江戸時代から始まっており、江戸の町では焼き牡蠣にしていただくのが主流でしたが、大坂では様々な料理が楽しめたようです。……と申しますのは、晩秋になると、広島方面で養殖された大量の牡蠣を積んだ「かき船」が、大坂の土佐堀、堂島、道頓堀など十数か所以上の堀川に停泊し、牡蠣の販売や、船上て0は牡蠣尽くしの料理が提供されたからです。天保3年の資料によると、ある日のかき船のメニューは『酢カ0キ、カキの胡麻油炒めおろし大根しょう油添え、カキのからまむし(炒めたおからと和えたもの)、カキのひね生姜煮、カキの吸物、カキと芹の鍋、カキの土手焼き、カキ飯』の八品だったとあります。『柚飯(ゆうめし)』(二人前)(「柚珍秘密箱(ゆうちんひみつばこ)」より)風邪予防に最適な柚子を使った混ぜご飯です。■材料(二人前)・柚子の皮…1/2個分・温かいご飯…2杯分・醤油…小さじ2・黒胡麻…少々■作り方1)柚子の皮の黄色い部分を薄くそぎ、みじん切りにする。2)温かい御飯に1を混ぜ、醤油をかけてざっくりと混ぜる。茶碗に盛って黒胡麻をかける。柚子は揚子江付近が原産で、奈良、もしくは飛鳥時代に薬用品として伝来しました。柑橘系の中でも、特に寒さに強いため、日本全土で栽培され、今や生産量、消費量ともに世界トップで、日本料理に欠かせない食材となっています。天明5年(1785年)に、柚子料理ばかりを約40種類集めた『柚珍秘密箱』というレシピ本が刊行されました。「柚飯」はこの本の最初に登場する料理ですが、これを食べると五臓六腑を温め、病いにかからず、眼病の薬にもなると書いてあります。他にも、「柚釜蒸」「柚砂糖漬」「柚吸物」「柚田楽」「丸柚干(まるゆべし)」といった現代にも通じる料理から、「柚ぞうすい」「柚てんぷら」「柚せんべい」といったわかりそうでわからない料理、「柚松風」「柚みどり」「柚千鳥」「巻柚」「柚裏白」といった、レシピを読まないと想像がつかない料理まで、さまざまな料理が掲載されています。ちなみに冬至の日に柚子湯に入るという習慣は江戸時代からで、「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通」にかけて、「冬至の日の湯治は、融通のきく柚子で」ということのようです。駄洒落とは言え、柚子の香りにはリラックス効果があり、皮には血行促進や保湿効果があるので、湯治には最適な入浴剤です。『粕粥』(二人前)話題の酒粕を使ったお粥は抜群の栄養価があります。■材料(二人前)・米…1/2カップ・水…500ml・塩…少々・酒粕(板状)…50g・味噌…大さじ2■作り方1)鍋に水と洗った米を入れ、混ぜながら強火で炊く。2)ふきあがったら塩と1を入れ、再びふき上がってきたら中火にし、灰汁を取りながら30分程度炊く。3)酒粕を2mm幅に伸ばし、弱火で両面を焼く。4)粥に2と味噌を乗せ、よく混ぜていただく。日本酒を絞った後に残る酒粕が、実は握り鮨を世間に広めた立役者だったことをご存知でしょうか。1800年代はじめ、米を使ってつくる酢は高価な調味料だったため、発明されたばかりの握り鮨はハレの日のご馳走で、庶民が気軽に口にできるものではありませんでした。江戸を訪れた尾張国半田(現・愛知県半田市)の酒蔵の主人・中野又左衛門(四代目から中埜又左衛門と改名)はこの状況を見て、酒粕を使った安価な粕酢を江戸に普及させたことにより、握り鮨は屋台で楽しめるファストフードとして江戸の郷土料理となり、全国へ、やがて全世界に広がっていったというわけです。この中野又左衛門こそミツカングループの創始者で、現在は八代目当主が代表を務めていらっしゃいます。酒粕は保存性の高さから、1年中入手できますが、実は新酒が出回る1月から4月が旬の食材です。かつては産業廃棄物だった酒粕ですが、必須アミノ酸9種類を全て含み(アミノ酸の総量は白米の580倍以上)、肥満予防で話題のレジスタントプロテインを多く含むなど、さまざまな栄養価の高さから、万能美容&健康食品として見直されています。昭和初期の子供達は、おやつ代わりに酒粕を火鉢で炙り、砂糖をまぶして食べていたという話を聞きますが、酒粕は単体ではクセが強く、この食べ方は現代人の味覚にはそぐわないかも知れません。味噌との相性が抜群に良いので、主な使い道である甘酒や粕汁以外にも、味噌汁に酒粕を少し溶かし入れたり、酒粕:味噌=1:1の漬け床で粕漬けを作ったりなどして、摂取されることをお勧めします。
2018年01月22日六本木【ぬる燗 佐藤】東京【通人の酒席 ふくべ】恵比寿【GEM by moto】麻布十番【十番右京】赤赤【赤坂 まるしげ】隠れ家で味わう、季節の和食と日本酒【ぬる燗 佐藤】六本木の路地裏にひっそりと佇む、隠れ家風のお店。店内はシックにまとめられており、落ち着いた雰囲気が魅力です。目前で調理している姿を楽しめるカウンターで1人静かにお酒を楽しむのはもちろん、純和風の個室は接待での利用におすすめです。こだわりの日本酒は、酒に精通した店主が厳選した地酒を常時120種以上用意。さらに種類豊富な日本酒をぬる燗をはじめ、熱燗、人肌燗、常温、冷やなど、温度の違いで味の変化を楽しませてくれます。酒肴には、大山鶏や国産黒毛和牛などの肉料理のほか、日本酒と非常に相性がいいものばかり。どの料理にどんな日本酒が合うかなどもアドバイスしてくれます。最高の酒と肴を気軽に。レトロな居酒場【通人の酒席 ふくべ】昭和13年より、東京・八重洲で地元の人に愛され続けている居酒屋。味のある一枚板の檜のカウンターは、全10席。1人でも気軽に入りやすい雰囲気で、ずらりと並んだ一升瓶を眺めて、「何を飲もうか」と考えるのも楽しみの一つです。日本酒は全国の銘酒41種類を用意。「お客さんがせめて酒で故郷を感じてもらえるように」。そんな先代の親心から取り揃えらたそう。人気の菊正宗の樽酒は、四斗樽の酒が4、5日でなくなってしまうほど人気だとか。肴は「しめ鯖」や「おでん」といった定番料理を用意。脂のノリと締め具合が抜群の鯖など、季節に応じた最高のものを提供しています。日本酒で体感する、記憶に残るペアリング【GEM by moto】恵比寿駅から少し歩いた住宅街にある日本酒バー。店内は開放的で、壁は白を基調としたシンプルな造り。木目調のシックなコのカウンターがあり、気軽にお酒を楽しめます。通常一升瓶で取り扱われる日本酒を、こちらでは四合瓶で提供。四合瓶のほうが栓を開けてから劣化するまでのリスクが低く、最高の状態で日本酒が楽しめるとのこと。人気の肴『ブルーチーズハムカツ』は、ソースの代わりにどぶろくをかけるのが特徴。どぶろくの甘さがソースのまろやかな甘みを再現。ブルーチーズの酸味とハムの塩気にどぶろぐをペアリングさせることで、一つの料理を完成させています。どんな驚きにも出会える日本酒の名店です。250種類の和酒と贅沢な肴を提供【十番右京】著名人や食通も通う麻布十番の名店。こじんまりとした店内にはカウンター席のほか、奥にテーブル席やテラス席も。カウンター裏には和酒がずらりと並べられてあり、お酒好きには嬉しい空間です。250種の和酒は日本酒だけでも約100種。味わい別にメニューが構成され、呑む人が間違えないよう細やかな配慮がされています。また呑み比べできるよう小さいサイズも用意されているのも嬉しいところ。料理は高級食材でも出し惜しみなく提供。いくら・ウニ・キャビアが3個セットになった、『ミニミニおちょこ丼』など、少量の料理を日本酒に応じて楽しめるのが魅力です。美酒を求め、自ら蔵元を訪ねる店主が営む居酒屋【赤坂 まるしげ】赤坂駅より徒歩2分、近郊の会社員や地元の常連さんに愛される居酒屋。1人でも入りやすいお店であり、席数が充実していて気軽に入ることができます。日本酒は常時40数種を用意。店主自ら蔵元を訪ね、日本中をまわった数は実に50以上。お好みに合わせて、最適な銘柄を選べます。さらにメニューにはない隠し酒も多数常備しているそう。料理は日本各地の食材や郷土の味覚が堪能できます。いち押しは『豚足の黒糖煮』。奄美産の黒糖、醤油、焼酎で3時間かけて煮込んだ一品は、こってりと甘くてコラーゲンもたっぷり、おすすめの一品です。いかがでしたか。どのお店も最高の日本酒とそれに合う酒肴が味わえます。ご自身の好みに合うお店をぜひ見つけてみてください。
2018年01月06日江戸の変わり飯レシピ三品山芋の芽と根を同時に使った親子飯『零余子飯(むかご飯)』鎮咳去痰薬として知られた銀杏を出汁がけ『銀杏飯(ぎんなんめし)』白粥に蕎麦汁をかけ、薬味を乗せたシンプルなお粥『蕎麦汁粥』風邪をひきやすい季節にお勧めの「変わり飯」三品をご紹介師走に入り、年末進行と飲み会で、体調を崩されている方も少なくないのではないでしょうか。胃腸の変調は元より、抵抗力が弱まり、風邪をひきやすい季節でもあります。そんな折には、消化の負担が少なく、身体を暖める山芋や粥、古来より咳止め効果があると言われている銀杏を使った江戸ご飯三品をお勧め致します。『零余子飯』(三人前)山芋の芽と根を同時に使った親子飯です。■材料(三人前)・零余子…50g・水…600ml・塩…小さし01・米…2合・山芋…100g・めんつゆor濃いめの白味噌汁…大さし02・とんぶり…適量・山葵おろし…少々■作り方1)鍋に水と塩を入れ、洗った零余子を10分程度茹でて冷ましておく。2)炊飯器に洗米と1の零余子、400mlのゆで汁を入れ、30分程度置いてから炊く。3)2をざっくりと混ぜて、茶椀に盛り、摺り下ろしてつゆを混ぜた山芋、とんぶり、山葵おろしを乗せていただく。『平家物語』の中に、零余子を詠んだ短歌があります。白河上皇と平忠盛の間で交わされたこの短歌、実は平清盛の出生の秘密について書かれた、重要な一首なのです。永久5(1117)年、白河上皇は、妊娠中の愛妾を家来の忠盛に下し、生まれた子が女だったら引き取るが、男だったら忠盛の長子として育て、武士にせよ、と命じます。翌年、男の子が生まれたものの、それを白河院に伝える術に恵まれませんでした。重要機密事項ですから、伝言を頼むわけにもいかなかったのです。……と、チャンス到来。ある時忠盛は、熊野詣に行く白河院の護衛を仰せつかりました。山中で休憩の折、忠盛は薮に分け入り、零余子をたくさん採ってきて、「いもか0子ははふほと0にこそなりにけれ」と上の句を添えて院に献上すると、院は頷き「たた0もりとりてやしなひにせよ」 と下の句を続けられました。「いもが子」は「芋の子(零余子)」と、「妹が子(妻の子)」の二つの意味を持ち、「ただもりとりて」は「たくさん盛り取って」と「忠盛が引き取って」、「やしなひ」は「養い(食糧)」と「養子」をかけています。つまり、「あなたの子どもは這い這いをするほどに育ちましたよ」と報告した忠盛に対して、「お前が引き取って養子にせよ」と命じたわけです。こうして、院からの下知を賜った忠盛は、清盛を平家の惣領息子として育て、平家に栄耀栄華をもたらしました。山芋は消化吸収が良く、精がつく食材であることは、古くから知られていました。『今昔物語』には「芋粥」に憧れる男の話が掲載されており、井原西鶴の『好色一代男』では、ラストに主人公の世之介が、大量の山芋を船に積んで女護島を目指しました。また、駿河の鞠子宿(丸子宿とも)の「とろろ汁」は、東海道のご当地グルメとして有名でした。東には安部川が、西には長くてきつい宇津ノ谷峠があったため、上りも下りも、鞠子宿に到着した旅人達は疲労困憊。そんな人々にパワーを与えてくれたのが、白味噌と出汁と卵を混ぜたとろろを麦飯にかけていただく、名物の「とろろ汁」です。歌川広重の『東海道五拾三次』に描かれた、慶長元(1596)年創業の「丁子屋」は、移転したものの現在も健在で、昔ながらの「とろろ汁」を味わうことができます。『銀杏飯』(二杯分)鎮咳去痰薬として知られた銀杏を出汁がけで。■材料(二杯分)・銀杏…20個程度・芹…1株・温かいご飯…2杯分・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1.5・塩…少々■作り方1)銀杏は殻を割って塩茹でにし、温かいうちに指で軽く潰しておく。芹は2cm程度に切る。2)温かいご飯に銀杏と芹を混ぜ、茶椀に盛る。3)醤油と塩で味を整えた、熱い鰹出汁をかけていただく。平安時代の留学僧が大陸から持ち帰ったとされる銀杏は、1億5000万年前から存在する世界最古の植物の一種で、「生きた化石」とも呼ばれています。太古から生き残って来ただけあって、非常に強い木で、コルク状の厚い皮を持ち、水分を多く含むので、火が近付くと水蒸気を放つと言われています。2、3年に一度、大火事に見舞われた江戸では、延焼を防ぐため、神社仏閣や火除け地に、多くの銀杏の木が植えられました。葉は防虫剤としても用いられ、銀杏は外の実を腐らせて種子を取り出し、中の仁を食します。ただし銀杏は、アンチビタミンB6物質を含むため、生で食べたり、食べすぎると中毒を起こすことがありますので、加熱調理した上で、1日10個程度までにとどめておくことをお勧めします。『蕎麦汁粥』(二人前)白粥に蕎麦汁をかけ、薬味を乗せたシンプルなお粥です。■材料(二人前)・米…1/2カップ・水…500ml・塩…少々<蕎麦汁>・醤油…50ml・味醂…50ml・水…200ml・鰹節…1パック・大根おろし…大さじ1・刻み葱…少々・一味唐辛子…少々■作り方1)鍋に醤油、味醂、水を入れて煮立て、沸騰したところに鰹節を入れて火を止めて冷まし、漉して蕎麦汁を作る。2)別の鍋に水と洗った米を入れ、混ぜながら強火で炊く。ふきあがったら塩を入れて中火にし、灰汁を取りながら30分程度炊く。3)2に好みの量の1をかけ、大根おろし、刻み葱、一味唐辛子をのせていただく。現在の蕎麦つゆは、醤油と味醂と砂糖を煮て、しばらく寝かせた「かえし」を、出汁で割ったものが使われます。出汁の割合を変えることにより、少なければつけ蕎麦に、多ければかけそばのつゆになります。出汁を何で取るかは店次第で、こんぶ、鰹節、干ししいたけ、いりこなどを組み合わせて、独自の出汁を作っています。ところが江戸時代は、上方(京・大坂)では昆布出汁、江戸の町では鰹出汁を取るのが主流でした。そもそもこれは水の違いにあり、上方の水が超軟水なのに比べ、江戸湾を埋め立てて造った江戸の町はややミネラル分を含んだ軟水であったため、昆布出汁がうまく取れなかったのです。そのため、鰹出汁がベースとなり、上方から下って来る、高価であっさりとした下り醤油よりも、近隣の野田や銚子で安価に造られる濃口醤油の方が、鰹出汁に合うということで、以降長年に渡って、関西と関東のつゆの違いが生まれました。ほんの十数年間前までは、東京のかけ蕎麦の黒いつゆの色に、ぎょっとする関西人がほとんどでした。また室町時代から醤油が発明される前までは、麺類は「たれ味噌」と呼ばれる、味噌を煮詰めて濾した汁に、鰹節と薬味を加えたつゆや、味噌と水と鰹節を煮詰めて作る「煮貫(にぬき)」と呼ばれるつゆで食べられていました。江戸中期になると、味噌ベースのつゆと醤油ベースのつゆが混在し、やがて醤油ベースのつゆが主流になってゆきますが、つゆに味醂、ましてや砂糖が使われるようになったのは、江戸後期以降のことです。
2017年12月18日クリスマスという大切なイベントだからこそ、雰囲気も大事。料理はもちろん、ロマンチックな雰囲気を味わえるお店を厳選しました。気品あふれる店で味わう極上フレンチ【レストランシャンボール】淀川の絶景を見ながら鉄板焼きを【鉄板焼逢坂】素晴らしい眺望を眺めつつ本格フレンチを【フランス料理SAKURA】チャペルにもなる天井高6メートルの空間【モードディポンテベッキオ】最上階で贅沢に味うオーダーメイドフレンチ【THEFRENCH~ザ・フレンチ~】気品溢れる店内で味わう、極上フレンチ 【レストランシャンボール】素材の魅力を存分に引き出すフレンチ料理のお店。店内にはエレガントな個室が用意されており、クリスマスデートに相応しいラグジュアリーな佇まい。また予約の際、事前に伝えておくとサプライズ演出などにも協力してもらえます。コース料理では、バランス良く組み立てられた旬の極上食材を提供しています。海老はオマール海老の中でも最高級のオマールブルーを使用。厨房の中にある水槽で調理される直前まで泳いでいるので、鮮度は抜群。極上黒毛和牛もその時に良いものを厳選するなど、素材のおいしさを存分に活かした料理になっています。淀川の絶景を眺めつつ鉄板焼きを味わう、贅沢なひと時【鉄板焼逢坂】新大阪にほど近いプラザオーサカ最上階にある、素材にこだわった鉄板焼きのお店。店内は高級感漂うスタイリッシュな空間が広がり、窓からの眺望と目の前で調理してくれるシェフがともに楽しめます。この素敵な眺めは夜のクリスマスデートに最適です。供されるのは、素材の味を活かした鉄板焼き。牛肉は和牛を、魚介類は黒門市場や福島市場などで選ばれた新鮮なものを使用し、最もおいしい状態で提供しています。鉄板焼きだけでなく、料理長が考案したオリジナルメニューも秀逸。なんと鉄板焼きでフレンチもいただけるのです。素晴らしい眺望とともに楽しむ本格フレンチ【フランス料理SAKURA】ホテルニューオータニ大阪18階にある本格フランス料理店。ライトアップされた幻想的な大阪城天守閣をメインに、アベノハルカスなど、大阪市内の夜景が一望できます。最高級のシャンパンをお供に、ふたりだけの特別なひとときを満喫できます。ワインはフランス産を中心に常時約300種類を用意。日本屈指のソムリエ2名が揃っているのもこちらの強みで、その時に飲みたいワインと出会うことができます。料理は重厚感のある素材をベースに、ハーブやスパイスをさりげなく効かせて軽やかさを加えているのが特徴。優美な盛り付けとともに、最後までおいしくいただけます。チャペルにもなる天井高6メートルの空間が、素敵なクリスマスデートを演出【モードディポンテベッキオ】明治安田生命大阪梅田ビル30階にある有名イタリアンの2号店。220坪を超えるフロアは圧巻で、眺望も抜群。席数を制限し空間をぜいたくに使っているので、ゆったりとくつろぐことができます。窓際席も充実しており、勝負デートで利用すれば、最高の眺めと料理が大切な人との距離を近づけてくれることでしょう。料理はイタリア政府も認めた本場を超える至極のイタリアン。シェフは、2004年にイタリア政府からイタリア文化の橋渡しに貢献したとしてカヴァリエーレ章を贈られました。当然、料理は本場イタリア仕込みのもの。本格イタリアンと贅沢な空間を楽しむならオススメの1軒です。最上階で贅沢に味わえるオーダーメイドフレンチ【THEFRENCH~ザ・フレンチ~】プラザオーサカホテル内にある本格フレンチ。ホテル最上階19階にあり、窓から見える夜景は格別。カップルでぜひ利用していただきたいのは、ホテルのスイートルームでの食事。ふたりのためにオーダーメイドで用意された特別な食事と、ソムリエの選ぶ至高のワイン。クリスマスデートの思い出づくりにおすすめです。以上、クリスマスデートに最適な5店舗を紹介しました。どのお店も素晴らしいサービスを提供しているので大切な思い出づくりに最適です。
2017年12月06日【AUGAMINDETOKIO】の木下シェフが提案してくれたのは、岩手県矢巾町の丸ズッキーニを使ったレシピ。寒い日に心も体も温まるグラタンです。材料(作りやすい分量)丸ズッキーニ2個玉ネギ1/2個ニンジン1/3本セロリ小1ホールトマト400ccチキンスープ200cc合挽き肉500gシュレットチーズ適量甜麺醤適量赤ワイン200ccニンニク1片コショウ少々塩少々ローリエ2枚オリーブオイル適量つくり方<ズッキーニの器を作る>①丸ズッキーニを3:7の割合でカットし、セルクルとペティーナイフで中をくり抜く2~2.5cmのセルクルを押し込みます。側面にペティーナイフを刺して左右にスライドさせながら、底を切り離します。ペティーナイフの刃の部分を利用して、てこの原理で中身を押上げてくり抜きます。②中身をくり抜いたズッキーニと、くり抜いてスライスした中身は180℃の油で2~3分素揚げするレンジで2分半でもOK!③熱したフライパンに、オリーブオイルを入れ、みじん切りにしたニンニク、ニンジン、玉ネギ、セロリを加え、強火で炒めていく鍋を揺らしながら、玉ネギが透明に透き通るまで炒めていきます。④全体に火が通ったら合挽き肉を加えて、そぼろ状になるまで炒め、塩コショウ少々を加えて味を整える肉をほぐしながら、白っぽくなるまで炒めます。⑤④の鍋に赤ワインを加えて、強火で煮詰める鍋底のうまみ成分を持ち上げるようにしっかりと煮詰めるのがポイント⑥⑤の鍋にホールトマト、チキンスープを加える。あくをとったらローリエを入れ、水分量が半分になるまでしっかりと煮詰めたら、甜麺醤を加え、全体になじむように軽く煮込むトマトホールをヘラで潰しながら煮詰めます。コクを出すため仕上げに、甜麺醤を加えるのがポイントです。⑦⑥をズッキーニの器にたっぷり詰め、シュレットチーズをのせて200℃のオーブンで7~8分焼く⑧⑦のグラタンに、素揚げにしたズッキーニの中身とソース(分量外)をお好みで添えて皿に盛り付ければ完成焼き色がつき、チーズがぐつぐつと溶けるまで焼いていきます<ソースのつくり方>適量のケチャップと、同じくらいの濃度に泡立てた生クリームを混ぜ合わせる教えてくれたシェフ木下 威征シェフ1972年生まれ。辻調理師専門学校を首席で卒業しフランスへ留学。三ツ星レストランで働き、帰国後は池袋のホテルを経て【AUXBACCHANALES】に入店。5年の修業を経て、パートナーと【モレスク】を開店。その後独立し、2008年【オー・ギャマン・ド・トキオ】を開店。現在は7店舗のオーナーとして店を切り盛りしている。AUGAMINDETOKIO【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】13000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩8分関連記事
2017年12月04日白金高輪台【御田町 桃の木】新橋【四川料理趙楊】六本木【虎峰】新富町【Furuta】広尾【茶禅華】旬の食材を巧みに使用した本格中華【御田町 桃の木】ミシュラン一ツ星を連続で獲得している【御田町桃の木】。【知味竹爐山房】等で研鑽を積んだ、小林武志オーナーによる中華料理店です。店内は、白、茶、緑を基調とした、洗練されて落ち着いた空間が広がります。料理は中国本土から空輸した旬の食材を使用し、基本に忠実な味を探求。深いコクと優しい味わいの料理に満足できること間違いなし。『鎮江黒酢の酢豚』は黒酢と中国のたまり醤油のコクと深みのある色と香りが堪能できる一品。『台湾A菜と自家製干し肉の炒め物』は、空輸した台湾A菜と自家製の干し肉を塩味で仕上げた、シンプルで優しい味を出しています。四川料理の名人による奥深い味わい【四川料理趙楊】言わずと知れた四川料理の名店。麻婆豆腐や担々麺などでお馴染みの四川料理、その魅力を日本に広めた立役者のひとりがオーナーシェフである趙楊氏です。店内はゆったりとしたテーブルと開放感を演出する広い窓が印象的。随所に飾られる絵画やオブジェも、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。『麻婆豆腐』などの四川料理に欠かせないのが香辛料。2年間発酵させた自家製豆板醤、四川から取り寄せる最高級の山椒など、徹底してこだわることで、本物の美味しさを追及しています。また『回鍋肉』は豚肉と豆板醤で仕立てる本場四川の味。豆鼓の風味も絶妙です。シックな店内でいただく大人の中華【虎峰】ミシュラン掲載店での修業経験もある若手料理人が腕をふるうお店。シックでスタイリッシュな店内は、中華の枠にとらわれない斬新で大人な料理を味わえるので、大人のデートにおすすめです。食材は石川県能登半島から仕入れられた珍しい魚介やその時期特有の野菜が中心。フカヒレや鮑など、シェフが厳選した素材が楽しめます。『四川よだれ鶏』は鶏の胸肉を50℃で1時間ゆっくりと火入れすることで絶妙なやわらかさとジューシーさを実現しています。またこちらでは濃厚な白湯フカヒレを土鍋で提供してくれます。心ゆくまでコラーゲンを吸収できる逸品です。岐阜の名店が贈る至高の味を東京で味わえる【Furuta】数多くの食通がその味を求め、岐阜へと足を運ぶ中華の名店【開化亭】。その東京進出店がこちらです。隠れ家的なお店は白壁の建物に、シンプルに【Furuta】と自らの姓を冠し、その店名から情熱を注ぐシェフの意気が感じられます。鳥取産松葉ガニの春巻きはカリッと香ばしい皮を破ると、蟹身の旨みとカニ味噌のコクと風味が渾然一体になり、癖になる味わい。またフカヒレと天然トラフグの白子の上湯スープ煮込みは金華ハムと鶏肉だけで仕立てたスープと、白子の旨みの組み合わせが絶妙です。和と漢の融合が織りなす魅惑の料理【茶禅華】南麻布の一角にある、感度の高い食通に知られたお店。店内は“禅”の雰囲気が漂う落ち着いた空間。食に関する禅の戒律、そしてそこに流れる潔さが内装で表現されていて、とても芸術的で料理にも反映されています。『小鳩:胸肉 台湾香辛料≪馬告≫焼き/腿肉 五香脆皮仕立て』は、腿肉は五香粉を塗り、麦芽糖をかけて繰り返し揚げた一品。マーガオの香りを効かせた胸肉は、藁でスモークし炭火焼にする和の手法で仕上げています。また『雉の極上スープ 雲呑添え』は、あっさりとしていながらも、雲呑に包まれた雉の肉々しさが感じれるのが魅力です。中華料理関連記事
2017年12月02日四季を問わず一年中楽しめる、本場ローマの郷土料理カルボナーラをアレンジした『ファゴッテッリ』。ハインツベック氏のスペシャリテ、『ファゴッテッリ』を教えていただきました。材料(つくりやすい分量)<具>卵の黄身5個分ペコリーノチーズ60g泡立てた生クリーム80ml塩少々胡椒少々<ファゴテッリ生地>小麦粉160gセモリナ粉80g卵の黄身3個分卵1個塩少々<仔牛のスープ>仔牛肉のぶつぎり1kgエクストラヴァージン オリーブオイル適量玉ネギ2個ニンジン120gセロリ1本トマト5個ローズマリー少量白胡椒10g水3ℓ<ソース>グアンチャーレ(豚肉の頬肉の塩漬)35gズッキーニ100g白ワイン25ml仔牛のスープ50mlペコリーノチーズ40gつくり方<パスタ生地>①小麦粉・セモリナ粉に卵1個を割りいれ、その後、黄身だけを3個分加える生地ははじめから力をこめて練っていきます。生地が均一に混ざり、しっかりと弾力がでたらできあがり。②できあがったパスタ生地にラップを巻いて最低30分、冷蔵庫で寝かせる目安は4時間がベスト!最低30分寝かせないと硬く仕上がり、しなやかで滑らかな口当たりになりません。<具>③卵の黄身5個分を湯煎にかけながら混ぜ、数回に分けてペコリーノチーズを加える。塩と白胡椒も追加し、全体を冷ます卵が固まり過ぎないように、湯煎につけたり、あげたり調整しながら混ぜていきます。④泡立てた生クリームをあえ、絞り出し袋に入れ1時間冷蔵庫で休ませる約30度になったところで生クリームを徐々に加えるのがポイント!<詰める>⑤パスタマシーン(なければ麺棒)で生地を極薄く伸ばし、卵の黄身(分量外)をパスタ生地の上に筆で塗る生地が厚いと茹で時間が長くなり、中身のソースが固まってしまうので、透けて向こう側が見えるくらい薄く伸ばします。⑥④の具をパスタの上に絞り出し、上から生地をたたみかぶせ、具をのせた部分と隣の具の間を指で押さえていき、端を閉じる。専用のカッターで具と具の間を切り分ける空気が入っているとパスタを茹でた時に生地が破れてしまうので、ソースを詰めた脇を指でしめていきます。⑦専用のカッターで具と具の間を切り分ける切り分けたパスタの端を、ひとつずつさらにとじていきます。力を入れた分だけ硬くなってしまいますので適度な力量でとじます。パスタの形がポケット(ファゴッテッリの意味)のような形になります。<ソース>⑧フライパンに細切りにしたグアンチャーレと、小さなキューブ状にしたズッキーニを入れて炒める。白ワインを加え蒸発させ、仔牛のスープを加える油は引かずにグアンチャーレの脂分だけで炒めていきます。⑨⑤のファゴッテッリを、塩を入れたたっぷりのお湯で1分前後茹でたら、ソースの入ったフライパンにペコリーノチーズ、オリーブオイル(分量外)、白胡椒(分量外)を加え、あえる。火を入れすぎると中身のクリームが固まってしまうので注意!⑩盛り付けカリッと火を通したグアンチャーレと、コショウをふりかければ完成です。教えてくれたシェフハインツ・ベック氏2005年に、ローマ【ラ・ペルゴラ】でミシュラン3ツ星を獲得。以来、ミシュランガイド、ガンベロロッソ、エスプレッソなどの多数のガイドにおいて最高評価を受け、ガストロノミー界を牽引し続ける。
2017年11月20日