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ゆずの新曲「flowers」が、本日12月27日(金) に配信リリースされた。事前告知やSNSでの匂わせ投稿もなく、完全なサプライズとしてリリースされた「flowers」は、作詩を北川悠仁、作曲を北川と音楽プロデューサー・TeddyLoidが担当。現在開催中の全国アリーナツアー『YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑 Supported by NISSAN SAKURA』を敢行していく中で、最新アルバム『図鑑』の世界をさらに広げるような楽曲をつくりたいという想いが北川に芽生え、ツアー真っ只中でありながら制作された1曲だ。アルバムで表現されていた音楽的探求心・多彩なサウンドメイクの融合がさらにアップデートされ、北川と岩沢厚治による縦横無尽なハーモニーと突き抜けるメロディーはそのままに、ソリッドなアコースティックギターとデジタルサウンドが特徴のアップチューンとなっている。併せて楽曲コンセプトである“花”をモチーフにした最新アーティスト写真も公開された。また、12月30日(月)・31日(火)には、神奈川・横浜BUNTAIで初のオーケストラコンサート『YUZU Orchestra Concert 2024 ゆず晦日』を開催。2025年1月にはアリーナツアーを再開し、3月開催の追加公演『YUZU ARENA TOUR 2025 図鑑 spring has come Supported by NISSAN SAKURA』まで、全36公演で約34万人を動員する予定だ。<リリース情報>「flowers」2024年12月27日(金) 配信リリースゆず「flowers」ジャケット配信リンク:<ライブ情報>『YUZU Orchestra Concert 2024 ゆず晦日』2024年12月30日(月)・31日(火) 神奈川・横浜BUNTAI開場15:00 / 開演16:00※チケット完売特設サイト:<ツアー情報>『YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑 Supported by NISSAN SAKURA』※終了分は割愛■2025年1月11日(土) 大阪・大阪城ホール開場15:00 / 開演16:001月12日(日) 大阪・大阪城ホール開場15:00 / 開演16:001月18日(土) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA開場15:00 / 開演16:001月19日(日) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA開場15:00 / 開演16:001月25日(土) 福井・サンドーム福井開場15:00 / 開演16:001月26日(日) 福井・サンドーム福井開場15:00 / 開演16:002月1日(土) 岩手・盛岡タカヤアリーナ開場15:00 / 開演16:002月2日(日) 岩手・盛岡タカヤアリーナ開場15:00 / 開演16:002月8日(土) 北海道・北海きたえーる開場15:00 / 開演16:002月9日(日) 北海道・北海きたえーる開場15:00 / 開演16:002月18日(火) 神奈川・横浜アリーナ(Shooting LIVE)開場17:30 / 開演18:302月19日(水) 神奈川・横浜アリーナ(Shooting LIVE)開場17:30 / 開演18:302月22日(土) 神奈川・横浜アリーナ開場15:00 / 開演16:002月23日(日) 神奈川・横浜アリーナ開場15:00 / 開演16:002月24日(月・祝) 神奈川・横浜アリーナ開場14:00 / 開演15:00『YUZU ARENA TOUR 2025 図鑑 spring has come Supported by NISSAN SAKURA』3月1日(土) 神奈川・Kアリーナ横浜開場15:00 / 開演16:303月2日(日) 神奈川・Kアリーナ横浜開場15:00 / 開演16:303月8日(土) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホール A開場15:00 / 開演16:003月9日(日)愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホール A開場15:00 / 開演16:003月18日(火) 大阪・大阪城ホール開場17:30 / 開演18:303月19日(水) 大阪・大阪城ホール開場16:30 / 開演17:30【チケット情報】指定席:11,000円(税込)着席指定席:15,000円(税込)S席:18,800円(税込)親子席:9,900円(税込)U-18席:7,700円(税込)車椅子席:11,000円(税込)立見:11,000円(税込)ステージサイド席:11,000円(税込)ステージサイド着席指定席:11,000円(税込)注釈付着席指定席:11,000円(税込)()特設サイト:公式サイト:
2024年12月27日お笑いラジオアプリ「GERA(ゲラ)」の5周年を記念したスペシャルイベント『GERA FES - GERA 5th Anniversary -』が、2025年4月13日(日) に東京・豊洲PITにて開催される。「GERA」は、お笑い芸人を中心にしたラジオアプリ。M-1グランプリやキングオブコントで活躍している芸人や注目の若手を始め、ライブシーンで活躍している芸人など幅広いラインナップで配信している。本イベントでは、普段「GERA」で番組配信を行っている人気レギュラーパーソナリティたちが一堂に集結。ネタだけでなく、本イベントだけのシャッフルトークで、5周年を盛り上げる。さらに、番組メンバーシップ加入者限定で、特典映像+特典グッズのプレゼントも予定している。<イベント情報>『GERA FES - GERA 5th Anniversary -』2025年4月13日(日) 東京・豊洲PIT第1部:開場 12:00 / 開演 12:45 / 終演 15:15(予定)第2部:開場 16:30 / 開演 17:15 / 終演 19:45(予定)【出演者】第1部:ラランド 他第2部:ヤーレンズ、春とヒコーキ、ママタルト 他【チケット】■メンバーシップ特典(特典映像+限定グッズ)付きSS席:6,000円(税込)S席:4,500円(税込)A席:4,000円(税込)通し券:10,000円(税込)※こちらのチケットは、番組メンバーシップ加入者のみ購入可能です。※出演者関係なく、GERA内の番組ひとつでも加入済みとなっていればご購入いただけます。ご希望の方はお早めにメンバーシップ加入をお願い申し上げます。■通常チケットSS席:6,000円(税込)S席:4,500円(税込)A席:4,000円(税込)■配信チケット第1部(アフタートーク付):2,500円(税込)第2部(アフタートーク付):2,500円(税込)通し(1部・2部アフタートーク付):3,500円(税込)■販売スケジュール番組メンバーシップ先行2025年1月9日(木) 12:00~1月22日(水) 23:59番組メンバーシップ2次先行2025年1月23日(木) 12:00~2月5日(水) 23:59プレリザーブ2025年2月6日(木) 12:00~2月19日(水) 23:59プレリザーブ2次2025年2月20日(木) 12:00~2月25日(火) 23:59一般発売2025年3月1日(土) 10:00~公式HP:
2024年12月26日KANA-BOONが2025年4月に対バンツアー『KANA-BOON Jack in tour 2025』を開催することを発表した。東京・大阪・名古屋の3都市にて2デイズずつ全6公演が行われ、各公演のゲストアーティストは後日発表される。KANA-BOONは今年の5月に東京と大阪にて復活ワンマンライブを行い、10月からは全国9都市を回るワンマンツアー『KANA-BOON SOARING “THE PHOENIX” TOUR』を開催。9月から12月にかけて毎月新曲を配信リリースするなど、活動再開後も精力的に活動している。オフィシャルファンクラブ「カナブーンメイト」にて、チケット先行受付中。<ライブ情報>『KANA-BOON Jack in tour 2025』4月3日(木)大阪・GORILLA HALL OSAKA4月4日(金)大阪・GORILLA HALL OSAKA4月8日(火)東京・Spotify O-EAST4月9日(水)東京・Spotify O-EAST4月16日(水)愛知・名古屋ダイアモンドホール4月17日(木)愛知・名古屋ダイアモンドホール【チケット情報】スタンディング:5,500円(税込/ドリンク代別途)チケット申し込み: 公演詳細: オフィシャルサイト
2024年12月26日YUKIの全国ホールツアー『YUKI concert tour “SUPER SLITS” 2024』が、12月21日・22日東京ガーデンシアターにてファイナルを迎えた。本ツアーは6月にリリースした12枚目のオリジナル・アルバム『SLITS』を携えて行われ、8月12日埼玉・戸田市文化会館を皮切りに全国12都市を巡った。本稿では12月22日最終公演の模様をレポートする。開演時間、身体にずっしりと響く低音が場内を支配すると、暗闇の中に淡い光が浮かび〈今此処此処にいる私を抱きしめる〉というフレーズが聴こえてきた。アルバム『SLITS』の冒頭を飾る「Now Here」だ。ステージの中央に設置された高台にYUKIのシルエットが現れると、割れんばかりの大歓声が起こる。黒を基調としたモードな衣装に身を包んだYUKIが、ストイックなフロアナンバーを牽引していく。曲終わりの長めのアウトロからスクラッチ音を経て聴こえてきたのは、YUKI屈指のダンスチューン「JOY」。お馴染みのサビの振り付けで早くも会場全体に一体感が生まれた。YUKIの位置する高台は回転ステージ仕様。雪山を進んでいく映像を背景に「クライマー・クライマー」を歌い終えると、回転して出現した階段を下りてメインステージへ。大勢の観客を前に「こんなにたくさん来てくれるなんて夢みたいです。本当にうれしいです。どうもありがとうございます」と告げて深々とお辞儀をするYUKI。アルバムツアーではあるが新旧織り交ぜて披露すると話し、「誰ひとり残さず、いいところに連れて行きます。最後までよろしくお願いします!」と挨拶。また、「私の中の自由をめいっぱい詰め込んだアルバムなので自由に楽しんでほしい」と伝えた後、「今日はいつもよりも光ってます。スーパースターなので現実的にも光ってるんですけど(笑)、脱いでも光ってるんです」とおどけながらキラキラ光るスパンコールのジャケットを脱いでノースリーブのブラックドレスに。飛び交う「かわいい」の声を聞いて「このやさしい空気の中歌っていいですか」と告げると、『SLITS』収録の「ユニヴァース」をフルートの調べをアクセントにした上質なバンドサウンドに乗せて披露。YUKIの伸びやかな歌唱も絶好調だ。久々のコンサート披露となった「コミュニケーション」では、タンバリンを片手にしたYUKIが幸福感たっぷりのボーカルで会場を満たしていく。自然と体が横へ揺れる軽やかな「鳴り響く限り」、印象的なドラムとピアノに導かれて始まった「トロイメライ」では、美しいハイトーンを響かせた。歪さや違和感が強烈なインパクトをもたらす幕間の映像を挟み、回転ステージ上部に3名のホーン隊、下部にYUKIが位置づくと、LEDビジョンに映るデジタルダンサーを従えて「流星slits」へ。ベビーピンクのアシンメトリーなドレスに着替え、体全体を使って会場全体を盛り上げていく。こちらも久々の披露となる「Jodi Wideman」は、巨大なミラーボールをバックに“SUPER SLITS Remix”と名付けたくなるような深遠なトラックに乗せてパフォーマンス。YUKIと観客のテンションは高まる一方だ。そこからシームレスにつながった「One, One, One」では、回転ステージ上部に電話ボックスと電灯が登場。曲の途中にYUKIが電話BOXの中へ入ると室内にはカメラが設置されており、YUKIの間近な表情をキャッチ。電話越しで観客に語りかけながらそのまま歌唱へと戻っていくという、ステージと客席の距離をグッと縮める手法がとられた。続く「雨宿り」は、メッセージ性を備えたエレクトロなダンスチューン。愛らしい仕草やダンスとともに会場の奥のほうまで目を配り、言葉一つひとつを大切に届けていく。階段に並んだホーン隊とともに歌詞の情景が浮かぶ「ミス・イエスタデイ」を披露すると、「素晴らしい気持ちでいっぱい。歌う喜びで満ちあふれてる。みなさんの命の輝きをいただいている。本当にありがとう」と感謝の思いを伝えたYUKI。アルバム『SLITS』は女性のスリットスカートから着想を得たこと、スリットスカートの“天邪鬼”なところが自分の書く歌詞に近いこと、そして自分自身の歌で自分自身の風通しをよくするために制作したことなどを明かし、収録曲のひとつ「友達」の披露へ。メロディを聴いて浮かんだ自らのティーンエイジャー期の風景を歌にした同曲では、少しずつ歌を彩る楽器が増えていき、楽曲の情景を鮮明に呼び起こしていく。そして、ステージが回転して青い光に包まれると、「プリズム」の冒頭を飾るやさしいピアノの旋律が鳴り響く。いつ聴いても変わることのない不朽の名曲、歌詞にあわせてステージに増えていく〈光の輪〉が幻想的なムードを引き立てた。YUKIの独白のような歌が突き刺さる「こぼれてしまうよ」では、それぞれの人生への祝福を表す〈誰の上にも見えるよ白い紙吹雪〉の歌詞が現実となる場面も。エモーショナルなムードの中、YUKIは演奏を残してステージ袖へと走り去っていった。ドイツで撮影されたさまざまなシチュエーションの映像と「目を開けたまま夢を見ている」というフレーズから始まったYUKIのポエトリーリーディングを挟み、YUKIが再び登場。丸いシルエットの白のワンピースに衣装チェンジし、『SLITS』の中でもひときわロックな「パ・ラ・サイト」を熱唱。その勢いのままに披露した「ランデヴー」では、ステージを動き回りジャンプして会場を煽る。コンサートが終盤にむかうにつれて、YUKIはますますエネルギッシュになっていく。YUKIの力強い歌唱に観客が手を高く挙げて応えた「フラッグを立てろ」、ダンスフィーリングなセットリストには欠かせない一曲「ワンダーライン」では、銀テープが威勢よく放たれ、テンションは最高潮に。「オーライ、トキオ!夢見ていこうぜ!」と告げて始まったのは、峯田和伸(銀杏BOYZ)が作詞も手掛けた「Dreamin’」。歌詞にある〈大好き〉のコールアンドレスポンスが鳴り止まない中、「大好きっていい言葉だね」「そう、いい言葉を言っていこうよ」と語りかけるYUKI。また、「こうして会えることが当たり前じゃないと私たちはみんなよく知ってますね。だからこそこういう刹那な時間を私は大事に大切にしたい。人が人であること、こうして未完なこと、完璧じゃないこと、それってかけがえのないことだとすごく思ってる。これからも生身の身体でこうして待ち合わせしていきたいです。本当にどうもありがとう!」と渾身の思いをぶつけた。うまくいくことばかりではない日常でも、自分で自分を褒める大切さを歌にした「Hello, it’s me」。The Good Evenings、こもれびホーンズと名付けられたツアーバンドメンバーの紹介に続き、「レコーディングしてるときからあなたの声が聴こえていたんです」「トキオグルーヴ、YUKIのこの曲を完成させてくれる?」と観客に呼びかけコールアンドレスポンスをたっぷり楽しむと、アルバム『SLITS』同様ラストナンバーに選ばれた「風になれ」で大団円。約4カ月に及ぶツアーの幕を下ろした。<公演概要>『YUKI concert tour “SUPER SLITS” 2024』12月22日東京ガーデンシアター【セットリスト】01.Now Here02.JOY03.クライマー・クライマー04.ユニヴァース05.コミュニケーション06.鳴り響く限り07.トロイメライ08.流星slits09.Jodi Wideman10.One, One, One11.雨宿り12.ミス・イエスタデイ13.友達14.プリズム15.こぼれてしまうよ16.パ・ラ・サイト17.ランデヴー18.フラッグを立てろ19.ワンダーライン20.Dreamin’21.Hello, it’s me22.風になれ各音楽配信サービスで当日のセットリストをプレイリストとして公開中<リリース情報>アルバム『SLITS』完全生産限定アナログ盤2月12日(水)発売LP 2枚組:4,950円(税込)折りたたみポスター(A1サイズ)封入購入はこちら: オフィシャルサイト
2024年12月26日あいみょんが現在開催中の全国ツアー『AIMYON TOUR 2024-2025 “ドルフィン・アパート”』の追加公演を発表した。開催が決定した追加公演は、4月12日(土)・13日(日)台北、4月19日(土)・20日(日)ソウルでの海外公演を含む全6都市12公演。海外でのライブは2019年7月の上海公演以来約6年振りの開催となる。なお、台北・ソウルでの公演に関しての公演詳細とチケット受付日程は後日発表される。また、国内での追加公演は、5月2日(金)兵庫・GLION ARENA KOBE公演から、5月29日(木)埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演までの4都市8公演の開催を発表。現在、オフィシャルファンクラブ「AIM」での優先先行チケット受付を受付中。<ツアー情報>※追加公演『AIMYON TOUR 2025 “Dolphin Apartment” in TAIPEI』4月12日(土)台北4月13日(日)台北※公演詳細・チケット受付は後日発表『AIMYON TOUR 2025 “Dolphin Apartment” in SEOUL』4月19日(土)ソウル4月20日(日)ソウル※公演詳細・チケット受付は後日発表『AIMYON TOUR 2024-25 「ドルフィン・アパート」-Additional Show-』5月2日(金) 兵庫・GLION ARENA KOBE5月3日(土) 兵庫・GLION ARENA KOBE5月10日 (土) 神奈川・Kアリーナ横浜5月11日 (日) 神奈川・Kアリーナ横浜5月21日 (水) 大阪・大阪城ホール5月22日 (木) 大阪・大阪城ホール5月28日 (水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ5月29日 (木) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ特設サイト<ツアー情報>『AIMYON TOUR 2024-25 “ドルフィン・アパート"』※終了公演は割愛1月8日(水)北海道・きたえーる1月9日(木)北海道・きたえーる1月18日(土)愛媛・愛媛県武道館1月19日(日)愛媛・愛媛県武道館1月25日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホール1月26日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール2月1日(土)沖縄・沖縄アリーナ2月2日(日)沖縄・沖縄アリーナ2月12日(水)大阪・大阪城ホール2月13日(木)大阪・大阪城ホール【チケット情報】指定:9,000円(税込)特設サイトあいみょん オフィシャルサイト
2024年12月26日2作連続で公開される映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』の新たな場面写真が解禁された。本作は、2023年3月に公開された映画『バトルキング!!-Weʼll rise again-』の続編。『序奏』は2025年2月14日(金)、『終奏』は3月14日(金) に公開される。主演は引き続き、ONE Nʼ ONLYの山下永玖・高尾颯斗・草川直弥・上村謙信・関哲汰・沢村玲の6名が務め、さらにBUDDiiSからは小川史記・高尾楓弥・野瀬勇馬・大槻拓也・森愁斗が、原因は自分にある。から武藤潤、M!LKから曽野舜太が出演。前作に続き、テイ龍進、原史奈の出演も決定している。このたび公開されたのは、主人公の高坂源二郎(山下)と直江愛之助(高尾)、甲斐玄武(草川)、鞍馬憲一郎(上村)、真田晋作(関)、早乙女以蔵(沢村)からなるダンスボーカルグループ「Jackpoz」の6人と、南部美人(小川)の「サウナシーン」を切り取った場面写真。誰が一番長くサウナに入っていられるか競う鞍馬、真田、南部や、牛乳瓶を嬉しそうに開ける早乙女、さらに楽しそうにふざけてばかりいる仲間を見て微笑む源二郎の様子も収められている。また、2023年3月に公開された前作『バトルキング!!-We‘ll rise again-』が、2025年1月2日(木) にTOKYO MXで地上波初放送されることが決定。今回の放送は出演キャストによる特別インタビューを収録した特別版で、前作で印象に残っていることや裏話、続編の注目ポイントなども見ることができる。<作品情報>映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-』2025年2月14日(金) 公開映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-』メインビジュアル映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -終奏-』2025年3月14日(金) 公開映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -終奏-』メインビジュアル<番組情報>映画『バトルキング!!-We‘ll rise again-』TOKYO MX放送スケジュール:2025年1月2日(木) 24:00〜26:00TVer見逃し配信期間:放送後〜2025年1月13日(月・祝) まで公式サイト:映画「BATTLE KING!! Map of The Mind」製作委員会
2024年12月26日2025年2月28日(金) に公開される映画『知らないカノジョ』より、新たな場面写真が公開された。本作は、三木孝浩監督の最新作となるラブストーリー。恋愛結婚したリクとミナミが喧嘩した翌朝目覚めると、社会的ステータスが逆転しており、元の世界を取り戻そうと奔走する姿を描く。主人公の神林リクを中島健人、ヒロインの前園ミナミを映画初出演となるシンガーソングライターのmiletが演じる。そのほか、桐谷健太、風吹ジュン、眞島秀和、中村ゆりか、八嶋智人、円井わんらが脇を固める。中島が演じる主人公リクは、小説家になるという夢を叶えて人気作家となり、最愛の人との結婚生活もうまくいっていると思っていた矢先、自分が小説家でもなく大切な人とも出会っていない“もうひとつの世界”に迷い込んでしまうという、神様のいたずらに翻弄されるようなキャラクター。三木監督は今回の役柄について「大人になったのび太」をイメージし、「皆がまだ見ていない人間くさい中島健人を見てみたかった」という演出のもと、中島は大学時代の運命的な出会いから、環境が一変して戸惑い奔走しながらも成長していくひとりの青年の姿を演じている。公開された場面写真には、大学時代に一目ぼれしたミナミと再会し恋に落ちる表情や、世界が変わり全てを失って今にも泣きそうなほど混乱する姿、そして、前園ミナミへの取材で初めてふたりきりで話せたときに見せる戸惑いながらも愛しさのあふれる表情のリクの姿が切り取られている。できあがった本編を観た中島は、「すっぴんを見られているようでちょっと恥ずかしいですね。僕の全部を一回お見せしますけどいかがですかって感じです」とコメント。三木監督も「観客がリクに共感し、同じ感情で心を重ねるということに対して、健人くんは1段2段ステップを上がってくれた」と振り返る。<作品情報>『知らないカノジョ』2025年2月28日(金) 公開公式サイト:『知らないカノジョ』製作委員会
2024年12月26日奥田民生ソロ30周年企画としてアルバム『29』、『30』関連作品をコンパイルした『奥田民生「記念ライダー30号」 29-30BOXスペシャル 完全生産限定盤』を3月8日(土)に発売。併せて、10月26日・27日東京・両国国技館にて開催された奥田民生ソロ30周年記念ライブ『59-60』を完全収録した映像作品『ソロ30周年記念ライブ「59-60」@両国国技館』を同時発売する。発売日の3月8日は奥田民生1stソロ・アルバム『29』が発売された日で、2025年3月8日で発売から30周年の記念日を迎える。また、1stソロ・アルバム発売30周年を記念して、1995年5月8日渋谷公会堂で行われた『tamio okuda TOUR "29-30"』を完全収録した映像を、3月9日(日)全国22都市29カ所の映画館にて一夜限定の上映会を開催。この渋谷公会堂公演から7カ月後に発売される2ndアルバム『30』収録楽曲も先駆けて披露するなど、白熱のパフォーマンス全20曲98分を完全収録。この後30年に渡るソロ活動の初期衝動を記録した貴重な映像となっている。全国上映に先駆け、発売30周年記念日にあたる3月8日(土)にはプレミアム上映として奥田民生登壇による先行上映イベントが東京・シネマート新宿にて限定開催されることも発表。当時の映像素材を最新の技術でアップコンバートしてHD化された高画質な映像に加え、劇場版5.1chを施しマスタリング、劇場空間をライブハウスに変える新たなライブ・コンテンツが誕生。拍手も歓声もOK。劇場のダイナミックなサウンドと大スクリーンによる圧倒的な没入感を体感することができる。奥田民生登壇のプレミアム上映は、公式ファンクラブ「エーギョー★ライダー」会員限定先行(SMA TICKET)で2025年1月13日 (月・祝) 23:59まで、3月9日(日)の全国上映は2025年2月2日 (日) 23:59までチケット先行受付中。詳細は奥田民生オフィシャルサイトでチェックを。<上映情報>【DAY 1】奥田民生ライヴ・フィルム『tamio okuda TOUR"29-30"』(劇場版5.1ch)プレミアム上映【2025年/日本/DCP/劇場版5.1ch/16:9/98分】2025年3月8日(土) 東京・シネマート新宿開映:16:30登壇:奥田民生司会:未定※登壇は、本編上映の前もしくは、後のいずれかになります。※内容が予告なく変更になる場合がございます。また都合により中止になる場合がございます。【DAY 2】奥田民生ライヴ・フィルム『tamio okuda TOUR“29-30”』(劇場版5.1ch)一夜限定上映【2024年/日本/DCP/劇場版5.1ch/16:9/98分】2025年3月9日(日)開映:16:30北海道・札幌シネマフロンティア北海道・CINEPLEX旭川宮城・MOVIX仙台福島・イオンシネマ福島茨城・ユナイテッド・シネマ水戸栃木・MOVIX宇都宮群馬・イオンシネマ高崎埼玉・MOVIXさいたま東京・シネマート新宿東京・立川シネマシティ東京・MOVIX亀有東京・イオンシネマ板橋千葉・ユナイテッド・シネマ幕張神奈川・MOVIX橋本神奈川・ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-Sみなとみらい新潟・ユナイテッド・シネマ新潟静岡・静岡東宝会館愛知・ミッドランドスクエアシネマ愛知・ユナイテッド・シネマ岡崎石川・イオンシネマ金沢フォーラス京都・MOVIX京都大阪・なんばパークスシネマ兵庫・MOVIXあまがさき兵庫・OSシネマズ神戸ハーバーランド岡山・イオンシネマ岡山広島・イオンシネマ広島香川・イオンシネマ高松東福岡・ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13熊本・熊本ピカデリー【チケット情報】(3月8日・9日両日共) 前売:3,300円 (税込) 当日:4,400円(税込)特設サイト: 110107.com/29-30movie【上映内容】『tamio okuda TOUR“29-30”』(1995年5月8日/渋谷公会堂)1. 人間22. ルート23. 愛する人よ4. 1035. ハニー6. 人間7. 眠りの海のダイバー(Wake Me Up)8. これは歌だ9. たばこのみ10. 67411. 月ひとしずく12. 女になりたい13. コーヒー14. 息子15. ハネムーン16. 愛のために17. 人の息子18. 奥田民生愛のテーマ19. つくば山20. BEEF21. 30才(エンディング)●バンド編成奥田民生(vo/g)古田たかし(ds/cho)長田進(g/cho)根岸孝旨(b/cho)斎藤有太(key/cho)松浦善博(guest g)<リリース情報>『奥田民生『記念ライダー30号』 29-30BOXスペシャル 完全生産限定盤』2025年3月8日(土)発売完全生産限定:27,500円(税込)Disc1-2:アルバム『29』 12inch Vinyl(2枚組)Disc3-4:アルバム『30』 12inch Vinyl(2枚組)Disc3:『tamio okuda TOUR “29-30”』Disc4:『tamio okuda TOURDUST "0-30"』+特典映像予約・購入は こちら()ソロ30周年記念ライブ『59-60』@両国国技館(Blu-ray)2025年3月8日(土)発売13,800円(税込)Disc1:ひとり(?) 股旅スペシャル@両国国技館Disc2:GOZ LIVE AT RYOGOKU KOKUGIKAN三方背ケース入りデジパック・ライブフォトブック(64P)入り*通常盤1形態のみ予約・購入は こちら()奥田民生 オフィシャルサイト
2024年12月26日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 高松啓二のおススメ】振り込め詐欺事件が報道されると、こんな奴らを懲らしめる者はいないのかと思う。それを叶えてくれるのがジェイソン・ステイサム!今回は養蜂家という意外な職業の仕置人だ。善良なエロイーズ夫人は、PCの警告音から詐欺にあい、全財産を取られて自殺してしまう。彼女の敷地内で養蜂家として暮らしていたステイサム扮するアダム・クレイは、詐欺組織を退治しに行く。組織のビルに乗り込むと、いきなり受話器で“掛け子”をブチのめし、「リピートアフターミー!もう二度と弱者から盗みません」と詐欺団に言わせるとC−4爆薬でビルを破壊してしまう。クレイは謎の暗殺組織“ビーキーパー”の工作員だが詳細は不明。とにかく笑ってしまう程強く、躊躇無く相手を痛めつける。かなり過激なバイオレンスだが、デヴィッド・エアー監督の小気味良いアクション演出のせいかスカっとさせられる。今すぐに振り込め詐欺をやめないとステイサムにボコボコにされるゾ!<作品情報>『ビーキーパー』2025年1月3日(金) 公開監督:デヴィッド・エアー脚本:カート・ウィマー出演:ジェイソン・ステイサム、ジョシュ・ハッチャーソン、ジェレミー・アイアンズ公式サイト: Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.
2024年12月26日2025年2月11日(火・祝) に開催される『第75回さっぽろ雪まつり16thK-POP FESTIVAL2025』より、MYTROの動画メッセージが到着した。MYTROは、SMROOKIES出身で日本人メンバーのショウヘイ、MR.MRとして活躍したテイ、「ミスタートロット2」で実力を認められたイム・チェピョン、俳優出身のチョン・ユンジェ、ソ・ウヒョクの5人からなるトロットアイドル。トロットとは日本の演歌に相当するジャンルで、どこか昭和歌謡の香りがする曲調は、懐かしくもあり新鮮で、どの時代にも共感される新しいスタイルのアイドルとして注目を集めている。雪景色が美しい今の季節にぴったりのホワイトコーデに身を包んだMYTROから届いた動画は、頑張って練習したことがうかがえる日本語でのメッセージとなっている。『さっぽろ雪まつりK-POP FESTIVAL』では、毎年、出演アーティストが児童福祉施設を訪問し子どもたちと温かい交流を続けており、2010年に本公演に出演したSHINeeから始まり、ZE:A、BIGSTAR、MR.MR、BTS、Red Velvet、(G)I-DLE、n.SSignを経て、MYTROにバトンが引き継がれることになった。何度か子供たちと交流をしたことのあるテイは、「久しぶりに会う子もいるかも。再会が楽しみ」と頬を緩め、歌手という夢を追って海を渡ったショウヘイは、「子どもたちに夢を追いかける楽しさや幸せを伝えたい!」と抱負を語った。チェピョンが公演当日に「GFSC Charity Campaign ~Meet&Greet~」の実施を伝えると、ウヒョクが「皆さんの温かい愛と関心が多くの子どもたちの笑顔と希望に繋がるといいですね!」と、優しい眼差しで暖かく包んだ。最後にユンジェが「MYTROはGFSCを応援します!皆さんもGFSCを応援してくださいね!」と心強いエールを送っている。MYTRO 動画メッセージ<イベント情報>~ GFSC Charity Campaign ~日韓国交正常化60周年記念『第75回さっぽろ雪まつり16thK-POP FESTIVAL2025』2025年2月11日(火・祝) 北海道・Zepp Sapporo1部:開場12:45 / 開演13:30スペシャルMC:YUKU & WONHYUK & DORYUN & MASAMI2部:開場17:45 / 開演18:30スペシャルMC:TEY & SHOHEI出演:DKB / E’LAST / AIMERS / KISS OF LIFE / ALL(H)OURS / MYTRO【チケット情報】全自由:9,800円(税込)特別学生応援全自由(小中高生限定):6,800円(税込)注釈付き全自由:3,800円(税込)※整理番号付き。ドリンク代別途必要。■「プレリザーブ」先行:12月27日(金) 11:00~2025年1月8日(水) 11:00()公式サイト:
2024年12月26日4人組ロックバンド・愛しておくれが、2025年2月23日(日)に15曲収録の2nd フル・アルバム『LOVE&PUNK」』をリリースする。また、2月24日(月)には、アルバム『LOVE&PUNK」』のレコ発となるワンマンライブ『愛しておくれ ONE MAN LIVE「杉並ドリーミン(まだ目は醒めない)」』を東京・高円寺HIGHにて開催する。チケット先行受付は1月13日まで受付中。なお、この公演は高校生以下は無料となっており、こちらの受付方法は後日発表される。<ライブ情報>愛しておくれ ONE MAN LIVE『杉並ドリーミン(まだ目は醒めない)』2025年2月24日(月・祝) 東京・高円寺HIGHOPEN17:30/START18:00【チケット情報】前売:3,500円 (税込/ドリンク別)※ 高校生以下入場無料 (入場受付方法は後日解禁)オフィシャルチケット先行受付:1月13日(月)23:59まで()<リリース情報>2ndフル・アルバム『LOVE&PUNK』2025年2月23日(日)※収録曲含むリリース詳細は後日解禁配信シングル「ポラリス」配信中: 愛しておくれ「ポラリス」Music Video愛しておくれ オフィシャルサイトfugakurecords.storeinfo.jp()
2024年12月26日日本独自のミュージカルアワード『Musical Awards TOKYO』(以下、『MAT』)の観客選考員31名が決定した。本アワードは、日本で上演されるミュージカル作品とそれに関わるさまざまなセクションのクリエイター、俳優、スタッフの功績を奨励表彰し、日本国内のミュージカル発展に寄与すべく2024年に設立。プレシーズンとなる今回は、詩梢希、上村由紀子、白川蒼、藤田香織、松村蘭の専門選考員5名とともに、今回決定した観客選考員31名により、2024年度の選考が開始される。ノミネート選考は専門選考員のみで実施し、観客選考員はノミネート作品に対しての投票参加ができる。観客選考員のトップ得票作は専門選考員1名分の投票作と同等となり、最終的に6名の選考員による選考を行ったこととなる。ただし、観客賞のみ別枠で観客選考員のみによる選考を実施する。受賞の枠は、客席数とオリジナル言語で区分けし、主な受賞枠は「大賞」「作品賞(500席超/500席以下)」「主演賞」「助演賞」「新人賞」「アンサンブル賞」「演出賞」「脚本賞(作詞含む)」「作曲賞」「編曲賞・音楽監督賞」「振付賞」「舞台芸術賞(美術、照明、音響、映像、衣裳、メイク、舞台技術)」「翻訳賞」「リメイク賞」「ミニシアター賞」「観客賞」となる予定。授賞式は2025年2月6日(木) に東京・東京ミッドタウン日比谷6階BASE Q HALLで行われる。またスピンオフ企画として、クリエイター&オリジナル作品育成プロジェクト『Musical Next Seeds』の開催が決定。本プロジェクトは、まだフルサイズで上演されたことがないシード作品を発掘して、多くの方が触れ、応援し、成長を後押しすることで、フルサイズ上演を目指せるようバックアップするための企画だ。2025年2月までに作品の公募を実施し、『MAT』内での選考過程を経て、10組程度を選抜。2025年4月下旬から5月初旬に東京都内でショーケースの実施を予定している。なおショーケースは一般公開されるため、ミュージカル製作関係者、観客へのお披露目の場となる。<開催情報>『Musical Awards TOKYO』【開催時期】・ノミネートの対象期間:受賞発表前年の11月末日までに開幕した作品※2025年2月6日開催の場合、2024年11月末日までに初日を迎えた作品がノミネート対象・ノミネート対象の発表:公演日翌年1月10日頃【2025年授賞式概要】・開催日:2025年2月6日(木)・会場:東京ミッドタウン日比谷 6階 BASE Q HALL【審査体制】・選考委員は演劇ライター5人と観客選考委員31人を書類審査で選抜する。・観客選考委員の投票点はライター選考委員1名分と同等となり、最終的に6人の選考委員による審査する。・ノミネート選考はライター選考委員のみで実施し、観客はノミネート作品に対しての投票参加。・観客賞のみ別枠で観客選考委員のみによる選考。・各受賞項目に対して、評価合計点の平均が最も高かった作品/人物を各賞の最高受賞対象とする。『Musical Next Seeds』【開催概要】① 2025年2月までに作品の公募を実施。② Musical Awards Tokyo内での選考過程を経て、10組程度を選抜③ 2025年春頃に東京都内にてショーケース実施※ショーケースは一般公開され、ミュージカル製作関係者、観客へ披露。・公募時期:2025年1月10日(金) 〜2月28日(金)・結果連絡:2025年3月中旬より順次連絡・ショーケース実施時期:2025年4月下旬〜5月初旬予定【応募資格】・年齢、国籍不問(但し、日本を拠点として活動していること)・ショーケースに出演可能な方(詳しい日程は別途相談)・応募する作品が過去にフルサイズで劇場上演されたことがないこと・ショーケースの時点で応募作品がJASRACなどを含み演奏や上演に対する制約が発生していないこと【応募時の提出内容】・プロットまたはトリートメント(A4用紙で5枚以内)・劇中で使用される楽曲3曲程度(ボーカルが入っていること)※1曲3分程度までを目安に公式サイト:
2024年12月26日今年デビュー50周年を迎えたTHE ALFEEが、12月23日・24日に日本武道館で『THE ALFEE 50th Anniversary 冬の祭典』を開催した。会場は10,000人(2日間で20,000人)のファンで2階最上席までぎっしりと埋め尽くされ、熱い拍手と声援に迎えられながら3人はステージに立った。昨年、日本武道館公演101回目という、バンドとしては日本人初の快挙を成し遂げたが、今年はこの2公演の開催で通算103本となり、バンドとしての公演数1位の記録をさらに更新した。この記録はエリック・クラプトンの101本を超え、アーティストとしての武道館公演数では3位となった。(1位は矢沢永吉、2位は松田聖子)また、コンサート総本数も2,944本(12月24日時点)と、こちらもグループ最多公演記録を更新し続けている。坂崎 幸之助桜井 賢高見沢 俊彦「デビューして今年で50年。50年後にこんな未来が待っているとは3人とも想像だにしませんでした。武道館103回目、50年後にこんなたくさんの人に自分たちの音楽を聴いてもらえるなんて、こんなうれしいことはないです」(高見沢)この日はクリスマス・イブのスペシャルゲストとして、同じく今年50周年を迎えたモンチッチもステージにサプライズ登場。客席は大歓声に包まれ、サンタダンサーズ、そしてモンチッチと共にクリスマスの曲を盛り上げた。シングル58作連続オリコンTOP10入りを果たした最新Double A Sideシングル「KO. DA. MA. / ロマンスが舞い降りて来た夜」、「星空のディスタンス」を含め計20曲を披露。バンドとして休むことなく歩み続けて50年。今年の年末は、41年ぶりの出演となるNHK「紅白歌合戦」で締めくくる。来年もライブバンドとして前人未到の地を突き進むTHE ALFEEにますます注目したい。THE ALFEE オフィシャルサイト
2024年12月26日石川禅による珠玉のソロコンサート『ライフ・イズ・ミュージカル』が、2025年3月20日(木・祝) に東京・新国立劇場 中劇場にて上演されることが決定した。数多くのミュージカルやストレートの舞台に出演、そして映像作品にも活動の場を広げ、巧みな表現力と伸びやかな歌声でたくさんのファンを惹きつける石川禅。1stから5thのソロコンサートを経て、2024年に60歳を迎えた石川が、「60th Anniversary」Yearの集大成としてさらにたくさんの観客へ歌声を届けるべく、第6弾は新国立劇場 中劇場へ会場を移しての開催となる。歴代出演作品・舞台写真「ライフ・イズ・ミュージカル」と銘打ち、当時の感動が蘇るような歴代の出演作品を振り返ることはもちろん、新たな挑戦となる曲も盛り込まれる。また、様々な石川の色を表現すべく、昼の部・夜の部で異なるコンセプトでお届けする。ゲストには、石川と様々な作品で共演を重ねている瀬奈じゅん(13:00回)、浦井健治(17:00回)が駆けつけ、このコンサートでしか叶わないデュエットが実現する。併せて、公演ビジュアルも公開。煌びやかな劇場でお客様をエスコートし、輝かしく魅惑的なミュージカルの世界へ誘う石川が描き出されている。■石川禅 コメント2019年9月のまだ暑い頃にコンサートを開催してから、新型コロナウィルスが広がる大変な時期に入り、もうあれから5年の月日が経ちました。この5年という長い間、お客様からソロコンサートは「いつやりますか?いつやりますか!?」というお問い合わせをたくさんいただきました。満を持してお届けする今回は、新国立劇場 中劇場に会場がうつります。今までミュージカルへの出演で舞台に立たせていただいただけではなく、客席からお客さんとして拝見した際に、この劇場はこのような使い方が出来るのか!と感動した作品があり、今回のコンサートではそのような新国立劇場ならではの舞台機構も駆使して、お客様に楽しんでいただけるコンサートにしたいと思います。今までのコンサートで披露していない曲、この5年間で出演した作品からの曲なども盛り込み、新たな石川禅をお友だちもお誘いあわせの上、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。皆さまのお越しを心よりお待ちしています!<公演情報>『ライフ・イズ・ミュージカル』ZEN ISHIKAWA SOLO CONCERT ~60th Anniversary~ 石川禅ソロコンサート2025年3月20日(木・祝) 13:00回 / 17:00回会場:東京・新国立劇場 中劇場【スタッフ】構成・演出:山田和也音楽監督・編曲・演奏:YUKA【出演】石川禅■ゲスト13:00回:瀬奈じゅん17:00回:浦井健治【ミュージシャン】YUKA chanband■メンバーヴァイオリン:樋口菜穂美チェロ:中林成爾ギター:内田充ベース:杉田孝弘ドラム:河崎真澄ピアノ:YUKA公式HP:
2024年12月26日2025年2月7日(金) に公開される映画『サラリーマン金太郎【魁】編』の本予告が公開された。本宮ひろ志が22年にわたって描き続けたマンガ『サラリーマン金太郎』を実写化した本作。これまでも高橋克典、永井大主演でテレビドラマ化や映画化されてきたが、連載開始から30年を経て、新たな金太郎役は鈴木伸之に。2025年1月10日(金) より『サラリーマン金太郎【暁】編』、2025年2月7日(金) より『サラリーマン金太郎【魁】編』と、2部作で公開される。ヤマト建設に入社した矢島金太郎(鈴木伸之)は、初の本格的な仕事として、九州の地熱発電所のプロジェクトを任される。意気揚々と大仕事に赴く金太郎だったが、下請け会社の工事のボイコットや地元住民の発電所建設反対運動など、多くの困難に巻き込まれてしまう。そんな中、怪我の療養で世話になる温泉宿を手伝うようになった金太郎は、これまで見えてこなかった町の人々の思いや、隠された様々な事情に気付いていく。公開された【魁】編の本予告映像では、サラリーマン人生初の大仕事として、加代(浅野温子)が持つ九州の土地での地熱発電所建設工事を任され、気持ちを昂らせる金太郎が映し出される。しかし、一ツ橋社長(勝矢)ら下請け業者の仕事放棄や、徳永(草川拓弥)を中心とした地元住民たちによる発電所建設の反対運動の勃発など、赴任先で完全に行き詰まってしまう金太郎。そしてそれら全ての裏で、謎に包まれたフィクサー・三田(本田博太郎)と鷹司(城田優)らによる、「地熱発電所建設の阻止」という、隠された陰謀が明らかになってくる。スケールの大きなビジネスストーリーの中に、どこか不穏でシリアスな展開を予感させる本映像。しかし、“この男、時代も常識もぶち破る”という言葉通り、これまでも数々の過酷な状況下を乗り越えてきた男、“サラリーマン金太郎”がお馴染みのパワフルな決闘を繰り広げ、大和会長(榎木孝明)らに土下座をしてでも、譲れない意思を貫き通す印象的な様子が映し出される。併せて公開された【魁】編の場面写真には、鬼気迫る形相でヤマト建設の下請け会社社長の一ツ橋とぶつかり合う様子や、立ちはだかる相手にも果敢に突進する姿など、金太郎らしさあふれるカットが。そして、鷹司や大和会長、加代らお馴染みの面々に加え、【魁】編から登場する徳永や三田のどこか意味深かつ神妙な表情を捉えたカットも公開されている。『サラリーマン金太郎【魁】編』本予告<作品情報>映画『サラリーマン金太郎』【暁】編:2025年1月10日(金)【魁】編:2025年2月7日(金)前後編2部作 連続劇場公開公式サイト:映画『サラリーマン金太郎』製作委員会
2024年12月26日TM NETWORKが、12月18日に発売された40周年記念Blu-ray BOX『The Force - 40th Anniversary Edition -』に封入の『「BEE」マガジンTM NETWORK特集号』に繋がるダイジェスト映像を公開。Blu-ray BOXには収録されていない貴重な映像だ。「BEE」とは、Epicレコード主催製作で80年代に全国開催されたフィルムコンサートのことで、当時Epicに所属していた各アーティストの最新情報をはじめ、秘蔵映像や初公開の映像をこの「BEE」で上映。全国のファンとリアルに情報を共有し各アーティストのブレイクのきっかけをつくったプロジェクトだ。『「BEE」マガジン特集号』とあわせて視聴することで、TM NETWORKの初期を追体験することができ、新しいファンにとってもTMワールドの扉を開くきっかけになる映像だ。TM NETWORK BD-BOX [The Force]発売記念!『BEE』ダイジェスト公開<リリース情報>TM NETWORK『The Force -40th Anniversary Edition-』発売中完全生産限定盤/Blu-ray4枚組+CD2枚組(Blu-spec CD2):33,000円(税込)ブックレット、BEEマガジン復刻リサイズ版、ピンズ封入ほか予定【収録予定内容】■Blu-ray●Disc1:side "DECADE"未公開の映像を含むTMN「終了」宣言のラジオ生出演~TMN final Live LAST GROO VE 5.18/ 5.19、1994年東京ドームのライブ映像を再編成(from エピックレコード)[Get Wild Continual] Music Video収録([Get Wild Continual]2024年 Netflix映画「シティーハンター」エンディングテーマ)●Disc2:side "DOUBLE-DECADE"DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK"、20周年横浜アリーナ、日本武道館のライブ映像を再編集、初のBlu-ray化(from よしもとミュージック)●Disc3:side "QUIT30"2012年、2013年そして30周年ツアーのライブ映像を再編成(from avex)●Disc4:side "intelligence Days"2022年再起動ツアー~YONMARUツアーまでを再編成(from M-TRES)■CD:LIVE「ELECTRIC PROPHET」SHIBUYA PARCO PartⅢ収録1984年12月5日Blu-spec CD2/2枚組収録曲ページ購入はこちら<ライブ情報>TM NETWORK YONMARU +1大阪・オリックス劇場3月22日(土)・23日(日)開場16:00/開演17:00愛知・愛知県芸術劇場 大ホール4月2日(水)・3日(木)開場18:00/開演19:00神奈川・横浜アリーナ4月8日(火)・9日(水)開場18:00/開演19:00◾️関連サイトTM NETWORK otonano 特設商品ページ NETWORK オフィシャルサイト
2024年12月26日開幕戦で見事な逆転勝利を飾った東芝ブレイブルーパス東京が12月25日、定例会見を実施した。試合後、「これ以上ないほど選手たちを誇らしく思う」と口にしたトッド・ブラックアダーHCは、改めて横浜キヤノンイーグルス戦を振り返った。「日曜日の選手のパフォーマンスは誇りに思えるものだった。我々のプレシーズンの準備が正しいものだったと確認できた。試合自体、素晴らしい相手であるキヤノンさんに16点差を付けられながら、逆転する素晴らしいパフォーマンスを見せることができた。苦しい試合を勝ち取るために選手たちのエフォートは本当に素晴らしかった。ハーフタイムのメッセージとして『やることをシンプルにしていこう』と伝え、それが結果に表れたかと思う。またルーキーSHの池戸将太郎が短い時間だが、リーグワンでデビューし、あのような拮抗したゲームをしっかり締めてくれたのは良かったと思う。全体を総括すると昨季3位の強豪をアウェイで倒すことができて、喜びは一層大きい。ここから本当にエキサイティングな試合が待っている。ホームの観客の前でプレーできることをワクワクしている。楽しみで待ち切れない」リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)(C)スエイシナオヨシブラックアダーHCは『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25』開幕戦でのNO8リーチ マイケル主将のキャプテンシーを称えた。「彼が主将を務めることを当然と思わず、彼の意思を尊重するために訊いた時、『引き続きやりたい』と言ってくれた。リーチのその気持ちがキヤノン戦での27回のタックルに表れていたと思う。彼がキャプテンをやりたいという気持ちがあって、我々は本当に幸運」さらに開幕戦は出場停止で不在だったLOワーナー・ディアンズに期待を寄せた。「心身両面で非常にリフレッシュしてシャープな状態にあると思う。アティチュードも良く、今週末はベストなワーナーを見られるのかなと期待している」ブラックアダーHCは三菱重工相模原ダイナボアーズ戦に向けて、次のように課題を整理した。「キヤノン戦の課題は前半はラインアウトの獲得で苦戦した。またキヤノンのオープンサイドでエッジのところでゲインされたことやラックのハイパントのプロテクトをしっかりできなかった点、ブレイクダウンでボール出しを遅くされてしまって早いリサイクルができなかったことが課題。ダイナボアーズ戦に向けての改善点はチーム内の規律。前半7個のペナルティがあったので、そこは修正しようと思う。課題は山積みだし、もっと良くできるし、より良くしていきたい。チーム一同、最初のホームゲームを楽しみにしている。開幕戦はアウェイでブルーのジャージだったので、今週ファーストジャージを着用できることを楽しみにしている」トッド・ブラックアダーHC(東芝ブレイブルーパス東京)スタンドで開幕戦を見届けたワーナーはこのような感想を持った。「『開幕戦だな』という感じ。ミスも多くて、やりたいラグビーは前半あまりできなくて後半から修正してできるところまで持っていった。キヤノンもすごいいいチームなので、『ちょっと厳しいかな』と思ったけど、後半からフィジカルもレベルアップして自分たちのやりたいアタッキングラグビーができるようになって、ちょっと自信が付いた。前半はずっと自陣でプレーして、ディフェンスでペナルティも取られたけど、16点でキープできたのは大きかったし、前半最後のトライも大きかった。後半になって、自分たちのモメンタムにつながったと思う」『リポビタンDツアー2024』ウルグアイ戦での危険なタックルで4試合の出場停止を受けたワーナーだが、試合のない時間をポジティブに受け止めていた。「ちょっとした休みという感じ。練習をやりながら、メンタル的なプレッシャーはなく、スキルに集中できる4週間だった。試合のプレッシャーがなかったので、レッドカードで結構休めたのでいい感じ」ワーナーは『NTTリーグワン2022-23』第4節・相模原DB戦での逆転負けを忘れてはいない。「2年前に雨の中で負けて、絶対タフな試合になると思う。ただ自分たちのフィジカリティとアタッキングラグビーをやれば大丈夫だと思う。ほかの試合とあまり変わらずに、自分たちのラグビー、フィジカリティを出していけばと思っている」ワーナーは新加入の南アフリカ代表WTB/FBカート=リー・アレンゼを警戒した。「南アフリカのアレンゼが入ってきて、すごいモメンタムを作れる選手なので、チームでうまく止められればと思う。ダイナボアーズはFWに対してラインスピードを出して、すごい低いタックルでくるので少しやりづらい相手だけど、自分たちにもそれに対してプランがあるので、いいアタックができると思う」ワーナーは1週間遅れの開幕戦へ万全を期す。「シーズン試合数も多くても全部出たい。毎週毎週ピークにできるように身体を作って、リカバリーして、一戦一戦臨みたい」眞野泰地(東芝ブレイブルーパス東京)(C)スエイシナオヨシ試合前日リザーブから先発に急遽変更となり、決勝トライをマークしプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたCTB眞野泰地は開幕戦での逆転勝利の手応えを語った。「シンプルにキャリーにこだわったのがハマったのかなと思う。前半はうまくやろうとしてミスも多かったので、自分たちの強みである力強いキャリーにフォーカスしたのが良かったのかなと思う。開幕戦の緊張感もあり、全部うまくいくことはない。ミスが重なってしまったというだけなので、みんなが慌てることもない。マイケルさん中心に円陣を組んで、自分たちのやるべきことを話し合ってできた。カードもあって数的不利になったが、耐えながらできたと思う。去年もしんどい試合の中で勝ち切って最後優勝できたので、今年も最後勝ち切ったのでいい入りができたと思う」眞野はチーム内に漲る自信について明かした。「去年タイトなゲームを何回もやったので、その経験で勝ち切れたかなと思う。みんなが勝ち方を知ったと言うか、『80分で最後勝っていればいい』と考えられるようになった」昨季のプレーオフトーナメント準決勝・東京サンゴリアス戦でキックオフ直前にメンバー入りした経験を持つ眞野は、スクランブル出場は「問題ない」と笑う。「慣れました。マインドどうこうは僕は問題ない。出たい気持ちを持ってずっと準備しているので。去年の準決勝も出る準備をずっとしていたので、出ない準備をしたわけではない。今回もリザーブだったが、スタートとしてどうするかという準備をしていた。今回は2日前くらいにロブ・トンプソンの体調が良くないので、もしかしたらということで準備していて前日に決まった。去年5分前の急遽メンバー入りを経験しているので、全然問題ない。気持ちは切れないです」アレンゼ対策は個人ではなく、チームで遂行すると眞野はキッパリ。「毎年ダイナボアーズには苦戦しているので気を抜かずに入っていって、キヤノン戦と同様に自分たちの強みをずっと出せれば。あと焦らないことが大事。(アレンゼについて)個人としてはあまり意識していなくて、チームとして守れれば全然怖くない。個人で何かやってしまうとスペースを与えてしまうので。突っ込む必要はないので、全員で守る意識でやること。ひとりで何かするのではなく、チームでやりたい」荒岡義和社長(東芝ブレイブルーパス東京)定例会見では荒岡義和社長が開幕戦の観客数に言及した。「横浜E×BL東京は2万2871人ということで、観客数は第1節の中で最も観客が多かった。東京SG×埼玉ワイルドナイツが2万263人で2位、開幕戦の平均では1万2000人を超えるくらいとのこと。感覚値として横浜E戦と東京SG戦は『3万人いくのかな』と思っていたが、2万人前半だった。開幕節はどこの試合も接戦で、手前味噌になるが横浜E戦はかなりのレベルのゲームだと思っている。スポーツコンテンツとして質の高いものを出せていると思うし、自分は日本代表のゲームよりも面白いと思っている。もっと知ってもらわないといけない。この素晴らしいコンテンツを、ブレイブルーパスのゲームにかかわらず、見ていただきたいと思う」果たして、開幕2連勝をマークするのはBL東京か、相模原DBか。『NTTリーグワン2024-25』第2節・BL東京×相模原DBは12月29日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。スターダストランドがマッチデーパートナーとなり、ハーフタイムには私立恵比寿中学のミニライブを行う。パスターゲットやランパス、トライ体験、タックルなどのラグビー体験コーナーは今季も開催。チケット発売中。試合の模様はTOKYO MXにて録画放送。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)東芝ブレイブルーパス東京対三菱重工相模原ダイナボアーズNTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 DIVISION 1のチケット情報()NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25の特設ページ
2024年12月26日ディズニー最新作『ライオン・キング:ムファサ』が公開されている。本作の監督を手がけたのは、アカデミー作品賞受賞作『ムーンライト』や『ビール・ストリートの恋人たち』を手がけたバリー・ジェンキンスだ。彼は本作の脚本を読み、そこに書かれているに内容にとても驚いたという。なぜ彼は本作を手がけることになったのか?ジェンキンス監督に話を聞いた。バリー・ジェンキンス監督の名を一躍、有名にしたのは2016年公開の映画『ムーンライト』だろう。主人公シャロンの幼少期から大人になるまでを描いた作品で、シャロンはあるコミュニティの下で育ち、時にそこで暮らす人々から影響を受け、時にそれをはねのけて自身の生きる道を探っていく。撮影監督ジェームズ・ラクストンが手がけたビジュアル、ジェンキンス監督の繊細な語り口も高く評価され、その年の映画賞で数多くの栄冠に輝いた。そんな彼の元に『ライオン・キング:ムファサ』の脚本が届いた。名作『ライオン・キング』で主人公シンバの父だった偉大な王ムファサの若い頃を描いた物語だ。「私はこの脚本を読んで、この物語に込められたエネルギーの大きさと、物語に対するアプローチの豊かさ・複雑さに魅了されました。この物語はパワフルで、幅広い人々を魅了するエンターテイメント性の高い映画になると思いましたし、この映画が現代に公開されることは意義のあることだと思えたのです」本作は『ライオン・キング』の“その後”から始まる。王になったシンバの子キアラはある日、王国の祈祷師ラフィキから今はもうこの世にいないキアラの祖父にして偉大な王ムファサの若い頃の話を聞く。幼い頃、ムファサは両親とはなればなれになってしまい、雨で急激に増水した川で溺れるも、同年代のライオン、タカに命を助けられる。王の子であるタカと孤児のムファサは兄弟の絆で結ばれ、共に成長する。しかし、凶悪なライオン、キロスの出現によって平穏は日々は終わり、ムファサとタカは理想の地を求めて壮大な冒険に旅立つ。劇中に登場するムファサは、『ライオン・キング』に登場する威厳ある王の片鱗がまったくない若者だ。本作のムファサは、王の血を引くものが王になり、強い者が支配者になっていく群れの中で育つが、驚くほど群れの価値観や昔ながらの考えとは距離を置いている。ムファサは王の座も権力も興味がなく、自由に生きていきたいと願っており、迷ったり、葛藤しながら、育ったコミュニティから時に影響を受け、時にそれをはねのけて自身の生きる道を探っていく。そう、『ムーンライト』の主人公シャロンと同じように。「そうなんです!まったく同感です!私も脚本を読んだ時に本当に驚きましたよ!『ムーンライト』の主人公の物語と、『…ムファサ』の主人公の物語は、道のりだけ取り出すと、どちらがどちらの物語なのかわからないぐらい似ているんです。“水”と関係のある体験が、主人公の人生を大きく左右する、という展開も含めて。『ムーンライト』も本作も重要なのは“生きていく上で、自分自身の価値観は、自ら決めなければならない”ということです。私が本作を監督することで『ムーンライト』で描いたテーマをより深く掘り下げ、より多くの方と分かち合うことができるのではないかと考えました。これまで描かれてきたムファサとタカ(のちにスカーと呼ばれる)は“良い王と悪いヤツ”という印象だったと思います。本作ではふたりの幼い頃から描くことができますから、ムファサとタカがコミュニティから何を学んだのか、どんなレッスンを受けたのか、あるいは何を学びながらあえて“従わなかったのか”が描けるのです。さらに本作では“子育て”がキャラクターの形成にどう影響するのかも描かれています。ムファサはタカの母親が“義理の母”的な存在になったことで良い結果を生みます。一方、タカは王である実父の良くない子育ての影響を受けてしまうのです。本作ではあるコミュニティの中で育ち、教育を受け、影響を受ける中で自分なりの価値観を形成していく過程を描くことができました。この物語を小さな子どもたちに観てもらえることが私にとって非常に重要でした」この映画をつくる間、ずっと小さな子どもたちのことが脳裏にありました(c) 2024 Getty Images /Getty Images for Disney繰り返すが本作は『ライオン・キング』の前日譚ではない。本作で描かれるのは、祈祷師ラフィキが語り、孫キアラが聞いた“ムファサの物語”だ。だから、この物語には省略はある。抽象的な部分もある。ラフィキが語りたいのはムファサの詳細な過去ではなく、ムファサが冒険を通して得た価値観=信念だからだ。そして、その信念は“語り”を通じて、孫のキアラに受け継がれる。この物語の矢印は過去には向かっていない、どこまでも未来=新しい世代に向かっている。「キアラがこの映画の“ハート”を担っていることは間違いありません。この映画をつくる間、ずっと小さな子どもたちのことが脳裏にありました。思い返せば、『ライオン・キング』ではシンバが父を失うという強烈な体験をするわけですよね。この映画ではそのことをちゃんと踏まえた上で、ラフィキはキアラと観客のために、亡くなってしまった偉大な王ムファサの神話を解体していきます。この映画を通して、キアラは物語を通じてムファサのことを知り、その信念を知り、そして学ぶわけです。コミュニティからさまざまなことを学びつつ、いつかは自分で自分の価値観を、自分の生きる道を決めていかなければならない、と」物語は世代を超えていく。時間を超えて物語に込められた想いや信念、教え、熱い気持ちが伝わっていく。ムファサの想いは息子シンバに伝わり、本作で物語を通じてシンバの子キアラに伝わる。そのドラマの豊かさ、壮大さ、最後まで息もつかせぬ冒険ドラマの面白さは、今後も世代を超えて多くの観客を魅了することになるだろう。『ライオン・キング:ムファサ』公開中(C)2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年12月26日東京・神田駿河台の高台に佇む山の上ホテル。そこは、川端康成、三島由紀夫ら数々の文豪が愛した“作家の聖地”。そんな山の上ホテルを舞台に、鳴かず飛ばずの若手作家と担当編集者、そして天敵の大御所作家による壮絶なのにコミカルな文壇バトルの火蓋が切って落とされる。12月27日公開の映画『私にふさわしいホテル』は、不遇にあえぐ新人作家が、意地とガッツと悪知恵で一発逆転の奇跡を起こす痛快な文壇下剋上エンターテインメントだ。新人賞を受賞したものの大物作家の酷評によりデビューのチャンスを失った駆け出しの作家・中島加代子役にのん。加代子の大学時代の先輩でもある担当編集者・遠藤道雄役に田中圭。加代子の芽を潰した大御所作家・東十条宗典役に滝藤賢一。むき出しの反骨心で下剋上を起こす加代子の生き方に、三人は何を感じただろうか。俳優という道を突き進む三人だから話せる、批評との向き合い方、悔しさの扱い方をたっぷり語ってもらった。加代子の負けないぞ精神は共感できました――のんさんが演じた加代子は、目的のためなら手段を選ばない強烈なキャラクターでしたね。のん演じていて、すごく面白かったです。加代子って自分がどう思われるとか関係ないじゃないですか。なりふり構わず、いろんな人を巻き込んでいくところが魅力的だなって思いました。田中自分の目指す目標に向かって、ひたすら行動し続けるところが素敵だし、成功を掴んでなお加代子は自分に満足しない。その姿勢に対して自分も俳優としてそうあるべきだと思いました。滝藤スポットライトが当たらないなら自分から当たりにいくという貪欲さは必要だと思いますよ。世の中、そんなに優しくない。自分の生きる道なんて誰も用意してくれないですからね。加代子のガッツは見てて清々しさすら感じました。――じゃあ、もし加代子が身近にいたら……?滝藤勘弁して欲しいですね(笑)。遠巻きに眺めるぐらいなら、凄いな、俺も見習わないとと思うかもしれませんが、巻き込まれたら悲惨ですね(笑)。田中面白そうではありますけど、少し厄介といえば厄介かな……。のん私は結構友達になりたいかも(笑)。加代子自身が友達を求めているかと言ったら別の話ですけど。加代子みたいな人がいたら、ついていっちゃうかもしれないです。――のんさんと滝藤さんは小説家という役柄を演じました。俳優と小説家。表現者というカテゴリーで括れば同じですが、演じてみて共通点や相違点を感じたところはありますか。滝藤僕は東十条ほど大御所でもなければベテランでもないですけど、響くものはすさまじくありましたね。若い世代の勢いを感じたり、自分自身にマンネリを覚えたり。今までの俳優人生で培ってきた雰囲気だけで芝居をやっているんじゃないかと思うことがあります。そんな自分が許せなくて、すごく苦しくなるときがある。だから、東十条の葛藤は大いに共感できるものがありました。のん私も加代子の負けないぞ精神は共感できました。特に、自分にひどい仕打ちをした相手に対して、ぎゃふんと言わせるんだというあのガッツは気持ちいいですよね。――田中さんは編集者という役どころでした。個人的に、俳優とマネージャーの関係って小説家と編集者に似ているんじゃないかという気がしたんですよね。田中そうですね。僕も加代子と遠藤の関係は素敵だなと思いました。そこまで干渉しないけど信頼し合っている。馴れ合うわけではないけど、お互い頼りにしている関係は憧れるものがあります。同じ方向を目指しながら、言いたいことは言い合えて悪だくみも一緒にできるマネージャーさんがいたらいいなと思います。僕は遠藤みたいなマネージャーだったら嫌ですね(笑)――ただ、そんな遠藤に対して加代子から「売れたのは私の力じゃん」「作家は操り人形なの?」「泥をかぶるのは私なんでしょ」といったリアルな言葉も飛び出しました。加代子と遠藤のやりとりを通して、どんなことを考えましたか。のん加代子は孤独な人なんだなと思いました。遠藤先輩とも絆はあるんだけど、書店めぐりに付き合ってくれず、思わずブチギレちゃうところがあって。東十条先生とも結託はするものの自分の作家人生を邪魔する宿敵であることは変わらない。味方がいるようで、実は心から信頼できる相手はいない。だから根本的な孤独が解消されることはないのかなって。そこはゼロから物語をつくる人独特の感性といいますか、演じ手とはちょっと別のような気がしました。滝藤僕は「売れたら事務所のおかげ。売れないのは自分のせい」と劇団時代に叩き込まれていますから(笑)。ただ、観ていても非常に核心をついた台詞が多いなというのは感じます。「なるほどな」と頷くようなやりとりがいっぱい出てくる。そこもまたこの作品の面白さのひとつだと思います。田中僕は遠藤みたいなマネージャーだったら嫌ですね(笑)。のん途中で遠藤さんが有森光来という別の新しい作家に入れ込むじゃないですか。あそこはやっぱり寂しかったですね。田中嫌ですよね。ずっと一緒にやってきたのに、いい人が見つかったら急にそちらに行ったら。「私は?」ってなりますよね。――加代子は東十条の辛辣な批評によって作家人生が一気に暗転します。批評というのも俳優のみなさんにはついて回るものですが、そうした批評や評価とどのように向き合っていますか。のん私はいい評価は自分で見ますけど、悪い評価はスタッフさんに見てもらっているんです。だから、いい評価しか知らない(笑)。田中それは大事(笑)。今はSNSからいろんな声が届きやすくなっていますけど、その届いている声も全体から見ればほんの一部でしかない、ということは忘れてはいけないなと思います。もちろんいいことを言われたらうれしいですし、悪いことを言われたら悲しいけど、あんまりそこに左右されないように。ネガティブな評価を見つけても、気にしないようにしています。のん私、褒め言葉も選り好みしちゃうんです。田中それもいいですね。のん言われてうれしいこともあれば、そうではないものもあるから。難しいですよね、人からの評価って。滝藤100個いいことが書かれていても、1個ネガティブなことが書かれていたら、そればかり気になってしまう。田中そうですね。滝藤だから見ないです。他者の評価も大事でしょうが、自分との戦いだと思ってやっています。のん私はスタッフさんがエゴサーチをしてくれていて。いいことを言ってくれているつぶやきをスクショして共有する用のグループLINEをつくっています(笑)。田中いいですね。前向きな気持ちになりますね。のんだから何かあったら、それを読んでエネルギーをもらっています。田中僕もあまりエゴサーチはしませんが、作品の感想など気になったときは少し調べます。ただ、それも見るだけで、そこに書かれていることを拠り所にするようなことはないです。悔しいと思わなくなったらもうやらない――加代子は認められない悔しさをエネルギーに変えて創作の道を突き進んでいきます。みなさんは、認められない悔しさとどう向き合ってきましたか。のん私は10代の頃はあんまりオーディションが受からなくて、何者でもない自分に対して鬱々としていた時期がありました。お仕事がないので、とにかく暇なんです。だからそういうときは外に出て本屋さんをめぐったり、街の人を人間観察していました。年の暮れが近づいてくると、ちょっと変わった人が増えたり。イチャイチャしているカップルのあとをついていったり(笑)。そうやって遊んで、気持ちを別の方向に向けるようにしていました。田中僕はただただ落ち込んでいました。僕らの仕事は、自分がいいと思うものが周りからするとそうでもなかったり。逆に、周りがいいと言ってもらえるものを自分がいいと思えなかったり。そのギャップにジレンマを感じることはありました。ただ、この年齢になって、認められていようと認められていなかろうと、人間、落ち込むときは落ち込むなと思いました。僕も今でもまだまだだなと思うことがあります。でも、まだまだだと感じられることが素敵なことだと捉えられるようになりました。受け止め方に余裕ができたのは、年を重ねてよかったことの一つですね。滝藤僕は小学生の頃からずっと認められない悔しさの中でもがいていた気がします。担任の先生が合唱部の先生で、クラスの子がみんな強制的に合唱部に入れられているのに、僕だけ入れられなかったとか。田中そんなあからさまなことがあるんですね。滝藤そういう扱いを受けることを自分でも当たり前だと思っていたかな。この世界に入ってからも、テレビに全然出られなかった時期は人の芝居を見て、なんで俺は出られないんだと歯がゆく思うことが何度もあった。出してもらったところで、何も出来ないんですけどね。それでまた悔しくなったり。――表現に携わる人間にとって、悔しさとはどういうものだと思いますか。のん私は悔しいと思うのは結構好きです。もうちょっとこうすればよかったと思うことで、次の目標が明確になる。自分のできなかったことに対し、なぜできなかったのか輪郭をはっきりさせて、原因を一つ一つ虱潰しに改善していく。そうやってどんどん自分が良くなっていくことにワクワクするんです。滝藤必要なものなんじゃないでしょうか。僕の場合、悔しいと思わなくなったらもうやらないと思います。悔しい、こんちくしょうと地団駄を踏んで、自分のやっていることに対し、本当にこれが今できるベストなパフォーマンスなのかと疑い続ける。俳優として生きてる限り、しつこく、あきらめず、往生際悪くやっていきたいですね。田中ずっとまとわりつき続けるもの、ですね。だから僕は気にしないようにしています(笑)。一同(笑)。田中何をやっても悔しさを感じようと思ったらいくらでも感じられますから。私の憧れの場所は、太秦の撮影所――では最後の質問です。山の上ホテルは、作家を志す加代子の憧れの場所。そこで書くことで加代子は作家としての創作意欲を奮い立たせていました。みなさんには、俳優としての憧れの場所はありますか。のん私、まだ時代劇に出たことがなくて。だから、太秦の撮影所に憧れがあります。着物を着るのが好きなのでやってみたいんですけど、なかなかお声がかからなくて。――歴史上の人物を演じるなら誰をやってみたいですか。のん坂本龍馬!ああいう奔放で野生味のある役がやってみたいです。滝藤若い頃は(松田)優作さんが愛したという下北のバーに憧れたりしましたけど、今はどうだろう……。何かあるかな。いや、結局そのバーも行ったことないんですけど⋯⋯。一同(笑)。滝藤まだ30年しかやってませんが、50歳を前にじっくりと腰を据えて若い頃に自分が夢中になった映画の世界で頑張っていきたいと思う気持ちはあります。映画の世界に憧れて、高校卒業後上京した映画少年でしたから。そういう子供の頃に抱いた憧れというのは年をとっても変わらないんだなとしみじみ感じますね。★「BOYSぴあ編集部」Xアカウントをフォロー&リポストで、3人のサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】①BOYSぴあ編集部( @boys__pia() )のXアカウントをフォロー。②該当ポストを応募締め切りまでにリポストしてください。#のん() さん× #田中圭() さん× #滝藤賢一() さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】①本アカウント( @boys__pia() )をフォロー②本投稿をリポスト※応募締め切り:2025/1/9(木) までインタビューはこちら! @wands_movie() #私にふさわしいホテル() pic.twitter.com/MPof9HPPFl()— BOYSぴあ編集部 (@boys__pia) December 26, 2024()【応募締め切り】2025年1月9日(木) 23:59まで【注意事項】※当選者の方には1月10日(金) 以降にXアカウントよりDMにてご連絡いたします。やむを得ない事情によりご連絡や発送が遅れる場合もございますのであらかじめご了承ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。<作品情報>『私にふさわしいホテル』12月27日(金)全国ロードショーのん田中圭 滝藤賢一田中みな実 服部樹咲 髙石あかり / 橋本愛橘ケンチ(EXILE) 光石研 若村麻由美監督:堤幸彦原作:柚木麻子『私にふさわしいホテル』(新潮文庫刊)脚本:川尻恵太 音楽:野崎良太(Jazztronik)主題歌:奇妙礼太郎「夢暴ダンス」(ビクターエンタテインメント)製作幹事・制作プロダクション:murmur 配給: 日活/KDDI 企画協力:新潮社 特別協力:山の上ホテル2024|日本|カラー|アメリカンビスタ│5.1ch|98 分│G撮影/映美、取材・文/横川良明<のん>スタイリスト:町野泉美ヘアメイク:森香織<田中圭>ヘアメイク:VANESSA+embrasse大橋覚スタイリスト:荒木大輔<滝藤賢一>ヘアメイク:山本晴奈スタイリスト:山﨑徹
2024年12月26日2025年3月19日(水) から23日(日) にかけて東京・こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて、ミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が上演されることが決定した。イッツフォーリーズが東野圭吾のベストセラー小説を初めてミュージカル化した本作品。2017年に劇団企画公演として上演され、その後2020年に新演出で再演。今回はキャストを一新しての再々演となる。5年ぶりの再演の演出は前回と同じく磯村純、音楽は小澤時史が担当し、5年前の俳優座劇場版とはまた違った舞台を届ける。キャストは新たに、浪矢雄治役に戶井勝海、敦也役には舞台を中心に多岐に渡り活躍する辻凌志朗を、幸平役には柿喰う客の蓮井佑麻のほか、関谷あづみ、外岡えりか、小倉優佳、中野亮輔を客演に迎え臨む。また、主役3人組のひとり翔太役は、『鉄鼠の檻』の小坂了稔の怪演で注目を集めたイッツフォーリーズのホープ、志賀遼馬が務める。ミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』キャスト<キャスト・スタッフ コメント>■敦也 役(辻凌志朗)出演が決まった翌日に本屋へ駆け込み、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を購入しました。過去に実写化や舞台化されていて、その名を知っているくらいの感覚でしたが、今までこの物語に触れていなかった事を後悔するくらい、余韻を楽しめました。敦也を理解する事は出来るものの、生きる事にはまだ時間がかかりそうなので、稽古までの時間と稽古期間含めて、敦也を生きる準備をしっかりと重ねて行こうと思います。ミュージカルと言う事で、自身初挑戦の事が多いです。歌にダンスと鋭意訓練中ですが、ミュージカルとして、この物語を繊細にお届け出来る事が楽しみでなりません。僕も感じた素敵な余韻を、皆様にも感じてもらえるよう精一杯演じます。お楽しみに!■幸平 役(蓮井佑麻)イッツフォーリーズさんの作品に携わるのは2回目ですが、前回出演した際に、アットホームな雰囲気と人の温もりを感じました。今作は東野圭吾さんの大人気小説が原作の、少し不思議な心温まる物語なので、優しい気持ちになれるミュージカルになるんだろうなと、今から心を躍らせております。人と人との繋がりが希薄になっていると感じる今、誰かを思いやる気持ちや、損得勘定だけではない関わりを大切にしながら、観てくださる皆様に寄り添う作品にしたいです。再々演ということで凄いプレッシャーの中で課題に追われる日々になりそうですが、頼れるカンパニーの皆様に身も心も預けたいと思います!■翔太 役(志賀遼馬)原作を読み始めてからあっという間に読了したことを覚えています。過去と現在が手紙で繋がり展開していくとても素敵な物語です。翔太という役柄は本作の軸となる⻘年のひとりにあたり、辻さん演じる敦也と蓮井さん演じる幸平との3人組のバランスを保つ役割を担っています。初共演のふたりと共に物語を丁寧に紡いでいきたいと思います。また、演出の磯村さん、音楽の小澤さんをはじめ、魅力的なスタッフの方が多いので、今から稽古が楽しみです。本作は再々演ということで、劇団においても大切な作品のひとつである作品に出演できることに大きな喜びを感じています。ご覧になったことがある方も、初めての方も、ぜひ劇場でお楽しみください!■浪矢雄治 役(戶井勝海)時空を超えた心と心の繋がり、絆。人を思う心、生きる意味。この素晴らしい、そして不思議な世界に生きられることを楽しみにしています。私自身、過去の選択が本当にそれでよかったのか、自分が楽になろうとしただけなのではないかと自分を責めてしまいそうになる瞬間もあったけれど、これを見ると全てを受け入れられるような気がします。心が荒みがちなこのご時世、すべてのことに偏見も先入観も持たず、ニュートラルに、そして他者を尊重することを忘れない。そんな風に生きたいなと強く思いました。作品の世界をより輝かせられるよう精一杯努めます。■演出:磯村純ミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が素敵な楽曲と共に帰ってきます。2020年の再演時はコロナによる非常事態宣言が出る直前の上演だったので多くの方に劇場へ足を運んでいただく事が叶いませんでした。今回は演出を一新し、3人の少年たちに焦点を当てた構成にしようと考えています。個性豊かなキャストも揃いました。コロナ禍を超え、3度目の奇跡を起こすべく稽古に臨みます。是非劇場へ足をお運びください。<公演情報>イッツフォーリーズ公演ミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』2025年3月19日(水)~23日(日) 6回公演会場:東京・こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ【チケット】(全指定席・税込)前売:6,000円当日:6,500円高校生:2,500円(前売のみ、公演当日要年齢確認)※未就学児の入場不可【スタッフ】原作:東野圭吾(『ナミヤ雑貨店の奇蹟』角川文庫刊)脚本・作詞:大谷美智浩音楽:小澤時史演出:磯村純(青年座)【出演】一部Wキャスト辻凌志朗、蓮井佑麻、志賀遼馬金村瞳、中山圭、水谷圭見、鈴木彩子東城由依、杉尾優香、森山真衣関谷あづみ(昴)、外岡えりか、小倉優佳、中野亮輔(⻘年座)戶井勝海【演奏】田中和音(Pf.)
2024年12月26日東京・立川にある、絵とことばのミュージアム、PLAY! MUSEUMでは、2025年1月22日 (水)より、『堀内誠一展FASHION・FANTASY・FUTURE』を開催する。1987年、54歳という若さでこの世を去った堀内誠一(1932~1987)は、雑誌『anan』や『BRUTUS』(ともに平凡出版、現・マガジンハウス)のアートディレクションや、絵本『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)の作画で知られるクリエイター。同展では「FASHION」「FANTASY」「FUTURE」という3つのテーマに沿って異なる展示空間をつくり、それぞれの展覧会を同時開催する。まずアートディレクターの有山達也が空間構成を担当する「FASHION」展では、堀内が創刊から49号までを手掛けたファッション雑誌『anan』の魅力を紐解いていく。1970年、日本初の大判のビジュアル女性誌として誕生した『anan』。そのアートディレクターに大抜擢された堀内は、女性の生きる歓びを高らかに歌い上げ、新時代を切り拓く雑誌作りに邁進。その後のエディトリアルデザインにも大きな影響を与えた。『ぐるんぱのようちえん』(1965年)福音館書店「FANTASY」展は、堀内が取り組んだ絵本の仕事から『くろうまブランキー』『雪わたり』『ぐるんぱのようちえん』(すべて福音館書店)、『オズの魔法使い』(世界文化社、のちの偕成社)など、ファンタジーを色濃く感じる作品を展示。光や音の演出ともに多くの絵本原画を紹介する同展は、建築家・インテリアデザイナーの設計事務所imaが担当する。谷川俊太郎宛手紙(1977年)「FUTURE」展は、堀内を敬愛する100人が好きな作品を推挙し、それぞれ彼から受け取ったものを、未来へ伝えたい言葉とともに展示。堀内の多彩な作品から未来へのヒントを見い出し、共有する希望に満ちた展示空間は、デザイナーの三宅瑠人と岡﨑由佳が担当している。。そのほか象のぐるんぱが笑顔で歩きまわる『ぐるんぱのようちえん』の祝祭広場や、堀内が手掛けた雑誌、愛した絵本を集めたブック・カフェも会期中限定でオープン。また雑貨、アパレル、ステーショナリーなど、オリジナルグッズも販売する。<開催概要>『堀内誠⼀展 FASHION・FANTASY・FUTURE』会期:2025年1⽉22⽇(⽔)〜4⽉6⽇(⽇)※無休会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~17:00、⼟⽇祝は18:00まで(⼊場は閉館30分前まで)料金:⼀般1,800 円、⼤学1,200 円、⾼校1,000 円、中小600 円※立川割りあり公式サイト:
2024年12月26日名古屋を拠点に活動する2人組ロックバンド・鈴木実貴子ズの新曲「ファッキンミュージック」のMusic Videoが公開された。衝撃的なタイトルの「ファッキンミュージック」は、2025年1月29日(水) に発売されるメジャー1stアルバム『あばら』の収録曲。アルバム発売に先駆け、12月25日より先行配信がスタートしている。公開されたMVは映像作家の吉田ハレラマによって制作され、鈴木実貴子ズの楽曲の世界観が吉田流に表現されている。また、全国11カ所を巡るメジャー1stアルバムのリリースツアーの開催が決定。チケットは先行受付を2025年1月6日(月) まで実施中だ。さらにアルバムのリード曲となる「かかってこいよバッドエンド」が、ニッポン放送『オールナイトニッポン』の1月度のプッシュ曲に選出され、1月1日(水・祝) より1カ月にわたりオンエアされる。■鈴木実貴子ズ コメントなんやねん!音楽って!評価評価、数字数字!そんな夜を何百も超えた今、自分の真ん中でふつふつと煮えたぎるものは「もう!小難しい事、全部知らん!とにかくうちはステージで1ミリの燃えかすも残さず、出し尽くす!それをやり続けるぞ!」だった。社会やシステムには理不尽がつきものです。運などという不確かなものに左右されながらも着実に自分がしたい事、できる事、を磨き続けやろうと思います。不確かなものよりも、確かな自分の覚悟を。鈴木実貴子ズ「ファッキンミュージック」MV<リリース情報>メジャー1stアルバム『あばら』2025年1月29日(水) リリース価格:3,300円(税込)鈴木実貴子ズ『あばら』ジャケット【収録内容】1. かかってこいよバッドエンド2. 暁3. 違和感と窮屈4. ファッキンミュージック5. 36℃6. ベランダ7. ヘイヘイユー8. チャイム9. あか10. ベイベー11. 壊してしまいたい12. 私、天使だっけな配信リンク:<ツアー情報>『あばら』ツアー鈴木実貴子ズ『あばら』ツアー 告知画像2025年3月8日(土) 愛知・名古屋芸術創造センター2025年3月12日(水) 東京・下北沢SHELTER2025年3月20日(木・祝) 大阪・雲州堂2025年3月28日(金) 宮城・仙台enn 2nd2025年3月31日(月) 京都・nano2025年5月9日(金) 福島・いわきSONIC2025年5月10日(土) 宮城・仙台FLYING SON2025年5月16日(金) 京都・磔磔2025年6月13日(金) 愛知・名古屋HUCK FINN2025年6月21日(土) 北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION2025年6月28日(土) 東京・下北沢SHELTER【チケット情報】前売:4,000円(税込)※ドリンク代別途必要■オフィシャルサイト先行:2025年1月6日(月) 23:59まで()<ライブ情報>自主企画ライブ『心臓の騒音 -2024年の瀬編-』12月28日(土) 東京・下北沢SHELTER開場11:30 / 開演12:00出演:Hwyl / 鈴木実貴子ズ【チケット情報】前売:3,500円※ドリンク代別途必要※入場時チケット提示と共に学生証提示で500円キャッシュバック詳細はこちら:公式サイト:
2024年12月26日ドラマ『私は整形美人』が、2025年1月16日(木) よりフジテレビで放送、FODで独占見放題配信が開始される。原作は、日本語を含む全8カ国語で連載された韓国の人気webtoonで、日本国内では9,500万回以上の閲覧数を記録(2024年12月時点)。2018年には、『私のIDはカンナム美人』としてイム・スヒャン&ASTROチャ・ウヌ主演で韓国にてドラマ化された。日本初ドラマ化となる今回は、面白くテンポの良いストーリー展開、作り込まれたキャラクター設定など原作の良さはそのままに、演技力に定評があるキャスト陣が韓国版とはまた違った魅力で親和性を高める。容姿のことでいじめられていた過去と決別すべく、大学進学を機に整形をして美しくなった顔で新生活をスタートさせた片桐美玲。しかし、入学早々思わぬ出来事により周囲に整形がバレてしまう。しかも、イケメンだけど超クールな同級生の坂口慧は同じ中学校出身で、美玲の昔の顔を知っていた。整形のことで同級生たちからいわれのない扱いを受ける美玲だったが、なぜかいつも窮地を救ってくれる慧。そんな彼と関わる中で、美玲は少しずつ自信が持てるようになっていく。慧もまた、美玲のおかげでずっと抱えていた“ある問題”と向き合うように。大学生活を楽しめるようになってきたと思ったのもつかの間、“天然美人”の同級生・榎本穂波が美玲を陥れようと裏で画策!? さらに、美玲に一目惚れした大学の先輩・向井優が猛アプローチしてきて……。整形で顔を変えるほど外見に強いコンプレックスを抱き、整形してもなお、常に人の目を気にしてしまう主人公・美玲を石井杏奈が熱演。また超クールな同級生・慧は本田響矢が演じる。■石井杏奈 コメント美玲は家族に愛され、とても明るくて、小さな幸せをしっかりと掴むことができる子です。歩む道が少し険しくて挫けそうになっても自分のペースで進み続けることをやめなかった。美玲のことを毎日考え、演じていると、いつのまにか美玲の強さに自分が救われていることに気づきました。外面も内面も理想を求めて進む日々。人との比較によって生まれるコンプレックス。誰しもが抱くその想い達を温かく受け止め優しくそっと背中を押してくれる作品です。どんな意見にも寄り添ってくださる心の広い野口監督はじめスタッフの皆さんと、クールな見た目とは裏腹に愛嬌満載で真面目な本田響矢くんはじめキャストの皆さんと、たくさんの方々が強く生きる為の小さな糧になるようにと愛を込めて作りました。どうか、届きますように。■本田響矢 コメント坂口慧を演じさせていただきました、本田響矢です。この作品は、韓国ドラマ『私のIDはカンナム美人』と同じ原作を元にした日本版ドラマです。大人気原作であり、『私のIDはカンナム美人』は日本でもたくさんの方が観ていた作品であることにプレッシャーはありましたが、素直に坂口慧という役に向き合って作品に挑みました。感情があまり表に出なく、クールで自分の世界がある性格で、しかも恋愛に慣れていなくて不器用なので、冷たく怖いと思われてしまいがちですが、良いやつです(笑)。過去に辛い経験をしていて、それを乗り越えて行く慧は、演じていてとても楽しかったです。撮影期間中は、キャストみんながとても仲が良く、本当の大学生のように素敵な時間を過ごせました。石井杏奈さん演じる美玲の葛藤や生き方には、観た人に共感や、明日一歩踏み出す勇気を与えてくれる、そんな力があると思います。そこはぜひ楽しみにしていただきたいですし、美玲も恋愛経験が無いので、そんなふたりのウブな関係はきっと観ている皆様にきゅんとしていただけるんじゃないかなと思います!ぜひ、ご覧ください!■原作・メンギ コメントこんにちは、『私は整形美人』の作者のメンギです。この度、日本版ドラマ『私は整形美人』の放送が決まり、非常に嬉しく思っています!子どもの頃から日本のドラマが大好きで、特にそのユニークで個性的な魅力に強く惹かれていました。まさか、自分が描いた作品が日本でドラマ化される日が来るとは思ってもみませんでした。本当に驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい俳優さんたちとスタッフの皆さんが、原作の魅力を一層引き立ててくださったと確信しています。ドラマ『私は整形美人』の日本での放送を心からお祝いし、応援しています!■監督・脚本:野口照夫 コメントキャッチーな響きのタイトルだな。ライトなラブコメかな?そんな軽い印象のまま原作コミックを読み始めた。読んでみると、ひとりの女性の心の成長ドラマが丁寧に描かれ、大切なメッセージの詰まった心を動かされる物語だった。実写化に伴い原作とは異なる部分も多々ある。それでも、この物語が伝えたいメッセージや熱量は損なわないように真摯に取り組んできたつもりだ。丁寧なスタッフたちの仕事、そして、石井杏奈さん、本田響矢さんを中心としたキャスト陣の本当に素晴らしい演技をひとりでも多くの人に届けたい。見届けていただければきっと温かな気持ちに包まれる作品。ぜひ多くの皆さまにご覧いただきたい。<作品情報>ドラマ『私は整形美人』2025年1月16日(木) 深夜よりフジテレビで放送開始&FODで独占見放題配信開始(全10話×各30分)・フジテレビで毎週木曜日25:25より2話ずつ放送・FODで毎週木曜日2話ずつ独占見放題配信・放送終了後、TVerで1週間見逃し配信公式サイト:メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2024年12月26日ONE N’ ONLYが12月24日と25日にTOKYO DOME CITY HALLにてクリスマスライブ「ONE N’ LIVE 2024 ハピホリ ~Merry XmaSWAG~」を行なった。本記事では、12月24日(火) に行なわれた公演の模様をレポートする。王道なクリスマスを楽しむ6人の姿からスタート大きなツリーやイルミネーションが光るクリスマスムード漂う東京ドームシティ。そこに位置するTOKYO DOME CITY HALLにて行なわれたこの日のライブでは、会場に入るやいなや聞き馴染みのあるクリスマスソングが流れていた。さらに、そこには赤や白、緑といったクリスマスカラーの装いを身に纏ったSWAG(ONE N’ ONLYファンの呼称)の姿も。この夏行なわれたファンクラブツアー「ONE N’ ONLY FC TOUR 2024 ~SWAG祭~」にて発表されたこの日のライブを心待ちにしていた様子が伺われた。そんな中、定刻を迎えて映し出されたのはクリスマス感たっぷりのティーザー映像。モニターの中には、赤のベルベット衣装を纏いツリーの前で笑うメンバーの姿が。クリスマスならではの温かな雰囲気と多幸感溢れる映像に、SWAGからは大きな歓声があがった。映像が開けると、クリスマスプレゼントや夜空を彷彿とさせる煌びやかなステージに横1列に並んだメンバーが登場。NAOYAが考えたという最初の衣装は、赤いフード付きのローブ。後から聞いたところによると、サンタをイメージしてのアイディアだそうだ。そして、歌い上げたのはクリスマスにふさわしい楽曲「GIFT」。《その全てが君を満たすのなら限りなく贈るよ》という歌詞は、もうすでにクリスマスイブという大切な日をONE N’ ONLYと過ごすことに決めたSWAGに対する最高のプレゼントのように感じた。続けて披露された「Call me」では、ステージを広く使い2フロアに分かれた上部に登ったり、上手と下手のギリギリのところまで行ってみたりしながら、会場全体に楽しげにアピールするメンバー。そんなメンバーに応える形でサビ部分では会場が一体となりダンス。白い光を灯すペンライトが美しく輝いていた。ノンストップで披露されたのは、疾走感あふれるメロディが特長的な「Freaking Happy」。同曲のイントロが流れ出すと「みんなをこの曲でハッピーにします!」とTETTAが満面の笑みで絶叫。ポジティブな歌詞も相まって、会場には明るい時間が流れた。3曲を披露したところで、この日最初のMCが。「皆さん楽しんでますか?」と会場を煽ったHAYATOは「待ちに待った今日はクリスマスイブ!皆さん、ワンエンのライブを選んでくれてありがとう!」と、SWAGにめいっぱい感謝を伝えた。続けてEIKUは「今日はワンエンがサンタになって、みなさんに素敵なプレゼントを……。プレゼントはないんですけど、気持ちでプレゼントしたいと思います」とマイペースに話した。また、衣装を担当したNAOYAは「クリスマス仕様にしてくださいとたくさんお願いしました」とポイントを解説。さらに、ローブを脱ぐと胸元にフリルが施されたシャツに、赤のベスト、少しバルーン風に広がった黒のサンタ風の衣装をお披露目。ファンからは口々に「かわいい!」の声が。その流れのまま、HAYATOがファンに声出しをさせ、再びライブ本編へと戻った。クリスマスメドレーでは表現力の幅広さを見せつけMC明け1発目は「I Don’t Know」。青のライトの中で雰囲気を一変させた6人。緩急の溢れるサウンドで、力強くダンスし、歌唱パートではREIを中心に儚げな表情を見せていたのが印象的だった。そのままノンストップで披露したのは色っぽい雰囲気が漂う1曲「What’s Your Favorite?」。先ほどとは一変したピンク色のライトの中で、妖艶に歌ったかと思えば、サビでは一糸乱れぬフォーメーションダンスで魅せる6人の姿が光った。暗転したステージでは、再び映像が。最初の映像とは雰囲気を変え、今度はプレゼントに隠れられるほど小さくなったメンバーの姿が。家主に見つからないようにしながらも、みんなで楽しいひと時を過ごす小さな6人の姿に会場からは再び「かわいい!」の声が。すると、ステージには大きなバルーンのクリスマスツリーと雪だるまのモニュメントが登場。そこで白を基調とした衣装に身を包んだEIKUとHAYATOが楽しそうに「ジングルベル」を歌唱。ステージ上部で眠ったような表情を見せているメンバーを次々と起こし、楽しいクリスマスパーティーが再び始まった。2番の冒頭ではTETTA、KENSHIN、NAOYA、HAYATOが横並びになって、同じ方向に首を揺らしたり、大きなクリスマスリースをメンバーがパスしあったりとわちゃわちゃ感満載。続く「赤鼻のトナカイ」では、トランプで対戦したり、椅子を転がしあったりするなど終始楽しげな雰囲気が続いた。「Happy Holiday」ではキャンディケインのようなステッキを持ちダンスする6人。しかし、盛り上がっていると映像の中にも登場した家主と思われる足音が再び。焦って、フリーズしたメンバーはその後、小さな人の設定を生かしたまま、高音のアフレコに合わせて小競り合い。かと思いきや、電飾が流れるサングラスを6人で着用し「Dark Knight」「LA DI DA」「DOMINO」をテンポよく披露。かわいらしいクリスマスソングから、スキルの高いダンス楽曲まで自分のものにしてしまう6人の表現力の高さを実感させられた。そんなメドレーの最後に披露されたのはバラード曲「You are」。《世界中の誰よりも幸せにしたいよ》などと言った甘い歌詞は、クリスマスイブの夜にふさわしく、会場も見惚れている様子。先ほどまで激しく光っていたペンライトがゆっくりと揺れる様子は、クリスマスライブを彩っていた。ストレートなラブソングで幻想的な雰囲気に包まれた中、モニターに映し出されたのは「Ring The Bells」の文字。SNSでは出していたもののフルバージョンでは、この日が初のお披露目となる新曲のため、ファンは大興奮。EIKUがハンドベルを鳴らしたような仕草でステップを踏むと、5人もそれに続くかわいらしい振り付けにSWAGからは黄色い歓声が上がっていた。メンバー同士で私物をプレゼント交換ここまでを終え、2度目のMCタイムに突入。そこでは、メンバーがお互いの私物を交換し合う企画プレゼント交換が行なわれた。「Free Hug」の音楽に合わせ、プレゼントの周りをぐるりと囲むメンバー。最終的に曲が止まったところで、一番近くにあったプレゼントをそれぞれが手にした。まず、開封したのはNAOYA。気になるその中身は電気バリブラシとフェイスパックの美容セット。しかし、これにはNAOYA「うわー嫌だ!髪の毛ついている」とまさかの絶叫。しかし、送り主のTETTAは「でも、美容男子に当たってよかった」とポジティブに反応して見せた。次に開封したEIKUは大きなクリスマスソックスの袋に大興奮。その中身は、パーカーやセットアップの服、ブラウンのパンツと洋服とカバンが合計5点。あまりの豪華さに、会場からは驚きの声が上がり、EIKUも「ちょっと待って、俺のが霞むから!」と焦りを見せた。この豪華なプレゼントについて、NAOYAは「お菓子の詰め合わせならぬ、NAOYAの私服の詰め合わせを作ってみました」と得意げに話した。バスケットボールをゲットしたのはKENSHIN。これには少々困り君に「え?」と困惑したリアクションを見せるKENSHIN。送り主のREIは「一応、一番良いモデルのやつなんですけど。私、運動をだいぶしなくなりまして……」と説明。KENSHINは「でも、昔バスケやってたからね。小学生の時、日曜日だけバスケしてたから」と声を弾ませ「ありがとう!」と感謝した。TETTAに送られたのは、謎の形状をしたモーションランプ。リキッドと蝋が温められることで対流が生まれるといったものである。これを送ったのはHAYATO。「電源入れるとめちゃくちゃかっけぇの!」と熱弁。「家に置きたくて買ったんだけど、開けるのめんどくさくて放置していました」と照れくさそうに発言。「TETTA似合うと思う!」と太鼓判を押した。続いてHAYATOは開封してすぐに「あ、これ見たことある!」と大興奮。その内容は、送り主のKENSHINが複数のカラーバリエーションを所持するトップスだった。これには「実は去年、TETTAと2人でプレゼント交換したときに、黒のジッパーのものをあげて」とKENSHIN。まさかのメンバーの半数が、同じトップスをおそろいで所有するということについてファンからはざわめきと歓声が起こっていた。最後にREIが開封したのは、ダッドスニーカー。しかし、それはきちんと使用感がある靴でREIは少々浮かない表情。「4年前に買った」とEIKUが話すと、「4年前ですか!?」と驚きを隠せないでいた。また、靴のサイズが合わないことも危惧し「ちょっとコレクションとして、飾っておきます」とまとめた。プレゼント交換を終え、HAYATOは「今度はSWAGとしたいよね、プレゼント交換。席が隣の人同士で交換したりして……」と言うと、観客席からは微妙な反応が。これには「いらねーみたいな顔するなよ」とSWAGにHAYATOがツッコミ。「でも、なんかプレゼントお互いしあうと、その人のことをもっと理解できて、チームワークが深まった気がします」と続けた。アンコールでは、満を持しての演奏タイムもHAYATOがフロアごとに声出しを呼びかけたあとで、ライブは後半戦へ。KENSHINが「ハッピーホリデー過ごせてますか?」と観客の声を聞き始まったのは、ポップな1曲「HOLIDAY」。曲中では、ラップパートやメンバーの名前を呼ぶシーンで会場が元気に声出しするシーンもあり。曲の途中からはKENSHINの先導に合わせて「ワンエン!」や「ハピホリ!」と会場が声を出したり、REIとEIKUの動きに合わせてペンライトを振るなどの演出も。そこに残りの3人のメンバー、NAOYA、TETTA、HAYATOがラメ感がかわいらしい青色のジャケットにゴールドのラインが光るジャケット姿で登場。今度は3人の呼びかけに合わせて、ウェーブやクラップで盛り上げるシーンが見られた。全員が衣装チェンジを済ませたところで披露されたのは「SAVIOR」。青のレーザーの中で力強く踊る6人の姿に会場のボルテージは一気に上昇。そのままノンストップで披露された「Departure」ではサビでステージが真っ赤に染まる一幕も。ワンエンならではの、クールでありながらも熱いステージにファンは釘付けとなっていた。そんな盛り上がりの中「Fiesta」では6人全員がアリーナ席へと降りる場面も。アリーナにいる観客の声援に応えつつ、時折、お立ち台へと登って、上のフロアで楽しむファンにも大きく手を振る姿も。《Oh-e-o,oh-e-o》の部分では6人とSWAGの声が1つに。一体となり生まれた熱い空気に包まれていた。ボルテージが上がりっぱなしの後半戦「最後の曲です」と言う前振りとともに披露したのは前進する勇気を与える応援ソング「We Just Don’t Care」。ボーカル組のファルセットが美しく響き渡る中、曲の終わりには赤いカーテンが下がり終幕。ワンエンとのクリスマスのひとときはあっという間に幕を閉じた。鳴り止まない「ワンエン」に応える形で始まったアンコールでは、赤いカーテンにソリを引くトナカイとサンタの姿が映し出されスタート。いざ、幕が開くと黒のタキシード風の姿に蝶ネクタイをつけた6人が。2年前にも披露されたハンドベルによる「ジングルベル」の生演奏タイムが始まった。これにはファンも時折「お〜!」と反応しながら、6人による演奏の成功を見守り。サビ前からはEIKUが単身、鈴を担当するなどチャーミングな演出を見せつつも、演奏は大成功。この結果に、メンバーは深々とお辞儀をし、SWAGは大きな歓声を送った。2024年ラストのSWAGに感謝と愛を伝えたラストスパートHAYATOの「次の曲で最後なんですけど……」という紹介のもと、最後に披露されたのはクリスマスらしくアレンジされた「My Love」。曲が始まると「みなさん今日は本当に来てくれて、ありがとうございます!」とKENSHIN。NAOYAは曲中で「みんな、愛しているよ!」と呼びかけ。REIがHAYATOのほっぺを掴んだり、EIKUとNAOYAが曲中にハートを作ったりするなか、会場の上部からはハートのペーパーアイテムが降り注ぐ。できるだけ、多くのSWAGと目を合わせようとするSWAGの姿も相待って、愛に溢れた時間となった。そして、最後には一人一人が挨拶。まずは「今日は来ていただきありがとうございます。クリスマスを感じることできましたか?クリスマスという時間を僕たちにくれてありがとうございます。そして、2024年最後のライブという人も多いかと思います。2024年はヨンナナ(47都道府県ツアー)を完走したり、いろんなことがありましたけど、みなさんがいたからこそできたことだと思います。2025年も止まらず突っ走っていくので、ぜひついてきてください」とNAOYA。続けてEIKUは「今年はSWAGと一緒にイブを過ごせて本当に幸せでしたし、今年はたくさんいろんなことがあったりとか、最近だと個々の仕事が増えたりとかしてるんですけれども、でもONE N’ ONLYがあってSWAGがいるからこそ、いろんなことに繋がってますので、皆さん引き続き、この先もずっとよろしくお願いします」と挨拶。KENSHINは「楽しかったですか?」と呼びかけ、イヤモニを外してファンの声を聞きいる一幕も。「クリスマスライブならではのことが、たくさんできましたし、今回はクリスマスイブとクリスマス当日をSWAGのみんなと過ごせるっていうことで、すごく幸せに思います」としみじみ。さらに「2024年すごく楽しい1年だったなと思いますし、素敵なライブが今日できたんで、来年もきっといい年になるんじゃないかなと思っています」と続け、最後には「ハンドベル、もっと頑張りまーす」とお茶目に締めた。続くTETTAは「こんなにもたくさんの人たちが、この大事なクリスマスイブに来てくれるということが本当に嬉しいです。クリスマス、みんなと直接会って、SWAGの顔を見て、やっとクリスマス来たぜっていう感覚になるので、やっぱどこのクリスマスツリーとかイルミネーション見るよりも、SWAGと会わないとクリスマスが僕は始まらないので、もう毎年やろう!」と力強く呼びかけた。「皆さん今日はクリスマスライブにお集まりいただきありがとうございます」とREI。「今日は、平日開催という中でしたクリスマスライブなんですが、本当にSWAGの皆さんがそんな中で、仕事終わってから来るよとか、今日会社休みましたとか、もちろんチケットの兼ね合いでこれないSWAGもいるんですけど、ちゃんと1人1人気持ちを受け取ってます」とコメントし「本当に、そういう人たちのおかげで僕たちがこうして楽しいクリスマスを過ごせるかと思うと、本当に僕たち6人幸せに思っております。いつも熱い応援ありがとうございます」と感謝を語った。最後にHAYATOは、ラストの曲「My Love」で落ちてきたハートのペーパーアイテムを持ちながら「今日は最高のクリスマスイブになったんじゃないかなと思います!楽しかった人ー?クリスマスイブ感じれた人ー?」と大きな声で呼びかけ。「いいね、みんなの表情がクリスマスイブの表情をしています!」と言うとREIから「それは、具体的に?」とツッコまれる一幕も。「今回はいつものツアーとかライブよりもはっちゃけてね、何か楽しいことしようぜっていうのでやってたんですけども、本当にみんなの顔を見れて、すごく嬉しかったですし、2024年は、47ツアーで会いに来てくれることって本当にすごいことなんだなっていう思いを感じたし、一緒にライブを楽しむっていうことに対しての熱いものを感じることができました。来年もっといい年に必ずしますし、SWAGの方をもっとハッピーに幸せにすると約束しますので、2025年も応援よろしくお願いします!」と呼びかけ。最後に「また絶対、笑顔で会いましょう!」とHAYATO。6人は会場の隅から隅へと手を振り、ゆっくりと幕の中へと去っていき、ライブは終了した。来年春にはライブツアーと日本武道館公演を開催することを発表したONE N’ ONLY。常にパワーアップし続ける彼らを2025年も見守っていきたい。取材・文/於ありさ、撮影/笹森健一
2024年12月26日赤楚衛二が主演を務める映画『366日』が、2025年1月10日(金) に公開される。このたび、2024年12月12日に神奈川・チネチッタ川崎で実施されたクリスマスツリー点灯式&完成披露試写会での舞台挨拶のビハインド映像が解禁となった。本作では、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、今なお世代を超えて愛され続けているHYの名曲「366日」をモチーフに、沖縄と東京というふたつの都市を舞台に、20年の時を超えた切ない純愛ラブストーリーが描かれる。主人公・真喜屋湊を赤楚、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海を上白石萌歌が演じる。公開された映像では、赤楚と上白石が参加した点灯式の進行説明の様子からカメラが密着。直前の舞台裏で、意外にも初の点灯式だという赤楚は、「やっとクリスマスを感じる」と感慨深い様子を見せつつ、共演経験のあるふたりならではの抜群のチームワークを見せた。引き続き行われた完成披露舞台挨拶には、赤楚、上白石に加え、本作に出演する中島裕翔、玉城ティナ、そして新城毅彦監督も参加。舞台登壇前のステージ袖ではネタバレのチェックに余念のない4人の姿があり、隣に座っていた赤楚と中島はネタバレ回避のために「ちょっと目配せしよう?」(中島)と可愛らしいネタバレ対策を練る姿が映されている。そしていよいよ舞台挨拶へ。上映を心待ちにする観客を前に、5人は拍手に包まれて登壇する。クリスマスにちなんだパネルトークのコーナーも盛り上がり、ネタバレも見事回避し、映画上映前の会場を盛り上げた。本読み以来の集合となったキャストの4人は改めてこの日を振り返り、赤楚は「一個作品を終えて、こうやって舞台挨拶で話してすごい楽しかったので、改めてこのチームでよかったなと思える瞬間でした!楽しかったです!」とコメント。やっと「チーム感」が出せたと嬉しそうに話す4人の姿からは、全員が心から楽しんでいる様子が伝わる。最後は4人仲良く記念撮影を敢行。上白石の「満足です!」が出るまで続く撮影に、改めて4人のチームワークの良さが感じられる映像となっている。映画『366日』ビハインド映像<作品情報>映画『366日』2025年1月10日(金) 公開映画『366日』ポスタービジュアル公式サイト:映画「366日」製作委員会
2024年12月26日高橋優の9thアルバム『HAPPY』から、新曲「リアルタイムシンガーソングライター」が先行配信され、同曲のミュージックビデオも公開された。「リアルタイムシンガーソングライター」は、あきたこまち40周年を記念した全農秋田県本部「令和6年産あきたこまち」のCMソングとして書き下ろされた新曲。来年デビュー15周年を迎える高橋優のデビュー当時からのキャッチコピー「リアルタイムシンガーソングライター」を冠した注目の楽曲だ。CMでの使用パート以外のフルコーラスは初解禁となるので、ぜひ全貌をチェックしてほしい。ミュージックビデオはデビュー以来、高橋優のプロデュースを手掛ける箭内道彦がクリエイティブディレクション・総合演出・構成を担当。編集・アニメーションは東京藝術大学美術学部デザイン科・箭内道彦研究室の現役学生チーム“リアルタイム映像クリエイターズ”の若き才能が手掛けている。デビューからの高橋優のエッセンスが散りばめられつつ、15年を経てなお沸き上がる熱い信念を表現した映像に仕上がっている。また、アルバム『HAPPY』のダウンロード予約注文がスタート。アルバムダウンロードキャンペーンとしてiTunes Storeでの予約注文者の中から抽選で50名を招いた『HAPPY』リリース記念トーク&ライブの開催が決定。アルバムリリース日当日のスペシャルイベントとなる。なお、サブスクリプション&ダウンロード版はCD収録のボーナストラック「はなうた-pray for Akita-」を除いたSelected Versionでの配信となる。【高橋優 コメント】リアルタイムシンガーソングライターという楽曲を描きました。こちらのタイトルは自分のデビュー当時のキャッチコピーであり、2011年4月にリリースした1stフルアルバムのタイトルでもあります。またこちらは、あきたこまち40周年記念のCM楽曲として起用していただいております。タイアップのご依頼をいただき、さてどんな楽曲にすべきか考えた結果、あきたこまちを40年食べ続けてきた自分すなわち、あきたこまち=高橋優を形成するお米すなわち、最も自分らしい楽曲を描くことこそ相応しい表現なのではないかと考えました。だから何に縛られることなく、形式やジャンルにとらわれることもなく、どこまでも自由にのびのびと、作る喜びに没頭しながら描きました。この楽曲は白も黒も、怒りも喜びも、矛盾も整合性も内包しております。「"いま思ったことをいま唄う"リアルタイムシンガーソングライター高橋優です。」と名乗り、デビュー当時は各メディアに出させていただいておりました。2010年は"いま思ったことをいま唄う"人は他に存じ上げなかったので名乗り甲斐もありました。あれから15年。今となっては、SNS等で誰もが今思ったことを今表現出来る世の中になりました。ある意味、全人類リアルタイムシンガーソングライター時代です。…この文章にも誰でも今すぐツッコめます。「いや全人類ではない」「いやコメント長過ぎ」「いや高橋優愛してるぞ」等々如何様にも。とても便利で手軽で、混沌とした世の中にこそ愛を込めて楽曲をお届けしたいものです。全人類リアルタイムシンガーソングライター時代。あるいは、物言わず誰でも発言出来るサイレントシンガー時代。この楽曲は自分の生き写しにとどまらず、もしかしたら現代を生きるどこかの誰かに深く届く楽曲に昇華する可能性があるのではないかと徒ならぬ期待を込めて、今の世に放つことを決意しました。あなたに一体どのように受け取っていただけるのかを、はなはだ楽しみにしております。このコメントよりも遥かに情報量の多いMVにも是非ともご注目です♩"いま思ったことをいま唄う"高橋優を、今聴いていただけたらとても幸いに思います。高橋優「リアルタイムシンガーソングライター」Music Video<リリース情報>「リアルタイムシンガーソングライター」配信中: アルバム『HAPPY』2025年1月22日(水)発売■初回限定盤A(CD+2Blu-ray):9,900円(税込)Disc147都道府県弾き語りツアー 2023-2024「ONE STROKE SHOW〜一顰一笑〜」茨城公演他、特典映像収録Disc2LIVE TOUR 2022-2023「ReLOVE & RePEACE ~ReUNION 特別編in沖縄~」他、特典映像収録初回限定盤Aジャケット■初回限定盤B(CD+DVD):5,280円(税込)47都道府県弾き語りツアー 2023-2024「ONE STROKE SHOW〜一顰一笑〜」他初回限定盤Bジャケット■初回限定盤C(CD+DVD):5,280円(税込)LIVE TOUR 2022-2023「ReLOVE & RePEACE ~ReUNION 特別編in沖縄~」他初回限定盤Cジャケット■通常盤(CD Only):3,520円(税込)通常盤ジャケット【CD収録曲】(4形態共通)01. 明日から戦争が始まるみたいだ02. BRAVE TRAIN(秋田県冬の大型観光キャンペーン「誰と行く?冬の秋田」テーマソング)03. キセキ(TBS『news23』エンディングテーマ)04. はなうた -pray for Akita-(※CDのみ収録のBONUS TRACK)05. 現下の喝采(日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』テーマソング)06. リアルタイムシンガーソングライター(あきたこまち40周年記念CMソング)07. WINDING MIND08. 雪月風花(NHK Eテレアニメ『ドッグシグナル』オープニングテーマ)09. かくれんぼ10. spotlight(NHK夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』主題歌)11. オープンワールド(秋田朝日放送『サタナビっ!』テーマソング)12. 青春の向こう側【店舗別オリジナル特典】対象店舗にて9th ALBUM「HAPPY」をご予約・ご購入いただいたお客様に先着で下記特典をプレゼント予約はこちら<イベント情報>『HAPPY』リリース記念トーク&ライブ2025年1月22日(水)会場:都内某所開場:20:00予定当選者人数:50名(抽選)※上記抽選当選者とは別に、高橋優ファンクラブW会員を対象に10名様をご招待。詳細はFCページ参照。参加方法:①iTunes Storeにて高橋優「HAPPY」をダウンロードで予約注文。②予約注文した画面のスクリーンショットを撮影し、下記URLより期間内に応募③当選されたお客様にはリリース記念トーク&ライブにご招待応募URL: 応募期間:2025年1月10日(金)23:59まで対象ダウンロードサービス:iTunes Store詳細はこちらから: 高橋優 『HAPPY』ティザー映像<ライブ情報>高橋優 LIVE TOUR 2025 「ARE YOU HAPPY?」2月22日(土) 山梨・YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 大ホール2月28日(金) 大阪・フェスティバルホール3月2日 (日) 福岡・福岡市民会館3月5日 (水) 神奈川・神奈川県民ホール 大ホール3月8日(土) 香川・レクザムホール(香川県県民ホール)3月9日 (日) 高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール3月20日(木・祝) 大分・J:COM ホルトホール大分3月29日(土) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ21(仙台市泉文化創造センター)3月30日(日) 岩手・奥州市文化会館Zホール4月5日 (土) 山ロ・山口市民会館4月6日 (日) 広島・呉信用金庫ホール(呉市文化ホール)4月12日(土) 鹿児島・宝山ホール(鹿児島県文化センター)4月13日(日) 宮崎・都城市総合文化ホールMJ4月19日(土) 新潟・長岡市立劇場4月20日(日) 埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール4月25日(金) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス4月26日(土) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス5月10日(土) 長野・レザンホール(塩尻市文化会館)5月11日(日) 千葉・市川市文化会館5月17日(土) 滋賀・滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール5月18日(日) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール5月24日(土) 栃木・宇都宮市文化会館5月30日(金) 和歌山・和歌山城ホール6月1日(日) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール6月15日(日) 北海道・カナモトホール6月19日(木) 福井・敦賀市民文化センター6月21日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール6月22日(日) 岐阜・土岐市文化プラザ サンホール6月27日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA6月28日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA【チケット情報】一般前売指定席:8,800円(税込)小学生以下:4,000円返金中・高校生:2,000円返金※当日会場にて身分証・学生証確認の上返金()【関連サイト】高橋優 LIVE TOUR 2025 『ARE YOU HAPPY?』特設サイト高橋優 オフィシャルサイト
2024年12月25日Text:横堀つばさPhoto :シンマチダ2024年12月9日、東京・下北沢DaisyBarにて『Grasshopper vol.28』が開催された。『Grasshopper』は、チケットぴあ注目の次世代音楽シーンを担う若手アーティストを応援するライブハウス企画として2022年にスタート。「若手バンドがたくさんの人に知ってもらって勢いよく飛び立てるようなイベントにしたい」という思いから「Grasshopper=バッタ」と名付けられた本イベントは、見逃せないニューカマーを数多く招き、耳目を集めてきた。2024年最後の開催となった今回は、マママ・ダ・マートとkomsume、Cloudyの3組が出演。汗だくと形容するにふさわしい一夜の様子をお届けする。Cloudyの守屋浩次(b)も「マママ・ダ・マートさんは『シアター』という曲しかライブ以外で聴ける手段がなかったので単純にライブで他の曲が聴けるのが楽しみです」とインタビューで答えていたが、トップバッターを務めたマママ・ダ・マートの楽曲は、現状「シアター」しかアクセスすることができない。それは裏を返せば、4人がライブハウスにこだわって戦っていることのひとつの証明であり、岡山発の彼らを初めて目撃するオーディエンスも多かっただろう。マママ・ダ・マートどんな楽曲が待ち受けているのかという期待感が充満する中、口火を切ったのは穏やかで素朴な中藤(vo/g)の歌声。粒立ちのハッキリとした近藤(b)のベースやハイフレットのギターチョーキングが3拍子のビート上で踊る「これでいい」をオープニングナンバーに据えると、<あんなに愛していたのに 今はもうない>とひとり言の一節が印象的な「猫」へ。もう部屋へ戻ってくることのない猫背の想い人への恋心を綴った同ナンバーは、五線譜の天井と摩擦を起こすがごとく張り上げるボーカルによって、悲しみが去った後に残る「何だったんだよ」と吐き捨てたくなる怒りを具現化する。「猫」が苛立ちの残り香を代弁してくれる一方で、畳みかけた「国道二号線」「見えなくなるまで手を振るね」は幸せだった日々を回顧する楽曲群であり、日常に空いた隙間を埋めてくれると形容するのがドンピシャだ。マママ・ダ・マート「東京にきたからには名前と曲を覚えて帰ってもらえたら」「沢山の人に爪痕を残して帰ります」と、今宵にかける思いを剥き出しにしたショータイムのラストを飾ったのは「シアター」。フロアを見据え<ただ、ただ、アタシを 見ていて欲しいの><いつまでも会いに行くから 待っていて>と歌う中藤の様子に「シアター」は、自分たちが演者であることを自覚した上で、予想外のドラマを届けていくことを決意する1曲なのだと気づく。番狂わせなんてそうそう起きない毎日に、彼らは筋書き通りでも予定調和でもないエピソードを探しているのである。そして、多くのファンにとって邂逅となったこの日は、まさしくマママ・ダ・マートが志向するエポックメイキングな時間にほかならなかった。マママ・ダ・マートあゆみ(g/vo)の「神戸からkomsume始めます! 前から後ろまで、どうぞよろしく」の開幕宣言と共に「FAKE」で走り始めた2番手・komsumeのステージは、「格好いい曲やります」「世界で一番楽しい夜にしていこう」の煽りで、「百発百中」「Don’t Think!」へ猛進していく。ヘッドバンキング必至のラウドなブロックからスカパート、シンガロングまでが全部盛りのナンバーたちは、「ここでこうきたら気持ち良い」という欲求に全球ホームランで返される感覚があり、彼女たちが影響を受けたと語るメロコアやポップパンクを丁寧に昇華していることが伝わってくる。あゆみの泥臭く真っ直ぐなボーカルにキュートなエッセンスを加えるのんのん(b)のコーラスワークやジンちゃん(ds)のぐっと反るタメも特徴的で、汗だくのフロアを生成していた。Komsumeライブ中盤、あゆみは感謝を伝えたのち、「つい最近も東京に来たばかりだけど、知ってる顔の人もいて。会いにくるって意味があるんだな」と話す。「私にとっては懐かしい歌だけど、みんなにとっては新しい歌」とドロップされた「雨音」は、丁寧にアルペジオが紡がれるバラードだった。夜明けと雨が止む街の光射し込む光景を描きつつも、泣いたとしても明日を迎えても忘れられないモヤモヤとした悩みや、「寝れば忘れるよ」の言葉に収束されてしまうちっぽけな葛藤に対する不甲斐なさを吐露していく。そこから「今こうやって笑顔でいれてるのは、みんなのおかげ。青春の歌!」と「アルストロメリア」を連ねる流れは、痛みを知っているからこその強靭さに満ちていた。Komsume必ずしも花に意味を持たせることは是ではないかもしれないが、アルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ」。未来への希望ではなく憧れである点には彼女らの「必ずしも未来が明るいとは限らない」という価値観を読み取ることができる。しかし、komsumeは決して諦めているわけではない。ハッピーだけが待ち受けているわけではないことを分かっているから、3人はいつの日か訪れる幸福を掴み取ろうとしているのであり、「アルストロメリア」で〈僕らは彷徨っていたいよ〉と模索する日々を肯定しているのだ。〈幸せになんてなれなくていいから 本当のことを教えてって〉と叫ぶ「アネモネ」を急遽エンディングに追加し、最後の最後までドラマばかりではない平凡な日々を抱きしめた30分だった。Komsume「前にやってたバンドじゃスカスカのDaisyBarでしかやったことがなかったから、こんなにパンパンでやるのは初めて。今日はそういう特別な気持ちです」。小柴岳人(vo/g)のこんな言葉で幕が上がった最終走者・Cloudyのライブは、夢と現実の狭間で足掻く彼らの今をダイレクトに伝えていた。空白を彩る守屋浩次(b)のメロディアスなベースサウンドや、ボーカルと同じ波形を描くギターのメロディーが印象的な「命を燃やしている」で幕を切り下ろし、喉を擦り減らすと言うべきボーカリゼーションがタイトルに相応しく刹那的に躍動すると、ライトは赤から青へ移り変わる。5日間連続でのライブだったというCloudyは、体力も精神も使い果たしながら進化を続けている真っ最中。全速力で駆け抜けている現在地を「命を燃やしている」で早々に提示したからこそ、夢を追いかける惨めな現実と対峙する「セプテンバーナイン」が相互作用的に今この瞬間の美しさを揺るぎないものにしていく。Cloudy「こんな景色をDaisyBarで見ることができてうれしい。特別なハコだから、観てくれてありがとう。前のバンドメンバーと久しぶりに会った時の歌」と告げて披露された「生きてる限り」では、社会人として生きていくことを選んだ人生と音楽の夢を追い続ける道がふたりの会話によって対照的に描かれる。しかし、地に足のついた生活を選ぶことと、夢へと手を伸ばすことのどちらが正解かを問うているわけではない。〈そもそも人生正解なんてもんがあってたまるかよ〉と叫んでいるように、彼らは葛藤を抱えながら一歩一歩進んでいくこと自体の尊さを刻みつけているのだ。それは、私小説なリリックでもって無限の選択肢が渡されることへの震える喜びと怖ろしさを紡ぐ「バンドマンと金髪女」も同じこと。Cloudy本編最後を締めくくったナンバーが「さめない夢」だったという事実も、この日が彼らにとって夢と現実を見つめ直す契機だったことの証ではないか。そして、このタイミングで彼らが今までの歩みを振り返ったのは、冒頭で小柴が話していた通り、DaisyBarが大切な場所であるからに違いない。それではなぜ、4人は幸福ばかりではない生活で理想を叶えるために奔走し続けているのか。その答えは、小柴の伸びやかな弾き語りからアンコールでプレイされた「よどんだ生活の中で」にあった。<大切なことなど一つだけ 最後に残るのは一つだけ よどんだ生活の中でただ僕は 僕を歌いたいだけ>。いつか骨になる前に、この音楽の碑を建てるため。彼らは今日も歌い続けている。Cloudyこうして終止符が打たれた『Grasshopper vol.28』。マママ・ダ・マート、Komsume、Cloudyの3組も『Grasshopper』もまだまだ始まったばかり。またライブハウスで再会する日まで、それぞれの道は続いていく。<公演情報>『Grasshopper vol.28 supported by チケットぴあ』2024年 12月9日 東京・下北沢DaisyBar出演:Cloudy / komsume / マママ・ダ・マート<次回公演情報>『Grasshopper vol.29 supported by チケットぴあ』2025年1月20日(月) 東京・下北沢CLUB Que開場18:20 / 開演19:00出演:Lala / ミーマイナー / mill meals【チケット情報】前売:2,900円(一般)/ 2,400円(学割)当日:3,400円(一般)/ 2,900円(学割)※入場時ドリンク代が必要※過去公演(vol.0~28)の半券持参で1,000円キャッシュバック『Grasshopper presents. Jump Higher 2025 supported by チケットぴあ』東京・渋谷 Spotify O-WEST、O-nest出演 : Atomic Skipper/Laughing Hick/Re:nameand more...!【チケット情報】前売:一般5,000円/学割4,400円当日:一般5,500円/学割4,900円最速先行:一般4,500円/学割3,900円※最速先行は12月26日(木)23:59まで(予定枚数に達し次第受付終了)※入場時ドリンク代が必要チケット情報: ()公式サイト:
2024年12月25日映画監督/写真家・奥山由之による自主制作オムニバス長編映画『アット・ザ・ベンチ』のメイキング映像が公開された。今回の映像に収められているのは、第1編から第5編までの四季折々の撮影風景。キャストとスタッフの多忙なスケジュールを縫って、全員が揃うことのできる日にベンチに集合し、1編ずつを1日という短い時間の中で撮影していったというが、8分間のメイキング映像では現場の和やかな雰囲気が感じられる。冒頭に映し出されるのは、第1編で広瀬すず演じる莉子がベンチで電話をかけるシーン。カメラには映らない少し離れた場所には徳人役の仲野太賀がいて、広瀬は実際に仲野と電話で話しながら演技をしていたことがわかる。季節は蝉の声が響きわたる夏の盛りで、日差しを避けながら携帯用の扇風機を顔に当てている様子からも暑さが伺えるが、演技をする広瀬の表情は涼しげだ。生方美久が脚本を手がけた第1編と第5編では、ベンチの“顔”とも言える背後からの撮影に徹したというが、映像の中では奥山監督がふたりの背中を見つめ続ける姿を目の当たりにすることができる。小春日和の日差しの中、岸井ゆきの、岡山天音、荒川良々の3人が繰り広げるのは、本編では見られない第2編の未公開シーン。岡山扮する貫太が持っている寿司のパックから「甘いの食べちゃったからさ」と、口直しにガリを取ろうとするのは奇妙なおじさん・国枝役の荒川。それに対して「触ったなら全部食べてくださいよ」と貫太が苦情を言うが、国枝はマイペースを崩さない。「ガリはちょっとずつ食べるもんでしょ。後で食べるから置いておいて」「いや、ここみんなの場所じゃないから!」と演技巧者たちがアドリブのやりとりを披露する。それを見ながら思わず吹き出してしまう奥山監督の姿も収められている。悪天候を望んでいたという監督の思惑通りの第3編では、曇天の寒空の下、防寒着を身につけてクランクインする今田美桜と森七菜の姿が。雨に降られながらも爽やかな笑顔でスタッフと言葉を交わすふたりだが、撮影が始まると一変、今田演じる「姉」は喚き散らして暴言を吐き、森演じる「妹」から逃げながら狂乱ぶりを見せる。しかし、カメラが止まればすぐさま仲睦まじげに笑い合うふたりの姿を見ることができる。そして、5つの物語のうちでも最も異彩を放つのは、奥山監督自身が脚本を手がけた第4編。区役所のユニフォームに身を包んだ草彅剛と吉岡里帆、撮影スタッフのような出立ちの神木隆之介。途中、画面の外でキュルキュルと何とも形容し難い動物の鳴き声のような「宇宙語」を発しているのは、どうやら草彅と吉岡のようだが、奥山監督に代わりカメラを覗きながら「はいカット!」と声をかけるのは神木。メイキングを見るだけでも、その本編の一風変わった様子が伝わる。ラストの第5編。休憩中の広瀬と仲野が親しげに会話する背中が映し出されるが、もはや莉子と徳人そのものに見える。スーツ姿の仲野と並んで座っている広瀬は、第1編では下ろしていた前髪を上げ、少し伸びた後ろ髪から時間の経過が伺える。太陽の位置が低くなるのを待っていることをふたりに伝える奥山監督は夕暮れのシーンを狙っているらしい。陽が暮れる直前、すべての撮影を終えてクランクアップ。キャスト・スタッフが拍手する中、奥山監督の「楽しかったです」という一言で映像は締めくくられる。映画『アット・ザ・ベンチ』メイキング映像<作品情報>映画『アット・ザ・ベンチ』公開中公式サイト: Yoshiyuki Okuyama/Spoon Inc, All Rights Reserved.
2024年12月25日[Alexandros]川上洋平が、初めてのソロアコースティックライブ『Yoohei Kawakami’s #room665』を開催したのが2021年12月24日・25日。以降、毎年クリスマスの時期に開催されているソロライブだが、今年は[Alexandros]のライブでお馴染みのROSÉ(key)、同じくTHE LED SNAIL・MULLON(g)、そしてthe dadadadys・yucco(ds)を迎え4人編成で行われた。場所は昨年に続き東京・新宿THEATER MILANO-Za。12月24日初日の模様をレポートする。青く照らされた白い空間に川上洋平がひとりでふらっと現れ、咳払いをした。楽し気な口調で「みんな、緊張してない?大丈夫?」とオーディエンスに話しかけると、客席から緊張がほぐれたような笑い声が上がった。アコースティック・ギターでアルペジオを奏で、「Untitled」からライブはスタート。川上の雄弁な歌とギターだけが響き、オーディエンスがじっと耳を傾ける。毎年恒例の光景だが、今年はステージ上にギター、ドラムセット、キーボードといくつもの楽器が置かれている。川上がアコギを爪弾く中、ROSÉ、MULLON、yuccoがステージに登場。ROSÉがアコギに鍵盤を重ね、ドラムともう1本のギターも重なり、バンドアンサンブルが生まれていく。「Backseat」だ。原曲より隙間の多いアレンジで川上の柔らかい歌が際立つ。間奏で川上はアコギを弾きながら、「今日は来てくれてありがとう!最後まで楽しんでいってください!」と力強く言った。「毎年クリスマスのこの時期にソロでライブをやるんですが、初年度の4年前はコロナ禍ということもあって(オーディエンスが)声を出せずに静かな状態でした。もういくらでも野次を飛ばしていいですから(笑)」と川上が言うと、客席からたくさんの歓声が上がった。「眠らない街、新宿に相応しい曲を歌いたいと思います。今年出したリメイクの『真夜中』です」と曲紹介して、「真夜中 (drive ver.)」を披露。バンドを携えていることもありdrive ver.がとても映える。MULLONのギターソロによって熱気が増大し、客席ではハンドクラップが巻き起こった。川上は歌詞を<聞こえるのは新宿の音だけ>と変えて歌い、さらに場内の熱気を上げた。中盤「ちょっと激しめにやっていいですか?ヤバい緊張してきた!」と川上が言って、高速のギターのカッティングと共に矢継ぎ早に言葉を吐き出す「Stimulator」に突入。バンドメンバーとドライブ感を高めていく。アコースティック風の編成だが、破壊力は抜群。大きな拍手と歓声が上がった。続いてこれまたヘビーな「Wanna Get Out」。ミラーボールの光がステージを照らす中、川上は「続きが聞きたいですか?」と煽って、オリエンタルな中華風のアウトロで熱狂を呼び込んだ。OASISに魅せられ、ミュージシャンになるという夢を抱き、バンド活動に勤しみながらも、なかなかデビューが掴めなかった時期があった。その時期を想起させる不屈の精神と情熱をしたためた楽曲「spy」をひとりで披露した後、再びメンバーを呼び込んだ川上。yuccoとはほぼ初めましてということもあり、このライブのために4人でみっちり練習をしたそうだ。巧みなアレンジの随所にその練習の成果が見て取れた。そんなライブも終盤に。川上曰く「普段あまりやらない曲をやる」ということで、久々の「月色ホライズン」。瑞々しいアンサンブルとメロディが高揚感を誘った。キャッチーなギターリフが轟き「todayyyyy」へ。歌詞に〈新宿〉を入れ込みつつ、歯切れの良いアンサンブルを聞かせた。本編最後は川上ひとりで「city」を演奏し、ステージから去っていった。アンコールを求める拍手に応えて再登場した川上。「今回のソロライブはいつもとはコンセプトを変えて僕のスタジオにご招待というイメージです」と説明。ステージ上に組まれた壁や床は今年完成したY Studio 2を模しており、そこで日々[Alexandros]のメンバーとああでもないこうでもないと曲作りをやっているそうだ。新曲「金字塔」がドラマ『プライベートバンカー』の主題歌に決定したことにも触れ、「2025年、楽しみにしていてください!」と宣言。アンコールを終えると4人で肩を組んでオーディエンスに向かっておじぎをして、川上はマイクなしで「メリー・クリスマス!」と叫んだ。なお、12月25日の公演は生配信が行われ、12月31日までアーカイブ配信が実施されている。気になった方はこちらをチェックしてほしい。Text:小松香里Photo:河本悠貴<公演情報>川上洋平ソロライブ『Yoohei Kawakami’s #room665』12月24日東京・新宿THEATER MILANO-Za<配信情報>川上洋平ソロライブ『Yoohei Kawakami’s #room665』12月25日東京・新宿THEATER MILANO-Za・チケット販売期間:12月31日(火)21:00まで・チケット料金:3,500円(税込)・生配信12月25日(水) 19:00〜・アーカイブ配信:12月31日(火)23:59まで受付URL: <リリース情報>シングル「SINGLE 3」2025年2月26日(水)発売◾️初回限定盤(CD+DVD):3,400円(税込)◾️初回限定盤(CD+Blu-ray):3,900円(税込)◾️通常盤:1,500円(税込)【CD収録曲】金字塔 ※テレビ朝日ドラマ『プライベートバンカー』主題歌ほか計3曲収録【映像収録曲】「Back To School!! celebrating Aoyama Gakuin’s 150th Anniversary」から5曲収録CDの予約はこちら: [Alexandros] オフィシャルサイト
2024年12月25日Text:西澤裕郎Photo:石原敦志超☆社会的サンダルが、1st EP『君の飼い犬は、可愛くて最悪。』をリリースした。フロントマンでソングライターのオニザワマシロ(vo/g)のキャッチーなメロディと、生きづらい現実に対して必死に中指を立てるような歌詞、迫力のある楽器隊の演奏で、独自の世界観を突き進んでいる彼女たち。11月22日にはオニザワマシロの生誕祭企画として渋谷 CLUB QUATTROで大森靖子を迎え、衝動的ながら骨太なライブを見せつけた。令和という時代に、鋭い爪で傷跡をつけていくであろう超☆社会的サンダルにインタビューを実施した。なお、ベースのふじお(b)は遅刻のため、オニザワとタケマスター(g)、林田翔馬(ds)で取材は始まった。──EPのジャケット写真に写っているのは、オニザワさんが飼っている犬なんですか?オニザワこれは、ザ・シスターズハイってバンドのボーカル(渡邉九歳)が飼っているワンちゃんで。その人がかわいがってくれたから今の私があるぐらい仲のいい先輩なんですけど、その先輩が最近飼い始めたワンちゃんです。名前は、渡邉ザッピニウムちゃん。──いい写真ですね。『君の飼い犬は、可愛くて最悪。』というタイトルも強烈です。オニザワ大阪に住んでいる男から、「大阪に来たら付き合おう」みたいに言われていたんです。その人が1カ月間、毎日好きって言うから、こんなに好きになってくれる人いないかもと思って、その男の大阪の実家に行ったんですよ。そしたら、すっごくかわいいふわふわの子供のポメラニアンがいて。その子が、ばーって来てがぶって噛まれたんですけど、それでも全然いいよってくらいかわいくて。そしたら、次の日にその男に振られ、2日間大阪の町を放浪するってことがあって。オニザワマシロ(vo/g)──えええ! なんでですか?オニザワその男に彼女がいたんですよ。そこから音信不通になっちゃって。2日目の朝9時に家を出されて、そこから2日間、泣きながら難波の町を放浪して、スタッフに迎えに来てもらって帰りました。それが本当にショックで、ダウナーになりすぎてしまい......。でも、かわいい犬には長生きしてほしくて。そこから、このタイトルに繋がっているんです。──そういうオニザワさんの経緯も、メンバーのみなさんは知っていたんですか?林田リアルタイムで情報が入ってきていましたね。オニザワ私、なんでも言うよね?林田うん。バンドのLINEに送られてきて、あー、大変だねみたいな。オニザワ林田さんは「また始まったな」って反応で、タケマスターは「大丈夫なの、オニザワさん?」みたいに心配してくれて、ふじおくんは無視だよね(笑)。──(笑)。EPに入っている3曲は、出来た時期が近いんですか?オニザワ「フランス料理」はその人の曲ではないけど、大体はその男の曲。「チチンプイプイプイ」と「バカマ●コあかり」は、その人で落ち込んでいるときに書いた曲ですね。──「バカマ●コあかり」も強烈な楽曲名ですが、どのように生まれた曲なんでしょう?オニザワ仲のいい男友達が振られてバッド(BAD)入っていたから、新しい彼女作ったるわ! みたいな感じで、共通の男友達3人で上野に飲みに繰り出したんです。そのとき、酔っぱらってうずくまっているお姉さんがいて。「え、大丈夫?」って感じで話しかけたら、そのお姉さんが「さっちゃん」っていう名前で。亀有に住んでいる男のことが好きだったけど、「あかり」っていう名前の同僚にその男を取られたらしくて、「マジで最悪だ。あのバカマ●コ死ね!」みたいなことをずっと言っていたんです。私も、最近こういうことあったって話をしたら意気投合しまくって。その流れで、「バンドマンなんでしょ? 「バカマ●コあかり」って曲作ってよ」って、さっちゃんが言い始めて、私も、分かったよ! って、その場で約束しちゃったんです。酔っ払っていたけど、それだけは覚えていたから、作らなきゃ! と思って。左から)ふじお(b)、オニザワマシロ(vo/g)、林田翔馬(ds)、タケマスター(g)──約束を守って、律儀に「バカマ●コあかり」という曲名で楽曲を作ったと。オニザワ私のポリシー的に、直接的な下ネタを言いたくなかったんですけど、さっちゃんと約束しちゃったので、約束は守らないとと思って。歌詞にある〈ついでにわたしを捨てたアイツも一緒に死んではくれないか〉っていうのは、さっちゃんがあかりに性病になって死ねばいいって言うついでに、私の男も死ねばいいって歌っているんです。──さっちゃんとは連絡は取れるんですか?オニザワ取れる、取れる。でも、ライブに来てって言っても来ない。酔っぱらっているときに、よく分からない売れてないバンドマンに出会ったみたいに思っているんだと思う。──リード曲にもなっているのに(笑)。オニザワさっちゃん、最近LINEのアイコンが変わっていたから、新しい男ができたんだと思う。さっちゃんが幸せであればオッケー!──タケマスターさんと林田さんは、最初デモを聞いたとき、どんな印象を持たれましたか。タケマスター最初は、すごくセンセーショナルなタイトルと思ったんですけど、歌詞と曲を聞いてみると、割と純粋な女の子の恋心というか、人生の一幕を歌っている曲で。いい意味で、オニザワさんの曲だなと思うし、すごくいい曲だなと思いました。オニザワ昨日、タケマスターから「好きでもないあいつに電話をかけてる」って歌詞の「あいつ」は僕だ、って言われて。好きでもないあいつ担当は俺なんだ、って(笑)。林田そんなことないでしょ(笑)?オニザワそんなことない! オニザワはタケマスターに電話するとき、そんなことないよ。タケマスターいや、ありがとうございます……。光栄です。──林田さんは、デモを聴いたときの印象はどうでしたか?林田普段はこういうことがあって書いた曲だよとか知らされないパターンも多いですけど、今回はどういう感じなのかすべて分かっていたので、ストレートにやった方がいいなと思ったし、こういうやり方をするのもいいなって思いました。普段は、へー、これどういうこと考えてるんだろ? って思うんですけど、あえて聞かないところもあって。今回はめちゃくちゃ分かっていたから、ストレートにやろうって気持ちになりました。林田翔馬(ds)──最後に叫んでいるパートは、スタッフさんも含め、みんなで叫んでいるそうですね。オニザワそう。でも、あれはふじおがやりたいって言うから。──オニザワさん発信じゃないんですね。オニザワそういう下品なのはふじおだよね。林田まあまあ。でも、ふじおくんはアレンジの舵をとってくれる。彼が1番音楽的な造詣が深いところもあるんです。コード進行とかも決めたり。オニザワマジ助かるよね。──ちなみにMVは、オニザワさんの初監督作品なんですよね。オニザワ簡単だと思ったら簡単じゃなかったから、もう一生やらない(笑)!──どういうテーマのもと、映像は制作されたんでしょう?オニザワさっちゃんに上野で出会ったとき、なぜか分からないけど、すごく幸せにしたいと思ったんです。本当は、さっちゃんのことを連れ出して、何でも食わせて、何でもしてあげたかったんですよ。あまりにもさっちゃんがかわいそうだったから。しかも、さっちゃんって強気なんです。ちょっと気取っているのも美しいと思って。それをもとに、さっちゃん役が似合う女の子で撮りたかった。HazeってバンドのキーボードのSUZUKAが仲いいんですけど、めっちゃ、ぽいなと思って声をかけて。他にも、いっぱい女の子を出したんですけど、私はさっちゃん単体が幸せになってほしいわけでも、あかりが嫌いなわけでもないじゃないですか。だって、さっちゃんに作れって言われて作った曲だから。さっちゃんだけじゃなくて、私の好きな人みんなに幸せになってほしいと思ったから、私の幸せになってほしい女をいっぱい誘ったんです。仲のいい友達とか、みんな。で、そのとき来ることができた子だけ撮ったみたいな。みんなに幸せになってほしいなと思って撮ったMVです。──画質は、いつの時代の画質なんだ!? ってぐらい粗いですよね。オニザワ無料のスマホアプリで編集したんですけど、画質が悪いと雑さが紛れるかなと。ちゃちいMVを作りたかったけど、画質良かったら変というか。わざと画質を落とそうと思って、6回ぐらいダウンコンバートしました。──2曲目の「チチンプイプイプイ」は、どういうときに生まれた楽曲なんでしょう?オニザワこれは、〈可愛い君の飼い犬に手を噛まれたよ あ――やんなっちゃう〉って歌詞がタイトルに繋がる曲で。Bメロに〈君の好きな所がまだ見つけられるの〉って歌詞があるんですけど、彼の良かったところをまだ思い出せるよねみたいに思って私は書いていて。でも、最近、男に殴られて家を追い出されたんです。──また違う男性?オニザワそう。私が好きになる男、全員ダメかもしれない。──ダメ男が好き……?オニザワ絶対にない! 最初はみんな優しいもん(笑)! 揉めた経緯を考えると、全部その男が悪いけど、その人が作ってくれたご飯がめちゃくちゃおいしかったとか、そういうのをめっちゃ思い出しちゃうタイプなんです。私って、めっちゃ優しいし、いい女だから。それで、結局どうしようもなくなっちゃって。客観的に見て、自分がろくでもない、つまんない女になっていくなと思って。もし魔法が使えるなら、もっと強い女になりたかったなと思って、「チチンプイプイプイ」って魔法を唱えるみたいな歌詞にしたんです。本当は「チルチルミチル」って曲名にしようと思っていたんですけど、それは、かわいい犬を飼っていた男が、チルチルミチルってメーカーのライターをコンビニで絶対に買っていたからで。でも、魔法の言葉として「チチンプイプイプイ」にしました。──オニザワさんのエピソードを聞いていると、こういう体験をしているからこそ、曲に繋がっているみたいな部分もあるのかなとも思いますよね。林田事件というか、心の動きをアートにしようというところはあるかもしれないですね。──この曲はギターリフが印象的ですけど、タケマスターさん的に、どんなことを考えてギタープレーはされているんでしょう?タケマスター「チチンプイプイプイ」って、呪文のようなタイトルだなと思ったんですけど、割と歌詞は泥臭くてはかない恋愛の曲で。そういう綺麗さ、はかなさ、泥臭さ、でも魔法のようなファンタジーの感じも混在したようなギターを弾こうと思って弾きました。タケマスター(g)──林田さんのルーツ音楽はニューオリンズスタイルのジャズということで、超☆社会的サンダルの音楽性はまた違うと思うんですけど、ドラムを叩くにあたってどのように折り合いをつけているんでしょう。林田別にやりたくないことをやっている感じは自分の中ではないというか。面白え! と思ってやっているので。普通のロックドラマープラスアルファみたいなことはちょっとしてるつもりでいて。オニザワさんにそこを気に入ってもらっていると思うので、このバンド向けのプレーをしなきゃみたいなことは、そんなに考えていないかもしれないですね。割とこういう取材では、オニザワさんが素晴らしいので、オニザワさんと愉快な仲間たちで全然オッケーみたいな気持ちではいるんですけど、プレイに関しては、めっちゃ喧嘩を売ろうと思って。全員殺そうみたいな感じで、俺が一番目立ってやるぐらいの気持ちではありますね。オニザワ全員、ちゃんとプレイに物語性があるよね。林田確かに。やっちゃおう! ってか、我慢しなきゃとかあまり考えたことはないですね。──そして3曲目の「フランス料理」。これはどういうタイミングで作った曲なんでしょう。オニザワこれはだいぶ前に作った曲で。タケマスターや林田さんが入る前から存在していた曲です。林田元々弾き語りというか、オニザワさんがソロでやっていた曲で。オニザワ六本木のスナックで働いていたとき、常連の元AV男優のおっさんが、何年前に俺の妹が死んだっていう話をしだして。そういうシビアな話のときって、女の子側はあまり話に入れないんですよ。そのときにポカーンってしながら、うちの最寄りのTSUTAYAがなくなった年だなと思って。スナックの帰り道、そこから書き出して、結構時間をかけて、小説みたいに書いていきました。あと、〈スナックの常連のお爺ちゃんのハッタリを信じて ビニール傘なんて綺麗なの取ってったもん勝ちじゃんねー〉とか、自分が過ごしてた生活の中でなんだろう? と思った言葉を全部書き留めて。歌詞を書いているタイミングで、当時付き合っていた嘘つきの男から「いつかお金持ちになって、フランス料理に連れてったるわ」みたいなこと言われたんですけど、いや、私は別にフランス料理じゃなくて、サイゼリヤでもなんでもよかったんだけど、と思って作ったんです。あんたがいれば別にフランス料理じゃなくてもよかったのになと思って書いた曲です。──音源の冒頭はライブ音源ですが、これはいつの音源なんでしょう?オニザワ制作のATフィールドの青木さんが撮っていた動画から抜き出した音です。林田下北沢SHELTERのライブ(※2024年3月22日(金) 開催、『超☆社会的サンダル レコ発ツーマン企画「漂☆流」』)だよね。アレンジを考えるときに、レコーディングした音源はどう? みたいな。アカペラでやるかとか、弾き語りでやるかとか、アコギでやるかとか、いろいろ案があって。オニザワ試しにやってみたらライブ音源がハマったんだよね。──タケマスターさんは、「フランス料理」に関しては、どんなことを思いますか?タケマスターオニザワさんもさっき話していたように、僕が入る前からある曲で。オニザワさんと初めて会ったか、数日経ったぐらいにその曲を知って。バンドではやらないけどこういう曲もあるんだ、いい曲だなと思っていたので、ついにか! みたいな気持ちがありました。本当に満を持してっていう感じで、自分もお! って感じでした。──林田さんは、どうですか。林田アレンジをし始めた最初は、もっと無法地帯みたいな感じになるかと思ったんですけど、色々話し合いをしていくうちに、ストレートな感じの今の雰囲気になって。ライブごとに味わいが違うというか。オニザワさんがその日思ったことを言えるアレンジになったと思います。レコーディング音源は1番定まったことを言っているんですけど、それもストレートに味わえていいのかなって。前作のミニアルバムの中に「薬を飲んでも」って曲があって。それも割とオニザワさんの弾き語りをフィーチャーして、バンド編成にしているんですけど、そことはまたちょっと毛色が違う。ライブでどっちも一緒にやることは少なくて、バラードの曲どっちか1曲ってなっているんですけど、どっちを選ぶかでライブの雰囲気も異なるので、面白いなと思ってます。──オニザワさん的にも、満を持して音源化みたいな気持ちはあったんですか?オニザワそもそもこの曲をバンドサウンドにするつもりはなかったんです。〈君がいれば〉の「君」って、その男だけじゃなくて、バンドメンバーも「君」だと思っていて。その「君」っていうのは、大好きな彼のことだけのことじゃなくて、母親でもいいし、友達でもいいし、私のことを好きな彼でも誰でもよくて。人間って、「君」がいれば、ちょっとはなんとかなるんですよ。自分のことを好きな人のほうが実は人生で大事。私の音楽を聴いてくれている人たちも「君」なんですけど、その「君」が増えたから、バンドでもやりたいなって。バンドの方がみんな聞いてくれるから、君を増やしたいなと思ってバンドでも収録しました。──バンドでの演奏によって、さらに多くの方に伝わるんじゃないかと思います。オニザワだといいな。ずっと、だといいな、で生きているから。そう思いますね。──4月からは初の全国ツアー『あゝ、私もいつかはCity girl』TOURが開催されます。全国6都市を巡り、ツアーファイナルは新宿LOFTでの初のワンマンです。どんなツアーにしたいですか?オニザワタイトルが『私もいつかはCity girl』なので、やっぱ田舎者にシティガールというのは何か、この足立区育ちの私が教えてやろう! っていう。林田偉そう(笑)!オニザワあははは。東京生まれ、東京育ちの足立区生まれ。勝楽堂病院で生まれた私がね、やっぱり教えていかないと。林田何かにつけてローカルな雰囲気を出しているバンドなので、そういう雰囲気が伝わるといいですよね。上野の話だったり、何かにつけて東東京で全部完結するから(笑)。──タケマスターさんはどんなツアーにしたいですか。タケマスター前回のお水を売るツアー(※『超☆入神!!誰でも幸せになれる!?「生命水」今なら何と一本5,800円(税抜)‼ツアー』)から、今回の『あゝ、私もいつかはCity girl』TOURっていうことで、初ワンマンもファイナルに控えているし、ザ・ツアーっていう感じの、トラディショナルなツアーにしたいなっていう気持ちはありますね。オニザワ私の気持ちは、前回のツアーと変わってないけど。タケマスターオニザワさんの中でのトラディショナル。オニザワ私の中では前回とマジ変わってない。タケマスターなるほど……そうですね。いつも通り頑張ります。──林田さんはどんなツアーにしたいですか?林田去年やったツアーは、あえて東名阪だけに絞ってやったんです。それは、それぞれの土地で見つけることや、知り合う人、ひとつひとつ増やしていけるのかなってことがあって。このバンドのキャラクターなので、47都道府県やっちゃうよとか、お客さん来ないかもしれないけど全然行っちゃうよってこともできなくないと思うんですけど、あえて1歩1歩やっている感じは大事にしたいなと思います。初ワンマンが新宿LOFTなのも大切にしたいところではあります。ツアーをやる場所も、このバンドにしてはちゃんと話し合って決めたので。1歩1歩大切に回るツアーにしたいですね。──オニザワさんは、最後、新宿LOFTでワンマンを行うという部分で、なにか思い入れがあってのことなんですか?オニザワ新宿LOFTは、普通にちょっと憧れだったから。好きなアーティストのライブ映像がみんな新宿LOFTだから、普通にワンマンをやるなら新宿LOFTかなって。そんな普通にシャバい気持ちもあります(笑)。──そういう憧れの気持ちを素直に出すのはいいことだと思います。そろそろインタビューも終わりですが、ふじおさんのことで何か言っておきたいことはありますか?オニザワ1回電話しましょうか?林田多分電車乗って向かっていると思うので。(オニザワ、電話をかける)オニザワもしもし。ふじおくん。聞こえる? もしもし。ふじおすみません。遅れて申し訳ないです。──ふじおさん、はじめまして。インタビュアーの西澤と申します。ひと言だけ、ツアーについての意気込みを伺わせていただけますか?ふじお初めて行く地も多いので……。メンバー一個もないじゃん! 全部行ったことあるところだよ!一同(笑)。ふじおだけど、頑張ります!ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★メンバーのサイン入り色紙(チェキ付き)を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>1st EP『君の飼い犬は、可愛くて最悪。』発売中価格:1,000円(税込)超☆社会的サンダル『君の飼い犬は、可愛くて最悪。』ジャケット【収録曲】1. バカマ⚫︎コあかり2. チチンプイプイプイ3. フランス料理<ツアー情報>『あゝ、私もいつかはCity girl』TOUR2025年4月6日(日) 宮城・FLYING SON開場17:00 / 開演17:302025年4月13日(日) 北海道・VyPass.開場17:00 / 開演17:302025年4月18日(金) 福岡・INSA開場18:30 / 開演19:002025年4月29日(火・祝) 愛知・名古屋CLUB UPSET開場17:30 / 開演18:002025年4月30日(水) 大阪・心斎橋Pangea開場18:30 / 開演19:002025年5月6日(火・祝) 東京・新宿LOFT開場17:00 / 開演18:00※各地対バンゲストあり(東京公演を除く)【チケット情報】前売:3,000円(税込)学割:2,500円(税込)※ドリンク代別途必要■オフィシャル先行受付中:2025年1月12日(日) 23:59まで()■一般発売:2025年2月8日(土) 10:00~()超☆社会的サンダル 公式サイト:
2024年12月25日