外貨建て保険はやってはいけない? 外貨建て終身保険のデメリットやダメな理由を解説

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
保険会社などに保険の相談に行くと、外貨建ての生命保険や終身保険をおすすめされるケースが増えています。

すでに、円建て保険よりもお金を増やせそうと考え加入している人も多いでしょう。

しかし、外貨建て保険には円建てよりも保険金の受取額が増えない、元本割れをするリスクもなどあります。

運用利回りだけを見て「お得だ」と決めつけられるほど単純な商品ではないことを理解しておくことが重要です。

現在ではリスクが大きく「やってはいけない」ともいわれています。 

今回は、外貨建て保険について
  • どのような商品なのか
  • メリットとデメリット
  • 「やってはいけない」といわれている理由とは
  • 避けたほうがよい人
  • おすすめの資産運用の方法
などをご紹介します。

外貨建て保険に入れば資産運用もできるし加入しようと考えていた方は、この記事を参考にリスクやデメリットについてもしっかり確認しましょう。

内容をまとめると

  1. 外貨建て保険は外貨で運用する保険であるため為替の影響を受ける
  2. 銀行や保険窓口などで相談すると金利が安すぎて売れなくなった円建て保険の代わりに外貨建て保険をすすめられることが多い
  3. しかし、外貨建て保険は為替リスクや手数料により損をする場合があるため注意が必要
  4. 外貨建て保険はリスクを知らずに契約してしまう人が多いため「やってはいけない」と言われている
  5. 外貨建て保険を運用するなら、仕組みとリスクをしっかりと理解しなければやってはいけない
  6. 安定した資産運用を狙うなら、つみたてNISA、iDeCo、円建て貯蓄型保険も選択肢としてあり
  7. 自分に合った資産運用方法を知りたい人は、お金のプロに無料相談するのがおすすめ
  8. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会にお金の悩みを解決しましょう!
おすすめ保険相談窓口はこちら
マネーキャリア相談
相談員の数は業界トップクラス&ベテラン揃い
保険見直しラボ
最大31社の保険商品を比較可能

そもそも外貨建て保険とは?特徴を紹介


保険会社などで外貨建ての生命保険を紹介されたという方は多いのではないでしょうか。

外貨建て保険といわれても、保険に詳しい人ではないと名前を見ただけではどのような商品なのかイメージするのは難しいでしょう。

ここでは、
  • 外貨建て保険について
  • 商品の内容や人気があった理由
  • 金利との関係
などについてご紹介します。

円建ての商品とは内容が大きく違うため、加入する前にしっかり確認することが大切です。

外貨建て保険の意味を知って、本当に必要かどうかを判断してくださいね。

外貨で運用される投資型の生命保険

外貨建て保険は一般の生命保険と違って、支払う保険料は米ドル以外に豪ドルユーロなどの外貨で支払いをするものです。


決められた、または自分で決めた外貨を毎月積立して運用する投資型の商品です。そのため、解約返戻金や保険金は外貨で支払われます。(円に換算し円での支払いも可能)


外貨建て保険は種類がいくつかありますが、

生命保険

年金保険
が多いのが特徴で、為替の変動によって支払う保険料・受け取る保険金も変わります。


預金や生命保険など、すべてを円のみでまかなってしまうと円の価値が下がったときに資産価値も同じように下がります。


資産を減らさないためにも、外貨建て保険などを活用して外貨を取り入れることでリスクを分散できます。

外貨建て保険が人気だった理由は「日本の金利が安すぎる」ため

外貨建ての保険が人気だったのは、日本の低金利が大きく関係しています。


以前は円高だったため円建ての生命保険に入っていると、利回りがよく資産を増やすことができていました。


しかし、現代の日本は低金利が続いているため、円建ての商品では返戻率を上げるのが難しいのが現状です。(返戻率は金利に依存する部分が大きい)


円建ての生命保険に入っていても、ほとんど利息がつかず元本割れをするリスクもあるため、保険会社は円建ての生命保険の販売が厳しくなっています。


その点外貨建ての保険は運用すると利回りがよく、日本の金利が安ければ利息が多くつきます。


円高になれば満期を迎えたときに元本割れをするリスクもありますが、日本は何年も低金利が続いているので外貨建ての保険に人気が集まりました。

外貨建て保険も海外の金利に依存しているのは同じ

円建ての保険は日本円のみに絞って運用をするので、円安になると利回りが悪く元本割れするリスクがあります。

外貨建て保険の場合は、海外の金利(米ドル豪ドルなど)に大きく影響されます。

たとえば、米ドル建ての生命保険や終身保険に加入した場合で考えてみましょう。

加入したときはアメリカが好景気であっても、リーマンショック・新型コロナウイルスなど、アメリカや世界的に景気が後退するイベントがいつ発生するかはだれも予測ができません。

満期を迎える前にアメリカに景気後退があった場合、その商品の価値が一気に下がるというデメリットがあります。

また、アメリカが不況になったからと途中解約を選んだときも、外貨建て保険は解約返戻金がかなり低くなり資産が減ってしまいます。

参考:為替リスクとは?

為替リスクは外貨と円を交換するときの為替レートの違いによって生じるものです。


外貨建て保険の場合、為替相場の影響を受けるのは下記の外貨と円を交換するタイミングです。

  • 保険料の支払いをするとき
  • 保険金を受け取るとき

毎月の保険料が140ドルだとした場合、為替レートの違いによって日本円でいくら受け取れるのかをご覧ください。(手数料は考慮していません)

円からドルへの為替レート130ドルへの交換に必要な円
95円13,300円
100円14,000円
105円14,700円
110円15,400円
保険料の支払総額が変わっても外貨建て保険の契約で決めた保険金は変わりません。

保険金はドルで計算されているため、保険料を支払ったときよりも保険金を受け取るときのほうが円高であると損をすることになります。

外貨建て保険のメリットとデメリット


上記で外貨建て保険がどのような商品か理解していただけたと思いますが、自分は加入したほうがお得なのかを知りたいですよね。

ここでは、外貨建て保険に入ろうか考えている方に、メリットデメリットをいくつかご紹介していきます。

円建ての生命保険とはよい点だけでなく悪い点も違うので、保険会社などでおすすめされても自分には必要かを判断するのが難しいと感じる方も多いです。

途中で解約をすれば損をするので、メリットとデメリットをしっかり見て加入するかどうかを考えてみましょう。

外貨建て保険のメリット

外貨建て保険に入るメリットは、

  • 円建てのものに比べて運用利回りがよく資産を増やせる可能性が高い
  • 円のみではなく外貨建ての商品も購入してリスクを分散できる
  • 為替変動によって円安が進むと利益が多く出る

です。


日本は低金利なので円建ての貯蓄型生命保険に入っても利回りが悪く、保険に入っても資産が増えない状況になっています。


その分外貨建てのものは円建てに比べて運用利回りがよいので、銀行に預けているよりも貯蓄を増やせる可能性が高いです。


また、いまのよりも日本の円安が進めば、円をたくさん持っていても価値が下がる一方です。


その点米ドルなどの外貨建ての保険に入っている場合は円安が進んだほうが利益が出るので、リスク分散をしながら利益も多く出ることになります。

外貨建て保険のデメリット

外貨建て保険のデメリットは、
  • 為替変動によって円高になれば元本を大きく下回る可能性がある
  • 運用するお金や外貨から円に両替する手数料など、円建ての保険と比べて手数料が高い
  • 満期になったときの受取額が予測しづらい
です。

いまは円安ですが、為替変動によって将来円高になる可能性も十分にあります。

満期を迎えたときに円高になっていれば、円安だった場合と比べて受取額がかなり減り元本割れするリスクも高くなります。

また、外貨建て保険は外貨で支払ったお金を運用しているため、運用にかかる費用や解約したときの両替手数料などが高いのが特徴です。

円建ての生命保険の場合、手数料は保険料の2~3%が平均です。しかし、外貨建て
場合は保険料の6~8%と高額な手数料がかかることがわかります。

投資信託の信託報酬に比べても手数料が高くその手数料は支払った保険料から支払われるので、その分運用する資産も減ってしまうことになります。

外貨建て保険が「やってはいけない」と言われている理由


外貨建て保険は「やってはいけない」と言われています。円建て保険よりも高い金利が期待できそうであるのになぜでしょうか。

そこには、元本割れや為替相場、手数料などが関係しています。

外貨建て保険は複雑な上にリスクとコストが高く、知識のない人にとっては危険な商品です。契約後に気づいて不安になっている人も多いです。

ここでは「やってはいけない」と言われている理由を解説します。

銀行員や保険担当者の意見に流されることなく慎重に検討してください。

外貨建て保険の仕組みは複雑で難しい

「やってはいけない」と言われている原因は、外貨建て保険は仕組みが複雑で知識がないと理解が難しいためです。


保険であることすら理解できなかった例もあるようです。


元本保証がある、利回りがよいなどの言葉を聞いてちゃんと理解しないままに契約しがちですが、下記の3点には注意が必要です。

  • 保険料支払い時よりも保険金受け取り時のほうが円高であると元本割れをする
  • 元本保証の商品は外貨で計算した場合のことであり、為替レートによっては元本割れをする
  • 外貨と円を交換するときの為替手数料がかかる

為替手数料は外貨から円に交換するときに金融機関へ支払う手数料です。


1ドルにつき1円の為替手数料がかかる金融機関が多く、保険料の支払い時と保険金の受け取り時の2回発生します。


数回の相談で為替レートの影響と為替手数料の負担まで理解するのは難しいでしょう。


仕組みを理解できない人はやってはいけないと思ったほうがよいです。

外貨建て保険に対する苦情は年々増えている

外貨建て保険に対する苦情が年々増えていることからも、「やってはいけない」と言われていることがわかります。


苦情の理由は、

  • 元本割れのリスクを伝えずにお客を外貨建て保険に誘導している
  • 外貨建て保険の手数料が高い

の2つです。


運用利回りがよくても、外貨で運用されているため為替リスクの影響を避けることはできません。増えるどころか大きく損をする可能性もあります。


しかし銀行は手数料で儲けを出そうとしているため、手数料の高い外貨建て保険の契約者を増やそうとうまく誘導しているのです。


リスクが高そうと思わせる情報を曖昧にしたり、嘘の情報を伝えたりしてお得な保険でると錯覚させています。


お客のリスクを考えていない提案を信用してやってはいけないということです。


保険の資料をしっかりと確認すれば為替リスクについての記載はありますが、手数料の記載はないため契約前に気づかない人が多いです。

外貨建て保険の仕組みとリスクを理解した上でないと危険

貯蓄型の保険はすぐに解約してしまうと大きく損をしてしまうものです。


とくに外貨建て保険は仕組みリスクを知らずに契約してしまう人が多いためが「やってはいけない」と言われています。


これまでにデメリットやリスクを解説してきましたが、しっかりと理解できたでしょうか。外貨建て保険の仕組みとリスクを理解した上でないと危険です。


長期で運用すれば少しくらいは利益が出るだろうと軽く考えている人もいるかと思います。しかし、損をする可能性はあります。


銀行や保険窓口の担当者任せにしていると、外貨建て保険をすすめられることが多いです。


「利回りがよい」「満期まで運用すれば増やせる」などのうまい話だけに釣られてやってはいけないものです。

気を付けて!外貨建て保険を避けるべき人・チャレンジするのがおすすめな人


「やってはいけない」と言われている外貨建て保険ですが、だれもが危険というものではありません。


チャレンジするのもありという人もいます。


利回りのよさをうまく活用できれば、円建て保険よりもお金を増やすことも可能になるためです。


ここでは、

  • 外貨建て保険を避けるべき人
  • 外貨建て保険にチャレンジするのがおすすめな人

を紹介します。


外貨建て保険が気になっている人は、自分がどちらに該当するのかをチェックしてみてください。

外貨建て保険を避けるべき人

外貨建て保険には円建て保険にはない為替変動のリスクと為替手数料の負担、外貨運用のための手数料が発生します。


これらのデメリットを知らないまま外貨建て保険に加入してしまうと危険です。


下記のような人はデメリットを理解できていため、外貨建て保険を選択肢には入れないほうがよいでしょう。

  • 為替レートの変動による損益を計算できない人
  • 保険金にかかる為替手数料がいくらになるのかわからない人
  • 元本割れの可能性がどうして起こるのかわからない人

銀行員が説明するリスクは外貨投資の経験がない人にとってわかりにくいものです。


一つ一つのコストはそれほど高くは感じないかもしれませんが、1,000万円や2,000万円の契約ともなるとリスクも大きくなります。


外貨建て保険の活用はリスクをしっかりと勉強してからでないとやってはいけないです。

外貨建て保険にチャレンジするのがおすすめな人

「やってはいけない」と言われている外貨建て保険ですが、利益が生まれる可能性もあります。


下記のような人は外貨建て保険にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

  • 資産形成や運用をしたい人
  • 通貨分散をしたい人

老後や教育資金を準備するために保険への加入を検討している人は、円建て保険よりも金利の高い外貨建て保険に加入するというのも選択肢の一つです。


また、円の価値が下がってしまう可能性を考えた場合、外貨を保有しておくとリスクを軽減することができます。


受け取り時に円高だと損をしますが、満期になっても解約せずに運用を続けられる商品であれば、円安になるのを待ってから日本円に換えるという手もあります。


資金に余裕があれば運用期間を長くするといった調整もできるので、余裕のある支払い計画にできるかも重要です。

外貨建て保険のリスクが気になる人におすすめの資産運用方法


外貨建て保険の仕組みを知ると、外貨建て保険のリスクが気になる人も多かったのではないでしょうか。


そんな人におすすめの資産運用方法が、

  • つみたてNISA(NISA)
  • iDeCo(イデコ)
  • 円建ての貯蓄型保険

です。


つみたてNISA(NISA)と iDeCo(イデコ)は政府も推奨している制度なので、安心して活用できるものです。


為替の影響を考えたくない人は、円建ての貯蓄型保険でコツコツと資産を増やす方法を選ぶのがよいでしょう。


それぞれどのように運用するのかを詳しく解説していきます。

つみたてNISA(NISA)

つみたてNISAは少額から始められる非課税の投資制度です。


下記のルールで投資ができます。

  • 積立投資のみ
  • 年間投資額は40万円まで
  • 運用による利益は20年間非課税
  • 投資できる商品は投資信託と上場株式投資信託(ETF)

利率の高さに期待ができる個別株やREIT(不動産投資信託)などには投資できませんが、比較的安定性のある商品への投資であるため、初心者でも利用しやすいでしょう。


利用する証券口座によりますが、年間投資額は40万円までなので毎月の投資額は最大33,333円までとなります。


長く運用することで大きな利益を得られる可能性もあります。


必ず20年間運用しなければならないということもありません。途中でいくらか引き出したり、運用を止めたりすることも可能です。

iDeCo

iDeCo(イデコ)老後用の資金を形成したい人におすすめの資産運用方法です。掛金全額が所得控除となることが一番の特徴です。


運用中の利益や利息に税金はかかりません。


年金のように、基本的にお金を引き出せるのは60歳を過ぎてからになりますが、下記のことは自分で決められます。

  • 掛金の額
  • いつ掛金を拠出するのか
  • どの株式や債券に投資するのか

掛金の限度額は国民年金被保険者の種別や企業年金等の加入状況により異なります。


例えば、会社員(第2号被保険者)で企業型確定拠出年金に加入している方であれば月額2万円です。


運用利益がほとんど出なくても掛金全額が所得控除になるため、大きく節税できるメリットがあります。


ただし、受け取り時に税金がかかる場合があるので注意が必要です。

円建ての貯蓄型保険

つみたてNISA(NISA)やiDeCoなどで投資信託を購入して資産運用するよりも従来の保険で貯蓄をしたい、よく知っている保険の商品を購入したいという方もいるでしょう。


そのような方は、従来の円建ての貯蓄型保険に入るのがおすすめです。


貯蓄型保険には、

  • 生命保険
  • 終身保険
  • 養老保険
  • 学資保険
  • 個人年金保険

などがあります。


教育費を貯めたい、老後に備えたいなどの使う目的によって入る保険を選びましょう。


円建てのものだと為替変動を気にせずに済みますし、円建てなので両替する手数料なども必要ありません


昔に比べると利回りは悪いかもしれませんが、銀行に預けるよりは利子が多くつく可能性が高いです。


学資保険などは死亡保障をつけると元本割れするリスクが高くなるので、貯蓄を重視したい方は保障をつけずに貯蓄のみに目的をしぼって入るとよいでしょう。

外貨建て保険をやってはいけない理由は、理解の難しさ


外貨建て保険の仕組みやリスクについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 外貨建て保険は外貨で運用される投資型の保険である
  • 運用利回りを見て外貨建て保険を選ぶとをする
  • 外貨建て保険は理解が難しいため「やってはいけない」と言われている

でした。


外貨建て保険は為替の影響があってややこしい商品です。


運用中の利回りがよくても、受け取り時に下がったらお金が増えるどころか減る可能性もあります


「やってはいけない」と言われている通り、苦情が増えています。


銀行や保険の窓口ですすめられることが多いですが、メリットだけを信じて契約しないよう注意してください。


資産を増やしたい人は、外貨建て保険よりもリスクの小さい資産運用方法を試してみるのもよいでしょう。


外貨建て保険は資産を増やす方法の1つです。


「やってはいけない」と言われていますがチャレンジがおすすめな人もいますので、お金の知識を深めて自分に合った資産運用方法を見つけましょう。

\ オンラインで相談可能 /エキサイト>>公式サイトを見てみる

おすすめの記事