くらし情報『日立ソリューションズ、AWS上にDR環境を構築』

2015年7月28日 08:30

日立ソリューションズ、AWS上にDR環境を構築

日立ソリューションズ、AWS上にDR環境を構築
日立ソリューションズは7月27日、資源・金属素材や産機・建機関連などの専門商社であるラサ商事の基幹システムのDRサイト(ディザスタリカバリ環境)をアマゾン ウェブ サービス(AWS)上に3カ月間で構築し、2015年4月に本稼働を開始したと発表した。

ラサ商事は従来、BC/DR(事業継続/災害復旧)対策として、夜間にバックアップ・データを外部記憶装置に保管すると共に、遠隔地のサーバへ転送していたという。しかし、記憶装置の老朽や枯渇による装置のリプレースに加え、廃棄や装置故障のような障害時の対応など、保管管理による運用コストが掛かることや、システム復旧に時間を要することが課題になっていたとのこと。そこで同社は、BC/DR対策の強化と災害への早期対処を目的として、DRサイトを導入することになったという。

日立ソリューションズは、オンプレミス環境にクラウド・ストレージと接続する「AWS Storage Gatewayサービス」を適用した非同期データ転送基盤を導入して、当時のバックアップ運用と同等の環境を実現した。

また基幹システムの災害対策として、オンプレミス環境が被災した際の事業継続を実現するために、クラウド内の仮想サーバである「Amazon Elastic Compute Cloud」

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