ヴァーチャルではなくフィジカルな授賞式を決行しようとしているアカデミーに、候補者から抗議の声が上がっている。アカデミーは、候補者に、授賞式の会場のひとつであるL.A.のユニオン駅に直接来てもらうことを要請、「ZOOMでの受賞スピーチは受け付けない」と通達したのだが、海外に住む候補者にとっては、あまりに非現実的だというのだ。たった1日の授賞式のために、2週間も隔離を強いられると、コストが上がるだけでなく、現在撮影中の作品の現場にも支障が出る。また、会場の人数を減らすため、タレントのパブリシストには出席を拒否していることも、パブリシスト側から不満の声が出ている。ヴァーチャルで行ったエミーやゴールデン・グローブの視聴率が酷かったこと、またL.A.でコロナ感染状況が急速に改善していることもあり、アカデミーはぜひともフィジカルにこだわっているが、実行に移すにはまだまだ困難がありそうだ。文=猿渡由紀
2021年03月25日「大河ではリハーサル中もマスク着用は厳守です。吉沢さんが橋本さんに愛の告白をするシーンがあるのですが、マスクをとった吉沢さんが本番で必死に思いを伝える姿を見て、橋本さんは思わずキュンとしたそうです」(制作関係者)現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)。2月14日の初回放送からはや1カ月だが、依然として視聴率は15~16%台をキープしている。同ドラマは吉沢亮(27)演じる主人公・渋沢栄一が幕末から明治にかけて、信念とともに逆境を乗り越えていくというストーリー。さらに劇中には、栄一と高良健吾(33)演じる栄一の従兄・喜作が恋のライバル同士に。橋本愛(25)扮する栄一の従妹・千代を取り合う三角関係も描かれるという。最終的に、劇中で千代と結ばれるのは栄一。しかし、これまで橋本と“密”な関係を築いてきたのは高良のほうだという。「橋本さんと高良さんはともに熊本県出身。それどころか、実家が歩いて5分ほどのご近所なんです。子供のころに遊んでいた場所も同じ。ですから、共演のたびに熊本談議で盛り上がっているそうです」(NHK関係者)2人はNHKのドラマ『ハードナッツ!』(’13年)で初共演している。「橋本さんはコロナ禍になるまで、1~2カ月に1回は帰省していたほどの熊本好きです。また高良さんも、中高時代という多感な時期を熊本で過ごしたためブログに『感謝しかない場所』とつづっていました」(映画関係者)橋本と高良は同じく熊本県出身の行定勲監督(52)による、オール熊本ロケの映画『うつくしいひと』(’16年)でも再共演している。その公開を前にした’16年4月14日、震度7を観測する「熊本地震」が発生したのだ。「映画の風景のおよそ7割が地震で“崩壊”してしまい現存していません。ネット上で有料配信され、収益は復興支援に充てられました」(前出・映画関係者)高良は震災後すぐに熊本に向かい、ボランティアに参加。「少しでも現地の人たちに寄り添いたい」という気持ちからだったという。橋本も復興支援作品に積極的に関わっている。「彼女は震災に関するいくつもの番組でナレーションを務め、復興プロモーションとして熊本県が制作した昨年1月期のアニメ『なつなぐ!』(TOKYO MX)では主人公の声を担当しています。『地元の力になれるなら』と熊本関連の仕事に携わることを光栄に思っているそうです。そんな2人が『青天を衝け』で3度目の共演。郷土愛の強い2人は『大河ドラマを通じて、熊本の人々に少しでも明日への活力になれれば!』と意気込んでいたといいます」(前出・NHK関係者)『青天を衝け』では結ばれない2人。しかし、故郷の復興を誓う絆は固く結ばれているようだ――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月25日テレビ朝日の“好調”は単なる数字のマジックだった?テレ朝は昨年の年間世帯視聴率で全日、ゴールデン帯で民放2位、プライム帯で1位を獲得。個人全体視聴率でも3部門で民放2位(いずれも、ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)に付けるなど首位の日本テレビを追随しているように見える。しかし、実像はどうも違うらしい。テレビ局関係者が話す。「世帯や個人全体という基準だと、M3(男性50歳以上)やF3(女性50歳以上)も含まれるため、高齢者に人気のテレ朝は上位になります。しかし、広告主が最も重視する13歳から49歳までの個人視聴率だと、日テレだけでなく、フジテレビやTBSにも負けて、4位という日も目立っています。後ろにはテレビ東京がいるだけ。今の視聴率は世帯や個人全体ではなく、商品購買意欲のある13歳~49歳の“コア層”をいかに取れるかが重要なんです」以前からテレビ業界内では世帯視聴率の価値が疑問視されていた。昨年、ビデオリサーチ社の全国でのデータ提供開始によって、個人視聴率の重視が明確になったが、日本テレビは2018年から個人視聴率を基準に社内表彰を行ない、早めに評価方針を世帯から個人に変えていた。それに対し、テレ朝は2019年10月に時代に逆行するような編成を組んだのだ。「『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を金曜ゴールデン帯から外し、20時台の『ミュージックステーション』を21時台に繰り下げた。いずれも、ティーン層(男女13歳~19歳)やF1層(女性20歳~34歳)にはウケが良く、現在のテレビ界の潮流からすれば、最も重宝すべき番組なんです。しかし、テレ朝はF2(女性35歳~49歳)F3(女性50歳以上)に受けそうな『ザワつく! 金曜日』を19時台に、『マツコ&有吉 かりそめ天国』を20時台にした。これによって世帯視聴率は上がったものの、広告主が重視する13歳~49歳のコア層に訴えるなら、以前の編成の方が良かったという声は根強くあります」(前出・テレビ局関係者)■「変化に対応しきれていないのです」2010年代、テレ朝は躍進した。年間“世帯”視聴率で2012年、開局以来初のプライム帯で1位、ゴールデン帯で2位になり、全日帯では41年ぶりの2位に。翌年はプライム帯で2年連続1位、ゴールデン帯では日テレを破り、開局以来初の1位に輝いた。その後も好調を続けた。「テレビの視聴者が高齢化する中で、世帯視聴率狙いの作戦が功を奏した。『相棒』『ドクターX』『科捜研の女』などの連続ドラマで高齢者層をつかまえました。しかし、今は個人視聴率が指標になり、特に13歳~49歳の視聴者を奪う必要がある。その変化に対応しきれていないのです」(別のテレビ局関係者)日テレ、TBS、フジが49歳以下にターゲットを絞る中、テレ朝は明確な視聴対象年齢を公言していない。4月の改編でも、ゴールデン帯は火曜に『家事ヤロウ』を深夜帯から移動させるくらいで、ラインナップはほとんど代わり映えしない。「日曜の『ポツンと一軒家』は世帯や個人“全体”視聴率は良いですが、性別や年齢層に分けると、ティーン層やF1、M1は実はほとんど見ていないのです。だからといって、終了させるわけにはいきません。編成を極端に変えたら、高齢者が離れて世帯視聴率が落ち、若者も取り込めないという悲劇が想定されますから。そのため、今は世帯視聴率で体裁を保ちながら、徐々にコア層にシフトしていこうとしています。昨年10月の改編で、平日の深夜26時台に『バラバラ大作戦』という若者向けのバラエティ枠を設け、今年4月からは14番組のうち2番組が24時台に昇格した。好評なら、いずれゴールデンに上げるのでは」個人視聴率時代に乗り遅れた感のあるテレビ朝日。ここから巻き返せるか。
2021年03月19日巧みな“入れ替わり演技”が話題の綾瀬はるか(35)。視聴者だけでなく、共演する2人の俳優も度肝を抜かれた!今期ドラマ視聴率ダントツ『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系・日曜21時〜)に出演の溝端淳平(31)と柄本佑(34)が、綾瀬の名演ぶりを証言&今後の見どころを教えてくれましたーー。■溝端淳平(八巻英雄役・警視庁捜査一課の刑事で彩子の相棒。仕事は楽なほうがいいと考えるゆとり世代)【名演1】日高に入れ替わってからの自然さ女性の姿になったことを楽しんでいるかのように平然と刑事の職務に就く彩子〈日高〉(綾瀬)。※〈〉内は中身の人物名「日高(高橋一生)になった彩子を演じるときのほうがすごくナチュラルに現場に入っているなあという印象でした。おかげで僕自身も肩の力を抜いて芝居に集中できました」(溝端)【名演2】彩子のチャーミングぶり1話の、入れ替わる前の正義感が強い彩子の真面目さが目立つ場面。「彩子が『望月、出られます!』と何度も手を上げるところなど、かわいコぶっているわけじゃないのにあんなにチャーミングに演じられるなんて、さすが綾瀬さんだと思いました」【名演3】陸との関係性日高〈彩子〉(高橋)から魂が入れ替わったことを聞かされた陸(柄本佑)が、日高〈彩子〉に協力するため彩子の家に戻った場面。「陸を見る彩子〈日高〉の表情が恋愛感情のようにも見えるというか、陸に対して単なる同居人ではない思いみたいなものが垣間見られて素敵でした」ーー初共演となる綾瀬さんとバディを組んだ感想は?「いい意味でイメージどおりの方で、初対面のような気がしない。つねに自然体ですし、優しいオーラで僕らを癒してくれる存在です」ーー「今回、八巻刑事を演じるうえでいちばん意識したことは?「彩子の中身が日高だと八巻が気づくところがポイントでした。入れ替わったことを素直に受け入れられるピュアな人間だということが、見る人にすんなり入ってくるような役づくりを心がけました」ーー入れ替わりに気づいた八巻に日高〈彩子〉が「八巻、お手柄だよ」と言うシーンは泣けました。「僕もオンエアで初めて見て、彩子と八巻の関係性が集約されていると思いました」ーーこれからの展開で八巻としての見どころを教えてください。「視聴者の間で“八巻犯人説”があるようなんです。いい意味でも悪い意味でも八巻はハラハラさせてくれると思いますので、今後八巻がどう動くのか楽しみにしていただければ幸いです」■柄本佑(渡辺陸役・彩子の家に居候中のフリーター。ふだんから敵の多い彩子にとって唯一の心のよりどころ)【名演1】歩き方もカッコよすぎる!闇カジノに潜入捜査するため、彩子〈日高〉がドルチェ&ガッバーナのドレスをまとって現場へ向かう場面。「ふだんの綾瀬さんの性格だと恥ずかしがりそうですけど、芝居になると歩き方も違う。綾瀬さんが本気を出すとあんなにカッコいいんだと思い知らされました」(柄本)【名演2】本人も戸惑い!?キスシーン帰宅した陸が証拠品を回収して外出する彩子〈日高〉に出くわし、突然キスされる場面。「俺もいまだになんでキスされたのかわかんないんですよ。謎に急だったし(笑)。オンエアを見ても、キスシーンというより陸が攻撃されてる!みたいな感じに見えたんじゃないかなあ」【名演3】自分に向いてないときの表情にゾッ……彩子〈日高〉がエプロン姿でにこやかに陸を出迎える場面。「彩子が陸と目を合わせているとき、後ろを向いているときと全然顔が違うんです。オンエアで初めて見たとき、“こわっ!”と思った(笑)。話し方は柔らかいけど顔は怖い。綾瀬さんの新しい一面を見ました」ーー綾瀬さん演じる彩子の同居人という役を演じた感想は?「がっつり一緒にやれるのは久しぶりで、とってもうれしかったです。お互い最初に10代で(ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』のときに)出会ったこともあって役者仲間という意識はずっと持っていました。綾瀬さんは当時と全く変わらないから、そこが素敵ですね」ーー今回、中身が日高になった彩子を演じる綾瀬さんの印象は?「綾瀬さんの男の芝居ってカッコいいですね。現場ではスマホのいじり方ひとつとっても非常に細部に至るまで熱心に取り組んでいる姿をよく見ます。あと、男が思う理想の女の話し方みたいなものを研究しているのだと思います。『こういうときはどう言う?』って聞かれるから、真面目に答えています(笑)」ーークライマックスに向けての見どころは?「心と体が入れ替わった彩子と日高がどういう選択をしていくのか。そこが見どころのひとつになると思います」「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月19日映画『真夜中乙女戦争』が2022年1月21日(金)全国ロードショー。King & Princeの永瀬廉を主演に迎え、作家F初の小説「真夜中乙女戦争」を映画化する。作家Fの小説「真夜中乙女戦争」を映画化映画『真夜中乙女戦争』は、10代・20代を中心に支持を集める、新鋭作家Fの小説「真夜中乙女戦争」が原作。今を生きる若者が、漠然と抱える不安や悩み、そして退屈な未来に抗おうとする“青春のあがき”を捉えた物語だ。平凡で退屈な日々を送る主人公の<私>が、憧れの<先輩>とカリスマ性に満ちた謎の男<黒服>と出会い、退屈な日常を一変させ、自分自身と“東京を破壊する”までのストーリーを描く。映画『真夜中乙女戦争』登場人物・キャスト主人公<私>:King & Prince永瀬廉大学生への進学を機に上京し、東京で一人暮らしを始める。大学に進学しても、友達も恋人もいなく、夢や趣味、特技もない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもない。日常をいっぺんさせる力も、大学生活に迎合する器用さもなく、鬱屈とした日々を過ごしている。物語の主人公“私”を演じるのは、King & Princeのメンバーとして活躍しながら俳優としても精力的に活動する永瀬廉。『弱虫ペダル』では第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でも高い評価を得た。『真夜中乙女戦争』への出演が決まり、永瀬廉は「二宮監督には何よりも“カッコイイ”映画にして、一緒に成長しようとおっしゃって頂きました。撮影を経て、作品として完成した時に、最後にどんな“私”になっているのか…今まで皆さんが思い描いていた“永瀬廉”のイメージとは違っているはずです。」とコメントしている<先輩>:池田エライザ主人公の<私>が「かくれんぼサークル」で出会った憧れの存在。凛々しく聡明だが、どこかミステリアスな<先輩>に、いつしか心惹かれるように。<黒服>:柄本佑物語の核を握る謎の男。廃墟に作った映画館で、映画を見ては、他愛のない悪戯を繰り返す<私>と<黒服>だったが、ささやかだった叛逆は徐々に過激さを増していき、主人公の<私>を巻き込み、全ての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”を首謀する。TEAM常連カリスマ<黒服>に魅了され、12月25日未明の“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”にの遂行に加わる。<田中>:篠原悠伸(出演作:映画『花束みたいな恋をした』『東京リベンジャーズ』)<松本>:安藤彰則(出演作:映画『キャラクター』『すばらしき世界』)<高橋>:成河(出演作:映画『チワワちゃん』『カツベン!』)<教授>:渡辺真起子大学で講義へのフラストレーションを抱えた<私>と対峙する。<カナ>:山口まゆ(出演作:映画『僕に、会いたかった』『樹海村』)池田エライザ演じる“先輩”の親友。<佐藤>:佐野晶哉(関西ジャニーズJr.ユニット・Aぇ! group)主人公<私>の高校からの同級生で、同じ大学へ進学する。佐藤役を演じるのは、映画『20歳のソウル』で神尾楓珠の親友役を務めることも発表された佐野晶哉。「撮影は数時間でしたが、現場でもブラッシュアップしてくださって、 いろんな引き出しができて楽しかったです。佐藤は最初もっとやんちゃな感じだったんですが、監督から“冷たい感じのキャラクターにしてみて”と指導していただいて、本番もその演技で撮影しました」と語っている。<佐藤の友人>:小島健(関西ジャニーズJr.ユニット・Aぇ! group)佐藤の友人役として佐野と同ユニットに所属する小島健が出演。佐野と小島の映画共演は今回が初となる。小島は「撮影は数時間でしたが、勉強にもなり楽しかったです」とコメントし、「映像になるのがすごい楽しみです。今まで観たことない映画になるんじゃないかなと思います。最後すごいことになりそうで、想像がつかないです。」と本作への期待を語っている。映画『真夜中乙女戦争』主題歌はビリー・アイリッシュ映画『真夜中乙女戦争』の主題歌は、世界的歌姫ビリー・アイリッシュが7月に発売したアルバムの表題曲「Happier Than Ever」。<ビリー・アイリッシュのコメント>日本の皆さん、こんにちは。ビリー・アイリッシュです。私の曲「Happier Than Ever」が映画『真夜中乙女戦争』の主題歌として起用されたことに、とても興奮しています。主人公の”私”を演じる(永瀬)廉さんと皆さんがこの楽曲を楽しんでくれることを願っています。『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』の二宮健が脚本・監督脚本・監督を務めるのは二宮健。2017年の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』で商業映画デビューし、その後『チワワちゃん』、『とんかつDJアゲ太郎』などを手掛け、その表現力で高い評価を受ける。無気力な日々を送る平凡な大学生の“私”が、謎の男“黒服”と出会ってしまったことから、“真夜中乙女戦争”という名の東京破壊計画に巻き込まれていくまでの成長と恋愛、そして内なる戦争をスリリングに描き、これまでとは一味違う青春ストーリーを仕上げていく。映画『真夜中乙女戦争』あらすじ4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬廉)。友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰りにいつも東京タワーを眺めていた。そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)と、突如として現れた謎の男“黒服”(柄本佑)の存在によって、“私”の日常は一変。カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛けたり、“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ、壮大な破壊計画“真夜中乙女戦争”が秘密裏に動きだす…。12月25日未明−痛々しくも眩しい物語は、予測不可能なラストへと加速していく。映画『真夜中乙女戦争』作品情報映画『真夜中乙女戦争』公開日:2022年1月21日(金)出演:永瀬廉(King & Prince)、池田エライザ、篠原悠伸、安藤彰則、山口まゆ、佐野晶哉、成河、渡辺真起子、柄本佑、小島健原作:F「真夜中乙女戦争」(KADOKAWA刊)脚本・監督:二宮健配給:KADOKAWA©2021「真夜中乙女戦争」製作委員会■関連イベントラフォーレ原宿では、 1月8日(土)から1月21日(金)まで、 映画『真夜中乙女戦争』のイベントを実施。2F エスカレーター正面で場面写真のパネル展示を行うほか、B0.5F 中央階段横に情景写真フォトスポットを設置する。
2021年03月18日2002年に放送された渡部篤郎&広末涼子主演の連続ドラマ「愛なんていらねえよ、夏」が、トルコの制作会社DD Reklam Film Ticaret A.S.(DD Reklam Film)とリメイクオプション契約を締結したことが分かった。本作は、堤幸彦が演出、龍居由佳里が脚本を担当。生きていくために愛を捨て、金だけを信じながらホストクラブを4軒経営する売れっ子ホスト・レイジと、父親から愛情を受けずに育てられた大富豪の娘で盲目の女性・亜子が出会い、次第に愛の存在に気づいていく、異色のラブストーリー。2006年には韓国でムン・グニョン出演『愛なんていらない』としてリメイク版映画が公開、2013年にはチョ・インソン、ソン・ヘギョ出演でドラマリメイク「その冬、風が吹く」が放送され話題に。「愛なんていらねえよ、夏」ドラマプロデューサーは「この作品は、放送当時は視聴率的に結構苦戦したのですが、20年近く経った今なお、「『いら夏』、大好きでした」と、いろんなスタッフや俳優さんから言われる不思議な作品です。実は、韓国でも映画化されたり、連ドラでリメイクされたりして、しかも両方とも大ヒットしたと聞き、僕と堤幸彦監督は『僕らが悪かったのかな』と、リメイクのお話をいただくたびに複雑な気持ちになります(苦笑)」と心境を吐露。DD Reklam Film側は「ストーリー設定が面白いと思いました。誰しもが共感できる魅力的な物語で、特に女性主人公に惹かれました」と言い、「私たちは、2人が困難を乗り越えていくストーリーはトルコの人にも通じると思います」とコメントしている。今回のDD Reklam Filmとの契約は、TBSにとって初のトルコでのリメイクオプション契約。2021年度上半期にトルコ版「愛なんていらねえよ、夏」の開発に着手する予定だという。(cinemacafe.net)
2021年03月16日「“日本資本主義の父”みたいなイメージの人間を主人公にして、大河ドラマにしても、あまり面白くないんじゃないかな、と思っていたんです。でも実際にドラマを見てみると、農村の風景なんかもしっかり描いているし、庶民の生活もよくわかります。非常にユニークな国民の歴史の記録にもなるのではないかと期待しています」そう語るのは、渋沢雅英さん(96)。『青天を衝け』の主人公である渋沢栄一(1840~1931)のひ孫にあたる人物だ。第4話の視聴率も15.5%と、好調を維持している。ドラマ制作チームからは、“若々しいキャラを作っていきたい”という提案もあり、主演の吉沢亮(27)は事前にかなり人物像を研究したという。吉沢は『NHK大河ドラマ・ガイド青天を衝け前編』(NHK出版)に収録されたインタビューでは次のように語っている。《栄一さんのひ孫さんの渋沢雅英さんにお会いする機会を頂いたんです。渋沢栄一記念財団の理事長などを務めた方で、90歳を過ぎていらっしゃるのですが、もう本当にすてきな方で》吉沢が言うように、本誌のインタビューに答える雅英さんの声は96歳とは思えないほどしっかりしていた。「『青天を衝け』という言葉は、栄一が19歳ぐらいのころに書いた漢詩の一部なんです。そんな若い青年が漢詩を書くなんて、いまでは信じられないですが、栄一はそういった文化的素養も持った人間だったのですね。特に私の父(※大蔵大臣なども務めた渋沢敬三氏)は栄一のことを非常に尊敬していて、『栄一の望むように自分は生きていかなくてはいけない』と語っていました。4万5千ページにもわたる伝記資料も作っているんです」■ひ孫が語った栄一と吉沢の“共通点”とは脚本を担当した大森美香は、その資料に全部目を通したという。《大森さんが描く栄一はとてもチャーミング》とも語っている吉沢。雅英さんには、吉沢はどんな青年に映ったのだろうか?「とても素直な青年でした。栄一のことを理解しようと努めていることが、強く伝わってきたことが印象的でしたね。これだけ有名な俳優になられたわけですから、きっといままでも一生懸命に励まれてきたのでしょう。きっと女性のファンも多いでしょうね。吉沢さんが演じてくださるのでしたら、いい作品になるのではないかと思えました。栄一と吉沢さんの共通点ですか?いやぁ、栄一は見た目はごくふつうで、吉沢さんみたいにあんなにイケメンじゃないですし、あれほど素直でもなかったと思いますよ(笑)。吉沢さんは俳優さんのなかでも、きっと特別な人だと思います。栄一は大天才ですし、いろいろなことをやっていますから、『演じるのは大変でしょうけど、頑張ってくださいね』と、エールを送らせてもらいました」前述のインタビューで吉沢は雅英さんとの面会について、こう感想を漏らしている。《お話を伺う中で、栄一さんがどれだけ愛されていたか、どれだけ器の大きい方だったのかを感じることができ、背筋が伸びました》年齢差はほぼ70歳。この出会いは今後の『青天を衝け』で、どのように生かされていくのか。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月14日東京都内にあるビルから現れたのは、ゆったりめのスポーツウエアを着た綾瀬はるか(35)。このビルには綾瀬が通っている会員制のスポーツジムも入っている。トレーニングをこなしてきたばかりなのだろう。少し顔も上気していた彼女は、マスクを外すと、手にしていたクリアカップのストローに口をつけた。本誌が彼女を目撃したのは2月下旬。現在主演しているドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)は、2月28日に放送された第7話も視聴率は14.7%と好調をキープしている。綾瀬が演じる女性刑事と、高橋一生(40)が演じる殺人鬼の魂が入れ替わるという設定だが、役作りについて綾瀬自身は月刊誌のインタビューでこう語っている。《今回は、相手の殺人鬼の考えを想像しながらお芝居する作業が、難しいけれど新鮮です。常に男性目線でいるうちに、男女の価値観が違うことも納得できたり》(『日経WOMAN』2月号)第6話では綾瀬の“ランニングフォーム”も注目された。「華麗に疾走する綾瀬さんを、内面が女性刑事の高橋一生さんがちょっと不器用な走りで追いかけるというシーンでした。綾瀬さんのフォームは“走り方までイケメン”と話題になったのです。事務所の公式HPにも《中学3年生の時、中国地区の駅伝大会に出場》と記載されていますが、その高い身体能力を20年も維持しているということでしょう」(テレビ局関係者)“身も心も男性を演じるために”も欠かせないのが、ジムでのトレーニングなのだろう。スポーツウエアの胸には“FBI”というロゴがあしらわれていたが、刑事役を完遂したいという彼女の覚悟の表れだったのかもしれない。「綾瀬さんが通っているジムは、プロスポーツ選手や会社経営者などの会員が多いことでも知られています。個別に運動と食事の指導を行っていますが、彼女は以前はかなりハードなトレーニングもこなしていたようです。最近では筋肉がつきすぎないよう注意しているとインタビューなどで明かしています。料金はリクエストしているメニューによっても異なります。WEBニュースで月額50万~100万円と報じられたこともありますが、私は1カ月25万円ほどと聞きました」(スポーツ紙記者)ドラマでは“イケメン”を演じきっている綾瀬。ジムの前に止まっていた車に乗り込もうとしたが、実は彼女の所属事務所の車は少し離れたところに停まっており……。運転手に「ごめんなさい!」と、かわいらしく謝る姿は、素の彼女に戻っていた。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月05日「愛嬌があって気取らない性格ですし、一度仕事をするとまた一緒に仕事をしたいと話すスタッフは多いです」(テレビ局関係者)目下、飛ぶ鳥を落とす勢いの女優、上白石萌音(23)。主演ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)は放送済みの第7話まで全話、視聴率2桁の好調ぶり。「1月の萌音さんの誕生日には、スタッフからロケジャンが贈られました。共演の玉森裕太さんにも欲しいものを聞かれて『器かアイマスクがいいです』と答えていましたよ。スタッフにも共演者にも愛されています」(ドラマ関係者)今年は大河ドラマ『青天を衝け』にも出演予定。今秋開始の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のヒロインの1人にも抜擢されている。「妹の上白石萌歌(21)も’22年前期朝ドラに出演が内定したと報道され、“姉妹リレー”と話題になっています」(テレビ誌記者)そんな萌音は同じく姉妹で活躍するある女優と親交があるという。「広瀬すずさん(22)とは、映画『ちはやふる』の共演以来、一緒に食事に行く仲です」(映画関係者)2人の会話の中身はというと。「姉妹女優同士、“姉妹トーク”で盛り上がることがあるよう。すずさんと萌歌ちゃんも共演経験がありますしね」(前出・映画関係者)上白石姉妹は現在、2人暮らし。以前はすずも姉・広瀬アリス(26)と同居していたから、姉妹同居ならではの悩みなど通じる部分もあるのだろう。上白石姉妹の同居ぶりを芸能関係者が教えてくれた。「萌歌ちゃんが妹らしく甘えているのか家事を萌音ちゃんに任せちゃうことがたまにあるみたいで、萌音ちゃんは仕方ないと思いながらやってあげるみたいです(笑)」クローゼットが共有で趣味も似ているために、こんなトラブルも。「お互いの服を貸し借りすることもあって、着ようと思っていた服を相手が着て出かけてしまって困った、なんてこともあるんだとか」ただ基本的に仲はいいという。「互いにおいしそうな差し入れが現場にあるときは家に持ち帰って一緒に食べるようにしていて、萌歌さんはそれを楽しみにしていると言っていました。ほほえましいですよね」(前出・テレビ局関係者)自宅の冷蔵庫でも“姉妹リレー”が続いていた!?「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月03日ゴールデン・グローブ授賞式中継番組の視聴率が、大きく悪化した。正確な数字はこれからだが、現段階でわかっているところによると、現地時間2月28日に放映された今年の番組をアメリカで見たのは、542万人(アメリカでは、視聴率はパーセンテージでなく、人数で表示する)。昨年の1,476万人から60%も落ちたことになる。パンデミックで、いつものように会場にスターを集めて開催することがかなわない中、今年は、ホストのティナ・フェイがニューヨーク、もうひとりのホストエイミー・ポーラーがL.A.から出演し、候補者は自宅からZOOMで参加した。やはりヴァーチャル形式だった昨年秋のプライムタイム・エミー授賞式も、視聴率は過去最低となっている。来月末に予定されているアカデミー賞がこの困難にどう挑むのか、注目される。文=猿渡由紀
2021年03月02日8年ぶりに視聴率20%と、大河ドラマの初回視聴率として久々に明るい話題をもたらした『青天を衝け』(NHK)。実業家として近代日本の礎を築いた渋沢栄一は、江戸、明治、大正、昭和を生き、91歳で生涯を終えた。仕事だけでなくプライベートでもバイタリティを発揮していた渋沢には、2人の妻の間に7人の子供がいるほか、実は妾との間にも数十人子供がいたという説も。そんな渋沢栄一翁から学ぶ「食と健康トリビア」を紹介。【トリビア1】朝食は大好物のオートミール!オートミールとはオーツ麦を加工したシリアル食品で、食物繊維やミネラルが豊富な栄養食品。渋沢はスープ皿にオートミールを入れ、ミルクと砂糖を加えたものを食べていた。【トリビア2】もしかしてスイーツ男子だった!?「甘いものは好きでよく食べる」と言っており、和菓子の老舗への注文記録も残っている。ちなみに日本のビール産業に貢献した渋沢だが、アルコールはほとんど口にしなかった。【トリビア3】80代から始めた健康維持法とは?座ったまま背骨を軸に体を曲げたり伸ばしたりするストレッチ運動を80代から始めた。柔術家の坂本謹吾氏が始めた健康体操で「坂本屈伸道」と呼ばれた。【トリビア4】帰郷すると食べていたのは「煮ぼうとう」地元・埼玉県深谷市の名物「煮ぼうとう」をよく食べていたといわれている。深谷ねぎや地元で収穫されたたっぷりの野菜類と、幅が約2.5センチある幅広麺を煮込んだ醤油味のうどんだ。【トリビア5】高齢でも学ぶ心を忘れないすべての人は年齢に関係なく、勉強する心を失ってしまうと進歩がないとした。渋沢の長寿の秘訣は、70歳を過ぎても勉強を怠けたことがないという、その学びの姿勢にあるのかも!?【トリビア6】コーヒーの魅力にいち早く気づいたパリ万国博覧会へ派遣された際「すこぶる胸中を爽やかにす」と、飲んだコーヒーの感想を日記に記していた。コーヒーの魅力にいち早く気づいた日本人といえる。【トリビア7】健康の秘訣はくよくよしないインタビューで健康法について聞かれると「事物に屈託せざるを予の保健法」と答えている。くよくよと物事にこだわらないこと、という意味。落ち込んでも気持ちを切り替えることが大事!健康長寿の秘訣はここにあり!「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月28日8年ぶりに視聴率20%と、大河ドラマの初回視聴率として久々に明るい話題をもたらした『青天を衝け』(NHK)。16日には渋沢栄一の出身地である埼玉県深谷市で、大河ドラマ館が開館した。栄一の生家「中の家(なかんち)」のセットが再現されたもので、現存する旧渋沢邸の間取りを参考に設計。いろりを見ては、ここで栄一は家族団らんを楽しんでいたのね、といった感じでドラマの世界に浸れるのだ。出演者のインタビューを上映する「4Kドラマシアター」もあり、館内のどこからか吉沢亮が飛び出してきそうな錯覚にも。ほかに出演者が着用した衣装、サインなどが展示されている。ドラマの進行に合わせて展示内容も変更される予定で、1年を通してドラマを肌で感じられる場所になりそう!【渋沢栄一青天を衝け深谷大河ドラマ館】2022年1月10日(月・祝)まで開設開館時間:9〜17時(最終入館16時30分)休館日:無休料金:大人800円住所:埼玉県深谷市仲町20-2「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月26日草なぎ剛(46)が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』で、「第63回ブルーリボン賞」の主演男優賞を受賞した。「第44回日本アカデミー賞」で受賞した優秀主演男優賞に続く快挙だ。昨年9月25日に全国公開され、現在もおよそ20カ所の劇場で上映が続いている同作。観賞をリピートする“追いスワン”の影響もあり、公開10周目を記録した昨年11月には草なぎが異例の舞台挨拶を行ったほどだ。各メディアによると、草なぎは「何回も劇場の足を運んでくれたファンのみなさんの力が大きいです」と感謝。続けて高倉健さん(享年83)と大杉漣さん(享年66)の名前をあげ、「『立派な賞をいただきました』と報告したい。健さん、漣さんから頂いた要素を膨らませていろんな役ができている」と語ったという。今回、受賞が決定したのは2月23日。大杉さんの命日を21日に迎えたばかりでもあり、草なぎにとって感慨深い受賞となったようだ。大杉さんとは『僕の生きる道』、『任侠ヘルパー』、『嘘の戦争』(全てフジテレビ系)、『スペシャリスト』(テレビ朝日系)など多数の作品で共演した草なぎ。いっぽう「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)でギターセッションを披露するなど、その仲良しぶりは有名だった。「草なぎさんはお別れ会で、『また一緒にお芝居がしたい』『海にギターを持っていって一緒に歌いたい』などと声を震わせていました。あまりに突然のことで、何カ月も心の整理がつけられなかったといいます。草なぎさんがギターを始めたきっかけも大杉さんでした。大杉さんが楽屋でギターを弾く姿に憧れ、斉藤和義さん(54)のコンサートにも連れていってもらったといいます。ソロコンサートには斎藤さんも出演し、草なぎさんは大杉さんが繋げてくれた縁を大切にしているのです」(芸能関係者)■「常に進化している」大杉さんから多大なる影響を受けた草なぎ。そんな大杉さんは生前、役者としての草なぎを絶賛していた。「17年1月から放送された『嘘の戦争』では、大杉さんと草なぎさんの“演技合戦”が話題でした。大杉さんは、草なぎさん演じる復讐心に取り憑かれた主人公から標的にされてしまう役。ですが主人公が復讐を思いとどまる展開に、視聴者から『感動した』との声が殺到しました。大杉さんはこのドラマで、真摯に作品と向き合う草なぎさんに刺激を受けたといいます。余分なものを省いて仕上げていく姿勢に、『常に進化している』と評価していました」(ドラマ関係者)現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』でも、好演ぶりが話題の草なぎ。役者として進化し続ける姿に、大杉さんも天国から応援していることだろう。
2021年02月24日寺田心、杉咲花、大沢たかお、大森南朋、安藤サクラらが出演する映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の新たなキャストが発表された。今回発表されたのは、前作『妖怪大戦争』(’05)にも出演したキャストたち。まず、妖怪・小豆洗いを演じるのは岡村隆史。物語の重要な局面に必ず登場するも、特に何の役に立つわけでもなく、ひたすら風呂桶に入った小豆を水洗いしているだけ。日本の妖怪と世界中のモンスターが一堂に会した世界妖怪会議“ヤミット”の最中にも小豆を洗っていたため、天狗(三浦貴大)から「うるさい!君、帰れ!」と言われてしまう。前作と同じ役での続投について、岡村さんは「小豆洗いは僕自身だと思っているので、『この役は絶対に渡さへんぞ』という気持ちで挑みました」と並々ならぬ気持ちだったそう。「小豆洗いのビジュアルも前回よりパワーアップしていて、手の特殊メイクで小豆がさらに洗いやすくなったり、僕が薄毛の治療をしていることを加味していただいているのか、髪もちょっと増えています」と前回との違いを語り、「『妖怪大戦争』にはずっと続いてもらって、小豆洗いだけは毎回必ず出てきて、『小豆洗いといえば岡村だな』と言ってもらえるように、小豆洗いという妖怪をもっともっと磨き続けていきたいと本気で思っています」と熱いコメントを寄せている。前作で大天狗を演じていた遠藤憲一が、今作では妖怪・夜道怪として登場。ケイの弟・ダイを風呂敷で包み込み、妖怪の世界へと連れ去ろうとするキャラクターで、強面でぶっきらぼうだが実は優しく、キメゼリフを言おうとすると必ず最後にせき込んでしまい、結局何が言いたかったのかがわからない…というなかなかクセが強めな妖怪。目元だけ真っ黒な白塗り顔に、大きな笠をかぶったインパクト抜群のビジュアルで登場する遠藤さん。「顔の中で言うと目しか出ていないので、ほかの誰がやってもいいと思ったのですが、そういうものではないらしいのです。ですので精一杯、妖怪の気持ちになって演じました」と撮影をふり返っている。そして、妖怪・大首を石橋蓮司が再び演じる。妖怪の世界に迷い込んだケイの前に現れ、一吹きでケイを吹っ飛ばしてしまう、巨大な生首の姿をした妖怪だ。また、本作で角川歴彦と共に製作総指揮を務める荒俣宏が妖怪役で出演。ヤミットの議長で、雨が降ったときに現れる雨降小僧を演じる。議長にも関わらず、会議中はずっと眠っているという役どころゆえ、「どんな現場だったかまったくわかりません(笑)!しかし、ひしひしと感じるものはあって、悪夢を見るぐらい面白そうな印象がありました」と語っている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年公開予定©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年02月22日「広瀬さんは『もう、彼とはしばらく会っていない』と話していました。今度こそ田中さんとは別れたようですよ」(テレビ局関係者)広瀬アリス(26)が交際4年になるバスケットボール日本代表・田中大貴(29)と破局したという。「広瀬さんが(バスケットボールの)Bリーグ応援サポーターを務めた縁で16年末から2人の交際が始まりました。もともと広瀬さんはバスケ好きで、意気投合したそうです」(スポーツ紙記者)一時は結婚報道も出ていた2人。だが昨夏、スポーツ紙で突如、2人の破局が報じられた。「東京五輪が延期となり、競技に専念したい田中さんと、コロナ禍で時間の余裕ができた広瀬さんの間で溝ができたという内容でした。田中さんが新型コロナへの感染を発表した直後の報道で、広瀬さんには“強い結婚願望”があったとも。ですが、その翌日、別のスポーツ紙で、2人の関係者が『新型コロナと仕事のすれ違いで1カ月会っていないが交際は順調』と証言し、破局報道を否定したのです」(前出のスポーツ紙記者)それから約半年――今度の破局は理由が異なるという。「今度は広瀬さんが仕事で忙しくなり、別れを切り出したようなんです」(前出・テレビ局関係者)■“隠れ視聴率女王”と呼ばれる広瀬アリス現在、広瀬はドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)でヒロインを務めている。「冬の連ドラの中でも数少ない『視聴率上向き傾向の作品』となっています。第3話6.5%、第4話視聴率7.6%、第5話視聴率7.8%と数字が上昇しています。最近の広瀬さんは、テレビ局内では“隠れ視聴率女王”とも呼ばれています。昨年助演で出演した『トップナイフ』(日本テレビ系)は平均視聴率11.3%、『七人の秘書』(テレビ朝日系)は14.5%を獲得しています。彼女への出演オファーは絶えません」(民放テレビ局ディレクター)彼女の評価が年々、増している理由は、視聴率だけではない。「現場ではムードメーカーで有名です。新人スタッフにも明るく挨拶して、彼女が現場に入ってくると雰囲気が柔らかくなるんですね。女優業だけではなく、バラエティの仕事も増えるのは当然だと思います」(テレビ局関係者)実際、広瀬は3月7日、『R-1グランプリ』(フジテレビ系)でMCを務める。生放送のバラエティ番組で司会を務めるのは初だという。彼女への仕事のオファーが殺到して恋人との間に距離が生まれたのだろうか。広瀬の所属事務所に問い合わせたところ、担当者はこう答えた。「プライベートなことは本人に任せております」彼女の知人は言う。「妹のすずさんには、よく連絡をとって恋愛相談しているそうです」1月20日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した広瀬は、結婚願望について、「まったくないですね。人と暮らせないです。1人でお湯割りを飲みながら映画を見るのが幸せ」と語っていた。プライベートが充実しているいま、広瀬に“ワイフ”の選択肢はないようだ。「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月21日「百恵さん本人は口数が少なくて、僕ら自身もとても緊張してたといました。これまでいろんなインタビューで聞かれたのですが、実は百恵さんとどんな話したかなとかという記憶もあまりないくらいなんです」当日の様子をこう振り返るのは演出家の宮下康仁さん。宮下さんは山口百恵が80年10月5日に行った引退コンサートで、構成を担当していた人物だ。引退コンサートの様子をおさめた『伝説のコンサート“山口百恵1980・10・5 日本武道館”』(NHK総合)が1月31日に再放送され、8.6%という異例の高視聴率を記録。引退から41年経てもなお、色あせる様子はない。伝説的なエピソードばかりが取り上げられがちな百恵だが、一人の歌手としてもその実力は規格外だったと宮下さんはいう。「百恵さんはやっぱり歌が何よりすばらしい。今、いろんなアーティストさんが『秋桜』や『いい日旅立ち』をカバーしているけど、敵う人はいないと思ってしまいます。そういうことを考えると、本当にすごかったんだなと」引退コンサートでは曲目選びから舞台の構成まで企画段階から関わったという百恵。“演出家”としても百恵の才能は図抜けていたようだ。「衣装に関しては百恵さんが全部自分で決めてきて、僕らスタッフは一切タッチしなかったんです。当時のアイドルは演出家にすべて委ねるのが普通だったのですが、百恵さんは“最後は自分で”ということでいろいろ決めたのでしょう。引退コンサートには百恵さんがすべてのメッセージを込めて作ったのだと思います」やはり引退コンサートで特に印象的なのが、ラストとなった『さよならの向う側』を涙ながらに歌い終えた後、百恵がステージ中央にマイクを置いて去っていったことだろう。一部では、振付師が考案したともいわれている伝説の“マイクパフォーマンス”だが、宮下さんは“演出じゃない”と語る。「僕らがこうしろみたいに言った覚えがないんです。だから、僕らスタッフも“まさかステージ上に置いていくとは”という感じで、驚いた記憶があるんですね。よく“演出がそうさせたんですか?”と聞かれるのですが、『そうじゃない』と常に答えています。あれは“百恵さん自身の最後の気持ちだ”と、僕は今も思っていますね」最後に宮下さんは、今も消えることのない百恵への思いをこう口にする。「約50年、この世界にいますが、やっぱり本当に出会えてよかったと思います。百恵さんは年下ですが、本当に尊敬してます。僕が“今までに誰が一番印象に残ったんですか?”と聞かれたときに必ず、『百恵さんとユーミンです』と答えています。僕は2人がいちばん大好きです。本当に一緒に仕事ができて、40年経っても輝いてる百恵さんは自分の誇りです」
2021年02月20日「取調べのシーンで、一生さんの足元は机に隠れて映らないのに、内股になっていたんです。刑事役の北村一輝さんも“さすがだよ”と感心していました」(制作関係者)今季ぶっちぎりトップの視聴率を誇っているドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)。特に話題なのが高橋一生(40)の“中身は女性”役の演技だ。「主演の綾瀬はるかさん(35)演じる女性刑事と高橋さんが演じるサイコパスな殺人鬼の魂が入れ替わる設定。高橋さんの演技に『かわいい』『うますぎる』と、反響がすごいんです」(テレビ誌記者)本誌はそんな人気作の撮影に挑む高橋の姿を2月初旬にキャッチ。時折みぞれが降る極寒のなかでも、スタッフに笑顔を見せていた高橋。一方で、休憩中でも体をくねらせてみたり、ほおをかわいらしくプーと膨らませてみたりと、“女性役”のしぐさを研究しているような様子も見られた――。実は高橋は過去にも女性役を演じた経験がある。’08年の蜷川幸雄演出舞台『から騒ぎ』でのことだ。「男優だけでシェイクスピア劇を演じるという趣旨の舞台で、一生さんには小出恵介さんとのキスシーンも。稽古場では、男子トイレに入ったら相手役の気持ちが萎えるだろうという気遣いから衣装のドレスを着たまま女子トイレに入ったりしたそうです」(舞台関係者)■バイクの後ろに猿之助を乗せる仲このとき初の女性役を演じるにあたって助言を求めた相手がいる。それが女形もこなす歌舞伎俳優、市川猿之助(45)だ。「2人は親友といっていい間柄です。出会いは、14年前の大河ドラマ『風林火山』での共演。当時、猿之助さんは亀治郎を名乗っていたので“亀さん”“いっちゃん”と呼び合っています。私生活でも遊ぶ仲で、高橋さんが運転するバイクの後ろに猿之助さんを乗せて走った、なんて話も聞きましたよ」(芸能関係者)猿之助からもらった助言とはどのようなものだったのだろうか。「当時の高橋さんは“心がその役になりきることがいちばん大事”という感情優先の演技をやっていた。でも猿之助さんがやっている歌舞伎の女形には“型”がある。男性が女性役を演じるには女性よりも女性らしく見せる必要があるのだから、そういった“型から入る演技の方法”を試してみては、という内容の助言だったそうです」(前出・芸能関係者)高橋が見せた“内股”に“ほおプー”――。猿之助の助言を生かし、今回も女性に見える“型”を徹底して追究しているのだろう。最近は多忙さゆえ直接会う機会が減っているという2人だが、連絡はとりあっているようだ。「猿之助さんは昨年、『半沢直樹』での演技が話題になりました。一生さんはそのとき感想を送ったそうですよ。今作も同じ日曜劇場枠。猿之助さんからのエールも届いているでしょう」(テレビ局関係者)猿之助仕込みの“女っぷり”で、ますます魅了させてくれそうだ!「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月17日2月7日に放送された最終回の視聴率が18.4%と有終の美を飾った大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)。その放送から数日後、主人公・明智光秀を演じた長谷川博己(43)と長年にわたって交際を続ける恋人・鈴木京香(52)の引っ越し現場を本誌は目撃した――。「京香さんが選んだ新居は家賃200万円前後の高級マンション。これまで長谷川さんとは半同棲状態でしたが、新居では本格的に長谷川さんと一緒に生活すると聞いています。交際開始してから10年たちますが、今回の引っ越しで2人は事実婚状態になるそうです」(長谷川の知人)新しい愛の巣での生活に向けて京香も“身辺整理”をしていた。「4年ほど前に京香さんは、都心にある広さ150平方メートルほどのマンションを購入しています。値段は4億円前後で、住んではいなかったものの、長谷川さんと結婚後に住む部屋として考えていたともいいます。しかし、昨年1月にそのマンションを売却しているんです。今回の引っ越しについては長谷川さんとかなり前から相談していて、話し合いの結果、売却して今回のマンションに住むことに決めたそうです」(京香の知人)京香は最近、引越し準備に追われていることを感じさせるような発言をしている。《整然とした暮しにもあこがれますが、自分にはできないことがわかったので、たくさんのものに囲まれていても、すっきりと暮らせる方法はないものか、今模索中です(笑)》(『ミセス』’21年3月号)新たなステージに到達した長谷川と京香。これまで以上に高め合いながら最強の“役者夫婦”として過ごしていくようだ。「京香さんは昨年4月に個人事務所を有限会社から株式会社に移行し、自身も代表取締役社長に就任しています。ここ1年ほどドラマに出ずっぱりの京香さんですが、今後さらに積極的に女優業を続けていくための下準備として移行したそうです。長谷川さんはしばらくオフを満喫するそうですが、今年中に久々の舞台出演が控えているといいます。ある映画への出演も内定しているそうです」(舞台関係者)「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月16日「現場の雰囲気もすごくよく、空気感もつかめてきたような手応えがあるので、いい方向に進んでる気がしています」昨年9月、本誌にこう語っていたのは吉沢亮(27)だ。2月14日に放送開始した大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)で主人公の渋沢栄一を演じる吉沢。冒頭のコメントは同ドラマの撮影について述べたものだ。吉沢の“手ごたえ”の成果もあり、「青天を衝け」の初回放送は視聴率20.0%を記録(関東地区)。大河ドラマとしては13年「八重の桜」の21.4%以来、8年ぶりに20%の大台に乗せてのスタートとなった。さらに、吉沢の評判も上々の様子。ネットではこんな声が上がっている。《吉沢亮演じる栄一が明るく元気でいきいきしていて魅力的で良かったね》《主役の吉沢亮さんは、映画キングダムの演技も良かったので、期待が持てます。がんばって欲しいです》《吉沢亮さんの演技が新鮮でまっすぐで、見ていて気持ちがいいです。次も見る》そんな吉沢だが放送前、「大河主演は早いのでは」との声も多々上がっていた。「吉沢さんは10年に俳優デビューを果たしました。これまで大河で主演を務めてきた俳優たちのなかでは、俳優歴が短いほうかもしれません。そのため、当初は局内で“どよめき”も聞かれました」(ドラマ関係者)異例中の異例となる大抜擢だが、実は彼が大河に起用された理由のひとつに“クリーンさ”もあるという。振り返ると19年の「いだてん」のピエール瀧(53)やチュートリアルの徳井義実(45)、そして20年も「麒麟がくる」の沢尻エリカ(34)といった出演者の不祥事が相次いでいるのだ。■大河は放映期間が長く、出演者数も多い「現場は不祥事のたびに大混乱です。セットを組み直したり、撮り直しや編集作業もしたり。そうすると膨大なロスとなります。ですから、現場からは『もう再撮は嫌だ』と悲鳴も上がっていましたね……。いっぽう吉沢さんは、薬物関係だけでなく女性関係の危うい噂も聞こえてきません。それに大変な読書家で、努力家。そうした面からプライベートの面で安心感があります」(制作関係者)ただ、吉沢だけがクリーンでも意味がない。そこでNHKは4月以降、朝ドラや大河などのレギュラー出演者を対象に“確認書制度”を導入することとなった。2月13日の朝日新聞デジタルによると、確認書は「違法薬物を使用していない」などを誓約するもの。出演が決まった段階で交わすことになり、所属事務所の代表者や役者本人に提出するよう求めるという。また22年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で脚本を務める三谷幸喜氏(59)は先月、会見で「自分が『やばいかも』『スネに傷持ってるかな』と思う方は断ってください」と異例の呼びかけを行った。「大河ドラマは放映期間が長いため、通常のドラマに比べると出演者数も多くなります。そのため、相対的に放送中のリスクも増えることになります。今回の確認書は契約書ではないので、違反しても罰則はありません。ですから、1人1人が高い意識をもって大河に携わってくれることを祈るばかりです」(前出・制作関係者)
2021年02月15日子役の寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』のキャストが15日に明らかになった。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。今回出演が明らかになったのは、天邪鬼役の赤楚衛二と茨木童子役のSUMIRE。赤楚が演じる天邪鬼は、主人公の兄(けい)が冒険の中で出会う鬼の一人で、いつも自分の考えとは真逆の回答をして兄を振り回す。道を急ぐ兄を必死で追いながら「お前、歩くの遅いなー」(=速い)、窮地に陥ると「絶体絶命の、チャーンス!」(=ピンチ)など、コミカルでどこか憎めない性格が特徴のキャラクターだ。一方で、捨てられていた白いガラケー(聞いたことは何でも教えてくれる不思議なガラケー)を唯一の友達として大切にするピュアな一面も。真っ赤な顔にアシンメトリーの角、特徴的な鼻など、本格特殊メイクで見事鬼への変身を果たし、新境地を披露している。SUMIREが演じる茨木童子は、武闘派な鬼の一族のリーダーで、兄の先祖にして平安時代に実在した伝説の妖怪ハンター・渡辺綱に痛い目に合わされた過去があり、鬼の大群を従えて兄の命を狙おうとしている。実際の言い伝えでは、茨木童子は綱に腕を切り落とされたという話も多々存在しており、好戦的な鬼として知られる存在だ。見た目にもド派手な鬼に変貌し、迫力のアクションシーンにも挑戦している。○赤楚衛二 コメント前作を映画館で観ていたので、今回の出演については『また妖怪大戦争をやるんだ!』という驚きと、新作で鬼を演じさせていただける喜びで溢れています。天邪鬼を演じる上では、たたずまいや動きも参考にしたくて『マスク』や『ロード・オブ・ザ・リング』など特殊メイクが印象的な作品も見直しました。独特な声の出し方は『ちびまる子ちゃん』の山田くんをイメージしたりもしています(笑)。天邪鬼のことはめちゃくちゃ大好きです!鬼だけど、どこか垣間見える人間らしさに共感してもらえる役だと思います。初めて演じた鬼役ということもありますが、とても愛らしいし、実は辛い思いもしてきたキャラクターなので、撮影が終わった時には兄たちと出会えてよかったなとしみじみ思いました。○SUMIRE コメント妖怪に対する仲間意識の強さや芯のある茨城童子として、初めてのアクションや役作りの上で妖怪の格好をして三池監督の非現実的でも魅力的でアクティブな世界観のある作品に携わる事が出来て楽しかったです。初めて寺田心君との共演で今まで自分が持っていた心君のイメージと違い、撮影の合間に学校で流行っている事を話してくれたり一緒に遊んだり無邪気な子供らしい部分をたくさん見せてくれて嬉しかったです。
2021年02月15日赤楚衛二とSUMIREが、有名妖怪をはじめ、映画オリジナル妖怪、世界中のモンスターも加わり妖怪ワールドが拡大する『妖怪大戦争 ガーディアンズ』にて、“鬼”役として参加することが分かった。「仮面ライダービルド」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」『思い、思われ、ふり、ふられ』などに出演する赤楚さんが演じるのは、主人公・兄(寺田心)が冒険の中で出会う鬼のひとり、天邪鬼。名前の通りあまのじゃくな性格で、いつも自分の考えとは真逆の回答をして兄を振り回す役どころ。兄を必死で追いながら「お前、歩くの遅いなー」(=速い)と言ったり、窮地に陥ると「絶体絶命の、チャーンス!」(=ピンチ)と言ったり、コミカルでどこか憎めない性格。また、捨てられていた白いガラケー(聞いたことは何でも教えてくれる不思議なガラケー)を唯一の友達として大切にしている。そして、「装苑」専属モデルであり、『リバーズ・エッジ』『mellow』など女優としても活動するSUMIREさんが演じるのは、武闘派な鬼の一族のリーダー・茨木童子。兄の先祖にして、平安時代に実在した伝説の妖怪ハンター・渡辺綱に痛い目に合わされた過去を持っており、鬼の大群を従え兄の命を狙う。本作では、迫力のアクションシーンにも挑戦している。前作を映画館で観たという赤楚さんは「『また妖怪大戦争をやるんだ!』という驚きと、新作で鬼を演じさせていただける喜びで溢れています」と出演を喜び、「天邪鬼を演じる上では、たたずまいや動きも参考にしたくて『マスク』や『ロード・オブ・ザ・リング』など特殊メイクが印象的な作品も見直しました。独特な声の出し方は『ちびまる子ちゃん』の山田くんをイメージしたりもしています(笑)」と役作りを明かす。SUMIREさんは「妖怪に対する仲間意識の強さや芯のある茨城童子として、初めてのアクションや役作りの上で妖怪の格好をして三池監督の非現実的でも魅力的でアクティブな世界観のある作品に携わる事が出来て楽しかったです」と撮影をふり返り、「初めて寺田心君との共演で今まで自分が持っていた心君のイメージと違い、撮影の合間に学校で流行っている事を話してくれたり一緒に遊んだり無邪気な子供らしい部分をたくさん見せてくれて嬉しかったです」と共演した印象を語っている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は今夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年公開予定©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年02月15日「史上初の無観客開催という異例の紅白歌合戦でしたが、司会進行をつとめた二階堂さんの素晴らしさが際立っていましたね」(NHK関係者)新型コロナウイルスの感染対策から史上初の無観客開催となった昨年の紅白歌合戦。だが事前収録やリモート出演などといった手法を駆使したことで、平均視聴率が前半34.2%を記録。後半も40.3%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2年ぶりに40%を上回る高視聴率となった。その立役者と言われているのが、紅組の司会を務めた二階堂ふみ(26)だ。「二階堂さんが司会に抜擢されたのは、朝ドラ『エール』でヒロインを務めた流れからから決まったこと。ただ本職は女優業ということもあり、当初はNHK内でもそこまで期待していなかったのが本当のところでした。しかし蓋を開けてみると曲名やアーティストの名前を一度も噛まずに、局アナ顔負けの名司会ぶりを発揮してくれたのです。無観客でプレッシャーが少なかったとも言えますが、NHK上層部は『期待以上の逸材だった!』と大喜びでした」(前出・NHK関係者)なぜ女優の二階堂が、ここまで場慣れした司会進行を務めることができたのか。その理由は、あるバラエティ番組への出演にあったという。「日本テレビの『ぐるナイ』人気企画“ゴチになります”へのレギュラー出演が大きかったそうです。ナインティナインや共演者たちからバラエティ番組ならではの立ち居振る舞いなどを教わり、アドリブ力も鍛えられたのです。二階堂さん自身も『ゴチでバラエティの勉強をさせてもらったのが大きな財産になった』と話していました。その経験が、紅白でも生かされたみたいです。白組の司会を務めた大泉洋さんのマイペース過ぎる発言にも、うまく対応。『そろそろよろしいですか?』と言ってバッサバッサと回していく進行力は、とても女優とは思えないほど安定感抜群でした」(テレビ局関係者)意外な才能を発揮したことで、すでに複数の特番からオファーが殺到。早くも二階堂の囲い込み合戦が始まっているという。「司会だけでなく、紅白で彼女が歌ったディズニーメドレーの歌唱力の高さにも驚きの声が上がっていました。演技も歌も司会もできる万能ぶりは、彼女の評価を大きく押し上げたといえるでしょう。テレビ局は今、こぞって彼女の獲得競争に動いています」(レコード会社関係者)NHKでは大河ドラマ3作品、朝ドラ1作品に出演している。今後の出演は決まっているのだろうか?「もちろんNHKも、彼女のスケジュール獲得に躍起になっていますよ。近いうちに大河ドラマへ出演する可能性も、大いにあると思います。そしてもちろん、今年の紅白司会への出演も。実は局内でもすでに『何もなければ彼女で当確』と話題になっていますよ」(前出・NHK関係者)
2021年02月13日「綾瀬さんと高橋さんは今回が初めての共演ですが、役名にちなんで“あーちゃん”“ひーちゃん”と呼び合っているそうです」(TBS関係者)現場の様子からも好調ぶりが伝わってくるのが綾瀬はるか(35)主演のドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)だ。綾瀬演じる刑事・望月彩子と高橋一生(40)演じるサイコパスの殺人鬼でエリート社長・日高陽斗の魂が入れ替わるという本作。初回から3話連続で2桁超えの視聴率を記録するなど、絶好調。好調の理由が綾瀬の入れ替わり演技だ。毎話、SNS上では綾瀬に魅了される視聴者が続出!《高橋一生が入った綾瀬はるかはとても色っぽい》《未だかつて見たことないぐらい妖艶ですわ》日高と入れ替わってから艶やかな魅力を放ち始める彩子。第2話で見せた柄本佑(34)演じる同居人・陸を彩子が馬乗りになって誘惑するシーンは大きな話題に。しかし、その裏で綾瀬は“かつてない挑戦”に悪戦苦闘しているようだ。「綾瀬さんはこれまで天真爛漫な役を演じることが多かったですが、ここまで色気を要求される役は初めて。綾瀬さんも『もっと色気を出さないと……』と悩んでいるようで、男性から見て“いい女”に見えるよう研究しているそうです」(ドラマ制作関係者)■綾瀬の“セクシー相談”に柄本佑は…綾瀬もその苦悩ぶりをこう明かしている。《不敵な笑みで周りを誘導したり、人を翻弄するような描写が多くて。こういう役はあまり演じたことがないので、悪い私(笑)にぜひ注目して見てください》(『LEE』’21年2月号)そこで綾瀬は艶やかになるべく男性共演者への“セクシー相談”を行っているという。「綾瀬さんは、時間を見つけては高橋さんに『どっちが色っぽいかな?』と上着を脱ぐ際のしぐさや流し目の表情などを相談しているそうです。『ひーちゃんのこのしぐさって日高としての癖だよね?』と、高橋さんの役としての言動も常にチェックしているといいます。また、髪をゆるく巻いたヘアスタイルの際は柄本さんに『大人の女っぽく見える?』などと質問攻め。柄本さんも、その積極ぶりにときには答えに窮して固まってしまうことも……」(前出・ドラマ制作関係者)そして、この経験が綾瀬の新境地を開くことになりそうだ。「今回の役を演じたことで、新たな色っぽい一面が引き出されるようになったと、現場では評判です。今後、艶やかな役のオファーなどが増えていくでしょう」(前出・TBS関係者)悪女役も習得した綾瀬にもう死角はない!?「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月12日「(条件は)大事なのがあるね。S・R・A。“仕事に理解がある”。(男女)お互いですけどね」DAIGO(42)は1月31日放送のラジオ『DAIGOのOHAYO-WISH!!』(TFM)で、結婚相手の条件についてゲストに問われ、こう語っていた。’16年に人気女優の北川景子(34)と結婚したDAIGO。’20年9月には、2人の間に第1子が生まれたばかりだ。「DAIGOさんはよく子供の面倒をみているそうです。夫の協力もあり、北川さんは、産後約2カ月で仕事にスピード復帰し、その後も忙しい毎日をおくっています」(芸能関係者)DAIGOは、北川を献身的にサポートしつつも、実は焦りを抱いているという。「もともとアーティストのDAIGOさんですが、今の“主戦場”はタレント活動。現在も多数の番組でレギュラーを務めています。その中の1つである『火曜サプライズ』(日本テレビ系)が3月末で終了することが決まっています。DAIGOさんと北川さんが距離を縮めるきっかけとなった思い出深い番組です。一部メディアでは、高視聴率番組であった『火曜サプライズ』の終了は、新型コロナウイルスの影響で“収録が難しくなったため”と報じられています。さらに昨年から『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)も打ち切りが近いとささやかれているのです。長年レギュラーを務めている両番組は、いわばDAIGOさんの“ホームグラウンド”的な存在でした。それが次々と消滅していくことにプレッシャーを感じているようです」(制作会社関係者)だが、2月7日からは、メインMCを務めるバラエティ番組『最初と最後にはワケがある』(朝日放送テレビ)もスタートし、けっして、仕事量が減っているようには思えない。しかし先の制作会社関係者は続ける。「DAIGOさんは『景子ちゃんはもっと活躍しているし……』と今後の仕事面での夫婦格差の拡大を心配しているようです。さらに、1児の父となり、4月で43歳になることから、DAI語を使う“チャラそうなキャラ”に限界も感じているのでしょう。そのため、昨年末から知り合いのプロデューサーたちに『仕事ありませんか』『なんでもやります』などと相談したりアピールしたりしているのです」DAI語でいうところのS・O・S(仕事お願いします)を発信しているDAIGO。“求職活動”が功を奏し、妻・北川の理解を得続けることはできるか――。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月11日1月30日に放送された『伝説のコンサート“山口百恵 1980.10.5 日本武道館”』(NHK総合)の視聴率が8.6%と高視聴率を記録するなど、今も日本中から愛される山口百恵(62)。73年にデビューしてから次々とスターダムを駆け上がり、78年の『第29回NHK紅白歌合戦』では10代で紅組のトリを務めるなど日本を代表する歌手に。この記録は未だ破られていない。しかし人気絶頂の80年3月、三浦友和(69)との婚約を突如発表し、芸能界引退も決断。冒頭の番組で放送された日本武道館でのコンサートをもって、表舞台から去っていったのだ。引退後は山口百恵ではなく“百恵さん”として、第2の人生をスタート。84年に長男・三浦祐太朗(36)、翌年には次男・三浦貴大(35)を出産。友和はもちろん、祐太郎は歌手、貴大は俳優業でそれぞれ活躍するなど、母親として家族の芸能活動を支えてきた。そこで本誌が目撃してきた百恵さんの姿を写真とともに今振り返りたい――。■数少ない公の場!原監督の結婚式に夫婦で出席引退後、幾度となく復帰説が囁かれた百恵さん。メディアの出演依頼もすべて固辞してきたが、報道陣の前に姿を現すことも。そんな貴重な機会の一つが、86年に行われた原辰徳(62)の結婚式だ。当時、読売ジャイアンツで不動の4番を誇っていた原とプライベートでも親交のあった友和と百恵さん。全身黒のシックな装いで出席した百恵さんは、友和とともに笑顔で報道陣の前に。百恵さんが公の場に久しぶりに現れるとあって、報道陣も殺到した大賑わいの結婚式となった――。■長男夫妻の正月帰省を笑顔でお見送り引退後の百恵さんの日常を彩った趣味がキルト制作。87年ごろからキルト制作をはじめ、キルト作家の鷲沢玲子氏に師事し、19年には作品集を販売するまでに。そんな百恵さんが手塩をかけて作ったリングピローを渡した相手が長男の祐太朗だ。昨年6月に祐太朗は声優・牧野由依(35)との結婚を発表。その際、発表した妻との2ショット写真では、百恵さんからもらったリングピローが大切に抱えられていた。牧野と頻繁にLINEをするなど、嫁姑関係も良好な百恵さん。そして本誌は今年1月、実家に帰省した祐太朗と牧野の姿を目撃。祐太朗夫婦の帰り際、百恵さんは玄関口まで笑顔で2人を見送っていた。
2021年02月11日《みなさんの応援のおかげで無事、最終回を迎えることができました。本当にありがとうございました!》こうつづったのは、大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)の公式Twitter。2月7日、最終回を迎えた同作。スポニチアネックスによると視聴率は18.4%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)、そして最高瞬間視聴率は21.6%を記録したという。冒頭のツイートののち、公式Twitterは主演・長谷川博己(43)のコメント動画をアップ。すると投稿から18時間ほどで9.1万もの“いいね”を記録し、さらにコメント欄には《1年間欠かさず見ることが出来て本当に良かったです》《麒麟がくる番外編見たいです!!!》《素敵な大河ドラマをありがとうございました!》と称賛の声が相次いでいる。そんな有終の美を飾った「麒麟がくる」だが、放映前から一波乱があった。昨年11月、帰蝶役に決まっていた沢尻エリカ(34)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。「当時、すでに10話まで撮影されていたため撮り直しすることに。現場は大混乱でしたが、長谷川さんは『一番大変なのは代役の方』と一致団結を呼びかけていました。そして、代役に選ばれたのが川口春奈さん(25)です。時代劇未経験だったため、当初は戸惑いもあったようですが、無事演じ切りました。川口さんは大河効果もあり、現在CM契約は13社。ピンチをチャンスに変えたといえるでしょう」(制作関係者)■沢尻の逮捕に続いて、新型コロナ。視聴率の急落も「いだてん」ではピエール瀧(53)が逮捕され、さらにチュートリアル・徳井義実(45)の法人所得の無申告も明らかに。そして沢尻の逮捕と“番狂わせ”の続いた大河だが、「麒麟がくる」は新型コロナにも見舞われた。「沢尻さんの逮捕を受け、初回は2週間遅れでスタートしています。ただでさえイレギュラーななか、新型コロナの影響で2カ月半もの間、撮影を中断することに。そうして大河史上初めて、年をまたいでの放送となりました」(前出・制作関係者)また初回の視聴率は19.1%だったものの、回を重ねるごとに数字がダウン。初回から約1ヵ月後となる、昨年2月16日の放送回では13.2%に。約6ポイントもダウンすることとなった。「近年の大河に比べて下がるペースが速すぎたため、心配の声も上がっていました。もともと主人公の明智光秀は『本能寺の変』で織田信長を自害に追い込んだこと以外、あまり知られていません。そのため放送が始まっても関連書籍があまり出版されず、盛り上がりに欠けるところもありました。しかし、放送を続けていくなかで固定ファンが生まれました。そうして最終回が近づくにつれ、視聴率も持ち直すことに。地道にいい作品を作り続けてきた結果といえるでしょう」(民放局のドラマスタッフ)苦難を乗り越えた「麒麟がくる」。座長の長谷川や出演者、そしてスタッフ一同、胸を撫で下ろしていることだろう。
2021年02月08日1月30日に放送された『伝説のコンサート“山口百恵 1980.10.5 日本武道館”』(NHK総合)の視聴率が8.6%と高視聴率を記録するなど、今も日本中から愛される山口百恵(62)。73年にデビューし、次々とスターダムを駆け上がった百恵だが、80年3月に突然の芸能界引退を公表する。その契機となったのが、三浦友和(69)との結婚だ。74年の主演映画『伊豆の踊子』での共演以来、親交を深め次第に惹かれていった2人。79年10月にはリサイタル中に友和との“恋人宣言”を行い、世間に衝撃を与えた。そして、翌年3月には婚約会見を行い、引退興行を行うと発表した。その締めくくりが、冒頭の番組でも放送された日本武道館での引退コンサートだ。コンサートの企画からかかわった百恵は全30曲を披露。最後には、マイクをステージ中央に置いて去っていくという“伝説”を残して表舞台から去っていった。■1,800人が出席した“伝説の披露宴”引退コンサートから約1カ月後の、80年11月19日に百恵と友和は結婚式を執り行った。披露宴の会場となった東京プリンスホテル・鳳凰の間には約1,800人の招待客が出席。仲人を故・宇津井健さん(享年82)が務め、メイン司会は故・岡田真澄さん(享年70)、サブ司会に徳光和夫(79)という超豪華な面々が顔を揃えた。また披露宴の様子はテレビで生中継され、平均視聴率30%という驚異的な数字も記録していた。■空港にマスコミが殺到!超厳戒態勢の新婚旅行日本中の祝福を受けて新たな人生をスタートさせた百恵と友和だが、なんと披露宴の翌日に新婚旅行を敢行!2人が選んだハネムーンの行き先はハワイ。20日の出発日には披露宴の興奮も冷めやらぬマスコミ各社が空港に殺到することに。空港内で即席の会見が行われる事態となった。厳戒態勢のままハワイへ旅立った2人だが、マスコミ各社も現地へ大挙して追跡する。一生に一度の新婚旅行を守るべく、友和の事務所は“驚きの一手”を打つ。当時を知る芸能リポーターはこう語る。「ハワイにはマスコミが何十社も潜入していたので、すべての追跡から逃れるのはなかなか難しい。そこで友和さんの事務所は、マスコミ各社に『最終日に取材する場を設けるからそれまではそっとしておいてほしい。もし一社でも破ったら、取材はなしにします』と事前に告げたんです。2人の貴重な新婚旅行を正式に取材することができるわけですから、これにはさすがに各社も従いましたね」マスコミ対策も“伝説的”だった百恵と友和夫妻だった――。
2021年02月07日昭和を代表する伝説の歌姫・山口百恵(62)。1月30日に放送された『伝説のコンサート“山口百恵 1980.10.5 日本武道館”』(NHK総合)の視聴率が8.6%を記録した。昨年10月に同番組がNHK BSプレミアムで放送されるやいなや、大反響となった。そして、NHK総合に移す形で今回の再放送が実現し、異例の高視聴率となったのだ。芸能界を引退してから41年経った今も、日本中の人々を魅了し続ける山口百恵。本誌はデビュー当時から現在にいたるまで、数々の“百恵伝説”を目撃してきた。わずか7年半の芸能生活となった百恵だが、現役時代の彼女を支えた“キーパーソン”との思い出を写真とともに振り返りたい。■先輩・和田アキ子との絆72年12月にオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)で注目を集め、73年にデビューを果たした百恵。そんな百恵の頼れる先輩として君臨していたのが、68年に同じ事務所からデビューした和田アキ子(70)だ。百恵のデビュー作となった映画『としごろ』では和田が主演を務め、右も左もわからない百恵を支えていたという。本誌も事務所のパーティで和田が百恵にケーキを食べさせる“愛の指導”を目撃している。■百恵を変えた夫・三浦友和との出会いデビューから破竹の勢いでブレイクしていった百恵。そんななか、74年に運命の出会いを果たす。将来の伴侶となる三浦友和(69)だ。同年、百恵が主演した映画『伊豆の踊子』で友和が相手役を務めると、次々と他の映画でも共演していき“ゴールデンコンビ”と呼ばれるまでに。次第に百恵も共演相手ではなく、友和を一人の男性として意識していくことに。80年9月に刊行された自叙伝『蒼い時』(集英社刊)で百恵は友和へのビビッドな気持ちをこう綴っている。《晴海埠頭のロケーションがあった時だった。彼の胸に顔を埋めるシーンで、厚手のセーターを通して、私の耳に響いてくる彼の鼓動を聞きながら、「この鼓動を特別の意識を持って聞くことのできる女性に……私がなれたら」と思った。それは、まぎれもない、恋の実感だった》
2021年02月06日「先日、無事に第二子が誕生いたしました。既に賑やかさが増した我が家をとても愛おしく思います。出産まで支えてくれた家族、友人、先生方へ感謝の気持ちでいっぱいです」こう綴ったのは榮倉奈々(32)。4日、榮倉が所属事務所の公式サイトを通じて第二子を出産したと発表した。16年8月に賀来賢人(31)との結婚を発表し、17年6月に第一子を出産した榮倉。昨年8月には第二子の妊娠を発表し、この度、無事出産した。各メディアによると、母子ともに健康で、性別や具体的な出産日時は公表していないという。榮倉は冒頭のコメントに続いて、榮倉は「一度しかない全ての瞬間を大切にできるよう、心穏やかに、家族仲良く過ごしていけるよう、努めたいと思っております」と決意を綴っていた。昨年8月末の妊娠発表以降、芸能活動を休止していた榮倉。夫の賀来とともに、おだやかな妊婦生活を送っていたようだ。「榮倉さんは昨年1月クールに高視聴率を記録した『テセウスの船』(TBS系)に出演。賀来さんも昨年の実写邦画作品で興行収入第1位となった『今日から俺は!!劇場版』に主演するなど、業界を代表する売れっ子夫婦です。榮倉さんが外出する際は、賀来さんが自宅でお子さんの面倒を見るなど、夫婦で支え合いながら出産まで過ごしていたと聞いています」(芸能関係者)昨年12月、本誌は臨月直前の榮倉の姿を目撃している。夕暮れ時、第一子を迎えに都内の保育園を訪れた榮倉。そのお腹はぽっこり膨らんでいた。子供を迎えると、楽しげに談笑しながら手を繋いで、帰路についていた。新たな家族を迎えた喜びとともに、“売れっ子夫婦”の快進撃はますます続いていくことだろう――。
2021年02月05日初回放送から3話続けて視聴率2桁越えをキープすると絶好調なドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)。高視聴率の立役者が熱血刑事役の綾瀬はるか(35)と魂が入れ替わったサイコパスな殺人鬼役を演じる高橋一生(40)だ。女性らしい仕草や言葉遣いを要求される難役だが、高橋は挑戦するにあたって私生活もかなり“ストイック”なものにしているようだ。「基本的には外食をせずに、自炊していると聞いています。得意料理は、かぼちゃとそぼろの煮物だったり、筑前煮だったりと、和食系です。きっと大好きだったおばあちゃんの影響もあるのでしょう」母親が2度再婚し、“3人の父がいる”という複雑な家庭環境だった高橋。だが、そんな彼を俳優の道に導いてくれたのがいまは亡き祖母だったのだ。《僕が子どもの頃、毎週土曜日は祖母の家に行き、夜遅くまで一緒にビデオを観て過ごしました。祖母が僕を劇団に入れたのは、自分が好きな映画やドラマに孫が出演したら嬉しいという気持ちがあったからかも》(『婦人公論』’09年10月7日号)高橋は祖母から多大な影響を受けたというが、その1つが、宗教への興味。ドラマでは殺人鬼を演じている彼だが、実生活では神道や仏教に詳しいことでも知られているという。「’20年に放送された『TOKIOカケル』では、伊勢神宮について熱く語る場面もありました。私は彼が、司馬遼太郎の『空海の風景』を読んでいるのを見たことがあります。空海は彼が尊敬する偉人の1人で、空海や開祖となった真言宗にまつわる本は何冊も持っているのです」(前出・テレビ局関係者)祖母がお経を読む姿を眺めて育ったからなのだろう。高橋は’17年に『あさイチ』で、こんなエピソードも明かしていた。「お経とかがすごい子どものころから好きで。なんか耳ざわりがよくて。『なんなんだろうこれは』って思って……」奔放な性格の母親には距離を感じ、祖母の家にいるとき以外は、ふさぎがちだったという高橋。そんな少年時代と宗教への傾倒について、僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳さんは、「宗教の存在意義は“救済”です。複雑な家庭環境にあって、仏教に救いを求めたいという人はとても多いのです。少年時代の高橋さんが、自分とご両親との関係に寂しさを感じていたのであれば、仏教に関心を寄せたのも自然なことだと思いますね」昔は“救い”だったという宗教だが、いまは俳優としての自分磨きに欠かせぬものになっているようだ。「撮影前の早朝や、撮影後の深夜の座禅は、彼にとってルーティンになっています。彼は『自分にとって足りないものについて考えるため』と、言っていました。座禅を組めないときにも、雑念を払い、自分の内面を見つめるために、“スマホにふれない時間”を作っているとか」(前出・高橋を知る俳優)肉体を磨き、内面を見続けることでつくり上げた“サイコパス役”。今後の怪演からも目が離せない。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月04日