子どもが小学生の入学式のことです。保護者席に座って子供の入場を待っていると、斜め前にある夫婦が来ました。まさかの服装にあ然ほとんどがスーツの中、その夫婦は違いました。ママは派手なワンピース、そしてパパは、デニムに派手な色のロンTにキャップをかぶっていました。なんと、その夫婦は子どもが入場すると、大声で子どもの名前を叫び、可愛いよ!と叫び始めるのです。まるでライブ会場のようでした。校長先生や来賓の方の話はつまらなそうに、足と腕を組み寝始めてしまい驚きました。式が終わると、疲れたと言い入学式のパンフレットを捨てて帰って行きました。 ◇◇◇ 周りの保護者たちもその夫婦にびっくりしていたようで、あの子のお家とトラブルになったら大変そうと気にする保護者もいました。親のせいで子どもが遊んでもらえない等ありそうで、親としてのあり方も気をつけなくてはいけないと思いました。 作画/さくら著者:戸竹みこ40代、パートをしている主婦。子供は女の子男の子の2人。
2024年03月08日子供の学校生活において、楽しみの1つである給食。好きなメニューがあると気分が上がり、逆に苦手なメニューがあると憂うつな気分になるものです。親は、学校から配布される献立表を見て、子供がどんな給食を食べているのかを確認するでしょう。娘の献立表を見た母親「まじで分からん」4児の母親である、あっすー(@asu_K_K_R_)さんはある日、娘さんが通う小学校の献立表を見てこう思いました。「給食でどんなものを食べているのか、めちゃくちゃ気になる」『カレーライス』や『揚げパン』など、献立表に書いてあるメニューを見れば、子供が何を食べているのかはだいたい想像がつくはず。しかし、あっすーさんは献立表を見てもどんな料理かが分からなかったといいます。ある4日間のメニューがこちらです。めちゃくちゃ難解…。メニューからも見てとれるように、あっすーさん家族は沖縄県に住んでいます。娘さんの学校ではちょうど『学校給食週間』といって、地元の郷土料理が給食に登場する期間だったようです。それぞれの料理の意味は、こちら。・中身そばモツをこんにゃくやシイタケと一緒に煮込んだそば。『中身』とは『豚のモツ』のこと。・マーミナーウサチーモヤシの酢の物。『マーミナー』はモヤシ、『ウサチー』は酢の物やあえ物という意味。・イナムドゥチ豚肉やこんにゃく、かまぼこなどが入った、甘味噌の汁物。かつてはイノシシの肉を使っていたが、イノシシ肉が手に入りづらくなったため、豚肉を使って作られるようになったそう。・ミヌダル豚のロース肉を薄切りにし、黒ゴマだれをまぶして蒸したもの。真っ黒な仕上がりから『黒肉(クルジン)』とも呼ばれる。・チデークニイリチー島人参(チデークニ)と豚肉をシンプルに炒めたもの。・クーリジシ豚の三枚肉やトウガン、ゴボウなどを具材にした卵とじの汁物。『クーリ』は氷、『ジシ』はシシ(肉)を意味する。・スルルー小のから揚げキビナゴのから揚げ。沖縄に10年間住んでいるという、あっすーさんも『イナムドゥチ』や『ミヌダル』、『マーミナーウサチー』といった、カタカナのオンパレードに「まじで分からん」とお手上げだった様子。ご当地感満載のメニューは地元の人にとっても難解なようで、「沖縄出身だけど全然分からないよ」「想像すら難しい」といった、多くの反響が上がりました!・チャンプルー以外分からなかった。26日がえぐい。・呪文のようなご飯だ。もうおばあに聞くしかなさそうです。・生まれてからずっと沖縄に住んでいるけど、これは分からんよ。・献立表が愉快すぎる!また、「給食で『ミヌダル』が出るの!琉球王朝の宮廷料理だよ」「『スルルー小』は、『スルルーぐゎ~』って呼ぶはずです!」といった声も。子供たちが郷土料理に触れる機会を作ろうと、学校の調理師や栄養士がアイディアを練って『ご当地メニュー』を考えたのでしょう。毎日食べられる子供たちがうらやましいですね!あっすーさんの娘さんは、毎日「おいしかったー!」といっているとか。あっすーさんも「ご当地ご飯を食べさせていただけて、調理師さんたちに感謝です」とつづっていました。地元の食について知ることも、子供にとって大事な学びの1つ。沖縄ならではの食文化を楽しみながら、すくすくと成長していってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月27日息子が小学5年生の頃の話です。塾の送り迎えの時に連絡が取れるようにと、息子にスマホを持たせていました。すると、とんでもないことが起こってしまったのです―。 知らぬ間に起きていたとんでもない事件…塾の送り迎え用にと息子に持たせたスマホ。 ある時、届いた請求書を見てあ然としてしまいました……。 なんとそこには、請求額として5万円との記載が!息子はスマホゲームにのめり込み、無断で課金を繰り返していたのです。その時の私は、驚きのあまり怒ることさえできませんでした。 翌日ー。 私は今回の件を息子としっかり話し合うことにしました。息子に請求額が5万円だったことを伝えると、本人はそんなに金額がいっているとは全く思っていなかったようで、かなり驚いた表情。お年玉で支払うという本人の申し出を受け、お年玉で5万円を支払ってもらいました。 5万円という大金を支払うことは息子にとって苦い経験だったようで、いい勉強になったと思います。本人もスマホの使い方をよく考えるようになり、この件以降スマホトラブルはありません。が、ほかにもさまざまなSNSトラブルを見聞きするので、今後のためにスマホの使い方について、改めて伝えたいと思います。 イラスト/きりぷち著者:aihara mio
2024年01月24日特定非営利活動法人・多様な学びプロジェクトが行った「不登校の子を育てる保護者のニーズ調査」。本記事ではこの調査の中から、保護者を対象とした調査結果(速報値)の内容をご紹介します。保護者の考える「不登校のきっかけ」1位は「先生との関係」多様な学びプロジェクト「不登校の子を育てる保護者のニーズ調査」より保護者が考える子どもの不登校のきっかけは、「先生との関係(先生と合わなかった、先生が怖かったなど)」が最も多く261人(33.5%)。次いで「学校システムの問題(価値観が古い、時代に合わない、風土に合わないなど)」が204人(26.2%)、「勉強は分かるけれど授業が合わない(授業がわかるけどつまらない、読み書きが苦手、グループワークが苦手など)」が158人(20.3%)、「学校のきまりなどの問題(学校のルールや校則に納得がいかなかった、制服を着たくなかったなど)」が149人(19.1%)でした(※1)。学校側がきっかけとの回答が上位になっていることがわかります。ここで比較として、学校を対象にした文部科学省の調査結果[*1]を紹介しましょう。それによると、学校(※2)が「不登校の要因」として挙げたのは「本人に係る状況(無気力・不安)」で、51.8%に及びました。次に多かったのは「本人に係る状況(生活リズムの乱れ・あそび・非行)」で11.4%となっています。したがって学校側としては、子ども本人に要因があるという認識が強く、先ほどの保護者の回答と比較すると両者の認識に大きな隔たりがあると言わざるを得ません。このギャップが不登校の問題にマイナスの影響を及ぼしている可能性は否めないでしょう。--------------------(※1)数値は、保護者向けアンケート内で保護者から回答を得た「子ども」777人を分母とした割合。また、「子ども」とは現在・過去を含み不登校開始時に小学生~高校生の方(※2)国公私立小・中学校[*1]文部科学省:令和4度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要86%の親が不登校の子どもへの対応や将来に悩んでいる多様な学びプロジェクト「不登校の子を育てる保護者のニーズ調査」より続いて、保護者の悩みの状況を見てみましょう。現在の子どもへの対応や子どもの将来について「悩んでいる」人は86%に上りました(「すごく悩んでいる」、「悩んでいる」、「まあまあ悩んでいる」の合計)。ほとんどの保護者が悩みを抱えている現状がうかがえます。「子どもが適切な居場所に出会っていない」と思う親が46%多様な学びプロジェクト「不登校の子を育てる保護者のニーズ調査」よりまた、不登校の子どもが適切な居場所(学校含む)に出会っているかという質問に対して、「そう思わない」「あまりそう思わない」の合計が46%にのぼり、「すごくそう思う」「まあまあそう思う」の合計33%を10ポイント以上、上回る結果に。子どもが居場所を見つけられていないと考える保護者が多いことがわかります。行政に期待するのは、フリースクールなどの利用料への支援多様な学びプロジェクト「不登校の子を育てる保護者のニーズ調査」より保護者が行政に望む支援としては、「フリースクールなど学校以外の場が無料または利用料減免」が439人(75.4%)、「フリースクールなど学校以外の場に通った場合の家庭への金銭的支援」で432人(74.2%)が上位2つを占めました。先ほどの設問で、子どもに適切な居場所がないと考える保護者が多かったですが、この設問の回答からも、学校以外の居場所に対する支援が強く求められていることがうかがえるでしょう。そのほか、「学校が変わってほしい」(421人、72.3%)、「学校教員への研修」(420人、72.1%)も7割以上と高い割合を示しました。まとめ不登校の子どもをもつ保護者(元保護者)を対象にした意識調査の結果をご紹介しました。不登校のきっかけとして学校の問題をあげる保護者が多いですが、それとは対照的に、学校側は不登校の要因が子どもにあるとしていることに注目すべきでしょう。また、子どもに適切な居場所がないことを心配する保護者が多く、居場所に対する支援が最も求められていることがわかりました。(マイナビ子育て編集部)画像はイメージです<調査概要>■不登校の子を育てる保護者のニーズ調査 / 特定非営利活動法人多様な学びプロジェクト調査期間:2023年10月6日~12月31日※速報値は10月13日時点のデータを元に集計調査対象:さみだれ登校や不登校のこどもを育てている保護者/元保護者調査方法:インターネット調査
2024年01月17日私は息子に関するある出来事をきっかけに、私は10年務めた会社を辞め、在宅ワークをすることにしました。新しい生活の中で、今まで見えなかったものが見えるようになったのです。子育てをしながら働くということ子どもを育てながら、長い間福祉施設で働いてきました。職場は子育てをするスタッフに比較的理解があって、休みも柔軟に対応してくれる職場です。 しかし、外で働くことで子どもとの時間に余裕がなく、慌ただしく過ぎていく毎日に私は「このままでいいのか」と思うようになっていました。 下校中にトラブルを起こす息子外的刺激に弱く、小学校に入ってからは登下校が他の子の倍以上かかる息子。朝は送ってあげられるのですが、帰りは私の仕事の関係上なかなか迎えに行けません。 他の家族の迎えも期待できない状況で、息子はひとりで帰っては行方不明になったり、友だちとトラブルを起こしたり……。息子に言って聞かせても改善する様子はなく、私は仕事をしていても息子の下校時刻になると心が落ち着かない毎日でした。 思い切って在宅ワーカーに!小学2年生になった息子は、集中して授業を受けられなくなり、周りの音に過剰反応するなど学校生活に問題が出てきました。このことをきっかけに、専門医から発達障害の診断を受けたのです。 服薬が始まることで、今まで以上に息子へのケアが大切になってくることを実感し、私は家族や職場の上司と相談を重ね、仕事を辞める決意。10年務めた会社を辞めるのは本当に勇気がいることでした。しかし、今、私がするべきは子どもたちのケアだと強く思い、短期間でしたが引継ぎをおこない退職しました。 今は在宅ワークでWebライターの仕事をしながら、朝は余裕を持って子どもたちと接し、夕方は一緒に料理をしたり宿題を見たりしてあげられるようになりました。「ママが家にいてくれてうれしい」という子どもたちの言葉を聞いて、毎日に余裕を持って暮らすことの大切さを実感しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ななぎ著者:夏目 柚木
2024年01月12日わが家はアパートに住んでいます。小学4年生の息子がアパートの敷地で遊ぶと言うので私も付き添って外に出ました。車や人に気を付けながら様子を見ていたら、同い年くらいのお子さんと遭遇したのですが……。ボール遊びに飽きたと思ったらまさかの行動に…そのお子さんは、私たちの隣でボール遊びを始めました。すると、遊びに飽きてきたのか、2階にあるその子の家のベランダに移動し、駐車場に向かってボールを投げつけ始めたのです……。わが家の車も近くに停まっていたので、ヒヤヒヤ。思わず「車に当たるかもしれないし、危ないから外にボール投げるのはやめようね」と注意しました。 後日、その子のママにお伝えするタイミングがあったのでお話をしましたが、まったく知らなかったようで驚きました。年齢が上がるにつれて子どもをひとりで遊ばせるようになるママやパパは多いと思います。しかし、まだまだ物事の良し悪しを判断しきれない部分もあるので、危険な遊びをしないよう普段から親子で話をしておくことが大切だと感じました。そしてもし見かけたときは、周囲の大人が注意するなどして、地域で協力し合いながら子どもたちの安全を守っていけるといいなと思います。 作画/まげよ著者:ゆいまま
2023年12月27日娘の小学校への入学を機に引っ越したマンションで、同じ階に住む同い年の女の子と仲良くなりました。さっそく我が家へ遊びにくることになったのですが……。友だちの迷惑行動にあ然…娘の友だちが家に遊びに来ました。おやつを出すと何度もおかわりを要求。飲み物も勝手に棚からコップを取り出して、氷とジュースを入れていました。それだけでなく、いつの間にかトイレを使っていると思えば、トイレの消臭スプレーをずっと噴霧して遊んでいたり、勝手に水遊びをして家中水浸しにしたりと手に負えなくなりました。 小学1年生なので、友だちの家で遊ぶときのルールがわかっていないのではないかと考えた私。娘と友だちの娘2人にまとめて、人の家では勝手に棚や冷蔵庫を触ってはいけないことなどを伝えました。 すると、友だちは注意をされた経験があまりないのか、私が話している間終始ムスッと横を向いていました。その後、毎日のように家に遊びに来ましたが、残念ながら一つも改善がありません。ルールを守ろうとしている娘も私もストレスになっているので、その友だちとは遊ぶ頻度を減らして距離を取っています。 作画/いずのすずみ著者:大城香織
2023年12月20日小3の長男の話です。その日の下校予定時刻は15時だったため、遅くなってもいつも15時半には帰宅します。しかし、その日は15時半を過ぎても帰宅しないのです。心配になって通学路を探してみましたが、小学生の姿はもうありませんでした。そこで、同じ下校班のママさんに連絡して一緒に探すことに。すると驚きの事実が判明したのです――。 通学路を探しても見つからず…その日はわが家の長男と、同じ班のママさんのお子さんきょうだいの3人という下校班で帰宅する日でした。同じ班のママさんに連絡すると、「実はうちの子も帰って来ていなくて、さっき学校に連絡したんですが、もう下校しているようなんです」とのこと。 心配になったので、わが家の年長と2歳の子どもを連れて、ママさんと4人で近所を捜索を始めました。「事故だったらわかりますよね」とママさんと話しながら、子どもが同じ小学校に通っているお宅に「うちの子がお邪魔していませんか?」と連絡を取りながら、通学路周辺を歩くことに。しかし通学路を探しても見当たらず不安は募るばかり……。 すると、ママさんが「もしかして……」と通話を始めました。電話の相手は学校の近くに住むママさんのお義母さん。するとなんと、ママさんの予感は当たり、下校中にママさんのお義母さんが自宅に招いてくれたそうで、わが家の長男もお邪魔していたことが判明したのです。ママさんと一緒にそのお宅へお迎えに行き、長男と「学校から寄り道をしないで帰宅すること、友だちの知り合いだとしても、知らない人の家には上がらない」と約束しました。 ママさんからは「義母はお菓子をいただいたから子どもたちに食べさせてあげたかったそうですが、今度からは一度帰宅させるようにお願いしました」と連絡がありました。 この件から、ママさんのお義母さんは野菜やお菓子をくださったり、学校帰りや散歩中に声をかけてくれたりするようになり、わが家の子どもたちのことも孫のようにかわいがってくれています。とても心配した出来事でしたが、親子ともに再度下校のルールなどについて話し合う良い機会になりました。今は通学路にこのような方がいるのを心強く感じています。 イラスト/きりぷち著者:安藤 はるか
2023年12月15日息子が小学1年生になり、下校時間になると学校の近くへ迎えに行っていました。そのときの息子の行動にびっくりしてしまい……。 下校時に迎えに行ったところ…小学1年生になった息子。下校時はひとりで帰ってくるので、最初は私が学校の近くまで迎えに行っていました。 ある日のこと。信号の向こうで、お便りのような紙を手に持っている息子が見えました。赤信号を待っているとき、紙を落とした息子。その瞬間、風で飛ばされるお便りを追いかけ、車道に向かって走り出したのです。 そこは交通量の多い道路で、車もビュンビュン走る場所。ハッとしましたが、赤信号で私が向こうに行くことができず、大声を出したとしても声が届かない距離。心臓が飛び出そうになりましたが、車道に出るギリギリのところで、息子はその紙を拾いました。 ただ運がよかったとしか思えず。息子には物より命が大事だから、絶対に追いかけて取りに行かないようにと話しました。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもはまだ視野が狭いことも多く、それが事故につながってしまうことも。命に関わる危険なことはしっかり話しておきたいですね。 作画/森田家著者:尾中ぽこ
2023年12月05日私が第二子を妊娠していた時の話です。妊娠後期に入り、だいぶおなかも大きくなっていましたが、夫は仕事で忙しく平日はワンオペ状態のため、1歳9カ月の娘を連れてスーパーへ買い物に出かけました。なかなか収まらない娘の癇癪。スーパーの売り場で困り果てていると、通りがかった女性が「あらぁ~大変そう」と一言。その後続いた言葉に耳を疑いました……。 見知らぬ女性の信じられない言葉…娘と「お菓子は一つだけ」という約束をして出かけましたが、スーパーにつくと「お菓子1個じゃイヤ」「ジュースもほしい」と駄々をこね始める娘。ちょうどイヤイヤ期に入ったところで、一度火が付くとなかなか収まりません。しまいには床をゴロゴロ。抱っこして移動できればいいのですが、娘は暴れるので落としそうなうえ、おなかも重く、なかなかその場から離れられずにいました。 するとその時、60代くらいの女性が横を通りました。「あらぁ~大変そう」と声をかけられたので、一瞬励ましてくださるのかと思いました。しかし……。 「うちの孫はこんな子じゃなくてよかったわ。」と大きな声で言って通り過ぎて行ったのです……。その後、駄々をこねる娘をなんとか抱っこして人通りの少ない場所に移動し、機嫌が落ち着くのを待ちました。 悲しかったけれど、「子どもに対して寛容な人ばかりではない」と気づかされた出来事でした。自分が年を重ねても、子どもが小さかったときに大変だったことを忘れず、同じ思いをしているママに手を差し伸べられるようになりたいとも感じました。 イラスト/はた子著者:山田 まい
2023年11月30日小学校の宿題の定番である、音読。国語の教科書などを子供が音読し、親はそれを聞いて『音読カード』にサインをします。家庭によっては、子供が喜びそうなシールやスタンプなどを用意している親もいるでしょう。4児の父親である、@kt6666gさんは、ある日我が子の音読カードの写真をX(Twitter)に投稿。そこに記された『サイン』が反響を呼んでいます。父親が作った音読カードのサインとは?音読カードに『父』というサインを書き続けて7年目になるという、投稿者さん。今回、満を持してあるものを作ったのだとか。7年目にしてリニューアルした、投稿者さんのサインがこちらです!音読カードに押されていたのは、『父』のハンコ…!投稿者さんは、今まで手書きだったサインをハンコにしようと思い、ネットでオーダーして作ったのだといいます。新しいサインには、音読カードをチェックした先生も思わず「スゴイ!」と反応。お子さんもハンコを初めて見た時は「いいやんいいやん」と喜んだそうですが、先生から反応がもらえたことが一番嬉しそうだったといいます。簡単なサインでも、毎日手書きとなると手間に感じるもの。押すだけで『父』を量産できるハンコには、子供を持つ親から称賛の声が集まりました!・初めて見ました!これは確かにすごい。・僕も買おうと思いました!意外と『父』と書くのも面倒くさいですよね。・お父さんも素敵、先生も素敵。先生も思わず反応した、『父』のハンコ。もしかすると、投稿を見た全国の父親たちから注文が殺到するかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年11月25日息子が保育園に通っていたときのことです。4月開所の保育園に7月に転園で入園しました。すぐにお友だちができ仲良く過ごせてホッとしていたのですが、一人とても乱暴なお友だちがいて、お迎えのたびにその子を見ては心配になっていました……。友だちの意外な行動息子から「今日ね、〇〇くんがね……」と毎日のように乱暴な友だちがやらかしたことの報告が。「何かあったらすぐに逃げて先生に相談するんだよ。やり返したりしないようにね」と口を酸っぱくして伝えていました。そして恐れていたとおり、あるときから息子が被害に合うように。 気に入らないことがあると突き飛ばす、叩くは当たり前。息子が作ったものを壊す、積み木で裸足の足の甲をガンッと殴る(勿論ギャン泣き、保育園でも保冷剤で冷やしてくれました)など。息子は「〇〇くんが……」と報告してくれます。 保育士さんからもご連絡いただくこともあり、どうやら息子の話は本当のよう。私は気になりつつも、保育園が対応してくれているようだったので見守っていました。 しかし、小学校に入学すると驚く出来事が。廊下で息子がその子とすれ違ったとき、息子の荷物を教室まで運ぶのを手伝ってくれたのだそうです。また、息子曰く乱暴することはなくなったのだそう。子どもは日々学んで成長していくのだと感じた出来事でした。 作画/ぽよ母著者:からは りく40代、小学生の母。体調を崩し現在離職中。夫は在宅勤務。
2023年11月24日アメリカのプロ野球球団『ロサンゼルス・エンゼルス』に所属して活躍している、大谷翔平選手。『二刀流』と称された優れた投打を生かし、2023年3月には野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』で日本を代表して勇姿を見せました。幼少期から野球とともに歩んできた大谷選手は、その愛と笑顔を子供たちに届けることにしたようです!大谷翔平、全国の小学校に野球グローブを寄贈同年11月9日、スポーツシューズメーカーである株式会社ニューバランスジャパンは、同社と契約する、大谷選手に関する情報を発表。大谷選手が、日本国内の約2万校の小学校に、およそ6万個のジュニア用グローブを寄贈することを明かしました。今回寄贈されるグローブは、右利き用と左利き用、小学校低学年用サイズの3種類。野球とともにあった自身の少年時代を振り返り、「全国の子供たちに、楽しくキャッチボールをしてもらいたい」という想いから、この企画を実施するにいたったといいます。大谷選手のサインがデザインされたグローブは、同年12月から2024年3月までを目途に、順次、全国の小学校への寄贈をスタートするとのことです。なお、寄贈される小学校には、国公私立の小学や義務教育学校、特別支援学校も含まれます。育ち盛りな子供たちの、体力向上や健康促進を祈って寄贈される、大谷選手のグローブ。今回の寄贈について、大谷選手はこのように想いを明かしています。私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気付けるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。グローブを寄贈することで、子供たちが野球というスポーツに触れ、興味を持つきっかけになってほしいと願っています。大谷選手の行動に、ネットからは「本当にかっこいい。人として尊敬する」「『全小学校』というところに優しさを感じた」といった称賛と感謝の声が続出。きっと大谷選手の想いは、全国の子供たちにも伝わるはずです。そして、野球の魅力や大勢で遊ぶ楽しさを知っていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月09日こども総合保険とは?こども総合保険とは、Chubb損害保険株式会社(チャブ保険)が扱う子どものための保険です。満23歳未満または、学校教育法に定める所定の学校の学生および生徒を対象に、国内外を問わず日常生活におけるケガや賠償損害を補償するもので、育英費用、救援者費用または病気にも対応しています。遊んでいるときのケガや移動中の交通事故など、日常生活には大小問わずさまざまなリスクが存在しています。毎日を安心して過ごすためにも、子どもが直面する可能性があるリスクに対し、手厚い補償で備えておきたいですね。こども総合保険の補償内容は?賠償補償賠償補償は、自転車を運転中に人に衝突して大けがを負わせてしまったときや他人の物を壊してしまったときなど、第三者に損害を与えて法律上の賠償責任を負った場合に補償するものです。家族全員が補償の対象となり、自治体の自転車保険義務化にも対応しています。育英費用補償育英費用は、扶養者(子どもの生計を支えている親権者)が交通事故や天災などの偶然な事故によるけがで死亡または重度後遺障害が生じた場合に支払われる子どもの未来のための補償です。子どもの成長を見守るうえで、健康に気をつけているママやパパは多いでしょう。しかし、自分たちに万が一のことがあった場合、子どもの生活を助けるお金が用意できると安心ですね。傷害補償傷害補償は、学校内や登下校時のケガ、交通事故・遊びやスポーツ中のケガを補償するものです。公園の遊具から落下して大ケガをしたときなども対象です。ケガだけではなく、熱中症や一類から三類までの特定感染症、腸管出血性大腸菌(O-157)などの細菌性食中毒、ノロウイルスといったウイルス性食中毒も補償内容に含まれます。疾病補償風邪をこじらせて肺炎になり入院したなど、新たな病気にかかり、入院や所定の手術をした場合、疾病補償の対象となります。熱中症、特定感染症、細菌性食中毒は、傷害補償と重複して支払われます。ただし、0歳児や先天性異常、保険加入前から治療中の病気については補償の対象となりません。葬祭費用補償葬祭費用補償は、子どもが所定の特定感染症を発病したことが原因で死亡し、親族が葬祭費用を負担した場合に受けられる補償です。日本国内だけではなく、渡航先などで感染症に罹患した場合も含まれます。救援者費用補償海や川、山など出先で子どもが事故に見舞われた際に、親族が現地にかけつけることがあるでしょう。このような場合の補償として用意されているのが、救援者費用です。偶然な事故により、子どもの緊急な捜索・救助活動などが必要と警察などで確認された場合に、親族が負担した費用が補償されます。こども総合保険と学資保険の違いは?こども総合保険は損害保険の一種で、子どもが第三者に損害を与えてしまったり、大きな病気にかかったり、ケガを負ったりしたときにその賠償損害や医療にかかる負担を補償するのが主な目的です。これに対し学資保険は、進学に伴って必要となる学費の貯蓄に重点を置いた保険です。学費保障を充実させるのが目的で、子どもの未来の選択を助けます。こども総合保険は加入するべき?こども総合保険は、損害補償だけではなく傷害や疾病など幅広く対応している保険です。子どものうちはケガをしたり感染症にかかったりする不安が大きいため、24時間安心して過ごせるようにリスクが補償されています。近年では自転車事故を起こした子どもに対し、高額の賠償を求めた裁判例もいくつかあがっています。このような状況を踏まえると、こども総合保険は時代に即した重要な備えであるといえます。また、保険契約者が使える24時間緊急医療・健康相談サービスや示談交渉サービスなど心強いサポートが受けられるのも大きなポイントです。こども総合保険で安心の毎日をママやパパたちが子どものころと比べて、新たなリスクだと感じることは多いのではないでしょうか。社会のルールやリスクはその時々で大きく変わるため、子どもの安心に備えるには、時代のニーズに対応していることが求められます。チャブ保険のこども総合保険は、自転車事故や病気に備えた補償など、今の時代に合った補償が充実しています。網羅的にバランスよくリスクに備えられるこども総合保険で、子どもの未来を守りたいですね。※この記事は2023年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。取扱代理店:EGS株式会社L2310567
2023年10月24日「ねえねえ、これは秘密なんだけど…」みなさんは小さい頃、友人と『ここだけの話』を共有したことはありますか。誰にも教えたくないことを特別に教えて、信頼関係を築いていたという人もいるのではないでしょうか。そんな『ここだけの話』をテーマに、羊の目。(hitsujinome)さんが漫画を公開しました。『乙女の秘密』小学校の授業で、自己紹介カードを書くことになった、絵那ちゃん。『好きリスト』に書くことを考えていた時に「同じクラスの沙希ちゃんは、たかしくんが好き」ということを思い出します。このことは、2人だけの秘密…だったのですが、前の晩に夜更かししていた沙希ちゃんは、寝ぼけたはずみで『好きリスト』にたかしくんの名前を書いてしまいました。自己紹介シートが回収された後で、ちゃんと消したか不安になってしまった、沙希ちゃん。その後、廊下で絵那ちゃんが声をかけてきて…。絵那ちゃん、『うっかり』に気付くも…?絵那ちゃんは、沙希ちゃんの『うっかり』に気付いていたのですが、消しゴムで消すほどの時間はなかったそう。そこまで聞いて、「終わった…」と涙を流す、沙希ちゃん。しかし、翌日登校すると、沙希ちゃんは異変に気が付いたのです。『好きリストだがし』そう、絵那ちゃんは『たかし』にこっそり濁点を足して、『だがし』に書き換えていたのでした!その後、遅れてやってきた絵那ちゃんに、沙希ちゃんはハグで感謝を伝えます。人知れず『乙女の秘密』が守られていたそばで、当のたかしくんは「へー…沙希、駄菓子が好きなんだ」と、感心した様子。それを見て安堵し、ホッとひと息つく、絵那ちゃんと沙希ちゃんなのでした。[文・構成/grape編集部]
2023年10月23日子供が時折書く『珍解答』。大人が予想だにしなかった斬新すぎる答えに、ついクスッときてしまうことがありますよね。ただ、中には事情により珍解答になってしまった場合もあるようです。yumedecoyamaさんはある日、娘さんが持ち帰ってきた宿題の答え合わせをしました。出題されたのは算数の問題で、はかりに表示された重さを当てるというもの。目盛りを読んで、きちんと理解できるかを問う問題だったのですが、娘さんは『できない』と解答しました。実は、それもそのはずで…。なんと、問題の肝心な部分に穴が空いていたのです!紙のプリントを管理しやすくするため、バインダーなどに通す穴を空けるのはよくあること。ですが、その穴がちょうど、問題の大事な部分に重なってしまったのでした。これでは、確かに目盛りを読むことはできませんね。残念ながら問題に答えられない実状をとらえた、娘さんの解答には「懸命さが伝わった」「これ、ある意味正解でしょ!」といったコメントが寄せられました。ちなみに投稿者さんは、娘さんに「空欄は埋めようね」と常々伝えてきたそう。母親の教えに従う、娘さんの素直さが伝わりますね…![文・構成/grape編集部]
2023年10月22日子供の遠足の楽しみの1つといえば、持っていくお菓子選びでしょう。ただ、学校や地域によっては、お菓子の予算が決められていることも…。『遠足のおかし』小学校の先生として働く、あみたろう(amitaro_t)さんは、児童から、『遠足あるある』な質問をされました。お菓子の上限金額が300円ということに、不満を持つ児童へ「昔からそう決まっているの」となだめる、あみたろうさんですが…。あみたろうさんは児童たちの反応を見て、300円以内でお菓子を買いに行くことに。そこで見かけたのは、100円のチョコと180円のグミ!予想以上に値段の高いお菓子に、あみたろうさんは思わず言葉を失ってしまいます。その後、チョコとグミしか買えなかったあみたろうさんは、教室で「300円は確かに少ない!」と児童の主張に賛同したのでした。【ネットの声】・大人も経験することが大事ですね。・懐かしい!・私が子供の頃は、110円まででした…。遠足のおやつが、300円以内は十分ではないと、身をもって体験した、あみたろうさん。自ら同じ境遇に立ち、相手の気持ちを理解しようとする姿勢は、きっと児童からの信頼も厚いのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月20日小学1年生になった長女。初めての小学校での担任の先生は女性です。入学式での先生の第一印象は、きっちりしていて厳しそうな雰囲気でした。長女に合わないのではないかと心配をしていました。その後、個人懇談会があり、私は緊張してのぞみました……。 初めての授業参観での先生の印象私は、「小学校の先生は幼稚園の先生と比べると厳しいし、子どもと距離をとっている」 というイメージがありました。そして入学式に実際に見た担任の先生の印象は本当に厳しそうな方……。長女は先生に甘えたいタイプだっだので「大丈夫かなあ?」 という気持ちでした。今思えば眼鏡をかけていたことも、厳しそうというイメージを助長していたと思います。 そして、初めての授業参観を迎えました。 すると……。参観中は先生の怒っている姿を見ることはなく、やさしい声がけをする先生だなと感じた一方、やっぱり子どもとの距離感をきちんと線引きしているという印象も受けました。 やがて入学してから2カ月ぐらいたったころの個人面談のこと。 それまで先生と二人でお話ししたことがなかった私は緊張していました。そしていざはじまると―。まだ担任の先生と娘との関わりが短いため、娘の学校での様子をあまり聞けないだろうと思っていましたが、先生は娘のいいところ、普段どんなことをよくしているのかなど細かに教えてくれたのです。また、私が最近娘の家での行動が赤ちゃん返りのようなものが多く悩んでいること、4人きょうだいなのでどうしても我慢が多くなっていることを伝えると、とても親身になって聞いてくださり、アドバイスをしてくれました。さらに「学校で発散できる場所を少しでも作れるように私も努力させていただきます」と、涙が出そうになる言葉をくれたのです。 厳しく、子どもとの距離もきちんと線引きしていると感じた先生は、実は娘のことをよく見てくれていて、保護者である私に対しても寄り添ってくれる先生だったのです。娘が1年生のときに、この先生が担任でよかったと思いました。 担任の先生は最初は厳しそうに見えたけれど、子どものいいところをたくさん見つけてくれ、保護者にも寄り添ってくれる素敵な先生でした。人を見た目で判断してはいけないと改めて思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:松谷 えりな
2023年10月20日毎学期終わりに、先生から児童へのフィードバックがあるのですが…娘が先生に言われたことは…「どうして勉強を理解できているのに挙手して発言しないのですか?」だったそうです。 子どものころは、ひどく恥ずかしがり屋だった私は、挙手・発言しない児童でした。答えがわかっていても、あのしーんとした雰囲気の中、起立して発言することは、当時の私にはとてもハードルが高かったです。わが子たちの小学校の方針なのか、児童の発言へ声掛けする様子を参観日に見て、「とってもいいな~」と思いました。…けど、普段いい声掛けのイメージが強すぎるばかりに、間違えた時やマイナーな考え方を言った時の反応とのギャップが辛くなりがちなようで…難しいですね。
2023年10月10日9月30日、岐阜県の小学校で行われた運動会の最後に、小学校の50周年を記念し、大量の風船を飛ばすバルーンリリースが行われることに。当日の様子について岐阜市議会の佐藤幸太議員(33)はX(旧Twitter)に《快晴で何より!》とポストし、青空を舞うたくさんの風船の写真をアップしている。その3日後、栃木に住む男性がXで風船の一つが自身の元に届いたと報告。男性は写真もアップしており、そこでは風船とヒモ、そしてそれに括り付けられていた用紙の姿を確認することができる。用紙には小学校の名前と児童の書いた「スポーツカーにのってレースにかちたい」という夢が綴られており、男性は「夢を叶えてほしい!」と投稿している。するとリプライ欄には、《すごい感動 本当に届くものなんだなぁ》《こういうの素敵ですね》《少年よ!将来の活躍を期待してます♪》との声が。また前述の佐藤議員も《バルーン飛ばしの風船が栃木まで!ご紹介ありがとうございます》と大喜びだ。いっぽう、称賛一辺倒かというとそうではない。というのも、写真で紹介されている用紙には「この用紙はカモミールの種入りです。土に還ります」と書かれている。しかしカモミールは外来種であり、定着すると生態系に影響を与える可能性があるのだ。そのため、Xでは生態系破壊を危惧する声がこう上がっている。《素敵ツイートっぽいけど、このイベント良くないんじゃ?カモミールの種入りって言うから調べたら繁殖力高いみたいじゃん。生態系破壊に繋がらないの?》《カモミールは外来種なのでもし各地で定着してしまうと各地の生態系が狂います》《生態系を崩すよね》《実際、外来種の種を広範囲に飛ばす環境テロを子供たちにやらせてるの夢も希望もないのよね…》■「“環境に何も影響がない”ということがベスト」今回は風船が人の元に届いたが、人の目の届かない場所に到着した風船もあるはず。それは結果的に、生態系の破壊に繋がるのか。そこで本誌が環境省に見解を問い合わせたところ、中部地方環境事務所を紹介され、同所の担当者は「予防策や安全面に立った上での考え方をお伝えします」とした上で、こう答えた。「今回のカモミールが“生態系の破壊に繋がるかどうか”の確証はわかりません。ただ、自生していない場所に他の種類が人為的に運ばれるということはあまり好ましい状況ではありません。在来の植物が生えるべきところを外来種が占拠してしまうと、在来の植物が生え辛くなってしまう。そうなると在来の植物に依存していた他の動物たちにも影響がある。それが巡り巡って、生態系への影響に繋がります。ただ花壇や植木鉢など、人の管理が行き届くところで栽培していただく分には全然問題はないと思います」(以下、カッコ内は中部地方環境事務所の担当者)しかし、もう一つ気がかりな点が。それは、風船についてだ。栃木県の男性は風船とそれに付随していたヒモについて「土に還るものだそうです」と説明しているが、それでも「誤って食べた野生動物に影響を与える可能性もあるのでは?」と危惧する声もネット上に上がっている。そこで、このことについても尋ねてみた。「どうしても風船を飛ばさなくちゃいけない事情があるのなら、生分解性という土に還る素材でできた風船を使うのは一般常識になりつつあります。ただ、それを動物が誤って食べた場合、どうなるのかまでは私にはわかりかねます。動物にも、色んな種類がいますから。判断材料がないので害があるともないとも言い切れません。しかし、どういったケースにしても“環境に何も影響がない”ということがベストです」華やかなイベント、バルーンリリース。しかし関わった人全てに、自然に配慮した行動が必要となりそうだ。
2023年10月06日児童たちがさまざまな科目を学び基礎的な学力を身に着ける、小学校。先生は、児童が楽しく勉強できるよう、あらゆる工夫を凝らしながら授業を行っていることでしょう。そんな小学校での日常のワンシーンをテーマにした、仲曽良ハミ(@nakasorahami)さんの漫画をご紹介します。『工夫してくれる先生』漫画の主人公であるいくるの小学校では、先生が算数の授業を行っていました。しかし、前の時間に体育の授業でプールに入ったいくるたちは、体力を使い切り眠気がマックスに!うつらうつらとしている児童たちを見て、先生がとった行動とは…。「仕方ない…眠気覚ましにあれを使うか」こういって先生が取り出したのは、板書用の大きな定規!いくるたち小学生にとって、大きな定規はまるで勇者が持つ盾のようでかっこいい存在だったのです。このことを知っていた先生は、興味を引かせるために「さあ、みんな注目だ!」と定規を取り出し、いくるたちの眠気を覚ましたのでした!小学生の子供心を理解し、楽しく学べる環境を作る先生の対応には称賛の声が集まっています。・プールの後の授業の眠さ、そして『ジャンボ定規』のかっこよさを分かっている先生は最高ですね!・これは小学生には刺さるヤツ。チョークを入れて使うでっかいコンパスも大興奮でした!・子供たちの興味を引きながら、勉学に打ち込める環境を作るの、本当に尊敬するなぁ。先生の工夫により、この後いくるたちは眠気に打ち勝ち、楽しく算数を学ぶことができたことでしょう。こうした経験は記憶に残り、「先生の授業、楽しかったよね」と将来思い出話になるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日私の長女は、現在14歳の中学校3年生です。これまで娘を育ててきた中で、私にはとてつもなく後悔していることがひとつあります。どんなに後悔しても時間を戻すことはできないので、思い出すたびに胸が締め付けられます……。 娘も私も1年生私は娘を出産後にすぐに離婚して、シングルマザーとなりました。そこから予備校に通い、看護師になるべく私は看護大学に入学。無事に国家試験に合格し、晴れて看護師として働くことが決まりました。私が看護師1年目になるとき、娘はちょうど小学校1年生になる歳でした。 入職してすぐだったので、私は上司に「娘の入学式に出席するので休みが欲しい」と言い出すことができず、娘には「ママ入学式行けなくてごめんね、ばぁばが行くからね」と伝え、実母に入学式を見届けもらうことに。「本当は娘の晴れ姿を見たいけど、新人なのでそんなことはとても言えない……」と思いながら、その日は仕事に励みました。 そして後日、上司との面談の中で子どもの話になりました。 すると上司が「娘さん、今年小学校入学だったの?! 言ってくれたら、入学式の日お休みにできたのに」と言ってくれたのです。そのとき、私は「何で休みのことを上司に打診もしないで、最初から入学式に出ることを諦めてしまったんだろう」と、とても後悔しました。 娘から「ママに入学式に来てほしかった」と言われたことは一度ないので娘がどのように思っているかはわかりません。しかし、私自身は行きたい気持ちが強かったので、自己判断で「きっと休みなんてもらえないだろう」と考えてしまったことを、とても後悔しています。どんなに後悔しても時間は戻りませんが、アルバムで入学式の写真を見るたび、胸がきゅっとなります。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:鈴木 沙智
2023年09月20日不登校児童が「学校に行けなくなった原因」、最多は「いじめ」にアンケートの結果、いじめが原因の不登校が1位になりました。いじめによる不登校の中には「友達からのいじめ」だけでなく「学校の先生からいじめられた」や「友達の親からいじめられた」など、子ども以外からのいじめを原因とする声もありました。特に学校の先生とのかかわりについては3位にもランクインしており、苦手な先生と出会ってしまうと児童は逃げ場がなく、かなりの苦痛になっているようです。また、いじめの中には「LINEグループで仲間外れにされた」「自分の知らないチャットルームで悪口を言われていた」などネットいじめも多くみられました。児童がスマホを所持することが増えているため、いじめの内容も変化しており、親はより注意深く子どもの様子を見守ることが必要なようです。【漫画無料イッキ読み】娘がLINEいじめの被害に…もう黙っていられない『子ども同士のSNSトラブル』不登校の児童8割が「不登校になる前兆があった」と回答不登校経験を持つ296名のうち、80%が「学校に行けなくなる前の前兆があった」と回答しました。では、実際にどんな変化が多く起きるのでしょうか?体調不良や学校への行き渋りなどが多く、全体的に朝学校に行く時間が近づいたときに、いつもと違った様子が見られやすいようです。このような異変を感じた場合、保護者は無理せず学校を休ませる、じっくり話を聞いてあげるなど、早めに対応することが求められるでしょう。調査概要調査方法|インターネット調査調査期間|2023/7/21~8/2調査人数|不登校の経験を持つ人296名調査に活用したサイト|クラウドワークスツナグバ成基(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅子どもの受験勉強、「予備校」「通信教育」を押さえて、過半数の親が選んでいるのは?約75%は「成績につながっている」✅子供の犯罪被害の現状とは?SNSで広がる児童買春や児童ポルノなどのは年7,000件以上起きている✅【漫画無料イッキ読み】娘がLINEいじめの被害に…もう黙っていられない『子ども同士のSNSトラブル』
2023年09月20日忘れちゃいけない学校からの連絡事項。冷蔵庫に貼るより、良い場所を見つけました!■隠せる貼付場所「大事なおたより」の意味~~~!数年前まで冷蔵庫にペタペタと貼っていたおたより類、クローゼットに張り付けています。(急な来客があったらクローゼット閉めればすっきりするので)(急な来客なんてないけどね)わたしも娘たちもスケジュール忘れずに済むので、この方法とても重宝してるんだけど、剥がすのを忘れる(汗)さすがに小学校のおたよりがまた残っていたとは……!あるあるだよね……?(ないよ!)
2023年09月02日なぜかメールが届かず……コロナ禍で感染者が増えたり減ったりを繰り返していた中、息子の通う小学校で感染者が出て、学級閉鎖になったことがありました。通常、このような緊急の休みがあれば保護者にメールで連絡がきます。しかし、このときはなぜか私のところにメールが届かず……。学級閉鎖を知らないまま、私はいつもどおり息子を登校させ、自分も職場へと出勤しました。慌てて帰宅するも、息子の姿がない!私が学級閉鎖のことを知ったのは、職場に着いて1時間ほど経った頃。同じ小学校に子どもを通わせるパート仲間との会話でその事実を知り、私は慌てて上司に報告、緊急で帰宅させてもらうことにしました。その日は気温が10度を下回る寒い日。普段、息子が帰る頃にはすでに私も帰宅しているため、息子は鍵を持っていません。寒空の中、家に入れず寂しく待っている息子を想像するだけで落ち着かず、とにかく全力で自転車をこぎ、家へと到着しました。しかし、家の前に息子の姿はなし。周囲を見回しても息子の姿は見当たらず、私はパニックになってしまいました。息子を寒さから救ってくれた、やさしいご近所さん息子がいない!焦った私が学校に電話しようとしたとき、どこからか、「奥さん!こっちこっち!」との声が聞こえました。見ると、お向かいの家に住むお母さんが、私を手招きしています。そして、「お子さん、ここにいるから!」と。学校閉鎖に気づき家に戻るも家に入れず待っていた息子を見つけ、今まで面倒みてくれていたのでした。そのお母さんとは子どもの年齢が離れているためこれまで付き合いはなかったのですが、それ以来、家族ぐるみでお付き合いしています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月02日ウーマンエキサイト編集部のライターが今回、独自目線の感想とあらすじを交えてご紹介するコミックは「4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家」。作者・じゃがいもころりんさん(以下:じゃがころさん)の長女が小6から不登校に。「たいした理由がないのに不登校って…甘えでしょう?学校行って勉強するより、好きなことだけして遊んでいたいだけ?」「そんなんじゃ…社会にでれなくなる!」と、思っていたじゃがころさん。友達付き合いができる子だし、勉強嫌いでも理解はできているのだからそのうち楽しくなるだろう、慣れるだろう、なんて気楽に考えていた、じゃがころさんですが…。娘の悩みはいっこうに解決されません…。■学校に行きたくない! 理由を聞いてみると…作者・じゃがころさんの長女は、元々ひょうきんな子で、慕ってくれる友だちもいました。そんな長女が集団を楽しめず、学校に「行きたくない」と言うようになります。理由は「意地悪するクラスメイトがいる、先生の怒鳴り声が嫌、給食を残してはいけない」など。クラスメイトの意地悪や、先生が怒るなどは、自分に対してではなくても気になっていたようです。■とうとう、小6から不登校に6年生の時、朝登校時になると腹痛や頭痛などの体調不良を訴えるようになります。このままでは良くないと思い、じゃがころさんは、あちこちに出向き解決の糸口を探しますが、どれもしっくりきません。そんなある日、娘が「ママ、私消えてなくなりたい」と言い出して…。じゃがころさんは「娘の苦しみは思ってる以上に深いこと。誰もが認めるような理由が見えなくても甘えなんかではないこと。そして休んだからと言って気持ちは全然休めていない」ということに気が付くのですが…。こちらは、作家・じゃがいもころりんさんの体験を元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからは、ネタバレになるかも!? ライターが印象的だったシーンを紹介します!■不登校による生活の乱れ ゲーム漬けは理由があった!?不登校になると昼夜逆転し、生活の乱れが気になります。ゲーム漬けになる娘に、じゃがころさんは「ゲームばかりしないで!」と言います。不登校に限らず、子どもに良く言う声掛けかもしれませんね。話を聞くと、理由があるようで…。「昼夜逆転してしまったのには、夜寝付けないという理由以外に学校が終わる時間以降に起きるほうが気持ちが楽だということ」と、じゃがころさんの気づきがあった場面です。娘さんが「学校」を気にするあまりの考えですよね。親が思っている以上に学校に囚われているということに気づかされました。ただゲームをしたいだけではなく、「学校のことを忘れたい」という意識からのものとは…!純粋にゲームが好きな子もいるかもしれませんが、現実逃避をするための手段にしている子もいるかもしれませんね。■型にはめたくなるけど 花に見る十人十色コンクリートを突き破って咲く花もあれば、手間暇かけて咲く花もある。十人十色といいますが、育てる人の都合で世話をしてもキレイに咲くとは限らないものです。じゃがころさんは「不登校の原因が発達の個性とは関係がない場合もあると思いますが、不登校になったということはその時点でもう疲れて自信を無くしている子が多いです。」と言います。今回の漫画を読みながら、「向き合う」ことが容易ではないということに改めて気が付きました。親も一人の人間。みんなと同じでないと不安になったり、自分の予定を優先できずにイライラすることもありますよね。いじめなど、ハッキリとした理由が見つけられないことに焦ることも、当たり前の感情ですよね。■「学校に行かなくて良いよ」ライター自身が経験私自身が中学1年の終わりから、中学3年の1学期頃まで不登校だったのを思い出しました。休んでは登校しての繰り返しで、休む時期が長くなっていきました。「早くに母を亡くした悲しみが、一気にきたのかな?」「思春期もあったのかな…?」と、大人になった今では思いますが、当時はとても悩んだものです。現実逃避で本ばかり読んでいました。その時父が「学校に行かなくてもいいよ」と言ってくれたので救われたものです。さて、じゃがころさんの長女は?! 結果としては、高校から社会復帰し現在大好きな絵を描く仕事に就いているのですが。どう気持ちを切り替えられたのか?じゃがころさんと長女さんの体験が、不登校で悩んでいる方の気づきにつながるかもしれません…!▼漫画「娘の不登校体験記」
2023年08月30日こんにちは、エェコです。夏休みも後半に入りましたね!ところで…お子さんの小学校では夏休み前に植木鉢のお持ち帰りがありましたか?■植木鉢の持ち帰りがしんどい…私が小学生の頃…、昭和は自分で植木鉢を持って帰るのが常識でした。みんな「重い」「疲れた」とグチグチ言いながら持って帰った記憶があります。考えてみれば、子どもが自分で持って帰るってかなり危険ですよね…。重いし、背の高い支柱付きの植木鉢で前は遮られてしまうし…もし転んだら手も使えず大惨事になるのでは…。グッジョブ! 今の教育現場!!■しかし持ち帰る途中…パトカーに注意されるまでダメなんて思いもしませんでした。無知は罪…。反省…。すぐ降りましたが…。電動自転車、とっても便利なんですが電動アシストがないと、普通の自転車よりメチャ重いんです…。その年の植木鉢持ち帰りには子ども時代以上に苦労しました。この植木鉢といい、置き勉の普及といい、子どもたちが無理なく登下校できる環境が整ってきましたよね。娘は「外国みたいにスクールバス走らせてほしい」と言っていました。確かにバスで連れて行ってくれるなら不審者などの心配もいらないし、暑さ寒さに対しても快適だよね。今は難しいと思いますが、いつか…私の孫時代にそうなったら素敵だよねと思いました。
2023年08月20日植物の観察日記は、小学校の夏休みの宿題として定番。アサガオをはじめとする花のほか、ミニトマトなどの野菜を観察する場合もあるようです。スタートから危機感がすごい夏休みの宿題小学生の息子さんを育てるrinsara95さんは、夏休みのやらかしについて、TikTokに投稿しました。息子さんが低学年の頃、1学期の終業式の日に持ち帰ったヒマワリの苗が絶望的な状態だったのです!@rinsara95 低学年の頃の想ひ出#夏休みの宿題 #危機#歴史は繰り返される #息子 ♬ 少年時代(原曲歌手:井上陽水) - 歌っちゃ王すでに枯れたヒマワリを持ち帰った息子さん。この時、たまたま家でヒマワリを育てていた父親のおかげで、観察日記を白紙にせずに済みました。しかし、反省は生かされず、翌年に悲劇が繰り返されてしまいます…。息子さんは、今度も世話をさぼったために限界を迎えた、キュウリの苗を持ち帰ったのです!緊張が走りますが、またしても家庭菜園をしていた父親のおかげで、難を逃れたのでした。ハラハラする夏休みを送っている家庭は多いようで、親から共感の声が続出しています。・お父さんの優しさ、素晴らしいです!・我が子もキュウリを枯らしたので、そのまま『枯れたキュウリの観察日記』を書いていました。・うちの子も、アサガオが同じく枯れています!・爆笑した。こちらは観察カード自体もなくしているので、お手上げです…。投稿者さんは夏休みの思い出を振り返り、「夫に感謝しないと、バチが当たりますね」とコメント。息子さんも大人になった時、親に助けられた思い出を振り返って、ありがたさを噛みしめるのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年08月09日小学生の夏休みの宿題といえば、自由研究や工作のほか、『アサガオの観察』も定番です。主に低学年の児童に出される課題で、子供たちは夏休み前に授業で育てたアサガオの鉢を家に持ち帰ります。そして、水をやるなどの世話をし、花が咲いて種ができる様子をつづった観察日記を書いて、夏休み明けに提出するのです。『アサガオの鉢』にまつわる3つの罠小学生の子供を育てる、耳たぶ吸ってたも〜れ(@shishmaref)さんは、SNSでアサガオの鉢にまつわる『ある注意喚起』を行いました。その内容に、同じく小学生の子供を持つ親たちから、多くの共感の声が寄せられています。投稿者さんは投稿で、『夏休みにアサガオの鉢を持ち帰ってきた時の罠ランキング』と題して、3つの注意したいポイントをつづりました。第3位『夏休み明けに鉢を持ってこいの罠』夏休み前に持って帰ったアサガオの鉢は、宿題が終わってもそのまま取って置き、夏休み明けに持っていきます。観察を終えた後に、うっかり捨ててしまうと、もう一度買い直すはめになってしまうかもしれません…。第2位『枯れたツルをリース作りに使うの罠』水をあげるのを忘れるなどして、アサガオが夏休み中に枯れてしまうのはよくあることです。さすがに枯れたツルは使わないだろうと、捨てる人は多いでしょう。しかし、学校によっては、枯れたツルでクリスマスのリースを作る場合もあるとか!忘れた頃に子供から「あのツルがいるってさ」といわれたら…想像するだけで、ヒヤッとする展開です。第1位『翌年度も鉢を再利用するの罠』なんと学校のアサガオの鉢は、次年度も使う可能性があるそうです!年末の大掃除などでうっかり処分をしないよう、念のため取っておいたほうがよさそうですね…。地域や学校によって、授業や宿題の内容は異なるため、一概に投稿されたルールが当てはまるわけではありません。こうした情報は、学校から配布されたプリントに記載されますが、先のことについては細かくは知らされない場合もあるようです。同じ学校に通うほかの保護者と情報を共有したり、担任の教員に確認することも大切ですね。ネット上では、コメントが多数寄せられています。・めっちゃ大事な情報。2年生はミニトマト、3年生はホウセンカ。あと2年は再利用します。・うちの学校は当然のようにお知らせがなくて、1人っ子の我が家は見事に罠にはまりました。・分かりすぎる…。うちの子は3つの罠、すべてやらかしました。・やばい!枯れたら全部一式捨てる気満々だった。投稿に感謝です!そのほか「ペットボトルのジョウロのキャップは3年生まで使う」「種は次の学年にあげる」「咲いた花は冷凍する」といった、さまざまな『罠』の情報が寄せられていました。夏休み終了間際に焦ることのないよう、子供と一緒によくよく確認してみましょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月27日2人目の子である息子が小学校1年生のときに起こった出来事です。学校から連絡が来たときにはとても驚き焦り、さらには救急車まで……。そんなわが家の息子に起きたヒヤッとした事件のお話です。 学校からの電話に慌てる現在小学校2年生の息子が1年生のころ、授業中である時間に突然担任の先生から私の携帯電話に電話がかかって来ました。「息子さんが休み時間中に教室で転んで机に頭をぶつけてしまい、出血しています。救急車で病院へ行くので、お母さん同乗できますか?」とのこと。 突然のことで私はパニックになりつつも、下の子を連れて学校まで走りました。普段だったら徒歩10分の距離ですが、その道中、頭の中では「脳に損傷はないだろうか、「傷は残りはしないだろうか」といろいろなことを考えていました。 救急車に乗って病院へ学校へ到着すると、息子はすでに救急車内で座っていました。出血は止まっていたものの泣きはらした涙の跡に血が張り付き、とても痛々しい……。どうやら教室内で友だちと遊んでいた際に滑って転倒し、その転んだ先に机の角があり、ぶつけて出血してしまったらしいと先生から説明を受けました。傷自体は小さいものでしたが、頭をぶつけていたので念のため救急車で病院へ……。 私は処置中は部屋の外で待っていたのですが、息子は処置室の外まで聞こえるくらい泣きながら、5針縫うという痛い処置を頑張ったようです。幸い傷口は生え際のあたりの傷痕が目立ちにくい場所でしたが、しばらくは消毒などの処置をしてもらうために皮膚科へ通う日々を過ごしました。 最初学校から連絡が来たときは生きた心地がしませんでしたが、息子の顔を見て、私が慌てていたら息子が不安になってしまうと感じ、冷静になることができました。たまたま家にいてよかったです。息子はその後毎日元気に学校へ行っていますが、いつ何が起こるかはわからないので、普段から私自身の行動も考えなくてはいけないな、と思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく監修/助産師 松田玲子著者:高山ななみ
2023年07月25日