大ヒット映画『君の名は。』の地上波放送にて、『天気の子』の映画冒頭シーンが初解禁されることが明らかに。同日、特番の生放送も決定した。『天気の子』の公開を記念し、再放送される『君の名は。』は、東京に住む少年・立花瀧と、山深い田舎町に住む少女・宮水三葉が入れ替わるという出来事から始まる壮大な物語を描いた大ヒット作だ。今回、この『君の名は。』TV放送で『天気の子』の映画冒頭シーンが公開されると共に、同日20時45分より特別番組「君の名は。ノチ天気の子実況特番」を生放送!「Twitter」と「AbemaTV」の共同企画となっており、『君の名は。』で声優を務めた神木隆之介と上白石萌音、そして『天気の子』のメインキャスト醍醐虎汰朗と森七菜が出演。地上波放送の『君の名は。』の内容とリアルタイムに連動しており、“オリジナル・オーディオコメンタリー”として両方を同時に楽しめる。番組出演が決定した神木さんは「すごく楽しみです!映画『天気の子』の色んなお話や、どんな方達なのかも、萌音ちゃんと一緒にどんどん探っていきたいと思います!ぜひ一緒に楽しみましょう!!」と呼びかけ、上白石さんも「なんという眼福耳福。新海ファミリーの居心地の良さを存分に味わいたいと思います。とてもとても楽しみです!」と今回の企画を喜んだ。そして『天気の子』キャストの2人も「『君の名は。』を瀧と三葉を演じたお二人と一緒に見られる日が来るとは思いませんでした。ワクワクしすぎて、遠足前の小学生みたいに前日寝られなくならないように気をつけます」(醍醐さん)、「あの『君の名は。』を、神木隆之介さんと上白石萌音さんと一緒に見られるなんて一生に一度!!今からワクワクしています」(森さん)と当日が待ち遠しいと語っている。加えて、「AbemaTV」では期間限定で「天気の子チャンネル」を開設。特別番組放送後の23時30分より、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『雲のむこう、約束の場所』『星を追う子ども』と、新海誠監督作品を一挙放送する。『君の名は。』は6月30日(日)21時~テレビ朝日系にて放送。特別番組「君の名は。ノチ天気の子実況特番」は6月30日(日)20時45分~Twitter&AbemaTV(天気の子チャンネル)にて配信。『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『雲のむこう、約束の場所』『星を追う子ども』は6月30日(日)23時30分~AbemaTVにて一挙放送。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開© Makoto Shinkai/CMMMY言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Films君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年06月25日『君の名は。』で知られる新海誠監督の娘で子役の新津ちせが主演を務める『駅までの道をおしえて』に、有村架純が声のみの出演をしていることが分かった。原作は、直木賞作家・伊集院静の同名小説。愛犬を亡くした8歳の少女・サヤカ(新津さん)と、幼い息子を亡くした経験を持つ老人・フセ(笈田ヨシ)、ともに大切な存在を亡くした2人が交流を続けるうちに、心に抱えた喪失感を温かい思い出へと昇華させていく感動作だ。本作で、有村さんが演じているのは、大人になったサヤカの声。物語を進めるモノローグとして、10年前の自分にそっと寄り添い、愛犬ルーがいなくなった世界で喪失感を抱える現在のサヤカに代わり心情を伝える重要な役目を担っている。「私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました」という有村さんは、モノローグという形での出演をふり返り「モノローグでの出演は本作が初めてですが、いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています」と自信を見せる。そして、「『駅までの道をおしえて』の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした」と本作の魅力を語り、「誰もがいずれ大切な人を亡くす、今を後悔しないように生きてほしいなと思いました。ぜひご家族で見ていただきたい映画です」とメッセージを寄せた。『駅までの道をおしえて』は10月18日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:駅までの道をおしえて 2019年10月18日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019 映画『駅までの道をおしえて』production committe
2019年06月25日新海誠監督の『君の名は。』以来3年ぶりとなる最新作『天気の子』が7月19日(金)より公開されるのを記念して、新海監督が2007年に手掛けた『秒速5センチメートル』が6月21日(金)深夜、テレビ朝日で放送される。かつては大勢のスタッフが手作業で作画、彩色、背景美術などを制作、1枚1枚を撮影し繋ぎ合わせることで生み出されてきたアニメーションが、デジタル技術の普及とともに1人でも作成できるようになるなか、00年代に入ると個人でアニメを発表するクリエイターたちが生まれてきた。新海監督も2002年に監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの工程を自身で行ったフルデジタルアニメーション『ほしのこえ』で第6回文化庁メディア芸術祭特別賞をはじめ様々な賞を受賞したことで大きな注目を集めるように。新海監督はその後、初の長編となる『雲のむこう、約束の場所』を発表。続いて2007年に公開されたのが本作『秒速5センチメートル』となる。『桜花抄』、『コスモナウト』、『秒速5センチメートル』からなる連作アニメーションである本作。物語は小学生のタカキとアカリが特別な想いを抱きあうも、卒業と同時にアカリの引越しにより離れ離れになってしまう。中学生になり文通を重ねる2人だが、今度はタカキも鹿児島への転校が決まる。引っ越す前にアカリに会おうと、大雪の中タカキはアカリの元へ向かうが…。時は過ぎ、種子島で高校3年生になったタカキは、同じクラスのカナエに好意を寄せられながらも、ずっと遠くを見つめていた。カナエにとってタカキは、一番身近で、遠い憧れだった。やがて東京で社会人になったタカキは、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる――というもの。本作の公開から9年後の2016年に公開された『君の名は。』が興行収入250億を超えるメガヒットを記録、世界でも評価され一躍国内外から熱い視線を浴びることになった新海監督が、満を持してお届けする最新作『天気の子』が7月19日(金)から全国公開。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高が出会った一人の少女・陽菜には不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」。少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語が描かれる。前作『君の名は。』も6月30日(日)に放送が決定するなか、本作を鑑賞することで新海ワールドのルーツをたどり、改めて『天気の子』の公開に備えてみて。『秒速5センチメートル』は6月21日(金)26時50分~テレビ朝日で放送。(笠緒)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開
2019年06月21日小栗旬、本田翼、梶裕貴らが出演することでも話題の新海誠監督最新作『天気の子』の世界最速上映が決定。また本作の公開を記念して、前作『君の名は。』が6月30日(日)に放送されることも明らかになった。『天気の子』世界最速上映!7月19日(金)に全国公開を迎える『天気の子』だが、ファンからの「早く観たい!」という声に応え、初日7月19日(金)午前0時に上映を開始する“世界最速上映”が決定!TOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ 梅田にて、合計2000名様(各1000名様)がいち早く観ることがでできる。なお、本作は公開間際まで製作が行われているため、公開前の試写会などが予定されていない。そんな中の世界最速上映のチケットは争奪戦となること間違いないだろう。チケットは6月19日(水)正午~6月23日(日)23時59分まで、ローソンチケットにて抽選販売が行われる(※劇場窓口での販売はなし)。現在、鋭意制作中の新海監督は「この2年半、観客の皆さんに映画を手渡す日をただただ楽しみに、制作を続けてきました。ついに心待ちにしていた日です。『天気の子』を楽しんでいただけることを、心から願っています」とコメントしている。社会現象化! 『君の名は。』が地上波放送最新作の公開を記念して、2016年公開の大ヒット作『君の名は。』を放送。国内興行収入250億円を突破、2016年の興行収入1位、日本映画史上歴代2位という大記録を打ち立てた本作は、田舎暮らしの女子高校生・三葉(cv.上白石萌音)と東京に住む男子高校生・瀧(cv.神木隆之介)が、夢の中で互いの身体が“入れ替わる”という不思議な体験を繰り返すうち、いつしか恋に落ちていく…というストーリー。昨年1月に地上波初放送された際には、世帯視聴率17.4%、タイムシフト視聴率11.7%、総合視聴率26.3%と、総合視聴率・タイムシフト視聴率の公表開始した2016年10月以降に放送された映画ジャンルの番組の中で、過去最高の記録となった(※世帯、関東地区ビデオリサーチ調べ)。まだまだ! 6月は新海作品がずらりそして『君の名は。』放送にあたり、誰もが通り過ぎゆく日常をすくい取った連作アニメーション『秒速5センチメートル』(’07)、本格ジュブナイル・アニメーション『星を追う子ども』(’11)、入野自由&花澤香菜が出演する万葉集の一篇から始まる“孤悲(こい)”の物語『言の葉の庭』(’13)も一挙オンエアする。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開© Makoto Shinkai/CMMMY言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Films君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年06月09日新津ちせと斎藤工が、フランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ監督の最新作『ディリリとパリの時間旅行』の日本語吹き替え版声優に決定した。『キリクと魔女』『夜のとばりの物語』などで知られるオスロ監督が今回描くのは、新たな芸術や科学技術が花開き、美しい時代“ベル・エポック”と呼ばれた19世紀末から20世紀初頭の美しいパリの物語。ニューカレドニアからやってきた主人公ディリリが、パリで出会った最初の友人・オレルと共に、キュリー夫人やパスツール、ピカソなど、この時代を彩った多くの天才たちと出会い、誘拐事件の謎を解いていくストーリー。『3月のライオン』で注目され、今年は主演映画『駅までの道をおしえて』が控える新海誠監督の愛娘、ちせちゃんが演じるのは、ニューカレドニアからやってくる少女・ディリリ。「どんなときでも前を向いて、自分の気持ちにまっすぐに行動するディリリが大好きです!」とキャラクターを気に入ったちせちゃんは、「ひとつひとつの言葉を大切に、気持ちをこめてアフレコがんばります」とこれから予定されているアフレコへの意気込みを語っている。そして、ディリリがパリで出会い、一緒に謎を解いていく青年・オレルを、放送中の「東京独身男子」が話題、今後も『魔法少年☆ワイルドバージン』『Diner ダイナー』と注目作の公開を控える斎藤さんが声をあてる。斎藤さんは「麗しきベル・エポックのパリを描いた、惚れ惚れするほど美しいオスロ監督の新作に詰め込まれた大きな議題は、現代に直結していて、オスロ作品の中でも過去最大の深さや力強さを感じました」と作品の印象を明かし、「そんな偉大な作品の"オレル"という重要な役回りを大切に向き合わせて頂きます。ベル・エポックがどういう意味合いの時代だったのか、優美な世界観の奥にある真実を是非見つめて頂きたいです」とコメントしている。『ディリリとパリの時間旅行』は8月24日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ディリリとパリの時間旅行 2019年8月下旬よりYEBISU GARDEN CINEMAにて公開ほか全国順次公開© 2018 NORD-OUEST FILMS – STUDIO O – ARTE FRANCE CINEMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – MAC GUFFLIGNE – ARTEMIS PRODUCTIONS – SENATOR FILM PRODUKTION
2019年06月03日『君の名は。』に続き、再び「RADWIMPS」とタッグを組む新海誠監督新作映画『天気の子』。この度、その音楽に新たな試みとして、女性ボーカル・三浦透子を起用していることが明らかになった。新海監督と「RADWIMPS」は、前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、緻密な作業がいまもなお行われている。映画の大切なシーンで「RADWIMPS」が書き下ろした主題歌5曲、劇中音楽が使用される。今回再びタッグを組むにあたり、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」「前回とは違うことをやりましょう」と話していたそうで、「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」という「RADWIMPS」野田洋次郎の発案のもと、1年ほどにも及ぶ期間をかけて女性ボーカルを選定するオーディションを開催。多数の候補者の中から選ばれたのが、若手実力派として高い評価を得ている女優の三浦透子だ。2002年、SUNTORY「なっちゃん」のCMでデビューし、松居大悟監督の『私たちのハァハァ』で主演、『素敵なダイナマイトスキャンダル』「宮本から君へ」などに出演。2017年にはカバーアルバム「かくしてわたしは、透明からはじめることにした」でボーカリストとしてCDデビューも果たしている。「前作とは異なる世界観にしたかったということと、女性ならではの、より大きな存在感でこの作品を包み込んでほしいと思ったから」と今回の女性ボーカル起用へ進んだ理由を語った野田さんは、「三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました。まだ何にも染まっていない荒削りながらもまっすぐなあの歌声で今回『天気の子』の楽曲を歌ってもらえたことは、この映画にとって幸福なことだったと思います」と三浦さんの歌声についてコメント。また新海監督は「役者の歌声というよりも、世界そのものの響きのような声。個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声」と三浦さんの印象を明かし、「『透子さんの歌声が輝く瞬間を、この映画が輝く瞬間になるようにしよう。』RADWIMPSとそう話しながら映画を組み立てていきました。皆さんに、映画館でその瞬間を確かめていただけたら嬉しいです」と話している。そんな2人から絶賛を受けた三浦さんは「私の声に託してくださったこと、心より嬉しく思います。2ヶ月程かけて、野田さんのディレクションの元、ゆっくり丁寧にレコーディングをしていただきました。出来上がった曲が送られてきて、それを聴いて、私が歌って、また送られてきて、送り返して、となんだか手紙のやりとりをしているようで、とても楽しかったです」とふり返っている。なお、映画公開同日には映画のサウンドトラックでもある「RADWIMPS」の最新作のリリースも決定。公開中の予告映像で使用されている「愛にできることはまだあるかい」を含む、主題歌となるボーカル楽曲5曲、27曲の劇伴が収録されている。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。RADWIMPS new album「天気の子」は7月19日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年05月25日『君の名は。』の新海誠監督と人気ロックバンド「サカナクション」が、TBSの報道番組「NEWS23」の新オープニングを担当することが分かった。毎週月~金曜日の夜に放送中の同番組は、6月3日(月)から新たなメンバーで新たなステージを迎える。これに合わせて、番組のオープニングも一新。新海監督作品の美しい風景映像の中から、「働く人の一日」をテーマに再編集し、新たな映像作品として息を吹き込み、「サカナクション」の新たな挑戦が詰まった「ワンダーランド」がオープニングテーマに。時代を代表するアーティストたちのコラボが実現した。「サカナクション」山口一郎は「サカナクションは楽曲制作・音楽活動において『混ざり合わないものが混ざり合った時に生まれる良い違和感』をコンセプトにしております。報道番組というフォーマットと、自分たちの作る音楽が混ざり合って“良い違和感”を作り出せればと思っております」とコメントを寄せている。なお、「サカナクション」の「ワンダーランド」は、6年ぶりとなるニューアルバム「834.194」に収録される。「NEWS23」は毎週月-木曜日23時~、毎週金曜日23時30分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月20日7月19日(金)より全国公開される新海誠監督の最新作『天気の子』の音楽を、RADWIMPSが担当することが決定。ベールに包まれていた本作の本篇映像、そして、主題歌のひとつであるRADWIMPSの新曲を使用した予告篇がこの度公開された。新海監督とRADWIMPSがタッグを組み、社会現象を巻き起こした『君の名は。』から3年。新作『天気の子』も前作同様に、映画の大切なシーンでRADWIMPSが書き下ろした複数のボーカル曲と、劇中音楽が使われる予定だ。本作は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語。東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。再タッグで生まれた新曲のタイトルは、『愛にできることはまだあるかい』だ。新海監督はこの楽曲を受け取ったことで「これは作るべき映画になると強く思えた」と語る。公開された予告篇は、新海監督が自ら編集したもので、空や雨など、美しく繊細に描かれた新海ワールドに、RADWIMPSの詩(うた)とメロディーが彩りを加え、最新作のテーマを最大限に引き出した映像に仕上がっている。監督が今作をRADWIMPSにオファーしたのは2017年8月頃。両者は前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、前作以上に緻密で妥協のない作業が今もなお繰り返されている。あわせて、RADWIMPS、新海監督のコメントが公開された。■RADWIMPS今回、新海誠監督の『天気の子』で音楽監督を務めさせて頂きます、RADWIMPSです。2017年の夏、不意に監督から「脚本を読んでもらえませんか?」というメールを頂きました。僕は「喜んで読ませて頂きます」と返事をしました。そこから僕たちの『天気の子』の物語が始まりました。現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています。新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりも真っ直ぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。そして各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います。たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。ぜひ、楽しみにしていて下さい。■新海誠『君の名は。』公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの『天気の子』の脚本を洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです。その後『愛にできることはまだあるかい』を受け取って、「これは作るべき映画になる」と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと、洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました。RADWIMPSと再び一緒に映画を作るにあたって最初に話したのは、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」ということと、「前回とは違うことをやりましょう」ということでした。同じことはやらず、でももっと面白いものを。一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは『君の名は。』を踏まえた上で、さらに良いものを観客に届けることができるはずだと考えました。それは映画本編も同じです。前作とは違うもので、でももっと驚きと昂奮の詰まった作品にすべく、今はスタッフ全員で奮闘しています。新しい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければとても嬉しいです。『天気の子』7月19日(金)全国公開
2019年04月10日人気グループ「RADWIMPS」が、大ヒット映画『君の名は。』に続いて『天気の子』で再び新海誠監督とタッグを組み、全ての音楽を担当することが分かった。併せて、主題歌を使用した予告編も到着した。2017年8月頃、新海監督が「RADWIMPS」にオファーし始まったという今回。彼らは前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、また前作以上に緻密で妥協のない作業がいまもなお繰り返されているそう。そして本作も前作同様、映画の大切なシーンで「RADWIMPS」の書き下ろした複数のボーカル曲と、劇中音楽が使われる予定だ。「RADWIMPS」は「現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています」と制作状況を明かし、「たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。ぜひ、楽しみにしていて下さい」とコメントを寄せている。そして今回到着した予告篇にも使用されている、主題歌の一つである彼らの新曲のタイトルは、「愛にできることはまだあるかい」。新海監督が自ら編集したこの映像では、印象的な雨のシーンをはじめ、美しく繊細な映像美が広がっている。今回「RADWIMPS」にオファーした新海監督は「『君の名は。』公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの『天気の子』の脚本を洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです」と言い、「その後『愛にできることはまだあるかい』を受け取って、『これは作るべき映画になる』と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと──洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました」と語っている。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年04月10日『君の名は。』の新海誠監督が原作・脚本も手掛ける最新作『天気の子』から、3枚のシーンカットが初解禁された。本作では、企画・プロデュースの川村元気と再タッグを組むほか、田中将賀がキャラクターデザイン、田村篤が作画監督と、日本最高峰のスタッフが集結し、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語を作り上げる。すでに、製作発表会見で公開された美しい色彩で描かれたポスタービジュアルが話題となっている中、今回新たにシーンカットが到着。空を見上げる主人公の家出少年・帆高と、“祈る”ことで空を晴れにできる不思議な力を持つヒロイン・陽菜の後姿が描かれたビジュアルでは、薄暗い雨雲の切れ間にわずかに青空を覗かせ、眩い日差しが差し込む美しい一枚となっている。さらに、激しい雨の中で空を見上げる帆高や、青空に浮かぶような陽菜の姿が描かれたカットも到着した。『天気の子』は7月19日より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年03月30日アニメーション映画監督・新海誠監督のオリジナル作品全7作を上映する「新海誠監督特集 2019」が、東京・「下北沢トリウッド」で開催。期間は、2019年4月6日(土)から5月6日(月・祝)まで。今年でオープン20周年を迎える「下北沢トリウッド」は、新海誠監督が2002年に『ほしのこえ』で商業デビューを果たした場所としても知られるムービーシアター。また、そのデビュー作を今なお上映している唯一の映画館でもある。今回はそんな新海誠監督作品と馴染みの深いこの劇場で、同監督の最新作『天気の子』の公開に先駆けた、オリジナル全7作品の特集上映を実施。初期作品『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』から、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『君の名は。』といった近年の代表作までが大スクリーンに蘇る。さらに期間中は、全7作品を1日に一挙上映するスぺシャルな企画も。新海誠監督の軌跡を、美しいアニメーション映像と共に辿ってみてはいかがだろう。【詳細】「新海誠監督特集 2019」期間:2019年4月6日(土)~5月6日(月・祝)場所:下北沢トリウッド住所:東京都世田谷区代沢5-32-5 シェルボ下北沢2FTEL:03-3414-0433(受付:営業時間内/火曜日定休) <上映作品>『彼女と彼女の猫』(2000/5分)、『ほしのこえ』(2002/25分)、『雲のむこう、約束の場所』(2004/91分)、『秒速5センチメートル』(2007/63分)、『星を追う子ども』(2011/116分)、『言の葉の庭』(2013/46分)、『君の名は。』(2016/107分)価格:・『彼女と彼女の猫』+『ほしのこえ』一律 600円・『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』 一般・シニア 各作品1,000円/大学生以下 各作品800円・『君の名は。』 一般・シニア 1,300円/大学・専門 1,000円/高校生以下 800円※詳しいスケジュールや料金は劇場HP参照※『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』は続けての上映■割引情報・当日3作品以上鑑賞した人は合計金額から300円引き(別日での利用は不可、割引の併用不可)・トリウッド20周年を記念して、同い年(1999年生まれ)の20歳の人は各作品100円引き(身分証要持参)
2019年03月22日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の森 七菜さんです。話題のドラマや映画に続々出演。凛とした瞳が印象的な大分ガール。新海誠監督の新作『天気の子』など話題作に立て続けに出演。「中学3年生のとき、地元・大分県の海鮮焼き屋さんで声をかけてもらったのがデビューのきっかけ。お仕事を始めたばかりの頃は、“カチンコって本当に使われているんだ”ってびっくりしました(笑)」。素顔は、マイペースな高校生。「辛いシーンの前は屍のような状態になっていますが、終わると楽しくなってハイテンションに。納得いく演技ができないときは悩むこともあるけど…それがお芝居の楽しいところだと日々実感しています!」マネージャーさんたちと牡蠣の食べ放題に♪美味しいものに目がありません。上にかけるのは、もちろん大分のカボス。綺麗な風景や周りの人を描くのが好きです。中学時代は美術部に所属。朝の渋谷がすごく綺麗で、水彩で描いてみました!坂元裕二さんの作品に出演するのが夢。『カルテット』のすずめちゃんが憧れで、ファッションもよく真似します。もり・なな2001年生まれ。『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』(NTV系)出演中。映画『天気の子』『Last Letter』『東京喰種2(仮)』『地獄少女』などの注目作の公開が控える。※『anan』2019年3月6日号より。写真・土佐麻理子(by anan編集部)
2019年02月27日窪田正孝主演の映画『東京喰種トーキョーグール2(仮)』(7月19日公開)の追加出演者が23日、明らかになった。同作は、石田スイによる累計発行部数3700万部を誇る同名コミックを実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』に出演中で、新海誠監督の新作映画『天気の子』ヒロイン声優に抜擢された女優・森七菜は、トーカと同じ学校に通う親友・小坂依子を演じる。親友であるトーカの正体には気づいておらず、学校を休みがちな彼女を心配し、得意な手料理で元気づけようとする。また、映画『菊とギロチン』や映画『鈴木家の嘘』に出演し、第31回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、第73回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞など数々の映画賞を獲得するなど、演技力に注目が集まる若手女優・木竜麻生は、ニシキ(白石隼也)の恋人・西野貴未を演じる。人間であるにも関わらず、喰種である恋人のニシキを受け入れ、一途に想い、献身的に支える。○森七菜 コメント今作からの参加ですが、『東京喰種』の特別な世界観を大切に、小坂依子を演じさせていただきました。イメージが完成しているキャラクターを演じるのは難しかったですが、窪田正孝さん、山本舞香さん、監督を始めとするスタッフの皆さんに助けていただきながら心地よく撮影させていただき、すごく楽しかったです。「東京喰種」チームに参加させていただけて幸せでした。私自身完成がとても待ち遠しいです。○木竜麻生 コメントこの度、『東京喰種2』に西野貴未役として参加させていただきました。『東京喰種』という人間と喰種の生きる世界の中、彼女を通して、私自身の大切にしたいものを改めて考えさせられたような気がしました。作品に参加することが出来て、嬉しく思います。ありがとうございます。
2019年02月23日石田スイの超人気コミックス「東京喰種トーキョーグール」の実写化第2弾『東京喰種トーキョーグール2』(仮)に、本シリーズ初参加の新キャスト、森七菜と木竜麻生の出演が明らかになった。前作に引き続き、金木研役の窪田正孝をはじめ、白石隼也、桜田ひより、鈴木伸之らが続投、加えて月山習役に松田翔太、霧嶋董香役に山本舞香と新キャストも発表されている本作。人気キャラクターを多数抱える原作とあって、実写版のキャスティングにも熱い視線が注がれている中、今作からトーカと同じ学校に通う親友・小坂依子役を森七菜が、ニシキ(白石隼也)の恋人・西野貴未役を木竜麻生が演じることが決定。現在放送中の「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演、新海誠監督最新作『天気の子』に抜擢された森さんが演じる依子は、親友であるトーカの正体には気づいておらず、学校を休みがちな彼女を心配し、得意な手料理で元気づけようとするキャラクター。「イメージが完成しているキャラクターを演じるのは難しかった」と撮影をふり返りつつ、「すごく楽しかったです。『東京喰種』チームに参加させていただけて幸せでした。私自身完成がとても待ち遠しいです」とコメント。一方、『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』に出演し、第31回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など数々の映画賞を獲得し、その演技力に注目が集まる木竜さんが演じる貴未は、人間であるにも関わらず、喰種の恋人・ニシキを受け入れ献身的に支える役どころ。「彼女を通して、私自身の大切にしたいものを改めて考えさせられたような気がしました。作品に参加することが出来て、嬉しく思います」と参加できた喜びを語っている。『東京喰種トーキョーグール2』(仮)は7月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール2(仮) 2019年7月19日より全国にて公開©石田スイ/集英社©「東京喰種」製作委員会
2019年02月23日大ヒットを記録した新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』(2016年)のハリウッド版実写映画の監督が、『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブに決定したことが15日、明らかになった。東宝がパラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発を進めているハリウッド版実写映画は、バッド・ロボットのJ・J・エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当し、脚本は『メッセージ』で2017年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手がける。そして、アニメ版映画の川村元気プロデューサーが今作でもプロデューサーとして参加している。川村プロデューサーは「『君の名は。』のハリウッドでの実写映画化において、われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています。『(500)日のサマー』に代表されるラブストーリーの名手であるマーク・ウェブ監督が、この作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています。プロデューサーにJ・J・エイブラムス、脚本にエリック・ハイセラー、そして監督にマーク・ウェブと最強のチームが完成したと思っています」とコメントしている。ハリウッド版では、田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから物語は始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにゆく・・・。なお、製作スケジュール、公開日、タイトル、キャストは未定。(C)2016「君の名は。」製作委員会
2019年02月15日「新海誠展~『ほしのこえ』から『君の名は。』まで~」が、2019年2月16日(土)から3月3日(日)までジェイアール名古屋タカシマヤにて開催される。2016年に社会現象を巻き起こした映画『君の名は。』から3年ぶりの新作『天気の子』が2019年7月19日(金)に公開されることが発表され、期待が高まる中、本展では新海誠監督のデビュー作『ほしのこえ』から『君の名は。』までの絵コンテや作画、映像など約550点を展示。全6作品それぞれの制作過程をじっくりと見ることができる。なお、2017年6月より全国11か所で開催してきた本展だが、東海地区初開催となる今回で巡回のラストを迎える。展示内容はもちろんのこと、販売グッズも充実。展覧会図録やクリアファイル、マスキングステッカーなどの展覧会限定商品を含む約200種類のアイテムほか、新海誠作品からインスパイアされた「名古屋タカシマヤ限定商品」が約50種類登場する。中でも注目は、『君の名は。』の作中に登場する組紐をイメージした髪飾りだ。実際に組紐シーンの取材協力をした職人の手作りとなっている。他にも、有名食器ブランドのノリタケとコラボレーションしたカップ&ソーサー、主人公 瀧と三葉が初めて出会う「カタワレ時」の色を再現した手染めセーターなど、新海作品の美しい世界観を表現したグッズとなっている。【詳細】「新海誠展~『ほしのこえ』から『君の名は。』まで~」開催期間:2019年2月16日(土)~3月3日(日)開催場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4入場料:一般 800円グッズ価格:・展覧会図録 2,500円・クリアファイル 各350円・マスキングロールステッカー 各650円■名古屋タカシマヤ限定商品・平田組紐 髪飾り 14,040円・ノリタケ カップ&ソーサー 81,000円・ノリタケ プレート 54,000円・ロペ セーター 16,200円
2019年01月27日是枝裕和監督の『万引き家族』が、アカデミー賞前哨戦として注目を集める第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞にて、日本映画としては33年ぶりとなる外国語映画賞を受賞、是枝監督が現地で行われた表彰式に駆けつけた。ロサンゼルスを拠点に活動する映画批評家で構成された“ロサンゼルス映画批評家協会”のメンバー投票によって決定する同賞。今年は、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」をもとにしたイ・チャンドン監督による韓国映画『バーニング 劇場版』も『万引き家族』と並んで外国語映画賞を受賞している。なお、日本映画では黒澤明監督の『乱』以来、33年ぶりの外国語映画賞受賞となる。過去には『君の名は。』(新海誠監督)、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)、『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)がアニメーション映画賞に輝いており、本年度のキャリア功労賞には宮崎駿監督が選ばれている(日米合作映画としてはクリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』が作品賞を受賞)。表彰式では、割れんばかりのスタンディングオベーションに包まれる中、是枝監督が登場。トロフィーを受けとると、「この賞を頂いたお礼を一言述べたくて、10時間飛行機に乗って、今朝この街に着きました。本当にありがとうございます」と喜びの挨拶。「5月にカンヌの映画祭で賞を頂いたときに、審査委員長のケイト・ブランシェットさんがこの作品のことをインビジブルピープル、目に見えない人たちを目に見える形にしたというところをすごく評価していただきまして、とても嬉しかったんですね。この映画に限らず、いつも映画を作る時には、見えないもの、声にならない声をどういう風に映画にするかという事をいつも考えているのでとても嬉しかったです」と語った。さらに「映画にはある力があると思っています」と続けると、「例えば日本と韓国とか、アメリカとメキシコとか隣り合う国と国、人とひとの間に大きな力が、壁を作りお互いがお互いを見えなくしようとするときに、その壁を取り払ってお互いを見える形にしていく、そういう力が映画にはあると思っています。なのでこの賞を友人でもあり、韓国の最も尊敬する監督でもあるイ・チャンドンさんと同じ賞を受賞できたことが本当に嬉しいです」とスピーチ、大きな喝采を浴びていた。また同日、1月13日に発表となったパームスプリングス映画祭でも、外国語映画に贈られるFIPRECI賞(国際批評家連盟賞)を受賞。こちらにも是枝監督が駆けつけた。本作は、先日発表された英国アカデミー賞やアジアン・フィルム・アワーズなど、現在56の海外映画賞各部門でのノミネート、30の受賞歴を重ねている。第91回米国アカデミー賞の外国語映画賞部門・最終ノミネーション発表前の候補リスト9本にも選ばれており、1月22日(火)に行われるノミネート発表に向けても大きな弾みとなっている。『万引き家族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2019年01月13日最新作『天気の子』が7月19日(金)より公開されるアニメーション監督・新海誠が手掛けた『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』の2作が1月1日(火)深夜、テレビ朝日で放送される。2002年、監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどを自分1人で行ったフルデジタルアニメーション『ほしのこえ』が劇場公開され、第6回文化庁メディア芸術祭特別賞をはじめ様々な賞を受賞。新進アニメクリエイターとして注目されるように。2016年公開の『君の名は。』が興行収入250億を超える日本映画史に残るメガヒットとなり、国内だけでなく世界的な成功を収めたことで新海氏の名は国内外に響き渡った。今回はこれまでに新海監督が発表した作品から2作を放送。2007年発表の『秒速5センチメートル』は『桜花抄』、『コスモナウト』、『秒速5センチメートル』からなる連作アニメーション。小学生のタカキとアカリは、特別な想いを抱きあう中。しかし卒業と同時に、アカリの引越しにより離れ離れになってしまう。中学生になり文通を重ねる2人だが、今度はタカキも鹿児島への転校が決まる。引っ越す前にアカリに会おうと、大雪の中タカキはアカリの元へ向かうが…。時は過ぎ、種子島で高校3年生になったタカキは、同じクラスのカナエに好意を寄せられながらも、ずっと遠くを見つめていた。カナエにとってタカキは、一番身近で、遠い憧れだった。やがて東京で社会人になったタカキは、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる――。2011年発表の『星を追う子ども』は新海監督作品での異色のファンタジー。ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る――金元寿子、入野自由、井上和彦ら実力派声優の演技にも注目。『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』は1月1日(火)深夜25時25分~テレビ朝日で放送。(笠緒)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開© Makoto Shinkai/CMMMY
2019年01月01日新海誠が監督を務める長編アニメーション映画『天気の子』が、2019年7月19日(金)に公開される。『君の名は。』の新海誠、最新作映画『君の名は。』でヒットを飛ばした新海誠。叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出した作品が、国内外を問わず多くのファンに支持された。3年ぶりとなる新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を"選択"していくというストーリー。東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。2人の恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界の人々へのメッセージとして描かれていく。メイン声優は醍醐虎汰朗&森七菜主人公・森嶋帆高(声:醍醐虎汰朗)物語の主人公は、離島から家出をして東京にやって来た高校生・森嶋帆高。声優には、舞台「弱虫ペダル」シリーズや映画『兄に愛されすぎて困ってます』に出演した醍醐虎汰朗を抜擢した。ヒロイン・天野陽菜(声:森七菜)帆高が出会う不思議な力を持った女の子・天野陽菜。声優は、『Last Letter』『地獄少女』の公開も控える森七菜が務める。須賀圭介(声:小栗旬)2020年公開予定の『ゴジラVSコング(仮)』でハリウッド進出が決定した小栗旬も参加。今回は、小さな編集プロダクションを営むライター須賀に声を当てる。須賀は、東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みで雇う。夏美(声:本田翼)持ち前の好奇心と探求心で取材に奔走する、須賀の事務所で働く女子大生・夏美は、多岐にわたるジャンルで幅広い活躍を見せる女優・本田翼が演じる。冨美(声:倍賞千恵子)下町に住む老婦人。帆高と陽菜にある頼みごとをする。天野 凪(なぎ)(声:吉柳咲良)陽菜の弟。小学生だが大人びた言動で、女子たちに人気。安井(声:平泉成)老刑事。都内で起きた事件を追い、須賀の事務所を訪れる。高井(声:梶裕貴)平泉成が演じる安井の相棒。捜査のために帆高たちの前に現れる。キャラクター原案は『君の名は。』に引き続き田中将賀キャラクター原案は、『君の名は。』に引き続き田中将賀が務める。さらに、作画監督はスタジオジブリ出身の田村篤、美術監督は『言の葉の庭』『BLAME!』の滝口比呂志と、日本アニメ界を牽引するスタッフが集結した。新海誠とRADWIMPSのタッグ再び『天気の子』の音楽全てを、『君の名は。』でタッグを組んだRADWIMPSが手掛ける。新海監督が自ら編集した予告編では、空や雨など、美しく繊細に描かれた新海ワールドに、新曲『愛にできることはまだあるかい』のメロディーが彩りを加えている。新海がRADWIMPSにオファーしたのは17年8月頃だったという。前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、前作以上に緻密で妥協のない作業が今もなお繰り返されている。映画の大切なシーンで、RADWIMPSが書き下ろした複数のボーカル曲と劇中音楽が使われる予定となっている。公開初日7月19日(金)午前0時に世界最速上映公開初日7月19日(金)午前0時に、「TOHOシネマズ 新宿」と「TOHOシネマズ 梅田」にて各1,000名を招待する世界最速上映を実施する。チケットは「ローソンチケット」にて抽選販売され、応募6月19日(水)正午から6月23日(日)23:59まで受け付ける。ストーリー「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった―。【詳細】映画『天気の子』公開日:2019年7月19日(金)原作:新海誠監督・脚本:新海誠音楽:RADWIMPS出演:醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼、倍賞千恵子、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴キャラクターデザイン:田中将賀作画監督:田村篤美術監督:滝口比呂志製作:「天気の子」製作委員会制作プロデュース:STORY inc.制作:コミックス・ウェーブ・フィルム配給:東宝■世界最速上映日時:2019年7月19日(金) 0:00~公開場所:TOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ 梅田 ※各1,000名応募期間:6月19日(水)12:00~6月23日(日)23:59・チケット料金 ※別途手数料あり一般 2,100円、大学生・専門学生 1,700円(学生証要)、シニア(60歳以上) 1,400円障がい者手帳をお持ちの方 1,200円 ※要障がい者手帳プレミアラグジュアリーシート 5,100円※TOHO シネマズ 新宿のみプレミアボックスシート 3,100円抽選エントリー受付ページ:※劇場窓口での販売なし。
2018年12月21日2018年12月13日(木)に都内某所で行われた製作記者会見で、新海誠監督の最新作映画『天気の子』が2019年7月19日(金)に公開されることが発表されました。新海監督の世界観に浸る夏を体験してみませんか。2019年7月 新海誠監督新作映画『天気の子』が公開決定!© 2016「 君の名は。」製作委員会© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films© Makoto Shinkai / CMMMY『君の名は。』『秒速5センチメートル』といった名作アニメを世に送り続けているアニメーション監督、新海誠さん。今回、新海監督の最新作映画『天気の子』が2019年7月19日(金)に公開されることが、ついに発表されました。2018年12月13日(木)に都内某所で『天気の子』製作記者会見が行われ、ポスタービジュアル・出演キャスト・公開日・スタッフ情報などが公開。新海監督の新境地が見られる『天気の子』が、いまから楽しみですね。『天気の子』ストーリー『天気の子』は、東京にやってきた家出少年・帆高と、不思議な力を持つ少女・陽菜の、美しくも切ない恋の物語です。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”していきます。新しい時代を迎えるあらゆる世代や、全世界へのメッセージ性を感じられる映画です。豪華な『天気の子』製作陣にも注目!原作・脚本・監督:新海誠世界的に注目されるアニメーション監督・新海誠さん。叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す“新海誠ワールド”は国内外問わず多くの人々に支持され、生み出された作品は高く評価されてきました。前作『君の名は。』から3年経ち、待望の最新作がついに始動します。キャラクターデザイン:田中将賀田中さんは前作の『君の名は。』のキャラクターデザインはもちろんのこと、『とらドラ!(2008年)』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011年)』、『ダーリン・イン・ザ・フランキス(2018年)』などのキャラクターデザインなども務めています。作画監督:田村篤田村さんはスタジオジブリで『もののけ姫(1997年)』、『千と千尋の神隠し(2001年)』、『ハウルの動く城(2004年)』、『崖の上のポニョ(2008年)』などで動画、原画を担当。そのほかにも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年)』や『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などにも参加しています。『天気の子』の気になるキャストは?森嶋帆高:醍醐虎汰朗舞台『弱虫ペダル』で小野田坂道役を演じた若手俳優・醍醐虎汰朗が、主人公・森嶋帆高を演じます。『天気の子』の主役は、まさに大抜擢といってもいいでしょう。ピュアな好演が楽しみですね。天野陽菜:森七菜2019年公開予定の『地獄少女』で市川美保役を演じるなど、ドラマや映画で活躍する若手女優・森七菜が、ヒロイン・天野陽菜を演じます。『天気の子』概要タイトル『天気の子』公開2019年7月19日(金)キャスト森嶋帆高:醍醐虎汰朗天野陽菜:森七菜製作スタッフ原作・脚本・監督:新海誠キャラクターデザイン:田中将賀作画監督:田村篤
2018年12月14日アニメーション監督の新海誠が12月13日(木)、都内で行われた最新作『天気の子』製作発表会見に出席。「いい映画になる確信がある」と自信を示す同時に、「前作が成功したおかげで、複雑さを盛り込める立場になれた。賛否分かれる要素もある」と語った。■本作の着想は?…多忙を経験し「雲の平原でゆっくりしたい」解禁されたティザーポスターに印象的に描かれているのが積乱雲、そしてその上に広がる“雲の平原”だ。「実は『君の名は。』のプロモーションがとても辛くて(笑)。ふと青空を見上げると積乱雲があって。その上にある雲の平原でゆっくりしたいなと思った」とビジュアル面でのヒントを語った新海監督は、「じゃあ、空の話にしようと。天気は自分も含めて、誰もが自分のテーマだと思ってもらえるはず」と本作の着想を明かした。タイトルについては『天気予報の恋人』『天気予報の君』『天気の君』といった候補が挙がったといい、「飲んでいる席で、川村さんが『天気の子』じゃない?と言ってくれた」のだとか。当の川村プロデューサーは「あまりに大きな成功の後で、あえてチャレンジャーとしてどんな作品を作れるか。特に(天気という)テーマは世界中に受け入れられる」と話し、「すでにほぼ全世界での配給が決定している」と報告した。■オーディション2,000人!醍醐虎汰朗&森七菜起用の決め手は?会見には約2,000人が参加したオーディションで抜てきされた醍醐虎汰朗(森嶋帆高役)、森七菜(天野陽菜役)も出席。二人を起用した決め手について、新海監督はそれぞれ「まず帆高に似ている。どこか空回りしているところも(笑)。だからこそ、観客の視点になれるし、誰もが共感できる大きな器を持っている」「森さんは捉えどころがなく、まさに天気のような子。表情もコロコロ変わるし、予想できない分、次にどんな言葉を発するのかと惹きつけられる」と語った。この言葉を受けて、醍醐さんは「最初は新海監督の作品に出られると知り、ニヤニヤがとまらなかったが、もちろんプレッシャーも。今はワクワクしているので、精いっぱい頑張れたら」と抱負をコメント。森さんは「合格を待つまでの時間が、まるで数十年のように感じた。(合格を知り)最初は自分の耳を疑った」とふり返った。■上映時間は現時点で105分!音楽を担当するのは?会見では、現時点で本作の上映時間が105分になることも明らかに。注目の音楽については、新海監督が「いまは言えませんが、もう1年以上やり取りをしていて、それは楽しい作業」と話していた。新海監督によると、主人公の帆高は「決して模範的な少年ではない」といい、「正しくあろうと必死に手を伸ばしているが、映画は『人間はこうあるべき』とか、そういう価値観とは全然違うことを語っている」そうだ。「前作が成功したおかげで、スタート地点が高くなり、複雑さを盛り込める立場になった。その分、賛否分かれる要素もある」と新海監督。もちろん、ド直球のエンターテインメントを追求する新海イムズも健在で「笑えるし、泣けるし、知的好奇心を刺激するワクワクできる。純粋に『面白かった』といえる作品」と期待をあおった。『天気の子』は2019年7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2018年12月13日世界的に注目されるアニメーション監督・新海誠監督の最新作『天気の子』が、来年7月19日(金)より公開されることが決定。ポスタービジュアルも到着した。■ストーリー「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」。少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――。■新海監督最新作は生き方を“選択”する物語『ほしのこえ』、『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』、『言の葉の庭』、そして『君の名は。』――。叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す新海ワールドは、国内外問わず多くの人に愛されている。そして、社会現象となった『君の名は。』から3年。昨年2月より企画開発が始動したという待望の最新作は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語。東京にやってきた家出少年の帆高と不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。■キャスト決定離島から家出し、東京にやってきた高校生・森嶋帆高役には、「兄に愛されすぎて困ってます」「先に生まれただけの僕」、舞台「弱虫ペダル」では主人公・小野田坂道役に抜擢、来年『セブンティーンモータース』の公開が控える醍醐虎汰朗。また帆高が出会うことになる、小学生の弟と2人だけで暮らし、“祈る”ことで空を晴れに出来る不思議な力を持つ少女・天野陽菜役には、「東京ヴァンパイアホテル」で女優デビューし、『心が叫びたがってるんだ。』「獣になれない私たち」に出演、「3年A組-今からみなさんは、人質です-」『Last Letter』への出演も決定している森七菜が抜擢された。なお、キャラクターデザインは『君の名は。』ほか『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などの人気作を手掛ける田中将賀。作画監督は田村篤、美術監督は滝口比呂志が手掛ける。『天気の子』は2019年7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2018年12月13日「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を誇る児童文学を原作にした『若おかみは小学生!』。公開直後から、SNS上では「自然と涙が出てきた」「今年一番泣いた映画だった!」など感動の口コミが溢れ、あまりの好調ぶりに一旦上映が終了したTOHOシネマズ系列では復活&新規上映も決定するなど、いま話題沸騰中。この度、そんな本作からエンドロールで流れる監督直筆イメージボードの一部がWEB初公開された。原作「若おかみは小学生!」(原作:令丈ヒロ子・絵:亜沙美)は、事故で両親を亡くした小学6年生の“おっこ”(関織子)が、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館「春の屋」で若おかみ修行に奮闘する姿を描いた人気シリーズ。4月よりテレビ東京6局ネットにてTVアニメも放送されて大きな話題を呼び、今回の劇場版は『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』などスタジオジブリ映画の作画監督として知られる高坂希太郎が、『茄子アンダルシアの夏』(03)以来15年ぶりに劇場版アニメの監督を務めている。■新海誠、奥浩哉ら著名人から絶賛の声相次ぐ9月21日(金)の公開以降、Twitterのツイート数は映画カテゴリーランキング1位、SNS上には主人公のおっこをはじめとする劇中キャラクターのファンアートを描いてアップする人が続出。また、『君の名は。』の新海誠監督や『GANTZ』作者の奥浩哉氏、『モテキ』の久保ミツロウ氏、『ちはやふる』の末次由紀氏ら著名人からも絶賛コメントが相次いでいる。さらに、SNSでの口コミから同様に拡大公開となり、ロングラン大ヒットとなった劇場アニメ『この世界に片隅に』を想起させるという指摘もあるほか、両親を亡くした喪失感やトラウマを抱えながらのおっこの奮闘ぶりに「ガチでダークナイト」「魔女の宅急便と千と千尋の神隠しとダークナイト足して3で割った感じ」といった声や、『カメラを止めるな!』を引き合いに「この2作が2018年の同じ年に存在しているのが、まさに人の起こした『奇跡』としか言いようがない」といった声も上がるほど。■大反響を受け、“泣けるエンドロール”の一部が到着こうした大きな反響もあり、公開4週目も前週比92%の高稼働動員が続き、215劇場中95の劇場で前週比100%越えという異例の事態に。今週末10月19日(金)からはTOHOシネマズ日比谷、新宿、上野での再上映と、新たに渋谷、日本橋での新規上映も決定。地方でも秋田、仙台、宇都宮、ひたちなか、水戸内原、甲府、上田、ららぽーと磐田、10月20日(土)からTOHOシネマズ与次郎での再上映が新たに決定している。そんな中、高坂監督が製作過程で描いたイメージボードが映し出される“泣けるエンドロール”の一部がWEB上で初公開!シンガーソングライターの藤原さくらによる書き下ろし主題歌「また明日」の穏やかな旋律にのせ、劇中の印象的なシーンや劇中では描かれていない物語の背景が描かれたイメージボードが流れるラストは、感涙の物語の余韻を深め、さらなる涙を誘うものとなっている。公開されたイメージボードは、おっことおっこの父・関正次が仲睦まじく御神楽(※舞台となる「花の湯温泉」に古くから伝承されている行事)を眺めるシーンを始め、原作でも人気の高い秋野真月やグローリー・水領、ユーレイのウリ坊と美陽といった、おっこの心の支えとなるキャラクターたちとのショットが収められた計4点。貴重な私服姿やジャージ姿、さらには明るく元気な性格で笑顔が印象的なおっこが見せる様々な表情が、高坂監督ならではの優しいタッチで描かれており、温かい感動に包まれる。「特に刺激の強い表現や、妬みや嫉妬と言った人の負の部分は排し、今時は珍しいかもしれませんがストレートで真面目な表現に重きを置きました」と語る“ジブリ仕込み”の高坂監督が、丁寧に仕上げたシーンの数々はどれも感動必至。「やはり丁寧にやっただけ、観客の方にも届くものが増えるんです。自分のできることはそれがすべて。色々な方のご意見やアドバイスをいただきながらつくった、奇跡のような作品だと思っています」とその思いを明かしている。監督・スタッフが一丸となって作り上げた珠玉の90分間。多くの口コミで語られる「大人も泣ける傑作」の答えを、ぜひスクリーンで確かめてみて。『若おかみは小学生!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:若おかみは小学生! 2018年9月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
2018年10月16日アカデミー賞を主催している映画芸術科学アカデミーが、新会員候補928人に招待状を送付し、公式HPで名前を発表した。日本からは、俳優部門にアジアで高い知名度を誇る金城武、『沈黙 -サイレンス-』で高く評価されたイッセー尾形、短編映画&アニメ部門に『君の名は。』『星を追う子ども』の新海誠監督、『この世界の片隅に』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督、『未来のミライ』『バケモノの子』の細田守監督、『OH LUCY!』『もう一回』の平柳敦子監督、脚本家部門に「東京ヴァンパイアホテル」『ひそひそ星』の園子温監督、メイクアップアーティスト&ヘアスタイリスト部門に『沈黙 -サイレンス-』『SAYURI』の渡辺典子、音楽部門に『海街diary』『マクロスプラス』の菅野よう子、デザイナー部門に『海街diary』『誰も知らない』三ツ松けいこらが選ばれた。昨年は774人、一昨年は683人という数字に比べ、今年の会員候補数はさらに増加。かつては会員の多数が白人男性の高齢者であり、アカデミー賞の受賞者や候補者たちも「白すぎる」という批判を受け、ここ数年アカデミーは「多様性」の強化に取り組んでいる。「Variety」誌によれば、982人の候補者のうち38パーセントは有色人種であり、49パーセントは女性とのこと。この49パーセントの女性たち全員が会員になると、昨年まで全体で女性の割合は28パーセントだったのが、31パーセントになるという。(Hiromi Kaku)
2018年06月26日直木賞作家・伊集院静の名作小説「駅までの道をおしえて」が映画化、2019年秋に公開されることが決定。主演には、『君の名は。』などで知られる新海誠監督の娘で子役の新津ちせが抜擢された。■伊集院静作品が15年ぶりの映画化!主人公・サヤカは、愛犬ルーを亡くしたことを受け入れることができず、いつまでもルーの帰りを待っている少女だ。そんなサヤカと、幼き息子を亡くした経験を持つ老人・フセコウタローが出会い、互いに胸に抱えた“命の喪失感”を2人の絆で温かい想い出に変えていく…。本作は、直木賞作家・伊集院氏の名作。伊集院作品の映画化は、『機関車先生』以来、実に15年ぶりとなった。また、原作には赤い京急電車が象徴的に登場し、物語に重要な役割を与えている。そこで今回、この映画のストーリーやコンセプトに深く共感したことから、創立120周年を記念して、製作の全面的協力が実現。さらに、協賛・協力企業には、講談社、品川区、大田区など様々な企業や自治体が名を連ね、映画と連携をして、映画製作を進めていくという。■主演は、一般公募で選ばれた新津ちせ!主人公・サヤカを演じるのは、昨年公開された実写映画『3月のライオン』で三姉妹の末っ子、川本モモ役で話題になり、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」やCMなどにも出演する小学2年生の新津ちせ。本役のオーディションは、2017年の春に一般公募という形で告知、4次審査まで行われ、3か月間におよぶオーディションの結果、当時小学1年生だったちせちゃんが決定した。撮影は丸1年という時間をかけて、季節を追いながら時系列でじっくり撮るという、近年の日本映画には珍しいスタイルで行われており、少女の成長がリアルタイムに感じられる作品となるようだ。ちせちゃんは、「サヤカは、元気いっぱいで、犬が大好きで、心のやさしい女の子です。わたしも、犬が大好きなので、サヤカ役に決まった時は本当にうれしかったです!」と決定時の喜びを語り、「撮影中、ルーと一緒に過ごせることがとっても幸せで、毎日いろんな発見があります。ルーと一緒にいっぱい走りまわっているので、ちょっと足がはやくなったような気がして、楽しいです。元気に、一生けんめいがんばります」とコメントしている。『駅までの道をおしえて』は2019年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年06月13日映画『フォルトゥナの瞳』が2019年2月15日(金)に公開される。“死の運命”が見える能力を持つ男のラブストーリー大切な人の死の運命を知った時、あなたはどうしますか?『フォルトゥナの瞳』は、不思議な力に導かれ、大切な人の“死の運命”が見えてしまった男の切なくも美しいラブストーリー。原作は、『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』などの著作を持つ百田尚樹による小説『フォルトゥナの瞳』だ。運命の女神、フォルトゥナの瞳を持つ者には、「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。その不思議な能力を身に着けてしまった青年・木山慎一郎は、自らの不思議な力に葛藤する中で、桐生葵という女性に出会う。木山は明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれ、葵もまた木山の真っすぐな人柄に惹かれて2人は互いに必要な存在に。しかし、幸せの絶頂の中、葵の身体が透け始めてしまう。2人に待ち受ける運命とは―――。神木隆之介、有村架純が初の恋人役に主人公・木山慎一郎を演じるのは、神木隆之介。『桐島、部活やめるってよ』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『3月のライオン』『バクマン。』といった話題作に出演し、新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』では、声優を務めるなど、実力派俳優として数々のキャリアを積んでいる。本格ラブストーリーへの出演は『フォルトゥナの瞳』が初となる。ヒロイン・桐生葵を演じるのは、『ナラタージュ』『関ヶ原』『何者』などの作品にも出演し、紅白歌合戦の司会を2年連続で務めるなど、活躍を見せる有村架純。神木隆之介と有村架純が、初の恋人役を演じる。監督は、『先生!』『坂道のアポロン』『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』といった青春映画の数々を手掛けてきた三木孝浩が務める。主題歌はONE OK ROCK主題歌を担当するのはONE OK ROCK。2019年2月13日(水)にリリースするフルアルバム「Eye of the Storm」に収録される最新曲「In the Stars (feat. Kiiara)」が物語に彩りを添える。女性シンガー「kiiara」とのコラボレーションにより生まれたこの楽曲は、女性ボーカルとのハーモニーが美しいバラードソングに仕上がっている。ストーリー大切な人の“運命”が見えた時、あなたはどうしますか――。【木山慎一郎】は幼少期に起きた飛行機事故で家族を失い、友人も作らず孤独に仕事のみに生きてきた。しかし、ある日「死が近い人が透けて見える能力」を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。他人の死の運命を目の当たりにするうちに、「死の迫る人を救いたい」という思いに彼は葛藤する。そんな折、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】に出会う。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、初めて孤独だった彼の人生に彩りが生まれる。互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごしていくが、ある日【葵】の身体が透けはじめてしまう…。詳細映画『フォルトゥナの瞳』公開時期:2019年2月15日(金)出演:神木隆之介、有村架純、志尊 淳、DAIGO、松井愛莉 / 北村有起哉、斉藤由貴、時任三郎監督:三木孝浩脚本:坂口理子主題歌・挿入歌:「In the Stars (feat. Kiiara)」/ONE OK ROCK原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』(新潮文庫刊)配給:東宝
2018年05月10日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大が、主演舞台『雲のむこう、約束の場所』の初日挨拶に、高田翔(ジャニーズJr.)、伊藤萌々香(フェアリーズ)、湖月わたる、松澤一之、浅野温子とともに登場した。同作は、『君の名は。』のヒットでも知られる新海誠監督のが2004年に手掛けた初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を舞台化。戦後、南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、国境を越える小型飛行機・ヴェラシーラを製作しようとする若者の姿を描く。高校生役に、学ラン姿で現れた辰巳は「31なんですけど、日本中どこ探しても、こんなにキラキラキュンキュンしている31歳はいないんじゃないかなと思うくらい、ステージ上でキュンキュンキラキラさせていただいています」ときっぱり。「映像もきれいで、実際に原作の映像を映しながらお芝居をさせていただく。僕たちも世界に入り込める作品になりました」とアピールした。同じく学ラン姿の高田が「最終稽古がすごい熱量で、本当に泣きそうになったんですよ」と明かすと、辰巳から「泣いてないんかい」とツッコミが入る。高田は改めて「これから本番なので泣くのはとっとこうと。原作のファンの方にも満足していただける作品になっていると思います」と自信を見せた。「ソワソワして、1時間以上早く入ってしまって余計にソワソワしている」という伊藤は、「緊張もありますが、楽しんで演じていきたいなと思います」と意気込みを語る。しかし、途中で言葉に詰まってしまい、「すごい緊張してるんだなと」と自身に対して苦笑。周囲からも「珍しい! いつも緊張しないのに」と驚かれていた。フォトセッション時には、率先してパネルを取りに行くなど主演ながら謙虚な様子を見せていた辰巳。浅野が手を辰巳の耳に押し付けると、「なんで耳やってるんですか。ここからキラキラ出てます?」と苦笑。「人生で、浅野さんにこんな風にやっていただけるとは思いませんでした。母に自慢します」と喜んでいた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて4月20日〜4月24日、大阪公演はNHK大阪ホールにて5月2日。
2018年04月20日中国の3都市を舞台に3つの短編で構成されるオムニバス映画『詩季織々』。新海誠監督作の『君の名は。』『秒速5センチメートル』で知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)制作の最新作とあって注目を集めている本作だが、この度、本作初の映像となる特報映像と新ビジュアルが到着した。本作は、『陽だまりの朝食』『小さなファッションショー』『上海恋』と3つの短編で構成。失いたくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの過去といまを紡いだ珠玉の青春アンソロジー。今回到着した映像は、「AnimeJapan 2018」のパブリックデイ(3月24日~3月25日)にCWFのブースにて上映が予定されている本作の特報映像。各物語の主人公にとって、失いたくない大切な思い出となる重要なシーンが登場。まず『陽だまりの朝食』では、監督の出身地・湖南省の美しい風景に、名物の三鮮米粉(さんせんビーフン)と祖母との思い出が描かれ、『小さなファッションショー』では、大都会・広州で、幼い頃の思い出を抱え懸命に生きる姉妹2人の姿が。そして『上海恋』では、監督の故郷である移りゆく上海の石庫門を舞台に、少年少女の瑞々しい青春模様が描かれている。そして、各作品のコンセプトとなる“衣食住”をモチーフにした新たなビジュアルも到着。“食”をテーマに監督自らの思い出をノスタルジーたっぷりに詩的に描く『陽だまりの朝食』(イシャオシン監督)。“衣”をテーマに広州の姉妹の物語を描く『小さなファッションショー』(竹内良貴監督)。“住”をテーマに描き、『秒速5センチメートル』のオマージュ作として注目を集める『上海恋』(リ・ハオリン監督)。それぞれ、切なくも心温まるストーリーを予感させるビジュアルとなっている。さらに、本作のムビチケカードが4月28日(土)に発売されることも決定。先着購入特典として、オリジナルミニクリアファイルがついてくる。『詩季織々』は2018年夏、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月22日「夜空と交差する森の映画祭」が栃木・ツインリンクもてぎで、2018年10月6日(土)に開催される。「夜空と交差する森の映画祭」とは「夜空と交差する森の映画祭」は、年に1度開催される数千人規模の野外映画フェス。2018年で5周年を迎える本イベントは、毎年コンセプトや開催地を変え、森や川、岩場などにスクリーンを設営。50本近くの長編、短編映画を夜通し楽しみ、五感を丸ごと使った映画体験をすることが出来る。2018年の舞台は栃木・ツインリンクもてぎ2018年の会場となるのは、栃木・ツインリンクもてぎ。サーキット会場としてはもちろん、グランピング・テント、ログキャビン、キャンプサイトが設けられたキャンプ施設「森と星空のキャンプヴィレッジ」を併設し、緑豊かなロケーションが魅力だ。「交差」がキーワード2018年のキーワードは「交差」。"微妙なズレが未来を変え、過去の捉え方をも変えていく"、"思わぬ所で運命は変わっていく"、というメッセージをイベントを通して参加者へ伝える。今回は、メインステージ「そのとき。」に加えて、サブステージとして「それから、」「そして、」、渋谷のミニシアターを運営するアップリンクとともに作品を贈る「いつか、supported by UPLINK」を用意する。「そして、」の広場には、ハンモックに揺られながら映画を眺めることができる「ハンモックエリア powered by the good day TOKYO」も登場する。「ベイビー・ドライバー」など51作品が上映上映されるのは長編、短編あわせて全51作品。エドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』、新海誠監督の『秒速5センチメートル』、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』、ミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』などが展開される。なかでも注目は『ベイビー・ドライバー』だろう。同作は、若きドライバー通称「ベイビー」が、天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍するクライム・アクション。サーキットを有する“ツインリンクもてぎ”ならではの選定だ。ナイトマーケットやワークショップ映画鑑賞以外の企画も充実。物販ブースの「モリス・マーケット」を設置するほか、アジア最大級のデザイナーズマーケット・Pinkoiとコラボレーションし、日本、タイ、中国、香港、台湾の作家によるナイトマーケットをオープンする。また、アロマ・ジェルキャンドルづくりなどのワークショップも開催する。フード販売やアウトドアダイニング映画と一緒に楽しみたいフード類は、フード&ドリンクの販売場所「ポップコーンベアーズ・キッチン」で手に入れることができる。また、アウトドアダイニング"月明かりの料理店 by Wonder Wanderers"もオープン。全国の自然の旬を求めて移動する「旅するアウトドアホテル"The Caravan"」を手がけるWonder Wanderersとコラボレーションするものだ。全三部の事前予約制となっており、イタリアンの巨匠とも称される「オステリアヴィンチェロ」齋藤シェフがこの日のためだけに考案した特別なディナーセットを味わうことができる。【詳細】■「夜空と交差する森の映画祭2018」開催日:2018年10月6日(土)オールナイト開催 上映時間 18:30 / 上映終了 5:00会場:ツインリンクもてぎ住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1※「月明かりの料理店 by Wonder Wanderers」は全三部の事前予約制。予約・詳細は公式サイトを確認。【チケット詳細】価格:早割 9,800円(~9/6)/通常入場料 11,500円+税(9/7~)※いずれも1ドリンクチケット付き駐車料金 2,500円、品川発往復バスツアー 8,000円、往復シャトルバス券(宇都宮駅―会場) 4,000円、山梨発往復バスツアー 9,500円グランピング券 33,000円~、そのほかログキャビンやテントサイト利用券も販売予定公式URL:当日上映タイムテーブル
2018年03月12日北島三郎(81)の次男である大野誠さんが亡くなっていたことが3月7日、分かった。51歳だった。 大野さんは88年にロックバンド「1ST BLOOD」のボーカル「MAKOTO」としてデビューし、歌手として活動。その後は「大地土子」名義で作詞・作曲活動に励んだ。特にアニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)のオープニング曲であり、父である北島が歌う「詠人」「夢人」は大野さんにとって代表曲と言えるだろう。 「おじゃる丸」は98年から放送されており、20年近くの歴史がある長寿アニメ。Twitterでは若い世代からの《懐かしい。大好きだった》といった声が。そして子育てを終えた親たちからは《ゆったりあったかい詩とメロディーに、忙しい心が立ち止まり、安らげる時間でした》といった楽曲とのエピソードが上がっている。 松嶋尚美(46)も8日「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、「おじゃる丸」で使用された楽曲は「息子も娘も今も口ずさむぐらい、みんな知ってる」と発言。そして大野さんに感謝の気持ちを述べた。 「(「おじゃる丸」の楽曲は)30代、40代の人だけではなく、1桁の子らが聞いている。すごい“いいもの”を残して下さった」 大野さんにはまだ世に出していない楽曲があるようで、北島は7日「私がアイツにしてあげられるのは、残したものを世に出していくこと」と取材陣に応じて語った。大野さんは亡くなったが、楽曲は歌い継がれていくだろう。
2018年03月08日