女優の飯豊まりえ、パフォーマンスグループ・AAAの與真司郎が16日、都内で行われた「VT COSMETICS」TVCM発表会に出席した。VT COSMETICSの「VT CICAシリーズ」は、クリームやクレンザー、マスクなどを揃え、サッパリとしたテクスチャーなのにしっかりと潤う使用感などで人気の、韓国スキンケアブランド。飯豊まりえが起用された同ブランドの新CMが11月17日より全国で放映開始し、同CMのタイアップ曲「CRY」をAAAの與真司郎が手掛けている。飯豊は「コスメや化粧品がすごい好きなので、今回こういう形で選んでいただけてすごく光栄でした」と笑顔を見せ、「自然の中で素足で歩くCMなんですが、すごい癒やされるようなCMになったと思います」とCMの出来には自信を見せた。與は「今回は一方通行の叶わない恋という切ない歌詞なんですが、こういう曲を1回も歌ったことがないんです。歌詞は悲しいですが、飯豊さんの綺麗な世界観にハマっていてすごくうれしいです」と満足そうで、飯豊も「CMソングを担当していただいてすごくうれしいです」と感謝した。同じ事務所に所属する與と飯豊だが、対面して話すのはこの日のイベントが初。「昔、與さんの舞台を見に行ったことがあります」と明かした飯豊は、美容にこだわっているという與の肌を見て「陶器のような肌ですよね。肌質がすごいですよ。ビックリします。画面を見て思っていたんですが、実際の與さんは本当におキレイですよ」と大絶賛。先輩にあたる與は「よく言うわ! 飯豊さんから言われるとちょっと困ります」と困惑気味も「飯豊さんもおキレイですよ! 美肌コンビで(笑)」と提案し、飯豊は「企画になりそうですね。You Tubeのビューティー企画で(笑)」と與とのコンビに満更でもない様子だった。AAA活動休止前に行われるドリームツアーを間近に控えている與。それにも言及し、「2年前にやるツアーでしたが、コロナ禍で出来なくなりこのタイミングになりました。ワクワクとドキドキという言葉が合うかなという思いです。本当に待ってくれたファンの皆さんに活動休止前に幸せをいっぱい届けられたらと思います」と意気込みを。一方の飯豊は来年年女を迎えるが、「あまり変わらないようにと心掛けています。この世界に入りたいという気持ちも変わらない方がいいと思いますし、変えたくないという気持ちもあります。見た目や身長は伸びていると思いますが、あんまり変わらずにいたいです。自分の好きなモノとかも変わらずに持っていたいと思うので、そういう感覚ですね」と語っていた。
2021年11月16日彼との将来を考えるなら、ちゃんと相手のことを見定めたいと誰しもが思うものです。例えば借金や親子関係、浮気などは、後でわかると大きな問題になるケースもあります。今回は、5つの問題となり得るタイプ別に、それぞれに問題がある場合どこを見ておけば早めに気づけるか、ご紹介します。将来を考えるなら必ずチェック!借金、浮気、モラハラ、タイプ別5つのヤバい男性の見分け方【おおしまりえの恋愛道場】vol. 145将来を考える彼が、もし自分には見せたことのない“ヤバい一面”を持っているとしたら、あなたはどうしますか?話し合う、別れる、我慢する、見なかったことにする、などなど。いろいろな対応方法があるでしょう。どうするかはあなた次第ではありますが、できれば早い段階で見抜けた方がいいですよね。今回は5つのタイプのヤバい男性の見分け方について、パターン別にご紹介します。ヤバいの代表!借金男はこう見抜くヤバい男の中でも特に困るのが借金持ちの男性です。ただし、奨学金の利用など、理由のある借金はここでは除外します。浪費や人への大盤振る舞いで借金を作りがちな男性の傾向は、まず以下の点をチェックしましょう。毎月の収入と支出のバランスが、明らかにおかしい浪費による借金がある男性は、必ずといっていいほど収支のバランスがおかしいです。彼の身の回りにあるものが身の丈に合っているか。お金の遣い方について聞いたとき、嘘っぽい回答があるかどうかなど、確認しておきましょう。彼の郵便物にファイナンス系の封書があるこれ、筆者の実体験なんですが、借金がある男性の自宅には、当然ファイナンス系の封書が届きます。支払い通知や督促状なのですが、こうした封書があれば高確率で借金がある可能性がありますので、将来を考える場合、少しだけ目を光らせておきましょう。ちょっとしたお金の貸し借りを忘れられる浪費などで借金がある方は、もれなく日常生活のお金に対してもルーズな側面があります。その代表が、普段のちょっとしたお金のやり取りがルーズである点があげられます。例えば「500円貸して」と言って渡した500円が返ってこない。「今度おごるからここは出してよ」と言ったお返しがないとか。1回2回ならまだしも、しょっちゅうあるようなら、注意が必要です。意外と根深い親子関係、ここをチェックここでいう親子問題とは、仲が良すぎるケースと仲が悪すぎるケースがあります。悪すぎるケースの場合、ある程度事前に知ることで距離感を覚悟しておけます。しかし、良すぎるケースは結婚と同時に面倒事になる場合もあります。では、彼の親子関係は適切か、3つのポイントに絞ってご紹介します。帰省の頻度は適切か仲が良すぎる場合、しょっちゅう帰省したり、しょっちゅうご飯に行っていたりします。また、頻繁に会えていなくても、電話やLINEの頻度が異常に高い場合は、注意が必要です。実家との物理的な距離にもよりますが、ぜひ彼の様子をうかがいつつ、チェックしてみてください。親の意見が、重要な会話でちょいちょい出る将来を考え始めたカップルは、おそらく結婚式や子どものこと、住まいの話などをし始めると思います。このとき「親がさ…」といった意見がちょこちょこ出てこないか、慎重に聞いておきましょう。以前聞いた話では「親が結婚式は和婚にして欲しいって」といった介入があり、過干渉な親に早めに気づけたケースがありました。結婚前に知ることができれば、それなりに対応が取れる親問題。ぜひ2人のいい関係づくりのためにも、確認しておきたいですね。「いつか同居」を頑なに主張最近は頑なに主張する人も減ってきましたが、いつかの同居を結婚の条件にする男性って、地方を中心に未だにいるといいます。親が心配な気持ちは理解できますが、「頑な」であった場合、それは親と息子の距離が近く、関係が強固である場合もあり注意が必要です。結婚後に豹変!二重人格男子はここを見る例えばモラハラ傾向のある彼だったことが結婚後にわかると、関係を改善させるのは非常に困難です。ここではモラハラだけでなく、「性格が想定と違った」を防ぐための全般的な話をご紹介します。友達に会わせてくれないorいない彼のことは、彼の長くからの友達を見ればだいたいわかります。しかし、頑なに友達を紹介してくれないとか、そもそも友達がいないと主張する場合、実は本当の顔が違う可能性があり、注意が必要です。具体的には、自分には紳士的だけど、友達の前では男尊女卑的な考え方をするとか。暴力的なふるまいがあるとか。そういう二面性があるかもしれません。ぜひ注意してみましょう。自分以外への雰囲気や対応がちょっと違う人は誰でも、場面や相手によって対応をある程度変えるものです。しかし、例えば店員さんや友達などに対応するとき、明らかに悪い態度であったりしたら要注意です。彼の中で「親しい人にしていい対応」「その場限りの人にしていい対応」「関係構築中のときの対応」と、場面ごとに切り替えている可能性があります。あなたが結婚などで親しい人に昇格した場合、彼の対応が大きく悪い方向に変わる場合があります。対応に困る特殊な性癖の傾向は早めに話し合いを性癖って、無視すると意外にも結婚後に響くもの。日本の夫婦は約半分がセックスレスというデータもあります。理由の1つに、性の方向性の不一致があげられ、悩みを抱えた夫婦もいるようです。過去に聞いた夫婦の話では、結婚後に性癖の不一致が分かり、お互い婚外恋愛を認めたものの、妻側が本心ではそれを受け止められず、メンタルを壊してしまったケースがありました。こうした悲しい現実に直面しないためにも、早めに気づき、そして話し合うようにしたいですね。好みを聞くと返事が曖昧特殊な性癖を持っている人は、そもそも下ネタトークに消極的です。なぜなら自分の本当の欲求をバレないように隠しているから。例えば「好みの女性はどんな?」とか「興奮する行為はどんなの?」なんて聞いたとき、曖昧な返事のときは注意が必要です。したいことを聞くと、「特に無い」カップルの場合、刺激を求めて新しい体験を模索することってありますよね。このとき、「特に無い」の一点張りだと、もしかしたから彼には隠れた性癖があるのかもしれません。以前筆者の友人の特殊な性癖持ちの男性(もちろん家族には内緒)に、どうやって隠しているのか聞いたことがあります。すると、妊活までは頑張り、その後は特に触れない話題になっている。とのことでした。うーん、一生を添い遂げるパートナーとの関係がそれだと、ちょっと悲しいものがありますね。みなさんもぜひ、彼の知らない一面がないか、広い心と目で、見てみましょう。それって病気?浮気のチェックポイント最後は、やっぱり多い!そして後でわかると困る浮気の話です。「浮気は病気」なんて言いますが、仮に浮気願望があったとしても、倫理的、理性的に止められる男性はたくさんいます。つまり、浮気は病気というよりも、男性側の甘さやだらしなさが1番の原因であり、病気や本能でもなんでもないのです。LINEをちょっとでも見られるのを嫌がる「LINEとスマホ、それぞれにブロックをかける人は浮気の疑いあり…」なんて巷では言いますが、筆者はそれよりも、ちらっと横からLINEやスマホを覗こうとするのすら、頑なに拒否するかどうかを気にします。やましいことがなければ、日常操作画面は誰しもが警戒心を持たずに覗き見させるものです。しかし、浮気をしている場合そうではありません。彼のスマホへの警戒心はどんな程度か、チェックしてみましょう。やたら女友達が多い&飲み会が多いもともと女友達が多く飲み会の頻度が高いと、それだけで浮気のリスクは高いといえます。最初の浮気のキッカケというのは、だいたいがしようと思ってしているわけではなく、流されてしちゃったというケースがほとんどです。つまり流される状況が多い人ほど、浮気をしているor今後する可能性が高いと言えるのです。ヤバい男性に共通する5つの項目について、それぞれどこをチェックすればよいかご紹介しました。恋に燃え上がっている時期は、なかなか冷静に見られないかもしれません。でも、もし将来を考える関係になっていくなら、早い段階で気になる部分は払拭しておきましょう。いい関係は誰とでも築けると筆者は信じていますが、そもそも自分がその相手といい関係を築きたいかどうか、覚悟が大事です。彼に人生をかけて良いか、かけられて良いのか。しっかり見定め、そして判断していきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Vladimir Godnik/Gettyimages©Hill Street Studios/Gettyimages©fizkes/Gettyimages©LEREXIS/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©Peter Cade/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年11月11日中京テレビ放送株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長:丸山公夫)は9月26日に27年ぶりとなる「復活!令和もお笑いマンガ道場」を放送し、現在ではHuluにて番組配信を行っております。今回、視聴者の皆さまからの熱い要望に応え、過去放送された懐かしい「お笑いマンガ道場」のアーカイブ番組の配信がスタート!ぜひご覧ください!当時の写真【お笑いマンガ道場 配信ラインナップ】■配信プラットフォーム:Huluにて配信中■レギュラー出演者 :柏村武昭・車だん吉・鈴木義司・富永一朗(1) (1982年11月6日放送分) アシスタント:川島なお美 ゲスト:三波豊和(2) (1984年1月21日放送分) アシスタント:川島なお美 ゲスト:三波豊和(3) (1985年3月9日放送分) アシスタント:川島なお美 ゲスト:竹本孝之(4) (1985年12月21日放送分) アシスタント:川島なお美 ゲスト:三波豊和(5) (1988年6月4日放送分) アシスタント:川島なお美 ゲスト:久本雅美(6) (1989年6月10日放送分) アシスタント:川島なお美 ゲスト:嘉門達夫(7) (1990年8月11日放送分) アシスタント:森山祐子 ゲスト:ルー大柴(8) (1990年12月22日放送分) アシスタント:森山祐子 ゲスト:日高のり子(9) (1991年3月30日放送分) アシスタント:森山祐子 ゲスト:稲川淳二(10) (1992年5月16日放送分) アシスタント:森山祐子 ゲスト:松村邦洋詳細は番組公式Twitter: 番組公式HP : Huluアドレス : 【こちらでチェック!】アーカイブ配信を記念して柏村武昭さんと車だん吉さんのスペシャル対談をお届けします!柏村&だん吉対談柏村:ダンちゃんとは番組が終わってから全然会ってなかったね。だん吉:会うと柏村さんのタレ目がうつるから(笑)。だってこの方、偉い先生になっちゃったからさあ。柏村:そうなんだよね、俺、国会に行っちゃったからね(笑)。だから今日、ダンちゃんと会えるのを楽しみに来ましたよ。全然変わってないもん。でも俺ね、ダンちゃんが一人いるだけで今日の収録はすごい楽だった。だん吉:そんな(笑)。でもみんな楽しそうだったよ。今日の雰囲気はきっと画面の向こう側にも伝わるんじゃないかな。昔のマンガ道場がそうだった。本当にみんな家族みたいだったもんね。柏村:今日は俺とダンちゃんがこのマンガ道場の“家”を守っててね、そこにやってきた新しい人たちを大歓待しながら楽しくやったような感じがするよ。でも面白かったねえ。みんなそれぞれ個性があっていい人選んだと思う。最初はみんな探り合いをやったけれども、『もう司会者があれなら俺たちも』ってなったんだと思うんだよね(笑)。鈴木義司さん、富永一朗さん、川島なお美さんの3人も、天国で今日の収録を見て『俺たちも下界に降りようよ』って言ってたかもしれないね。だん吉:そうだね。柏村:だからこの番組を観てくれた人に『面白くてまた観たい!』と思ってもらえたらいいな。平凡な番組にしちゃダメなんだ。『まだ車だん吉も出ているよ』って話題にしていかないと!だん吉:……『まだ出てんの?』って(笑)。参考)「お笑いマンガ道場」1976年から放送開始。当初、中京テレビ(ローカル)エリアでのスタートだったが、高まる人気と話題性でその後に全国ネットにて放送。お正月には「初笑いマンガ道場」特番も放送された。1994年まで放送されたマンガ大喜利バラエティー番組。マンガ道場ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月08日「俺の言うことをきけ」「お前は本当に役立たずだな」など、強い言葉の暴力をモラハラ(モラルハラスメント)と言います。こうした暴力的な発言をする男性は、パートナーとしては選びたくないもの。では、早期に見抜くにはどこをチェックすればよいのでしょう。今回は代表的な10項目をご紹介します。モラハラ彼氏&夫をいち早く見抜くためにチェックすべき10項目【おおしまりえの恋愛道場】vol. 144モラハラとは「モラルハラスメント」の略で、言葉や態度によって相手を追い詰めたり、いやがらせをしたりする行為です。パートナーとして絶対に選びたくない相手ですが、残念ながら男性の中には(女性の中にも)一定数モラハラを働く方がいます。モラハラ男性だったことに結婚してから気づくと、関係を改善させたり離婚したりするのに、かなりのエネルギーを使います。そのため、多くの人は結婚前に気づければいいなと考えるかと思います。今日はそんなモラハラ男性に早い段階から気づくために、チェックしてほしい10項目を解説とあわせてご紹介します。モラハラは、誰しもがなる可能性を秘めているモラハラをする人を想像すると、生まれながらに暴力性を持った人を想像しがちです。しかし実は、モラハラはコミュニケーションの“誤ったクセ”が問題なだけであるケースも多いといいます。例えば、「女性は力づくでも言うことをきかせるべきだ」という価値観で育った男性は、当たり前のように彼女を自分に従わせようとモラハラ行為を働きます。女性からするとたまったものではありませんが、男性としては自分の中の正解(ここでは「女性は力づくでも言うことをきかせるべきだ」という考え)を叶えようとしているだけ。むしろ自分は、一向に態度が改善しない彼女の被害者であるとすら思っています。この仕組みを理解すると、実は誰しもが「誤った思い込み」を持つことで、モラハラ行動に走ってしまう可能性があるとも言えるのです。モラハラ男性によく当てはまる項目モラハラが起きる仕組みを知ったところで、できればこうした男性とは関わりたくないと思いますよね。1番の解決策は、なるべく早くに、相手がモラハラを働くような男性であるかを見抜くことが大切です。ここからはモラハラ男性に(女性にも)よく当てはまる、10の項目を解説とともに紹介します。周りにこういった態度をする人や価値観を持った人がいないか、よく観察してみましょう。高学歴で高収入、しっかりした肩書を持つ学歴が高かったり、しっかりした社会的地位を持っていたりする人というのは、人から常に「上の人」といった扱いを受けることが多いです。その結果、一部の人の中には「自分は偉い」「自分は絶対だ」といった思い込みを持ち、プライベートでも高圧的な態度に出てしまう人が多いといいます。「男はこう」「仕事とはこう」といった固定概念が強くあるモラハラする人の心の底にあるのは、自分の中の思い込みや固定概念の実現です。つまり、「こうあるべき」が強くある人ほど、近しい人に高圧的な態度を取る可能性を秘めています。しかし、本当に大切なのは極端な「べき論」を強く持つことではなく、相手の考えも受け入れる柔軟性なのです。男性が5歳以上の年上年齢差が男女で開くほど、関係性には上下のパワーバランスが生まれやすくなります。以前聞いた話だと、男性が10歳以上年上のカップルの場合、結婚したら夫が「おれの言うことを聞いていればいいんだ」といった態度に変わったといいます。もちろん全ての年齢差カップルがそうとは言いません。ただ、年齢差からくる上下関係は、モラハラを生み出しやすい構図の1つであることは、覚えておきましょう。物事をいつも白黒ハッキリつけたがる「べき論」が強いことと合わせて、白黒なんでもハッキリつけたがるタイプの人も要注意です。白黒ハッキリつけたがるタイプの人は、曖昧な態度や、自分にとって納得できない言葉に対して、許せないといった強い嫌悪の感情を抱き、モラハラ行為をおこなったりします。会話に正誤や結論をすぐに求めがち白黒とやや似ていますが、日常会話の中で「それって間違ってるよ」と正誤の指摘をしたり「何が言いたいの?」「結論はなに?」と、相手に高圧的に答えを求めたりする人は、根底に「正しい指摘をすることがいいこと」といった思い込みを持っているかもしれません。その気持ちが強いと、正しく会話を運ばない(結論を言わない、正しいことを言わない)彼女には、モラハラ発言を繰り出す可能性があります。でも男性の中には、こうした結論ファーストの聞き下手さんは多いとも言えます。大事なのはその度合いです。男性が妙に自分を攻め立ててこないか、観察してみましょう。何か注意してくるとき、相手の人格にまで指摘がおよぶ自分が何か間違ったことをしたとき、相手から正しいことを指摘されるのは仕方がないことです。しかし「誤り」をただ指摘すればいいだけなのに、一緒に「人格の否定」をおこなってくる人がいます。例えば、彼女が待ち合わせに遅刻してきたとき、「遅刻したら予定が狂うからやめてよ(誤りの指摘)。ちゃんって、本当にどうしようもないね。社会人として大丈夫?(人格の否定)」なんて指摘をする男性はいないでしょうか。これは明らかに言い過ぎだし、これをただのお叱りだと思っているなら、その男性は危険かもしれません。怒ると黙って無視する、話し合いができない怒ると黙ってこちらを無視してきて、話し合いが成立しない。仲直りにはこちらが彼の機嫌を取らないと解決できない。こんなカップルはいないでしょうか。実はこの「黙る」「無視する」という行動も、彼女側への無言の圧力を目的としているならモラハラと考えられます。ただ、男性の中には怒りを抱くと、言葉にできずに一旦落ち着くまで黙ってしまう人もいます。この場合、彼は彼女に機嫌を取ってほしいわけではないので、モラハラには該当しません。自分のパートナーが怒ると黙るタイプの場合、目的はどっちであるか、注意深く見ておくことをオススメします。ケンカ中の理論がおかしいケンカになると、感情的になって普段なら言わないようなことを口走ることはよくあります。しかし、その言葉が毎回、“おかしな理論”になっていたら危険です。例えば、以下のような表現が当てはまります。―「君のために言ってるんだよ!」(被害者に自分を転換)―「一般的に考えておかしい」「俺の周りにはそんな人いない」(極端で一方的な決めつけ)―「そんな話、しても意味ないでしょ」(会話の放棄による脅し)―「俺が悪かったんだろ?ごめんって言えばいいんだろ」(逆ギレ)いかがでしょうか。こうしたおかしな理論で会話を成立させるような男性は、長い付き合いの中で、よりモラハラ発言が増える可能性があります。主導権を極端に自分がほしがるモラハラ発言をする男性は、基本的に自分は正しく相手は間違っているという世界観の中にいます。そのため、自分の正しさを体現するため、主導権をいつも自分が握りたがっている場合があります。例えば、「デートの予定や内容はいつも彼が決める」「彼の一言で予定が変わる」「彼のペースを乱すと怒られる」などは、とても危険な傾向といえます。一方的なルールを通そうとする恋愛は双方のコミュニケーションによって成り立っています。しかし、モラハラ気質な男性というのは、自分の一方的なルールで恋愛が成立しないと、相手に苦言を呈したり、機嫌を悪くしたりします。無言の圧力ともいえる態度が随所から感じられる場合、それはモラハラの入口かもしれません。モラハラ男性によくある傾向を10個紹介しました。大半の項目に当てはまる場合、すでに彼はモラハラ男性といえるかもしれません。また当てはまる項目が少ない場合も、今後彼との関係が親密になると、モラハラの刃が見えてくる可能性があります。注意して観察してみましょう。モラハラは早い段階で気づき、別れも含めた検討を、あなたがダメージを受ける前にするのが正解です。ぜひいい男性と幸せな恋愛をするためにも、彼を見極める視点を持ってみませんか。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©fizkes/Gettyimages©Ghislain & Marie David de Lossy/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年11月04日年上の彼の雰囲気って、同世代の男性よりも素敵に見えることってありますよね。今回はそんな5歳以上年上の男性とお付き合いをしている人や、これからお付き合いを考えている人に向けて、よりよい関係を築くためのお話です。実は年齢差があるカップルというのは、人によってそれだけで関係の歪みを生みやすい状況があったりもするんです。年上彼氏との恋愛で起きがちなトラブル!事前に防ぐ方法とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 143年上の男性って、どこか落ち着きがあったり経験豊富に見えたりして、同世代の男性よりも魅力的に見えることってありますよね。年齢差のあるカップルも最近見かけることが増えましたが、仲睦まじい2人から、時にはちょっと心配になる関係性のカップルもいます。何が心配かというと、もともと魅力だったはずの年上男性の魅力が、気づかぬうちに2人のパワーバランスに良くない影響を与えているケースがあるからです。今回は彼が5歳以上年上の場合に気をつけたい、男性が年上の年齢差カップルが陥りやすいトラブルの原因と防止策についてご紹介します。年齢の上下は関係の上下につながりやすいなぜ年齢差のカップルにはトラブルが起きやすいのかというと、年齢差が関係性の上下に影響を与えてしまう可能性が高まるからです。本来、年齢差があろうがなかろうが、恋人同士や夫婦というのは平等です。しかし、年齢が上の彼に対して、落ち着きや頼りがいといった要素を求めて付き合うカップルほど、その延長線上に「彼が上」「彼が正」という未来が待っているケースも多いです。実際過去に聞いた事例をご紹介します。11歳年上の男性と付き合っていたある女性は、関係が長くなるにつれ、彼が放つ「俺がいつも正しい」「君は子ども」という態度や発言に、イライラしていました。冗談なら許せるものの、意見が食い違うと「子どもなんだから!」で一括され、何か2人で買い物に行くと、「俺の方が経験あって正しいんだから」と言わんばかりの対応をされる始末。彼女の意見は、なにかと反故にされていたといいます。程なくして2人は別れてしまうのですが、交際当初あった彼の年上らしい落ち着きや頼りがいは、気づくと窮屈な上下関係に変わっていったといいます。こうした年齢差による関係性の歪みというのは、気づかぬうちに、生まれています。彼とずっと良い関係を続けていくためにも、こうした齟齬は早いうちから気づき、そして軌道修正していけるといいですね。「俺が正しい」が当たり前になりすぎてないか年齢差があれば、知識や経験の差は生まれてしまうものです。しかし、だからといって2人の関係性の上下に影響すべきものではありません。しかし、男性のなかにはこの「自分の方が知識はある」という状況を、自分が上と誤って認識してしまう傾向をもつ人がいます。その結果生まれるのが「俺は正しい」といった謎の上から目線の関係性です。これは同世代カップルでも起きるケースはありますが、年齢差があるとより起きやすくなるので気をつけたいところ。こうした上下関係がもし生まれそうな場合、「そういう上から目線の態度は嫌だから、何かあるなら、こういう風に言ってほしい」「今の発言、すごく上から目線になっていて感じが悪いよ。やめて!」と、早い段階で相手の態度がおかしいことを指摘し続けるのが1つ防止法としてあります。もし彼との関係に、すでにいびつな上下の空気を感じている場合は、毎回言葉で指摘するのはちょっと危険です。こうなってしまうと、男性に何かを思った時に言葉で伝えても論破される可能性が高く、言い負かされたり感情論の喧嘩になったりして、こちらが辛い思いをする可能性があるからです。こういうケースの場合は、不満に感じた感情と、相手の発言の理論的なおかしさをそれぞれ言語化し、さらに今後の要望を添えてLINEや手紙など、文字情報が残るようにして伝えるのが効果的です。こうすることで相手の記憶にも残りやすく、また都合の良い解釈も避けることができます。真正面からのコミュニケーションに不愉快になる男性もいるかもしれませんが、時間をかけての話し合いができないとか、話し合う前に不機嫌になるという男性は、裏を返せばそれくらい幼稚である証拠です。そうした彼の本性も見つつ、皆さんは自分の気持ちを振り返ってみましょう。主導権と決定権を持つのはいつも彼になる年齢が上の男性と付き合うと、金銭的な余裕や経験の豊富さから、デートプランや何か物を買う時の主導権を、男性がガッチリ握っている場合があります。それであなたは納得して気持ちよく過ごせるなら良いのですが、例えば女性が意見を挟むとムスッとしたり、「お金を出すのはこっちなんだから」と無理やり女性を抑え込むような男性はいませんか。年上的な振る舞いを長所としてスタートした関係性は、時々こうした極端に偏った主導権争いを生み出すことがあります。ちなみに、2人でお金を出し合って何か買う時、「多く費用を出す方の意見が尊重されるべき」という考えは、絶対的な正解ではありません。女性はよく年収や生活費などを少なく払うと、マイナス分を我慢や家事で補填しがちです。しかし、本来そのルールはカップルごとに違ってOKです。そもそも年齢が違えば、年収や自由になるお金には差があって当然。それなのに、出した方が偉いとか、出した方の意見が強いといったルールで生活すると、いつまでたっても年下女性の肩身の狭さは解消されません。このケースの場合、しっかりとお金のことや物事の決め方のルールを、2人で話し合ってみましょう。ただ、年齢が上の男性ほど、「稼ぐ方が偉い」といった、昭和的な考えをまだまだ引きずっている場合があります。その場合、年齢差や業種・業界の違いがあれば、年収の差は生まれてしかるべきであること。また、年収をモノサシにするのではなく、お互いの良い部分を常に見つけ合い、尊重しあえる平等な関係を目指したいことを丁寧に伝えてみましょう。年齢差のあるなしに関係なく、相手の嫌なクセを見つけたとき、好きという感情があると、つい我慢したり言いなりになってしまったりするケースはありますよね。ただ、幸せな恋愛を続けていきたいのであれば、片方がモヤモヤを溜めながら付き合う過ごし方は健康的ではありません。そして問題を後回しにすると、結婚後や子どもができた後に、より大きな問題となって2人を悩ませることにもなります。どうか彼との明るい未来を進むためにも、モヤモヤを感じたら早めの対処をしてみましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©zoranm/Gettyimages©NeonShot/Gettyimages©martin-dm/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月28日婚活を進めていると、必ず起きるのが自分は良いと思ったのに相手に断られるという出会いのアンマッチです。どんな美人でも起こりうるこの問題ですが、もし出逢えども出逢えどもマッチしないのであれば、あなたのどこかに明確な問題が隠れているかもしれません。3つの事例とともに、その原因を探っていきます。なぜか関係が進展しない、マッチング不発が続く原因3つ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 142マッチングアプリや結婚相談所を利用していると、誰しも遭遇するのが相手とのアンマッチです。自分は良いなと思っているのに、相手からリアクションがない。デートしたけど次につながらない。こんなことはどんな美人でもどんなハイスペ男性でもよくあります。ほとんどの人がこうしたアンマッチを経験しているとはいえ、なかにはいつまで経っても誰ともマッチングできない(マッチしても続かない)、という人もいます。一定数のアンマッチは仕方のないことはいえ、なぜか全員からいつまでも断られ続けるのであれば、そこには理由があります。今回は実際にあった事例とあわせて、その原因を探っていきます。美人だから理想が高くて強気はネットの世界で苦戦する?最初にご紹介するのは、マッチング相手の条件が適切ではなかった結果、なかなかご縁がつながらなかったお話です。現在38歳のA子さんは、もともと10代からモテていた“恋愛強者”。そのため、30代後半になっても強気の条件をもっていい男性を探していました。年収は800万円以上(アラサーなら600万円以上)、デート時のおごりは絶対。またお店もある程度おしゃれな場所でないとテンションが下がると、けっこう細かな指定が続きます。平均よりもかなり美人ではあったA子さんですが、こうした強気すぎる条件に見合う相手はなかなか現れず、デートをしても次につながらなかったり、デート前に話がなくなってしまったりすることが続いていました。ここで問題なのは条件が高すぎることではあるのですが、1番の問題はA子さんの“今”と“探す場所”に、条件がきちんと見合っていないという点です。対面での出会いであれば、年齢がある程度高めの女性でも、美人で気遣いのできる性格を発揮できればモテることは多々あります。しかし、マッチングアプリや結婚相談所といった、条件から人が判断をしていく場では、どんなに美人に見えても年齢や年収のバランスなどの条件で、相手から断られることがよくあります。A子さんが自分の掲げる厳しい条件を達成するのであれば、人柄やリアルの美しさが伝わりにくいネット婚活の場はかなり不利だと言えるのです。「面白い人好き」が陥る理想のこだわりの強さ続いてご紹介するのは、25歳のK香さん。彼女の掲げる条件はズバリ1つ「面白い人」。過去に付き合った彼氏は売れないお笑い芸人やバンドマンだったこともあり、こうした一癖も二癖もある相手がいいということで相手を探していました。彼女の場合マッチして飲みに行くことは何回かあったものの、いいなと思える男性はなかなかいないらしく、結局2回目のデートにつながる相手は見つかっていませんでした。K香さんの最大問題は、かなりニッチな条件を求めていることと合わせて、探している場所に当てはまる男性がほぼいない点にあります。一般的なマッチングアプリに登録している男性は、普通に会社員をしている方がほとんど。しかも多くの方は、家と会社の往復で新たな出会いが足りてない人…つまり、面白さより堅実さが高めの男性が多いのです。今回のケースで言えば、趣味や友人の紹介をたどりながら、癖の強めな男性を探すほうが効率は良かったりします。わかりやすく場所とユーザーのアンマッチが起きた事例をご紹介しましたが、実はこうしたサービスの特性に合ってないニーズをぶつけている婚活女性は多いです。ライトなノリのマッチングアプリで婚活男性を探しているサービスと自分の年齢層がズレている(自分が30代なのに、20代向けサービスを使う等)堅実な方が多く登録する結婚相談所で、性格や価値観には強い冒険心や好奇心などを求める上記はよく起こりがちな、婚活場所を間違えている例です。なかなかいい人と巡り会えないと悩む女性は、自分の譲れない条件の男性はどんな場所によくいるのか一度ゆっくり考えてみましょう。求める年収は相手から見て適切か年収をある程度望むことは、生活にとって大切なことですから否定しません。ただ、年収を高く高くと望むのであれば、同時に自分がそれに見合った人物かは常に振り返ったほうがいいでしょう。派遣社員として将来不安を抱いていたE子さんは、安定感をとにかく求めて男性の年収は600万円を希望していました(自分より年下男性なら500万円でもOK)。しかしこれに対して、E子さんの年齢と年収は34歳で300万円でした。もちろんこの条件を出してはいけないということではありません。ただデータとして羅列された時、E子さんの出した条件は高望みに見えてしまいます。例えばここで、E子さんが料理も家事力も自信があり、高いサポート力を結婚後は発揮できるとか、元モデル級の美人であるとか、別途プラス要素が加わるような話があれば別で、そうではないなら相手からの見え方は変わってきます。生涯共働きを希望する男性が増える今、男性が婚活相手に求める年収は自分と同等かやや下くらいを求めている方は増えています。こうした男性側の心理に寄り添ったとき、自分がどう見える、ではどうしたらそのギャップを埋められるかを考えてみることも大切です。アンマッチが続く時、必ず理由があるアンマッチが続くとき、その理由がすでにわかっていて自分が納得できているかどうかで、今後の進め方は変わっていきます。今回のお話でいえば、例えば2番目にご紹介したK香さんの事例です。「すごく癖のある人と出会いたいから、私はいつまでもいろいろな手を使って探し続ける。だからたくさんのアンマッチは仕方ないこと」と思って婚活を進めているなら、特に問題はありませんし、それに見合った出会いをさらに吟味していくしかありません。ただ漠然と「なんで会えないだろう?」「なんでいつも断られるんだろう」と思っている場合は、必ずどこかに原因があります。今日の記事を参考に、ぜひ素敵な人とのマッチング率を高めてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©martin-dm/Gettyimages©Ana Silva / EyeEm/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月21日最近の出会いの主流になりつつあるマッチングアプリ。当然知り合ったらデートになるわけですが、「約束したけどやっぱり面倒で行きたくない」と思う時、ありますよね。それはなぜ思うのか。また断って良いデートと行くべきデートの違いについても、ご紹介しています。マッチ後の初デートが面倒!その気持ちを楽にする方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 141マッチングアプリで知り合い、いざ初デートと日程を組んでみたけれど、その日が近づくにつれ面倒な気持ちになってくること、ありますよね。行ったら大体は楽しめるけど、行くまでの気持ちが続かない。洋服を選び、ヘアメイクを丁寧にし、まだ見ぬ相手ときちんとコミュニケーションが取れるか想いを馳せ、そして面倒になって落ち込む(笑)。そんな面倒なデートの中にも、断っていいものと、ちゃんと行ったほうが良いものがあります。その違いや、初デートを少しでも気が楽なものにするためにできることを、今回はご紹介します。行くのが面倒…断るべきデートとは?デート前に会うのが面倒に感じる。これって心理学的に考えると、起きて当然のことと言えます。なぜなら、初めて会う人と一定時間一緒に過ごすというのは、誰だって大なり小なりストレスになるからです。それに加えて、ヘアメイクしたり時間通りに現地に行ったり、相手に詮索されるリスクも考えると、初デートはストレスの塊とも言えるイベントなんです。まずはそんなチャレンジに挑もうとする自分を、存分にねぎらってください!面倒に感じることや断わりたい自分に(断ってしまった自分に)罪悪感を抱く必要はありません。ただもし、今あなたがデート前で、断わりたい気持ちを抱えているならば、決断をする前にちょっと見直してほしいことがあります。それは「この気持ちは、面倒からくるのか、怖さからくるのか」どっちなのかを、もう少しハッキリさせて欲しいのです。もしただ面倒なのであれば、それはキッパリ断るべきデートかもしれません。誘われたけど本当は気乗りしてない流れでとりあえずOKしてしまったよく考えたら可能性がない相手との約束こんな気持ちが隠れている時は、もともと相手にポジティブな感情をあまり抱いていないため、デートがただ面倒に感じているかもしれません。面倒だなーと思ったら、「この人と会わないことでどう思うか」を考え、デートの先に恋愛のチャンスがあるかを考えてみると、判断がまた変わってくるかもしれません。キャンセルしたい気持ち、見直すべきは「怖い」がポイントデート前の面倒な気持ちの中に、もし「怖い」という感情が入っていたら、それはキャンセルする前にちょっと自分と向き合ったほうがいいかもしれません。「面倒」も「怖い」も、どちらも物事に対するネガティブな感情ではあるのですが、「怖い」のほうがより抵抗感が強い感情になります。つまり、相手に対して会う前から怖いと感じている場合、それは同等の好意や興味を抱いていたり、何かしらのチャンスを感じていたりする可能性もあるのです(ただ相手に恐怖心を抱いている場合もありますが)。人間の心というのは難しいもので、「こっちの道に進むと必ずいいことが起きる」とわかっていても、その選択が未知のものだと、それだけで大きな恐怖に感じられ、抵抗感を覚えることがあります。これは人間がもともと持つ性質で、リスク管理のために良い変化も悪い変化も嫌うという仕組みが関係しています。また個別のケースで言えば「私なんてきっと幸せになれない」という思い込みが強い人は、幸せになれそうな相手や出来事を前にすると、強い恐怖心に襲われることがあります。なぜなら、その幸せになれそうな方に進むと、自分の中にある「幸せになれない」という思い込みが否定されてしまうからです。このように、「面倒」と比べると「怖い」という感情の裏側に、良くなるチャンスの芽が隠れている可能性があります。もしデートの前に「怖いからデートに行きたくない」と感じるなら、それが相手のどんなところに対して思うのか、本当は惹かれている部分が多いから怖く感じるのではないのか、1つずつ深堀りすると、デートしたい相手かどうかがわかります。面倒デートを楽にする3つのコツここからは、断らないほうがいいのはわかるけど、気持ちがついて来ない…というデートを、少しでも気楽に楽しんでもらうために、筆者もよくやっていた3つのコツをご紹介します。デートの終わりを決めるいきなり事務的ですが、デートがいつまで続くのかわからないと、気分はますますブルーになるものです。そこでデートの前には、「今日のデートは2時間、長引いても2時間半で帰る」と、終了時間を自分で先に決めておきましょう。もちろん、意外とデートが楽しくなったのであれば、この宣言は忘れてOK。また終わりの時間を決める際は、帰る理由も一緒に考えておくと、気持ちがかなり楽になります。デート後に気分の上がる予定を入れる例えばデートの後はデパコスを見て帰るとか、駅ナカで美味しいパンを買って帰るとか、小さな自分の喜びをセットしておくと、デートに行くのがちょっと楽しくなります。筆者が婚活中によくやっていたのは、デート後に入浴剤を買って帰るというプチご褒美です(デートにご褒美っていうのも変ですが)。慣れないデートで疲れた心と体を良い入浴剤でほぐし、また明日への活力を得るという、なんともポジティブな予定を組み込んでいました。嫌だったら帰っていいと自分にOKを出す意外と皆さん考えないのが、「デートが嫌だったら途中で帰る」という選択肢を持つことです。もちろん「あなたのことが興味ないので帰ります」なんて堂々と言うのは失礼ですが、どうしても相性が合わない相手に対して、ダラダラ一緒にいる必要はありません。むしろ自分にとっても相手にとっても、お金も時間も無駄といえます。「恋愛をする」ではなく「この日のデートをする」ことが目的になっていると、合わない相手との時間も、途中で切り上げるという選択肢を持ちにくくなります。改めて自分の目的をきちんと再確認し、今できる最善の選択は何かを考えてみましょう。そして相手に今できる誠実な態度で別れを切り出すのも、1つの選択肢として持ってみましょう。少しは予定しているデートが気楽なものになったでしょうか。デートは最初の一歩ですが、面倒や怖いと感じる要素がいつだってつきまといます。ぜひ心を落ち着かせ、自分にとっての1番良い選択をして、そして良い恋愛を見つけていってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Svetlana Gustova / EyeEm/Gettyimages©10’000 Hours/Gettyimages©Tom Werner/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月14日初めてのデートは緊張してうまくしゃべれない。そんな人も多いものです。でも、その最初のデートで相手と自分の価値観を見極めることができれば、関係のスピード感はうんとアップします。今回は相性を見極めるために有効な、オススメ話題とNG話題をそれぞれご紹介します。初デートで2人の相性を見極める3つのオススメ話題とNG話題【おおしまりえの恋愛道場】vol. 140この人いいなーと思う瞬間って、どんな時ですか?人と人が惹かれ合う時には何かがピンと来ているものですが、この「ピンと来るかどうか」は、なるべく早く見極められたらいいですよね。人によっては「どうかな〜合うかな〜」と迷いながら、2回3回とデートを重ねてしまい、さらに断りづらくなるケースもあります。今回はちょっと良いなと思った相手との相性を効率的に見極めるための会話や話題のコツについて、オススメポイントとNGポイントをそれぞれご紹介していきます。会話は「盛り上がる」より「見極める」をゴールにしようまず、効率的な会話についてご紹介する前に、多くの方が無意識でやってしまっている間違いについて説明させてください。それは、会話のゴールを「相性を見極める」ではなく「相手と盛り上がる」ことにしてしまっている点です。初対面や関係が浅い者同士の会話というのは、どうしても緊張して普段どおり話せないものです。そんな時「とにかく場を保たなければ」と思って会話をすると、もれなくうわべの会話で終わってしまいます。もちろん「この人は違うな」と早い段階でハッキリ判断ができているなら、そういった場を持たせる会話で乗り切っても良いです。しかし「どうかな?」と判断ができていない段階であれば、ぜひこれからご紹介する一歩踏み込んだ会話をして、相手と自分の相性を見極めてみてください。ピンと来るかは3つの話題から見極めようこれからは、相手と自分の相性をより見極めやすくなる3つの話題について説明します。ただ先にお伝えしたいのですが、相手の“素”を深堀りする力がある人は、正直話題なんてなんだって良かったりします。つまり、これからご紹介する話題というのは、「一歩踏み込んだ質問がしやすく、また相手も比較的答えやすく、その答えから相手の人となりがわかりやすい話題」を出しています。できる話題から、ぜひ次のデートで使ってみてください。1.1番熱量の高いことについて話を聞く熱量が高い話題というのは、おのずとその人の本質が出るものです。例えば仕事好きな人にどうしてその仕事が好きなのか、どんな動機からその仕事を始めたのかを聞くと、生き方や大切にしているものの価値観がよくわかります。趣味に情熱を注ぐ人から話を聞くと、「ただ面白い」と感じるだけでなく、「それってわかるかも!」という、漠然とした共感も湧き出すかもしれません。仕事や趣味の話題を振るのは定番ですが、大事なのはそこから深く掘っていくことで、その人ならではの判断軸を見つけていくことです。また、相手の熱量が高すぎて話が暴走してきたら、「もう少しわかりやすく教えて!」とペースダウンを伝えてみましょう。こうしたやり取りを経ていくと、共通の言葉で会話ができるか、寄り添いあえるかをカンタンに見ることができます。2.過去どんな人と気が合ったか、付き合ったか恋愛話は、ぜひ付き合う前に聞いたほうがいい話題です。なぜなら、相手がどんな人に惹かれやすいのか、またどんな人とうまくいっていたのか、どんな点に引っかかると別れるのか、いわゆる恋愛における価値観の基本的な部分を知ることができるからです。これが付き合った後だと、好きという感情が入って、フラットに話が聞けなくなるケースが多いです。ちなみに、もし過去の恋愛について聞くのが難しい場合は、この婚活中にどんな人と出会ったか、気が合う人はどんな人だったかを聞いてみましょう。これだけでも相手の好みや恋愛傾向がわかっていきます。もし相手が恥ずかしがって話すのをためらうようなら、あなたも同じように恋愛の自己開示をしていきましょう。こうすることで、お互い抵抗感なく恋愛観について話すことができますよ。3.“ベストワン”の理由を聞く先ほどはおすすめの話題の1つに「1番熱量の高いもの」を聞くことをすすめました。そこまで熱量の高いものがなさそうだなーという人には、ぜひ「何かのベストワン」を理由とともに聞くことも良いです。例えば趣味なら好きな映画好きなアーティスト好きなスポーツとかでもいいでしょう。趣味がなさそうな人には好きな食べ物最近1番印象に残っている出来事1番使うラインスタンプとかでもOK。それを聞いたら、「なぜそれが1番なのか」を質問します。こうすることで、その人にとっての「物事を選ぶ判断基準」が見えてきます。それに対して、あなたは「自分と合うか、合わないか」というジャッジがしやすくなり、価値観が合うかを見極めやすくなります。意外と深く話すのはNGの話題とはここからは、相手を見極める視点でみると、話題として意外と適切ではないものを3つご紹介します。これら話題は、「してはいけない」ということではありません。ただ相手と自分の価値観を見極めるという点でみると、よっぽど盛り上がらないかぎり、長く話す意味があまりない話題です。仕事の説明最初はよくある「お仕事何されているんですか?」といった仕事の説明の話題です。もちろん相手の仕事が何かは聞いたほうがいいです。でも、その職種が自分にとって関心の高いものでない限り、仕事内容で話題を広げようとしても、相手のパーソナルな部分は見えてきません。先程したほうがいい話題に「熱量の高い話題」と書きましたが、仕事が大好きな人に対しては、いろいろ聞いてみたほうがその人の価値観は見えてきます。しかし、多くの人は日々の生活のために仕事をしています。そういう方に仕事について延々と説明をしてもらっても、関係が深まったりすることは少ないのです。結婚の理想婚活中の人であれば、相手に「結婚の意志」「結婚のタイミング」などは聞いたほうがいいことです。しかし、結婚生活についての理想を深掘る行為は、関係が浅いタイミングで聞くのはあまりオススメしません。なぜなら、お互いよそ行きの顔で話をしても、「キレイな理想」しか出てこないから。過去聞いたケースだと、「結婚後も共働きがいいです」と知り合った当初話していた男性が、後々聞いたら「本当は妻になる人には家事を全部してもらって、近所のパートくらいの共働きがいい」と告白されたという話がありました。つまり、結婚したいかどうかについては事前に確認すべきですが、理想の生活についてはお互い本音が言い合えるくらいまでは、聞いても仕方ないということです。お休みの日は何をしてるか?婚活シーンの定番質問。なぜこの質問がNGかというと、おそらくこの質問の先に、相手のパーソナルな魅力や個性が見える話が続かないケースが多いからです。例えばお休みの日の過ごし方で聞きたいことは、「趣味」とか「オフの過ごし方」とかだと思います。でも、趣味が知りたいならお休みの過ごし方を聞かずに趣味を聞いたほうが効率はいいし、オフの過ごし方というのは大体皆さん変わり映えしないものです。「家でゴロゴロしてた」「友達と飲みに行った」「仕事持ち帰ったのでやってた」などなどの返事が来ても、「その人らしさ」はあまり見えてきません。むしろすごく魅力的な人が休みの日をゴロゴロ過ごしていたばっかりに、魅力が半減するケースもあるかもしれません。このように、答えやすい定番質問も、相性を見極める観点から見るとあまり効率的ではないのです。ここまでOK話題とNG話題をご紹介しました。次のデートで使えそうなものはありましたか?相手を効率的に見極めるためには、ある程度の場数が必要です。ぜひ今回の話を参考に、気になる人との距離を縮めてみてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Mint Images/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©fizkes/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月07日出会いの秋、恋愛の秋、彼氏のいない方は、今年中に相手が見つかったらいいな…と、恋愛モードになっていたりしませんか。今回は、「モテる方法」ではなく、「自分に合う人を効率的に見つける方法」について、5つのポイントをご紹介します。マッチングアプリの秋?出会い方の効率化をかなえる5つのポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 139秋といえば恋愛の秋!やっとコロナもひと段落し、出会いへの意欲が高まってきている人もいるかもしれません。冬はクリスマスや年末年始など、カップルが楽しめるイベントが盛りだくさんです。この時期恋愛モードで過ごすには、秋の行動が鍵になります。今回は婚活&恋活している人が絶対外せないツール「マッチングアプリ」について、効率的ないい出会いを求めるなら押さえたい5つのポイントについてご紹介します。プロフィール写真の盛り具合のベストとは「マッチングアプリはプロフィール写真が9割!」と力説する人がいるくらい、プロフィール写真は大切です。女性の場合加工アプリを駆使している人も多いですが、ちょっとだけ気をつけてほしいことがあります。それは加工のしすぎによって、初デートのときに相手が実物とのギャップにげんなりする可能性があるということです。これは写真のビジュアルがよいほど、現実が普通にかわいい子でも写真からの期待の差にガッカリする度合いが増すと言われています。また女性は男性からの反響の大きさを求めるあまり、写真の可愛さばかりを求めがちですが、それ以上に「思わず突っ込みたくなるポイント」を写真に残してあげることが大事です。例えばペットと一緒の写真であれば、ペットを飼っている人から突っ込まれやすくなります。旅行中の写真であれば「どこですか?」といったツッコミが生まれやすくなります。こうした会話のきっかけを写真に持たせておくと、効率的な出会いは広がりやすくなります。プロフィール文は誰に向けているか考える写真の次に皆さん力を入れるのがプロフィール文ですが、多くの人が「テンプレート通りに書けばいいか…」とカンタンに考えがちです。しかし、プロフィール文を書くとき、とっても大事なことが1つあります。それは、「どんな人に響いてほしいか」を、しっかり考えた上で書くことです。就職活動をしたときも、エントリーシートには企業側に響きそうなことを調べて書きましたよね?それと同じです。プロフィール文を書く際には自分の理想の相手を具体的に思い浮かべ、その人がどういう文章を見たら自分に興味を持つか、推測しながら文章を書く必要があります。<具体的例>―仕事が好きでバリバリ働いて稼いでいる頼りがいのある男性不規則なリズムにも合わせられる。自分も仕事が好き。好奇心が旺盛。仕事が忙しいからオンオフをきちんと意識している。などを書く。仕事を理解する姿勢をプロフィールに出すと、相手に響きやすきかもしれません。―自分の趣味や自分の時間を大事にしたい、付き合っても自由にさせてくれる人土日はひとりで過ごすことが好き。自分のリズムも相手のリズムも大事にしている。最近一人でハマっていること。理想の結婚生活。などを書く。時間の使い方や相手に対して尊重してあげたいことを書くと、読んだ人にも響きやすい。いかがでしょうか。どんな人を引き寄せたいかを考えないと、来る日も来る日もピンと来る相手と出会うことはないでしょう。ぜひ自分が会いたい人を思い浮かべ、トライアンドエラーでプロフィール文は書いてみてください。相手を見るときのポイント相手を一覧から選んでいく際のポイントは「あまり頭を使わないこと」と「いいと思う人だけにリアクションする」ことが大事です。マッチングアプリを使うとき、私達は普段以上に警戒心が高まっています。その結果「この人は大丈夫かな?」と注意深く頭で考えるようになり、また「いい人」を見つけるのではなく「ダメじゃない人」を基準に男性を見るようになっていたりします。マッチしてもデートした後でも、合わない相手を断る機会はあります。だからこそ、相手を選ぶ際は軽やかに感性に任せて、ぜひ「いい人」だけを選んでみてください。ちなみに筆者の友人に、普段心配性がすぎる性格の女性がいました。そこで彼女は、マッチングアプリで男性を探す際は、年収と身長のみフィルタリングして(ここは譲れない条件だったよう)、後は見た目の直感だけで相手を選んだそうです。つまり、プロフィール文はほぼ読まずに相手を選んでいたそうです。この方法が必ず成功するとは言いませんが、心配性な人はこれくらい軽やかになってもOKということ。ぜひビビッとくる相手を見つけてくださいね。メッセージで確認すべきこと男性とマッチしたら、続いてメッセージのやり取りです。ここで大事なのは、最初の挨拶などが済んだら、なるべく“普段のノリ”でやり取りをすることをオススメします。変にかしこまったり、相手のノリに合わせたりする必要はない…というか、やってはダメです。なぜなら、メッセージのノリが合わない相手とお付き合いしても、結局合わないケースがほとんどだからです。ただし、例外として「マッチしたらとりあえず会う」というタイプの人もいますので、この場合は吟味することができません。大体の方がある程度メッセージのやり取りをすると、短文傾向や長文傾向、深く相手に関心を向けるタイプかノリで会話するタイプかがわかってきます。ここでは「絶対私とは合わないな」と思う人がわかればOKです。なぜなら、メッセージがすごく合うのに会ったらそうでもなかったというケースは多いので、メッセージだけで相手を見定めるのは難しいからです。一方メッセージでも「違うな〜」と感じるのに、会ったらしっくり来るというケースはほぼありません。そのため、メッセージでは普段の自分とノリが合うか、惹かれるか、という点を見てみましょう。どのタイミングで見定める時間を取るか婚活に成功している人から話を聞くと、皆さん必ずどこかのタイミングで“見定める時間”を設けています。例えば大量にマッチした人と一旦は全員やり取りをして、そこから自分が好きになれそうな人を吟味するとか。メールのやり取りが苦手な人は、とりあえず全員と会って、そこから合いそうな人とだけやり取りを継続するとか。いろいろ方法はありますが、とにかく「ハズレ(※)を引かずに進む」のは不可能であること。そして、どこかのタイミングで合う人と合わない人をジャッジする必要がある、ということは、覚えておいてください。※ここで言う「ハズレ」とは、自分と合わない人という意味です。このとき、マッチしている人数が少ない人ほど、「好きではないけど、合わないわけじゃないし、この人しかいないから」と、本来なら断る人を断れずに長引くケースがあります。1回付き合ってみるのもアリですが、結局「好きじゃないけど嫌いじゃない人」と付き合うと、熱量が高まらなくなったり、すぐに相手に冷めてしまったりするケースも多いです。これは絶対ではありませんが、マッチングアプリ婚活に成功した人がよく言う話で、「最初から相手とめちゃくちゃ盛り上がった」というのはよく聞く話です。つまり微妙なラインの人は、大体自分にとってのベストな相手ではない可能性が高いのです。5つのポイントをご紹介しましたが、今回の話は、「たくさんの人とマッチする方法」ではありません。「自分とより合う人を効率的に見つける方法」を書きました。そのため、5つのポイントを実践しても、たくさんの人からモテたりすることはないかもしれません。でも、人生のパートナーは1人いればいいのです。ぜひその最愛の1人を効率的に見つけられることを、祈っています。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Willie B. Thomas/Gettyimages©Francesco Carta fotografo/Gettyimages©Tony Anderson/Gettyimages©BraunS/Gettyimages©StefaNikolic/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年09月30日特に問題なく順調に進んでいると思っていた恋愛が、ある時終わりを告げることがあります。こちらが何かしたわけではないのに起きる別れ。今回は筆者が聞いたエピソードの中から、本当にあった突然の別れを5つご紹介します。スムーズな恋愛が突然終わった!5つの事例【おおしまりえの恋愛道場】vol. 138この人とはこの先もうまくやっていけそう。そんな安心感をもって、日々恋愛を続けているカップルにも、突然のアクシデントというのは訪れます。今回は筆者が過去に聞いた「スムーズな恋愛が突然終わった瞬間」を5つご紹介します。悲しいかな、ご紹介する女性たちは衝撃の告白によって関係に終わりを告げられたのですが、こんな信じられない出来事もあるんです。浮気されたと思ったらポリアモリーを自称M実の彼はもともと大手企業でバリバリ働く“ハイスペ男子”だったそうです。ギラギラと輝く彼は、はたから見てもうらやましがられることが多く、M実は彼といるとプライドがくすぐられるような気持ちになったといいます。しかし、そんな彼がある時浮気をしていたとことが判明。それも調べたら関係の深さはあれど、M実以外に2人の女性と関係を持っていたそうで、彼女は衝撃とともに泣きながら彼を責めたそうです。すると彼は「俺、言ってなかったけど本当はポリアモリーなんだ」と驚きの告白。「M実は安心感。他の2人は〜〜」と彼は用途(?)を説明したそうですが、M実としては受け入れられず。残念ながらその場で破局となったそうです。ポリアモリーとは、全てのパートナーの同意を得て、複数のパートナー間で親密な関係を持つこと、または持ちたいと願うことを指します。今回の場合、M実に伝えていないので、純粋なポリアモリーとは言えません。また、ポリアモリーは1つの性的ライフスタイルのことですが、この言葉を浮気の言い訳として使う人は一定数いるようです。彼のヘンテコな性癖が突然発覚付き合って2か月。彼との関係もやっとリズムがつかめてきた頃、R子は突然「おれ、実はR子に言ってないことがある」と彼から告白されました。ドキドキしながら内容を聞くと、「実は普通のセックスでは興奮しない」とのこと。今まで普通に体も重ねていたため「???」となったR子ですが、彼としてはずっと我慢をしていたそうです。そんな彼の性癖、それはずばり「窒息プレイ」なのだとか。言葉だけでも怖いのですが、セックスの際に首を締めるといった呼吸コントロールをして苦しみの中で交わると、快感が増して興奮するのだとか。R子は冷静を装ったものの、万が一身の危険が及ぶような行為はできないと思い、彼とはすっぱり別れることにしたそうです。窒息プレイはかなり危険なニオイがしますが、人は誰しもフェチなどの好みを大なり小なり持っているものです。この性癖は衝撃の事実ではありますが、否定するときはあくまでも行為のみを否定し、人格を否定するのだけは避けるようにしたいですね。元カノと急にヨリを戻されたここからはよくある悲しい終わりのエピソードを3つご紹介します。U子が当時付き合っていた彼は、もともとU子の前に7年ほど交際していた女性がいたそうです。結婚までいかなかった理由は、長く付き合いすぎてタイミングを逃したから。未練はないとU子も聞いていたものの…ある時彼が「俺、やっぱり元カノと付き合うことにした」と突然の事後報告!一体何が起きたのか聞くと、7年も付き合うといろんなシーンで元カノが思い出されて、どうしてもその思い出がいいものすぎて、U子との付き合いを楽しむことができないとのことでした。その苦しみに耐えられず、彼は元カノに連絡を取ってしまい、元カノも同じような気持ちだったらしく、結局ヨリを戻すことになったそうです。ちなみにU子が付き合った長さは3か月。そりゃあ7年の交際期間には勝てませんが、当て馬感の強い振られ方は、さすがにU子も落ち込んだそうです。彼が突然“やっぱ違った”と言い出したマッチングアプリで知り合った彼と順調な交際をしていたM香。やっと半年を過ぎ、記念旅行から帰ってきてすぐ、事件は起きました。その日M香は出張中だったそうですが、急に彼から「やっぱり俺M香といると楽しいけど将来を一緒に過ごすのは違うと思うから、別れたい」と連絡が来たそうです。パニックになったM香でしたが、結局何度か電話し、彼と別途話し合いを設けたものの、彼の意見は変わらず。だんだん理由も具体的に出てきたものの「M香は嫌いじゃないんだけど、俺は結婚を考えるなら知的な話ができて、いずれ海外に一緒に行けるような人がよくて〜〜」と、自分勝手な理由が出まくる始末。別れるしか選択肢がなかったM香は仕方なく受け入れたそうですが、後日2人が知り合ったマッチングアプリで、彼が積極的に活動しているのを発見したそうです。悔しいやら悲しいやらを感じながらも、M香としては「突然はしごを外すようなことをしてくるやつだって、早くわかってよかった」とのこと。ちなみに元彼にはまだ新しい彼女はできていないそうです。彼が突然音信不通に…マッチングアプリの闇続いては、交際1か月で順調だったと思っていたら、突然彼が音信不通になったお話です。E子の彼は某大手外資系企業で働くやり手ビジネスマンでした。マッチングアプリで知り合い意気投合し、すぐに交際がスタートしたそうです。デートはもっぱら激務な彼に合わせ、仕事終わりに彼の自宅近くで食事をして、そのままお泊り。こうして1か月半が過ぎたころ、突然彼からの連絡がパタッと途切れたそうです。もともと返信が少ないタイプだった彼なので、最初は忙しいのかな?と思っていたそうですが、3日経っても7日経っても来ない返事に、いよいよE子の不信感は募ったそうです。「最初は事故かなーと思って心配したんですが、1週間くらい経った頃には、さすがにこれは遊ばれたなって気づきました。確証がほしかったので、出会ったマッチングアプリを見たら彼のログイン履歴があり、やっと諦めがついた感じです」しかし、驚くのはそこから1か月後のことです。なんと彼が突然E子に連絡をしてきたのです。「携帯が壊れて、LINEの連絡先が全消えて連絡できなかった。でも、なんとか復活できたから連絡した」と。そんなアホな話あるかとE子は思い、「それは大変だったね。でも携帯壊れてもマッチングアプリは使えるなんて、逆にすごいじゃん!」と返したら、彼から返信はなかったそうです。恋愛をしていると、こうしたびっくりするような出来事や失礼な男性に遭遇することは一定数あります。どんな悲しい別れも、消化しきれば人生の肥やしです。どうかこんな驚きと悲しみの別れにめげず、恋愛を楽しんでください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©Halfpoint Images/Gettyimages©Halfpoint/Gettyimages
2021年09月23日がんばって婚活したりしてみているけど、なかなか成果が上がらない。とりあえず付き合うことまではできるけど、恋愛モードにならない人ばかり。などなど、婚活に焦って詰まる人はいるでしょう。実はそれ、3つのことを見直すと、うんと結果が変わってくるかもしれません。今日は人間関係を良くするために見直したい、内面の話についてご紹介します。結婚への焦りがつのる女性が、今すぐ見直すべき3つのこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 137結婚したいけどいい人となかなか出会えない。婚活を始めてみたけれど、好きになれそうな人がいない。それどころか、出会う男性はみんなどうしようもない人ばかり……と落胆している女性はいませんか。今日はそんな絶望感あふれる毎日を変えるため、焦りが募ったときほど見直したいことについて、3つお話していきます。いい恋愛を望むなら、まず見た目やメールのテクニックなど、表面的な部分の改善に目が行きがちですが、根底にあるのはもっと大切なことだったりします。ネガティブな理由で相手を探すと、相手からもネガティブな理由で選ばれる!?最初は、婚活に焦る気持ちがどこから来ているかというお話です。婚活をする理由って、前向きなものからネガティブなものまでいろいろだと思います。でもここでネガティブな理由が先に来すぎてしまうと、後々後悔する可能性があるんです。例えば、「早く結婚したい」と願う女性は、その理由に「このまま結婚できないと困るから」とか「早く仕事を辞めたいから」とか、後ろ向きな理由が1番に来ていたりしませんか?もちろんこうした理由を完全になくすのは難しいものです。ただ、ネガティブな理由全開で相手を見てしまうと、もれなく相手からも同じように「焦るからいい感じの人と早く結ばれたい」といった、後ろ向きな理由であなたが選ばれる可能性が高まります。焦った者同士が出会いを探した結果、自分にとっての最良なパートナーを見つける行為ではなく、ニーズを適度に満たし合える相手探しがゴールになってしまうかも。もう少し具体的に説明します。よく「将来が不安だから安定した結婚がしたい」という理由から、相手探しをする女性がいますよね。こうした不安な気持ちが高まりすぎた状態で男性を見ると、本当に気持ちが高まる相手ではなく、仕事や性格に安定感を感じる相手にターゲットが設定されてしまいます。そして不思議とそういう相手ほど、同じように、あなたを見る際、本来の魅力を探るのではなく、「将来なんとなく平和な家庭を築けそうな相手」といった視点で、あなたを評価しているかもしれません。もちろんこうした似た者同士が結ばれてうまくいく例もあります。ただ恋愛の前段階でネガティブニーズを満たし合う関係だと、後になって後悔するケースも多いので注意が必要です。相手に望むニーズが多いと、純粋な気持ちが濁る婚活をしている女性って、意外と「結婚したら(彼氏ができたら)こんなことをしたい」「こういう人生を送りたいから結婚をしたい」と、出会う前から相手にニーズを求めているケースがよくあります。全部がダメとは言わないのですが、ニーズの中でも、特に不安や不満といったネガティブなニーズを抱えれば抱えるほど、純粋に相手を思う気持ちは濁っていきます。例えば、「土日が退屈で寂しいので、一緒に楽しめる彼氏がほしい」と希望する方、男女関係なくいますよね。極端な話ですが、この退屈で寂しいというネガティブなニーズを満たす人を基準に探すと、「土日休みじゃない男性は絶対なし」となってしまいます。もしかしたら運命の相手がシフト休みの方だった場合、出会えるチャンスがこの時点でなくなってしまうのです。こんな悲しいことにならないためには、まずは自分の中で相手に求めるニーズを1つ1つ見返していき、「本当に相手に求めるべきものなのか?」「自分で何とか解消できないのか」を自問自答することが大切です。例えば「土日休みの退屈と寂しさ」は本当に彼氏がいないと満たされないものなのでしょうか。もしかしたら、新たな趣味を見つけることで、解消できるかもしれません。こうした自分が感じる不満を、いったん自分で解消する努力をしてみてから、もう一度彼氏に望むニーズかを考えてみてください。「土日はひとりでも楽しく過ごせるけど、彼氏とも楽しく過ごせたらいいな」くらいの柔軟な感覚になれたら、きっと男性を見る目も変わっているものです。じっくり感じる時間を取っていますか最後は、焦りと相手に求めるハードルの話です。婚活に成功して結婚できた人から話を聞いていると、共通することがあります。それは、「相手を見極める時間を設ける」というステップを、皆さん必ずどこかで踏んでいることです。例えばある人は、婚活のためにたくさんの男性とマッチングアプリでつながるけれど、実際会うまでには時間を使ってコミュニケーションを重ね、「この人なら」という感覚になるまでしっかり見極めてから次に進んでいったといいます。またある人は、とにかくたくさんの出会いを求めるけれど、2回目のデートの前にかなり慎重に相性が合うかどうかを見極め、そして本当にアリと思える人とだけデートをしていました。焦りが募ると、相手に求めるハードルは下がりがちです。高すぎる人はそれでも良いのですが、時々「働いていればOKです」とか、そこまで下げなくても…と心配になる人がいます。ハードルを下げれば下げるだけ、当然「付き合えそう」という感覚になる人は増えます。しかし、人生を共にするパートナー選びのハードルを下げすぎると、相手に対して「違う」という感覚が芽生えたとき、あなたの覚悟は簡単にゆらいでしまいます。人生のパートナー選びというのは、どこかで相手を見極め、そして自分の中で「この人と!」という覚悟を決める時間が必要です。焦っているなら、焦った分だけ慎重に自問自答する。それくらい時間をかけないと、いつか迷いが生じ、その時心がポキっと折れる可能性が高くなります。自分の中で見直してみてほしいポイントを3つご紹介しました。婚活は見た目やコミュニケーションなどテクニック的な部分も大事ですが、自分の恋愛に対する姿勢を正すだけで、人の見方や関わり方は大きく変わります。ぜひ焦りが募った女性は、今日ご紹介した3つのポイントを見返してみてください。ある程度整理できると、きっと周りの男性の見え方が変わっているはずですよ。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Alihan Usullu/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Klaus Vedfelt/Gettyimages©Maskot/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年09月09日あんなに好きだった人と別れることになった…悲しくて泣いて泣きはらしてしまう人、いませんか。実はその傷は立ち直りを早くするコツがあります。今回は気持ちの整理上手になれる5つのコツを、ご紹介します。恋愛のキズ、立ち直りを早くするコツや早い人の特徴【おおしまりえの恋愛道場】vol. 136例えば深く傷つくような失恋をした時、多くの人が落ち込みますよね。でも人によって、すぐに立ち直って新たな一歩を踏み出す人もいれば、年単位で引きずったり、次の恋愛に元彼の面影を追いかけたりする人もいます。この違いって、一体どこにあるのでしょう。今日は恋愛のキズから立ち直るのが早い人が自然にやっている5つのコツをご紹介します。感情をひたすら出しつくす失恋に限らず、私たちは傷ついた時に1番やるべきことがあります。それは感情を出しつくすということ。「出しつくす」という表現をしましたが、この場合「味わいつくす」といったほうが適切です。悲しい、辛い、ムカつく、悔しい、怖い、もっとああしてほしかった…などなど、人の心が傷ついたときは、いろんな負の感情が渦巻いているものです。これが感じられなくなるまで、深呼吸して気づくこと、そして心の外に出しつくすことが大切です。具体的な方法としては、人と一緒に愚痴を言いまくるといったやり方だけでなく、ひとりで静かに涙を流しつくすとか、ノートに罵詈雑言を書きなぐるとかでも有効です。ぜひ自分に合ったやり方を見つけてください。未消化な感情が残っていると、頭ではもういいと思っていても、心がずっと後ろ髪を引かれる状態になります。こうした矛盾を抱えないためにも、まず傷ついた気持ちを感じることが大事なのです。空いているスペースを埋めるのが上手恋愛というイベントが日常からなくなると、どうしても考える労力やデートに使っていた時間といった、各種スペースがぽっかりと空きます。そうすると、気にしていないつもりでも、「なんか引っかかる」といった未練に似た感覚が湧くものです。人は空白を埋めたくなる性質があるので、恋愛で空いた時間や労力といったものは埋めてしまったほうが、恋愛の傷を思い出さなくてすみます。立ち直りが早い人というのは、この空白を自然と他の人やイベントで埋めるのが上手な性質があると思います。自分を責めるクセを持たない恋愛が終わると、誰しも何が悪かったかの反省会をすると思います。このとき「自分のあれが悪かった」といった自己反省をすると思いますが、それに人格を責める気持ちが乗っかるクセがある人はちょっと危険です。具体的には、「だから私はダメなんだ」「もう自分なんて嫌い」「どうせ私なんて…」など、自分のしたことだけでなく、人格否定が乗っていないかを見てみましょう。こうした傾向があるということは、失敗に対して過剰に自分を責めている状態なので、当然立ち直りも遅くなります。恋愛だけでなく人生にはいろいろな失敗がありますが、全て人格を否定することではありません。「私はどんなときでも価値がある」そう思うことが、いわゆる自己肯定感という感覚にもつながっていきます。ぜひ、責めるのは1つ1つの行いだけにしましょう。そしてその反省も「次はこうしよう」といった、前向きなまとめを早くに出せると、立ち直りもスムーズです。新しい“夢中”を見つけるのがうまい「恋愛で負った傷は恋愛で癒やす」といったタイプの人がいますが、こうした新しい“夢中”を見つけるのが上手な人は、立ち直りが早い傾向があります。でもこれ、実は恋愛である必要はありません。仕事でも趣味でもOK。要するに夢中になる感覚を見つけることが上手な人は、恋愛の傷から離れるもの上手ということなのです。例えば、失恋したら仕事人間になって成果を出す人。失恋したら旅行三昧で肌ツヤよくなって帰ってくる人などなど、あなたの周りにいませんか?こうした人たちは、新しい夢中を見つけるのがうまく、立ち直りも早い傾向があるといえます。自分の限界を受け入れることができる恋愛に限らず、人生には叶わないことがたくさんあります。もちろん努力したら叶うものもたくさんあるのですが「人の気持ち」は、特に努力ではどうにもならないものです。こうした状況が起きたとき、悔しさや悲しさをきちんと感じ、「自分の限界」を受け入れることができる人は、傷からの立ち直りも早いものです。そもそもこの限界をきちんと受け入れることができるというのは、ある種大人の成熟さの現れでもあります。これが備わっていないと、相手を逆恨みしたり、いつまでも未練や傷を抱えたりしたまま行動に出ます。自分を知り、きちんと努力し、ダメなものは受け入れる。当たり前のことですがこれができるということは、すなわち人生を全力で生きている素敵な大人というわけです。傷からスムーズに立ち直る5つのコツをご紹介しました。心の傷というのは、癒やし方や立ち直り方にコツがあります。今回ご紹介した5つのポイントを始め、ぜひ自分らしい解決方法を見つけられたらいいですね。そして次の素敵な恋に向かっていきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Francesco Carta fotografo/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages©olegbreslavtsev/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年09月02日大好きな彼を親に紹介したら、まさかの大反対をもらってしまった…。そんな人はきっと傷心モードかもしれません。でも、親の意見というのは、突っぱねるにしても受け取るにしても、一旦当事者が冷静になることが大切です。今回は子どもの恋愛や結婚に反対する親に対して、どう向き合えばいいかヒントをお伝えします。恋愛と結婚に反対する親!どう付き合ったらいいか?【おおしまりえの恋愛道場】vol. 135大好きな彼と結婚を考え、いざドキドキしながら親に紹介。さて、ご両親からはどんなリアクションが来るでしょうか。当人としては、もちろん「この人を認めてほしい!」という気持ちだと思います。でも、親から「もっと冷静に考えなさい」なんて言われたら、あなたは納得いくでしょうか。親の意見をガン無視して突っ走るのもひとつですが、本当に無視していいものか…そもそもこれから結婚も考えたいのに、親とスタート時点で“しこり”を生んでいいのかも気になりますよね。今回は恋愛や結婚に対して反対する親とどう付き合ったら良いのか、またその意見を冷静に受け入れたり拒否したりしていくためのヒントをご紹介します。親の意見をガン無視するのが危険な理由「親の意見より、自分たちの気持ちのほうが大事!だから何が何でもこの相手と突っ走る」と考えるカップルは多いものです。もちろん当人たちが後悔のない人生を歩むことが1番大事ですから、否定するつもりはありません。ただ、無視する場合は注意が必要です。1つは親の反対を押し切ると、後々親が原因で別れにつながるケースが一定数存在するということです。普通の恋愛だったら、さほど親は関係しないかもしれません。しかし結婚に至るとなると、家と家のつながりが色濃くなり、親が過剰に介入してくるケースは多いのです。結婚とは、当人同士で新たな家庭を築くわけですが、それに対して親との距離が近すぎたりすると、自分達の家庭と育った家庭、2つの価値観が存在した状態で過ごすことになります。そうなると、当然ながら彼(彼女)がないがしろにされた際、いい気持ちにはなりません。これが別れにつながることも多いのです。親の意見、聞き入れるべきものと無視すべきものではここからは、今後結婚などを見据えた場合、親から反対されたとき、耳を一旦は貸したほうがいい意見とそうではないものをご紹介していきます。ケース1:金銭感覚の差は、事実として受け止めて話し合いを親の反対で1番多いケースは、金銭感覚の差に対する苦言です。女性であれば、相手の年収が低かったり、定職についていなかったりする場合の反対です。これは正直、親の言っていることが客観的かを判断したうえで、2人で今後を話し合ったほうがいいでしょう。なぜなら、金銭感覚の差や収入の不満は、離婚理由に直結しやすいからです。親の意見も、例えば「年収1000万円以上の相手を見つけなさい」みたいな、浮世離れしているものであれば無視してもいいでしょう。結婚を決めようとしている彼がフリーターや無職であるとか、浪費グセや借金があるといった場合は、事前に話し合いをして、今後どうしていくべきかは決めておくのが吉です。お金の話を苦手と感じる人は多いものですが、こればかりは親の意見が正しいケースもあります。ぜひ、冷静に意見を一旦は聞きつつ、2人でできることはないか話合ってみましょう。ケース2:家庭環境の差は、客観性をもって考える続いてよくあるケースが、家庭環境の差に対して反対する場合です。ある種の差別感情もあるため、あまり容認すべきことではありません。とはいえ、育った環境はその人の性格を大きく決める要素でもあるので、一旦立ち止まってみましょう。家庭環境の差を指摘された場合は、実際指摘されてきたことが2人のケースに当てはまっているのか、それとも一般論を決めつけて話しているか、どちらであるかを見定める必要があります。実際家柄の違いが目に見えてあったとしても、日々の生活ではその差が感じられない程であるケースもあるでしょう。また家庭環境の差から来る価値観の違いを感じたとしても、お互い話し合って向き合っていけるような間柄なら、この場合は無視するという選択肢もありだと思います。こうした親からの一方的な違いを指摘されたとき、どういった態度をお互いに取るか、それもひとつの判断材料になるかもしれません。離婚原因の1位は「性格の不一致」です。性格の不一致に関係するのは、ケース1のお金との関係であったり、今回の育った環境であったりします。つまり、親の言っていることはデータとしてもある程度無視しないほうが良い要素ではあるので、その発言が客観的かをこちらで判断するのが良いでしょう。ケース3:性格の指摘は、第三者を入れて見直しを最後は、性格の不一致に直結する「彼(彼女)の性格に対する親からの指摘」です。これも基本的には一度冷静になって考えることが必要ですが、性格は目で見て判断できる要素が少ないので、若干難しくなります。「優柔不断な性格が娘を預けるのに不安に感じた」とか「気が強そうな彼女で息子が心配」など、ふんわりとした指摘は、言われた時はピンと来ない場合もあります。この場合は、親の意見が正しいのか、それとも息子(娘)贔屓なのか、別の視点を入れて見ていくのが良いでしょう。例えば信頼している第三者に彼(彼女)を紹介するという場を設け、同じような印象を受けるかどうか試してみることをオススメします。もし余裕があれば、長年の友達といったフランクな関係だけでなく、長年自分を知っている先輩など、ちょっと目上の人からも意見を聞くと、意外なフィードバックがあるかもしれません。実際結婚生活を長く続けている大人というのは、人を見る目が肥えている傾向があります。とはいえ、子どものパートナーとなれば、その肥えた目も正しく使われているか定かではありません。親の意見を冷静に捉えるために、他者の視点を入れてみるのは、ひとつアリではないでしょうか。親のアドバイスは、本当に自分の幸せを願っている?親からの反対に対して、感情的に突っぱねるのではなく、冷静にそれを踏まえて判断できるようなヒントをご紹介してきました。最後に伝えたいのは、もし親が「毒親」だった場合、意見は冷静に受けとめすぎないでほしいという話です。毒親というのは、どんな意見も視点が「自分のため」になっています。つまり、言っていることが正しかろうが正しくなかろうが、「あなたのため」に放たれていません。冷静に意見を聞き、納得してもらおうとすればするほど、こちらのエネルギーが削がれてしまいます。これは例外的な話ですが、親に振り回されすぎない強い心も、自分の人生を歩むためには大切です。パートナーを親に紹介して反対されると、悲しいし反発する気持ちになりますよね。もしそうなった場合は、少し深呼吸して冷静になり、自分の人生にとって1番良い選択がどこにあるのか探してみてください。大事なのは親の意見ではなく、あなたの人生が良くなることです。素敵なパートナーシップを見つけていきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©KatarzynaBialasiewicz/Gettyimages©laflor/Gettyimages©The Good Brigade/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年08月26日結婚の前に同棲をする人も多くいます。でも、ただなんとなく始めてしまうと、逆に結婚が遠のいたり、結婚後に大きな溝が見つかるケースも多いといいます。今回は結婚を考えるなら、スタート段階で気をつけるべき同棲の4つのポイントについてご紹介します。スムーズな結婚に向け、同棲時に気をつけること【おおしまりえの恋愛道場】vol. 134結婚を意識した時、「まずは同棲で相手との相性を確認したい」と考える人は多いのではないでしょうか。結婚生活の予行練習といえる同棲は、24時間大好きな人と一緒にいられるため、一見メリットが多いように感じます。しかし一方で、同棲をするとずるずると共同生活が続き、結婚への道が遠のくケースも多いといいます。では、これから始める同棲を(もう始まっていてもOK)「結婚に向けた同棲」にするために、気をつけるべきこと、見直すべきことをご紹介します。“結婚前のお試し”であることは必ず確認!「この同棲は、あくまでも結婚前のお試し同棲である」。もしこれから彼と一緒に住もうとしている人は、この考えをいったんは自分の認識として伝えたほうがいいでしょう。怖くて伝えられないという人もいるかもしれません。でも、最低限「自分はそういうスタンスだから」と、相手の返事を聞かずに伝えておくだけでも、きちんとした男性なら「それなら、自分も考えておかなきゃ」と思うものです。同棲って擬似的な結婚生活だからこそ、「じゃあ本当に結婚しよう」という次のステップの機会を見逃しがちです。だからこそ、最初に「これは次への準備期間である」と明確にあなたから示すことは大切なのです。もし、こういった確認をせずに同棲を始めてしまった人は、今から「私はダラダラ同棲するつもりはないから」というスタンスを、なるべく早いタイミングで伝えたほうがいいでしょう。なるべく早くに伝える効果は、その後の結婚を早めるため…ではありません。自分のスタンスを伝えたうえで、相手にもきちんと考える時間をもってもらうためです。女性からすると、「ある種のプロポーズに近い発言なのに返事がすぐにもらえないかもと思うと怖い」と思うかもしれません。でも男性側からすると、例えば部屋の更新時期になって「私は結婚しないなら同棲を続ける気はない」といきなり彼女から別れか結婚かの二択を迫られたら、驚きと迷いと覚悟とで、一度にいろいろな考えが巡り負担になってしまいます。“結婚は勢い”とはいいますが、同棲するくらい勢いがあるのなら、その勢いを利用して、より2人がその後の結婚生活を健やかに過ごせるようなコミュニケーションを取ることが大切です。お金の分け方を少しずつ話し合っておく同棲が始まると、ついてまわるのがお金の話です。どのくらいの割合で分けるのか、何を誰がどう負担するのかなど、大体で分けることもできますし、細かい部分まできっちり分けることも可能です。お金の話を深くすることは、苦手意識のある人がほとんどだと思います。かくいう筆者もその1人です。でも、苦手だからといってこれをどんぶり勘定で避けてしまうと、金銭感覚の違いに気づけず、結婚した後に「こんなハズでは」を引き起こすことになりかねません。過去にあった事例をご紹介します。ある同棲カップルは生活費が折半なのに、買い物をすると全部買った人が負担というケースがありました。そして買い物はほとんど女性が行っていたため、実際の食費の多くは彼女が負担していたそうです。女性は彼に対して不満は伝えたものの、じゃあと彼が買い物に行けば、安いプライベートブランドの商品ばかり買ってきたり、逆にビールなどはお店の中でも高額な製品を買うなど、彼女の金銭感覚とは差がある買い物をしていたそうです。結局このカップルは別れてしまいましたが、こうしたお金の分け方は最初にきちんと話すのはもちろん、不満が出たタイミングで、常にお互いが納得するまで話し合うことが大切です。よく「金銭感覚の不一致」が離婚理由に上がりますが、早めの対話はこの不一致を一致に変えることができるのです。むしろそれができないと、結婚しても、何かしらの溝が後から見えてくるかもしれません。家事分担は早いうちからきちんと改善をよく言われることかもしれませんが、家事分担は常にお互いに負担がないような話し合いと改善をしていくことが大切です。しかし、同棲スタート時って、女性は男性のために張り切って家事をしてしまうケースが多々あります。しかし最初に彼が家事をやらないスタイルで生活が定着すると、後からやってもらうというのは難しくなる場合もあります。その先に待っているのは、結婚できても家事力の低い夫であり、子どもができた日には、その家事分担の割合が、大きな亀裂につながってしまうかもしれません。女性の中には「彼に掃除とかやらせても雑だから、自分の思った通りにやりたくてやっちゃう」という人もいるでしょう。気持ちはわかりますが、だったら彼が自分の合格点まで家事ができるよう、導いてあげたほうが未来は明るいです。もちろんこれは「家事は半々にしたい」という希望のある女性の場合の話です。同棲スタート時か、早い段階で家事の負担ややり方については、お互いの満足度を達成する歩み寄りが大切なのです。コミュニケーションの取り方についてコミュニケートする同棲は一緒の時間が増える行為です。だからこそ、“会話をするために会話する”ことを大事にしてみてください。って言っても意味がわからないですよね。詳しく説明していきます。そもそも、ずーっと仲良しな夫婦は、1日の会話の量が多いといわれています。その目安は、1日合計1時間。何を話してもいいのですが、「1日1時間以上の会話をする」ということを、2人の目安目標として持ってほしいのです。そして一緒に住むとわかるのですが、意外と1日1時間の会話って、難しいものです。だから、「いつ話すか」とか「気持ちがすれ違ったときに素早く会話するルール」とか、2人らしいコミュニケーションのリズムを見つけてほしいんです。そのための会話を、同棲の早い段階でしてほしいのです。例えば、「ベッドにはなるべく一緒に入って10分くらい話してから寝る」とか、「夕飯時はなるべく一緒に話しながら食べ、その時テレビはつけない」など。会話時間の取り方にはいろんな方法があります。まずは2人がどう会話の時間を取っていくかを話し合う。言葉にすると変ですが、コミュニケーションするためのコミュニケートを大事にしてみてください。同棲時の大事なポイントを4つご紹介しました。同棲って楽しいですよね。でも楽しいからこそ、その楽しさを継続し、そして次のステップである結婚に向けた関係づくりをしていく努力も大切です。今日の内容を参考に、ぜひ素敵な同棲ライフを過ごしましょう!おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©yacobchuk/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年08月19日時間が勝負の大人の恋愛。その前段階のデートでよく聞く悩みが、「いい感じだけど、この人が好きかわからない」といった悩みです。確かに知り合って間もないと、明確な恋愛感情を感じるまでに至っていないことはよくあります。でも、この先恋心が芽生えるかどうかは、自分の感覚に耳を傾けることで、しっかりとらえることができるかもしれません。マッチングアプリ婚活で出会う「いい感じだけど、この人のことが好きかわからない!」問題の解決方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 133最近では独身者の4人に1人が利用しているというマッチングアプリ。便利な一方、条件などの各種データが先に目に入り、恋というより、合理的な判断で相手を選んでしまい、迷う時もあるかもしれません。マッチングアプリで出会った場合、数回目のデートを重ねて交際といった流れにいくのが一般的です。しかし、知り合ってたった数回のデートだけだと、「この人で本当にいいのかな?」と、一定の好感は抱きつつも、確信的な恋心を感じているわけではないため、迷う方もいるでしょう。今回はそんな方に向けて、マッチングアプリなど婚活シーンで出会う「いい感じだけど好きかはわからない」という相手に対して、きちんと自分の心の声を聞いた上で判断できるようにポイントをお伝えします。好きかわからないには2つある!見逃していいものダメなもの「好きかどうかわからない」こうした感覚には、実は「今好きじゃないけど、今後好きになる可能性を秘めている」ケースと、「今好きじゃないけど、頭で考えるといいかもと思えて迷う」ケース、この2つにわけられます。この場合、前者の「今好きじゃないけど、今後好きになる可能性を秘めている」感覚をきちんと逃さないことが大事であり、今回はこの場合どこを見たらよいかをご紹介していきます。説明に入る前に、まず後者の「今好きじゃないけど、頭で考えるといいかもと思えて迷う」方との恋愛は、なぜおすすめできないのかを少し書かせていただきます。それは、恋愛という心(感情)でする行為に、頭での思考をたくさん持ち込みすぎると、付き合っている最中に頭と心の不一致を起こし、「あれ、この人好きなんだっけ?」といった感覚に、早い段階で陥ってしまうからです。もちろん思考で相手をある程度判断することも重要ではありますが、それは感情が乗ってきた後に最低限確認したほうがいいことです。例えば学歴や年収、きょうだい構成や結婚願望などが条件通りだから…といった風に相手を頭で判断しすぎると、その分感覚的な部分には蓋がされ、本当の自分のトキメク感覚が見えなくなってしまいます。だからこそ、迷った時はまず感情の高まりをしっかり自分の中で確認していくことが大切なのです。感情を探るポイントそれではさっそく、好きかどうかわからないといった感覚が、恋の芽なのかそうじゃないのか、判断していくポイントを紹介していきます。ちなみにこうした感情を探ろうと思ったとき気をつけてほしいのが、絶対にひとりで落ち着ける時、それもシラフの時にやってほしいということです。なぜかと言うと、友達がいたりお酒が入っていると、自分の感覚が麻痺してしまい、正しい判断ができないことがあるからです。それではさっそく4つのポイントをご紹介します。胸が自然とトキメク彼と一緒の時間をゆっくりふり返ってみたとき、緊張感はあるけど、胸がキュンとなったりドキッとしたりする感覚になりませんか。もっと知りたい、もっと触れたい、そんな小さなトキメキがあれば、それは今後大きな恋愛感情に発展する可能性があります。「あきれる」という違和感がほぼない一緒にいると、相手と自分の違いというのは誰しもが感じるものです。そういった価値観や常識の違いを感じたとき、相手に対して「あきれる」「冷める」「引く」といった小さくヒヤッとする感情になったことはないでしょうか。少しデートシーンを具体的に振り返りつつ、思い出してみてください。恋愛の先にあるかもしれない結婚というのは、本来は“覚悟を持って相手とつながり続ける誓い”を立てるものです。その覚悟を持つ前の段階で「ヒヤッとする感覚」があるということは、相手に対して自分の感情が根本的に高まっていない証拠かもしれません。相手と自分の違いがあるのが悪いのではありません。違いを受け止めるだけの高い温度感がないのが、ここでは問題なのです。時間を忘れてしまう瞬間がけっこうある「合う」というのは、性格や話題だけでなく、もっと大きな感覚として「息が合っている」と感じていることを指します。つまり、相手と自分が合っていれば、話が盛り上がるのはもちろん、一緒の空間が心地よく感じ、その結果時間が飛んでしまうような、あっという間に過ぎる感覚があったりします。これを元に考えると、「楽しいんだけど時間通りに物事が進む」とか「楽しいんだけど次の行動を頭の中で想定している」といったことがあると、それは相手に対して感情が高まっていない証拠かもしれません。この人と連絡が途切れたら悲しい感じがする例えば今、相手と突然連絡が途切れたら、あなたは悲しいと感じますか。まあいっかと思いますか。ちょっと深呼吸しつつ、相手のことをゆっくりと思い浮かべながら考え、そして感じてみてください。もし「悲しい」「なんか切ない」といった感覚になるなら、それはすでに感情が相手に引き寄せられている1つの印かもしれません。逆に「まあ仕方ない」「残念だけど縁がない感じだな」とすぐに整理できるなら、心の中は全然恋愛モードになっていないかも。過去にはこの問いをしたとき「なんか悔しい」といった答えを持った女性がいました。これは、相手を落とせなかった、恋愛をモノにできなかったといった、ある種の闘争心が生み出した感情であり、純粋な恋とはまた違いますので気をつけたいところです。恋愛がスタートする前というのは、まだお互い好きの温度が高まっていないことはよくあります。だからこそ、ひとりになって落ち着いた時に感じる暖かな感覚があるかは大切になっていきます。こうした感覚がないのに、なんとなくデートを重ねて気分が盛り上がり付き合ってしまうと、後々「やっぱり好きじゃないかも」といった失敗感覚になる確率は高まります。じっくり付き合えればいいのですが、大人の恋愛は時間が勝負。だからこそ、自分の感情を上手にすくい上げ、そして判断に活かせれば、いい恋愛にもたどり着くことが増えるかもしれませんよ。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Agnieszka Marcinska / EyeEm/Gettyimages©Ivan Pantic/Gettyimages©Catherine Delahaye/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年08月12日「あの人、美人なのにモテないね〜」なんて言われる人、周りにいませんか?はたまた、画面の前のあなたかも。20代も後半になってくると、実はモテる女性の条件にはいろんな人間的な要素が足されていきます。それはどんなものか、今回はモテない美人に共通するパターンから、見つけていきましょう。美人だけどモテない!男性の本音から見える残念美人のパターン【おおしまりえの恋愛道場】vol. 132みなさんの周りには美人はいますか?見た目がシンプルにキレイな人もいれば、振る舞いなども踏まえると美人に見える人など、定義は曖昧です。恋愛においてはめちゃくちゃアドバンテージになる美しさですが、アラサー以降には「美人だけどモテない」という残念な人たちが一定数います。今回は男性に聞いた、恋愛対象からは外れてしまいがちな美人のパターンを5つご紹介します。アラサーからは美人の定義が変わるそもそも学生時代から社会人の新人時代(おもに20代前半まで)と、20代後半以降の美人だと、定義がやや異なることに気づいていますでしょうか。もちろん見た目の美しさは必要ですが、20代後半以降からは見た目の美しさとあわせて、自立心といった大人ならではの要素が必要になっていきます。男性に過度に期待や依存をしない自分をしっかりもっている周りへの心遣いができるメンタルの安定努力や必要な我慢、必要な自己主張ができるなどが具体例な要素になります。こうした大人になってからのモテに大切な要素の変化に気づけない美人さんが、アラサー以降にいわゆる「モテない美人」と呼ばれるようです。男性に聞いた美人なのにモテない女性に感じた5つの要素ここからは、実際に筆者が過去に男性たちから聞いた、「恋愛対象から外したくなった美人」の要素を5つご紹介します。とはいえ、これは別に美人と言われる人に限らず、女性ならやらないほうがいいことです。自分はどうだったかな…と、少し振り返りながら考えてみてください。「してもらう」のが当然美人に生まれた人というのは、気づいた時から周りからチヤホヤされて育っている人が多いです。それはとても恵まれたことですが、一方で、このチヤホヤが当たり前と認識したまま大人になると、周りに何かお膳立てしてもらうことが当然に感じ、図々しい美人ができあがります。デートプランは相手が立てるものご飯はごちそうしてもらえるものお店についてはきちんと彼が調べるものなどはその代表です。「男性だから、彼氏だからといった役割を相手に求め、自分と付き合えたんだから、して当然くらいに思っている女性が時々います。美人だけど気が強いなーと感じて、恋愛対象としては見られないですね」(30代・営業)このように、男性が関係が始まる前に息切れするケースもあります。一瞬の恋愛を楽しむのであればその対応でもいいのですが、一生かけるパートナーを求めているなら、片方が頑張るスタイルの恋愛は“おこちゃまの恋愛”といえるのかもしれません。気遣いや配慮がない例えばLINEでのやり取りのとき、どうにもリズムが悪い人っていませんか。また、いつも自分のことを話す人や自分の都合ばかりで連絡をしてくる人なんかもいるかもしれません。こんな人は例え美人でも、気遣いや配慮が足りないとして相手を疲れさせます。「以前付き合った女性は、美人だったのですが仕事中にもバンバンLINEをするし、何かあると夜中でも電話してくる。出ないと怒りはしないけど心配してこっちが恐縮するといったやり取りが何度もありました。まめな連絡は嫌じゃないんですが、だんだんと負担になっていましたね」(20代・SE)先程も書きましたが、比較的周りが気を遣ってくれる環境に身を置いていた美人さんは、相手を気遣ったりタイミングを見たりするといった、経験から学ぶコミュニケーションの努力をしていない人がいたりもします。しかし、大人の恋愛は忙しいなかでするものなので、こうした「相手の都合」をある程度思いやれない人というのは、付き合う前に相手からNGをくだされてしまうかもしれません。聞く力が低く理解力がちょっと足りない「以前セフレ関係だった女性は、美人でしたが恋愛対象といった感じにはなりませんでした。理由は単純に話していて面白くなかったから(笑)。ちょっと難しい話になるとすぐ『良くわからない』といった態度になるし、自分の話はいつも仕事の愚痴とかゲームのこととか。気楽でいい部分もあったけど、面白いって感じる部分がなくて、恋愛対象としては見られなかったです」(20代・開発)大人同士の恋愛では、女性に知的好奇心といった面白さを求める男性は増えてきます。そうなった時、相手の話を深く聞けない女性や、話題がいつも同じようなもの(それもネガティブなもの)だと、男性によっては「物足りない」といった感覚になるようです。大人の恋愛では、男性は女性にやすらぎと理解力を求めがちです。そうなった時、聞く力が足りない女性は、どんなに美人でも男性的には惹かれなくなっていくのかもしれません。お金が明らかにかかる「お金がかかりそう」と見えるのはいいのですが、実際恋愛が始まりそうな段階で、「本当にお金がかかる」と男性から認識されると、その女性はどんなに美人でも恋愛対象から外れるケースが多いです。「以前数回デートした女性は、毎回自分が全額の支払い。そういう価値観なのかなーと思っていましたが、デートプランを2人で練る時も、金額のことは全く考えずちょっと値段の張るお店を提案してきていて…これがずっと続くのかなと思ったら、無理だなって思ってその子はやめました」(30代後半・マーケティング)絶対割り勘を推奨するわけではありませが、奢られるにしても毎回は遠慮するとか、相手を気遣ったお店選びなどができないと、だんだんと扱いにくい美人と思われるかもしれません。圧がすごい「悪い意味で気が強い美人なんだなーって思いました」(30代前半・人事)こう語られたのは、彼が以前お付き合いをしていた美人の彼女について。「自分はあんまりオシャレじゃないほうなんですが、『あれを着ないなんてダサい』とか『もっとこうしたほうがいい』とか、俺のためというより、自分の彼氏としてどう見えるかをすごく気にしたアドバイスがありました」美人な自分を自覚しているからなのか、周りに対して「私はこう!」という圧が強すぎる美人は、一定数いるように思います。筆者も以前、ある合コンで男性に対して、仕事に対するダメ出しに近いアドバイスをしている美女に出会ったことがあります。彼女は仕事に対して熱量高いタイプだったのですが、付き合う前でも後でも、「〜べき」といった圧が強い人は、だいたい男性を疲れさせます。本人はそれを「はっきりサバサバ言うタイプ」くらいに思っているかもしれませんが、男性からすると決めつけや否定と感じて恋愛熱が下がるので、気をつけたほうがいいかもしれません。5つのモテない美人のパターンを紹介しました。あなたやあなたの周りには、こうした残念な人はいないでしょうか。結局大人になると、見た目の美しさだけでなく人間力が勝負になっていきます。それは誰しも等しく努力で伸びるもの。もし今、モテないorいい恋愛に恵まれない、と感じるなら、ちょっとだけ普段の振る舞いから見直すと、世界は変わっていくかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Fuse/Gettyimages©bymuratdeniz/Gettyimages©laflor/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年08月05日俳優やモデルとして活躍する飯豊まりえさんが、2021年7月29日にInstagramを更新。小学生時代に撮った写真を公開し、人々の注目を集めました。飯豊まりえの10歳の頃の写真に「大人っぽい」の声同月現在23歳の飯豊さんは、小学生の頃からファッションモデルをしています。10歳の頃にモデルとして撮影された写真を披露しました。多くの人が驚きの声を上げた写真が、こちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 飯豊まりえ(@marie_iitoyo)がシェアした投稿 10歳、懐かしすぎる。。笑marie_iitoyoーより引用10歳とは思えない、大人びた顔立ち。ひと目見ただけで飯豊さんだと分かります。投稿に対し、ファンからは次のようなコメントが寄せられました。・全然変わっていない!・かわいすぎる。大人っぽいなあ。・10歳の頃から完成されている。投稿の中には、飯豊さんが過去に仕事などで撮影した写真が複数あります。ほかの時期の写真も見てみたくなりますね。子供の頃と変わらぬ愛らしさを持ったまま、成長した飯豊さん。これからの活躍が楽しみです![文・構成/grape編集部]
2021年07月30日気づけば彼との交際期間がもう3年。でも、全然プロポーズの気配もないし、結婚するのか不安感が募る。そんな人はいませんか。3年というのは、結婚へ進むかどうか1つの分かれ道とも言われています。ではそんな3年をすぎても、彼が決意しない理由は何なのか。ここでは3つの本音を紐解いていきます。気づけば交際3年!彼が全然プロポーズしてくれない心理とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 131彼と付き合って、気づけばもう3年以上。将来を考えたりもするけれど、そういえば全然プロポーズされる気配がない!そんな悩みを抱えた方はいませんか。仲が悪いわけではないけれど、結婚となると途端に雲行きが怪しくなる。別れる勇気はないけれど、今後が全然見えてこない。そんな不安を解消するため、今回は交際が長期化しても結婚の雰囲気が出ないカップルの男性心理について、3つのケースを具体例とともにお話していきます。結婚に踏み出さない男性!実は結婚を言い出さない3つの理由それではさっそく、交際期間が長期化しているのにプロポーズしない男性の心の中を探っていきます。今回は3つのケースをご説明しますが、合わせて「やってはいけない対応方法」についてもご紹介します。ぜひ彼との関係を正しく見直していきましょう。ケース1:今の関係に満足している最初は「今の関係にある程度満足しており、積極的に関係を変える気が起きない」という心理から。おもに同棲が続いているカップルに起きやすい問題で、この時の男性心理は「今で満足しているのに、あえて変化を求める気にならない」といったものです。筆者が過去取材したケースでは、既に4年ほど付き合って同棲もしているのに、一向に結婚の空気にならないというカップルがいました。周りに「いつ結婚するの?」と聞かれたら、その場は「近いウチに」と彼は答えるものの、実際2人になると話をごまかすばかり。結局このカップルはというと、彼女側が「今後このままなら別れる」と切り出すことで、彼も腹をくくって結婚したそうです。この心理には、男女による結婚に対する考え方の差が表れています。女性の多くは、結婚に対して憧れや夢といったポジティブな印象を抱くのに対し、男性にとって結婚は、責任や決意といった緊張をもたらすイベントだったりします。結婚後は2人で支え合えばいいと女性が考える一方で、男性的には「結婚したら自分がある程度安定していないと」と、考える傾向がまだあるのです。こうした男性には、まずは相手が考える結婚に対する不安や迷いをきちんと聞き、そして自分の中にある結婚に対する想いや不安感を話すことで、前に進んでいくかもしれません。絶対やってはいけない行動としてはいわゆる「プロポーズ匂わせ」です。「親がうるさくてさ〜」みたいなナチュラルな匂わせは、このケースの場合、男性も当事者意識があるので逆効果です。ケース2:本当に結婚する意欲がない完全に意思疎通ができていないために起きる問題ですが、30歳前後のカップルではこうした考え方の違いが、後になってわかるケースがあります。ここでは意欲がなかったけど、結局結婚したレアケースをご紹介します。当時32歳だったある男性は、いわゆるハイスペ男性だったためモテていたし、仕事も勢いがあり結婚願望がその時は皆無でした。しかし、交際3年になる彼女と、あることがキッカケで結婚します。その時何が起きたのかというと、交際3年になる頃、ある時突然彼女が家に転がり込んで来たそうです。広めの自宅に住んでいたので生活スペースは問題なかったものの、いきなり同棲が始まり最初はびっくりしたそうです。しかし、この同棲が結果としてプラスに働きます。激務の中転がり込んだ彼女が家事全般を担ってくれたことで、彼の生活や健康面が安定します。さらに実家近くに住んでいた彼は、同棲を機に親と彼女との交流も始まり、完全に彼女のペースに。関係も良好だったこともあり、流れであっという間に結婚を決めた(決められた)そうです。これは稀なケースですが、彼女的には、当時押しかけてだめだったら別れるくらいの覚悟があったそうです。結婚する意欲がなかった彼がなぜ彼女と結婚したのか理由を聞くと、「結婚したほうがプラスなことが、生活を一緒にしたら感じられたから」だそうです。結婚する意欲がない男性というのは、結婚に対するメリットをそもそも理解していないし、しようとしていません。今回のケースは強制的に自分といるメリットをプレゼンしたことに勝機があったわけですが、こうした行動を取る場合も、終わりは決めたほうがいいでしょう。ここでやってはいけないことは、「やみくもに相手の心変わりを待つ」という対処です。結婚のメリットを知ろうとしていない男性は、よっぽどのことがないと心は変わりません。きちんと相手の意向を聞いて今後を話し合うか、結婚へのプレゼンを期限を決めてするといった行動が有効です。ケース3:別れるほどじゃないけど、結婚欲のわかない相手ケース1と似ているものの、1よりも恋人への満足度が低いケースを最後にご紹介します。交際期間が長くなると、「相手のことは嫌いじゃないけど結婚するほどではない」といった硬直状態に突入します。正直この段階に到達した場合は、何か状況の変化がないと結婚に踏み出すケースは少ないです。もっと言えば、2人の熱が下がっているので、結婚したとしてもいい関係を築くのは難しかったりします。筆者が以前出会ったのは、交際7年の30代カップル。男性は彼女のことは好きといえば好きだけど、基本的には仕事に夢中。女性は表面上「結婚欲は高くない」と言いながらも、実は彼に対して寂しい気持ちを長年抱えていました。結局お互い結婚について定期的に話はするものの、実行に移されることはありませんでした。こんな2人の関係が終わりを告げたのは、女性側の浮気でした。彼女としては、放っておかれる寂しさが耐えられず、彼氏としては、長年放っておいた自覚はあるものの、浮気をしたことは自分への信頼のなさだと捉え、結局関係は修復できませんでした。別れるほどじゃないけど結婚したいわけでもない。この微妙な温度感に入った場合は、関係が終わることも想定し、きちんと向き合い直すか、話し合ったうえで一定期間離れるなどして、相手のことを再度考える必要があります。1番やってはいけないのが、「とりあえず子どもを作る」といった、状況の変化を強制的に生み出す行為です(子どもはいつだって勢いで作るのは危険ですが)。すでに関係の温度が下がっている状況で、子どもというさらなるイベントを迎えるのは、結婚できてもその後のリスクを高めます。かけてきた時間の長さに執着せず、より良い未来のために、行動を起こしましょう。3つのケースをご紹介しました。みなさんは彼との関係で、当てはまるものがあったでしょうか。ちなみに筆者も、過去にはケース1と3の間くらいの関係が4年半続き、結局別れたことがあります。「もっと早くに腹を割って話すか、期限を決めておけば、4年半は使わなかったな」という反省が今もあります。女性は結婚となると、「プロポーズ待ち」をよくするものです。でも、待つのではなく相手に聞く、そして相手の気持ちを理解するという行動を自分から取れたほうが、幸せはつかみやすいかもしれません。ぜひ、彼と話し合ってみてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Wavebreakmedia/Gettyimages©Ariel Skelley/Gettyimages©Michael Heffernan/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年07月29日「オオカミ」シリーズ最新作「虹とオオカミには騙されない」の配信開始に先駆けて、スタジオMCを務める横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレン、神尾楓珠参加の合同取材が行われ、今作の見どころを語った。同番組は、最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して真実の恋を叶えようと奮闘する様子を映し出す。ただし、そこには“嘘つきオオカミ”が潜んでいたり、特別ルールがあったりと、メンバーの恋心に拍車をかけていく。すでに収録で第1話を観たMC陣。横澤さんは「異名がたくさん付くくらい、いろんなキャラクターの方がいるので、その化学反応みたいな、こことここのペアだとこういう空気が生まれるんだという楽しさはありました」と今作の印象を明かし、飯豊さんは「距離がぐっと縮まるような新しい企画が第1話からあって、メンバーの仲の良さが早めの段階で縮まっていたので、素の部分が見えたのが私たちも予想しやすかったですね」と“オオカミ”予想を楽しんでいる様子。滝沢さんも「まさに“令和”を表現するようなメンバー。『また時代が変わるのかな』って」とコメントを寄せ、神尾さんは「みんな全体的に年齢も若いからなのか、ワードセンスとかも若いですね。『エメぇ』とか(笑)。やっている駆け引きの仕方も、『こういう仕方するんだ』っていう発見もありました」と語っている。また、本作でシリーズ10作目となる「オオカミ」シリーズ。第1シーズンからスタジオで見守ってきた横澤さんは「他番組でカイトくん(櫻井海音)やひかりちゃん(黒木ひかり)とか、みうちゃん(鈴木美羽)と一緒なんですけど、『私が育てた子が~』みたいな感じで」と感慨深い様子。一方、俳優仲間がシリーズに出演することも多いという神尾さんは「前シーズンに出演していたつな(綱啓永)とか、どんどん冷たくなっていくんですよ、フォロワー増えていくにつれて。(笑)なんか悲しかったです。『俺が結構助けたんだけど?』みたいな(笑)」と冗談を言いつつ、スタジオを沸かせた。「虹とオオカミには騙されない」は8月1日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年07月28日結婚が決まったけど、本当にこの人でいいのかな…。そんな風に迷う人っていませんか?マリッジブルーと言われるものですが、実はこの迷いにも、きちんと事前に解決方法したほうがいいケースがあります。それは「具体的な違和感」を覚える場合です。ではどういう場合が危険なのか、ご紹介していきます。この人と結婚していいの?不安な結婚前に考えたいこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 130結婚が決まった!とっても嬉しいイベントですが、どうしても頭の片隅に「この人でいいのかなー」という迷いが浮かんでしまう人がいます。マリッジブルーという言葉で片付けられがちですが、実はこの結婚前の感情の揺れは、放っておいていいモノと悪いモノがあります。かくいう筆者も、過去に結婚前にこの「違和感」を感じ、マリッジブルーだと自分を納得させて結婚し、その後離婚したひとりです。今日はこの、結婚前に感じる不安や違和感について、どういった対処が必要なのか説明していきます。マリッジブルーは「恐れ」と「違和感」で解決方法が異なる本当にこの人でいいのかな…そう思ったとき、きっと同時に「でも結婚をナシにするのは…」と決断に迷いが生じると思います。一般的にこれをマリッジブルーと呼びますが、結婚前の不安感は、自分で乗り越えるべきものと、きちんと2人で向き合って解決すべきものの2つに分けられます。それぞれどういったものか、まずは説明してきます。自分で乗り越えるべきマリッジブルー自分で乗り越えるべきマリッジブルーとは、ひと言でいえば「結婚が怖い」といった、変化にともなう恐れの感情です。人間はもともと変化を嫌う性質があるので、結婚という嬉しい変化が訪れようとしても、本能で怖さを感じるものなのです。しかし、こうした怖さに飲み込まれて関係がだめになったら、後々後悔すると思います。まずは自分の中に「次のステップへの怖さ」があることをしっかり感じ、そして深呼吸しながら味わっていきましょう。恐怖は無理に克服するのではなく、感じて受け入れていくことで自然と越えていけるんです。一緒に解決すべきマリッジブルー続いて、結婚前に彼と向き合って解決してほしいマリッジブルーについて説明します。それは相手の対応や言動に「具体的な違和感」を感じる場合です。例えば言い方や考え方の違い、はたまた人間関係の違和感など、「なんかそれ違くない?」「なんでそういう対応するの?」と感じることを、その場で蓋をせずきちんと相手と話し合って欲しいのです。なぜ、結婚前にわざわざ揉めるようなことするのかと言うと、結婚前に感じる違和感というのは、だいたいが結婚後に問題が大きくなって返ってくるケースが多いからです。例えば彼の言い方が違和感を覚えるものだったのを放置したら、結婚後にモラハラ気味になったとか。例えば浪費家すぎる彼を放っておいたら、結婚後に2人の貯金を勝手に使っていたなど。結婚して2人の関係が親密になるほど、違和感として感じた相手の受け入れられない部分は、大きくなっていきます。よく「結婚したら変わるはず」といいますが、だいたいが悪いほうへと変わりますので、問題は早めの対応をしたほうがいいでしょう。絶対放置しちゃいけない違和感3つここでは、結婚前にわかったら絶対放置しないほうがいい3つの違和感を、実例とともにご紹介します。最初は「お金の違和感」を放置してしまったRさんの話です。お金の違和感Rさんカップルは結婚を見据えて同棲していました。家では2人でコツコツ500円貯金をしていて、溜まったら家電を一新しようと話し合っていました。しかしある時、500円貯金が勝手に使われていたことにRさんは気づきます。彼に聞くと、「ちょうど手持ちがなくて借りた」ということで、次からはもうやらないでと話したものの、その後も何回か貯金が勝手になくなる事件があったそうです。けっこうお金にルーズなんだなとその時は苛立ちを覚えたものの、とりあえず少額だし、自分が管理すれば防げると感じ、具体的な話し合いをせず結婚したそうです。すると後に、彼にはキャッシングローンが100万円ほど残っていたコトが発覚。しかも彼は返すといいながらも節約もしないため、結局利息しか支払えていない状態が続きました。Rさんは最終的に将来を考え、2年ほどで離婚をしたそうです。人間関係の違和感続いては友達付き合いを大切にしすぎるHさんの夫のケースです。Hさんの夫は独身時代から友達が多く、週末は趣味の友達と遊ぶことも多いタイプでした。最初はそんな社交的な姿が良いと感じる時もあったものの、子どもが生まれてからも夫はそのリズムを変えることはなかったといいます。Hさんが「もっと子どもや家のことを中心に考えてほしい」と言っても、夫は「お前も一緒に(集まりの場に)くればいい」と、問題の本質を理解してくれません。Hさんはそういえば付き合っていた頃も、夫は友達との約束が第一。当時はHさんが寂しいときは彼の遊びに付き合うことで解消されていたそうですが、あのマイペースすぎる違和感はこんな形になるのかと、Hさんも驚いたそうです。言い方や接し方の違和感最後はしっかりすぎる言い方がトラブルに発展したOさんの夫のケースです。彼女は10歳年上の夫と出会って半年で結婚しました。交際当時から夫は「ここは普通に考えてこうだろ」「Oは子どもだな」といって、事あるごとにOさんを年下扱いし、自分の意見を正解とする節があったそうです。頼りがいがあって良いと当時は違和感を抱えつつも結婚したのですが、結局夫はOさんにモラハラを働くようになったそうです。Oさんは当時を振り返り、ちょっとした言い方の違和感や接し方の違和感を、あの時無視するべきではなかったと話します。3つの実例をご紹介しました。お金、人間関係、言い方、この3つの違和感は、特に大きくなると一発アウトになるケースが多いので注意が必要です。他にも実家との関係や性の問題などもありますが、とにかく「あれ??!」と思ったら放置せず、勇気を出して向き合い直してみてください。結婚が決まると、どうしても結婚というゴールを意識しすぎて、大きな問題の種があっても結婚を優先してしまう人がいます。でも本当のゴールは、人生を通して幸せな結婚生活を送ることです。そのための努力は結婚前から始まっています。彼との関係、あなたは大丈夫でしょうか?ぜひ小さな違和感は小さなうちに解決し、幸せな関係を作っていきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Tino Tedaldi/Gettyimages©dragana991/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年07月22日大好きだった人との別れ。仕方がないと受け入れたつもりなのに、どうしてもまだ引っかかる。次の恋愛をしようと思っても、どこかでブレーキがかかる。そんな人はいませんか。実はそれ、本当の意味で、失恋の傷が癒えていないのかもしれません。でも、頭でわかっているのに、なぜそんなことが起きるのでしょうか。恋愛の傷が癒えない…1年以上疲れて恋ができていない人がやるべきこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 129「あの人はもう過去の人」そんな風に元カレや元片思いの人を割り切っても、なぜか次の出会いのために行動が起こせない。頭では「もう次の恋愛したい!」って思うのに、いざチャンスが巡ってくると「うーん…」とテンションが下がってしまう。こんなシチュエーションはありませんか?未練はないし、元カレや元好きな人と前のような関係に戻りたいとも思わない。でも、次に進みたいとも心から思えない。そんな矛盾状態のとき、心ではどんなことが起きているのか、どうすれば状況を変えていけるのか。今回は恋愛の傷の癒やし方について、ご紹介します。「わかってる」は頭の問題「もうわかってる!」恋愛を振り返るとき、当事者がよく言うセリフです。元カレとの関係は戻せないこと、むしろ戻るべきではないこと、自分は失恋したという事実、そして次に進むべきであるということ。こうした客観的な正解を「全部わかってるんだよ……」と当事者は口にしがちです。でも、頭ではわかっていても行動に起こせないのであれば、そこにはもうひとつ問題があります。それは「心がわかっていない」という問題です。“理解”というのは、頭の理解と心の理解、2つがそろってやっと「腑に落ちる」という本当の意味で納得した状態になるとされています。つまり、頭では諦めたつもりでも、自分の中の純粋な感情がまだ納得できていないのです。例えば悲しい気持ちや不完全燃焼感を抱えたままだと、言葉では振り切れたと言いながらも、実際の行動には執着や未練を感じたりします。そうして、次の恋愛に進めなくなるのです。心で理解するためにできること頭でOKを出しても心は納得できていない状態。そんなバラバラ状態はどうやったら解消できるのか。ここでは2つの実際のエピソードから、解決のヒントを探っていきます。結婚目前に破局!悪口言いまくって次のカレをゲット最初は、結婚を考えていた相手に急に振られたケースからご紹介します。27歳だったA子さんは当時、2年交際していた男性との結婚を意識していました。しかしいざそういう話になると「俺、本当は結婚相手にはこういうタイプがいいんだ」と、あっさり振られてしまったのです。彼の言うタイプを聞いてみても、精神的に支えてくれるような人とか、お互い刺激しあえるような関係とか、ふわっとした話ばかり。「それって具体的には?」と聞くと返答に詰まっていたそうです。ただ、彼としてはA子さんとは結婚したくないという結論は変わらず、A子さんは粘ったものの振られてしまい、それ以降「恋愛しても、また直前で振られる気がして怖い」という状態になってしまいました。さすがにこのままじゃいけないと感じた彼女。復活のためにやったことは、友達との飲み会でした。でもこの女子会はただの女子会ではなく、彼の悪いところをぶちまける会!煽り力の高い女友だちに集まってもらい、文字にはできない悪口大会が開催されたのでした。一見すると性格が悪いと感じる行為かもしれませんが、A子はこの会によって、自分が抑えていた感情を全部出したことと、友達が自分に変わって彼を散々なじり、そして客観的な感想を返してくれたことで、傷ついていたことや、彼はもういいという気持ちを再認識できたといいます。最後は泣いてスッキリして、削除したマッチングアプリをその場で再DLして会はお開きになりました。そこから3か月。なんとA子さんには新しい彼氏ができたそう。「あの会以来、もういいや!って感覚になれた」のだといいます。とはいえ、次の彼と同じようなパターンに陥らないかはヒヤヒヤしているそうですが、感情を爆発させて次を迎えたいい例です。泥沼不倫から回復…のはずが続いてはA子さんと対照的に、感情を爆発させたけど未だ問題に捕われているB子さん(30歳)のケースをご紹介します。B子と彼の関係は不倫でした。彼女は25歳の頃、当時12歳上の男性と体の関係になり、交際期間が3年になる頃には「妻と別れたら結婚しよう」といった、ありがちな将来の約束もしあっていたといいます。しかし、B子さんが離婚の時期を確認するようになると、だんだんと男性はB子さんから離れるように。定番中の定番の不倫パターンをたどり、2人の関係は悪くなっていきました。「ある時何の前触れもなく、全部の連絡先をブロックされました。少しして彼に新しいお子さんができたことをSNSで知り、『私って捨てられたんだ』って破局を自覚しました」意外なタイミングで終わった2人。B子さんはだまされていたショックや別れの悲しさから体調を壊すようになりました。なんとか通常生活は送れているものの、気持ちを未だに消化できず、将来のことを考えなくてはと思い婚活をスタートするものの、彼と比べてどうしても前に進めない状態が続いたそうです。「もう、消化しなくては!」別れから1年ほどがたった頃、B子さんは思い立ち、SNSに匿名のアカウントを作り、不倫の愚痴や怒りを書き綴り、前に進もうと考えました。そこでは同じように不倫で苦しむ女性たちが集い、だんだんとネット上に友達関係もでき、居場所ができたと感じたそうです。そこから1年、彼女はどうなったかと言うと、残念ながら前となにも変わっていません。ときどき精神的に不安定になりつつも、SNSの人に励まされてそのつど回復し、でも現実問題では次の恋愛にはいけていない。1年前と変わらない状況です。一見するとA子さんとB子さんは向き合おうとする姿は同じですが、なぜ結果がこうも違ったのでしょうか。違いの1つは、A子さんが明確に吹っ切りたいと決意して行動を起こしたのに対し、B子さんはややふわっとしていたことと、聞き手にも不倫当事者が多く、結局当事者同士の傷のなめあいになったことがありそうです。人それぞれ未消化な感情の効率的な解消方法は異なります。ただ、B子さんのように、「耐えられなくなったら書く」「わかってくれる人にわかってもらう」という方法だと、「違う解釈」や「厳しくも愛のある指摘」は生まれにくく、泥沼から抜け出しにくくはなるかもしれません。恋愛の傷が癒えない人は、まず自分の中にまだ消化しきれていない感情があることに気づくこと。それをきちんと出し切ること。それも次に進むという心からの決意ができるまで、出し切り続けること。これをやっていくと、自然と心は回復し、本当の意味で失恋を受け入れて次の恋愛にすすめるかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Cavan Images/Gettyimages©Betsie Van der Meer/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年07月15日楽しいはずの恋愛が、ふと周りと比べてすごくダメなように感じることってありませんか。比べてみたらすごく地味だったり、全然愛されてないように感じたり。比べるほど不安が募っていく……。でもその比較は、自分の中のネガティブな感情がさせていることかもしれません。楽しい恋愛中、ふと気になる周りの目!どうしたら解決する?【おおしまりえの恋愛道場】vol. 128彼が大好きだし、今の恋愛が幸せ。そう心から思っているはずなのに、ふと友達と恋バナをしていると、思わず気になる他人の恋愛事情。それも「うらやましい」「向こうはもっと楽しそう」「私はそんないい恋愛できてないな」といった劣等感まで生まれてしまうと、どうも具合がよくありません。「人と比べないほうがいい」なんてことは、皆さんよーくわかっていると思います。でも、理解できても実行が難しいのがこの問題です。最悪のケースでは、楽しい恋愛中に周りの目が気になりすぎて、結局今の自分たちの関係が悪くなってしまう場合もあります。そうならないためにも、恋愛における他人とのいきすぎた比較の呪縛から抜け出す方法を、探っていきます。なぜ人と比べてしまうことをやめられないのか?そもそも恋愛に限らず、なぜ私たちは人と比較をしてしまうのでしょう。それには、人間の防衛本能が関係しています。比較の良い面は、人と比べた時の自分の立ち位置がわかり、「自分は極端に外れたヤバい状態」に、いち早く気づけることです。これは大きなトラブルや命の危険を回避できるというメリットがあります。恋愛も、例えば「自分と彼の付き合いは変なのかな?」というネガティブな疑問に対しては、人の恋愛と比較して考えるのはある程度有効です(もちろん全部ではありません)。恋愛は答えのない問題ではありますが、例えば会う頻度ややり取りのリズム、2人の関係性が自分にとって不安や不満を感じるものなら、それが特殊なのかどうかは、他人の恋愛と状況を比較するのは、ある程度は有効です。ただ忘れないでほしいのが、恋愛にはどこまでいっても確実な正解というものがありません。自分が不満をもって他人と比べてみて、やっぱり変だと思っても、「皆おかしいって言ってるから」「周りではそんな人いない」「これが一般的だよ」といった、主語を自分以外にすり変えて主張するのはトラブルの元になります。あくまで他人と比較した結果「やっぱり私はこう思う。だから私はこうしてほしいと思ってる」といった、自分が主体的な判断や伝え方をすることが大切です。こんな気持ちはどう解決したらいい?ここからは、実際他人との比較で感じる劣等感に目を向けていきます。劣等感の根底にあるのは、自分の中にある“ネガティブな思い込み”です。そのネガティブな思い込みが、どこからどう来ているのか、これを少しずつ理解できれば、比較の苦しみも同時に解決していくことができます。ここでは代表的なネガティブ感情を2つ、ご紹介します。周りの恋愛のほうが充実して楽しそうに感じる友達は自分よりも頻繁に旅行をしていたり、素敵なお店で外食をしているっぽい。私は今日も家デートだし、この前は近所のチェーン居酒屋だったし……SNSを見ていると、他人の恋愛がキラキラして見えているものです。自分の毎日と比較し、モヤモヤしている人はいませんか。この感情の根っこには、「自分なんてダメだ」といった罪悪感が隠れています。自分なんてダメだと根っこから思っているので、何をしても何を見ても、自分がダメだと感じる要素を意識的に抜き出してしまっているのです。こうした偏った視点から開放され、正しく物事を見られるようになると、うらやましい反面、別の見方もできるかもしれません。例えば、友達はものすごい無理をして恋愛アピールをしているかもしれない。実はその投稿日、本当はケンカして今も険悪かもしれません。はたまた、あなたも彼氏にいろいろなデートを提案したら、同じように素敵なデートが叶うかも…。自分なんてダメだという感情に気づき、そして許してあげられると、友達の状況をより客観的に見られ、自分らしい解決策が取れるかもしれません。こんな恋愛で私は満足していていいの?例えば筆者の友人には、「幸せなんだけど不安」とぼやく子がいます。彼女は現在素敵な彼と楽しく恋愛をしているのですが、その関係はいたって普通の、彼女的に言えば“地味”な付き合いなのです。2人ともお酒が飲めないので、別に豪華な食事のデートをするわけでもなく、時々お取り寄せグルメとかを楽しんだりはする。お互い年収も高いわけでもないため、よく行くデート場所は漫喫や大きな公園。でも、お互いマンガやゲームが好きで、家デートがなんだかんだ1番楽しい。こんなカップル、皆さんはどう思うでしょう?ある人がみれば地味かもしれません。でもある人が見れば、彼ららしい丁寧な暮らしが叶っている恋愛に見えるものです。つい周りと比べると「地味すぎて良いのかな」と思うそうです。この場合根底にあるのは、「彼ともっと親密になることが怖い」といった本音かもしれません。今回のケースで言えば、彼との関係や今の楽しい気持ちに集中できていれば、何も問題はないはずです。それなのに、他の意見や価値観を自分から目に入れて不安になっている。これってある意味“不安を無理に探している状態”です。その根っこは「彼や今に集中しすぎたら、危険なことや不安なことが起きるかもしれない」という恐怖感だったりします。この恐怖感は防衛本能をビンビンに働かせるため、常に「これでいいのかな?」という逃げ道の選択を残させようとします。怖いという感覚は消えうせることはありません。彼をもっと好きになって、もっと自分たちらしい恋愛を楽しむことが怖い。その怖さを一旦受け入れてしまうと、スムーズにもっと今の恋愛に集中できるかもしれません。ふと気になる周りの目。それに苦しむとき、物理的な問題は相手や状況にあったとしても、必ず答えは自分の中の感情にあります。比べるという目線は、人生の安全性を高めてくれる反面、自分の本音を見えなくさせる効果もあります。ぜひ意識してコントロールし、恋愛ももっと楽しめるといいですね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Victor Dyomin/Gettyimages©LeoPatrizi/Gettyimages©blackCAT/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年07月08日恋愛体質って、子どもっぽくてよくないイメージを持つ人が多いものです。でも、恋愛第一主義の人は、実は意識次第ですごく物事をプラスに変える力があるんです。今回は恋愛体質さんが、恋愛にのめり込む力をプラスに変える5つの習慣をご紹介します。恋愛体質は悪いこと?のめり込み力をプラスに変えてもっと愛される5つの習慣【おおしまりえの恋愛道場】vol. 127恋愛体質と聞くと、皆さんはどんなイメージを抱きますか?彼のことばかり考えていて、仕事や友人関係にもすぐ影響を出す人メンタルが恋愛に引っ張られて安定しない人恋愛の調子が顔に出やすい人などなど、いろいろイメージはあると思います。恋愛体質にはネガティブなイメージを抱く人が多いですが、裏を返せば、しっかりと他者(彼)にエネルギーを注ぐ力を持っていることの証明でもあります。つまりエネルギーの使い方によっては、恋愛だけでなく仕事や私生活でも活かすことができるのです。では恋愛体質の人が恋愛に振り回されすぎず、恋愛ではさらに愛され、同時に仕事や友人関係ではもっとプラスに充実していくために、どんなことに気をつけていけばいいか、ご紹介していきます。恋愛体質って、どんな人を指すの?まずは皆さん、自分がどの程度恋愛体質か把握しているでしょうか?ここでは10個の項目で、あなたの恋愛体質度をみていきます。7つ以上当てはまる人は、かなり恋愛体質が高い傾向にありますので、まずは自分の気質を把握するところから始めましょう。いつも恋愛していたいと考えている恋バナをしている時って、話すのも聞くのもすごく楽しい!恋愛が生活の中心であり、1番の優先事項恋愛の状態が、気分や体調、行動力や決断力に影響する自覚がある周りからいつも恋愛しているイメージだと思われている恋愛してない人を見ると、「もったいない」と思うことが多いもともと感性が豊かで、顔や態度に出やすい恋愛が悪くなると痩せたり体調を崩したりすることがよくある親や親友など、親しい人の顔色をかなり気にするほうである自己評価や自己肯定感はかなり低いと思う恋愛体質かどうかを見極めるポイントは、大きくは2つあります。1つは恋愛に対するニーズ自体が極めて高いということ。2つめは、その根底にあるのは、自分を受け止めて愛してもらいたいという強い渇望感があるかということです。この2つが合わされると、恋愛が自分の中で絶対的な価値を持ち、同時にそれに振り回されてしまう傾向がぐっと高まるのです。恋愛体質をプラスに変えるために、意識したい5つの習慣ここでは、恋愛体質の人が恋愛に注ぐエネルギーをプラスに変えて、仕事や恋愛でもさらに良い影響を生み出すために、意識したい習慣を5つご紹介します。これを意識せず恋愛にのめり込んでいると、恋愛のリズムに感情や体調、普段の生活全部がグワングワン振り回されます。その結果、周りからのイメージも悪くなっていく可能性があります。ぜひできることから取り組んでみてください。幸せをしっかりと感じるまずは今の恋愛から感じる幸せを、しっかりと体に染み込ませることが大切です。「ながら食い」を例にするとわかりやすいですが、感情もなんとなく受け取るのか、しっかりと意識して受け取るのかで、自分の心への染み込み度合いや満足度が変わっていきます。なんとなく幸せを感じているだけだと、いつまでも自分が求める満足感には到達できず、「もっともっと愛されたい」と愛を渇望し続ける状態が続きます。まずは今の恋愛で幸せや愛を感じるシーンがあったら、ゆっくり深い呼吸をしながら、幸せを感じるところから始めましょう。「してあげたい」気持ちを外側にも意識的に向ける恋愛で満たされている時って、世界が穏やかでいつも以上に心地よい場所に感じられたり、周りの人が自分の味方に感じられたりする時があります。これは恋愛という親密な関係で私たちが安心感を覚えたからこそ、感じられる幸せな状態です。こうした恋愛によるいい影響を感じたら、その感覚で自分と彼以外の世界にも意識を向けられると、恋愛以外の物事への接し方が変わっていきます。その結果、ポジティブな影響の輪がさらにさらに広がることにもつながります。自分の価値と恋愛を切り離す恋愛中は良いことばかりじゃありません。例えば彼の気持ちが離れたり、衝突したりする日もあるでしょう。そういう時に恋愛体質の人が気をつけてほしいことが「彼の態度と自分の価値を結び付けない」ということです。「彼から愛されない自分なんて意味ない」「彼が私のこと嫌いになったかも…もう私は終わりだ」「この恋愛がうまくいかないなら、もう私はどうなっても良い」「彼以上の人は私には存在しない」みたいな気持ちになったことはありませんか。恋愛体質の人は、こうした「彼=自分の全て」といった発想によくなりがちです。ですが彼から愛されても愛されなくても、あなたの存在価値は変わらないし、あなたはオンリーワンで素晴らしい存在です。恋愛の雲行きが怪しい時ほど、この極端に彼の存在を自分の中で大きくしすぎないような意識は、持っておいたほうが良いでしょう。考えすぎない、感じすぎない恋愛体質の人は恋愛に向ける熱量が高いので、つい相手のことや今後のことを考えすぎる傾向にあります。しかし、人間というのは不思議なもので、考えるほど、思考はネガティブなほうに傾く傾向があると言われています。生き物としての危機管理能力のせいなのですが、これを踏まえると、恋愛に熱量を向けがちな人ほど、彼のことを想うほど、関係に不安を抱く傾向が強まるということが言えます。不本意な仕組みですが、恋愛で行き詰まった時こそ、それについて考えすぎずに気持ちを切り替える対処法を持てると安心です。愛されたい気持ちを、愛するための行動に変える恋愛体質の人は、基本的に「愛されたい」というニーズが強いです。しかし恋愛関係とは難しいもので、愛されたいと思っている時は相手から期待通り愛されることはありません。ではどうしたら良いかというと、愛されたいと思ったら、自分がまずは相手を愛すことから始めなくてはいけません。相手から受け止められたいと思ったら、どんな状態でもまずは相手を全面的に自分が受け止め、肯定する。相手から甘いささやきがほしいと思ったら、相手がほしいと感じているものを考え、それをまずは自分から与えてあげること。愛されたい気持ちが高まった時ほど、自分から先に行動を起こしていくことで、巡り巡ってほしかった愛がさらに彼から与えられることにつながります。恋愛体質の人が取り組むと、彼との関係もそれ以外のことも良くなる5つの習慣をご紹介しました。1つ1つは自分の意識で変えられるものがほとんどです。恋愛大好き!恋愛第一主義!って、なんだか幼稚なイメージに感じるものですが、見方を変えればそれくらい愛が深くて熱い証拠です。情熱ってもとうと思ってもてることじゃないので、すごく素敵なことではないでしょうか。ただ、そのエネルギーはどう使うか次第です。どうか恋愛で生まれるその熱量を、彼との関係や自分の人生にもプラスにできるよう、意識してみましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Thomas Barwick/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages©Ridofranz/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年07月01日彼のことが好きだと思っていたのに、相手から好かれたり付き合えたりすると、なんだか途端に気持ちが冷める。そんな経験ありませんか?10代の頃は「好き避け」なんて言われていたことのひとつかもしれませんが、大人になっての好き避けはけっこうタチが悪かったりします。今日はこの好かれると冷めてしまう心の声を探っていきます。好かれると冷める!放っておくと危険な大人の好き避けに隠れた本音【おおしまりえの恋愛道場】vol. 126良いなと思った彼だったのに、相手から好意を感じると「なんか違った」と気持ちが途切れてしまう。こんな経験ありませんか。“好き避け”と呼ばれるこの行為、10代の恋愛がまだ怖い時期には、男女どちらもよくやっていたことです。でも、20代30代と年齢が上がっても好き避けをしてしまっていると、恋愛がしたいのにできない状態になり、ちょっと危険かもしれません。10代の好き避けよりも、大人になった時に起こす好き避けは、よりタチが悪かったりしますが、それにはいくつかの本音が隠れています。今回はその本音を紐解き、最後まで気持ちの途切れない恋愛をするためのコツを考えていきます。大人の「好き避け」そこによくある本音それではさっそく、大人になっても好きな人と両思いに近くなると関係を避けてしまう本音について、ここでは5つご紹介します。「好き」な状態が恋愛で1番楽しい時だと思っている恋愛の片思いや淡い恋心の状態って、まだまだ悩みがそれほど深刻ではないので、ライトな恋愛モードを楽しむ余裕があります。この状態が恋愛で1番楽しくて幸せな状態だと思っていると、自然ともう一歩踏み込んだ関係に進むことが怖くなります。つまり、相手からの好意を感じると、それ以上関係を深めることを避けるため、相手に気持ちが冷めたor違った、と思うように、自分を仕向けるクセがあるのです。理想を人に当てはめるのを恋愛だと思っている片思いの時期というのは、恋愛相手に自分の理想を当てはめ、あーだこーだと気持ちを膨らませる時期です。この行為自体は誰しもやってしまうことですが、行き過ぎると、実際の彼との関係が進んだ時、自分の想像が固定化されすぎてしまい、「やっぱ違う!」と現実の彼に対して強く思ってしまうことになります。恋に恋している状態とはまさにこの事ですが、理想の彼を思い描きすぎるほど、現実に落胆するリスクが高まるということは、覚えておいてほしいことです。これ以上関わるのは怖いことだと思っている他人と深い関係になっていくことは、自分の普段見せない一面を見せることであり、怖さがあるものです。人と深い関係になるのが怖いと無意識で思っていると、彼と両思いになれそうになると、自然と萎えるポイントを見つけては、「やっぱ違った」といった行動に走ってしまう人がいます。怖がっている自分を認めて一歩進む勇気を持つと、状況はちょっと変わるかもしれません。自分が好きな人から好かれるはずないと思っている自分なんて彼から愛されるはずない。自分なんて、恋愛で幸せになるはずない。こんなダークな思考に取り憑かれていると、自然と彼と恋愛に発展しそうになると、「やっぱ違った」という要素を自分から探しにいくようになります。なぜなら、彼に愛されて恋愛で幸せになるはずないと無意識に思いこんでいるから。思い込んでいることが現実の行動にも反映されるので、無意識に恋愛ができない状態になっていきます。自分にどんな思い込みが隠れているかを探り、そして「そんなこと無いよ」と怖がる心に伝えてあげてみてください。本当に好きではない相手を選んでいる先程の「好きな人から好かれるはずない」の発展型を、最後にもう1つご紹介します。それは「好きな人から好かれるはずない」という気持ちから、そもそも好きじゃない人を好きだと自分に思い込ませているケースです。つまり、好きじゃない人に恋をして、うまくいきそうになると「やっぱ好きじゃないんだ」という本音を採用し、結局恋愛をスタートさせない。その結果、心の深い部分にある「好きな人から好かれるはずない」という気持ちを永遠に叶えている状態です。例えば頭で考えた相手を好きと思おうとしていたりしていませんか。純粋な「いい!」という感覚で恋愛相手を探さないと、いつまでもチグハグな恋愛ばかりになるかもしれません。大人の好き避けをやめていくたった2つのコツ先程5つの好き避けをする本音についてご紹介しました。こうした自分の無意識にある“恋愛を避けたくなる心”に気づき、そして意識的に行動を変えていくと、だんだんと恋愛はいつものパターンとは違った展開を見せていきます。では、どういう行動の変化を起こせばいいのかというと、具体的には以下の2つです。相手の好きじゃない部分を意識的に探さない受け入れられない部分を見つけたら、なぜ嫌なのかを自分で理解し対応する例えば、以前好き避けがクセになっていたある女性のケースをご紹介します。彼女はある男性を好きになったそうですが、付き合った直後から、彼のなんでもイエスと言う性格が嫌で、だんだん冷めていったそうです。最初は自分の意見を尊重してくれる優しい彼が好きだったのに、付き合ったらそれが優柔不断に見えたんですね。ご飯に行っても「好きなのにしな」と言われ、調べてもくれない。出かけたいと言っても「好きなところでいいよ」と言われる。主導権が完全に自分にある状態に、イライラしてしまったというわけです。この時彼女は彼に対して「いつも何でも良いと言われると、考えて調べて決める労力が負担になる時も多い」「一緒に考える努力はしてほしい」と伝えたそうです。すると彼は「自分の意見を言うと、好みじゃないと言われることが多いので、合わせていた」と告白しました。この話は結局、そのつど本音を出し合うことで関係は改善したそうです。意識的に相手の“アラ”探しはしないこと。“アラ”があったら、気持ちが冷める前に、なぜ自分が嫌だと感じるのかを考えること。そしてその“アラ”は2人で改善できないのか、行動してみること。相手に好かれたら冷める場合、心と行動の両面から理解を深めてアプローチしてみると、いつもハマる恋愛の失敗も、結果が違ってくるかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©silverkblack/Gettyimages©Moyo Studio/Gettyimages©Jon Feingersh Photography Inc/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年06月24日仕事や年齢に関係なく、いつも出会いや人との縁が途切れない人って、あなたの周りにいませんか。モテとも大きく関係するこの出会いが途切れないタイプ。実は、才能とか性格ではなく、いくつかの習慣を心がけることで、叶っていったりするんです。なぜか出会いが途切れない人が、ひとりの時でもやっていること【おおしまりえの恋愛道場】vol. 125コロナで新しい出会いが全然なくなった!そんな風に感じている人は多いと思います。実際婚活を考える人で、自然な出会いが壊滅的になくなったと嘆く人はデータ上でも増えており、その分アプリや結婚相談所など専門サービスが盛り上がっているといいます。ただ、こんな状況でも、なかには恋愛に限定せず、新しい人との出会いや繋がりが途切れない人がいます。筆者の周りにも数人いますが、彼らの業種や年齢は関係ありません。いわゆる「人好きするタイプ」といえますが、いったい普通の人と何か違うのか。今回ご紹介する習慣を取り入れれば、新しい人との出会いや恋愛のチャンスを高めることができるかもしれません。人が途切れない人は、“人恋しい度”が高い人との出会いやつながりが途切れない人の特徴や習慣をご紹介する前に、前提として、彼らの性格に共通していることが1つあります。それはちょっと元も子もない話に聞こえますが、「人恋しい」と思う気持ちが普通の人より高めだということです。表に出ているかどうかは別として、いわゆる寂しがり屋な気質が強いということを覚えておいてください。ただこの「寂しがり」という性格ですが、多くの人が依存的で弱い人をイメージしているかもしれません。しかし、ポジティブに人と人との出会いを途切れさせない人は、いわゆる寂しがり屋のイメージにあるような、じめっとして弱々しい感じはありません。「人といたい」という感覚の先にあるのは、「自分を満たしてもらいたい」と相手に要求することばかり考えるのではなく、「自分はこの人に何ができるか」を考えることができているのです。こうした人恋しさを持っていることが、いい出会いが途切れないことにつながるのです。なぜか出会いが途切れない人が自然としている5つのことでは、実際こうした人恋しい性格が強くないと、人との出会いを増やすことはできないのかといえば、そんなことはありません。人と人との繋がりを生み出す力は、気質だけでなく普段からのちょっとした習慣が生み出しています。彼らに共通する5つの習慣をご紹介しますので、できるところから真似することで、あなたも自然と出会いを増やすことができるかもしれません。自分の好きなことや面白いことを人と共有するのが好き人との出会いを途切れさせない人は、そもそも人との接点を見つけるのが得意です。そのひとつとして、自分が「面白い!」「好き!」「楽しい!」と感情が動いた話を、人に共有するのが好きです。こういった性格はいきすぎるとおせっかいや押しつけの激しい人になるのですが、適度な場合は「面白いことを発信できる人」といった認識に変わり、自然と周りに人が集まりやすくなります。常に好奇心や探究心が高い感情が動いた瞬間を逃さない人は、その前段としての「楽しそうなこと」を見つけるのも得意です。好奇心旺盛な性格は、いきすぎると危なっかしくて気分屋に思われますが、常に面白いことを探す感度が高いと、それだけで周りからは魅力的な人に映るものです。人の話を聞くのが好きこうした刺激を求めて人とのつながりを積極的に取れる人は、当然つながった後のコミュニケーションも上手です。コミュニケーションが上手というと、「おしゃべり上手」なイメージを持たれる方も多いですが、どちらかと言えば相手から話を聞き出し、話しやすい空気感を作ることのほうが得意だったりします。相手に関心をきちんと向けて、相手の話をさえぎらず、そして深く理解できるまで耳を傾ける。日常でもこうした本当の意味での「聞く」が上手なのです。人と人をつなげるのも好き人恋しいパワーがポジティブに働く人は、恋愛や仕事などで人と人を引き合わせるのが好きだったりします。人をつなげるって、一見すると面倒に感じる方もいると思いますが、「自分の好きな人と好きな人がさらに良い関係を築けたら嬉しい」というポジティブな考えが彼らにはあります。また、単純に人をつなげることで、自分もよりその人達との縁が深まるという側面もあるんです。やりすぎるとおせっかいになってしまいますが、人の縁をつなげることができる人は、その分自分と他者の縁もつながりやすい状態になっているのです。1人でけっこうなんでもできる人恋しい気持ちが強い人は、依存的な人が多いイメージがあると思います。しかし、こうしたポジティブなとらえ方ができる人は、実はひとりで何でもできるタイプが多いです。旅行とか休日とか仕事だって、バリバリひとりで出かけていきます。この本当は何でも自分でできちゃう自立心を使って、人を導いたり引き合わせたりする力が強いんですね。人との出会いが途切れない人は、やっぱりモテるここまで、人との出会いが途切れない人が自然にやっている習慣を、5つご紹介しました。これ、実は“モテる人が自然とやっている行動”ともかなり共通しています。よく「あの人は出会いが途切れないからモテるんだろう」と考えてしまいがちですが、実際は逆で、人好きで周りの人を大切にするよう日々行動するから、結果としてモテるのです。人との縁を積極的に求めたり、人と人をつないだりすると、逆に相手からどう思われるかちょっと怖くも感じるかもしれません。でも、ちょっと勇気を出して人との接し方の習慣を変えると、人との距離感や付き合い方が、ちょっとずつ変わります。その結果、自然と恋愛にもいろいろないい影響が生まれてくるかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Geber86/Gettyimages©Ridofranz/Gettyimages©Oliver Rossi/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年06月17日異性から友達として好かれることはできる。でもいつもそこ止まりで恋人にはなれない。そんな悩みを抱えている人はいませんか。実はあなたの心の深い部分には、相手と恋愛関係になることへのブレーキがかかっているのかも。その感情の正体を今回は一緒に探してみませんか。いつも好きな人にはいい人止まり!そのクセはどこから来ているのか【おおしまりえの恋愛道場】vol. 124好きな人から好かれることはできる。でも、気づけば友達止まりや、いい人止まりのケースばっかり。本当は異性として見てほしいのに、恋愛対象として認識されないうちに、好きな人が別の人と付き合ってしまい、悲しい失恋になってしまった。そんな人は、今日ご説明する話はとても役に立つかもしれません。友達ポジション戦略による失敗事例筆者はこうした「いい人」による恋愛の失敗を「友達ポジション戦略」と呼んでいます。好きな人に好かれたいという気持ちが高まっているものの、そのゴール設定が「いい友達」になっているというちょっと矛盾した状態を指します。もちろん、まずはいい友達ポジションを取りにいき、取れたら友達から恋人にポジションチェンジを狙えればいいのですが、大体がそううまくはいきません(笑)。というか、友達と恋人は親密度が違うし求められる要素も異なるので、ポジションチェンジは逆に大変です。ではどうしたらいいのかというと、そもそもこの友達ポジション戦略を取る自分を、やめるしかないです。でも、おそらくいい人止まりの人は、この戦略を無意識に取っているので、やめるにもどうしたら…と途方にくれるかもしれません。友達ポジション戦略をやめるには、具体的な行動を変える前に、その根底にある「友達ポジションを取りたい自分」の本音に気づき、そこを変えていくのが効率的です。なぜ友達ポジションに落ち着いてしまうのか?!では、友達ポジション戦略を取ってしまう本音をこれから5つご紹介しますが、もしかしたらこれら本音の部分は、自分ひとりでは気づけないことも多いかもしれません。そういう時は、ぜひ心を許せる相手に聞き役になってもらったりして、自分の本音を引き出すようにしてみましょう。好かれたいより、嫌われないことが優先恋愛相手として好かれたい。素敵な動機ですが、これって裏を返せば一歩も二歩も踏み込むことで、相手との関係が壊れてしまうリスクが高まることを示しています。嫌われることは誰でも避けたいと思うものですが、その気持ちが高すぎると、無意識に「ここまで近づけば、好かれるし嫌われない」という適度な距離感でとどまるクセがついているかもしれません。好きという気持ちが、バレるのが怖い嫌われないことを強く願う人が同時に思っているのが、「確実に好かれるまでは、好きという気持ちがバレるのが怖い」というものです。好きになったほうが負けとか、好きになったら下に見られるかも…などの好きという感情への極端な解釈があると、自然と異性として好感を抱いている自分が伝わらないような振る舞いをしているかも。その結果、友達ポジションで収まっているかもしれません。異性に好かれることは悪いことだと思っている例えばその昔、全然好きじゃない人から好かれてとても嫌な思いをしたとか、性的な目で見られて怖い思いをした経験がある方は要注意です。異性に好かれること自体がダメなこと、悪いこと、怖いことだと、心のどこかで思っている可能性があります。そうなると、表面的には相手に好かれたいと思っても、深層心理では好かれることにマイナス感情が働きますから、自然とある程度安全な立ち位置でブレーキがかかるようになります。全部自分のペースで完成させたい恋愛は相手と自分の生活やエネルギーを混ぜることで、全く新しい発展を望む行為でもあります。本音の部分で、「自分のペースでやり切りたい」「自分のペースを崩したくない」と強く願っていると、どうしても恋愛という親密な関係には抵抗感が生まれますし、無意識のうちに及び腰になったり、気づかぬうちに相手を拒絶している可能性もあります。自分の意志より、空気や他人を優先することが正解だと教わっていたいい人の多くは、小さい頃からいい子や気の利く子といった評価を受けて育っていることが多いです。でもそれは本心からの振る舞いではなく、「周りの承認を得るためには気を遣うことが正解である」という経験学習によって、身につけたものだったりします。それを大人になっても引きずっていると、片思いという、承認を得たい相手と接する正解が、過去の経験から「いい人になることだ!」と答えを導き出している可能性があります。しかし、それはあくまでも小さい頃に求められていた正解の方程式であり、結果として相手に恋愛対象として見られないというジレンマに陥ってしまうかもしれません。友達ポジションに収まる人は、相手からどう思われてるのか友達関係って、それ自体もある程度親密な関係ですから、一瞬心が満たされたりしますよね。でも、実は好かれた側からしたら、相手が自分に友達以上の特別な感情を持っていることを、普通の人なら気づいています(もちろん全く気づいてないケースもありますが)。そしてあなたが友達関係という形を壊したくないという空気感を、相手もなんとなくわかっているので、無意識にそれに共鳴するように、友達関係を壊さないような振る舞いをしていたりします。つまり、どちらかが一歩進まないと関係は変わらないのに、お互いが関係を崩さないような振る舞いを、無意識的に取っている可能性があるということです。皮肉なものですが、そういった硬直状態にならないためにも、自分がいい人で終わってしまう根本にある気持ちを探してみて、きちんと受け止め、そして手放してやめていくような取り組みをすると、自然と異性との距離感の掴み方も、変わっていく可能性があるのです。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Dmitry Ageev / EyeEm/Gettyimages©Bloom Productions/Gettyimages©bernardbodo/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年06月10日結婚願望はあるのに、具体的な行動をしようと思うと、とたんに面倒に感じてしまう。そんな女性は多いものです。自分の意識と行動にアンマッチが起きるとき、その間には抵抗する心の本音が隠れています。今回は結婚願望を抱く女性にありがちな、ネガティブな本音を5つご紹介します。結婚願望はあるのに行動したくない!矛盾を抱えた女性の隠れた本音【おおしまりえの恋愛道場】vol. 123「結婚したい!」そう口では言うし周りにもアピールしているけれど、いざ具体的に婚活など行動を進めようとすると、どうもやる気が起きない……そんな女性はいませんか。実はそのちぐはぐな感覚は、自分の表面上の意識(結婚したい!など)と、気づいていない心の中の本音の部分が一致していない事が原因で起きています。焦りは募るけどやる気が起きない場合、どうすればいいのでしょうか。心の中の「でも…」を見逃さない何か叶えたい夢や目標があるのならば、それに向かってできることを考え、努力や行動を重ねていくのがセオリーです。しかし恋愛に限らず、人は「したい!」「叶えたい!」「頑張る!」と口にしていても、具体的な内容を考えていくと急に動けなくなったり、モチベーションが急低下したりする人が少なくありません。この「意識は前を向いているのに体や心が前を向けない状態」は、心の中に前向きな意識を打ち消す、気づいていない感情があるから起きるといわれています。例えば、口先では「そろそろ結婚したい!」と話していても、本音の感情で「新しく男性と知り合ったり親密になったりするのが怖い」と思っていると、なかなかモチベーションや行動にもつながっていきません。意識の上で叶えたい目標ができたけど行動や気持ちがついて来ないという人は、この自分の心の中にある、気づいていない感情を見つけて、しっかり感じて、かかっているブレーキを外してあげることが大切なのです。女性によくある本音5つそれでは、婚活が止まりがちな女性が本人も気づかぬうちに抱いている本音の感情を、ここでは5つご紹介します。「自分はどうかなー」と、心に問いかけるように聞いてみましょう。どこかで「まだ自分は大丈夫」と思っている周りが結婚していくと、自分も早く、といった気持ちになるものです。でも本音の部分では「自分はまだ何とかなるでしょ」と思っていませんか?今まで普通に恋愛をしてきた人ほど、この「自分は言うても大丈夫だろう」という感覚を隠し持っています。大丈夫という感覚を感じた結果、今はまだ何もしないという選択をしても良いんです。ただ、本音では大丈夫と思っていても表面的には不安や焦りを抱えていると、心も体も混乱して前には進めなくなります。恋愛や結婚が自然にできないのは恥ずかしいある程度の年齢になると、好きな人ができて、彼氏ができて、別れて、また恋愛して…と、自然にしてこられたし、自然な流れで結婚になるのが普通。こんな思い込みがあると、むしろ努力しようとする自分に対して、無意識に「恥ずかしい」という気持ちが湧く場合があります。マッチングアプリや結婚相談所を使うことや、周りに恋愛したいと公言することにためらいがある人は、自分の中で「恋愛のあるべき形」が固まりすぎていないか感じてみてください。親の言うことを聞かなきゃと思っている実は自分はそこまで結婚したいわけじゃないけれど、親(や周り)が薦めるから、しないとダメかな…と思っている。こんなケースは女性に多いです。でも、本音の部分で「別に」と思っていると、親のススメ通り「結婚するぞ!」と表面上決意しても、いざ行動にと思ったらスムーズに動くことはできないものです。親のススメが良いきっかけになる人も多いですが、こうした意識と本音のアンバランスは、結果として負担がかかるので良いきっかけとは言えません。ぜひ周りがどうかではなく、自分の気持ちに集中してみてください。自分が男性から評価されるのが怖い婚活しようと思ったら、どうしても自分も相手もお互いを評価しあうことが必要です。知らない男性からも評価され、ムカつく対応をされたりすることあるでしょう。それを想像すると怖い…と思っていると、恋愛や婚活といった行動に、意識はなかなか向けられない状態が続きます。正直、筆者も過去に婚活や新たな出会いを求めて行動をした時は、失礼だったり傷つくような対応をされたりしました。とっさに落ち込んだりイラッとしたこともありますが、改めて考えると、その男性と親しくなる前にその人の良くない面が見えただけで、考え方によっては早くネガティブな一面を知ることができてラッキーとも言えるのです。相手からの評価で自己肯定感が下がるような気がするから怖い。そんな風に感じているなら、自分の存在価値をもっと自分で認めていくことで、新たな男性とのやり取りへの恐怖も和らぐかもしれません。男性に女として見られるのが怖い意外と皆さん気づいていないのが、「異性への恐怖心」です。例えば自分の父親が怒りっぽいタイプだった人や、過去に痴漢やいたずらなど性的な被害にあった経験がある方は、本人も気づいていない部分で異性への恐怖を抱えているケースがあります。こういったケースでは、その経験の大きさや傷の深さによっては専門機関に頼ることをおすすめしています。軽微なケースでは、本人が「よくあることだから」と片づけていても、心の深い部分で異性への恐怖感として残っている場合もあります。そうなると、結婚や恋愛にどうしても消極的なマインドが居続けることになりますから、その恐怖心は無視せず癒やしてあげたいところです。5つのよくある本音の感情をご紹介しました。いくつかの理由が混ざり合っていたり、別の理由を抱えている人もいるでしょう。ぜひ自分の中の「ホントの気持ち」を、ゆっくり感じたり、今あげた代表的な感情を1つ1つ自分に問いかけたりしてみましょう。感情に気づくことが第一歩こうした深い部分にある本音の感情は、その存在に気づき、気持ちが落ち着くまで感じたり、言葉や感覚として体感したり、外に出してあげることが有効です。どれも負の感情ですから、感じようとすると鳥肌が立ったり怒りがこみ上げたり、涙が流れるケースもあるでしょう。また無償にお酒やお菓子を食べたくなったり、眠くなったりするなど逃避行動をしたくなる場合もあります。実はこうした感情を探って見つけて感じるという一連のプロセスが、いわゆる「自分の感情を整理する」ということなんです。意識を行動に起こせない時は、自分の中で感情のブレーキがかかっているサイン。それを見つけて感じて整理することが、恋愛をきちんとしていくにはとても大切なんですね。ぜひ恋愛や結婚はしたいけど、どこか抵抗がある方はやってみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Cavan Images/Gettyimages©Aliyev Alexei Sergeevich/Gettyimages©Mads Perch/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年06月03日モラハラって、相手を罵倒したり否定したりするケースが一般的です。しかし、世の中のモラハラのほとんどは、もっとナチュラルで気づきにくいケースも多いかもしれません。今回はモラハラをする側に共通する性格と、受ける側がとりがちな5つの誤った対応についてご紹介します。付き合うと危険!モラハラ予備軍に共通する性格【おおしまりえの恋愛道場】vol. 122「彼氏の言い方、なんか乱暴かも」そんな違和感を覚える瞬間はありますか?最近当たり前になってきた「モラハラ=モラルハラスメント(言葉の暴力)」は、年齢問わず夫婦でも恋人同士でも起きているものです。「死ね」「クズ」「生きる価値ないな」など、わかりやすい批判ならすぐに気づけるものですが、モラハラの多くは判断に困るような微妙なものがほとんどです。また、モラハラはコミュニケーションの中で起こるものなので、微妙なやり取りに関して言えば、受ける側のリアクション次第で、モラハラがさらに加速してしまうケースもあります。モラハラがある彼と向き合うのか、別れるのかは皆さんの判断ですが、今回は付き合う前or付き合っている最中に気づきたい、モラハラする人の片鱗について、ご紹介します。モラハラ傾向の人がもつ性格5つまずはモラハラにつながる行動を起こしやすい人に共通する性格を5つご紹介します。ちなみに、モラハラは男性が女性に対してするイメージを持つ方も多いですが、逆のパターンも当然あります。また、モラハラを我慢していた人が、別の相手には逆にモラハラしてしまうといったケースもあります。目の前の大切な人の性格をまずは見ていきましょう。こうあるべき、こうしてほしいが強いモラハラをする人の根底には「べき論」が強く存在しています。自分の中でのべき論を基準に、外れたものを認められず許せない。そんな心情から、相手に攻撃的な態度を取ってしまうのです。自分は正しいし常識的だと思っているモラハラする人は弁が立ち、相手を言い負かすのが上手な人も多いです。受けた側は「そうかも…」と納得してしまいがちです。しかし、ケンカの目的は一方的な勝ち負けをつけるのではなく、お互いが納得し、理解を深めていくことです。強い正しさに捕らわれている人は、このお互いの理解より自分の正しさの主張を優先してしまうのです。人を上下で判断しがち「店員は客より下」「女より男が偉い」「稼いでいるほうが上」などなど、人を批判しがちな人は、独自の上下ルールをもち、それによって態度や言い方を変えたりしています。誰しも上下の意識はもってしまうものですが、モラハラに発展する場合、この上下意識が過剰に言葉や態度に表れる傾向があるので、注意してみてください。きちんと不満を伝えてこない相手が悪いと思っているモラハラをする側は、基本的に自分が正しいと思っています。その結果パートナーには批判や罵倒といった行動を取り、相手がそれに対して怖くて反論できなかったとしても「言い返してこない相手が悪い」と、完結してしまう部分があります。褒めない!労わない!モラハラをする人は、基本的に自分以外を下に見てしまう傾向があるため、結果として何かしてもらったりしても「ありがとう」「嬉しいよ」「感謝してる」といったリアクションはありません。また「ごめん」「俺が悪かった」といった謝罪も基本ありません。心のどこかで自分は労われて当然、相手は頑張って当然、くらいに思っているのかもしれません。モラハラする側に共通する5つの性格をご紹介しました。特定の相手を思い浮かべた時、思い当たる部分はあったでしょうか。モラハラをエスカレートさせる受け手の対応5つモラハラなど攻撃的な行動は、当然ながらする側が改めるべきことです。しかし一方で、微妙なラインのモラハラの場合、被害者側の対応が、モラハラする側をさらにエスカレートさせているケースもあります。では、どういった対応が相手の攻撃的な言葉を助長させているのか、5つ見ていきます。不満や恐怖は黙って我慢やスルー怖いと思うと、相手にきちんと言い返せないことってありますよね。また言い返したらさらに倍返しされてしまうため、黙るしかないケースもあります。しかし、攻撃する側からしたら、我慢やスルーは「響いてない」と捉えられる場合もあります。怖くてひとりで言い返すことができないなら、中立的な第三者を入れてきちんと対応することも考えてみると良いでしょう。何かあると、自分が悪かったのかなと謙虚に考えすぎる受け手に共通するのですが、何か相手を怒らせることをしたかな…と、謙虚に反省してしまうケースがあります。もちろん改善すべき部分がわかっているなら直した方がいいですが、モラハラに当てはまるケースの場合、受け手は過剰に反省しすぎている場合もあります。つい相手の気分や空気を読もうとしすぎる強い言動が日常になると、つい受ける側は相手の機嫌や空気を読もうとした行動をとりがちです。しかし人間関係は不思議なもので、相手の機嫌を伺うと、相手は無意識に合わせるように、さらに横暴な態度を取ってくることがあります。必要なら空気や気分は気遣ったほうがいいですが、不必要に相手の顔色をうかがう必要はありません。耐えることは良いことと考える女性に多いケースですが、「相手に合わせるのが当たり前」「女は耐え忍ぶもの」みたいな、偏った古い考えを持っている人は一定数います。しかしモラハラする側に合わせ過ぎたり、耐えすぎてしまうと、逆に相手の行動をエスカレートさせる側面があります。必要なのは、耐えるのではなく、勇気をもって自分なりの決断をすることです。「恋人なら」と思うと、判断が曖昧になる人と人には、心や精神の境界線が存在します。家族や恋人など親しい間柄でも、この境界線を超える権利はありません。例えば「お前は人としてダメ」といった他者の人格否定をする権利は、他人は誰も持っていないのです。しかし、この境界線が曖昧になっていると、恋人や家族など親密な関係だと、「言ってもいい」といった判断になりがちです。恋人から「お前はダメだな」なんてナチュラルに批判されることに慣れたりしていませんか。これは言い方次第ではジョークに聞こえますが、れっきとしたモラハラの第一歩なのです。モラハラについて、する側、される側に分けて傾向を紹介しました。コミュニケーションの基本は人それぞれ育った環境次第で異なるため、偏りがあるものです。わかりやすいモラハラを直していくのは、正直とても大変なことですが、ナチュラルに気づかず相手を傷つけるような発言をする人には、きちんと指摘してあげることで改善していくケースもあります。モラハラは我慢しても何の解決にもなりません。もし自分や相手との関係の中でこうしたいびつなやり取りがされているなら、何らかの対処をすることをおすすめします。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©bymuratdeniz/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©hoozone/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年05月26日彼ってこうしたらもっと良くなるのに。付き合っていると、相手のことをそんな風に思う瞬間は誰しもあると思います。気になった気持ちを行動に移す献身的な女性も多いですが、彼のケアを行動に移すとき、絶対に意識してほしいことがひとつあります。これを外すと、どんなに相手のためになったとしても、最悪、恋愛関係が壊れてしまうことがあるんです。彼氏を育成!うまくいっても恋愛がダメになる理由【おおしまりえの恋愛道場】vol. 121彼のことが大好きだから、もっと彼のためになにかしたい。そんな気持ちから、仕事や生活面のサポートをしてあげる女性って多いと思います。でも、どんなに相手の成長や成果につながる手助けをしたとしても、“あるコト”を忘れて尽くしてしまうと、結果として彼との関係がダメになることもあります。では、そのあるコトって、いったい何でしょうか。今日は彼氏をサポートしてあげる前に必ず押さえたいポイントを、実例も踏まえながら解説します。彼が気づかなくてはいけないたった1つのこと彼女が彼に尽くす前にしなくてはいけないこと。いきなり答えを言うと、それは彼自身が「必要性を自分が感じている」という自覚を持つことです。なぜこの自覚が大事なのかというと、男女に関係なく人というのは不思議なもので、困りごとを自分が自覚する前に他者から手を差し伸べられて助けられると、結果として助かったとしても、その人に感謝の気持ちを抱きにくい性質があります。なんて冷たい人…と思うかもしれませんが、助けられた当人の心はまだ、「自分は困ってない」という感覚なので、そのタイミングで誰かが助けてくれた場合、「あ、ラッキー」くらいにしか思えないのです。筆者はこれを「風邪薬は、風邪気味に見える人には渡してはいけない。『自分は風邪だから困っている』と言われたら、初めて渡してあげるものだ」といつも例えています。恋愛の話にこれを当てはめるなら、彼が困っていそうなことを彼女が先回りしてフォローしてあげると、彼は「よく気がきくなあ」「ありがたいなあ」くらいにしか思わないかもしれません。だから彼女としては、きちんと彼が「俺、どうしよう」と自覚しヘルプを発信するまで待つか、困っていることを自覚させるのを促すのがおすすめ。そうして初めて「じゃあ私が……」と、フォローするくらいがいいのです。ダサ彼氏の改造を買って出てフラれた彼女では、実際彼にこの自覚があるなしで恋愛関係がどう変化するのか、筆者が過去に聞いた事例をもとにご紹介します。最初は、彼の自覚なく困りごとをサポートした結果、破局を迎えたA子さんの事例です。彼女が付き合っていたのは、3歳年下の独立したての彼。A子と付き合った当時、彼は会社をやめてフリーランスとして独立したばかりで、A子から見ると仕事はいっぱいいっぱいだったそうです。だからこそ、A子は彼のために何ができるかな…と考え、デートのスケジュールを彼に合わせてみたり、独立したての彼の懐事情を心配して家デートを提案してみたりと、献身的に寄り添っていたそうです。筆者も驚いたのは、A子は彼のビジネスの役に立ちそうな情報を、毎日せっせとピックして彼に共有していたそうです。A子は仕事のデキる女だったんですね。そんな彼女の支えもあり、彼の仕事もだんだんと伸びていったそうですが、なんとその過程で彼は浮気をしたんです!こうして2人は、あっけなく別れてしまったそうです。面白いのは別れた後です。彼女のサポートを受けられなくなった彼はその後、仕事でスランプを迎え、大事な案件を失ったのだそうです。廃業とまではいきませんが、仕事でかなり苦労したそうで、初めてこのとき彼女のありがたさに気づいたといいます(遅いっ)。そして、彼はA子に復縁をお願いしたそうですが、A子には既に別の恋人がいたため復縁は未達成に終わったのでした。はたから見ると、彼はA子という彼女のすごさをもっと早くに気づけたら良かったのですが、当時の彼としては、「自分は困っていたわけでもないのに」といった気持ちだったのでしょう。A子がせっせと頼んでもいないけど尽くしてくれている、といった認識だったようです。何なら、口うるさいくらいに思っていたかもしれません。上司と部下といったビジネス関係であればそれでも良いのですが、彼氏彼女の関係で考えると、やっぱり一方的なサポートはいい関係とは言えません。尽くすなら、きちんと困っていることを本人が自覚するまで待つor自覚を促すこと。覚えておきたい話ですね。ダサい俺を変えてくれ!!宣言させた彼女続いてはファッションセンスを叩き直してあげたB子さんの話です。彼女はもともとアパレル勤めをしていたこともあり、ファッションセンスには定評がありました。そんな彼女が付き合った男性はエンジニアでお世辞にも格好いいとは言えない男性でした。彼女も彼の見た目を散々気にしてはいたものの、さすがにダメ出しを勝手にしても失礼だし意味がないと思い、お買い物に出かけては「こういう体型にはこういう形が似合う」とか「くんは髪型はこういうのも似合いそうだけどね〜」と、さりげなく情報を仕込んでいたそうです。するとある時、彼は結婚式の二次会に出ることが決まり、洋服のチョイスを彼女に依頼してきたそうです。彼女はチャンスとばかり彼の要望を丁寧に聞き、彼にとって何が似合うかを一緒に考えアドバイスしたそうです。その結果、彼は「やっぱりB子のセンスに任せてると間違いない」という信頼感を抱くようになり、それ以来服を買うときや髪の毛を切るときは彼女の意見を必ず聞くようになったとか。彼は現在、周りからは清潔感のあるオシャレな男性というイメージを抱かれることも多いといい、センスを褒められると「妻の改造が…」と、当時を振り返って語るそうです。そう、彼は彼女のサポートに感謝し、その後結婚を決めたそうです。成功と失敗の事例をそれぞれご紹介しました。なんとなくの流れの中で、彼のケアをしてしまう女性って多いと思います。でも、それを相手が必要と感じていないなら、勝手に手を出すのはちょっと気をつけたほうがいいでしょう。自分がどうしても気になってやるのであれば、相手の確認はもちろん必要ですし、そこで求めるのは彼からの感謝ではなく自分の中の「やりたかった」という気持ちに対する納得感です。彼を育成…なんて目的を抱くと、目につくことを全部ケアしてあげようと献身スイッチが入る女性も多いものですが、2人の関係を健全に育てていくためにも、この求められてないやりすぎ行動には、気をつけていけたらいいですね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©nd3000/Gettyimages©Chau Tran / EyeEm/Gettyimages©CandyBoxImages/Gettyimages©Michael Heffernan/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年05月20日コロナ禍になって、いろいろ大変だから婚活やめようかな。そんなふうに思っている人が、今増えているといいます。もちろん経済的や時間的な問題でストップせざるを得ないなら仕方ありませんが、気持ち的な落ち込みからのストップなら、ちょっと待って。ぜひ長い人生にとって、今やめるべきかどうか、ゆっくり考えてから答えを出してみてほしいのです。コロナで婚活やめようかな…その決断の前に見直したいこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 120先日発令された3回目の緊急事態宣言。今度は百貨店や娯楽施設といった場所も休止となっており、なんとなく事態の大きさに不安感が募るかもしれません。またこうした非常事態にともなって、今多くの女性たちの間で、‟婚活休止宣言“が増えているといいます。「対面で新しい人と会うのは不安」「お店も空いてないのに、婚活や恋愛はしにくい」「そもそも気持ちの余裕がなくて、恋愛どころではない」など、理由はさまざまです。今は世界中のみんなが不安な頃ですから、気持ちが落ち込んだり続かなくなったりするのは仕方のないことです。ただ、もし「コロナで婚活やめようかな」と思っているなら、完全に活動をストップするのはちょっと待って!それは、この時期の婚活にはメリットとデメリットがあるからです。コロナで気持ちが低迷するのは、仕方のないこと「婚活で人と会いにくくてテンションが上がらない」「コロナで婚活している人が減った気がする」筆者の周りでも、こういった理由から婚活をストップしようかなorした人が、最近増えています。もちろんきちんと考えたうえでの選択なら、それを否定するつもりはありません。ただ漠然とした不安感が高まり婚活を止めようとしているなら、それは婚活をストップするだけではなく、不安感そのものを見つめ、いろいろな面で対処する必要があります。例えば筆者がコロナ禍で話を聞いた方の中には、コロナになり仕事のリズムが変わり、人と会えなくなったことでストレスがたまり、婚活もしんどくなったのでストップしたという方がいました。これ自体はシンプルな解決行動ですよね。でも、続きはここから。その方は婚活をやめたことで、一時的にはやり取りの負担などがなくなり、気持ちが楽になったそうです。しかし今度は仕事以外で人との接点が減りすぎ、漠然と自分はあと何年このままなんだろうか……というまた別の種類の不安感が増したといいます。こうしたケースでは、一時的に婚活をやめるのも良いのですが、大切なのはコロナを踏まえ、自分が中長期的にどうしていきたいかを考え、そしてそれに必要な行動を取ることです。そうした問いかけをした後に、スパッと婚活をやめるという選択を取るのは、きちんと理にかなっています。重要なのは目の前の疲れを対処することよりも、非常事態に流されすぎず、自分のライフコースを見つめることです。ストップ前に考えたいコロナ婚活のメリットデメリット婚活中の人に関わらず、みんながみんなこの状況に困っているのが今の時代です。ここからは「婚活やめようかな」と迷いが出ている人に向けて、今の時期婚活を続けるべきかどうか、判断がしやすいようにメリットデメリットをそれぞれまとめました。先程も書きましたが、大事なのは自分にとっての長いライフコースを考えてみて、そのうえで今婚活やそれ以外の活動をするべきかどうか迷うことです。迷いを解決するためのヒントになれば嬉しいです。コロナ婚活のデメリットでは、デメリットからご紹介していきます。人と会いにくい最大のデメリットは、これにつきます。知らない人とは会いにくいですし、会うことで感染リスクも高まります。オンライン婚活などの手段を検討する方もいますが、やっぱり会わないと相手の雰囲気などはわからないと考える人は多いです。実際オンライン婚活を経験した方は、かなり少数というデータもありますので、会いにくさの解消にはつながっていません。付き合ってもデートがしにくいもし婚活でいいなと思う人と出会い、そして付き合うことになったとしても、その先の展開がちょっと大変です。デートがしにくいということは、イコール相手のいろいろな側面を見るチャンスが減るということです。例えば泊りがけの旅行や、グループでのイベント、はたまた自分や相手の趣味に付き合うデートなどは、結婚を考えるなら経験しておいたほうがいいシーンです。偶然や自然な出会いが壊滅的婚活する場合、多くの方はアプリなど専用サービスと並行し、友達の紹介や合コンといった自然な出会いが期待できる活動もするようです。この紹介や合コン、趣味での出会いといった、ナチュラルな出会いが、今の時期壊滅的に減っています。出会いの数自体が減るというデメリットもありますし、専用サービスの目的ありきの出会いを続けた結果、気持ちが削られるといったデメリットもあります。コロナ婚活のメリット続いて、メリットを3つご紹介していきます。本気度の低い人が減っているコロナとなり、各種マッチングサービスや結婚相談所が調査した結果では、結婚意識にポジティブな変化があった人が3割〜4割ほどいるという情報もあります。(※)こうした気持ちの変化によって、今婚活を積極的にしている人は、コロナ前よりも本気度の高い人が増えているといった見方もできます。会いにくいけど、あったらしっかりと将来を見据えた相手と出会える今か、それとも落ち着くまで待つか。どちらが自分に適切だと思いますか。マッチングアプリや結婚相談所は入会者が増えているまた、こうした自然な出会いが期待できなさそうな今、マッチングアプリや結婚相談所といった専用サービスの利用者は増えつつあるといいます。時代としては人と会いにくいものの、「使うなら今!」なんです。使える時間が増えた人が大半コロナとなり、働き方や経済状況が変化した結果、今婚活に使える時間が増えたと言われています。アプリなどを使っている方は、利用時間が増加したというデータもあるんです。つまり、今まではマッチした人との縁が途切れがちだった人も、活動に当てる時間が増えたことで、つながりやすいといった良さも出てきています。メリットデメリットを3つずつご紹介しました。今後も活動するべきかどうか、少しクリアに考えられるのではないでしょうか。この難しい状況も、すぐには収まるわけではなさそうです。だからこそ、それに流されすぎず、自分らしい人生をきちっと見て、動くことができたらいいですね。※参照婚活総合サービス 株式会社IBJ「コロナ禍の婚活のメリットとデメリット」アンケート調査株式会社ネットマーケティングコロナ禍での婚活・恋愛アンケート調査おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Eugenio Marongiu/Gettyimages©matrixnis/Gettyimages©domoyega/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年05月13日