去る2月28日、"Apple Distinguished Program"に選出された大阪府東大阪市の近畿大学附属高等学校・中学校が「iPadと進化する学校教育」と題したイベントをApple Store Ginzaにて開催した。当日は同校の教員、生徒とその父兄をはじめ、多くの教育関係者らが詰めかけた。このイベントは、昨年度4月から新入生に1人1台ずつiPadを導入、現在は中・高あわせて3,000台のiPadが稼働している近畿大学附属高等学校が、iPad活用の最新事例を報告するというもの。生徒の学習成果物作成、教材プリントや解説動画の作成と配信、クラブ活動や文化祭での利用まで、学校生活を送る中、欠かせない存在となったiPadの使用事例を紹介してくれた。モデレーターを務めたのはITジャーナリストの林信行氏。先にタブレットを導入しようということだけ決まっていて、後からどうしようという学校も多い中、近大附属高校は先生方がそれぞれビジョンを持っていて、そこにピッタリiPadが嵌った事例であるという前口上ののち、同校の岡崎忠秀校長を紹介。岡崎校長は、iPad導入後、生徒たちが能動的になって、何よりも自ら学ぼうとする気持ちが非常に日々芽生えていっている、iPadは教育を変えてくれていると所感を述べた。続いて、同校のICT教育推進室・室長の乾武司教諭が登壇。乾教諭は、iPadの導入に関して、操作性はもちろん、授業として使うツールとして完成度が高くアプリケーションも豊富、加えて安全性も高く、信頼に足るものであったからと話す。また一人一台持たせた理由として、元々iPadは個人的な道具である、個人が所有することで最大限のパフォーマンスを発揮するという点を強調していた。それ故、「規制」は似合わない、最小限の規制で自由な発想を活かせるようになるのだととも話していた。最小限の規制で何が生まれたのか、その具体的な事例を女子生徒が紹介。同校は「CYBER CAMPUS」という教育機関向けの情報共有・学習支援に特化したクラウド型ソリューションを利用しているが、宿題などは、この「CYBER CAMPUS」から送信されてくるそうだ。同女子生徒は、iPadを使うようになってから、勉強に対する意欲が変わったという。iPadには沢山の資料が入っており、持っていればいつでもやりたいときに学習に取り組むことができる、その手軽さが学習態度に反映されているのではないかとのことだった。新しいことをする楽しさについても触れ、今行っているプレゼンテーションはその新しいことの一例であると説明した。また、自立心についての意見を述べ、一人一人が自覚を持って自制心を養うのが大事だと続け、「私達が次世代の高校生のスタンダードになれるようにがんばっていきたい」という言葉でプレゼンテーションを締めくくった。次に登壇した男子学生は、iPadの導入により「学び」にどのような影響があったのかを報告した。「インターネットの潜在力を利用できるようになる」「学習のパフォーマンス向上につながる」「アクティブになっていける」「ディペンダブル(頼りになる/信頼できる)なツールを手にできる」と4つのポイントを挙げ、キーワードの最初の1文字を並べ(internet/performance/activate/dependable)、これが「iPad」であるというオチまでつけて、iPad導入のメリットについての発表を行った。前半が終わったところで再び乾教諭が登壇。学校側が携帯電話の使用を禁止しインターネットの利用を制限していた時期があったことについて「調べる手段を封じて、知識にアクセスしにくい環境を作ってしまっていた」と反省するとともに、iPadを使う場面の規制を緩和することで、生徒の行動範囲を広げ、自主的な問題解決を促すことができると、熱弁を奮った。「英語は教科ではなくて、コミュニケーションのための道具であるという意識を持って欲しい」と話す英語科の青山祐子教諭は、インプットだけでなくアウトプットも必要であると感じたという。ただ、その中で絶対的な時間不足を実感しており、その克服としてiPadを活用しているとのことだった。限られたコマ数を有効利用するために文法演習の解答、解説を動画で配信し、Podcastで各自リスニングをさせ、音読発表をやめてiMovieで動画作成課題をメールで提出させるようにしたと、その実例を解説してくれた。生徒たちが卒業するまでの目標としては、人前で話す訓練を継続し、生徒自身が学びのオーガナイザーとして育っていくことを掲げているが、実現に向けては、教員はそれを見守り、ヒントを出していくファシリテーターの立ち位置へ移行するべきだという考えを示した。社会科の神野学教諭は、iTunes Uの運用について持論を展開した。iPadを導入した最初の年度が終わりに近づいた時、同教諭は、これで良かったのだろうかという消化不良感があったとその時の心情を吐露する。これから何にチャレンジしていったらいいのだろうと思案しているそんな時に、アップルのWebサイトで出会ったのがiTunes Uで、iPadを使って知的探求をさせてみたくなったと触発された経緯を話した。遊ぶように学んでいって欲しいと感じているという神野教諭は、コースの中に様々なアプリを組み込めるiTunes Uのアドバンテージを力説し、一斉授業の時間を短縮でき、生徒の能動的に学びたい気持ちを掘り起こせるとも伝えていた。また、iTunes UとiPadを活用した授業を進めていくうちに、教師としての立ち位置を見直すきっかけもできたと、自身の変化についても言及した。最後は森田哲教頭が登壇。自由度を高めた授業をどのように再構成していくのかが課題であるという問題提起ののち、ICT教育を導入することで、自分たちが教えようとしていたことは何なのか、どうして自分は教員になりたいと思ったのかという本源的な部分まで遡って、どのような生徒を育てていくのかという本質的な問題にまで発展していくだろうと述べた。森田教頭は、G.K.チェスタートンのエピソードを引用しながら、解決策を正しく探るには問題を正しく認識する必要があると指摘し、子供たちを変えたいのであれば、まず教師自身が変わらなければならないと説いた。なお、本イベントの様子はPodcastでの配信が行われているので、あわせて、そちらも是非ご覧いただきたい。
2015年03月24日小学校入学の前の子どもがいるママからは、こんな声が聞こえてきます。学習机は買うべきか、勉強はどこでさせよう、教科書やいろいろなもの、どこにしまおうかしら…。小学校入学にあわせて、ママたちが考えることはたくさんあります。そこで今回は、それら疑問をどう解決していくとよいか、考えてみましょう。■「リビングで勉強」が流行り!? 「リビングで学習していた子の成績が良かった」といった説がメディアで紹介されたことをきっかけに、リビングでの勉強がずいぶん定着してきました。実際、小学校入学に合わせて、子ども用に勉強机を購入したという先輩ママからも、「自分の机で勉強しなかった」「物置きになった」という声も聞かれます。やはり、最近の主流は、リビングでの学習のようです。では、リビング学習を選ぶ場合には、どんなことを考えておけばよいでのでしょう。■リビング学習でも、机は買う? 買わない? ひとくちにリビング学習といっても、子どもに専用の机を用意するかしないかで、大きな違いが出てきます。机を用意できるスペースがあるなら、リビングの雰囲気に合っていて、なおかつ子どもの成長とともにアレンジができるような机を探して購入するのも、ひとつの手です。最近はシンプルベーシックで、アレンジの可能性もよく考えられた机がたくさん出ています。種類が多い分、価格帯や素材など、こだわりたい部分をあらかじめ絞ってから探すと良さそうです。■「学習机を買わない」派は、子どもに整理整頓の意識づけを子どもに勉強用の机を買わない場合、勉強をするのはダイニングテーブルになります。ここでポイントになるのは、勉強をした後さっと片づけられる仕組み作りです。リビングに常に子どもの勉強道具が出しっぱなしでは、ママにもストレスが溜まります。子どもには「自分の物を管理する」という意識もつけてもらいたいものですよね。それにはまず「子どもの物を置く場所」を明確に示す必要があります。たとえば、本棚や収納棚の一部分を、子どもの勉強道具用に空けましょう。新たにスペースを確保できるのであれば、カラーボックスやランドセルラックの購入を検討してもよいでしょう。■子ども用収納スペースには余裕を残しておくことそれプラス、忘れずに頭に入れておいてもらいたいのが、週末や長期休暇などで持ち帰ってくるものの置き場所。リビングで勉強させるようにしたものの、意外に子どもの物が増えて、置き場所に困ったという声はよく聞きます。普段の勉強道具+αがしまえるように、子ども用スペースには余裕を残しておきましょう。それをふまえた上で、子どもの目線や身長も考慮し、出し入れのしやすい場所を選んで、子どもにあったしまい方を考えてみてください。こういった仕組みは一度作って終わりではなく、随時バージョンアップするもの。同じ子でも、小学校低学年と高学年では、ずい分収納の仕方も変わってくるでしょう。入学や進学といった節目は、子どもさんと一緒に片付けの仕組みを作るのにちょうどよい時期です。ぜひ時間をとって考えてみてはいかがでしょうか。
2015年03月20日マイナビニュース会員の未就学児がいるパパ&ママ122名に私立小学校についてのアンケートを実施。「子どもを私立小学校に入学させたいと思いますか」と聞くと、「はい」という回答は9.8%にとどまった。それぞれ、理由を聞いていくと……??○「私立小学校に入学させたい」派の意見・「高学歴の方が将来の収入が増えると思うので」(23歳女性/その他/事務系専門職)・「一定のステータスが保証された子供が来るから」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「いい教育を受けさせてあげたいので」(28歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「家庭環境が同じ人が多い」(33歳男性/金融・証券/事務系専門職)○「私立小学校に入学させたくない」派の意見・「お受験よりももっとさせたいことがあるから」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「お金がかかるし、働いているので遠くの学校に行かせるのが心配」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「公立小学校に行かせて世の中にはいろんな人間がいることを体感させたほうがいいと思うから」(37歳女性/その他)・「私立に行くなら、中学から検討したいので」(31歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「小学校は私立でなくてもいいなと思う。私自身は私立に通っていたせいで、近所に友達がいなかった」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)入学させたい派はママが多く、教育のよさや将来の保証を考えている人が目立った。パパからは、「家庭環境が同じ人が多い」という意見も。しかしながら入学させたくない派からは「公立小学校に行かせて世の中にはいろんな人間がいることを体感させたほうがいいと思うから」という回答も寄せられており、メリットデメリットの感じ方は人それぞれのようだ。また、「私立小学校に入学させたくない」派の回答には、経済的な面を理由に挙げる人が多かった。※画像は本文と関係ありません調査時期: 2014年12月3日~2014年12月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性97名 女性103名(パパ&ママ限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年12月12日学力低下や不登校、学級崩壊等の影響でわが子には早い時期からいい教育を受けさせたい。でも、転勤の多い会社にお勤めしている等の理由で私立はちょっと…という教育熱心なパパ、ママに人気の国立大学附属小学校(以下、国立小)。どうやったら入れるのか、興味がある方も多いのではないでしょうか。今回は国立小のお受験対策とそのコストについてお話します。国立小と私立小の違いとは国立小は教育養成を目的とする大学、または学部に附属する小学校として、教員志望の大学生のための研修の場、いわゆる教育実験校という役割をもつ小学校です。一部の私立小学校のように、中学の内容を先取りするような授業や、中学受験のための指導等を行っているわけではありません。しかし実験校ですので、各校さまざまな試みを実施しています。たとえば、体験学習を積極的に取り入れている学校や、問題解決能力を育てるカリキュラム、英語教育から一歩先をいった国際人を育てるコンテンツ等を採用している学校もあります。国立といっても、学校によって重きを置いている教育が違います。近くの国立小がどんな方針で教育しているのか、事前に確認しておきましょう。平成25年5月現在、国立小は全国に74校あり、4万2,111人の子どもが通っています(文部科学省「平成25年度学校基本調査(速報値)」より)。47都道府県に最低1校はあるので、A地域の国立小に入学した子どもは、親の転勤等でB地域に引っ越したとしても、B地域の国立小に転校することができます。小学校受験は親の受験!?親には耳の痛い話ですが、小学校受験は親の受験といわれています。家庭でのしつけが重視されるからです。小学校受験を目指す家庭の場合、受験の1年位前からお受験用の幼児教室に通わせるご家庭が大半ですが、生まれたときからお受験対策は始まっているといっても過言ではありません。たとえば、箸の持ち方や洋服の畳み方、想像力や問題解決能力を養う体験をしているか、年中行事や季節の楽しみを知っているか、自然体験や掃除、料理等の生活体験を問われることもあります。日ごろから親子で季節や行事を学んだり、本の読み聞かせや自然と触れ合う機会を作る、お片付けや掃除の習慣、料理のお手伝い等を普段の生活に取り入れることから始めると良いでしょう。遊び道具を親子で手作りするのもいいですね。親子でたくさん話をして、自分の意見や意思をしっかり伝えられるようにしておくのも大切です。学校によっては実施していないところもありますが、国立小でもペーパー試験がある場合があります。2~3歳位から迷路やクイズ等の簡単なプリントを毎日少しずつやる習慣を付けておくと、受験のときに慌てずにすみます。運動能力を見るテストもあります。跳んだり、走ったり、投げたり、マット運動をしたり、基本的な運動能力と先生の指示がきちんと聞けているか等も見られるそうです。年中の11月から本格的な受験対策がスタート国立小でも私立小でも、保育園・幼稚園の年中の11月頃からお受験用の幼児教室に通う子どもが大半です。幼児教室の授業料、夏期・入試直前の特別講習の授業料、体操教室、模試代、ドリル代、受験料、願書用写真代、受験用の服(親子)・上履き等の費用が、入学前にかかるといわれています。1年で100~200万円かけるのが一般的なようです。でも、国立小の場合、記念受験の家庭も多く、自宅学習を中心に模試(1回1万円前後)のみ受講するという方も。親がどれだけ準備ができるか、また、合格への意欲によりお金のかけ方は変わりそうです。国立小は抽選がある学校が大半です学校説明会や願書配布、願書受付、入試の日程・内容は各校により異なります。ただ、1つ共通しているのは「抽選がある」ということ。最近、抽選を廃止する国立小もあるそうですが、大半は、一次・二次試験で合格した者の中から三次試験(抽選)で合否を決める流れになっています。中には、最初に抽選をしてランダムにふるいにかけた後に試験(知能・運動能力検査、面接、行動観察等)を行う国立小もあります。どんなに準備をしていても抽選で落ちるという残念な結果になることもあるので、覚悟をして挑みましょう。なお、国立小に子どもを通わせている友人(ママ)の話によると、抽選で落ちた子どもの場合、定員に空きが生じると繰り上がり入学できることがあるそうです。その際に入学する意思があるのかを確認されるので、「入ります!」と答えると、忘れた頃に電話がかかってくることもあるとか。友人は、それで子どもが国立小に入学することができた、と喜んでいました。国立小受験は家庭での早めの対策は必要ですが、抽選リスクを考えると、お金をかけすぎるのは考えものです。親ができることを整理した上で、足りない部分を幼児教室や模試等で埋めるように考えると良いですね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2013年12月05日首都圏の有名私立小学校・幼稚園受験指導を中心に、幼児教室を運営するジャック幼児教育研究所は、9月20日、幼児教育のプロフェッショナルが執筆する”考える”小学校受験情報メディアサイト「JACYARD」をオープンした。同サイトでは、小学校就学前の子どもを持つ保護者に向け、同研究所が長年にわたり蓄積した有名私立小学校受験に関する知見や育児の視点を配信する。主なコンテンツは、保護者が関心・疑問を持っていることをテーマとした特集記事「働くお母さまの小学校受験」や、同研究所理事の大岡史直氏による小学校受験向けブログ「Yardage Post」、1歳から3歳向け育児ブログ「いんふぁんとぱーく」など。さらに、同じく理事の吉岡俊樹氏が新設校や注目されている学校を紹介する「学校訪問-みんなキラキラ-」も掲載されている。同研究所では、心身共に充実した子どもを育てる「幼児教育」の延長線上に「小学校受験」があると考え、そのための「正しい情報」や「教育」について知ってもらいたい内容を、同サイトを通じて積極的に発信していきたいと考えているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日そんなルール、許されるの?今どきは小学校でこんなことをするのです!という話を聞いて、驚いた経験はありませんか?自分たちの小学生時代では想像もつかなかったことが、現代では普通になっているようです。「それって本当なの?」と疑問に思ってしまう方もいるかもしれませんね。ということで、今回は今どきの小学校で驚かされることを、女性マイナビ会員581名の方にお尋ねしてみました!>>男性編も見るQ、イマドキの小学校で驚かされることは?(複数回答)1位ピーターパンが5人、というように主役がたくさんいる劇をやる35.8%2位電卓を使って計算する29.6%3位男女の区別をしないように敬称はすべて「さん」24.4%4位英語の授業がある23.8%5位運動会は勝ち負けを決めない20.1%■ピーターパンが5人、というように主役がたくさんいる劇をやる・「主役が5人もいて劇が成り立つのかなと思ったので」。(26歳/その他)・「なんでも平等にすればいいのは大間違い」。(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・モンスターペアレントのせいかなと思ってしまう(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「主役ばかりの劇なんてやる必要はないと思う」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■電卓を使って計算する・「計算力がつかないからダメだと思う」(26歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「そろばんの方が良いと思います」(27歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「ちゃんと暗算できるのか心配」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)■男女の区別をしないように敬称はすべて「さん」・「神経質すぎると思います」(23歳/金融・証券/事務系専門職)・「平等の定義がおかしいと思う」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)■英語の授業がある・「小さい時からやっておいた方がよいと思う」(25歳/機械・精密機器/技術職)・「グローバル化に役に立つのが楽しみです」(25歳/食品・飲料/技術職)・「英語より日本語を勉強しないと」(23歳/人材派遣・人材紹介)■運動会は勝ち負けを決めない・「社会に出たら競争社会なのにあきれる」(48歳/小売店/事務系専門職)・「優劣をつけないように、とても気を使っていると感じる」(27歳/情報・IT/技術職)・「勝ち負けを決める経験も大切だと思う・・・」(27歳/食品・飲料/営業職)総評いかがでしたか?1位は、「主役がたくさんいる劇をする」でした。自分たちの小学生時代との差に驚く意見がとても多いようでした。2位は、「電卓を使って計算する」でした。計算力がどんどん下がってしまうのではないか・・という心配の声が多く寄せられていました。確かに、便利な道具に頼りすぎるのもいかがなものかと思います。英語の授業の導入に関してはグローバル化を実感したり、うらやましかったりという肯定的な意見と、日本語も十分にできていないのに早すぎるといった否定的な意見で二分されているようです。否定的な意見も、子どもたちのことを思っての愛のムチなのかもしれないですね。(文・OFFICE-SANGA鈴木彩夏)調査時期:2012年2月24日~2012年2月29日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性581名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】小学生のころ大好きだったマンガランキング【男性編】小学生の夏休みで嫌な思い出ランキング【男性編】小学校時代にブルーになりがちだったことランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年04月19日時代とともにかわる小学校生活イマドキは小学校でこんなことをするのです!という話を聞いて、驚いた経験はありませんか?時代が流れるにつれて、当然教育の方法も変化していきます。そうなれば必然的に、自分たちの時代にはありえなかったことも起こってくるというものです。ということで、今回は今どきの小学校で驚かされることを、男性マイナビ会員419名の方にお尋ねしてみました!>>女性編も見るQ、今どきの小学校で驚かされることは?(複数回答)1位英語の授業がある26.0%2位男女の区別をしないように敬称はすべて「さん」25.8%3位ピーターパンが5人、というように主役がたくさんいる劇をやる22.0%4位廊下に立たせることが体罰になった17.4%5位運動会は勝ち負けを決めない16.7%■英語の授業がある・「うらやましく感じるから」(42歳/電力・ガス・石油/営業職)・「国際化の波はきていると実感」(27歳/建設・土木/技術職)・「将来、英語が話せるのが当たり前になる時代がくるのかなぁ、と思ってしまうから」。(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「日本語ができないのに英語を習ってごちゃ混ぜになりそうで怖い」(27歳/金融・証券/販売職・サービス系)■男女の区別をしないように敬称はすべて「さん」・「男女平等とはいえ、正直驚いた」(29歳/その他/専門職)・「過敏になりすぎだと思う」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「親しみがなく他人行儀でいや」(38歳/通信/営業職)■ピーターパンが5人、というように主役がたくさんいる劇をやる・「物語の意味がなくなる」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「モンスターペアレントがいるんだろうな…とか思ってしまうので」(24歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「主役は一人でいい。それぞれ役割を持たせることで一つのことをやり遂げる経験をさせる必要があると思う」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■廊下に立たせることが体罰になった・「体罰を気にしすぎると思う」(53歳/情報・IT/技術職)・「ちょっとしたことでも体罰というので、子どもに善悪を教えることが難しくなっているのがよくない」(29歳/医療・福祉/専門職)・「体罰はよくないけど、場合によってはあってもいい。愛があるなら」(57歳/警備・メンテナンス/技術職)■運動会は勝ち負けを決めない・「競争社会を生き残れるのか心配」(48歳/ソフトウェア/技術職)・「甘やかしすぎている」(33歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「勝負のない運動会などバラのない花屋と同じ」(26歳/生保・損保/事務系専門職)総評いかがでしたか?1位になったのは、「英語の授業がある」でした。国際化が進むなか、小学校から英語を習うことが重要になってきているのかもしれませんね。2位は「男女ともすべて『さん』」でした。ここまでする必要はないのではないか・・と思うのですが、今はそう考えない方も多いようですね。全体的に、ぜいたくな注文が多いようにも思えます。さらに、男女平等や主役の複数人化などの子どもに対してというよりは、周りの大人の見栄やモンスターペアレンツの要求に沿いすぎたルール的なものに対する批判も多かったです。あなたの小学生時代と比べていかがでしょうか?(文・OFFICE-SANGA鈴木彩夏)調査時期:2012年2月24日~2012年2月29日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性419名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】小学生のころ大好きだったマンガランキング【女性編】小学生の夏休みで嫌な思い出ランキング【女性編】小学校時代にブルーになりがちだったことランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年04月19日褒められるから好き!20代女性が小学校時代に好きだった教科は……新しい年度に入り、新入社員の初々しい姿をよく見かけるようになりました。街を歩けば、元気に小学校に通う新入生たちのかわいらしい姿も。「自分もこんなときがあったなあ」と、当時のことを思い出してしまいました。そこで今回は、604名の女性に小学校時代に好きだった教科とその理由を尋ねてみました。>>男性編も見るQ. 小学校のときに一番好きだった教科を教えてください。(単数回答)1位国語22.4%2位算数17.2%3位音楽13.6%4位美術9.9%5位社会8.6%■国語派は……・「物語を読むのが好きだったからです」(23歳/生保/営業)・「あまり暗記することが少ないので」(26歳/鉄鋼/総務)・「作文を書くことが大好きで、よく表彰されました」(29歳/マスコミ/クリエイディブ)■算数派は……・「みんなの解けない問題を私だけ解けたとき、すごく爽快だったから」(23歳/通信/法務)・「答えが明確で、間違えたときも原因が明らかだから」(24歳/IT/SE)・「そろばんを習っていて、計算が速かった」(26歳/食品/研究開発)■音楽派は……・「楽器を演奏するのが好きだった」(23歳/食品/販売)・「音楽が苦手だった好きな男の子に、リコーダーなど教えてあげられたから」(23歳/医療/その他)・「音楽の先生がおもしろくて授業が楽しかったから」(28歳/自動車関連/営業)■美術派は……・「絵を描いたり、物をつくるのが好きだったから」(27歳/卸/秘書・アシスタント)・「作品を飾ってもらうのが好きだった」(24歳/食品/営業)・「自由だから。正解がないから」(27歳/建築/営業)■社会派は……・「歴史が面白かった。教師の話をまったく聞かなかい小学生だったが、社会の授業だけは夢中になれた」(23歳/アミューズメント/サービス)・「社会科見学のあとに書く『かべ新聞』が好きだったため」(23歳/化学/マーケティング)・「記憶する科目が得意だったから」(28歳/IT/秘書・アシスタント)総評教科の内容に対する好き嫌いがあるほかに、面白い先生や優しい先生、そして教え方の上手な先生に教えてもらったことで好きになる教科もあるようです。また、国語の作文や芸術系の教科では、表彰や教室などへの掲示、音楽会のピアノ伴奏といった栄誉を受けたことも、その教科を好きになる動機として多く挙げられていました。表彰制度は、社会人になった今でもモチベーションアップの手段として会社などで活用されていますね。(文・大谷連太)調査時期:2010年3月9日~3月18日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性604名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】子どものころなりたかった職業ランキング【女性編】1週間語学留学をするなら行きたい国ランキング大人になっても行きたい動物園に関する口コミ完全版(画像などあり)を見る
2010年04月14日