怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかし、しおさんいぼ痔になってしまうのです。入院生活4日目の夜。出産を終えたママたちと院長が集まりお話をする「お茶会」が開催され、しおさんも参加するのですが……。ここでもおしりの痛みに襲われ、我慢できず病室へと戻ってベッドに倒れ込みます。枕を抱えながら何て散々な入院生活なんだと思うしおさん。しかし、明日で退院だからと割り切り仮眠をとります。夜間授乳のため目覚め授乳を終えると、赤ちゃんを見つめながら「黄疸と聞いた時は取り乱したしまったけどきっと大丈夫」と思い「赤ちゃんの生きる力を信じよう……」と心に誓うのでした。ついに退院当日。迎えにきた夫と帰る準備を進めるしおさん。黄疸の治療をしている赤ちゃんの退院日について聞いていないと心配なしおさんのもとへ助産師さんが現れます。 もう問題ないってさ! 病室に来た助産師さんは、「よし! 帰っていいよしおさん!」と言いました。続けて「赤ちゃんももう問題ないってさ!」と自信たっぷりの顔で言います。その言葉を待っていたしおさんはうれしさのあまり号泣するのでした。 赤ちゃんの退院の準備も済ませ、最後に院長へお礼を伝えたいと思っていたしおさん。しかし、おしりの痛みで廊下を歩くのもままならないため断念し、車へと乗り込みます。車の窓から外をみると、そこにはには院長と受付の方の姿がありました。窓から「お世話になりました! ありがとうございました!」と伝えるので精一杯なしおさん。車の窓から眺める久しぶりの外はカラッと乾いた10月の陽気が心地よいものでした。 退院してからもおしりの痛みに悩まされるしおさんでしたが、後日肛門科を受診するとあんなにも悩まされたのにも関わらずすっかり消えていました。いぼ痔との訣別をすることで自分らしさを取り戻したしおさん。ここからしおさん夫婦の育児生活がスタートするのでした! ◇ ◇ ◇ 初めての出産に産後の入院生活。そこに突如としてできてしまったいぼ痔に悩まされたしおさん。赤ちゃんが黄疸で治療したりと不安なこともありましたが無事、一緒に退院することができてよかったですね。大変だった入院生活も、頼れる医師や病院スタッフさんがいたからこそいい思い出になったのではないでしょうか。これからは家族で力を合わせて全力で子育てを楽しんでほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月20日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかし、しおさんいぼ痔になってしまうのです。その後は赤ちゃんのお世話におしりの痛みにとバタバタな入院生活を送ります。入院生活4日目、「今日の夕方に院長が内診するから一緒に来てちょうだいね」と助産師さんに言われ、院長のところへ向かうしおさん。さっそく内診が始まり、いぼ痔を見た院長が「コレ押し込んだほうが楽になるからついでに押しちゃうね!」と言います。抵抗するしおさんでしたが、院長の力技で痔を押し込まれるのでした。その後、面会にきた夫に赤ちゃんの黄疸のことや院長に痔を押し込まれたことなど、1日の出来事を伝えるのでした。入院生活4日目の夜、産院の2階にある待合室に明るいことに気づいたしおさん。そこでは、出産を終えたママたちと院長が集まりお話をする「お茶会」が開催されていました。助産師さんに誘われ参加することとなったしおさんですが……。 奴の存在を感じる… 入室すると「遠慮しないで好きなの食べなさい!」とおやつを手渡され、さっそくおもてなしをうけるしおさん。素敵な企画だと感心する一方で、素直に楽しめていないことに気づきます。「私の赤ちゃんだけがこの場にいないから?」と思ったのですが、やはりここでもおしりに痛みがあらわれます。 我慢できず病室へと戻ってベッドに倒れ込み、「もっとお菓子も食べたかったし話したかった」と嘆きます。枕を抱えながら何て散々な入院ん生活なんだと思いながらも、明日で退院だからと割り切ります。赤ちゃんと一緒に退院できるのか心配しつつ、夜のお世話のため仮眠をとるのでした。 夜間授乳のため目覚めたしおさん。授乳を終え赤ちゃんを見つめながら、「黄疸と聞いた時は取り乱したしまったけどきっと大丈夫」と思い直し、「赤ちゃんの生きる力を信じよう……」と心に誓うのでした。 ◇ ◇ ◇ 出産を終えたママたちや院長と話す機会を逃し、悔しがるしおさん。常に赤ちゃんのお世話で忙しい入院生活は孤独を感じることも少なくありません。それでも「赤ちゃんの生きる力を信じよう」と心に誓うしおさんは、とても強く素敵です。退院まであと少し、不安や寂しさはあるかもしれませんが前向きな気持ちのまま頑張ってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月19日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかし、しおさんいぼ痔になってしまうのです。その後は赤ちゃんのお世話におしりの痛みにとバタバタな入院生活を送ります。赤ちゃんが黄疸だと告げられて、不安と心配から泣きじゃくるしおさん。「治療すれば問題ないからさ。元気だしなさい」という院長のやさしい言葉に勇気づけられるのでした。その後、助産師さんがしおさんの病室を訪れ、治療中の赤ちゃんを見てみないかと提案するのですが、見たら泣いてしまいそうだと思い見学を断ります。病室から出ようとする助産師さんが最後に「今日の夕方に院長が内診するから一緒に来てちょうだいね」とひと言。しおさんは「いぼ痔を押し込まれる可能性、大!」と恐怖に震えるのでした。内診の時間が近づき、恐怖に怯えるしおさん。ついに名前が呼ばれ、入室します。 うわぁ… さっそく内診が始まると、「うわぁ…コレは痛そう……」と、いぼ痔を見たであろう看護師さんがつぶやきます。内診は続き、「コレ押し込んだほうが楽になるからついでに押しちゃうね!」と恐れていた言葉が飛び込んできます。 いくら院長でも他人にいぼ痔を押し込まれるのは絶対に回避したいしおさんと、しおさんをラクにしてあげたい院長の戦いが始まりました。「ほっといてください!」と嘆くしおさんに「少し我慢すればいいんだからじっとしてなさい!」と叫ぶ院長。しおさんの抵抗虚しく、力技でいぼ痔を押し込まれ内診が終わりました。 その後、面会にきた夫に赤ちゃんに黄疸が見つかったこと、赤ちゃんと一緒に退院ができないかもしれないこと、院長に痔を押し込まれたことなど、1日の出来事を伝えるのでした。 ◇ ◇ ◇ 「少し我慢すればいいんだからじっとしてなさい!」と言って対処した院長。少し荒っぽく聞こえるかもしれませんが、早くラクになってほしいというやさしさを感じますよね。院長にいぼ痔を押し込まれ、普通に立てるようになったしおさん、本当によく頑張りました! 入院生活もあと少し、楽しく赤ちゃんのお世話ができるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月18日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかし、しおさんはいぼ痔になってしまうのです。その後は赤ちゃんのお世話におしりの痛みにとバタバタな入院生活を送ります。入院生活も4日目。昼食の準備をしていると、話したいことがあると助産師さんに呼び止められます。ナースステーションへ向かうと小児科医が待ち構えていました。入院中に赤ちゃんの検査をしたと言い、1枚の紙を渡され、そこに「黄疸」の文字が。医師からの説明を聞いたしおさんはショックを受けます。今後のスケジュールを聞いても頭に入らず、黄疸について書かれた紙をぼうぜんと眺めるしおさん。昼食をとろうと歩き出したのですが……。 い、院長ぅ… 廊下を歩く足取りは重く、「赤ちゃんがおとなしいのは、どこか悪くて元気がなかったせい?」と考え、胸が苦しくなるしおさん。病室へ戻ったものの、不安で押しつぶされそうになり泣き出します。そこへ小児科の先生が現れ、「治療をすれば良くなるしきっと大丈夫だから!」と励ましの言葉をもらい泣き崩れてしまうのでした。 昼食を終え片付けをしていたしおさんは、院長と遭遇します。元気のないしおさんに「治療すれば問題ないからさ。元気だしなさい」とやさしい言葉をかけ勇気づけます。その言葉を聞きしおさんも心が和むのでした。 気持ちも少し落ち着いたころ、助産師さんがしおさんの病室を訪れ、治療中の赤ちゃんを見てみないかと提案します。しかし、見たら泣いてしまいそうだと思い、見学を断ります。返事を聞き立ち去ろうとした助産師さんが、「今日の夕方に院長が内診するから一緒に来てちょうだいね」とひと言。しおさんは「いぼ痔を押し込まれる可能性、大!」と察し戦々恐々とするのでした。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんのことが心配で泣き出してしまったしおさん。不安でいっぱいなときはネガティブな言葉が頭に浮かんでしまいますよね。しかし、小児科の先生と院長に「治療をすれば大丈夫」と言われ、気持ちが落ちついたのではないでしょうか? 体も心も大変な時期だからこそ、周りに支えてもらいながらポジティブな考え方ができると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月17日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかし、しおさんいぼ痔になってしまうのです。その後は赤ちゃんのお世話におしりの痛みにとバタバタな入院生活を送ります。そして、3日目の深夜。赤ちゃんと2人きり、幸せな授乳タイムを送りますが、おしりが痛み出し、平穏な時間は終了。薬をもらうためナースステーションへ向かうと、偶然にも居合わせた院長が「僕が押し込んであげようか?」とひと言。恐怖を感じたしおさんは、薬を握り締め全力で病室へと戻るのでした。深夜のお世話では、う●ち漏れで寝具も服も全部取り替えるという初めての経験をしたりと落ち込むしおさん。しかし退院目前! 「明日で最後…!」と自分に喝を入れるのでした。入院生活4日目の朝。腫れ上がった左手が心配になり、病室を訪れた助産師さんに相談することに。原因は「ずっと針を刺して点滴を打っていた影響かもしれない」と助産師さん。理由がわかり納得し、1日が始まるのでした。 どうしよう… ※誤)お夜通し → 正)夜通し ※ 痛みや腫れがある場合は、無理に環納しないようにしましょう。 そして朝食の時間。またもおしりに激痛が! 刺激を与えないよう、おしりを浮かせながら朝食をとるしおさんは、薬をもらうことを決意します。しかし助産師さんからは「ちゃんとトイレで押し込んでみた??」と言われ、何度も聞いたそのセリフにイライラしてしまうのでした。 そして昼食の準備をしていると、話したいことがあると助産師さんに呼び止められます。ナースステーションへ向かうと、小児科医が待ち構えていました。医師に入院中に赤ちゃんの検査をしたことを告げられ、1枚の紙を渡されます。そこには「黄疸」の文字が。その紙を読み続けると、「脳の組織にダメージを」「後遺症で体が麻痺」と信じられない言葉が並び、ショックのあまりしおさんはぼうぜんとするのでした。 ◇ ◇ ◇ 突然小児科医に「黄疸」と言われ、不安になるしおさん。聞き慣れない言葉にショックを受けるのも無理はありませんよね。助産師さん曰く、黄疸が強くなると、肌や白目が黄色く染まって見えると言います。少しでも気になるときは、自分で判断せずに先生に相談することをおすすめします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月16日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。入院生活3日目の入浴中。おしりの違和感があり触ってみると、なんといぼ痔が。痛みに堪えながら沐浴指導を終え、病室へ戻ると今度は左腕がパンパンに腫れ上がっているのでした。おしりの痛みに左腕の異変と体の不調が続くしおさん。さらに余裕の表情で院内を歩くママたちを見て、「なんで私だけボロボロなんだ?」と落ち込んでしまいます。その後、夫が面会に来たのですが、すぐに授乳の時間になります。殺気だった顔で必死に授乳するしおさんの姿を見て「あとちょっとだよ」と励ます夫。その言葉を聞いたしおさんは「あと2日で帰れるんだ!」と気を持ち直すのでした。面会に来ていた夫も帰り、夜間授乳のために少し仮眠をとるしおさん。アラームの音で目覚め、授乳室へと向かいます。真っ暗な深夜の廊下には、別室にいる赤ちゃんたちの泣き声が響き渡るのでした。 おしりが限界だ…!! ※痛みや腫れがある場合は、無理に環納しないようにしましょう。 他の赤ちゃんが泣き声を上げる一方で、しおさんの赤ちゃんは大泣きすることもなくとても穏やか。寝れなくて体は痛くてつらいけど、赤ちゃんと2人、誰にも邪魔されないなんて……と幸せな時間に浸る中、おしりが痛みだし平穏な時間はあっけなく終了。薬をもらうためナースステーションへ向かいますが、「あんまり使いすぎても効き目なくなっちゃうからね」と助産師さんに言われてしまいます。さらには「ちゃんとグッて押し込んでみた??」と、聞き慣れたセリフを聞くこととなるのです。そして偶然にも居合わせた院長が「僕が押し込んであげようか?」と。その勢いに怯むしおさんは薬を握り締め、全力で部屋へと戻るのでした。 病室へ戻り赤ちゃんを眺めながら、授乳以外で抱っこすることができなかったと涙ぐむしおさん。ボロボロの状態のしおさんのことを察しているかのように、寝床に置けば静かに寝てくれる赤ちゃんなのでした。あまり泣くことはないけれど、深夜にうんち漏れで寝床も服も替えるという事件が起こったりお世話は大忙し。初めてのことばかりで落ち込むしおさんですが、「明日で最後…!」。キリッとした表情をし、自分を奮い立たせるのでした。 ◇ ◇ ◇ 入院生活中、授乳以外で赤ちゃんを抱っこすることができなかったと寂しい気持ちになるしおさん。産後は体が思うように動かずに悲しくなることもあると思います。 助産師さん曰く、出産後約6〜8週間目までの産褥(さんじょく)期は、基本的に運動だけでなく、家事などもできるだけ控え、安静に過ごすことが必要だと言います。この時期に無理をすると産後の回復が遅れるだけでなく、場合によってはしっかり回復できずに、更年期になって尿もれや骨盤臓器脱(子宮が体外に出てきてしまう症状)になることもあるのだとか。 産後は、家族に頼ったり、公共・民間サービスを利用するなどしてゆっくりと体を休めることに専念しましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月15日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。入院生活3日目の入浴中。おしりの違和感があり、触ってみるとなんといぼ痔が。シャワーを終え病室へ戻り、授乳をしますが、おしりの傷みに悩まされます。意を決して「痔の薬が欲しい」と助産師さんに訴えるしおさん。助産師さんは、心配しながら薬を手渡します。さっそく使ってみると一瞬痛みが引くものの、すぐに激痛がしおさんを襲うのでした。おしりに爆弾を抱えたまま沐浴指導の時間に…… 。立っているのもやっとの中、パワフルな助産師さんとの沐浴指導がスタートしました。 耐えろ! 地獄の数分間!! ※赤ちゃんを入れたままコットにセットするのは危険です。 ※赤ちゃんを入れたままコットにセットするのは危険です。 ベテランの助産師さんがテキパキと沐浴を進める中、しおさんはおしりの痛みに耐えることで精一杯。痛みと初めての沐浴に緊張し、震えながらも沐浴を終えるのでした。 病室へ戻り「今後1人で入れることできるかなぁ」と考えながら体を休めていると、またも体に異変が! なぜか左腕がパンパンに腫れ上がっているのでした。 おしりの痛みに左腕のむくみと体の不調が続く中、廊下を歩いていると余裕の表情の産婦さんたち。しおさんは「なんで私だけボロボロなんだ?」とうらやましく思うのでした。 病室へ戻り凹むしおさんのところに夫が面会に。「また授乳の時間だ」と弱々しい声でぼそっと呟いたかと思えば、殺気だった顔で必死に授乳するしおさん。その姿を見て「今日と明日頑張れば退院出来るからさ…… あとちょっとだよ」と励ます夫。その言葉を聞きあと2日で帰れるんだ!と気を持ち直すのでした。 ◇ ◇ ◇ 心配しながらも「あとちょっとだよ」と前向きな言葉をかける旦那さん。赤ちゃんのお世話に体の不調にと弱っているしおさんにとって、前向きな言葉は心の栄養となるのではないでしょうか? 大変なときこそ、お互い寄り添いあって過ごしていきたいですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月06日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。入院生活3日目の朝を迎えます。いつもより気合い十分のしおさんは朝食を食べシャワーへ。そこでしおさんの体に異変が起こります。 入浴中に感じるおしりへの違和感。触ってみるとなんといぼ痔が! これはマズいと思ったしおさんは、いぼ痔をおしりの中に押し込んでみることに。しかし、また出てきてしまい、「ああ、駄目だ」としょげるしおさんなのでした。出産時に負った傷もいえぬまま、さらには、いぼ痔とダブルパンチで痛みに襲われるしおさん。歩くこともままならない状態となってしまいます。そして授乳の時間が訪れるのですが……。 あっ…あの実は!! ※赤ちゃんを入れたままコットにセットするのは危険です。 ※痛みや腫れがある場合は、無理に環納しないようにしましょう。 痛みに耐えながらもなんとかやり過ごしてきたしおさん。今回の授乳中は円座クッションを使いますが、やっぱり痛い!! 「ほんの数分……耐えろ!」と自分に喝を入れ、無事に授乳を終えるのでした。 そしてこのとき、立ったり座ったりが多くおしりへの負担が大きいであろう和室を選んだことを後悔をするのでした。全身に力を入れるためおしりへのダメージが……。痛みに震えるしおさんの元へ助産師さんが現れます。 意を決して「痔の薬が欲しい」と訴えるしおさん。すると助産師さんは、心配しながら薬を手渡します。そして「痔は中にこう押し込むのよ!」と助言を残し去っていくのでした。 薬をゲットしたしおさん。さっそく使ってみると、痛みが引いて座れるように! しかしまたすぐに激痛がしおさんを襲うのでした。 ◇ ◇ ◇ 円座クッションを使ってもおしりが痛いと嘆くしおさん。3時間おきの頻回授乳で、体もメンタル的にもダメージが大きいかもしれません。しかし、入院中であればすぐに病院スタッフに相談ができるので、しおさんも安心だったのではないでしょうか。頼れるスタッフのいる入院中にしっかりと体を休めて、少しでも早く回復できるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月05日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。ついに3時間おきの夜間授乳がスタート。セットしたアラームよりも先に赤ちゃんの泣き声で起こされてしまいます。授乳をしても泣き止まない赤ちゃんに「う●ちな気がする」と思ったしおさんは、ナースコールを押します。すぐに駆けつけてくれた助産師さんの顔を見て安心するしおさん。赤ちゃんが泣き止まずどうしていいのかわからないと伝えます。おむつチェックをした助産師さんが「う●ちしてました!」と。しおさんの勘は的中したのでした。助産師さんにおむつの替え方を教えてもらい、四苦八苦しながらも無事完了。さっきまで泣き止まなかったことが嘘のように、おむつを替えを終えたらスヤスヤと眠りはじめた赤ちゃん。その安らかな表情を見てホッと胸を撫でおろすしおさんでしたが……。 本当の試練はここからだった!! ※痛みや腫れがある場合は、無理に環納せず医師に相談しましょう。 穏やかな表情で眠る赤ちゃんを見て「情けない……」と胸が苦しくなるしおさん。「この子には私しかいないんだ」と母親としての責任と自覚を強く持ち、これからの入院生活も全力でお世話をすることを決意するのでした。 そして入院生活3日目の朝を迎えます。いつもより気合い十分のしおさんはモリモリと朝食を食べシャワーへと向かいます。 入浴中、今日も赤ちゃんのお世話を頑張ろうと!決意。しかし、そんな絶好調のさなかに感じるおしりの違和感。恐る恐るおしりに手を当ててみると……。何とそこにはいぼ痔が!! 妊娠中からいぼ痔気味だったしおさん。出産時のいきみによりパワーアップし、存在感をあらすほどになってしまったのでした。これはマズいと思い、グイグイといぼ痔をおしりの穴の中に押し込んでみますがまた出てきてしまうのです。「ああ、駄目だ」としょげるしおさんなのでした。 ◇ ◇ ◇ 「この子には私しかいないんだ」と、隣で安心したように眠る赤ちゃんを見て、母親としての責任と自覚を強く持ったしおさん。今日も頑張るぞ!と出だし好調だったのも束の間、おしりの違和感がいぼ痔だったと思わぬ事態に困惑してしまったようです。出産を機に痔になってしまったという経験したという人もいるでしょう。痛みが気になる、腫れているかもと少しでも不安思ったら悩まずに相談しましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月04日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。そして入院生活2日目。助産師さんが病室へきたかと思えばすぐに食事。ごはんを食べたかと思えば今度は哺乳瓶を洗い……と息つく間もなく時間が過ぎていくのでした。ついに赤ちゃんと初対面をした夫。大事に大事に赤ちゃんを抱っこする夫の姿を見て「家族になったんだなあ……」と実感するしおさん。家族団らんで幸せな時間を過ごしていたそのとき、しおさんに信じられない事件が起こります。待望のアイスがドロドロに溶けきった状態で手渡されたのです。「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……ごめん」と衝撃の発言が。気まずい表情の夫をかばうよに「せっかくだし食べようかな……」とやさしい言葉をかけるしおさんでした。時刻は夜の9時。3時間おきの夜間授乳に備え、アラームをセットするしおさん。しかし、アラームが鳴る前に赤ちゃんの泣き声で起こされるのでした。そして、深夜の攻防戦が繰り広げられるのです……。 な…泣き止まない!? 「泣いて起こされるの初めてかも」と産声ぶりの泣き声を聞きながら授乳を始めたしおさん。授乳も終わり「昼間みたいにおっぱいあげてすぐ寝るだろうな」とベッドに入るしおさん。しかし…………赤ちゃんが泣き止まない!! なんで!? どうして!? 止まらない赤ちゃんの泣き声に焦るしおさん。 初めてのことに戸惑いながらも「なんとなーく、うんちな気がする」と母親の勘が働きます。しかし、正解がわからないとパニックのしおさんは、頼みの綱であるナースコールを押し助けを求めます。 その後、駆けつけてくれた助産師さんの顔を見て安心するしおさん。しどろもどろになりながらも、赤ちゃんが泣き止まずどうしていいのかわからないと伝えると、おむつチェックを始める助産師さん。チェックを終えると「うんちしてました!」と凛々し顔でひと言。しおさんの勘は見事に的中したのでした。 ◇ ◇ ◇ これまで泣かずに大人しい赤ちゃんが泣きやまずに動揺してしまったしおさん。赤ちゃんが泣いて起こされることも、授乳しても泣き止まないこともすべてが初めてのことであたふたしてしまいますよね。深夜であろうと、すぐに駆けつけてくれる助産師さんの存在はとても大きく心強いのではないでしょうか。退院までの期間、助産師さんや看護師さんなど病院スタッフの助けを借りながら頑張って欲しいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月03日「出産よりも産後がつらい」第7話。怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。傷口の痛みやおしっこが出ないハプニングをなんとか乗り越えて突入した入院生活2日目。2日ぶりにシャワーを浴びたしおさん。入浴後、病室に忘れ物をしたことを思い出し病室に向かっていると助産師さんに呼び止められ「すぐにナースステーションに来て赤ちゃん引き取ってください!!」と激怒され意気消沈。その後、産後のご褒美エステを終えたしおさんを呼び止め「お肌……超ツルッツルじゃん!」と。また怒られてしまうのではとドキドキしながらも入院生活を送っていました。 そんな心も体も忙しい中、「私がママだよ」と照れながらも初めて赤ちゃんに話しかけるしおさん。うれしくてちょっぴり恥ずかしいというなんとも言えない幸せな時間が流れるのでした。 そして2日目の朝、院長が病室へきて麻酔の管を取ると説明を受けたしおさん。麻酔の管を固定していたテープを勢いよく剥がされ、プチショックを受けます。しかし、夫のまさかの行動でさらなるショックが……。 フタを開けてまさかの状態にショック……!! その後の入院生活は、授乳をしたかと思えばすぐに食事の時間。そしてごはんを食べたかと思えば今度は哺乳瓶を洗い……と、目が回るような忙しさにしおさんは「負けるなしおー!」と自分へエール送るのでした。 あっという間に時は過ぎ夜に。しおさんの夫が面会へきて、ついに赤ちゃんと初対面を果たします。ぎこちなく丁寧に赤ちゃんを抱っこする夫の姿を見て「家族になったんだなあ……」と実感するのでした。そしてしおさんがリクエストをした待望のアイスを受け取るりフタを開けると、そこにはドロドロに溶けきった状態のアイスが……。形のないアイスを見た夫からは「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……ごめん」と衝撃の発言が。気まずい表情の夫をかばうように「せっかくだし食べようかな……。」とやさしい言葉をかけるしおさんでした。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんと初対面し、ぎこちないけれどもとても慎重に赤ちゃんを抱っこする旦那さんを見て感動もひとしおだったのではないでしょうか。しかし、リクエストしていたアイスが溶けてしまっていたことは衝撃ですよね。「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……」と言われると、旦那さんの早く赤ちゃんに会いたいという気持ちと、しおさんにアイスを届けて喜んでもらいたいという気持ちが伝わり、ショックも消えも晴れやかな気持ちになりますね。退院後は冷たいアイスが食べられるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月01日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかしその後、無痛分娩で使用した麻酔の副作用で、強烈な吐き気や38度を越える高熱に襲われたり、再び陣痛のような強い痛みを感じたりして苦しんでいました。さらに、出血がなかなかおさまらないしおさんを診察するため、夜中に院長が駆けつけてくれました。危ない状況ではあったけれども「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。さらに翌朝、赤ちゃんの寝顔を見たしおさんは感動が込み上げまたも涙……。傷口の痛みやおしっこが出ないハプニングをなんとか乗り越えて突入した入院生活2日目。この日から、赤ちゃんがしおさんの入院部屋に移動してきて、さっそく授乳をしてみることになりました。助産師さんに声をかけてもらいながら、赤ちゃんを慣れない手つきで抱き上げ、授乳を始めるしおさん。赤ちゃんが無事におっぱいを飲んでくれて、思わず感極まり涙が……。 しかしその後、しおさんの心が折れてしまうような出来事が起こったのです……。助産師さんが発した驚きの言葉 2日ぶりにシャワーを浴びたしおさん。ドライヤーをしていると、病室に忘れ物をしたことを思い出します。おぼつかない足取りで病室に向かっていると……。 「しおさん!!」と助産師さんに大きな声で呼び止められました。 助産師さんは、しおさんに対して「シャワー終わったらすぐにナースステーションに来て赤ちゃん引き取ってください!!」と激怒。 忘れ物を取りに戻っただけだったのに、強い口調で注意をされてしまったことにしおさんは落ち込んでしまいます。 また、ご褒美エステを終えたしおさんが病室戻っていると、また先ほどの助産師さんが、しおさんの名前を呼びながら怖い顔で近づいてきました。 すると助産師さんは「お肌……超ツルッツルじゃん!」と言って手でグッドサインをしたのです。また何か注意をされると思ったしおさんは安堵しました。 そして、病室に戻ってすやすやと眠っているちゃんを眺めていたしおさん。「私がママだよ」と照れながら小さな声で赤ちゃんに話しかけたのでした。 ◇ ◇ ◇ 照れながらも「ママだよ」と赤ちゃんに声をかけていたしおさん。しおさんのように、慣れないうちは緊張したり、どのようにコミュニケーションをとっていいかわからず戸惑ったりする方も多いと思います。小児科医の先生曰く、赤ちゃんが泣いているときには「おなかが空いたのかな?」「眠いのかな?」、ミルクを飲んでいるときは「おいしいね」、あくびをしているときは「眠たいね」などと赤ちゃんの気持ちを代弁するような声掛けをして、コミュニケーションを取ると良いのだそう。 赤ちゃんの気持ちを言葉にしてみると、なんだか自然と会話が楽しめそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月30日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかしその後、無痛分娩で使用した麻酔の副作用で、強烈な吐き気や38度を越える高熱に襲われたり、、再び陣痛のような強い痛みを感じたりして苦しんでいました。さらに、出血がなかなかおさまらないしおさんを診察するため、夜中に院長が駆けつけてくれました。危ない状況ではあったけれども「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。翌朝、助産師さんにミルクの作り方を教えてもらうことになり、赤ちゃんと顔を合わせます。すると、いろいろな感情がこみ上げてきて、しおさんの目には涙が……。しかし、感動していたのもつかの間。トイレに行くと、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。なんと、おしっこの出し方がわからなくなってしまったのです。助産師さんにカテーテルを使っておしっこを排出する方法もあると提案されますが、カテーテルが怖いしおさんは「自力で頑張ります」と宣言。夫が面会に来てくれたタイミングで、大量に水を飲んだせいか強烈な尿意に襲われます。夫に支えてもらいながらトイレに駆け込み、なんとかおしっこを出すことができました。あまりのつらさに家に帰りたいと弱音を吐いてしまうしおさん。 しかし、翌朝からいよいよ赤ちゃんと一緒に入院生活を送ることになって―!? 全身を鏡で見て自分に驚愕! 自分の体が思うように動かないことなどに限界を感じていたしおさん。 「うう……おうち帰りたいよお……」と思わず弱音を吐いてしまいます。 入院生活2日目。この日から、赤ちゃんが病室に移動してきて、一緒に入院生活を送ることに。さっそく、授乳をしてみることになりました。 助産師さんに声をかけてもらいながら、赤ちゃんを慣れない手つきで抱き上げ、授乳を始めるしおさん。赤ちゃんが無事におっぱいを飲んでくれて、思わず感極まり涙が出ます。 すると助産師さんが言いました。 「じゃあ今日から授乳は3時間間隔であげてね!」「大変だけど頑張って!」 大人が食事を1日3食をとるような間隔で赤ちゃんにも授乳すると思っていたしおさんは、びっくり。 もっと育児について勉強しておくべきだったと後悔します。 そしてナースステーションに一度赤ちゃんを預け、しおさんは2日ぶりにシャワーを浴びます。 鏡で自分の体を見たしおさんは、普段より何倍もおっぱいが大きくなっていることに驚き、つかの間の喜びを感じたのでした。 ◇ ◇ ◇ 初めて赤ちゃんに母乳をあげたしおさん。母乳はよく出たものの、授乳の頻度を知って戸惑ってしまったようです。助産師さん曰く、出産後、少しでもスムーズに母乳育児を始めるには、妊娠中のケアや母乳育児に関する知識を得ておくことが大切なのだそう。 しおさんが嘆いていたように、産後のママは授乳間隔が短いので寝不足になりやすく、体力的にも精神的にも大変だと思います。周りの人の理解や協力を得ながら少しでも楽しく赤ちゃんのお世話ができると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月29日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。さらに、助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらった際に、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。かけつけた院長が診察をした結果、もう少し出血が多ければ緊急搬送が必要だったということがわかりました。「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。その夜は安静にするためそのまま分娩台の上で眠ることになったのですが、体の痛みがありまったく眠れなかったしおさん。翌朝、助産師さんに育児用ミルクの作り方を教えてもらうことになり、赤ちゃんと顔を合わせます。すると、いろいろな感情がこみ上げてきて、涙が……。 しかし、感動していたのもつかの間。トイレに行くと、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。そしておしっこの出し方がわからなくなってしまって―!? 体がおかしい… ※カテーテルとは、シリコン製の柔らかい管のこと。カテーテルを尿道に入れて膀胱に溜まった尿を出す処置のことを導尿と言います。 おしっこの出し方がわからなくなってしまったしおさん。 晩ごはんを持ってきてくれた助産師さんに、「あの……おしっこしたいのになぜか出ないんですけど……」と相談します。 すると、助産師さんはおしっこが出ない原因は水分が足りないのではないかと言いました。 どうしても出ないようであればカテーテルを使って尿を排出させる方法もあると教えてくれます。 しかし、しおさんは痛みなどを感じるのはもう嫌だから、カテーテルは使用せず自力で頑張ると返事。そして、水を勢いよく飲み干しました。 ベッドに横になると急に心細さを感じ、夫が来るのをまだかまだかと待ちます。 するとそこへ……。 「しおっ! 遅くなってごめんね」と夫が駆けつけてくれました。夫が来てくれたことで元気が出てきたしおさん。しかし、水を一度にたくさん飲んだからか、尿意を催します。トイレへ行こうと立ち上がったのですが、体に力が入りません。 今にも出てしまいそうなほどの尿意を感じたしおさんは、夫に支えてもらいながらトイレに移動し、何とかおしっこを出すことができたのでした。 ◇ ◇ ◇ 産後、思うように体が動かせなかったり、おしっこが出なかったりと不安がこみ上げてきていたしおさん。旦那さんが会いに来てくれて、とても元気が出たのではないでしょうか。心配なことがあれば産院スタッフさんに相談したり、旦那さんに気持ちを聞いてもらったりして、退院に向けて前向きに頑張っていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月28日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。さらに、助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらったのですが、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。かけつけた院長が診察をした結果、もう少し出血が多ければ緊急搬送が必要だったということがわかりました。出血は次第におさまっていくと言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。その夜は安静にするためそのまま分娩台の上で眠ることになったのですが、体の痛みがあってまったく眠ることができませんでした。さらには……。 赤ちゃんと対面すると… ※誤)カテール → 正)カテーテル※カテーテルとは、シリコン製の柔らかい管のこと。カテーテルを尿道に入れて膀胱に溜まった尿を出す処置のことを導尿と言います。 分娩台の上で一晩を過ごすことになったしおさん。体の痛みや喉の渇きが酷く、助産師さんを呼びました。 出血も落ち着いたため、一度トイレに行こうと助産師さんに言われたのですが、自力でトイレに行く気力がなかったしおさんは、尿道にカテーテルを入れてもらい排出。 一睡もできないまま朝を迎えます。出血も落ち着いたから病室へ移動するよう助産師さんに指示をされたのですが、麻酔の副作用による吐き気と貧血が重なり、起き上がることができないしおさん。車いすに乗って移動することに。 病室に移動したしおさんは、朝食を終えて昼頃まで熟睡。 助産師さんがしおさんに育児用ミルクの作り方を教えるからと、授乳室まで赤ちゃんを連れてきてくれました。 赤ちゃんの寝顔を見たしおさんは、「ああ……。私本当に産んだんだ」といろいろな感情がこみ上げてきて、涙が溢れます。助産師さんに「大丈夫? 胎盤を取るとホルモンバランスが崩れて気持ちが不安定になるから突然涙が出ちゃう人は多いのよ!」と声をかけてもらいます。 育児用ミルクの作り方を教わったあと、自力でトイレに向かったしおさん。 力を入れずにそっと排尿しようとしますが、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。 そして、「おしっこってどうやって出すんだ……!?」と困ってしまったしおさんなのでした。 ◇ ◇ ◇ 出産後、久しぶりに赤ちゃんと再会したしおさん。麻酔の副作用や傷口の痛みなど、まだまだ体調が優れず大変な状態が続いていますが、赤ちゃんの顔を見るだけで自然と元気が出てきたのではないでしょうか。産院のスタッフさんや家族にサポートしてもらいながら、体調を回復させて、赤ちゃんと過ごせる時間が増えていくといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月27日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらったのですが、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。院長が駆けつけてくれたのですが……。 私、一体どうなっちゃうの… 産後、出血がとまっておらず危険な状態であると言われたしおさん。 赤ちゃんを残したまま死んでしまうのではないかと恐怖と不安が襲いかかってきます。 しおさんの夫は、翌日仕事であるにもかかわず、「心配しなくて大丈夫だよ! 今は休めるときはゆっくり休んで……」と励ましてくれます。 目を覚ましたしおさんのもとへ院長がやってきました。 院長曰く、産褥パットの重さを測ってたところ、なんと出血量が600gだったのだとか。そしてこの産院では出血量が1,000gを超えると緊急搬送しなければいけないのだそう。幸いなことに、しおさんの場合は、これから徐々に出血はおさまっていくだろうとのこと。 「もうすぐで救急車デビューするとこだったよ!」という院長からの言葉で、自分は助かったのだと安堵したしおさん。思わず涙が溢れます。 そして、やっとベッドへ移動ができると思ったら、スタッフさんから朝までこのまま分娩台のうえで過ごすよう伝えられたしおさん。現実を知って放心状態になってしまったのでした。 ◇ ◇ ◇ 出血量が多く、緊急搬送が必要になりそうなほど危険な状態だったしおさん。徐々に出血はおさまっていくと院長から聞いてものすごくほっとしたのではないでしょうか。つらいとき、しおさんの旦那さんのように近くで励ましてくれる存在がいると、とても勇気が出ますよね。産院スタッフさんや家族の力を借りながら、体調の回復を第一優先に考え、無理せず安静に過ごしてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月26日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われてしまい……。何なの…この吐き気… ※産褥(さんじょく)パッドとは、悪露などを吸収するためのシートのこと。生理用のナプキンよりも厚くて大きいことが特徴です。 無事に無痛分娩で元気な女の子を出産したしおさん。 夫と会話をしながらリラックスしていると、助産師さんが夕食を運んできました。 しおさんは、お産で体力を使い果たしており、久しぶりの食事にテンションが上がっていたのですが、「いっただきまあ……」とごはんを食べようとすると強烈な吐き気に襲われます。 どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまった様子。さらには38度を越える熱まで。 しかし、しおさんの体の不調はそれだけではありませんでした。 夫の手を強く握りしめていないと耐えられないほどの陣痛のような痛みを感じたのです。 呼吸が荒くなるしおさん。お股からドロッとしたものが出るような感覚がしてきます。 その後、助産師さんが産褥パッドを取り換えてくれたのですが、つけていた産褥パッドの重さを計り始めます。 そして、助産師さんは険しい表情で「しおさん……実は出血が全然おさまっていないの」「危険な状態だからしばらく分娩台で様子を見るわね」と言ったのでした。 ◇ ◇ ◇ 出産を終えてようやく食事ができると思ったら、強烈な吐き気に襲われてしまったしおさん。さらに、助産師さんから出血がおさまっておらず危険な状態などと言われたら、とても不安になってしまいますよね。 助産師さん曰く、分娩後2時間は、子宮収縮が悪くて出血が増えたり、状態が変化したりと注意が必要な時期なのだそう。すぐに対応できるように分娩室で経過を見ることが多く、特に出血の観察は重要なため、産後30分・1時間・2時間とこまめにチェックするのだとか。子育てやその後の生活を元気に過ごすためにも、しおさんの体に今起こっていることをきちんと医師に確認してもらい、安心できるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月25日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。その後の内診で院長から子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていないと言われ、不安が増したしおさん。心を落ち着けようとしていた矢先、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術がおこなわれることに。そのため、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになったのです。心の準備ができていないまま麻酔の処置を終えたしおさん。ひと息つく間もなく、子宮口が8cmまで開いてきているからと助産師さんに言われます。30分ほど経過したとき、突然院長が現れ、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出し、いよいよ……!? いよいよ赤ちゃんに会える… うまくいきむことができず、涙が出てきてしまったしおさん。しかし、「そうだ……私母親になるんだ」「赤ちゃんも頑張っているんだ」と自分を奮い立たせます。 すると、妊娠がわかったときのこと、つわりで大変だったときのこと、エコーで子どもの顔を見たときのことなどいろいろな記憶がよみがえってきました。 無事に赤ちゃんに会えると思っていた矢先、院長が言いました。 「こりゃあかん! 頭がお股のところで引っかかってるね」 院長は、もう少し頑張ってしおさんの力で自然に赤ちゃんを産むのか、赤ちゃんの頭を掃除機のようなもので引っ張る吸引分娩かどちらにするか選んでほしいと言いました。 しおさんは限界を感じていたため迷いなく、吸引分娩を選択。 そして時刻は20時。無事に女の子が誕生しました。赤ちゃんは元気に泣いています。わが子を抱いたしおさんは、軽いと感じつつ、あたたかさから命の重みを感じ、号泣。涙が溢れ出ました。 しおさん夫婦にとって特別な日になったのでした。 ◇◇◇ 初めての出産は誰しも不安があると思います。ある助産師さん曰く、経験したことのない痛みなどに不安や恐怖が強いときは、その気持ちをかかりつけの産院の助産師さんに話してみるのがおすすめとのこと。安心して出産できるよう提案などがあるそうです。お話を聞いてもらうだけでも不安や恐怖が和らぐかもしれませんね。 また、不安な気持ちは未知からくることもあるので、事前に陣痛や出産方法などの知識を深めておいたり、出産のシミュレーションをおこなっておくこともよいのだとか。できるだけ落ち着いて出産に臨めるよう、不安や恐怖が強い場合は準備しておくとよさそうですね。 妊娠出産は十人十色。痛いことや怖いことが大嫌いなしおさんでしたが、予期せぬことが起こりつつも、無事に出産を乗り越えることができたようでよかったですね。出産を終え、子育てが始まったしおさん。子育てにもたくさんの大変なことがあると思いますが、今回の感動を胸に刻んで、夫婦で乗り越えながら楽しく子育てができますように。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月31日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そして出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。お産はまだまだかかりそうだと思っていた矢先、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態で緊急手術をすることになったため、先にしおさんに麻酔を打つと院長が言い始めたのです。 無事に麻酔も終わり、いよいよお産は終盤に差し掛かったのですが、しおさんは……。 うまくできなくて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与しますが、マンガでは省略して描いています。 夫にテニスボールでお尻を押してもらうこと30分。再び院長が様子を確認しにきました。 院長は助産師さんと会話をすると、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出します。 呼吸の仕方などを院長から指示されたのですが、うまくできず、しおさんはパニックに。そしてついに泣き出してしまいました。 院長は「ありゃありゃ! 少し落ち着こうか!」と眠くなる薬を投入。 少しして目を覚ましたしおさん。しかし、つらいときずっと側で励ましてくれていた助産師の高橋さんも、すでに帰宅してしまっていました。 しおさんが落ち着いたタイミングでもう一度院長から「もう一回やってみよ! 君ならできる!!」と言葉をもらい、再度いきみます。 そして、助産師さんたちが両側からしおさんのおなかを押します。その助産師さんたちに圧倒され、しおさんは衝撃を隠せませんでした……。 ◇◇◇ 院長から突然「産ませるか」と言葉をかけられたしおさん。呼吸などがうまくできずパニックになってしまったようです。事前にいきむ練習をしていたのに思うようにいかなかったら悔しくなってしまいますよね。初めてのお産はわからないことや、うまくできないことがあるのは自然なこと。あまり自分を責めすぎず、院長や助産師さんの言葉を信じて、もうひと踏ん張り、頑張ってほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月30日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。順調にお産は進んでいると思っていたのですが……。内診で院長から「子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていない」と言われ、不安が増します。そのとき、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術が入り、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになって……!? 心の準備ができていない なかなか麻酔を打ってもらえないと待ちくたびれていたしおさんでしたが、いざ麻酔がおこなわれるとなると、再び恐怖が襲いかかってきました。体に力が入るほどに緊張していた次の瞬間。 「はいっ終わったよ!」と院長が言いました。 なんとしおさんは、まったく麻酔の針の痛みを感じなかったのです。 無事に麻酔も効いてきて、しおさんがリラックスしていると、夫がやってきました。夫の顔を見ると、今まで張りつめていた糸が切れて涙が出そうになったしおさん。 ひと息つく間もなく、「子宮口が8cmまで開いてきている」と助産師さんに言われます。それと同時にしおさんは、赤ちゃんが下のほうに降りてきている感覚を覚えました。 その感覚になんとも言えない気持ち悪さを感じてしまったしおさんは、夫にテニスボールでお尻を押すように頼みます。 一度目はタイミングが合わずしおさんは「馬鹿野郎! 今じゃない」と夫に激怒。 次は、夫婦で息を合わせます。「さあ今だあああ」というしおさんの声と共に夫が勢いよくお尻を押したのでした。 ◇◇◇ テニスボールでお尻を押すタイミングが違うなどと、しおさんから注意をされてしまった旦那さん。わからないことばかりで緊張したり、戸惑ったりする場面もあると思いますが、一緒に陣痛を乗り越えるつもりで、しおさんを支えてほしいですね。出産を共に乗り切ることで、夫婦の仲が一層深まっていくといいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。 監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月29日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そしていよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされます。そして、無事にバルーンも抜けて子宮口も開き、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。その後、お産は無事に進んでいると思われたのですが、内診をした院長の表情が突然曇り始め……。 院長が放った衝撃的な言葉 子宮口が5cm開けば麻酔を打つと説明を受けていたしおさん。 しかし、6cm開いてもなかなか麻酔を打ってくれる気配はなく、しおさんはただただ痛みに耐えていました。 院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。 その事実を知ったしおさんは驚きつつも、赤ちゃんがまだ自分のおなかの中にいたいのではないかと想像しました。 しおさんは、少しでもリラックスできるよう、眠くなる薬を入れてもらったものの15分ほどで目が覚めてしまい、再び陣痛に耐えることに。友人に連絡をして出産の実況をするなどして、陣痛の痛みから少しでも意識をそらせるような工夫をしていました。 そんなとき、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。しおさんが助産師さんに何があったのかと尋ねると、同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態なのだと話してくれました。 すると、突然院長がしおさんの元へやってきて、「ちょっと隣の人が緊急手術することになったから、今しおさんに麻酔打っちゃうから!」と言ったのでした。 ◇◇◇ 子宮口は開いているのに赤ちゃんが降りてきていないと知ったしおさん。お産は無事に進んでいくと思っていたので、不安になってしまうのも無理はありませんよね。その後、陣痛の痛みを紛らわせるため、友人に連絡をして出産の実況をしていたようです。つらい痛みが続くとそのことばかりに意識が集中しがち。しおさんのように誰かに自分の気持ちを聞いてもらうなどして痛みから気をそらすだけでも、心に余裕が持てるのかもしれませんね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月28日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたしおさん。また当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。陣痛を誘発させるためにバルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされていました。バルーンを挿入してから1時半ほどたつと、生理痛のような痛みが出てきました。だんだんと痛みが増して悶絶するしおさん。すると3時間後、股に新たな違和感が。なんと挿入したバルーンが抜けていたのです。子宮口が無事に開いたということで、助産師さんがどれくらい開いたか確認してくれることに。 バルーンが終わって余裕を感じていたしおさんですが、そんなしおさんのところへ、器具を持った院長がやってきてー!? 再び襲ってくる恐怖 ※病院食以外の飲食については、病院スタッフに確認しましょう。 ※誤)人口破水 → 正)人工破膜※人工破膜は、赤ちゃんを包んでいる卵膜を人工的に破り、お産を進めるためにおこなわれます。その際、医療器具を用いますが、痛みを伴うことはありません。 しおさんの子宮口を確認した助産師さんが言いました。 「すごいです!! もう子宮口6cmも開いています」「とても柔らかいです! これはすぐにお産も進みますよ!」 突然の内診グリグリに衝撃を受けたしおさんではありましたが、助産師さんから褒め言葉をもらい、自己肯定感アップ! もう麻酔を打ってもらえるのだろうと、出産に余裕が出てきます。 食後に陣痛が強くなりましたが、助産師さんから指導してもらった腰を揺らす体操を実施するなど前向きに頑張っていたしおさん。 そこへ……。「しおさんこんにちは!」と院長がやってきました。前回バルーン処置で怖い思いをしたしおさんは、院長を見た瞬間ドキッとして固まりました。 すると、何やら鋭利な医療器具を出し、人工破膜によって破水させると言い出します。その器具を見たしおさんは、再び恐怖に襲われます。 しかし、実際に人工破膜をしてみると……。 「あったか~い」 痛みはなく、むしろ気持ちがよくて思わず目を閉じてしまうしおさん。 その後、お産は進み、陣痛も加速。しおさんが自宅に待機していた夫に「陣痛なう」とメッセージを送ると、「俺も緊張しておなか痛くなって、トイレこもってた」と返信が……! しおさんの夫は家でしおさんとおなかの赤ちゃんのことを心配し、緊張していたのでした。 ◇◇◇ 人工破膜を無事に終え、旦那さんに連絡をとったしおさん。旦那さんも、赤ちゃんがいつ生まれるのか、おなかが痛くなるほど緊張していたのですね。しおさんに、旦那さんの想いが伝わった気がします。つらいとき、家族からの応援メッセージは何よりの励みになりますよね。家族や病院のスタッフさんみんなで無事に出産を乗り越えてほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月27日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。しかし、無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安でいっぱいに……。また、麻酔のことや出産当日の処置内容などを聞き、しおさんの恐怖はさらに増してしまいます。そのため、入院の前日は一睡もできませんでした。いよいよ出産当日を迎えたしおさん。陣痛を誘発させるため、バルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れてしまいそうに。助産師さんからの励ましの言葉もあり、また前向きにお産と向き合い始めたのですが……。 バルーンが抜けたと思ったら、しおさんは助産師さんのある行動に衝撃を受けることにー!? 股に新たな違和感が…※マンガでは省略をしていますが、実際には、陣痛誘発時には胎児心拍などをモニタリングするための分娩監視装置を装着します。 バルーンを子宮口に挿入してから1時間半が経過したころ。生理痛のような痛みなので余裕を感じていたしおさん。 しかしさらに30分が経過すると、激しい痛みにしおさんは悶絶してしまいます。 助産師さんから「頑張ってください!」と励ましの言葉を受け、分娩台を殴ったりしながらなんとか痛みに耐えていました……。 するとバルーンを挿入してから3時間後。しおさんは股に新たな感覚を覚えます。 助産師さんに確認をしてもらうと、なんとバルーンが抜けていたのです。 そしてそのまま、子宮口がどれだけ開いているのか、助産師さんに確認してもらうことなったのでした。 ◇◇◇ しおさん曰く、このとき担当してくれた助産師さんがいたからこそ、最後まで弱気にならずに頑張れたそうです。不安との闘いの中、何度も出産の現場に立ち会っている人たちの存在はとても大きいもの。ここまできたら、助産師さんや医師の言葉を信じてお産に臨みたいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月26日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。しかし、無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安でいっぱいに……。また、麻酔のことや出産当日の処置内容などを聞き、しおさんの恐怖はさらに増してしまいます。そのため、入院の前日は一睡もできませんでした。 そしていよいよ出産の日。あぶら汗をかきながら内診台でバルーンの挿入を待ったしおさんですが……!? 不安なまま迎えた出産の日 ※陣痛促進剤を投与する際は輸液ポンプを使用します。 いよいよ迎えた入院当日。 内診台に上がり、子宮口にバルーンが挿入されました。 子宮口の中でバルーンが膨らんでいくと「ゲロ吐くかも……!!」としおさんは青ざめます。 バルーンの挿入は無事に完了したものの、陣痛が起こるのはまだこれから。膨らんだ状態のバルーンをこのまま子宮口に残し、自然に外れるのを待つことになります。 しおさんは、バルーンを挿入するだけで体力的にも精神的にもヘトヘトに。想像以上のつらさに心が折れかけていました。するとそこへ救世主が現れたのです。 それは、素敵な笑顔の助産師さんでした。また助産師さんはしおさんが少しでもリラックスできるようにこう言いました。 「初産だし緊張しますよね……」 「でも大丈夫です! きっとしおさんなら乗り越えられますから!」 助産師さんは、私たちが全力でサポートするから一緒に頑張ろうと、しおさんを勇気づけてくれました。気を持ち直したしおさんは、LINEやインスタグラムを投稿するなどの余裕ができたのでした。 ◇◇◇ バルーンの挿入を終え、想像以上のつらさに心が折れかけていたしおさん。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされていましたね。不安なとき、温かい笑顔を向けてくれたり、安心できる言葉をかけてもらえたりすると、緊張やつらさが和らぎますよね。助産師さんにサポートしてもらいながら、無事に出産を乗り越えてほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月25日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強く、将来子どもを産むことをまったく考えていなかったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。無痛分娩の理想と現実をこのときはまだ知らなかったようで……。無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安が隠し切れなくなってしまいます。さらにしおさんは、院長から麻酔や出産当日のことについて説明を受けたのですが……。 医師から告げられた驚きの処置内容とは ※誤)危険性のついても → 正)危険性についても さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたしおさん。 院長曰く、硬膜外麻酔(こうまくがいますい)という方法を用いるとのこと。 そして当日は、ゴム袋を子宮口に挿入し、風船のように中で膨らませることで陣痛を誘発させる「バルーン処置」をおこなうのだと、しおさんは説明を受けました。 院長の言葉にビビッてしまったしおさんでしたが、ここまで来たら覚悟を決めるしかないと、ポジティブに、そして不安になることは考えないように生活をしていました。 あっという間に、入院前日。入院の説明を助産師さんから受けていたときのこと。 バルーン処置についての不安が抑えられなかったしおさんは、「朝イチで入れられるバルーンってやっぱり痛いんですか?」と助産師さんに質問をしました。 すると助産師さんは「ぜんっぜん痛くないわよ!! あなたバルーンで痛いなんて言ってたら陣痛なんて乗り越えられないわよおおお?」と笑って答えたのです。 麻酔や処置内容についての説明を聞いて、出産に対する恐怖が増してしまったしおさん。入院前日は緊張して一睡もできませんでした。 ◇◇◇産婦人科医曰く、硬膜外麻酔は背中に痛み止めの注射をしたあと、硬膜外腔という背骨の奥にある場所に細いチューブを入れて麻酔の薬を流していくのだそう。また、痛みを伝える神経の近くに麻酔の薬を投与するため、とても強い鎮痛効果があるのだとか。 硬膜外麻酔やバルーン処置など、医師から説明を受けて恐怖が増してしまったしおさんですが、ポジティブになるための工夫もされていましたね。安心してお産に臨むために、不安、疑問に思うことがあれば、その都度質問したり、しおさんのようにお風呂やヨガなど、少しでも自分がリラックスできる時間を持てるようにすると良さそうですね。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月24日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強く、将来子どもを産むことをまったく考えていなかったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。無痛分娩の理想と現実をこのときはまだ知らなかったようで……。「無痛分娩」に安心していたしおさんを待っていたのは、驚きの事実でした……。 医師から告げられた衝撃的な言葉 ※無痛分娩には、陣痛が自然に始まったら入院して麻酔をおこなう場合と、陣痛が来る前に分娩日をあらかじめ決めておき、前日に入院して人工的に陣痛を誘発してから麻酔をおこなう場合があります。しおさんは、後者の計画無痛分娩でした。 無痛分娩に対応していて、院長やスタッフさんの雰囲気もよい産院を探すことができたしおさんは、気持ちに余裕を感じていました。 つわりが終わりを迎えたころ、しおさんは院長から麻酔処置の説明を受けました。 なんと院長はこう言い放ったのです……。 「麻酔を打つ前にしおさんは、子宮口が5センチほど開くまで陣痛を経験してもらいます!!」 「無痛分娩」にすればまったく痛みなく出産できると思っていたしおさんは、衝撃を受けてしまったのでした。 ◇◇◇産婦人科医曰く、無痛分娩とは、麻酔の薬を使って陣痛の痛みを少なくするお産の方法とのこと。ただし、麻酔をおこなうのは陣痛が起きてからで、かつ、麻酔をしてもおなかが張っていることはわかるようで、完全に痛みを取り除くわけではないのだそう。このことから、「和痛分娩」と表現している産院もあるそうです。しおさんはまったく痛みがないと思っていた様子なので、この事実に衝撃を受けてしまったのは無理もありません。産院に気になることはすべて質問をして、少しでもしおさんの出産に対する不安が減らせるとよいですね。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月23日清潔感のある男性は、素敵だと思います。髪型や服装から、その人の清潔感を感じ取れることが多いと思うのですが、それだけでは本当に清潔感があるのかどうかは判断しきれない、と学んだ出来事がありました。 おしゃれで清潔感のある彼当時付き合っていた彼は、とてもおしゃれでした。細身だったのもあって、スーツをさらりと着こなし、カッコよかったのです。ヘアスタイルもイマドキのおしゃれな雰囲気で、清潔感のある印象でした。しかし、ある日彼の自宅を訪れると、彼のイメージが一気に崩れ落ちたのです。 彼の部屋はまさに…ひとり暮らしをしていた彼の自宅に招かれた日のこと。彼は「俺の家、汚いんだよね」と何度も繰り返していたので、私はある程度覚悟はしていました。それでも、最低限の掃除はしているだろうと思っていたのです。 しかし、彼の家の扉を開けた瞬間、私はあまりの汚さにびっくりして固まってしまいました。部屋中に物やゴミが散乱していて、足の踏み場もない状態だったのです。掃除機をかけられないほど散らかっていて、埃っぽい部屋に私は唖然としました。最初は我慢して過ごしていましたが、だんだんと目や肌がかゆくなってしまいます。 それからは掃除を手伝うこともしましたが、一度ですべて片付けることもできず、次に片付けに行くと汚さが元通りになっていて、私はだんだんあきらめるように。彼にはおそらく「きれいな部屋で暮らしたい」という気持ちがなかったのでしょう。衛生的にもよくないほど汚い部屋で暮らせる彼とは未来が見えず、結局別れることになりました。 まとめ彼の汚部屋にはかなりの衝撃を受けた私は、その後の交際では必ず相手の清潔感を確認するようになりました。価値観を変えることはなかなか難しいですし、もし衛生面の価値観が大きく異なると結婚生活は大変になると思うからです。その後、私は同じような清潔感をもつ相手と結婚し、ストレスなく暮らしています。元カレとの一件で、一緒にいるために大切なことに気づけたので、感謝しています。 著者/青井留美子作画/しお
2023年08月30日婚約までしていた年上の彼とうまくいかず、破局してしまったしおさん。元彼と別れてからは毎日泣いてばかりでなかなか前に進むことができなかったのですが、「このまま腐っていてもダメだ!」と、新たな出会いを求めてオンライン(SNS)でのマッチングサービスに登録! 果たして、しおさんの婚活の行方はー? 喧嘩したときの方針が真逆な2人結婚を前提に年下男子・りおくんと交際を始めたしおさん。恋愛経験が少ないと言っていたりおくんは、急に積極的な態度を取ってみたり甘えん坊になったりと、計算していないからこその行動にしおさんは胸キュンが止まりません。しかし、交際を続けていくうちに、2人は結構な頻度で喧嘩をするカップルになっていて……。 基本的に話も合うし共通の趣味もあって、交際がうまくいっているときは仲よく過ごせる2人ですが、喧嘩をしたときには関係が一変。 しおさんは嫌なことがあればすぐに話し合いたいタイプですが、逆にりおくんはそっとしておいてほしいタイプ。りおくんが折れて話し合いに応じてくれるのですが、この時点ではりおくんの中でまだ気持ちの整理がついていないので、話し合ったとしてもりおくんはずっと機嫌が悪く、余計に喧嘩がヒートアップしてしまうのだとか。反対に、しおさんが我慢してしばらく放っておいても、そのあとにりおくんから話し合いを提案してくれることはなく、しおさんはずっとモヤモヤが晴れない状況に。 この“喧嘩をしたときの方針の違い”が原因で、喧嘩をするたびに2人の関係はどんどんこじれてしまいます。 しかし、時間をかけて自分のことを知ろうとしてくれているりおくんを見て、彼が本来持っているやさしさや誠実さを思い出し、しおさんは「たとえ今後も喧嘩したとしても、彼とずっと一緒にいたい」という結論に至ります。すると、今度は「りおは私のことをどう思ってるんだろう」と、しおさんは彼の気持ちが読めなくて不安になってしまいました。 お互いの考えをすぐに変えるのは難しいかもしれませんが、これからも一緒にいたいと思うのであれば、少しずつ歩み寄るのも必要かもしれませんね。口下手でも頑張って話そうとしてくれるりおくんとなら、今後も喧嘩をして関係がこじれてしまったとしても、時間をかけて修復できるのではないでしょうか。 しおさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年04月17日婚約までしていた年上の彼とうまくいかず、破局してしまったしおさん。元彼と別れてからは毎日泣いてばかりでなかなか前に進むことができなかったのですが、「このまま腐っていてもダメだ!」と、新たな出会いを求めてオンライン(SNS)でのマッチングサービスに登録! 果たして、しおさんの婚活の行方はー? こんなに盛り上がるのは最初だけ?交際開始から3週間が経ったある日のデートで、しおさんは初めて自分の口から「りーちゃんが好き」と気持ちを伝えます。すると、しおさんを自宅の前まで送り届けたりおくんは、すぐにその場を去ろうとせず、しおさんを後部座席に寝かせ、急にハグとキスをしてきたのです! 「もしかして、私が好きって気持ちを伝えるまで、ずっと手を出さずに待ってくれていたの?」そう考えるとりおくんがとても誠実に見え、しおさんの中で「彼が好き」という気持ちはますます強くなっていくばかりで……。 急にしおさんを抱きしめる大胆さを備えながらも、どこかたどたどしい様子で控えめにキスをしてきたりおくん。「恋愛経験が少ないって言ってたし確かにぎこちなかったけど、それが逆にやらしいんだよ〜!」と、しおさんは彼の仕草にドキドキが止まりません。途中でキスするのをやめて余韻を残しながら帰るところも、「次は……」といったニュアンスが含まれていそうで、しおさんの立場からすると余計にドキドキしてしまいますよね。 どちらの反応もかわいらしく、付き合い始めのピュアな感じがたまりませんね……! 2人の恋がうまくいくようにと願うばかりです。年下の男性と結婚を前提に付き合うことに最初は不安を感じていたしおさんも、りおくんの魅力に気づいてからは、どんどん恋という名の沼にハマっていっているようです。 そんな2人ですが、このまま交際が順調に進んだわけではなく……実はけっこうな頻度で喧嘩をする関係になってしまったのだとか。お互いにどこか柔らかい雰囲気を持っていますし、付き合う前から会話の波長が合っていたことから、この2人が喧嘩をするようには思えませんが……。距離が近くなってしまったからこそ、相手の細かいところが気になるようになってしまったのかもしれませんね。 しおさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年04月15日婚約までしていた年上の彼とうまくいかず、破局してしまったしおさん。元彼と別れてからは毎日泣いてばかりでなかなか前に進むことができなかったのですが、「このまま腐っていてもダメだ!」と、新たな出会いを求めてオンライン(SNS)でのマッチングサービスに登録! 果たして、しおさんの婚活の行方はー? りおくんが積極的になったのは、もしかして…マッチングサービスで知り合った年下男子・りおくんと、結婚を前提に交際を始めたしおさん。今まであまり恋愛経験がないと話していたりおくんは、しおさんを大切に想う気持ちも相まって、いつもやさしく紳士的に振る舞ってくれます。 交際開始から3週間が経ったある日、デート帰りに車でしおさんを自宅まで送ってくれたりおくん。このままバイバイするのかと思いきや、別れるのがさみしくなったのか、りおくんが車の後部座席のシートにしおさんを寝かせ、そのまま上から覆い被さるようにギュッと抱きしめてきて……。 りおくんと付き合い始めて3週間が経ったころ。今まで付き合った男性が手を出してくるのが早かったこともあり、しおさんは「付き合って3週間だったらこのくらいのペースが普通だとは思うけど、りーちゃんは全然手を出してこないなぁ」と考えていたそうです。 そんななかで、りおくんから突然ハグやキスをされ、「なんで急に?」と混乱するしおさん。しかし、思い返してみれば、この日のデートは「りーちゃんのことが好き」と、しおさんが初めて自分の気持ちを言葉にした日だったのです。しおさんに「好き」と言ってもらえるまで、手を出したくても出さずにずっと我慢していたのだとしたら、りおくんは本当に誠実な男性ですね。 「大胆なのか控えめなのかわからん…! ずるい…!」と、彼のあざとさに思わず悶えてしまうしおさん。りおくんは行動からしおさんのことが大好きな様子がひしひし伝わってきますが、一方のしおさんも、どんどん彼の魅力にハマっていっているようです。最後の、りおくんが無言でピタッと動きを止めるのは「これ以上したら止まらなくなる」と考えて、我慢しているのかも? と思いました。初々しい2人の姿に、胸キュンが止まりませんね♡ しおさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年04月13日