イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。さらに、妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されることに……。しかも、休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、りささんは夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変。そんななか、初めて参加したママ友会。あるママ友の発言が許せず、つい言い返してしまった夫でしたが、それを「スッキリした」と言ってくれるママ友もいました。したが、それを「スッキリした」と言ってくれるママ友もいました。ママ友会でやらかしたことを「スッキリとした」と言ってくれたママ友は、なんとなく気が合いそうだと思った夫。話してみると、りささんもいろいろと相談しているようでした。 そこで、普段のりささんはママ友からどう見えているのか聞いてみると「仕事も子育ても全力で頑張っていてすごい!」と褒めてくれましたが、同時に「頼れるところがあるのか心配」と言われます。母親をすでに亡くしているりささんの状態でのワンオペは、たしかに頼れるところがないと夫も今さらながら気付いたのでした。ママ友の存在がありがたい 今の状況を知ったママ友は「なんですぐ言わないの?」と、とても心配してくれました。その姿を見て、りささんのことをこんなに心配してくれる人が近くにいてよかったと安心した夫。そのママ友に平日のごはんの用意が大変だと相談すると、すぐに簡単な作り置き料理のレシピを教えてくれて、なんとも頼もしい存在でした。 そして夫は、娘とともにまだ目を覚まさないりささんのお見舞いに。そこで、おなかの中の子が女の子だと言われたことや、娘の近況などを報告しました。 いつりささんが目を覚ましても大丈夫なくらい、ママとしての生活にも慣れてきた夫でしたが、話しているとどんどん寂しさがこみ上げてきます。やっぱりりささんには側にいてほしい……。そう強く思っていました。 ママ友との関係に悩むこともあると思いますが、同じ年ごろの子どもを育てる者同士、とても頼れる存在でもありますよね。みなさんは、ママ友に助けられた経験はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月05日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。さらに妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。そして休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思え、りささんは夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でした。そんななか、初めて参加したママ友会。しかし、自分勝手なママ友の発言に我慢できず、夫はつい言い返してしまいました。保育園に預けられ、習い事をしていない娘を「かわいそう」だと決めつけたママ友の発言が、りささんの頑張りを否定するものだと感じた夫は、その場でママ友に言い返してしまいました。すると、まわりはドン引き……。でも、1人のママ友から「驚いたけど、スッキリした」と言われ、夫は救われたような気になったのでした。仕事も子育ても全力ですごい! ママ友からワンオペがつらくないかと聞かれた夫。どうやら、りささんは以前からこのママ友に、いろいろと話していたよう。「うちの旦那は家事育児を実際に1人でやってないから、いざというときどうしていいかわからない」というママ友の言葉が、夫の過去の自分の姿と重なってしまいます……。 そこで思い切って、友だちの立場から見ると、りささんがどんな風に見えるかと聞いてみました。ママ友は「仕事も子育ても全力で頑張っていてすごい」と言ってくれたあと、母親も亡くなっていて夫も忙しい状況を「頼れるところがあるのか心配」と続けました。 思い返してみると、娘が産まれたときも、自分は何もせずにただ会社に行っていただけだった……と申し訳ない気持ちになった夫。そして、この前の事故に遭って旦那の意識が戻っていないため、次の出産はさすがに義実家のお世話になろうと思っていると話すと、ママ友はそんな状況であることを隠していたことに驚いていました。 りささんは、夫が思っていたとおり、友だちから見てもとても頑張り屋さんだったようですね。ただ、頼れるところがないというのは、たしかに心配です。またママ友も言ってように、妻と夫での家事・育児の認識が違うというご家庭も多いのではないでしょうか。みなさんは、夫婦間で認識の差があった際、どのように解決しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月04日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日は働きながらワンオペ育児でヘトヘト……。そして、妊娠4カ月を迎え会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言った、その瞬間。なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。夫は覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変。そんななか、りささんのママ友に声をかけらたことがきっかけで、夫は初めてママ友の集まりに参加することになって……。ママ友会は、子どもの教育についての話で盛り上がり始めました。しかし「保育園に預けるなんてありえない」「習い事をさせていないなんてかわいそう」と、まるで娘・ひまりのことを否定するような発言が飛び交い、夫は思わず「それって、個人的な感想ですよね?」と切り込んでしまいました。 そのまま、感情に任せてママ友に言い返してしまい……。やってしまった…! 娘は保育園に通っていて、習い事もしていないけれど、確実に成長している。親は仕事も育児も人一倍頑張っているのに、それのどこがかわいそうなのか?夫は自分がりささんと入れ替わっていることも忘れ、感情のままにママ友たちに話します。 さらに「習い事の数で立派になれるなら、みんなやってるわ!」「オムツがはずれた年齢は就職のときに聞かれるのか!?」1人のママ友に詰め寄るまでに……。子どもの声で我に返り、まわりがドン引きしているのに気付いた夫……。そこで初めて、自分がやらかしてしまったことに気付きました。 しかし、一緒に集まりに行こうと声をかけてくれたママ友から「驚いたけど、スッキリした」と言われたことで、すこし救われたような気持ちになりました。 嫌なことを言われても、その場限りだと我慢してやり過ごすこともできたはず。しかし、夫は、自分が入れ替わってみてりささんの頑張りを思い知ったからこそ、黙っていれなかったのかもしれないですね。育児や教育はそれぞれの家庭で異なるもの。またそれに正解はありません。りささんや夫がしてきたこと・感じたことに自信を持って、進んでいってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月03日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日は働きながらワンオペ育児でヘトヘト……。そして、妊娠4カ月を迎え会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言った、その瞬間。なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。夫は覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変。しかし、娘と向き合ってみて初めて気付くことも多く、すこしずつママとしての生活も楽しめるようになってきて……。ある日、夫が娘と歩いていると、とある女性から声をかけられました。どうやらりささんのママ友のようで、別のママ友の家へ行くお誘いの返事がないから、心配していたと言われます。 慣れない場に気が進まなかったものの、りささんのためだと思い参加した夫でしたが、ちょっとした失言をしてしまい……。娘がかわいそう? ママ友会は、いつの間にか子どもの教育についての話で盛り上がり始めました。そこでは「保育園に預けるなんてありえない」「習い事をさせていないなんてかわいそう」と、まるで娘・ひまりのことを否定する発言が飛び交います。 そして1人のママから「ママがしっかりしないと、娘ちゃんがかわいそうよ」と言われ、りささんがどんなに一生懸命娘を育てているかも知らず、なぜこんなことを言われなければいけないのかと思った夫。 入れ替わったことで見えてきた部分もあり、今ではりささんが仕事も子育ても十分すぎるくらい頑張っていることを理解していた夫は、我慢の限界……。思わず「それって、個人的な感想ですよね?」と切り込んでしまいました。 年齢の近い子どもを育てるママが集まる場なので、子どもの教育についての話になるのはごく自然なことだと思います。ただ、それぞれ違う環境であることを配慮して発言するようにしないと、自分ではそんなつもりがなくても、誰かに不快な思いをさせてしまうかもしれません。ママ友との付き合いは、楽しくもあり難しくもありますね。みなさんはママ友とお話をする際、気をつけていることはありますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月02日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日は働きながらワンオペ育児でヘトヘト……。そして、妊娠4カ月を迎え会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言った、その瞬間。なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。夫は覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変。同僚には「自我が芽生えた証拠」だと言われたイヤイヤ期も、いい解決方法が見つからずに頭を抱える日々で……。娘がなかなか着替えてくれないことに困り果てていた夫ですが、とある法則に気付きます。娘はお気に入りの光るパジャマのときに、着替えを嫌がっていたのです。 ただのイヤイヤ期ではなく、ちゃんと娘なりに理由があってお着替えを拒否していたことがわかり、夫はお手上げ状態から抜け出せました。しかし、またすぐに新たなピンチが……!失言しちゃった? いつものように娘と買い物に出掛けていた夫は、見知らぬ女性から声をかけられます。それはりささんのママ友で、他のママ友の家へ行くお誘いの返事がなくて心配していた、と言われました。 あまり気が進まなかった夫ですが、ここはりささんのために集まりに参加することに。うまく会話に参加しながら、入れ替わっていることがバレないように過ごしていた夫。しかし、娘のトイレトレーニングの状況を聞かれ、答えるしかない状況に……。 「いつかオムツは外さないといけないよな……。トイレに連れて行けば勝手にできるようになるかと思ってたけど……。」と、自分の考えを話していると、その場が静まり返ってしまいました。もしかして失言してしまった!? と、夫は焦り……。 ママ友会はほとんどの場合が夫のいないところで開催されているので、その内容や様子を知らないのも当然です。なんとかうまく乗り切れそうでしたが、未経験のトイレトレーニングについて聞かれてしまったのは、運がわるかったですね……。とはいえ、ママ友との会話の中で貴重な情報も混じっているのはたしか。このママ友会で、夫がより育児や家事のことを知っていけたらいいですよね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月01日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変……。しかし、手探りで娘との生活を続けるなかで、りささんの頑張りや思いやりに気付き始めます。りささんとして過ごす日々が続く夫。ここ最近は、娘の超ハードモードなイヤイヤ期に困っています。インターネットで見かけた対処法も通用せず、何かいい方法はないかと悩むばかり。同僚に相談すると「自我が芽生えた証拠」と言われ、まだしばらくは頭を抱えることになりそうで……。ちょっとだけわかってきた! 娘お着替えを嫌がる理由を探るべく、観察を続けていた夫。ついに、星柄のパジャマの日は着替えを嫌がるということに気付きます。保育園の先生に話を聞いてみると、蛍光塗料で星が光るのが保育園のお友だちにも人気なようです。 りささんは一足先にそれに気付いていたようで、同じパジャマを2着用意していて「星柄パジャマから星柄パジャマへのお着替え」ができるようにしていました。お着替えの拒否は、ただのイヤイヤ期ではなく、ちゃんと理由があってしていた行動だとわかった夫は、その後の対処もバッチリ! しかし、イヤイヤ期は絶賛継続中。油断をすると地雷を踏んでしまうため、ちょっとしたことがきっかけで遅刻確定になってしまいました……。 お着替えを嫌がるのは、イヤイヤ期だからではなく、まさしく「自我が芽生えた証拠」でしたね。着ている洋服を褒めてもらったり、自分のまわりに人が集まってきてくれたりするのがうれしいのは、大人も子どもも同じようです。みなさんはお子さんのイヤイヤ期をどのように乗り越えましたか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月30日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でした……。しかし、初めての妊婦健診で赤ちゃんのエコーを見て感動し、「おなかの子も絶対に守る!」と心に誓ったのでした。娘からおなかが空いたと言われ、夕飯をつくることにした夫は、たしか冷凍のうどんが常備されていたはず……と、冷凍庫を探します。すると、そこには自分の好物が「パパ用」と書かれた袋に入っていくつもストックされていました。 つわりで大変ななか、自分のために頑張って料理をしていたくれたことを知り、夫は涙が止まらなくなりました。自我が芽生えた証拠? 相変わらずりささんとして過ごしている夫。ここ最近、特に困っているのが娘のイヤイヤ期で、やることすべてがお気に召さないようで「いや。」と泣き続ける超ハードモードです……。インターネットで見つけた対処法を試しても通用せず、なにかいい案はないかと悩む日々。 しかし、ふとしたときに、夫はりささんもこのイヤイヤ期に困っていると話していたことを思い出します。ただ、当時は話半分で聞いていたため、具体的にどう接していたのかという一番大事なところが思い出せません。 仕事中、同僚にも相談してみたところ、同じように苦労したという話を聞いて、すこしだけ安心しました。同僚いわく「自我が芽生えた証拠」なのだとか。娘も何かと葛藤しながら、成長しているようです。 数年経てば笑って話せるイヤイヤ期も、そのときは子どもが何を考えているのかわからず、何をしても泣き叫ばれ、どうすればいいのか途方にくれる人もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、りささん(夫)の同僚と話していたように、実はまわりにも同じように悩んでいるママもいるのかもしれません。りささん(夫)のようにひとりで悩まず、周りに相談してすこしでも悩みが軽くなればいいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月29日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変で、母親に助けを求めた夫。しかし「妊娠は病気じゃない。手伝ってほしいなんて贅沢」と一喝されてしまい、八方塞がりでした。入れ替わってから初めての妊婦健診。もちろん、夫にとっては何もかもが初めてのことでした。とにかく、つわりをなんとかしたいと思って先生につらいと訴えますが、薬を処方してもらえるわけでもなく、励まされただけ……。 しかし、エコーで小さいながらも懸命に生きる赤ちゃんの姿を見て感動した夫は、「おなかの子も絶対に守ってやる!」とあらためて心に誓いました。これまでのことを謝りたい… ママとしての生活はやることが多く、夫にとって時間との戦い。夕食は簡単にうどんで済ませようと思い、たしかストックがあったはず……と、冷凍庫を探していると「パパ用からあげ」と書かれた袋を見つけました。それは夫の大好物。他にも、煮魚や餃子、コロッケ……。 きついつわりに耐えながら、好物をたくさん作ってくれていたことに気付いた夫は、涙が止まりません。そして、何も知らずに当たり前のように食べていた自分を思い返し、またも後悔……。入れ替わったままでもいいから、せめて会いたい。会って、これまでのことを謝りたい。たくさん話したい。夫は泣きながら、心の中で何度もそう呟いていました。 つわりで体調がわるくても、夫には手作りの料理を食べてほしい。できるだけ温かいものを食べてほしい。冷凍のストックには、りささんのそんな思いが詰まっていますね。ワンオペの中、そこまで準備をするのは簡単ではないはず。ちゃんと顔を合わせて、お礼を伝えられる日が来ると信じたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月28日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。夫は今までやったことがない家事や育児がどれだけ大変だったのかを思い知り、自分のこれまでの行動を思い返して後悔ばかりで……。自分がママになるしかない……! そう覚悟を決めた夫でしたが、慣れない育児や家事に追われ、1週間で限界に。しかし、りささんの母親はすでに亡くなっていて、父親も疎遠。 そこで、自分の母親に助けてもらおうと連絡を入れますが「妊娠は病気じゃない。手伝ってほしいなんて贅沢だ」と一喝されてしまい、母親が義母として接するときの態度の違いを目の当たりにしたのです……。男だったら一生経験できない 入れ替わってから初めての妊婦健診。もちろん、夫にとっては何もかもが初めてのことでした。とにかく、つわりをなんとかしたいと思い、先生につらいと訴えますが、薬を処方してもらえるわけでもなく励まされただけ……。 しかし、エコーで小さいながらもしっかりと人の形を確認すると、「本当におなかの中に子どもがいる」と実感がわいてきました。入れ替わることがなければ、一生経験できなかった感情です。 そして、健診の記録が書かれた母子手帳を返却されたとき、そこにりささんが書き残していた、まだ見ぬわが子へのメッセージを見つけます。それを読んだ夫は、「俺が絶対におなかの子も守ってやる!」ともう一度覚悟を決めたのでした。 おなかの中で一生懸命生きているわが子の姿を見て、夫の中ではさまざまな感情がこみ上げてきたようですね。夫の家事や育児のスキルは高いに越したことはありませんが、こうして同じ気持ちで育児に向き合えるというのが、一番大事なことなのかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月27日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎え、会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨ましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。今までやったことがない家事や育児にてんやわんやで、たった1週間で限界を感じてしまったのでした……。入れ替わってしまった以上、このまま過ごすしかないと覚悟を決めた夫。りささんに代わって仕事をしている途中、偶然見たメールで、りささんが2人目を妊娠したことによって、頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知ります。そして、自分がいかに妻のことを理解できていなかったのかに気付き、反省。 その後も、休む暇がない日々が続き……。俺って最悪… 仕事に家事に育児……。家に帰ってからもまったく休む暇もなく、一体どうやってりささんが毎日すべてをこなしていたのかと考え込んでしまう夫。とにかく誰かの手を借りたい……そう思っても、りささんの母親はすでに亡くなっていて、父親も再婚していてほぼ連絡は取っていない状態で頼れる人がいません。 そこで、りささんからすると義母に当たる自分の母親に助けを求めることにしました。しかし、電話口で「妊娠は病気じゃない」と言われ、家事を手伝ってほしいなんて贅沢だと怒られてしまう始末。 普段、自分と話すときとは全然違う母親の様子に困惑してしまう夫でしたが、思い返してみると自分も同じように「妊娠は病気じゃない」と言っていたことを思い出してしまいました……。 夫はりささんが自分の親も頼れず、義母からも「妊娠は病気ではない」と突き放され、ワンオペをするしかない状況に置かれていたことに、やっと気付いてくれたようですね。残念ながら『自分ごとになってから大変さがわかる……』というのはよくあることではないでしょうか。相手のすべてを理解することは簡単なことではありませんが、相手を思いやる気持ちは常日頃持っていたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月26日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。りささんは自由気ままに過ごす夫が羨ましく思え、夫に「入れ替わりたい」と口に。すると、なんとりささんと夫は本当に入れ替わってしまったのです。しかし、夫の体に入ったりささんは起きないまま。夫は慣れないりささんの生活にてんやわんやで……。自分がママになるしかないと覚悟を決めたはずの夫でしたが、実際にその生活がスタートすると、たった1週間で限界に。 やったことがない料理に悪戦苦闘、保育園のお迎えがあるので、仕事も思ったように進みません。さらに、帰宅してからは絶賛イヤイヤ期の娘に振り回され……。そして、一番夫を苦しめたのがつわり。自分が体験してみて、やっとりささんのつらさを理解し始めました。早く目を覚まして… りささんの代わりに仕事をしていて、1通のメールに目が留まった夫。そこで、2人目を妊娠したことによって、りささんが頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知りました。 そして、「早退させてもらったら?」「仕事と育児の両立は大変そう」という過去の自分の発言が、りささんを傷つけていたことに気付きます。妻の気持ちなんて、まるっきりわかっていなかった……。夫は、早く会ってりささんに謝りたい気持ちでいっぱいに。 たった1週間でしたが、夫が今まで仕事を理由にどれだけ自分が家事や育児を押し付けていたのかを知るには、十分すぎる時間でした。 育児も家事もすべて押し付けられていたのもつらかったと思いますが、りささんにとって何よりもつらかったのは、夫が自分の気持ちに寄り添ってくれないことだったのではないでしょうか。「何もわかっていなかった」と気付いてくれたことは、とても大きな意味があるように思います。夫にはその想いを忘れずにいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月28日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。しかし、妊娠は病気ではないという義母からは、義実家で普通に家事を押し付けられ……。りささんは、自由に過ごす夫が羨ましく思え、「入れ替わりたい」と言ってしまいました。すると、その言葉が現実になったようで……!?交通事故に遭ったりささん夫婦でしたが、幸い命に別状はなく、おなかのなかの子も無事でした。しかし、夫の体に入ったりささんは意識が戻らずにいました。また2人が入れ替わっているとは思っていない義両親は、当然りささんの姿を見ても息子とは気付きません。そのため、いつものように塩対応……。そして夫は、自分の置かれている状況を客観的に見て「自分がママになるしかない」と覚悟を決めたのです。早く目を覚まして… 覚悟を決めて挑んだはずのママ生活でしたが、夫はたった1週間で限界に達してしまいました。料理はやったことがない、仕事を覚えようにも、保育園のお迎えまでの限られた時間では思ったようにできず、娘は絶賛イヤイヤ期……。 さらに夫を苦しめたのは、自分ではコントロールできないつわりの症状でした。朝はメイクをする余裕などなく、時間ギリギリでなんとか出社すると「メイク道具、貸すわよ?」と心配される始末。 毎日こんなことをしていたのか……!? タスクだらけで余裕のない毎日を過ごしていたことを知り、夫は愕然としてしまい、りささんが目を覚ましてくれるのをただただ願うばかりでした。 いくらつわりの症状がきつくても、当たり前のように保育園に送る時間はやってきますし、出社時間も迫ってきます。体調が万全ではないなかで、マルチタスクをこなすのは本当に大変ですよね。それを身をもって知ったからには、夫の意識も変わっていってくれればいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月27日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。しかし、義母からは妊娠は病気ではないと言われ、義実家でもつわりに耐えながら当たり前のように家事をしていました。りささんは、自分の好きなように動ける夫が羨ましく思えて、夫婦で出掛けているときに、つい「あなたと入れ替わりたい」と本音が漏れてしまいました。その言葉に、運転中だった夫は動揺して、ハンドル操作を誤ってしまい……。義両親と一緒にでかけていたりささん夫婦でしたが、夫がハンドル操作を誤ってしまい、交通事故に遭ってしまいました。 目を覚ますと、2人は病院のベッドで横になっていました。先に目を覚ましたのは夫。そこに、1匹の猫がやってきて「今から2人を入れ替えるね」と言います。 そして、そのとおり、自分の姿がりささんになっていることに気付いた夫は、混乱して絶叫してしまいました。もう、受け入れるしか… 2人が入れ替わっていることなど知る由もない義両親は、真っ先に自分の息子の状態を確認します。医師の話によると、幸い2人も命に別状はなく、りささんのおなかの子も無事とのこと。 そして、医師から入院の手続きをするように言われた夫は、書類を書くからと、しがみついている娘に一旦離れるように言いますが、娘はそれを拒否。ならば……と、母に娘の面倒を見ていてほしいと言いますが、目を覚まさない息子につきっきりの母は聞く耳を持たず……。 あらためて自分の置かれている状況を客観的に見てみて、夫は「俺がママをやるしかないよな……!?」と、まだ完全に理解が追い付いていないならがも、受け入れるしかないことを悟ります。そして娘をギュッと抱きしめ、りささんとして振舞う覚悟を決めたように思える夫ですが……。 夫も妻もおなかの赤ちゃんも問題ないとのことでよかったですね。入れ替わることを願ったりささんは、まだ眠っていたいのかもしれませんね。これから妻の体に入った夫は、娘とおなかの子をひとりで育てていかなければいけません。初めは誰でも初心者。頑張ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月26日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに休日も、義実家でコキ使われていて、ゆっくり休む暇もありません。特にフォローをする素振りもなく、自分の実家でのんびり過ごす夫を見て、ついイラついてしまいます。義両親と一緒にでかけることになったりささん。つわりで体調がすぐれないため、留守番していたいと夫に伝えます。しかし、それを横で聞いていた義母は「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れない雰囲気。結局そのまま出発しましたが、車内で思わず夫が好きなように生きていることに対して、文句を言ってしまいます。さらに「替われるものなら、あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、夫はハンドル操作を誤ってしまい……。気付くと大変な事態に!どんな状況!? ベッドに横たわる、りささんと夫。先に目を覚ましたのは夫のもとへ、猫が近づいてきて「りさは夫と入れ替わりたいから、今から2人を入れ替えるね」と、言ってきました。猫が話しているという状況が理解できずに夫が混乱していると、猫はスッと姿を消してしまったのでした。 その瞬間、りささんが目を覚ました……と思ったのですが、実際に目を覚ましたのはりささんの体を借りた夫。つまり、さっき猫から言われたとおり、2人はどうやら入れ替わってしまったようです。 現実離れした状況に、思わず「うそだああああああ!」と叫んでしまった夫。りささんが叫んでいるように見えていた義両親や娘は、一体何事かと怪訝そうな表情を浮かべていました。 猫が話しかけてくるのも、体と中身が入れ替わってしまうのも、すぐに現実だと受け入れるのは難しいかもしれません。ただ、りささんの願いが叶ったよう。もし、みなさんがパートナーと入れ替わったら、どうしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月25日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。休日も、義実家で家事をしながら義両親の小言を聞き、のんびり過ごす夫とは裏腹にストレスが溜まってしまいます。せっかくの休日だというのに、義実家で義両親からの小言を聞きながら台所に立っているりささん。その横で、ゆっくりと寛ぐ夫を見て、モヤモヤが止まりません。体調も安定せず、途中で休ませてもらうことにしましたが、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのが聞こえてしまい、自分が責められているような気持ちになってしまいました。そして、そのまま義両親と一緒に出かけることになり……。替われるものなら… つわりで体調がすぐれないりささんは、留守番していたいと夫に言いますが、横で聞いていた義母から「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れませんでした。 娘はお菓子につられたようで、義父の車に乗り込み、2台に分かれて出発します。車内で夫は「遠慮しないで、自分の実家のつもりでのんびりしたらいい」と声をかけますが、素直に受け取れないりささん。「いいよね、好きなように生きられて……。」とつい言ってしまいます。そして、「替われるものなら……あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、動揺した夫はハンドル操作を誤ってしまい……。 妊娠や出産は女性しかできないことですが、育児や家事はお互い協力しあいながらやっていくことができますよね。また、夫はもっとりささんに義実家でくろぐようにいいますが、そもそも人によっては義両親宅ではかなり気を使うはず。まず夫には、りささんの気持ちに寄り添って、何がりささんにとってリラックスできることなのか考えてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月24日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに、つわりで家事も満足にできない様子を見た夫からは「要領がわるい」と責められ、モヤモヤしてしまうのでした。つわりで簡単な夕食しか出せなかったりささんに対し、夫は「要領がわるい」と言いました。キャリアを諦めたくないと、今まで必死に頑張ってきたのに、すべて否定されたような気持ちに。そして、せっかくの休日も、夫の無神経な行動は続きます……。居心地がわるい… せっかくの休日も、りささんは義実家でつわりに耐えながら台所に立っていました。その横で、義父と談笑する夫……。ただでさえ慣れない場所なのに、娘の相手をしながら料理をするのは楽ではなく、のんびり過ごしている夫を見てイライラが止まりません。 さらに、義両親からの小言も止まらず、りさささんを助けてくれるはいない状況です。なんとか頑張って動いていたものの、ついに限界を迎えてしまい、空いている部屋で休ませてもらうことに……。横になりながら、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのを聞き、りささんは自分がうまくこなせていないのを責められているような気持ちになりました。 実家に帰ると、ゆっくり寛ぎたくなる気持ちはわかりますが、妻が妊娠中でつわりもきつい状態であるなら、すこしは配慮してほしいですよね。妊娠中、なるべくストレスのない環境を用意してあげるのも、家族ができるサポートの1つではないでしょうか。みなさんは、妊娠中に夫からしてもらって嬉しかったサポートはありますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月23日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささん。しかし、大きなプロジェクトメンバーに抜擢された矢先、第2子の妊娠が判明。上司に報告をすると、渋い顔をされプロジェクトメンバーから外れることに。しかし、仕事の負担は軽くなっても、平日はワンオペ状態で大変な日々で……。イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささん。現在妊娠4カ月でつわりもきつく、仕事や育児に追われて余裕のない日々を過ごしています。そんななか、夫に言われた一言がひっかかり……。なによそれ… すんなり寝てくれるようにと願いながら、娘の寝かしつけをするりささん。その横には、高校生のときに亡くなった母が買ってくれた、大切な猫のぬいぐるみがありました。母にも娘を見せたかった……そんなふうに思いながらウトウトしていると、仕事を終えた夫が帰宅しました。 慌てて食事を用意して出しますが、夫から返ってきた言葉は「これだけ?」でした。つわりがきつく、仕事の帰りも遅かったからだと説明すると「早退させてもらったら? 昔から要領わるいもんな」と言われてしまいました。 その言葉を聞いて、ショックを受けるりささん。自分だってキャリアをあきらめずに思い切り働きたかった……。夫のように好きにやってみたい! 口には出しませんでしたが、りささんの思いは段々と募っていきました。 夫はりささんのことを心配してかけてくれた言葉かもしれませんが、どこか仕事に対して不完全燃焼の気持ちがあったりささんは傷ついてしまったようですね。育児と仕事の両立は、物理的にも大変ですが、気持ちの折り合いをつけるのも簡単ではありません。そんなときは、ひとりで抱え込むのではなく、パートナーにも相談して一緒に解決策を見つけていくのもいいかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月22日天外塾事務局(所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表:岡)は、コミュニティを現地訪問し深堀りし探求するセミナー「コミュニティを深掘りするフォーラム2024」を全6講で開講します。また、各セミナー終了後には、録画配信も予定しております。コミュニティーを深掘りするフォーラム【日本各地のコミュニティを深掘りするフォーラムへようこそ!】いま日本ですさまじい勢いでコミュニティ・ブームが起きていることをご存知ですか?資本主義の生き詰まりを直感的に察知した若者たちが、次世代社会を目指して、次々にコミュニティを誕生させています。50年前のカウンターカルチャー時代をリアルタイムで経験した天外伺朗が、その実態を知るべく、日本中のコミュニティを訪問します。参加者を下記の通り、募集いたします。【セミナー概要】日程 :全6講第1講 2024年3月30日(土)13:00~17:00総論/茅ヶ崎+Zoom/講師:天外 伺朗第2講 2024年4月13日(土)13:00~17:00小さな地球/千葉県鴨川市釜沼/講師:林 良樹第3講 2024年4月27日(土)13:00~17:00レイビレッジ/兵庫県宍粟市(しそう)/講師:さとう みつろう第4講 2024年5月12日(日)13:00~17:00AKICHI/愛知県常滑市(とこなめ)/講師:工藤 シンク第5講 2024年5月25日(土)13:00~17:00ダーナビレッジ/福島県耶麻郡西会津/講師:小川 美農里第6講 2024年6月8日(土)13:00~17:00Cift/東京都渋谷区渋谷/講師:池田 親生(ちかお)参加費 :ファイアーキーパー 15万円(現地訪問し、一緒にセミナーを盛り上げていく受講生)オブザーバー参加費 6万円(Zoom参加者)再受講参加費 75,000円(昨年ファイアーキーパーで参加した方)会場 :ファイアーキーパーは、以下会場にて開催いたします。【第1講】「茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース」〒253-0055 神奈川県茅ケ崎市中海岸1-1-12【第2講】「小さな地球」千葉県鴨川市釜沼「小さな地球」をご存知ですか?千葉県鴨川市の山間部にあるコミュニティで、林 良樹さんが1999年から始められました。天水棚田、炭焼き小屋、みかん畑、茅葺の古民家など、日本の原風景が残る美しい農村で、高齢化が進んでいた地域に溶け込み、「地縁血縁を超えたみんなのふるさと」にしてきました。日本の原風景ともいえる里山で、何とも言えないぬくもりのある関係性にひたる体験をしていただけます。―――「小さな地球」鴨川/第2講 2024/4/13 現地訪問。 【第3講】「レイビレッジ」兵庫県宍粟市山崎町与位大阪伊丹空港から車で西に80分、うっそうたる森に三方を囲まれた中に、突如として緑のピラミッドが出現します。これは、真気功の中川 雅仁(先代)が「気」のエネルギーを最大限に集める建築物として構築しました。2000年に天外がホピの長老、マーティン・ガスウィスーマと話した時、中川と宮田 雪(映画「ホピの予言」監督)はホピの呪いを受けたと聞きました。ここには、足立 育郎の「波動調整装置」も何台か置いてあります。小林 正観がしばらく、この場所の主でしたが、2000年にさとう みつろうが引き継いで、徹底的にリフォームをしました。レイビレッジ(旧:光楽園)と名付けられ、おそらく最高のエネルギースポットになっています。さとう みつろう、天外伺朗とその他のキーパーソンと一緒にこのエネルギーを体感し、宇宙と人間の神秘を語りあいましょう。―――「レイビレッジ」兵庫県宍粟市(しそう)/第3講 2024/4/27 現地訪問。 【第4講】「AKICHI」愛知県常滑市「日本神話マニア」…でも、単に神話に詳しいだけでなく、そこから宇宙の秘密、人類の神秘を読み解く!TOLAND VLOG のトークショーは大人気です。天外も東出雲王家(富家)の伝承とチャネリング情報だけを頼りに『出雲王朝の謎を解く』という本を書いているので、いつかお会いしたいと思っていました。その二人が造ったコミュニティが第4講(2024年5月12日)で訪問するAKICHIです。いままでのように、ひとつひとつを積み上げるのではなく、自然発生的に村ができていくプロセスが素敵です。SAIHATEを飛び出した工藤 シンクをはじめとする何人かと、絵本の家で知られている山納 銀之輔などが村造りを担当しました。今回は、シンクが案内役です。―――「AKICHI」愛知県常滑市(とこなめ)/第4講 2024/5/12 現地訪問。【第5講】「ダーナビレッジ」福島県耶麻郡西会津町野沢与惣右エ門裏丙この医療の進んだ日本からわざわざインドに行って自然分娩で赤ちゃんを産む。…信じられますか?小川 美農里は2023年3月、インドのオーロヴィルというコミュニティに行き、三番目の女の子、アーシャちゃんを産んできました。その四か月後には、赤ちゃんを連れて茅ケ崎まで講演に来てくれました。このユニークな女性抜きではダーナビレッジは語れません。あ、でもよく聞いてみると、お父さんが地元で有名な農家で、日本各地からいまでも教わりに来る人が絶えないということです。会津若松から新潟方面へ車で40分、うっそうたる森の中に自然農を中心としたコミュニティがあり、今年で8年目を迎えています。豊かな女性性に育まれ、やわらかく、大自然と溶け込む体験が魅力的です。ここでは、言葉によるダイアログよりは非言語的な集団ワークになるかもしれません。―――「ダーナビレッジ」福島県耶麻郡西会津町野沢(やまぐんにしあいづまちのざわ)/第5講 2024/5/25 現地訪問。 【第6講】「Cift」東京都渋谷区渋谷「あなたに何かあった時、誰が寄り添ってくれますか?」…ほとんどの人は家族を思い浮かべるでしょう。でも、その時、血のつながりは必須でしょうか?「コミュニティを深掘りするフォーラム2024」第6講で訪問するCiftは「拡張家族」という概念を掲げて、壮大な社会実験を実行中です。2017年に渋谷キャストができましたが、建築コンサルタントの藤代 健介さんに東急が「13Fにクリエーターが集まって住む場所ができないか」と相談されていました。その彼が出した答えが「拡張家族」!大都会のど真ん中で、濃い関係性で結ばれた仮想的な家族の営み、どういうフィロソフィーで、どう運営し、どういう問題が湧き上がってきたのか興味が尽きません。―――「Cift」東京都渋谷区渋谷/第6講 2024/6/8 現地訪問。 懇親会 :17:00~希望者(各セミナー終了後)その他、Zoomでの配信や終了後には録画配信も予定しております。※録画は仕上がり次第、参加者に配信させていただきます。■お申込み ■お問い合わせ主催: 天外塾事務局MAIL: officejk@onyx.ocn.ne.jp ■天外伺朗(てんげしろう)プロフィール元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。2006年まで42年間ソニーに勤務。その間、CD(コンパクトディスク)、NEWS(ワークステーション)、AIBO(犬型ロボット)などの開発を主導した。その後、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所株式会社所長兼社長などを歴任。現在、医療改革、教育改革、企業経営改革などに取り組んでいる。2014年より、ブラック企業の正反対の、社員を大切にしている企業を表彰する「ホワイト企業大賞」を推進。2005年より経営者を対象に「天外塾」を開講するが、次第にすべての人の意識の変容と、社会の進化を加速することを主眼にした塾に変わっていっている。他、瞑想や断食を指導。著書多数。「ホロトロピックネットワーク」 「サロンド・テンゲ」 「ホワイト企業大賞」「天外塾」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月06日小学2年生のしろみちゃん。小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんのママは、車に大きな引っ掻き傷を発見しました。すぐに犯人はアカリさんだと確信し、電話で「わざとつけられたような大きな傷があったんですけど心当たりありません?」と問いつめました。 しかし「変な言いがかりはやめてよね! 前から思っていたんだけどウチに当たり強くない? 今度のPTAの会でみなさんの意見も聞いてみようかしら」と言い返してくるのです。 それから数日後にPTAの集まりがありました。そこで、ママ友の前に立ったアカリさんが「最近、保護者同士の空気がギスギスしていると思いませんか? 誰のせいとは言いませんけど……」としろみちゃんのママの顔を見ながら言うのです。 一方、しろみちゃんのママも「嫌がらせで車に傷をつけられた」ということを打ち明け、反撃をスタート。「防犯カメラを見てみたら、犯人の姿がバッチリ映っていました」と言って、ノートパソコンで防犯カメラの映像を見てみると、そこには鍵などで車に傷をつけるアカリさんがバッチリ映っていたのです。 さすがにアカリさんも謝罪をするかと思いきや、「名誉毀損で訴えてやる!」と逆ギレしたのです! ありえないママ友に反撃スタート! ※課せられた→科せられる 逆ギレするアカリさんにしろみちゃんのママは、「カメラの映像と共に警察に届け出を出すから、警察に判断を仰ぎましょう」と言い返します。続けて「修理代を用意しておいてくださいね」と修理費の見積もりを渡したのでした。 修理費用を見たアカリさんは「こんな額払えるわけないじゃない! 放棄させていただきます!」と断固として非を認めないのです。 するとその様子を見ていたタケルくんのママがふふっと笑って入ってきました。そのママは「こんなに証拠があるんだもの。放棄はできませんよ。故意に他人の車に傷つける行為は器物損壊罪にあたるのよ!」と言い返してくれたのです。 何も言い返せないアカリさんは「話にならない! 旦那に報告させていただきます」と言って教室を出て行きました。 タケルくんのママは法律関係の仕事をしていたことがあったそう。タケルくんのママに感謝を伝えると「私もあの人が家の周りをウロウロしていて嫌だなぁと思ってたから今日はスッキリしちゃった!」と逆にお礼を言われました。どうやらしろみちゃんのママ以外にも、アカリさんから被害を受けたことがあるようでした。 その後、アカリさんはこの件を夫に相談したところ叱られたそう。後日、夫婦で修理代と手土産を持って謝りにきたのでした。 アカリさんの問題行動に悩まされていたのは、しろみちゃんのママだけではありませんでした。自分の非を認めようとせず、逆ギレするアカリさんにはあきれてしまいます。しろみちゃんのママたちに平穏な日々が戻ってきてよかったですね。 ※車にいたずら傷をつける行為は犯罪であり、刑法上の器物損壊罪にあたる可能性があります。器物損壊罪の法定刑は3年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。<参考>カーネクスト「車にイタズラ傷を付けられた!修理方法や対策方法を解説」<参考>刑事告訴・告発支援センター「器物損壊等について」 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月23日しろみちゃんが小学2年生のころのお話です。小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんが近所に住むいとこの家で遊んでいると、目の前にマミちゃんが突然現れます。しょうがなく一緒に遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。 子どもたちに紛れてマミちゃんも食卓につき、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました。しろみちゃんのママたちが爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が飛び出します。 マミちゃんを迎えに来たアカリさんはずかずかと家に上がりこみ、部屋を物色。怒りが頂点に達したしろみちゃんのママは「泥棒と同じですよ?」とピシャリ。そのことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながらアカリさん親子は帰って行きました。 その後、しろみちゃん親子が車に乗り込もうとしたとき、ドアに大きな引っ掻き傷を発見……。ガレージ内に車を止めていたので、通行人が傷をつけることはできません。帰宅後、しろみちゃんのママはすぐアカリさんに電話をかけで「わざとつけられたような大きな傷があったんですけど心当たりありません?」と詰め寄ります。 しかし「変な言いがかりはやめてよね! 前から思っていたんだけどウチに当たり強くない? 今度のPTAの会でみなさんの意見も聞いてみようかしら」と言い返してくるのです。 それから数日後にPTAの集まりがありました。そこでアカリさんから衝撃の言葉が発せられ……。 犯人はこの中にいる!突然始まった公開処刑 PTAの集まりの終盤で、アカリさんが立ち上がり「みんな残ってくださる?」と話を切り出しました。そして「最近、保護者同士の空気がギスギスしていると思いませんか? 誰のせいとは言いませんけど……」としろみちゃんのママの顔を見ながら言うのです。 するとしろみちゃんのママも立ち上がり「私も気分悪いなってことがあったので、ここでシェアさせていただいでもよろしいですか?」と言って、反撃をスタート! 最近、嫌がらせで車に傷をつけられたことを話だし、「防犯カメラを見てみたら、犯人の姿がバッチリ映っていました」と打ち明けました。周りがざわつく中、ノートパソコンで防犯カメラの映像を見てみると、そこには鍵などで車に傷をつけるアカリさんがバッチリ映っていたのです。 周囲の保護者も「うちに遊びに来たときもお菓子をくれくれ言われて仕方泣く渡したわ~」「うちもよ! 図々しいよね」と共感の声があがります。 さすがにアカリさんも謝罪をするかと思いきや、「名誉毀損で訴えてやる!」と逆ギレしたのでした。 防犯カメラで犯行の現場を押さえていたしろみちゃんのママのほうが、一枚上手でした。逆ギレする前に自分自身の問題行動を見直し、反省してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月22日小学2年生のしろみちゃん。小学校でおこなわれたバザーで、しろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……? 近所に住むいとこの家で夕飯をご馳走になることになったしろみちゃん親子。しろみちゃんといとこが家の門の前でシャボン玉遊びをしていると、しろみちゃんの目の前にマミちゃんが突然現れます。しょうがなく一緒に遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。 子どもたちに紛れてマミちゃんも食卓につき、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました。しろみちゃんのママたちが爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が飛び出します。 マミちゃんを迎えに来たアカリさんはずかずかと家に上がりこみ、部屋を物色。怒りが頂点に達したしろみちゃんのお母さんは「食い散らかした食べ物を弁償してください!」と伝えますが、反省する様子のないアカリさん親子。しろみちゃんのママに「泥棒と同じですよ?」と言われたことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながら帰って行きました。 アカリさん親子の許せない行動はエスカレートしていき……。 エスカレートする嫌がらせ しろみちゃん親子が車に乗り込もうとしたとき、ドアに大きな引っ掻き傷を見つけました。いとこの家に来るときは、傷はなかったのです。 帰宅後、しろみちゃんのママはすぐアカリさんに電話をかけることに。「わざとつけられたような大きな傷があったんですけど心当たりありません?」と聞くと、アカリさんは「知らないわよ。なんでウチが疑われているの?」と怒っています。ガレージ内に車を止めていたので、通行人が傷をつけることはできません。 アカリさんは「変な言いがかりはやめてよね! 前から思っていたんだけどウチに当たり強くない? 今度のPTAの会でみなさんの意見も聞いてみようかしら」と言い返してくるのです。 強気な口調にカチンときたしろみちゃんのママは「あの女、許さん! 絶対に証拠をつかんでやる」と決意するのでした。 アカリさん親子の問題行動を考えれば、しろみちゃんのママが疑ってしまうのも無理がありません。明らかに、人に迷惑をかけているのはアカリさん親子です。PTAの会で話しても、自分の首を絞めるだけ。今までの非常識な行動の数々が他の保護者に伝わるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月21日小学2年生のしろみちゃん。小学校でおこなわれたバザーで、しろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、勝手に親子がパーティー会場に乱入。よく見るとそれはアカリさんと娘のマミちゃんでした。 「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、2人は勝手に食べ物に手を伸ばします。しろみちゃんのお母さんや伯父さんに「お引き取りください」と言われても、アカリさんは「あ、そうですか」と聞き流すだけ。 さすがに今回のパーティーの主役である祖母も黙っていられなくなり、「なぜ突然現れて料理を召し上がっているのですか?理解ができないので、わかるように教えていただけますか?」とぴしゃり。祖母の言葉にアカリさんは言い返せず、その日は帰っていきました。 パーティーの一件から数週間後にまたしても事件が勃発! 近所に住むいとこの家で夕飯をご馳走になることになったしろみちゃん親子。そこでもアカリさん親子がひと悶着を起こし……。 「卑しくてみっともない…」とんでも親子の衝撃行動 夕飯まで時間があったので、しろみちゃんといとこは家の門の前でシャボン玉遊びをしていました。すると、しろみちゃんの目の前にマミちゃんが突然現れます。いつ、どこからついてきたのかわかりませんが、「少しだけね」と伝えて一緒に遊ぶことに。 遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。マミちゃんは帰るのかと思いきや、どさくさに紛れて何食わぬ顔で食卓につきます。そして、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました……。 これにはしろみちゃんのママたちもドン引き! 爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が。そしてインターホンが鳴り、そこにはアカリさんが立っていたのです。ずかずかと上がりこんだアカリさんは部屋を物色し、テーブルの上にあったケーキを見つけるやいなやマミちゃんに食べさせたのです。 怒りが頂点に達したしろみちゃんのお母さんは「ケーキも食い散らかした食べ物も弁償してください!」と伝えますが、反省する様子のないアカリさん親子。しまいには「今度PTAの集まりでみなさんから意見を聞かせてもらうから!」と逆ギレする始末。しろみちゃんのママに「泥棒と同じですよ?」と言われたことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながら帰って行きました。マミちゃんの驚くべき行動はアカリさんの指示によるものでした。人の家に勝手に上がり込んで、料理を買ってに食べてしまうマミちゃんの行動は許されることではないでしょう。しかし、ある意味マミちゃんも被害者なのかもしれません。アカリさんの異常な行動を注意し、止めてくれる人が現れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月20日しろみちゃんは小学2年生の女の子です。小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、しろみちゃんママの足元にボールが転がってきます。 すると女の子が、パーティー会場である庭に入ってきました。「人の家に勝手に入ったらだめよ!」と注意すると、「ご迷惑をかけちゃダメでしょ」とアカリさんが現れたのです。「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、アカリさんとマミちゃんはテーブルに並ぶ料理を物色。 「食べるのをお手伝いしてあげようか! 残してポイしちゃうでしょ? もったいないわよ!」と上から目線の持論を持ち出し、牛肉を食べ始めました。おなかいっぱい食べようとする親子の傍若無人な態度に、しろみちゃんママは絶句。アカリさん親子の様子を見ていた親戚は……。 とんでも親子に絶句…ガツンと言ったのは? 見かねた伯父さんに「お引き取りください」と言われても、アカリさんは「あ、そうですか」と聞き流し、ケーキを持って帰ろうとします。 次は伯母さんが「マミちゃんのケーキはここにないから、お母さんに買ってもらってね」とやさしく伝えると、マミちゃんは泣き出す始末。するとアカリさんは「ウチの子、なに泣かしてんのよ!」と逆ギレするのです。負けじと伯母さんが「なぜ知らない人にご馳走しなきゃならないのでしょうか? ここで買えるので、こちらでお求めください」と言って、お店のチラシを渡します。チラシを見たアカリさんは「高い! こんなとこ買えません」と自分勝手な発言を続けるのでした。 さすがに今回のパーティーの主役である祖母も黙っていられない様子。「なぜ突然現れて料理を召し上がっているのですか? なぜケーキを恵まなきゃならないのでしょう? 一切理解ができないので、わかるように教えていただけますか?」とぴしゃり。祖母の言葉にアカリさんは言い返せず、その日は帰っていきました。親戚から注意されても暴走が止まらないアカリさん親子には、呆れてものも言えません。許可もなく勝手に食べすすめることは、泥棒と同じです。アカリさんは子どもを注意すべき立場の人間です。このような親に育てられるマミちゃんの将来が心配になります。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月19日小学2年生のしろみちゃん。小学校でおこなわれたバザーで、しろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?小学校で開催されるバザーでは、各役員が出品する品を持ち寄ることになっていました。そこで、しろみちゃんママが高級な食器セットを出品すると、役員で小学2年生の娘をもつアカリさんが、バザーの開始前に食器セットを抱え込んだのです。 他の保護者から注意されても、アカリさんは「ウチが買うわ!」と言い張り、結局お客さんが来る前に食器セットを購入してしまいました。 その後、しろみちゃんママに目を付けて「しろみちゃんが着なくなったブランド服とかないの? もらってあげてもいいけど」と上から目線でたかるように。しろみちゃんママが「着られなくなった服は寄付しているので、お譲りできるものは一切ございません」ときっぱり断ると、しろみちゃんの家の周辺をうろつくようになったのです。 そんなある日、しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。しろみちゃんママがパーティー用の食材を買いに、近所のスーパーへ行くと……。 許せない!パーティーをぶち壊す親子 ※おきなさい しろみちゃんママが買い物していたスーパーはアカリさんの家から遠いので、偶然会うということに違和感を覚えます。 アカリさんはいきなりしろみちゃんママの持っていた買い物かごを物色し、「バーベキューでもなさるの? ウチもこんなお肉を食べてみたい!」と白々しく話しかけてくるのです。しろみちゃんママはイライラする気持ちを抑えて、「生ものを買っていて早く帰りたいので失礼します」と言ってその場を離れました。 その後、親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、しろみちゃんママの足元にボールが転がってきます。すると女の子が、パーティー会場である庭に入ってきました。「人の家に勝手に入ったらだめよ!」と注意すると、「マミ! ご迷惑をかけちゃダメでしょ」とアカリさんが現れたのです。 突然のアカリさん親子の登場で、楽しかった会場の空気が凍りつきます。「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、アカリさんとマミちゃんはテーブルの料理に手を伸ばそうするのです。「食べるのをお手伝いしてあげようか! 残してポイしちゃうでしょ? もったいないわよ!」と上から目線の持論を持ち出し、牛肉を食べ始めました。 「乱入してきて勝手に食べるなんて非常識です!」としろみちゃんママが注意すると、「ケチねぇ!」と言い返してきたのです。さらに、アカリさんは「野菜は高いんだから、こういうときにビタミンをとっておきなさい」と言い、おなかいっぱい食べさせようとするのです。親子の傍若無人な態度にしろみちゃんママは呆気に取られてしまいました。 ママ友の親戚の家に勝手に上がり込むだけでもかなり迷惑ですが、料理を食べだすなんて非常識にも非常識にもほどがあります。祖父母の古希を祝う楽しいパーティーをぶち壊したアカリさん親子は許せません。あまりにもアカリさん親子の暴走が続くときは、学校の先生などに相談したほうがいいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月18日小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……? 初対面で感じた違和感 小学校で開催されるバザーでは、各役員が出品する品を持ち寄ることになっていました。そこで、しろみちゃんママは高級な食器セットを出品することに。 すると突然、役員で小学2年生の娘をもつアカリさんが、バザーの開始前に食器セットを抱え込んだのです。他の保護者から「なにやってるの!? 元に戻して!」と注意されても、アカリさんは「ウチが買うわ!」と言い張り、結局お客さんが来る前に食器セットを購入してしまったのです。 その後、しろみちゃんママに目を付けて「しろみちゃんが着なくなったブランド服とかないの? もらってあげてもいいけど」と上から目線でたかるように。しろみちゃんママは「着られなくなった服は寄付しているので、お譲りできるものは一切ございません」ときっぱり断りました。すると、それからしろみちゃんの家の周辺をうろつくようになったのです。しろみちゃんママは図々しくて、失礼なママ友に目を付けられてしまいました。他の保護者に注意されてもお構いなしの姿にあきれてしまいます。ただ、ママ友という特殊な関係上、子ども同士のことを考えると、むやみに関係を断つことも難しいですよね。何をしでかすかわからないママ友ですが、今後危害を加えられないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月17日■前回のあらすじゆうの家に警察を向かわせると言い出した母。母ならやりかねないとおびえたしろみは、ゆうに対する罪悪感もあり、母の元に帰ると言ってしまいます。「そんな親不孝な子もういらない」この時終電が本当になかったのかは知りませんが、母は怒ったまま電話を切りました。母からの解放「怖かった」と震えながら号泣する私をギュッと抱きしめてくれました。図々しいとは思いながらも行くあてもない私は彼にお願いをしました。ここまでお読みいただきありがとうございました!自分で言うのも何なのですが私の幼少期からここまで本当に長かったですね。ずっとモヤモヤ心の中にあったものをこのように吐き出すことができて少し心が軽くなったとともに、自分や母のことを客観視する機会にもなり今後の育児の参考にしていこうとも思えました。
2023年08月12日■前回のあらすじ電話で話した母はなぜかしろみの居場所を知っている様子。聞くと、子どもの頃唯一母からプレゼントされたお守りの中身がGPSだったことが判明したのです。2度と家から出ない約束たしかに何度か母からお守りを貸してねと言われたり、新しいお守りを渡されたりしました。きっと中のGPSを取り替えたりしていたのでしょう…。母は私が焦っている様子を楽しんでいるようにも感じました。ついに彼氏が…?冷や汗と涙が勝手に出てきて過呼吸のように苦しく呼吸が荒くなりました。それを見かねたのか…、ついに母と彼が初接触。初めて彼の存在を知った母は…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月10日■前回のあらすじ母から逃げ出しゆうの家に行ったしろみだったのですが、怒り狂った母からの留守電を聞いていったん家に戻ろうとしてしまいます。「一緒に行く」と言うゆうと話し合いをしている間に再び母から電話が。彼が見ているところで電話にでることにちなみに学生時代に彼や友人と放課後少し寄り道したりした時は、母が親戚の集まりの食事会で帰りが遅くなる時のみ。幸いなことにGPSの位置をスマホや機械などで確認をできないタイミングに私は母に秘密で学校以外の場所に行っていたのでそのことはバレていなかったようです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月09日■前回のあらすじ電話をかけてきたのは彼氏のゆうでした。しろみが泣いているのに気づいて駆け付けたゆうは、そのまま彼の家へとしろみを連れ帰ります。その後、しろみがいないことに気付いた母から激怒の電話が…。今すぐ帰らなきゃ!私が母と話し合う決意をした途端、母からまた電話が。冷や汗が止まりませんでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月08日■前回のあらすじ母が自分を介護要員として手元に置いておくため孤立させ潔癖に育てたことを知ったしろみ。しろみの中で何かが切れたように感じました。どこでもいい、この家から出なくては!もう無我夢中でした…。黙って出るのは怖いので、自分の意思で出ていきましたという置き手紙は残しました。果たして母に見つからずに逃げられるのか?逃げられた…と、思ったら!?私はとりあえず最寄りの駅の近くまでキャリーを引いて走りました。入社する前に職場で作らされた銀行口座。入社して1年と少し、冬のボーナスも入っているはずだし1度もお給料を使っていないからある程度は入っているはず…。大金を持ち歩くのは怖いからまずはホテル代とかのために3万くらいおろせばいいのかな? ホテルの相場がよくわからない私はとりあえずお金をおろすためにATMへ向かいました。母に暗証番号を伝えてあり、通帳なども全て預けていて、私には触らせてはくれませんでした。なのでこんなことになっていたなんて、この時初めて気付いたのです。途方に暮れているとスマホが鳴りました。もう家出がバレた…!?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月06日