イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。夫は今までやったことがない家事や育児がどれだけ大変だったのかを思い知り、自分のこれまでの行動を思い返して後悔ばかりで……。自分がママになるしかない……! そう覚悟を決めた夫でしたが、慣れない育児や家事に追われ、1週間で限界に。しかし、りささんの母親はすでに亡くなっていて、父親も疎遠。 そこで、自分の母親に助けてもらおうと連絡を入れますが「妊娠は病気じゃない。手伝ってほしいなんて贅沢だ」と一喝されてしまい、母親が義母として接するときの態度の違いを目の当たりにしたのです……。男だったら一生経験できない 入れ替わってから初めての妊婦健診。もちろん、夫にとっては何もかもが初めてのことでした。とにかく、つわりをなんとかしたいと思い、先生につらいと訴えますが、薬を処方してもらえるわけでもなく励まされただけ……。 しかし、エコーで小さいながらもしっかりと人の形を確認すると、「本当におなかの中に子どもがいる」と実感がわいてきました。入れ替わることがなければ、一生経験できなかった感情です。 そして、健診の記録が書かれた母子手帳を返却されたとき、そこにりささんが書き残していた、まだ見ぬわが子へのメッセージを見つけます。それを読んだ夫は、「俺が絶対におなかの子も守ってやる!」ともう一度覚悟を決めたのでした。 おなかの中で一生懸命生きているわが子の姿を見て、夫の中ではさまざまな感情がこみ上げてきたようですね。夫の家事や育児のスキルは高いに越したことはありませんが、こうして同じ気持ちで育児に向き合えるというのが、一番大事なことなのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月27日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。その内亮太さんは、涙が勝手に溢れたり胸の違和感が消えなかったりと、体や心の異変を感じ始めます。とうとう仕事に集中できなくなってしまった亮太さんは、社長に言われるがまま早退することになりました。 あまりの体調の悪さに、麻耶さんに連絡することすらままならなかった亮太さん。何も言わずに帰宅したところ……? リビングから聞こえてきたのは妻のうれしそうな声 電話の内容を聞くと、どうも麻耶さんは男性らしき人と会話を楽しんでいる様子。 亮太さんの帰宅に気付かないまま「うれしいー!」「私も好きだよー!」などと既婚者とは思えない発言を連発しています。 今回の電話で妻の浮気を確信した亮太さんは、嫌悪感に押しつぶされそうになりながらも「和馬の前で喧嘩するのはよくない。」と一旦普通に帰宅。 あとからじっくり真相を問い詰めようと、心に決めるのでした。 妻が浮気しているとわかれば、夫としては今すぐにでも問い詰めたい気持ちになるもの。 ですが、亮太さんが何よりも優先したのは、自分の感情ではなく和馬君の気持ちでした。 親として子どもの気持ちを一番に考えるのは当然のことかもしれませんが、体調が悪い中で人の気持ちを思いやるのは、誰にでもできることではないでしょう。 子どものためにも、また夫婦がこれから一緒にやっていくために一度、しっかり話し合って、解決に向けて進んで欲しいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月27日夫とは出会って10年、結婚して2年。息子が生まれて半年。夫婦関係は問題なく、大好きな夫と愛する息子に囲まれ、幸せいっぱいの日々でした。そんなある日、夫からメッセージの誤送信が。胸が張り裂けそうな悲しみと苦しみの日々が始まりました……。 夫からメッセージの誤送信夫が休みの日のことでした。私はいつも通り仕事が終わり、夫に帰る連絡を入れると、あと少しで家に着くところで夫からメッセージが届きました。その内容は、「あと少しで嫁が帰ってくるから連絡できなくなる。また明日ね」といった誤送信だったのです。 そのメッセージを見たとき、心臓が急加速しました。すぐに、これはどういうことなのか夫に連絡したところ、「これは違うんだ」の一点張りでした。 夫の裏切りを知り、溢れる涙…モヤモヤしながら家に入ると、負のオーラを全身に漂わせて壁にもたれながら座っている夫の姿。そして「ごめん」と呟きました。私は一気に涙が溢れ出し、胸が張り裂けそうになり、裏切られた失望感でいっぱいになりました。 夫から、「職場の人で、もう連絡も取らない」と当たり前のことを当たり前に言われ、私は「職場の人なら毎日会うのに、関係を絶つなんて無理に決まってる」と思いながらも、反論する余裕がなく会話は終わりました。夫と出会って10年。大きな喧嘩もなく本当に仲が良く、友だちからもうらやましがられていました。友だちや家族にも相談することができず、ただただ悲しくて、1カ月は夫に触れることもなく、交わす会話も必要最低限でした。 意を決して話し合うことに日々、時間だけが過ぎていき、「このままではダメ」になると思い、もう一度夫婦で話し合うことに。相手との関係や、相手の年齢、未婚か否か、いつから、どんなきっかけで不貞が始まったのか……本当なら聞きたくも知りたくもないことを聞くのがとてもつらかったです。申し訳なさそうに、「相手は1年前に入社してきて、同い年ということから連絡先を交換したのがきっかけで、不貞関係が始まった。現在は婚約者との子どもを妊娠中なんだ」と答えた夫。 あぜんとした私は、相手は私に知られてどう感じているのかを尋ねると、「『奥さん、なんて言ってた?』と言っている」とのこと。私はそれを聞いたときに相手の神経を疑いました。 再スタートを決意不貞が始まった1年前というと、私が夫からプロポーズされて入籍を控えていた時期。夫と不貞相手は、お互いに婚約者がいることを知っていたのです。 夫も夫ですが、相手に対しても、これから結婚・出産する人のすることとは思えませんでした。あまりにも衝撃的で、私はあきれて言葉が出てこず、しばらく無言が続きました。 しばらくして夫から、「これからの生活に家族がいないのは想像できない。家族といたい。傷つけてしまったことは本当に申し訳なかった。もう一度チャンスがほしい」と言われ、すぐに返事はできませんでしたが、結局、再出発することに。 別居か離婚という選択技もありましたが、生後6カ月の息子を思うと簡単にはできず、私自身も夫のことが大好きだったため、余計に決断することができませんでした。息子と私自身のためにも自分が変わらないといけない、と言い聞かせて前に進むことにしたのです。3カ月後、相手は結婚を機に退職したそうです。3カ月間は不安でいっぱいで、連絡を取りあっていないかを毎日のように夫に聞いていました。不安はなくなるわけでもなく、「いつか、また……あるんじゃないか」と不安を抱えたまま毎日を過ごしています。 友だちや家族にも相談ができず、ひとりで抱え込むのは精神的にもいっぱいいっぱいでした。今も夫を見るたびに思い出し、涙が出ます。それでも時間は過ぎていき、息子と過ごし成長を見るうちに、モヤモヤしていた気持ちが少しずつ心の中から消えていきました。 著者:山野みかイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年04月27日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。疑惑を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘の保育園の先生がやたらと絡んでくるように。その先生の名前は、なんと娘と同じ未来(みくる)だった。 ついに正体が…!妊活で早く帰ってくるように約束していた日、夫は真夜中になって帰宅した。 娘が慕っている保育園の先生・カナエ先生が「夫の元恋人・未来(みくる)なのでは?」という疑惑と、「昨晩夫は未来(みくる)に会っていたのでは?」と不安になった爽子は先輩に相談。 真実を知ることを怖がっていた爽子に先輩は「覚悟決めて現実見なくちゃ!」と喝を入れ、2人で夫が通っていた大学に行って調査をすることにした。 [ 夫が通っていた大学に行くと、運よく夫のゼミの教授に会うことができた。ゼミの教授は夫が在籍していたころのアルバムを見せてくれたが、そこにカナエ先生(未来)の姿はなかった。 しかし「花苗 未来」という名前を出すと、大学を中退した生徒のことを思い出した様子。そして1枚の写真を見せてくれる。 そこに写っていたのは、夫が大事に身につけているペアリングと同じものをつけた若いころのカナエ先生の姿だった。 ◇◇◇ 行動力ある先輩のおかげで、「カナエ先生=夫の元恋人・未来」であることが確定しました。夫もし爽子さんがひとりで悩んでいたら、この結果にはなかなかたどりつけなかったかもしれません。やはり悩みごとや心配ごとがあるときは、信頼できる人に相談してみるとよさそうですね。みなさんは悩みを抱えたとき、どのように解決をしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月27日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎え、会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨ましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。今までやったことがない家事や育児にてんやわんやで、たった1週間で限界を感じてしまったのでした……。入れ替わってしまった以上、このまま過ごすしかないと覚悟を決めた夫。りささんに代わって仕事をしている途中、偶然見たメールで、りささんが2人目を妊娠したことによって、頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知ります。そして、自分がいかに妻のことを理解できていなかったのかに気付き、反省。 その後も、休む暇がない日々が続き……。俺って最悪… 仕事に家事に育児……。家に帰ってからもまったく休む暇もなく、一体どうやってりささんが毎日すべてをこなしていたのかと考え込んでしまう夫。とにかく誰かの手を借りたい……そう思っても、りささんの母親はすでに亡くなっていて、父親も再婚していてほぼ連絡は取っていない状態で頼れる人がいません。 そこで、りささんからすると義母に当たる自分の母親に助けを求めることにしました。しかし、電話口で「妊娠は病気じゃない」と言われ、家事を手伝ってほしいなんて贅沢だと怒られてしまう始末。 普段、自分と話すときとは全然違う母親の様子に困惑してしまう夫でしたが、思い返してみると自分も同じように「妊娠は病気じゃない」と言っていたことを思い出してしまいました……。 夫はりささんが自分の親も頼れず、義母からも「妊娠は病気ではない」と突き放され、ワンオペをするしかない状況に置かれていたことに、やっと気付いてくれたようですね。残念ながら『自分ごとになってから大変さがわかる……』というのはよくあることではないでしょうか。相手のすべてを理解することは簡単なことではありませんが、相手を思いやる気持ちは常日頃持っていたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月26日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。その内亮太さんは、胸の違和感に加えて、涙が勝手に溢れたり異常なほどの物欲が湧いてきたり、体や心の異変を感じるようになります。そしてとうとう仕事に集中することもできなくなってしまった亮太さん。社長に言われるがまま、早退して体を休めることにしたのですが……? 一方そのころの麻耶さんと和馬君は、2人並んで幼稚園から歩いて帰っているところです。 居間にいたはずの息子がいない…? 家について和馬君におやつを出した麻耶さんは、いつものようにイヤホンを装着。大好きな音楽を聴きながら自由に過ごします。 そんな母を邪魔しないようにと考えたのか、和馬君は幼稚園でもらったしゃぼん玉でひとり庭に出て遊ぶことにした様子。 母親の言いつけを守り、きちんと窓を閉めることも忘れません。 ふと、麻耶さんは和馬君が居間にいないことに気付きますが「別の部屋に行ったのだろう」と推測。そのまま、和馬君が出て行った窓の鍵を閉めてしまったのでした。 ある程度ひとりで遊べる年齢になると、厳しく子どもを監視することはなくなるでしょう。 ですが、それでも子どもが事件や事故に巻き込まれないように気を配るのは親の務めです。 麻耶さんは、イヤホンの装着によって子どものSOSに気付けなくなるリスクがあることを、しっかりと認識しておくべきだったかもしれません。 子育ての合間の息抜きは大切ですが、小さな子どもといるときに趣味や友人との会話に熱中するのはNG。 自宅から締め出されてしまった和馬君に、何事も起きないことを祈るばかりです……。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月26日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。疑惑を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘の保育園の先生がやたらと絡んでくるように。その先生の名前は、なんと娘と同じ未来(みくる)だった。 お願い、つきはなさないで…娘が慕っていたカナエ先生の名前が、未来(みくる)であることを知った日。爽子は夫の元恋人の未来は同じ大学の同級生だったことを思い出し、夫の卒業アルバムを探しましたが「カナエ先生=未来」の確証は得られなかった。 ちなみにその日は妊活のため、夫に早く帰ってきてもらう予定だった。しかし夫は夜になっても夫は帰宅せず、電話にも出ない。 爽子は不安のまま一晩を過ごし……。 夫の拓也はカナエ先生とに呼びだされ、2人で会っていた。“昔”と同じように拓也と楽しそうにするカナエ先生。それに拓也は「昔とは違う」と言い退けようとしますが、カナエ先生は「毎日薬が手放せず、布団から起き上がれなくなる日もある」と訴え「こうなったのはたっくんのせい」と拓也を責める。そして拓也を抱きしめた……。 結局その晩は、拓也は真夜中に帰宅。爽子との妊活の予定を反故にし、寝室の扉を開けることすらせずリビングで夜を明かした。 拓也よりも先に家を出た爽子は、会社で先輩に相談。頼れる先輩は、夫と未来が通っていた大学へ出向き調べようと言ってくれた。傷つくことを恐れ躊躇する爽子だったが、先輩の「覚悟決めて現実見なくちゃ!」という一言にハッとさせられた。 ◇◇◇ 夫のことを信じると決め、2人目妊活にトライしようとしていた矢先に夫の裏切り。爽子さんはどんなに悲しかったことでしょうか。たしかに先輩の言うとおり、覚悟を決める必要がありそうです。ただ、会社の先輩が味方でいてくれることで、爽子さんも少し心強いのではないでしょうか。自分ひとりで抱え込まず、信頼できる第三者に相談することによって、少しでも爽子さんのつらさが軽くなればいいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月26日長続きしないかもしれない夫婦の特徴って?「夫との関係がうまくいかない…」そんな悩みはありませんか?今回は、長続きしないかもしれない夫婦の特徴を紹介します。完璧主義自分の理想を追求する完璧主義な人は、現実とのギャップに悩むことがあるようです。しかし、恋愛や結婚は個々の価値観ややり方が異なるものです。理想を追求するのはいいことですが、柔軟さを持ちながら楽しむことが、パートナーとの関係を長続きさせる秘訣かもしれません。惚れっぽい性格惚れっぽい性格の人は、相手のことを十分に理解せずに好きになることがあります。妄想によって相手を理想化してしまい、実際に結婚すると期待とのギャップが生じてしまい冷めてしまうこともあるようです。被害妄想が強い被害妄想が強いことも、夫婦関係が続かない原因の1つの可能性があります。例えば、パートナーから連絡が遅かったり帰りが遅かったりすると不安になってしまう人もいるようです。これは、過去の経験からくる不安や恐怖心が原因かもしれません。しかし、まだ具体的な証拠がない段階で疑いの念を抱くことは避けたほうがいいでしょう。思いやりがない「妊娠してつわりがひどかったとき、ご飯が食べられませんでした。ようやく落ち着きご飯が食べられるようになると、夫に『ただでさえ太ってきてるんだから、そんなに食べたらもっと太るよ』と言われました。思わぬ発言に『は…?』私はモヤモヤして、その日は眠れませんでした。」(30代/女性)関係が続かない人の中には、思いやりが欠けている人がいます。夫婦関係が続かない原因や特徴を把握し、改善方法を取り入れることで、より充実した生活を楽しむことができるかもしれません。自分自身や相手との関係を見つめ直すことが大切です。(愛カツ編集部)
2024年04月24日商業施設の授乳室を利用したときのことです。生後5カ月の娘に授乳したあと、夫が待っているはずのソファ席で待ち受けていたのは……!? たった5分の間に、2回も衝撃体験をするとは思いませんでした。わが家のダメパパエピソードをご紹介します。 用事の前に、お気に入りの授乳室へあれは、娘が生後5カ月ごろの出来事でした。おうち探しのため不動産で話を聞く予定だった私たち家族。約束の時間まで1時間弱あったため、今のうちに授乳しておこうと商業施設の3階にある授乳室に寄ることにしました。しかし、このあと私は二段階の衝撃体験をすることになるのです。それもたった5分の間に……。 そこの授乳室は比較的新しくきれいで、設備も整っており、私のお気に入りでした。鍵のかかる個室2つとおむつ交換台が3つ、そしてお子さんやご家族が過ごせるコの字型の大きなソファとテーブルがあり、授乳スペース以外は男性も入れるタイプの授乳室です。夫と2人でわちゃわちゃと娘のおむつ替えをしたあと、私は娘とスマホだけ持ち授乳スペースへ向かいました。 外で待っていたのは夫ではなく……この日は休日にしては珍しく貸し切り状態だったので、ベビーカーと荷物番の夫はソファに座って待っているとのことでした。個室の中にもゆったりできる椅子と丸テーブルがあり、静かな環境で落ち着いて授乳ができました。「このあとしばらく飲めないからたくさん飲もうね〜」と10分ほどの授乳をし、娘を抱えて個室を出ました。隣の個室もまだ空いており、おむつ交換台にも人は見当たりません。本当に今日は空いてるな〜と思いながらソファに目を向けると、そこにいたのはなんと夫とはまったくの別人でした……! ソファの真ん中でドカンとあぐらをかき、下のスーパーで買ったと思われるお弁当をガツガツと食べている初老の男性。授乳室に似つかわしくない男性を見た私は、なぜか軽く会釈をしてしまうほどにプチパニックになり、足早に外に出ました。 授乳室の外にも夫の姿はなく、心臓をバクバクさせながら電話をかけると、同じフロアの本屋にいると言うので急いで向かいました。本屋の表に出てきてくれていた夫に駆け寄り、「なんで中で待っててくれなかったの!? 今ね、授乳室で明らかに子連れじゃないおじさんがごはん食べててね、めっちゃ怖くて……」と興奮気味に話す私に夫が衝撃のひと言を放ったのです。 夫の「ダメパパ行動」に呆れた!夫「あ、やっぱりあの人子連れじゃなかったよね?」私「え? おじさんが授乳室にいること知ってたの?」夫「そうそう、そのおじさんがあとから入ってきてさ、明らかに不審だったから本屋に逃げてたんだよ」私「は!? 娘と妻がまだ中にいるのに? お店の人に報告するとかもなく? ただ自分だけ逃げたの? ありえないんですけど!!」 授乳室を不正使用していたおじさんにもですが、それよりもなによりも夫の「ダメパパ行動」に衝撃を受けたのでした。 その後、本屋の店員さんに状況を伝えて、警備の方に授乳室を見に行ってもらいました。反感を買うのも怖いので私たちは撤退。今回は幸い鍵のかかる個室で、おじさんもごはんを食べることが目的のようだったので危害はなかったのですが、本当に怖かったです。本来安心して授乳やおむつ替えができる空間ですが、ルールを守れない人もいるんですね。娘と自分を守れるのは夫ではなく自分だけだと確信した体験だったので、今後はより気をつけようと思いました。 この体験から授乳室も絶対安全ではないと学んだため、鍵あり個室の授乳室以外は使わなくなりました。あと、夫に期待をしすぎないようになりました(笑)! イラストレーター/ライコミ著者:ずんちゃんママ無痛分娩で出産した1児の母。娘と夫と3人暮らし。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月24日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。疑惑を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘の保育園の先生がやたらと絡んでくるように。その先生の名前は……。 まさか誰かと一緒にいるの…?夫の愛を信じ、2人目妊活をはじめようとした爽子。 しかしそんなときに、娘お気に入りの保育園の先生・カナエ先生の本名が「花苗 未来」であることを知ってしまう。そう、娘と同じ「みらい」と書いて「みくる」と読む名前だったのだ。 これまでにも家に上がり込んだり、爽子に「家族をくれませんか」と言うなどちょっと不審な行動があったカナエ先生。そんなカナエ先生が、夫の元恋人と同じ名前だと知り爽子は……。 カナエ先生に「夫を知っているか」と聞くも、はぐらかされてしまった爽子。 確証を得たい爽子は、夫の元恋人の未来は同じ大学の同級生だったことを思い出し、夫の卒業アルバムを探すもカナエ先生らしき人物は見つからなかった。 モヤモヤした気分のまま夫の帰りを待っていたが、普段帰宅する時間になっても夫は電話にも出ない。 その日は、妊活で仲良し指示が出ていた。朝出かける前にもそのことを念押ししたはずなのに……。爽子の胸には不安が広がっていき──。 ◇◇◇ カナエ先生の名前が「みくる」だったとは驚きです。でも夫の卒業アルバムには、該当する人物はいない模様。これは一体どういうことなのでしょうか。しかも妊活をする日に限って夫が珍しく帰宅しないとは……。このときの爽子さんの不安な気持ちを思うと、いたたまれなくなりますね。しかも不安は的中。夫は、カナエ先生に会っていたようです。このことが爽子さんを傷つけないことを祈りたいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月22日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と感じるように。そんな中、亮太さんたち家族は、子ども同士が同じ幼稚園に通うママ友・保奈美さんからバーベキューに誘われます。しかし、初めて会った保奈美さんの夫は妻を卑下する発言を繰り返してばかり。そんな保奈美さんの夫に強い嫌悪感を抱く亮太さんでしたが、麻耶さんは「やばい夫婦」とおもしろがっているようで……? 人の気持ちを理解できない麻耶さんに、亮太さんは湧いてくる怒りの感情がコントロールできなくなってしまいました。 しかし、ママが大好きな和馬君の気持ちを思うと「離婚したい」とは言い出せません。 なんで涙が…? 涙があふれてきたり、朝起きるのがだるかったり、心身共に異変を感じ始める亮太さん。病院を変えてもやはり異常所見はなく、胸の違和感の正体もわからないままです。 しかし、その1カ月半後、ついに社長が心配するほど、亮太さんは目に見えて調子が悪くなっていきます。 亮太さんは「もう帰っていいぞ。明日も無理すんなよ。」と自分の体調を気遣ってくれる社長のやさしさに、素直に甘えることにしたのでした。心身共にリラックスできるはずの家で毎日のように息の詰まる思いをしていれば、亮太さんの体調が悪くなるのも当然のことでしょう。 社会人としては体調管理をするのも仕事の内ですが、それができるのは家族の協力あってこそ。体調が悪いことをきちんと家族に理解してもらって、初めて心も体もゆっくりと休めるものだからです。 そういう意味では、早退したとしても、亮太さんは本当の意味で休むことはできないかもしれませんね……。 麻耶さんのように、気付かない内にパートナーや家族を追い詰めてしまうこともあると思うと、お互いに言動には気をつけたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月22日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ただ、夫は結婚指輪の代わりに身内の形見だと言う指輪をしている。爽子はこのことが気がかりだった。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見。さらに身内の形見だと言う指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたよう。そんな疑惑を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だったが……。 先生の名前って…爽子は虫垂炎で入院していたのだが、その間、義母と娘の頼みで娘の保育園の担任・カナエ先生が毎日家にいたという。そんな非常識な事件もありつつ、爽子は夫と2人目妊活をすすめることにした。 夫は平日は職場と家の往復、休日は家族で出かける。とても浮気をしているとは思えない。爽子は自分にそう言い聞かせながら──。 仕事と家事育児に追われる爽子は、娘のお弁当にあまり時間をかけてあげられない。それが不満な娘は、ある日カナエ先生とお弁当を交換してもらった。カナエ先生は爽子のお弁当を見て失笑。無慈悲に、中身をゴミ箱に捨てた……。 そんなことがあったとも知らない爽子は、休日に娘のお弁当を可愛くするための買い物に出掛けた。ついでにとドラックストアで妊娠検査薬を見ていた爽子は、偶然そこにいたカナエ先生に声をかけられた。 家族がいることが羨ましいと語るカナエ先生。そしてカナエ先生は「くれませんか?藤井さんの家族。私に」と言う。あまりの突拍子もない発言に驚き何も言えなくなった爽子に、カナエ先生は冗談だと笑っていたが、爽子は胸騒ぎを感じ……。 また別の日、爽子は娘の保育園バックから園のおたよりを発見。そこに写っている娘が食べているのは、知らないお弁当。そして、カナエ先生の本名も明記されていた。 なんと、カナエ先生の本名は「花苗 未来」。そう、娘の未来(みくる)と同じ名前だったのだ。 ◇◇◇ なぜか執拗に爽子さんの家庭に絡んでくるカナエ先生。てっきり名前がカナエだと思っていましたが、実はそれは名字でした。そして名前は、娘と同じ名前で疑惑の夫の元カノと同じ名前の「みくる」。カナエ先生の気になる発言も相まって、いろいろなピースがつながってきそうでハラハラしますね。ここまでくれば爽子さんが背負う範疇を超えているように思います。夫の拓也さんに聞いてみるときが来たのかもしれないですね。勇気がいることだとは思いますが、爽子さんには頑張ってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月21日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と感じるように。そんな中、亮太さんたち家族は、子ども同士が同じ幼稚園に通うママ友・保奈美さんからバーベキューに誘われます。しかし、初めて会った保奈美さんの夫は妻を卑下する発言を繰り返してばかり。最後まで亮太さんの嫌な気持ちがぬぐえない中、ようやく苦痛だったバーベキューが終わり……? バーベキューからの帰り道。保奈美さんの夫へ嫌悪感を抱く亮太さんとは対照的に、麻耶さんは保奈美さんたち夫婦の関係性を楽しんでいるようで、あれこれと詮索しています。 離婚したい…でも子どものことを考えると 保奈美さんたち夫婦の様子を見て「おもしろかったぁ」と満足げな麻耶さんに、亮太さんの怒りが爆発! 保奈美さんの夫の態度が、自分に対する麻耶さんの態度と重なり、つい大声を出してしまったのです。 自分ではコントロールできない感情が込み上げてくるのを感じた亮太さん。その夜、和馬君を寝かしつけながら「息子と2人でどこか遠くに行きたいなぁ……」とぼんやり考えるのでした。 麻耶さんと離れたいと強く思う亮太さんですが、和馬君がそうであるように、やはり子どもにとってママというのは大きな存在のようです。 ですが、それは、両親が仲良く毎日ニコニコとしているのが大前提なのかもしれません。亮太さんたち夫婦が頻繁に言い合いするようになれば、その内和馬君も両親の不穏な空気に気付くはずです。 当然、子どものために「離婚しない」のも選択肢のひとつではありますが「離婚する」ことで家族の関係性が良くなる可能性もあります。どちらが自分たち家族にとって良いことなのか、亮太さんにはしっかりと考えてもらいたいところですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月21日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と感じるように。そんな中、子ども同士が同じ幼稚園に通うママ友・保奈美さんからバーベキューを提案された亮太さんたち家族。しかし、初めて会った保奈美さんの夫は妻を卑下する発言を繰り返すのです。それは、見ている亮太さんの気分が悪くなってしまうほど。しかし、保奈美さんは夫に言い返したりせず、常にニコニコしているのです。 亮太さんが保奈美さんを気にしていると「もう一本飲みます?」と話しかけてきたのは、保奈美さんの夫でした。 彼は、サラリーマンの飲み会に変なイメージを抱いているようで……? 早く帰りたい!苦痛すぎるバーベキュー… 酔っているのか、いかに自分が我慢して働いているかを語り始めた保奈美さんの夫。 そこには女性をバカにするような発言も含まれており、改めて亮太さんは彼に嫌悪感を抱きます。 「この人とあんまりしゃべりたくないな……。」と感じた亮太さんは、一旦トイレへ避難。折を見て帰ろうと考えていたところで、アイスを取りにきたという保奈美さんに出くわします。 普段と変わらず、にこやかな表情を崩さない保奈美さんに「余計なお節介」かとは思いつつも、保奈美さんを気遣う亮太さん。 しかし、保奈美さんは「全然大丈夫です。」と明るく答えるのでした。 保奈美さんたち夫婦のように、パートナー同士とは言え、長く連れ添う中ではぶつかることもあるでしょう。 ですが、ぶつかったりすれ違ったりすることはあっても、お互いの価値観を認め合いながら生活していくことで夫婦の絆が深まるものなのではないでしょうか? 少なくとも、パートナーの悪口を人に言ったからといって解決するものではありません。 もしお互いの思い違いで夫婦関係がこじれているのなら、なるべく早い段階で誤解が解けると良いですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月20日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ただ、夫は結婚指輪の代わりに身内の形見だと言う指輪をしている。爽子はこのことが気がかりだった。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言う指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたよう。そんな疑惑を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが……。 ホントに浮気なんてしてるのかな?夫に疑惑を切り出すことができないままの爽子。波風を立てず、ほしかった2人目にも挑戦し、今のモヤモヤもいつか思い出になれば……と考えていた。 そんな中、爽子は虫垂炎で手術をすることになってしまった。手術は無事に終わり、5日間の入院を終えて帰宅したのだが、そこにはなぜか娘の保育園の先生・カナエ先生がいた……。 なんと爽子が入院している間、義母の頼みで娘の保育園の先生・カナエ先生が毎日家で娘と一緒にいたという。夫もそれを知りながら、話すタイミングがないままになっていたそう。 爽子はさすがに非常識だと注意するが、たしかに入院中は大変だったと思い直し、改めて夫と2人目妊活の話をする。 夫は平日は職場と家の往復、休日は家族で出かける。とても浮気をしているとは思えない。疑惑はありつつも、忙しい毎日の中で、爽子はだんだんと感覚を麻痺させていき──。 ◇◇◇ いくら娘と義母の要望だと言っても、自分の入院中の家に保育園の先生が入っていたと思うと嫌ですよね。先生が娘をかわいがってくれているとはいっても、あくまで他人です。爽子さんの気持ちを考えると、さすがに義母も、夫も、カナエ先生も非常識だと感じてしまいます。今回も爽子さんはグッと我慢して怒るようなことはしませんでしたが、少し家庭円満のためにと我慢しすぎのような気もします。手術したばかりでもありますし、無理はしすぎないでほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月20日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ただ、夫は結婚指輪の代わりに身内の形見だと言う指輪をしている。爽子はこのことが気がかりだった。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見する。さらに、夫が身内の形見だと言っていた指輪にも「MIKURU」という刻印がしてあることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようで……。 このまま知らないフリをしてれば…家事にも育児に積極的で、結婚記念日には特別なプレゼントをしてくれるなど、申し分のないいい夫。 しかし夫の元恋人と娘の名前が同じ。夫が身につけている指輪には「MIKURU」という刻印。そして「M」と表示された電話もかかってきた。 爽子は、これからの2人に不安を覚えるのだが……。 爽子は自分が傷つくのを恐れてしまい、夫に疑惑を切り出すことができなかった。代わりに、2人目が欲しいという以前からの要望を伝えた。夫はそれにも「爽子とだったらずっとうまくやっていけると思う」と、満点の回答だった。 彼はいい夫。爽子は、このまま知らないふりをすることで波風を立てず、10年後20年後に「そんなこともあったな」と思い返せるくらいの話になれたら……と考えていた。 そんな中、ストレスのせいもあってか爽子は虫垂炎で手術をすることに。手術は無事に終わり、5日間の入院を終えて帰宅した爽子は思わぬ人に出会う。なんと、家には娘の保育園の先生、カナエ先生がいたのだ……。 ◇◇◇ 疑惑だらけの夫・拓也さんですが、現在のところ確固たる証拠などはありません。たしかにいまの幸せを維持するために見てみぬふりをする、というのもひとつの手ではあります。しかし、爽子さんは体調を崩してしまいました。不安からストレスが溜まっていたのではないでしょうか。体調を崩すほどのストレスがあるなら、夫と話し合った方が結果的に爽子さんのためになるかもしれません。みなさんならこのような場合、夫に素直に疑惑をぶつけますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月19日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?「友だちと飲みに行く」と家を出た麻耶さんが朝帰りした日から、どこか夫婦の関係がこじれてきているのを感じる亮太さん。何を伝えても屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と感じるように。そんな中、子ども同士が同じ幼稚園に通うママ友・保奈美さんからバーベキューを提案された亮太さんたち家族。しかし、初めて会った保奈美さんの夫は妻を卑下する発言を繰り返し……? 保奈美さんの夫の態度に嫌悪感を抱く亮太さん。嫌な空気のまま、家族同士のバーベキューがスタートしたのでした。 この2人の関係、本当に夫婦なの…? お酒が入るにつれ、保奈美さんの夫の暴言は勢いを増すばかり。 平気で保奈美さんをバカにしたり、冗談と言って保奈美さんに焦げたお肉を渡したり……。正直見ていて気分がいいものではありません。 亮太さんも、保奈美さんの夫の態度があまりにもひどすぎて、気分が悪くなってきたようです。 少しでも空気を変えようと、亮太さんは先日和馬君のお迎えを助けてくれたことにお礼を伝えますが、それすらも夫にはバカにされてしまうのでした……。 保奈美さんの夫は、身内を下げることでしか自分の存在をアピールできないのでしょう。 亮太さんが言うように、よっぽど自分のほうが、性格が悪くてひねくれていることを自覚してもらいたいものです。 いつもこのような夫の暴言に耐えている保奈美さんの気持ちを考えると、とても胸が苦しくなってしまいますね……。 夫婦のあり方は夫婦それぞれであり、他人が口出しすることではないかもしれません。 ですが、せめて2人のときは、保奈美さんの夫が少しでも妻にやさしい態度を取っていることを祈るばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月19日主人公は、夫と長女・ユリとの3人家族。幸せな日々を送る中で2人目の妊娠を望みますが、夫は妊活に前向きではなく……。主人公は夫をその気にさせるため、キレイになる努力を続けます。そんな中、夫は主人公のお願いを受け入れてくれましたが、行為自体は作業的で愛が感じられません。そのまま半年以上タイミングを取り続けますが、第2子を授かることはなく……。“2人目不妊”という言葉を友人から聞いた主人公は、病院で検査をしてみることに。嫌がる夫にも、なんとか精液検査を受けてもらいました。その結果を伝えると……? えっ! 俺のせいにするの!? 主人公は夫に、精液検査の結果が思わしくなかったことを伝えます。しかし夫は「この1回の検査で判断するな」と結果を素直に受け入れようとしません……。 処方された漢方も、味がまずいからと飲み続けることはありませんでした。その後も薬を用いてタイミング法を続けますが、期待する結果は出ず……。 そんな状況が続いたある日のこと。夫は、仕事終わりに同僚と飲みに行くと言ってきました。 当時は新型コロナウイルス感染症が流行する最中。主人公は不安に思いながらも、夫を送り出すのでしたーー。 不妊治療は夫婦で乗り越えるもので、不妊が見つかったとしても負い目を感じる必要はありません。検査結果から目を背けたい夫の気持ちもわかりますが、まずは自分の体としっかり向き合ってもらいたいですね。 そして……新型コロナウイルス感染症が流行する中、出かけていった夫。何事もなく帰ってくることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月19日夫婦は毎日の生活を共にするからこそ、ときにはぶつかってしまうこともあるでしょう。そこで関係性が悪化したまま引きずってしまうと、円満な夫婦生活を送っていくことができなくなる危険性も……。今回は、“夫婦関係がこじれた原因”について、既婚者の男女の声をご紹介します。喧嘩がちゃんと解決していない「子どもがダンスを習いたいと言うからスクールに通わせてあげたかったのに、夫が反対をしてきて喧嘩に。いまだにそれをちゃんと解決させていないので、ずっと変な感じで気まずいままです。でも、ダンスの話をしようとすると、夫が話を逸らすんですよね……」(20代・女性・美容関係)意見がぶつかるのは仕方ないにしても、きちんと解決をしないのはよくありませんね。わだかまりを残したままにしておくと、それが原因となり、大きな亀裂が生じてしまう危険性もあるでしょう。喧嘩を途中で投げ出したり、適当に終わらせたりすると、余計に相手の怒りが大きくなるだけ。子どものためにも、きちんと解決してもらいたいものです。夫の親がいろいろと口出ししてくる「子どもはあそこの塾に通わせろとか、学校はに入れたほうがいいとか、そろそろ家を買うべきだとか、妻の両親がとにかくうるさいんです。あれこれいちいち口を出してくるから、さすがに私が妻に文句を言ったら、“私たちのことを思ってのことだから”って言われて……。それ以来、妻との間になんとなく距離ができた気がします」(30代・男性・WEBディレクター)夫婦関係がこじれてしまう原因の1つとして、両親が挙げられます。子ども夫婦や孫のためを思ってのことであっても、あまりにもいろいろと口出しをされるとストレスを感じるはず。相手の親に対しては言いにくいことも多いので、そこは夫婦で話し合って、一緒にお互いの親への対応を考えたほうがいいでしょう。隠し口座を持っていた「私たち夫婦は共働きで、二人の稼いだお金でやりくりをしているのに、あるとき夫が隠し口座を持っていることが発覚したんです。しかも、結構な額を貯め込んでいるのを知ってビックリしました。“ギャンブルで勝ったお金を貯めていた”などと言っていましたが、それも含めて一気に信頼感がなくなりましたね」(20代・女性・飲食)大きな隠しごとが発覚した場合には、夫婦の信頼関係は一気に崩れてしまうでしょう。しかも、それがお金に関するものであったのなら、一緒にやっていくのは無理だと感じてしまうこともあるかもしれません。何も隠しごとがないという状態は難しいとしても、大事なことはちゃんと共有するようにしないと、二人の関係はどんどんこじれてしまうでしょう。将来のビジョンが違いすぎる「年齢的にもそろそろ家を買いたいという話をしているんですけど、夫は“まだいい”の一点張り。夫は今を楽しみたいタイプで、私は計画的に考えていきたいタイプだから、子育ても含めて将来への思いが合わないんです。私ばかりが悶々とすることになるので、それにも腹が立って喧嘩になりやすいです」(30代・女性・IT)どういう家庭を築いていきたいのかというビジョンがあまりにも違うと、未来が見えなくなってしまいがち。また、きちんと向き合って将来の話をしようとしてくれない姿にも不安を感じるようになるでしょう。自分の考えと相手の考えを尊重し合いながら将来のことも話せたら、きっと夫婦の絆はさらに深まっていくはずです。夫婦関係は変なこじらせ方をしてしまうと、修復するのも難しくなってしまうものです。だからこそ、そういった事態に陥ってしまう前に、きちんと話し合ってお互いの思いを理解し合うことが大切でしょう。©buritora/Adobe Stock ©ako/Adobe Stock文・山田周平
2024年04月19日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?「友だちと飲みに行く」と家を出た麻耶さんが朝帰りした日から、どこか夫婦の関係がこじれてきているのを感じる亮太さん。そんな矢先、亮太さんの仕事が忙しくなったタイミングで麻耶さんが体調を崩してしまいます。麻耶さんは和馬君を義両親に預けることにしますが、義両親の言動に文句を言ってばかり。自分の家族が悪く言われていることに腹を立てた亮太さんは麻耶さんと話し合うことにしますが、暖簾に腕押し。「話し合うだけ無駄だ」と感じた亮太さんは、結局自分が折れることで麻耶さんとの話し合いを強制的に終えたのでした。 その数日後、和馬君と同じ幼稚園に通うママ友の保奈美さんからバーベキューに誘われたと報告してきた麻耶さん。 麻耶さんから「保奈美ちゃんの夫はまじやばい。」と聞いていた亮太さんは、やや緊張気味で約束の土曜日を迎えます。 噂には聞いていたけれど…ママ友の夫の言動が笑えない! 初めて会う保奈美さんの夫は、どこか妻を見下したような態度……。 「私はノンアルで大丈夫。」という保奈美さんに「まじほんと、つまんねー奴だなぁ。」と暴言とも取れる発言を繰り返します。 さらには「別に無理して飲まなくても大丈夫ですよ!」という亮太さんの発言に「おい気ぃ使わせてんぞ。マジでほんっとにバカだなお前。」と人格を否定するような言葉まで飛び出す始末です。 あまりの心無い発言に、亮太さんはやや引いてしまうのでした。夫婦2人のときはやさしい夫なのかもしれませんが、どんな理由があれ、人前で自分の妻を傷つけるような発言はすべきではないですよね。 特に、子どもの前ならなおさらのこと。 手本となる父親の暴力的な発言を目の当たりにすれば、人を傷つけても良い・いじわるしても良いと間違った認識を子どもに与えてしまうかもしれません。 少しでも家族を大切に思う気持ちがあるのなら、今すぐにでも自分の態度を改めてもらいたいところ。 自分の妻をバカにする前に、自分がバーベキューの楽しい空気を台無しにしていることに気付いてほしいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月18日主人公は、夫と長女・ユリとの3人家族。幸せな日々を送る中で2人目の妊娠を望みますが、夫は妊活に前向きではなく……。夫にレスの理由を聞いたところ、「女としての努力を怠っている」と言われた主人公。できるだけ夫の要望に応えようと、キレイになる努力を続けています。そんな中、夫は主人公のお願いを受け入れてくれましたが、行為自体は作業的で愛が感じられませんーー。排卵日前にタイミングを取れたものの……。 もうやめたいと思っているのに… ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 タイミングを取り始めて半年以上が経過。2人目ができないことに不安になった主人公が友人に悩みを打ち明けると、「2人目不妊ってやつじゃない?」と指摘されました。20代のころ多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)と診断されたことのある主人公は、一度病院を受診することに。 夫にも精液検査をお願いしますが、「不妊なんて、ほとんど女が原因だろ!?」と嫌がります……。なんとか夫をなだめて病院へ精液を提出。すると、精液検査の結果があまりよくないことが判明したのでした。 ※多嚢胞性卵巣症候群とは、 ホルモンのバランスが崩れることで排卵しにくくなり、月経周期に異常をきたした状態 病院の検査を受けることにした主人公。夫は、不妊の原因は自分ではないと思い込んでいるようですが……。 夫が検査の結果を真摯に受け止め、妊活にしっかり向き合ってくれることを願うばかりです。>>次の話 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2024年04月18日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?「友だちと飲みに行く」と家を出た麻耶さんが朝帰りした日から、どこか夫婦の関係がこじれてきているのを感じる亮太さん。そんな矢先、亮太さんの仕事が忙しくなったタイミングで麻耶さんが体調を崩してしまいます。和馬君を義両親に預けることにした麻耶さんですが、どうも義実家では和馬君が泣き止まない様子。義両親が麻耶さんに相談したところ、かえって彼女から怒られてしまったという話を聞き、亮太さんは急いで仕事を切り上げ、和馬君を迎えに行くのでした。 帰宅後、和馬君が寝たあとに麻耶さんと話をすることにした亮太さん。ところが、彼女の口からは信じられないような発言が飛び出してきて……? 話し合うだけ時間の無駄… 自分の都合で息子を預けておきながら、義両親に悪態をつく麻耶さん。しまいには、亮太さん家族全員の悪口を言い始めてしまいました。そんな麻耶さんの言動がどうしても許せない亮太さんは、麻耶さんとわかりあうために一生懸命両親の気持ちを代弁しますが、麻耶さんの心には届きません。 結局「話すだけ無駄すぎ……」と疲れ切った亮太さんは、自分が折れる形で麻耶さんとの話し合いを終えるのでした。 何を言っても平行線の話し合いは、お互いとてもしんどいものです。しかしどちらか一方が我慢するだけの夫婦生活は、きっとどこかで無理が生じます。 麻耶さんの態度を変えることは難しいかもしれませんが、このままでは亮太さんの心がつぶれてしまうのも時間の問題でしょう。 第三者を入れて話し合う・麻耶さんの両親に相談するなどの対策で、亮太さんの気持ちが少しでも軽くなることを祈るばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月17日主人公は、夫と長女・ユリとの3人家族。幸せな日々を送るなかで2人目の妊娠を望みますが、夫は妊活に前向きではなく……。夫にレスの理由を聞いたところ、「女としての努力を怠っている」と言われた主人公。できるだけ夫の要望に応えようと努力した結果、夫のほうから夜のお誘いがありました。しかし、夫は疲れているという理由で、誘いを撤回。排卵日を逃したくない主人公が食い下がると……?妊活を始めたいという主人公の願いを受け入れた夫でしたが、その行為は冷たく、淡白なものでした。愛を感じられない夫との行為に、虚しさを感じて……。 どうすればその気になってくれる…? タイミングを図りながら妊活を進めますが、妊娠することはありませんでした。焦りを募らせた主人公は、夫をラブホテルに誘うことも。 しかし、行われる行為は作業的なもので、愛を感じられるスキンシップはありません。そんな中でも何とか妊活を続け、今月も夫とできた……と安堵しますが。 「私は1人で妊活しているの……?」 主人公は虚しさに襲われ、涙がこぼれてしまうのでした。 妊娠を望む妻に、夫は「必死だなー」とどこか他人事。これでは、妊活に孤独を感じてしまうのも当然ですよね。 妊活は夫婦一緒に取り組むもの。まずは夫の意識改革が必要そうですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2024年04月17日主人公は、夫と長女・ユリとの3人家族。幸せな日々を送るなかで2人目の妊娠を望みますが、夫は妊活に前向きではなく……。夫にレスの理由を聞いたところ、「女としての努力を怠っている」と言われた主人公。できるだけ夫の要望に応えようと努力した結果、夫のほうから夜のお誘いがありました。うれしくなって寝室で待機しますが、夫はいつまでたってもやってきません。リビングに様子を見に行くと、夫はお酒を飲んで眠っており……。夫は「疲れているから」と前言撤回。ですが、排卵日の近い主人公が食い下がると……? どうしてこんなことに… 「さっさとやって終わろう」 夫は不機嫌なまま、服も脱がなくていいと話します。そして、ムードも前戯もなく、夫は強引に行為を進めたのでした。 そのまま淡々と行為を終わらせると、夫は大きなため息をつき……。「もういい?」と言うと、そっぽを向いて寝始めるのでした。 夫の言動にショックを受ける主人公。愛の感じられない行為に虚しさを感じるのでした。 主人公にとって待ち望んだはずの行為でしたが、それはまったく愛の感じられない時間になってしまいました。妊活以前に、夫には妻とコミュニケーションを取ろうという気持ちがないのかもしれません。 いつからこんなにすれ違ってしまったのかーー。主人公の気持ちを思うとやるせないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2024年04月16日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?「友だちと飲みに行く」と家を出た麻耶さんが朝帰りした日から、どこか夫婦の関係がこじれてきているのを感じる亮太さん。そんな中、仕事が忙しくなり毎日残業をしていると麻耶さんから「風邪をひいてつらいから義実家に和馬を預けた」と連絡が。ところが、帰宅後両親への感謝を口にする亮太さんに、麻耶さんはなぜか「そういうのうざい」と怒り出してしまいます。 麻耶さんが寝たあと、ようやくひとりの時間を持ててほっと一息つく亮太さんでしたが、夕飯のお弁当を食べようとしたその瞬間! 突然胸に激痛が走り……!? この胸の痛み…本当にただの風邪なのかな… 胸や喉の痛みについて、病院では「風邪」と診断された亮太さんでしたが、食欲もなく、やる気も出なくなり「本当に風邪なのか」を疑い始めます。 さらに追い打ちをかけるように、母親が電話で「和馬君のことで麻耶ちゃんに相談したら、すごい剣幕で怒られた。」というのです。 結局仕事を早めに切り上げて和馬君を迎えに行くことにした亮太さん。麻耶さんを心配する母親に本当のことを言えるはずもなく「大丈夫だよ。普通にやってる。」と適当にごまかすのでした。仕事や育児、家事などで日々忙しくしていると、心に余裕がなくなります。今の麻耶さんは、少し疲れていて、人の言葉や気持ちを素直に受け取れなくなっているのかもしれませんね。 しかし本来、息子である和馬君の面倒を見るのは親の役目です。義両親の好意に甘えているという事実を忘れてはいけません。 もし、麻耶さんが「良くない態度を取ってしまった」と少しでも感じているのなら、体調が回復次第、改めて義両親への感謝の気持ちを伝えてもらいたいですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月16日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?「友だちと飲みに行く」と家を出た麻耶さんが帰宅したのは、なんと次の日の朝でした。しかし、麻耶さんに反省の様子は見られません。さらに、体調が悪い亮太さんを気遣うどころか自分の行動を棚に上げ、仕事で帰宅が遅いことを責め立てるのです。亮太さんは、これ以上麻耶さんと話し合うのがバカらしくなってきてしまいました。 そんな中、仕事で忙しい日々が続くようになった亮太さん。仕事に精を出していると、麻耶さんから「風邪ひいてつらい。」と連絡が来て……? 親のありがたみを実感。ところが妻は… 体調が悪いからと相談もなく、義実家へ和馬君を預けた麻耶さん。 両親や息子の様子が心配になり亮太さんが電話をしてみると、思いがけない形で母親の想いを知ることになりました。 改めて親のありがたみを実感した亮太さんは、帰宅後麻耶さんにもそのように伝えますが「そういうのうっざい! なめてんの!?」となぜか怒られてしまいます。 麻耶さんの人を見下した態度に、亮太さんは言い返す言葉も見つからないのでした。 体調が悪いときの育児ほど、つらいことはないですよね。麻耶さんも、きっと「このままでは和馬君の育児に支障が出る」と感じたのでしょう。 しかし、見てもらえる人がいることに、感謝の気持ちを忘れてはいけません。 亮太さんが言うように、誰のおかげでゆっくりできるのか、麻耶さんには改めて考えてもらいところですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月15日主人公は、夫と長女・ユリとの3人家族。幸せな日々を送るなかで2人目の妊娠を望みますが、夫は妊活に前向きではなく……。家族に寄り添う気持ちのない夫は、主人公に対して無神経な言動を繰り返します。どうしても2人目が欲しい主人公は、自分の気持ちを抑えて夫の要望に応えようと努めます。その甲斐あって、ついに夫のほうから夜のお誘いが……!久しぶりのお誘いに、胸を膨らませながら寝室で待機する主人公。しかし……。 妻と夫の行動がすれ違い… 主人公は寝室で待っていましたが、夫が来る気配はありません。1時間後、リビングに様子を見に行くと、そこにはお酒を飲んで机に突っ伏して寝る夫の姿が……! 目を覚ました夫は「疲れているから今日はやめよう」と言い出します。妊活にようやく向き合ってもらえた喜びを踏みにじられたことに、嫌気が差す主人公。 しかし排卵日が近いこともあり、チャンスを逃したくない主人公は食い下がります。 「さっさとやって終わりにしよ」 やる気のない夫は、冷たく言い放つのでした。 ようやくうまくいき始めたと思われた妊活。しかし、夫の自分勝手な行動に裏切られてしまいました。 疲れているときに無理して妊活をする必要はありませんが、夫の態度にはモヤモヤが募ります。自分の言動が妻を振り回し、傷つけていることに気づいてほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2024年04月15日結婚3年目にして、性生活が無くなってしまった小日向あすかさん。あすかさんから夫を誘うも断られる日々が続きます。「どうすれば元の2人に戻れるんだろう?」と頭を抱えていたある日、突如タイムリープの力を手に入れ…。「LOVE Again」を飲みタイムリープした先は、課長とイベントで使うグッズ探し段ボールが落ちてきた瞬間でした。「LOVE Again」を飲んだことでフラフラとするあすかさんは、またもバランスを崩し倒れそうになり課長に体を抱き支えられます。「LOVE Again」を飲み興奮状態のあすかさんは、課長との密着に大人な雰囲気に…。そこに社内の人が現れ我に返るあすかさんは急いで帰宅するのでした。 帰り道、義母の好きなチーズケーキを購入し準備万全。すると、くしゃみをするあすかさん。次の瞬間、自宅でチーズケーキを喜んで食べる義母が目の前に。タイムリープは無事成功し「LOVE Again」を飲んだ日に戻っていたのでした。 その後、義母が「アナタたちは子どもはまだ考えていないの?」と問いかけます。その問いに夫が「まだそれどろじゃない」と答え、あすかさんの心は暗く沈んでいくのでした。嬉しくなんかないよ……! 義両親に孫のこと、収入のことを詰め寄られ、あからさまに不機嫌になる夫。さらには子どものころの話をしようとする義母の言葉を遮り、夫は声を荒げ義両親を追い返すのでした。 義両親を見送った後、あすかさんは夫に対し「あんな言い方しなくても…。」と呟きます。続けて、義両親に投げつけられた孫問題の話をしていると、レスの話になり気まずい雰囲気に。あすかさんは「私とそんなにしたくないんだ?」「やっぱり後輩のあの子なの?」とこれまでの不満をぶち撒けます。この言葉に呆れた夫は乱暴に「じゃしよっか」と投げやりにあすかさんを抱こうとします。夫の態度に我慢できないあすかさんは「気分じゃないならしてくれても嬉しくなんかないよ…!」と言い肩を震わせます。その姿を見た夫は逃げるようにその場から立ち去るのでした。 外に出た夫は「F」という人物から来た「お会いしたいです…♡」というメッセージを無心で開きます。あすかさんの気持ちを知った直後なのに関わらず「OKです」と返す夫。すると、すぐに返信があり約束を取り付けるのでした。 ◇◇◇ 「私とそんなにしたくないんだ?」「やっぱり後輩のあの子なの?」と本音が溢れるあすかさん。本当はこんな言葉を言いたくない、言うはずじゃなかったのではないのでしょうか?思い詰めるあすかさんの様子が伝わり、胸が苦しくなります。それに対し、あすかさんから逃げるように怪しい行動をする夫が気になります。どうか、あすかさんを裏切る行為だけしないよう、心より願います。 著者:マンガ家・イラストレーター 海山テツ子
2024年04月15日ねむさんは結婚後すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明。そして夫の風俗通いが発覚……。問い詰めても言い訳をし、反省する様子がない夫は、性依存症だと診断されました。仲のよい友人や親戚に依存症のことを話したという夫。しかし家族を蔑ろにして、ねむさんから幸せな家庭を奪った夫の周りには、その異常な言動をとがめてくれる人はいませんでした。ねむさんは、何も知らないむたろうが将来夫の性依存と不貞に関して事実を知ったときに傷つかないよう、依存症についての勉強を続けます。性依存症の夫に散々振り回されてきたねむさん。不貞発覚から1年半近くが経ちましたが……。ねむさんの未来は… 性依存症の夫の言動に傷つけられてきたねむさんですが、夫と今すぐの離婚は考えていないようです。それは、難病を抱えていつまで生きられるかわからないむたろうを思ってのことでした。 気持ちの折り合いがつけられず、これから先、夫に裏切られた気持ちを抱えたままどう過ごしていくのか、不安がねむさんの胸中に広がります。 しかし、いまのねむさんはむたろうと過ごす時間が宝物です。ねむさんは、むたろうが笑顔で過ごせるような選択ができる母親になろうと誓うのでした。 ◇ ◇ ◇ 2人目の妊活中に発覚した夫の不貞やその後の態度にずっと苦しめられてきたねむさん。傷ついた心がすぐに癒えることはなく、ねむさんはこれからも苦しみを抱えて生きなければいけないかもしれません。しかし、そんな中でもむたろうとの時間は宝物だと思えているようです。どうか、ねむさんとむたろうが2人で穏やかな時間を過ごすことができるよう願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年04月15日夫婦関係が【長続きしない】原因って?恋愛や夫婦において、関係が長続きしないのにはなにか原因があるかもしれません。今回は夫婦関係が長続きしない原因について紹介します。[nextpage title="R0c/00"]二人間の課題を見て見ぬ振りしない夫との関係を大切にしたいからこそ、できるだけケンカを避けたいという気持ちはわかります。ですが、そのために二人の間に存在する課題を無視するのは得策ではないでしょう。「夫を怒らせたくないから」「ケンカしたくないから我慢しよう」などと、自分の本音を我慢してしまう行動は、根本的な問題解決の妨げになるかもしれません。言わなければよかった、と反省する場合もありますが、沈黙が逆に関係を壊す可能性もあります。[nextpage title="_|0nQh0f0w00_0L0"]甘やかす「夫の希望で犬を飼い始めましたが、結局散歩などのお世話は私が担当しています。夫に『散歩行かないの?』と聞いても『めんどくさい』と言われてしまい…。それでもなかなか怒れず、自分でも甘やかしすぎかもしれないと思っています」(30代女性)相手を甘やかしすぎてしまうと健全な関係を築きにくくなってしまうかもしれませんね。長続きさせるためにひたすら我慢するのではなく、自分自身の気持ちを素直に表現することで、より健全で楽しいものになります。(愛カツ編集部)
2024年04月15日