くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回は6月4日の「虫歯予防デー」を前に、お口のケアについて、オレンジページが国内在住の成人女性965人に調査しました。歯みがきにかける時間によってお口への健康意識が違うことや、歯みがき時間とみがく場所の関連性、さらには歯の定期検診を受けている人とそうでない人の生活満足度の違いなどが浮き彫りに!【ダイジェスト】歯みがき「3分以上」が74%。洗面所でみがく人は時間が短い!?定期歯科検診を受けている人は6割弱。コロナ禍でやめた人も歯を定期的にケアしている人、「毎日の生活に満足」71%!■ 歯みがき「3分以上」が74%。洗面所でみがく人は時間が短い!?1回の歯みがき時間でもっとも多いのは「3〜4分」38.1%で、3分以上の人は計74.1%。今回の調査では、一般的に歯みがきの目安時間とされる「3分」をクリアしているかしていないかで、お口のケアや健康への意識も違ってくることがわかりました。まず自分の歯みがきがきちんと「できている」と答えたのは、歯みがき3分以上の人は79.3%なのに対し、3分未満の人は56.8%と22ポイント以上の差が。自分の歯やお口の健康状態についても、「健康だと思う」と答えた人の割合が、3分以上の人は3分未満の人より12ポイント近く高くなっています。また歯ブラシや歯みがき剤を選ぶときに、3分以上の人は3分未満の人に比べて、価格の安さよりも機能性や効能を重視する割合が多いことも判明。次に、どこで歯みがきするかでは「洗面台の前に立って」が57.4%と最多ですが、「リビングなどでテレビを見ながら」「室内をうろうろしながら」という人も一定数。洗面所以外でみがく人は洗面所でみがく人に比べて、「3分以上」の割合が12ポイントも高く、歯みがき時間の長短はみがく場所に関連があることもわかりました。■ 定期歯科検診を受けている人は6割弱。コロナ禍でやめた人も歯科で定期検診を受けている人は57.7%。この項目でも、歯みがき時間3分以上の人は3分未満の人より、検診を受けている割合が15ポイント以上高くなっています。検診の頻度は「半年に1回以上」が89.4%で、「3カ月に1回以上」も56.6%。検診を受ける理由は「歯垢や歯石の除去」を筆頭に、「歯周病・歯肉炎の早期発見」「自分の歯を長く残したいから」「虫歯の早期発見」「お口の健康は体の他の健康にもつながると思うから」といった回答が多く見られました。一方、定期検診を受けていない人の理由としては、「めんどうだから」「忙しくて時間がとれないから」が多数。また「以前は受けていたけど行かなくなった」人からは、その理由として、「コロナがきっかけで行かなくなった」(40代・なまず)、「通っていた歯医者が廃業して、その後どこの歯医者に行くか迷っている」(50代・Cafeジャム)、「引っ越したばかりで評判のいい歯医者がわからない」(60代・赤い実)などの声があり、検診に行きたいとは思いつつ、行けずにいる人も少なくないよう。■ 歯を定期的にケアしている人、「毎日の生活に満足」71%!ふだんの生活について、歯の定期検診を受けている人は受けていない人より、「よく眠れている」で8ポイント、「風邪をひかないほうだ」で5ポイント、「自分の健康状態に満足」で7ポイント上回りました。また検診を受けていない人は歯が見えることを気にするためか、検診を受けている人よりも「人前で口を開けて笑うことへの抵抗感」が13ポイント近く高いことも判明。「毎日の生活に満足している」では16ポイントの差がつき、定期検診と暮らしの満足度の関連がうかがえました。実際に検診を受けている人からは、「検診で睡眠中の食いしばりを指摘され、マウスピースを作ったことで眠りの質が上がった」(30代・ももこ)、「お口のトラブルがなくなってよくかめるので、健康になった」(70代・ryosui)、「虫歯も小さいうちに発見できて、結果的に医療費の節約になっている」(50代・紫花豆)といったコメントが寄せられ、検診のメリットを実感している人が多いようです。今回の調査では、災害時の避難性活に備えてお口のケアグッズを非常持ち出し袋に入れている人は3割未満と少ないものの、備えている人のほうが生活満足度が高いということも判明。この調査を通して、歯みがき時間や定期歯科検診、災害時の備えについての意識や実態が、暮らし全体の満足度に影響することがわかりました。虫歯予防の日を前に、あらためてお口のケアについて見直してみませんか?アンケート概要●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数965人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2024年3月15日~3月24日●「ほぼ1000人にききました」について読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。●『オレンジページ』について失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊39周年を迎える生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月21日宝塚市立文化芸術センター(所在地:兵庫県宝塚市/館長:加藤義夫)は、児童書『かいけつゾロリ』シリーズ(原作:原ゆたか)の展覧会「35周年記念 かいけつゾロリ大冒険展」の終了が、2024年5月19日(日)に迫ってきましたのでお知らせいたします。詳細WEBページ: チラシ・表面■開催概要【会期】 2024年4月6日(土)~5月19日(日)10:00~18:00(最終入場17:30)※毎週水曜休館【会場】 宝塚市立文化芸術センター 2F メインギャラリー【観覧料】 一般 1,000円※中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と付添1名まで無料【主催】 宝塚市立文化芸術センター[指定管理者:宝塚みらい創造ファクトリー]【原作】 原ゆたか【特別協力】ポプラ社【協力】 バンダイナムコピクチャーズ/亜細亜堂/原京子【後援】 神戸新聞社【企画制作】東映■企画概要『かいけつゾロリ』シリーズはポプラ社から出版されている児童書で、累計発行部数約3,500万部、現在74巻まで発刊されている超ロングセラーシリーズです。本展では貴重な原画や「お宝」など約200点の作品を通して、ゾロリたちの冒険を振り返ります。会場には体験型の展示やフォトスポットなどわくわくする仕掛けがもりだくさん!子どもはもちろん、かつてゾロリたちと冒険した大人にも楽しんでいただける展覧会です。■原作者 プロフィール原ゆたか1953年、熊本県生まれ。高校時代は兵庫県西宮市在住。1973年、20歳でイラストレーターとしてデビュー。1974年、KFSコンテスト・講談社児童図書部門賞受賞。読者をおもしろがらせることを楽しみ、『かいけつゾロリ』シリーズでは多くの子どもたちを夢中にさせてきた。「朝の読書で読まれた本」(朝の読書推進協議会調べ)の小学生部門では、11年連続で第1位。2022年には、『かいけつゾロリ』シリーズでギネス世界記録(R)に認定された。■本展覧会の見どころ1. 原作者・原ゆたかによる原画『かいけつゾロリ』シリーズのなかからとっておきの原画約160点を紹介します。生き生きとしたゾロリたちの表情は魅力たっぷり!また、各巻のあらすじや原作者・原ゆたかによるコメントなどもあり、作品を読んでいなくても楽しめます。2. 立体で再現された「お宝」ゾロリたちが集めたお宝が本から飛び出し、立体になって登場します。お宝を実際に見ることができるのは「かいけつゾロリ大冒険展」だけ。なかには驚きの仕掛けがあるお宝も!3. 創作のひみつ原作者・原ゆたかのアトリエを再現し、アイデアが詰まったスケッチブックやストーリーを考える際に使うカードファイルなどを公開します。『かいけつゾロリ』はなぜこんなにおもしろいのか?創作のひみつに迫ります。4. フォトスポットや体験コーナーが盛りだくさん!『かいけつゾロリつかまる!!』15巻(1994年)の表紙を再現したフォトスポットや、『かいけつゾロリの大金もち』23巻(1998年)で失敗に終わったゾロリたちの悪だくみ「ニセ札づくり」ができるコーナーなどが登場。ゾロリたちの冒険を追体験することができます。また、原作者・原ゆたかへ作品や展覧会の感想などを伝えることができるメッセージコーナーも設置します。「かいけつゾロリつかまる!!」15巻(1994年)ブタンカーメンいもばん■会場施設情報【所在地】 兵庫県宝塚市武庫川町7-64【電話】 0797-62-6800(開館日の10:00~18:00)【休館日】 毎週水曜日(祝日は開館)※年末年始(12月29日~1月3日)は休館いたします。※その他設備点検などにより、臨時休館する場合があります。【開館時間】センター・屋上庭園/10:00~18:00、メインガーデン/10:00~17:00【入館料】 ・宝塚市立文化芸術センターへの入館は基本無料です。・展覧会や催しによっては、一部会場が有料となります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月30日くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回のテーマは「減塩」について。健康のために減塩が叫ばれて久しく、塩分のとりすぎに注意すべきということは周知されているようですが、実際の食生活ではどうなのか、国内在住の成人女性919人に調査。減塩に取り組んでいる人はどのくらいいる? 取り組むうえでのハードルは? などをリサーチしました。【ダイジェスト】「減塩が必要」と思いつつ、実践できていない人が4割以上減塩に取り組んでいても、「スナック菓子」は別モノ!?半数以上の人が、実際よりも塩分摂取量を低く見積もっている■ 「減塩が必要」と思いつつ、実践できていない人が4割以上ふだんの食事で「塩分をとりすぎていると感じることがある」という人は58.3%。また、「健康のために減塩が必要だと思う」と回答した人は82.7%で、大半の人が塩分を気にしていることがうかがえます。しかし、減塩が必要だと思うと答えた人のうち、実際に減塩に取り組んでいるのは56.8%で、必要だとは思いつつ実践できていない人が4割以上いることが判明。減塩に取り組んでいる人が実践していることとして多いのは「薄味になるよう調理している」60.1%、「野菜や果物を多くとる」59.2%、「うまみをきかせて塩分を減らす」59.0%などで、調理のしかたや食事内容に気をつかっているもよう。また「減塩食品や調味料を使用している」という人も38.0%いましたが、使ってはみたものの、「ものたりなくていつもよりたくさん使ってしまう」(40代・ぷるぷる)、「家族に受け入れられなかった」(60代・まろ)、「買いつづけるのは予算的に無理」(50代・芝クン)など、挫折したというコメントも多く見られました。■ 減塩に取り組んでいても、「スナック菓子」は別モノ!?減塩に取り組んでいる人でも、一般的に塩分が高いとされている市販のお惣菜を週1回以上利用する人が45.8%、同じく塩分が高いイメージの簡便調味料(「○○の素」など)も、42.2%が週1回以上利用していることがわかりました。さらに、減塩生活の隠れたハードルとなっているのが、食事以外からとっている塩分。とくに「スナック菓子」をやめられないという声が多く、減塩に取り組んでいる人のうち、週1回以上食べている人は54.0%と半数以上に。また、自分の減塩の取り組みについて、「充分にできていると思う」と答えた人は67.2%にのぼりますが、その人たちの中でも50.0%はスナック菓子を週1回以上食べていることが明らかになりました。「基本的には薄味にしてるけど、食後にスナック菓子でしょっぱいものを食べたい欲を満たしている」(40代・モトミ)など、食事以外の塩分は見過ごしがちなようです。■ 半数以上の人が、実際よりも塩分摂取量を低く見積もっている自分の塩分摂取量について、減塩に取り組んでいる人では半数以上の50.4%が「把握している」と答えています。しかしながら、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」で設定している一日あたりの塩分摂取目標量については、減塩に取り組んでいる人でも、きちんと把握できているのは33.0%と3割止まり。「国民健康・栄養調査」による日本人の一日あたりの塩分摂取量も、正解の「10g」と答えられたのは23.7%にとどまり、9g以下を選んだ人が56.1%と半数以上。実際よりも塩分摂取量を低く見積もっている人が多いことがわかりました。おいしさとの兼ね合いや家族からの不満などで、続けるのが難しい側面もある減塩生活。そんななかでも長く続けられている人も一定数いて、今回の調査では、減塩の取り組み年数が5年以上の人が51.5%、10年以上の人も36.6%いました。長く続けている人からは、挫折しない秘訣として、「過敏になりすぎず、塩分をとりすぎても、その後は控えるなど、ゆる〜く続ける」(30代・餅ちゃん)、「すべてを減塩にするのではなく、1品は減塩せずに味にインパクトのあるものを作る」(60代・さくら桜)といったコメントが。「がんばりすぎない、無理しすぎない」ことが、減塩生活を上手に長く続けるコツのようです。アンケート概要●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数919人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2024年2月16日~2月25日●「ほぼ1000人にききました」について読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。●『オレンジページ』について失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊39周年を迎える生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月17日男性が【融通がきかない】と感じる女性の特徴知的で自立した女性は魅力的ですが、時には「融通が利かないかも」と思われがちです。これは本当にもったいない話ですよね。今回は、なぜ男性がそのように感じるのか、その要因を探ってみましょう。自分の知識だけでなんでも一括りにするすべての男性が同じではないうえ、ケンカの原因や忙しい時の態度についての一般論を持ち出されると、男性側には面倒に感じられるかもしれません。「すべての人がそうだ」という見方は避け、人によって違いを受け入れる姿勢が大切かもしれません。ルールや決まりごとにとらわれる「デートは必ず時間通りに」「プランがないなんてありえない」などと主張する女性もいることでしょう。正確さは素晴らしいものですが、恋愛ではある程度の柔軟性や曖昧さも必要です。融通がきかないと感じる男性も多いため、時には流れに身を任せる楽しみも大切だと思われます。常に自分のペースを優先する自分の価値観を大切にすることはよいことですが、相手との関係でそれが過度になると、相手には楽しみがなくなることも。特に深い関係を望まない姿勢や連絡を避けるような行動は、相手にとって魅力を感じにくくなるかもしれませんね。お互いにとって快適な関係を築くためには、相手の立場を理解することも重要です。人間関係は予測不可能なもの予期せぬ事態が起きることも少なくありませんが、それも恋愛の一部と捉え、楽しむことができれば「つまらない」とは言われないでしょう。相手との長い関係を築くためには、柔軟な思考があるとよいでしょう。(Grapps編集部)
2024年04月02日くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回のテーマは、毎日の食事づくりに欠かせない調味料について。使用頻度の高い調味料から、調味料選びのこだわり、「〇〇の素」といった簡便調味料の利用率など、みんなの調味料に対する意識を調べました。常備率は高いのに使用頻度が低い調味料や、数年前と比べ常備率が大きくアップしたものなど、意外な事実が明らかに!【ダイジェスト】使用頻度1位はしょうゆ! 意外に使わないのは酢、ケチャップ、ドレッシング調味料選びの決め手は価格と品質!? とくに健康とおいしさを重視する傾向が「○○の素」、8割が使うことに抵抗なし。人気は中華料理系とパスタソース■ 使用頻度1位はしょうゆ!意外に使わないのは酢、ケチャップ、ドレッシングよく使う調味料トップ3は、「しょうゆ」90.0%、「塩」76.4%、「みそ」71.3%。常備率では「塩」96.9%、「しょうゆ」96.6%、「みそ」94.4%と差が少ないものの、使うメニューの幅広さや、「味を決める」役割の大きさなどから、使用頻度ではしょうゆが目立って高くなったと推測されます。実際、「パスタでも和食でもちょっとたせば味が決まる」(40 代・K)といった声が多く寄せられました。ちなみに、常備率で「酢」は91.3%、「トマトケチャップ」は89.1%と高かったものの、「よく使う調味料」での回答ではそれぞれ48.2%、40.1%と使用頻度が低いことが判明。ドレッシングも常備率は71.6%あるものの、「使いきれず処分したことがある」割合が1/4以上の26.5%に。理由としては、「サラダを食卓に出す回数が少なく、アレンジ方法もあまり知らないので賞味期限が過ぎてしまう」(30代・えぴび)、「新しい味に挑戦して購入しますが、存在を忘れて使わず処分となります」(50代・れおむぎさん)のように、幅広い料理に応用しにくいことや、試しに買ったものの、なかなか家庭の定番の味として定着しないことがあるようです。■ 調味料選びの決め手は価格と品質!?とくに健康とおいしさを重視する傾向が調味料選びで重視することは「価格」が61.1%で1位になる一方、調味料にこだわりがある人も59.1%に上ります。こだわりのある調味料トップ3は「しょうゆ」「みそ」「塩」で、使用頻度上位と同じ顔ぶれ。こだわりポイントはおいしさに加え、「無添加」「国産」「体にいいもの」が目立ち、「割高でも、健康とおいしさのために品質のよいものを選ぶ」(50代・よっち)など、品質に見合った価格かどうかというコストパフォーマンスを大事にしている人が多いよう。手作りドレッシングなど調味料としても使われる食用油ですが、今回の調査では、「こめ油」の常備率が2019年の調査より約10ポイント増の22.2%にアップ。その背景にも、「こめ油」の栄養価の高さや、クセがなくさまざまな料理に合う特性など、健康とおいしさの両面でコスパの高さが支持されたと推察されます。油類のなかで常備率1位の「ごま油」も2019年より13ポイントアップの88.9%と数字を伸ばしていて、年々、油にも栄養価とおいしさを求める傾向が強まっているようです。■ 「○○の素」、8割が使うことに抵抗なし。人気は中華料理系とパスタソース簡便調味料、いわゆる「○○の素」を月1 回以上使う人は55.3%、週1回以上使う人も25.2%いました。使う理由は、「時短になる」「失敗なく味が決まる」「あれこれ調味料をそろえなくてもいい」が上位に。ひと昔前は「手抜き」というイメージもありましたが、今回の調査では20 代以上のどの年代でも8 割以上が「使うことに抵抗はない」と回答し、「日々の食事作りに欠かせない」65.2%、「おもてなしメニューにも使える」54.4%など、さまざまなシーンで活用されているもよう。また、「料理が苦手な人」だけでなく、「料理は上手なほうだと思う」と回答した人の中でも、77.3%が「利用に抵抗がない」と回答。幅広い人たちに浸透しているようです。簡便調味料のなかでもとくに使用頻度が高いのは、「麻婆豆腐の素」などの中華系51.8%と、ミートソースなどのパスタソース47.7%でした。今回の調査でわかったのは、おいしさだけでなく、健康への配慮や用途の幅広さも、調味料選びや使用頻度のポイントになっているということ。また、簡便調味料は9割の人が「味のクオリティが上がっている」と感じていて、手軽さはもちろんおいしさの面でも、毎日の料理に欠かせないものになっていることがうかがえました。年々、簡便調味料の味や種類がますます充実してきているので、使用頻度は今後も増えていくかもしれませんね。アンケート概要●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数907人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2024年1月19日~1月26日●「ほぼ1000人にききました」について読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。●『オレンジページ』について失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、昨年創刊38周年を迎えた生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日宝塚市立文化芸術センター(所在地:兵庫県宝塚市/館長:加藤義夫)は、児童書『かいけつゾロリ』シリーズ(原作:原ゆたか)の展覧会「35周年記念 かいけつゾロリ大冒険展」を2024年4月6日(土)から5月19日(日)の会期で開催いたします。詳細WEBページ: チラシ・表面■開催概要【会期】 2024年4月6日(土)~5月19日(日)10:00~18:00(最終入場17:30)※毎週水曜休館【会場】 宝塚市立文化芸術センター 2F メインギャラリー【観覧料】 一般 1,000円※中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と付添1名まで無料【主催】 宝塚市立文化芸術センター[指定管理者:宝塚みらい創造ファクトリー]【原作】 原ゆたか【特別協力】ポプラ社【協力】 バンダイナムコピクチャーズ/亜細亜堂/原京子【後援】 神戸新聞社【企画制作】東映チラシ・裏面■企画概要『かいけつゾロリ』シリーズはポプラ社から出版されている児童書で、累計発行部数約3,500万部、現在74巻まで発刊されている超ロングセラーシリーズです。本展では貴重な原画や「お宝」など約200点の作品を通して、ゾロリたちの冒険を振り返ります。会場には体験型の展示やフォトスポットなどわくわくする仕掛けがもりだくさん!子どもはもちろん、かつてゾロリたちと冒険した大人にも楽しんでいただける展覧会です。■原作者 プロフィール原ゆたか1953年、熊本県生まれ。高校時代は兵庫県西宮市在住。1973年、20歳でイラストレーターとしてデビュー。1974年、KFSコンテスト・講談社児童図書部門賞受賞。読者をおもしろがらせることを楽しみ、『かいけつゾロリ』シリーズでは多くの子どもたちを夢中にさせてきた。「朝の読書で読まれた本」(朝の読書推進協議会調べ)の小学生部門では、11年連続で第1位。2022年には、『かいけつゾロリ』シリーズでギネス世界記録(R)に認定された。■関連イベント◇原ゆたか先生によるギャラリートークサイン会と同日、4月6日(土)の13:30からメインギャラリーにて開催します。・展覧会受付にて、展覧会入場券または2024年度パートナカードのご提示が必要です。・申込み不要、所要時間約1時間、途中入退室自由。■本展覧会の見どころ1. 原作者・原ゆたかによる原画『かいけつゾロリ』シリーズのなかからとっておきの原画約160点を紹介します。生き生きとしたゾロリたちの表情は魅力たっぷり!また、各巻のあらすじや原作者・原ゆたかによるコメントなどもあり、作品を読んでいなくても楽しめます。2. 立体で再現された「お宝」ゾロリたちが集めたお宝が本から飛び出し、立体になって登場します。お宝を実際に見ることができるのは「かいけつゾロリ大冒険展」だけ。なかには驚きの仕掛けがあるお宝も!3. 創作のひみつ原作者・原ゆたかのアトリエを再現し、アイデアが詰まったスケッチブックやストーリーを考える際に使うカードファイルなどを公開します。『かいけつゾロリ』はなぜこんなにおもしろいのか?創作のひみつに迫ります。4. フォトスポットや体験コーナーが盛りだくさん!『かいけつゾロリつかまる!!』15巻(1994年)の表紙を再現したフォトスポットや、『かいけつゾロリの大金もち』23巻(1998年)で失敗に終わったゾロリたちの悪だくみ「ニセ札づくり」ができるコーナーなどが登場。ゾロリたちの冒険を追体験することができます。また、原作者・原ゆたかへ作品や展覧会の感想などを伝えることができるメッセージコーナーも設置します。「かいけつゾロリつかまる!!」15巻(1994年)ブタンカーメンいもばん■会場施設情報【所在地】 兵庫県宝塚市武庫川町7-64【電話】 0797-62-6800(開館日の10:00~18:00)【休館日】 毎週水曜日(祝日は開館)※年末年始(12月29日~1月3日)は休館いたします。※その他設備点検などにより、臨時休館する場合があります。【開館時間】センター・屋上庭園/10:00~18:00、メインガーデン/10:00~17:00【入館料】 ・宝塚市立文化芸術センターへの入館は基本無料です。・展覧会や催しによっては、一部会場が有料となります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月15日くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。2月も中旬を過ぎるとそろそろ気になるのが、花粉のニュース。今年は暖冬の影響か、すでに本格的に飛散が始まっている地域も。そこで今回は、花粉症について国内在住の成人女性971人に調査。昨年は花粉の飛散量が例年より多かったそうですが、実際はどうだった? どんな対策をしたの? などなど、みんなの花粉症対策をリサーチました。【ダイジェスト】コロナ禍のマスク生活、花粉症対策にも功を奏す!?対策にかけるお金は「5000円未満」が6割。お金をかけない工夫が主流グッズから食べ物まで。みんなの「最新花粉症対策」は!?■ コロナ禍のマスク生活、花粉症対策にも功を奏す!?昨年、花粉症の症状があった人は回答者の約半数の49.1%。つらさのレベルは例年と同程度と答えた人が62.9%でもっとも多く、飛散量が例年よりも多かったわりに症状に大きな変化を感じなかった人が多いよう。なかには例年より症状が軽いと感じた人も24.3%と1/4近くいて、その理由として「マスクをしていたせいかも」という声が多く集まりました。たしかに花粉症がピークを迎えた時期は新型コロナ5類移行前で、マスク生活もまだまだ継続中。「外出を控えていたり、マスク着用の時間が多く、楽でした」(40 代・ころ)、「コロナでマスクをしていたためか、鼻みずは出たけど少なかった」(50 代・みっちゃんまん)など、みんなの体感からも、マスクが花粉の影響を抑えるのに一定の効果があったことがうかがえます。■ 対策にかけるお金は「5000円未満」が6割。お金をかけない工夫が主流花粉症の症状がある人のうち、症状をやわらげる対策をしている人は75.3%。具体的な対策方法は「帰宅時のうがい・洗顔」48.2%、「ふとんを外に干さない」45.4%、「洗濯物の室内干し」41.8%など、家の中に花粉を持ち込まない工夫が多いようです。昨年の花粉症対策のために使った金額を聞いたところ、1位「3000~ 5000 円未満」25.1%、2位「1000~3000円未満」24.0%、3 位「1000 円満」11.7%と5000 円未満の人が約6 割。花粉症にいいといわれる対策グッズを試している人も3割程度いましたが、あまりお金をかけずに、自分でできる工夫で対策をしている人が多いことがわかりました。■ グッズから食べ物まで。みんなの「最新花粉症対策」は!?花粉症を抑えるために病院で治療を受ける人は29.6%止まりで、通院しないという人が半数近い47.0%。症状が出ても自分で対処している人が多いことがわかります。専用アイテムから食品まで、花粉症対策も新しいものが次々と登場するなか、みんなが最近知った情報で実践している、実践してみたいと思う対策を聞くと、「まつげや目の際まで洗うと花粉がきれいに落ちると知り、アイシャンプーを使うように」(30代・せきあき)、「鼻マスク。マスクの下で目立たず、効果があると教えてもらい気になっています」(40代・りおっぴ)、「れんこんがいいとテレビで見たので、花粉症の時期はよく食べています」(20代・あひるさん)、「花粉症に効くといわれる〈じゃばら茶〉を試してみたい」(50代・モンブラン)などの声が集まりました。国民病といわれるほど、悩まされる人が多い花粉症。今回の調査では、病院を受診して予防や治療をするというより、自分で対策を工夫している人が多いことが明らかに。ここ数年はコロナ禍でマスクをしていたことや、近年は市販の対策グッズが充実していることも背景にありそう。とはいえ、本当に症状がつらいときは病院へ行くのが最善の場合も。症状には個人差もあるので、症状をしっかり見極めながら、自分にとっていちばんいい方法を見つけたいですね。アンケート概要●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数971人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2023年12月8日~12月17日●「ほぼ1000人にききました」について読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。●『オレンジページ』について失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、昨年創刊38周年を迎えた生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月20日くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。物価高騰が続くなか、野菜は安いときにまとめ買いして保存しているという人も多いよう。そこで今回は、国内在住の成人女性853人に「野菜」にまつわるあれこれを調査。野菜料理を食べる頻度や、使いきれずに処分しがちな野菜、保存に関するお悩みなど、さまざまな実態が明らかになりました。【ダイジェスト】毎食野菜料理を作りたいけど、できない理由は?野菜を「処分することがある」56.4%。廃棄しがちなのは「キャベツ」「ラップで包む」など、鮮度を保つ保存前の手間がストレスに■ 毎食野菜料理を作りたいけど、できない理由は?野菜料理を食べる頻度は、「ほぼ毎日・一日1~2回」45.7%がトップで、2位の「ほぼ毎日・一日3回」34.5%と合わせると8割の人がほぼ毎日、野菜料理を食べているという結果に。よく食べる野菜料理の上位は、「炒めもの」84.2%、「生野菜・サラダ」77.1%、「煮もの・煮込み料理」76.3%、「みそ汁・スープ」75.6%でした。また、自分や家族のために野菜料理を毎食作りたい人も95.9%に上り、そのうち75.7%は実際に毎食作れていると回答。家庭で野菜料理が食卓に上る頻度が高いことが明らかになりました。一方、作れていないという人の理由としては、「レパートリーが少ない」57.3%、「野菜の値段が高い」54.8%、「買い置きの野菜がすぐにいたむ」38.2%が目立ちました。■ 野菜を「処分することがある」56.4%。廃棄しがちなのは「キャベツ」野菜を購入する頻度をきくと、もっとも多かったのが「2~3日に一度」37.6%。次いで「1週間に一度」25.0%、「4~5日に一度」24.2%と続き、数日分をまとめ買いしていることがうかがえます。一方で、半数以上の56.4%が「野菜を使い切れずに処分したことがある」と回答。「キャベツやレタスを大切に使いすぎて、内側から腐ってしまうことがよくあります。」(40代・けいママ)、「使いかけの大根の切り口が干からびて、真ん中がスポンジのようになってしまった。」(50代・たま)など、野菜の保存に苦戦している人も多いよう。処分することが多い野菜のトップ3は、「キャベツ」「きゅうり」「もやし」で、処分してしまう理由としては、キャベツが「一個が大きく使いきれない」、きゅうりは「一度に使う量が少ないのに1袋に複数本入っているから」、もやしは「水分が多くいたむのが早い」がそれぞれ目立ちました。■ 「ラップで包む」など、鮮度を保つ保存前の手間がストレスに野菜の保存方法では、「ラップに包む」62.4%、「ポリ袋に入れる」60.9%、「新聞紙に包む」34.3%、「ファスナーつき保存袋に入れて保存」31.9%などが上位に。できるだけ鮮度をキープできるよう、なにかしらひと手間かけている人が多いようです。ところが、「こうすると鮮度が長もちするという情報は知っているけれど、めんどうであまりやらない」(40代・かぶこ)、「野菜によってペーパータオルで包まないとダメとか、スーパーの包装のままじゃダメとか、あれこれを考えるのがストレス」(30代・りんご大好き)など、実際はめんどうに感じていたり、家事の負担を増やしている一面も。ちょっとした作業ですが、日々の積み重ねでストレスになっていることがうかがえます。今回の調査では、家庭での野菜料理のニーズの高さが見えた一方で、野菜をうまく保存できず廃棄してしまう人も多いことが明らかに。ラップで包む、ポリ袋に入れるといった単純な作業をめんどうに感じ、ついそのまま野菜室に入れてしまってダメにしてしまうという悩みも浮き彫りになりました。最近では、そうした悩みを解消する、ラップなどに包まず野菜室に入れても鮮度をキープできる高機能の冷蔵庫も登場。家事のストレス軽減だけでなく、物価高騰が続くなか、野菜を長くおいしく保存できるのは家計にもうれしいところ。「毎日野菜を食べたい、食べさせたい」という気持ちに寄り添う商品として注目されそうです。Produced by 東芝ライフスタイル株式会社アンケート概要●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数853人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2023年12月12日~12月21日●「ほぼ1000人にききました」について読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。●『オレンジページ』について失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊38周年を迎えた生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日「第78回毎日映画コンクール」の受賞結果が発表され、阪本順治監督・黒木華主演の『せかいのおきく』が日本映画大賞など最多3冠。男優主演賞には『エゴイスト』の鈴木亮平、女優主演賞には『市子』の杉咲花が選ばれた。カンヌ国際映画祭よりも長い歴史を持つ「毎日映画コンクール」は、1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフなど幅広い受賞部門を設けている。今回は、2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象となった。日本映画大賞に輝いたのは、『せかいのおきく』。日本映画優秀賞は塚本晋也監督・趣里主演の『ほかげ』が受賞。『ほかげ』男優助演賞には『エゴイスト』の宮沢氷魚、女優助演賞には『キリエのうた』の広瀬すずが受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は『さよなら ほやマン』のアフロ、『BAD LANDS バッド・ランズ』のサリngROCKに贈られる。田中絹代賞は薬師丸ひろ子が受賞となる。アニメーション映画賞は『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里監督)、大藤信郎賞はハリウッドでも注目を集める『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督)、ドキュメンタリー映画賞は『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』(寺田和弘監督)がそれぞれ受賞。『アリスとテレスのまぼろし工場』外国映画ベストワン賞は『TAR/ター』(トッド・フィールド監督)が選ばれ、さらに特別賞は鈴木敏夫(プロデューサー)に決定。『TAR/ター』また、映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、『劇場版美しい彼~eternal~』(酒井麻衣監督)、外国映画部門は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)が受賞する。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月14日(水)に開催が予定されている。第78回毎日映画コンクール受賞結果日本映画大賞:『せかいのおきく』(阪本順治監督)日本映画優秀賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:『TAR/ター』(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平『エゴイスト』『エゴイスト』女優主演賞:杉咲花『市子』『市子』男優助演賞:宮沢氷魚『エゴイスト』女優助演賞:広瀬すず『キリエのうた』スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ『さよなら ほやマン』スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK『BAD LANDS バッド・ランズ』監督賞:石井裕也『月』『月』脚本賞:阪本順治『せかいのおきく』撮影賞:鎌苅洋一『月』美術賞:上條安里『ゴジラ-1.0』音楽賞:ジム・オルーク『658km、陽子の旅』録音賞:志満順一『せかいのおきく』アニメーション映画賞:『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里監督)大藤信郎賞:『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督)『君たちはどう生きるか』ドキュメンタリー映画賞:『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』(寺田和弘監督)TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:『劇場版美しい彼~eternal~』TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)(シネマカフェ編集部)■関連作品:アリスとテレスのまぼろし工場 2023年9月15日より全国にて公開(c)新見伏製鐵保存会エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会TAR/ター 2023年5月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli美しい彼~special edit version~ 2023年3月10日よりTOHOシネマズ池袋ほかにて1週間限定公開©「美しい彼」製作委員会・MBSキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2024年01月19日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績ある映画賞第78回毎日映画コンクール第78回毎日映画コンクールにて「せかいのおきく」が日本映画大賞他、最多3冠達成!「ほかげ」が日本映画優秀賞を受賞!男優主演賞に鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞に杉咲花「市子」が受賞!国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定した。日本映画大賞に輝いたのは、阪本順治監督の「せかいのおきく」。日本映画優秀賞は「ほかげ」(塚本晋也監督)が受賞。男優主演賞は、鈴木亮平「エゴイスト」、女優主演賞は、杉咲花「市子」が受賞する。男優助演賞には「エゴイスト」の宮沢氷魚が受賞、女優助演賞には「キリエのうた」の広瀬すずが受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は「さよなら ほやマン」のアフロ、「BAD LANDS バッド・ランズ」のサリngROCKに贈られる。田中絹代賞は薬師丸ひろ子が受賞となる。監督賞は「月」の石井裕也、脚本賞は「せかいのおきく」の阪本順治、撮影賞は「月」の鎌苅洋一、美術賞は「ゴジラ-1.0」の上條安里、音楽賞は「658km、陽子の旅」のジム・オルーク、録音賞は「せかいのおきく」の志満順一が受賞。アニメーション映画賞は「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)、大藤信郎賞は「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)、ドキュメンタリー映画賞は「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)がそれぞれ受賞する。外国映画ベストワン賞は「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)が選ばれ、さらに特別賞は、鈴木敏夫(プロデューサー)に決まった。「せかいのおきく」が日本映画大賞、脚本賞、録音賞を受賞して最多3冠を獲得した。映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)、外国映画部門は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)が受賞する。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月14日に開催が予定されている。第78回毎日映画コンクール 受賞結果日本映画大賞:「せかいのおきく」(阪本順治監督)日本映画優秀賞:「ほかげ」(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞:杉咲花「市子」男優助演賞:宮沢氷魚「エゴイスト」女優助演賞:広瀬すず「キリエのうた」スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ「さよなら ほやマン」スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」監督賞:石井裕也「月」脚本賞:阪本順治「せかいのおきく」撮影賞:鎌苅洋一「月」美術賞:上條安里「ゴジラ-1.0」音楽賞:ジム・オルーク「658km、陽子の旅」録音賞:志満順一「せかいのおきく」アニメーション映画賞:「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)大藤信郎賞:「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)ドキュメンタリー映画賞: 「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「劇場版 美しい彼~eternal~」TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)(敬称略)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、コレド室町、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 2024年2月14日(水)、めぐろパーシモンホールにて表彰式開催予定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。年末年始の後に気になることといえば、「正月太り」もそのひとつ。そこで今回は、国内在住の成人女性913人に「正月太り」について調査。「正月太り」を経験した人の割合や原因から、解消方法とその効果、さらには日ごろの運動に対する意識まで、意外な「正月太り」の実態に迫ります。【ダイジェスト】年末年始のゴロゴロ生活が「正月太り」の原因1位4人に一人が累積正月太り! 解消はYouTube動画で!?ふだんの食生活こそ「正月太り」解消の決め手に■ 年末年始のゴロゴロ生活が「正月太り」の原因1位これまでに正月太りを実感したことがある人は、なんと70.6%。かなり多くの人が「正月太り」を経験しています。原因の1位は、年末年始のだらだら食べや、餅やクリスマスのごちそうといったハイカロリーな料理を抑え、「あまり動かない・ゴロゴロしてしまう」69.0%が1 位に。ふだんとは違う食生活に加えて、正月休みで運動量が減ってしまうことが原因だと考えている人が多いよう。実際、正月太りの解消法として、炭水化物やおやつを減らすといった食生活の見直しだけでなく、ウォーキングや積極的に階段を使うなど運動量を増やす方法が目立ちました。■ 4人に一人が累積正月太り!解消はYouTube動画で!?ほかにも注目すべき結果が。じつは正月太り経験者のうち、「年々、正月太りしやすくなっている」人は38.9%、「年々、解消されず体重が増えつづけている」が25.6%いることが明らかに。正月太りで増えた体重は「約2 kg」という人が多く、これが解消されずにどんどん増えていくとなると、かなりの体型変化になりそう!?ふだんの運動意識についても調査したところ、正月太り経験者の90%が「筋力アップしたい」と回答。未経験者の74.2%より16ポイントも高い結果となりました。ここ数年、話題の「筋活」で累積した正月太りを「健康的に解消したい」という意識の表れでしょうか。やってみたい筋力アップの方法としては「YouTube などの動画を利用して」が全体の38.5%と急上昇。2018年より20ポイントも増えていました。「人目を気にせず自分のペースでできる」、「お金がかからない」など、気軽にできるところが人気のようです。■ ふだんの食生活こそ「正月太り」解消の決め手に「正月太り」の原因をさらに掘り下げてみると、「年々、正月太りを解消できず体重が増えつづけている」と回答した人は、1カ月以内に解消した人と比べて「正月太りの原因」として回答した項目数が圧倒的に多いことが判明。特に多かったのは、クリスマスや正月のごちそう、連日の外食、飲み会、お菓子やお酒のとりすぎなど。しかも、年末年始だけでなく、ふだんの食生活でも、栄養バランスやカロリー、塩分を気にしている割合が低く、揚げものなど油脂分が多いものを控える割合も低い傾向が。どうやら、正月太りが解消できなくなっているのは、年末年始だけでなく、日ごろの食生活にも原因がありそうです。「正月太り」というと、一時的な体型の変化ととらえがち。でも、今回の調査から、その後きちんと解消できるかどうかは、ふだんの生活が影響していることがわかりました。「年々、解消できず体重が増えている」人は運動不足を実感している割合も高め。食生活に加え、日ごろから意識して体を動かすことも必要なようです。一年のはじまりに、あらためて毎日の生活習慣を見直すきっかけにできるといいですね。アンケート概要●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数913人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2023年11月10日~11月19日●「ほぼ1000人にききました」について読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。●『オレンジページ』について失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊38周年を迎えた生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月17日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績の映画賞第78回毎日映画コンクール「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品決定!!男優主演賞に、綾野剛、稲垣吾郎、鈴木亮平、藤竜也、横浜流星女優主演賞に、安藤サクラ、黒木華、菊地凜子、趣里、杉咲花「怪物」が、最多9部門ノミネート!「せかいのおきく」が、8部門ノミネート!この度、国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が決まりました。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ「怪物」が最多9部門ノミネート。次いで貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた「せかいのおきく」が8部門ノミネート。今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃いました。受賞作(者)発表は来年1月下旬。是非、ご紹介のご検討をお願いいたします。第78回毎日映画コンクールノミネート作品(者)一覧【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」<外国映画ベストワン賞>「EO イーオー」「イニシェリン島の精霊」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」「TAR/ター」「フェイブルマンズ」「別れる決心」【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛「花腐し」 稲垣吾郎「正欲」 鈴木亮平「エゴイスト」藤竜也「高野豆腐店の春」 横浜流星「春に散る」<女優主演賞>安藤サクラ「BAD LANDS バッド・ランズ」 黒木華「せかいのおきく」 菊地凜子「658km、陽子の旅」趣里「ほかげ」 杉咲花「市子」<男優助演賞>磯村勇斗「月」 宇崎竜童「BAD LANDS バッド・ランズ」 加瀬亮「首」宮沢氷魚「エゴイスト」 永山瑛太「福田村事件」<女優助演賞>阿川佐和子「エゴイスト」 安達祐実「春画先生」 田中裕子「怪物」広瀬すず「キリエのうた」 二階堂ふみ「月」<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ「さよなら ほやマン」 池川侑希弥「雑魚どもよ、大志を抱け!」 黒崎煌代「さよなら ほやマン」 黒川想矢「怪物」 塚尾桜雅「ほかげ」 柊木陽太「怪物」<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド「キリエのうた」 石田夢実「遠いところ」 サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」 當真あみ「水は海に向かって流れる」 東野絢香「正欲」 山崎七海「渇水」【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也「月」 是枝裕和「怪物」 阪本順治「せかいのおきく」 塚本晋也「ほかげ」 森達也「福田村事件」 山崎貴「ゴジラ-1.0」<脚本賞>足立紳、松本稔「雑魚どもよ、大志を抱け!」 荒井晴彦、中野太「花腐し」佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦「福田村事件」 阪本順治「せかいのおきく」 坂元裕二「怪物」 港岳彦「正欲」<撮影賞>笠松則通「せかいのおきく」 鎌苅洋一「月」 川上皓市、新家子美穂「花腐し」近藤龍人「怪物」 柴崎幸三「ゴジラ-1.0」 浜田毅「首」<美術賞>上條安里「ゴジラ-1.0」 瀬下幸治「首」 原田恭明「花腐し」原田満生「せかいのきおく」 三ツ松けいこ「怪物」<音楽賞>坂本龍一「怪物」 佐藤直紀「ゴジラ-1.0」 ジム・オルーク「658km、陽子の旅」小林武史「キリエのうた」 安川午朗「せかいのおきく」<録音賞>志満順一「せかいのおきく」 高須賀健吾「月」 竹内久史「ゴジラ-1.0」冨田和彦「怪物」 深田晃「花腐し」【ドキュメンタリー部門】<ドキュメンタリー映画賞>「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」 「キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―」「ケアを紡いで」 「劇場版 ナオト、いまもひとりっきり」 「国葬の日」 「絶唱浪曲ストーリー」 「チョコレートな人々」【アニメーション部門】<アニメーション映画賞、大藤信郎賞>「I stitch my skin to the ground」 「アリスとテレスのまぼろし工場」 「Our Pain」 「URAHARA ― TEASER」 「丘にいる ft.VX-β」 「オクトポリス ―プロローグ―」 「己踊り」 「君たちはどう生きるか」 「520」 「駒田蒸留所へようこそ」 「Sewing Love」 「ゾウのかたち」 「太陽が水を汲んでいる」 「月見ごこち」 「並んだLAND」 「ニンジンは待ってくれない」「HIDARI」 「火の鳥 エデンの花」 「BLUE GIANT」 「北極百貨店のコンシェルジュさん」 「マイスクール」 「Magnified City」 「みじめな奇蹟」 「Monk SEISHIN」 「屋根裏のラジャー」 「ユーフラジー=モンタージュ」「来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい」 「La nuit des illusions(迷走の夜)」 「Return」(50音順)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象です。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、株式会社ロッテと協同で「はじめてのおかいもの」体験イベントを10月15日(日)にライフ川崎塚越店にて開催しました。お店をもっと身近に感じてもらいたい、安心してお買い物を楽しんでいただきたい、という思いから「はじめてのおかいもの」イベントを開催し、16名の子どもたちに参加してもらいました。まずはイートインスペースで保護者の方と一緒に「おかいものリスト」を作成し、いざ一人ではじめてのおつかいがスタート!広い売場からお目当ての商品を頑張って探しました。おかいもの体験中は店内放送も行い、店員だけではなく地域の方たちからも見守っていただきました。お会計を終えて保護者の方と合流し、はじめてのおつかい無事に終了です。最後に店長から賞状の贈呈と、ロッテのコアラのマーチくんとの記念撮影が行われました。参加者からは、「子どもも主体的にお買い物ができることが分かり、これからも子供に任せながらお買い物を楽しみたい」「事前にお店を見て回り、子どももドキドキしながら楽しく参加することが出来た」「なかなか一人で買い物を行かせるタイミングがなくいい機会だった」など、嬉しい感想が多く寄せられました。ライフは今後も地域とのつながりを深め、お客様から愛される地域一番店を目指してまいります。株式会社ロッテについてお口の恋人 ロッテ : 『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!と明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月31日相鉄ジョイナス50周年特別企画 ~おかいもの電車が帰ってきた!~11月3日(金・祝)から、「YOKOHAMAどっちも定期」を利用して横浜へGO!相鉄グループの相模鉄道㈱(本社・横浜市西区、社長・千原 広司)と㈱相鉄ビルマネジメント(本社・横浜市西区、社長・左藤 誠)は、相鉄ジョイナス50周年記念と「YOKOHAMAどっちも定期」の紹介を目的に、2023年11月3日(金・祝)から、「おかいもの電車」ラッピング車両(以下、同車両)を期間限定で運行します。また、同車両の運行開始を記念して、「おかいもの電車復活記念入場券」(以下、同入場券)を販売します。「おかいもの電車」とは、横浜駅西口へ買い物に行かれるお客さまのため、1960年(昭和35年)11月1日から運行を開始。5000系車両(4両編成)を使用し、運行は1日に上下各1本。行先表示板の代わりに、買い物かごをくわえたハトのヘッドマークを付けて運行していました。1960年代当時の「おかいもの電車」この度、2023年11月に相鉄ジョイナスが開業50周年〔1973年(昭和48年)11月20日開業〕を迎えることから、相鉄ジョイナスと相模鉄道の特別企画として、11000系車両の横浜側の前面を「おかいもの電車」のデザインにラッピング。海老名側は「YOKOHAMAどっちも定期※」の認知拡大のためにヘッドマークを特別にデザインしました。同車両の運行開始を記念して、「おかいもの電車復活記念入場券」を1,500セットの数量限定で販売します。同入場券の台紙表面には、当時の「おかいもの電車」のレトロなヘッドマークをデザイン。相鉄線の5駅(横浜駅、二俣川駅、大和駅、海老名駅、湘南台駅)のD型硬券普通入場券を5枚セット(税込み800円)にして、横浜駅(1階)、星川駅、二俣川駅、大和駅、さがみ野駅、湘南台駅、羽沢横浜国大駅の7駅で販売する他、通信販売などでもご購入いただけます。この機会に、懐かしの「おかいもの電車」に乗って、相鉄ジョイナスでお買い物を楽しんでみませんか?「おかいもの電車」ラッピング車両 横浜側(イメージ)「おかいもの電車」ラッピング車両の概要1.運行期間2023年11月3日(金・祝)~12月下旬ごろ(予定)まで2.内容・使用車両11002編成×10両 1編成・運転区間相鉄本線(横浜駅~海老名駅)・相鉄いずみ野線(二俣川駅~湘南台駅)※相鉄新横浜線(西谷駅~羽沢横浜国大駅~新横浜駅)の他、JR線・東急線などの相互直通運転区間では、運転の設定はありません。・実施内容編成の最端部車両の前面(1号車と10号車)に、1960年(昭和35年)11月1日から運行を開始した「おかいもの電車」のラッピングを施します。横浜側と海老名側のヘッドマークデザインを変えています。・ヘッドマークデザイン〇1号車(横浜側) ハトが買い物かごをくわえたデザイン〇10号車(海老名側) 1号車のデザインを元に「YOKOHAMAどっちも定期」を反映したデザインヘッドマーク(イメージ)横浜方(左)・海老名方(右)※運行の都合により、運行開始日や使用車両を変更する場合があります。「おかいもの電車復活記念入場券」の概要1.販売場所・日時①相鉄線 7駅・横浜駅(1階)、星川駅、二俣川駅、大和駅、さがみ野駅、湘南台駅、羽沢横浜国大駅・販売期間2023年11月3日(金・祝)~11月30日(木)・販売時間初電から終電まで②通信販売・記念きっぷと鉄道雑貨のウェブマルシェ「[きっぷと鉄こもの]{ }」ウェブサイト※運営主体:山口証券印刷㈱・販売期間2023年11月3日(金・祝)~12月31日(日)※11月3日(金・祝)9:00から販売開始2.販売価格1セット 800円(税込み)※お一人さま1回のご購入につき3セットまで。※駅での販売は、現金のみのお取り扱いです。※駅販売分で在庫が発生した場合は、通信販売分に追加して販売します。3.販売数量合計1,500セット【内訳】横浜駅1階(400)、星川駅(100)、二俣川駅(200)、大和駅(200)、さがみ野駅(100)、湘南台駅(100)、羽沢横浜国大駅(100)、通信販売(300)※入場券にはシリアルナンバーが入ります。通信販売分にシリアルナンバー「1~300」を割り当てます。番号を選ぶことはできませんので、ご了承ください。4.入場券有効期間2023年11月3日(金・祝)~12月31日(日)※上記期間に1回限り有効5.商品内容・「D型硬券普通入場券」5枚セット(横浜駅、二俣川駅、大和駅、海老名駅、湘南台駅)・台紙サイズ縦148㎜×横210㎜(展開時 縦296㎜×横210㎜)・記念券入場券サイズ「D型硬券普通入場券」縦30㎜×横88㎜「おかいもの電車復活記念入場券」表/裏面(左)・中面(右)(イメージ)※「YOKOHAMAどっちも定期」について2023年3月18日の相鉄・東急新横浜線の開業に合わせて導入。「相鉄新横浜線 西谷駅~新横浜駅」を含む IC 通勤定期乗車券をお持ちのお客さまが、追加運賃をお支払いすることなく、相鉄本線 横浜駅での乗降が可能となる新サービスです。・他社路線の横浜駅はご利用いただけません。・IC 通学定期乗車券および磁気定期乗車券は、新サービスの対象外です。関連リンク「おかいもの電車」ラッピング車両 運行時刻のご案内 : リリース@「おかいもの電車」の運行と記念入場券を販売.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月24日宮崎県は、インフラツーリズムの取り組みの一つとして、“かいけつゾロリ”コラボキャンペーン「みやざきダム旅in耳川×かいけつゾロリ デジタルスタンプラリー」を2023年10月20日(金)~12月28日(木)の期間で実施いたします。みやざきダム旅in耳川×かいけつゾロリ デジタルスタンプラリー観光スタイルの多様化によって、サステナブルツーリズムやグリーンツーリズムなど文化交流や体験型コンテンツに着目したテーマ性のある旅が注目されています。そんな新たなツーリズムとして宮崎県が推進しているのがダムなどの「インフラツーリズム」。県内にある耳川水系ダムやその周辺の観光地をめぐりながら人気アニメのARスタンプラリーを楽しみ、大人とこどもが一緒になって参加することができるキャンペーンを実施し、ダムや発電所周辺地域の活性化を目的とした取り組みをおこなっています。宮崎県の椎葉村、諸塚村、美郷町、門川町、日向市にまたがる耳川流域18のスポットに設置されたマーカーをスマホで読み込むと「ゾロリと仲間たち」のARも登場。スタンプだけではなく人気のキャラクターたちとの記念撮影も楽しみのひとつ。5ヶ所のスタンプを集めると中間賞として当キャンペーンオリジナルかいけつゾロリグッズももらえます。また18ヶ所全てのスタンプを集めると1万円相当の宮崎県特産品セットやダムマニア必見、耳川水系ダムコレクション「プレミアムダムカードセット」が抽選で当たります。この機会にみやざきダム旅へのお出かけをおすすめします。上椎葉ダム 写真協力:九州電力(九電ドローンサービス)■みやざきダム旅in耳川×かいけつゾロリ デジタルスタンプラリー 概要開催期間:2023年10月20日(金)~12月28日(木)場所 :宮崎県耳川流域(椎葉村・諸塚村・美郷町・門川町・日向市)詳細は下記サイトをご覧ください かいけつゾロリ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月20日劇団芝居屋かいとうらんま主催、『或る夜の』が2023年10月6日(金)~10月8日(日)にOFFOFFシアター(東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売開始です。カンフェティにて8月29日(火)0:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter 岐阜では知らぬものはいない?劇団芝居屋かいとうらんまの東京公演!地下鉄のホームに取り残された人々の「或る夜の」不思議な物語!《あらすじ》終電の地下鉄ホーム家路を急ぐ人たちが最終電車を待っている。ところが、何事かが起こりシステムダウン。ホーム出入口のシャッターは降り、足止めを喰らうハメに。外からは見えないそれぞれの事情が交差する中、一人の男が・・・。誰も知らないその男。しかしどこかで知ってるその男。最終電車は、彼らを乗せてそれぞれの「ホーム」へ帰るのだろうか。かいとうらんまがお贈りする「或る夜の」地下鉄ホームどうぞお楽しみください!団体概要岐阜西濃地区の高校演劇部OBが中心となって結成された。「かいとうらんま」は、南宮大社(岐阜県不破郡垂井町)に神職についていた調子時曾氏によるもの。創立メンバーの中に、同じく南宮大社で神職についていた者がいて、話題にしたときに出していただいた名前をそのまま劇団名とした。初代団長は稲垣忠幸(現在劇団の顧問)二代目団長は峰藤樹1985年には三代目の後藤卓也(現在も)が襲名している。上演する芝居は、オリジナル脚本を基本として、シリアス、コメディ、時代物、子供向け、ミュージカル等、さまざまなジャンルに挑戦しつづけている。また、座付き作家でもある後藤の作品は、常に現代社会と結びつき、人間をテーマに描いている。昨今では、特に「NEO時代劇」と銘打った時代モノの作品が好評である。初春には、人気シリーズ「ジュリアーノ警部シリーズ」を上演している。第9回池袋演劇祭 審査会特別賞受賞 「累~かさね」第50回シアターグリーンフェスティバルグリーン賞受賞「べにいちくろよん」CoRich舞台芸術アワード2020 登録された2020年の公演5276本から28位「弾丸黒子」公演概要『或る夜の』公演期間:2023年10月6日 (金) ~2023年10月8日 (日)会場:OFFOFFシアター(東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F)■出演者ごとうたくや花太郎小野圭子西藤茅花MaccoCHI★HO矢崎隆之高石理生あまぐり■スタッフ脚本後藤卓也演出蒙古斑舞台監督新川隆幸美術らんま工房照明西藤茅花音響TOSHI衣装らんま衣装部制作らんま制作舎■公演スケジュール10月6日(金)19:0010月7日(土)14:00 / 19:0010月8日(日)14:00受付は開演の45分前、開場は開演の30分前です■チケット料金全席自由:3,000円《カンフェティ限定》1,000円割引! 3,000円 → カンフェティ席 2,000円!(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月28日ユーハイム(Juchheim)のスイーツショップ「きこりけーき(kikoricake)」が、2023年7月21日(金)に、日本限定店舗として京都・ねねの道にオープンする。スイーツショップ「きこりけーき」が日本初登場「きこりけーき」は、“世界中のおいしいものを集めて新しい可能性を発信する”をコンセプトに、フードマーケットの“スイーツ版”を目指したスイーツショップ。店内ではバウムクーヘンとジェラートを組み合わせたスイーツ「きこりけーき」を提供する。抹茶orエスプレッソをかけて楽しむ「きこりけーきkyoto」京都・ねねの道にオープンする京都高台寺店では、当日焼き上げた柔らかなバウムクーヘンと、新鮮でなめらかなジェラートをその場で合わせた「きこりけーきkyoto」を展開。点てたての抹茶もしくは淹れたてのエスプレッソを食べる直前にかけることで、はんなりとジェラートが溶けていく一品に仕上げた。水晶茶飴や濃厚ジェラートもまた店内では、老舗から若手店舗まで様々な日本のお菓子が定期的に登場。その第1弾として、抹茶の魅力を味わえる丸久小山園の「水晶茶飴」と「おうす飴」がラインナップする。加えて、ジェラート発祥の地・フィレンツェのジェラートショップ「Badiani」による濃厚ジェラートなども販売される。【詳細】「きこりけーき 京都高台寺店」オープンオープン日:2023年7月21日(金)11:00住所:京都府京都市東山区高台寺北門前通下河原東入ル鷲尾町518営業時間:11:00~18:00定休日:水曜日決済方法:キャッシュレス(現金不可)メニュー例:・きこりけーきkyoto 888円・水晶茶飴 389円・おうす飴 389円
2023年07月22日主演:黒木華、共演:寛一郎、池松壮亮の映画『せかいのおきく』を手掛けた阪本順治監督が、第22回ニューヨーク・アジアン映画祭にて生涯功労賞となるスター・アジア・ライフタイム・アチーブメント賞)を受賞。阪本監督が授賞式に参加した。ニューヨーク・アジアン映画祭(NY Asian Film Festival)は北米でもっとも由緒あるアジア系映画祭で、第22回を迎える今年は7月14日から30日まで開催。「スター・アジア・ライフタイム・アチーブメント(Star Asia Lifetime Achievement)賞」は、「スターアジア生涯功労賞」と翻訳され、「長年優れた作品にて、何世代にも渡る映画製作者と観客に影響を与えてきた、特別な才能の人物に与えられる賞」として、過去にはツイ・ハーク(2011年)、ジャッキー・チェン(2013年)、レオン・カーフェイ(2017年)、ユエン・ウーピン(2019年)、アン・ホイ(2021年)など錚々たる映画監督たちが受賞しており、日本からは岩井俊二(2016年)、原田眞人(2018年)、清水崇(2022年)に続く4人目の受賞となる。授賞式で阪本監督は、これまでたくさんの海外映画祭から招待されたが、「私個人の賞を頂くのは初めて」と改めて喜びをかみしめた様子。「日本の映画界に入って43年」「映画監督をはじめて35年」「最新作『せかいのおきく』がちょうど30本目の監督作品」と自身のキャリアをふり返り、「その30本の作品に関わったすべての人に感謝したいと思います」と謝辞を述べると、会場から大きな拍手が起こった。また、上映後に行われたQ&Aにも阪本監督が登場。本作の特徴の1つでもある、糞尿を売り買いし、循環型経済が成り立っていた江戸時代を物語背景として描いた点について、ニューヨークの観客も興味津々の様子。多くの質問があがり、阪本監督は「出演者もこんな『うんち』だらけの映画は初めてです(笑)。作り物ですが廃棄された食材を利用して作っていたので、発酵した匂いがしてきて臭いのは仕方がない。皆さん笑っていましたね。笑うしかない」と激白。「『うんち』の美術スタッフはいろいろ改良を重ねて、素材も変えたり試行錯誤しました。映画では身体につくシーンもあるので、目や口に入っても害のないものを作るために、廃棄された食材を利用したり。端的にいうと『食べられるうんち』にたどり着いたんです(笑)」と撮影裏話を明かした。さらには日本のハイテクなトイレ事情にも話題がのぼり、阪本監督は、おしり洗浄付きトイレが日本で発達したきっかけなど、知識を披露する場面もあった。最後に阪本監督は、「うんちの話ばっかりでしたね(笑)。ありがとうございました」と挨拶すると、会場内は大きな拍手と笑いに包まれた。本作は、江戸時代末期を舞台に、声を失った武家の娘・おきくと雨宿りで出会った若者ふたりが過酷な青春を共に駆け抜ける…。厳しい現実にくじけそうになりながらも、心を通わせることを諦めない若者たちの姿を描き出す恋と青春の物語。4月28日より劇場公開が始まると、主人公のおきくを演じた黒木さんの心に迫る声なき演技に多くの称賛の声が寄せられるなどが映画ファンの心を鷲掴みにした。また、本作で黒木さん演じる主人公おきくの父親役として出演、おきくと恋仲になる中次を演じた寛一郎と親子共演を果たした佐藤浩市よりコメントも到着。「知識と経験だけで創作することを潔しとしない阪本順治監督は常にこれまでの自身の作品を超えることを渇望し、チャレンジしています。今回の受賞はそんな阪本監督のもの造りに対する栄誉かと。おめでとうございます!」と祝福している。『せかいのおきく』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年07月19日黒木華主演映画『せかいのおきく』で監督を務めた阪本順治が、「第22回ニューヨーク・アジアン映画祭」にて「スター・アジア・ライフタイム・アチーブメント賞」を受賞した。「ニューヨーク・アジアン映画祭」は、北米で最も由緒あるアジア系映画祭で、22回目を迎える今年は、7月14日から30日まで開催。阪本監督が受賞した「スター・アジア・ライフタイム・アチーブメント(Star Asia Lifetime Achievement)賞」は、“スターアジア生涯功績賞”と翻訳され、長年優れた作品にて、何世代にも渡る映画製作者と観客に影響を与えてきた、特別な才能の人物に与えられる賞として名誉ある受賞だ。阪本順治監督これまで、ジャッキー・チェン、ユエン・ウーピン、アン・ホイらが受賞しており、日本からは2016年に岩井俊二、2018年に原田眞人、昨年は清水崇が選ばれ、今回4人目の受賞となった。受賞決定を受けて阪本監督は、「すべての作品にかかわっていただいた方々に、感謝します。これからも、順応と抵抗を繰り返し、あちらこちらへと越境しながら、変わらず、やっていきます」とコメント。阪本監督は上映に合わせて渡米し、レッドカーペットに登場する予定だ。また本作の主演を務めた黒木さんは、「沢山の映画を撮ってこられた阪本監督の作品の一部を担えたこと、大変光栄に思います」と話し、「また監督と新たな映画の時間を過ごせるよう私も精進したいと思います」とコメント。池松壮亮も「長年において数々の意志を、記憶を、夢を、映画に刻み込み、そこから沢山の影響を受けてきた者の1人として、心より祝福いたします」と祝いの言葉を送り、寛 一 郎は「自分のことのように嬉しく思います。これからも価値のある作品を撮り続けてください」と語った。『せかいのおきく』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年06月29日人気作品「ちいかわ」と「ベビースターラーメン丸」による、コラボレーション菓子「ベビースターラーメン丸(なんか小さくてまるい おだしのきいた おじやうどん味)」が登場。2023年6月19日(月)より発売される。「ちいかわ」“おじやうどん”着想のフレーバーSNS発の人気作品「ちいかわ」と、ベビースターをギュ~ッと一粒に固めた「ラーメン丸」がコラボレーションを実現。作品中に登場する、‟おじやうどん”を着想源に、だしのきいた優しい味わいに仕上げているのが特徴だ。一粒口かじると、“カリッザクッ”とした楽し気な食感と共に、だしの香りが口いっぱいに広がる。また噛むほどに、ホロホロと麺がほどけていくような、食感の変化を楽しめるのも嬉しいポイントだ。なおパッケージには、熱々の“おじやうどん”を楽しむキュートなちいかわの姿をデザイン。容器の蓋の裏にも、ちいかわ・ハチワレ・うさぎといったキャラクターを描くなど、コラボレーションならではの仕上がりとなっている。【詳細】ベビースターラーメン丸(なんか小さくてまるい おだしのきいた おじやうどん味) 59g発売日:2023年6月19日(月)展開:全国のコンビニエンスストア ※取扱い状況は企業および店舗により異なる。価格:152円前後 ※参考価格
2023年06月19日ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~は、多摩市のアイスランドウィーク 2023に先がけ、アイスランドのかいぶつ絵本シリーズの魅力を楽しむパネル展示を2023年6月7日(水)~6月26日(月)に、読み聞かせ会を6月17日(土)にパルテノン多摩で行います。作品紹介以下いずれも、アウスロイグ・ヨウンスドッティル[絵・文]、カッレ・ギュットレル[文]、ラーケル・ヘルムスダル[文]、朱位昌併[訳]『おおきいかいぶつはなかないぞ!』(2022年7月出版)1,980円(税込)かいぶつにも、苦手なことがあるの?!「ちいさいかいぶつ」は、もの知りで何でもできるのに、ぼく(おおきいかいぶつ)は、何にもできない!パパのことまで笑われて、ついに涙がこらえきれなくなり…。『まっくらやみのかいぶつ』(2022年12月出版)1,980円(税込)かいぶつにだって、こわいものがあるらしい?!「おおきいかいぶつ」と「ちいさいかいぶつ」は勇気を出して、謎の「おばけ」を追いはらいます。でも、本当におばけだったのかな…?『アイスランドのかいぶつ絵本シリーズパネル展示・読み聞かせ会』についてパネル展示では、かいぶつ絵本シリーズの原書・日本語版を一挙展示するほか、同シリーズの人気イラストレーションや、原作者とかいぶつキャラクターたちのコラボ写真(原作者提供)、アイスランド公認ガイドの資格ももつ翻訳者・朱位昌併さん撮影の大自然フォトも展示します。観覧無料。日本語版絵本も手に取ってご覧いただけます。ご購入は「アイスランドブックフェア」(2023年6月10日(土)~6月18日(日))を開催の丸善多摩センター店(ココリア多摩センター5階)にて可能です。また、全国の書店やwebショップでもお求めいただけます。読み聞かせ会は、こどもひろばOLIVE(赤ちゃん~未就学の子どもたちのあそび広場)にて行います。小さな子どもたち・保護者の方たちほか、どなたでもご参加いただけます。2冊の日本語版絵本の読み聞かせのほか、「アイスランドってこんな国」のおはなしを、小さなお子さんたち向けに行います。■開催概要『アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ』パネル展示期間: 2023年6月7日(水)~6月26日(月) 9:00~18:00(期間中の施設休館日は無)会場: パルテノン多摩4階ライブラリーラウンジ、同フロア通廊詳細: 多摩市広報『アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ』読み聞かせ会期間: 2023年6月17日(土) 11:00~(20分程度)会場: パルテノン多摩4階こどもひろばOLIVE内「わくわくひろば」詳細: オリーブ通信場所:パルテノン多摩所在地:〒206-0033東京都多摩市落合2丁目35番地アクセス:京王相模原線「京王多摩センター駅」より徒歩7分小田急多摩線「小田急多摩センター駅」より徒歩7分多摩モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分参加費:無料
2023年06月06日ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~(所在地:東京都八王子市、代表:前田 君江)は、多摩市のアイスランドウィーク 2023に先がけ、アイスランドのかいぶつ絵本シリーズの魅力を楽しむパネル展示を2023年6月7日(水)~6月26日(月)に、読み聞かせ会を6月17日(土)にパルテノン多摩で行います。イベント「パネル展示等」詳細:たま広報にて イベント「読み聞かせ会」詳細:オリーブ通信にて アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ(シリーズ「おおきかいぶつとちいさいかいぶつ」)3人の原作者と主人公「おおきいかいぶつ」と「ちいさいかいぶつ」■開催の背景ゆぎ書房では、2022年にアイスランドのかいぶつ絵本シリーズ『おおきいかいぶつはなかないぞ!』『まっくらやみのかいぶつ』を刊行しました(2023~2024年にも続巻を出版予定)。その後、出版社から電車でわずか一駅のところで、連年アイスランドウィークが開催されていることを知り、アイスランド大使館と多摩市を通じて、地元出版社として協力を申し出、企画が実現しました。アイスランドと周辺北欧諸国の「かいぶつ」は、大自然のなかで人間のすぐそばに棲みついていると言われてきた、妖怪みたいなおばけみたいな不思議な存在。そして、原作となった絵本は、アイスランド・スウェーデン・フェロー諸島(デンマーク領)の3人の原作者の共同創作です。自然と人との共生、そして、アイスランドと周辺の国々との共生のあかしとして、多摩市イベントにてご紹介します。■作品紹介以下いずれも、アウスロイグ・ヨウンスドッティル[絵・文]、カッレ・ギュットレル[文]、ラーケル・ヘルムスダル[文]、朱位昌併[訳]『おおきいかいぶつはなかないぞ!』(2022年7月出版) 1,980円(税込)かいぶつにも、苦手なことがあるの?!「ちいさいかいぶつ」は、もの知りで何でもできるのに、ぼく(おおきいかいぶつ)は、何にもできない!パパのことまで笑われて、ついに涙がこらえきれなくなり…。『まっくらやみのかいぶつ』(2022年12月出版) 1,980円(税込)かいぶつにだって、こわいものがあるらしい?!「おおきいかいぶつ」と「ちいさいかいぶつ」は勇気を出して、謎の「おばけ」を追いはらいます。でも、本当におばけだったのかな…?■『アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ パネル展示・読み聞かせ会』についてパネル展示では、かいぶつ絵本シリーズの原書・日本語版を一挙展示するほか、同シリーズの人気イラストレーションや、原作者とかいぶつキャラクターたちのコラボ写真(原作者提供)、アイスランド公認ガイドの資格ももつ翻訳者・朱位昌併さん撮影の大自然フォトも展示します。観覧無料。日本語版絵本も手に取ってご覧いただけます。ご購入は「アイスランドブックフェア」(2023年6月10日(土)~6月18日(日))を開催の丸善多摩センター店(ココリア多摩センター5階)にて可能です。また、全国の書店やwebショップでもお求めいただけます。読み聞かせ会は、こどもひろばOLIVE(赤ちゃん~未就学の子どもたちのあそび広場)にて行います。小さな子どもたち・保護者の方たちほか、どなたでもご参加いただけます。2冊の日本語版絵本の読み聞かせのほか、「アイスランドってこんな国」のおはなしを、小さなお子さんたち向けに行います。■開催概要『アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ』パネル展示期間: 2023年6月7日(水)~6月26日(月) 9:00~18:00(期間中の施設休館日は無)会場: パルテノン多摩 4階ライブラリーラウンジ、同フロア通廊詳細: 多摩市広報 『アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ』読み聞かせ会期間: 2023年6月17日(土) 11:00~(20分程度)会場: パルテノン多摩 4階こどもひろばOLIVE内「わくわくひろば」詳細: オリーブ通信 場所 :パルテノン多摩所在地 :〒206-0033 東京都多摩市落合2丁目35番地アクセス:京王相模原線「京王多摩センター駅」より徒歩7分小田急多摩線「小田急多摩センター駅」より徒歩7分多摩モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分参加費 :無料■出版社概要ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~代表 : 前田 君江所在地 : 〒192-0362 東京都八王子松木設立 : 2020年5月事業内容: 翻訳絵本の出版社URL : ■お客様からのお問い合わせ先ゆぎ書房・連絡先: info@yugishobou.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月01日映画『忌怪島/きかいじま』のオフショット写真が公開された。本作は『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズの清水崇監督が、島という閉鎖空間を舞台に今話題のVRの世界を表現したホラー映画。「VR」研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想というふたつの空間で今までにない恐怖が待ち受ける。公開されたオフショット写真は、主演の西畑大吾(なにわ男子)をはじめ、山本美月、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、當真あみの7名が撮影の合間に使い捨てカメラで撮影。サトウキビを無邪気にかじる西畑や、それぞれが楽しそうにケータリングを食べる様子、さらには生駒が平岡にお祓いの塩を撒いている姿もあり、チーム“シンセカイ”として彼らがチームワークを築きながら撮影に挑んでいたことがうかがえる。また、ロケ地でもある奄美大島の豊かな自然も切り取られており、ホラー映画らしからぬ“エモさ”を存分に感じられるオフショットとなっている。(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会<作品情報>映画『忌怪島/きかいじま』6月16日(金) 公開公式サイト:「忌怪島/きかいじま」製作委員会
2023年05月31日しまむらの美脚ボトムスは、待ったかいがあったと感じる優秀なアイテムなのだとか♡今回は、@so.ra_ynさんと@collin_wearさんが投稿した、しまむらの美脚ボトムスを紹介します。快適な着用感も魅力のアイテムなので、ぜひ最後までチェックしてみてください。お値段以上のバギーデニム出典:Instagram「YNCバギーデニム69」は、お値段以上のクオリティが詰まったボトムス!@so.ra_ynさんは「予約して数ヶ月..待ったかいがあったデニム」と紹介していました。オシャ見えするデザインで、1本あればデニムコーデが楽しくなりそう♡ウエストまわりのデザインにこだわりがあり、ボタンもかわいいですよね。シルエット◎で着用しやすい出典:Instagram@so.ra_ynさんは、バギーデニムにトップスをインして、シンプルに着こなしていました。シンプルな組み合わせでも、トレンドライクなコーデに仕上がるのが嬉しいポイント♪こなれ感もあるため、サンダルを合わせた、ラフな装いもオシャレですね。シルエット◎なデニムなので、脚長効果が狙えそう!スッキリ着用しやすい美脚ボトムス出典:Instagram@collin_wearさんが紹介していた「YUMIPuピンタック69」も、美脚コーデが楽しめるボトムスです。ストレッチ性があるボトムスで、ストレスフリーに活動できそうです。後ろウエストがゴムになっているため、楽ちんとのこと!フロントはスッキリとしたデザインになっており、体型カバーもできそうですね。両サイドにポケットがあるのも嬉しいポイント♪着回し力が高いから色違いで欲しくなる出典:Instagram@collin_wearさんは「YUMIPuピンタック69」の「中薄橙」と「濃黒」の2色を使ったコーデを投稿していました。「ほんとにこのパンツは履き心地良くて」とのこと。ピンタック入りのデザインに加えさりげなく裾がフレアになっているので、美脚ボトムスを探している方にピッタリです。体型カバーができるトップスを合わせると、よりスタイルアップできるコーデに!しまむらの美脚ボトムスは、体型カバーが叶うアイテムになっています。シンプルでいろいろなスタイルができるので、1本あると重宝しそう。気になっている方は、しまむらの美脚ボトムスを要チェックですよ!※こちらの記事では、YUNA♡165cm/高身長コーデ/しまむら/GU(@so.ra_yn)様、◌プチプラ⌇淡色⌇キレイめカジュアル(@collin_wear)様のInstagram投稿を紹介しております。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年05月21日2023年夏のしまじろうコンサート『しまじろうと もりの きかんしゃ』が5月12日より東京・パルテノン多摩にて開幕した。これに先駆けて前日に行われた、公開ゲネプロの様子をレポートする。全国33会場にて開催される参加型の本コンサートは、2017年に好評を博した人気作のリバイバル上演だ。物語は子どもたちも参加して楽しめる夏の冒険がテーマ。壊れてしまった機関車を、もう一度走らせるために、しまじろうが仲間と一緒に部品探しに出発! しまじろうコンサートは、幼児にもわかりやすいシンプルかつ心温まるストーリーが特徴だ。公演は2部構成。第1部では、まず森へと出かけたしまじろうが、みみりん、はなちゃん、にゃっきい、とりっぴい そしてガオガオさんと、キャンプファイヤーをしたり、焼き芋を食べたり。随所に、入場時に配られた「ふりふりリーフ」を使ったアクテビティなどが盛り込まれ、飽きることなく最後まで楽しめる。中盤からはいよいよ機関士「リリー」と、四葉のクローバーのマークが印象的な、機関車「ポッポー」が登場。トラブル発生で、物語でもグイグイと子どもたちも親も引き込んでいく。丸・三角・四角の形に注目したアクティビティや、昆虫あてクイズなど、<こどもちゃれんじ>のコンサートならではの知育も満載。30分の第1部が終了し、15分の休憩タイムへ。ハラハラドキドキしたまま後半の30分へと突入していく。第2部ではガオガオさんの発明品も大活躍。うまくいかないことに落ち込むリリーをしまじろうが励ます場面では、協力することの大切さが心に響く。さらに最後には、大勢の観客が集まる生の会場ならではの一体感を味わえるクライマックスが待っている。もちろん全編を通じて、歌やダンスが盛りだくさん。「すてきなワンダーランド」や、おうちのかたも一緒に歌える「せんろはつづくよどこまでも」、「きみとチャレンジ」「きしゃぽっぽ」など、定番の曲から<こどもちゃれんじ>の教材でおなじみの人気曲まで、たくさんの楽しい曲が登場。自然と体がウキウキ動き出し、笑顔が溢れること必至だ。公式サイトではこれらの楽曲ムービーが公開中なので、事前に振付を覚えてから参加すれば、しまじろうたちとよりダンスを楽しむことができる。また第2部の最後には、<こどもちゃれんじ>で大人気のまなお姉さん(一部の公演でのゲスト出演)登場の「特別ダンスステージ」があり、「トモダチのわお!」や「ドドドド ドーナツ」「ハッピー・ジャムジャム」を、華麗に歌い踊ってくれた。この時間はすべて写真撮影OK。煌びやかなステージをとお子さまを写真におさめる大チャンスだ。ステージにはしまじろうたちはもちろん、リリー、ポッポーも全員勢ぞろいなので、わが子の楽しんでいる様子とともに、いい思い出になること間違いなし。ロビーには、しまじろうと一緒にキャンプ気分で撮影できるフォトスポットもある。当然、コンサートショップもチェックしたい。今回は特にはなちゃん推しコーナーが充実。公式サイトからの事前購入も可能なので、しまじろうやはなちゃんとおそろいの衣装を身に着けて、コンサート会場に来れば、さらに楽しさが倍増!『しまじろうと もりの きかんしゃ』は9月24日(日)まで全国各地で開催。『しまじろうと もりの きかんしゃ』9月24日(日)まで全国で開催中 ■チケット情報取材・文:望月ふみ
2023年05月20日MONO NO AWAREが、本日5月17日(水) に配信リリースしたカヴァー曲「およげ!たいやきくん」のオフィシャルビデオを公開した。「およげ!たいやきくん」は1975年に発表され、日本でレコード売り上げ枚数が最も多いシングル盤としても有名な楽曲で、今作はMONO NO AWARE流のロックアレンジバージョンとなっている。過去の取材では、ボーカル玉置周啓が初めて買ったCDや自身のルーツとしても取り上げていた1曲であり、過去数回だけライブで披露されていた。アートワークは画家の落合翔平、映像・アニメーションはソーシキ博士が担当している。併せて、「およげ!たいやきくん」と新曲「風の向きが変わって」を収録した7インチ盤AA面シングルを6月21日(水) にリリースすることが決定。5月28日(日) から東名阪で開催されるワンマンツアー『MONO NO AWARE TOUR 2023 泳げ!』の会場で先行販売される予定だ。MONO NO AWARE「およげ!たいやきくん」オフィシャルビデオ<リリース情報>MONO NO AWARE「およげ!たいやきくん」配信中MONO NO AWARE「およげ!たいやきくん」ジャケット配信リンク:※7インチ盤は6月21日(水) リリース※5月28日(日) のツアーより先行販売価格:2,200円(税込)【7インチ盤収録曲】A. 風の向きが変わってAA. およげ!たいやきくん<ツアー情報>『MONO NO AWARE TOUR 2023 泳げ!』5月28日(日) 渋谷 CLUB QUATTROOPEN17:30 / START18:306月9日(金) 大阪・梅田Shangri-LaOPEN19:00 / START19:306月10日(土) 愛知・新栄シャングリラOPEN18:30 / START19:00※全公演ソールドアウト関連リンクOfficial HP:::
2023年05月17日今回、ご紹介するのは、映画『せかいのおきく』。つらく厳しい現実にくじけそうになりながら、それでも心を通わせることを諦めない若者たちを描く青春物語です。主人公のおきくと偶然に出会い、下肥(しもごえ)買いの相方となる中次と矢亮を演じた、寛一郎さんと池松壮亮さんにお話をうかがいました。「壮亮さんの演技を間近で見ることができて幸せでした」左から、寛一郎さん、池松壮亮さん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 140映画『せかいのおきく』の舞台は、日本が世界の大きな渦に飲み込まれていった江戸末期。主人公は、寺子屋で子どもたちに読み書きを教えているおきく。彼女は、ある雨の日、厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次、下肥買いの矢亮と出会います。武家育ちでありながら、今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事、汚穢屋(おわいや)に就く中次と矢亮。やがて心を通わせていく3人ですが、ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られて声を失い、心を閉ざしてしまいます。メガホンを取ったのは、日本映画界を長年にわたり牽引してきた阪本順治監督。監督 30 作目にして、初のオリジナル時代ものです。とはいっても、髷姿の侍たちが斬り合うような活劇ではなく、社会の底辺を生き抜く庶民の若者たちを中心に、その恋や青春を軽やかに描いた、阪本監督の新境地と言える内容となっています。主人公のおきくを卓越した演技力で高い評価を得ている黒木華さん、彼女と心を通わせる中次と矢亮を実力派俳優の寛一郎さんと池松壮亮さんがそれぞれ熱演。さらに、眞木蔵人さん、佐藤浩市さん、石橋蓮司さんら、阪本作品に主演してきたベテラン俳優たちが長屋に集う人々に扮し、絶妙なアンサンブルを見せています。ーーこの作品に魅力を感じたところを教えてください。寛一郎さん日本人が本来持っている、資源を大切にする美徳を下肥を通して描くユニークな視点に惹かれました。そして、こういう方々がいたということを知っていただく良い機会になれば良いなと思いました。後日、壮亮さんが参加すると知ったときは嬉しかったですし、撮影がとても楽しみになりました。池松さん惹かれたところがたくさんあります。現在の日本映画界では難しい、モノクロで撮ると聞いたときは、ひとつ夢が叶ったようでものすごく嬉しかったです。あとは何よりコンセプトが素晴らしかったこと。自然との共生や循環をテーマに捉え、時代劇というフォーマットを使い、汚穢屋という貧困層を通して世界を見つめるという試みも素晴らしいと感じました。利益追求、資源をエネルギーや生活で消費し続けてきたこの世界へ、この映画がひとつの提案になると感じました。寛一郎さんーー役作りについて教えてください。寛一郎さん江戸時代と汚穢屋について、一通り調べました。ただ、彼らが持つ時代精神性のようなものは、本質的には現代を生きる僕らと変わりはないように感じて、自然体で演じました。池松さん寛と一緒に、何でもない日常を、情緒を転がしながら、貧しくも情けなくも、生き生きと演じていけたらいいなと思いました。ーー映像美にあふれる本作の中で、おふたりが特に印象に残っているシーンは?寛一郎さん雪が降っているシーンです。3年前の冬に撮ったもので、美術担当の原田満生さん(本作では、企画とプロデューサーも兼任)がこれ以上ないほど美しい雪を降らしてくださり、雪映えしているなと思いました。池松さん冒頭の雨のシーンから、ぜんぶが好きですが、敢えて挙げるなら川を小舟で渡るシーンです。僕が本作に参加して、最初に撮ったのがこのシーンで、空と人と水があって流れているというシンプルなシーンですが、まるで水墨画のようで、あまりに美しくて好きです。池松壮亮さんーー本作に出演して、初めて知ったことはありますか?池松さん江戸時代に循環型社会が出来上がっていたことに驚きました。命を巡らせるということが生きるということとつながっていたのかなと。寛一郎さん汚穢屋について調べるうちに、どこの職業の糞尿が高いか、ということを知りました。当時の日本の循環型社会は、ヨーロッパの方々が驚くほど、完成されていたようです。ーーおきくを演じた黒木華さんの印象はいかがでしたか?池松さん黒木さんは前半と後半で違った悲劇を背負うセンシティブな役で、大変だったと思います。現場では二度ぐらいしかご一緒していませんが、完成した本編を観て、黒木さん以外におきくを演じることができる方はいないと思いました。黒木さんご自身も楽しく撮影されている様子でした。この映画のおきくの眼差しが、観客との、せかいとの温かいつながりを作ってくれると感じました。寛一郎さん黒木さんはおきくをとてもチャーミングに演じていらっしゃいました。モノクロであれだけ着物が似合って絵になる方は、ほかにいないと思いました。ーー劇中、中次と矢亮として、軽妙なやり取りを繰り広げているおふたりですが、お互いの印象を教えてください。寛一郎さん僕が10代でまだ役者を始める前に、壮亮さんと初めてお会いしました。その後、お会いする機会があるたびに「調子はどう?」と聞いてくれて。壮亮さんの演技の素晴らしさは知っていたので、共演が決まったときは嬉しさと同時に緊張感も抱きました。池松さん僕は佐藤浩市(寛一郎さんの父親)さんとは共演回数が多く、いつもたくさんのことを教えてもらいながら育ってきたような感覚があるので、寛に対する想いはどうしても特別なものがあります。まるで親戚の子と共演しているような感覚です。もともとの関係値を利用しながら、かけがえのないパートナーを愉快に作り上げていけたらいいなと思いました。ゴドー(劇作家サミュエル・ベケットによる戯曲『ゴドーを待ちながら』の登場人物。ふたりの浮浪者が、ゴドーという人物を待ち続ける物語)みたいになったらいいなと思っていました。寛一郎さんそのことは壮亮さんが最初に言ってくれました。これはゴドーだと。壮亮さんはいで立ちから素晴らしくて、大きく柔らかく魅せる方だなと思っていました。だからこそ、役者としては怖さも感じましたが、壮亮さんの演技を間近で見ることができて幸せでしたし、楽しかったです。劇中、僕が壮亮さん演じる矢亮に呼びかける、“あにい”というセリフもしっくりきました。ーーファンの方々は、ほかの作品では見ることのできない、おふたりの演技を堪能できますね。本日はありがとうございました。インタビューのこぼれ話寛一郎さんと池松壮亮さんにお互いの好きなところを聞くと、こんな答えが。「ぜんぶです。本当にピュアなんですよ。隠してますけど。朝、撮影に向かっているとき、隣でバナナを食べている姿もかわいかったです」(池松さん)。「僕はかわいくしているつもりはないのですが(笑)。壮亮さんの度量の深さは素晴らしいと思います。僕が自分の素を見せることができる数少ない方のひとりです」(寛一郎さん)。Information映画『せかいのおきく』2023 年 4 月 28 日(金)GW より、全国公開脚本・監督:阪本順治出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司製作:FANTASIA Inc./YOIHI PROJECT制作プロダクション:ACCA配給:東京テアトル/U-NEXT/リトルモア©2023 FANTASIA写真・幸喜ひかり文・田嶋真理 ヘア・NORI TAKABAYASHI(YARD/寛一郎さん)ヘアメイク・ネモト(ヒトメ/池松さん)スタイリスト・坂上真一(白山事務所/寛一郎さん)写真・幸喜ひかり 文・田嶋真理 ヘア・NORI TAKABAYASHI(YARD/寛一郎さん)ヘアメイク・ネモト(ヒトメ/池松さん) スタイリスト・坂上真一(白山事務所/寛一郎さん)
2023年04月27日時代劇での黒木華さんのハマりっぷりはすでに周知のことではあるけれど、阪本順治監督の最新作『せかいのおきく』も、本当にその時代に生きているかのよう。江戸末期の庶民の暮らしを描いた物語で、ほぼ全編モノクロームの抒情あふれる映像で綴られている。どうすれば相手に伝わるのだろうと神経を使いました。「モノクロ映画に出るのは初めてだったので、どんな仕上がりになるのだろうと思いながら撮影していました。完成作を観たら、時折挟まれるカラー映像にドキッとさせられて。色のない場面も、鮮明に感じられて、いままでに観たことのない映画だなと感じました」黒木さんが演じたのは、貧乏長屋に父と住む武家出身の娘おきく。江戸の糞尿を買い集め、農村に運び肥料として売る「下肥(しもごえ)買い」の中次(ちゅうじ/寛一郎)に密かに思いを寄せているが、ある事情で喉を切られ、声を失ってしまう。言葉を話せないおきくが、懸命に気持ちを伝えようとする姿が健気。黒木さんの豊かな身体表現が、言葉以上のものを伝えてくれる。「この時代はまだ手話がないので、自分なりの動きで表現してほしいと監督に言われました。現代的な動きになってしまわないよう、どんな身ぶりをすれば相手に伝わるのだろうと神経を使いましたね」黒木さんにとっては、阪本監督とはこれが初タッグになる。「監督は、基本的にお芝居は自由に任せてくださいました。おきくは悲しい目に遭いますが、それでも前を向いて進んでいく強い女性です。はっきりものを言いますし、監督からはおきゃんな感じでと言われました。(阪本監督は)関西人なので、ユーモアのあるシーンでは面白がって、もっと何かないかなと追求されるんです。矢亮(やすけ/池松壮亮)の手を振り払うシーンでは『ピシャッ』と口で言いながらやってみてとおっしゃられて、実際にそれが使われました(笑)」中次と矢亮のやりとりには現代言葉もときおり織り交ぜるなど、軽妙さをリアルに表現。新しい時代劇の薫りを感じさせた。「中次と矢亮のシーンは本当に素敵ですよね!桶を背負いながら競走したり、口喧嘩したり、いかにも男子という感じで(笑)。あの友情関係がすごく好きでした」もうひとつの大きな魅力はおきくと中次の淡い恋。阪本監督は、監督作30本目にして、若者の恋や青春を初めて撮った。「こんなキュンとする成分が自分のなかにあったんだと撮りながら驚いた」と自ら語っている。「中次の不器用さといいますか、まっすぐなところが胸にきますよね。おきくと中次のシーンがもし色っぽく見えたのだとしたら、それはご本人が色っぽいからだと思います(笑)。普段はひょうひょうとしているんですけどね」一方、矢亮との場面では、池松さんの表現力に驚かされたそうだ。「おきくが矢亮を追いかけるシーンで、女性たちに仕事を蔑まれるような言葉をかけられたときの表情などは、どうしたらこんなに素敵なお芝居ができるのだろう!と思うくらい、グッときました」メイン3人のキャスティングには、失われつつある時代劇の技術を若い世代に伝えていきたいという制作陣の思いも込められていたらしい。大河ドラマ『西郷(せご)どん』や木村大作監督の『散り椿』ほか、数々の本格的な時代劇に出演してきた黒木さん。時代劇に対する思いも語ってくれた。「20代から時代劇にはたくさん出演させていただきました。時代劇自体が少なくなっているのは事実で、床山さんなどの職人さんがだんだんと減ってきていたり、“元結(もっとい)”という、髪を結うものが少なくなってきているそうです。そういった話を聞くと悲しいですし、大切な文化だと思うので、残していけたらと思いますよね」今作は、阪本組に多数参加している美術スタッフの原田満生さんが企画・プロデュース、美術も担当。原田さんは映画を通して環境問題を伝えたいと「YOIHI PROJECT」を発足。糞尿を肥料として畑にまき、野菜を作り、その野菜が食料となり人の口に入る。おきくたち3人の若者の物語の背景に、循環型社会としての江戸時代の暮らしを描くというのがこの映画の大きな柱になっている。「モノクロで直接的にはわかりませんが、現場にはリアルな美術セットが作られていました。(下肥の)粘度を出すのにダンボールを混ぜようとして、でもそれでは紙のロスになるからと、別の素材に変えたり、環境に配慮されたそうです。現代でも誰かが下水処理をしてくださって暮らしは循環しているということに、改めて目を向けられたらと思いましたね」映画だからこそ伝えられることがある。それもエンタメの力。エンタメを通して、さまざまな事柄に想像を膨らますことは豊かな経験だと思うと黒木さんは続ける。「私は、最終的に観客にゆだねるような、想像の余白のある作品が好きですね。最近は、映画を早送りで観る人が増えていると聞きますが、『せかいのおきく』のような作品はスキップしたら味わえないものがたくさんつまっています。舞台でも映画でも、劇場で空間を共にすること、大きなスクリーンだからこそ感じられることってあると思います。2時間なり3時間なり、その物語の世界に没入してほしいですし、劇場体験を堪能していただけたらと思いますね」『せかいのおきく』ある大雨の日。寺で習字を教えるおきく(黒木華)は、雨宿りをしていた紙屑買いの中次(寛一郎)と下肥買いの矢亮(池松壮亮)に出会う。脚本・監督は阪本順治。共演は、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司ほか。4月28日より全国公開。©2023 FANTASIAくろき・はる1990年生まれ、大阪府出身。2014年に映画『小さいおうち』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞。最近の主な出演作に映画『イチケイのカラス』(’23)など。映画『ヴィレッジ』が4月21日公開。ドレス¥137,500ネックレス¥59,400ブレスレット、ゴールド¥29,700シルバー¥29,700サンダル¥82,500(以上sacai TEL:03・6418・5977)※『anan』2023年4月19日号より。写真・上澤友香スタイリスト・梅山弘子(KiKi inc.)ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)取材、文・黒瀬朋子撮影協力・EASE(by anan編集部)
2023年04月16日黒木華主演、阪本順治監督作『せかいのおきく』の特別番組「せかいのおきく エピソード0」がU-NEXTで独占無料配信開始。また、黒木華がナレーションをつとめるアニメ「うんたろう たびものがたり」も配信される。黒木華主演、寛 一 郎、池松壮亮共演で阪本順治のオリジナル脚本を映画化した監督最新作『せかいのおきく』。第52回ロッテルダム国際映画祭にてワールドプレミアされ、「全く新しい時代劇!」と海外メディアからも高い評価を集めている。メイキング映像とともに、キャスト、プロデューサーが語る製作秘話を収めた特別番組が「せかいのおきく エピソード0」だ。U-NEXTの独占配信だが、会員登録なしでも無料で視聴できる。黒木華、寛 一 郎、池松壮亮らの撮り下ろしインタビュー、メイキング映像からロッテルダム国際映画祭レポートまで貴重な映像がたっぷり収録されている。江戸時代の日本の風景を背景に、つらく厳しい現実にくじけそうになりながら、それでも心を通わせることを諦めない若者たちを美しいモノクロ映像で描いた『せかいのおきく』はどのように企画され、作られたのか。また、ロッテルダム国際映画祭でどのように受け入れられたのか。ここでしか見られない、貴重な映像満載で映画の魅力に迫る。映画『せかいのおきく』は、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携して、様々な「良い日」に生きる人々の物語を「映画」で伝えるプロジェクト「YOIHI PROJECT」の第1弾作品。その映画の世界から生まれたアニメ「うんたろう たびものがたり」(1話5分間)も、U-NEXTにて独占配信がスタート。作・絵を「ぱかっ」「くるっ」「ぞぞぞ」(ポプラ社)などの絵本作家、森あさ子が担当し、種崎敦美、山口勝平ら豪華声優陣が集結した“うんち”を通して循環社会を楽しく親子で学べる作品だ。『せかいのおきく』の主人公・おきくを演じた黒木さんがナレーションをつとめ、“うんたろう”たちの旅を母のような優しい声で見守る。さらにU-NEXTでは、「YOIHI PROJECT」より、山形県大鳥地区の又鬼(マタギ)の人々を追ったドキュメンタリー「MATAGI-マタギ-」も配信。山と共に暮らし、マタギ文化を継承する男たちの知られざる物語が、雪深い山々の厳しくも美しい自然と共に記録されている。ジャンルを越え、世代を繋いでいくエンターテインメント作品の制作を目指す「YOIHI PROJECT」の今後のラインアップにも注目だ。「せかいのおきく エピソード0」、アニメ「うんたろう たびものがたり」、「MATAGI-マタギ-」はU-NEXTにて独占配信中。『せかいのおきく』は4月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年04月12日前代未聞の映画の登場だ。江戸時代は、SDGsを先取りした循環型経済で成り立っていた、という、現代からみると驚きの事実を背景に、庶民の暮らしとそのなかで懸命に生きる若者の青春群像を描く『せかいのおきく』。主人公たちの仕事もいま観ると風変わりだし、全編、うんこ&しっこ関係の言葉がとびかうという、破天荒な時代劇なのだ。この映画、4月28日に公開される。『せかいのおきく』ポスターなどで使われるメインビジュアル。予備知識なくこれを見たときに、どこかの停留所かなにかで三人の男女が雨宿りをしているのか、と思った。よく見ると、着物を着ている。そう、この物語の時代は江戸末期。場所は江戸のさるお寺の、あの頃の言い方でいうと厠(かわや)、つまりトイレの前だ。突然の雨に、雨宿りのため出くわした三人、向かって左の青年は中次(寛一郎)という。籠のようなものを抱えているが、職業は「紙くず買い」。真ん中の女性が、おきく(黒木華)。寺で開かれる「寺子屋」で読み書きを教えている。右は矢亮(池松壮亮)。江戸市中の厠をまわり、糞尿を買う仕事「下肥買い」をしている。みな、たまたま仕事の途中に雨に降られたのだ。ドラマは、雨模様をながめながらの三人の会話から始まる……。「下肥買い」の矢亮は、江戸で買った糞尿を集めて、船で地元 葛西の農家に運ぶ。肥だめに収容し、発酵させたのち、畑にまき、野菜の肥料とするのだ。作られた野菜は、江戸で消費され、江戸市民が食し、糞尿となって排泄される。この時代、まさに循環経済=サーキュラー・エコノミーが成り立っていた。糞尿にもランクがあって、最高は江戸城からでるもの、次に武家屋敷。最低ランクが庶民の長屋の共同便所だそうで、この映画では、そんな長屋の厠が主要な舞台になっている。この循環スタイルは、都会では戦後まもなく下水道が完備され姿を消したが、田舎には昭和30年代、40年代まで存在した。肥だめをうっすらご記憶の方も多くいると思う。中次の「紙くず買い」は、古典落語でもおなじみの職業だ。江戸の町を流して、反故にした紙や不要になった帳簿を安価でひきとる。それをすき直して再利用する。いわゆる再生紙だが、これは、現代にも引き継がれている。中次は、雨宿りで仲良くなった矢亮に誘われ、「下肥買い」に鞍替えする。おきくは、やはりこの雨宿りが縁で、中次に恋心をいだく……。おきくは、武家の育ち。いまは浪人の身の上の父・源兵衛(佐藤浩市)と長屋で暮らしている。父は、武家社会のしがらみのなかで生きる男、多少わけありの事情で、刺客に襲われる。おきくもそれにまきこまれ、不幸にも喉を切られて声を失ってしまう。映画は、この江戸の最下層に生きる3人の、つつましくも、純で、せつない愛と友情の物語を描く。脚本は阪本順治監督のオリジナル。この作品のプロデューサーで美術監督でもある原田満生のSDGs(持続可能な開発目標)に関する映画、という企画提案に、阪本監督が考えたコンセプトは「江戸の循環型社会と市民時代劇とウンコ」だった。江戸末期の1858〜1861年、幕府が外国から開国を迫られ、大混乱になっていく時代。阪本監督は「そんなさなかでも庶民たちの生活は変わらない。そういう時代だからこそ、社会の底辺で暮らす庶民の姿に興味がある。庶民劇を撮りたかった」という。そして、映画としての最大の特徴は、モノクロ(正確にはパートカラー)、スタンダードという映像。黒澤明の『赤ひげ』のような、クラシック映画の味わいになっている。しかも下ネタ満載だが、決して下品ではない作り。例えば、おきくがおおまじめにきく。「明け六つになると、おとっさまは、なぜ、屁をたれるのですか」……なんともおおらかなユーモアがそこここに感じられる。おきくの父は、中次に「せかい」という言葉を教える。中次も、矢亮も、そしておきくも、それまで考えたことがなかったこの言葉。なんだか激動に向かう時代の希望を表しているかのようだ。うんこもしっこも継続可能なシステムの象徴。どんな環境であろうとも、どんな境遇であろうとも、このせかいに存在する限り、生きとし生けるもの、いや人だけでなく物ですら、それぞれに必ず意味と役割がある、そんなことを考えたくなるような映画だ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(c)2023 FANTASIA
2023年04月10日