永野芽郁主演、山田裕貴共演「君が心をくれたから」第9話が3月4日放送。案内人・千秋の素性と彼女の“願い”に今週も涙する視聴者多数。また太陽が雨に語った言葉にも「その発想は無かった」「本当に名の通り太陽みたい」といった声が上がっている。五感を失いつつある逢原雨を永野さんが演じ、雨のために花火を打ち上げようとする朝野太陽に山田裕貴。太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父・陽平に遠藤憲一。雨を支えようとする望田司に白洲迅。“案内人”日下に斎藤工。同じく案内人の千秋に松本若菜といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。陽平が亡くなった妻・明日香の写真を取り寄せたことで、太陽は母の顔を知ることになるが、写真に写る明日香は“案内人”千秋だった…千秋が太陽の母だと知った雨は「これでお母さんに伝えたい事を伝えられるね」と喜ぶが、そこに日下が現れ、案内人と奇跡の対象者が生前の関係者だった場合、本来担当することは許されないが、千秋が食い下がり正体を隠すと誓ったことで、天が生前にまつわる会話を禁ずることを条件に雨と太陽のもとにやってきたことを明かす。そして太陽が千秋を「母さん」と呼んだ場合、千秋の魂は完全に消滅すると告げる。太陽は休憩中の話し相手になって欲しかったと言って千秋を呼び出し、もし天国で偶然、明日香に出会ったら伝えて欲しいと前置きして「ごめんなさい。俺のせいで火事に巻き込んで」と、ずっと言えなかった謝罪を口にする。すると千秋は「私もいいかしら」と言って「見たい景色がある」と太陽に頼み事をする…。それは“家族団らん”だった。太陽は陽平と春陽を誘って家族で鍋を囲うが、そこには千秋の姿もあった。太陽は「母さんもここに呼ぼう」と言うと陽平の隣の空席の椅子を引き、鍋を取り分ける。太陽にだけ見える千秋はそこに座り、生前の明日香が果たせなかった“家族団らん”が叶う…。この展開に「千秋さん、よかったね。家族団欒の時間を持つことができて」「太陽くんお母さんに謝れてよかったね。千秋さん息子がどんな人生だったか聞けて、感謝の言葉も聞けて、家族団欒に参加できてよかったね」「太陽君と千秋さんとのやり取りからの涙、家族団欒を見れた、明日香さんの涙、もうもらい泣きしました」などの声がSNSに殺到。一方、千秋は太陽に対し、五感が無くなった後の人生に怯えてる雨を力づけるよう伝える。帰宅した太陽は「五感が無くなったら私の希望もなくなる」と話す雨に、自分が雨の五感を取り戻すと話す…。そんな太陽に「五感が無くなったら…取り戻す、その発想は無かった。確かに取り戻そうとしてもいいんだよな」「雨ちゃんの五感を取り戻す…って…また、新たな奇跡が起きるのかな…」「奇跡ではなくとも希望を灯してくれる太陽くん、本当に名の通り太陽みたいな人だな」などといった声も送られている。【第10話あらすじ】逢原雨は、朝野太陽から嬉しい報告を受ける。桜まつりの花火大会で打ち上げる花火の審査に、合格したのだ。トップバッターが太陽の父・陽平で、太陽の花火はその次だという。大喜びした雨は、どんな花火にしたのかと尋ねた。すると太陽は、当日までのお楽しみ、としながらも、「俺の人生で一番大切だった十秒間かな」と返す。桜まつり当日。雨は、望田司に頼み、母・霞美が入院している病院まで車を出してもらう。やってきた雨が杖をついていることに驚く霞美。雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失ってしまうことを霞美に打ち明ける。雨のために何もできない、と泣きじゃくる霞美に、「お母さんの笑顔が見たい」と頼む雨。花火大会の会場では、太陽たち朝野煙火工業の面々が打ち上げの準備を進めていた。離れた場所でその様子を見つめていた千秋は、美術館で「自分の人生は今日この瞬間のためにあったのかもしれない」と言っていた日下の言葉を借り、太陽の作った花火を見届けることができたらもう思い残すことはない、と日下に伝える。雨は、霞美と別れて司とともに花火大会の会場へと向かう。だが会場では、次第に分厚い雲が広がり、強い風が吹き始めていた…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年03月05日大河ドラマ「光る君へ」より、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部に扮する本作。今回公開された「君かたり」には、まひろ(紫式部)ののんびりとした弟・藤原惟規役の高杉真宙、まひろとは特別な絆がある藤原道長役の柄本佑、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員である直秀役の毎熊克哉が登場。それぞれ、演じる役柄やまひろについてなどを語っている本映像。高杉さんは、「助けたくなる姉」「なくてはならない存在」と姉・まひろや乳母・いと(信川清順)について語る。柄本さんは、直秀について「同じにおいを感じる」「自由さみたいなものに対する、憧れみたいなのも意外に道長の中にはちょっとあるんじゃないかな」と考えを述べた。そんな直秀を演じた毎熊さんは、「若いときに失ったこととかが、むしろ何か得るタイミングだったりする気がしていて、それを忘れないでほしい」「若いときに味わった気持ちを汚さずにというか、やっぱり人生いつまで生きるかわからないですけど、大事なものっていうのはそんなに何個もないはずなので、そういうのを持っていてほしいなと思いますね」とまひろと道長への思いを明かしている。第10回あらすじ兼家(段田安則)は道長(柄本佑)たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇(本郷奏多)を退位させ、孫の懐仁親王(高木波瑠)を擁立する計画を進め始める。その頃まひろ(吉高由里子)は、家に帰ってこない為時(岸谷五朗)を案じ、妾の家を訪ねてみる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始めるが――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日※このコラムは『君が心をくれたから』8話までのネタバレを含んでいます。■あまりに多機能すぎる万能な男・司約1ヶ月後、視覚を失う雨(永野芽郁)。それを知った恋人の太陽(山田裕貴)は桜祭りで雨に花火を見せることがかなったら、その後は花火師の夢を諦め、雨を支えていくことに専念しようと決意します。雨の介護と両立するため、別の仕事を紹介してもらえないか、司(白洲迅)にお願いする太陽。司は、仕事の斡旋から、雨の介護施設の紹介まで手広く請負い、ある時はばあちゃんの願いをかなえる伝書鳩に、ある時は雨の偽装彼氏に、(後述の)挙げ句の果てには婚姻届の証人から、雨が五感を失った後の伝書鳩パート2と、アレクサもびっくりの多機能っぷり。多分、犯罪以外なら何でも無償で引き受けてくれそうです。しかも、「視覚を失う期限が分かるんですか?信じます。何か言えない事情があるんですよね」と物分かりまでよすぎます。とにかく使える男です。そして、主要人物でありながら名前に天気が入っていない理由も分かりました。「つかさ」で傘だったんですね。みんなの困りごとを跳ね除け、大きな傘となってくれている司。とにかくなんかあったら司に情報吹き込んでおけば、うまいこと動いてみんなの運命をいい方向に導いてくれます。次はどんなファインプレーを繰り出してくれるのでしょうか。■自分の過去を雨に重ね、追体験しているように見える日下「雨と生きよう」と決意した太陽は、雨にプロポーズをします。しかし、雨はその答えを保留。あまりに早すぎるプロポーズの理由が、太陽が読んでいた本にあったことに気づいてしまいます。雨の介護をするために、書類の上でも家族になった方がさまざまな手続がスムーズにいくなど、雨の将来を考えての決断だったのです。「太陽と一緒にいることが彼の負担になるのでは」と雨が悩み続ける中、案内人・日下(斎藤工)が「それでも彼は支えるかも。五感を失ってからは断る術はない。プロポーズ受けてみては?」と柄にもなく助言をします。「雨に肩入れはするな」と言っていた彼がこんな発言をするなんて、なんだか自分の過去を雨に重ねて希望を抱いているようにも見えます。自分も奇跡の取引をして、人を助けた日下。おそらくその結末は悲しいもので、それを原因に彼は心を失ってしまったけれど、雨と太陽が純粋に相手を思い合う姿を見て、日下も心を取り戻し始めたのかもしれません。「人間、最後は自分を守る」と言っていたので、日下は裏切られたけれど、太陽たちはそうはならないのでは?とどこかで期待をし、自分はかなわなかった幸せな結末を信じたい、と思っているように見えてなりません。■前科持ちクラッシャー春陽・2犯目確定そんな中、やってくるのが感情で生きる女・春陽(出口夏希)。太陽の妹です。高校生の時も、雨と太陽の関係を無神経にクラッシュした前科持ちの女ですが、今回もやってくれました。「プロポーズ断って。お兄から花火を奪わないで。お願いします。お兄の前からいなくなってください」お前もう少し言い方があるだろうよと。五感を失いかけてる人間を前に、いなくなってくださいだと?しかも、「雨は太陽から花火を奪おうとしてる」って言ってますけど、お前は「太陽から雨を奪おうとしてる」んですが?「雨と花火、どちらの方が太陽にとって大切か」を確認もせず、自分の価値観で独りよがりにこれぞ善行だとばかりに関係をぶち壊す。これって、高校の時にやらかしたことと全く同じです。反省したんじゃなかったんかい!そこで雨は、太陽が自分のために夢を諦めようとしていることを知り、そんな太陽の人生を望んではいない、と身を引くことを改めて決意します。■千秋の正体と、約束から解放された太陽一方で、悩む太陽は案内人・千秋に相談をします。「父さんの期待、母さんとの約束。でも雨がいないとダメなんです」と、花火や約束よりも、自分の中で大きな存在になった雨への気持ちを吐露します。そして千秋は言うのです。「あなたは間違ってない。跡取りなんてだれでもいい。お母さんが生きてたらこう言うわ。私との約束もどうでもいいのよ。心のままに生きなさい」。その言葉で太陽は解放されます。そして実は千秋は亡くなった太陽の母だということが発覚します。そんなことはつゆ知らず、母との約束を解消してもらい、自由に生きることを後押ししてもらった太陽。雨を選ぶ人生に迷いがなくなりました。■雨が母と暮らすことのリスク毒親だった雨の母・霞美(真飛聖)の退院に合わせて、雨は一緒に遠くに住むことを提案します。太陽の前から姿を消すために頼れるのは母しかいないので、仕方ない部分はありますが、いくら病院で更生したとはいえ、虐待を受けていた母に五感を失った状態で一緒に暮らし、世話を頼むというのはあまりにもリスキーです。幼い子どもだったとはいえ、五感がある状態でも雨との生活に精神がギリギリだった母が、五感を失い意思疎通もままならなくなった雨を受け止めて、生涯暮らしていくほどの心のキャパはあるのでしょうか?本来ならお試しで暮らしてみて、無理なら離れるという選択ができますが、もう雨には時間がありません。■結婚詐欺師、爆誕太陽の前から静かに消える計画を雨はこっそり進めます。スムーズに計画を実行するため、雨は結婚詐欺を働くのです。プロポーズを受け、婚姻届を出したふりをして、1ヶ月だけ太陽と擬似結婚生活を過ごす。そして、五感を失ったら「太陽くんは責任感じず自由に生きて」と伝えてもらうよう、多機能で万能な男・司をボイスレコーダー役に任命します。1ヶ月の間だけは夢だった太陽のお嫁さんとして過ごす。それは幸せでもあり、とても苦しいものでしょう。これが期限のない現実だったら……と、幸せであればあるほど、胸が締めつけられそうです。結婚式も雨の手作りで、家で急ぐように二人だけで執り行われます。とうとう二人初めてのキス。奥手な二人がやっとここまで来た!はずなのに……。そしてどうしてもこれだけはうそがつききれず、一生を誓うための“誓いの言葉”を省略する雨の姿がまた痛々しい……。せっかく結ばれたと思ったら、また壊れてしまうこの関係。また、ゲームチェンジャー司がどうにかしてくれないか、期待をしながら次回を待ちましょう。頼んだ司!(やまとなでし子)
2024年03月04日永野芽郁&山田裕貴共演「君が心をくれたから」第7話が2月26日放送。明かされた千秋の“秘密”に大きな衝撃が走るとともに、雨と太陽の“キス”には「キスシーン切なすぎ」「こんなに泣いたキスシーンはなかった…」等の声も寄せられている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーの本作。1か月後に視覚を失う逢原雨を永野さんが、自分のために雨が五感を失うと知ってしまった朝野太陽を山田さんが演じるほか、2人の力になろうとする望田司に白洲迅、太陽の妹・朝野春陽に出口夏希、父親の朝野陽平に遠藤憲一、太陽の命を救うため雨から五感を奪う“案内人”日下に斎藤工、“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。太陽は司に雨が実際に五感を失っており、視覚も1か月後にはなくなると話したうえで、雨を支えるために花火師をやめるつもりだと伝える。その様子を見つめていた千秋は「子どもの頃からの夢を諦めるなんて反対だわ」と話す。「俺、その話しましたっけ」と少し驚いた表情をみせる太陽に、雨から聞いたと答える千秋だが、終盤、陽平が春陽に亡き妻・明日香の写真があると告げる。全部燃やしたはずではと驚く春陽に、明日香の実家から送ってもらったと封筒を渡す陽平。封筒の中に入っていた写真に写っていた太陽と春陽の母・明日香は案内人・千秋だった…。視聴者からは「やっぱり、千秋さんは太陽くんのお母さんだった!」「千秋さんが太陽くんのママだったなんて」など驚きの声が上がるとともに、SNSには「そしたら雨ちゃんの父は日下か?」と、日下が雨の父親では?と推測する投稿も多数寄せられる。一方、太陽が花火師を辞めるつもりだと知った春陽は、太陽に母との約束はどうするのかと詰め寄る。「今は何よりも雨が大切、支える責任がある」と応じる太陽に、激昂のあまり「お母さんのこと死なせておいて、そんな自分勝手なこと絶対許さない」と言い放つのだが、この発言に対しSNSには「春陽ちゃん、それは言っちゃいけない」「春陽ちゃん、絶対言うたらあかんこと言ったな」などの反応が。その後春陽は雨に“兄から花火を奪わないで、兄の前からいなくなって”と直談判。雨は太陽のプロポーズを受けた上で、太陽と婚姻届に判を押すと、太陽がその場を去ってから婚姻届を破り、証人となった司に「太陽君とは結婚しません」と告げ、太陽の未来を奪いたくないから、あと1か月で太陽の前から姿を消すつもりだと続け、自分の五感がなくなったら太陽に“責任を感じず自由に生きて欲しい”と伝えるよう頼みこむ。そして、その夜、帰宅した太陽とささやかな結婚式を挙げる雨。2人のキスシーンに視聴者からは「誓いのキスしても雨ちゃんは触覚がないから分かんないんだろうな。あんなに綺麗な絵なのに残酷すぎる」「2人だけの結婚式がめちゃくちゃ切なくて特にキスシーン切なすぎ」「こんなに泣いたキスシーンはなかった…」などの感想が集まっている。【第9話あらすじ】太陽は春陽から母・明日香の写真を渡される。写真に写っていたのは千秋で太陽は驚き、雨にも千秋の写真を見せる。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨だが、そこに案内人の日下が現れ止めた方がいいと忠告する。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまうと言うのだ…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月27日※このコラムは『君が心をくれたから』7話までのネタバレを含んでいます。■富士急のアトラクションばりの激動の数ヶ月とうとう太陽(山田裕貴)と念願の両思いになったと思いきや、突然の祖母の死。そしてもうすぐ触覚を失ってしまう、という、富士急ハイランドのアトラクションもびっくりの高低差で、激動すぎる人生を数ヶ月で歩んでいる雨(永野芽郁)。五感を失うことを、「病気」という名目で太陽に告白したものの、詳細なタイムリミットまでは伝えていません。そのためか太陽は失うまでの期間を、実際よりも長いスパンで考えているよう。まもなく視覚を失う期限に焦る雨は、どうにかそれまでに太陽の花火を見ようと、桜祭りに花火を上げてほしいと太陽に持ちかけるのですが、「次の春までには」と悠長な返事。太陽としても、早く雨に花火を見せたいという気持ちはありつつ、目の問題や、実力が見合わない現実が分かっているからこそ、「今はまだ」という本心があるようです。五感失うタイムリミットを伝えてしまえば、太陽がそれまでに花火を完成させられなかった時に、自分を責めてしまうだろうと、雨はそれ以上は何も言えず口をつぐんでしまいます。それにしても太陽の父(遠藤憲一)が雨を迎えた時に、いつもの厳しさはどこへやら。雨にデレデレしていましたが、あの入院の一件以来、どんなにまじめに花火を語っていても、感じよくしていても、「ちゃんとうんこ出てるかな?」と顔を見るたびうんこがちらついてしまってもうだめです。調子どう?■触覚を失い、奇跡の真実を知ることになった太陽雨が触覚を失う瞬間は静かに訪れました。期限を迎える夜。太陽に「朝までギュッてしててほしい」と、抱きしめ合いながら眠りにつく雨。「付き合って三週間だけど愛してる。それだけはずっと変わらない」と、太陽の温もりや感触を存分に感じながら触覚を失いました。翌朝、雨は階段から落ち、怪我をします。もちろん触覚がないため、血が出ていることにも気づきません。五感を失っていることは理解しつつ、それが病気ではないことに気づき始めた太陽は、雨に真相を問いただします。うそでは隠し通せないと判断した雨が告げる残酷な真実。自分の命と引き換えに雨が五感を失うことになったことを知った太陽は泣き崩れます。「雨が夢を諦めたのも、五感も、全部俺が奪ったんだ……!」と。■絶望の淵の太陽と強くなった雨まっすぐな太陽は迷うことなく奇跡を起こした案内人達に懇願します。「俺の五感を雨に渡してください。どうなったって構いません。それでこの奇跡を終わらせてください」まっすぐで純粋な叫びにも似た願いに、見ているこちらも目頭が熱くなるものの、もちろんそれはかないません。本質としては、「太陽をひき逃げした運転手を引き摺り出して、そいつの五感を雨に渡してこの奇跡を終わらせてください」でハッピーエンドなんですけど、ひき逃げ犯はどうなったんですか?警察仕事しろ!「自分が死んで良かったのに」とやるせない気持ちに打ちひしがれる太陽に雨は言葉をかけます。「太陽くんには誰にも負けないすてきな価値があるよ。あなたは私の人生を変えてくれたから。太陽はこの世界に必要だよ」高校生の頃、自己肯定感が底辺だった雨に、太陽が校内放送テロで叫んだあの言葉をそっくりそのまま返すのです。太陽が雨に心を与えてくれた、雨にとって大切な宝物のような言葉。自分が泣きたいくらいの立場のはずなのに、太陽をはげまし、愛を伝える気丈さ。前回、太陽は雨の祖母に「雨ちゃんは強くなりましたよ」と、言っていましたが、本当に強くなりました。■真実は隠す?伝える?どちらが幸せだったのか今回、奇跡の真相を全て太陽に伝えることとなりましたが、真実を全て伝えるのが幸せなのか、隠したままの方が幸せなのか。真実を伝えれば、太陽は責任を感じて自分を永遠に責め続けるでしょうし、隠し続けたとしても、愛する雨が目の前で徐々に五感を失っていく姿を目にすることや、雨の受難を一緒に抱えて生きていくことは太陽にとって苦しいことかもしれません。どちらの方が幸せだったのか?そもそもこの奇跡は起こすべきだったのか?とまで考えてしまいます。運命に従っていたほうが、あるべき人生に収まって幸せだったのかもしれません。雨の受難によって、雨本人や周囲の人間の苦労や悲しみ、それが続く期間まで増えているようにも思えます。ただ、目の前で愛する人の命が失われようとしている時、あの一瞬で判断を迫られ、そこまでの未来を予想し、全てを見通して決断できる人は少ないでしょう。■幸せな人が生まれないこの奇跡は、もはや呪い雨、太陽、どちらの気持ちも分かるだけに、見ていて本当にもどかしいし切ないですよね。太陽を助けたいというまっすぐな雨の気持ち。自分なんかのために、大切な雨から五感を失わせるなんてしたくない、という太陽の気持ち。せっかくの奇跡のはずなのに、この中に幸せな人はいるんでしょうか。太陽が生き延びたことで、雨は目的を果たせて幸せなはずですが、当然ながら五感を失う苦しみに押しつぶされそうになる瞬間も多い。これはもう奇跡ではなく、もはや呪いなのでは。■とうとうやってきた、視覚のリミット次に失われるのはとうとう視覚だと、親切設計スマートウォッチによってお知らせされました。やはりこの時計は、あの世からの支給品とはいえ定期的に充電が必要なのか?など、細かいことも気になりつつ、そのタイムリミットは1ヶ月後の桜祭りの日。「雨ちゃんからたくさん奪ったから」と言う太陽に「そんなことないけどな。そう思うなら一つだけもらっていい?あなたの花火を私に見せて」と、桜祭りに太陽の花火を見せてもらう約束をします。「そんなことない」という言葉には、「奪われたものよりもたくさん心をいっぱいもらったよ」という気持ちがこもっているのでしょうね。そしてまだ完璧な花火を作れない、と太陽は思っているようですが、もうここまでくれば何でもいいのです。太陽が雨を想って上げてくれた花火であれば、それは雨の目と心と記憶に残るものになるはずです。質が悪いと翌年の発注が難しくなるとの話はありつつ、事情を便秘父に話して、数玉だけでも太陽の花火を上げることがかなえば、それだけでもいい。触覚を失い、力の加減も分からず、いよいよ歩くことも、ミサンガを結ぶことも難しくなり、生活に大きく支障が出てきた雨。不幸や悲しみばかり降りかかる雨に、どうか幸せな奇跡が起きて欲しいと願うばかりです。太陽の花火はどうなるのでしょうか。また次回。(やまとなでし子)
2024年02月26日2024年2月20日、演歌歌手の細川たかしさんがX(Twitter)を更新。内容に「ネットとの付き合い方が上手すぎる」「爆笑した」といった反響が集まりました。細川たかしの投稿に「好感度が爆上がり」同年1月、一部週刊誌で再婚を報じられた細川さん。その際、ド派手なドクロ柄のセットアップを着る細川さんの写真がネット上で話題になりました。ネットでは、さまざまな画像に細川さんの写真をコラージュするのが流行。細川さんは、そんな話題になった自身の私服姿をグッズ化したようで…。こちらの投稿をご覧ください!満足げな細川たかし #とうとうできた ! #ドクロ柄セットアップ #少し大きい #比較 #白菜足りない pic.twitter.com/jQOde8IHc0 — 細川たかし (@takashihosokee) February 20, 2024 細川さんのアクリルスタンドが大量…!そう『ドクロ柄のセットアップを着る細川さん』をアクリルスタンドとして、グッズ化していたのです。「満足げな細川たかし」という投稿文のとおり、本物の細川さんは、素敵な表情でカメラに視線を向けています。あまりに大量に並んでいるので、インパクトが大きく、笑ってしまいますね。ちなみに、ハッシュタグになっている「白菜足りない」の『白菜』というのは、袴姿のアクリルスタンドのこと。袴のデザインが白菜に似ていることから『白菜』と呼んでいるようです。ネット上の反応も楽しんでいる様子の細川さんに、称賛の声が相次いでいます。・爆笑した!ネットとの付き合い方が上手すぎる。・好感度が爆上がり。アクスタ欲しいです。・「また細川たかしさんでふざけているやつがおる」と思ったら、ご本人のアカウントで笑った。・有能なスタッフさんがいるのだろう。時代に合わせられる細川さんの柔軟な感性も素敵。・ずるいわ、こんなの!はじめてアクスタを欲しいと思いました。細川さんのアカウントでは、本人とアクリルスタンドを一緒に写した写真が、日々投稿されています。同年1月からXを始めた、細川さん。これからもお茶目な一面を見せ、我々を笑顔にさせてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月23日永野芽郁&山田裕貴共演「君が心をくれたから」の第7話が2月19日放送。雨が太陽に“返した言葉”に「めっちゃ良い言葉」「心に響く」などの声が巻き起こるなか、次に奪われる“感覚”が判明すると悲しみの声も広がっている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーの本作。すでに主人公・逢原雨の味覚、嗅覚が失われ、触覚が奪われるリミットが迫っている。キャストは太陽を救うため案内人に五感を差し出した逢原雨を永野さんが、五感を失いつつある雨に寄り添う花火師志望の朝野太陽を山田さんが演じるほか、“五感を失う病気”はないと太陽に告げた、長崎市役所勤務の望田司に白洲迅。明るく陽気な性格の太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父で朝野煙火工業の当主であり、妻を火災で失った過去を持つ陽平に遠藤憲一。雨に心を差し出すよう告げた“案内人”日下に斎藤工。日下と共に行動するが、雨に寄り添う“案内人”千秋に松本さんといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。太陽は雨に見せるため「桜まつり」で自分の花火を上げたいと陽平に申し出ていたが、そのためには音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、認めてもらう必要があった。陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてほしいと頼む…というのが今回の物語。触覚を失うリミットが迫るなか、雨は日下から「触覚があなたに教えてくれることがあるはず」と告げられる。その後、触覚を失った雨は階段から転落、病院に搬送され、そこでついに太陽に“奇跡”について話す。自分の命と引き換えに雨が五感を失い、夢を諦めたと知り、太陽は自分が雨の夢も幸せも全部奪った、と悔恨する。病院の屋上から身を投げ、自らの命を天に帰すことで雨に五感を返そうと考える太陽だが、日下は“あなたが死ねば雨も命を失う”と告げる。そこに杖で身体を支えながら雨が現れ、自分を救う価値なんてない、と号泣する太陽に「君には誰にも負けない素敵な価値がある…太陽はこの世界に必要だよ」と、かつて太陽が自分にかけてくれた言葉を返す。このシーンに「誰にも負けない素敵な価値 めっちゃ良い言葉ばっかすぎて感動」「本当に沢山大切なメッセージを届けて貰ってる気がする・・・」「毎週心に響く言葉が多すぎる」など、感動の声がSNSに巻き起こる。しかしその後、次に失われる感覚が視覚であることが判明…「まだ見えるから抱き締められてることや触れられることに気付けるけど、見えなくなったら…」「次視覚かいな これどーやったらハッピーエンドになれるん」「どうして太陽の花火が観たいのに、次に奪われるのが視覚なの」など、雨にふりかかるさらなる残酷な運命に悲しみの声が広がっている。【第8話あらすじ】太陽は司に、雨が視覚を失う頃に行われる桜まつりで、雨に自分が作った最初で最後の花火を見てもらいたいと言う。太陽は桜まつりが終わったら花火師を辞めて、雨を支えようと決意しており、司を呼んだのも、自宅でできる仕事があれば紹介してもらおうと思ったからだった…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月20日※このコラムは『君が心をくれたから』6話までのネタバレを含んでいます。■キスもまだの二人が突然の同棲という衝撃とうとう本当の気持ちを伝え、両思いとなった雨(永野芽郁)と太陽(山田裕貴)。手をつなぐことすらなかなかできないという、洗濯洗剤ボールドもびっくりな白さのピュア恋愛で止まっていた二人ですが、突然一緒に同棲していて目ん玉ひん剥きました。聞いてない。両思いになったところから、キスすらもまだ程遠いようなピュアな二人が一つ屋根の下に?いや、聞いてない(二度目)。何が起きた?彼らからしたら恋愛階段50段飛ばしくらいの進展では?おそらく祖母が入院したことを心配した太陽から持ちかけたのでしょうか。だとすれば、それをすぐには飲み込めず恥らう雨、「残された期間を幸せに過ごせてよかったね」と目を細める案内人・千秋(松本若菜)、そしてその横で微動だにしない男・日下(斎藤工)。(妄想)そんな同棲を雨が受け入れるまでに至るストーリーも見たかった!しかし、この後太陽が口にするセリフ「雨って呼びたいんだ」で、また30段くらい恋愛階段をずり落ちます。キスも呼び捨てもまだな状態での同棲。恋愛の順序が色々入り乱れていますが、雨は自分の自己肯定感を下げる原因となった「雨」という名前がどうしても受け入れられず、その申し出を断ります。■肉体的にも精神的にも削られまくるデストリップ、スタートガンで余命わずかとなった雨の祖母・雪乃(余貴美子)は容体が一気に悪くなり、たっての希望で病院から自宅に帰ることに。そして雪乃の願い「雨とその母・霞美(真飛聖)を親子に戻してあげたい」をかなえるために、太陽は雨にあの地獄の禁じ手を復讐します。そう、騙し討ちです。「太陽が雨をデートに誘ったら、勝手に司(白洲迅)を呼ばれて3人デートにされ、絶望したアレ」を太陽は意図してか、真意は不明ですがやり返します。祖母、太陽、雨の3人での旅行のはずが、雨の大嫌いな母を内緒でジョイン☆雨は自分もやっただけに文句は言えません。そこからペーパードライバー・太陽に命を預け、雨達家族は最初で最後の家族旅行に出かけます。幼い頃、母に包丁を持ち出され、自分の存在を全否定され、自己肯定感を奪われた雨。やはりどうしても母への嫌悪の感情が先立ってしまいます。ペーパードライバーに命を握られてるわ、雰囲気は最悪だわで、肉体的にも精神的にも削られまくるデストリップ。こんなんじゃ祖母の余命はさらに削られそうです。■心と心をぶつけ合うゲームの力やはり過去のトラウマはそんなに簡単に清算できるものではありません。どうしても母を受け入れられない雨。そんな中、前向きな太陽から「自分の母は亡くなってしまったけれど、雨の母はまだ生きているからいろんなことを伝えることができる」と助言され、雨は母・霞美にゲームを持ちかけます。積年の恨みを持つ相手と海辺での勝負。響きだけ聞くと生死をかけたデスゲームっぽいですが、このドラマは人の心を描く恋愛ドラマ。心と心のぶつかり合いでした。互いに向かい合い、じゃんけんで勝った方が質問し、ゴールまで一歩ずつ進んでいくルール。そこで今まで母に聞きたかったけれど、聞けなかった質問をここぞとばかりにぶつけるのです。■グロすぎる描写。母から雨への質問まず雨が質問したのは「父はどんな人なのか」。そこで知ったのは、父は霞美が役者を目指していた頃の仲間で、雨ができたのを知って、逃げてしまったのだという事実。雨だけでなく霞美もまた、孤独だったのです。そして、霞美が雨に「あんたなんて必要ない」と発言していた真意は、雨さえいなければ「父である彼は逃げなかったのに」と、「夢である役者をまだ目指せたのに」という2つの意味があったのでしょうか。どちらにせよ、自己中心的すぎますが……。そして霞美から雨への質問「雨の好きな色」がまた辛かった……。捻り出した最初の質問が好きな色。まるで小学生にする質問のようです。雨のことを何も知らない、という描写なのか。離れ離れになった雨の小学校時代から母をやり直したい、という気持ちの表れなのか。はたまた、やっと雨に興味を持ち、母として1から向き合い始めたという意味なのか。いずれにせよ、たった一つの質問の裏に隠された破壊力。なんともグロい……。■明かされる雨という名前の理由お互いの質問の末、母が雨という名づけの由来を明らかにします。「雨を産んで、不安で自信がなかった時に雨が降った。その時、生まれたばかりの雨がうれしそうに笑ってくれた気がしたから、雨が笑顔にしてくれますように、と名づけた」と。母が適当につけたと思っていた、大っ嫌いな変な名前。自己肯定感と存在価値をあやふやにしてきた雨という名づけ。そこには、今まで雨が求め続けてきた母の愛が実はたくさん詰まっていたことを知るのです。そんな二人のやり取りを見ながら、祖母に「雨ちゃんは強くなりますよ。だから大丈夫。雪乃さんの孫だから。それでも辛くなったら僕が雨ちゃんと一緒にいます。雪乃さんの分まで、雨ちゃんの幸せを願います」と、雪乃に声をかけるのです。なんとまっすぐでいい子なのでしょう。このままでは一人ぼっちになってしまう雨に、どうか唯一の肉親である母との仲を取り持って支えを作ってあげたい、と内心焦っていたはずの祖母は、その言葉を聞いて安心したことでしょう。■最後の交換日記そこから程なくして亡くなった祖母。小学生の頃、雨と行っていたボイスレコーダーでの交換日記には、時を超えて病床からの最後のメッセージが。自分も病気で苦しいはずなのに、最後まで雨の幸せを一番に願いながら、雨の今後を心配する祖母の弱々しい声。そして、そのメッセージに精一杯の愛を込めて祖母への愛と感謝を語る雨。すると、死者が最後に降らせるという優しい雨が降り始めます。まるで雨の言葉に祖母が返事をするように。きっとこの祖母の声は五感を失っても、いつまでも心と記憶に残り、雨を包んでくれるのでしょう。次回はとうとう雨が五感を失った本当の理由を太陽に告白するようです。隠し通すはずだったこの事実を話すことになるきっかけはなんだったのか。太陽はそれを知って、二人の関係はどう変わるのか。ドキドキしながら待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年02月19日「最近、番組のキャスティングの際によく名前が挙がるのが演歌歌手の細川たかしさん(73)です。“ドクロ私服”で若い世代からも人気を集めているんです」こう話すのは芸能関係者。今年1月に50代の女性と昨年6月に結婚していたことを発表した細川だが、テレビ局が熱視線を送っているという。「1月に細川さんの結婚を『FRIDAY』が写真付きで報じました。その際に細川さんが着ていたのは、黒地に白でドクロが大きくデザインされたセットアップ。73歳にしてド派手でワイルドな私服がたちまち話題を呼びました」(スポーツ紙記者)“ドクロ私服”がネット上で注目されていることを細川自身も耳にしたようで、《ベストも持っている》と同じドクロ柄のベストを着用している動画をTikTokに投稿。さらに、特徴的な髪型を自らハサミで整える様子をXに投稿するなど、SNSでは大御所演歌歌手とは思えないお茶目な表情を見せている。「細川さんがここまでSNSを活発に更新するようになったのは最近のこと。コロナ禍でコンサート活動が制限されるなか、ファンとの交流の場としてSNSを開設する演歌歌手が多くいました。ところが細川さん『やらない』とかたくなでした。しかし、昨年10月にTikTokを開設。Xは15年から開設していましたが1月から頻繁に投稿するようになり、1日に複数回投稿することも珍しくありません。“ドクロ私服”が話題になっているこのタイミングで始めるのが“おいしい”と考えたそうです」(前出・芸能関係者)これには、結婚したばかりの22歳年下の新妻が関係しているという。「SNSに投稿している写真や動画は奥さんが撮影していることも多いそう。奥さんは細川さんのマネージャー業務も行っていて、細川さんの着物の着付けも行っています。普段から間近で接しているだけに、細川さんの魅力が伝わる投稿ができるのでしょう。“ドクロ私服”の反響も2人で楽しんでいるといいます」(前出・芸能関係者)新妻と切り拓く新境地。来年にはデビュー50周年も控えており、さらなる魅力がさく裂しそうだ。
2024年02月16日永野芽郁が主演する「君が心をくれたから」の第6話が2月12日放送。雨の祖母・雪乃からの“最期の言葉”に「ものすごく愛情深くて脱帽」「めちゃくちゃ泣いてしまった」などの感想多数。“衝撃的”な次回予告にも多くの反応が集まっている。本作は長崎を舞台に、永野さん演じる主人公が愛する男性のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な“奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。母親に虐待を受け祖母のもとで育ち、再会した初恋相手のために五感を失いつつある逢原雨を永野さんが演じるほか、雨が“案内人”に心を差し出したことで命を救われた朝野太陽には山田裕貴。仕事を辞め帰郷した雨と出会う望田司に白洲迅。太陽と家族の幸せを願う太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父であり師匠で“朝野煙火工業”の当主の陽平に遠藤憲一。ガンで余命いくばくもない雪乃に余貴美子。雨の五感を奪うあの世からの“案内人”日下に斎藤工。日下とは対照的に雨に寄り添う一面をみせる案内人・千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では雪乃の部屋を掃除していた雨が古いボイスレコーダーを見つける。それは小学生の頃の雨が雪乃と声の交換日記をするために使っていたものだった。言葉のやり取りを続けてきた雨と雪乃だったが、学校で自分の名前をバカにされたことをきっかけに雨は交換日記を辞めてしまう。そんな折、雪乃の容体が急変。病院に駆けつけた雨に雪乃は「家に連れて帰ってほしい」と頼む…という展開に。自宅に戻った雪乃は太陽に頼み雨の母・霞美(真飛聖)を家に招くと“最初で最後の家族旅行”に連れて行く。そこで雨と霞美に親子に戻ってもらおうとする雪乃。雪乃の死後、雨のもとを訪ねてきた司は「雪乃から預かった」とボイスレコーダーを手渡す。そこには“最後の交換日記”が録音されていた…。「人生って残酷ね、いつも辛いことばっかり。でもあなたならきっと立ち向かえる。大丈夫…雨は強い子だから」という雪乃の最期の言葉に「最後まで素敵なおばあちゃんでした」「ものすごく愛情深くて脱帽だわ…これからも雨ちゃんの心の支えになるんだろうな…」「ばぁちゃんの言葉がめちゃくちゃ刺さってめちゃくちゃ泣いてしまった」などといった感想が次々と寄せられる。ラストでは司が太陽に「五感を失う病気はない」と告げ、その後の予告では雨が太陽に“五感を失う本当の理由”を明かす場面が。この予告にも「今日の放送で号泣して、来週の予告で更に号泣。ヤバい」「今日も勿論泣いたけど、何より7話の予告で号泣」「7話予告が辛すぎてもうそれだけで苦しい」などといった声が集まっている。【第7話あらすじ】太陽は司に「五感を失う病気がないなら雨の症状の原因は何だろう」と話す。太陽は雨に見せるため「桜まつり」で自分の花火を上げたいと陽平に申し出ていたが、そのためには音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、認めてもらう必要があった。陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてほしいと頼むが…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月13日※このコラムは『君が心をくれたから』5話までのネタバレを含んでいます。■家族の悲しみまで身代わりとして引き受けた雨全ての五感をもうすぐ失う雨(永野芽郁)は、唯一の支えである祖母(余貴美子)がガンで余命わずかであることを知ります。そして隠し事を祖母に見透かされた雨は、一人で抱え続けてきた五感を失う事実をとうとう告白しました。自分の命はあとわずかで、無理なことだと知りながら、「ずっと雨のそばにいる!」と雨を抱きしめる祖母の言葉に、見ているこちらも胸が締めつけられます。太陽は、雨の起こした奇跡のおかげで、何も知らず生き延び、その家族も太陽の死を目の当たりにする事なく笑顔で生活できています。その代わりに、雨や祖母がこれだけの苦しみを抱え、涙を流しているのだと思うと、ただ五感を失っただけではありません。雨はあの日、太陽に起こるはずだった死と、それに伴う周囲の人間の悲しみまで自分が背負い、身代わりとして人生を捧げたようなものです。雨と太陽で、ただ違うのは五感と共に心を失い、感情が死んだまま生きるか。はたまた肉体までも失い、完全に死んでしまうのか、という点。果たして、雨はここまで想定して受け入れていたのでしょうか。■ゲームチェンジャー・本マグロ司唯一、全てを知っていた司(白洲迅)は祖母に「自分にできることはないか」と尋ねます。雨を思う司の気持ちを知る祖母は、「あの子の願いをかなえてやりたい。でもそれはあなたにとってとても残酷なこと。それでもいいの?」と司にあるものを託します。それは雨が高校時代に太陽(山田裕貴)に書いた手紙。卒業の時に渡すはずだったけれど、ちょっとしたボタンのかけ違いから、それは渡すことなくゴミ箱に捨てられ、祖母が大切に取っていたのです。太陽に手紙を渡し、真実を全て伝える司。雨が五感を失うこと。太陽から身を引くためにわざとうそをついていたこと。そして、手紙の中につづられた太陽への気持ちは、観覧車で雨から伝えられた、司を好きな理由と全く同じもの。あれは全て自分に向けられていた感情なのだと知り、太陽は衝撃を受けます。全てのかけ違いを元に戻したゲームチェンジャー司がグッジョブすぎて。どうにか雨の本当の気持ちを太陽に伝えたい、とヤキモキしていた視聴者にとって、待ちに待っていた瞬間です。さすが本マグロな男。顔イケメン、公務員、性格がいい。そんな男性が、彼女なしフリーなことが一つの奇跡なんじゃないか?ってくらい、最高の男です。どうか幸せになって!■登場人物の名前にこめられた意味このドラマの登場人物の名前は天気にまつわるのですが、司は違うんですよね。「望田司」まさに雨たちや視聴者の望みを動かし、司る存在のキャラクターです。しかも司という漢字は役所という意味もあるのです。さすが公務員。いろんな意味で名は体を表す配役。ちなみに案内人・千秋(松本若菜)も名前に天気がないんですよね。過去が明かされた時、その理由が分かるのでしょうか。■案内人の秘密当初「雨に深く干渉するべきではない」と言っていた案内人・日下(斎藤工)。まるで感情などないかのように落ち着き払っている彼ですが、少しずつ様子が変わってきました。全ての真実を知った太陽は雨に会いに行きます。しかし雨は「状況を知ったのならますます会いにこないで!もっと苦しくなる!」と、太陽を拒絶してバスに乗り込みます。そのバスを転びながらもひたすらに走って追いかける太陽。バスの中には雨と共に、案内人二人の姿も。そこで日下は雨に、まるで自分の過去の後悔と苦しみを繰り返させないかのように雨に告げるのです。雨の祖母がよく唱えていた、心を開く魔法の呪文と共に「太陽の元に行く、行かない、どちらも後悔する。なら全てを魔法のせいにして幸せな後悔をするべきだ。」と。その言葉に心を動かされ、雨はバスを降り、太陽の元へ走り出します。日下から垣間見えた暖かい感情と優しさ。そして少しだけフラッシュバックした過去。どうやら彼も奇跡を起こし、誰かのために犠牲になるという選択をした元人間であるようです。彼も過去は普通の人間で、奇跡という名のたくさんの苦しみを見守り続け、感情を失ったのでしょうか。千秋も奇跡経験者のようでしたし、彼らが案内人となった経緯もこれから明かされていくのでしょうか。■指輪をつける位置から見える雨の気持ち雨の卒業の時、太陽が雨に贈ろうとしていたしずくの指輪。妹・春陽(出口夏希)とその思い出を話しながら、雨への気持ちに蹴りをつけるために指輪を投げ捨てます。投げ捨てられた先は立入禁止区域で、結構な崖っぽい場所にも関わらず、それを何事もなかったかのように無傷で平然と回収し、後日雨の元に届ける野生児・春陽。とんでもないスキルです。「アラビアンナイトの指輪の精のように、何かあったら雨を元気づけたい」という太陽の気持ちを、春陽は指輪と共に伝えます。静かに受け取った雨は、その後指輪をうれしそうにつけるのです。その指は「左手の薬指」。しかし途中で慌てたように外します。太陽への気持ちが残ってしまうのが怖かったのか、それとも左手の薬指なんて、かなわぬ未来を願っては自分がさらに苦しくなる……と思ったのか。その後、雨は全てを知った太陽を拒絶するのですが、日下の後押しから考えを変え、逃げるように乗ったバスから降りて太陽に気持ちを伝えます。「五感を失っても私のこと好きでいて。お願い」と。その指輪をつけた指は「人差し指」。太陽を想い、「この恋は一時的なもの。未来はない」と、どこかで考えているからこそ、ここでは指輪をあえて最初につけようとした薬指ではなく、人差し指につけたのでしょうか。そんな雨を「どんな君になっても、ずっとずっと大好きだからね」と太陽は全て受け止め、10年のすれ違いに終止符が打たれました。司、春陽、日下、祖母、あらゆる人のアシストで、掛け違えたボタンを元に戻し、やっと両思いになれた二人。雨の触覚があるうちに、太陽を抱きしめることができてよかった……!五感の一部と心が残る短い間、どうか少しでも多く幸せな時間を過ごして欲しいですね。次回はやっと幸せな二人の姿が見れるのでしょうか。楽しみでなりません!(やまとなでし子)
2024年02月12日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」第6話が2月11日放送。ファーストサマーウイカ演じる清少納言に「キャスティング決めた人ありがとう」「イメージ・ザ・そのもの!!」など絶賛の声が上がっている。平安中期を舞台に世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部を吉高さんが演じ、脚本を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などで知られる大石静が手がける本作。道長に母・ちやはが道兼に殺されたことを告白した紫式部/まひろ役の吉高さんはじめ、兄である道兼の所業を知り、彼を殴りつけた藤原道長には柄本佑。和歌や漢籍に通じる文人であるまひろの父・藤原為時には岸谷五朗。姉とは対照的に勉強が苦手なまひろの弟・藤原惟規には高杉真宙。父・兼家から汚れ仕事を押し付けられている道長の次兄・藤原道兼には玉置玲央。才色ともに優れた道長の長兄・藤原道隆には井浦新。藤原氏の中でも名門中の名門である道長の父・藤原兼家には段田安則。宇多天皇のひ孫である源倫子には黒木華。散楽の一員でまひろと道長をつなぐ役割もする直秀には毎熊克哉。道長の姉で兼家を憎む藤原詮子には吉田羊。また藤原公任には町田啓太。藤原斉信には金田哲。藤原実資には秋山竜次。花山天皇には本郷奏多いったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話ではまひろが道長と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断。そんななか、宮中で勢いを増す義懐一派に対抗するため、道隆は若い貴族たちを招いて漢詩の会を催すのだが、そこでまひろはききょう/清少納言と出会う…というストーリーが展開。ファーストサマーウイカ演じる清少納言はまひろとは対照的な性格。漢詩の会で公任の詩をたたえるまひろに、強めの口調で異を唱えるなど、自己主張も強いその姿に「清少納言パイセンはやっぱ現代の感覚で表現すると陽キャつよつよギャル」「ウイカさん演じる清少納言は、私の想像の何倍も強い(勝ち気?)女性」「清少納言って現代に生きてたら絶対にTikTokやってるよな」などの反応が。「清少納言のキャスティング決めた人ありがとう。完全に腑に落ちた」「ファーストサマーウイカさんが清少納言のなんとなくなイメージ・ザ・そのもの!!」などウイカさんの演技にも高い評価が送られている。また「清少納言」だと思ってたけど 「清 少納言」なのね」「清少納言のイントネーションを今まで間違っていたことに気がつきました」「清少納言のイントネーション私もすごく衝撃だった」など、清少納言の“読み方”について触れたコメントも多数SNSに投稿されている。【第7話あらすじ】道長への想いを断ち切れないまひろは没頭できる何かを模索し始め、散楽の台本を作ろうと思い立ち直秀に直談判。まひろの演目は辻で披露され次第に大盛況に。うわさを聞きつけた藤原家の武者たちが辻に駆けつけ大騒動となる。一方、道長や公任ら若者たちは打きゅうに参加、招待されたまひろは倫子たちと見物に行くことになる…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年02月12日既婚男性と恋に落ちた女性が、不倫相手を妻から略奪するケースは珍しくありません。しかし、果たして不倫からの略奪愛は本当に幸せになれるのでしょうか?今回は不倫を経て略奪に成功したという女性たちに話を聞きました。略奪したものの「こんなはずじゃなかった」と後悔しているエピソードを紹介します。前妻や子どもと一緒にお泊まり旅行「会社の先輩と3年間不倫をした末、彼が離婚して私と再婚。3年も待たされたのでようやく幸せになれると信じていました。でも前妻との間に子どもがいるので、子どもに会うため、月に一度は前妻の家に行くんです。仕方ないと言い聞かせて我慢していましたが、ついに先日、前妻と子どもと一緒に、泊まりで旅行に行きたいと言いだして。さすがに嫌でモヤモヤしています。この先私との間に子どもができたとしても、前妻との関係は変わらないのかな?とか、先のことまでいろいろ考えてしまい、気分が重いです」(瑞樹/30歳)子どもがいる男性と不倫していた場合は、前妻と離婚さえすればそれで終了…というわけにはいかないかもしれません。離婚しても子どもであることには変わりませんし、その母親の存在を無視することはできないでしょう。自ら妻子のいる男性を好きになって不倫に手を出したのですから、それなりの覚悟は必要です。「一度浮気した男は繰り返す」と脅されて…「不倫相手が最近、妻と離婚したんです。私との再婚を考えてくれているようですが、周りの友人が『一度不倫や浮気をした男は何度でも繰り返すから、気をつけたほうがいいよ』と脅してくるんです。彼は私よりも15歳年上で、前妻も彼と同い年でした。私に飽きたら、もっと若い女性に心移りするのかな?と不安になってきて。少しでも怪しい行動があると疑ってしまい、心が休まりません…」(悠美/26歳)一度浮気した男性が、必ずまた同じ過ちを繰り返すとは一概には言えないでしょう。しかし妻を捨てた過去があるのは事実。同じことが起こらないとは言い切れません。いずれにせよ、相手のことを信じられずに不安を抱えて過ごすのは決して幸せではないでしょう。不倫相手が離婚した途端、豹変して…「既婚者の彼を本気で好きになって、彼が妻と離婚してくれるのをずっと待っていました。でも離婚した途端、彼がモラハラ男に豹変…。不倫をしていたときは、手に入らないものをどうしても手に入れたくて必死だったので、彼の本性が見えていなかったと思います。あるいは、モラハラのターゲットが前妻から私に移っただけなのかもしれません…」(レナ/30歳)不倫中の女性は、不倫相手を手に入れることがゴールになってしまいがち。そのため現実が見えていなかったり、相手の本性に気づけない場合があります。取り返しのつかない選択をしてしまうこともあるかもしれません。「不倫相手を略奪したものの、こんなはずじゃなかった…と後悔したエピソード」を紹介しました。妻から不倫相手を略奪して幸せを手に入れようとしても、一筋縄ではいかないこともあるようです。因果応報という言葉の通り、誰かを不幸にしたぶん、その報いは受けなくてはならないのかもしれませんね。©kei907/Adobe文・小泉幸
2024年02月10日今回は、実際に募集した「妊娠中に経験した神対応エピソード」を漫画にして紹介します!5kgの米や大量の食品が重い車までお持ちしましょうか?お店が混雑しているのに…助かります!心温まる体験に感謝!親切な行為を受けると、心が温かくなりますよね。妊婦やお年寄りにさっと手を差し伸べられる人になりたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/@トコロてん)
2024年02月07日今回は、実際に募集した「乗り物スカッとエピソード」を漫画にして紹介します!誰も頼れず不安…泣いて迷惑かけたらどうしよう…中学生の男の子が席を譲ってくれた!優しい子たちのおかげで安心して移動できた中学生で気を遣った行動ができるのは素敵ですね!わが子も、こんな優しい若者に育って欲しいです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/@ちゃい)
2024年02月06日永野芽郁と山田裕貴が共演する「君が心をくれたから」の第5話が2月5日放送。雨の“指輪の精”になりたいと語る太陽に「発想可愛すぎんか」「太陽くんらしくて素敵」などの声が上がる一方、日下の過去について考察する投稿も多数SNSにアップされている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーが展開中の本作。逢原雨に永野さん、朝野太陽に山田さん、望田司に白洲迅、朝野春陽に出口夏希、朝野陽平に遠藤憲一、逢原雪乃に余貴美子、“案内人”日下に斎藤工、“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで雨から「私の事もう忘れて」と告げられた太陽は妹の春陽に、雨が高校を卒業するときに買った指輪を見せ、“指輪の精”になりたいと話す。春陽がアラビアンナイトのランプの精が有名だと返すと太陽は、ランプの精は悪いやつに使われて裏切ったりするけど、指輪の精はいつもアラジンの味方でなんでも願いをかなえる。だから雨ちゃんに悲しいことがあったら、指輪をこすってもらって、その場に現れ元気づけたい、「そんな風に俺が幸せにしたかったな」と自らの雨に対する強い思いを口にする。そんな太陽に視聴者から「指輪の精って発想可愛すぎんか…」「理由が太陽くんらしくて素敵だなぁ」「指輪の精になってくれる太陽くん好きだなぁ」などの反応が送られる。一方雨は、余命いくばくもないもない雪乃に自分の五感が失われつつあることを明かすのだが、その様子を見つめる日下の目にはわずかながらも感情が感じられるように。さらに五感を失ったあと施設に入ろうと考えた雨は、司の紹介で施設を見学に行くのだが、そこでも日下は明らかに動揺したような表情を浮かべる。その後、司に呼び出された雨のもとに太陽が現れ、五感を失うことを司から聞いたと明かし、雪乃から雨が高校生のときに書いた手紙ももらったと伝える。「会ったら一緒にいたくなっちゃうからもう会いにこないで」と太陽を突き放し、バスに乗り込む雨。太陽は雨が乗り込んだバスを走って追いかける…。太陽への想いを振り切ろうとする雨を見つめる日下の脳裏には、黒いスーツの男に「本当にいいんだね?」と問いかけられ「後悔はしません」と答える記憶が。さらに日下は幼い雨が読んでいた「アラビアンナイト」に登場する“素直になれる”魔法の呪文を口にし、「今は全てを魔法のせいにして、幸せな後悔をするべきだ」と雨に伝える。その言葉を聞いた雨は“五感がなくなっても私のこと好きでいて”と太陽の想いを受け入れる。その想いに太陽も「君がどんな君になっても、ずっとずっと大好きだから」と応え雨を抱きしめる…。「2人の想いが通じ合って良かった」「前回の切なすぎる別れから一転、もう一度2人が幸せに向かおうとするシーンは嬉しかった」などの声がSNSにアップされる一方、日下には「この人も五感無くして誰かを救ったのかな」「日下さんも、奇跡を選択させられた過去があったとか……?」「日下さんひょっとして五感捧げた過去がある?」など、彼の過去について考察する投稿も多数寄せられている。【第6話あらすじ】雨と付き合い始めた太陽は雪乃の家で彼女と一緒に暮らし始める。そんななか雪乃の容態が急変したという知らせが入る。病院へ駆けつけた雨に雪乃は、家に連れて帰ってほしいと頼む。「あと何日もつかどうか」そう感じていた雪乃は雨にお願いをする。それは、雨の母・霞美(真飛聖)を連れた、最初で最後の家族旅行に出かけることだった…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月06日自然界で暮らす多くの野生動物にとって、寒さが厳しい冬はつらい季節といえるでしょう。冬は食べ物が獲れなくなるだけでなく、あらゆるところに命の危険があるからです。湖の真ん中で動けなくなっていたのは…?アメリカのアイオワ州で自然と野生動物を管理する『ライト郡自然保護協会』に、「白鳥が氷の上で立ち往生している」という連絡がありました。凍ったコーネリア湖の真ん中で、1羽の白鳥が動けなくなっていたのです。『ライト郡自然保護協会』の職員たちはすぐに、その白鳥を救助するための計画を立て始めました。そして職員がロープと氷を砕くためのアイスチッパーをもって、白鳥がいるところまで進みます。白鳥は生きていて、体の3か所が氷に貼り付いていましたが、羽と脚は無事だったそう。保護された白鳥は暖かい場所で、水と食べ物を与えられました。幸い、白鳥は無事でしたが、この時点ではまだ安心はできませんでした。『ライト郡自然保護協会』のFacebookの投稿には「朝になって生きていれば、白鳥たちの『スパ』に移す予定です」というひと言が…。そして翌朝更新された投稿には、元気そうな白鳥の写真とともに「私は生きています。これから新しい友達に会いにいくところです」という言葉が添えられていました!白鳥は、野生に帰すことができない水鳥たちが暮らす保護施設で世話をされるとのこと。施設に到着すると、白鳥は元気に水に飛び込んで、早速ほかの白鳥たちと仲よくなっていたそうです。これらの投稿には、「とても美しい白鳥だ」「助けてくれてありがとう」「元気になってほしい」などの声が寄せられました。仲間がいない湖の真ん中で、ひとりぼっちで動けなくなっていた白鳥は、どんなに心細かったことでしょう。手遅れになる前に、優しい人たちに助けてもらえてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日永野芽郁主演「君が心をくれたから」。その第4話が1月29日オンエア。雨と太陽の“最後”のハウステンボスデートに「平常心で見れない」などの悲痛な叫びがSNSに殺到。雨が太陽からこっそり拝借した“あるもの”にも注目が集まっている。本作は主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出す…というファンタジーラブストーリー。永野さんが五感を失いつつある逢原雨を、山田裕貴が花火職人を目指す朝野太陽を、白洲迅が帰郷した雨を支え望田司を、出口夏希が兄想いの妹・春陽を、遠藤憲一が太陽の父・陽平を、余貴美子が余命いくばくもない雨の祖母・雪乃を、斎藤工が太陽の命と引き換えに雨の五感を奪う“案内人”日下を、松本若菜が“案内人”千秋をそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。冒頭、2016年の回想シーン。高校卒業を控えた雨は雪乃から“好きな人の心をもらう”意味合いから「昔は卒業の記念に好きな人の第2ボタンをもらった」と聞かされる。その後のデートで観覧車に乗りたい雨に対し、太陽は「観覧車は退屈で楽しくないし、恋人たちのもので自分たちには関係ない」と返答。雨はすねた表情で「それもそうだね。私たちには関係ないね」と応じ、結局2人は観覧車に乗らず買い物に向かう。そして現在、嗅覚を失うリミットが迫るなか、太陽からの告白を断る雨。太陽が振られたことを知った春陽は、雨に彼のことをもう1度考えて欲しいと頼んだうえで、太陽にはハウステンボスのペアチケットを渡し、雨と2人で行くよう勧める。だが雨はハウステンボスデートでわざと太陽に嫌われる言動をして、自分のことをあきらめさせようと司をデートに同行させる…。この展開にSNSには「このハウステンボスデートつらすぎる」「あまりに辛い展開で月曜の夜から鬱になる」「だめだ心痛む。君が心をくれたから平常心で見れない」等々、視聴者からの悲痛な叫びが殺到する。その後、かつて乗ろうとした観覧車に乗り込んだ雨と太陽。その中で雨は司と付き合うと告げる。司のどこが好きか問う太陽に雨は「特別扱いしてくれるところ」と切り出し「心から思ったの。もしまた生まれ変われるなら、次も絶対出会いたいって」と、太陽に対する自らの想いで応えたうえで、「私の事もう忘れて」と太陽に別れを告げる…。デートが終わった雨は千秋に「一番欲しいものもらっちゃったから」と握っていたボタンを見せる。それは太陽の上着の第2ボタンで、雨は太陽からの「卒業の記念」に密かに拝借していた…このシーンにもSNSでは「卒業式の時にもらう第二ボタンの話が、まさか太陽くんからの卒業に繋がるとは」「第二ボタンを描写に使ってくる作品なんて…エモすぎるよなぁ」「なんかこの消えた第二ボタンで太陽くんに気づいてほしい、雨の気持ち」などの声が上がっている。【第5話あらすじ】雨は雪乃に五感を失ってしまうことを打ち明け、これから先のことを話し合おうと決意するが、帰宅した雨が目にしたのは苦しむ雪乃の姿。病院に搬送された雪乃は、ガンであることを雨に告白。雪乃がもってあと2か月、早ければ数週間の命だと知り、雨は激しいショックを受ける…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月30日※このコラムは『君が心をくれたから』3話までのネタバレを含んでいます。■雨だけでなく祖母も秘密を抱えていた心をくれた恩人であり最愛の人・太陽(山田裕貴)の命を救うため、謎の案内人・日下(斎藤工)と取引をし、五感を失うことになった雨(永野芽郁)。五感は余命宣告のように失くすタイミングを事前に伝えられ、一つずつ順番に失っていきます。それも徐々に味を感じなくなる、といったように、少しずつ失われるのではなく、スイッチを切るかのように、ある日ぷつりとなくなるのです。そして何も感じることができなくなり、最終的には心を失います。その辛さを誰にも共有せず、一人で抱えようとする雨。もちろんそんなことを知らない祖母は、「健康な心と体があるのだから働きなさい。時間を無駄にしたらもったいない!」と、側から見たらたただのニートである雨に、至極真っ当な言葉をかけます。しかし今はその全てが雨には残酷な言葉として刺さります。一方で祖母も秘密を抱えていました。実はがんを患っており、余命半年と宣告されていたのです。だからこそ、自分の生きている間に雨を立ち直らせたかったのでしょう。この状況で五感どころか、雨の絶対的な心の拠り所である祖母を失うことはさらなる悲劇を極めます……。太陽の父(遠藤憲一)はうんこ出てよかったな。快便第一!■千秋、太陽の母説案内人である千秋(松本若菜)が太陽の母なのではないか、という仮説。2話では、雨を心配する千秋に対し、日下が「彼女もじきに全てを諦めますよ」と、伝えていました。彼女「も」とは、千秋もこの苦しみの経験者なのでは?と思わせるような口ぶりです。前回の考察にも書いた、千秋が、案内人と取引をし、自分の命と引き換えに火災から太陽を救った説が事実だとした場合、その時に経験した苦しみや葛藤が、この「も」にかかっているのではないでしょうか。そして、千秋が妙に雨に肩入れし、感情移入しながら寄り添うのも、自分の経験から少しでも力になりたいと考えているのでは?海辺で太陽と案内人達がばったり出会ってしまった時も、日下は動じずにあの調子のままでしたが、千秋は気まずそうに、少し顔を背けていました。「太陽に姿を見せるな」という雨との約束からなのか、太陽が記憶を失ってはいるものの、自分が母であるということを隠したいからなのか。この状況に絶望し、全てを諦めようとする雨に対しても「思い出を作ることができる!あなた『には』まだ時間もある!忘れられない思い出は人生には必ずある」という言葉をかけていました。これもまるで実体験を踏まえたかのよう。「火事で命を失うことになった自分には、その時間がなかった」かのようにもとれます。果たしてその真相は……。■世界一幸せな二人を見て絶望する雨嗅覚にはにおいを感じるだけでなく、特定のにおいをかぐと過去の思い出が蘇る「プルースト効果」というものがあります。つまり嗅覚を失うということは、においに関する思い出を失うということ。結婚式場で日雇いバイトをした雨は、この瞬間世界で一番幸せなカップルを目の当たりにします。本来であれば、自分の将来を重ねてしまいたくなる幸せな絵面なのですが、新郎新婦のエピソードを聞き、五感を失う自分がどれだけ大切なものを失くすのかを実感させられます。クレープの香りをきっかけに、太陽との学園祭の記憶を思い出すことも、おいしいご飯を作ってあげることも、声を聞くことも、同じ景色を見ることもできなくなってしまうのです。自分は幸せになることができないのだと、まさか幸せな二人を見て絶望することになるとは……。そこで雨は自分は太陽を幸せにはできないと、身を引くことを決意します。■願いがかなったのに絶望の淵に立たされる雨高校生の頃、学祭の準備で疲れて寝ている太陽に、「夕陽が今までで一番きれいだって思えたのは太陽くんがいたからなんだね。ありがとう」と、こっそり本音を漏らし、手をつなぐ勇気がない代わりに小指同士をそっとくっつけた雨。2話では、寝てしまった雨に電話越しで、「好きだよ」と漏らした太陽。相手が寝ている時だけ本音が言える、奥手すぎる二人。こんなにも両思いなのに、奥手が恋路を阻みつつ、それがエモくもあります。そんな長い二人の恋物語に終止符を打つべく、太陽はとうとう雨に告白します。色覚障害である分、雨の好きな匂いや味、曲を知って、視覚以外の五感で気持ちを分かち合おうとしていたこと、世界で一番、君のことが好きだということを伝えます。人生で一番うれしい瞬間のはずなのに、五感を失う今の雨にとっては残酷な言葉になってしまいました……。しかもここは、寝ている太陽に雨がこっそり小指をくっつけた思い出の場所。そこで告白され、とうとう手もつないだというのに。昔、雨がお願いした恋ランタンの2つの絵馬。「好きな人の最愛の人になれますように」「初恋の人といつか手を繋げますように」どちらも確かにかなったのですが、まさかその先に未来がないなんて誰が予想したでしょうか。願いってその先に未来があるから、かなうとうれしいものなのだと、当たり前に未来がある前提で生きている私たちに気づかせてくれた瞬間でした。雨は太陽に「好きな人がいる」とうそをつき、これを一生の思い出として生きていこうと決意します。■身を引くことは本当に太陽のためになるのかいろんな感情に追い込まれてしまった雨は、同級生の望田(白州迅)に五感を失うことを漏らしてしまいます。太陽にはもちろん、祖母にも言えなかった五感のことを言えるのは、近すぎない距離で、何も思い入れがない相手だからなのでしょうか。「こんな自分と一緒にいても太陽くんは幸せじゃない」と考える雨ですが、本当は太陽が決めるべきことのように思います。責任を感じさせ、面倒を見る義務を負わせてしまうのは本意ではないので、太陽の命と引き換えに五感を失った事実は伏せるとしても、全てを背負ってでも雨といたいかどうかは太陽が判断すべきです。ましてや今回の場合、太陽のために五感を失ったわけですから、それを込みで雨と一緒にいるか彼に選択してもらうことは不自然ではありません。でも雨にとっては彼の命を救ったことは、大好きな人と一緒に過ごせる時間を延長したかったのではなく、ただ、太陽に元気に生きていてほしかっただけなのですね。太陽にうそをついたことで、太陽との思い出を作れる、残された短い時間すら放棄してしまった雨。これから二人の関係はどうなってしまうのでしょうか。(やまとなでし子)
2024年01月29日永野芽郁主演「君が心をくれたから」第3話が1月22日放送。高校時代の雨が太陽と“影”で手を繋ぐ様子に「ピュアで良かった」「むっちゃキュンキュン」などの声が続出。ラストで雨がついた“嘘”には「辛く切なすぎ」といった声も送られている。本作は永野さん演じる逢原雨が、山田裕貴演じる朝野太陽のため、自分の心を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。永野さん、山田さんのほか、雨をサポートする望田司に白洲迅。太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父で・陽平に遠藤憲一。雨の祖母・雪乃に余貴美子。“案内人”日下に斎藤工。もう1人の“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2014年、祖母から太陽とはもう手を繋いだのか問われた雨は「繋ぐわけないでしょ。付き合ってないんだし」と答えるが、2人の純粋さにあきれた祖母から「手ぐらい繋いで思い出作れば?」と言われてしまう。その後、雨は高校のランタン祭りの企画として恋ランタンを提案、その企画が採用されることに。会議の帰り道、雨が太陽とともに海辺を歩いていると、曇っていた空が晴れ上がり太陽が顔をのぞかせる。夕焼けを見ながら「大げさなこと言っていい?今日の夕焼け、今までで一番きれい」と口にする雨。いつもと同じに見えると答える太陽に「言ったでしょ大げさだって」と返したうえで「でも、そう思ったの」と話す雨。どうしてそう思ったのか訊ねる太陽に「それは内緒」と答えると駆け出す雨。そんな雨を追いかける太陽。雨がふと後ろを振り返ると、そこには夕焼けに照らされた2人の影が。雨も太陽の少し後ろを歩きながら手を広げる。すると2人の手の影が重なり、まるで手を繋いでいるように…。太陽の影と自分の影を重ねて“手繋ぎ”する雨に「影で手を繋ぐ雨ちゃんもピュアで良かった」「影手繋ぎとかむっちゃキュンキュンしたぞ」「影で太陽くんと手繋いでるように見える事に気が付いて嬉しそうな雨ちゃん可愛すぎる」などの感想が続出。一方、倒れた陽平を見舞った太陽は病院で雪乃と遭遇。そして雪乃がガンでもうすぐ死を迎えることを知らされる。ショックを受ける太陽に雪乃は「あなたにお願いがあるの」と切り出し、雨の幸せを願う自らの気持ちを受け取って欲しいと懇願。その言葉を受けた太陽は雨に“告白”する決意を固めるのだが、いざ想いを伝えるも雨は「他に好きな人がいる」と告白を断る。どうして断ったのかと問う千秋に“好きという言葉が欲しかった”と答える雨。「好きって言葉さえあれば、頑張れる気がしたんです。五感を失くしても…」と話す雨。告白の直前、雨は千秋に“五感を失っていく自分と一緒にいても太陽は幸せじゃない”と語っており、太陽を思うがゆえの“嘘”をついた雨に「心から大好きな太陽くんの幸せを願っての嘘をつくなんて、雨ちゃん余計辛くなるに決まってるって…」「好きな人のために好きな人に嘘つくの辛すぎる ほんとにそれでいいの?」「全て太陽を思っての雨の行動だけど、五感だけでなく大切な人も失うのは辛く切なすぎ」など、SNSには視聴者からの悲痛な投稿が殺到している。【第4話あらすじ】雨は司に自身の“奇跡”について、五感を失ってしまう珍しい病気ですでに味覚がないと打ち明ける。「太陽にその話はしたのか」と問う司に、雨は「太陽のことが好きだから言うつもりはない」と答える。そんなある日、雪乃が辛そうにする姿が気になった雨は声をかける。その姿を見ていた日下は五感のことは雪乃に伝えるべきではないかと告げる…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月23日「ご尽力いただきありがとうございます」は、相手が力を尽くしてくれたことに対する感謝の言葉。何となく意味は分かっても、適切なシーンで正しく使えているでしょうか?この記事では「ご尽力いただきありがとうございます」の意味と使い方、言い換え表現を例文と共に紹介します。■「ご尽力いただきありがとうございます」の意味まずは、「ご尽力いただきありがとうございます」の意味を見ていきましょう。「尽力」とは、辞書で以下のように説明されています。じんりょく【尽力】ある目的の実現のために、力を尽くすこと。(『デジタル大辞泉』小学館)つまり「ご尽力いただきありがとうございます」は、目的実現のために力を尽くしてくれた人に対して、感謝の気持ちを伝えるフレーズです。参考記事はこちら▼「尽力」の意味とは?読み方&ビジネスシーンでの使い方を紹介■「ご尽力いただきありがとうございます」の使い方と例文「ご尽力いただきありがとうございます」は、力を尽くしてくれた相手に対して、丁寧に感謝を伝える表現です。ややかしこまったフレーズですが、口頭・文章どちらでも使えて汎用性は高いでしょう。例えば、プロジェクトを成功に導いてくれた取引先に対して。または、忙しい合間をぬって部下のために力を尽くしてくれた上司に対して。さらには、チームメンバーなど複数人に向けて使うこともできます。「いただく」を「もらう」の謙譲語である「~賜(たまわ)る」に変えて「ご尽力賜り」とすると、よりかしこまった印象となります。☆例文*・プロジェクト実現に向けて、ご尽力いただきありがとうございます。・お忙しい中、ご尽力賜りありがとうございます。・みなさまの並々ならぬご尽力に深く感謝申し上げます。*■「ご尽力いただきありがとうございます」の言い換え表現「ご尽力いただきありがとうございます」は、他の表現に言い換えることができます。シーンに応じて使い分けてみましょう。◇「お力添えいただきありがとうございます」「ご尽力いただきありがとうございます」は、「お力添えいただきありがとうございます」と言い換えることができます。ちから‐ぞえ〔‐ぞへ〕【力添え】[名](スル)他人の仕事を手助けすること。力を貸すこと。助力。援助。「よろこんでお—します」(『デジタル大辞泉』小学館)字のごとく、「尽力」は力を尽くすという意味に対して、「力添え」は援助するという意味です。仕事量や相手の立場などによって「ご尽力」と「お力添え」を使い分けてみましょう。☆例文*・この度は○○の件について、お力添えいただきありがとうございます。・○○さまをはじめ、みなさまのお力添えに深く感謝いたします。*参考記事はこちら▼「お力添え」の意味とは?正しい使い方と例文を紹介◇「ご支援いただきありがとうございます」「ご支援いただきありがとうございます」の「支援」とは、力を貸して助けるという意味。し‐えん〔‐ヱン〕【支援】読み方:しえん[名](スル)力を貸して助けること。「独立運動を—する」(『デジタル大辞泉』小学館)より幅広く全面的な手助けをしてもらった時に「ご支援いただきありがとうございます」を使うと良いでしょう。☆例文*・プロジェクト推進にあたってご支援いただきありがとうございます。・多大なご支援を賜り誠にありがとうございます。*◇「ご協力いただきありがとうございます」比較的カジュアルに感謝を伝えられるフレーズとして「ご協力いただきありがとうございます」があります。きょう‐りょく〔ケフ‐〕【協力】 の解説[名](スル)力を合わせて事にあたること。「—を仰ぐ」「事業に—する」(『デジタル大辞泉』小学館)☆例文*・この度はご協力いただきありがとうございます。・長期に渡りご協力いただきまして、誠にありがとうございます。*□「ご尽力いただきありがとうございます」を使いこなそう「ご尽力いただきありがとうございます」とは、目的実現のため力を尽くしてくれた相手に対して感謝を伝えるフレーズです。正しい使い方や言い換え表現をマスターして、ぜひビジネスシーンで使ってみてくださいね。(にほんご倶楽部)※画像はイメージです
2024年01月22日※このコラムは『君が心をくれたから』2話までのネタバレを含んでいます。■あの世でも進む、令和のデジタル化の波突然の事故にあった太陽(山田裕貴)の命を守るため、謎の案内人と取引をし、太陽の命と引き換えに五感を失うことになった雨(永野芽郁)。その取引とは、五感は順番になくなっていき、その先には何も感じなくなり、心を失うという激エグ条件。心を失ったまま、数十年生き続けることは、もはや死に値するのではないか、と想像するだけであまりにも残酷。そんな取引を飲むほどに、太陽に恩返しをしたいと考えていた雨。最初に失われるのは味覚です。パティシエを夢見ていた雨にとって、味覚を失うということは夢を失うということ。味覚を失うまでの時間は、謎の案内人から渡されたスマートウォッチのようなもので秒単位でカウントダウンし、正確に教えてくれるという謎の超親切システム。あの世もデジタル化が進んでいるようで、文明の利器を存分に活用されています。これが昭和なら「◯日の◯時に味覚を失います」とか事前告知されて、自分で時計を見て確認するようなシステムだったに違いありません。クソほど残酷な条件を突きつけてきながら、そこはめちゃくちゃ親切にスマートウォッチの予算まで割いてくれているあの世にジワります。■うれしい真実が辛い事実となった瞬間味覚を失う前に思い出すのは母との思い出。母のために作ったケーキと、「雨にはお菓子作りの才能がある」と喜び褒めてくれた母の姿。雨がパティシエを目指す最初のきっかけは母だったのですね。そして偶然にも働いていたお店のパティシエと、長崎で出会うことになった雨。そこで知ったのは自分には才能がないと思いこんでいたけれど、店の基準に達していなかっただけで、パティシエとしての見込みはあったという事実。これはきっと雨にとっては大きな衝撃だったでしょう。才能がないからやめたはずの夢が、実は自分の勘違いだったのですから。とはいえ、あのパティシエ達の罵倒の仕方はれっきとしたパワハラですし、許されるものではありませんが。ここで雨は、夢を諦めたことを大きく後悔したことでしょう。味覚を失うことさえ無ければ、夢への希望が開けるうれしい真実だったはずなのに。■マカロンと、まだ母をどこかで想っている雨次に、雨はトラウマの原因である母と向き合ってみようと思い立ち、祖母(余貴美子)に母の居場所を尋ねます。病院で心の病の治療に励む母。医師の判断でまだ直接会うことはかないませんでしたが、雨は祖母経由で母にあるものを渡します。それは手作りのマカロン。就職面接の当日に、太陽が雨のために贈ってくれたのがマカロンであり、それは雨の人生で特に思い入れのある食べ物です。そして、そこに込められた特別な意味。「あなたは特別な人」というお菓子言葉。雨の母は、雨の自己肯定感を奪い、心にたくさんの傷を負わせた張本人です。それにも関わらず、マカロンを贈るということは、雨はまだどこかで母のことを愛し、信じているのですね。そして、雨がいつも心の支えにしていた、お守りのような存在であるハンカチの刺繍が、母の手作りであることも知るところとなりました。実は知らないところで、母が雨の心を支えてくれていたのです。お互いの愛情が少しだけ形として現れた今回。この二人がいつか対面し、心を通わせる日は来るのでしょうか。■あの時と同じ母の言葉と、あの時とは違う雨雨と母との久々の再会は音声電話。一人で聞くのは怖いからか、太陽達と一緒にスピーカーフォンでの会話です。大きな音声を出すからでしょうか。周囲に迷惑がかからないよう配慮した環境、といえば車内ではなく、そう大自然の中ですよね。火曜サスペンス劇場で、犯人が刑事に罪を自白する場所を思わせる、人一人いない謎の広大な大自然で、なぜかスピーカーフォンを轟かせるシュールな絵面。そこで母から伝えられたのはあの時と同じ「雨にはお菓子作りの才能があるのね。たくさんの人を幸せにしてあげて」という、愛のある言葉。しかしあの時と違うのは、もう間も無く雨は味覚を失い、夢をかなえられなくなるという事実。それが分かっている中で聞くこの言葉のなんと残酷なことか。勘違いで諦めた夢も、母の期待にも、どうやっても応えられない。かなえられない。もどかしさと、悔しさと後悔でどうにかなりそうです。■太陽に以前もう一つ奇跡が起きていた説雨と太陽には共通点がたくさんあります。夢を目指すきっかけとなった理由が母であり、それぞれ理由は違えど、母という存在を失っています。そして心の奥底にある自分への自信のなさ、コンプレックス。そして、自分の作ったものでたくさんの人を幸せにしたい、という夢。そのように、母や夢が二人の大きな共通点であり、人生に影を落とす存在にもなっています。ある日、太陽は母を失った火災について、自分に原因があったことを知ってしまいます。母は太陽を助けるために亡くなったと。そして太陽には母の記憶がない。でも母との約束「立派な花火師になる」ことだけは覚えているのです。これ、もしかしてここでも奇跡起こってません?母が太陽救出のために一酸化炭素中毒になったのなら、それ以上に炎の中にいた太陽はなおさらでは?しかも太陽が、花火の火薬に静電気を起こして火災となったのであれば、太陽の居た場所が1番の火元です。火傷など、母以上に大怪我を負っていてもおかしくありません。でも太陽は無事。もしかするとここでも案内人がやってきて、母との記憶や母の命と引き換えに太陽の命が守られていた、なんてことがあってもおかしくありません。そして、その中で「記憶は消しても、大切な夢だけは消さないで」という交渉があったのかもしれませんね。そして会話から察するに、おそらくあの案内人(松本若菜)は太陽の母なのでは?という疑念も生まれます。■“メンヘラ太陽”に向けた雨の本気の叱咤火災の真実にショックを受け、「花火師になる資格なんかない」と夢を諦めると言い始めた太陽。そこに雨は今まで見たことないような感情的な姿で叱咤します。「資格なんてどうでもいい!自分の作ったものでたくさんの人を幸せにしたいと思ったんでしょ!だったらどうして簡単に挫けたりするの?許さないから!」これは太陽だけでなく、雨自身へのメッセージでもあったのでははないでしょうか。挫けて諦めてしまった夢、あの時諦めずに頑張っていれば、今頃違う未来があったかもしれない。どんなに後悔しても、味覚を失う今はもう、その夢をかなえられないのです。だからこそ、その全てを太陽に託したい!という気持ちもあるのかもしれません。太陽はそんな雨の激励でまた夢を諦めないことを決意します。花火師辞める、辞めないを短期間に繰り返し聞きまくっている、太陽の父(遠藤憲一)は、太陽の「辞める」発言を、メンヘラのどうせ別れない「別れる!」発言ばりに軽く感じているのでは?という懸念もありつつ。味覚を失う前に、雨が最後に作るのはもちろんマカロン。もちろんそれを贈る相手はもちろん太陽。そして静かに失われた味覚。雨は以前自分がしてもらったように、太陽にマカロンを贈っていましたが、あの時たくさんの勇気をもらったように、太陽がくれた心を返したい、という気持ちもあったのでしょうね。次回失うのは嗅覚。毎回エピソードがぎゅっと濃いこのドラマ。どんな過去が明らかになるのか、ドキドキしながら待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年01月22日演歌歌手・細川たかし(73)の私服が話題を呼んでいる。きっかけは、細川の再婚を1月11日に報じた「FRIDAY」。1月中旬、奈良県でのコンサート後の私服姿の細川を写真に収めていたのだ。「FRIDAY」は《1月中旬、奈良県でコンサートを終えて会場を後にする細川》として写真を掲載。その際に細川が着ていたのは、カジュアルなデザインのセットアップ。黒と白を基調とし、トップスの中央にはなんとドクロの柄があしらわれている。「この服は、木村拓哉さん(51)がアンバサダーを務めるゴルフアパレル『MARK&LONA』のものです。大きなドクロ柄はブランドのロゴで、昨年の秋冬コレクションで発表されたボア素材の商品です。価格はトップスとボトムス合わせて、13万円以上すると言われています」(ファッション誌ライター)73歳とは思えないワイルドすぎるファッションがたちまち話題を呼び、15日にはレイザーラモンRG(49)が同じセットアップを着用した写真をXに投稿していた。細川も自身の服装が注目されていることを耳にしたようで、なんと19日にTikTokで《ベストも持っている》と、同じドクロ柄のベストを着用している動画を投稿したのだ。さらにこの動画に寄せられたユーザーからの《最近、Xのタイムラインが細川たかしコラ画像ばかりでしたよ》という声に、《そうみたいね》と反応。《ベストも持ってるんやぞ!ってRG挑発してるっぽい》との声にも《笑》と返していた。大御所歌手の大胆なファッションとお茶目なTikTokでの様子は、Xでも拡散。多くの人がにっこりしたようだ。《眩しいよ、似合ってるよ》《待ってwwwwwそれはw反則wwwwwww》《ベスト着てるだけで笑ったの初めてやわ》《夜中の2:17に自宅のトイレで声出して笑った。明日も頑張るわ。》《なんか元気出た金曜日乗り切れそうw》《この服を着こなせてるのすごい》
2024年01月19日永野芽郁主演ドラマ「君が心をくれたから」の公式SNSが、永野さんと共演の山田裕貴との撮影裏の様子を公開した。本作は、永野さん演じる主人公・逢原雨が、山田さん演じる愛する男性・朝野太陽のために、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」以来の共演となる、永野さんと山田さん。本作では、真逆の名前を持つも、一途に互いを思い合う役どころとなっている。今回SNSに公開されたのは、朝日を食べようとする2人のオフショットや、2人がしりとりをする待ち時間の一幕。ファンからは「あぁなんて癒される空間なんだ、あぁ幸せ」、「リズムガン無視で笑う」、「尊い」、「楽しいかわいい」、「自然と笑顔になれる」、「癒しが全部が詰まってる」、「本当に切ないシーンだったから、この可愛さでさらに泣けてきます」などと多くのコメントが寄せられている。▼第3話あらすじ(1月22日放送)長崎ランタンフェスティバルの名物のひとつ、恋愛成就の願い事を書くとそれが叶うという“恋ランタン”。高校時代、逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。味覚を失い、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた雨。そんな中、日下(斎藤工)は、ひとつの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されることを告げるが――。「君が心をくれたから」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月18日永野芽郁主演の月9「君が心をくれたから」第2話が1月15日オンエア。太陽の母の死の真相にSNSでは驚きの声が広がるとともに、松本若菜演じる案内人・千秋と太陽の関係性についての考察も多数投稿されている。永野芽郁と山田裕貴が「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」以来に共演する本作は、パティシエの夢に挫折した主人公が、再会した愛する男性のために自分の“心”を差し出すことと引き換えに五感を失っていくという、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。キャストは交通事故に遭った太陽を救うのと引き換えに五感を失っていく逢原雨に永野さん。雨に自分が作った花火を見せたいと願う老舗煙火店の跡取り息子・朝野太陽に山田さん。帰省した雨をサポートする長崎市役所勤務の望田司に白洲迅。太陽の妹の春陽に出口夏希。幼い雨を虐待していた母親・霞美に真飛聖。太陽の父で朝野煙火工業の当主・陽平に遠藤憲一。霞美に代わり雨を育てた祖母・雪乃に余貴美子。雨に対し、太陽の命を救うのと引き換えに心を差し出すよう告げる“案内人”日下に斎藤工。日下と行動する“案内人”千秋に松本さんといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話の冒頭、幼い頃の太陽が火事に遭い助け出される場面が描かれる。太陽はその後、花火工場の火災を報じるニュース映像を見ながら春陽が語った言葉をきっかけに、火事の原因と母の死の真相について知った太陽は「俺が母さんを殺したの?あの火事、俺が起こしたんでしょ」と陽平に迫る。かつて朝野煙火工業の花火工場が火事となり、工場の中にいた太陽を救うために彼の母が火の中に飛び込んで犠牲になっていた。救出された太陽は母の写真を見ると過呼吸を起こすようになり、陽平は母の写真を全て燃やしてしまったという。火事の原因が自分にあること、そのせいで母を亡くし、写真がないことで妹の春陽が母の顔を知らないままなことに激しいショックを受けた太陽は号泣する…。「火事の原因、まさかだった。全然想像してなかった」「太陽くんが火事の真相を知ってしまう辛い回だった」「母を火事で亡くした原因子供の頃の太陽にあったってストレートにハードすぎない?」などの反応がSNS上にあふれるなか、「松本若菜さんが太陽くんのお母さんで、火事で瀕死の息子を救うために自分の心を差し出した~みたいな展開もあるかな?]「火事で亡くなるはずだったのは太陽君でお母さんが案内人と契約したとか」など、案内人の千秋が太陽の母なのでは? と推測するコメントも。終盤では味覚を失う直前の雨が太陽を呼び出し、「人生最後の最高傑作」と言って自分が作ったマカロンを渡す。その言葉を不思議がりつつマカロンを食べる太陽。その後、太陽は「もしよかったら」と雨にもマカロンを食べるよう促し、雨はマカロンを口にするのだが味覚を失った雨は、その味を感じることはできない…。この展開に「特別な人がくれた思い出の味だったマカロン。最後に食べさせて貰って口に入れた瞬間…味覚を失うなんて…」「マカロン見るたびに泣いてしまいそうになるな」「味がしないマカロンを美味しいと笑ってみせる永野芽郁さんの演技が素晴らしかった」など、このラストシーンにも多くの反響が寄せられている。【第3話あらすじ】味覚を失った雨はパティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。そんな雨の前に現れた日下は、ひとつの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されると告げる。そして雨の時計に「鼻」のマークと11日後の午後9時というタイムリミットが表示される。「視覚」や「聴覚」ではなかったことにホッとしたという雨に対して日下は、嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなくもっと大切な意味があると告げ……。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月16日※このコラムは『君が心をくれたから』1話までのネタバレを含んでいます。■自己肯定感が劇的に低い主人公・雨主人公の逢原雨(永野芽郁)は自己肯定感の低い女の子。暗い性格で友達もおらず、雨という自分の名前まで忌み嫌っています。その理由は母親に虐待されていた過去のせい。母親に刃物を向けられ自分の存在を否定されたことがトラウマとなり、自分は誰からも必要とされておらず、価値がない人間なのだと思い込んでいます。祖母(余貴美子)が愛情を持って育ててくれているのですが、その価値観や自信のなさは拭えないようです。そんな雨は、ある日同じ高校の先輩である朝野太陽(山田裕貴)と出会います。自分とは正反対の明るくまっすぐな太陽を、最初は疎ましく思っていたのですが、雨はだんだんと心を開き、気づけば友人と呼べるような相手となっていました。■雨に存在理由を与えてくれる存在・太陽太陽は雨にとって、自己肯定感を上げ、雨を必要としてくれることで、雨が存在する理由を与えてくれる人でした。例えば「雨なんて降るとジメジメするし鬱陶しいし、みんなに嫌われている……」と、雨という名前が嫌いだと漏らせば「俺は大好きだよ。雨のこと。雨がないと花だって育たない。飲み水にもなる。雨音を聞けば優しい気持ちになれる。雨はこの世界に必要だよ」と、気づいていなかった良い面にそっと光を当てて照らしてくれる、雨にとって本当の太陽のような人でした。また雨の過去のトラウマを知った太陽は、わざわざ校内放送で「(家業を継ぎ)立派な花火師になりたいと思わせてくれたのは君がいたから。だから君には価値がある。俺の人生を変えてくれたから。雨はこの世界に必要だよ」と、今度は天候の雨だけでなく、雨そのものも太陽にとって必要な人なのだと言葉にしてくれました。それ、二人きりで伝えるんじゃダメだったん?わざわざ校内放送にするの、行動力が有り余る変人では?と思ったんですけど、これきっと太陽の罪滅ぼしなんでしょうね。以前、うっかり校内放送のスイッチを入れてしまって、雨の会話を全校に放送してしまった太陽。雨に退学したいと思わせるほど恥ずかしい思いをさせてしまったから、自分も校内放送で気持ちを叫んだのかもしれません。その純粋でまっすぐな気持ちがかわいくてむず痒いですね。■それぞれの夢を目指す理由になったお互いの存在「もう付き合っちまえよ!」な、エモエモ青春学生生活なのですが、そうはいきません。二人はそれぞれの夢を10年後にかなえて再会することを約束し、雨は東京でパティシエに、太陽は地元・長崎で花火師になる夢に向かって進み始めます。その夢を目指すきっかけになったのもお互いの存在。太陽はまだ雨と知り合う前、花火を見つめる悲しい雨の横顔を偶然見たことをきっかけに、彼女を笑顔にする花火を作りたいと花火師を目指すことを決めました。そして偶然にも高校で雨に再会し、距離を縮めていったのでした。一方雨は、太陽に振る舞った手作りのお菓子を褒めてもらったことがきっかけ。パティシエへのあこがれはありつつ、自分の才能に自信が持てなかった雨ですが、太陽の後押しのおかげで、夢に一歩踏み出しました。その10年後。雨は太陽の花火を見に、長崎に戻ってくるところから展開が急変します。■突然の裏切り展開普通のラブストーリーならここで、「それぞれの夢をかなえた二人が再会。あの頃結ばれなかった恋を再度かなえていく」という感じなのでしょう。しかしここで視聴者は1手も2手も裏切られ、現実を突きつけられます。巡り巡って再会した二人ですが、二人の描いていた10年後の現実の姿は理想と大きくかけ離れていました。雨は夢見ていた有名店で、パティシエとして働くことができたものの、過去のトラウマなどが邪魔をして、早々にその夢を諦めていました。一方の太陽は、実は色覚障害があり、赤い色を判別できないというハンデから花火師の夢を諦めていました。太陽が赤い服を着ていたのは、色覚障害をあえて周囲に悟られないようにするためだったのでしょうか?それを打ち明けるのが皮肉にも、10年後、雨に見せると約束した大晦日の花火の下。別の誰かが作った花火の下で、実は太陽は挫折していたことを雨に伝えるのです。雨に存在価値を与え、太陽のように見えていた彼も、実は自分に自信がなく、雨に自分が存在する理由を与えてもらっていたのだと分かるシーンはグッとくるものがありました。そしてやっぱり雨を幸せにする花火を作りたい、と決心し、もう一度太陽は花火師を目指すことを誓います。しかし、雨を呼ぶためにあの人混みで爆竹ぶん投げて鳴らすのはマジでテロ。ヤンチャ小学生の所業。28歳男性、大晦日に捕まらなかったのを感謝すべき。いくら精霊流しの時に、「雨ちゃんとはぐれたら鳴らすね」と言ってたとはいえ、爆竹常備してるのも、火つけてバチバチ言わせてんのもマジで不審者の極み。■2つめの裏切り。激エグ条件のファンタジーその帰り、なんと太陽は車に轢かれてしまいます。そして突然雨の前に、案内人と名乗る男(斎藤工)が現れます。彼は「太陽の命を、雨の心と引き換えに救う」と言うのです。「人間の心を育む五感を、3か月かけて失うことを受け入れれば、太陽の命を救う」というとんでもない条件を、雨は受け入れます。「(太陽と過ごした時は)最高の3年だった。私を必要としてくれたから、君が心をくれたから」と。翌日、何事もなかったかのように無傷の太陽と、同じく何事もなかったかのような雨。五感は3か月かけて奪われるので、翌日はいつも通りの雨の姿に少しホッとしつつ、あまりにもグロい条件すぎて……。これを受け入れられるということは、雨にとって、いかに太陽が大きな存在であるかを改めて感じさせます。自分の存在意義をくれた太陽がいなくなるということは、雨にとって生きる意味を失ってしまう、ということなのでしょう。■交換条件で五感以上に失うものしかし、五感を奪われるということは、雨の夢であるパティシエの道は絶たれますし、太陽がいつか花火師の夢をかなえ、雨のために花火を打ち上げたとしても、それを見ることも、聞くことも、感じることもできないのです。太陽の命と引き換えに、二人の描く夢全てを失ってしまったようなこの取引。これは、雨にとっては最良の決断だったかもしれませんが、太陽にとってはきっと事実を知ったらそうではないでしょう……。青春爆エモ恋愛ドラマかと思って見ていたら、とんでもないファンタジー展開に全く先が読めません。次回は何が起きるのか。二人の恋や夢はどうなってしまうのか。楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年01月15日誰かの優しさに触れて嫌な気がする人はいないのではないでしょうか。今回は、上司から自分をかばってくれた年下男性と不倫関係に陥った38歳女性のエピソードをご紹介します。夫に不満を抱きつつも何も言えず…仕事と育児に追われる日々紀子さん(仮名・38歳)は結婚しているにもかかわらず、とある独身男性(佑さん・仮名・28歳)と現在不倫関係にあると言います。なぜ紀子さんは先行き不安な恋に走ってしまったのでしょうか。「うちは夫(克敏さん・仮名・40歳)と娘(朱莉さん・仮名・13歳)の三人家族です。夫は亭主関白の上嫉妬深くて、一緒にいても安らぎを感じることができません。しかも、子育てに協力的でないので私はずっとワンオペ育児を強いられてきました。それでも、おとなしい性格ということもあり、夫に不満を抱いていても文句ひとつ言えず…。ですので、この現状を仕方なく受け入れて生活するしかなかったのです」ここまで話を聞いても、浮気の気配すら感じないのですが…。「私は長年企画部で働いています。自分のアイデアが商品化されることにとてもやりがいを感じていました。しかしある日突然『君の企画を通す代わりに俺とカラダの関係を持たないか?』と上司に言い寄られて。最近私の考えた案はことごとく不採用になっていて…ちょうど自信を失っていたところだったのです。『そんなこと言われても困ります』と誘いを断るも、結局上司にしつこくされることに。それを見兼ねた後輩の佑さんが『あなた既婚者でしょう!なんてことを言うんですか!』と上司に釘を刺してくれました」その日を境に、上司は紀子さんに何も言ってこなくなったそう。「私は、身を挺して守ってくれた佑さんに思いを寄せるようになりました。『自分は既婚者だから…』と気持ちを押さえようとするも、それを止めることができなくて。でも、積極的なタイプではないので、最初は彼と休憩時間に談笑するだけで精一杯。その内容は夫の愚痴から始まり、近頃は悩みを相談する仲に。ある日『「娘の誕生日プレゼントを買いに行こう」と夫を誘ったけれど断られてしまった』と話すと、佑さんが『俺で良かったら一緒に行きますよ』と言ってくれたのです。思いがけない展開に私は心が躍りました」紀子さんは「ただ二人きりで会うだけだから何も問題はない」と考えていたのだとか。「彼は『今どきの中学生は大人っぽいものを好むようですよ』と言って、プレゼントにアクセサリーを勧めてくれて。『これなんてどう?』『もっとシンプルなデザインがいいのでは?』と二人で話し合って、娘に似合うネックレスを購入。その後、プレゼント選びに付き合ってくれたお礼に彼に食事をご馳走して…気がつくとあっという間に日が暮れていました」佑さんと楽しい時間を共にしたことで、紀子さんは家に帰るのが忍びなくなったと言います。「次の瞬間、私の気持ちを察したかのように彼がギュッと手を握ってきました。『もっと紀子さんと一緒にいたい』『これから二人きりになれる場所へ行きましょう』と誘われたのです。私は佑さんに好意があったので、言われるがままカラダの関係を持ってしまって…。『二人で会うのは一度きり』と決めていたのに、気づいたら毎週末彼と密会を重ねるようになっていました」そんなある日、紀子さんは再び上司に呼び出されます。「私はまた上司に誘われたらどうしようと思い悩んでいました。すると『次の企画は君に任せるよ』と言って、上司は私の肩をポンっと叩いたのです。地道な努力が認められ喜んだのもつかの間…私を心配して後を追ってきた佑さんがこの現場を見ていて。それが思わぬ出来事を引き起こすことになりました」上司との不倫を疑われて…その時彼が放った衝撃的な言葉とは…?「翌日、いつも通り彼とデートする予定でした。しかし、佑さんは鬼のような形相で現れて…私が『何かあった?』と聞くと『よくもそんなしらじらしいことが言えるな!』と怒鳴ったのです。さらに『昨日上司と廊下で見つめ合っていたじゃないか』『俺に隠れて二人は付き合っていたんだろう』とすごい剣幕で怒り出して。上司とは仕事の話をしていただけで、カラダの関係はないと説明しても、彼は聞く耳を持たず。『上司と好きなだけ不倫関係を続ければいいだろう』『俺たちもう終わりにしよう…君とは別れる』と捨て台詞を吐くと彼は足早にその場を去っていきました」本来の不倫相手である佑さんに「上司と不倫している」と誤解されたまま、突然別れを告げられた紀子さん。夫に不満があったとはいえ、自ら不倫に走ったのだから悲しい結果になっても仕方ないのではないでしょうか。©Imaging L/Adobe文・菜花明芽
2024年01月13日永野芽郁主演の月9ドラマ「君が心をくれたから」が1月8日より放送開始。宇多田ヒカルが23年ぶりに月9ドラマに主題歌を書き下ろしたことでも大きな注目を集めていたが、その第1話内で主題歌タイトル「何色でもない花」と、その音源が初公開。楽曲を使用したドラマの特別映像も公開された。今作は、永野さん演じる主人公・逢原雨が、かつて心を通わせた男性、朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。第1話の物語の終盤、太陽が雨に心を惹かれていく様子が描かれた場面で、宇多田さんによる主題歌「何色でもない花」が公開。主人公たちの気持ちに寄り添った楽曲が劇中で流れると、SNS上でも大きな反響を呼んだ。なお、本楽曲は2月12日(月)に配信リリース予定。さらに、主題歌のショートバージョンを使用した「君が心をくれたから」の特別映像もフジテレビ公式YouTubeにて公開中となっている。第1話では、人に心を開けないでいた主人公・雨と、彼女に想いを寄せる男性・太陽の2人が心を通わせていく恋愛模様が描かれ、SNSでも2人のピュアな姿に大きな反響があった。さらに謎に包まれてきた“過酷な奇跡”とは、事故に遭った太陽を救うために、雨が自分の“五感”を差し出す宿命を背負うということが分かった。雨と太陽、真逆の名前を持つ2人は、この“過酷な奇跡”にどう立ち向かっていくのか。宇多田さんからは「こんなにストレートなラブソングを書いたのはいつ振りだろう。何かを信じることが怖い人に届いてほしいです」とのコメントも到着している。宇多田ヒカル「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月09日永野芽郁主演、山田裕貴共演の月9「君が心をくれたから」が1月8日スタート。山田さん演じる太陽の“公開告白”シーンに「太陽くんの行動があまりにも少女漫画」「当て書きしたように山田裕貴」などの反応が続出している。永野さん月9ドラマ初主演作にして、山田さんと「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」以来に共演する本作は、永野さん演じる主人公が、かつて心を通わせた男性のために、自分の心を差し出す宿命を背負うというファンタジーラブストーリー。自分に自信が持てず、人に心を開けないでいたが、高校時代に太陽と出会いパティシエの夢に挑戦することになる逢原雨を永野さんが演じるほか、長崎で代々続く老舗煙火店の跡取り息子として生まれ、亡き母との約束を果たすため、雨に自分の作った花火を見せるため修行に励む朝野太陽には山田さん。帰省した雨と出会う、長崎市役所で働く望田司に白洲迅。明るく陽気な性格の太陽の妹・春陽に出口夏希。雨とは離れた場所で暮らす母親・霞美に真飛聖。太陽の父で師匠でもある花火師・陽平に遠藤憲一。母に代わり雨と暮らしていた祖母・雪乃に余貴美子。太陽を救いたいと願う雨に過酷な運命を背負わせる“案内人”日下に斎藤工。日下と共に現れた“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2013年、長崎。自分に自信が持てない性格から、他人とは関わらないようにして生きていた雨は太陽と出会う。最初は太陽を拒んでいた雨だが次第に心ひかれていくのだが、太陽は雪乃から、雨が母親から虐待を受けていたことを明かされ「あの子の心を変えて」と頼まれる。そして太陽は高校の校内放送を使って、花火師になる夢があったが一度は諦めたこと。でも雨と出会って気持ちが変わったことを明かし、10年後立派な花火を空に上げてみせますと宣言。「君には誰にも負けない素敵な価値がある。俺の人生を変えてくれたから。雨はこの世界に必要だよ」と雨に自らの思いを伝える…。この“公開告白”ともいえるシーンにSNSでは「ちょっと太陽くんの行動があまりにも少女漫画でびっくりしちゃう」「この山田裕貴、無自覚に人をきゅんきゅんとさせるところがあるぞ~!!!!」「当て書きしたように山田裕貴w」などの反応が殺到。その後、雨は東京でパティシエの修行をするが挫折し帰郷。一方の太陽も花火師を諦める。再会した雨に太陽は自分が色覚に支障があり“赤が見えない”ことを告白したうえで、色覚の問題を言い訳にしないでもう1度夢に挑むと宣言する。だがその直後、赤信号が緑に見えた太陽は車道に歩き出し、交通事故に遭ってしまう…。この展開にも「なるほど赤が見えないから…」「わー。ここで赤が見えないの来るのか~」「赤と緑の見間違いがそこに繋がるの……」など、視聴者からの嘆きと悲しみの声が続々とタイムラインに届けられている。【第2話あらすじ】太陽が事故に遭い悲しみに暮れる雨の前に、“あの世からの案内人”日下が現れ「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」と提案してくる。雨は太陽のためにその“奇跡”を受け入れるが、日下は雨の味覚はあと14日ほどで失われてしまうと告げる。太陽を見舞った雨は彼の妹・春陽が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは、高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、想い出の味だった…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月09日不倫を繰り返す夫への仕返しとして、自分も不倫を始めた紗季さん(仮名)。しかし紗季さんの不倫中に、夫も新たに不倫をしていた事実が発覚。問い詰めたところ、夫はすでに紗季さんの不倫を知っており、「お前も不倫しているんだろう?」と開き直ったのです。その後、夫婦関係は思いもしなかった方向へと進んでいったそう…。心理カウンセラーの並木まきが、30代女性の不倫による転落劇をお届けします。夫から突然「離婚」の申し出「夫と私は、このままお互いに不倫を公認する関係になっていくのかな、と思っていました。しかし夫はいきなり、『もうこうなったら離婚しようよ』と、まるで週末にどこかに出かけようというような軽い口振りで提案をしてきたんです。まさか夫から“離婚”という言葉が出るとは思っていなかったので、この時点でかなり動揺しました」自分も不倫をしている立場なので、夫の新しい不倫を追求することができない紗季さんは、夫の言い分をまずは聞いたとのこと。夫は「もともと夫婦としてしっくりこないから、俺は浮気を繰り返した」、「君が不倫をするほど好きな人ができたなら、俺ではなくその人と幸せになってほしい」と言ってきて、強い離婚の意思を示したそうです。「最初は冗談かと思っていましたが、話を聞いているうちに夫は本気で離婚をしたいのだと感じました。だけど私の不倫は、夫への腹いせから始まったもので本気ではなかったので、夫に離婚をされたら困るのは私です。ここまで事態が悪化して初めて、私は自分がとんでもないことをしてしまったのだと気づきました」結婚してからパートや派遣社員で短期の仕事しかしてこなかった紗季さんは、離婚をしても自立をするだけの経済力がなく、夫と離婚をすれば生活への不安が強かったとのこと。しかし夫は、紗季さんの言葉にはまったく耳を傾けることなく「夫婦双方が不倫しているんだから、もうとっくに家庭崩壊だ」「頼むから離婚してくれ」の一点張りだったとか…。“腹いせの不倫”という理屈は通用しなかった「夫に対して『私の不倫は、あなたへの腹いせで本気ではない』と何度伝えても、夫の離婚意思が変わることはありませんでした。今思えば、夫は本当に家庭にうんざりしていて、息抜きのために不倫を繰り返していたのかもしれません。私が不倫をしていたことで、やっと離婚できる口実ができたとでも思ったのかというくらい、離婚と言い出してからの展開は早かったのです…」最後まで紗季さんは離婚に抵抗したそうですが、夫の提案した離婚条件をのむ形で協議離婚が成立。慰謝料はなく、婚姻期間に応じた財産分与のみでした。「財産分与のお金で、なんとか新生活の準備はできましたが、結婚してからずっとキャリアを中断していた私は、就職も思うようにいかず今もアルバイトをしています。あのとき、自分が腹いせで不倫をしていなければこんなことにはなっていなかったはずだし、夫だって再び不倫をすることはなかったかもしれません。夫婦関係を完全に壊す引き金を引いたのは、私なんだと思うと悔しくて仕方ありません。人づてに聞いた話では、夫も再婚はしていなくて、家事ができないので独り身で大変そうと聞いてはいます。私が不倫さえしなければ、夫婦の再構築だってできたかもしれない…と後悔しています」不倫のきっかけが“腹いせ”だったとしても、不倫は許されることではありません。夫婦としてこれまで築き上げてきたものを一瞬にして破壊してしまうほど、不倫には強い破壊力があるのです。©健二 中村/Adobe Stock ©takasu/Adobe Stock文・並木まき
2024年01月07日