代表作は俳優にとって、一つのステータス。その反面、そこで演じた役柄は強烈なイメージとして付きまとい、足かせとなる場合がある。20代で得た当たり役「のだめカンタービレ」は、俳優・玉木宏(36)にとって“諸刃の剣”だった。だが、玉木さんはその剣を器用に握りしめて10年ほど歩んだ結果、記録的視聴率の朝ドラ「あさが来た」に出会う。ところが当の本人は、その成功にも安住しない。「ここで満足したら成長は止まる。違うことに進まなければいけない。過去に自分が作り上げてきたものを壊していく作業をしていきたい」とストイックだ。しかし厳しい言葉とは裏腹に、表情は至って穏やか。その理由は“30”という数字にあった。「のだめ」ブーム真っただ中の20代、すべての環境がガラッと変わった。「様々な仕事が同時進行的に重なった時期。体は休みたがっているけれど、頭に入れていかなければいけない状態で、ジャンジャン新しい仕事も入ってきて、追いつかないけれど追いつくしかない。正直『うわー!』となったこともあります」。ブレイクの裏には知られざる苦悩があった。しかも2000年代は、玉木さんと同年代の若手俳優が乱立した“若手戦国時代”。「同年代のライバルが多く、我先に!と少ないパイの取り合い。20代は焦りばかりでした」とふり返る。心境の変化は30代突入を期に訪れる。「30」という年齢を分水嶺として、玉木さんと並走していた同年代の俳優たちが、それぞれの道を歩み出した。俳優を辞める者もいれば、自らのポジションを確立する者も…。玉木さん自身、30歳を起点に俳優を辞めていた可能性もあったという。それを引き留めたのは、この仕事が持つ“答えなき答えを追求する”面白さだった。「芝居には明確な答えがない分、奥が深い。これが数学のように単純明快に一つの答えが出てしまうような仕事だったら、僕自身もすぐに辞めていたかもしれない」。焦りは薄まった。しかしその分、俳優としての自分を客観的に見つめることが増えた。“答えなき答えを追求する”面白さは、実は迷宮と表裏一体。30代後半になると、難しさを感じることも多くなった。「幼少期に思い描いていた夢のステージにいまの自分がいるかというと、そうは思えない。テレビや映画に出演させていただいているけれど、出たら終わりの世界ではない。演技をして結果を残さなければいけないし、責任も生まれる。煌びやかに見える一方で、経験すればするほど難しさも増える。大袈裟かもしれないけれど、アスリートの世界に近いものがある」と笑う。その迷宮を抜け出す答えはまだ見えないが、前進するしかないことだけは分かる。「仕事を自分で選り好みしていないからこそ、これまでも色々なものに触れられて、吸収してきた。30代はこれから迎える40代、50代の基盤になるもの。20代以上に大事な時期。朝ドラの好調はとても嬉しいけれど、ここで満足してしまったら、成長は止まる。過去に自分が作り上げてきたものを壊していく作業をしていきたい」と後退は厳禁だ。プライベート面の充実も、これまで以上に視野に入れている。「朝ドラでは父親役をやって、おじいちゃんにまでなったけれど、父親を演じるときは、自分自身父親である方が芝居に説得力が生まれるはず。朝ドラのように、家族皆が隠し事なく様々な話をして、最期は家族全員に看取られるという姿には憧れます。そういった経験は、実際に家庭を持たなければ実感できないことですから」といつかの未来に思いを馳せる。新たな境地に立った玉木さんが「いまの年齢だからこそ、演じさせていただくことに意味がある」と思いを込めるのは、6月4日(土)公開の主演映画『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』。IQ300超の天才脳科学者の御手洗潔役で「衣装合わせでは僕の意見を尊重してもらえました。外出時の衣裳は黒では重い気がしたので、御手洗潔のキャラクター性を壊さないように、ビビットなカラーは外してアースカラーを取り入れた」とこだわった。原作者・島田荘司もそのトレースぶりを絶賛。玉木さんは「和泉聖治監督も島田荘司さんも信頼してくれるからこそ、それがプレッシャーにもなった。でもお二人が喜んでくれるので、それを信じて演じ切ろうと思った」と控えめだが、作品を躍進させる原動力は“座長・玉木”の存在にあることは間違いない。(text/photo:Hayato Ishii)
2016年06月01日ドラマ「ヨンパリ」「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」などで高視聴率を叩き出し、“視聴率王子”の異名を持つチュウォンが主演し、韓国では<a href="">『ザ・ウォーク』</a>や<a href="">『コードネーム U.N.C.L.E.』</a>などハリウッド大作を抑えて初登場1位を記録した新作映画『あいつだ』。このほど、4月16日(土)からの日本公開を前に、チュウォン演じる主人公のツンデレお兄ちゃんぶりが炸裂する本編映像が、いち早くシネマカフェに到着した。さびれた漁村で暮らす孤独な兄妹のジャンウ(チュウォン)とウンジ(リュ・ヘヨン)。両親の亡き後、ジャンウは最愛の妹を養うため、製氷工場、洗濯場、ゲーム機レンタルと必死で働く。そんなある日、忽然と姿を消すウンジ。3日後、彼女はジャンウの仕事場で遺体となって発見される。そして、ウンジの魂を慰める救魂祭が行われる中、ジャンウは不審な男を発見。足早に立ち去ったその男が犯人であると思い込んだジャンウは、“他人の死を予知する能力”を持つ女性シウン(イ・ユヨン)の協力を得て男の行方を追い、薬剤師のミン(ユ・ヘジン)に辿り着くが――。本作は、最愛の妹を殺された兄が犯人を執念で追い詰める、実話を基にしたリベンジスリラー。主演を務めるのは、韓国版リメイク版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ~」や、映画『ファッションキング』のコミカルなキャラクターで、日本でも抜群の人気を誇るチュウォン。共演には、主役を食う“シーン・スティーラー(場面の盗人)”としても呼び声高い、韓国映画には欠かせない名バイプレーヤーのユ・ヘジン。また、2014年ミラノ国際映画祭「最優秀作品賞」ほか三冠を達成し、世界中から称賛された珠玉の文芸エロス『アトリエの春、昼下がりの裸婦』で主演を務め、現在公開中の『背徳の王宮』でも官能的な演技を披露するイ・ユヨンがヒロインを務めている。今回解禁された本編映像では、チュウォン演じる兄ジャンウが、妹ウンジのスカートの丈が短いことを気にし、なんとかズボンをはかせようとする微笑ましいシーンからスタート。子どもじみた行動をとり、ウンジを困らせつつも、バイクを運転する前には優しくヘルメットを被せて、愛情たっぷりに“ほっぺをムギュッ”とするなど、優しい兄として面倒見のよい一面を見せている。妹のウンジも、そんな兄の過保護すぎる扱いにムクれながらも、まんざらでもない様子。そんな兄妹のツンデレなやりとりは、本作の見どころの1つとなっている。本作での役柄について、チュウォンは「ジャンウは製氷工場をメインに妹を養うため洗濯場、ゲーム機レンタルなど色々な仕事をしている、地方で働く平凡な青年です。ジャンウは表情も少なく無愛想ですが、親のように妹を愛する兄です。彼には家族が妹しかいません。家族を失う悲しみは皆同じです。そんな心情を代弁しながら、切実に犯人を追いかけます」とコメント。幼少期に両親を亡くし、親代わりとして妹を自分の手でしっかり守ろうとする芯の強い青年を熱演する。だが、最愛の妹を永遠に失ったときに、その兄は…。この後に待ち受ける壮絶なリベンジがいっそうに胸に迫る仲良し兄妹の様子を、こちらの映像からも確かめてみて。『あいつだ』は4月16日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日●「面白み」をブレずに芯にすること『のだめカンタービレ』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など、ヒットアニメを多く発信しているフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」。多くの人に支持される企画を定期的に発信していくコツなどはあるのか、最新作『僕だけがいない街』のプロデューサーである、アニプレックス 企画制作グループ 企画制作部鈴木健太さんに話を伺った。○プロデューサーという仕事――今、鈴木さんはどのようなお仕事をされているのでしょうか。アニプレックスという会社は、アニメの企画制作、宣伝、商品販売、配信、海外、ゲームなど、アニメーション作品をもとにしたビジネスを展開している会社です。私は企画制作部という、アニメーション作品の企画を立て、実際に制作する部署に所属しています。例えば自分が面白いと思う漫画の作品があった時に、その作品のアニメ化の企画を立て、どのように実現させる事が出来るか、を考えるところから始めます。原作があれば、原作元に許諾を頂き、監督をはじめスタッフィングの構築や、フジテレビなどの放送局の方など、ビジネス周りのスタッフに参画頂き、一緒に進めていきます。企画を成立させる面と、作品を実際に作るという面、両方に関わる仕事ですね。ただ企画には、色々な成り立ち方があります。手を上げる人がプロデューサーなこともあれば、原作元の方のこともあるし、監督や現場の制作スタッフから出てくることもあります。『僕だけがいない街』は、監督の伊藤智彦さんが作品を読んで「面白い、アニメにしたい」と、私達に声をかけてくださったんです。私は伊藤さんの別作品にも関わらせて頂いていたので、「伊藤さんがやってくれるなら」と、企画を動かしていきました。――企画の発案者が誰であっても、最終的な決断をしなければならないのかなという印象がありますがプロデューサー個人に企画成立の最終判断権があるというよりは、企画は基本的には様々な人間が集まって成り立っているものなので、まず、その企画に参画するかどうかの個々人の判断があり、最終的に集まった人間たちで企画を動かしていくという事なんだと思います。そういう意味だと、何を判断基準にするかというのは非常に重要です。今回のポイントは二点あって、まずは作品が面白いこと。先が気になって、当時発売されていたコミックスを一気に読んでしまいました。最新7巻までで239万部と大ヒットになっていて、そのくらい反響を引き出す力を持っていたんだと思います。もう一つは、監督の伊藤智彦さんはじめ、脚本の岸本卓さん、キャラクターデザインの佐々木啓悟さんなど、才能あるクリエイターの人と一緒に仕事ができるということ。この面白い作品を、このスタッフの方々がアニメーションにしたら絶対面白いものになると思ったんです。――アニメーションを作る際に、いろいろな方が関わっているんですねそうですね、オープニングとエンディングにクレジットされている方々と、そこに名前が載っていないけど協力頂いている方々を加えると、ものすごい数の人間が関わって企画が成り立ち、作品が生み出されています。製作委員会だけで10社入っています。アニメーションの作り方は映画と同じで、製作委員会方式が多いんです。各社が得意分野で動いて作品を広められる強みがありますけど、逆に意見が分かれた時に意思決定が遅くなることもあります。でも、この企画は、参画している方々全員が作品に惚れ込んでいるので、議論はぶつけ合いますが、みんなが企画と作品をより良くしたい、という方向性はブレがなく、よい雰囲気で進んでいると思います。――鈴木さんはこれまでどのような作品に関わってこられたのでしょうか私は入社してからずっと宣伝部にいたので、自分がプロデューサーとしてメインで関わったのはこの作品が初になります。宣伝プロデューサーとしてはたくさんの作品に関わらせてもらいました。関わらせて頂いた作品はどれも思い入れがあるのですが、敢えて挙げるとしたら、ノイタミナで放送していた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下、『あの花』)は転機になった作品です。また、伊藤智彦さんが監督を務めた『ソードアート・オンライン』も関わらせて頂いて胸を張れる、光栄な作品ですね。○企画の面白みがどこにあるのかは、時間をかけて話し合う――様々な企画に関わるなかで、大切にしていることはありますか根本に立ち返ると、やっぱり企画として扱おうとしているものに対して、面白みを感じられるかどうかだと思います。それは作品自体の面白さに感じることもあれば、「こういうやり方をしたら反響がありそうだ」という仕掛けの部分に感じることもあるかもしれません。企画のどこかに面白みを感じないと、成り立たせることは難しいと思います。――「面白み」をどちらに感じるか、タイプなどはあるんでしょうか?いろんな人がいますが、どちらかだけで成功することは難しいと思います。私も色々な面で企画を検討するように心がけています。――自分の感じる「面白み」が間違ってたらとか……もちろん、あると思います。世の中に出ているもののほとんどは、「絶対ヒットする!」と思って企画されているはずなんです。それなのに、結果が出るものと出ないものにわかれてしまう。ただ、作り手が企画の選び方、成り立たせ方、作り方でブレなければ、どんな結果は出ても納得はできるはずなんです。自分たちが納得しないまま進んで、結果もだめだったときが、一番つらいですよね。そこはブレないようにしたいと思っています。――何が「面白み」か、チームで最初に共有されたりはしますか?作品のテーマはなんだろうという話は、すごくしますね。『僕だけがいない街』でもたくさん話し合いました。サスペンスっぽくもあるし、過去に戻ったときのノスタルジー感もあるし、いろいろ話し合った結果は作品自体にも反映されていると思います。また、「面白み」は、作品を宣伝していく上でも非常に重要な要素なので、作り方だけでなく、伝え方もすごく考えます。●『あの花』の反響は大きかった○コミュニケーション能力は、あとから身につくもの――いろいろな人の主張をまとめるには、コミュニケーション能力がいりそうですねこの仕事は、自ら動いて色々な人と関わらないと何も成り立たないので、必要だとは思います。一方で、生まれ持ったものではないんだなとも思いました。私は学生時代、○実行委員をやらないと気がすまないとか、そういうタイプの人間では全く無かったので。自らがやりたい仕事に就き、自分が動くことによって企画が動いて、『僕街』や『あの花』のように反響を頂けたり、そういう"仕事が本当に面白い瞬間"を経験して、能力が身についていったと思います――『あの花』はやはり大きかったですか?大きかったですね。当時、入社3年目の自分に担わせてくれた、会社とプロデューサーにはとても感謝しています。宣伝の仕事として、間違いなく誇りにしたい作品の一つです。オリジナル作品であれだけ反響や感想を頂いて、すごく嬉しかったです。ふだんアニメを見ない人からもリアクションがあったのは驚きました。思い返せば色々な事をやりましたね。――具体的にどのようなことをまずプロモーションスケジュールを、日単位、時間単位で細かく作りました。ニュースリリースや、解禁ネタ、広告や、CM、Twitterなどなど、「この日、このタイミングで!」というのを全て決め、実施していきましたね。もちろんリアルタイムで新しいネタや、アイディアが出てくるので、随時更新して実行して行きました。ここまで細かく設定して実行していた人間は、少なくとも自分の周りにはいませんでしたね。ほかには、埼玉県の秩父市が作品の舞台だったので、秩父市の方や、西武鉄道さんと色々な取り組みをしていました。街の方にも作品を受け入れて頂けて、アニメをきっかけに訪れる人が増えているというお話を聞いた時は嬉しかったですね。あとは秩父ミューズパークという5000人くらい収容できる屋外ステージでイベントを開催したのも印象深いです。会場は駅から離れた山のほうだったのですが、本当に沢山の方に集まって頂いてとても感慨深かったです。まだ三年目ということで、一つの作品に集中できる環境というのもありましたし。宣伝費もたくさん使いましたね。合計するとTVシリーズで考えたらありえないくらい使ってます…。――そんなに使えるものなんですか! 今はプロデューサーという立場ですが一番に考えなければいけないのは作品の成功なので、たくさんの人が興味を持ってもらうために宣伝費が多く必要であれば、その前提で予算を組みます。お金がかかるのはしかたのないことです。ただ、費用をかけるタイミングの見極めと、かけるに値するかは、きちんと精査します。それは宣伝をやっていた時から変わりません。○求められる「見極め力」――見極めは大事ですか非常に大事だと思います。世の中に面白いエンタテイメントがあふれている今の時代だからこそ、仕掛けてアクセルを踏むタイミングを見極めたい。そこまでがエンターテイメントだと思っています。――見極め力を磨くにはどうしたらいいでしょうかありきたりかもしれませんが、まずは「考える」ということだと思います。作品のことはもちろん、受けとってくれる方々のことも考える。自分よがりになった瞬間に、エンタテイメントは終わると思うんですよ。意識しないと惰性になってしまうこともあると思うので、そこは気をつけたいと思っています。その企画、作品にとってのベストがあると思っているので、そこは妥協せず考え抜きたいと思いますね。そして、考えたアイディアは、必ず行動に移さないと行けないと思います。考えただけではそのアイディアは皆さんに伝わっていないですからね。――何かヒットしたときに、「それ前から考えてたのにな~」と言う人もいますよねアイディアは先に実行した人のものだと思います。思いついたら絶対にやったほうがいいですね。○誰が受け手であっても、作品作りの根本は変わらない――受け手という話が出てきましたが、どういう受け手をイメージされているのでしょうか。特に「ノイタミナ」という枠は、アニメファンではない人も見るイメージがありますが、違いなどはありますか私は、「アニメファンか」「そうで無いか」というよりは、「アニメを見るか」「見ないか」、という捉え方をしています。この企画は「アニメーション」なので、「アニメを見る」人達に向けて発信をしていきます。もちろん「アニメを見る」人達の中には様々な趣向の方がいるので、その趣向に合わせて発信の優先順位を付け、発信の仕方を変えます。ジブリ作品も、細田守監督の作品も、深夜アニメも、基本的には「アニメ」なので、最初の入り口は最も広く捉えた方が良いと思っています。ジブリだけを見る人がいる一方で、深夜アニメだけを見る人もいます。それは決して「アニメファンか」「そうで無いか」という括りではなく、あくまでも趣向の違いだと考えています。なので、「ノイタミナ」だから、受け手が特別に変わるということは意識していません。ただ、「ノイタミナ」はフジテレビさんで放送される枠なので、作品への到達のしやすさはあると思います。リアルタイムの反応や、torneの予約数など、より多くの人に見てもらえている感触はありますね。でも、「ノイタミナだから」という企画や作品は、ないと思っています。作り手がそこを意識しすぎてしまうと、作品が制限されてしまうと思うんです。根本的にエンタテイメントを作ることが大切だと、個人的には思っています。そういう意味では「僕だけがいない街」は極上のエンターテイメント作品だと思いますので、是非楽しんで頂きたいですね。――ありがとうございました『僕だけがいない街』自分だけの時が巻き戻る現象"再上映(リバイバル)"に悩まされる青年・藤沼悟が、自らの過去と対峙し、もがく姿を描く"時間逆行"サスペンス。毎週木曜24:55からフジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送中(C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
2016年01月28日休日は、いつもより遅くまで寝て寝だめをする方、朝からバリバリ運動や家事をする方と活動スタイルが分かれるところですよね。今回は「寝だめ派」の方々のために、正しい寝だめ・二度寝の方法についてまとめたいと思います。平日の睡眠時間が短いからといって……休日にする寝だめって最高に気持ちいいですよね! 朝いつも通り起きても「あ、今日は休日だからまだ寝られる」と、また眠りの世界へと戻っていくときの恍惚とした感覚……。そんな幸せな時間を奪うことになるかもしれませんが、寝だめは生活リズムを狂わせる原因にもなるそうです。寝だめをすることによって、これまで保たれていた一定のリズムが崩れ、月曜日の朝が起きられない、なんていう経験をした人も少なくないと思います。そうはわかっていても、平日の疲れが溜まっている休日ぐらいはゆっくり寝たいもの。では、どうすればよいのでしょうか? 実はちゃんと「いい寝だめの方法」があるのだそうです。10分だけ二度寝する!その方法とは、いつも通りの時間に目が覚めたら、10分だけ二度寝をするというもの。これだけで睡眠不足を解消ができたり、疲れをとる効果があるのだそうです。実は平日も10分程度の二度寝を習慣にしておくとよいと言われています。その理由は、二度寝によってストレスを軽減させるホルモン・コルチゾールが体内に浸透して、起きてからイライラしなくなるるのだとか。仕事への集中力もアップするそうですよ。ただ、1~2時間など、長すぎる二度寝は、余計に体を疲れさせてしまうので、やらないほうがよいそうです。寝だめ、二度寝も楽ではありませんね……。短時間の昼寝もおすすめどうしても疲れすぎてしまい、休日はたくさん寝たいという方のために、おすすめの方法を紹介して終わりにします。それは15時までに20~30分程度の昼寝をすることです。短時間の昼寝をとることで、日中も頭がスッキリします。ただし、長く寝すぎたり、15時以降に昼寝をすると夜の睡眠に影響が出るので注意しましょうね。こうして見てみると、週明けの月曜日から気持ちよく過ごすためには「休日の睡眠」がカギを握っているのかもしれませんね! みなさんの休日の睡眠はいかがですか? 一度、チェックしてみてください。photo by acworks
2015年12月05日声優として、アーティストとして幅広く活躍する花澤香菜が実写映画初主演を果たした『君がいなくちゃだめなんだ』。6月3日の本作のBlu-ray&DVDリリースに引き続き、ファン待望の映像配信が8月5日(水)より「PlayStation Video」にてスタートすることが決定。さらに、本作の原作が電子書籍化され、同時配信されることが明らかとなった。楓アンは絵本作家。処女作が偶然にも新人賞を獲ってしまい周囲に期待されるも、その後は泣かず飛ばずでスランプ状態に陥っていた。しかし元々の気ままな性格のせいもあって、担当編集者のトモエとも軽ふざけをして日々の時間を潰す始末で創作の進む気配はない。ある日、楓は失踪した飼い猫のペローを探す街角で見かけた伝言版で「ペローを蘇らせる代わりにこの世界から太陽を頂くよ。いいのかい?アン?」と書かれた謎のメッセージを見つける。そして他にも街のあちこちの伝言板に残された不思議なメッセージたちを次々と探しだしていく楓。楓はそれが幼い頃に失踪した小説家だった父・光平の文章であることに気づくのだが…。監督は、花澤さんのミュージックビデオを多数手がけてきたムラカミタツヤ。脚本は、「サンダンス・NHK 国際映像作家賞2009」にてグランプリを受賞した倉田健次が担当し、本作のために書き下ろした。共演者には、父親役に「一世風靡セピア」のリーダーとして活動し、現在は俳優として映画やテレビで活躍する小木茂光など実力派キャスト陣を迎え、花澤さんの熱演の詰まった一作となった本作。今回、映像配信は配信ストア「PlayStation Video」にて8月5日(水)よりレンタル形式で実施。同日より、本作の原作本「君がいなくちゃだめなんだ -Waltz for Life Will Born-」が、ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」ほか、主要電子ストアにて配信される。また、本作では主題歌「君がいなくちゃだめなんだ」も担当した花澤さんだが、本楽曲が収録された最新アルバム「Blue Avenue」を引っさげて5月3日に行われた初の日本武道館ワンマンライブ「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue" in 日本武道館」の様子が、「MUSIC ON! TV(エムオン!)」にて8月24日(月)20時より放送決定。本番組では、舞台裏の模様もあわせて90分の大ボリュームとなっており、ファン必見の内容となるようだ。『君がいなくちゃだめなんだ』映像配信&原作本の電子書籍配信は8月5日(水)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月13日韓国ドラマ版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」でオリジナルキャラクター、イ・ユヌ役の吹き替えを担当した人気声優・梶裕貴。<前篇>では声優として駆け出しの頃をふり返ってもらったが、<後篇>では大先輩との共演について、さらには年齢と共に変化してきた役柄と今後の展望について語ってもらった。本作で梶さんが演じたのは、オリジナルキャラクターのイ・ユヌ。千秋真一(チャ・ユジン)の恋のライバルとして、ピアノ科の落ちこぼれ音大生・野田恵(ソル・ネイル)を奪い合う誠実な王子様キャラクターだ。本作では、「のだめ」ファンにはお馴染み、アニメ版で声優を務めた関智一、川澄綾子ら先輩声優と共演。尊敬している役者のひとりだという、千秋先輩(ユジン)役の関さんにはアフレコ現場で助けられたそうで「僕は第6話からの参加だったので、すごく気を遣ってくださって、途中からの僕でも居易いというか、お芝居しやすいような空気作りをしていただいていたように感じます。個人的に、色々な不安やプレッシャーもあったのですが、収録後、関さんが『いやもー、梶くん、完璧で言うことないよ』と、冗談を交じえつつ言ってくださって、少しホッとしたのを覚えています(笑)」。収録が楽しくスムーズに行われたというエピソードに垣間見える、座長としての存在感を示す関さん。彼がアニメ版「のだめ」のときからその声と芝居で作り上げてきた千秋先輩(ユジン)という確立されたキャラクターに対して、梶さん演じるユヌは、同じ年齢感のキャラクターであり、さらにユジンとネイルの仲をかき乱すそうとする、言わば“対等な立場”。それ故に、「観ている方が、ユジンとユヌを対等に感じていただけるような話し方や発声を意識して演じた」のだとか。そもそも、中学生や高校生ではない年齢感で、かつカップルの仲に割って入る役どころ自体、あまり経験がなかったそうで「挑戦でしたね」と当時の思いを語る。さらに言うと、意外なことに梶さんが“吹き替え”作品でここまでのメインキャラクターを演じること自体、自身初。そういった点でも挑戦だったようだ。「ここまで登場シーン、セリフの多い役をレギュラーでやらせていただくのは初めてでした。そして演じたことのないような役どころというのもあったので、完成した作品をいち視聴者として、僕自身早く観てみたいです」と目を輝かせる。実は、アニメ作品に多く出演するまでは、海外ドラマや映画の吹き替えの仕事の方が多かったと話す梶さん。「(アニメと違って)吹き替えの場合は、既に実際に役者さんが演じていて、表情も動きも人それぞれ違うので、演じる役者さんの呼吸やテンポを、自分の中に溶け込ませてお芝居することが大事」と役作りの裏側を明かす。さらに吹き替えの魅力を訊ねてみると、アニメとはまた違った年齢層のユーザーが吹き替え作品を見るからといい、その真意をこんな言葉で語ってくれた。「『より多くの方に作品、そしてお芝居を見ていただきたい』というのが、僕の役者としての願いなんです。アニメ作品だけじゃなく吹き替え作品も、声優のお芝居…表現方法のひとつなんですよ、ということをより多くの方に知っていただけたらな、という思いがあります」。声優本来の“表現者”としての幅広さや、奥深さを伝えたいと語る梶さん。すでに本作でこれまでにない年齢のキャラクターを表現し、ふり幅の広さを見せているが、「年相応、と言いますか、自分の年齢とキャリアが上がっていくとともに、少しずつ演じる役の幅も広がっていくようなお仕事をしていけたらと思っています」と今後も更なる成長を胸に誓っていた。いま、アニメやゲームで大活躍する梶さんが、“吹き替え”という世界でも新たな魅力を発揮していくことで、観る側も新しいエンターテインメントの楽しみ方を知ることができるのだろう。梶さんが本作で奏でたような新しい音色を響かせる度に、新しいエンターテインメントの境地へと運んでくれるのではないか…そんな期待を抱かずにはいられない。そんな想いを知ってか知らずか、梶さんは最後にこう締めくくった。「これをきっかけに『のだめ』という作品はもちろん『吹き替えって面白いな』『吹き替えで観る海外ドラマ、映画って面白いんだな』ということを、改めて感じていただけたら嬉しいです」。(text:cinemacafe.net)
2015年07月01日日本でも漫画および実写化作品がヒットを記録した「のだめカンタービレ」の韓国版リメイクとなるドラマ「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ~」のDVD&ブルーレイ発売を前に主演のチュウォンとシム・ウンギョンが来日。5月28日(木)に記者会見を行った。指揮者を目指す天才音大生のユジンとゴミ部屋に住むもピアノの腕前は一流の不思議ちゃん・ネイルが音楽を通して惹かれ合い、成長していくさまを仲間たちの姿も交えてコミカルに描き出す。韓国で“視聴率王子”の異名をとるチュウォンは詰めかけた記者を前に日本語で「お元気ですか?」と挨拶。シムも同じく日本語を交えて「よろしくお願いします」と語り満面の笑顔を見せる。日本では漫画はもちろん、玉木宏と上野樹里のコンビでドラマ化、映画化されヒットを記録した「のだめ」。チュウォンは「日本でも成功したドラマで、韓国でも漫画の人気は高く、プレッシャーはありました」とオファーに際しての偽らざる本音を漏らしつつ「この素晴らしい作品を紹介したいという思いでした」と振り返る。シムは「もともと、コミックとドラマの大ファンだったので嬉しかったです」とオファーを受けたときの喜びを語る。加えて「クラシックの熱烈なファンでもあったんですが、韓国ではクラシックを題材にした作品はとても珍しいので出たい気持ちが強かったです。そして、もう一つ、チュウォン先輩と一緒にお仕事してみたいと思っていました」と明かすなど、まさに彼女にとっては運命ともいえるオファーだったようだ。チュウォンはユジンのキャラクターについて、原作の千秋先輩同様の「ツンデレ」を強く意識したと明かす。「表向きは冷たくてギスギスしてるけど、裏では優しく相手をいたわる――それを念頭に演じました」と語る。一方のシムは、ネイルについて「(ユジンの)ツンデレに対して“ヤンデレ(※『病み』と愛情表現の『デレ』を合わせた言葉)”」と語り「原作にもある明るさや活発さを表現しつつ、私なりの解釈で天才性をきっちりと見せようと意識しました」と明かした。原作で、のだめが千秋先輩を追いかける姿そのままに、ネイルがユジンへの愛を爆発させ、凄まじいアタックを見せ、それをユジンが冷たく振り払うというやり取りが繰り返されるが、チュウォンはこれらのシーンについて「アドリブもありました。楽しかったですよ」とニッコリ。さらに、自身はこんな風に女性に過激にアタックされるのは?という質問に「大好きですね」と即答してみせ、会場を沸かせていた。「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ~」ブルーレイ&DVDは7月1日(水)発売開始。(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日指揮者を目指すエリート音大生・千秋に恋をしたピアノ科の落ちこぼれの音大生のだめの成長と恋を描くクラシック音楽ラブコメディ「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」。この度、韓国版となる本作について原作者・二ノ宮知子先生から絶賛コメントが到着!韓国オリジナルキャラも登場する日本版オリジナル予告編も解禁された。原作は二ノ宮氏によるシリーズ累計発行部数3,700万部を超える大人気コミック「のだめカンタービレ」。日本でも上野樹里、玉木宏を主演に迎え実写ドラマ&映画化され大ヒットを記録。アニメ版も3期に渡って放送され人気を博し、本作の日本語吹き替え版ではアニメ版の声優たちが起用されることでもファンを喜ばせた。今回解禁された日本版オリジナル予告編には、原作の中でも象徴的な音楽シーンや、千秋とのだめの胸キュンシーン、そして個性的なキャラクターたちと一際異彩を放つフランツ・シュトレーゼマンの姿が見られ、ファンにはたまらない仕上がりに。韓国版でオレ様天才音大生・ユジン(千秋真一)を演じるのは「製パン王 キム・タック」チュウォン。ヒロイン・ネイル(野田恵)を『怪しい彼女』シム・ウンギョンが務め、原作の魅力を大事にしつつも、韓国ドラマらしいトキメキシーンを見事に表現している。さらに、日本語吹き替え版声優を、人気声優・梶裕貴が務めることでも話題となった韓国オリジナルキャラクターも初登場。千秋の強力な恋のライバルとしてのだめを取り合うシーンは、思わず胸キュンすること必至!原作の世界を守りながらも、韓国ならではの大胆なアレンジがなされた新たな「のだめ」ワールドを楽しむことができる。そして、本作について原作者・二ノ宮氏から絶賛のコメントが届いている。「『のだめカンタービレ』が韓国でもドラマになるなんて本当に嬉しく、感激しました!はじめは日本語訳が無いドラマのDVDを観たのですが、言葉はわからなくてもチュウォンさん、シム・ウンギョンさんの心のこもった演技が素晴らしくて、韓国の『のだめカンタービレ』の世界にすぐに引き込まれました。もちろんいまは、日本のテレビで放送されている日本語訳版も楽しんでいます。原作の濃いキャラクターを、韓国風にしてさらに濃く、それをみなさん見事に演じていて、笑ったり泣いたり、演奏シーンや美しい映像には感動して…、たくさん楽しませていただいています。こんな大変なドラマをやりきった皆さん、特にネイルとユジンのお二人にはブラボー!と拍手を。そして、のだめの世界を大事にしてくださって、ありがとうございます!と感謝の気持ちを伝えたいです。」原作者も太鼓判を押す「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」のBlu-ray&DVDは7月1日(水)よりリリース。「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」<セル>ブルーレイBOX1&2/DVD-BOX1&2発売日:7月1日(水)価格 各18,000円+税<レンタル>Vol.1~6:2015年7月2日(木)リリースVol.7~12:2015年8月4日(火)リリース(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日原作漫画やドラマ、映画が大ヒットした「のだめカンタービレ」の韓国ドラマ版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」のBlu-ray&DVDリリースが決定。このほど、日本語吹き替え版に、アニメ「のだめカンタービレ」の声優・関智一&川澄綾子が起用、さらに韓国版オリジナルキャラクターを人気声優・梶裕貴が務めるが明らかになった。原作は二ノ宮知子によるシリーズ累計発行部数3,700万部を超える大人気コミック。指揮者を目指すエリート音大生・千秋に恋をしたピアノ科の落ちこぼれの音大生のだめの成長と恋を描いた“クラシック音楽コメディ”として人気を博し、2006年には主演に上野樹里、玉木宏ら豪華俳優陣を迎えて実写ドラマ化。映画は興行収入78.2億円を越える大ヒットを記録し、アニメ版も3期に渡って放送されるなど、社会現象を巻き起こした。そんな大人気シリーズが韓国にて2014年に「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」と題して実写ドラマ化。ファン待望のBlu-ray&DVDが7月1日(水)より日本でリリースされることが決定した。こちらのセルBlu-ray&DVDに封入される日本語吹き替え版には、“のだめ”ファンにはお馴染みのアニメ版「のだめカンタービレ」の声優陣に加え、人気声優がキャスティングされた。オレ様天才音大生ユジン(千秋真一)役を関さん、ヒロイン・ネイル(野田恵)役を川澄さんが担当し、アニメ同様に息のあった掛け合いを5年ぶりに披露している。さらに、韓国版オリジナルキャラクターとして登場する、ユジンの強力な恋と音楽のライバルとなる天才チェリスト イ・ユヌ役を、「進撃の巨人」エレン役などを務める人気声優、梶裕貴が担当。収録を終えての感想コメントをそれぞれ寄せた。■関智一/チャ・ユジン役(千秋真一)日本のドラマもよくできていましたが、韓国ドラマも原作のイメージにすごく近くて、感服しました。千秋(ユジン)は絵の雰囲気に似ていますよね。まったく違和感がありませんでした。オリジナルキャラクターのユヌ君の登場に合わせて、千秋がのだめに対して心を早めに寄せていく印象を受けました。彼らの成長に繋がっていたりするので、上手なふくらませ方だなと思いました。韓国版も日本版も原作にも通じる好きなシーンの 1つは、千秋がシュトレーゼマンと共演し終わって、楽屋で話しているシーンです。韓国版も素敵でした。素直じゃない二人が、一緒に演じたことで少し素直な部分を見せ合い師弟の気持ちが通じ合う感じが好きですね。■川澄綾子/ソル・ネイル役(野田恵)形は違えど、またのだめ(ネイル)を演じられるということがうれしかったです。最初に方向性が決まるまでは「どうしようかな」と思ったんですけど、「アニメ版そのままやっていいよ」とおっしゃっていただけたので、そこから先は思う通りに進みました。隣で関さんの声が聞こえるだけでも安心感があって、それだけで私ものだめの世界に入れます。この作品はアニメとドラマが融合している感じになっているので、アニメをみていただいた方は、吹き替え版はアニメのように見られると思います。それは吹き替えだからできることなので、一粒で二度おいしい作品です。そのフュージョンを楽しんでいただければと思います。■梶裕貴/イ・ユヌ役(オリジナルキャラクター)イ・ユヌは、チェロの演奏家。そしてユジンの恋敵としてのだめを好きになるという役です。本作では彼の存在が物語を大きく動かしていきます。オリジナルキャラクターですので原作ファンの方には、プラスアルファの部分も含め、新しいドラマとして楽しんで頂けると思います。また本作は「のだめ」の持っている良さを改めて理解していただける作品にもなっていると思うので、初めて触れる方をはじめ、多くの方に楽しんで頂けると思います。是非ご覧ください。実力、人気ともに兼ね備えた最強キャストが集結し、新たに作り上げた「のだめカンタービレ」ワールドは、セルBlu-ray&DVD限定で楽しめるとのこと。さらに、リリースに先駆け5月29日(金)には韓国版キャストが登壇するイベントが開催予定。原作の世界観は踏襲しつつも、韓国ドラマならではの権力争いや、胸キュン要素が加わりさらにパワーアップした本作をお見逃しなく。「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」は7月1日(水)よりリリース。「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」<セル>ブルーレイBOX1&2/DVD-BOX1&2発売日:7月1日(水)価格 各18,000円+税<レンタル>Vol.1~6:2015年7月2日(木)リリースVol.7~12:2015年8月4日(火)リリース(text:cinemacafe.net)
2015年03月31日上野樹里と玉木宏でドラマ化され、その後公開された映画では、前後編合わせて興行収入78.2億円を越える大ヒットを記録した「のだめカンタービレ」。2014年、韓国でも実写ドラマ化され、日本でも2月14日(土)よりCSフジテレビTWOにて初放送が決定している。そんな本作からこの度、第1・2話の場面写真がシネマカフェで初公開!のだめや千秋先輩はもちろん、かつて瑛太、小出恵介、紗栄子らが演じたキャラクターのビジュアルも到着した。天才音大生であり完璧主義者のチャ・ユジン(チュウォン/千秋真一)は、指揮者を夢見るも飛行機恐怖症のため留学が出来ず、韓国でくすぶった日々を過ごしていた。ある日、ユジンは一風変わったピアノソナタを聞き目を覚ます。そこでユジンが見たのは、ゴミだらけの部屋でピアノを弾くソル・ネイル(シム・ウンギョン/野田恵)だった。音楽を純粋に楽しむネイルとの出会いによって、少しずつユジンが変わり始める――。原作は女性コミック誌「Kiss」(講談社)で2001年~2010年に連載された同名漫画でシリーズ累計発行部数3,700万部(2014年時点)を記録している。主人公・ネイル(のだめ)を演じるのは、『怪しい彼女』で日本でも話題となった韓国を代表する実力派若手女優シム・ウンギョン。外見・家柄・才能まで全てを備えたオレ様音大生・ユジン(千秋)を演じるのは、「製パン王 キム・タック」「グッド・ドクター」など出演するドラマが立て続けに大ヒットすることから視聴率男の異名をもつ、チュウォンがコミカルに演じる。公開されたビジュアルは、ネイル(のだめ)の自宅前で泥酔し熟睡するユジン(千秋先輩)を見つける2人の出会いのシーン、その後ユジンがネイルのあまりにも汚い部屋を掃除するシーンなど、どれも原作漫画ファンにはお馴染みのシーンとなっている。シム・ウンギョンは、のだめを演じることにあたって「私自身も『のだめカンタービレ』の熱狂的なファンだったので、出演依頼を受けたときはとてもうれしかったです。ただ、うまく演じることができるかなという心配もありました。韓国でもとてもファンが多い作品だったし、それだけ期待も大きかったので…。でも、一度はクラシックをテーマにしたドラマや作品に出演したいとずっと思っていたんです。それで、周りからの視線など気にせず、この作品を選びました」とコメント。チュウォンとの共演についても「チュウォンさんのことを隣から見ていて刺激も受けたし、演技の面においてもたくさんのことを感じさせられました。私の方が年下なので私のことをたくさん世話してくれたし、私が疲れてるときにはいつも励ましてくれました」と感謝の思いを語った。さらに、今回第1話から登場する日本ドラマ版で瑛太が演じたマ・スミン(奥山真澄役)と紗栄子が演じたチェ・ミニ(佐久桜役)、小出恵介が演じたユ・イルラク(峰龍太郎役)が登場する場面写真も公開!真澄の超強力天然パーマ姿と、峰の金髪姿は日本ドラマ・原作を忠実に再現しているのが分かる。同年代の出演者も多い撮影現場には「同年代の俳優がたくさん出演したので、いつもハプニングだったと思います。本当に演奏ができる専攻者の方々でしたが、撮影期間中にとても仲良くなって、幸せでいつも笑いが絶えない撮影現場でした。本当に家族のような雰囲気だった」とふり返るシム・ウンギョン。韓国版では、原作や日本ドラマの世界観は踏襲しつつも、千秋に強力な恋と音楽のライバルがオリジナルキャラクターで登場するとのこと。韓国ドラマならではの胸キュンポイントに探してみて。韓国版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」は、フジテレビTWOドラマ・アニメにて、2月14日(土)20:30~より放送開始。(毎週土曜2話ずつ放送/全21話)(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日テレビ神奈川の人気音楽バラエティ番組『saku saku』の5代目MC・トミタ栞が4thシングル「だめだめだ」を2014年12月10日にリリースし、大阪・東京・神奈川にて発売記念イベントを開催。各地のフリーライブイベントには大勢のファンが詰めかけた。今回は、12月11日にタワーレコード渋谷店B1「CUTUP STUDIO」で行われたライブイベントの模様をお届けする。タワレコイベントにおいては、もはや恒例行事となったトミタによる場内アナウンス。今回も会場での注意事項をみごとなアニメ声で読み上げ、途中、ファンに「(注意事項を破っちゃ)ダメですよ……いいですか?」と問いかける余裕も。そして、司会進行役は2ndシングルのライブイベント以降、自虐ネタでファンを盛り上げるEPICレコード・伊東女史が担当した。「イエーイ!」と元気よく会場に登場したトミタ。まずはニューシングル「だめだめだ」の発売を迎えた喜びとファンへの感謝を述べた後、テレビ番組や12月9日に関内ホールで行われた「『saku saku』presents 冬のプレミアムライブ2014」において、本格的なギター演奏をしたことについて、「最初は緊張したけど、ライブを重ねるごとに楽しく演奏できるようになった」と1年間の練習の成果が現れたことを実感している様子だった。4枚目のシングル「だめだめだ」は、前作シングル「HAPPY AND HAPPY」と同様、大塚愛によるプロデュース作品で、激しさと切なさが同居したネガティブ・ロックな曲に仕上がっている。本作はテレビ東京系アニメーション「NARUTO-ナルト-疾風伝」のエンディングテーマとしてオンエアされており、新たなファン獲得に一役買っているようだ。また、「だめだめだ」のMVでは、歌詞を間違えると最初から歌いなおすというワンカット撮影にも挑戦。カメラを前に一点をにらみつけ、"目力"で歌う演出にトミタは「怖いですか?」と問いかけると、ファンは冗談交じりに笑いやうなずきで答えた。「もちろん、喧嘩売っているわけじゃなく、自分自身に対して喝を入れる感じ」と歌に対する想いを明かした。一方、カップリング曲「めぐりめぐる」では作詞に挑戦しているが、実は3回ほど書き直しているという。どうしても歌詞に納得がいかずレコーディング直前にも書き直して完成に至ったことを明かし、「具体的な恋愛の歌詞は難しいけど、これからも挑戦していきたい」と決意を語った。また、話はクリスマスに近いということで、その日は何をしているかという話題に。トミタは「クリスマスイブとクリスマスはお仕事です。会社に行く時は(カップルを見てしまうので)表参道周辺や乃木坂あたりを避けるように移動します」とさびしいクリスマス事情をカミングアウトし、会場の笑いを誘った。そのほか、本イベントでは「だめだめだ」にちなみ、今年"だめだめ"だったことを募集するTwitter企画「だめだめだ川柳」の優秀者も発表。ライブ直前までトミタが選び抜いた川柳は「しーちゃんに 誤ホローされては 外される」「仕事中 川柳考え 手が止まる」「ありのまま 素顔見せたら 彼が去る」「綺麗なの ベッドの上だけ 踏場ない」「だめだめだ グロスで虫が 死んでいる」の5つ。優秀者にはトミタの生声入り時計がプレゼントされたほか、会場にいる当選者には副賞として「はりせん」「大声で喝!」「バケツ持ちで立たされる」のいずれかのおしおきも執行された。トーク後、いよいよライブがスタート。1曲目はギター演奏も披露した「だめだめだ」、2曲目に「めぐりめぐる」、そして3曲目にはトミタ自身が作詞・作曲したという「強がり太陽」を初披露した。トミタは「具体的にうたを書こうと思ったわけではなく、鼻歌からできた曲。スタッフさんと相談してようやく形になりました」と明かした。その後、「HAPPY AND HAPPY」「エ・ネ・ト・カ・ネーション」を元気に歌い、会場は大きな盛り上がりを見せた。ライブ後は、おなじみのプレゼント抽選会。今回もCD購入特典「トミタのしおり」(全5種コンプリート)や直筆サイン入りポスター、2ショット写真撮影などファン垂涎のアイテムばかりだ。その後、トミタ栞のファンクラブ「トミタびと」会員限定で行われた飛騨高山ツアー「なんて飛騨! ~飛騨高山までトミタ栞に会いに行こう~」の映像が流れ、イベントは終了……と思いきや、なんとトミタは顔を白塗りにした人気お笑い芸人風の「しおりちゃん3号」に扮してステージにカムバック。伊東氏も相方の姿で登場した(写真もお見せしたかったが、これは会場に来たファンのみのお楽しみということで)。「この姿でカレンダー作ればいいじゃないのぉ~?」「だめよ~だめだめ!」「二十歳の時に宣言した股割り、ここでやればいいじゃないのぉ~?」「だめよ~だめだめ!」といった掛け合いを見せると場内は大爆笑。トミタはアンコール曲「だめだめだ」をキャラ設定を守り無表情で歌い上げ、拍手の包まれる中、イベントは終了した。なお、12月14日に神奈川県・海老名市「ビナウォーク」で行われた「だめだめだ」発売記念イベントにおいて、1stアルバム「もしもワールド」を2015年2月18日にリリースすると発表。「線香花火」から最新曲「だめだめだ」までのシングル曲や、配信限定曲「MONSTER GIRL」など全11曲を収録予定だ。また、現在、アルバムに収録される新曲「卒業アルバム」のMV制作にあたり「学校」と「卒業式」にまつわる写真を募集しているので、オフィシャルサイトをチェックしていただきたい。
2015年01月14日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス「Renta!」は、講談社『冬電書2015』として、同社の人気8作品の計10冊の電子書籍が無料で読めるキャンペーンを実施している。キャンペーン期間は12月4日まで。作品を読むには会員登録が必要となる。ラインナップは、『のだめカンタービレ 1~3巻』『アポカリプスの砦』『GIANT KILLING』『バラ色の聖戦 The Future is in our Hands!』『おいピータン!!』『銀盤騎士』『キス&ネバークライ』『海月姫』 の計8作品。※『海月姫』のみ12/2~12/18無料期間○のだめカンタービレタイトルの“のだめ”は物語の主人公の一人、野田恵のあだ名。桃ヶ丘音楽大学ピアノ科に在籍するのだめは、音楽を一度耳で聴けばそのとおりに弾けてしまうという天才的な一面を持ちながら、楽譜を読むのが苦手。その本能の赴くままに奏でられる演奏は、奇想天外であり制御不能。風呂嫌い、掃除嫌いで自宅の部屋はゴミため。そんな奇人“のだめ”を中心に音大生たちが繰り広げる日常をリアル、かつユーモアを交えながら描かれている。
2014年12月01日綾瀬はるかが「体は22歳、心は小学生」としてアッコちゃんを演じると話題の『映画 ひみつのアッコちゃん』。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』など、人気コミックの実写化には定評のある川村泰祐氏が監督である。今回、そのイメージ写真が公開された。主演の綾瀬はるかはこの難役を、ポップコーンがはじけるように演じ、小学生ならではの表情、リアクションを随所に織り交ぜながら、共感指数の高いヒロインを作り上げた。相手役には、綾瀬とはヒット作『プリンセス トヨトミ』でも共演している岡田将生。『アントキノイノチ』、『宇宙兄弟』、大河ドラマ「平清盛」と進境著しい若き演技派が、どこか少年の面影を残しているエリート社員、早瀬尚人の影をナイーヴに体現、綾瀬はるかのアッコとのジョイントで、奇想天外な設定から、味わい深い人間ドラマを生み出している。また、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史、そして香川照之ら、芸達者な面々が脇を固め、この物語に笑いと深みを与えている。女の子ならではの変身願望を叶えるポップな映像、トキメキとスラップスティックに彩られた楽しいアクション、企業の裏側を爽快に風刺する斬新な視点。それらがミクスチャーされたこの作品は、ファッショナブルでア・ラ・モードな感覚に満ち、私たちを「ありそうでなかった」ハートフルな世界へと連れ去っていく。9月の公開が楽しみである。作品情報『 映画 ひみつのアッコちゃん 』(C)赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会9月1日(土)全国ロードショー
2012年06月01日実写化の続くあのマンガ家の作品がトップに!!『のだめカンタービレ』、『花より男子』などマンガ原作のドラマや映画が増えています。読んでいたマンガがドラマ化されると「やっぱりね」と思ったりしませんか?そこで、来年ドラマ化&映画化してほしい、するだろうマンガを聞いてみました。来年もしかしたら、あなたが選んだマンガが実写化されるかも……!?>>男性編も見るQ.来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガを教えてください(複数回答)1位『天使なんかじゃない』24.4%2位『SLAM DUNK』23.0%3位『ちはやふる』12.6%4位『ONE PIECE』12.3%5位『僕等がいた』10.0%■『天使なんかじゃない』が実写化される!・「高校生にしてはかなり大人びているが、実写化されたらとても感動すると思う」(27歳/公益法人/企画開発)・「『パラダイス・キス』も映画化されるし、一番見たいかもしれない」(26歳/化学/秘書・アシスタント)・「マンガがとにかく好き!!実写化されたものを見てみたい」(25歳/化学/研究開発)■『SLAM DUNK』が実写化される!・「実写化されても映像的に期待できそう。アニメの感動がそのまま出ると思う」(24歳/金融/総務)・「有名だしバスケのドラマって人気が出そうなので!イケメンもいっぱい出演しそうだし」(29歳/金属/マーケティング)・「実写化されそうというより願望(笑)」(28歳/メーカー/エンジニア)■『ちはやふる』が実写化される!・「何かに打ち込む熱血系マンガの実写化が最近多いから」(23歳/団体/一般事務)・「実写化しやすそう。成海璃子ちゃんとかで」(28歳/福祉/企画開発)・「お金をかけずにできそう。丁寧に作らなければハズれる作品なので、テレビ局や制作会社の熱心さが計れます」(23歳/卸/秘書・アシスタント)■『ONE PIECE』が実写化される!・「登場人物やストーリーが魅力的で実写でも見てみたいから」(29歳/自動車関連/秘書・アシスタント)・「最近の人気はハンパじゃなく勢いがある」(22歳/官公庁/サービス)・「子どもから大人まで人気があるから」(24歳/金融/サービス)■『僕等がいた』が実写化される!・「『君に届け』と同じ感じではやりそう」(23歳/学校/事務)・「はやりだし、実写化しやすそうだし、女子高生に人気になりそう」(23歳/アパレル/販売)・「普通のよくある学生カップルだから、ドラマにしやすいと思うから」(27歳/生保/営業)■こんなマンガの実写化もあるかも……・『きのう何食べた?』:「深夜枠ドラマでまったり実写化してほしい。のんびり見たい」(27歳/不動産/秘書・アシスタント)・『バガボンド』:「これなら唐沢寿明さんとかができそう」(27歳/精密機器/設計)総評大ヒット作『NANA』に次いで、2011年には『パラダイス・キス』も映画化されるカリスマ少女マンガ家、矢沢あいさん。彼女の作品で実写化されておらず、熱狂的なファンを持つ『天使なんかじゃない』が堂々の第1位に。同じく人気少女マンガの『ちはやふる』を抑えて2位に輝いたのは、男性同様に人気が高い『SLAM DUNK』でした。子どものころにアニメを見ていた人が多いという点もランクインの一因になっているかもしれません。小差で4位になったのは男性編と同じく『ONE PIECE』。無邪気だけど勇気も愛情もあるルフィは、理想の男性かもしれませんね。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2010年11月11日~11月23日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性479名有効回答数:360名(※「特になし」と回答した人118名を省く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【コラム】男性が少女マンガを読めば、恋愛に強くなれるのか!?【コラム】人気が集まる恋愛マンガ。その理由と秘密を『僕の初恋をキミに捧ぐ』の青木琴美先生に直撃完全版(画像などあり)を見る
2010年12月27日キャストだけでなく音楽の評価が高かった『のだめカンタービレ』が1位恋愛マンガなんて……と思いつつ、一度手にしてみるとハマってしまったなんてことはありませんか。くっついたり離れたり、いじらしいヒロインの恋愛にグッとくる男性のファンも意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、男性224名に実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを聞いてみました。>>女性編も見るQ. 実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを教えてください(複数回答)1位『のだめカンタービレ』25.9%2位『花より男子』12.5%3位『NANA』10.3%4位『ソラニン』6.2%5位『花ざかりの君たちへ』5.4%■『のだめカンタービレ』が面白かった……・「キャスティングが良かった」(24歳/自動車関連/生産管理)・「クラシック音楽を身近に感じたから」(28歳/ソフトウェア/SE)・「原作をかなりのレベルで実写化していたので感動したし、世界観が広がった」(25歳/その他/営業)・「上野樹里さんが『のだめ』そのものだった」(26歳/機械/マーケティング)・「感動と笑いのバランスが素晴らしい」(27歳/機械/研究開発)■『花より男子』が面白かった……・「キャストも良かったし、漫画とのギャップが少なかった」(25歳/メンテナンス/営業)・「松本潤さんが道明寺役にはまり過ぎていたから」(28歳/運輸/設計)・「ドラマ化、映画化されていて面白かったから」(22歳/福祉/その他)■『NANA』が面白かった……・「心理描写が細かく描かれていて面白かったから」(26歳/卸/総務)・「中島美嘉さんがはまり役だった」(28歳/金融/営業)・「本の内容が忠実に再現されていたから」(29歳/電気/営業)■『ソラニン』が面白かった……・「若い世代の閉塞(へいそく)感をうまく描いていたと思う」(23歳/学校/その他)・「キャスティングが絶妙!特にサンボマスター近藤さん!」(27歳/不動産/営業・「宮﨑あおいさんがかわいかったから」(27歳/建築/建築)■『花ざかりの君たちへ』が面白かった……・「ドラマが面白かった」(26歳/ソフトウェア/SE)・「堀北真希さんがかわいかったから」(26歳/金融/営業)総評1位は今年4月に完結編にあたる映画の後編が公開された『のだめカンタービレ』でした。マンガで描かれるひと癖もふた癖もあるキャラクターたちと、上野樹里さん、玉木宏さんをはじめとしたキャストがとっても合っていたという理由で多くの人に支持されています。漫画では、のだめや千秋先輩がどんな曲を演奏しているか分からなかったけど、実写化されてクラッシックを楽しめたという理由も多かったですね。3位、4位の作品も音楽が良いという意見が多く寄せられました。マンガの実写化・実写ドラマ化の成功は、キャストはもちろんのこと、作品の世界観をさらに広げてくれる音楽も重要な要素になっているようです。調査時期:2010年10月21日~11月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性224名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】名作と思える少年漫画ランキング【ランキング男性編】実写映画化してほしい漫画ランキング【コラム】漫画・アニメに学ぶ!日常生活で使えるあの名言、この名言完全版(画像などあり)を見る
2010年12月03日いよいよ後編の公開でフィナーレを迎える『のだめカンタービレ 最終楽章』。公開を2日後に控えた4月15日(木)、TVドラマから誕生し、現在ではチケットが即日完売の人気を誇る“のだめオーケストラ”が、日本武道館で最終公演となる映画公開記念「のだめオーケストラコンサート グランドフィナーレin日本武道館」を行った。特別イベントとして、フジテレビ「めざましテレビ」内での企画「みんなで“ベト7”ロード to 武道館」と題した、ベートーベン交響曲第7番(通称“ベト7”)の演奏コンテストの表彰式が執り行われ、玉木宏&上野樹里のコンビも出席。厳正なる審査の結果、福井県の「きみちゃんとゆかいな娘たち」という母親と5人姉妹のグループが最優秀に輝いた。病を患う母親を元気づけるために応募したという五女の本谷(もとたに)紅葉さんに玉木さんと上野さんから“特製マングーストロフィー”が授与され、その後、一家の演奏も披露され、約11,000人の観客は大感動!上野さんが思わず涙を流す一幕も。“のだめ”上野さんは「感激です!もらい泣きしちゃいましたー。いつもは演技で感動を届ける側ですが、今日は感動を与えてもらいました。ほのぼのとした家族の絆が伝わる演奏でした」と熱く語り、「今日の演奏も素晴らしかったですが、映画後編ものだめと千秋の演奏に感動すると思うので、ぜひ観て下さい!」と映画をアピール。玉木さんは指揮者役だけに「思わず聴いていて指が動いてしまいました。家族が一致団結していて、とても素晴らしいと思います」と感動を語った。また、映画の公開を前に「初日を迎えるにあたりドキドキしていますが、成功のためみなさん力を貸して下さい」と観客に向けて呼びかけた。“のだめオーケストラ”コンサートでは、ドラマ「のだめカンタービレ」のオープニングとしても使用される“ベト7”はもちろん、世界的ピアニストのラン・ランとの映像を使った共演を実現させた「ラヴェルピアノ協奏曲ト長調」など、劇中で披露される数々の曲が演奏され、映画の公開よりひと足早く、観客は素晴らしいオーケストラに酔いしれた。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』はTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開中。■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社■関連記事:【どちらを観る?】クラシックが聴きたい 『のだめカンタービレ』&『オーケストラ!』上野樹里『のだめ』完結編に「これで終わり。しっかり焼き付けて」上野樹里、“のだめ”口調で後編の結末をポロリ?ギリギリセーフに「ホッとしたー」【文豪を演る】インタビューvol.6 水川あさみ as 太宰をやりこめる女・キヌ子『のだめ』香港上陸に熱烈歓迎!玉木宏&上野樹里、欧州の撮影地での公開にも期待
2010年04月17日劇場を出た後に無性に○○が食べたい!○○に行ってみたい!と欲望をかき立てられることがあるが、4月17日(土)に公開となる『のだめカンタービレ最終楽章 後編』と『オーケストラ!』は、観終わった後にクラシックを聴きたい!クラシックコンサートに行きたい!と思わせてくれる作品だ。まずは『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』。ご存知、原作は大人気コミックス「のだめカンタービレ」で、クラシック音楽になじみのなかった若い世代にクラシックブームを巻き起こした作品。そして、2006年のドラマシリーズの完結編として映画化が実現。劇場版を前編・後編に分けるあたりはもったいぶってるなぁ〜と思いつつも、東京からパリへと舞台が移りスケールアップしているのは、やはりヒット作だからこそなせる技。後編の物語は、のだめと千秋が離れて暮らすことになったくだりから再開するが、ギャグ混じりで展開してきたこの2人の恋愛模様がちょっぴり大人な関係に…という変化はもちろん、見どころは何と言ってものだめの成長。ル・マルレ・オーケストラの常任指揮者として、バラバラだったオケをひとつにまとめ上げた千秋の成長がメインに描かれる前編に対して、後編はいよいよのだめのステージが華やかに描かれる。千秋との関係がぎくしゃくする中、シュトレーゼマンのプラハ公演で堂々と演奏するのだめの姿にジーンとさせられる。一方、『オーケストラ!』は元天才指揮者でありながらも、いまはロシア・ボリジョイ交響楽団の劇場清掃員として働く中年男アンドレイの再起を描いた人間ドラマ。もう一度舞台に立ちたいと願うアンドレイは、ある日とんでもない行動に出る。支配人部屋の清掃中に見つけた1枚のファックス──パリのシャトレ劇場からの出演依頼の用紙を勝手に持ち出し、クビになったかつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成。本物と偽ってパリへ乗り込むという突飛なアイディアを思いついてしまうのだ。けれど、寄せ集めオケの団員たちは時間は守らない、浴びるほど酒は飲む、練習はしない…と、散々な珍道中に。そんな彼らがある瞬間に本物の演奏家の顔に変わる、ユーモラスからシリアスへの切り替わりが感動的だ。また、本作はプレジネフ政権下にボリジョイ交響楽団からユダヤ人音楽家と彼らを擁護するロシア人音楽家が排斥された現実を取り入れている。アンドレイたちが過去のトラウマを克服しようとする姿を描くことは、ある意味、経済不況の只中にいる現代の我々へのエールとも捉えられるのだ。葛藤しながらも夢に向かって走り続けるのだめと千秋、つらい過去と向き合い立ち上がることでいまを生きようとするアンドレイ。あなたはどちらが奏でるクラシック音楽に酔いしれたい?(text:Rie Shintani)■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社 オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved■関連記事:綾戸智恵、全快をアピール!自身の入院報道に「ワイドショー見てびっくりした」【シネマモード】映画祭ならではの豪華な顔ぶれ。アウディ主催のパーティへクラシックが奇跡を起こす!『オーケストラ!』五線譜ノートを5名様プレゼント上野樹里『のだめ』完結編に「これで終わり。しっかり焼き付けて」上野樹里、“のだめ”口調で後編の結末をポロリ?ギリギリセーフに「ホッとしたー」
2010年04月15日人気ドラマシリーズの劇場版2部作の第2弾『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のファンミーティング&完成披露試写会が4月6日(火)、東京・六本木ヒルズで行われ、主演コンビの上野樹里、玉木宏がファンにシリーズ卒業を告げた。この日は、上野さんら主要キャスト陣ら13人が勢揃い。シリーズ完結編となる本作について上野さんは「初号を試写で観て、抑えられなくて涙がポロポロ出ちゃいました。(TVドラマから)4年間かけてやってきた思い入れの強い作品なので、胸にズンとくるものがあります。後編はひとつひとつ印象に残って焼きつくような強さがあります」と感慨深げ。シリーズを通じて一番印象に残る場面に「後編のラスト」を挙げ、「(竹中直人演じる)ミルヒーがいい言葉を言いますが、私もその言葉を胸にがんばっていこうと思っています。のだめはこれで終わりですが、しっかり焼きつけてください」と満場のファンに笑顔を振りました。隣の玉木さんも「豪華なキャストとスタッフで最後の最後に最高のモノが出来上がった」と仕上がりに自信の弁。シリーズをふり返り「一番の思い出はウィーンの楽友協会でタクトを振らせてもらったこと。シリーズになっていなければあそこには立てなかった」と充実感いっぱいの笑顔を見せた。一方、キャスト陣が順に思い出深い場面を語る中、ベッキ―は「後編(本作)で、シャンゼリゼ通りをみんなで横断幕を持って行進するシーンで、幕で前が見えなくてポールが足にガーンと当たった。でも本番中なのでそのまま芝居を続けました」と告白。共演のウエンツ瑛士から「足じゃなくて、大事なところでしょ?」と股間を指すジェスチャーで問われると「ど真ん中です」と認め、両脇で思い出し笑いする玉木さん、福士誠治を指差して、「樹里ちゃんは優しくて氷を持ってきて冷やしてくれたのに、この男たちは大爆笑ですよ。人の不幸を笑う男たちです!CMとかに爽やかな顔で出ているのが許せない〜」と怒りの雄叫び。会場のファン約1,000人を大爆笑させた。ほかに瑛太、水川あさみ、山田優らが出演。黒白のスパッツに黒のロングシャツ風のトップスを合わせたファッションの山田さんは「朝からみんなに『オシャレな女子プロレスラー』と言われ続け、シュンとしています。おしゃれだと思ったのに…」と終始、落ち込んでいた。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は4月17日(土)よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社■関連記事:上野樹里、“のだめ”口調で後編の結末をポロリ?ギリギリセーフに「ホッとしたー」【文豪を演る】インタビューvol.6 水川あさみ as 太宰をやりこめる女・キヌ子『のだめ』香港上陸に熱烈歓迎!玉木宏&上野樹里、欧州の撮影地での公開にも期待“天然女優”上野樹里、早くも続編を約束?『のだめ』大ヒット舞台挨拶ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位
2010年04月06日いよいよフィナーレを迎える『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の公開を4月17日(土)に控え、昨年公開された『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』を全国293スクリーンで再び上映する“復習上映会”を実施!さらに、上野樹里、玉木宏を始めとするキャスト、スタッフ陣と、作品に因んだ着ぐるみのマングース7体が舞台挨拶ツアーに出発することを記念し、3月31日(水)、上野さん、玉木さんらによる出発式が開催された。上野さんは、すっかりおなじみとなった“のだめ”口調で来場したファンに向けて「ありがとうございます!」と挨拶。これから復習上映される前編の見どころについて「マルレオーケストラの千秋先輩(玉木さん)の指揮のシーンをしっかり見てほしい」とアピールしたまでは良かったが、同じように後編の見どころを尋ねられ「ミルヒ(竹中直人)とのコンチェルトで、のだめが舞台に立ち、千秋先輩が客席にいるという、いつもとは逆のパターンが最大の波ですね。最後の2台ピアノでは、谷と山、どん底と幸せ…」とかなり結末に近い部分まで明かし、関係者を慌てさせた。司会者にネタバレを指摘されると「えー!ごめんなさーい」と恐縮しきりだったが、客席にいたプロデューサーから“セーフ”のサインが出ると「OK出ました!ホッとしたー」と安堵の表情を浮かべ会場の笑いを誘った。玉木さんも苦笑いを浮かべつつ「(後編は)見応えあります!2人の立場が逆転し、初めて演じる芝居が多かったですね」とふり返った。この日は、舞台挨拶ツアーの交通安全と無事成功、そして後編のヒットを祈願するためのお祓いも行われ、上野さん、玉木さんは、武内英樹総監督、川村泰祐監督、そして7体の愛らしい着ぐるみのマングースと共に、神妙な顔つきでお祓いを受けていた。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』復習上映は全国にて4月10日(土)より1週間限定で開催。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は4月17日(土)よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開。■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社■関連記事:【文豪を演る】インタビューvol.6 水川あさみ as 太宰をやりこめる女・キヌ子『のだめ』香港上陸に熱烈歓迎!玉木宏&上野樹里、欧州の撮影地での公開にも期待“天然女優”上野樹里、早くも続編を約束?『のだめ』大ヒット舞台挨拶ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位上野樹里、“千秋様”玉木宏を盾に竹中のキス拒否!『のだめカンタービレ』初日
2010年04月02日日本国内で320万人を超える観客を動員した『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』がついに香港上陸!2月28日に香港最大級のホールである香港スターホールにてプレミア上映会が開催され、日本から駆けつけた主演の上野樹里&玉木宏に熱烈な歓声が浴びせられた。香港では2007年夏よりTVシリーズが放送され、上野さんと玉木さんの“非公式”ファンクラブができるほどの高い人気を誇った。そして3月4日よりついに、当地で劇場版が公開となるが、それに先駆けて作品を鑑賞するチャンスとあって、このプレミア上映会のチケットはわずか15分で完売。会場は熱気に包まれた。「交響情人夢(タオホンツェンヤンモン)」という香港版のタイトルが書かれた看板の前に上野さんと玉木さんが現れると、会場の興奮は最高潮に達した。この熱狂に上野さんは「まさか、ここまで『のだめ』が浸透しているなんて…」と感激した様子。玉木さんも「やっぱり映画は国境を越えられる」と興奮した表情を見せた。本作はヨーロッパを舞台にしており、欧州ロケも行われたとあって、2人は欧州での公開についても意欲を見せており「フランス、オーストリアなどでお世話になったスタッフにも観てもらいたい」と上野さんが言えば「撮影地での公開は僕らの夢」と玉木さんも期待を口にした。今後、欧州のみならず北米での公開をも含めた世界進出を念頭に置いているという。なお、本作の続編であり完結編となる『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は4月17日(土)よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開。■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社■関連記事:“天然女優”上野樹里、早くも続編を約束?『のだめ』大ヒット舞台挨拶ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位上野樹里、“千秋様”玉木宏を盾に竹中のキス拒否!『のだめカンタービレ』初日ヅラ装着率高し!『のだめ』キャスト陣が劇中の衣裳でボケ&ツッコミ、4千人大興奮クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!
2010年03月02日女優の上野樹里、俳優の玉木宏らが1月20日(水)、東京・日劇2で人気ドラマシリーズのニ部作映画第1弾『のだめカンタービレ最終楽章 前編』の大ヒット御礼舞台挨拶を行い、“1位奪取宣言”した。漫画家、二ノ宮知子の同名代表作を原作に、エリート音大生(玉木さん)と天才ピアニスト(上野さん)の恋と成長を綴るシリーズで、同映画ではパリ留学中の2人を描く。昨年12月19日の初日から30日間で観客動員270万人、興行収入33億円をそれぞれ突破。ハイペースな好稼動とこの日の大歓声に、上野さんは「テレビをつけたら(映画の)ランキングをやっていてずっと2番で。公開前は正直不安で、『のだめ』より海外の作品が観られるのかな?とか。でもずっと2位だから、お客さんでリピーターが多いのかなと」と大喜び。すかさず2位について司会のフジテレビ・軽部真一アナウンサーが「そうなんです。見事にずっと2位ですね。(ランキングチャートに同作が)初登場の時は“ワン”なんとか(注:『ワンピース ONE PIECE film STRONG WORLD』)が1位で、その後は“ア”なんとか(『アバター』)で。史上最強の2位作品です」と解説した。人気を実証すべく軽部アナがリピート鑑賞回数を観客に6回観た方?7回?と問いかけると延々と「はい!」と手が挙がり、最高回数が「今日で24回目」と叫んだ女性。玉木さんは「僕は3回です」と明かしつつ「本当に嬉しいことです。いくらになるんだろうって(笑)。普段、感想を言ってくれなかった周りの人たちがこの映画を観たよって言ってくれます」と好感触をかみしめた。一方で、ファン謝恩企画として質疑コーナーが設けられ、同シリーズを通じて学んだことは?との質問に、上野さんは「のだめがハードルを次々越えていくのと同じで、役者やっていて頑張ろうと思ったり、もう辞めたいと思うこともいっぱいあるけど、その分楽しかったりする。いろいろな人と出会っていろいろな経験をさせてもらってドラマから映画になる仕事も初めてでしたし…生きること全部です!ひと言では語りきれませんねぇ」と、のだめ口調でしみじみ。テレビシリーズから手がけてきた武内英樹監督は「天然の女優さんの扱い方ですね。上野さんは天才だと思いますけど、天然の子だから」と自ら吹き出し笑い。上野さんが「説明書?でもあたしにしか使えないんじゃ?この前、またのだめでって言ってたから、のだめでしか使ってくれないんじゃ?」とシリーズ続行を匂わせる発言。会場から「おお?」と声が上がる中、監督は「せっかく扱い方を覚えたので活用させてください」と再タッグのオファーをしてみせた。締めで玉木さんが「今日が初日と思って、ここから1位になることを…」と語ると会場から大拍手と大歓声。「ここまで来られたのはみなさんのおかげです。4月の(後編)公開もよろしくお願いします」とシリーズファンへ感謝の気持ちを表していた。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開■関連記事:ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位上野樹里、“千秋様”玉木宏を盾に竹中のキス拒否!『のだめカンタービレ』初日ヅラ装着率高し!『のだめ』キャスト陣が劇中の衣裳でボケ&ツッコミ、4千人大興奮クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2010年01月20日発行部数3,200万部を超える二ノ宮知子による同名人気コミックを、大ヒットを博したTVドラマに続き、ヨーロッパを舞台に映画化した『のだめカンタービレ最終楽章前編』が12月19日(土)に公開初日を迎えた。東京・日劇1にて初回上映後に満員の客席がスタンディングオベーションで熱気に包まれる中、主演の上野樹里&玉木宏、ウエンツ瑛士、山口紗弥加、山田優、なだぎ武、チャド・マレーン、福士誠治、吉瀬美智子、竹中直人、そして竹内英樹監督が登場し、舞台挨拶が行われた。大歓声と拍手を浴びた上野さんは、「こんなに暖かい舞台挨拶は二度とないと思います。ずっと応援してくださったみなさんの笑顔が見れて嬉しいです」と感激した面持ちで挨拶。まさにハマリ役となった“のだめ”こと野田恵役について、「生きる力を与えてくれた役。本当に馬力がすごいので、自分ものだめからパワーをもらってます」と語った。また、来年4月には同作の後編が公開となるが、「前編と後編では全く違う表情が出ていてパワーアップしているので、これからもまだまだよろしくお願いします」とアピールした。千秋役の玉木さんは本作で数多くの曲の指揮に挑戦したが、「何度もビデオを見て口笛や鼻歌で歌えるようになるまで、全部憶えるのが大変だった」と役作りがいかにハードだったかを吐露。「前回よりも成長した姿を重要視した」と強い思い入れをクールに語った。のだめとバトルを交わす並木ゆうこ役の山口さんは、「リハから飛ばしすぎて転んじゃって丸見えになったことがあったんですが、樹里ちゃんが飛んできて『見ないで〜!』と庇ってくれて。なんていい子なんだろうと」と撮影のエピソードを明かした。この日はタイトなミニスカート姿で山田さんの衣裳とバッティングしたが、司会のフジテレビ・軽部アナから「山田さんとの脚線美対決ですね」と煽られると、「負けてるって。面倒くさい振りはやめてください」と一喝!これに影響されてか、笑いが込み上げてきて止まらない様子の山田さん。特別ドラマに続き天才ピアニストの孫Ruiを演じているが、「前編では天才ピアニストとしての演奏シーンはなかったので、後編では楽しみにしていただければ」と後編での活躍をしっかりと告知。女性からの熱い視線を独占する玉木さんに敵対心むきだしのウエンツさんは、「精一杯のいい格好をしてきた」と気合の勝負服を披露し、玉木さんに「花大きすぎるだろ」とツッコミを喰らったりと仲の良い様子を見せた。さらに観客に向けて「いかがでしたか?」と促すや「もう一回歓声を入れてもらいましょうか?そうなるとTVで僕のトークも使われるので」としたたかなアピールで会場を沸かせた。玉木さんの人気に嫉妬するのはウエンツさんのみならず?オーボエ奏者・黒木役の福士さんも玉木さんのオーケストラでの指揮ぶりを「本当に完璧で、僕が吹く直前に必ず目が合っていました」と称えるや「何で誉めてるんだろ…」と後悔していた。お笑い界からの参加となったなだぎさんとチャドは、ネタ対決?なだぎさんはおなじみのディラン・マッケイを引き合いに、「オープニングで自転車で入っていかないかが心配でした。監督にはフランス人のテイストを入れなきゃということを丸投げされて、僕のテンパり具合が出てます」と撮影をふり返った。一方、完成披露の場でネタが空振りだったチャドは最初こそ自粛気味だったが、「最後に1つだけ」とアメリカンジョークを交えた渾身のネタを見せるもやはり空振り…。吉瀬さんは、劇中では鬼マネージャーのエリーゼ役に成りきっているが、「本当にテンションの高い役ですが、実際の私はエリーゼみたいにドSじゃない…」と至って控えめなコメント。さらに「後編ではのだめにもエリーゼの魔の手が忍び寄るのでは…」とほのめかすと、会場が一瞬で静寂なムードとなった。そして、「女の子いっぱい!あの子とその子と合コンしたい!」と、劇中の“ミルヒー”ことシュトレーゼマンのままのテンションを見せた竹中さん。ただ一人、劇中のカツラと金ピカの衣裳で登場したことを突っ込まれると、「竹中くんはとっても恥ずかしがり屋!」と声を張り上げた。さらに、「千秋とのだめにエールを…」と求められると、「こんなに素晴らしい初日を迎えられてミルヒー嬉しい。3人で抱き合いましょう!」と、本気で逃げる上野さんにキスを迫る一幕も見せ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。最後には、3人で固く抱き合った。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開■関連記事:ヅラ装着率高し!『のだめ』キャスト陣が劇中の衣裳でボケ&ツッコミ、4千人大興奮クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼント玉木宏、音楽の都・ウィーンで堂々の指揮!“のだめ”上野樹里もパワー全開
2009年12月19日一大クラシックブームをもたらした人気漫画を原作に、TVドラマとして高視聴率を記録した「のだめカンタービレ」の続編となる劇場版『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』がついに完成!12月9日(水)に完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に主演の上野樹里&玉木宏を始め、ウエンツ瑛士、ベッキー、山口紗弥加、山田優、なだぎ武、チャド・マレーン、福士誠治、吉瀬美智子、竹中直人、そして竹内英樹監督が登壇。キャスト陣は役柄の衣裳で登場するという演出で、約4,000人が詰めかけた会場は大きな盛り上がりを見せた。ドラマですっかりおなじみの…とは言え、スーツあり、付け鼻あり、さらにキャスト陣11名のうち、およそ半分がカツラを装着という、めったにないシチュエーションで舞台挨拶はスタート!上野さんは「“のだめ”こと上野樹里です」と役柄そのままの口調で挨拶し、会場を沸かせた。ウィーンやパリなどヨーロッパ4か国を巡って撮影が行われた本作。海外ロケは大変じゃなかったか?という質問に上野さんは「最初は大変でしたが慣れましたね。毎日ピザやパスタでも」。玉木さんがすかさず「食べ物の話かよ!」とツッコミを入れた。“オレ様”キャラの指揮者・千秋役の玉木さんは「常任指揮者として任されたオーケストラがダメなオケで、そこを立て直していくところが見どころです」とアピール。劇中、千秋が指揮棒を振るのは6曲にも及ぶが「成長したところを見せなきゃというプレッシャーもありました。練習中はやめたくて仕方がなかったけど、実際にオケを前にしてやってみると気持ち良くなってきました」と笑顔でふり返った。のだめと敵対する並木ゆうこを演じる山口さんは、パリでのワンシーンのみの出演となったが、その撮影がかなり大変だったようで…。「脚本にはト書きが1行だけで、すぐ終わるかと思ったら、CGが入るということもあって、結局8時間くらいかかってしまい、飛んだり跳ねたりしてました」と語った。ちなみに、そのシーンは、のだめとの対決シーン!上野さんも「本当に戦ってました!」と語っており、一体どんなシーンに仕上がっているのか楽しみだ。フランス人の学生・フランク役のウエンツさん。「何で僕だけこんな黄色と緑の衣裳なんですか?僕もスーツで決めたかったのに…。英語もロクにしゃべれないのにフランス人の役を演じています。控え室で、玉木宏がギリギリまで僕のカツラをイジって遊んでいたので(カツラが)ずれてないか心配です!」とまくし立て、会場は笑いに包まれた。ウエンツさんは数回にわたって日本とヨーロッパを往復したそうだが「(飛行機の)マイルが貯まるので嬉しかったですが、JALのマイルが貯まったのに、そのJALが危険なことになって…」と、さすが報道番組でのキャスター経験もあるだけに、時事ネタも盛り込みつつ会場を沸かせた。ロシア人のターニャに扮したベッキーさんも、過酷な撮影スケジュールの中で、なんと日帰りでフランスに赴いたこともあったとか。「朝、フランスに着いて2シーン撮って、その日の夜帰るというスケジュールでした。フランスが、私にとってはちょっと離れた東北地方くらいな感じでした(笑)」とあっけらかんと語った。撮影中の面白いエピソードは?というベッキーさんへの質問に対し、ウエンツさんが「あるだろ!“あれ”言ってよ!」と煽るも、ベッキーさんはウエンツさんをキッとにらみ「やめろ、バラエティ芸人!いまは“女優”として来てるんだ」と一喝。そして「(エピソードは)特にありません」とニッコリ。一体、何があったのか…?今回の劇場版からの登場になったのは、千秋が常任指揮者として所属するオーケストラの事務局員テオ役・なだぎさんと、バソン奏者のポールを演じるチャドさん。テオは原作とは全く異なる容貌となっており、なだぎさんは「後期のジョン・レノンみたいになりました」と苦笑。監督からは「フランス人ぽく」というリクエストを出されたとのことだが「フランス人ぽいってどんなところかと尋ねたら『そこは任せる』と言われました」と苦悩を明かした。なだぎさんの後輩芸人に当たるチャドさんは超ハイテンションでネタを交えつつ挨拶するも空振り。「安っぽいウエンツみたいで…」と少しへこみつつ、自虐っぽく語った。千秋とのだめの恋に加えて、劇場版で楽しみな恋の組み合わせが、福士さん扮する黒木とベッキーさん演じるタ−ニャのふたり。どのように発展していくかは観てのお楽しみだが、恋愛関係を演じることで、プライベートでもふたりの間で恋が芽生えることは?との質問に、福士さんが何か言いかけた瞬間にベッキーさんが「なかったです」と即否定。「少しは考えろよ!」と怒りつつ、福士さんは少しがっかり…?アメリカ育ちの中国人・孫Rui役の山田さんは大観衆を前にすっかり緊張していたようで、司会者に話を振られるも、実はそれまでの会話をほぼ聞いてなかったことが判明。上野さんに負けぬ、その天然ぶりに会場は笑いに包まれた。そして、金髪のカツラがひと際目立っていたのが、エリーゼ役の吉瀬さんとシュトレーゼマン役の竹中さん。吉瀬さんは「普段の私はテンション低いので、テンション5倍で演じました」と落ち着いた口調で語り、その外見とのギャップが笑いを誘った。一方の竹中さんは舞台挨拶中、ほぼシュトレーゼマンとして振る舞い、「映画終わったら、合コン行きましょう!」と片言で語り、観客は大喜び。竹中さんは本作では海外ロケは1シーンもなかったということだが「河口湖をパリに見立てて撮影して…」と口走り、その後慌てて「パリです。どう考えてもパリです!」と訂正する一幕も。これだけのメンバーがスクリーンを暴れ回るもまだ前編。後編への期待も高まるが果たして物語はどのようなフィナーレに向かうのか?『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』は12月19日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開■関連記事:クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼント玉木宏、音楽の都・ウィーンで堂々の指揮!“のだめ”上野樹里もパワー全開
2009年12月10日「のだめカンタービレ」や『キラー・ヴァージンロード』など、TVドラマに映画にと引っ張りダコの演技派女優、上野樹里。そんな彼女が、「鞄」をキーワードに5人のクリエイターとタッグを組み、個性豊かなヒロインに5変化!全5話のオムニバスドラマ「上野樹里と5つの鞄」がWOWOWにて9月3日(木)より放送される。8月25日(火)、本作の記者会見が行われ、上野さんと第1話で共演した江口のりこが出席した。今回、監督を務めたのは高崎卓馬、マイケル・アリアス(『ヘブンズ・ドア』)、山下敦弘(『天然コケッコー』)、タカハタ秀太、萩生田宏治(『神童』)の先鋭クリエイターたち。共演には、新井浩文やリリー・フランキー、ピエール瀧など個性の強い面々が揃っている。上野さんは撮影をふり返り、「1か月の間に、それぞれ違う作り手の違うストーリー、役柄を撮ったので、(撮影の)ペースが速くて大変でした。でも企画段階から監督と話す機会があったので、一つ一つへの思い入れが強いです。それぞれの監督の次回作にも携わりたい」と充実した表情を見せた。各回に登場する鞄に対する深い思い入れも。この日披露された第一話「ギターケースの女。」(タカハタ監督)では、タイトル通り、怪しげなストリートミュージシャンを演じたが、「出てくる人全員が変わっていて、誰が正しくて誰が悪者なのか分からないので、秘密を出すか隠すかのさじ加減を考えながら演じた」とのこと。一方、謎を秘めたクールな女性を演じる江口さんは、「監督から『姿勢を天海祐希さんみたいに正しくしてください』と言われて、だったら天海さんにやってもらえばと思いましたけど、本当に楽しく撮影させてもらいました」と漏らし、笑いを誘った。本作で、上野さんは泉谷しげるの楽曲のギター弾き語りに挑戦。「初めてだったので難しかったですが、タカハタ監督から直接指導してもらいました。劇中のギターは自分で買ったのですが、それっきり弾いてないです」と明かすと、江口さんは「すごく上手だったのでもったいない」とコメント。地元が同じで上京した頃からの友人という2人のトークからは、気の知れた間柄がうかがえた。また、本作のエンディングテーマ曲でも作詩・唄を手がけるという新境地を開いた上野さん。「役者とはまた違うことをやらせてもらえてすごく嬉しかったし、作るのも楽しかったです。鞄の中のガシャガシャ揺れてる感じを出したくて、ギロや木の実、いろんな打楽器など、使えるもの全部使って賑やかに作りました」と楽しそうにふり返った。さらに最後には、「鞄」に因んで、ダイヤモンド208カラットをあしらった、お値段2億円の鞄(GINZA TANAKA)もお目見えに。恐る恐る鞄を手にした上野さんは思わず、「チワワ1匹分(の重さ)ですかね」と一言、「鞄というより宝石、家にはとても要らないです…」とその輝きにすっかり参った様子だった。上野さんが「いろんな人に見てもらえる作品なので、毎週楽しみにしてほしい」と自信を持って贈る「上野樹里と5つの鞄」は、WOWOWにて9月3日(木)より毎週木曜放送。WOWOW「上野樹里と5つの鞄」WOWOWにて9月3日(木)より毎週木曜23:30〜放送(全5話)公式サイト:
2009年08月25日「東のエデン」、「働きマン」に「のだめカンタービレ」など話題のアニメーション作品を次々と放映し、人気を集めるフジテレビの深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」。こちらの枠にて今年10月より放送が開始される、奥田英朗の直木賞受賞作を原作とした「空中ブランコ」の主題歌を、今年で結成20周年を迎えた電気グルーヴが担当することが決まった。突如、空中ブランコがうまく出来なくなったサーカスのブランコ乗りに、尖端恐怖症のヤクザ、四六時中股間が硬くなったままのサラリーマンなど、様々な悩みを抱える患者たちが伊良部総合病院の神経科を訪問。子供のような医者の伊良部&仏頂面のセクシーナース・マユミちゃんのコンビは中身の得体の知れない注射を打ったり、とても治療とは思えないアドバイスをし、患者たちを困惑させる。すでにドラマ化、舞台化もされ話題を呼んだが、アニメは一体どんな仕上がりになっているのか?電気グルーヴのノイタミナ枠への登場は、昨年1月より放映され、好評を博した「墓場鬼太郎」のオープニング・ソング「モノノケダンス」以来2度目。衝撃の再コラボレーションに注目が集まる!「空中ブランコ」は10月より フジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送。公式サイト:
2009年08月20日役者の多くは自分に定着しているイメージを壊したがるものだ。ドラマ「のだめカンタービレ」の好青年・千秋真一役で人気を不動のものにし、その後も多くのドラマや映画に出演し、俳優として歌手として八面六臂の活躍を見せる玉木宏もそのひとり。だが、一度ついてしまった固定イメージを払拭してくれる役に巡り逢う率はそう高くはない。しかし、彼は手塚治虫原作のコミックの中で“禁断の傑作”と言われている「MW -ムウ-」の映画化でそれを手にした。演じるのは次々と凶悪犯罪に手を染めていくモンスター・結城美智雄──初の悪役だ。いままでと違う役に喜び「出演の話をもらったのは4〜5年前。当時から悪役に興味を持っていたのですごく楽しみでした。俳優という職業はイメージを作っては壊していく…その繰り返し。だからこそ、いままでと違う役を演じられることが嬉しかった。飽きられることが一番怖いですからね」。そう語るように、今回は天才的な頭脳と類いまれなる美貌を武器に犯罪を重ねるダーク・ヒーローに扮し、これまで見たことのないゾクッとする一面を披露している。けれど、結城は単なる犯罪者ではない。その背景には悲しくも恐ろしい事件が横たわる、複雑なキャラクターだ。そんな共感することの難しい人間性を理解することはチャレンジだったはず。「原作を読んでから脚本を読んで、結城美智雄という人物を自分なりにイメージして、そこに色々な情報を入れて肉付けをしていきました。僕が抱いた結城のイメージはスマートさ、繊細さ、ストイックさを持った男で、何に関しても必死な感じを見せないというか、どちらかというと何でも器用にこなしてしまう人間ですね」。また、面白いのは悪役であるのに結城が悪魔にも天使にも思えること。観客は、善とは何か?悪とは何か?という大きな問いかけにぶつかることで作品世界に深く引き込まれる。「例えば、普通に生活している中で、もしも自分の大切な人が外敵から攻撃されたらどうするのか…ということを考えさせられる作品だと思うんです。もちろん僕自身も考えました。でも、結局は何が善で何が悪かということは解からなくて…法の裁きでは悪になってしまうかもしれないけれど、被害者の胸の内を考えたら正義のような気がして。ただ、そういうことを考えることは生きていく上で必要なことだと思います。悪役だけど、どこか惹かれるものがあって応援したくなるような、そんな人物像を楽しんでほしい」と、言葉に力を込める。山田孝之の存在「このタイミングでまた一緒に仕事ができたことが嬉しかった」そして、「日本のアクション映画は多々あるけれど、これだけカー・アクションに力を入れた作品はそう多くはない」と、映画ならではの見どころを語る。思い出深いのはタイでの撮影で、結城を執拗に追いかける刑事・沢木(石橋凌)との追走劇は暑さとの戦いだったとふり返る。「タイはとにかく暑くて。確実に30℃は超えていたと思いますね。おまけに湿度100%(笑)。僕は要所要所で出てくるだけのシーンだったのでそれほどではなかったですが、走りっぱなしの石橋さんは本当に大変だったと思います。汗をコントロール?できないですよ(苦笑)。でも、役作りで痩せたことで汗が出にくくなったというのはあると思います」。ちなみに冒頭のカーチェイス・シーンはタイの軍隊を総動員して撮影。まさに規格外!日本映画では珍しいダーク・ヒーローもの、大規模なアクション・シーンもさることながら、現場で玉木の気持ちを高めたのは、神父・賀来裕太郎を演じる山田孝之の存在だったと言う。「ドラマ『WATER BOYS』の頃に比べたらお互いに場数を踏んできているし、このタイミングでまた一緒に仕事ができたことが嬉しかったですね。彼が役に没頭するタイプなのは知っていましたが、今回の現場で驚かされたことがあって…結城が賀来を殴るシーンが結構あるんです。普通はそういうアクション・シーンではあたかも当たっているように見せて撮るものですが、山田くんは殴られる自分の腕を何度も何度も殴っているんです。それは殴られた痛みを知るためで、賀来の気持ちにできるだけ近づくための役作り。その姿勢に僕自身も大きく引っ張られました」。様々な刺激を受け「これをきっかけに新しい役にチャレンジしたい」と、話す言葉には本作で得た自信が垣間見えた。好青年から悪役へ──玉木宏の変貌がどれほどのものなのかを『MW -ムウ-』で確かめてほしい。(text:Rie Shintani/photo:Shunichi Sato)■関連作品:MW -ムウ- 2009年7月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 MW PRODUCTION COMMITTEE■関連記事:あなたがいま最も気になる“肉食系”を投票!「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント手塚治虫の問題作が映画化!『MW -ムウ-』試写会に15組30名様ご招待『MW』撮影現場で山下リオにそっと優しさを見せたのは玉木宏?それとも山田孝之?山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」玉木宏は初の悪役、山田孝之は苦悩の神父に手塚治虫の異色作「MW」が遂に映画化!
2009年07月02日